JP3232419B2 - 記録再生機構のモ−タ制御装置 - Google Patents
記録再生機構のモ−タ制御装置Info
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- JP3232419B2 JP3232419B2 JP29404392A JP29404392A JP3232419B2 JP 3232419 B2 JP3232419 B2 JP 3232419B2 JP 29404392 A JP29404392 A JP 29404392A JP 29404392 A JP29404392 A JP 29404392A JP 3232419 B2 JP3232419 B2 JP 3232419B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録再生機構に備
え、磁気ディスクや光ディスクなどの記録媒体を回転駆
動するモ−タを制御する制御装置に関し、例えば、電子
スチルカメラの磁気ディスク記録再生機構に備えられた
スピンドルモ−タの制御装置に係る。
え、磁気ディスクや光ディスクなどの記録媒体を回転駆
動するモ−タを制御する制御装置に関し、例えば、電子
スチルカメラの磁気ディスク記録再生機構に備えられた
スピンドルモ−タの制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】電子スチルカメラには、磁気ディスクに
撮影画像情報を記録し、また、その記録情報を再生する
記録再生機構が備えられているが、このような記録再生
機構は小形化を図るためにセンサレス・スピンドルモ−
タによって磁気ディスクを回転する構成となっている。
撮影画像情報を記録し、また、その記録情報を再生する
記録再生機構が備えられているが、このような記録再生
機構は小形化を図るためにセンサレス・スピンドルモ−
タによって磁気ディスクを回転する構成となっている。
【0003】センサレス・スピンドルモ−タは、周知の
ように停止時のロ−タ位置が一定とならないため、一般
には、ロ−タを特定位置に予め回動させた後に起動させ
るための起動位置決め手段を備えている。
ように停止時のロ−タ位置が一定とならないため、一般
には、ロ−タを特定位置に予め回動させた後に起動させ
るための起動位置決め手段を備えている。
【0004】この起動位置決め手段は、ステ−タコイル
に予め位置決め相を定めて、この位置決め相を強制的に
初期励磁する構成となっているが、ロ−タ位置がこの位
置決め相と丁度反対のコイル相の位置にあつた場合に
は、正逆転の両方の力が釣合ってロ−タが動かなくな
る。
に予め位置決め相を定めて、この位置決め相を強制的に
初期励磁する構成となっているが、ロ−タ位置がこの位
置決め相と丁度反対のコイル相の位置にあつた場合に
は、正逆転の両方の力が釣合ってロ−タが動かなくな
る。
【0005】このため、位置決め相を励磁する前に他の
ロ−タ相を励磁してロ−タを一旦動かし、その後に位置
決め相を初期励磁してロ−タを特定位置に回動させる。
ロ−タ相を励磁してロ−タを一旦動かし、その後に位置
決め相を初期励磁してロ−タを特定位置に回動させる。
【0006】また、上記したような記録再生機構は、磁
気ディスクの回転状態を検出する検出手段を備え、スピ
ンドルモ−タの給電開始から所定時間内に検出手段から
の検出信号が得られない場合にモ−タ給電を遮断するよ
うにし、電源電力の浪費またはモ−タに連続して流れる
大電流によるモ−タや回路などの損傷を防止するように
なっている。
気ディスクの回転状態を検出する検出手段を備え、スピ
ンドルモ−タの給電開始から所定時間内に検出手段から
の検出信号が得られない場合にモ−タ給電を遮断するよ
うにし、電源電力の浪費またはモ−タに連続して流れる
大電流によるモ−タや回路などの損傷を防止するように
なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した記録再生機構
のスピンドルモ−タは停止操作(給電停止)しても慣性
回転のために直ちに停止しない。そして、慣性回転して
いる間に起動操作(給電)すると、上記した起動位置決
め手段が動作し、ロ−タを特定位置に止めようとする力
が作用し、このため、慣性回転している間に起動操作し
た場合には、スピンドルモ−タが停止してしまう場合が
ある。なお、スピンドルモ−タが停止した後に再度起動
操作することにより、このモ−タは起動する。
のスピンドルモ−タは停止操作(給電停止)しても慣性
回転のために直ちに停止しない。そして、慣性回転して
いる間に起動操作(給電)すると、上記した起動位置決
め手段が動作し、ロ−タを特定位置に止めようとする力
が作用し、このため、慣性回転している間に起動操作し
た場合には、スピンドルモ−タが停止してしまう場合が
ある。なお、スピンドルモ−タが停止した後に再度起動
操作することにより、このモ−タは起動する。
【0008】このため、磁気ディスクを短時間の間隔で
回転させる場合、つまり、スピンドルモ−タの起動と停
止の操作を早目に繰り返すような場合にはスピンドルモ
−タが停止したままとなり、記録または再生が困難とな
ることがあると言う問題がある。
回転させる場合、つまり、スピンドルモ−タの起動と停
止の操作を早目に繰り返すような場合にはスピンドルモ
−タが停止したままとなり、記録または再生が困難とな
ることがあると言う問題がある。
【0009】また、この種の記録再生機構は検出手段か
ら検出信号が得られる限り、磁気ディスクが正常回転し
ていると判断する。ところが、スピンドルモ−タが慣性
回転している間に起動操作すると、スピンドルモ−タの
慣性回転によって検出手段が磁気ディスクの回転状態よ
り検出信号を出力し正常回転であると判断する反面、ス
ピンドルモ−タが停止する場合がある。
ら検出信号が得られる限り、磁気ディスクが正常回転し
ていると判断する。ところが、スピンドルモ−タが慣性
回転している間に起動操作すると、スピンドルモ−タの
慣性回転によって検出手段が磁気ディスクの回転状態よ
り検出信号を出力し正常回転であると判断する反面、ス
ピンドルモ−タが停止する場合がある。
【0010】本発明は上記した実情にかんがみ、記録再
生機構のセンサレス・スピンドルモ−タを確実に起動さ
せることができ、また、このスピンドルモ−タが何等か
の異常によって起動しないとき、或いは定常回転しない
ときは速やかにモ−タ給電源を遮断することができるモ
−タ制御装置を開発することを目的とする。
生機構のセンサレス・スピンドルモ−タを確実に起動さ
せることができ、また、このスピンドルモ−タが何等か
の異常によって起動しないとき、或いは定常回転しない
ときは速やかにモ−タ給電源を遮断することができるモ
−タ制御装置を開発することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、起動の位置決めが行なわれるセンサ
レス・スピンドルモ−タによって記録媒体を回転駆動
し、スピンドルモ−タの回転駆動状態を検出する検出手
段の検出信号に応じてスピンドルモ−タを制御する記録
再生機構のモ−タ制御装置において、スピンドルモ−タ
の給電開始から第1の予定時間内に上記検出信号が得ら
れたとき、モ−タが起動したことを検出してモ−タ給電
を続行し、この検出信号が得られないとき、モ−タが起
動しないことを検出してモ−タ給電源を遮断する第1の
制御手段と、第1の制御手段によってモ−タ起動が検出
された後、上記第1の予定時間より長く定めた第2の予定
時間内に上記検出信号から定常回転に達したことが検出
されたとき、正常回転としてモ−タ給電を続行し、定常
回転に達しないときは正常回転でないとしてモ−タ給電
とその遮断を繰返した後、定常回転に達しないときにモ
−タ給電源を遮断する第2の制御手段とを備えたことを
特徴とするモ−タ制御装置を提案する。
ため、本発明では、起動の位置決めが行なわれるセンサ
レス・スピンドルモ−タによって記録媒体を回転駆動
し、スピンドルモ−タの回転駆動状態を検出する検出手
段の検出信号に応じてスピンドルモ−タを制御する記録
再生機構のモ−タ制御装置において、スピンドルモ−タ
の給電開始から第1の予定時間内に上記検出信号が得ら
れたとき、モ−タが起動したことを検出してモ−タ給電
を続行し、この検出信号が得られないとき、モ−タが起
動しないことを検出してモ−タ給電源を遮断する第1の
制御手段と、第1の制御手段によってモ−タ起動が検出
された後、上記第1の予定時間より長く定めた第2の予定
時間内に上記検出信号から定常回転に達したことが検出
されたとき、正常回転としてモ−タ給電を続行し、定常
回転に達しないときは正常回転でないとしてモ−タ給電
とその遮断を繰返した後、定常回転に達しないときにモ
−タ給電源を遮断する第2の制御手段とを備えたことを
特徴とするモ−タ制御装置を提案する。
【0012】
【作用】上記した制御装置は、スピンドルモ−タの給電
開始から第1の予定時間内に検出信号を得ることによっ
てモ−タ起動を検出し、第1の制御手段がモ−タ給電を
続行するように動作する。また、この第1の予定時間内
に検出信号が得られないときは、モ−タが起動しないと
して第1の制御手段がモ−タ給電源を遮断する。
開始から第1の予定時間内に検出信号を得ることによっ
てモ−タ起動を検出し、第1の制御手段がモ−タ給電を
続行するように動作する。また、この第1の予定時間内
に検出信号が得られないときは、モ−タが起動しないと
して第1の制御手段がモ−タ給電源を遮断する。
【0013】検出信号が得られてモ−タ給電が続行され
る場合、第2の予定時間内にスピンドルモ−タの回転が
定常回転に達すれば、正常回転であるとして第2の制御
手段がさらにモ−タ給電を続行するように動作する。
る場合、第2の予定時間内にスピンドルモ−タの回転が
定常回転に達すれば、正常回転であるとして第2の制御
手段がさらにモ−タ給電を続行するように動作する。
【0014】第2の予定時間内に定常回転に達しない場
合は、第2の制御手段が正常回転でないとしてモ−タ給
電(起動)とその遮断(停止)を数回繰り返す。このモ
−タ給電と遮断の繰返しによって定常回転となれば、モ
−タ給電を続行し、また、定常回転にならなければ、異
常であるとしてモ−タ給電を遮断する。したがって、ス
ピンドルモ−タが慣性回転している間に起動操作が繰り
返えされた場合は、モ−タが定常回転になっていないた
めに、モ−タが停止し、その後、ロ−タが起動できる特
定位置に回転して回転始動する。
合は、第2の制御手段が正常回転でないとしてモ−タ給
電(起動)とその遮断(停止)を数回繰り返す。このモ
−タ給電と遮断の繰返しによって定常回転となれば、モ
−タ給電を続行し、また、定常回転にならなければ、異
常であるとしてモ−タ給電を遮断する。したがって、ス
ピンドルモ−タが慣性回転している間に起動操作が繰り
返えされた場合は、モ−タが定常回転になっていないた
めに、モ−タが停止し、その後、ロ−タが起動できる特
定位置に回転して回転始動する。
【0015】第2の制御手段が給電と給電遮断を繰返し
てもスピンドルモ−タが定常回転にならないときは、異
常があるとしてこの第2の制御手段がモ−タ給電源を遮
断する。
てもスピンドルモ−タが定常回転にならないときは、異
常があるとしてこの第2の制御手段がモ−タ給電源を遮
断する。
【0016】
【実施例】次に、本発明を電子スチルカメラに備える磁
気ディスク記録再生機構のモ−タ制御装置として実施し
た一例について図面に沿って説明する。
気ディスク記録再生機構のモ−タ制御装置として実施し
た一例について図面に沿って説明する。
【0017】図1は、磁気ディスク記録再生機構のブロ
ツク図である。図示するように、磁気ディスク11はス
ピンドルモ−タ12によって回転駆動され、また、磁気
ディスク11の回転位相がPGコイル13によって検出
されるようになっている。
ツク図である。図示するように、磁気ディスク11はス
ピンドルモ−タ12によって回転駆動され、また、磁気
ディスク11の回転位相がPGコイル13によって検出
されるようになっている。
【0018】スピンドルモ−タ12はセンサレスのスピ
ンドルモ−タであって、従来例と同様に起動位置決め手
段を備えている。このスピンドルモ−タ12は、コント
ロ−ラ15よりモ−タ制御信号(PWM、SSW)を入
力するモ−タ駆動回路14によって回転制御される。
ンドルモ−タであって、従来例と同様に起動位置決め手
段を備えている。このスピンドルモ−タ12は、コント
ロ−ラ15よりモ−タ制御信号(PWM、SSW)を入
力するモ−タ駆動回路14によって回転制御される。
【0019】また、PGコイル13は、磁気ディスク1
1のセンタ−コアに設けられている磁気部を検出し磁気
ディスク11の回転位相を検出する。そして、このPG
コイル13の位相信号が基準位相信号と比較され、比較
によって生ずる誤差信号が次に述べるFG信号に加算さ
れて上記したモ−タ駆動回路14にモ−タ制御信号とし
て供給され、このモ−タ駆動回路14がモ−タ回転を制
御するようになっている。なお、このような各信号の比
較、加算はコントロ−ラ15によって行なわれる。
1のセンタ−コアに設けられている磁気部を検出し磁気
ディスク11の回転位相を検出する。そして、このPG
コイル13の位相信号が基準位相信号と比較され、比較
によって生ずる誤差信号が次に述べるFG信号に加算さ
れて上記したモ−タ駆動回路14にモ−タ制御信号とし
て供給され、このモ−タ駆動回路14がモ−タ回転を制
御するようになっている。なお、このような各信号の比
較、加算はコントロ−ラ15によって行なわれる。
【0020】FG信号は、スピンドルモ−タ12に備え
られたFGコイルより発生するもので、スピンドルモ−
タ12の回転数に応じた周波数信号となる。
られたFGコイルより発生するもので、スピンドルモ−
タ12の回転数に応じた周波数信号となる。
【0021】また、コントロ−ラ15はFG信号の入力
有無によって、スピンドルモ−タ12が起動したか否か
を判断する。すなわち、スピンドルモ−タ12の給電開
始から第1の予定時間内にFG信号が入力されたときは
起動と判断し、電源制御部16を制御してモ−タ給電を
続行し、FG信号が入力されないときは異常と判断し、
電源制御部16を制御してモ−タ給電源を遮断する。
有無によって、スピンドルモ−タ12が起動したか否か
を判断する。すなわち、スピンドルモ−タ12の給電開
始から第1の予定時間内にFG信号が入力されたときは
起動と判断し、電源制御部16を制御してモ−タ給電を
続行し、FG信号が入力されないときは異常と判断し、
電源制御部16を制御してモ−タ給電源を遮断する。
【0022】さらに、このコントロ−ラ15は入力する
FG信号から、スピンドルモ−タ12が定常回転に達し
たか否かを判断する。つまり、スピンドルモ−タ12の
給電開始から第2の予定時間内にこのモ−タ12が定常
回転に達しているときは正常と判断し、モ−タ給電を続
行する。なお、第2の予定時間は、第1の予定時間より
長く設定してある。
FG信号から、スピンドルモ−タ12が定常回転に達し
たか否かを判断する。つまり、スピンドルモ−タ12の
給電開始から第2の予定時間内にこのモ−タ12が定常
回転に達しているときは正常と判断し、モ−タ給電を続
行する。なお、第2の予定時間は、第1の予定時間より
長く設定してある。
【0023】そして、定常回転に達しない場合には、ス
ピンドルモ−タ12の起動を数回繰り返す。つまり、電
源制御部16を制御してモ−タ給電の断続を繰り返す。
この間にスピンドルモ−タ12が正常回転となれば、モ
−タ給電を続行し、定常回転にならなければ異常と判断
し、電源制御部16を制御してモ−タ給電源を遮断す
る。
ピンドルモ−タ12の起動を数回繰り返す。つまり、電
源制御部16を制御してモ−タ給電の断続を繰り返す。
この間にスピンドルモ−タ12が正常回転となれば、モ
−タ給電を続行し、定常回転にならなければ異常と判断
し、電源制御部16を制御してモ−タ給電源を遮断す
る。
【0024】その他、この図面において、17は磁気デ
ィスク11が確実に装填されない限り、スピンドルモ−
タ12の給電源を遮断するように働くディスク検出スイ
ッチ、18はコントロ−ラ15が異常と判断したときに
表示させるエラ−表示器、19、20は増幅回路、2
1、22は波形整形回路である。
ィスク11が確実に装填されない限り、スピンドルモ−
タ12の給電源を遮断するように働くディスク検出スイ
ッチ、18はコントロ−ラ15が異常と判断したときに
表示させるエラ−表示器、19、20は増幅回路、2
1、22は波形整形回路である。
【0025】次に、上記した制御装置の動作を図2に示
すフロ−チャ−トを参照しながら説明する。先ず、記録
再生機構に磁気ディスク11が装填されたとき、ディス
ク検出スイッチ17によって確実に装填状態にあるか否
かが検出され、正しく装填されておれば、磁気ディスク
11の記録または再生準備に移る。(ステップST10
0)
すフロ−チャ−トを参照しながら説明する。先ず、記録
再生機構に磁気ディスク11が装填されたとき、ディス
ク検出スイッチ17によって確実に装填状態にあるか否
かが検出され、正しく装填されておれば、磁気ディスク
11の記録または再生準備に移る。(ステップST10
0)
【0026】スピンドルモ−タ12の起動操作を行なう
と、コントロ−ラ15がその起動指令にしたがって電源
制御部16を制御してモ−タ給電を行なう。(ステップ
ST101、ST102)
と、コントロ−ラ15がその起動指令にしたがって電源
制御部16を制御してモ−タ給電を行なう。(ステップ
ST101、ST102)
【0027】このとき、スピンドルモ−タ12が起動す
れば、磁気ディスク11の回転によってPG信号が、ま
た、モ−タ回転によってFG信号が各々コントロ−ラ1
5に入力する。これより、コントロ−ラ15がFG信号
の入力を判断してモ−タ給電を続行させる。(ステップ
ST103)
れば、磁気ディスク11の回転によってPG信号が、ま
た、モ−タ回転によってFG信号が各々コントロ−ラ1
5に入力する。これより、コントロ−ラ15がFG信号
の入力を判断してモ−タ給電を続行させる。(ステップ
ST103)
【0028】モ−タ給電開始から第1の予定時間内にF
G信号が入力しないときは、スピンドルモ−タ12が起
動しない異常状態として電源制御部16を制御し、モ−
タ給電源を遮断させる。(ステップST103、ST1
06、ST109) この場合、コントロ−ラ15は、スピンドルモ−タ12
が起動しない異常をエラ−表示器18によって表示させ
る。(ステップST110)
G信号が入力しないときは、スピンドルモ−タ12が起
動しない異常状態として電源制御部16を制御し、モ−
タ給電源を遮断させる。(ステップST103、ST1
06、ST109) この場合、コントロ−ラ15は、スピンドルモ−タ12
が起動しない異常をエラ−表示器18によって表示させ
る。(ステップST110)
【0029】スピンドルモ−タ12が起動しFG信号が
入力すると、コントロ−ラ15がこのFG信号から定常
回転に達したか否かを判断する。(ステツプST10
4)つまり、スピンドルモ−タ12が第2の予定時間内
に定常回転に達したときはモ−タ給電を続行させる。
入力すると、コントロ−ラ15がこのFG信号から定常
回転に達したか否かを判断する。(ステツプST10
4)つまり、スピンドルモ−タ12が第2の予定時間内
に定常回転に達したときはモ−タ給電を続行させる。
【0030】定常回転に達しない場合は、電源制御部1
6を制御してモ−タ給電とその遮断を複数回繰返す動作
に移る。(ステツプST104、ST105、ST10
7、ST108) つまり、再起動設定数Pがコントロ−ラ15に設定して
あり、モ−タ給電回数Nがこのコントロ−ラ15の起動
用カウンタによってカウントされる。
6を制御してモ−タ給電とその遮断を複数回繰返す動作
に移る。(ステツプST104、ST105、ST10
7、ST108) つまり、再起動設定数Pがコントロ−ラ15に設定して
あり、モ−タ給電回数Nがこのコントロ−ラ15の起動
用カウンタによってカウントされる。
【0031】そして、モ−タ給電回数Nが再起動設定数
Pになるまでの間に定常回転となれば、電源制御部16
が制御され、モ−タ給電が続行される。モ−タ給電回数
Nが再起動設定数Pまたはそれ以上行なわれても定常回
転に達しないときは、異常と判断する。この場合、電源
制御部16を制御してモ−タ給電源を遮断する。このと
きエラ−表示器18が表示する。(ステップST10
8、ST109、ST110)
Pになるまでの間に定常回転となれば、電源制御部16
が制御され、モ−タ給電が続行される。モ−タ給電回数
Nが再起動設定数Pまたはそれ以上行なわれても定常回
転に達しないときは、異常と判断する。この場合、電源
制御部16を制御してモ−タ給電源を遮断する。このと
きエラ−表示器18が表示する。(ステップST10
8、ST109、ST110)
【0032】一方、上記した制御装置は、スピンドルモ
−タ12の駆動回転中(モ−タ給電中)に停止操作する
ことによって、電源制御部16が制御され、モ−タ給電
源の遮断によってスピンドルモ−タ12が停止する。
−タ12の駆動回転中(モ−タ給電中)に停止操作する
ことによって、電源制御部16が制御され、モ−タ給電
源の遮断によってスピンドルモ−タ12が停止する。
【0033】また、停止操作によってスピンドルモ−タ
12が慣性回転している間に再起動操作を行なった場
合、既に述べたようにスピンドルモ−タ12が停止する
ようになるが、このときは、定常回転でないので、コン
トロ−ラ15によってモ−タ給電とその遮断が複数回繰
り返される。
12が慣性回転している間に再起動操作を行なった場
合、既に述べたようにスピンドルモ−タ12が停止する
ようになるが、このときは、定常回転でないので、コン
トロ−ラ15によってモ−タ給電とその遮断が複数回繰
り返される。
【0034】この結果、再起動操作にかかわらずスピン
ドルモ−タ12が停止するが、モ−タ給電が繰返されて
いるため、一旦停止した後直ちにスピンドルモ−タ12
が起動する。このことから、停止操作の後に直ちに起動
操作した場合でも確実にスピンドルモ−タ12を起動さ
せることができる。
ドルモ−タ12が停止するが、モ−タ給電が繰返されて
いるため、一旦停止した後直ちにスピンドルモ−タ12
が起動する。このことから、停止操作の後に直ちに起動
操作した場合でも確実にスピンドルモ−タ12を起動さ
せることができる。
【0035】なお、上記実施例では、コントロ−ラ15
がFG信号の入力の有無によってスピンドルモ−タ12
が起動したか否か、また、入力するFG信号から定常回
転に達したか否かを判断する構成としたが、FG信号に
換えてPG信号の入力有無と、その信号状態からそれら
の判断を行なうように構成してもよく、また、FG信号
とPG信号の両信号を使用してそれらの判断を行なう構
成としてもよい。また、本発明の制御装置は、電子スチ
ルカメラの記録再生機構に限らず、同様の他の記録再生
機構に実施することができる。
がFG信号の入力の有無によってスピンドルモ−タ12
が起動したか否か、また、入力するFG信号から定常回
転に達したか否かを判断する構成としたが、FG信号に
換えてPG信号の入力有無と、その信号状態からそれら
の判断を行なうように構成してもよく、また、FG信号
とPG信号の両信号を使用してそれらの判断を行なう構
成としてもよい。また、本発明の制御装置は、電子スチ
ルカメラの記録再生機構に限らず、同様の他の記録再生
機構に実施することができる。
【0036】
【発明の効果】上記した通り、本発明に係る制御装置
は、スピンドルモ−タが所定時間内に起動しないとき、
また定常回転に達っしないときにはモ−タ給電源を遮断
することから、電源浪費が極めて少なく、その上、スピ
ンドルモ−タなどに流れる大電流によって生ずるモ−タ
や回路の損傷を防止することができる。
は、スピンドルモ−タが所定時間内に起動しないとき、
また定常回転に達っしないときにはモ−タ給電源を遮断
することから、電源浪費が極めて少なく、その上、スピ
ンドルモ−タなどに流れる大電流によって生ずるモ−タ
や回路の損傷を防止することができる。
【0037】また、ロ−タの起動位置決め手段を有する
センサレス・スピンドルモ−タであっても、停止後に直
ちに再起動させることができるので、この種のスピンド
ルモ−タを備えた記録再生機構の精度を一段と高めるこ
とができる。
センサレス・スピンドルモ−タであっても、停止後に直
ちに再起動させることができるので、この種のスピンド
ルモ−タを備えた記録再生機構の精度を一段と高めるこ
とができる。
【図1】本発明を電子スチルカメラに備える記録再生機
構のモ−タ制御装置として実施した一例を示すブロック
図である。
構のモ−タ制御装置として実施した一例を示すブロック
図である。
【図2】図1に示す実施例の動作を説明するためのフロ
−チャ−トである。
−チャ−トである。
11 磁気ディスク 12 スピンドルモ−タ 13 PGコイル 14 モ−タ駆動回路 15 コントロ−ラ 16 電源制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 起動の位置決めが行なわれるセンサレス
・スピンドルモ−タによって記録媒体を回転駆動し、ス
ピンドルモ−タの回転駆動状態を検出する検出手段の検
出信号に応じてスピンドルモ−タを制御する記録再生機
構のモ−タ制御装置において、スピンドルモ−タの給電
開始から第1の予定時間内に上記検出信号が得られたと
き、モ−タが起動したことを検出してモ−タ給電を続行
し、この検出信号が得られないとき、モ−タが起動しな
いことを検出してモ−タ給電源を遮断する第1の制御手
段と、第1の制御手段によってモ−タ起動が検出された
後、上記第1の予定時間より長く定めた第2の予定時間内
に上記検出信号から定常回転に達したことが検出された
とき、正常回転としてモ−タ給電を続行し、定常回転に
達しないときは正常回転でないとしてモ−タ給電とその
遮断を繰返した後、定常回転に達しないときにモ−タ給
電源を遮断する第2の制御手段とを備えたことを特徴と
するモ−タ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29404392A JP3232419B2 (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 記録再生機構のモ−タ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29404392A JP3232419B2 (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 記録再生機構のモ−タ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06124534A JPH06124534A (ja) | 1994-05-06 |
JP3232419B2 true JP3232419B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=17802541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29404392A Expired - Fee Related JP3232419B2 (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 記録再生機構のモ−タ制御装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3232419B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100640664B1 (ko) * | 2005-09-24 | 2006-11-01 | 삼성전자주식회사 | 디스크 드라이브의 회전 제어방법 및 그 장치 |
-
1992
- 1992-10-08 JP JP29404392A patent/JP3232419B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH06124534A (ja) | 1994-05-06 |
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