JPH0629835A - ループ形位相調整回路 - Google Patents

ループ形位相調整回路

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JPH0629835A
JPH0629835A JP4178253A JP17825392A JPH0629835A JP H0629835 A JPH0629835 A JP H0629835A JP 4178253 A JP4178253 A JP 4178253A JP 17825392 A JP17825392 A JP 17825392A JP H0629835 A JPH0629835 A JP H0629835A
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JP
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clock signal
signal
circuit
supplied
phase
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JP4178253A
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English (en)
Inventor
Atsuhiko Ishibashi
敦彦 石橋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路素子の特性変化に関係なく、立上がり、
立下がりが基準クロック信号の立上がり、立下がりと一
致した内部クロック信号を発生させる。 【構成】 基準クロック信号CREF と内部クロック信号
1Nの立上がり、立下がりの位相差を表わす第1制御信
号VC1、第2制御信号VC2を発生する立上がり位相差検
出手段33および立下がり位相差検出手段34と、第1制御
信号、第2制御信号に応答して基準クロック信号の立上
がり、立下がりに対してそれぞれ所定の位相関係にある
立上がり、立下がりをもった内部クロック信号を発生す
る電圧制御遅延回路36とを具備し、該電圧制御遅延回路
は複数のキャパシタ331 〜333 と、該キャパシタに対す
る充放電路を形成する可変インピーダンス手段421 〜42
3 、441 〜443 とを有し、該可変インピーダンス手段の
インピーダンスを上記第1制御信号、第2制御信号によ
り制御して、その遅延量を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ループ形位相調整回路
に関するものであり、特にLSIの駆動用内部クロック
信号の位相を基準となる外部クロック信号の位相と一致
させるための位相同期ループ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大規模半導体集積回路装置(以
下、LSIと称す)を複数個使用して構成された論理演
算システム等においては、使用されるクロック信号の周
波数は極めて高くなり、その動作速度は飛躍的に高速化
しているが、複数のLSI相互間でのクロック信号の位
相のずれが問題になっている。このような問題は、LS
Iの内部で使用されるクロック信号の位相を基準となる
外部クロック信号の位相と一致させるように動作する位
相同期ループ回路を設けることにより解決される。
【0003】このような目的で使用される従来のループ
形位相調整回路の例を図6に示す。図6は例えばIEE
E JOURNAL OF SOLID−STATE
CIRCUITS,Vol.23,NO.5,OCTO
BER 1988,第1218頁乃至第1223頁に掲
載された電圧制御型遅延回路(voltage−con
trolled delay line)を用いた位相
同期ループ回路の原理を示すブロック図である。
【0004】図6において、1は第1の入力端子11に
供給される外部基準クロック信号CREF の立上がり位相
と、第2の入力端子12に供給されるLSIの駆動用内
部クロック信号CINの立上がり位相とを比較して、ライ
ン13にアップ信号またはライン14にダウン信号を発
生する位相比較器、2は上記アップ信号またはダウン信
号を受けてそれぞれ正または負の電荷をパルスの形で送
り出すチャージポンプ回路、3はチャージポンプ回路2
の出力を平滑して制御信号を出力するループフィルタ、
4はループフィルタ3の出力の電位に応じて遅延時間を
変化させる電圧制御遅延回路(以下、VCDLと称す)
である。
【0005】VCDL4の信号入力端子15には第1の
入力端子11に供給された基準クロック信号CREF が供
給され、該VCDL4はその制御信号入力端子16に供
給されるループフィルタ3の出力制御信号VC の電位に
応じて上記基準クロック信号を遅延させて、これを出力
端子17より駆動段5に供給する。駆動段5はVCDL
4から出力されるクロック信号に基づいてLSIの各部
に動作用内部クロック信号CINを供給する。駆動段5は
また上記内部クロック信号CINを第2の入力端子12を
経て位相比較器1に供給する。
【0006】次に図6のループ形位相調整回路の動作を
図8を参照してさらに詳しく説明する。図6のループ形
位相調整回路は、入力端子11に供給される基準クロッ
ク信号CREF を例えば正確に1周期遅延させた信号を内
部クロック信号CINとして出力するものである。駆動段
5を含むこのループ形位相調整回路の特性は温度変化に
よって変化したり経年変化し、これによってクロック信
号の遅延時間が変化する傾向がある。図6のループ形位
相調整回路は、VCDL4における遅延時間を調整する
ことにより、駆動段5を含む回路中の素子の特性変化に
拘わらず外部クロック信号に対して正確に1周期遅延さ
れた内部クロック信号CINを発生することができる。
【0007】図8は図6に示す従来のループ形位相調整
回路の動作を説明するタイミング図である。図8(a)
は外部の基準クロック信号CREF に比べて内部クロック
信号CINの立上がりの位相が1周期よりもさらに遅れて
いる場合(以下では単に位相が遅れている場合、と称
す)を示す。位相比較器1は基準クロック信号CREF
各立上がりからそのすぐ後の内部クロック信号CINの立
上がりまでの期間t11〜t12、t21〜t22、t31
32、・・・・に相当するパルス幅をもったアップ信号
をライン13に発生する。この場合、ダウン信号用ライ
ン14の電位は0レベルである。これにより、チャージ
ポンプ回路2は正の電荷をループフィルタ3に供給す
る。このため、ループフィルタ3の出力制御信号の電位
C は上昇し、VCDL4の遅延時間を短縮する。内部
クロック信号CINの立上がりの位相は点線の位置から矢
印A1 、A2 、A3 で示すように進み、最終的に実線の
位置に達して、内部クロック信号CINの立上がりは1周
期遅れで基準クロック信号CREF の立上がりと一致す
る。
【0008】図8(b)は内部クロック信号CINの立上
がりの位相遅れが外部基準クロック信号CREF に対して
1周期以下の場合(以下では内部クロック信号CINの位
相が進んでいる場合、と称す)を示す。位相比較器1は
内部クロック信号CINの各立上がり位相からそのすぐ後
の基準クロック信号CREF の立上がり位相の期間t11
12、t21〜t22、t31〜t32、・・・・に相当するパ
ルス幅をもったダウン信号をライン14に発生する。こ
の場合、アップ信号用ライン13の電位は0レベルであ
る。これにより、チャージポンプ回路2は負の電荷をル
ープフィルタ3に供給する。ループフィルタ3の出力制
御信号の電位VC は低下し、VCDL4の遅延時間を長
くする。内部クロック信号CINの立上がりの位相は点線
の位置から矢印B1 、B2 、B3 で示すように遅れ、最
終的に実線の位置に達して、内部クロック信号CINの立
上がりは1周期遅れで基準クロック信号CREF の立上が
りと一致する。
【0009】上記の動作によって内部クロック信号CIN
の立上がり位相は基準クロック信号CREF に近づいて行
き、両者が一致すると位相比較器1の出力信号ライン1
3、14のレベルはいずれも0になる。これによってル
ープフィルタ3には正負いずれの電荷も供給されなくな
って、その出力電位VC は一定の電位に維持され、VC
DL4は一定の遅延時間を保持し、図6の位相同期ルー
プ回路は、立上がりが基準クロック信号CREF に対して
正確に1周期遅延された内部クロック信号、つまり見掛
け上立上がりが基準クロック信号の立上がりと一致した
内部クロック信号CINを発生することができる。
【0010】図7は図6に示す従来のループ形位相調整
回路で使用されるVCDL4の回路例を示す。同図で、
信号入力端子15と出力端子17との間にはインバータ
211 、212 、・・・・21N が直列に接続されてお
り、各インバータの出力端子と例えば接地点からなる基
準電位点VSSとの間にはNMOSFET221 、2
2 、・・・・22N とキャパシタ231 、232 、・
・・・23N とが直列に接続されている。各FETのゲ
ートは制御信号入力端子16に接続された制御ライン1
9に接続されている。
【0011】図7のVCDLでは、制御入力端子16に
供給される制御信号VC に応じてFET221 〜22N
のインピーダンスが変化し、これによって各インバータ
211 〜21N からその出力に接続されたキャパシタ2
1 〜23N に対する充放電の電荷量が変化する。具体
的には、制御入力端子16に供給される制御信号VC
電位が低下すると各FET221 〜22N のインピーダ
ンスが大きくなって、キャパシタ231 〜23N に対す
る充放電の電荷量が減少して、充放電時間が長くなり、
VCDL4の遅延時間が大きくなる。反対に制御入力端
子16に供給される制御信号VC の電位が上昇すると、
各FETのインピーダンスが小さくなって各キャパシタ
に対する充放電時間が短くなり、VCDL4の遅延時間
は小さくなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のループ形位相調
整回路では、内部クロック信号CINの立上がりのみを外
部から供給される基準クロック信号CREF の立上がりと
一致するように位相調整しているため、内部クロック信
号CINの立下がりが基準クロック信号の立下がりと一致
しなくなり、基準クロック信号と異なったデューティサ
イクルをもった内部クロック信号CINが生成されるとい
う問題があった。また、外部基準クロック信号の立上が
りを基準としてパルス幅が周期の丁度2分の1(デュー
ティサイクル50%)の内部クロック信号を発生させた
い場合は、VCDL以外に電圧制御形発振器(VCO)
を使用した位相ロックドループ(PLL)を設置する必
要があり、集積度が低下する上にコスト高になるという
問題があった。
【0013】本発明は、上記のような従来のループ形位
相調整回路の欠点を解消して、基準クロック信号の立上
がり、立下がりとタイミング的に一致した立上がり、立
下がりをもった内部クロック信号を発生することがで
き、しかも簡単なスイッチング回路を付加することによ
り、パルス幅が基準クロック信号の周期の丁度2分の1
(デューティサイクル50%)の内部クロック信号を発
生することができるループ形位相調整回路を得ることを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明に係る
ループ形位相調整回路は、回路外から供給される基準と
なる第1クロック信号と回路内で発生される第2クロッ
ク信号の各立上がりの位相差を検出してその位相差を表
わす第1制御信号を発生する手段と、上記両クロック信
号の立下がりの位相差を検出してその位相差を表わす第
2制御信号を発生する手段と、これら第1制御信号と第
2制御信号とに応答して、上記第1クロック信号の立上
がり、立下がりに対してそれぞれ所定の位相関係にある
立上がり、立下がりをもった上記第2クロック信号を生
成する電圧制御形遅延回路(VCDL)を具備してい
る。VCDLは、第1クロック信号を受信する入力と位
相調整された第2クロック信号を発生する出力との間に
縦続して接続された複数の論理反転回路と、各論理反転
回路の出力と基準電位点との間に接続されたキャパシタ
と、各キャパシタに対する第1の充放電路を形成し、上
記第1制御信号によりインピーダンスが調整されて上記
キャパシタに対する充放電時定数を変化させ、それによ
って第2クロック信号の立上がり位相を調整する第1の
可変インピーダンス手段と、上記各キャパシタに対する
第2の充放電路を形成し、上記第2制御信号によりイン
ピーダンスが調整されて上記キャパシタに対する充放電
時定数を変化させ、それによって上記第2クロック信号
の立下がり位相を調整する第2の可変インピーダンス手
段とを具備している。
【0015】本願の第2の発明に係るループ形位相調整
回路は、前記第1の発明に係るループ形位相調整回路に
動作モード切換え信号入力端子と、該信号入力端子に供
給される動作モード切換え信号に応答して前記第1制御
信号を発生する手段あるいは第2制御信号を発生する手
段のいずれか一方の位相差検出動作を停止させる論理回
路と、上記動作モード切換え信号に応答して、上記いず
れか一方の位相差検出動作の停止時にVCDLの入力に
第1クロック信号が供給されるのを停止すると共に該入
力に当該VCDLの出力に発生する第2クロック信号を
帰還するスイッチング手段とを付加して構成され、VC
DLを第1クロック信号に同期した発振器として動作さ
せるものである。
【0016】
【作用】第1の発明に係るループ形位相調整回路は、V
CDLに供給される第1クロック信号の立上がり、立下
がりの位相を別々に調整して、立上がり位相、立下がり
位相が基準となる第1クロック信号の立上がり、立下が
りと一致した第2クロック信号を発生することができ
る。また、第2の発明に係るループ形位相調整回路は、
立上がり位相または立下がり位相が第1クロック信号の
立上がりまたは立下がりと一致し、しかも第1クロック
信号のデューティサイクルには関係なくデューティサイ
クルが50%の第2クロック信号を発生することができ
る。
【0017】
【実施例】図1は本発明のループ形位相調整回路の第1
の実施例のブロック図で、31は外部基準クロック信号
REF が供給される第1の入力端子、32は後程説明す
る駆動段37から内部クロック信号CINが供給される第
2の入力端子、33は上記第1の入力端子31に供給さ
れる基準クロック信号CREF の立上がりと第2の入力端
子32に供給される内部クロック信号CINの立上がりの
位相差を検出して、その位相差を表わす第1制御信号V
C1を発生する立上がり位相差検出手段、34は上記両ク
ロック信号の立下がりの位相差を検出して、その位相差
を表わす第2制御信号VC2を発生する立下がり位相差検
出手段である。
【0018】立上がり位相差検出手段33は、その一方
の入力端子111に供給される基準クロック信号CREF
と他方の入力端子112に供給される内部クロック信号
INの立上がりの位相を比較してライン113にアップ
信号またはライン114にダウン信号を発生する位相比
較器101と、アップ信号またはダウン信号を受けて正
または負の電荷をパルスの形で送り出すチャージポンプ
回路102と、チャージポンプ回路102の出力を平滑
して上記両クロック信号の立上がりの位相差を表わす前
記第1制御信号VC1を発生するループフィルタ103と
からなる。
【0019】立下がり位相差検出手段34は立上がり位
相差検出手段33と同様に位相比較器201、チャージ
ポンプ回路202、およびループフィルタ203を具備
している。位相比較器201の一方の入力端子211に
は第1の入力端子31に供給された基準クロック信号C
REF がインバータ回路38を介して供給され、他方の入
力端子212には第2の入力端子32に供給された内部
クロック信号CINがインバータ回路39を介して供給さ
れる。従って、位相比較器201は基準クロック信号C
REF と内部クロック信号CINの立下がり位相を比較して
ライン213、214にそれぞれアップ信号、ダウン信
号を発生し、ループフィルタ203は上記両クロック信
号の立下がりの位相差を表わす前記第2制御信号VC2
発生する。
【0020】第1制御信号VC1はVCDL36の第1制
御信号入力端子116に供給され、第2制御信号VC2
第2制御信号入力端子216に供給される。VCDL3
6は信号入力端子115に供給された基準クロック信号
REF の立上がり位相、立下がり位相を上記各制御信号
入力端子に供給される制御信号VC1、VC2に応じて遅延
させて、これを信号出力端子117より駆動段37に供
給する。駆動段37はLSIの各部に動作用内部クロッ
ク信号CINを供給すると共に第2の入力端子32を経て
各位相比較器101、201の第2の入力端子に供給す
る。
【0021】図1で使用されるVCDL36の第1の実
施例を図2に示す。図2で、115は基準クロック信号
REF が供給される信号入力端子、117は遅延クロッ
ク信号が発生する信号出力端子、116は立上がり位相
差を表わす第1制御信号VC1が供給される第1制御信号
入力端子、216は立下がり位相差を表わす第2制御信
号VC2が供給される第2制御信号入力端子である。40
1 、402 、403 は、それぞれPMOSFET4
1 、412 、413 とNMOSFET431 、4
2 、433 とにより構成された所謂CMOSからなる
インバータである。各CMOSインバータのPMOSト
ランジスタ411 、412 、413 のソースと第1電位
DDが与えられる第1の電源端子29との間にはPMO
Sトランジスタ421 、422 、423 が接続されてお
り、各インバータのNMOSトランジスタ431 、43
2 、433 のソースと接地電位のような第2電位VSS
与えられる第2の電源端子30との間にはNMOSFE
T441 、442 、443 が接続されている。
【0022】信号入力端子115は第1のインバータ4
1 を構成するFET411 と431 の相互に接続され
たゲートに接続され、FET411 と431 の相互に接
続されたドレンは波形成形用インバータ341 を経て第
2のインバータ402 のFET412 、432 の相互に
接続されたゲートに接続されている。FET412 、4
2 の相互に接続されたドレンは波形成形用インバータ
342 を経て第3のインバータ403 のFET413
433 の相互に接続されたゲートに接続され、FET4
2 、433 の相互に接続されたドレンは波形成形用イ
ンバータ343を経て信号出力端子117に接続されて
いる。
【0023】各インバータ401 、402 、403 の出
力点71、72、73、すなわち各インバータのPMO
SFETとNMOSFETの相互に接続されたドレンと
SSの第2の電源端子30との間にはキャパシタ3
1 、332 、333 が接続されている。第1制御信号
入力端子116に供給された第1制御信号VC1はNMO
SFET441 、442 、443 の各ゲートに供給され
る。第2制御信号入力端子216に供給された第2制御
信号VC2は、第1の電源端子29と第2の電源端子30
との間に直列に接続されたPMOSFET45とNMO
SFET46とからなるインバータで反転されてPMO
SFET421 、422 、423 の各ゲートに供給され
る。なお、インバータを含む回路の段数は図示の3段に
限定されることはなく、目的に応じて必要な段数が設け
られることは言う迄もない。
【0024】図6に示す従来の回路と同様に、図1に示
す本発明の回路は、温度変化や経年変化に関係なく基準
クロック信号CREF に対して正確に1周期遅れた内部ク
ロック信号CINを発生するものであるとする。図3は図
1、図2の回路の動作を説明するタイミング図で、基準
クロック信号CREF に比べて内部クロック信号CINの立
上がり、立下がりの位相が1周期以上遅れている場合、
つまり内部クロック信号CINの立上がり、立下がりが基
準クロック信号の立上がり、立下がりよりも遅れている
場合を示す。図3(a)は図1中の立上がり位相差検出
手段33の動作を示すもので、位相比較器101は基準
クロック信号CREF の各立上がりからそのすぐ後の内部
クロック信号CINの立上がりまでの期間t11〜t12、t
21〜t22、t31〜t32、・・・・に相当するパルス幅を
もったアップ信号をライン113に発生する。このと
き、ライン114のダウン信号は0である。これにより
チャージポンプ回路102は正の電荷をループフィルタ
103に供給し、該ループフィルタ103の出力の第1
制御信号VC1の電位は上昇する。
【0025】図3(b)は図1中の立下がり位相差検出
手段34の動作を示すもので、位相比較器201にはイ
ンバータ回路38、39の作用により基準クロック信号
REF 、内部クロック信号CINの反転されたものが供給
される。従って、位相比較器201、チャージポンプ回
路202、ループフィルタ203は、CREF (バー)の
各立上がりからそのすぐ後のCIN(バー)の立上がりま
での期間t11〜t12、t21〜t22、t31〜t32、・・・
・、従ってCREF の各立下がりからそのすぐ後のCIN
立下がりまでの期間に相当するパルス幅をもったアップ
信号をライン213に発生する。このときライン214
のダウン信号は0である。これによりチャージポンプ回
路202は正の電荷をループフィルタ203に供給し、
該ループフィルタ203の出力の第2制御信号VC2の電
位は上昇する。
【0026】立上がりの位相差を表わす第1制御信号V
C1、立下がりの位相差を表わす第2制御信号VC2はVC
DL36の第1、第2の各制御信号入力端子116、2
16に供給される。次に、図2によってVCDL36の
動作を説明する。第1制御信号入力端子116に供給さ
れた第1制御信号VC1はアップ信号で電圧が高いため、
この第1制御信号が供給されるNMOSFET441
443 のインピーダンスは低くなる。第2制御信号入力
端子216に供給される第2制御信号VC2もアップ信号
で電圧が高いため、この制御信号VC2はFET45、4
6からなるインバータで反転されてPMOSFET42
1 〜423 のゲートに印加される。これによってPMO
SFET421 〜423 のインピーダンスは低くなる。
信号入力端子115に供給される基準クロック信号C
REF の立上がり時はNMOSFET431 が導通し、こ
のときFET441 のインピーダンスが低いことによっ
てキャパシタ331 に対する充放電の電荷量が多くな
り、充放電時間が短縮して立上がりの遅延は小さくな
る。
【0027】同様に信号入力端子115に供給される基
準クロック信号CREF の立下がり時はPMOSFET4
1 が導通し、このときFET421 のインピーダンス
が低いことによってキャパシタ331 に対する充放電の
電荷量が多くなり、充放電時間が短縮して立下がりの遅
延は小さくなる。
【0028】信号入力端子115、すなわちインバータ
401 の入力(FET411 と431 の相互に接続され
たゲート)に供給される信号は図3(c)の波形(イ)
で示すようにパルス状であるが、インバータ401 の出
力71にはキャパシタ331の充放電により波形(ロ)
で示すようになる。波形成形用インバータ341 はこの
波形(ロ)を波形(ハ)のように成形して次のインバー
タ402 に供給する。波形(ロ)の各レベル変化時の丸
印は制御信号VC1 、VC2によって位相制御された立上
がり点、立下がり点を示し、成形された波形(ハ)は上
記丸印のタイミングで決定される立上がり位相、立下が
り位相をもった波形(ハ)を発生する。
【0029】インバータ402 、キャパシタ332 、F
ET422 、442 からなる2段目の充放電回路、イン
バータ403 、キャパシタ333 、FET423 、44
3 からなる3段目の充放電回路においても前記と同様に
クロック信号の立上がり、立下がりの位相が進む方向に
位相調整され、駆動段37の出力に発生する内部クロッ
ク信号CINの立上がりの位相は矢印A1 、A2 、A3
・・・・で示すように点線の位置から実線の位置に向け
て進相される。同様に内部クロック信号CINの立下がり
の位相も矢印B1 、B2 、B3 、・・・・で示すように
点線の位置から実線の位置に向けて進相する。これによ
って、最終的には立上がり、立下がりの位相が基準クロ
ック信号CREF の立上がり、立下がりと一致した(実際
には基準クロック信号CREF に対して正確に1周期遅れ
た)内部クロック信号CINを得ることができる。
【0030】内部クロック信号CINの立上がり、立下が
りの位相が基準クロック信号CREFの立上がり、立下が
りの位相より進んでいる場合、正確には内部クロック信
号CINの立上がり、立下がりの位相遅れが基準クロック
信号CREF の1周期以下の場合は、図1の回路における
位相比較器101、201はライン114、214にそ
れぞれダウン信号を発生し、VCDL36の第1制御信
号入力端子116、第2制御信号入力端子216には電
圧が低下する制御信号VC1、VC2が供給される。これに
よってPMOSFET421 〜423 、NMOSFET
441 〜443のインピーダンスは高くなり、キャパシ
タ331 〜333 に対する充放電の電荷量が少なくな
り、充放電時間が長くなってなって立上がり、立下がり
の遅延が大きくなり、最終的に内部クロック信号CIN
立上がり、立下がりの位相は基準クロック信号CREF
立上がり、立下がりに一致する。
【0031】図4は本発明のループ形位相調整回路で使
用されるVCDL36の第2の実施例を示す。この実施
例では、偶数段のインバータ401 〜404 のPMOS
FET411 〜414 のソースは直接VDDの第1電源端
子29に接続されている。また、各インバータ401
403 の出力71〜73は直接次段のインバータの入力
(相互に接続されたゲート)に接続され、インバータ4
4 の出力74は信号出力端子117に接続されてい
る。また各インバータの出力71〜74とVSSの第2電
源端子30との間には充放電キャパシタ331 〜334
が接続されている。第1制御信号入力端子116に供給
される立上がりの位相差を表わす第1制御信号VC1は奇
数段目のインバータ、すなわち1段目、3段目のインバ
ータ401、403 に接続されたNMOSFET4
1 、473 のゲートに供給され、第2制御信号入力端
子216に供給される立上がりの位相差を表わす第2制
御信号VC2は偶数段目のインバータ、すなわち2段目、
4段目のインバータに接続されたNMOSFET4
2 、474 のゲートに供給される。インバータを含む
段数は図示の4段に限定されるもではなく、任意の偶数
段数を採用することができる。
【0032】図4に示すVCDL36の第2の実施例に
おいては、基準クロック信号CREFの立上がりで1段
目、3段目のインバータのNMOSFET431 、43
3 を導通させるから、1段目、3段目において、第1制
御信号VC1で制御されるNMOSFET471 、473
の導通インピーダンスに応じてキャパシタ331 、33
3 に対する充放電の電荷量が制御されて、立上がりの位
相が調整される。一方、2段目、4段目の偶数段目のイ
ンバータのNMOSFET432 、434 は信号入力端
子115に供給される基準クロック信号CREF の立下が
りで2段目、4段目のインバータのNMOSFET43
2 、434 を導通させるから、2段目、4段目では、第
2制御信号VC2で制御されるNMOSFET472 、4
4 の導通インピーダンスに応じてキャパシタ332
334 に対する充放電の電荷量が制御されて、立下がり
の位相が調整される。かくして、信号出力端子117に
は制御信号VC1、VC2に応じて立上がり、立下がりの位
相が調整されたクロック信号が駆動段37に供給され、
該駆動段37は基準クロック信号CREF に対して1周期
遅れで立上がり、立下がりの位相が上記基準クロック信
号CREF の立上がり、立下がりと一致した内部クロック
信号CINを発生することができる。
【0033】図5は本発明のループ形位相調整回路の第
2の実施例のブロック図で、内部クロック信号CINの立
上がりの位相が基準クロック信号CREF の立上がりの位
相と一致しており、しかも基準クロック信号のデューテ
ィサイクルには関係なくデューティサイクルが50%の
内部クロック信号CINを発生することができるものであ
る。立上がり位相差検出手段33、立下がり位相差検出
器34、VCDL36の基本構成は図1の回路の立上が
り位相差検出手段、立下がり位相差検出手段、VCDL
と同様である。ただし、図5では立下がり位相差検出手
段34の位相比較器201の入力にインバータ回路に代
わりにナンド回路65、66が設けられている。
【0034】一方のナンド回路65の一方の入力には入
力端子31より基準クロック信号CREF が供給され、他
方のナンド回路66の一方の入力には入力端子32より
内部クロック信号CINが供給される。また、各ナンド回
路65、66の他方の入力にはスイッチング信号源(図
示せず)よりスイッチング信号入力端子60に供給され
たスイッチング信号SC が供給される。
【0035】基準クロック信号CREF はNMOSFET
56とPMOSFET57とを並列接続して構成された
第1のスイッチング回路61を経てVCDL36の信号
入力端子115に供給され、VCDL36の出力端子1
17に発生する位相調整されたクロック信号はNMOS
FET58とPMOSFET59とを並列接続して構成
された第2のスイッチング回路62を経て信号入力端子
115に帰還される。第1のスイッチング回路61のN
MOSFET56と第2のスイッチング回路62のPM
OSFET59の各ゲートにはスイッチング信号SC
そのまま供給される。一方、第1のスイッチング回路6
1のPMOSFET57と第2のスイッチング回路62
のNMOSFET58の各ゲートにはインバータ51で
反転されたスイッチング信号、すなわちSC (バー)が
供給される。
【0036】図5の回路で、スイッチング信号SC がH
(ハイレベル)のときは、スイッチング回路62のNM
OSFET58、PMOSFET59は共にオフである
から該スイッチング回路62はオフであり、一方、スイ
ッチング回路61のNMOSFET56、PMOSFE
T57は共にオンで、該スイッチング回路61はオン状
態にある。従って、VCDL36の信号入力端子115
には基準クロック信号CREF が供給される。また、この
ときナンド回路65、66はインバータとして動作し
て、位相比較器201の入力端子211、212には基
準クロック信号CREF 、内部クロック信号CINの反転さ
れたものが供給される。従って、このときは図5の回路
は図1の回路と全く同様のループ形位相調整回路として
動作し、基準クロック信号CREF に対して1周期遅れで
立上がり、立下がりの位相が基準クロック信号の立上が
り、立下がりに一致した内部クロック信号CINを発生す
ることができる。
【0037】スイッチング信号SC がL(ローレベル)
のときは、スイッチング回路61はオフ、スイッチング
回路62はオンになり、VCDL36の信号入力端子1
15には該VCDL36の出力信号である位相調整され
たクロック信号が帰還される。一方、ナンド回路65、
66の出力は常にHで、立下がり位相差検出回路34は
位相差検出回路として機能しなくなる。よって、VCD
L36は自走発振器として動作し、デューティサイクル
が50%の内部クロック信号CINを発生する。このと
き、立上がり位相差検出回路33は正常に機能している
から、上記内部クロック信号CINの立上がり位相は基準
クロック信号CREF の立上がりと一致している。よっ
て、図5の回路は、基準クロック信号CREF のデューテ
ィサイクルには関係なく、立上がりの位相が上記基準ク
ロック信号CREF の立上がりに一致し、デューティサイ
クルが50%の内部クロック信号を発生することができ
る。勿論、図5の回路で立下がりの位相が基準クロック
信号の立下がりの位相と一致し、しかもデューティサイ
クルが50%の内部クロック信号CINを発生するように
変更することもできる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本願の第1の発明
に係るループ形位相調整回路は、外部から供給される基
準クロック信号CREF の立上がり、立下がりと位相が一
致した立上がり、立下がりをもった内部クロック信号C
INを発生することができるから、複数のLSIを使用し
た装置において、LSI相互間で位相ずれがなく基準ク
ロック信号と立上がり、立下がりの位相が一致した内部
クロック信号を供給することができる。また、本願の第
1の発明に係るループ形位相調整回路に簡単なスイッチ
ング回路ならびに論理回路を付加した第2の発明に係る
ループ形位相調整回路によれば、別にVCOを使用する
ことなく必要に応じて上記スイッチング回路を切換える
ことにより、外部から供給される基準クロック信号のデ
ューティサイクルには関係なく立上がりあるいは立下が
りの位相が上記基準クロック信号の立上がりあるいは立
下がりの位相と一致し、しかもデューティサイクルが5
0%の内部クロック信号CINを発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のループ形位相調整回路の第1の実施例
のブロック図である。
【図2】図1のループ形位相調整回路で使用されるVC
DLの第1の実施例の回路図である。
【図3】図2のVCDLを使用した図1の回路の動作を
説明するための波形図である。
【図4】図1のループ形位相調整回路で使用されるVC
DLの第2の実施例の回路図である。
【図5】本発明のループ形位相調整回路の第2の実施例
のブロック図である。
【図6】従来のループ形位相調整回路の一例を示すブロ
ック図である。
【図7】図6の従来のループ形位相調整回路で使用され
るVCDLの一例を示す回路図である。
【図8】図6の従来のループ形位相調整回路の動作を説
明するための波形図である。
【符号の説明】
33 立上がり位相差検出手段 34 立下がり位相差検出手段 36 電圧制御遅延回路 115 信号入力端子 116 第1制御信号入力端子 117 信号出力端子 216 第2制御信号入力端子 331 〜333 キャパシタ 401 〜403 論理反転回路 421 〜423 PMOSFET 441 〜443 NMOSFET

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準となる第1クロック信号と回路内で
    発生される第2クロック信号の各立上がりの位相差を検
    出してその位相差を表わす第1制御信号を生成する立上
    がり位相差検出手段と、 上記両クロック信号の各立下がりの位相差を検出してそ
    の位相差を表わす第2制御信号を生成する立下がり位相
    差検出手段と、 上記第1制御信号および第2制御信号に応答して上記第
    1クロック信号の立上がり、立下がりに対してそれぞれ
    所定の位相関係にある立上がり、立下がりをもった上記
    第2クロック信号を発生する電圧制御遅延回路とからな
    り、 上記電圧制御遅延回路が発生する上記第2クロック信号
    は上記立上がり位相差検出回路、立下がり位相差検出回
    路にそれぞれ供給され、 上記電圧制御遅延回路は、上記第1クロック信号が供給
    される信号入力端子と位相調整された上記第2クロック
    信号を発生する信号出力端子との間に縦続して接続され
    た複数の論理反転回路と、各論理反転回路の出力と基準
    電位点との間に接続されたキャパシタと、該キャパシタ
    に対する第1の充放電路を形成し、上記第1制御信号に
    よりインピーダンスが調整されて上記第2クロック信号
    の立上がり位相を調整する第1の可変インピーダンス手
    段と、上記キャパシタに対する第2の充放電路を形成
    し、上記第2制御信号によりインピーダンスが調整され
    て上記第2クロック信号の立下がり位相を調整する第2
    の可変インピーダンス手段とを具備する、ループ形位相
    調整回路。
  2. 【請求項2】 電圧制御遅延回路は、上記第1クロック
    信号が供給される信号入力端子と位相調整された上記第
    2クロック信号を発生する信号出力端子との間に縦続し
    て接続された複数の論理反転回路と、各論理反転回路の
    出力と基準電位点との間に接続されたキャパシタと、該
    キャパシタに対する第1の充放電路を形成し、第1制御
    信号によりインピーダンスが調整されて上記第2クロッ
    ク信号の立上がり位相を調整する第1の可変インピーダ
    ンス手段と、上記キャパシタに対する第2の充放電路を
    形成し、第2制御信号によりインピーダンスが調整され
    て上記第2クロック信号の立下がり位相を調整する第2
    の可変インピーダンス手段とを具備し、 上記論理反転回路はそれぞれNMOSFETとPMOS
    FETとにより構成されたCMOSインバータにより構
    成され、第1の可変インピーダンス手段は上記CMOS
    インバータのNMOSFETと第1の基準電位点との間
    に接続されたNMOSFETからなり、第2の可変イン
    ピーダンス手段は上記CMOSFETと第2の基準電位
    点との間に接続されたPMOSFETからなり、上記第
    1の可変インピーダンス手段のNMOSFETのゲート
    に第1制御信号が供給され、第2の可変インピーダンス
    手段のPMOSFETのゲートに第2制御信号が供給さ
    れる請求項1記載のループ形位相調整回路。
  3. 【請求項3】 電圧制御遅延回路は、上記第1クロック
    信号が供給される信号入力端子と位相調整された第2ク
    ロック信号を発生する信号出力端子との間に縦続して接
    続された偶数個の論理反転回路と、各論理反転回路の出
    力と基準電位点との間に接続されたキャパシタと、該キ
    ャパシタに対する第1の充放電路を形成し、第1制御信
    号によりインピーダンスが調整されて上記第2クロック
    信号の立上がり位相を調整する第1の可変インピーダン
    ス手段と、上記キャパシタに対する第2の充放電路を形
    成し、第2制御信号によりインピーダンスが調整されて
    上記第2クロック信号の立下がり位相を調整する第2の
    可変インピーダンス手段とを具備し、 上記論理反転回路はそれぞれNMOSFETとPMOS
    FETとにより構成されたCMOSインバータにより構
    成され、該CMOSインバータの一方のFETは直接第
    1の基準電位点に接続され、他方のFETは可変インピ
    ーダンス手段として作用する他のFETを介して第2の
    基準電位点に接続され、奇数段目の論理反転回路中の可
    変インピーダンス手段を構成するFETのゲートには一
    方の制御信号が供給され、偶数段目の論理反転回路中の
    可変インピーダンス手段を構成するFETのゲートには
    他方の制御信号が供給されることを特徴とする請求項1
    記載のループ形位相調整回路。
  4. 【請求項4】 基準となる第1クロック信号と回路内で
    発生される第2クロック信号の各立上がりの位相差を検
    出して立上がりの位相差を表わす第1制御信号を生成す
    る立上がり位相差検出手段と、 上記両クロック信号の各立下がりの位相差を検出して立
    下がりの位相差を表わす第2制御信号を生成する立下が
    り位相差検出手段と、 信号入力端子と、上記第2クロック信号を発生する信号
    出力端子と、上記第1制御信号が供給される第1制御信
    号入力端子と、上記第2制御信号が供給される第2制御
    信号入力端子とを具えた電圧制御遅延回路と、 外部から供給される動作モード切換え信号に応答して上
    記電圧制御遅延回路の信号入力端子に上記第1クロック
    信号と第2クロック信号のいずれか一方を選択的に供給
    するスイッチング回路と、 上記電圧制御遅延回路の信号入力端子に第1クロック信
    号が供給される第1動作モードにおいては、上記動作モ
    ード切換え信号に応答して上記立上がり位相差検出手
    段、立下がり位相差検出手段の双方を動作可能状態と
    し、上記電圧制御遅延回路の信号入力端子に第2クロッ
    ク信号が供給される第2動作モードにおいては、上記動
    作モード切換え信号に応答して上記立上がり位相差検出
    手段、立下がり位相差検出手段のいずれか一方の動作を
    不能状態とする論理回路と、 からなるループ形位相調整回路。
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