JPH07250494A - 直流ブラシレスモータの駆動停止装置 - Google Patents
直流ブラシレスモータの駆動停止装置Info
- Publication number
- JPH07250494A JPH07250494A JP6038239A JP3823994A JPH07250494A JP H07250494 A JPH07250494 A JP H07250494A JP 6038239 A JP6038239 A JP 6038239A JP 3823994 A JP3823994 A JP 3823994A JP H07250494 A JPH07250494 A JP H07250494A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- reverse rotation
- drive
- stop
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/22—Brakes other than speed-regulating brakes
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/20—Arrangements for starting
- H02P6/22—Arrangements for starting in a selected direction of rotation
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/24—Arrangements for stopping
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンパクトディスクや光ディスクまたミニデ
ィスク等のディスク装置の駆動モータとして使用される
直流ブラシレスモータの駆動装置に関し、特に逆回転暴
走を防止し停止制御を速やかに行わせる直流ブラシレス
モータの駆動装置を実現することを目的とする。 【構成】 固定子上に配置される複数個の磁電変換素子
と、回転方向判別回路と、指令信号発生回路と、前記指
令信号によりモータを駆動する駆動装置と、前記トルク
指令信号を一方の入力端子に接続し、前記基準電圧を他
方の入力端に接続しトルク指令が正回転指令か逆回転指
令かを判別する比較回路と、この比較回路の出力と前記
回転方向判別回路の出力を入力し回転方向が逆回転で、
かつ逆回転指令の時のみ前記モータの駆動を停止する停
止指令回路を具備したことを特徴とする直流ブラシレス
モータの駆動停止装置。
ィスク等のディスク装置の駆動モータとして使用される
直流ブラシレスモータの駆動装置に関し、特に逆回転暴
走を防止し停止制御を速やかに行わせる直流ブラシレス
モータの駆動装置を実現することを目的とする。 【構成】 固定子上に配置される複数個の磁電変換素子
と、回転方向判別回路と、指令信号発生回路と、前記指
令信号によりモータを駆動する駆動装置と、前記トルク
指令信号を一方の入力端子に接続し、前記基準電圧を他
方の入力端に接続しトルク指令が正回転指令か逆回転指
令かを判別する比較回路と、この比較回路の出力と前記
回転方向判別回路の出力を入力し回転方向が逆回転で、
かつ逆回転指令の時のみ前記モータの駆動を停止する停
止指令回路を具備したことを特徴とする直流ブラシレス
モータの駆動停止装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスクや
光ディスクまたミニディスク等のディスク装置の駆動モ
ータとして使用される直流ブラシレスモータの駆動装置
に関するものであり、特に逆回転暴走を防止し停止制御
を速やかに行わせる直流ブラシレスモータの駆動装置に
関するものである。
光ディスクまたミニディスク等のディスク装置の駆動モ
ータとして使用される直流ブラシレスモータの駆動装置
に関するものであり、特に逆回転暴走を防止し停止制御
を速やかに行わせる直流ブラシレスモータの駆動装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、回転子位置検出器（例えばホール
素子）の出力に応じてモータの電機子の通電相を半導体
（例えばトランジスター）で順次切り替えるように構成
した直流ブラシレスモータが、コンパクトディスクや光
ディスクまたミニディスク等のディスク駆動装置に多く
使用されてきている。
素子）の出力に応じてモータの電機子の通電相を半導体
（例えばトランジスター）で順次切り替えるように構成
した直流ブラシレスモータが、コンパクトディスクや光
ディスクまたミニディスク等のディスク駆動装置に多く
使用されてきている。
【０００３】ところで、このようなディスク駆動装置で
は、ディスクを交換する際にディスクの回転速度を例え
ば３０rpmというように極めて遅くするか、または停止
させてディスクを取り出さないとディスクに傷をつける
おそれがある。また、ディスクを取り出す場合その待ち
時間をできるだけ短くする必要があり、スピンドルモー
タとしての直流ブラシレスモータに図２で示すような逆
回転のトルク指令を与えてモータにブレーキをかけるブ
レーキ回路が必要である。
は、ディスクを交換する際にディスクの回転速度を例え
ば３０rpmというように極めて遅くするか、または停止
させてディスクを取り出さないとディスクに傷をつける
おそれがある。また、ディスクを取り出す場合その待ち
時間をできるだけ短くする必要があり、スピンドルモー
タとしての直流ブラシレスモータに図２で示すような逆
回転のトルク指令を与えてモータにブレーキをかけるブ
レーキ回路が必要である。
【０００４】そのため、従来はディスク駆動装置よりス
ピンドルモータを停止させるための所定時間，所定電圧
の逆回転トルク指令があたえられてモータを停止させて
いた。
ピンドルモータを停止させるための所定時間，所定電圧
の逆回転トルク指令があたえられてモータを停止させて
いた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法では、８cm，１２cmのディスク媒体の変動，トル
クバラツキ，ＩＣ内の電圧バラツキ，温度湿度等の環境
変動により停止時間にバラツキがあり、十分モータが停
止しない状態でディスクをとりだしデータやディスクに
傷をつけたり、ひどい場合には逆回転で暴走状態となる
場合があった。
の方法では、８cm，１２cmのディスク媒体の変動，トル
クバラツキ，ＩＣ内の電圧バラツキ，温度湿度等の環境
変動により停止時間にバラツキがあり、十分モータが停
止しない状態でディスクをとりだしデータやディスクに
傷をつけたり、ひどい場合には逆回転で暴走状態となる
場合があった。
【０００６】本発明はかかる従来方法の問題点を解決す
るためになされたものであり、逆転駆動により逆転ブレ
ーキをかけたあと、さらに逆転しはじめたことを検出し
速やかにモータを停止させるように構成された直流ブラ
シレスモータの駆動停止装置を提供することを目的とす
るものである。
るためになされたものであり、逆転駆動により逆転ブレ
ーキをかけたあと、さらに逆転しはじめたことを検出し
速やかにモータを停止させるように構成された直流ブラ
シレスモータの駆動停止装置を提供することを目的とす
るものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の直流ブラシレスモータの駆動停止装置は、固
定子上に配置されて回転子磁石による磁界を検出する複
数個の磁電変換素子と、前記磁電変換素子のそれぞれの
位相差を検出し直流ブラシレスモータの回転方向を判別
する回転方向判別回路と、モータのトルク指令信号を基
準電圧に対して正回転方向と逆回転方向の両方向に制御
する絶対値回路で構成される指令信号発生回路と、前記
指令信号によりモータを駆動する駆動装置と、前記トル
ク指令信号を一方の入力端子に接続し、前記基準電圧を
他方の入力端に接続しトルク指令が正回転指令か逆回転
指令かを判別する比較回路と、この比較回路の出力と前
記回転方向判別回路の出力を入力し回転方向が逆回転
で、かつ逆回転指令の時のみ前記モータの駆動を停止ま
たはコイルショートブレーキをかける停止指令回路を具
備したことを特徴とする。
に本発明の直流ブラシレスモータの駆動停止装置は、固
定子上に配置されて回転子磁石による磁界を検出する複
数個の磁電変換素子と、前記磁電変換素子のそれぞれの
位相差を検出し直流ブラシレスモータの回転方向を判別
する回転方向判別回路と、モータのトルク指令信号を基
準電圧に対して正回転方向と逆回転方向の両方向に制御
する絶対値回路で構成される指令信号発生回路と、前記
指令信号によりモータを駆動する駆動装置と、前記トル
ク指令信号を一方の入力端子に接続し、前記基準電圧を
他方の入力端に接続しトルク指令が正回転指令か逆回転
指令かを判別する比較回路と、この比較回路の出力と前
記回転方向判別回路の出力を入力し回転方向が逆回転
で、かつ逆回転指令の時のみ前記モータの駆動を停止ま
たはコイルショートブレーキをかける停止指令回路を具
備したことを特徴とする。
【０００８】
【作用】この構成によれば、逆回転を検出するとただち
に駆動を停止するため８cm，１２cmのディスク媒体の変
動，トルクバラツキ，温度湿度等の環境変動により停止
時間にバラツキがあっても、データやディスクに傷をつ
けたりすることもなくなる。
に駆動を停止するため８cm，１２cmのディスク媒体の変
動，トルクバラツキ，温度湿度等の環境変動により停止
時間にバラツキがあっても、データやディスクに傷をつ
けたりすることもなくなる。
【０００９】また、逆転時は駆動を停止するため逆回転
で暴走状態となることもなくなる。
で暴走状態となることもなくなる。
【００１０】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１１】図１において、１はＮＳ着磁がほどこされ
た回転子磁石、２，３，４は駆動コイル、５，６，７は
ホール素子で、前記回転子磁石の磁界を検出し回転子の
位置検出器としてモータの回転にともない、図２のａ，
ｂ，ｃで示す信号を出力する。このホール素子出力はバ
ッファー増幅器８，９，１０に入力され、さらに電力供
給回路１１，１２，１３でモータコイルを駆動するとと
もに、Ｄフリップフロップ１９，２０，２１，ＯＲゲー
ト２２で構成される回転方向判定回路に入力される。一
方、モータの回転制御を行うためのトルク指令信号ｆを
一方の入力端子に接続し、基準電圧ｅを他方の入力端子
に接続した比較器１５に接続されるとともに、正回転方
向と逆回転方向の両方向に制御する絶対値回路で構成さ
れる指令信号発生回路１４に入力され、図３で示すトル
ク指令信号によりモータを制御駆動する電力増幅回路の
入力電流として供給されモータの駆動制御を行う。ここ
で、前記比較器はトルク指令が正回転指令か逆回転指令
かを判別し、その出力をバッファー増幅器に入力し逆転
指令の場合は通電モードを反転する。また、この比較回
路の出力と前記回転方向判別回路の出力はＡＮＤゲート
２３に入力され回転方向が逆回転で、かつ逆回転指令の
時のみ駆動ＯＦＦトランジスター２４をＯＮさせて前記
電力増幅回路の入力電流をＯＦＦさせてモータの駆動を
停止させる。また、前記ＡＮＤゲートの出力は１６，１
７，１８で構成されるコイルショートブレーキをかける
ブレーキ停止回路に入力され、ＡＮＤゲートの出力信号
がＨのときＯＮする１６，１７，１８のトランジスター
を有して構成されている。
た回転子磁石、２，３，４は駆動コイル、５，６，７は
ホール素子で、前記回転子磁石の磁界を検出し回転子の
位置検出器としてモータの回転にともない、図２のａ，
ｂ，ｃで示す信号を出力する。このホール素子出力はバ
ッファー増幅器８，９，１０に入力され、さらに電力供
給回路１１，１２，１３でモータコイルを駆動するとと
もに、Ｄフリップフロップ１９，２０，２１，ＯＲゲー
ト２２で構成される回転方向判定回路に入力される。一
方、モータの回転制御を行うためのトルク指令信号ｆを
一方の入力端子に接続し、基準電圧ｅを他方の入力端子
に接続した比較器１５に接続されるとともに、正回転方
向と逆回転方向の両方向に制御する絶対値回路で構成さ
れる指令信号発生回路１４に入力され、図３で示すトル
ク指令信号によりモータを制御駆動する電力増幅回路の
入力電流として供給されモータの駆動制御を行う。ここ
で、前記比較器はトルク指令が正回転指令か逆回転指令
かを判別し、その出力をバッファー増幅器に入力し逆転
指令の場合は通電モードを反転する。また、この比較回
路の出力と前記回転方向判別回路の出力はＡＮＤゲート
２３に入力され回転方向が逆回転で、かつ逆回転指令の
時のみ駆動ＯＦＦトランジスター２４をＯＮさせて前記
電力増幅回路の入力電流をＯＦＦさせてモータの駆動を
停止させる。また、前記ＡＮＤゲートの出力は１６，１
７，１８で構成されるコイルショートブレーキをかける
ブレーキ停止回路に入力され、ＡＮＤゲートの出力信号
がＨのときＯＮする１６，１７，１８のトランジスター
を有して構成されている。
【００１２】次に、上記実施例の動作を図２を用いて説
明する。いま、モータが通常の正回転方向に回転してい
るものとする。この状態では位置検出器よりａ，ｂ，ｃ
で示す１２０度ずつ位相差をもった信号が出力される。
この３相の位置信号は位置信号ｂの立ち上がりで位置信
号ａをラッチするＤフリップフロップ１９と、位置信号
ｃの立ち上がりで位置信号ｂをラッチするＤフリップフ
ロップ２０と、位置信号ａの立ち上がりで位置信号ｃを
ラッチするＤフリップフロップ２１に入力されその（外
１）出力はすべてＬとなり、ＯＲゲート出力ｄもＬとな
る。
明する。いま、モータが通常の正回転方向に回転してい
るものとする。この状態では位置検出器よりａ，ｂ，ｃ
で示す１２０度ずつ位相差をもった信号が出力される。
この３相の位置信号は位置信号ｂの立ち上がりで位置信
号ａをラッチするＤフリップフロップ１９と、位置信号
ｃの立ち上がりで位置信号ｂをラッチするＤフリップフ
ロップ２０と、位置信号ａの立ち上がりで位置信号ｃを
ラッチするＤフリップフロップ２１に入力されその（外
１）出力はすべてＬとなり、ＯＲゲート出力ｄもＬとな
る。
【００１３】
【外１】
【００１４】またトルク指令も図３で示す正回転方向指
令であるためその比較器の出力もＬとなり、ＡＮＤゲー
ト２３の出力は低レベルとなっており電力供給回路には
入力電流が供給されモータを駆動している。次に、トル
ク指令ｆを低レベルから高レベルに変化させて比較器の
出力を反転させモータの逆転ブレーキをかけるとモータ
は次第に減速していくが、このときはまだモータは正回
転方向に回転しておりＯＲゲートの出力ｄはＬのままで
あり、したがってＡＮＤゲートの出力ｇも低レベルのま
まである。次に、この状態が継続するとモータは逆方向
に回転を始めるが、その時位置検出出力の位相は正回転
状態ではａ→ｂ→ｃの順番に位相が変化していたのに対
し逆転状態ではｃ→ｂ→ａの順番で位相が変化し、その
位相変化がＤフリップフロップ１９，２０，２１のどれ
か一つのフリップフロップをたたけば（図２では位置信
号ａの立ち上がりで位置信号ｃをラッチするＤフリップ
フロップ２１をリセットしている）Ｄフリップフロップ
の出力はＨとなり、ＯＲゲート出力ｄもＨとなってＡＮ
Ｄゲートの出力ｇは高レベルに変化し、駆動ＯＦＦトラ
ンジスター２４をＯＮさせて電力供給回路の入力電流を
遮断しモータの駆動をＯＦＦさせるとともに、トランジ
スター１６，１７，１８をＯＮさせてコイルにショート
ブレーキをかけてモータを急停止させる。ここで、モー
タが逆回転を始めてからその逆転を検出するまでの逆転
検出時間はモータの位置がどの状態にあってもその位置
検出信号の１／３周期以内に検出できる。
令であるためその比較器の出力もＬとなり、ＡＮＤゲー
ト２３の出力は低レベルとなっており電力供給回路には
入力電流が供給されモータを駆動している。次に、トル
ク指令ｆを低レベルから高レベルに変化させて比較器の
出力を反転させモータの逆転ブレーキをかけるとモータ
は次第に減速していくが、このときはまだモータは正回
転方向に回転しておりＯＲゲートの出力ｄはＬのままで
あり、したがってＡＮＤゲートの出力ｇも低レベルのま
まである。次に、この状態が継続するとモータは逆方向
に回転を始めるが、その時位置検出出力の位相は正回転
状態ではａ→ｂ→ｃの順番に位相が変化していたのに対
し逆転状態ではｃ→ｂ→ａの順番で位相が変化し、その
位相変化がＤフリップフロップ１９，２０，２１のどれ
か一つのフリップフロップをたたけば（図２では位置信
号ａの立ち上がりで位置信号ｃをラッチするＤフリップ
フロップ２１をリセットしている）Ｄフリップフロップ
の出力はＨとなり、ＯＲゲート出力ｄもＨとなってＡＮ
Ｄゲートの出力ｇは高レベルに変化し、駆動ＯＦＦトラ
ンジスター２４をＯＮさせて電力供給回路の入力電流を
遮断しモータの駆動をＯＦＦさせるとともに、トランジ
スター１６，１７，１８をＯＮさせてコイルにショート
ブレーキをかけてモータを急停止させる。ここで、モー
タが逆回転を始めてからその逆転を検出するまでの逆転
検出時間はモータの位置がどの状態にあってもその位置
検出信号の１／３周期以内に検出できる。
【００１５】また、この状態でトルク指令を正回転モー
ドの電圧を与えてモータを起動させようとする場合（例
えば起動，停止を頻繁に行う動作モード時）、比較器出
力と逆転検出回路の出力が入力されているＡＮＤゲート
２３は比較器出力が反転するとただちに出力が反転し、
トランジスター２４をＯＦＦさせて正常な起動を行う。
ドの電圧を与えてモータを起動させようとする場合（例
えば起動，停止を頻繁に行う動作モード時）、比較器出
力と逆転検出回路の出力が入力されているＡＮＤゲート
２３は比較器出力が反転するとただちに出力が反転し、
トランジスター２４をＯＦＦさせて正常な起動を行う。
【００１６】また、停止時はモータコイル２，３，４が
トランジスター１６，１７，１８によりショートブレー
キがかけられているため、外部から振動が加わったりし
ても回転子が回転しにくく、位置ずれが生じにくくなる
という利点がある。
トランジスター１６，１７，１８によりショートブレー
キがかけられているため、外部から振動が加わったりし
ても回転子が回転しにくく、位置ずれが生じにくくなる
という利点がある。
【００１７】図示の実際例ではコイルの相数が３相モー
タの場合であるが、３相に限らず適宜の相数にしてもよ
い。
タの場合であるが、３相に限らず適宜の相数にしてもよ
い。
【００１８】以上本実施例の直流ブラシレスモータの駆
動停止装置を用いれば、煩雑な停止時間の設定をするこ
となく、またモータのトルクバラツキによる停止時間の
バラツキ，８cm，１２cmといったデイスク媒体の変更に
対しても確実に、かつ停止指令から実際に停止するまで
の時間を短縮して停止させることが可能となる。
動停止装置を用いれば、煩雑な停止時間の設定をするこ
となく、またモータのトルクバラツキによる停止時間の
バラツキ，８cm，１２cmといったデイスク媒体の変更に
対しても確実に、かつ停止指令から実際に停止するまで
の時間を短縮して停止させることが可能となる。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明の直流ブラシレスモ
ータの駆動停止装置によれば、位置検出用の磁電変換素
子のそれぞれの位相差を検出し直流ブラシレスモータの
回転方向を判別する回転方向判別回路と、モータのトル
ク指令信号を基準電圧に対して正回転方向と逆回転方向
の両方向に制御する絶対値回路で構成される指令信号発
生回路と、前記指令信号によりモータを駆動する駆動装
置と、前記トルク指令信号を一方の入力端子に接続し、
前記基準電圧を他方の入力端に接続しトルク指令が正回
転指令か逆回転指令かを判別する比較回路と、この比較
回路の出力と前記回転方向判別回路の出力を入力し回転
方向が逆回転で、かつ逆回転指令の時のみ前記モータの
駆動を停止かつコイルショートブレーキをかける停止指
令回路といった簡単な構成で駆動停止を速やかに、かつ
確実に行わせることができる。
ータの駆動停止装置によれば、位置検出用の磁電変換素
子のそれぞれの位相差を検出し直流ブラシレスモータの
回転方向を判別する回転方向判別回路と、モータのトル
ク指令信号を基準電圧に対して正回転方向と逆回転方向
の両方向に制御する絶対値回路で構成される指令信号発
生回路と、前記指令信号によりモータを駆動する駆動装
置と、前記トルク指令信号を一方の入力端子に接続し、
前記基準電圧を他方の入力端に接続しトルク指令が正回
転指令か逆回転指令かを判別する比較回路と、この比較
回路の出力と前記回転方向判別回路の出力を入力し回転
方向が逆回転で、かつ逆回転指令の時のみ前記モータの
駆動を停止かつコイルショートブレーキをかける停止指
令回路といった簡単な構成で駆動停止を速やかに、かつ
確実に行わせることができる。
【図１】本発明の一実施例における直流ブラシレスモー
タの駆動停止装置の回路図
タの駆動停止装置の回路図
【図２】本発明の一実施例の動作を示すタイミングチャ
ート
ート
【図３】本発明の実施例を説明する絶対値回路のトルク
指令−電流特性の説明図
指令−電流特性の説明図
１ 回転子磁石 ２，３，４ 駆動コイル ５，６，７ ホール素子 ８，９，１０ バッファー増幅器 １１，１２，１３ 電力供給回路 １４ 指令信号発生回路 １５ 比較器 １６，１７，１８ コイルショートトランジスター １９，２０，２１ Ｄフリップフロップ ２２ ＯＲゲート ２３ ＡＮＤゲート ２４ 駆動ＯＦＦトランジスター ａ，ｂ，ｃ ３相位置検出出力 ｄ ＯＲゲート出力 ｅ 基準電圧 ｆ トルク指令電圧 ｇ ＡＮＤゲート出力
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０２Ｐ 6/12 6/24 Ｈ０２Ｐ 6/02 ３７１ Ｌ
Claims (2)
- 【請求項１】 固定子上に配置されて回転子磁石による
磁界を検出する複数個の磁電変換素子と、前記磁電変換
素子のそれぞれの位相差を検出し直流ブラシレスモータ
の回転方向を判別する回転方向判別回路と、モータのト
ルク指令信号を基準電圧に対して正回転方向と逆回転方
向の両方向に制御する絶対値回路で構成される指令信号
発生回路と、前記指令信号によりモータを駆動する駆動
装置と、前記トルク指令信号を一方の入力端子に接続
し、前記基準電圧を他方の入力端に接続しトルク指令が
正回転指令か逆回転指令かを判別する比較回路と、この
比較回路の出力と前記回転方向判別回路の出力を入力し
回転方向が逆回転で、かつ逆回転指令の時のみ前記モー
タの駆動を停止する停止指令回路を具備したことを特徴
とする直流ブラシレスモータの駆動停止装置。 - 【請求項２】 モータの駆動を停止する停止信号とし
て、モータの駆動コイルにブレーキをかける停止信号を
出力する停止指令回路を具備したことを特徴とする請求
項１記載の直流ブラシレスモータの駆動停止装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03823994A JP3282355B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 直流ブラシレスモータの駆動停止装置 |
| US08/778,000 US5982119A (en) | 1994-03-09 | 1997-01-02 | Motor drive apparatus including braking means |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03823994A JP3282355B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 直流ブラシレスモータの駆動停止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07250494A true JPH07250494A (ja) | 1995-09-26 |
| JP3282355B2 JP3282355B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=12519759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03823994A Expired - Lifetime JP3282355B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 直流ブラシレスモータの駆動停止装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5982119A (ja) |
| JP (1) | JP3282355B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1052086A (ja) * | 1996-08-01 | 1998-02-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ブラシレスモータ装置 |
| JP2003178513A (ja) * | 2001-12-11 | 2003-06-27 | Sanyo Electric Co Ltd | 光ディスク再生装置 |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6664749B2 (en) * | 2001-04-06 | 2003-12-16 | Seagate Technology Llc | Spindle motor initialization after a control processor reset condition in a disc drive |
| US7062879B2 (en) | 2001-08-08 | 2006-06-20 | Federal Apd, Inc. | Security gate |
| JP4170054B2 (ja) * | 2002-09-19 | 2008-10-22 | 日本サーボ株式会社 | 保護回路を備えたｄｃブラシレスモータの制御回路 |
| JP2004229462A (ja) * | 2003-01-27 | 2004-08-12 | Rohm Co Ltd | 電動機の制御装置 |
| DE10305905A1 (de) * | 2003-02-13 | 2004-08-26 | Bayerische Motoren Werke Ag | Elektromotor |
| US7404073B2 (en) | 2003-06-26 | 2008-07-22 | Seagate Technology Llc | Transitioning from startup code to application code during initialization of a processor based device |
| US7073872B2 (en) * | 2003-07-23 | 2006-07-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motor driving apparatus and disk apparatus using the same |
| KR100604894B1 (ko) * | 2004-08-21 | 2006-07-28 | 삼성전자주식회사 | 반도체 제조설비의 회전운동장치 |
| US7652441B2 (en) * | 2005-07-01 | 2010-01-26 | International Rectifier Corporation | Method and system for starting a sensorless motor |
| US20070159119A1 (en) * | 2006-01-10 | 2007-07-12 | Caterpillar Inc. | Power system |
| US8026680B2 (en) * | 2008-03-31 | 2011-09-27 | Texas Instruments Incorporated | Methods and apparatus to reduce the stopping time of spindle motors |
| US8294393B2 (en) * | 2008-09-08 | 2012-10-23 | Nidec Motor Corporation | Blower motor for HVAC systems |
| JP2011041456A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-24 | Panasonic Corp | ステッピングモータ駆動装置及びステッピングモータ駆動方法 |
| US9564843B2 (en) * | 2012-04-23 | 2017-02-07 | Infineon Technologies Americas Corp. | Reverse rotation of a motor configured for operation in a forward direction |
| US9748878B1 (en) * | 2015-08-18 | 2017-08-29 | Marvell International, Ltd. | Adaptive brake timing for a brushless motor |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58151885A (ja) * | 1982-03-03 | 1983-09-09 | Hitachi Ltd | モ−タの位置制御方法 |
| JPS5915289U (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-30 | パイオニア株式会社 | Ｄｃモ−タの駆動停止装置 |
| US4695782A (en) * | 1986-09-08 | 1987-09-22 | Honeywell Inc. | System for insuring rotational direction for an alternating current motor |
| US4678973A (en) * | 1986-10-07 | 1987-07-07 | General Motors Corporation | Sensorless starting control for a brushless DC motor |
| US4864211A (en) * | 1987-06-25 | 1989-09-05 | Duplo Seizo Kabushiki Kaisa | Drive control for DC electric motor |
-
1994
- 1994-03-09 JP JP03823994A patent/JP3282355B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-01-02 US US08/778,000 patent/US5982119A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1052086A (ja) * | 1996-08-01 | 1998-02-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ブラシレスモータ装置 |
| JP2003178513A (ja) * | 2001-12-11 | 2003-06-27 | Sanyo Electric Co Ltd | 光ディスク再生装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5982119A (en) | 1999-11-09 |
| JP3282355B2 (ja) | 2002-05-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH07250494A (ja) | 直流ブラシレスモータの駆動停止装置 | |
| US5343127A (en) | Start-up procedure for a brushless, sensorless motor | |
| KR940001917B1 (ko) | 센서레스 스핀들 모터 제어 장치 | |
| JPH03504435A (ja) | 無刷子直流モータの始動方法 | |
| US5010283A (en) | Motor control circuit | |
| JPS61236382A (ja) | 直流サ−ボモ−タの制御回路 | |
| KR950014129B1 (ko) | Dc모터 제어방법 및 장치 | |
| JP2001359295A (ja) | ディスクドライブ用のスピンドルモータの逆回転を検知する回路及び方法 | |
| US5184049A (en) | Motor brake control circuit for reducing motor stopping time | |
| US5894204A (en) | Spindle motor control method and disk unit | |
| US6023140A (en) | Method and apparatus for detecting a rotor position in a disc-based storage media and driving same | |
| JPH0767379A (ja) | モータの起動制御装置 | |
| KR0176834B1 (ko) | 브러시리스 디씨모터의 제동방법 | |
| JP2652942B2 (ja) | 光ディスク再生装置 | |
| JP2778816B2 (ja) | センサレス・スピンドルモータ制御回路 | |
| JP2660113B2 (ja) | センサレス・スピンドルモータ制御回路 | |
| JP2533468B2 (ja) | スタビライザ検出装置 | |
| JP2562869B2 (ja) | 円盤状記録媒体の制動装置 | |
| KR100337840B1 (ko) | 디스크구동장치에서스핀들모터의구동상태감지회로 | |
| JPH0696517A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JPH06335281A (ja) | Ｄｃ多相スピンドルモ−タの給電制御装置 | |
| JP2546115B2 (ja) | ディスク装置及びそのディスク起動方法 | |
| JPH08196097A (ja) | モータ制御装置 | |
| JPH05290500A (ja) | ディスク装置におけるディスク回転用モータの制御方法 | |
| JPH08308276A (ja) | モータの回転停止制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080301 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110301 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130301 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130301 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140301 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |