JP2002000866A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002000866A
JP2002000866A JP2000181952A JP2000181952A JP2002000866A JP 2002000866 A JP2002000866 A JP 2002000866A JP 2000181952 A JP2000181952 A JP 2000181952A JP 2000181952 A JP2000181952 A JP 2000181952A JP 2002000866 A JP2002000866 A JP 2002000866A
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prize ball
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counter
prize
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English (en)
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技球を排出する排出機構を備えた遊技機に
おいて、遊技球排出に関する異常発生の判定を適切に行
いうるものを提供する。 【解決手段】 各種入賞口への入賞に基づいて決定され
た賞球数を、遊技制御装置100側の確認カウンタおよ
び排出制御装置400側の貯留カウンタに累積記憶する
とともに、排出された賞球を賞球検出センサ713によ
り検出し、この検出数を確認カウンタおよび貯留カウン
タから減算する遊技機において、確認カウンタまたは貯
留カウンタのカウンタ値が、−2以下の所定値C1、C
2以下となった場合に、賞球排出に関する異常発生と判
定する。または、確認カウンタおよび貯留カウンタに過
排出カウンタを備え、確認カウンタまたは貯留カウンタ
が0となった後の賞球排出の検出は過排出カウンタにカ
ウントするとともに、過排出カウンタ値が、2以上の所
定値P以上となった場合に、異常発生と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技球を排出する
排出機構を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機には、賞球を排出する排出機構を
備えたものがある(例えば、パチンコ機)。このような
遊技機では、遊技の進行(例えば、入賞口への遊技球入
賞)に基づいて決定された排出すべき賞球数が、所定の
カウンタに累積記憶され、この累積記憶値に基づいて賞
球排出がなされる。そして、排出機構から実際に排出さ
れた賞球数が計数され、このカウンタから減算される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
遊技機では、賞球排出が終了した時点で、上記カウンタ
の値が正しく0になっているかによって、賞球の実際の
排出数が目標数と整合しているか否かを確認することが
できる。
【0004】しかしながら、多数の遊技球を使用する遊
技機では、1球程度の排出数の不整合は生じかねないか
ら、上記のような賞球排出数の確認において、わずかな
不整合があっただけで異常発生と判定したのでは、異常
発生の判定が多くなりすぎて、遊技の中断が頻発してし
まう。また、このような排出数の確認のためには、上記
カウンタを負の値もカウントできるものとする必要があ
るが、上記カウンタは、排出すべきものとして決定され
た賞球数が累積記憶されるものであるので、負の値をカ
ウント可能とすることで、カウント可能な正の値が少な
くなるのは望ましくない。
【0005】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、遊技球を排出する排出機構を備えた遊技
機において、遊技球排出に関する異常発生の判定を適切
に行いうるものを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、遊技球
を排出する排出機構と、この排出機構から排出されるべ
き賞球数を決定する賞球数決定手段と、前記賞球数決定
手段により決定された賞球数に基づいて前記排出機構に
排出動作を行わせる排出制御手段とを備えた遊技機にお
いて、前記排出機構から排出された賞球を検出する賞球
検出手段と、この賞球検出手段により検出された賞球数
を計数する賞球計数手段と、前記賞球計数手段による計
数の累積値が前記賞球数決定手段により決定された賞球
数の累積値よりも2以上の所定値以上大きくなった場合
に賞球排出に関する異常発生と判定する異常判定手段
と、この異常判定手段による異常判定がなされた場合に
所定の異常対応処理を実行する異常対応手段とを備え
た。
【0007】第2の発明では、前記賞球数決定手段によ
り決定された賞球数を累積記憶する累積記憶手段と、前
記賞球検出手段により検出された賞球数を前記累積記憶
手段から減算する累積記憶値減算手段とを備えるととも
に、前記異常判定手段は、前記累積記憶手段の記憶値が
−2以下の所定の判定値以下となった場合に賞球排出に
関する異常発生と判定する。
【0008】第3の発明では、前記賞球数決定手段によ
り決定された賞球数を累積記憶する累積記憶手段と、前
記賞球検出手段により検出された賞球数を前記累積記憶
手段から減算する累積記憶値減算手段と、前記累積記憶
手段の記憶値が0であるときに前記賞球検出手段による
検出がなされた場合にその検出数を計数する過剰排出数
計数手段とを備えるとともに、前記過剰排出数計数手段
による計数の累積値が2以上の所定の判定値以上となっ
た場合に賞球排出に関する異常発生と判定する。
【0009】第4の発明では、前記賞球計数手段により
所定の送信単位数の賞球排出が計数される毎に賞球排出
確認信号を外部に出力する信号出力手段と、前記異常対
応手段による異常対応処理が実行されている間も前記賞
球計数手段による賞球排出の計数処理およびこの賞球計
数手段の計数に基づく前記信号出力手段からの信号出力
処理を継続させる異常時信号出力継続手段とを備えた。
【0010】第5の発明では、排出制御手段の制御状態
を、遊技球を排出可能な状態と、遊技球を排出不能な状
態とに分けるとともに、前記遊技球を排出不能な状態に
おいて前記排出機構からの遊技球排出が検出された場合
に異常発生と判定する第2の異常判定手段を備え、前記
異常対応手段は、この第2の異常判定手段による異常発
生の判定がなされた場合にも所定の異常対応処理を実行
するようにした。
【0011】
【発明の作用および効果】第1の発明では、賞球検出手
段(例えば実施の形態における賞球検出センサ713)
により検出された賞球数は、賞球計数手段(例えば実施
の形態におけるカウントバッファ)により計数され、こ
の計数の累積値が、賞球数決定手段により決定された賞
球数の累積値よりも、2以上の所定値以上に多くなった
場合に、異常発生の判定がなされ、実際の賞球排出数と
賞球数決定手段による決定数との間に1個しか不整合が
ないときのように、軽微な瑕疵があるに過ぎない場合に
は異常判定がなされないので、異常判定およびこれに伴
う異常対応処理が頻発してしまうことはなく、遊技の中
断は必要最小限となり、遊技は必要以上に阻害されてし
まうことはない。また、所定値の設定を変えることによ
り、どの程度の不整合が生じた場合に異常発生と判定す
るかの基準を様々にとることができ、遊技機の内容に応
じた適切な異常判定を行うことができる。
【0012】第2の発明では、異常発生の判定は、累積
記憶手段(例えば実施の形態における確認カウンタ、ま
たは貯留カウンタ)に記憶された累積記憶値に基づいて
なされるので、過排出の異常(賞球計数手段による計数
の累積値が賞球数決定手段により決定された賞球数の累
積値よりも所定数以上大きくなる異常)を的確に判定で
きる。また、判定値を変えることにより、排出数の不整
合がどの程度になったら異常と判定するかを、様々に設
定できる。
【0013】第3の発明では、累積記憶手段とともに過
剰排出計数手段(例えば実施の形態における過排出カウ
ンタ)を備えたので、過排出は過剰排出計数手段に基づ
いて判定でき、累積記憶手段は負の値までカウントでき
るものである必要がなくなり、累積記憶手段でカウント
可能な正の値を大きくとることができる。
【0014】第4の発明では、信号出力手段による賞球
排出確認信号の送出は、過排出の異常が発生して異常対
応処理が実行されている間も継続して実行されるので賞
球排出確認信号の送信先(例えば実施の形態の管理装
置)には実際に検出された賞球排出数が送信され続け、
送信先では異常対応処理中に排出された賞球数について
も正しく把握できる。
【0015】第5の発明では、賞球計数手段による計数
の累積値と賞球数決定手段により決定された賞球数の累
積値との比較に基づく異常発生の判定の他に、排出制御
手段の制御状態が遊技球を排出不能な状態(例えば、排
出制御手段が排出機構を動作させておらず、本来、遊技
球排出が検出される可能性がない状態)にあるときに遊
技球排出が検出された場合には、第2の異常判定手段に
より、直ちに異常発生の判定がなされる。これにより、
賞球計数手段による計数の累積値と賞球数決定手段によ
り決定された賞球数の累積値に不整合が生じた場合は、
排出機構の機構上の不具合がある場合と考えられること
から、比較的緩やかな基準で異常判定がなされる一方
で、第2の異常判定手段により異常判定される場合は、
不正行為によって遊技球が排出された場合と考えられる
ことから、厳しい判定基準で異常判定がなされることに
なる。したがって、異常判定は、異常の内容に応じて、
より適切になされる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0017】図1は遊技機(パチンコ遊技機)1にカー
ド球貸ユニット2を併設したCR機を示す。遊技機1の
前面枠3は本体枠(外枠)4にヒンジ5を介して開閉回
動可能に組付けられ、遊技盤6は前面枠3の裏面に取り
付けられた収納フレームに収装される。
【0018】遊技盤6の表面には、表示装置8、大入賞
口を内部に備えた変動入賞装置10、一般入賞口11〜
15、始動口16が配設された遊技領域が形成される。
前面枠3の前面には、遊技盤6の前面を覆うカバーガラ
ス18が取り付けられる。
【0019】前面枠3の下部の開閉パネル20には遊技
球を打球発射装置に供給する上皿21が、固定パネル2
2には下皿23、打球発射装置の操作部24等がそれぞ
れ配設される。
【0020】カバーガラス18の枠の上部には、第1報
知ランプ31、第2報知ランプ32が設けられる。これ
ら第1、第2の報知ランプ31、32は、点灯により異
常状態の発生を報知するものであり、第1報知ランプ3
1は装飾制御装置200(図2、図5参照)により、ま
た第2報知ランプ32は排出制御装置400(図2、図
5参照)により、それぞれ制御される。
【0021】カード球貸ユニット2には、前面のカード
挿入部25に挿入されたカード(プリペイドカード等)
のデータの読込、書込等を行うカードリーダ/ライタと
球貸制御装置が内蔵され、カード球貸ユニット用の操作
パネル26は遊技機1の上皿21の外面に形成される。
【0022】カード球貸ユニット用の操作パネル26に
は、カードの残高を表示するカード残高表示部27と、
球貸しを指令する球貸しスイッチ28と、カードの返却
を指令するカード返却スイッチ30等が設けられる。
【0023】図2は遊技機1ならびにカード球貸ユニッ
ト2の裏側を示すもので、遊技盤6の裏面側には、大入
賞口、一般入賞口11〜15、始動口16に入賞した入
賞球を案内する入賞球集合カバー(図示しない)、遊技
を統括的に制御する遊技制御装置100、表示装置8を
制御する表示制御装置150、遊技盤6ならびに前面枠
3の装飾用のランプ等を制御する装飾制御装置200、
スピーカーからの音出力を制御する音制御装置250、
電源供給装置300、遊技盤用外部端子41等が取り付
けられる。
【0024】前面枠3の収納フレームの裏面側には、裏
機構盤35が取り付けられる。この裏機構盤35の中央
部には、遊技盤6の裏面側の各装置(遊技制御装置10
0、表示制御装置150、装飾制御装置200、音制御
装置250、電源供給装置300等)を点検するための
開口窓部が設けられている。
【0025】裏機構盤35の上部には、遊技球を貯留す
る球貯留タンク36、球貯留タンク36の球を半端球検
出スイッチを備えた樋ユニット部(半端センサユニッ
ト)38に導く誘導樋37が取り付けられる。誘導樋3
7ならびに樋ユニット部38は2条の流路に形成され
る。
【0026】裏機構盤35の上部右側には、ターミナル
基板42が備えられる。このターミナル基板42に設け
られた枠用外部出力端子42Aは、管理装置(遊技店に
おいて複数の遊技機1を管理するホストコンピュータ)
への外部信号線が接続され、また外部(遊技店の島設
備)からの電源供給線が接続されるものである。
【0027】裏機構盤35の開口窓部の右側には、樋ユ
ニット部38の球を遊技機前面側の上皿21、下皿23
に払い出す排出装置(排出ユニット600および流路切
換ユニット700)が取り付けられる。
【0028】裏機構盤35の下部には、排出ユニット6
00を制御する排出制御装置400、打球発射装置50
0を制御する発射制御装置550、カード球貸ユニット
用中継基板43等が取り付けられる。
【0029】カード球貸ユニット2のカード挿入部25
にカードを挿入して、カード球貸ユニット用の操作パネ
ル26の球貸しスイッチ28を押すと、カード球貸ユニ
ット2から排出制御装置400に球貸し要求が出され、
排出制御装置400により排出ユニット600が駆動さ
れ、排出装置から所定数の貸球が上皿21等に払い出さ
れる。
【0030】また、打球発射装置より遊技領域に発射さ
れた球が一般入賞口11〜15、始動口16、大入賞口
に入賞すると、遊技制御装置100から賞球制御指令が
排出制御装置400に送られ、排出制御装置400によ
り球排出ユニット600が駆動され、排出装置から所定
数の賞球が上皿21等に払い出される。
【0031】図3、図4には、排出ユニット600およ
び流路切換ユニット700からなる排出関連ユニットを
詳細に示す。
【0032】なお、排出ユニット600および流路切換
ユニット700は、2系統の球流路(球流路602、お
よび導入路702から排出路705に至る遊技球流路)
により遊技球排出を行うものであるが、図3、図4に
は、そのうち1系統を断面図で示し、以下の説明ではこ
の1系統について代表して説明をする。なお、他の1系
統は、図3、図4の紙面奥側に並列に設けられている。
また、球流路を2系統設けたのは、遊技球を効率的に排
出するためで、賞球と貸球の区別とは関係しない。
【0033】図示されるように、排出ユニット600と
流路切換ユニット700は、上下に一体に組み付けられ
て、排出関連ユニットを構成している。
【0034】排出ユニット600は、遊技球の排出機構
であって、ケーシング601、球送出部610、排出用
パルスモータ620、ストッパ機構630等から構成さ
れる。
【0035】透明なケーシング601には、球流路60
2が形成されている。上方の樋ユニット部38からの遊
技球は、球入口603から球流路602に導入され、球
出口604から下方の流路切換ユニット700に排出さ
れる。
【0036】球送出部610は、球流路602に臨むよ
うに設けられる。この球送出部610には、スプロケッ
ト(切り欠き円盤)611、612と従動歯車(図示せ
ず)が、ケーシング601内に軸支された同一の回転軸
613に固定されて備えられ、同期回動するようになっ
ている。なお、スプロケット612は、図3、図4には
流路が図示されない側の系統のスプロケットであって、
図示されないもう一つの球流路602に臨むように配設
されている。
【0037】スプロケット611、612外周の歯の間
の部分は、等間隔に並ぶ複数(実施の形態では8個)の
球受部614となっており、これらの球受部614の一
部が、球流路602に臨んでいる。これにより、球流路
602を通過する遊技球は、一つの球受部614に一球
ずつ保持されるようにして、スプロケット611、61
2の回転動作とともに順次送り出される。したがって、
排出ユニット600からは、スプロケット611、61
2の動作量(回転量)に比例した個数の遊技球が排出さ
れることになる。
【0038】なお、2つの系統のスプロケット611、
612は、互いに球受部614の1/2個分だけ位相が
ずれた状態で、回転軸613に固定されている。これに
より、スプロケット611、612からの遊技球の送り
出しは各系統から交互になされ、排出ユニット600か
らの遊技球排出を迅速かつスムーズに行うことができ
る。
【0039】排出用パルスモータ620の回転軸には、
図示されない原動歯車と、ストッパ機構630の回動規
制歯車631とが固定されている。この原動歯車と球送
出部610の従動歯車の間には、伝達歯車622が配設
される。これにより、従動歯車ととスプロケット61
1、612は、排出用パルスモータ620により一体に
回転駆動される。
【0040】ストッパ機構630は、排出用パルスモー
タ620の回転を規制するもので、回動規制歯車63
1、ストッパ部材633、リターンスプリング635、
ストッパソレノイド636等から構成される。
【0041】回動規制歯車631の外周には、上述した
スプロケット611外周の球受部614と同数のラチェ
ット歯632が、等間隔に形成されている。これらのラ
チェット歯632に、ストッパ部材(フラッパ)633
が係合することにより、回動規制歯車631の回動(図
4における時計回りの回動)が禁止される。なお、回動
規制歯車631とストッパ部材633はラチェット機構
を構成しており、係合時でも逆回転(図4における反時
計回りの回動)は許容される。
【0042】ストッパ部材633は、掛止部634に上
端側が揺動可能に支持され、揺動によりラチェット歯6
32に係脱可能となっているもので、常態ではリターン
スプリング635に付勢されてラチェット歯632に係
合している。
【0043】これに対して、ストッパソレノイド636
に通電すると、ストッパ部材633は、ストッパソレノ
イド636側に吸着され、リターンスプリング635に
抗して後退する。これにより、ストッパ部材633と回
動規制歯車631の係合が解除され、排出用パルスモー
タ620が回動可能となる。
【0044】このようにストッパ機構630を備えるこ
とにより、排出用パルスモータ620が回転の慣性や遊
技球の重みで余分に回転してしまうことを防止でき、ス
プロケット611の回転量を排出制御装置200によっ
て正確に制御できる。
【0045】流路切換ユニット700は、ケーシング7
01に、導入路702から排出路705に至る遊技球流
路を備えている。導入路702は、排出ユニット600
の球流路602の下端に(それぞれの系統毎に)連結し
ている。
【0046】遊技球流路は、賞球としての遊技球が導入
される賞球流路703と、貸球としての遊技球が導入さ
れる貸球流路704に分岐する。賞球流路703、貸球
流路704には、それぞれ賞球検出センサ713、貸球
検出センサ714が備えられ、通過した遊技球の数を流
路毎にカウントできるようになっている。
【0047】賞球流路703と貸球流路704の分岐部
には、流路切換弁720が設けられる。流路切換弁72
0は、回動軸721の回りで回動して、賞球流路703
と貸球流路704の入口を選択的に閉鎖するものであ
る。
【0048】流路切換弁720は、流路切換ソレノイド
(装置)730のプランジャ731に、連係部材72
2、723を介して連係している。
【0049】この流路切換ソレノイド730は、ラッチ
ングタイプのものであり、通電方向の切り換えによりプ
ランジャ731の位置が選択的に変更されるとともに、
通電OFF後にはその時点でのプランジャ731の位置
が保持されるものである。
【0050】詳しく説明すると、プランジャ731は外
周に固定された永久磁石732により磁化されていると
ともに、プランジャ731外周にはソレノイド733が
配設されており、このソレノイド733への通電方向の
切り換えにより、上方または下方に駆動される。また、
プランジャ731の上下にはそれぞれ金属製の固定部材
734、固定板735が備えられ、プランジャ731が
上方に駆動された場合にはその上端部が磁力により固定
部材734に接着し、プランジャ731が下方に駆動さ
れた場合にはその下端部が磁力により固定板735に接
着する。したがって、ソレノイド733への通電をOF
Fした場合でも、プランジャ731の位置は、固定部材
734または固定板735に接着した位置に保たれる。
【0051】連係部材723は軸724に軸支されたも
ので、一端はプランジャ731の下端と接続部材725
を介して連係し、他端は連係部材722に歯合してい
る。連係部材722は、流路切換弁720の回転軸72
1に固定されたもので、流路切換弁720と一体に回動
する。なお、連係部材722は保持スプリング725に
より付勢され、流路切換弁720にぐらつきが生じない
ようにされている。
【0052】このような構成により、流路切換弁720
の弁位置は、ソレノイド733への通電によるプランジ
ャ731の上下動とともに切り換えられるとともに、ソ
レノイド733への通電OFF後にも、通電直前の位置
が保持される。
【0053】すなわち、図3に示すように、ソレノイド
733への通電によりプランジャ731を下方に駆動す
ると、連係部材723は反時計回りに、連係部材722
は時計回りにそれぞれ回動し、流路切換弁720は貸球
流路704を閉鎖して賞球流路703を開放する弁位置
に切り換わる。この結果、導入路702に導入された遊
技球は、総て賞球流路703に流れ込み、賞球検出セン
サ713により検出される。また、この状態でソレノイ
ド733への通電をOFFとしても、プランジャ731
は固定板735と接着した位置に保持されるから、流路
切換弁720もそのまま賞球流路703開放の弁位置を
保持する。
【0054】一方、図4に示すように、ソレノイド73
3への通電によりプランジャ731を上方に駆動する
と、連係部材723は時計回りに、連係部材722は反
時計回りにそれぞれ回動し、流路切換弁720は賞球流
路703を閉鎖して貸球流路704を開放する弁位置に
切り換わる。この結果、導入路702に導入された遊技
球は、総て貸球流路704に流れ込み、貸球検出センサ
714により検出される。また、この状態でソレノイド
733への通電をOFFとしても、プランジャ731は
固定部材734と接着した位置に保持されるから、流路
切換弁720もそのまま貸球流路704開放の弁位置を
保持する。
【0055】賞球流路703と貸球流路704は下流の
排出路705において合流する。遊技球はこの排出路7
05から下方に排出され、上皿21に至る。
【0056】なお、中継基板740は、賞球検出センサ
713による検出信号の排出制御装置400および遊技
制御装置100への送信、貸球検出センサ714による
検出信号の排出制御装置400への送信を中継するもの
である。
【0057】なお、流路切換弁720は、本実施の形態
のようなラッチングタイプのものとは限られず、例え
ば、流路切換ソレノイド730にリターンスプリングを
備えることにより、流路切換ソレノイド730への非通
電状態では一方の弁位置(例えば賞球流路703を開放
する弁位置)に固定され、通電により他方の弁位置に切
り換えられるものとしてもよい。
【0058】図5は、遊技機1の制御系の一部を示すブ
ロック構成図である。
【0059】図示されるように、遊技制御装置100
は、CPU101、ROM102、RAM103、バス
・インターフェイス104等から構成されるもので、排
出制御装置400等の各種制御装置(表示制御装置15
0、装飾制御装置200、音制御装置300は図示を省
略する)に制御指令を送信して、遊技を統轄的に制御す
る主制御装置である。
【0060】CPU101は遊技制御装置100による
制御(遊技制御)を司るIC、ROM102は遊技制御
のための不変の情報(各種プログラム、各種定数等)を
記憶している記憶手段である。また、RAM103は、
遊技制御時にワークエリアとして利用される記憶手段で
あり、バックアップエリアと制御エリアとから構成され
る。ここで、バックアップエリアは、停電時にもデータ
内容がバックアップされ、停電からの再開時にも原則と
してデータ内容が初期化されないエリアで、チェックデ
ータの他、後述する送信準備カウンタ、確認カウンタ、
カウントバッファの値等、停電後にも保存されるべきデ
ータが記憶されている。また、制御エリアは、バックア
ップエリア以外の領域で、各種タイマ値等が記憶されて
いる。
【0061】遊技制御装置100には、各種入賞口(一
般入賞口11〜15、始動口16、大入賞口等)毎に設
けられて遊技球入賞を検出する入賞検出センサ群50か
らの検出信号が入力される。遊技制御装置100は、こ
れらの入賞検出に基づいて、大当たりの抽選等を行うと
ともに、各種制御装置や、変動入賞装置10等の各種装
置を制御する。例えば、各種入賞口への入賞があると、
その入賞口の種類に対応した賞球排出を行うように、排
出制御装置400に賞球制御指令を送信する。
【0062】なお、遊技制御装置100と各種制御装置
(表示制御装置150、装飾制御装置200、音制御装
置250、排出制御装置400)との通信形態は、遊技
制御装置100から各種制御装置への単方向通信となっ
ている。これにより、遊技制御装置100に各種制御装
置との接続線を通じて不正な信号が入力されないように
でき、遊技の信頼性を高めることができる。
【0063】また、遊技制御装置100には、賞球検出
センサ713による検出信号が、中継基板740を介し
て入力される。遊技制御装置100は、この賞球検出セ
ンサ713による賞球検出に基づいて、排出された賞球
数を計数し、所定の送信単位数(例えば10個)の賞球
排出が検出される度に、賞球排出確認信号を、枠用外部
出力端子42Aを介して、管理装置(遊技店において複
数の遊技機1を管理するホストコンピュータ)に向けて
送信する。
【0064】この賞球検出センサ713による検出、排
出された賞球数の計数処理、賞球排出確認信号の送信処
理は、後述する貯留カウンタ値または確認カウンタ値に
関する異常が発生した場合でも、継続して実行される。
これにより、管理装置には異常発生時においても実際の
賞球排出数が送信され続けることになり、管理装置は、
異常発生に対する異常対応処理が実行されている間に排
出された賞球数についても正しく把握できる。
【0065】排出制御装置400は、CPU401、R
OM402,RAM403、入出力インターフェイス4
04、ドライブ回路405等から構成される。
【0066】CPU401は排出制御装置400による
各種制御(後述するメイン処理、タイマ割り込み処理、
停電割り込み処理等)を司るIC、ROM402はこれ
らの制御のための不変の情報(各種プログラム、各種定
数等)を記憶している記憶手段である。また、RAM4
03は、制御時にワークエリアとして利用される記憶手
段であり、停電時にもデータ内容がバックアップされる
バックアップエリアと、それ以外の制御エリアとから構
成される。バックアップエリアには、チェックデータの
他、後述する排出カウンタ、貯留カウンタの値等が記憶
されている。また、制御エリアには、各種タイマ値等が
記憶されている。
【0067】排出制御装置400は、排出関連の制御を
行う制御装置であり、遊技制御装置100からの賞球制
御指令またはカードユニット2からの貸球制御指令に基
づいて、ドライブ回路405により、排出ユニット60
0(排出用パルスモータ620およびストッパソレノイ
ド636)および流路切換ユニット700(流路切換ソ
レノイド730)を駆動し、賞球または貸球の排出を行
わせる。
【0068】詳しく説明すると、排出制御装置400
は、賞球制御指令を受けると、この制御指令に含まれて
いる排出要求数を、RAM403の貯留カウンタに累積
記憶する。なお、この貯留カウンタの形態としては、指
令された排出要求数自体を積算して記憶するものや、排
出要求数の種類(個数)毎に指令された件数を積算して
記憶するもの等がある。なお、遊技制御装置100には
確認カウンタが設けられ、排出制御装置400に排出要
求数として送信された数は、確認カウンタに累積記憶さ
れるようになっている。
【0069】このようにして貯留カウンタに記憶がある
場合、排出制御装置400は、貯留カウンタに記憶され
ている排出要求数を排出カウンタに順次設定するととも
に、流路切換ソレノイド(装置)730のソレノイド7
33に賞球流路703開放方向の通電をし、流路切換弁
720を賞球流路703開放側の弁位置とする。そし
て、排出カウンタに設定された値を排出するように、排
出用パルスモータ620にパルス送信を行って、賞球排
出を行わせる(後述の図8のフローチャート参照)。
【0070】また、貸球制御指令があった場合には、貸
球排出数を排出カウンタに設定するとともに、流路切換
ソレノイド(装置)730のソレノイド733に貸球流
路704開放方向の通電をし、流路切換弁720を貸球
流路704開放側の弁位置とした後、排出用パルスモー
タ620に排出カウンタへの設定分のパルス送信を行っ
て、貸球排出を行わせる。
【0071】このように排出された遊技球数は、賞球検
出センサ713または貸球排出センサ714により検出
され、中継基板740を介して、排出制御装置400に
入力される。これにより、検出分の貯留カウンタ値、確
認カウンタ値および排出カウンタ値はクリアされる。
【0072】以上のように、賞球排出は貯留カウンタ値
を排出カウンタに順次設定することにより行われ、貯留
カウンタ値、確認カウンタ値は賞球排出が検出される毎
に減算されていく。したがって、排出関連の機構が正常
に動作していれば、貯留カウンタおよび確認カウンタは
0以上の値をとるはずであるので、確認カウンタ値が0
より小さな所定の判定値C1以下となった場合、または
貯留カウンタ値が0より小さな所定の判定値C2以下と
なった場合には、遊技球排出に関する異常が発生したと
判定して、この異常に対する所定の異常対応処理が実行
される。
【0073】ここで、判定値C1、C2は、それぞれ確
認カウンタ値、貯留カウンタ値にどの程度の不整合が生
じた場合に異常と判定するかの基準となる数値であっ
て、例えば、判定値C1、C2の絶対値を小さく設定し
ておけば、わずかな不整合があった時点で異常判定がな
されることになり、また判定値C1、C2の絶対値を大
きく設定しておけば、不整合がある程度以上大きくなる
まで異常判定がなされないことになる。
【0074】この判定値C1、C2としては、−2以下
の値が設定される。これにより、例えば貯留カウンタ値
または確認カウンタ値が−1となった場合のような、極
めて軽微な不整合によって、直ちに異常判定がなされて
しまうことはなく、判定値C1、C2によって決まる程
度の不整合が生じたところで初めて異常判定がなされる
ので、異常判定は、遊技をあまりに頻繁に中断してしま
わないような適切なものとなる。なお、判定値C1、C
2としては、異なる値を設定してもよいし、同一の値を
設定してもよい。
【0075】電源供給装置300は、弾球遊技機の各種
装置に電源供給する装置であって、整流回路301、平
滑回路302、電圧変換回路303、304、305、
停電検出回路306、バックアップコンデンサ307等
から構成される。
【0076】整流回路301は、電源供給装置300外
部から供給されてきた24Vの交流電圧を24Vの直流
電圧に変換する回路である。平滑回路302は、この2
4Vの直流電圧を32Vの直流電圧に変換する回路であ
る。
【0077】電圧変換回路303、304、305は、
平滑回路302からの32V電圧を各種装置の駆動に適
した電圧に変換する回路であり、電圧変換回路303か
らは各種センサ(賞球検出センサ713、貸球検出セン
サ714等)へ向けて12V電圧が、また電圧変換回路
304からは各種制御装置に向けて5V電圧が、また電
圧変換回路305からは排出制御装置400のドライブ
回路405に向けて18V電圧が、それぞれ供給され
る。
【0078】停電検出回路306は、停電発生時に平滑
回路302の出力電圧が所定電圧以下へ低下することを
監視することにより、停電発生を検出する回路である。
この停電検出回路306からは、遊技制御装置100の
CPU101、排出制御装置400のCPU401等に
停電検出信号の送信がなされ、CPU101およびCP
U401においては所定の停電割込処理が実行されるこ
とになる(CPU101については図7参照)。なお、
停電時には、電圧の高い電源から順に、所定電圧の供給
ができなくなっていくことになるから、停電検出回路3
06による停電検出後もしばらくの間は、供給電圧の低
い12V電圧、5V電圧等からは電源供給が続き、各種
センサや各種制御装置は動作を続ける。
【0079】バックアップコンデンサ307は、停電発
生時に、遊技制御装置100のRAM103および排出
制御装置400のRAM403にバックアップ電源を供
給するものである。
【0080】図6は、遊技制御装置100における排出
関連処理の処理手順を示すフローチャートである。
【0081】電源投入されると、まずステップS1にお
いて初期化処理が実行され、RAM101のクリア、異
常対応処理(ステップS9参照)の解除等の処理がなさ
れる。このRAM101のクリアにおいては、制御エリ
アのクリアのみがクリアされ、チェックデータに異常が
発見されない限り、バックアップエリアのクリアはなさ
れない。
【0082】ステップS2では、タイマ割込が発生した
か否かの判定がなされ、タイマ割込が発生したところで
ステップS3に進む。これにより、ステップS3以下の
処理は、所定のタイマ割込時間毎に繰り返されることに
なる。
【0083】ステップS3では、各種入賞口(一般入賞
口11〜15、始動口16、大入賞口等)への入賞が入
賞検出センサ群50により検出されたか否かの判定がな
され、入賞検出があればステップS4に進み、入賞検出
がなければステップS5に進む。
【0084】ステップS4では、送信準備カウンタを更
新し、ステップS5に進む。ここで、送信準備カウンタ
とは、入賞口の種類毎に入賞検出された数をカウントし
て記憶しているもので、ステップS3における入賞検出
の確認にしたがって、ステップS4で加算更新がなされ
る。送信準備カウンタにカウントされている記憶に基づ
いて、排出制御装置400に向けて賞球制御指令が送信
され、送信分の記憶は送信準備カウンタから削除される
(ステップS11〜ステップS13参照)。この場合、
賞球制御指令に含まれる排出要求数は、入賞検出された
入賞口の種類によって異なり、例えば、大入賞口ならば
15個、一般入賞口11〜15ならば10個、始動口1
6ならば7個が排出要求数となっている。
【0085】ステップS5では、賞球検出センサ713
により賞球検出があったか否かの判定を行い、賞球排出
の検出があればステップS6に進み、検出が無ければス
テップS10に進む。
【0086】ステップS6では、ステップS5での賞球
排出の検出に対応して、確認カウンタを減算更新(−1
更新)する。ここで、確認カウンタとは、排出制御指令
として送信された排出要求数を累積記憶しておくもので
ある(ステップS13参照)。
【0087】ステップS7では、ステップS5での賞球
排出の検出に対応して、カウントバッファを加算更新
(+1更新)する。ここで、カウントバッファとは、確
認された賞球排出を累積記憶しておくもので、このカウ
ントバッファ値に基づいて賞球排出確認信号が送信され
ることになる(ステップS15〜ステップS18参
照)。
【0088】ステップS8では、確認カウンタが所定の
判定値C1以下となっているか否かを確認し、確認カウ
ンタ値≦C1でなければステップS10に進み、確認カ
ウンタ値≦C1であればステップS9で確認カウンタ値
の異常に対する異常対応処理を開始してから、ステップ
S10に進む。なお、前述もしたように、判定値C1
は、−2以下の所定の数値であって、例えば「−16」
等の値があらかじめ設定されている。また、異常対応処
理(後述する貯留カウンタ値の異常に対する異常対応処
理を含む)が開始されても、この遊技制御装置100の
処理自体は続行され、後述するように、検出された賞球
数の計数および賞球排出確認信号の送信がなされる(ス
テップS10〜ステップS18)。
【0089】ステップS10では、送信準備カウンタ
に、対応する賞球排出指令が送信されていない記憶(未
送信分の記憶)があるか否かの判定がなされ、未送信分
があればステップS11に進み、無ければステップS1
4に進む。
【0090】ステップS11では、送信準備カウンタの
未送信分の記憶に基づいて、排出制御指令を送信する。
ステップS12では、ステップS11で送信された排出
制御指令に対応する送信準備カウンタの記憶を減算更新
する。ステップS13では、ステップS11で排出制御
指令として送信された排出要求数を、確認カウンタに加
算する。
【0091】ステップS14では、賞球排出確認信号が
出力中であるか否かの判定がなされ、出力中でなければ
ステップS15に進み、出力中であればステップS18
に進む(なお、賞球排出確認信号が出力中であるか否か
の判定基準については、ステップS18の説明参照)。
【0092】ステップS15では、カウントバッファ値
が送信単位数M以上であるか否かの判定がなされ、送信
単位数M以上であればステップS16に進み、送信単位
数Mより小さければステップS2に戻る。ステップS1
6では、カウントバッファから送信単位数Mを減算更新
する。ステップS17では、賞球排出確認信号の出力を
開始して、ステップS18に進む。これにより、送信単
位数Mの賞球排出がなされる毎に、賞球排出確認信号が
出力されることになる。
【0093】ステップS18では、賞球排出確認信号の
出力信号のコントロールを行い、ステップS2に戻る。
詳しく説明すると、一つの賞球排出確認信号に当たって
は、所定のパルス幅時間(例えば100ms)にわたっ
て賞球排出確認信号をONとし、その後、所定のインタ
ーバル時間(例えば100ms)にわたって賞球排出確
認信号をOFFとする。ここで、インターバル時間は、
賞球排出確認信号が連続して送信された場合でも、受信
側でその個数を正確にカウントできるように設けられる
ものである。このステップS18の出力信号のコントロ
ール処理では、パルス幅時間およびインターバル時間を
カウントするタイマにより、上述のような賞球排出確認
信号の送信処理が正しく実行されるように、出力信号を
コントロールすることになる。なお、上述したステップ
S14における賞球排出確認信号が出力中であるか否か
の判定においては、パルス幅時間の開始からインターバ
ル時間の終了までが、ステップS14でいう賞球排出確
認信号の出力中に当たる。
【0094】図7は、停電割込処理の処理手順をフロー
チャートで示す。この停電割込処理は、停電検出回路3
06による停電検出時に、遊技制御装置100において
上記図6の処理に対する割込処理として実行されるもの
である。
【0095】ステップS21では、タイマ割込を禁止す
る。これにより、以降はタイマ割込が発生しなくなるの
で、図6のステップS3以下の処理が行われることはな
くなる。
【0096】ステップS22では、所定の継続時間(1
秒)にわたって、賞球検出センサ713による賞球検出
に基づく確認カウンタおよびカウントバッファの更新処
理を継続する。この確認カウンタおよびカウントバッフ
ァの更新の継続は、本実施の形態のような排出関連ユニ
ットの構成では、排出ユニット600の球送出部610
と流路切換ユニット700の賞球検出センサ713の間
にはある程度の距離があるため、賞球排出中に停電検出
があった場合に、停電検出により排出ユニット600の
動作が停止した後にも賞球排出の検出があり得ることか
ら、この検出分をカウントするために行われるものであ
る。
【0097】ステップS23では、アイドリング処理が
実行され、遊技制御装置100への電源供給がOFFと
なるまで、RAM103へのアクセスを行わずに無限ル
ープ処理を行う。なお、電源OFFとなった後も、RA
M103へはバックアップコンデンサ307からバック
アップ電源供給があるから、送信準備カウンタ、確認カ
ウンタ、カウントバッファの値は失われずに保存され
る。
【0098】図8は、排出制御装置400における排出
制御メイン処理の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0099】電源投入されると、まずステップS31に
おいて初期化処理が実行され、RAM403のクリア等
の処理がなされる。なお、このRAM403のクリアに
おいては、制御エリアのみがクリアされ、チェックデー
タに異常が発見されない限り、バックアップエリアのク
リアはなされない。
【0100】ステップS32では、貸球要求(カードユ
ニット500からの貸球制御指令)があったか否かの判
定がなされ、貸球要求があればステップS33に進み、
ステップS33〜ステップS38の貸球排出処理を実行
する。一方、貸球要求がなければステップS39に進
み、ステップS39〜ステップS45の賞球排出処理を
実行する。
【0101】ステップS33では、排出カウンタに単位
貸球数K(例えば25個)を設定する。ステップS34
では、流路切換ソレノイド730へ通電して、流路切換
弁720を貸球流路704開放側に設定する。
【0102】ステップS35では、パルスモータ620
が排出カウンタ値の排出に必要なだけ動作するように、
排出カウンタ値に対応する数のパルスを送信して、パル
スモータ620の動作を制御する。続くステップS36
では、所定の排出球通過ディレイ時間(排出球が排出ユ
ニット600の排出部から流路切換ユニット700の検
出部に至るまで時間がかかることから、これを見込んだ
余裕時間)の間、遊技球排出を待つ。そして、これらス
テップS35、ステップS36の処理の間に、貸球検出
センサ714によって検出された貸球の排出数は、排出
カウンタから減算される。
【0103】ステップS38では、排出カウンタに残数
があるか否か(排出カウンタ値>0であるか否か)の判
定がなされ、排出カウンタに残数があればステップS3
4に戻って残数分の貸球排出を行う。残数がなければ、
流路切換弁720を賞球流路703開放側に設定してか
ら、流路切換ソレノイド730への通電をOFFにし
て、ステップS32に戻る。このように、貸球排出があ
った場合には、目標数の排出が完了してからでないと、
次の賞球排出が行われない。
【0104】ステップS39では、貯留カウンタに残数
(賞球排出要求数の蓄積)があるか否か(貯留カウンタ
値>0であるか否か)の判定がなされ、貯留カウンタ値
>0であれば(残数があれば)、ステップS40に進
む。
【0105】一方、貯留カウンタ値>0でなければ、ス
テップS47に進み、貯留カウンタ値が所定の判定値C
2以下であるか否かの判定がなされる。この判定で、貯
留カウンタ値≦C2であれば、ステップS48に進み、
貯留カウンタ値の異常に対する異常対応処理を実行す
る。また、貯留カウンタ値≦C2でなければ、ステップ
S32に戻る。前述もしたように、この判定値C2は、
あらかじめ設定された、−2以下の所定の数値である。
また、確認カウンタ値に対する判定値C1とは必ずしも
同一の値とする必要はない。
【0106】なお、排出制御装置400における遊技球
排出に関する異常判定としては、このステップS47の
貯留カウンタ値に基づく異常判定に代えて、またはこの
貯留カウンタ値に基づく異常判定とともに、例えば、以
下のような異常判定を行ってもよい。すなわち、制御の
各状態を「遊技球を排出可能な状態」と「遊技球を排出
不能な状態」に分けておいて、「遊技球を排出不能な状
態」にあるにもかかわらず賞球検出センサ713または
貸球検出センサ714で遊技球検出がなされた場合に、
異常発生との判定をする。この場合、「遊技球を排出可
能な状態」には、排出制御メイン処理においてステップ
S35、S36、S44、S45の処理が実行されてい
る状態が相当し、また「遊技球を排出不能な状態」に
は、上記4つのステップ以外の処理が実行されている状
態が相当する。言い換えれば、「遊技球を排出可能な状
態」とは、パルスモータ620の動作によって遊技球が
排出される可能性がある状態であって、これ以外の状態
において遊技球排出の検出があれば、直ちに異常発生と
判定する。
【0107】このような異常判定方法を、確認カウンタ
値がC1以下となったことに基づく異常判定、または貯
留カウンタ値がC2以下となったことに基づく異常判定
と併用することにより、遊技者による不正行為や排出機
構の故障などによって、多数の遊技球が不相当に排出さ
れる恐れがあることを即座に検出することができ、遊技
店が被る致命的な損害を小さくできる。
【0108】詳しく説明すると、確認カウンタ値または
貯留カウンタ値に基づく異常判定では、判定値C1、C
2は2以上の数とされており、異常判定の基準は、判定
値C1、C2を1とした場合に比較してやや緩やかとな
っているが、上記異常判定方法を併用することにより、
「遊技球を排出不能な状態」においては、1球でも遊技
球検出があれば直ちに異常発生との判定がなされること
になり、確認カウンタ値または貯留カウンタ値に基づく
異常判定がやや緩やかであることを補って、適切な異常
判定が行われることになる。つまり、「遊技球を排出可
能な状態」において、パルスモータ620の動作によっ
て賞球排出がなされた結果、確認カウンタ値または貯留
カウンタ値にわずかな不整合が生じたとしても、それは
排出機構の機構上の不具合に過ぎないと考えられるか
ら、異常判定をやや緩やかな基準で行う一方で、「遊技
球を排出不能な状態」において遊技球が排出されたとし
たならば、これは不正行為によって遊技球が排出された
場合と考えられるので、厳しい基準で異常発生の判定を
行うことになる。
【0109】ステップS40では、流路切換ソレノイド
730へ通電して、流路切換弁720を賞球流路703
開放側に設定する。
【0110】ステップS41では貯留カウンタ値が規定
排出数Sより大きいか否かの判定がなされ、貯留カウン
タ値>SであればステップS42に進み、排出カウンタ
に規定排出数Sを設定して、ステップS44に進む。こ
のように、貯留カウンタに規定排出数S以上の蓄積があ
る限り、排出カウンタへは規定排出数Sが設定され、こ
れが排出目標数となる。
【0111】この場合、規定排出数Sは、賞球排出確認
信号の送信のための送信単位数M以上に設定されてい
る。本実施の形態では、規定排出数Sは、一つの入賞に
対して払い出されるべき賞球数(排出要求数)の最大値
と等しく、大入賞口への入賞に対応する15個であっ
て、送信単位数M=10以上となっている。
【0112】一方、貯留カウンタ値>Sでなければ、ス
テップS43に進み、排出カウンタにその貯留カウンタ
値を設定して、ステップS44に進む。
【0113】ステップS44では、パルスモータ620
が排出カウンタに設定されている排出目標数の排出に必
要なだけ動作するように、排出目標数に対応する数のパ
ルスを送信して、パルスモータ620の動作を制御す
る。続くステップS45では、所定の排出球通過ディレ
イ時間(排出球が排出ユニット600の排出部から流路
切換ユニット700の検出部に至るまで時間がかかるこ
とから、これを見込んだ余裕時間)の間、遊技球排出を
待つ。そして、これらステップS44、ステップS45
の処理の間に、賞球検出センサ713によって検出され
た賞球排出数は、貯留カウンタ値から減算される。排出
球通過ディレイ時間が経過したら、ステップS46で流
路切換ソレノイド730への通電をOFFして、ステッ
プS32に戻る。
【0114】つぎに作用を説明する。
【0115】パチンコ遊技により各種入賞口(大入賞
口、一般入賞口11〜15、始動口7)に遊技球が入賞
すると、各入賞に対応する排出要求数が、賞球制御指令
として遊技制御装置100から排出制御装置400に送
信される。この場合、遊技制御装置100の確認カウン
タには、排出制御装置400に送信された排出要求数が
累積記憶される。
【0116】賞球制御指令を受けた排出制御装置400
は、賞球制御指令に含まれる排出要求数を、貯留カウン
タに累積記憶していく。そして、賞球を排出するときに
は、貯留カウンタに累積記憶されているカウント数を、
順次、排出カウンタに設定し、排出カウンタに設定され
た数を排出目標数として排出ユニット600を動作さ
せ、要求された賞球数を排出する。
【0117】排出された賞球数は、賞球検出センサ71
3で検出され、排出制御装置400および遊技制御装置
100に入力される。これにより、排出制御装置400
の貯留カウンタおよび遊技制御装置100の確認カウン
タからは、検出分の賞球数が減算される。また、遊技制
御装置100は、この検出数をカウントバッファに積算
していき、このカウントバッファ値が送信単位数Mとな
る毎に、管理装置に向けて賞球排出確認信号を送信す
る。管理装置は、この賞球排出確認信号に基づいて、遊
技店内の各遊技機1からの賞球排出数を統括的に管理す
る。
【0118】このように貯留カウンタ値および確認カウ
ンタ値は賞球排出が検出される毎に減算されていくの
で、排出関連の機構が正常に動作していれば、貯留カウ
ンタおよび確認カウンタは0以上の値をとるはずであ
る。したがって、確認カウンタ値が−2以下の所定の判
定値C1以下となった場合、または貯留カウンタ値が−
2以下の所定の判定値C2以下となった場合には、それ
ぞれ貯留カウンタ値または確認カウンタ値に関する異常
が発生したと判定して、貯留カウンタまたは確認カウン
タ値の異常に対する所定の異常対応処理が実行される。
【0119】具体的に、貯留カウンタ値の異常に対する
異常対応処理としては、 (1)第2報知ランプ32を点灯させることにより異常
発生を報知する処理 (2)貯留カウンタ値を無効化(クリア)する処理 等の処理が適宜選択されて実行される。
【0120】また、確認カウンタ値の異常に対する異常
対応処理としては、 (A)装飾制御装置200へのコマンド送信により第1
報知ランプ31を点灯させて異常報知する処理 (B)排出制御装置400へのコマンド送信により遊技
球排出を禁止する処理 等の処理が適宜選択されて実行される。
【0121】このような貯留カウンタ値または確認カウ
ンタ値の異常に対する異常対応処理が実行されている場
合でも、遊技制御装置100における賞球数の計数処
理、賞球排出確認信号の送信処理は、継続して実行され
る。これにより、排出ユニット600や貯留カウンタ、
確認カウンタに異常があって異常対応処理が実行されて
いる間も、管理装置には実際に検出された賞球排出数が
送信され続けることになり、管理装置は、異常対応処理
中に排出された賞球数についても正しく把握できる。ま
た、このように管理装置において把握される賞球排出数
は、遊技店の実際の売り上げと整合したものとなる。
【0122】図9には、本発明の他の実施の形態での、
遊技制御装置100における排出関連処理の処理手順を
フローチャートで示す。
【0123】本実施の形態では、確認カウンタに付随し
て、確認カウンタが0であるにもかかわらず賞球排出が
検出された場合に、この検出数をカウントする過排出カ
ウンタが設けられる。したがって、本実施の形態では、
確認カウンタは、負の値となるまで減算されることはな
く、正の値のみをカウント可能なものであればよい。ま
た、本実施の形態は、この過排出カウンタを備え、これ
に基づいて図6の遊技制御装置の処理が図9に変更とな
る他は、上記実施の形態と同様のものである。
【0124】図9のステップS51〜ステップS54で
は、それぞれ、図6のステップS1〜ステップS4と同
様の処理がなされる。
【0125】ステップS55では、確認カウンタが0よ
り大きな値であるか否かの判定がなされ、確認カウンタ
値>0であればステップS57に進み、確認カウンタ値
>0でなければステップS58に進む。
【0126】ステップS57では、確認カウンタを−1
更新してステップS59に進む。このように、確認カウ
ンタが0となるまでは、賞球検出がある度に確認カウン
タが減算更新されていく。
【0127】一方、ステップS58では、過排出カウン
タを+1更新してステップS59に進む。このように、
確認カウンタが0となった後に賞球検出があると、過排
出カウンタが加算更新されていく。
【0128】ステップS59では、カウントバッファを
加算更新する。ステップS60では、過排出カウンタ値
が所定の判定値P以上であるか否かの判定がなされ、過
排出カウンタ値≧PであればステップS61の異常対応
処理に進み、過排出カウンタ≧PでなければステップS
62に進む。ここで、判定値Pは、異常判定の基準とな
る値であって、2以上の所定値があらかじめ設定されて
いる。
【0129】ステップS61〜ステップS70では、そ
れぞれ、図6のステップS9〜ステップS18と同様の
処理と同様の処理が行われる。
【0130】このように、本実施の形態では、確認カウ
ンタに対して過排出カウンタを設けたが、このような過
排出カウンタは、貯留カウンタに対しても設けることが
できる。この場合には、排出制御メイン処理において
は、貯留カウンタに対して設けられた過排出カウンタの
値に基づいて、異常判定が行われることになる。
【0131】なお、今回開示された実施の形態は総ての
点で例示であって制限的なものではない。また、本発明
の範囲は、特許請求の範囲によって示されるもので、特
許請求の範囲内での総ての変更を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における遊技機を示す正面
図である。
【図2】同じく遊技機を示す裏面図である。
【図3】同じく排出関連ユニットを示す断面図である。
【図4】同じく排出関連ユニットを示す断面図である。
【図5】同じく制御系を示す構成図である。
【図6】同じく遊技制御装置における処理を示すフロー
チャートである。
【図7】同じく停電割込処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】同じく排出制御メイン処理の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】本発明の他の実施の形態での、遊技制御装置に
おける処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 遊技制御装置 400 排出制御装置 600 排出ユニット 713 賞球検出センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技球を排出する排出機構と、 この排出機構から排出されるべき賞球数を決定する賞球
    数決定手段と、 前記賞球数決定手段により決定された賞球数に基づいて
    前記排出機構に排出動作を行わせる排出制御手段と、 を備えた遊技機において、 前記排出機構から排出された賞球を検出する賞球検出手
    段と、 この賞球検出手段により検出された賞球数を計数する賞
    球計数手段と、 前記賞球計数手段による計数の累積値が前記賞球数決定
    手段により決定された賞球数の累積値よりも2以上の所
    定値以上大きくなった場合に賞球排出に関する異常発生
    と判定する異常判定手段と、 この異常判定手段による異常判定がなされた場合に所定
    の異常対応処理を実行する異常対応手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記賞球数決定手段により決定された賞球
    数を累積記憶する累積記憶手段と、前記賞球検出手段に
    より検出された賞球数を前記累積記憶手段から減算する
    累積記憶値減算手段とを備えるとともに、前記異常判定
    手段は、前記累積記憶手段の記憶値が−2以下の所定の
    判定値以下となった場合に賞球排出に関する異常発生と
    判定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記賞球数決定手段により決定された賞球
    数を累積記憶する累積記憶手段と、前記賞球検出手段に
    より検出された賞球数を前記累積記憶手段から減算する
    累積記憶値減算手段と、前記累積記憶手段の記憶値が0
    であるときに前記賞球検出手段による検出がなされた場
    合にその検出数を計数する過剰排出数計数手段とを備え
    るとともに、前記過剰排出数計数手段による計数の累積
    値が2以上の所定の判定値以上となった場合に賞球排出
    に関する異常発生と判定することを特徴とする請求項1
    に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記賞球計数手段により所定の送信単位数
    の賞球排出が計数される毎に賞球排出確認信号を外部に
    出力する信号出力手段と、前記異常対応手段による異常
    対応処理が実行されている間も前記賞球計数手段による
    賞球排出の計数処理およびこの賞球計数手段の計数に基
    づく前記信号出力手段からの信号出力処理を継続させる
    異常時信号出力継続手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1から請求項3のいずれか一つに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】排出制御手段の制御状態を、遊技球を排出
    可能な状態と、遊技球を排出不能な状態とに分けるとと
    もに、前記遊技球を排出不能な状態において前記排出機
    構からの遊技球排出が検出された場合に異常発生と判定
    する第2の異常判定手段を備え、前記異常対応手段は、
    この第2の異常判定手段による異常発生の判定がなされ
    た場合にも所定の異常対応処理を実行するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに
    記載の遊技機。
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