JP2001217694A - 遅延調整回路及びこれを用いたクロック生成回路 - Google Patents

遅延調整回路及びこれを用いたクロック生成回路

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JP2001217694A JP2000028077A JP2000028077A JP2001217694A JP 2001217694 A JP2001217694 A JP 2001217694A JP 2000028077 A JP2000028077 A JP 2000028077A JP 2000028077 A JP2000028077 A JP 2000028077A JP 2001217694 A JP2001217694 A JP 2001217694A
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delay adjustment
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Atsushi Yoshikawa
篤志 吉川
Yasuhiko Hagiwara
靖彦 萩原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体集積回路装置の内部レジスタ値または
内部信号、外部信号を制御することにより入力信号の遅
延時間を調整すること。 【解決手段】 入力信号の遅延時間の微調整を行うため
の第1のゲート群10と、第1のゲート群のうち特定の
ゲートの出力側に第1のスイッチ手段40〜43、50
〜53を介して接続される負荷容量60〜63、70〜
73と、前記入力信号の遅延時間の粗調整を行うための
第2のゲート群20と、前記第1のゲート群10のうち
特定のゲートの出力側に接続される負荷容量及び第2の
ゲート群20のゲート段数を調整することにより前記入
力信号の遅延時間を調整する制御手段30とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル処理に用
いるクロック信号を生成するのに使用される波形調整可
能な遅延調整回路及びこれを用いた所定の周波数を有す
るクロックを生成するクロック生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロック生成回路では、基準クロ
ックの動作周波数を0.5×N(N=3、4、5、…)倍
したクロックを生成するために、PLL回路を用いるこ
とが多い。 図14に示すように、一般的に使用されて
いるPLL回路800は、位相比較回路802と、ロー
パスフィルタ(LPF)804と、電圧制御発振器(V
CO)806と、1/N分周器808から構成されてい
る。810は、PLL回路800により生成されたクロ
ックを各部に供給するクロック分配回路である。
【0003】このPLL回路800では、PLL回路8
00に入力される基準クロック801のN倍動作周波数
であるクロック807が生成される。PLL回路800
により生成されたクロック807から、クロック分配回
路810によって、出力クロック809が半導体集積回
路装置(LSI)内の各ブロックに供給される。出力ク
ロック809を1/N分周器808によりN分の1に分
周した比較信号810がフィードバックされて、位相比
較回路802で基準クロック801との位相差が検出さ
れる。
【0004】位相比較回路802の出力である位相差検
出パルス803は、位相差に応じたパルス幅を有し、ロ
ーパスフィルタ804によって積分され、そのパルス幅
に応じた値のVCO制御電圧805が電圧制御発振回路
(VCO)806に入力される。そして、基準クロック
801と比較信号810との位相差に応じて電圧制御発
振回路806の発振周波数が変更され、最終的にクロッ
ク分配回路810の出力809が基準クロック801と
同期するよう制御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにPLL回路
は半導体集積回路の製造時に発生するトランジスタの能
力や配線厚さ、配線幅等の半導体集積回路内のばらつき
を補償するために用いられる。ところがPLL回路は周
辺回路の動作率変動に伴い電源電圧が上下すると、時間
的に出力波形の幅が増減する現象がみられる。これをジ
ッタと呼ぶ。PLL回路が基準クロック801に同期し
ようと動作する限り、PLL回路を使用する以上、決し
てジッタが無くなることはない。
【0006】また基準クロック801の波形がデューテ
ィ比の変動により期待している波形と異なる場合には、
位相比較回路が期待通りに動作しない場合がある。ジッ
タが大きかったり、デューティ比が設計時の見積もりと
異なる場合には製造したLSIが動作しない可能性があ
り、再製造又は再設計を行わなければならないという問
題があった。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、半導体集積回路装置の内部レジスタ値また
は内部信号、外部信号を制御することにより入力信号の
遅延時間を調整することができる遅延調整回路を提供す
ることを第1の目的とする。また、本発明は、半導体集
積回路装置の内部レジスタ値または内部信号、外部信号
を制御することにより遅延時間を調節することができる
遅延調整回路を用いて、半導体集積回路装置の製造ばら
つきに起因するクロックスキュー及びデューティ比を補
償することができ、かつジッタが小さいクロック生成回
路を提供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、各ゲートが直列接続され
入力信号の遅延時間の微調整を行うための第1のゲート
群と、該第1のゲート群のうち特定のゲートの出力側に
第1のスイッチ手段を介して接続される負荷容量と、前
記第1のゲート群の出力側に第2のスイッチ手段を介し
て接続され前記入力信号の遅延時間の粗調整を行うため
の第2のゲート群と、前記第1のゲート群のうち特定の
ゲートの出力側に接続される負荷容量及び第2のゲート
群のゲート段数を調整することにより前記入力信号の遅
延時間を調整するように第1、第2のスイッチ手段を制
御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の遅延調整回路において、前記制御手段は、半導
体集積回路装置内に設けられ、内部信号により出力値を
設定することができるレジスタを含んで構成され、前記
レジスタに設定されたレジスタ値に基づいて前記第1、
第2のスイッチ手段を切換制御することにより、ゲート
出力負荷及び前記第2のゲート群のゲート段数を調整す
ることを特徴とする。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の遅延調整回路において、前記制御手段は、半導
体集積回路装置内に設けられ、初期化により外部から出
力値を設定することができるレジスタを含んで構成さ
れ、前記レジスタに設定されたレジスタ値に基づいて前
記第1、第2のスイッチ手段を切換制御することによ
り、ゲート出力負荷及び前記第2のゲート群のゲート段
数を調整することを特徴とする。
【0011】請求項1、2、3に記載の遅延調整回路に
よれば、各ゲートが直列接続され入力信号の遅延時間の
微調整を行うための第1のゲート群と、該第1のゲート
群のうち特定のゲートの出力側に第1のスイッチ手段を
介して接続される負荷容量と、前記第1のゲート群の出
力側に第2のスイッチ手段を介して接続され前記入力信
号の遅延時間の粗調整を行うための第2のゲート群と、
前記第1のゲート群のうち特定のゲートの出力側に接続
される負荷容量及び第2のゲート群のゲート段数を調整
することにより前記入力信号の遅延時間を調整するよう
に第1、第2のスイッチ手段を制御する制御手段とを有
するので、半導体集積回路装置の内部レジスタ値または
内部信号、外部信号を制御することにより入力信号の遅
延時間を調整することができる。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、基準クロ
ックが入力される1以上の請求項1乃至3のいずれかに
記載の遅延調整回路と、前記1以上の請求項1乃至3の
いずれかに記載の遅延調整回路の出力信号の論理演算行
い前記基準クロックに対してN倍動作周波数のクロック
を出力する論理回路とを有することを特徴とする。
【0013】請求項4に記載のクロック生成回路によれ
ば、PLL回路を用いずに波形調整可能な遅延調整回路
を用いているので、半導体集積回路装置の製造ばらつき
に起因するクロックスキュー及びデューティ比を補償す
ることができ、かつジッタが小さくすることができる。
【0014】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載のクロック生成回路と、論理ゲート間に設けら
れ、前記クロック生成回路における調整可能な特定エッ
ジのタイミングで動作するフリップフロップとを有する
ことを特徴とする。
【0015】請求項5に記載の半導体集積回路装置によ
れば、クロック生成回路における調整可能な特定エッジ
のタイミングで動作するフリップフロップを論理ゲート
間に設けるようにしたので、クロックスキュー及びジッ
タの影響を最小限に抑制することが可能になる。
【0016】また、請求項6に記載の発明は、基準クロ
ックが入力される1以上の請求項1乃至3のいずれかに
記載の遅延調整回路と、基準クロックと、前記1以上の
請求項1乃至3のいずれかに記載の遅延調整回路におけ
る出力信号との論理演算行い前記基準クロックに対して
N倍動作周波数のクロックを出力する論理回路と、前記
1以上の請求項1乃至3のいずれかに記載の遅延調整回
路の出力を非動作モード時にのみ一定値に固定する設定
手段とを有し、前記論理回路の論理演算結果に基づいて
非動作モードとして基準クロックの1倍又は動作モード
として基準クロックのN倍の動作周波数のクロックを出
力することを特徴とする。
【0017】請求項6に記載のクロック生成回路によれ
ば、基準クロックが入力される1以上の請求項1乃至3
のいずれかに記載の遅延調整回路と、基準クロックと、
前記1以上の請求項1乃至3のいずれかに記載の遅延調
整回路における出力信号との論理演算行い前記基準クロ
ックに対してN倍動作周波数のクロックを出力する論理
回路と、前記1以上の請求項1乃至3のいずれかに記載
の遅延調整回路の出力を非動作モード時にのみ一定値に
固定する設定手段とを有するので、非動作モードとして
基準クロックの1倍又は動作モードとして基準クロック
のN倍の動作周波数の波形制御可能なクロックを出力す
ることができる。
【0018】また、請求項7に記載の発明は、請求項2
または3のいずれかに記載の遅延調整回路と、該クロッ
ク生成回路のクロック出力のデューティ比を検出するデ
ューティ比検出手段と、前記デューティ比検出手段の検
出出力に基づいて予め設定されたデューティ比となるよ
うに前記遅延調整回路内のレジスタ値を動的に更新する
制御手段とを有することを特徴とする。
【0019】請求項7に記載のクロック生成回路によれ
ば、請求項2または3のいずれかに記載の遅延調整回路
と、該クロック生成回路のクロック出力のデューティ比
を検出するデューティ比検出手段と、前記デューティ比
検出手段の検出出力に基づいて予め設定されたデューテ
ィ比となるように前記遅延調整回路内のレジスタ値を動
的に更新する制御手段とを有するので、クロックのデュ
ーティ比が期待値になるように自動的に調整することが
できる。
【0020】また、請求項8に記載の発明は、請求項2
または3のいずれかに記載の遅延調整回路と、クロック
スキューを検出するクロックスキュー検出手段と、前記
クロックスキュー検出手段の検出出力に基づいてクロッ
クスキューが予め設定された期待値となるように前記遅
延調整回路内のレジスタ値を動的に更新する制御手段と
を有することを特徴とする。
【0021】請求項8に記載のクロック生成回路によれ
ば、請求項2または3のいずれかに記載の遅延調整回路
と、クロックスキューを検出するクロックスキュー検出
手段と、前記クロックスキュー検出手段の検出出力に基
づいてクロックスキューが予め設定された期待値となる
ように前記遅延調整回路内のレジスタ値を動的に更新す
る制御手段とを有するので、クロックスキューが予め設
定された期待値となるように自動的に調整することがで
きる。
【0022】また、請求項9に記載の発明は、半導体集
積回路装置の内部レジスタの値、または内部メモリの
値、または内部の論理信号、または外部の信号により遅
延時間を調整することが可能な1つ以上の遅延調整回路
と、前記1つ以上の遅延回路により入力信号を所定時間
遅らせた1つ以上の信号間の論理演算を行うことにより
所望の周波数のクロックを出力する論理回路とを有する
ことを特徴とする。
【0023】請求項9に記載のクロック生成回路によれ
ば、PLL回路を使用することなく、クロック波形を制
御することができ、それ故半導体集積回路装置(LS
I)動作時に生じるジッタを低減でき、LSI内におけ
るトランジスタ性能、配線幅、配線膜厚の製造ばらつき
に起因して生じるクロックスキュー、及びクロックのデ
ューティ比の変動に対してクロック波形を調整すること
ができる。
【0024】また、請求項10に記載の発明は、半導体
集積回路装置の内部レジスタの値、または内部メモリの
値、または内部の論理信号、または外部の信号により遅
延時間を調整することが可能な第1、第2、第3の3つ
の遅延調整回路と、前記3つの遅延調整回路の入力端は
共通接続され、第1及び第3遅延調整回路の出力の一方
または両方により前記3つの遅延調整回路の入力または
第2の遅延調整回路の出力を選択する第1のセレクタ
と、前記3つの遅延調整回路の入力信号と第2の遅延調
整回路の出力の一方または両方に基づいて前記第1また
は第3の遅延調整回路の出力を選択する第2のセレクタ
と、前記第1、第2のセレクタの出力信号の排他的論理
積を求める論理回路とを有することを特徴とする。
【0025】また、請求項11に記載の発明は、半導体
集積回路装置の内部レジスタの値、または内部メモリの
値、または内部の論理信号、または外部の信号により遅
延時間を調整することが可能な第1、第2、第3、第4
の4つの遅延回路と、前記4つの遅延調整回路の入力端
は共通接続され、第2及び第4の遅延調整回路の出力の
一方または両方により第1または第3の遅延調整回路の
出力を選択する第1のセレクタと、第1及び第3の遅延
調整回路の出力の一方または両方により第2または第4
の遅延調整回路の出力を選択する第2のセレクタと、第
1及び第2のセレクタの出力の排他的論理積を求める論
理回路とを有することを特徴とする。
【0026】請求項10、11に記載のクロック生成回
路によれば、基準クロックを入力とし、半導体集積回路
装置の内部レジスタの値、または内部メモリの値、また
は内部の論理信号、または外部の信号により遅延時間を
調整することが可能な複数の遅延調整回路の出力を複数
のセレクタで統合し、これらのセレクタの出力を論理回
路により排他的論理積をとるようにしたので、入力信号
である基準クロックのデューティ比に関係なく、自由な
デューティ比のクロックを生成することが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態に係る
遅延調整回路の構成を図1に示す。同図において、本実
施の形態に係る遅延調整回路は、各ゲートが直列接続さ
れ入力信号の遅延時間の微調整を行うための第1のゲー
ト群10を構成するインバータ11〜14と、該第1の
ゲート群のうちインバータ12、13の出力側に第1の
スイッチ手段としてのトランスファゲート40〜43、
50〜53を介して接続される負荷容量60〜63、7
0〜73と、前記第1のゲート群10の出力側に第2の
スイッチ手段としてのトランスファゲート80〜83を
介して接続され前記入力信号の遅延時間の粗調整を行う
ための第2のゲート群20を構成するインバータチェー
ン21〜23と、第1のゲート群10のうちインバータ
12、13の出力側に接続される負荷容60〜63、7
0〜73量及び第2のゲート群20のゲート段数を調整
することにより前記入力信号の遅延時間を調整するよう
に第1、第2のスイッチ手段としてのトランスファゲー
ト40〜43、50〜53、80〜83を制御する制御
手段としてのレジスタ群30とを有している。
【0028】第1のゲート群10を構成するインバータ
11の入力側は入力端子100に接続され、インバータ
11の出力側に、インバータ12、13、14の順に接
続され、インバータ14の出力側には更にインバータチ
ェーン21〜23が順に接続されている。インバータチ
ェーン21〜23は、偶数段のインバータにより構成さ
れたゲート遅延回路である。
【0029】第1のゲート群10におけるインバータ1
2の出力側はトランスファーゲート40〜43の入力側
に接続されており、インバータ13の出力側はトランス
ファーゲート50〜53の入力側に接続されている。ト
ランスファーゲート40〜43の出力側にはそれぞれ容
量60〜63が接続され、トランスファーゲート50〜
53の出力側にはそれぞれ容量70〜73が接続されて
いる。インバータ14及びインバータチェーン21〜2
3の出力側は、それぞれトランスファーゲート80〜8
3の入力側に接続されている。
【0030】また、トランスファーゲート80〜83の
出力側は共通接続され、トランスファーゲート80〜8
3のうち1つのトランスファーゲートだけが選択的にオ
ンになるように制御される4入力セレクタを構成してい
る。この4入力セレクタを構成するトランスファーゲー
ト80〜83の出力側は、バッファ90を介して遅延調
整回路の出力端子101に接続されている。
【0031】レジスタ200〜203から出力される信
号はそれぞれトランスファーゲート40〜43に制御入
力信号として供給され、レジスタ210〜213から出
力される信号はそれぞれトランスファーゲート50〜5
3に制御入力信号として供給される。トランスファーゲ
ート40〜43に供給する制御入力信号をレジスタ20
0〜203に設定されるレジスタ値で調節することによ
って、インバータ12の出力負荷としての容量値を容量
60〜63の組み合せによる合成容量として設定するこ
とができる。また、トランスファーゲート50〜53に
供給する制御入力信号をレジスタ210〜213に設定
されるレジスタ値で調節することによって、インバータ
13の出力負荷として容量値を容量70〜73の組み合
せによる合成容量として設定することができる。
【0032】容量61〜63の容量値を容量60の容量
値に対して2倍、4倍、8倍とすると、インバータ12
の出力負荷として容量60の容量値の0倍から15倍ま
で1倍単位で合成容量の容量値を調整することができ
る。同様に、容量71〜73の容量値を容量70の容量
値に対して2倍、4倍、8倍とすると、インバータ13
の出力負荷として容量70の容量値の0倍から15倍ま
で1倍単位で合成容量の容量値を調整することができ
る。
【0033】インバータ12及び13は、PMOSトラ
ンジスタのゲート幅を大きくして、NMOSトランジス
タのオン抵抗よりも小さくなるような設計を行う。この
ように設計すると、NMOSトランジスタの駆動力を必
要とする立ち下がりの方が、PMOSトランジスタの駆
動力を必要とする立ち上がりよりも出力負荷の影響を受
けやすい。したがって、出力端子101より出力される
信号の立ち下がりはインバータ12の出力負荷を調整す
ることによって変動させることができ、また出力端子1
01より出力される信号の立ち上がりはインバータ13
の出力負荷を調整することによって変動させることがで
きる。それ故、出力端子101より出力される信号の立
ち上がり波形及び立ち下がり波形は、インバータ12及
び13の適切な出力負荷調整によって各々調整可能とな
る。
【0034】レジスタ220及び221から出力される
信号は図示してないデコーダにより変換され、トランス
ファーゲート80〜83に制御入力信号として供給され
る。トランスファーゲート80〜83に供給される制御
入力信号でオンになるのはトランスファーゲート80〜
83のうち1つだけであり、レジスタ220及び221
の設定データにより遅延調整回路の入力端子100から
出力端子101までのゲート段数を調整することができ
る。レジスタ200〜203、210〜213、22
0、221の各レジスタは、半導体集積回路装置(LS
I)内に設けられ、内部信号により、または初期化によ
り外部よりレジスタ値が設定されるようになっている。
【0035】上記構成からなる遅延調整回路では、イン
バータ12、13の出力負荷調整、すなわちゲート出力
負荷調整により入力信号の遅延時間の微調整を行い、イ
ンバータチェーン21〜23の切換による入出力ゲート
段数調整により入力信号の遅延時間の粗調整を行うこと
によって、入力端子100から入力された信号が出力端
子101から出力されるまでの信号の立ち上がり及び立
ち下がりの遅延時間を各々調整することができる。
【0036】尚、本実施の形態では、制御手段としてレ
ジスタを用い、その設定値により遅延時間を制御するよ
うしたが、これに限らず、内部メモリの値、内部の論理
信号、または外部の信号により遅延時間の制御を行うよ
うにしてもよい。
【0037】図2に示すように、図1に示した遅延調整
回路300の入力端子100に入力信号として基準クロ
ックCLK0を入力すると、基準クロックCLK0と動
作周波数が等しい、立ち上がり及び立ち下がりの波形調
整可能なクロックCLKiを生成することができる。図
3に基準クロックCLK0と波形調整可能なクロックC
LKiの波形図を示す。
【0038】次に、本発明の第1の実施の形態に係るク
ロック生成回路の構成を図4に示す。本実施の形態に係
るクロック生成回路は、基準クロックCLK0を入力信
号とする図1に示した構成の遅延調整回路300と、基
準クロックCLK0と遅延調整回路300の出力信号と
の排他的論理和演算を行う排他的論理和回路301とを
有する。
【0039】上記構成において、入力端子110より入
力される基準クロックCLKに対して遅延調整回路30
0により1/4周期遅れたクロックCLLjを生成し
て、排他的論理和回路301により基準クロックCLK
0とクロックCLLjとの排他的論理和をとると、動作
周波数が基準クロックCLK0に対して2倍のクロック
CLKnを生成することができる。クロックCLLjは
レジスタ値の制御により波形を調節することができるの
で、CLKnの立ち下がりエッジは調整可能である。基
準クロックと、クロックCLLj及びクロックCLKn
の出力タイミングを図5に示す。本発明の第1の実施の
形態に係るクロック生成回路によれば、半導体集積回路
装置の製造ばらつきに起因するクロックスキュー及びデ
ューティ比を補償することができ、かつジッタを小さく
することができる。
【0040】次に、半導体集積回路を波形の立ち下がり
が調整可能なクロックタイミング信号として使用するこ
とを前提として設計した場合につい説明する。図6
(A)は図4に示したクロック生成回路により出力され
るクロックCLKnの波形を示しており、図6(B)
は、上述した半導体集積回路装置の構成を示している。
この半導体集積回路装置は、図4に示したクロック生成
回路と、論理ゲート370、371、372と、論理ゲ
ート370、371、372間に設けられ、クロック生
成回路における調整可能な特定エッジ(この例では立ち
下がりエッジ)のタイミングで動作する立ち下がりエッ
ジフリップフロップ360、361とを有する。
【0041】上記構成において、立ち下がりエッジフリ
ップフロップ360及び361には、それぞれクロック
エッジ350及び351が入力される。370、371
及び372は、それぞれフリップフロップ間の論理ゲー
トを表している。このクロックCLKnの調整可能な立
ち下がりエッジのみを用いたLSI設計を行うと、クロ
ックスキュー及びジッタの影響を最小限に抑制すること
が可能となる。
【0042】次に、本発明の第2の実施の形態に係るク
ロック生成回路の構成を図7に示す。本実施の形態に係
るクロック生成回路は、基準クロックが入力される図1
に示す遅延調整回路と、基準クロックと前記遅延調整回
路における出力信号との論理演算行い前記基準クロック
に対してN倍動作周波数のクロックを出力する論理回路
としての排他的論理和回路120と、前記遅延調整回路
の出力を非動作モード時にのみ一定値に固定する設定手
段としてのPMOSトランジスタ110とを有し、排他
的論理和回路120の論理演算結果に基づいて非動作モ
ードとして基準クロックの1倍又は動作モードとして基
準クロックのN倍(本実施の形態では2倍)の動作周波
数のクロックを出力するものである。
【0043】遅延調整回路は上述したように図1に示す
構成と基本的には同一である。図7に示すように、図1
示す遅延調整回路のノード91にソースが電源に接続さ
れたプリチャージ用のPMOSトランジスタ110が追
加され、またレジスタ群30’におけるレジスタ222
が追加されている。本実施の形態に係るクロック生成回
路では、トランスファーゲート80〜83の制御入力が
全てオフの状態を許可して、その場合にはプリチャージ
用PMOSトランジスタ110のゲートに入力される入
力信号である非動作信号によりPMOSトランジスタ1
10がオンとなるように制御される。
【0044】レジスタ220〜222の信号は図示して
ないデコーダによりデコードされて、トランスファーゲ
ート80〜83及びプリチャージ用PMOSトランジス
タ110に制御入力信号としてに供給され、トランスフ
ァーゲート80〜83及びプリチャージ用PMOSトラ
ンジスタ110のうちの1つだけがオンとなるように制
御される。プリチャージ用PMOSトランジスタ110
がオンの場合には、遅延調整回路の出力、すなわちバッ
ファ90の出力は一定値1となり非動作モードとなる。
従って、この非動作モードを持つ遅延調整回路の出力と
入力端子100から入力される基準クロックとの排他的
論理和演算を行う排他的論理和回路120を用いてクロ
ック生成回路を構成することにより、遅延調整回路から
出力されるクロックを基準クロックの波形に関係なく固
定値1とすることができるので、レジスタ値の設定によ
り出力端子122か出力されるクロックの動作周波数を
非動作モードとして基準クロックの1倍、動作モードと
して基準クロックの2倍のクロックを生成することがで
きる。
【0045】図8に本発明の第3の実施の形態としての
クロック生成回路を、図9に基準クロックと各部の出力
クロックの出力タイミンを示す。図4のクロック生成回
路では、遅延調整回路300により1/4周期遅れたク
ロックを生成しているが、図8に示すクロック生成回路
では、遅延調整回路302により1/6周期遅れたクロ
ックCLKx、遅延調整回路303により1/3周期遅
れたクロックCLKyを生成している。
【0046】排他的論理和回路304により基準クロッ
クCLK0、1/6周期遅れたクロックCLKx及び1
/3周期遅れたクロックCLKyに対して排他的論理和
をとると、基準クロックCLK0に対して動作周波数が
3倍の波形制御可能なクロックCLKzを生成すること
ができる。同様に、本実施の形態によれば、基準クロッ
クを入力とする、遅延時間の異なる複数の遅延調整回路
の出力の論理演算を行うことにより、基準クロックCL
K0に対してN倍動作周波数の波形制御可能なクロック
を生成することができる。
【0047】次に、本発明の第4の実施の形態に係るク
ロック生成回路の構成を図10に示す。本実施の形態に
係るクロック生成回路400は、図1または図7に記載
の遅延調整回路410と、遅延調整回路410の出力ク
ロックの論理演算を行う論理回路420と、クロック生
成回路400のクロック出力のデューティ比及びクロッ
クスキューを検出する検出回路430と、検出回路43
0の検出出力に基づいて予め設定されたデューティ比及
びクロックスキューとなるように前記遅延調整回路41
0内のレジスタ410のレジスタ値を動的に更新する制
御回路440とを有している。遅延調整回路410は、
レジスタ410と、可変遅延回路414とから構成され
ている。遅延調整回路410は、図1または図7に示す
遅延調整回路と同様の構成であり、レジスタ410は図
1または図7に示すレジスタ群30、または30’に相
当し、可変遅延回路は図1または図7に示す遅延調整回
路からレジスタ群30、または30’を除いた構成に相
当する。500は基準クロック発生回路、510は分配
回路である。
【0048】上記構成において、基準クロック発生回路
500から出力される基準クロック501が遅延調整回
路410に入力され、遅延調整回路の出力415と基準
クロック501の論理演算が論理回路420により行わ
れ、この論理演算により基準クロック501のN倍の動
作周波数のクロック421が生成される。クロック42
1から分配回路510により出力クロック512が出さ
れLSI内の各ブロックに分配される。
【0049】分配回路510の出力クロックの一部51
1から、検出回430により出力クロック511のデュ
ーティ比やクロックスキューが検出され、これらの検出
値と期待値としてのクロック波形とのずれが検出され
る。出力クロック511のデューティ比やクロックスキ
ューが期待値と異なる場合には、制御回路440は、遅
延調整回路410により出力クロック421の波形を調
整するために、検出回路430の出力431に基づいて
レジスタを適切な値に設定する。制御回路440の出力
441により設定されたレジスタ値411により可変遅
延回路420におけるクロックの遅延時間が調整され、
出力クロック421がデューティ比やクロックスキュー
が期待値と一致するように補正される。
【0050】本実施の形態に係るクロック発生回路によ
れば、PLL回路を用いずにレジスタの設定値に基づい
て入力信号の遅延時間を調整する遅延調整回路と、該ク
ロック生成回路のクロック出力のデューティ比及びクロ
ックスキューを検出する検出回路と、前記検出回の検出
出力に基づいて予め設定されたデューティ比及びクロッ
クスキューとなるように前記遅延調整回路内のレジスタ
値を動的に更新する制御回路とを有するので、クロック
のデューティ比及びクロックスキューが期待値になるよ
うに自動的に調整することができる。
【0051】本発明の他の実施の形態として、その基本
的構成は上記の通りであるが、上述した実施の形態にお
いてクロック生成回路に用いられる遅延調整回路は1つ
に限らず、2以上であってもよい。上記各実施の形態に
おける遅延調整回路の負荷素子として2倍、4倍、8倍
と設定している容量値は、これに限定されない。負荷素
子としての実現方法は、インバータなどのゲート入力を
用いるなど様々な方法がある。また、出力負荷容量調整
用インバータのNMOSトランジスタ及びPMOSトラ
ンジスタにおけるゲート幅の比は、NMOSトランジス
タのオン抵抗の方を小さくする設計も可能である。
【0052】また、上記実施の形態における遅延調整回
路の微調整及び粗調整用のトランスファーゲート及びレ
ジスタの数は、一例にすぎず、これに限定されない。ま
た、トランスファーゲート以外のスイッチ手段を用いて
もよい。さらに、上記実施の形態において遅延調整回路
の遅延素子としてはインバータを用いているが、インバ
ータ以外のゲートを利用することも可能であり、ゲート
段数も限定されない。また、遅延調整回路の出力の論理
演算を行う論理回路として排他的論理和回路を使用した
例について説明したが、これに限らず、排他的論理和回
路の替わりに、排他的否定論理積回路とすることによっ
てクロック波形を反転することも可能であり、この場合
には調整可能なクロックエッジも反転する。
【0053】上記実施の形態における非動作モードを持
つ遅延調整回路では、固定値出力をプリチャージ用PM
OSトランジスタにより実現しているが、NMOSトラ
ンジスタを用いて固定値を出力することも可能である。
また、固定値は1に限定されない。
【0054】次に、本発明の第5の実施の形態に係るク
ロック生成回路の構成を図11に示す。同図において、
本実施の形態に係るクロック生成回路は、半導体集積回
路装置の内部レジスタの値、または内部メモリの値、ま
たは内部の論理信号、または外部の信号により遅延時間
を調整することが可能な第1、第2、第3の3つの遅延
調整回路601、602、603と、3つの遅延調整回
路601〜603の入力端は共通接続され、第1及び第
3遅延調整回路601、603の出力の一方または両方
により前記3つの遅延調整回路601〜603の入力ま
たは第2の遅延調整回路602の出力を選択する第1の
セレクタ610と、前記3つの遅延調整回路の601〜
603入力と第2の遅延調整回路602の出力の一方ま
たは両方に基づいて前記第1または第3の遅延調整回路
601、603の出力を選択する第2のセレクタ611
と、前記第1、第2のセレクタ610,611の出力信
号の排他的論理積を求める論理回路612とを有してい
る。
【0055】図11において、第1、第2、第3の3つ
の遅延調整回路601、602、603は入力側が共通
接続され、入力信号(本実施の形態では、基準クロッ
ク)650が入力されるようになっている。第1、第
2、第3の3つの遅延調整回路601、602、603
の出力信号は、LSI内部のレジスタ、内部信号、外部
の信号のいずれかにより、第1の遅延調整回路601は
目標とするサイクル時間cの1/4の遅延時間を有する
ように調整され、第2の遅延調整回路602はサイクル
時間cの2/4の遅延時間を有し、かつ反転されるよう
に調整され、第3の遅延調整回路603はサイクル時間
cの3/4の遅延時間を有し、かつ反転されるように調
整される。
【0056】第1のセレクタ610は第1の遅延調整回
路601の出力に応じて入力信号650と第2の遅延調
整回路の602の出力を選択する。第2のセレクタ61
1は入力信号650に応じて第1の遅延調整回路601
と第3の遅延調整回路603の出力を選択する。排他的
否定論理和(EX−NOR)回路612は第1、2のセ
レクタ610、611の出力の排他的論理積を求め、出
力信号660を出力する。
【0057】ここで第1のセレクタ610は第1の遅延
調整回路601の出力によって制御されているが、第3
の遅延調整回路603の出力、または第1、第3の遅延
調整回路601、603の出力の両方によって制御して
も同様の効果が得られる。同様に第2のセレクタ611
は入力信号650及び第2の遅延調整回路602の一
方、または両方によって制御されても同様の効果が得ら
れる。図12は図11に示した各部の動作波形を示して
いる。
【0058】動作周波数f(サイクル時間c=1/f)
の入力信号650が第1、2,3の3つの遅延調整回路
601、602、603に入力される(図12
(A))。この入力信号650は、図示してない遅延調
整回路により供給され、信号の立ち上がりが波形調整可
能な信号である。入力信号650が第1、2,3の遅延
調整回路601、602、603に入力される結果、周
波数fを持った第1、2、3の内部信号が第1、2,3
の遅延調整回路601、602、603より出力される
(図12(B),(D),(F))。図12(C)は、
入力信号650の2/4周期だけ遅延させた信号、図1
2(E)は、入力信号650の3/4周期だけ遅延させ
た信号である。
【0059】入力信号650、第1、2,3の遅延調整
回路601、602、603の出力信号(内部信号)を
第1、第2のセレクタ610、611で統合する。すな
わち、入力信号650と第2の遅延調整回路602の出
力信号とを第1のセレクタ610で統合し、第1の遅延
調整回路601の出力信号と第3の遅延調整回路603
の出力信号とを第2のセレクタ611で統合する。
【0060】ここで第1のセレクタ610は、第1の遅
延調整回路601の出力信号がローレベルの期間に入力
信号650を選択し、ハイレベルの期間で遅延調整回路
602の出力信号を選択するように動作する。また、第
2のセレクタ611は、入力信号650がローレベルの
期間で遅延調整回路603の出力信号を選択し、ハイレ
ベルの期間で遅延調整回路601の出力信号を選択する
ように動作する。この結果、第1のセレクタ610より
入力信号650と第2の遅延調整回路602の出力信号
とが統合された信号が出力され(図12(G))、また
第2のセレクタ611より第1の遅延調整回路601の
出力信号と第3の遅延調整回路603の出力信号とが統
合された信号が出力される(図12(H))。
【0061】第1のセレクタ610の出力信号と第2の
セレクタ611の出力信号は排他的論理積回路612に
より論理演算が行われ、入力信号650の動作周波数f
の2倍の周波数を有する信号(クロック)を得ることが
できる(図12(I))。
【0062】本発明の第5の実施の形態に係るクロック
生成回路によれば、基準クロックを入力とし、半導体集
積回路装置の内部レジスタの値、または内部メモリの
値、または内部の論理信号、または外部の信号により遅
延時間を調整することが可能な第1、第2、第3の3つ
の遅延調整回路の出力を第1、第2の2つのセレクタで
統合し、これらのセレクタの出力を論理回路により排他
的論理積をとるようにしたので、入力信号である基準ク
ロックのデューティ比に関係なく、自由なデューティ比
のクロックを生成することが可能となる。
【0063】次に、本発明の第6の実施の形態に係るク
ロック生成回路の構成を図13に示す。同図において、
本実施の形態に係るクロック生成回路は、半導体集積回
路装置の内部レジスタの値、または内部メモリの値、ま
たは内部の論理信号、または外部の信号により遅延時間
を調整することが可能な第1、第2、第3、第4の4つ
の遅延回路700、701、702、703と、遅延調
整回路700、701、702、703の入力端は共通
接続され、第2及び第4の遅延調整回路701、703
の出力の一方または両方により第1または第3の遅延調
整回路700、702の出力を選択する第1のセレクタ
710と、第1及び第3の遅延調整回路700、702
の出力の一方または両方により第2または第4の遅延調
整回路701、703の出力を選択する第2のセレクタ
711と、第1及び第2のセレクタ710、711の出
力の排他的論理積を求める論理回路720とを有してい
る。
【0064】図13において、第1、第2、第3、第4
の4つの遅延調整回路700、701、702、703
は入力側が共通接続され、入力信号(本実施の形態で
は、基準クロック)750が入力されるようになってい
る。第1、第2、第3、第4の遅延調整回路700、7
01、702、703はの出力信号は、LSI内部のレ
ジスタ、内部信号、外部の信号のいずれかにより、それ
ぞれ目標とするサイクル時間をc、セレクタと排他的論
理積回路の遅延時間をτとしたとき、LSI内部のレジ
スタ、内部信号、外部の信号のいずれかにより、第1の
遅延調整回路700は、(1/4c―τ)の遅延時間を
有するように、また第2の遅延調整回路701は、(2
/4c―τ)の遅延時間を有するように、それぞれ調整
される。また第3の遅延調整回路702は、(3/4c
―τ)の遅延時間を有し、かつ反転されるように調整さ
れ、第4の遅延調整回路703は、(c−τ)の遅延時
間を有し、かつ反転するように調整される。
【0065】第1のセレクタ710は第2の遅延調整回
路701の出力信号に応じて第1の遅延調整回路700
の出力と第3の遅延調整回路702の出力とを選択す
る。第2のセレクタ711は第1の遅延調整回路700
の出力信号に応じて第2の遅延調整回路701と第4の
遅延調整回路703の出力とを選択する。排他的否定論
理和(EX−NOR)回路720は第1、2のセレクタ
710、711の出力の排他的論理積を求め、出力信号
760を出力する。
【0066】ここで、本実施の形態では第1のセレクタ
710は第2の遅延調整回路701の出力によって制御
されているが、第2,4の遅延調整回路701、703
の出力の一方または両方によって制御しても同様の効果
が得られる。同様に第2のセレクタ711は第1,第3
の遅延調整回路700、702の出力の一方、または両
方によって制御されても同様の効果が得られる。
【0067】以上、本発明の第6の実施の形態に係るク
ロック生成回路によれば、基準クロックを入力とし、半
導体集積回路装置の内部レジスタの値、または内部メモ
リの値、または内部の論理信号、または外部の信号によ
り遅延時間を調整することが可能な第1、第2、第3、
第4の4つの遅延調整回路の出力を第1、第2の2つの
セレクタで統合し、これらのセレクタの出力を論理回路
により排他的論理積をとるようにしたので、入力信号で
ある基準クロックのデューティ比に関係なく、自由なデ
ューティ比のクロックを生成することが可能となる。
【0068】本発明の他の実施の形態として、その基本
的構成は上記の通りであるが、例えばサイクル時間の1
/2の遅延時間を有するように調整された遅延調整回路
を構成する場合、1/4の遅延時間を有するように調整
された遅延調整回路を2個用いてもよいし、さらに微少
な遅延時間を発生する遅延調整可能な遅延調整回路を用
いて構成してもよい。
【0069】またここで重要なのは各遅延調整回路が発
生する遅延時間の差分であり、差分が入力波形(クロッ
ク波形)のサイクル時間の1/nになるようにして、入
力波形のn倍またはn/2倍の周波数を持った波形を生
成することが重要である。さらにクロック生成回路の出
力段に設けられる論理回路としての論理ゲートを排他的
論理和とするか排他的論理積とするかによって、遅延調
整回路がインバータとして動作するか、バッファとして
動作するかが決定される。したがって、遅延回路として
正論理、負論理のどちらを用いてもよい。なお、本発明
が上記各実施例に限定されず、本発明の技術思想の範囲
内において、各実施例は適宜変更され得ることは明らか
である。
【0070】
【発明の効果】請求項1、2、3に記載の遅延調整回路
によれば、各ゲートが直列接続され入力信号の遅延時間
の微調整を行うための第1のゲート群と、該第1のゲー
ト群のうち特定のゲートの出力側に第1のスイッチ手段
を介して接続される負荷容量と、前記第1のゲート群の
出力側に第2のスイッチ手段を介して接続され前記入力
信号の遅延時間の粗調整を行うための第2のゲート群
と、前記第1のゲート群のうち特定のゲートの出力側に
接続される負荷容量及び第2のゲート群のゲート段数を
調整することにより前記入力信号の遅延時間を調整する
ように第1、第2のスイッチ手段を制御する制御手段と
を有するので、半導体集積回路装置の内部レジスタ値ま
たは内部信号、外部信号を制御することにより入力信号
の遅延時間を調整することができる。
【0071】請求項4に記載のクロック生成回路によれ
ば、PLL回路を用いずに波形調整可能な遅延調整回路
を用いているので、半導体集積回路装置の製造ばらつき
に起因するクロックスキュー及びデューティ比を補償す
ることができ、かつジッタを小さくすることができる。
【0072】請求項5に記載の半導体集積回路装置によ
れば、クロック生成回路における調整可能な特定エッジ
のタイミングで動作するフリップフロップを論理ゲート
間に設けるようにしたので、クロックスキュー及びジッ
タの影響を最小限に抑制することが可能になる。
【0073】請求項6に記載のクロック生成回路によれ
ば、基準クロックが入力される1以上の請求項1乃至3
のいずれかに記載の遅延調整回路と、基準クロックと、
前記1以上の請求項1乃至3のいずれかに記載の遅延調
整回路における出力信号との論理演算行い前記基準クロ
ックに対してN倍動作周波数のクロックを出力する論理
回路と、前記1以上の請求項1乃至3のいずれかに記載
の遅延調整回路の出力を非動作モード時にのみ一定値に
固定する設定手段とを有するので、非動作モードとして
基準クロックの1倍又は動作モードとして基準クロック
のN倍の動作周波数の波形制御可能なクロックを出力す
ることができる。
【0074】請求項7に記載のクロック生成回路によれ
ば、請求項2または3のいずれかに記載の遅延調整回路
と、該クロック生成回路のクロック出力のデューティ比
を検出するデューティ比検出手段と、前記デューティ比
検出手段の検出出力に基づいて予め設定されたデューテ
ィ比となるように前記遅延調整回路内のレジスタ値を動
的に更新する制御手段とを有するので、クロックのデュ
ーティ比が期待値になるように自動的に調整することが
できる。
【0075】請求項8に記載のクロック生成回路によれ
ば、請求項2または3のいずれかに記載の遅延調整回路
と、クロックスキューを検出するクロックスキュー検出
手段と、前記クロックスキュー検出手段の検出出力に基
づいてクロックスキューが予め設定された期待値となる
ように前記遅延調整回路内のレジスタ値を動的に更新す
る制御手段とを有するので、クロックスキューが予め設
定された期待値となるように自動的に調整することがで
きる。
【0076】請求項9に記載のクロック生成回路によれ
ば、PLL回路を使用することなく、クロック波形を制
御することができ、それ故半導体集積回路装置(LS
I)動作時に生じるジッタを低減でき、LSI内におけ
るトランジスタ性能、配線幅、配線膜厚の製造ばらつき
に起因して生じるクロックスキュー、及びクロックのデ
ューティ比の変動に対してクロック波形を調整すること
ができる。
【0077】請求項10、11に記載のクロック生成回
路によれば、基準クロックを入力とし、半導体集積回路
装置の内部レジスタの値、または内部メモリの値、また
は内部の論理信号、または外部の信号により遅延時間を
調整することが可能な複数の遅延調整回路の出力を複数
のセレクタで統合し、これらのセレクタの出力を論理回
路により排他的論理積をとるようにしたので、入力信号
である基準クロックのデューティ比に関係なく、自由な
デューティ比のクロックを生成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る遅延調整回路の具
体的構成を示す回路図。
【図2】 図1に示す遅延調整回路の入出力関係を示す
ブロック図。
【図3】 図2における遅延調整回路の入力信号として
の基準クロックと出力信号としてのクロックの出力タイ
ミング示すタイミングチャート。
【図4】 本発明の第1の実施の形態に係るクロック生
成回路の構成を示す回路図。
【図5】 図4に示すクロック生成回路の各部の信号を
示すタイミングチャート。
【図6】 クロック生成回路により生成される調整可能
な特定エッジを有するクロックの波形と、このクロック
の特定エッジのタイミングで動作するフリップフロップ
が論理ゲート間に設けられた半導体集積回路装置の回路
構成とを示す説明図。
【図7】 本発明の第2の実施の形態に係るクロック生
成回路の構成を示す回路図。
【図8】 本発明の第3の実施の形態に係るクロック生
成回路の構成を示す回路図。
【図9】 図8に示すクロック生成回路の各部の信号を
示すタイミングチャート。
【図10】 本発明の第4の実施の形態に係るクロック
生成回路の構成を示すブロック図。
【図11】 本発明の第5の実施の形態に係るクロック
生成回路の構成を示す回路図。
【図12】 図11に示すクロック生成回路の各部の動
作波形を示すタイミングチャート。
【図13】 本発明の第6の実施の形態に係るクロック
生成回路の構成を示す回路図。
【図14】 従来のクロック生成回路に使用されている
PLL回路の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
10 第1のゲート群 11〜14 インバータ 20 第2のゲート群 21〜23 インバータチェーン 30 レジスタ群(制御手段) 40〜43、50〜53 トランスファゲート(第1の
スイッチ手段) 80〜83 トランスファゲート(第2のスイッチ手
段) 300、302、303、400、410 遅延調整回
路 301、304、420 論理回路 400 クロック生成回路 412 レジスタ 414 可変遅延回路 430 検出回路 440 制御回路 500 基準クロック発生回路 510 分配回路 601、602、603 遅延調整回路 610、611 セレクタ 612 排他的論理積回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ゲートが直列接続され入力信号の遅延
    時間の微調整を行うための第1のゲート群と、 該第1のゲート群のうち特定のゲートの出力側に第1の
    スイッチ手段を介して接続される負荷容量と、 前記第1のゲート群の出力側に第2のスイッチ手段を介
    して接続され前記入力信号の遅延時間の粗調整を行うた
    めの第2のゲート群と、 前記第1のゲート群のうち特定のゲートの出力側に接続
    される負荷容量及び第2のゲート群のゲート段数を調整
    することにより前記入力信号の遅延時間を調整するよう
    に第1、第2のスイッチ手段を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする遅延調整回路。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、半導体集積回路装置内
    に設けられ、内部信号により出力値を設定することがで
    きるレジスタを含んで構成され、 前記レジスタに設定されたレジスタ値に基づいて前記第
    1、第2のスイッチ手段を切換制御することにより、ゲ
    ート出力負荷及び前記第2のゲート群のゲート段数を調
    整することを特徴とする請求項1に記載の遅延調整回
    路。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、半導体集積回路装置内
    に設けられ、初期化により外部から出力値を設定するこ
    とができるレジスタを含んで構成され、 前記レジスタに設定されたレジスタ値に基づいて前記第
    1、第2のスイッチ手段を切換制御することにより、ゲ
    ート出力負荷及び前記第2のゲート群のゲート段数を調
    整することを特徴とする請求項1に記載の遅延調整回
    路。
  4. 【請求項4】 基準クロックが入力される1以上の請求
    項1乃至3のいずれかに記載の遅延調整回路と、 前記1以上の請求項1乃至3のいずれかに記載の遅延調
    整回路の出力信号の論理演算行い前記基準クロックに対
    してN倍動作周波数のクロックを出力する論理回路と、 を有することを特徴とするクロック生成回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のクロック生成回路と、 論理ゲート間に設けられ、前記クロック生成回路におけ
    る調整可能な特定エッジのタイミングで動作するフリッ
    プフロップと、 を有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 基準クロックが入力される1以上の請求
    項1乃至3のいずれかに記載の遅延調整回路と、 基準クロックと、前記1以上の請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の遅延調整回路における出力信号との論理演算
    行い前記基準クロックに対してN倍動作周波数のクロッ
    クを出力する論理回路と、 前記1以上の請求項1乃至3のいずれかに記載の遅延調
    整回路の出力を非動作モード時にのみ一定値に固定する
    設定手段とを有し、 前記論理回路の論理演算結果に基づいて非動作モードと
    して基準クロックの1倍又は動作モードとして基準クロ
    ックのN倍の動作周波数のクロックを出力することを特
    徴とするクロック生成回路。
  7. 【請求項7】 請求項2または3のいずれかに記載の遅
    延調整回路と、 該クロック生成回路のクロック出力のデューティ比を検
    出するデューティ比検出手段と、 前記デューティ比検出手段の検出出力に基づいて予め設
    定されたデューティ比となるように前記遅延調整回路内
    のレジスタ値を動的に更新する制御手段と、 を有することを特徴とするクロック生成回路。
  8. 【請求項8】 請求項2または3のいずれかに記載の遅
    延調整回路と、クロックスキューを検出するクロックス
    キュー検出手段と、 前記クロックスキュー検出手段の検出出力に基づいてク
    ロックスキューが予め設定された期待値となるように前
    記遅延調整回路内のレジスタ値を動的に更新する制御手
    段と、 を有することを特徴とするクロック生成回路。
  9. 【請求項9】 半導体集積回路装置の内部レジスタの
    値、または内部メモリの値、または内部の論理信号、ま
    たは外部の信号により遅延時間を調整することが可能な
    1つ以上の遅延調整回路と、 前記1つ以上の遅延回路により入力信号を所定時間遅ら
    せた1つ以上の信号間の論理演算を行うことにより所望
    の周波数のクロックを出力する論理回路と、 を有することを特徴とするクロック生成回路。
  10. 【請求項10】 半導体集積回路装置の内部レジスタの
    値、または内部メモリの値、または内部の論理信号、ま
    たは外部の信号により遅延時間を調整することが可能な
    第1、第2、第3の3つの遅延調整回路と、 前記3つの遅延調整回路の入力端は共通接続され、第1
    及び第3遅延調整回路の出力の一方または両方により前
    記3つの遅延調整回路の入力または第2の遅延調整回路
    の出力を選択する第1のセレクタと、 前記3つの遅延調整回路の入力信号と第2の遅延調整回
    路の出力の一方または両方に基づいて前記第1または第
    3の遅延調整回路の出力を選択する第2のセレクタと、 前記第1、第2のセレクタの出力信号の排他的論理積を
    求める論理回路と、 を有することを特徴とするクロック生成回路。
  11. 【請求項11】 半導体集積回路装置の内部レジスタの
    値、または内部メモリの値、または内部の論理信号、ま
    たは外部の信号により遅延時間を調整することが可能な
    第1、第2、第3、第4の4つの遅延回路と、 前記4つの遅延調整回路の入力端は共通接続され、第2
    及び第4の遅延調整回路の出力の一方または両方により
    第1または第3の遅延調整回路の出力を選択する第1の
    セレクタと、 第1及び第3の遅延調整回路の出力の一方または両方に
    より第2または第4の遅延調整回路の出力を選択する第
    2のセレクタと、 第1及び第2のセレクタの出力の排他的論理積を求める
    論理回路と、を有することを特徴とするクロック生成回
    路。
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