JP3698071B2 - ディジタルディスク駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、装着されたディスクに記録された信号を再生するためのディジタルディスク駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポータブルMDプレーヤなどの回転系を有するシステムにおいては、該回転系に含まれたスピンドルモータによる騒音が問題となっている。また特に、パルス幅変調信号を直接的に供給することによって該スピンドルモータを駆動するダイレクトPWM方式では、相切り替え時に生じる急激な電流変動に起因するノイズが大きな問題とされる。
【0003】
ここで、上記ノイズを低減する方法として、スピンドルモータの相切り替え前後において該モータに流れる電流を小さくするソフトスイッチング駆動(制御)方式が知られている。
【0004】
しかしながら、上記ソフトスイッチング駆動方式は、モータドライバに含まれたトランジスタにより構成されるアナログ回路により実現されているため、該回路の集積度を十分高めることができず、コストを低減することができないという問題がある。
【0005】
また、ソフトスイッチング駆動方式を実現する従来の回路は、上記のようにモータドライバ内に予め所定の仕様で作り込まれているため、マイコン(MCU)などの外部装置を用いることによって該駆動方式に係るパラメータを自由に設定することができないという問題もある。すなわち、該モータの特性が変化した場合などにおいては、モータドライバの回路構成を変更する必要が生じてしまうという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような問題を解消するためになされたもので、回路規模及びコストが低減されると共に、汎用性が高められたディジタルディスク駆動装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、装着されたディスクに記録された信号を再生するため、ディスクをモータにより駆動するディジタルディスク駆動装置であって、モータを駆動したとき誘起される複数の電圧に応じて、位相切り替えのタイミングを示すエッジ信号を生成するエッジ信号生成手段と、エッジ信号に応じて、モータを駆動する駆動電圧の最大値を制御する駆動電圧制御手段とを備えたことを特徴とするディジタルディスク駆動装置を提供することにより達成される。
【0008】
このような手段によれば、駆動電圧制御手段は、位相切り替えタイミングにおいて駆動電圧を容易かつ確実に低減することができる。そして、駆動電圧制御手段は、例えば、エッジ信号に応じて駆動電圧を所定値以下に制限するリミッタ回路により実現することができる。
ここで、上記駆動電圧制御手段は、異なる二つのレベル間で最大値を遷移させると共に、供給されたコマンドに応じて、上記レベル間における遷移時間を一定値又は可変値とする遷移パターン選択手段を含むものとすれば、自由度の高いソフトスイッチング制御を実現することができる。
【0009】
また、駆動電圧制御手段は、エッジ信号の間隔に応じて、最大値の遷移期間を算出する遷移期間算出手段と、エッジ信号に応じて、少なくとも最大値の遷移開始又は遷移終了タイミングを決定するタイミング制御手段とを含み、遷移開始又は遷移終了タイミングと遷移期間とに応じて、最大値を制御するものとすることができる。
【0010】
このような手段によれば、簡易な構成によりいわゆるソフトスイッチングを実現することができる。
【0011】
また、供給されたコマンド信号に応じて、上記最大値をソフトスイッチング制御するか、一定値とするかを選択する選択手段を含むものとすれば、モータの制御方法における自由度を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0013】
図1は、本発明の実施の形態に係るディジタルディスク駆動装置の全体構成を示すブロック図である。図1に示されるように、本発明の実施の形態に係るディジタルディスク駆動装置は、ディスク1を回転させるスピンドルモータ3と、ディスク1に記録された信号を読み取る読み取り部5と、モータドライバ10と、RFアンプ11と、システムLSI20と、ヘッドホンアンプ21とを備える。そして、読み取り部5はピックアップ7と、レーザダイオード(LD)及びフォトディテクトIC(PD)からなる素子部9とを含む。また、システムLSI20はCLVサーボ回路13とモータコントローラ15、及びMCU17とを含む。なお、上記スピンドルモータ3は、モータの回転位置を検出するホール素子を持たないブラシレスの三相モータ(以下において、単に「モータ」とも呼ぶ。)よりなるが、詳しくは後述する。
【0014】
ここで、スピンドルモータ3及び読み取り部5はモータドライバ10に接続され、RFアンプ11は素子部9に接続される。また、システムLSI20は、モータドライバ10及びRFアンプ11に接続され、ヘッドホンアンプ21はシステムLSI20に接続される。
そして、モータコントローラ15はモータドライバ10に接続され、CLVサーボ回路13はモータコントローラ15及びMCU17に接続される。また、MCU17はモータコントローラ15に接続される。
【0015】
上記のような構成を有する本実施の形態に係るディスク駆動装置では、素子部9に含まれたフォトディテクトICにより検知された信号がRFアンプ11により増幅され、システムLSI20によって所定の処理が施される。そして、該信号はヘッドホンアンプ21により増幅され、オーディオ信号として出力される。
【0016】
一方、CLVサーボ回路13は、MCU17から供給される信号SWDT,SCLK,XLATに応じてパルス幅変調を実行することにより、信号SPFを生成してモータコントローラ15へ供給する。なお、CLVサーボ回路13は、信号XWLを生成してモータコントローラ15へ供給する。
【0017】
また、モータコントローラ15は、MCU17から供給される信号SWDT,SCLK,XLATにより制御され、CLVサーボ回路13から供給される信号SPFに基づいてスピンドルモータ3を駆動するためのドライブ電圧VSを生成して、モータドライバ10へ供給する。さらに、モータコントローラ15は、スピンドルモータ3を制御するための論理ドライブ信号DU,DV,DWを生成してモータドライバ10へ供給する。
そして、モータドライバ10は、供給された論理ドライブ信号DU,DV,DW及びドライブ電圧VSに応じてモータの回転位置を示す信号CU,CV,CWを生成し、モータコントローラ15へ供給する。
【0018】
図2は、図1に示されたモータドライバ10に含まれたドライブ部10aの構成を示す図である。図2に示されるように、ドライブ部10aは三相制御部23とプリドライバ25、コンパレータ27、NチャネルMOSトランジスタNT1〜NT6及び中間ノードN1〜N3を含む。ここで、三相制御部23はモータコントローラ15に接続され、プリドライバ25は三相制御部23に接続される。
【0019】
一方、NチャネルMOSトランジスタNT1,NT2とNチャネルMOSトランジスタNT3,NT4、及びNチャネルMOSトランジスタNT5,NT6は、それぞれ電源電圧ノードVccと接地ノードとの間に直列接続され、各々のNチャネルMOSトランジスタNT1〜NT6のゲートは、プリドライバ25に接続される。
【0020】
また、NチャネルMOSトランジスタNT1,NT2の間に位置する中間ノードN1と、NチャネルMOSトランジスタNT3,NT4の間に位置する中間ノードN2、及びNチャネルMOSトランジスタNT5,NT6の間に位置する中間ノードN3は、モータTPMとコンパレータ27に接続され、モータTPMの中点CPはコンパレータ27に接続される。なお、上記モータTPMは、図1に示されたスピンドルモータ3に内蔵されるものである。
【0021】
このような構成を有するドライブ部10aでは、三相制御部23がモータコントローラ15から供給された論理ドライブ信号DU,DV,DW及びドライブ電圧VSに基づいて、モータTPMを駆動する電流の向きを決定し、該電流の向きを指示する信号をプリドライバ25へ供給する。このとき、プリドライバ25は供給された該信号をデコードし、NチャネルMOSトランジスタNT1〜NT6のゲートへ閾値電圧以上の電圧を選択的に供給する。これにより、該NチャネルMOSトランジスタNT1〜NT6が選択的にオンされ、中間ノードN1〜N3の電位が調整されることによって、モータTPMへ所定の向きに電流が供給される。
【0022】
また、コンパレータ27は、各相の電圧(中間ノードN1〜N3の電位)と中点CPの電位とを比較することによって、モータの回転位置を示す信号CU,CV,CWを生成し、モータコントローラ15へ供給する。
【0023】
以下において、図3及び図4に示されたタイミングチャートを参照しつつ、図2に示されたモータTPMの制御方法を説明する。ここで、図3(a)〜(c)はそれぞれ図2に示された中間ノードN1〜N3の電位VN1〜VN3を示し、図3(d)〜(f)はそれぞれ中間ノードN1〜N3を介して中点CPに流れる電流の大きさIU,IV,IWを示す。なお、図3(g)に示されたマスクセット信号XMSと図3(h)に示された信号BUSYについては後述する。
【0024】
また、図4は、図3に示された電流IU〜IWとドライブ電圧VSの時刻T1〜T3における変化を拡大して示したものである。なお、図3及び図4においては、時刻PT,T2において相の切り替えがなされ、図3(a)〜(c)に示されるように、これらの相切り替え時においてはスパイク電圧が発生する。
【0025】
一方、図1に示されたモータコントローラ15は、図3及び図4に示されるように、モータTPMにおいて相切り替えを行うまでの間、ハイインピーダンス(Hi-Z)の相を保持する。これより例えば、時刻T1〜T2の間においては電流IWが0とされる。また、このとき図3(d)及び図4(a)に示されるように、中間ノードN1から中点CPへ流入する電流IUは、ソフトスイッチングの開始タイミングである時刻T1から減少させ、相切り替え時である時刻T2において0あるいは0に近い値とされる。そして、時刻T2において相切り替えが行われると、図3(f)及び図4(c)に示されるように、中点CPから中間ノードN3へ向かう電流IWは、ソフトスイッチングの終了とされる時刻T3まで徐々に増加される。
【0026】
なお、図4(d)はドライブ電圧VSをパルス幅変調形式で示したものであるが、図4(d)に示されるように、時刻T1から時刻T2まで徐々に低減され、時刻T2から時刻T3まで徐々に増加される。以下に、モータコントローラ15について詳しく説明する。
【0027】
図5は、図1に示されたモータコントローラ15の構成を示す図である。図5に示されるように、モータコントローラ15は、エッジ検出部31と相切り替え部33、ドライブ論理・ブレーキ論理回路35、内挿エッジ回路37、ディレイ回路39、コマンドデコードクロック発生部40、マスク・リミッタ回路41、ウィンドウ部43、起動回路45、PWM回路47、及びVS制御部49を含む。
【0028】
ここで、エッジ検出部31はモータドライバ10に接続され、相切り替え部33はエッジ検出部31に接続され、ドライブ論理・ブレーキ論理回路35は相切り替え部33に接続される。また、内挿エッジ回路37はエッジ検出部31に接続され、ディレイ回路39はエッジ検出部31及び内挿エッジ回路37に接続される。
【0029】
また、コマンドデコードクロック発生部40はCLVサーボ回路13とディレイ回路39及びVS制御部49に接続され、マスク・リミッタ回路41は相切り替え部33及びディレイ回路39に接続され、ウィンドウ部43はマスク・リミッタ回路41に接続される。そして、起動回路45にはスピンドルモータ3を起動させる際に必要とされる起動パラメータが供給され、PWM回路47は起動回路45に接続される。また、VS制御部49はエッジ検出部31と相切り替え部33、ディレイ回路39、PWM回路47及びコマンドデコードクロック発生部40に接続される。
【0030】
以下において、上記のような構成を有するモータコントローラ15の動作を、図6を参照しつつ説明する。なお、図6(a)及び図6(b)に示されたドライブ電圧VSは、アナログ形式で示されたものである。
【0031】
エッジ検出部31は、図6(c)〜(e)に示された信号CU,CV,CWの論理レベルが遷移するタイミング(エッジ)を検出して、エッジ検出信号XEGを生成し出力する。また、ディレイ回路39は、エッジ検出部31により生成されたエッジ検出信号XEGに応じて、相切り替えタイミングを計算する際に必要とされる遅延量を計算し、スピンドルモータ3の回転速度を表すエッジ間隔信号FEIを生成する。
【0032】
なお、エッジ検出部31により該エッジが正確に検出されない場合には、モータが脱調してしまうため、検出されるエッジが欠如してしまった場合であってもスピンドルモータ3を正常に回転させるよう、内挿エッジ回路37はエッジ検出部31から供給されたエッジ検出信号XEG及びディレイ回路39から供給されたエッジ間隔信号FEIに応じて、エッジを内挿すべく、相切り替え部33及びディレイ回路39へエッジ検出信号を供給する。
【0033】
また、相切り替え部33は、エッジ検出部31及び内挿エッジ回路37から供給される信号と、ディレイ回路39で決定される遅延量とに応じて、モータTPMの相切り替えタイミングを示すマスクセット信号XMSを生成し(図6(f))、マスク・リミッタ回路41及びVS制御部49へ供給すると共に、スピンドルモータ3の回転を制御する制御信号をドライブ論理・ブレーキ論理回路35へ供給する。
【0034】
一方、起動回路45は、上記のように、供給された起動パラメータに応じてスタート信号ST及び相切り替え信号を生成し、スタート信号STを相切り替え部33へ供給すると共に、相切り替え信号を相切り替え部33及びPWM回路47へ供給する。このとき、PWM回路47は起動回路45から供給された信号をパルス幅変調してパルス幅変調(PWM)信号を生成する。また、ドライブ論理・ブレーキ論理回路35は、スピンドルモータ3の回転を加速又は減速する回路であって、相切り替え部33から供給された制御信号に応じて、論理ドライブ信号DU,DV,DWを生成する。
【0035】
そして、マスク・リミッタ回路41は、ディレイ回路39から供給されたエッジ間隔信号FEI及び相切り替え部33から供給されたマスクセット信号XMSに応じてマスク時間を決定すると共に、スピンドルモータ3の回転速度を所定の範囲内に制限する。なお、マスク・リミッタ回路41は、マスク信号MSKを生成してウィンドウ部43へ供給する。
【0036】
ここで、ウィンドウ部43は、供給されたエッジ検出信号及びマスク信号MSKに応じてウィンドウ信号を生成し、エッジ検出部31へ供給する。なお、このウィンドウ信号は、エッジ検出の許可又は不許可状態を示すパルス信号で、例えばハイレベルの間のみエッジ検出部31からエッジ検出信号が出力される。
【0037】
また、コマンドデコードクロック発生部40は、ディレイ回路39から供給されるエッジ間隔信号FEIとVS制御部49から供給される後述する信号BUSYとに応じてシリアル信号SRDTを生成し、MCU17へ供給する。このとき、MCU17はシリアル信号SRDTをソフトウェアの実行により監視しながら、コマンドSWDT,SCLK,XLATをコマンドデコードクロック発生部40へ供給する。そして、コマンドデコードクロック発生部40は、MCU17から供給されたコマンドSWDT,SCLK,XLATをデコードし、最大制御信号SPLTと選択信号SEL、コマンド信号SCD、及び制御切り替え信号SSWを生成する。
【0038】
さらに、VS制御部49は、PWM回路47から供給されたパルス幅変調信号とディレイ回路39から供給されたエッジ間隔信号FEI、CLVサーボ回路13から供給された信号SPF,XWL、相切り替え部33から供給されたマスクセット信号XMS、エッジ検出部31から供給されたエッジ検出信号XEG、コマンドデコードクロック発生部40から供給された最大制御信号SPLTと選択信号SEL及びコマンド信号SCDに応じて、ドライブ電圧VSを生成しモータドライバ10へ供給する。
【0039】
また、VS制御部49は、コマンドデコードクロック発生部40から供給された制御切り替え信号SSWに応じて、相切り替え時にドライブ電圧VSの最大値を減少させるいわゆるソフトスイッチング制御をオン・オフする。そして、モータコントローラ15がMCU17からソフトスイッチング制御をオフするコマンドが供給された場合には、VS制御部49は、図6(b)に示されるように、一定のドライブ電圧VSを出力する。
ここで、VS制御部49は、図6(a)に示されるソフトスイッチング制御をデジタル回路により実現するものであるが、以下に詳しく説明する。
【0040】
図5に示されたVS制御部49は、図7に示された最大リミッタ値決定回路50と、図9に示された最大値制限回路70とを含む。
図7に示されるように、最大リミッタ値決定回路50は、セレクタ51,52と演算部53、タイミング信号生成部57、デコーダ59、アップダウンカウンタ61を備え、演算部53は演算回路54と除算器55、及びコンパレータ56を含む。
【0041】
ここで、セレクタ51にはコマンドデコードクロック発生部40により生成された信号SPLTと、後述する第二検知回路65により生成された信号SVSが供給され、セレクタ52にはドライブ電圧VSのデューティ比の目標値とされる0又は1/32の数値情報が供給される。一方、演算回路54にはエッジ間隔信号FEIとコマンド信号SCDが供給される。
【0042】
そして、コンパレータ56のプラス端子はセレクタ51に、マイナス端子はセレクタ52にそれぞれ接続され、除算器55は演算回路54及びコンパレータ56の出力端子に接続される。また、タイミング信号生成部57は、エッジ検出部31と相切り替え部33、及び演算回路54に接続される。また、デコーダ59は除算器55及びタイミング信号生成回路57に接続され、アップダウンカウンタ61はデコーダ59とセレクタ51及びタイミング信号生成部57に接続される。
【0043】
上記のような構成を有する最大リミッタ値決定回路50は、スピンドルモータ3の相切り替えタイミングに応じてパルス幅変調を制御する。すなわち、上記の相切り替え前後においては、パルス幅変調におけるデューティ比を0とする(以下、「PWM台形制御」ともいう。)ことによって、相切り替えタイミングにおいてスピンドルモータ3へ流れる電流量を抑制し、相切り替えにより生じる電流の変動量を低減する。これにより、スピンドルモータ3のロータ及びステータ間に生じる吸引・反発力を抑え、ノイズを低減することができる。具体的には、最大リミッタ値決定回路50は、最大値制限回路70を制御するためのリミッタ信号LMTを以下のように生成する。
【0044】
まず、セレクタ51は、コマンドデコードクロック発生部40により生成された選択信号SELに応じて、信号SPLTか信号SVSのいずれか一方をコンパレータ56のプラス端子、及び後述するアップダウンカウンタ61へ選択的に出力する。また、セレクタ52は、生成するドライブ電圧VSのデューティ比に応じて、0又は1/32の数値情報を選択的にコンパレータ56のマイナス端子へ供給する。
【0045】
ここで、演算部53は、PWM台形制御に必要なパラメータの計算を行う。すなわち、コンパレータ56は、セレクタ51から出力された現在のドライブ電圧のデューティ比CVSと、目標とするドライブ電圧VSのデューティ比とを比較して、比較結果に応じた信号を除算器55へ供給する。一方、演算回路54は、エッジ間隔信号FEI及びコマンド信号SCDに基づいて、図6(a)に示されたドライブ電圧VSの遷移時間Tvrvsを示す信号VSGと、エッジ間隔信号FEIの1/2と信号VSGとの差を示す信号VSGLとを生成し、除算器55及びタイミング信号生成部57へ供給する。
【0046】
そして、除算器55は演算回路54から供給された信号VSGをコンパレータ56から供給された信号により除算し、その結果得られた商及び剰余をデコーダ59へ供給する。また、タイミング信号生成部57は、供給された信号VSGと信号VSGLに応じて、ドライブ電圧(パルス幅変調信号)におけるデューティ比の変化開始タイミングを示す信号XS及び変化終了タイミングを示す信号XFを生成してデコーダ59へ供給する。ここで、これらの信号XS,XFは、エッジ検出タイミングからドライブ電圧VSの減少開始までの時間と、ドライブ電圧VSの増加時間をカウンタで計測することによって生成される。また、タイミング信号生成部57は、ドライブ電圧VSの論理レベルが変化中であることを示す信号BUSYを生成してコマンドデコードクロック発生部40へ供給すると共に、ドライブ電圧VSの最大値を制御するための信号U/Dをアップダウンカウンタ61へ供給する。
【0047】
また、デコーダ59は、供給された信号XSと除算器55から供給された商を示す信号とをデコードしてドライブ電圧VSの最大値の変化タイミングを示すカウント信号を生成し、アップダウンカウンタ61へ供給する。そして、アップダウンカウンタ61は、供給された上記カウント信号とデューティ比CVS及び信号U/Dに応じて、最大値制限回路70を制御する制御信号LMTを生成し出力する。なお、この制御信号LMTにより、ドライブ電圧VSの最大リミッタ値が決定される。
【0048】
図8は、図7に示された演算回路54の構成を示すブロック図である。図8に示されるように、演算回路54は乗算回路90と定数出力回路91,92及びセレクタ93〜96を含む。
【0049】
ここで、乗算回路90はディレイ回路39に接続され、セレクタ93,95は乗算回路90及びコマンドデコードクロック発生部40に接続される。また、セレクタ94はセレクタ93及びコマンドデコードクロック発生部40に接続され、セレクタ96はセレクタ95及びコマンドデコードクロック発生部40に接続される。また、定数出力回路91はセレクタ94に接続され、定数出力回路92はセレクタ96に接続される。
【0050】
上記において乗算回路90は、入力されたエッジ間隔信号FEIに1/2を乗じた信号を端子TAから出力し、1/4を乗じた信号を端子TBから出力し、1/8を乗じた信号を端子TCから出力し、3/8を乗じた信号を端子TDから出力する。一方、定数出力回路91,92は、所定の電圧を有する信号をそれぞれセレクタ94,96へ供給する。ここで、セレクタ93〜96は供給されるコマンド信号SCDに応じて、入力された信号を選択的に出力することにより、セレクタ94は信号VSGを、セレクタ96は信号VSGLをそれぞれ出力する。
【0051】
これにより、セレクタ93〜96は信号VSG及び信号VSGLの大きさを変えることによって、図6に示された遷移時間Tvrvsを調整する。なお、遷移時間Tvrvsは、例えばディスク1の回転速度に応じて調整される一方、セレクタ94,96がそれぞれ定数出力回路91,92から供給された信号を選択的に出力する場合には、上記遷移時間Tvrvsは一定時間とされる。
【0052】
一方、図9に示される最大値制限回路70は、上記制御信号LMTに基づいて、CLVサーボ回路13からPWM形式で供給される信号SPFの最大値を制限する。
【0053】
ここで、最大値制限回路70は定数出力回路62と、第一検知回路63、セレクタ64、第二検知回路65、リミッタ回路67、AND回路69、フリップフロップ71を含む。ここで、第一検知回路63及び第二検知回路65はCLVサーボ回路13に接続され、リミッタ回路67は第一検知回路63に接続される。また、定数出力回路62はセレクタ64に接続され、セレクタ64はコマンドデコードクロック発生部40及びリミッタ回路67に接続される。そして、AND回路69は、第一検知回路63及びリミッタ回路67に接続され、フリップフロップ71はAND回路69に接続される。
【0054】
上記のような構成を有する最大値制限回路70において、第一検知回路63は供給されるパルス幅変調形式の信号SPFがロウレベルからハイレベルに遷移する(立ち上がり)エッジを検出して、ロウレベルの信号XPFSをリミッタ回路67へ供給する。また、第二検知回路65は供給される上記信号SPFのデューティ比を検出すると共に、CLVサーボ回路13から供給される信号XWLをカウンタのロード信号として、信号SPFがハイレベルとなっている期間を該カウンタで計測する。そして、第二検知回路65は、該計測結果を信号SVSとして出力する。
【0055】
一方、セレクタ64は、供給される制御切り替え信号SSWに応じて、ソフトスイッチング制御をオンする場合には最大リミッタ値決定回路50により生成された制御信号LMTを、オフする場合には定数出力回路62により生成された一定の大きさを有する定数信号をそれぞれ制御信号SLMTとしてリミッタ回路67へ供給する。
【0056】
そして、リミッタ回路67は、PWM信号におけるデューティ比に対してリミッタをかける回路であり、VSリミッタカウンタを内蔵してドライブ電圧の最大値を制限する。そして、このVSリミッタカウンタは、供給された制御信号SLMTをロード値として入力し、該カウント値が設定値に到達するまではハイレベルの信号SGTを出力すると共に、到達した時点において、信号SGTをロウレベルへ遷移させる。このとき、AND回路69は供給される信号SGTがロウレベルとされる期間において不活性化されるため、第一検知回路63に供給される信号SPFが設定されたドライブ電圧の最大値以下である場合に限って、該信号SPFをフリップフロップ71へ供給する。
【0057】
以上のような動作により、最大値制限回路70は、フリップフロップ71より上記最大値以下の大きさを有するドライブ電圧VSを出力する。
【0058】
図10は、図7に示されたタイミング信号生成部57に含まれた信号生成回路80の構成を示すブロック図である。図10に示されるように、信号生成回路80はセレクタ73とRS回路75、AND回路76、ダウンカウンタ77、判定回路79とを含む。ここで、RS回路75はエッジ検出部31及び相切り替え部33に接続され、セレクタ73は演算回路54及びRS回路75に接続される。また、AND回路76はエッジ検出部31及び相切り替え部33に接続される。
【0059】
そして、ダウンカウンタ77は、セレクタ73及びAND回路76に接続され、判定回路79はダウンカウンタ77に接続される。
【0060】
上記のような構成を有する信号生成回路80において、RS回路75はドライブ電圧VSの増減を示す信号DIRを生成する。そして、セレクタ73は、この信号DIRに応じて信号VSG又は信号VSGLを選択的にダウンカウンタ77へ供給する。
【0061】
このとき、ダウンカウンタ77は、エッジ検出タイミングからドライブ電圧が減少し始めるまでの時間及びドライブ電圧の増加時間をカウントし、デコーダからなる判定回路79は、ダウンカウンタ77のカウント値が予め設定された値に到達したか否かを判定する。
【0062】
そして、判定回路79はドライブ電圧におけるデューティ比の変化開始タイミングを示す信号XS、及び変化終了タイミングを示す信号XFを生成すると共に、ドライブ電圧の大きさが変化している期間において図6(g)に示された信号BUSYを出力する。
【0063】
図11は、図9に示されたリミッタ回路67の構成を示すブロック図である。図11に示されるように、リミッタ回路67はセレクタ64及び第一検知回路63に接続されたダウンカウンタ81と、ダウンカウンタ81に接続された判定回路83とを含む。ここで、判定回路83はダウンカウンタ81によるカウント値が予め設定された値に到達したか否かを判定し、到達した時点においてロウレベルの信号SGTを出力する。
【0064】
以上より、本発明の実施の形態に係るディジタルディスク駆動装置によれば、図1に示されたCLVサーボ回路13によって生成されたPWM形式の信号SPFの大きさを制御するため、最大リミッタ値決定回路50及び最大値制限回路70を含むモータコントローラ15を備え、かつシステムLSIにこのモータコントローラ15と一緒にMPU17を内臓し、このモータコントローラ15をMCU17でマイコン制御していることから、デジタル回路によりいわゆるソフトスイッチングを実現するため、回路の集積度を容易に高めることができる。
【0065】
なお、上記のような高集積化に伴い、ディジタルディスク駆動装置の製造コストを低減することもできる。
【0066】
また、上記のようなデジタル回路により構成されたディジタルディスク駆動装置によれば、MCU等において実行されるソフトウェアによりスピンドルモータ3の制御を容易に調整することができるため、ディジタルディスク駆動装置の汎用性を高めることができる。
【0067】
また、モータコントローラ15に含まれたVS制御部49は、MCU17から供給されたコマンドに応じてソフトウェアスイッチング制御をオン/オフすることができるため、スピンドルモータ3の制御における自由度を容易に高めることができる。
【0068】
【発明の効果】
本発明に係るディジタルディスク駆動装置によれば、駆動電圧制御手段は、位相切り替えタイミングにおいて駆動電圧を容易かつ確実に低減することができるため、回路規模及び製造コストを低減することができる。
【0069】
また、本発明に係るディジタルディスク駆動装置によれば、駆動電圧をソフトウェアにより容易に制御できるため、モータの制御方法における自由度を高め、装置の汎用性を容易に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るディジタルディスク駆動装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示されたモータドライバに含まれたドライブ部の構成を示す図である。
【図3】 図2に示されたモータの制御方法を示す第一のタイミングチャートである。
【図4】 図2に示されたモータの制御方法を示す第二のタイミングチャートである。
【図5】 図1に示されたモータコントローラの構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示されたモータコントローラの動作を示すタイミングチャートである。
【図7】 図5に示されたVS制御部に含まれた最大リミッタ値決定回路の構成を示すブロック図である。
【図8】 図7に示された演算回路の構成を示すブロック図である。
【図9】 図5に示されたVS制御部に含まれた最大値制限回路の構成を示すブロック図である。
【図10】 図7に示されたタイミング信号生成部に含まれた信号生成回路の構成を示すブロック図である。
【図11】 図9に示されたリミッタ回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ディスク、3 スピンドルモータ、5 読み取り部、7 ピックアップ、9 素子部、10 モータドライバ、10a ドライバ部、11 RFアンプ、13 CLVサーボ回路、15 モータコントローラ、17 MCU(マイクロコンピュータユニット)、20 システムLSI、21 ヘッドホンアンプ、23 三相制御部、25 プリドライバ、27,56 コンパレータ、31 エッジ検出部、33 相切り替え部、35 ドライブ論理・ブレーキ論理回路、37 内挿エッジ回路、39 ディレイ回路、40 コマンドデコードクロック発生部、41 マスク・リミッタ回路、43 ウィンドウ部、45 起動回路、47 PWM回路、49 VS制御部、50 最大リミッタ値決定回路、51,52,64,73,93〜96 セレクタ、53 演算部、54 演算回路、55 除算器、57 タイミング信号生成部、59 デコーダ、61 アップダウンカウンタ、62,91,92 定数出力回路、63 第一検知回路、65 第二検知回路、67 リミッタ回路、69,76 AND回路、70 最大値制限回路、71 フリップフロップ、75 RS回路、77,81 ダウンカウンタ、79,83 判定回路、80 信号生成回路、90 乗算回路、TPM モータ、NT1〜NT6 NチャネルMOSトランジスタ、Vcc 電源電圧ノード、N1〜N3 中間ノード、TA〜TD 端子、CP 中点。

Claims (3)

  1. 装着されたディスクに記録された信号を再生するため、前記ディスクをモータにより駆動するディスク駆動装置であって、
    前記モータを駆動したとき誘起される複数の電圧に応じて、位相切り替えのタイミングを示すエッジ信号を生成するエッジ信号生成手段と、
    前記エッジ信号の間隔に応じて、前記最大値の遷移期間を算出する遷移期間算出手段と、 前記エッジ信号に応じて、少なくとも前記最大値の遷移開始又は遷移終了タイミングを決定するタイミング制御手段と、
    前記遷移開始又は遷移終了タイミングと前記遷移期間を用いて演算処理し、最大リミッタ値を決定するリミッタ値決定手段と、
    前記エッジ信号と前記リミッタ値決定手段の出力信号に応じて、前記駆動電圧を所定値以下に制限するリミッタ回路と
    を備えたことを特徴とするディジタルディスク駆動装置。
  2. 前記リミッタ値決定手段は、異なる二つのレベル間で前記最大値を遷移させると共に、供給されたコマンドをマイクロコンピュータに供給し、前記レベル間における遷移時間を一定値又は可変値とする遷移パターン選択手段を含む請求項1に記載のディジタルディスク駆動装置。
  3. 前記リミッタ値決定手段は、供給されたコマンド信号をマイクロコンピュータに供給し、前記最大リミッタ値をソフトスイッチング制御するか、一定値とするかを選択する選択手段を含む請求項1に記載のディジタルディスク駆動装
    置。
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