JP2002026699A - Dll回路、及び、dll制御方法 - Google Patents

Dll回路、及び、dll制御方法

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JP2002026699A JP2000212751A JP2000212751A JP2002026699A JP 2002026699 A JP2002026699 A JP 2002026699A JP 2000212751 A JP2000212751 A JP 2000212751A JP 2000212751 A JP2000212751 A JP 2000212751A JP 2002026699 A JP2002026699 A JP 2002026699A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】クロック信号の立ち上がりと立ち下がりの両エ
ッジに対して固定される一系統のクロック信号を出力し
て、チップサイズを小型化して消費電力を削減する。 【解決手段】パルス幅可変回路4が出力する内部クロッ
クD3は第1位相判定回路1と第2位相判定回路2に入
力し、第1位相判定回路1は、外部クロックD1と内部
クロックD3との位相関係を判定して第1位相判定信号
D4を出力し、第2位相判定回路2は、外部クロックD
1と内部クロックD3との位相関係を判定して第2位相
判定信号D5を出力する。任意位相発生回路3は、第1
位相判定信号D4に基づいて基準クロックD2の位相を
調整して調整済み基準クロックD2’をパルス幅可変回
路4に出力し、パルス幅可変回路4は第2位相判定信号
D3に基づいて調整済み基準クロックD2’のパルス幅
を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DLL(Delay Lo
cked Loop)回路及びDLL制御方法に関し、特に、ク
ロック信号の立ち上がりと立ち下がりの位相をロックし
て出力するDLL回路及びDLL制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高精度なDLL回路では、任意の位相を
発生させる回路の精度が重要である。メモリのような半
導体デバイスでは、外部から入力される外部クロックの
立ち上がりと立ち下がりの両エッジに対してデータの入
出力を規定する方式が主流になりつつある。このため、
このような半導体デバイスに組み込まれる遅延同期回路
は、その遅延同期回路から出力されるクロック信号を、
外部から入力される外部クロックの立ち上がりと立ち下
がりの両エッジに同期させることが望まれている。
【0003】ここで、従来技術における遅延同期回路の
例を以下に示す。この従来技術の遅延同期回路は、その
遅延同期回路から出力されるクロック信号を、外部から
入力される外部クロックの立ち上がりと立ち下がりの両
エッジに同期させることを可能にしている。
【0004】図11は、立ち上がり専用のDLL回路と
立ち下がり専用のDLL回路の公知の複合を示してい
る。そのDLL回路は、第1DLL系101と第2DL
L系102とから構成されている。第1DLL系101
は、第1位相判定回路111と、第1任意位相発生回路
112とを備えている。第1任意位相発生回路112
は、第1位相判定回路111が出力する位相判定結果信
号D103に基づいて、外部から入力される基準クロッ
ク信号D102の位相を順次に遅延させて遅延クロック
信号D102’を出力する。遅延クロック信号D102
は、バッファ113を介して第1内部クロック信号とし
て第1DLL系から出力される。第1内部クロック信号
D104は、第1位相判定回路111に入力する。第1
位相判定回路111は、外部クロック信号D101と第
1内部クロック信号D104とを比較して、外部クロッ
ク信号D101と第1内部クロック信号D104との位
相差を第1位相判定結果信号D103として出力する。
第1位相判定回路111と第1任意位相発生回路112
とから形成される遅延ループ回路の信号ループの繰り返
しにより、外部クロック信号D101と第1内部クロッ
ク信号D104との位相が一致したときに、遅延クロッ
ク信号D102’は、その位相が固定され、即ち、図1
2(a),(b)、図13(a),(b)に示されるよ
うに、外部クロック信号D101の立ち上がり(Ris
e)がロックされ、第1内部クロック信号D104はそ
の立ち上がりエッジがロックされて出力される。
【0005】第2DLL系102は、第2位相判定回路
114と、第2任意位相発生回路115とを備えてい
る。第2任意位相発生回路115は、第2位相判定回路
114が出力する位相判定結果信号D105に基づい
て、外部から入力される基準クロック信号D102の位
相を順次に遅延させて遅延クロック信号D102”を出
力する。遅延クロック信号D102”は、バッファ11
6を介して第2内部クロック信号D106として第2D
LL系102から出力される。第2内部クロック信号D
106は、第2位相判定回路114に入力する。第2位
相判定回路114は、外部クロック信号D101と第2
内部クロック信号D106とを比較して、外部クロック
信号D101と第2内部クロック信号D106との位相
差を第2位相判定結果信号D105として出力する。第
2位相判定回路114と第2任意位相発生回路115と
から形成される遅延ループ回路の信号ループの繰り返し
により、外部クロック信号D101と第2内部クロック
信号D106との位相が一致したときに、遅延クロック
信号D102”は、その位相が固定され、即ち、図12
(a),(c)、図13(a),(c)、に示されるよ
うに、外部クロック信号D101の立ち下がり(Fal
l)がロックされ、第2内部クロック信号D106はそ
の立ち上がりエッジがロックされて出力される。
【0006】このように、立ち上がりと立ち下がりの両
方のエッジをロックするためには、第1DLL系101
と第2DLL系102とには、任意位相発生回路11
2,115がそれぞれに必要である。従来、任意位相発
生回路112,115のような任意の位相に少ないジッ
タで安定的に、且つ、連続的にクロックを発生させる回
路が占める面積は、DLL回路を構成する他の回路に比
べて非常に大きい。このため、従来技術のDLLでは、
サイズの小型化が困難であった。特に、任意位相発生回
路が消費する電力は全体の回路が消費する電力の大部分
を占めている。
【0007】チップサイズの小型化が望まれ、特に、任
意位相発生の電力消費の削減が望まれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、チッ
プサイズの小型化が可能なDLL回路、及び、DLL制
御方法を提供することにある。本発明の他の課題は、外
部から供給されるクロック信号の立ち上がりと立ち下が
りの両エッジに対して同期させた一系統のクロック信号
を出力することが可能であり、且つ、その回路規模が小
さくて消費電力が削減され得るDLL回路、及び、DL
L制御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()付きで、番号、記号
等が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応
の技術的事項と実施の複数・形態のうち少なくとも1つ
の技術的事項との一致・対応関係を明白にしているが、
その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技術的事項
に限定されることを示すためのものではない。
【0010】本発明によるDLL回路は、外部クロック
(D1)が入力する第1位相判定回路(1)と、外部ク
ロック(D1)が入力する第2位相判定回路(2)と、
基準クロック(D2)が入力する任意位相発生回路
(3)と、パルス幅可変回路(4)とを含み、パルス幅
可変回路(4)が出力する内部クロック(D3)は第1
位相判定回路(1)と第2位相判定回路(2)に入力
し、第1位相判定回路(1)は、外部クロック(D1)
と内部クロック(D3)との位相関係を判定して第1位
相判定信号(D4)を出力し、第2位相判定回路(2)
は、外部クロック(D1)と内部クロック(D3)との
位相関係を判定して第2位相判定信号(D5)を出力
し、任意位相発生回路(3)は、第1位相判定信号(D
4)に基づいて基準クロック(D2)の位相を調整して
調整済み基準クロック(D2’)をパルス幅可変回路
(4)に出力し、パルス幅可変回路(4)は第2位相判
定信号(D3)に基づいて調整済み基準クロック(D
2’)のパルス幅を調整して立ち上がりと立ち下がりが
ロックされた内部クロック(D3)を出力する。高価で
あり複雑であり電流消費量が多い任意位相発生回路は、
その使用数が2つから1つに削減され、回路規模が縮小
し、製造コストが大幅に低減され、且つ、1系統の内部
をクロック(D3)の両エッジをロックして生成するこ
とができる。
【0011】任意位相発生回路(3)は、基準クロック
(D2)の立ち上がりをロックし、パルス発生回路
(4)は基準クロック(D2)の立ち下がりをロックす
る。又は、任意位相発生回路(3)は、基準クロック
(D2)の立ち下がりをロックし、パルス発生回路
(4)は基準クロック(D2)の立ち上がりをロックす
る。任意位相発生回路(3)は、このように単一であ
り、内部クロック(D3)は一系統であり、前部クロッ
ク(D3)の1パルスの立ち上がりと立ち下がりがロッ
クされている。
【0012】本発明によるDLL回路は、基準クロック
(D2)の立ち上がり又は立ち下がりのいずれかをロッ
クする第1遅延ループ(1,3.4)と、基準クロック
(D2)の立ち下がり又は立ち下がりの他のいずれかを
ロックする第2遅延ループ(2,3,4)とを含み、第
1遅延ループ(1,3,4)は、順次に僅かずつに位相
を遅延させることにより入力されるクロック信号(D
2)の位相を遅延させて任意の位相の調整済みクロック
信号(D2’)を出力する任意位相発生回路(3)を備
え、第2遅延ループ(2,3,4)は、第1遅延ループ
(1,3,4)により立ち上がり又は立ち下がりのいず
れかがロックされた調整済みクロック信号(D2’)の
パルス幅を任意に調整して内部クロック(D3)を出力
する。
【0013】本発明によるDLL制御方法は、基準クロ
ック(D2)に基づいてロック対象の外部クロック(D
1)の位相をロックして調整ずみクロック(D2’)を
出力すること、調整済みクロック(D2’)のパルス幅
を調整することとから構成されている。位相調整された
クロックのパルス幅を調整することにより、簡素な回路
で1系統の両エッジが固定された内部クロックを生成す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図に対応して、本発明によるDL
L回路の実施の形態は、第1位相判定回路が第2位相判
定回路とともに設けられている。外部クロック信号D1
は、図1に示されるように、その第1位相判定回路1と
その第2位相判定回路2に入力される。第1位相判定回
路1は、1系統の任意位相発生回路3に接続している。
任意位相発生回路3は、パルス幅可変回路4に接続して
いる。第1位相判定回路1には、外部から来る外部クロ
ック信号D1とともに、パルス幅可変回路4が出力する
後述の内部クロック信号D3とが入力して、第1ループ
が形成される。第1位相判定回路1は、内部クロック信
号D3の立ち上がり時の外部クロック信号D1の信号レ
ベルに基づいて位相判定結果信号D4を生成し、位相判
定結果信号D4は任意位相発生回路3に入力する。
【0015】ここで、第1位相判定回路1に入力される
内部クロック信号D3の立ち上がり時に第1位相判定回
路1に入力される外部クロック信号D1の電圧レベルが
ハイである場合、第1位相判定回路1は位相判定結果信
号D4の電圧レベルをハイにして任意位相発生回路3へ
出力する。この場合、第1位相判定回路1は、内部クロ
ック信号D3の位相が外部クロック信号D1の位相より
遅れていると判定している。
【0016】第1位相判定回路1に入力される内部クロ
ック信号D3の立ち上がり時に第1位相判定回路1に入
力される外部クロック信号D1の電圧レベルがロウであ
る場合、第1位相判定回路1は位相判定結果信号D4を
その電圧レベルをロウにして任意位相発生回路3へ出力
する。この場合、第1位相判定回路1は、内部クロック
信号D3の位相は外部クロック信号D1の位相より進ん
でいると判定している。なお、本実施形態の第1位相判
定回路1の詳細な構成とその動作は後述される。
【0017】第2位相判定回路2は、パルス幅可変回路
4に接続している。パルス幅可変回路4の出力側は、第
2位相判定回路2の入力側に接続している。第2の位相
判定回路2には、外部クロック信号D1と、パルス幅可
変回路4が出力する既述の内部クロック信号D3とが入
力する。また、第2位相判定回路2は、第2位相判定回
路2に入力される内部クロック信号D3の立ち下がり時
に、第2の位相判定回路2に入力される外部クロック信
号D1の信号レベルに基づいて位相判定結果信号D5を
生成する。位相判定結果信号D5は、パルス幅可変回路
4に入力する。
【0018】ここで、第2の位相判定回路2に入力され
る内部クロック信号D3の立ち下がり時に、第2の位相
判定回路2に入力される外部クロック信号D1の電圧レ
ベルがハイである場合、位相判定結果信号D5はその電
圧レベルがハイになって出力される。この場合、第2位
相判定回路2は、内部クロック信号D3の位相がその外
部クロック信号D1の位相より遅れていると判定してい
る。
【0019】また、内部クロック信号D3の立ち下がり
時において、外部クロック信号D1の電圧レベルがロウ
である場合、位相判定結果信号D5は電圧レベルをロウ
にして出力する。この場合、第2の位相判定回路2は、
内部クロック信号D3の位相が外部クロック信号D1の
位相より進んでいると判定している。なお、本実施形態
における第2位相判定回路2の詳細な構成とその動作は
後述される。
【0020】任意位相発生回路3は、第1の位相判定回
路1およびパルス幅可変回路4と接続されている。任意
位相発生回路3には、外部から基準クロック信号D2
と、第1位相判定回路1から位相判定結果信号D4とが
入力される。また、任意位相発生回路3は、第1位相判
定回路1から入力される位相判定結果信号D4に基づい
て、外部から入力される基準クロック信号D2の遅延量
を調整し、その遅延量が調整された調整済み基準クロッ
ク信号D2’をパルス幅可変回路4に出力する。ここ
で、調整済み基準クロック信号D2’は、逆相の相補信
号T,Bから構成されている。
【0021】ここで、任意位相発生回路3に入力される
位相判定結果信号D4の電圧レベルがロウの場合、任意
位相発生回路3は入力された基準クロック信号D2か
ら、前回出力した基準クロック信号D2’よりも、基準
クロック信号D2からの位相をその遅延量を増加させて
基準クロック信号D2’を生成して出力する。
【0022】また、任意位相発生回路3に入力される位
相判定結果信号D4の電圧レベルがハイの場合、任意位
相発生回路3は入力された基準クロック信号D2から、
前回出力した調整済み基準クロック信号D2’よりも、
基準クロック信号D2からの位相をその遅延量を減少さ
せて基準クロック信号D2’を生成して出力する。な
お、本実施形態における任意位相発生回路3の詳細な構
成とその動作は後述される。
【0023】パルス幅可変回路4は、位相判定結果信号
D5に基づいて、調整済み基準クロック信号D2’のパ
ルス幅を調整して得られた内部クロック信号D3を内部
と、第1位相判定回路1と、第2位相判定回路2に出力
する。ここで、パルス幅は、1クロック中での電圧レベ
ルがハイの状態である連続した期間によって表される。
具体的には、パルス幅は、1クロック中でクロック信号
の電圧値が予め定められた閾値電圧以上である連続した
期間である。
【0024】パルス幅可変回路4に入力された位相判定
結果信号D5の電圧レベルがハイである場合、パルス幅
可変回路4は入力された調整済み基準クロック信号D
2’から、そのパルス幅を広げた内部クロック信号D3
を生成して出力する。また、パルス幅可変回路4に入力
された位相判定結果信号D5の電圧レベルがロウの場
合、パルス幅可変回路4は入力された調整済み基準クロ
ック信号D2’から、そのパルス幅を狭めた内部クロッ
ク信号D3を生成して出力する。なお、パルス幅可変回
路4の詳細な構成とその動作は後述する。
【0025】次に、本発明における遅延同期回路の第1
の実施形態で用いられている各回路部分の詳細な構成お
よび動作を示す。まず、パルス幅可変回路4の詳細な構
成とその動作を説明する。図2は、パルス幅可変回路4
の回路構成を示している。図2を参照すると、パルス幅
可変回路4は、インバータ回路11とNチャネルトラン
ジスタ12を含む。インバータ回路11の入力端とNチ
ャネルトランジスタ12のゲートには、位相判定結果信
号D5が入力する。
【0026】Nチャネルトランジスタ12のドレイン
は、定電流化回路14を介してグランド15に接続して
いる。Nチャネルトランジスタ12のソースは、容量1
6の一端、定電流化回路18の一端、Nチャネルトラン
ジスタ20のゲートに接続している。容量16の他端は
グランド17に接続している。定電流化回路18の他端
は電源19に接続している。電源19は電位、VDD
(VDD>0)である。
【0027】ここで、定電流化回路14の両端に電位差
がある場合には、その定電流化回路14を通過する電流
はある一定値(IC1とする)を示す。また、定電流化
回路18の両端に電位差がある場合には、その定電流化
回路18を通過する電流はある一定値(IC2とする)
を示す。ここで、IC1>IC2である。
【0028】Nチャネルトランジスタ20のドレインは
グランド21に接続している。Nチャネルトランジスタ
20のソースは、定電流化回路28の一端に接続してい
る。この定電流化回路28の他端は、グランド29に接
続している。また、定電流化回路28の両端に電位差が
ある場合には、定電流化回路28を通過する電流はある
一定値(IC3とする)を示す。Nチャネルトランジス
タ20のソースは、Nチャネルトランジスタ32のドレ
イン、Pチャネルトランジスタ35のゲート、バッファ
38の第1入力端38aとに接続している。
【0029】Nチャネルトランジスタ32のゲートには
相補信号の一方Tが入力される。Nチャネルトランジス
タ32のソースは、Pチャネルトランジスタ34のドレ
インに接続している。Pチャネルトランジスタ34のソ
ースは、電源36に接続している。電源36は、電位V
DDである。Pチャネルトランジスタ34のゲートに対
する接続関係は後述する。また、Pチャネルトランジス
タ35のソース、ドレインに対する接続関係も後述す
る。また、インバータ回路11の出力端は、Nチャネル
トランジスタ13のゲートに接続している。
【0030】Nチャネルトランジスタ13のドレイン
は、定電流化回路14を介してグランド15に接続され
ている。Nチャネルトランジスタ13のソースは、容量
22の一端、定電流化回路24の一端、Nチャネルトラ
ンジスタ26のゲートとに接続している。容量22の他
端はグランド23に接続している。定電流化回路24の
他端は、電源25に接続している。電源25は、電位V
DDである。ここで、定電流化回路24の両端に電位差
がある場合には、その定電流化回路24を通過する電流
は、定電流化回路18での電流と同じ値(IC2)を示
す。
【0031】Nチャネルトランジスタ26のドレイン
は、グランド27に接続している。Nチャネルトランジ
スタ26のソースは、定電流化回路30の一端に接続し
ている。定電流化回路30の他端は、グランド31に接
続している。また、定電流化回路30の両端に電位差が
ある場合には、その定電流化回路30を通過する電流
は、定電流化回路28での電流と同じ値(IC3)を示
す。Nチャネルトランジスタ32のソースは、Nチャネ
ルトランジスタ33のドレイン、Pチャネルトランジス
タ34のゲート、バッファ38の第2入力端38bとに
接続している。
【0032】Nチャネルトランジスタ33のゲートに
は、相補信号の他方Bが入力される。Nチャネルトラン
ジスタ33のソースは、Pチャネルトランジスタ35の
ドレインに接続している。Pチャネルトランジスタ35
のソースは、電源37に接続している。電源37は、電
位VDDである。
【0033】バッファ38は、第1入力端38aと第2
入力端38bとから入力される信号の強度を比較し、そ
の比較結果に基づいて内部クロック信号D3を生成す
る。内部クロック信号D3は、バッファ38の出力端か
ら出力する。
【0034】次に、位相判定結果信号D4に応答するパ
ルス幅可変回路4の動作を示す。まず、位相判定結果信
号D4がハイの場合のパルス幅可変回路4の動作を以下
に示す。Nチャネルトランジスタ12はオフ状態とな
る。このとき、電源19から定電流化回路18と容量1
6とを介してグランド17に電流が流れる。この場合、
容量16はチャージされる。ここで、Nチャネルトラン
ジスタ20のゲートの電位は、容量16の電位に等し
い。このため、容量16がチャージされると、Nチャネ
ルトランジスタ20のソースとドレイン間の抵抗(以後
R1とする)は高くなる。
【0035】また、Nチャネルトランジスタ13はオン
状態となる。このとき、電源25から定電流化回路2
4、定電流化回路14を介してグランド15に電流が流
れる。また、容量22からグランド15に電流が流れ
る。この場合、容量22はディスチャージされる。ここ
で、Nチャネルトランジスタ26のゲートの電位は、容
量22の電位に等しい。このため、容量22がディスチ
ャージされると、Nチャネルトランジスタ26のソース
とドレイン間の抵抗(以後R2とする)は低くなる。ま
た、各Pチャネルトランジスタ34,35のソース・ド
レイン間は導通状態にある。
【0036】次に、位相判定結果信号D4がロウの場合
のパルス幅可変回路4での動作を以下に示す。まず、N
チャネルトランジスタ12はオン状態となる。このと
き、電源19から定電流化回路18、定電流化回路14
を介してグランド15に電流が流れる。また、容量16
からグランド15に電流が流れる。この場合、容量16
はディスチャージされる。ここで、Nチャネルトランジ
スタ20のゲートの電位は、容量16の電位に等しい。
このため、容量16がディスチャージされると、Nチャ
ネルトランジスタ20のソースとドレイン間の抵抗R1
は低くなる。
【0037】また、Nチャネルトランジスタ13はオン
状態となる。このとき、電源25から定電流化回路2
4、容量22を介してグランド23へ電流が流れる。こ
の場合、容量22はチャージされる。ここで、Nチャネ
ルトランジスタ26のゲートの電位は、容量22の電位
に等しい。このため、容量22がチャージされると、N
チャネルトランジスタ20のソースとドレイン間の抵抗
R2は高くなる。各Pチャネルトランジスタ34,35
のソース・ドレイン間は導通状態にある。
【0038】次に、パルス幅可変回路4での内部クロッ
ク信号D3の出力動作を以下に示す。まず、相補信号T
の電圧レベルがロウの場合の動作を以下に示す。Nチャ
ネルトランジスタ32のゲートの電圧レベルはゼロであ
る。このため、Nチャネルトランジスタ32のソース−
ドレイン間は導通される。また、この場合、相補信号B
の電圧レベルはハイとなり、Nチャネルトランジスタ3
3のゲートの電圧レベルはハイとなる。このため、Nチ
ャネルトランジスタ33のソース−ドレイン間は導通さ
れない。これにより、電源36から、Pチャネルトラン
ジスタ34、Nチャネルトランジスタ32、Nチャネル
トランジスタ20とを介してグランド21へ電流(この
電流値をI1とする)が流れる。また、電源36から、
Pチャネルトランジスタ34、Nチャネルトランジスタ
32、定電流回路28とを介してグランド29へ定電流
IC3が流れる。ここで発生させられる電流信号(I1
+IC3)は、第1の入力端38aからバッファ38に
入力する。
【0039】バッファ38には、第1の入力端38aか
ら電流信号(I1+IC3)が入力されているが、第2
の入力端38bからは電流信号が入力されていない。こ
の場合、バッファ38は、内部クロック信号D3の電圧
レベルをロウにして出力する。
【0040】次に、相補信号Tの電圧レベルがロウから
ハイに変化する場合の動作を以下に示す。Nチャネルト
ランジスタ32のゲートの電圧レベルはゼロからハイに
変化する。このとき、Nチャネルトランジスタ32のソ
ース−ドレイン間は抵抗として機能する。これにより、
電源36から、Pチャネルトランジスタ34、Nチャネ
ルトランジスタ32、Nチャネルトランジスタ20とを
介してグランド21に電流I1が流れる。この場合、電
流I1の電流値はNチャネルトランジスタ32のゲート
の電圧レベルの変化に対応して減少する。また、電源3
6から、Pチャネルトランジスタ34、Nチャネルトラ
ンジスタ32、定電流回路28とを介してグランド29
に定電流IC3が流れる。ここで発生させられる電流信
号(I1+IC3)は、第1の入力端38aからバッフ
ァ38に入力する。
【0041】また、この場合、相補信号Bの電圧レベル
はハイからロウに変化する。このとき、Nチャネルトラ
ンジスタ33のゲートの電圧レベルはハイからゼロに変
化する。このとき、Nチャネルトランジスタ33のソー
ス−ドレイン間は抵抗として機能する。これにより、電
源37から、Pチャネルトランジスタ35、Nチャネル
トランジスタ33、Nチャネルトランジスタ26とを介
してグランド27に電流I2が流れる。この場合、電流
I2の電流値は、Nチャネルトランジスタ33のゲート
の電圧レベルの変化に対応して増加する。また、電源3
7から、Pチャネルトランジスタ35、Nチャネルトラ
ンジスタ33、定電流回路30とを介してグランド31
へ定電流IC3が流れる。ここで発生させられる電流信
号(I2+IC3)は、第2の入力端38bからバッフ
ァ38に入力する。
【0042】バッファ38は、第1入力端38aから入
力された電流信号(I1+IC3)の強度と第2入力端
38bから入力された電流信号(I2+IC3)とを比
較し、その比較結果に基づいて内部クロック信号D3を
出力する。
【0043】具体的には、電流信号(I1+IC3)の
強度が電流信号(I2+IC3)の強度より大きい場
合、バッファ38は内部クロック信号D3の電圧レベル
をロウにして出力する。また、電流信号(I1+IC
3)の強度が電流信号(I2+IC3)の強度より小さ
い場合、バッファ38は内部クロック信号D3の電圧レ
ベルをハイにして出力する。
【0044】ここで、Nチャネルトランジスタ20のソ
ース−ドレイン間の抵抗R1の抵抗値がNチャネルトラ
ンジスタ26のソース−ドレイン間の抵抗R2の抵抗値
より大きい場合、電流信号I1の強度は電流信号I2の
強度より小さくなる。この場合、バッファ38が内部ク
ロック信号D3の電圧レベルをロウからハイに変更して
出力するタイミングは、抵抗R1の抵抗値と抵抗R2の
抵抗値とが等しい場合よりも速くなる。
【0045】また、抵抗R1の抵抗値が抵抗R2の抵抗
値より大きい場合、電流信号I1の強度は電流信号I2
の強度より大きくなる。この場合、バッファ38が内部
クロック信号D3の電圧レベルをロウからハイに変更し
て出力するタイミングは、抵抗R1の抵抗値と抵抗R2
の抵抗値とが等しい場合よりも遅くなる。
【0046】次に、相補信号Tの電圧レベルがハイの場
合の動作を以下に示す。Nチャネルトランジスタ32の
ゲートの電圧レベルはハイである。このため、Nチャネ
ルトランジスタ32は導通されない。また、この場合、
相補信号Bの電圧レベルはロウとなり、Nチャネルトラ
ンジスタ33のゲートの電圧レベルはゼロとなる。この
ため、Nチャネルトランジスタ33のソース−ドレイン
間は導通される。これにより、電源37から、Pチャネ
ルトランジスタ35、Nチャネルトランジスタ33、お
よびNチャネルトランジスタ26を介してグランド27
へ電流(この電流値をI2とする)が流れる。また、電
源37から、Pチャネルトランジスタ35、Nチャネル
トランジスタ33、および定電流回路30を介してグラ
ンド31へ定電流IC3が流れる。ここで発生させられ
る電流信号(I2+IC3)は第2の入力端38bから
バッファ38へ入力される。
【0047】バッファ38には、第1の入力端38aか
らは電流信号が入力されていないが、第2の入力端38
bから電流信号(I2+IC3)が入力されている。こ
の場合、バッファ38は、内部クロック信号D3の電圧
レベルをハイにして出力する。
【0048】次に、相補信号Tの電圧レベルがハイから
ロウに変化する場合の動作を以下に示す。Nチャネルト
ランジスタ32のゲートの電圧レベルは、ハイからゼロ
に変化する。このとき、Nチャネルトランジスタ32の
ソース−ドレイン間は抵抗として機能する。これによ
り、電源36から、Pチャネルトランジスタ34、Nチ
ャネルトランジスタ32、Nチャネルトランジスタ20
とを介してグランド21に電流I1が流れる。この場
合、電流I1の電流値は、Nチャネルトランジスタ32
のゲートの電圧レベルの変化に対応して増加する。ま
た、電源36から、Pチャネルトランジスタ34、Nチ
ャネルトランジスタ32、および定電流回路28とを介
してグランド29へ定電流IC3が流れる。ここで発生
させられる電流信号(I1+IC3)は第1の入力端3
8aからバッファ38へ入力される。
【0049】また、この場合、相補信号Bの電圧レベル
はロウからハイに変化する。このとき、Nチャネルトラ
ンジスタ33のゲートの電圧レベルはゼロからハイに変
化する。このとき、Nチャネルトランジスタ33のソー
ス−ドレイン間は抵抗として機能する。これにより、電
源37から、Pチャネルトランジスタ35、Nチャネル
トランジスタ33、Nチャネルトランジスタ26とを介
してグランド27に電流I2が流れる。この場合、電流
I2の電流値は、Nチャネルトランジスタ33のゲート
の電圧レベルの変化に対応して減少する。また、電源3
7から、Pチャネルトランジスタ35、Nチャネルトラ
ンジスタ33、定電流回路30とを介してグランド31
に定電流IC3が流れる。ここで発生させられる電流信
号(I2+IC3)は、第2の入力端38bからバッフ
ァ38に入力する。
【0050】バッファ38は、第1入力端38aから入
力された電流信号(I1+IC3)の強度と第2入力端
38bから入力された電流信号(I2+IC3)とを比
較し、その比較結果に基づいて内部クロック信号D3を
出力する。
【0051】具体的には、電流信号(I1+IC3)の
強度が電流信号(I2+IC3)の強度より大きい場
合、バッファ38は内部クロック信号D3の電圧レベル
をロウにして出力する。また、電流信号(I1+IC
3)の強度が電流信号(I2+IC3)の強度より小さ
い場合、バッファ38は内部クロック信号D3の電圧レ
ベルをハイにして出力する。
【0052】ここで、Nチャネルトランジスタ20のソ
ース−ドレイン間の抵抗R1の抵抗値がNチャネルトラ
ンジスタ26のソース−ドレイン間の抵抗R2の抵抗値
より大きい場合、電流信号I1の強度は電流信号I2の
強度より小さくなる。この場合、バッファ38が内部ク
ロック信号D3の電圧レベルをハイからロウに変更して
出力するタイミングは、抵抗R1の抵抗値と抵抗R2の
抵抗値とが等しい場合よりも遅くなる。
【0053】また、抵抗R1の抵抗値が抵抗R2の抵抗
値より大きい場合、電流信号I1の強度は電流信号I2
の強度より大きくなる。この場合、バッファ38が内部
クロック信号D3の電圧レベルをハイからロウに変更し
て出力するタイミングは、抵抗R1の抵抗値と抵抗R2
の抵抗値とが等しい場合よりも速くなる。
【0054】このように、パルス幅可変回路4は、抵抗
R1の抵抗値と抵抗R2の抵抗値に基づいて、内部クロ
ック信号D3のパルス幅を変動させる機能を有する。抵
抗R1は、容量16での電位に対応している。抵抗R2
は、容量22での電位に対応している。容量16での電
位と容量22での電位とは、位相判定結果信号D4によ
って定められる。このため、パルス幅可変回路4は、位
相判定結果信号D5に基づいて内部クロック信号D3の
パルス幅を変動させている。
【0055】ここで、外部クロック信号D1と内部クロ
ック信号D3とが実質的に同期している場合、入力され
る位相判定結果信号D5の電圧レベルはハイとロウを繰
り返す。この場合、容量16と容量22にチャージされ
る電荷量はほとんど変化しない。
【0056】内部クロック信号D3の立ち下がりのタイ
ミングで、外部クロック信号D1の位相が内部クロック
信号D3の位相より進んでいる場合、入力される位相判
定結果信号D4の電圧レベルはハイとなる。この場合、
容量16にチャージされる電荷量は増加し、容量22に
チャージされる電荷量は減少する。このため、抵抗R1
の抵抗値は減少し、抵抗R2の抵抗値は増加する。よっ
て、電流値I1は増加し、電流値I2は減少する。この
場合、相補信号Tの電圧レベルがロウからハイに変化す
る場合に対応する、内部クロック信号D3がロウからハ
イに変化するタイミングは遅くなる。また、相補信号T
の電圧レベルがハイからロウに変化する場合に対応す
る、内部クロック信号D3がハイからロウに変化するタ
イミングは速くなる。よって、内部クロック信号D3の
パルス幅は狭められる。
【0057】内部クロック信号D3の立ち下がりのタイ
ミングで、外部クロック信号D1の位相が内部クロック
信号D3の位相より遅れている場合、入力される位相判
定結果信号D4の電圧レベルはロウとなる。この場合、
容量16にチャージされる電荷量は減少し、容量22に
チャージされる電荷量は増加する。このため、抵抗R1
の抵抗値は増加し、抵抗R2の抵抗値は減少する。よっ
て、電流値I1は減少し、電流値I2は増加する。この
場合、相補信号Tの電圧レベルがロウからハイに変化す
る場合に対する、内部クロック信号D3がロウからハイ
に変化するタイミングは速くなる。また、相補信号Tの
電圧レベルがハイからロウに変化する場合に対する、内
部クロック信号D3がハイからロウに変化するタイミン
グは遅くなる。よって、内部クロック信号D3のパルス
幅は広げられる。
【0058】次に、第1の位相判定回路1の詳細な構成
および動作を説明する。図3は、第1位相判定回路1の
回路構成の詳細を示す。図3を参照すると、第1位相判
定回路1は、インバータ回路40を有する。インバータ
回路40の入力端には、内部クロック信号D3が入力さ
れる。インバータ回路40の出力端は、2つのPチャネ
ルトランジスタ41,43のゲートに直列に接続し、イ
ンバータ回路40の出力端は、Nチャネルトランジスタ
45のゲートに接続している。
【0059】Pチャネルトランジスタ41のソースは、
電源42に接続している。電源42の電圧は、VDDで
ある。Pチャネルトランジスタ41のドレインは、Pチ
ャネルトランジスタ47のドレイン、Pチャネルトラン
ジスタ49のゲート、コンパレータ55の第1入力端5
5a、Nチャネルトランジスタ51のソース、Nチャネ
ルトランジスタ52のゲートとに接続している。
【0060】Pチャネルトランジスタ47のソースは、
電源48に接続している。電源48の電圧は、VDDで
ある。Pチャネルトランジスタ47のゲートは、Pチャ
ネルトランジスタ43のドレインに接続している。Pチ
ャネルトランジスタ49のソースは、電源50に接続し
ている。電源50の電圧は、VDDである。Pチャネル
トランジスタ47のドレインは、Pチャネルトランジス
タ43のドレインに接続している。
【0061】また、Pチャネルトランジスタ43のドレ
インは、コンパレータ55の第2入力端55b、Nチャ
ネルトランジスタ51のゲート、Nチャネルトランジス
タ52のソースとに接続している。Pチャネルトランジ
スタ43のソースは、電源44と接続されている。電源
44の電圧は、VDDである。
【0062】Nチャネルトランジスタ51のドレインは
Nチャネルトランジスタ53のソースと接続されてい
る。Nチャネルトランジスタ53のゲートには外部クロ
ック信号D1が供給される。Nチャネルトランジスタ5
3のドレインはNチャネルトランジスタ45のソースと
接続されている。
【0063】Nチャネルトランジスタ52のドレイン
は、Nチャネルトランジスタ54のソースに接続してい
る。Nチャネルトランジスタ54のゲートには、参照電
位VREFが供給される。Nチャネルトランジスタ54
のドレインは、Nチャネルトランジスタ45のソースに
接続している。ここで、参照電位VREFの電位は、外
部クロック信号D1がハイの時の電位より低く、外部ク
ロック信号D1がロウの時の電位より高い。また、参照
電位VREFとして、外部クロック信号D1に対する相
補信号が用いられることが可能である。
【0064】コンパレータ55は、第1入力端55aか
ら入力される信号の強度が第2入力端55bから入力さ
れる信号の強度よりも大きい場合に、位相判定結果信号
D4をハイにして出力する。また、コンパレータ55
は、第1入力端55aから入力される信号の強度が第2
入力端55bから入力される信号の強度よりも小さい場
合に、位相判定結果信号D4をロウにして出力する。
【0065】Nチャネルトランジスタ45のドレイン
は、グランド46と接続されている。次に、第1の位相
判定回路1の動作を以下に示す。初めに、内部クロック
信号D3がロウの場合の動作を以下に示す。Pチャネル
トランジスタ41のゲートの電位はVDDになる。Pチ
ャネルトランジスタ41のソースードレイン間は、導通
される。このため、Pチャネルトランジスタ49のゲー
トの電位はVDDになり、Pチャネルトランジスタ49
のソースードレイン間は導通される。また、Nチャネル
トランジスタ52のゲートの電位はVDDになり、Nチ
ャネルトランジスタ52のソースードレイン間は導通さ
れない。
【0066】また、Pチャネルトランジスタ43のゲー
トの電位もVDDになり、Pチャネルトランジスタ43
のソースードレイン間も導通される。このため、Pチャ
ネルトランジスタ47のゲートの電位はVDDになり、
Pチャネルトランジスタ47のソースードレイン間は導
通される。また、Nチャネルトランジスタ51のゲート
の電位はVDDになり、Nチャネルトランジスタ51の
ソースードレイン間は導通されない。
【0067】更に、Nチャネルトランジスタ45のゲー
トの電位はVDDになり、Nチャネルトランジスタ45
のソースードレイン間は導通されない。この場合、コン
パレータ55の第1入力端55aと第2入力端55bと
の電位はVDDになる。このとき、コンパレータ55は
位相判定結果信号D4を出力しない。
【0068】次に、内部クロック信号D3がロウからハ
イへ切り替わる場合の動作を以下に示す。Pチャネルト
ランジスタ41のゲートの電位はゼロになり、Pチャネ
ルトランジスタ41のソースードレイン間は導通されな
い。このため、Pチャネルトランジスタ49のゲートの
電位はVDDからゼロに移行する。この場合、Pチャネ
ルトランジスタ49のソースードレイン間は、抵抗とし
ての機能を有する。また、Nチャネルトランジスタ52
のゲートの電位はVDDからゼロに移行する。この場
合、Nチャネルトランジスタ52のソースードレイン間
は、抵抗として機能する。
【0069】また、Pチャネルトランジスタ43のゲー
トの電位もゼロとなり、Pチャネルトランジスタ43の
ソースードレイン間も導通されない。このため、Pチャ
ネルトランジスタ47のゲートの電位はVDDからゼロ
に移行する。この場合、Pチャネルトランジスタ47の
ソース−ドレイン間は抵抗として機能する。また、Nチ
ャネルトランジスタ51のゲートの電位はVDDからゼ
ロに移行する。この場合、Nチャネルトランジスタ51
のソースードレイン間も抵抗として機能する。更に、N
チャネルトランジスタ45のゲートの電位はゼロにり、
Nチャネルトランジスタ45のソースードレイン間は導
通される。
【0070】ここで、外部クロック信号D1の電圧レベ
ルが参照電位VREFよりも高い場合の動作を以下に示
す。Nチャネルトランジスタ53のソースードレイン間
の抵抗値はNチャネルトランジスタ54のソースードレ
イン間の抵抗値よりも大きくなる。この場合、電源48
からPチャネルトランジスタ47、Nチャネルトランジ
スタ51,53,45を介してグランド46へ流れる電
流(I3とする)の電流値は、電源45からPチャネル
トランジスタ48、Nチャネルトランジスタ52,5
4,45とを介してグランド46に流れる電流(I4と
する)の電流値よりも小さくなる。
【0071】このとき、コンパレータ55の第1入力端
55aには電流I3が入力され、第2入力端55bには
電流I4が入力される。コンパレータ55は、電流I3
の電流値が電流I4の電流値よりも小さい場合、位相判
定結果信号D4をハイにして出力する。このとき、外部
クロック信号D1の位相は、内部クロック信号D3の位
相よりも進んでいる。
【0072】次に、外部クロック信号D1の電圧レベル
が参照電位VREFよりも低い場合の動作を以下に示
す。Nチャネルトランジスタ53のソースードレイン間
の抵抗値はNチャネルトランジスタ54のソースードレ
イン間の抵抗値よりも小さくなる。この場合、電源48
からPチャネルトランジスタ47、Nチャネルトランジ
スタ51,53,45とを介してグランド46に流れる
電流I1の電流値は、電源45からPチャネルトランジ
スタ48、Nチャネルトランジスタ52,54,45と
を介してグランド46へ流れる電流I2の電流値よりも
大きくなる。
【0073】このとき、コンパレータ55の第1入力端
55aには電流I1が入力され、第2入力端55bには
電流I2が入力される。コンパレータ55は、電流I1
の電流値が電流I2の電流値よりも大きい場合、位相判
定結果信号D4をロウにして出力する。このとき、外部
クロック信号D1の位相は、内部クロック信号D3の位
相よりも遅れている。
【0074】次に、内部クロック信号D3がハイの場合
の動作を以下に示す。Pチャネルトランジスタ41のゲ
ートの電位はゼロとなり、Pチャネルトランジスタ41
のソースードレイン間は導通されない。このため、Pチ
ャネルトランジスタ49のゲートの電位はゼロになり、
Pチャネルトランジスタ49のソースードレイン間は導
通されない。また、Nチャネルトランジスタ52のゲー
トの電位はゼロになり、Nチャネルトランジスタ52の
ソースードレイン間は導通される。
【0075】また、Pチャネルトランジスタ43のゲー
トの電位もゼロになり、Pチャネルトランジスタ43の
ソースードレイン間も導通されない。このため、Pチャ
ネルトランジスタ47のゲートの電位はゼロになり、P
チャネルトランジスタ47のソースードレイン間は導通
されない。また、Nチャネルトランジスタ51のゲート
の電位はゼロになり、Nチャネルトランジスタ51のソ
ースードレイン間は導通される。
【0076】更に、Nチャネルトランジスタ45のゲー
トの電位はゼロになり、Nチャネルトランジスタ45の
ソースードレイン間は導通される。この場合、コンパレ
ータ55の第1入力端55aと第2入力端55bとの電
位はゼロになる。このとき、コンパレータ55は、位相
判定結果信号D4を出力しない。
【0077】次に、内部クロック信号D3がハイからロ
ウへ切り替わる場合の動作を以下に示す。Pチャネルト
ランジスタ41のゲートの電位はVDDになり、Pチャ
ネルトランジスタ41のソースードレイン間は導通され
る。このため、Pチャネルトランジスタ49のゲートの
電位はゼロからVDDへと移行する。この場合、Pチャ
ネルトランジスタ49のソースードレイン間は抵抗とし
て機能する。また、Nチャネルトランジスタ52のゲー
トの電位は、ゼロからVDDに移行する。この場合、N
チャネルトランジスタ52のソースードレイン間も抵抗
として機能する。
【0078】また、Pチャネルトランジスタ43のゲー
トの電位もVDDになり、Pチャネルトランジスタ43
のソースードレイン間も導通される。このため、Pチャ
ネルトランジスタ47のゲートの電位はゼロからVDD
に移行する。この場合、Pチャネルトランジスタ47の
ソースードレイン間は抵抗として機能する。また、Nチ
ャネルトランジスタ51のゲートの電位は、ゼロからV
DDに移行する。この場合、Nチャネルトランジスタ5
1のソースードレイン間も、抵抗として機能する。
【0079】更に、Nチャネルトランジスタ45のゲー
トの電位もVDDになり、Nチャネルトランジスタ45
のソースードレイン間は導通されない。このため、内部
クロック信号D3の電圧レベルがハイからロウへ切り替
わる場合には、内部クロック信号D3の電圧レベルがロ
ウからハイに切り替わる場合に発生する電流I1と電流
I2とは発生しない。この場合、コンパレータ55の第
1入力端55aと第2入力端55bとの電位はゼロから
VDDに移行する。このとき、コンパレータ55は、位
相判定結果信号D4を出力しない。
【0080】このように、内部クロック信号D3の立ち
上がり時に外部クロック信号D1の電圧レベルがハイの
場合、第1位相判定回路1は位相判定結果信号D4の電
圧レベルをハイにして出力する。また、内部クロック信
号D3の立ち上がり時に外部クロック信号D1の電圧レ
ベルがロウの場合、第1位相判定回路1は位相判定結果
信号D4の電圧レベルをロウにして出力する。
【0081】次に、第2の位相判定回路2の詳細な構成
および動作を説明する。図4は、第2位相判定回路2の
回路構成を示す。図4を参照すると、第2位相判定回路
2は、第1位相判定回路1に含まれるインバータ回路4
0を有しないこと以外は、第1位相判定回路1に全く同
じである。次に、第2位相判定回路2の動作を以下に示
す。初めに、内部クロック信号D3がロウの場合の動作
は、第1位相判定回路1での内部クロック信号D3がハ
イの場合の動作に同じである。
【0082】次に、内部クロック信号D3がロウからハ
イへ切り替わる場合の動作は、第1位相判定回路1での
内部クロック信号D3がハイからロウへ切り替わる場合
の動作に同じである。次に、内部クロック信号D3がハ
イの場合の動作は、第1位相判定回路1での内部クロッ
ク信号D3がロウの場合の動作に同じである。次に、内
部クロック信号D3がハイからロウへ切り替わる場合の
動作は、第1位相判定回路1での内部クロック信号D3
がハイからロウへ切り替わる場合の動作とほぼ同じであ
る。ここで、第2位相判定回路2が出力する位相判定結
果信号D5は、第1位相判定回路1が出力する位相判定
結果信号D4に同じである。
【0083】このことから、内部クロック信号D3の立
ち下がり時に外部クロック信号D1の電圧レベルがハイ
の場合、第2位相判定回路2は位相判定結果信号D5の
電圧レベルをハイにして出力する。また、内部クロック
信号D3の立ち下がり時に外部クロック信号D1の電圧
レベルがロウの場合、第2位相判定回路2は位相判定結
果信号D5の電圧レベルをロウにして出力する。
【0084】次に、任意位相発生回路3の詳細な構成お
よび動作を説明する。図5は、任意位相発生回路3の構
成を示す。図5を参照すると、任意位相発生回路3は、
位相制御回路61、8相クロック信号発生回路62、ク
ロック信号選択回路63、クロック信号合成回路64と
から構成されている。位相制御回路61は、クロック信
号選択回路63とクロック信号合成回路64とに直列に
接続している。また、位相制御回路61には、外部から
位相判定結果信号D4が入力される。
【0085】位相制御回路61は、位相判定結果信号D
4を受けて、クロック信号選択信号D6をクロック信号
選択回路63に出力する。このクロック信号選択信号D
6には、クロック信号選択回路63に入力される後述す
る8相の信号D8から後述される選択すべき2相の信号
D9を示すデータが含まれている。この選択すべき2相
の信号D9の位相は1/8ずれている。実施の形態で
は、クロック信号選択信号D6は2相の信号D9のうち
位相が遅延していない方の信号を規定するための3bi
tの信号から形成されている。
【0086】また、位相制御回路61は、位相判定結果
信号D4を受けて、合成比信号D7をクロック信号合成
回路64に出力する。この合成比信号D7は、2相の信
号D9の合成比を定めるためのデータを含む。実施の形
態では、合成比信号D7はクロック合成回路64から出
力される調整ずみ基準クロック信号D2’を後述される
2相の信号D9を用いて合成するときに、その2相の信
号D9の合成比を定めるための6bitの信号から形成
されている。
【0087】8相クロック信号発生回路62は、クロッ
ク信号選択回路63に接続している。また、8相クロッ
ク信号発生回路62には、外部から既述の基準クロック
信号D2が入力される。8相クロック信号発生回路62
は、入力された基準クロック信号D2の位相を1/8ず
つ遅延させて得られる8相のクロック信号D8をクロッ
ク信号選択回路63に出力する。
【0088】図6は、クロック信号選択回路63に出力
される8相のクロック信号D8を示す。図6に示される
ように、8相のクロック信号D8は、クロック信号K
1,K2,K3,K4,K5,K6,K7,K8から構
成される。ここで、入力された基準クロック信号D2の
周期をT1とする。クロック信号K1の位相は、入力さ
れた基準クロック信号D2の位相と同じである。クロッ
ク信号K2の位相は、入力された基準クロック信号D2
の位相に対して1/8周期T1(T1/8)遅延してい
る。クロック信号K3の位相は、入力された基準クロッ
ク信号D2の位相に対して2/8周期T1遅延してい
る。クロック信号K4の位相は、入力された基準クロッ
ク信号D2の位相に対して3/8周期T1遅延してい
る。クロック信号K5の位相は、入力された基準クロッ
ク信号D2の位相に対して4/8周期T1遅延してい
る。クロック信号K6の位相は、入力された基準クロッ
ク信号D2の位相に対して5/8周期T1遅延してい
る。クロック信号K7の位相は、入力された基準クロッ
ク信号D2の位相に対して6/8周期T1遅延してい
る。クロック信号K8の位相は、入力された基準クロッ
ク信号D2の位相に対して7/8周期T1遅延してい
る。
【0089】クロック信号選択回路63は、位相制御回
路61、8相クロック信号発生回路62、クロック信号
合成回路64とに接続している。クロック信号選択回路
63は、位相制御回路61から入力されたクロック信号
選択信号D6を用いて、8相クロック信号発生回路62
から入力された8相のクロック信号D8のうちの2相の
クロック信号D9を選択し、その選択された2相の信号
D9をクロック信号合成回路64に出力する。ここで選
択される2相のクロック信号D9の位相差は、1/8周
期T1である。
【0090】クロック信号合成回路64は、位相制御回
路61、クロック信号選択回路63とに接続している。
クロック信号合成回路64は、クロック信号選択回路6
3から入力された2相の信号D9を、位相制御回路61
から入力された合成比信号D7で示される合成比に従っ
て合成する。そしてクロック信号合成回路64は、その
合成した信号を調整済み基準クロック信号D2’として
外部に出力する。調整済み基準クロック信号D2’は、
相補信号T,Bとして出力される。
【0091】図7は、クロック信号合成回路64の調整
済み基準クロック信号D2’の発生の動作を示してい
る。図7を参照すると、まず、2相のクロック信号D9
としてクロック信号Even、クロック信号Oddがク
ロック信号合成回路64に入力される。ここで、クロッ
ク信号Evenの位相はクロック信号Oddの位相より
1/8周期T1進んでいる。
【0092】次に、クロック信号合成回路64は、合成
比信号D7で示された合成比に従って、クロック信号E
venとクロック信号Oddとを合成して、クロック信
号Mixclkを取得する。次に、クロック信号合成回
路64は、クロック信号Mixclkの電圧レベルと予
め定められた閾値電圧VTHとを比較する。ここで、閾
値電圧VTHは、クロック信号Mixclkの最大電圧
レベルVMAXのほぼ1/2に設定される。この場合、
クロック信号合成回路64は、クロック信号Mixcl
kの電圧レベルが閾値電圧VTHより高い場合、相補信
号Tの電圧レベルをハイ、相補信号Bの電圧レベルをロ
ウにして出力する。また、クロック信号合成回路64
は、クロック信号Mixclkの電圧レベルが閾値電圧
VTHよりも低い場合、相補信号Tの電圧レベルをロ
ウ、相補信号Bの電圧レベルをハイにして出力する。
【0093】実施の形態では、相補信号Tと相補信号B
とは波形なまりを有する。このため、相補信号Tと相補
信号Bとは、クロック信号Mixclkの電圧レベルが
閾値電圧VTHをまたぐタイミングに合わせて、予め定
められた閾値電圧VTH’をまたいでハイからロウ又は
ロウからハイに切り替えられる。ここで、しきい値電圧
VTH’は、相補信号Tと相補信号Bの最大電圧レベル
のほぼ1/2に設定される。
【0094】次に、本発明における遅延同期回路の実施
の形態の動作を以下に示す。まず、パルス幅可変回路4
からの内部クロック信号D3と、外部からの外部クロッ
ク信号D1とが第1位相判定回路1と第2位相判定回路
2とに入力される。次に、第1位相判定回路1は、内部
クロック信号D3の立ち上がりのタイミングで、内部ク
ロック信号D3の位相と外部クロック信号D1の位相と
を比較する。第1位相判定回路1は、内部クロック信号
の立ち上がりのタイミングで、外部クロック信号D1の
電圧レベルと参照電圧VREFとを比較する。外部クロ
ック信号D1の電圧レベルが参照電圧VREFよりも高
い場合、第1位相判定回路1は、位相判定結果信号D4
の電圧レベルをハイにして任意位相発生回路3へ出力す
る。また、外部クロック信号D1の電圧レベルが参照電
圧VREFよりも低い場合、第1位相判定回路1は、位
相判定結果信号D4の電圧レベルをロウにして任意位相
発生回路3へ出力する。
【0095】次に、任意位相発生回路3は、入力される
位相判定結果信号D4の電圧レベルがハイの場合、入力
される基準クロック信号D2の位相を進めて得られる調
子済み基準クロック信号D2’をパルス幅可変回路4に
出力する。また、任意位相発生回路3は、入力される位
相判定結果信号D4の電圧レベルがロウである場合、入
力される基準クロック信号D2の位相を遅らせて得られ
る調子済み基準クロック信号D2’をパルス幅可変回路
4に出力する。
【0096】また、第2位相判定回路2は、内部クロッ
ク信号D3の立ち下がりのタイミングで、その内部クロ
ック信号D3の位相と外部クロック信号D1の位相を比
較する。第2位相判定回路2は、内部クロック信号の立
ち下がりのタイミングで、外部クロック信号D1の電圧
レベルと参照電圧VREFとを比較する。外部クロック
信号D1の電圧レベルが参照電圧VREFよりも高い場
合、第1位相判定回路1は、位相判定結果信号D5の電
圧レベルをハイにしてパルス幅可変回路4へ出力する。
また、外部クロック信号D1の電圧レベルが参照電圧V
REFよりも低い場合、第1位相判定回路1は、位相判
定結果信号D5の電圧レベルをロウにしてパルス幅可変
回路4へ出力する。
【0097】次に、パルス幅可変回路4は、入力される
位相判定結果信号D5の電圧レベルがハイである場合、
調整済み基準クロック信号D2’を用いて前回出力され
た内部クロック信号D3よりもパルス幅を広げた内部ク
ロック信号D3を生成し、その生成された内部クロック
信号D3を出力する。また、パルス幅可変回路4は、入
力される位相判定結果信号D5の電圧レベルがロウであ
る場合、基準クロック信号D2’を用いて前回出力され
た内部クロック信号D3よりもパルス幅を狭くした内部
クロック信号D3を生成し、その生成された内部クロッ
ク信号D3を第1位相判定回路1と第2の位相判定回路
2とに出力する。
【0098】上記動作を反復することにより、本発明に
おける遅延同期回路の第1の実施形態は、内部クロック
信号D3を、その立ち上がりおよび立ち下がりのタイミ
ングを外部クロック信号D1のそれらと一致させて出力
することが可能となる。
【0099】よって、本発明における遅延同期回路の実
施の形態は、1つの内部クロック信号D3の立ち上がり
と立ち下がりのタイミングとを、外部クロック信号D1
のそれらと高い精度で一致させることが可能になってい
る。
【0100】また、本発明における遅延同期回路の実施
の形態では、内部クロック信号D3のパルス幅を外部ク
ロック信号D1のパルス幅に合わせることが可能であ
る。図8は、本発明における遅延同期回路に入力される
外部クロック信号D1と、本発明における遅延同期回路
から出力される内部クロック信号D3のタイムチャート
を示す。ここで、この外部クロック信号D1のパルス幅
は、この外部クロック信号D1の周期T1の1/2未満
である。
【0101】図8を参照すると、この内部クロック信号
D3は、この外部クロック信号D1に同期している。ま
た、図9は、本発明における遅延同期回路に入力される
外部クロック信号D1と、本発明における遅延同期回路
から出力される内部クロック信号D3のタイムチャート
を示す。ここで、外部クロック信号D1のパルス幅は、
外部クロック信号D1の周期T1の1/2以上である。
【0102】図9を参照すると、この内部クロック信号
D3もまた、外部クロック信号D1に同期している。こ
れらは、本発明における遅延同期回路に含まれるパルス
幅可変回路4によって、内部クロック信号D3のパルス
幅が外部クロック信号D1のパルス幅に合わせられるこ
とによって実現されている。
【0103】次に、本発明における遅延同期回路の実施
の他の形態を以下に示す。図10は、本発明による遅延
同期回路の実施の他の形態の構成を示す。図10を参照
すると、本発明による遅延同期回路の実施の他の形態
は、2つの第1位相判定回路1,2、任意位相発生回路
3、パルス幅可変回路4とから構成されている。第1位
相判定回路1の構成とその動作は、下記に示す点を除け
ば、遅延同期回路の実施の既述の形態の第1位相判定回
路1の構成とその動作に同じである。まず、第1位相判
定回路1は、パルス幅可変回路4に接続している。ま
た、第1位相判定回路1には、外部から外部クロック信
号D1が入力され、パルス幅可変回路4から後述する内
部クロック信号D3とが入力される。
【0104】第2位相判定回路2の構成とその動作は、
下記に示す点を除けば、遅延同期回路の実施の先の形態
の第2位相判定回路2の構成とその動作に同じである。
まず、第2位相判定回路2は、任意位相発生回路3とパ
ルス幅可変回路4とに直列に接続している。また、第2
位相判定回路2には、外部から外部クロック信号D1と
パルス幅可変回路4から後述される内部クロック信号D
3とが入力される。ここで、この第2位相判定回路2で
は、位相判定結果信号D5の出力先は任意位相発生回路
3である。
【0105】任意位相発生回路3の構成とその動作は下
記に示す点を除けば、遅延同期回路の実施の先の形態の
任意位相発生回路3の構成とその動作に同じである。ま
ず、任意位相発生回路3は、第2位相判定回路2とパル
ス幅可変回路4とに続している。また、任意位相発生回
路3には、外部から基準クロック信号D2と第2位相判
定回路2から位相判定結果信号D5が入力される。任意
位相発生回路3は、第2位相判定回路2から入力される
位相判定結果信号D5に基づいて、外部から入力される
基準クロック信号D2の遅延量を調整し、その遅延量が
調整された調整済み基準クロック信号D2をパルス幅可
変回路4に出力する。
【0106】パルス幅可変回路4の構成とその動作は下
記に示す点を除けば、遅延同期回路の実施の先の形態の
パルス幅可変回路4の構成とその動作に同じである。ま
ず、パルス幅可変回路4は、第1位相判定回路1、第2
位相判定回路2とに接続している。また、パルス幅可変
回路4には、第1位相判定回路1から位相判定結果信号
D4と任意位相発生回路3から調整済み基準クロック信
号D2’とが入力される。また、パルス幅可変回路4
は、第1位相判定回路1から入力される位相判定結果信
号D4に基づいて、調整済み基準クロック信号D2’の
パルス幅を調整して得られた内部クロック信号D3を、
内部と、第1位相判定回路1、第2位相判定回路2に出
力する。
【0107】このような実施の形態は、先の実施の形態
との比較で、立ち上がりと立ち下がりの点で相違してい
るが、動作は全く同じである。本発明による遅延同期回
路の実施の後の形態もまた、先の形態と同様に、1つの
内部クロック信号D3の立ち上がりと立ち下がりのタイ
ミングを、外部クロック信号D1のそれらと高い精度で
一致させることが可能となり、遅延同期回路の実施の形
態でもまた、両実施の形態で同じであり、内部クロック
信号D3のパルス幅を外部クロック信号D1のパルス幅
に合わせることが可能である。このことは、本発明にお
ける遅延同期回路に含まれるパルス幅可変回路4によっ
て、内部クロック信号D3のパルス幅が外部クロック信
号D1のパルス幅に合わせられることによって実現され
ていることを示している。
【0108】上記に示すように、本発明による遅延同期
回路では、この遅延同期回路によって出力される1つの
内部クロック信号D3を、外部から入力される外部クロ
ック信号D1に高い精度で同期させることが可能であ
る。本発明における遅延同期回路の第1の実施形態で
は、まず、内部クロック信号D3の立ち上がりのタイミ
ングで、外部クロック信号D1の位相に内部クロック信
号D3の位相を同期させるように制御している。また、
内部クロック信号D3の立ち下がりのタイミングで、外
部クロック信号D1のパルス幅と内部クロック信号D3
のパルス幅とを一致させるように制御している。
【0109】また、本発明における遅延同期回路の第2
の実施形態では、まず、内部クロック信号D3の立ち下
がりのタイミングで、外部クロック信号D1の位相に内
部クロック信号D3の位相を同期させるように制御して
いる。また、内部クロック信号D3の立ち上がりのタイ
ミングで、外部クロック信号D1のパルス幅と内部クロ
ック信号D3のパルス幅とを一致させるように制御して
いる。
【0110】
【発明の効果】本発明によるDLL回路、及び、DLL
制御方法は、任意位相発生回路が2つから1つに減少す
るので、本発明の課題が有効に解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるDLL回路の実施の形態
を示す回路ブロックである。
【図2】図2は、パルス幅可変回路を示す回路図であ
る。
【図3】図3は、第1位相判定回路を示す回路図であ
る。
【図4】図4は、第2位相判定回路を示す回路図であ
る。
【図5】図5は、任意位相発生回路を示す回路ブロック
図である。
【図6】図6は、8相のクロック信号を示すタイムチャ
ート図である。
【図7】図7は、クロック信号合成の基準クロック信号
発生を示す波形図である。
【図8】図8は、内部クロック信号D3の波形を示すタ
イムチャート図である。
【図9】図9は、内部クロック信号D3の他の波形を示
すタイムチャート図である。
【図10】図10は、本発明によるDLL回路の実施の
他の形態を示す回路ブロック図である。
【図11】図11は、公知のDLL回路を示す回路ブロ
ック図である。
【図12】図12は、公知の内部クロック信号の波形を
示すタイムチャート図である。
【図13】図13は、公知の他の内部クロック信号をを
示すタイムチャート図である。
【符号の説明】
1…第1位相判定回路 2…第2位相判定回路 3…任意位相発生回路 4…パルス幅可変回路 1,3.4…第1遅延ループ 2,3,4…第2遅延ループ D1…外部クロック D2…基準クロック D2’…調整済み基準クロック D3…内部クロック D4…第1位相判定信号 D5…第2位相判定信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部クロックが入力する第1位相判定回路
    と、 前記外部クロックが入力する第2位相判定回路と、 基準クロックが入力する任意位相発生回路と、 パルス幅可変回路とを含み、 前記パルス幅可変回路が出力する内部クロックは前記第
    1位相判定回路と前記第2位相判定回路に入力し、 前記第1位相判定回路は、前記外部クロックと前記内部
    クロックとの位相関係を判定して第1位相判定信号を出
    力し、 前記第2位相判定回路は、前記外部クロックと前記内部
    クロックとの位相関係を判定して第2位相判定信号を出
    力し、 前記任意位相発生回路は、前記第1位相判定信号に基づ
    いて前記基準クロックの位相を調整して調整済み基準ク
    ロックを前記パルス幅可変回路に出力し、 前記パルス幅可変回路は前記第2位相判定信号に基づい
    て前記調整済み基準クロックのパルス幅を調整して立ち
    上がりと立ち下がりがロックされた内部クロックを出力
    するDLL回路。
  2. 【請求項2】前記任意位相発生回路は、前記基準クロッ
    クの立ち上がりをロックし、前記パルス発生回路は前記
    基準クロックの立ち下がりをロックする請求項1のDL
    L回路。
  3. 【請求項3】前記任意位相発生回路は、前記基準クロッ
    クの立ち下がりをロックし、前記パルス発生回路は前記
    基準クロックの立ち上がりをロックする請求項1のDL
    L回路。
  4. 【請求項4】前記任意位相発生回路は単一であり、 前記内部クロックは一系統であり、前記内部クロックの
    1パルスの立ち上がりと立ち下がりがロックされている
    請求項1〜請求項3から選択される1請求項のDLL回
    路。
  5. 【請求項5】基準クロックの立ち上がり又は立ち下がり
    のいずれかをロックする第1遅延ループと、 基準クロックの立ち下がり又は立ち下がりの他のいずれ
    かをロックする第2遅延ループとを含み、 前記第1遅延ループは、 順次に僅かずつに位相を遅延させることにより入力され
    るクロック信号の位相を遅延させて任意の位相の調整済
    みクロック信号を出力する任意位相発生回路を備え、 前記第2遅延ループは、 前記第1遅延ループにより立ち上がり又は立ち下がりの
    前記いずれかがロックされた前記調整済みクロック信号
    のパルス幅を任意に調整して内部クロックを出力するD
    LL回路。
  6. 【請求項6】基準クロックに基づいてロック対象の外部
    クロックの位相をロックして調整ずみクロックを出力す
    ること、 前記調整済みクロックのパルス幅を調整することとを含
    むDLL制御方法。
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