JP3244820B2 - センサレス多相直流モータの起動方法 - Google Patents
センサレス多相直流モータの起動方法Info
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- JP3244820B2 JP3244820B2 JP33706492A JP33706492A JP3244820B2 JP 3244820 B2 JP3244820 B2 JP 3244820B2 JP 33706492 A JP33706492 A JP 33706492A JP 33706492 A JP33706492 A JP 33706492A JP 3244820 B2 JP3244820 B2 JP 3244820B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、センサレス多相直流
モータの起動方法に関し、特に、その起動の確実性を向
上させる技術に関するものである。
モータの起動方法に関し、特に、その起動の確実性を向
上させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置の回転駆動用のモータ
として、従来から、ブラシレス多相直流モータが用いら
れている。この種のモータはスピンドルモータとも呼ば
れ、例えば、励磁状態において磁界を発生するステータ
コイルを備えたステータと、このステータコイルの磁界
との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネット
を備えたロータと、ロータマグネットの回転位置を検出
するセンサとを有する構造のものがよく知られており、
このような構造のスピンドルモータでは、多くの場合、
半導体チップ化された電子回路により回転制御が行われ
ている。
として、従来から、ブラシレス多相直流モータが用いら
れている。この種のモータはスピンドルモータとも呼ば
れ、例えば、励磁状態において磁界を発生するステータ
コイルを備えたステータと、このステータコイルの磁界
との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネット
を備えたロータと、ロータマグネットの回転位置を検出
するセンサとを有する構造のものがよく知られており、
このような構造のスピンドルモータでは、多くの場合、
半導体チップ化された電子回路により回転制御が行われ
ている。
【0003】この場合のステータ側の磁界発生タイミン
グは、センサによりロータマグネットの回転位置を検知
して制御され、この種のセンサには、従来からホール素
子が用いられていた。ところが、近時、モータの小型化
やセンサの特性劣化を回避するために、センサを使用し
ないで、休止中のコイルに発生する誘起電圧(または誘
起電流)を利用してロータマグネットの位置を検知する
いわゆるセンサレス多相直流モータが一般化されつつあ
る。
グは、センサによりロータマグネットの回転位置を検知
して制御され、この種のセンサには、従来からホール素
子が用いられていた。ところが、近時、モータの小型化
やセンサの特性劣化を回避するために、センサを使用し
ないで、休止中のコイルに発生する誘起電圧(または誘
起電流)を利用してロータマグネットの位置を検知する
いわゆるセンサレス多相直流モータが一般化されつつあ
る。
【0004】センサレスモータの起動に際し、モータ停
止時は、逆起電圧が得られないため、まず、ロータを揺
動させることがおこなわれる。例えば、3相コイルのス
ピンドルモータでは、ステータコイルに励磁電流を順次
供給する歩進工程が繰り返され、この歩進工程中には、
通常、正方向,休止,逆方向の励磁電流を各相に流すス
テップが含まれていて、このようなステップが含まれた
所定パターンの励磁電流を流すことによって発生する磁
界と、ロータマグネットとの間の吸引,反発力により駆
動トルクが発生してモータの起動が行われる。
止時は、逆起電圧が得られないため、まず、ロータを揺
動させることがおこなわれる。例えば、3相コイルのス
ピンドルモータでは、ステータコイルに励磁電流を順次
供給する歩進工程が繰り返され、この歩進工程中には、
通常、正方向,休止,逆方向の励磁電流を各相に流すス
テップが含まれていて、このようなステップが含まれた
所定パターンの励磁電流を流すことによって発生する磁
界と、ロータマグネットとの間の吸引,反発力により駆
動トルクが発生してモータの起動が行われる。
【0005】しかしながら、このようなセンサレス多相
直流モータでは、特に、その起動方法に以下に説明する
技術的課題があった。
直流モータでは、特に、その起動方法に以下に説明する
技術的課題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記センサ
レス多相直流モータにおいては、コイルに鎖交する磁束
による誘起電圧によりロータマグネットの位置を検知し
ているが、モータの停止時には誘起電圧がなく、また、
マグネットの極性が不明なので、始動時には、強制的に
起動をかけている。ところが、ロータの位置によって
は、低トルクのために起動不良が発生したり、あるい
は、通電による磁界が逆方向に発生して、起動立上がり
において機械角60°以上逆回転することもある。
レス多相直流モータにおいては、コイルに鎖交する磁束
による誘起電圧によりロータマグネットの位置を検知し
ているが、モータの停止時には誘起電圧がなく、また、
マグネットの極性が不明なので、始動時には、強制的に
起動をかけている。ところが、ロータの位置によって
は、低トルクのために起動不良が発生したり、あるい
は、通電による磁界が逆方向に発生して、起動立上がり
において機械角60°以上逆回転することもある。
【0007】そこで、このような不都合を回避し、起動
信頼性を高めるために、本出願人は、歩進の一部をダブ
ル駆動方式とする起動方法を開発した。この起動方法で
は、センサレスモータの起動時に、休止時間を含まずに
通電方向が正から負、または、負から正に逆転する逆励
磁駆動動作を含む起動方法であって、この方法によれ
ば、第2歩進の初期において大きな磁束密度変化幅が生
じて、起動の死点が解消するとともに、高トルクが発生
し、起動信頼性が向上する。ここで、ダブル駆動方式の
詳細について説明する。励磁電流の通電方向が実質上休
止時間を含まないで、正から負、または、負から正に逆
転するダブル駆動方式は、例えば、図5に示されている
ステータコイルuへの励磁電流の供給パターンで説明す
ると、同図の第1歩進工程では、ステータコイルuに
は、内部歩進ステップで正の方向に励磁電流が供給さ
れ、続く内部歩進ステップで励磁電流が零になる休止
期間を経て、内部歩進ステップで負の方向の励磁電流
が供給されている。このような励磁電流の供給パターン
が通常のシングル歩進動作である。これに対して、ダブ
ル駆動方式では、図5の第2歩進工程のステータコイル
uへの内部歩進ステップを見ると明らかなように、第
1加速工程の終了時点における負の通電状態が維持さ
れ、1回目の内部歩進ステップでこれを正に切り換え
る逆励磁駆動動作が行われていて、これをダブル駆動方
式と呼んでいる。このようなダブル駆動方式によると、
以下の作用効果が得られ起動確率が向上する。すなわ
ち、励磁電流が零となる休止期間を経て励磁電流の通電
方向を正から負、または、負から正に逆転させると、励
磁状態が一旦零になってから、いずれかの方向に励磁さ
れるので、この時の励磁状態の変化率は、あまり大きく
ならないが、励磁電流が零となる休止期間を実質上経る
ことなく、その通電方向を正から負、または、負から正
に逆転させると、励磁状態の変化率は、休止時間を設け
た場合の2倍になり、高トルクが得られ、モータの起動
確率が向上する。なお、このダブル駆動方式の理論的な
根拠は、本発明者らが平成3年電気学会産業応用部門全
国大会で『ダブル駆動によるセンサレススピンドルモー
タの起動特性改良』 という表題で既に発表している。
信頼性を高めるために、本出願人は、歩進の一部をダブ
ル駆動方式とする起動方法を開発した。この起動方法で
は、センサレスモータの起動時に、休止時間を含まずに
通電方向が正から負、または、負から正に逆転する逆励
磁駆動動作を含む起動方法であって、この方法によれ
ば、第2歩進の初期において大きな磁束密度変化幅が生
じて、起動の死点が解消するとともに、高トルクが発生
し、起動信頼性が向上する。ここで、ダブル駆動方式の
詳細について説明する。励磁電流の通電方向が実質上休
止時間を含まないで、正から負、または、負から正に逆
転するダブル駆動方式は、例えば、図5に示されている
ステータコイルuへの励磁電流の供給パターンで説明す
ると、同図の第1歩進工程では、ステータコイルuに
は、内部歩進ステップで正の方向に励磁電流が供給さ
れ、続く内部歩進ステップで励磁電流が零になる休止
期間を経て、内部歩進ステップで負の方向の励磁電流
が供給されている。このような励磁電流の供給パターン
が通常のシングル歩進動作である。これに対して、ダブ
ル駆動方式では、図5の第2歩進工程のステータコイル
uへの内部歩進ステップを見ると明らかなように、第
1加速工程の終了時点における負の通電状態が維持さ
れ、1回目の内部歩進ステップでこれを正に切り換え
る逆励磁駆動動作が行われていて、これをダブル駆動方
式と呼んでいる。このようなダブル駆動方式によると、
以下の作用効果が得られ起動確率が向上する。すなわ
ち、励磁電流が零となる休止期間を経て励磁電流の通電
方向を正から負、または、負から正に逆転させると、励
磁状態が一旦零になってから、いずれかの方向に励磁さ
れるので、この時の励磁状態の変化率は、あまり大きく
ならないが、励磁電流が零となる休止期間を実質上経る
ことなく、その通電方向を正から負、または、負から正
に逆転させると、励磁状態の変化率は、休止時間を設け
た場合の2倍になり、高トルクが得られ、モータの起動
確率が向上する。なお、このダブル駆動方式の理論的な
根拠は、本発明者らが平成3年電気学会産業応用部門全
国大会で『ダブル駆動によるセンサレススピンドルモー
タの起動特性改良』 という表題で既に発表している。
【0008】ところが、このようなダブル駆動方式で
は、3相のうちの1相のみで磁束密度変化の幅の増大が
起こるだけなので、例えば、ロータとステータとの位置
関係が、通電に対してたまたま0トルクを発生する位置
にある場合に起動操作を行うと、特に、電流を減少させ
ていったときには、ロータがあまり動かない状態で歩進
シーケンスが繰り返される。このとき、ロータを所定方
向に確実に回転させるために複数の歩進工程を繰り返す
が、例えば、逆励磁駆動動作が単一の方向で1相のコイ
ルのみの場合には、トルクアップが不十分になるという
問題があった。
は、3相のうちの1相のみで磁束密度変化の幅の増大が
起こるだけなので、例えば、ロータとステータとの位置
関係が、通電に対してたまたま0トルクを発生する位置
にある場合に起動操作を行うと、特に、電流を減少させ
ていったときには、ロータがあまり動かない状態で歩進
シーケンスが繰り返される。このとき、ロータを所定方
向に確実に回転させるために複数の歩進工程を繰り返す
が、例えば、逆励磁駆動動作が単一の方向で1相のコイ
ルのみの場合には、トルクアップが不十分になるという
問題があった。
【0009】また、起動時に比較的大きい負荷か作用す
るモータ、例えば、動圧軸受けを備えたものにおいても
トルクアップを図る必要があった。本発明は、以上のよ
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、第2歩進工程の少なくとも初期において、
複数の相で順次逆励磁駆動動作が行われるようにするこ
とで、十分なトルクアップを図り、その結果、起動確率
が向上するセンサレス多相直流モータの起動方法を提供
することにある。
るモータ、例えば、動圧軸受けを備えたものにおいても
トルクアップを図る必要があった。本発明は、以上のよ
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、第2歩進工程の少なくとも初期において、
複数の相で順次逆励磁駆動動作が行われるようにするこ
とで、十分なトルクアップを図り、その結果、起動確率
が向上するセンサレス多相直流モータの起動方法を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、励磁状態で電流磁界を発生するステータ
コイルを備えたステータと、このステータコイルの電流
磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネ
ットを備えたロータと、このロータを所定の方向に回転
させる励磁電流が所定の内部歩進パターンで前記ステー
タコイルに供給される第1および第2歩進工程を有する
センサレス多相直流モータの起動方法において、前記第
2歩進工程では、少なくとも初期の段階に、各相のステ
ータコイルに対して励磁電流が供給される順に、通電方
向が実質上休止期間を含まないで正から負または負から
正に逆転する逆励磁駆動動作が連続して行われることを
特徴とする。
め、本発明は、励磁状態で電流磁界を発生するステータ
コイルを備えたステータと、このステータコイルの電流
磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネ
ットを備えたロータと、このロータを所定の方向に回転
させる励磁電流が所定の内部歩進パターンで前記ステー
タコイルに供給される第1および第2歩進工程を有する
センサレス多相直流モータの起動方法において、前記第
2歩進工程では、少なくとも初期の段階に、各相のステ
ータコイルに対して励磁電流が供給される順に、通電方
向が実質上休止期間を含まないで正から負または負から
正に逆転する逆励磁駆動動作が連続して行われることを
特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成のセンサレス多相直流モータの起動方
法によれば、第2歩進工程の初期に複数の相で順次、通
電方向が実質上休止期間を含まないで逆転する逆励磁駆
動動作が行われるので、この逆励磁駆動動作によりステ
ータの磁束密度変化幅が大きく増大し、その結果大幅な
トルクアップが達成され、これにより起動確率が大幅に
向上する。
法によれば、第2歩進工程の初期に複数の相で順次、通
電方向が実質上休止期間を含まないで逆転する逆励磁駆
動動作が行われるので、この逆励磁駆動動作によりステ
ータの磁束密度変化幅が大きく増大し、その結果大幅な
トルクアップが達成され、これにより起動確率が大幅に
向上する。
【0012】
【実施例】以下本発明の好適な実施例について添附図面
を参照して詳細に説明する。図1から図5は、本発明に
かかるセンサレス多相直流モータの起動方法の一実施例
を示している。同図に示す起動方法は、本発明を3相の
センサレス直流モータに適用したものであり、図1には
モータの制御系を含む全体構成が示されており、直流モ
ータは、励磁状態で磁界を発生する図外のステータと、
このステータの磁界との電磁相互作用により回転力を得
る図外のロータとを有している。
を参照して詳細に説明する。図1から図5は、本発明に
かかるセンサレス多相直流モータの起動方法の一実施例
を示している。同図に示す起動方法は、本発明を3相の
センサレス直流モータに適用したものであり、図1には
モータの制御系を含む全体構成が示されており、直流モ
ータは、励磁状態で磁界を発生する図外のステータと、
このステータの磁界との電磁相互作用により回転力を得
る図外のロータとを有している。
【0013】ステータには、3相のステータコイルu,
v,wが施されていて、各ステータコイルu,v,wに
は、励磁電流が供給されない休止時間に各ステータコイ
ルu,v,wに誘起される逆誘起起電圧(逆誘起起電流
でもよい)を検知する逆起電圧検出回路1が接続されて
いる。本実施例の制御系は、逆起電圧検出回路1の検出
信号が入力される制御部2と、制御部2の出力側に接続
されたドライバー回路3およびパワー回路4と、シーケ
ンサ5および励磁カウンタ6,歩進タイマ7とを有して
いる。
v,wが施されていて、各ステータコイルu,v,wに
は、励磁電流が供給されない休止時間に各ステータコイ
ルu,v,wに誘起される逆誘起起電圧(逆誘起起電流
でもよい)を検知する逆起電圧検出回路1が接続されて
いる。本実施例の制御系は、逆起電圧検出回路1の検出
信号が入力される制御部2と、制御部2の出力側に接続
されたドライバー回路3およびパワー回路4と、シーケ
ンサ5および励磁カウンタ6,歩進タイマ7とを有して
いる。
【0014】パワー回路4は、制御部2からの指令に基
づいて作動するドライバー回路3からの出力信号を受け
て、各ステータコイルu,v,wに励磁カウンタ6で設
定されたパターンで励磁電流を供給する。制御部2は、
モータの起動および起動後の定常運転の制御を逆起電圧
検出回路1からの信号に基づいて行う。シーケンサ5
は、制御部2からの制御信号を受けて予め設定されてい
る歩進パターンの励磁電流を送出するものであり、この
実施例では、図2に示すように、ステータコイルu,
v,wに対して、u→v,w→v,w→u,v
→u,v→w,u→wの6つのステップが繰り返さ
れる歩進パターンが設定されている。
づいて作動するドライバー回路3からの出力信号を受け
て、各ステータコイルu,v,wに励磁カウンタ6で設
定されたパターンで励磁電流を供給する。制御部2は、
モータの起動および起動後の定常運転の制御を逆起電圧
検出回路1からの信号に基づいて行う。シーケンサ5
は、制御部2からの制御信号を受けて予め設定されてい
る歩進パターンの励磁電流を送出するものであり、この
実施例では、図2に示すように、ステータコイルu,
v,wに対して、u→v,w→v,w→u,v
→u,v→w,u→wの6つのステップが繰り返さ
れる歩進パターンが設定されている。
【0015】励磁カウンタ6は、制御部2の信号を受け
て、この信号に基づいて、シーケンサ5の内部歩進パタ
ーンを変更するものであって、例えば、これが1にセッ
トされた場合には、歩進パターンは図2に示された〜
のステップが繰り返される励磁電流をドライバー回路
3に送出するとともに、励磁カウンタ6が+2にセット
された場合には、図2に示した歩進パターンでは、,
,のステップが繰り返され、また、+4にセットさ
れると,,のステップが繰り返される励磁電流を
送出する。
て、この信号に基づいて、シーケンサ5の内部歩進パタ
ーンを変更するものであって、例えば、これが1にセッ
トされた場合には、歩進パターンは図2に示された〜
のステップが繰り返される励磁電流をドライバー回路
3に送出するとともに、励磁カウンタ6が+2にセット
された場合には、図2に示した歩進パターンでは、,
,のステップが繰り返され、また、+4にセットさ
れると,,のステップが繰り返される励磁電流を
送出する。
【0016】歩進タイマ7は、励磁カウンタ6で設定さ
れた励磁電流の継続時間を制御部2からの信号に基づい
て設定するものである。図3には、制御部2で実施され
る起動時の制御フローが示され、また、図4,5には、
起動時の歩進工程のタイムチャートが示されており、こ
の実施例では、第1,2歩進工程と第1第2加速工程と
が設定されている。なお、以下の説明では、歩進タイマ
7の設定時間は、全て時間tに設定されているものとし
て説明する。
れた励磁電流の継続時間を制御部2からの信号に基づい
て設定するものである。図3には、制御部2で実施され
る起動時の制御フローが示され、また、図4,5には、
起動時の歩進工程のタイムチャートが示されており、こ
の実施例では、第1,2歩進工程と第1第2加速工程と
が設定されている。なお、以下の説明では、歩進タイマ
7の設定時間は、全て時間tに設定されているものとし
て説明する。
【0017】図3に示す制御フローでは、制御部2がス
タート信号を受けて作動すると、まず、ステップs1で
励磁カウンタ6が1にセットされ、ステップs2で第1
歩進工程が実行される。この第1歩進工程では、励磁カ
ウンタ6が1にセットされているので、図5に示すよう
に、図2に示したu→v,w→v,w→u,…
…u→wのステップが9回繰り返される励磁電流が供
給される。
タート信号を受けて作動すると、まず、ステップs1で
励磁カウンタ6が1にセットされ、ステップs2で第1
歩進工程が実行される。この第1歩進工程では、励磁カ
ウンタ6が1にセットされているので、図5に示すよう
に、図2に示したu→v,w→v,w→u,…
…u→wのステップが9回繰り返される励磁電流が供
給される。
【0018】そして、9回の内部歩進ステップ〜ま
での第1歩進工程が実施されると、ステップs3で第1
加速工程が所定の時間実施される。このとき、各ステー
タコイルu,v,wに接続されている逆起電圧検出回路
1の検出信号により、ロータマグネットとステータコイ
ルu,v,wとの相互位置が検出され、この検出位置に
応じて励磁パターンを変化させる運転制御が行われる。
での第1歩進工程が実施されると、ステップs3で第1
加速工程が所定の時間実施される。このとき、各ステー
タコイルu,v,wに接続されている逆起電圧検出回路
1の検出信号により、ロータマグネットとステータコイ
ルu,v,wとの相互位置が検出され、この検出位置に
応じて励磁パターンを変化させる運転制御が行われる。
【0019】続くステップs4では、第1加速工程の最
終内部歩進ステップに対して、後方に1スキップさせ、
かつ、励磁カウンタ6が+4にセットされ、その後ステ
ップs5で第2歩進工程が実行される。このようなステ
ップs4が実行されると、いま、例えば、ステップs2
で行われた第1歩進工程で、モータが全く起動しなかっ
たとすれば、その内部歩進の最終ステップは、図5に示
すように、第9内部歩進ステップであって、このステ
ップでは、ステータコイルw→uに励磁電流が供給され
た状態になっている。
終内部歩進ステップに対して、後方に1スキップさせ、
かつ、励磁カウンタ6が+4にセットされ、その後ステ
ップs5で第2歩進工程が実行される。このようなステ
ップs4が実行されると、いま、例えば、ステップs2
で行われた第1歩進工程で、モータが全く起動しなかっ
たとすれば、その内部歩進の最終ステップは、図5に示
すように、第9内部歩進ステップであって、このステ
ップでは、ステータコイルw→uに励磁電流が供給され
た状態になっている。
【0020】この最終内部歩進ステップに対して、ス
テップs4では、まず、後方に1スキップさせるので、
図2を参照するとよくわかるように、第2歩進工程の内
部歩進ステップでは、ステータコイルu→vに励磁電
流が供給されることになる。そして、ステップ4では、
励磁カウンタ6が+4にセットされるので、以後の内部
歩進ステップは、コイルv→w,コイルw→uに励磁電
流が供給されるステップが繰り返されることになる(図
2において、,,が繰り返されるパターンにな
る)。
テップs4では、まず、後方に1スキップさせるので、
図2を参照するとよくわかるように、第2歩進工程の内
部歩進ステップでは、ステータコイルu→vに励磁電
流が供給されることになる。そして、ステップ4では、
励磁カウンタ6が+4にセットされるので、以後の内部
歩進ステップは、コイルv→w,コイルw→uに励磁電
流が供給されるステップが繰り返されることになる(図
2において、,,が繰り返されるパターンにな
る)。
【0021】このような状態で励磁電流を供給すると、
第2歩進工程では、最初にコイルuで実質上休止期間を
含まないで通電方向が負から正に逆転する逆励磁駆動動
作(図5において太線矢印で示した部分が逆励磁駆動動
作である)が行われるとともに、その初期から複数の相
でコイルu,v,wの順に順次、休止期間を含まないで
通電方向が逆転する逆励磁駆動動作が行われる。なお、
このような逆励磁駆動動作が得られるのは、モータが全
く起動しなかった場合だけでなく、起動が不十分であっ
た場合にも本実施例では実行される。
第2歩進工程では、最初にコイルuで実質上休止期間を
含まないで通電方向が負から正に逆転する逆励磁駆動動
作(図5において太線矢印で示した部分が逆励磁駆動動
作である)が行われるとともに、その初期から複数の相
でコイルu,v,wの順に順次、休止期間を含まないで
通電方向が逆転する逆励磁駆動動作が行われる。なお、
このような逆励磁駆動動作が得られるのは、モータが全
く起動しなかった場合だけでなく、起動が不十分であっ
た場合にも本実施例では実行される。
【0022】すなわち、モータが若干起動したが、その
トルクが不十分で、第1歩進工程では、揺動だけに終わ
ったとしても、第1加速工程では、ロータマグネットと
ステータコイルu,v,wとの相対的な位置関係が逆起
電圧検出回路1で求められているので、検出回路1で求
められた位置関係に基づいて第2歩進工程の最初の内部
歩進ステップを上記と同様に設定することができる。
トルクが不十分で、第1歩進工程では、揺動だけに終わ
ったとしても、第1加速工程では、ロータマグネットと
ステータコイルu,v,wとの相対的な位置関係が逆起
電圧検出回路1で求められているので、検出回路1で求
められた位置関係に基づいて第2歩進工程の最初の内部
歩進ステップを上記と同様に設定することができる。
【0023】また、このような逆励磁駆動動作を得るた
めには、第1歩進工程の最終内部歩進ステップから前方
に1スキップさせても、第2歩進工程の初期に上記と同
様な逆励磁駆動動作が実行される。そして、ステップs
5で第2歩進工程が実行されると、ステップs6で第2
加速工程になり、その後、ステップs7で定速制御が実
行される。
めには、第1歩進工程の最終内部歩進ステップから前方
に1スキップさせても、第2歩進工程の初期に上記と同
様な逆励磁駆動動作が実行される。そして、ステップs
5で第2歩進工程が実行されると、ステップs6で第2
加速工程になり、その後、ステップs7で定速制御が実
行される。
【0024】定速制御に移行して、その状態に異常がな
ければその状態が維持されるとともに、定速制御に異常
が生じ、これがステップs8で検出されると、ステップ
s1に戻り再び起動時の処理が実行される。さて、以上
のような多相直流モータの起動方法によれば、第1歩進
工程で起動に失敗した場合でも、第2歩進工程の初期に
複数相で順次逆励磁駆動動作が行われるので、大きな磁
束密度変化幅が生じて、第1歩進工程を含んで異なる磁
束密度変化幅が発生するときには起動の死点が解消する
とともに、高トルクが発生して、モータの起動が確実に
行われる。
ければその状態が維持されるとともに、定速制御に異常
が生じ、これがステップs8で検出されると、ステップ
s1に戻り再び起動時の処理が実行される。さて、以上
のような多相直流モータの起動方法によれば、第1歩進
工程で起動に失敗した場合でも、第2歩進工程の初期に
複数相で順次逆励磁駆動動作が行われるので、大きな磁
束密度変化幅が生じて、第1歩進工程を含んで異なる磁
束密度変化幅が発生するときには起動の死点が解消する
とともに、高トルクが発生して、モータの起動が確実に
行われる。
【0025】図6は、この発明にかかる起動方法の他の
実施例を示しており、以下にその特徴点についてのみ説
明する。同図に示す起動方法では、図3に示した制御フ
ロー中のステップs4で設定される励磁カウンタ6の条
件が上記実施例と異なっている。すなわち、この実施例
では、まず、ステップs4において、第1加速工程の最
終内部歩進ステップに対して、後方に2スキップさせ、
かつ、励磁カウンタ6が+2にセットされ、その後ステ
ップs5で第2歩進工程が実行される。
実施例を示しており、以下にその特徴点についてのみ説
明する。同図に示す起動方法では、図3に示した制御フ
ロー中のステップs4で設定される励磁カウンタ6の条
件が上記実施例と異なっている。すなわち、この実施例
では、まず、ステップs4において、第1加速工程の最
終内部歩進ステップに対して、後方に2スキップさせ、
かつ、励磁カウンタ6が+2にセットされ、その後ステ
ップs5で第2歩進工程が実行される。
【0026】このようなステップs4が実行されると、
いま、例えば、ステップs2で行われた第1歩進工程
で、モータが全く起動しなかったとすれば、その内部歩
進の最終ステップは、ステータコイルw→uに励磁電流
が供給された状態になっている。この最終内部歩進ステ
ップに対して、ステップs4では、まず、後方に1ス
キップさせるので、図2を参照するとよくわかるよう
に、第2歩進工程の内部歩進ステップでは、ステータ
コイルu→wに励磁電流が供給されることになる。そし
て、ステップ4では、励磁カウンタ6が+2にセットさ
れるので、以後の内部歩進ステップは、コイルv→w,
コイルw→uに励磁電流が供給されるステップが繰り返
されることになる(図2において、,,が繰り返
されるパターンになる)。
いま、例えば、ステップs2で行われた第1歩進工程
で、モータが全く起動しなかったとすれば、その内部歩
進の最終ステップは、ステータコイルw→uに励磁電流
が供給された状態になっている。この最終内部歩進ステ
ップに対して、ステップs4では、まず、後方に1ス
キップさせるので、図2を参照するとよくわかるよう
に、第2歩進工程の内部歩進ステップでは、ステータ
コイルu→wに励磁電流が供給されることになる。そし
て、ステップ4では、励磁カウンタ6が+2にセットさ
れるので、以後の内部歩進ステップは、コイルv→w,
コイルw→uに励磁電流が供給されるステップが繰り返
されることになる(図2において、,,が繰り返
されるパターンになる)。
【0027】このような状態で励磁電流を供給すると、
第2歩進工程では、最初にコイルuとwとで休止期間を
含まないで通電方向が逆転する逆励磁駆動動作(図6に
おいて太線矢印で示した部分が逆励磁駆動動作である)
が行われるとともに、その後、歩進の初期から複数の相
でコイルw,v,uの順に順次、休止期間を含まないで
通電方向が逆転する逆励磁駆動動作が行われる。
第2歩進工程では、最初にコイルuとwとで休止期間を
含まないで通電方向が逆転する逆励磁駆動動作(図6に
おいて太線矢印で示した部分が逆励磁駆動動作である)
が行われるとともに、その後、歩進の初期から複数の相
でコイルw,v,uの順に順次、休止期間を含まないで
通電方向が逆転する逆励磁駆動動作が行われる。
【0028】このような起動方法によっても上記実施例
と同様な作用効果が得られるとともに、特に、この実施
例では、第2歩進工程の最初に2相で正から負および負
から正に通電方向が逆転する逆励磁駆動動作が行われる
ので、より一層モータの起動確率が高くなる。なお、図
6に示した実施例においても第2歩進工程を実行する際
に、第1歩進工程の最終内部歩進ステップを前方に2ス
キップさせても同じ効果が得れる。
と同様な作用効果が得られるとともに、特に、この実施
例では、第2歩進工程の最初に2相で正から負および負
から正に通電方向が逆転する逆励磁駆動動作が行われる
ので、より一層モータの起動確率が高くなる。なお、図
6に示した実施例においても第2歩進工程を実行する際
に、第1歩進工程の最終内部歩進ステップを前方に2ス
キップさせても同じ効果が得れる。
【0029】また、上記実施例では、第2歩進工程で第
1歩進工程の最終内部歩進ステップを前後方向に1スキ
ップさせ,かつ、励磁カウンタ6を+4にする組合せ
と、第1歩進工程の最終内部歩進ステップを前後方向に
2スキップさせ,かつ、励磁カウンタ6を+2にする組
合せとを例示したが、これらの組合せを逆にしてもよ
い。
1歩進工程の最終内部歩進ステップを前後方向に1スキ
ップさせ,かつ、励磁カウンタ6を+4にする組合せ
と、第1歩進工程の最終内部歩進ステップを前後方向に
2スキップさせ,かつ、励磁カウンタ6を+2にする組
合せとを例示したが、これらの組合せを逆にしてもよ
い。
【0030】また、上記実施例では、第1歩進工程と第
2歩進工程の間に第1加速工程を設けているが、この第
1加速工程を省略することができる。さらに、この第1
加速工程に代えて、電流を切り換えることなくその供給
を保持する電流保持工程を設けるようにしてもよい。さ
らにまた、上記実施例では、第2歩進工程の全期間にお
いて複数相に順次逆励磁駆動動作を行っているが、第2
歩進工程の初期のみ(少なくとも複数相の各相にて1
回)順次逆励磁駆動動作を行うことによっても所望の効
果が達成される。また、上記実施例で示した第2歩進工
程のパターンは、第2加速工程及び定速制御の場合にも
適用できる。
2歩進工程の間に第1加速工程を設けているが、この第
1加速工程を省略することができる。さらに、この第1
加速工程に代えて、電流を切り換えることなくその供給
を保持する電流保持工程を設けるようにしてもよい。さ
らにまた、上記実施例では、第2歩進工程の全期間にお
いて複数相に順次逆励磁駆動動作を行っているが、第2
歩進工程の初期のみ(少なくとも複数相の各相にて1
回)順次逆励磁駆動動作を行うことによっても所望の効
果が達成される。また、上記実施例で示した第2歩進工
程のパターンは、第2加速工程及び定速制御の場合にも
適用できる。
【0031】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかるセンサレス多相直流モータの起動方法に
よれば、第2歩進工程の初期に複数の相で順次逆励磁駆
動動作が実行されるので、モータの起動確率が非常に高
くなり、起動失敗の確率が殆ど零になる。
本発明にかかるセンサレス多相直流モータの起動方法に
よれば、第2歩進工程の初期に複数の相で順次逆励磁駆
動動作が実行されるので、モータの起動確率が非常に高
くなり、起動失敗の確率が殆ど零になる。
【図1】本発明にかかる起動方法が適用されるセンサレ
ス多相直流モータの制御系を含む全体構成図である。
ス多相直流モータの制御系を含む全体構成図である。
【図2】本発明にかかる起動方法で採用される励磁電流
のパターンの一例を示す説明図である。
のパターンの一例を示す説明図である。
【図3】本発明にかかる起動方法の第1実施例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】図3に示したフロチャートで実施される歩進工
程の説明図である。
程の説明図である。
【図5】図4に示した歩進工程の詳細説明図である。
【図6】本発明にかかる起動方法の他の実施例を示す歩
進工程の詳細説明図である。
進工程の詳細説明図である。
1 逆起電圧検出回路 2 制御部 3 ドライバー回路 4 パワー回路 5 シーケンサ u,v,w ステータコイル
Claims (1)
- 【請求項1】 励磁状態で電流磁界を発生するステータ
コイルを備えたステータと、このステータコイルの電流
磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネ
ットを備えたロータと、このロータを所定の方向に回転
させる励磁電流が所定の内部歩進パターンで前記ステー
タコイルに供給される第1および第2歩進工程を有する
センサレス多相直流モータの起動方法において、 前記第2歩進工程では、少なくとも初期の段階に、各相
のステータコイルに対して励磁電流が供給される順に、
通電方向が実質上休止期間を含まないで正から負または
負から正に逆転する逆励磁駆動動作が連続して行われる
ことを特徴とするセンサレス多相直流モータの起動方
法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33706492A JP3244820B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | センサレス多相直流モータの起動方法 |
US08/160,026 US5554916A (en) | 1992-11-30 | 1993-11-30 | Method of starting a sensorless motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33706492A JP3244820B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | センサレス多相直流モータの起動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06189585A JPH06189585A (ja) | 1994-07-08 |
JP3244820B2 true JP3244820B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=18305093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33706492A Expired - Fee Related JP3244820B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-12-17 | センサレス多相直流モータの起動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3244820B2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP33706492A patent/JP3244820B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06189585A (ja) | 1994-07-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20011009 |
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