JPH07337073A - モータ制御回路及びモータ制御方法 - Google Patents

モータ制御回路及びモータ制御方法

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Publication number
JPH07337073A
JPH07337073A JP6126391A JP12639194A JPH07337073A JP H07337073 A JPH07337073 A JP H07337073A JP 6126391 A JP6126391 A JP 6126391A JP 12639194 A JP12639194 A JP 12639194A JP H07337073 A JPH07337073 A JP H07337073A
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JP
Japan
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motor
current
excitation
rotor
rotation speed
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Application number
JP6126391A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Sakurai
哲児 櫻井
Katsuhiko Kaida
克彦 海田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to US08/465,719 priority patent/US5627441A/en
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/06Arrangements for speed regulation of a single motor wherein the motor speed is measured and compared with a given physical value so as to adjust the motor speed
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/16Circuit arrangements for detecting position
    • H02P6/17Circuit arrangements for detecting position and for generating speed information

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、例えば磁気ディスク装置におけるス
ピンドルモータの回転を制御するモータ制御回路におい
て、無駄な電力消費を招くことなく、しかも、少ないス
イッチングノイズで効率良くモータを駆動することを目
的とする。 【構成】CPU22において、ロータ位置検出回路13から
供給されるロータ位置信号RP に基づき検出されるモー
タ11の回転数と予め設定された目標回転数との差に応じ
て、1励磁相あたりの駆動電流供給期間(B/A) が設定さ
れ、その実駆動時間(B) を指示する時間設定信号Stが
生成されてタイミング発生回路23に供給されると、各励
磁相毎の励磁タイミングに同期して前記実駆動時間(B)
でonとなる駆動タイミング信号Gtがモータ駆動回路21
に供給され、この駆動タイミング信号Gtに同期させて
電源電圧Vcc がon/offされ、各励磁相毎にモータ11の各
コイルに対しモータ駆動信号U,V,W として順次切換え供
給される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば磁気ディスク装
置におけるスピンドルモータの回転を制御するモータ制
御回路及びモータ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の電流制御方式のモータ制御
回路の構成を示す回路図である。図8は前記従来の電流
制御方式のモータ制御回路における1回転周期分のモー
タ駆動信号U,V,Wとロータ位置信号RP との関係を
示すタイミングチャートである。
【0003】スピンドルモータ11は、例えば6つの励
磁相を常に2相ずつ、1相ずつずらしながら励磁するこ
とで1回転するロータ(図示せず)を備えたもので、こ
のモータ11の3つのコイルに対しては、モータ駆動回
路12から前記各励磁相毎に順次モータ駆動信号U,
V,Wが供給されて励磁駆動される。
【0004】一方、前記モータ11のコイルに供給する
モータ駆動信号U,V,Wに重畳される逆起電力信号U
P ,VP ,WP はロータ位置検出回路13に供給され
る。ロータ位置検出回路13は、前記モータ11から供
給される逆起電力信号UP,VP ,WP に基づいて、モ
ータ11におけるロータの回転位置を各励磁相毎に検出
するもので、このロータ位置検出回路13により検出さ
れたロータ位置を示すロータ位置信号RP は、前記モー
タ駆動回路12に供給されると共に、CPU14に供給
される。
【0005】CPU14は、前記ロータ位置検出回路1
3から供給されるロータ位置信号RP に基づき、モータ
11の回転数を検出すると共に、予め設定された目標回
転数との差に応じて、前記モータ11のコイルに供給す
るモータ駆動信号U,V,Wの電流値を設定するもの
で、このCPU14により設定されたモータ駆動電流値
に対応する電流制御信号Ciは、電流制御回路15に供
給される。
【0006】電流制御回路15は、前記CPU14から
供給される電流制御信号Ciに応じてモータ駆動電流G
iの電流値を定電流制御するもので、この電流制御回路
15により定電流制御されたモータ駆動電流Giは、前
記モータ駆動回路12に供給される。
【0007】モータ駆動回路12は、前記ロータ位置検
出回路13から供給されるロータ位置信号RP に応じた
各励磁相毎に、前記電流制御回路15から供給されるモ
ータ駆動電流Giを、前記モータ11の各コイルに対し
モータ駆動信号U,V,Wとして順次切換え供給するも
ので、これにより、モータ11の回転数が予め設定され
た目標回転数に安定制御される。
【0008】すなわち、前記電流制御方式のモータ制御
回路では、モータ11に各励磁相毎に供給するモータ駆
動信号U,V,Wの電流値の高低を定電流制御し、その
駆動電流量を増減させることでモータ回転数を調整す
る。
【0009】しかしながら、前記電流制御方式のモータ
制御回路では、モータ駆動信号U,V,Wの電流値を定
電流制御する電流制御回路15が、電源電圧Vccとモ
ータ11のコイルとの間に直列に設けられるため、該電
流制御回路により電圧降下が発生し、無駄な電力を消費
するだけでなく、電源電圧Vccをモータ駆動信号U,
V,Wとして効率良くモータ11のコイルに供給するこ
とができない。
【0010】このことは、電源電圧の低い機器のモータ
制御において、著しく不利になる問題がある。そこで、
前記電流制御回路15を設けずに電源電圧Vccをその
ままチョッパ制御して疑似的に電流量の増減を図り、モ
ータ駆動信号U,V,Wとしてモータ11のコイルに各
励磁相毎に供給するチョッパ制御方式のモータ制御回路
が考えられている。
【0011】図9は従来のチョッパ制御方式のモータ制
御回路の構成を示す回路図である。図10は前記従来の
チョッパ制御方式のモータ制御回路における1回転周期
分のPWM(Pulse Wave Modulation) 信号とモータ駆動
信号U,V,W及びロータ位置信号RP の関係を示すタ
イミングチャートである。
【0012】この従来のチョッパ制御方式のモータ制御
回路において、モータ11及びロータ位置検出回路13
については、前記図7で示した電流制御方式のモータ制
御回路と同一の構成であるのでその説明を省略する。
【0013】CPU14aは、前記ロータ位置検出回路
13から供給されるロータ位置信号RP に基づき、モー
タ11の回転数を検出すると共に、予め設定された目標
回転数との差に応じたon/offデューティ(B/
A)で所定周期のPWM信号を発生するもので、このC
PU14aにより発生されたPWM信号はモータ駆動回
路12aに供給される。
【0014】モータ駆動回路12aは、電源電圧Vcc
を、前記CPU14aから供給されるPWM信号に対応
させてon/offし、前記ロータ位置検出回路13か
ら供給されるロータ位置信号RP に応じた各励磁相毎
に、前記モータ11の各コイルに対しモータ駆動信号
U,V,Wとして順次切換え供給するもので、これによ
り、モータ11の回転数が予め設定された目標回転数に
安定制御される。
【0015】すなわち、前記チョッパ制御方式のモータ
制御回路では、モータ11に各励磁相毎に供給するモー
タ駆動信号U,V,Wとして、電源電圧Vccをそのま
まPWM信号にしたがってパルス状にon/offして
用い、その駆動電流量を疑似的に増減させることでモー
タ回転数を調整する。
【0016】しかしながら、前記従来のチョッパ制御方
式のモータ制御回路では、電源電圧Vccをそのままモ
ータ駆動信号U,V,Wとしてモータ11に供給できる
ので、前記電流制御方式のモータ制御回路のように、電
流制御回路15において無駄な電力を消費する等の問題
は存在しないものの、電源電圧Vccを最大電流のまま
短周期で繰返しon/offしモータ11のコイルに供
給するので、スイッチングノイズが発生し易い問題があ
ると共に、PWM信号によるon/off周期がさらに
短いと、モータ駆動効率が急速に悪化する問題がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】したがって、前記図7
における従来の電流制御方式のモータ制御回路では、電
流制御回路15における電圧降下により無駄な電力消費
を招く問題があり、また、前記図9における従来のチョ
ッパ制御方式のモータ制御回路では、PWM信号に対応
させたモータ駆動信号U,V,Wの短周期でのon/o
ff繰返し制御により、スイッチングノイズが発生し易
い問題がある。
【0018】本発明は、前記課題に鑑みなされたもの
で、無駄な電力消費を招くことなく、しかも、少ないス
イッチングノイズで効率良くモータを駆動することが可
能になるモータ制御回路及びモータ制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1のモータ制御回路は、複数のコイルと固定磁石と
ロータを有し、該ロータの回転に応じた複数の励磁相が
規定され、各励磁相毎に前記複数のコイルに順次電流を
供給して励磁することで前記ロータが回転駆動されるモ
ータと、このモータにおけるロータの回転位置を各励磁
相毎に検出するロータ位置検出手段と、このロータ位置
検出手段により検出されるロータ位置に基づきモータ回
転数を検出する回転数検出手段と、この回転数検出手段
により検出されたモータ回転数と予め設定された目標回
転数との差に応じて、前記モータのコイルに各励磁相毎
に供給する電流の供給期間を設定する期間設定手段と、
前記ロータ位置検出手段により検出されるロータ位置に
応じた各励磁相毎の励磁タイミングに同期させると共
に、前記期間設定手段により設定された電流供給期間に
対応して、前記モータのコイルに電流を供給する電流供
給回路とを備えて構成したものである。
【0020】また、本発明に係わる第2のモータ制御回
路は、前記第1のモータ制御回路にあって、その電流供
給回路に定電流を供給する定電流回路をさらに備えて構
成したものである。
【0021】また、本発明に係わる第3のモータ制御回
路は、複数のコイルと固定磁石とロータを有し、該ロー
タの回転に応じた複数の励磁相が規定され、各励磁相毎
に前記複数のコイルに順次電流を供給して励磁すること
で前記ロータが回転駆動されるモータと、このモータに
おけるロータの回転位置を各励磁相毎に検出するロータ
位置検出手段と、このロータ位置検出手段により検出さ
れるロータ位置に基づきモータ回転数を検出する回転数
検出手段と、第1のモータ制御と第2のモータ制御とを
切換える制御切換え手段と、前記モータのコイルに各励
磁相毎に供給する電流の供給期間を、前記第1のモータ
制御に切換えられた場合には、前記回転数検出手段によ
り検出されたモータ回転数と予め設定された目標回転数
との差に応じた期間に設定し、前記第2のモータ制御に
切換えられた場合には、全期間に設定する期間設定手段
と、前記モータのコイルに各励磁相毎に供給する電流値
を、前記第1のモータ制御に切換えられた場合には、最
大値に設定し、前記第2のモータ制御に切換えられた場
合には、前記回転数検出手段により検出されたモータ回
転数と予め設定された目標回転数との差に応じた値に設
定する電流値設定手段と、前記ロータ位置検出手段によ
り検出されるロータ位置に応じた各励磁相毎の励磁タイ
ミングに同期させると共に、前記期間設定手段により設
定された電流供給期間に対応して、前記電流値設定手段
により設定された電流値の定電流を、前記モータのコイ
ルに供給する電流供給手段とを備えて構成したものであ
る。
【0022】また、本発明に係わる第4のモータ制御回
路は、前記第1のモータ制御回路にあって、その電流供
給回路は、期間設定手段により設定された電流供給期間
を、モータの各励磁相における励磁効率最高点に合わせ
て電流を供給するものとして構成したものである。
【0023】また、本発明に係わる第5のモータ制御回
路は、前記第4のモータ制御回路にあって、そのモータ
の励磁効率最高点は、各励磁相の中央として構成したも
のである。
【0024】
【作用】つまり、前記第1のモータ制御回路では、回転
数検出手段により検出されたモータ回転数と予め設定さ
れた目標回転数との差に応じて、モータのコイルに各励
磁相毎に供給する電流の供給期間が設定され、この設定
された電流供給期間に対応する電流が、ロータ位置検出
手段により検出されるロータ位置に応じた各励磁相毎の
励磁タイミングに同期させてモータのコイルに供給され
るので、例えば1励磁相あたり1回の電流供給期間の長
短で駆動電流量が調整され、無駄な電力消費なくスイッ
チングノイズの少ないモータ駆動制御が行なえることに
なる。
【0025】また、前記第2のモータ制御回路では、前
記第1のモータ制御回路にあって、さらに、モータのコ
イルに供給される電流が定電流に制御されるので、スイ
ッチングノイズの少ない、しかも、電源電圧の変動に影
響されないモータ駆動制御が行なえることになる。
【0026】また、前記第3のモータ制御回路では、例
えば磁気ディスク装置のスピンドルモータにおいて、デ
ータのリード/ライト中でない第1のモータ制御の際に
は、モータのコイルに各励磁相毎に供給する電流の供給
期間が、回転数検出手段により検出されたモータ回転数
と予め設定された目標回転数との差に応じた期間に設定
されると共に、該電流の値が最大に設定され、データの
リード/ライト中である第2のモータ制御の際には、前
記電流の供給期間が全期間に設定されると共に、該電流
の値が前記回転数検出手段により検出されたモータ回転
数と予め設定された目標回転数との差に応じた値に設定
され、前記第1のモータ制御の際、又は前記第2のモー
タ制御に際し、それぞれ設定された電流供給期間及び電
流値に対応する定電流が、ロータ位置検出手段により検
出されるロータ位置に応じた各励磁相毎の励磁タイミン
グに同期させてモータのコイルに供給されるので、デー
タの非リード/ライト中には、例えば1励磁相あたり1
回の電流供給期間の長短で駆動電流量が調整されて効率
良いモータ駆動制御が行なえ、また、データのリード/
ライト中には、スイッチングノイズの無いモータ駆動制
御が行なえることになる。
【0027】また、前記第4のモータ制御回路では、前
記第1のモータ制御回路にあって、期間設定手段により
設定された電流供給期間が、モータの各励磁相における
励磁効率最高点に合わされるので、無駄な電力消費なく
スイッチングノイズの少ない高効率のモータ駆動制御が
行なえることになる。
【0028】また、前記第5のモータ制御回路では、前
記第1のモータ制御回路にあって、励磁効率の最高点が
各励磁相の中央にあるモータにおいて、期間設定手段に
より設定された電流供給期間が、モータの各励磁相にお
ける中央に合わされるので、無駄な電力消費なくスイッ
チングノイズの少ない高効率のモータ駆動制御が行なえ
ることになる。
【0029】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1はPWM励磁相同期制御方式のスピンドル
モータ制御回路の構成を示す回路図である。
【0030】図2は前記スピンドルモータ制御回路にお
ける1回転周期分の駆動タイミング信号Gtとモータ駆
動信号U,V,W及びロータ位置信号RP との関係を示
すタイミングチャートである。
【0031】スピンドルモータ11は、例えば6つの励
磁相を常に2相ずつ、1相ずつずらしながら励磁するこ
とで1回転するロータ(図示せず)を備えたもので、こ
のモータ11の3つのコイルに対しては、モータ駆動回
路21から前記各励磁相毎に順次モータ駆動信号U,
V,Wが供給されて励磁駆動される。
【0032】一方、前記モータ11のコイルに供給する
モータ駆動信号U,V,Wに重畳され回転数に合わせて
遅延された逆起電力信号UP ,VP ,WP はロータ位置
検出回路13に供給される。
【0033】ロータ位置検出回路13は、前記モータ1
1から供給される逆起電力信号UP,VP ,WP に基づ
いて、モータ11におけるロータの回転位置を各励磁相
毎に検出するもので、このロータ位置検出回路13によ
り検出されたロータ位置を示すロータ位置信号RP は、
前記モータ駆動回路21に供給されると共に、CPU2
2及びタイミング発生回路23に供給される。
【0034】CPU22は、前記ロータ位置検出回路1
3から供給されるロータ位置信号RP に基づき、モータ
11の回転数を検出すると共に、予め設定された目標回
転数との差に応じた1励磁相あたりの電流供給期間(B
/A)を設定するもので、このCPU22により設定さ
れた電流供給期間(B/A)に対応する時間設定信号S
tはタイミング発生回路23に供給される。
【0035】タイミング発生回路23は、前記ロータ位
置検出回路13から供給されるロータ位置信号RP 及び
前記CPU22から供給される時間設定信号Stに基づ
き、前記モータ11における各励磁相毎の励磁タイミン
グに同期して前記1励磁相あたりの電流供給期間(B/
A)でonとなる駆動タイミング信号Gtを発生するも
ので、このタイミング発生回路23により発生される駆
動タイミング信号Gtは、前記モータ駆動回路21に供
給される。
【0036】モータ駆動回路21は、電源電圧Vcc
を、前記タイミング発生回路23から供給される駆動タ
イミング信号Gtに同期させてon/offし、前記ロ
ータ位置検出回路13から供給されるロータ位置信号R
P に応じた各励磁相毎に、前記モータ11の各コイルに
対しモータ駆動信号U,V,Wとして順次切換え供給す
るもので、これにより、モータ11の回転数が予め設定
された目標回転数に安定制御される。
【0037】つまり、前記スピンドルモータ制御回路で
は、モータ11に各励磁相毎に供給するモータ駆動信号
U,V,Wとして、電源電圧Vccをそのままタイミン
グ発生回路23により発生された駆動タイミング信号G
tにしたがってon/offして用い、1励磁相あたり
の駆動電流量を疑似的に増減させることでモータ回転数
を調整する。
【0038】次に、前記構成によるPWM励磁相同期制
御方式のスピンドルモータ制御回路の動作について説明
する。図3は前記スピンドルモータ制御回路におけるモ
ータ駆動制御処理を示すフローチャートである。
【0039】すなわち、CPU22では、まず、ロータ
位置検出回路13から供給されるロータ位置信号RP に
基づき、モータ11の回転数が検出され、この検出され
たモータ回転数と予め設定された目標回転数との差に応
じて、1励磁相あたりの電流供給期間(B/A:PWM
−Duty)が設定される(ステップS1,S2)。
【0040】また、CPU22では、ロータ位置検出回
路13から供給されるロータ位置信号RP に基づき、1
励磁相あたりの実時間(A)が算出され、この1励磁相
あたりの実時間(A)と前記1励磁相あたりの電流供給
期間(B/A:PWM−Duty)とに基づき、1励磁
相あたりの実駆動時間(B)が算出される(ステップS
3,S4)。
【0041】そして、前記ステップS4において算出さ
れた1励磁相あたりの実駆動時間(B)を指示する時間
設定信号Stが、タイミング発生回路23に出力される
(ステップS5)。
【0042】ここで、前記ロータ位置信号RP に基づ
き、次の励磁相への切換わりが検出されると、前記ステ
ップS1〜S5の処理が繰返され、1励磁相毎に目標回
転数との差に応じて更新された時間設定信号Stが、順
次タイミング発生回路23に出力される(ステップS6
→S1〜S5)。
【0043】すると、タイミング発生回路23では、前
記ロータ位置検出回路13から供給されるロータ位置信
号RP 及び前記CPU22から供給される時間設定信号
Stに基づき、前記モータ11における各励磁相毎の励
磁タイミングに同期して前記1励磁相あたりの電流供給
期間(B/A)に応じた実駆動時間(B)でonとなる
駆動タイミング信号Gtが発生され、モータ駆動回路2
1に供給される。
【0044】すると、モータ駆動回路21では、前記タ
イミング発生回路23から供給された駆動タイミング信
号Gtに同期させて電源電圧Vccがon/offさ
れ、前記ロータ位置検出回路13から供給されるロータ
位置信号RP に応じた各励磁相毎に、前記モータ11の
各コイルに対しモータ駆動信号U,V,Wとして順次切
換え供給される。
【0045】これにより、モータ11の回転数が予め設
定された目標回転数に安定制御される。したがって、前
記構成のPWM励磁相同期制御方式のスピンドルモータ
制御回路によれば、CPU22において、ロータ位置検
出回路13から供給されるロータ位置信号RP に基づき
検出されるモータ11の回転数と予め設定された目標回
転数との差に応じて、1励磁相あたりの駆動電流供給期
間(B/A)が設定され、その実駆動時間(B)を指示
する時間設定信号Stが生成されてタイミング発生回路
23に供給されると、各励磁相毎の励磁タイミングに同
期して前記実駆動時間(B)でonとなる駆動タイミン
グ信号Gtがモータ駆動回路21に供給され、この駆動
タイミング信号Gtに同期させて電源電圧Vccがon
/offされ、各励磁相毎にモータ11の各コイルに対
しモータ駆動信号U,V,Wとして順次切換え供給され
るので、電源電圧Vccが直接モータ駆動信号U,V,
Wとして使用されると共に、1励磁相あたり1回の電流
供給期間の長短で駆動電流量が調整されるようになり、
無駄な電力消費を招かず、且つスイッチングノイズの少
ない、モータ駆動制御を行なうことができる。
【0046】なお、前記実施例では、ロータ位置信号R
P に応じた各励磁相毎の励磁タイミングに同期させてタ
イミング発生回路23から発生させる駆動タイミング信
号Gtを、各励磁相間の切換え時点に合わせて立上げ、
CPU22により設定された電流供給期間(B/A)経
過の後に立下げるよう制御しているが、この駆動タイミ
ング信号の立上がり期間、つまり、モータ11に対する
駆動電流供給期間(B/A)は、各励磁相毎の励磁効率
最高点に合わせて設定することで、最も効率の良いモー
タ駆動制御を行なうことができる。
【0047】図4は前記スピンドルモータ制御回路にお
いてモータ11の励磁効率最高点が各励磁相の中央にあ
る場合の駆動タイミング信号Gtとモータ駆動信号U,
V,W及びロータ位置信号RP との関係を示すタイミン
グチャートである。
【0048】この場合、タイミング発生回路23は、ロ
ータ位置検出回路13から供給されるロータ位置信号R
P 及びCPU22から供給される時間設定信号Stに基
づき、前記モータ11における各励磁相毎の励磁タイミ
ングに同期して前記電流供給期間(B/A)でonとな
る駆動タイミング信号Gtを、各励磁相間の切換え時点
から駆動待ち時間Cを設定して立上げ発生するもので、
この駆動待ち時間Cは、1励磁相あたりの実時間(A)
から前記電流供給期間(B/A)に対応する実駆動時間
(B)を減算し、これを1/2にすることで算出され
る。
【0049】すると、前記駆動タイミングGtに同期さ
せて電源電圧Vccをon/offして得られる各励磁
相毎のモータ駆動信号U,V,Wは、それぞれ対応する
励磁相の中央に合わせて駆動立上がり期間が設定される
もので、これにより、無駄な電力消費を招かず、且つス
イッチングノイズの少ない、最も効率の良いモータ駆動
制御を行なうことができる。
【0050】また、前記実施例のPWM励磁相同期制御
方式のスピンドルモータ制御回路では、各励磁相毎の電
流供給期間(B/A)を設定した駆動タイミング信号G
tを、各励磁タイミングに同期して発生させ、この駆動
タイミング信号Gtにしたがって電源電圧Vccをon
/offしたモータ駆動信号U,V,Wによりモータ1
1を励磁駆動することで、無駄な電力消費なくスイッチ
ングノイズの少ないモータ駆動制御が行なえる構成とし
たが、前記電源電圧Vccをそのま最大電流でon/o
ffする際に発生するノイズが障害になる場合がある。
【0051】そこで、例えば磁気ディスク装置では、前
記ノイズが障害になるデータリード/ライト時のみ、電
流制御方式のモータ駆動制御(図8参照)を行なって、
スパイクノイズの低減を図り、装置の消費電力にとって
支配的となるデータリード/ライト時以外では、前記実
施例のPWM励磁相同期制御方式のモータ駆動制御(図
2又は図4参照)を行なう構成としてもよい。
【0052】図5は電流制御方式とPWM励磁相同期制
御方式との切換え機能を有するスピンドルモータ制御回
路の構成を示す回路図である。このスピンドルモータ制
御回路において、モータ11,ロータ位置検出回路1
3,及びタイミング発生回路23については、前記図1
で示したPWM励磁相同期制御方式のスピンドルモータ
制御回路と同一の構成であり、また、電流制御回路15
については、前記図7で示した電流制御方式のモータ制
御回路と同一の構成であるので、それぞれその説明を省
略する。
【0053】CPU22aは、磁気ディスクに対するデ
ータリード/ライト時は、電流制御方式の動作モードを
設定し、非リード/ライト時は、PWM励磁相同期制御
方式の動作モードを設定する機能を有するもので、電流
制御方式の動作モードが設定されると、モータ回転数と
目標回転数との差に応じてモータ11のコイルに供給す
るモータ駆動信号U,V,Wの電流値が設定されると共
に、1励磁相あたりの電流供給期間(B/A)が100
%に設定される。
【0054】また、PWM励磁相同期制御方式の動作モ
ードが設定されると、前記モータ駆動信号U,V,Wの
電流値が最大値に設定されると共に、モータ回転数と目
標回転数との差に応じて1励磁相あたりの電流供給期間
(B/A)が設定される。
【0055】そして、CPU22aにより各動作モード
において設定されたモータ駆動電流値に対応する電流制
御信号Ciは電流制御回路15に供給され、電流供給期
間(B/A)に対応する時間設定信号Stはタイミング
発生回路23に供給される。
【0056】つまり、前記電流制御方式の動作モードが
設定された場合には、電流制御回路15からモータ駆動
回路21aに供給されるモータ駆動電流Giは、モータ
の回転数差に応じて制御された値の電流となり、タイミ
ング発生回路23からモータ駆動回路21aに供給され
る駆動タイミング信号Gtは、各励磁相毎に連続した1
00%のon信号となるもので、この場合、前記モータ
駆動電流Giがそのままモータ駆動信号U,V,Wとし
て各励磁相毎に切換えられ、モータ11のコイルに供給
されるので、モータ駆動信号U,V,Wの電流値の高低
が定電流制御されてその駆動電流量が増減され、モータ
回転数が調整される。
【0057】また、前記PWM励磁相同期制御方式の動
作モードが設定された場合には、電流制御回路15から
モータ駆動回路21aに供給されるモータ駆動電流Gi
は、電源電圧Vccそのままの最大値電流となり、タイ
ミング発生回路23からモータ駆動回路21aに供給さ
れる駆動タイミング信号Gtは、モータの回転数差に応
じて設定された1励磁相あたりの電流供給期間(B/
A)に対応するon/off信号となるもので、この場
合、前記電源電圧Vccに対応する最大電流のモータ駆
動電流Giが、前記駆動タイミング信号Gtに同期して
on/offされ、モータ駆動信号U,V,Wとして各
励磁相毎に切換えられ、モータ11のコイルに供給され
るので、1励磁相あたりの駆動電流量が疑似的に増減さ
れ、モータ回転数が調整される。
【0058】図6は前記電流制御方式とPWM励磁相同
期制御方式との切換え機能を有するスピンドルモータ制
御回路におけるモータ駆動制御処理を示すフローチャー
トである。
【0059】すなわち、CPU22aでは、まず、ロー
タ位置検出回路13から供給されるロータ位置信号RP
に基づき、モータ11の回転数が検出され、磁気ディス
クに対するデータリード/ライト中であるか否か判断さ
れる(ステップA1,A2)。
【0060】このステップA2において「YES」、つ
まり、データリード/ライト中であると判断された場合
には、CPU22aは電流制御方式の動作モードに設定
されるもので、この場合、前記ステップA1において検
出されたモータ回転数と目標回転数との差に応じてモー
タ11に対する駆動電流値が設定され、その電流制御信
号Ciが電流制御回路15に供給されると共に、1励磁
相あたりの電流供給期間(B/A)が100%に設定さ
れ、その時間設定信号Stがタイミング発生回路23に
供給される(ステップA2→A3,A4,A5)。
【0061】ここで、前記ロータ位置信号RP に基づ
き、次の励磁相への切換わりが検出されると、再び前記
ステップA1以降の処理が繰返され、データリード/ラ
イト中である場合には、目標回転数との差に応じて更新
された電流制御信号Ciが電流制御回路15に、また、
1励磁相あたり100%の電流供給期間(B/A)に対
応する時間設定信号Stがタイミング発生回路23に供
給される(ステップA1〜A6)。
【0062】すると、モータ駆動回路21aでは、前記
電流制御回路15によりモータの回転数差に応じて制御
されたモータ駆動電流Giがそのままモータ駆動信号
U,V,Wとして各励磁相毎に切換えられ、モータ11
の各コイルに対し供給される(図8参照)。
【0063】よって、前記データリード/ライト時に
は、スパイクノイズの極めて少ないモータ駆動制御が行
なわれるようになる。一方、前記ステップA2において
「NO」、つまり、データリード/ライト中でないと判
断された場合には、CPU22aはPWM励磁相同期制
御方式の動作モードに設定されるもので、この場合、モ
ータ11に対する駆動電流値は最大に設定され、その電
流制御信号Ciが電流制御回路15に供給される(ステ
ップA2→A7)。
【0064】また、前記ステップA1において検出され
たモータ回転数と予め設定された目標回転数との差に応
じて、1励磁相あたりの電流供給期間(B/A:PWM
−Duty)が設定される(ステップA8)。
【0065】さらに、ロータ位置検出回路13から供給
されるロータ位置信号RP に基づき、1励磁相あたりの
実時間(A)が算出され、この1励磁相あたりの実時間
(A)と前記1励磁相あたりの電流供給期間(B/A:
PWM−Duty)とに基づき、1励磁相あたりの実駆
動時間(B)が算出される(ステップA9,A10)。
【0066】そして、前記ステップA10において算出
された1励磁相あたりの実駆動時間(B)を指示する時
間設定信号Stが、タイミング発生回路23に出力され
る(ステップA11)。
【0067】ここで、前記ロータ位置信号RP に基づ
き、次の励磁相への切換わりが検出されると、再び前記
ステップA1以降の処理が繰返され、データリード/ラ
イト中でない場合には、最大電流値設定用の電流制御信
号Ciが電流制御回路15に供給されると共に、1励磁
相毎に目標回転数との差に応じて更新された時間設定信
号Stが、順次タイミング発生回路23に供給される
(ステップA1,A2→A7〜A11,A6)。
【0068】すると、タイミング発生回路23では、前
記ロータ位置検出回路13から供給されるロータ位置信
号RP 及び前記CPU22aから供給される時間設定信
号Stに基づき、前記モータ11における各励磁相毎の
励磁タイミングに同期して前記1励磁相あたりの電流供
給期間(B/A)に応じた実駆動時間(B)でonとな
る駆動タイミング信号Gtが発生され、モータ駆動回路
21aに供給される。
【0069】すると、モータ駆動回路21aでは、前記
タイミング発生回路23から供給された駆動タイミング
信号Gtに同期させて電源電圧Vccに対応する最大電
流値のモータ駆動電流Giがon/offされ、前記ロ
ータ位置検出回路13から供給されるロータ位置信号R
P に応じた各励磁相毎に、前記モータ11の各コイルに
対しモータ駆動信号U,V,Wとして順次切換え供給さ
れる(図2又は図4参照)。
【0070】よって、前記データリード/ライト時以外
では、電力消費の少ないモータ駆動制御が行なわれるよ
うになる。したがって、データリード/ライト時に対応
する電流制御方式の動作モードでは、スパイクノイズの
極めて少ないモータ駆動制御を行なうことができ、ま
た、非リード/ライト時に対応するPWM励磁相同期制
御方式の動作モードでは、電力消費の少ない高効率のモ
ータ駆動制御を行なうことができる。
【0071】また、前記各実施例では、センサレススピ
ンドルモータを用いた場合のモータ制御回路について説
明したが、チョッパ制御方式を利用できる全てのモータ
(DCモータ,DCブラシレスモータ等)に対しても同
様にして適用することができる。
【0072】さらに、前記各実施例では、制御用CPU
22(22a)と駆動タイミング信号Gt発生用のハー
ドウエア回路23とを併用して構成しているが、これら
を全てCPUで処理するか、あるいはハードウエア回路
で構成することも勿論可能である。
【0073】また、さらに、前記各実施例では、各励磁
相毎に繰返し1励磁相あたりの電流供給期間(B/A)
を更新設定する制御としているが、該電流供給期間の設
定処理を数励磁相毎に間欠的に行なう制御とし、その間
は直前に設定された電流供給期間(B/A)を利用すれ
ば、CPU22(22a)における負荷を軽減すること
ができる。
【0074】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1のモータ制
御回路によれば、回転数検出手段により検出されたモー
タ回転数と予め設定された目標回転数との差に応じて、
モータのコイルに各励磁相毎に供給する電流の供給期間
が設定され、この設定された電流供給期間に対応する電
流が、ロータ位置検出手段により検出されるロータ位置
に応じた各励磁相毎の励磁タイミングに同期させてモー
タのコイルに供給されるので、例えば1励磁相あたり1
回の電流供給期間の長短で駆動電流量が調整され、無駄
な電力消費なくスイッチングノイズの少ないモータ駆動
制御が行なえるようになる。
【0075】また、本発明の第2のモータ制御回路によ
れば、前記第1のモータ制御回路にあって、さらに、モ
ータのコイルに供給される電流が定電流に制御されるの
で、スイッチングノイズの少ない、しかも、電源電圧の
変動に影響されないモータ駆動制御が行なえるようにな
る。
【0076】また、本発明の第3のモータ制御回路によ
れば、例えば磁気ディスク装置のスピンドルモータにお
いて、データのリード/ライト中でない第1のモータ制
御の際には、モータのコイルに各励磁相毎に供給する電
流の供給期間が、回転数検出手段により検出されたモー
タ回転数と予め設定された目標回転数との差に応じた期
間に設定されると共に、該電流の値が最大に設定され、
データのリード/ライト中である第2のモータ制御の際
には、前記電流の供給期間が全期間に設定されると共
に、該電流の値が前記回転数検出手段により検出された
モータ回転数と予め設定された目標回転数との差に応じ
た値に設定され、前記第1のモータ制御の際、又は前記
第2のモータ制御に際し、それぞれ設定された電流供給
期間及び電流値に対応する定電流が、ロータ位置検出手
段により検出されるロータ位置に応じた各励磁相毎の励
磁タイミングに同期させてモータのコイルに供給される
ので、データの非リード/ライト中には、例えば1励磁
相あたり1回の電流供給期間の長短で駆動電流量が調整
されて効率良いモータ駆動制御が行なえ、また、データ
のリード/ライト中には、スイッチングノイズの無いモ
ータ駆動制御が行なえるようになる。
【0077】また、本発明の第4のモータ制御回路によ
れば、前記第1のモータ制御回路にあって、期間設定手
段により設定された電流供給期間が、モータの各励磁相
における励磁効率最高点に合わされるので、無駄な電力
消費なくスイッチングノイズの少ない高効率のモータ駆
動制御が行なえるようになる。
【0078】また、本発明の第5のモータ制御回路によ
れば、前記第1のモータ制御回路にあって、励磁効率の
最高点が各励磁相の中央にあるモータにおいて、期間設
定手段により設定された電流供給期間が、モータの各励
磁相における中央に合わされるので、無駄な電力消費な
くスイッチングノイズの少ない高効率のモータ駆動制御
が行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるPWM励磁相同期制
御方式のスピンドルモータ制御回路の構成を示す回路
図。
【図2】図2は前記スピンドルモータ制御回路における
1回転周期分の駆動タイミング信号Gtとモータ駆動信
号U,V,W及びロータ位置信号RP との関係を示すタ
イミングチャート。
【図3】前記スピンドルモータ制御回路におけるモータ
駆動制御処理を示すフローチャート。
【図4】前記スピンドルモータ制御回路においてモータ
の励磁効率最高点が各励磁相の中央にある場合の駆動タ
イミング信号Gtとモータ駆動信号U,V,W及びロー
タ位置信号RP との関係を示すタイミングチャート。
【図5】電流制御方式とPWM励磁相同期制御方式との
切換え機能を有するスピンドルモータ制御回路の構成を
示す回路図。
【図6】前記電流制御方式とPWM励磁相同期制御方式
との切換え機能を有するスピンドルモータ制御回路にお
けるモータ駆動制御処理を示すフローチャート。
【図7】従来の電流制御方式のモータ制御回路の構成を
示す回路図。
【図8】前記従来の電流制御方式のモータ制御回路にお
ける1回転周期分のモータ駆動信号U,V,Wとロータ
位置信号RP との関係を示すタイミングチャート。
【図9】従来のチョッパ制御方式のモータ制御回路の構
成を示す回路図。
【図10】前記従来のチョッパ制御方式のモータ制御回
路における1回転周期分のPWM(Pulse Wave Modulati
on) 信号とモータ駆動信号U,V,W及びロータ位置信
号RP の関係を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
11…スピンドルモータ、13…ロータ位置検出回路、
15…電流制御回路、21(21a)…モータ駆動回
路、22(22a)…CPU、23…タイミング発生回
路、Vcc…電源電圧、U,V,W…モータ駆動信号、
RP …ロータ位置信号、St…駆動時間設定信号、Gt
…駆動タイミング信号、Ci…電流制御信号、Gi…モ
ータ駆動電流。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコイルと固定磁石とロータを有
    し、該ロータの回転に応じた複数の励磁相が規定され、
    各励磁相毎に前記複数のコイルに順次電流を供給して励
    磁することで前記ロータが回転駆動されるモータと、 このモータにおけるロータの回転位置を各励磁相毎に検
    出するロータ位置検出手段と、 このロータ位置検出手段により検出されるロータ位置に
    基づきモータ回転数を検出する回転数検出手段と、 この回転数検出手段により検出されたモータ回転数と予
    め設定された目標回転数との差に応じて、前記モータの
    コイルに各励磁相毎に供給する電流の供給期間を設定す
    る期間設定手段と、 前記ロータ位置検出手段により検出されるロータ位置に
    応じた各励磁相毎の励磁タイミングに同期させると共
    に、前記期間設定手段により設定された電流供給期間に
    対応して、前記モータのコイルに電流を供給する電流供
    給回路と、を具備したことを特徴とするモータ制御回
    路。
  2. 【請求項2】 前記電流供給回路に定電流を供給する定
    電流回路をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載
    のモータ制御回路。
  3. 【請求項3】 複数のコイルと固定磁石とロータを有
    し、該ロータの回転に応じた複数の励磁相が規定され、
    各励磁相毎に前記複数のコイルに順次電流を供給して励
    磁することで前記ロータが回転駆動されるモータと、 このモータにおけるロータの回転位置を各励磁相毎に検
    出するロータ位置検出手段と、 このロータ位置検出手段により検出されるロータ位置に
    基づきモータ回転数を検出する回転数検出手段と、 第1のモータ制御と第2のモータ制御とを切換える制御
    切換え手段と、 前記モータのコイルに各励磁相毎に供給する電流の供給
    期間を、前記第1のモータ制御に切換えられた場合に
    は、前記回転数検出手段により検出されたモータ回転数
    と予め設定された目標回転数との差に応じた期間に設定
    し、前記第2のモータ制御に切換えられた場合には、全
    期間に設定する期間設定手段と、 前記モータのコイルに各励磁相毎に供給する電流値を、
    前記第1のモータ制御に切換えられた場合には、最大値
    に設定し、前記第2のモータ制御に切換えられた場合に
    は、前記回転数検出手段により検出されたモータ回転数
    と予め設定された目標回転数との差に応じた値に設定す
    る電流値設定手段と、 前記ロータ位置検出手段により検出されるロータ位置に
    応じた各励磁相毎の励磁タイミングに同期させると共
    に、前記期間設定手段により設定された電流供給期間に
    対応して、前記電流値設定手段により設定された電流値
    の定電流を、前記モータのコイルに供給する電流供給手
    段と、を具備したことを特徴とするモータ制御回路。
  4. 【請求項4】 前記電流供給回路は、前記期間設定手段
    により設定された電流供給期間を、前記モータの各励磁
    相における励磁効率最高点に合わせて電流を供給するこ
    とを特徴とする請求項1記載のモータ制御回路。
  5. 【請求項5】 前記モータの励磁効率最高点は、前記各
    励磁相の中央であることを特徴とする請求項4記載のモ
    ータ制御回路。
  6. 【請求項6】 複数のコイルと固定磁石とロータを有
    し、該ロータの回転に応じた複数の励磁相が規定され、
    各励磁相毎に前記複数のコイルに順次電流を供給して励
    磁することで前記ロータが回転駆動されるモータの制御
    方法において、 前記モータにおけるロータの回転位置を各励磁相毎に検
    出するロータ位置検出ステップと、 このロータ位置検出ステップにより検出されるロータ位
    置に基づきモータ回転数を検出する回転数検出ステップ
    と、 この回転数検出ステップにより検出されたモータ回転数
    と予め設定された目標回転数との差に応じて、前記モー
    タのコイルに各励磁相毎に供給する電流の供給期間を設
    定する期間設定ステップと、 前記ロータ位置検出ステップにより検出されるロータ位
    置に応じた各励磁相毎の励磁タイミングに同期させると
    共に、前記期間設定ステップにより設定された電流供給
    期間に対応して、前記モータのコイルに電流を供給する
    よう制御する電流供給制御ステップと、を持つことを特
    徴とするモータ制御方法。
  7. 【請求項7】 前記電流供給制御ステップに定電流を供
    給するステップをさらに持つことを特徴とする請求項6
    記載のモータ制御方法。
  8. 【請求項8】 複数のコイルと固定磁石とロータを有
    し、該ロータの回転に応じた複数の励磁相が規定され、
    各励磁相毎に前記複数のコイルに順次電流を供給して励
    磁することで前記ロータが回転駆動されるモータの制御
    方法において、 前記モータにおけるロータの回転位置を各励磁相毎に検
    出するロータ位置検出ステップと、 このロータ位置検出ステップにより検出されるロータ位
    置に基づきモータ回転数を検出する回転数検出ステップ
    と、 第1のモータ制御と第2のモータ制御とを切換える制御
    切換えステップと、 前記モータのコイルに各励磁相毎に供給する電流の供給
    期間を、前記第1のモータ制御に切換えられた場合に
    は、前記回転数検出ステップにより検出されたモータ回
    転数と予め設定された目標回転数との差に応じた期間に
    設定し、前記第2のモータ制御に切換えられた場合に
    は、全期間に設定する期間設定ステップと、 前記モータのコイルに各励磁相毎に供給する電流値を、
    前記第1のモータ制御に切換えられた場合には、最大値
    に設定し、前記第2のモータ制御に切換えられた場合に
    は、前記回転数検出ステップにより検出されたモータ回
    転数と予め設定された目標回転数との差に応じた値に設
    定する電流値設定ステップと、 前記ロータ位置検出ステップにより検出されるロータ位
    置に応じた各励磁相毎の励磁タイミングに同期させると
    共に、前記期間設定ステップにより設定された電流供給
    期間に対応して、前記電流値設定ステップにより設定さ
    れた電流値の定電流を、前記モータのコイルに供給する
    よう制御する電流供給制御ステップと、を持つことを特
    徴とするモータ制御方法。
  9. 【請求項9】 前記電流供給制御ステップは、前記期間
    設定ステップにより設定された電流供給期間を、前記モ
    ータの各励磁相における励磁効率最高点に合わせて電流
    を供給するよう制御することを特徴とする請求項6記載
    のモータ制御方法。
  10. 【請求項10】 前記モータの励磁効率最高点は、前記
    各励磁相の中央であることを特徴とする請求項9記載の
    モータ制御方法。
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