JP2001340607A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JP2001340607A
JP2001340607A JP2000168616A JP2000168616A JP2001340607A JP 2001340607 A JP2001340607 A JP 2001340607A JP 2000168616 A JP2000168616 A JP 2000168616A JP 2000168616 A JP2000168616 A JP 2000168616A JP 2001340607 A JP2001340607 A JP 2001340607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
payout
game ball
game
ball
control board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000168616A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Uchigashima
敏博 内ヶ島
Takahiro Uchigashima
隆寛 内ヶ島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takao Co Ltd
Original Assignee
Takao Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takao Co Ltd filed Critical Takao Co Ltd
Priority to JP2000168616A priority Critical patent/JP2001340607A/ja
Publication of JP2001340607A publication Critical patent/JP2001340607A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電を挟んで遊技球を払い出す場合に、遊技
球の払い出し数を正確にカウントすることである。 【解決手段】 停電が発生して払い出し制御用のCPU
のRAMへのアクセスを禁止してRAMをバックアップ
する際、貸球ソレノイド85を停止して払い出し通路8
1の途中で遊技球をせき止めた後、RAMへのアクセス
禁止を保留する保留期間を設定し、該保留期間を、せき
止め状態にある時の遊技球の位置(第1の基準位置)か
ら落下してセンサ89により遊技球の通過を検出する位
置(第2の基準位置)に遊技球が到達する時間よりも長
い時間に設定して、せき止められる直前に払いだされた
遊技球の検出結果が確実に遊技球の未払い数に反映され
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弾球遊技機に関し、
特に遊技球の払い出しの制御に関する。
【0002】
【従来の技術】弾球遊技機は、遊技客の操作で発射され
た遊技球が遊技盤の盤面上に設けられた入賞口に入ると
賞球として遊技球を払い出す遊技機で、パチンコ遊技機
が広く普及している。今日、遊技球の払い出しや遊技の
進行を、ワンチップマイコン等によるCPUを中心に構
成された通常複数の制御用の基板が司るようにしたもの
が一般的である。
【0003】遊技球は、例えばパチンコ遊技機に隣接し
て付設された貸し球ユニットの挿入口に現金やプリペイ
ドカードを挿入すると、貸し球としての所定数の遊技球
が遊技球を容れる遊技球皿に払い出される。また、賞球
は入賞口の種類や遊技の進行状態に応じて定められた個
数が払い出される。
【0004】かかる遊技球の払い出しは、パチンコ遊技
機の背面部に配設された貸球払出装置や賞球払出装置に
よりおこなわれる。いずれの装置も、遊技球が1列にな
って通る払い出し通路の途中で遊技球のせき止めとその
解除とが切り替え自在に構成されて遊技球の通過を許容
または禁止するようになっている。そして、せき止め位
置の直下流で、センサが通過した遊技球を1つずつ検出
し、遊技球の未払い数を減算更新しながら、遊技球の払
い出しが決められた数だけなされるようになっている。
【0005】また、今日のパチンコ遊技機は、遊技の内
容に、より娯楽性が付加されて遊技の進行が複雑かつ高
度化しており、特別図柄の表示や確率変動として知られ
ているように、遊技は遊技環境がダイナミックに変化し
ながら進行する。すなわち、遊技中のパチンコ遊技機の
状態は一定しておらず、パチンコ遊技機間でも異なる。
【0006】このパチンコ遊技機の状態は入賞のしやす
さ等と密接に関連しているから、停電により電源が遮断
した時には、停電復帰時に、実質的に停電発生時の状態
から遊技を進行できるようにするのが望ましく、各制御
基板は、停電発生時にパチンコ遊技機の各部の動作を停
止するとともに、上記CPUのRAMをバックアップし
てRAMに記憶された停止時における遊技進行状況等の
パチンコ遊技機の状態の情報を保持する。ここで、貸球
や賞球の払い出し用の制御基板においては、遊技球をせ
き止めて払い出し通路を通過するのを禁止するととも
に、未払い数をバックアップしておき、停電復帰後に、
バックアップされた未払い数にしたがい未払いの遊技球
の払い出しを行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、RAMを正
常な状態でバックアップすべく、停電発生時にはRAM
へのアクセスが禁止されて未払い数の更新が禁止される
ので、CPUにおいて、払い出し通路を通過した遊技球
のカウント漏れを生じるおそれがあり、未払い数に誤差
が生じる。これに基因して遊技球検出センサの同じ検出
信号を受ける複数のCPU間で、記憶された未払い数が
一致しないこともある。
【0008】この未払い数が不正確になるという問題
は、払い出された遊技球のカウント漏れによるものであ
るから、このカウント漏れの分、正規の未払い数よりも
多くの遊技球が停電復帰後に払い出され、遊技客に不利
益になることはない。しかしながら、遊技球の払い出し
が遊技客に不利益にならないとはいえ、遊技客はかかる
事情を知る由もなく、逆に、払い出される遊技球が規定
数よりも少ない場合もあるのではないかという不信感を
醸成することになりかねない。
【0009】また、パチンコ店からすれば遊技球の払い
出しが余分に行われるのは好ましいことではないし、か
かる払い出し数の不正確さは、店内のパチンコ遊技機の
出玉状況等について正確に管理、把握できないことを意
味する。
【0010】また、風俗営業法の適用を受ける遊技機に
おいては、遊技球の払い出し数の誤差が僅かであるとは
いえ、遊技球の払い出しは正確であることが望ましい。
【0011】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
停電が発生しても正確に貸し球や賞球を払い出すことの
できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、上流の球タンク内から送出される遊技球のせき止め
とその解除とを切り替え自在に構成されせき止め解除時
に遊技球を下流の遊技球皿に払い出す遊技球払い出し手
段と、遊技球がせき止められる第1の基準位置よりも下
流の第2の基準位置を遊技球が通過したことを検出する
遊技球通過検出手段と、該遊技球通過検出手段により遊
技球の通過が検出されると記憶された未払い数を減じて
更新し、上記遊技球払い出し手段による所定数の遊技球
の払い出しを管理する払い出し管理手段とを具備し、該
払い出し管理手段を、電源遮断時に上記遊技球払い出し
手段が遊技球のせき止め側に切り替えられると上記未払
い数の更新を禁止し、更新禁止時に記憶された未払い数
に基づいて電源遮断復帰後に遊技球の払い出しを再開可
能とした弾球遊技機において、払い出し管理手段を、上
記未払い数の更新の禁止を、上記遊技球払い出し手段が
遊技球をせき止めてから予め設定した所定時間保留する
構成とし、上記所定時間を、遊技球が上記第1の基準位
置から上記第2の基準位置まで移動するのに要する所要
時間よりも長く設定する。
【0013】電源遮断時、例えば停電発生により遊技球
がせき止め状態になる直前に払い出された遊技球が存在
して遊技球通過検出手段により検出されると、この検出
時である第2の基準位置の通過時には未払い数を未だ更
新可能としたから、せき止め状態になる直前に払い出さ
れた遊技球の検出が、確実に未払い数の更新に反映され
る。したがって、停電復帰後に払い出される遊技球が過
不足することなく、払い出し数が正確である。
【0014】また、払い出し管理手段が遊技球の払い出
し制御用、弾球遊技機全体の制御用として複数備えた弾
球遊戯機において、これら払い出し管理手段の間で、電
源遮断時における遊技球の未払い数は一致する。
【0015】請求項2記載の発明では、請求項1の発明
の構成において、上記所定時間を、上記所要時間と略同
等な時間に設定する。
【0016】未払い数の更新が禁止されるまでの時間を
必要最小限に止めることで、弾球遊技機の電源回路の製
造ばらつき等に基因して電源遮断後の払い出し管理手段
の正常作動可能時間が短い場合でも、電源遮断に伴う停
電時処理を正常に行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態を図面
にしたがって説明する。図1は本発明を適用したパチン
コ遊技機の全体を示すもので、本パチンコ遊技機は、後
述する遊技盤等の遊技機本体部分を保持する長方形の外
枠111と前面枠112とを有し、外枠111の左隣に
公知のプリペードカードユニット131が設置されてい
る。前面枠112は、左端上下のヒンジ116a,11
6bにより外枠111に対し水平方向に回動自在に取り
付けられており、メンテナンス時等に上記遊技機本体部
分を手前側に出すことが可能である。
【0018】前面枠112の内側には、前面枠112の
高さ方向の上側略2/3の大きさをカバーする金枠11
3が取り付けられ、金枠113の左側を支軸にして金枠
113の内周を縁取るガラス枠114が開閉可能に蝶着
される。ガラス枠114には板ガラス115が二重には
め込まれている。ガラス枠114と金枠113とにガラ
ス枠114の開放を検出するガラス枠開放スイッチ16
1が取り付けられている。板ガラス115の奥には図示
しない遊技盤が収納され、板ガラス115を挟んで遊技
者と対向するようになっている。
【0019】前面枠112の内側にはまた、金枠113
の下方にバスタブ状の遊技球皿である上皿121と下皿
124とが手前側に突出して設けられている。上皿12
1は遊技球を容れる凹み部分がやや左側に偏して形成さ
れ、凹み非形成の右端部には上面に貸出釦134、精算
釦135および残高表示部136が設けられている。残
高表示部136には、上記プリペードカードユニット1
31のカード口132にプリペードカードを挿入すると
プリペードカードに記憶された残高が表示され、貸出釦
134を押下すると所定数の遊技球の貸出しが実行さ
れ、上皿121の側面に開口する払い出し口122から
上皿121内に遊技球が払い出される。
【0020】下皿124は遊技者が上皿球抜きレバー1
23を操作することにより上皿121と連通自在に構成
され、上皿121の遊技球を溢れ球排出口125から下
皿124に移動することが可能である。また、下皿12
4が遊技球で満杯となった時には、下皿球抜きレバー1
26の操作により下皿124の底面が開口して下皿12
4の下方に排出可能であり、遊技球を別箱に移すことが
できる。
【0021】下皿124の右側には発射ハンドル141
が設けられている。発射ハンドル141は、手前側に突
出して取り付けられたグリップ部142の外周にリング
状のタッチプレート143を同軸に設けてなり、遊技者
がタッチプレート143を時計方向に回動すれば、上皿
121から供給される遊技球を後述する遊技盤の盤面上
に発射することができる。
【0022】また、前面枠112には、上辺部に確変表
示部152と大当たり表示部153とを備えたトップラ
ンプ151が設けてあり、前面枠112の右辺部には発
射ハンドル141が操作されていることを示すタッチラ
ンプ154が設けられている。
【0023】次に、図2により遊技盤について説明す
る。遊技盤21の盤面上には、盤面上を略円形に縁取る
ように盤面に対して垂直に帯状のレール22、23が設
けてある。レール22、23は図中左側の一部が二重に
なっており、発射ハンドル141の操作で遊技球が外側
レール23に沿って発射され、レール22、23で囲ま
れた盤面の略円形領域内に入る。この略円形領域の中央
の開口部には図柄表示枠24が嵌設され、図柄表示枠2
4内に特別図柄を表示するLCDパネルユニット641
が表示面を手前に向けて設けられる。図柄表示枠24の
上部には普通図柄表示部41が設けられ、図柄表示枠2
4の下部には普通図柄保留表示部42が設けられる。そ
して、普通図柄表示部41に表示される図柄の変動開始
に用いられる普通図柄作動ゲート34が図柄表示枠24
の左右に設けられる。
【0024】図柄表示枠24の下方には、入賞口である
第1種始動口としての普通電動役物31と、アタッカー
扉33が電動で開閉する大入賞口32とがこの順に設け
られる。遊技盤21の盤面上にはまた、その他の各種の
入賞口35、36が各所に配置されるとともに、盤面の
最下部にはアウト口37が開口している。また盤面に
は、多数の遊技釘25、風車26、27等が備えられて
いる。
【0025】遊技盤21の盤面上に発射された遊技球
は、上記各入賞口31等に入賞すれば遊技盤21の裏側
へと入賞球として取り込まれ、入賞しなければアウト口
37からアウト球として取り込まれる。
【0026】また、遊技盤21の盤面にはその左右両端
部にサイドランプ28が設けられ、また、一部の風車2
7は、色付き透明プラスティック製とするとともに、そ
の背後に図示しないランプを設けて輝くように構成さ
れ、さらに、図示しないスピーカから遊技の進行に合わ
せて音を発生させて、臨場感を高めている。
【0027】図3によりパチンコ遊技機の裏側の構成に
ついて説明する。上述の遊技盤21には、その裏面に沿
って機構盤51が脱着可能に設けてある。機構盤51に
は、上部に球タンク52が設けられ、遊技球がタンクレ
ール53、カーブレール54を介して貸球払い出し装置
55と賞球払い出し装置56とにそれぞれ供給可能とな
っている。
【0028】図4(A)、図4(B)は貸球払い出し装
置55の構造を示すもので、上端部が球タンク52に通
じ下端部が上皿121および下皿124に通じる払い出
し通路81が形成されている。払い出し通路81は略逆
L字に形成され、横方向の上流部811はやや傾斜して
上方の球タンク52からの遊技球が自重で図中左側の縦
方向の下流部812に到るようになっている。
【0029】下流部812の上端部には通路壁を貫通す
る穴82が形成され、穴82の背後には支軸を中心に回
動自在に構成されたテコ83が設けてある。テコ83は
その回動角度に応じて、テコ83の先端部831が穴8
2から払い出し通路81内に進入した状態(図4
(A))と払い出し通路81内から退避した状態(図4
(B))とが切り替わるようになっている。テコ83は
連動機構84を介して球貸しソレノイド85により駆動
される。球貸しソレノイド85は電磁駆動で上下動する
プランジャ86の先端に連動機構84と係合する作動爪
87が固定され、作動爪87の上下変位によりテコ83
の回動角度を切り替える。球貸しソレノイド85が未作
動の非通電状態(図4(A)の状態)では、作動爪87
がバネ88の伸長力で下方に位置しており、テコ先端部
831が穴82から払い出し通路81内に進入して遊技
球を下から受けている。すなわち、遊技球が払い出し通
路下流部812に落下するのを禁止して、遊技球は払い
出し通路81の途中でせき止め状態となる。
【0030】球貸しソレノイド85に後述する払出制御
基板62から通電がなされると、球貸しソレノイド85
がバネ88の弾発力に抗してプランジャ86を上方へ吸
引して作動爪87を上方位置に変位せしめ、テコ先端部
831が払い出し通路下流部812内から退避する(図
4(B)の状態)。これにより、せき止められていた遊
技球が払い出し通路下流部812に向かって落下し上皿
121等へ払い出される。
【0031】テコ83が遊技球をせき止める位置よりも
やや下方には、遊技球の通過を検出する遊技球通過検出
手段である貸球センサ89が設けてある。貸球センサ8
9は払い出し通路下流部812内側に向けて発光部と受
光部とが設けられた一般的な構成のフォトインタラプタ
で、発光部からの光線が払い出し通路下流部812を横
切るように配置されている(図例では発光部891のみ
図示)。貸球センサ89は払い出し通路下流部812を
通過する遊技球が遮光することにより遊技球の通過を検
出する。
【0032】図5、図6(A)、図6(B)は賞球払い
出し装置56の構造を示すもので、払い出し通路91は
球タンク52からの遊技球が導入される上流部911,
912と上皿121および下皿124に通じる下流部9
13とからなる。払い出し通路下流部913は断面略長
方形で垂直方向に形成されている。払い出し通路下流部
913には上下方向にリードスクリュ92が配設され、
払い出し通路下流部913をその長辺方向に2つの分流
路9131、9132に分けている。払い出し通路上流
部911、912は分流路9131、9132それぞれ
に対応しており、対応する分流路9131、9132の
上端部に向かって球タンク52からの遊技球が1列にな
って供給される。
【0033】リードスクリュ92はシャフト921の側
面に略シャフト921を1周するらせん状のフィン92
2が形成されたもので、1ピッチが略遊技球の直径に設
定されている。リードスクリュ92はその軸端に設けら
れた賞球モータ93により回転可能である。
【0034】払い出し通路下流部913の短辺の長さは
12mmで遊技球の直径11mmよりもやや大きく、長
辺の長さは略遊技球の直径の3倍程度に形成される。払
い出し通路下流部913の長辺側壁面はリードスクリュ
92挿通位置で弧状に後退し、リードスクリュ92のフ
ィン922形成位置ではフィン922と近接対向してい
る。一方、払い出し通路下流部913の短辺側壁面とリ
ードスクリュ92との間隔は、フィン922非形成位置
では遊技球の直径よりもやや大きくなっているが、フィ
ン922形成位置では、フィン922が分流路913
1、9132内側に突出する分、遊技球の直径よりも狭
くなっており、払い出し通路上流部911、912から
供給された遊技球をリードスクリュ92のフィン922
が下から受けて、遊技球がここでせき止められるように
なっている。
【0035】上記のごとく1ピッチが略遊技球直径に設
定されているので、リードスクリュ92が回転すると、
遊技球を受けるフィン922が実質的に下方に変位し遊
技球も徐々に下方に送られる。そして、当該遊技球がフ
ィン922が非形成の位置までくると、その瞬間、遊技
球は払い出し通路下流部913の一方の分流路9131
(9132)を落下する。この時、フィン922の上端
部は次の遊技球をせき止めており、また、払い出し通路
下流部913の他方の分流路9132(9131)の上
端部では1/2ピッチ上方位置でフィン922が遊技球
をせき止めている。この遊技球は、さらにリードスクリ
ュ92が1/2回転すると他方の分流路9132(91
31)を落下する。このように、リードスクリュが1/
2回転するごとに分流路9131と分流路9132とを
交互に遊技球が1個ずつ通過可能となっている。
【0036】この遊技球が落下する払い出し通路下流部
913の分流路9131、9132のそれぞれには遊技
球通過検出手段である賞球センサ94、95が設けてあ
る。賞球センサ94、95はそれぞれ貸球センサ89と
同様にフォトインタラプタで構成され、分流路913
1、9132のそれぞれを通過する遊技球を検出するよ
うになっている。
【0037】前掲図3において、遊技盤21や機構盤5
1には、遊技の進行全体を司る主制御基板61が、ま
た、主制御基板61との一方向通信により本パチンコ遊
技機各部を作動せしめる種々のサブ制御基板62、6
3、642、65、66が取り付けられる。サブ制御基
板62〜66には、貸球や賞球の払い出しを制御するも
の(以下、適宜、払出制御基板という)62、遊技球の
発射を制御するもの(以下、適宜、発射制御基板とい
う)63、LCDパネルユニット641における表示を
制御するもの(以下、適宜、図柄制御基板という)64
2、種々の表示用、演出用のランプの発光を制御するも
の(以下、適宜、ランプ制御基板という)65、スピー
カの出力音を制御するもの(以下、適宜、音制御基板と
いう)66がある。かかる制御用の基板61〜66の
他、本パチンコ遊技機の各部に給電するための電源基板
67が設けられている。図柄制御基板642は上記LC
Dパネルユニット641や図示しない付属ユニットとと
もにアッセンブリ化され特別図柄表示装置64となって
いる。また、第1の外部接続端子基板68と第2の外部
接続端子基板68aとが設けられており、第1外部接続
端子基板68と第2外部接続端子基板68aとは、図示
を省略したパチンコ店管理コンピュータに接続され、パ
チンコ遊技機等の管理をしている。
【0038】第1外部接続端子基板68は遊技状況の送
信手段を備えており、大当たり、特別図柄表示装置64
の図柄変動および入賞状況の送信を行っている。第2外
部接続端子基板68aは遊技状況を除く当該パチンコ遊
技機の動作状況を送信するものであって、ガラス枠11
4の開放、満杯検出、払出個数、遊技客がタッチプレー
ト143を回動していた時間等が送信され、さらに当該
パチンコ遊技機の稼働を停止目的の打ち止め信号を受信
するようにもなっている。これら外部接続端子基板6
8,68aから出力される情報に基づいて、入賞信号、
払出信号および満杯信号から停電現象により記憶された
入賞情報が当該パチンコ遊技機に記憶されたものと管理
コンピュータに記憶されたものとに不一致が生じないよ
うに管理している。
【0039】また、当該パチンコ遊技機より送信される
これらの種々の情報に基づいて、パチンコ店管理コンピ
ュータは、遊技中におけるベース値管理を行っている。
このベース値管理は、例えば設定値40として打ち球数
100に対して遊技球を40個、賞球として払い出した
かを監視するもので、ベース値が設定値よりも異常に上
昇したら、当該パチンコ遊技機に何らかの故障が発生し
たか又は遊技客の違法行為によりベース値が変化したも
のと判断し、即座にこれらの事態に対応することができ
る。 この他にも管理コンピュータは、パチンコ遊技機
の良否の判定材料となる稼働率の監視および稼働率に対
してガラス枠114が何回開放されたかも調査対象とな
っており、発射ハンドル141の操作中を示すタッチ信
号、上皿121の満杯を示す満杯信号およびガラス枠1
14の開放信号とで、遊技客と店員とのなれ合いによる
不正の調査もしている。
【0040】なお、管理コンピュータの作動に関わる詳
細説明は省略する。
【0041】図7により、上記主制御基板61、サブ制
御基板62〜66等により構成される本パチンコ遊技機
の電気的構成を説明する。なお、図中には信号の受け渡
しを行う所謂中継基板等は記載を省略している。
【0042】主制御基板61は、遊技制御プログラムを
記憶したROMおよび演算等の作業領域として働くRA
Mを内蔵した8ビットワンチップマイコンを中心とした
論理演算回路として構成され、この他に各基板または各
種スイッチ類および各種アクチュエータ類との入出力を
行うための外部入出力回路も設けられている。
【0043】主制御基板61に入力するスイッチ類とし
て、第1種始動口スイッチ711、普通図柄作動スイッ
チ712、役物連続作動スイッチ(以下、単にVスイッ
チという)713、カウントスイッチ714、複数のそ
の他入賞口スイッチ715、満タンスイッチ716、補
給スイッチ717等が設けられている。また、主制御基
板61の出力側には、普通役物ソレノイド721、大入
賞口ソレノイド722、Vソレノイド723および外部
接続端子基板68等が接続されている。
【0044】第1種始動口スイッチ711は普通電動役
物31内に、普通図柄作動スイッチ712は普通図柄作
動ゲート34内に設けられ、Vスイッチ713は大入賞
口32内の特別装置作動領域(以下、特別領域という)
内に、カウントスイッチ714も同じく大入賞口32内
に設けられ、その他入賞口スイッチ715は普通電動役
物31および大入賞口32以外の各入賞口35、36に
設けられ、それぞれの作動ゲート34や入賞口31等を
遊技球が通過したことを検知する。ここで、Vスイッチ
713は大入賞口32内に入賞した遊技球が特別領域を
通過したことを、カウントスイッチ714は大入賞口3
2内に入賞するすべての遊技球を検出する。
【0045】満タンスイッチ716は下皿124内に設
けられ、下皿124が遊技球で満タン状態になったこと
を検出する。補給スイッチ717は球タンク52内に設
けられ、球タンク52内に遊技球が存在することを検出
する。
【0046】また、主制御基板61の出力側に接続され
た普通役物ソレノイド721は普通電動役物31の開閉
に、大入賞口ソレノイド722はアタッカー扉33の開
閉に、Vソレノイド723は大入賞口32内の上記特別
領域の開閉に、それぞれ使用される。
【0047】払出制御基板62はマイクロコンピュータ
を用いた論理演算回路として構成され、主制御基板61
からの指令コマンドに従って入賞があった場合に賞球の
払い出しの制御を行うとともに、上記のプリペードカー
ドユニット131およびCR精算表示基板69と双方向
通信を行い貸球の払い出しの制御を行う。CR精算表示
基板69は上記上皿121内の釦類134、135およ
び残高表示部136形成位置に内蔵され、貸出釦134
の押下でオンする貸出スイッチ691、精算釦134の
押下でオンする精算スイッチ692および残高表示部1
36における数値表示用のLED693から構成されて
いる。
【0048】払出制御基板62の入力側には、上記主制
御基板61の他、貸球センサ89、賞球センサ94、9
5が接続されている。
【0049】払出制御基板62の出力側には、上記貸球
払出装置55に内蔵された上記貸し球ソレノイド85
が、賞球払出装置56に内蔵された上記賞球モータ93
が接続される。
【0050】払出制御基板62は、上皿121にある上
記貸出釦134が押下されると上記球貸しソレノイド8
5を作動せしめて遊技球を払い出すとともに、貸出釦1
34に応じた所定の貸し球数を初期値とする未払い数
を、貸球センサ89により遊技球が検出されるごとに減
算更新して、未払い数が0になると球貸しソレノイド8
5を停止する。これにより、遊技球が上記所定の貸し球
数だけ払い出し口122から上皿121内に払い出され
る。
【0051】払出制御基板62はまた、遊技盤21の上
記各入賞口31等に遊技球が入賞すれば、上記賞球モー
タ93を作動せしめて遊技球を払い出すとともに、入賞
口に対応した所定の賞球数を初期値とする未払い数を、
賞球センサ94、95により遊技球が検出されるごとに
減算更新して、未払い数が0になると賞球モータ93を
停止する。これにより、遊技球が上記所定の賞球数だけ
払い出し口122から上皿121内に払い出される。
【0052】発射制御基板63は、遊技者が操作する発
射ハンドル141からの回動量に応じて発射モータ76
1を駆動制御するもので、入力側にはまた、タッチスイ
ッチ751、発射停止スイッチ752が接続される。タ
ッチスイッチ751は発射ハンドル141に内蔵され、
遊技者が発射ハンドル141に触れていることを検出す
る。発射制御基板63は上記タッチスイッチ751がオ
ン状態のときタッチランプ154を点灯させたり、遊技
者が発射停止スイッチ752を押下したとき発射を停止
させる。
【0053】上記図柄制御基板642は上記LCDパネ
ルユニット641を駆動制御するもので、上記主制御基
板61と同様に8ビットワンチップマイコンを中心とし
た論理演算回路として構成される。図柄制御基板642
は、上述のようにバックライトやインバータ基板等の付
属ユニット643および上記LCDパネルユニット64
1とともに特別図柄表示装置64を構成する。
【0054】ランプ制御基板65は、主としてトランジ
スタ等の駆動素子から構成されており、主制御基板61
からの指令を受けて普通図柄表示部41の7セグメント
のLED771、普通図柄保留表示部42のランプ77
2、大当たり表示部153に内蔵のランプ等の各種ラン
プ773やLED類774を点灯させるためのものであ
る。
【0055】音制御基板66は多数の音声データを記憶
したマスクROM内蔵の1チップCPUと、このCPU
に制御される音源ICおよびアンプ等から構成されてお
り、主制御基板61および図柄制御基板642の指令を
受けてスピーカ781を駆動制御する。
【0056】主制御基板61と上記サブ制御基板62〜
66との間の送受信回路は、主制御基板61からのみ送
信する一方向通信の回路として構成されている。この一
方向通信の構成はインバータ回路やラッチ回路を用いて
構成できる。
【0057】図8に電源基板67と、主制御基板61、
払出制御基板62を含む遊技機各部との間の給電および
信号系を示す。各パチンコ遊技機の電源基板67は、パ
チンコ店側に設けられたAC24V電源を電源スイッチ
671を介して電源生成回路672が受けており、電源
生成回路672が、図示の主制御基板61、払出制御基
板62を含む遊技機各部に給電する。電源スイッチ67
1はオンまたはオフの操作をするとその状態を保持する
タイプが用いられる。
【0058】電源生成回路672における全波24V出
力は電源電圧監視回路673に入力し、電源電圧監視回
路673による全波24V出力の有無の検出結果に基づ
いてリセット信号発生回路674がリセット信号を出力
もしくは解除する。すなわち、電源電圧監視回路673
は所定の基準電圧以上の非出力状態が所定の時間、維持
すれば全波24V出力停止と判断し、リセット信号発生
回路674は全波24V出力停止との判断に応じてリセ
ット信号を出力する。一方、全波24V出力が開始され
るとリセット信号は解除される。ここで、リセット信号
の出力とはロウレベルの信号を出力することであり、解
除とはロウレベルからハイレベルに変化することをい
う。なお、リセット信号の解除は、全波24V出力の検
出時点から遅延時間Ta の後なされる。
【0059】リセット信号発生回路674の出力は主制
御基板61、払出制御基板62それぞれの遅延回路61
2、622を介して各制御基板61、62のCPU61
1、621のリセット端子に出力される。主制御基板6
1の遅延回路612ではリセット信号の解除に所定の遅
延時間Tc が与えられ、払出制御基板62の遅延回路6
22ではリセット信号の解除に所定の遅延時間Tb が与
えられる。
【0060】電源電圧監視回路673の出力を入力とし
て停電信号発生回路675が設けてあり、停電等の電源
遮断時に停電信号を各制御基板CPU611、621の
NMI端子に出力するようになっている。停電信号は電
源遮断に伴ってハイレベルからロウレベルに変化する信
号であり、リセット信号が出力するに先立って出力する
ように出力タイミングが設定されている。
【0061】また、電源基板67は、コンデンサを含み
構成されたバックアップ電源生成回路678によりDC
5Vのバックアップ電源(VBB)を生成する構成となっ
ており、バックアップ電源(VBB)出力は各制御基板C
PU611、621のバックアップ端子(VBB) に出力
され、停電時には後述するように各制御基板CPU61
1、621のRAMの記憶内容を保持する。
【0062】電源基板67はまた、RAMクリアスイッ
チ676を備えている。RAMクリアスイッチ676は
制御基板CPU611、621のRAMに記憶されてい
る内容をクリアするために設けられるもので、かかるR
AMクリア処理が必要になる場合としては、パチンコ店
において、パチンコ遊技機の管理上の要請から、例えば
朝の開店時にパチンコ遊技機を前日の状態から連続して
いない状態にしておくべく、パチンコ遊技機の状態を初
期状態に復することが必要になる場合が考えられる。ま
た、制御基板CPUが暴走した場合に、RAMに異常値
が書き込まれた状態から回復することが必要になる場合
が考えられる。また、パチンコ遊技機を工場から出荷す
るに際し、確実にパチンコ遊技機の状態を初期状態とし
ておくのが望ましいという要請も考えられる。
【0063】しかしながら、RAMの記憶内容をクリア
する機能を付加すると、誤ってそのスイッチ操作をして
しまった時の結果が重大であることから、パチンコ店の
従業員が点検その他の作業をする際に従業員に過度の注
意負担を強いることになる。本パチンコ遊技機は、以下
に順次説明するように、かかる誤操作を防止することの
できる構成となっている。
【0064】RAMクリアスイッチ676には押下時の
みオンする押し釦タイプのものが用いられ、上記リセッ
ト信号の解除時にRAMクリアスイッチ676がオンで
あれば、RAMクリア信号発生回路677が、ハイレベ
ルの信号であるRAMクリア信号を主制御基板61、払
出制御基板62それぞれの入力ポート613、623に
一定時間Tg の間、出力する。すなわち、RAMクリア
信号はリセット信号が解除される電源投入時のみ出力さ
れる。ここで電源スイッチ671のオンからリセット信
号解除までの遅延時間Ta は例えば100msに設定さ
れ、RAMクリア信号を発生せしめるにはRAMクリア
スイッチ676を押下しながら電源スイッチ671をオ
ンすることになる。なお、各制御基板CPU611、6
21は入力ポート613、623におけるRAMクリア
信号の有無をデータバスを介して監視する。
【0065】図9にRAMクリアスイッチ676を押下
しながら電源スイッチ671をオンし電源基板67から
給電を開始した時の電源基板67、主制御基板61およ
び払出制御基板62の各部の作動状態を示す。
【0066】電源スイッチ671のオンから時間Ta 経
過後にリセット信号が解除され、このリセット信号解除
が主制御基板CPU611においては時間Tc 経過後
に、払出制御基板CPU621においては時間Tb 経過
後に有効になると、有効になった時点から各制御基板C
PU611、621がセキュリティチェックを開始す
る。ここで、主制御基板CPU611の遅延時間Tc が
払出制御基板CPU621の遅延時間Tb よりも長く設
定されている。セキュリティチェック時間Td はCPU
の種類、システムクロック周波数等にもよるが、本具体
例において主制御基板CPU611、払出制御基板CP
U621両方に使用したLE2080A-PA(システムクロック
周波数6MHz)では185msとした。なお、セキュ
リティチェックとは、周知のごとくワンチップマイコン
である各CPU611、621等が遊技の進行内容を書
き込んだROMの内容が正規の内容であるか否かをチェ
ックすることである。
【0067】主制御基板CPU611のセキュリティチ
ェック時間Td が払出制御基板CPU621と同等以上
で、かつ、主制御基板CPU611のセキュリティチェ
ック開始時期が払出制御基板CPU621のセキュリテ
ィチェック開始時期よりも遅く実行されるようになって
いれば(Tb <Tc )、主制御基板CPU611のセキ
ュリティチェック完了時には払出制御基板CPU621
はセキュリティチェックが完了し、主制御基板CPU6
11がROMに書き込まれたプログラムにしたがって遊
技の制御を開始する時には、払出制御基板CPU621
は既に遊技の制御を実行している。この結果、電源投入
後、主制御基板CPU611が直ちに払出制御基板CP
U621にデータを送信しても、払出制御基板CPU6
21はセキュリティチェックを終え自身の制御を実行し
ているので確実にデータを受信することができる。
【0068】一方、RAMクリアスイッチ676を押し
ながら電源スイッチ671をオンしているので、リセッ
ト信号が解除された時点からRAMクリア信号が時間T
g の間出力されることになる。ここで、RAMクリア信
号の出力時間Tg を、遅くセキュリティチェックの完了
する主制御基板CPU611についてのリセット信号解
除からセキュリティチェック完了までの時間(リセット
信号遅延時間Tc +セキュリティチェック時間Td )を
考慮して、払出制御基板CPU621がセキュリティチ
ェック完了後にRAMクリア信号を確実に受信できるよ
うにする。
【0069】また、電源スイッチ671、RAMクリア
スイッチ676は、図10に示すように、いずれも電源
基板67の一方の面に固定されており、電源基板67
は、これらスイッチ671、676固定面側から樹脂を
成形した箱状のカバー679により覆われている。カバ
ー679は開口端面の一部が対向辺位置で舌片状に突出
して係合爪679a、679bとしてある。係合爪67
9a、679bはその端縁部が外側方向に厚肉に成形さ
れて、電源基板67の対向位置に形成された係合穴67
0a、670bと係合し、カバー679が電源基板67
に固定されるようになっている。カバー679を外すに
はカバー679を係合爪679a、679bの配置方向
に押して変形させつつ外す。
【0070】さて、電源スイッチ671は電源基板67
の1辺の近傍に設けられ、RAMクリアスイッチ676
はその対向辺の近傍に設けられており、電源スイッチ6
71とRAMクリアスイッチ676とが互いに離れた位
置に配置してある。
【0071】本パチンコ遊技機の電源投入時の処理につ
いて説明する。図11に払出制御基板CPU621の電
源投入時の概略制御フローを示す。セキュリティチェッ
クが完了しRAMへのアクセスが許可されると(ステッ
プS101)、ステップS102、S103でRAMを
クリアすべきか否かを判断し、RAMをクリアすべきで
あればステップS104以降の手順を実行してパチンコ
遊技機を初期状態から起動せしめ、クリアすべきでなけ
ればステップS108以降の手順を実行し、電源遮断前
の状態から各部の作動を開始する。
【0072】ステップS102ではRAMクリア信号が
オンか否かを判断し、肯定判断されるとステップS10
4に進み、スタックの設定処理(ステップS104)、
RAMの作業領域のクリア処理(ステップS105)を
実行し、作業領域を初期化する(ステップS106)。
以降、通常時の処理となる(ステップS107)。
【0073】ステップS102が否定判断された場合に
はステップS103でバックアップフラグがオンか否か
を判断し、否定判断されると、RAMクリア信号入力の
場合と同様にステップS104以降の手順を実行する。
【0074】ステップS103が肯定判断されると、電
源遮断前の記憶内容をRAMが保持しているということ
であり、電源復帰時処理が実行され(ステップS10
8)、バックアップされたパチンコ遊技機の状態を示す
情報に基づいて停電発生により中断された遊技進行プロ
グラムが再開される(ステップS109)。
【0075】図12に主制御基板CPU611の電源投
入時の概略制御フローを示す。セキュリティチェックが
完了しRAMへのアクセスが許可されると(ステップS
201)、払出制御基板CPU621と同様にRAMク
リア信号がオンか否か(ステップS202)、バックア
ップフラグがオンか否か(ステップS203)に基づい
てパチンコ遊技機を初期状態から起動する(ステップS
204〜ステップS209)か、パチンコ遊技機を電源
遮断前の状態から起動する(ステップS210〜ステッ
プS211)かを判断する。
【0076】ステップS202が肯定判断された場合、
ステップS203が否定判断された場合には、スタック
の設定処理(ステップS204)、RAMの作業領域の
クリア処理(ステップS205)を実行し、作業領域を
初期化する(ステップS206)。次いで、特別図柄表
示装置64へ、初期画面を表示する旨のコマンドデータ
を送信し(ステップS207)、ランプ制御基板65
へ、初期装飾を表示すべき旨のコマンドデータを送信す
る(ステップS208)。以降、通常時の処理となる
(ステップS209)。
【0077】ステップS203が否定判断された場合に
は、電源遮断前の記憶内容をRAMが保持しているとい
うことであり、電源復帰時処理が実行され(ステップS
210)、バックアップされたパチンコ遊技機の状態を
示す情報に基づいて停電発生により中断された遊技進行
プログラムが再開される(ステップS211)。電源復
帰時処理では各サブ制御基板62〜66に停電から復旧
したことを報知するコマンドコードを送信する。このコ
マンドコードを受信した特別図柄表示基板64はLCD
の画面上に「停電復旧処理中」、「停電前のゲーム内容
から続行しています」等のメッセージを表示する処理を
行う。あるいは音制御基板が音声により上記メッセージ
と同等の内容で停電があったことを報知する。
【0078】以上、説明したように、RAMクリア信号
がオンの時にパチンコ遊技機を初期状態に戻すことがで
きるが、RAMクリア信号は上記のごとくRAMクリア
スイッチ676を押下しながら電源スイッチ671をオ
ンした時にのみ生成されるから、RAMクリアスイッチ
676を電源スイッチ671をオンする時以外で押下し
てもRAMクリアがなされることがなく不用意にパチン
コ遊技機が初期状態に戻されることを防止できる。
【0079】このように、本パチンコ遊技機は、クリア
スイッチであるRAMクリアスイッチ676と、クリア
許容スイッチである電源スイッチ671と、クリア許容
スイッチのオンに応じて一時的にクリア許容信号を出力
するクリア許容信号出力手段であるリセット信号発生回
路675とを具備している。ここで一時的に出力される
クリア許容信号はリセット信号のロウレベルからハイレ
ベルへの変化であり、この変化は、上記のごとく電源ス
イッチ671のオンに際して一度だけ生じる。そして、
遊技の進行を制御する制御手段である主制御基板CPU
611、払出制御基板CPU621は、クリア許容信号
の出力時期に予めクリアスイッチがオン状態のときメモ
リであるRAMをクリアする構成として、クリアスイッ
チのオン時期を、クリア許容スイッチをオンする際に制
限したから、誤操作を防止することができる。
【0080】そして、クリア許容スイッチを電源スイッ
チ671としたからクリア許容信号が電源投入の際以外
では生成されず、クリア許容スイッチを電源スイッチ6
71とは別体とした構成に比してメモリクリアの機会が
さらに限定され、より誤操作の回避を図ることができ
る。勿論、クリア許容スイッチは、クリア許容信号出力
手段に一時的にクリア許容信号を出力せしめる、電源ス
イッチではないスイッチとするのもよい。
【0081】また、電源基板67のサイズを目一杯使っ
て電源スイッチ671とRAMクリアスイッチ676と
をできる限り離すことで、上記のごとくRAMクリア信
号を出力する必要がある場合には、スイッチ671、6
76操作において、一方の手でRAMクリアスイッチ6
76を押下しながら他方の手で電源スイッチ671をオ
ンに切り替えることが要求される。これにより、RAM
クリアが不用意になされない。しかも、電源スイッチ6
71およびRAMクリアスイッチ676を脱着可能なカ
バー679で覆い、RAMクリア時にはスイッチ67
1、676操作に先立ってカバー679を外すことを作
業者に要求することになるので、より、誤操作の回避を
図ることができる。
【0082】なお、上記説明中の例ではRAMクリア信
号は電源スイッチ671のオンから100ms程度で生
成することになるが、作業者はどうしても電源スイッチ
671のオン後もある程度余裕をもってRAMクリアス
イッチ676を押下し続けることになる。そこで、クリ
ア許容信号としてのリセット信号の解除がなされたらパ
イロットランプが点灯もしくは消灯する構成とするのも
よい。これにより、作業者はパイロットランプの点灯も
しくは消灯を確認したらRAMクリアスイッチ676か
ら手を戻せばよく、ユーザーフレンドリーである。
【0083】また、電源基板を覆うカバーは電源スイッ
チ若しくはRAMクリアスイッチのいずれかのみを覆う
構成でもよい。また、箱状である必要はなく、電源スイ
ッチ若しくはRAMクリアスイッチの周囲の数カ所に電
源基板表面からスイッチの高さよりも高い脚部を立設し
てその上に載置される平板状のものであってもよい。
【0084】また、RAMクリアスイッチは電源基板に
固定する必要はなく、他の適当な場所に設けることがで
きる。また、パチンコ遊技機ごとに設ける必要もなく、
RAMクリアスイッチと電源スイッチとを複数のパチン
コ遊技機群に共通に構成して、パチンコ遊技機群ごとに
RAMクリアを行うのでもよい。この場合、RAMクリ
アスイッチと電源スイッチとが、パチンコ店内すべての
パチンコ遊技機に共通とすることも可能である。
【0085】また、本具体例においては、RAMクリア
スイッチ676を押下した状態で電源スイッチ671を
オフからオンに切り替えたときのみRAMクリア信号発
生回路677からRAMクリア信号を出力するよう構成
したが、プログラム処理により判断する構成としてもよ
い。すなわち、RAMクリアスイッチのオンオフ信号を
DC5でプルアップして主制御基板CPU611および
払出制御基板CPU621のそれぞれの入力ポート61
3、623に入力する構成とするとともに、主制御基板
CPU611および払出制御基板CPU621は、電源
投入直後に実行されるセキュリティチェック終了後にR
AMクリアスイッチ676が押下されているか否かを判
断し、押下されている場合にはRAMをクリアするよう
構成すればよい。
【0086】この場合は、上記クリア許容信号に相当す
るのは、セキュリティチェックに続いて立ち上がる、R
AMクリアスイッチ676が押下されているか否かの判
断プログラムである。上記のごとくセキュリティチェッ
ク時間はごく短時間であり、RAMクリアスイッチ67
6を押下した状態で、電源スイッチ671をクリア許容
スイッチとしてオフからオンに切り替えることで、RA
Mクリア信号発生回路677がRAMクリア信号を出力
する上記具体例と同様にRAMクリアを行い得る。セキ
ュリティチェックは少なくとも電源投入直後には実行さ
れるので、制御プログラムの構成を大きく変更すること
なく実施可能である。
【0087】次に停電等の電源遮断時における作動につ
いて説明する。停電が発生すると、上記のごとく先ず、
停電信号がオンになって各制御基板CPU611、62
1にノンマスカラブルインタラプトがかかり、次いでリ
セット信号がオンになって各制御基板CPU611、6
21がリセットする。図13にノンマスカラブルインタ
ラプトがかかってからリセットされるまでの払出制御基
板CPU621における作動を示す。
【0088】先ずプログラム状態を退避し(ステップS
301)、遊技球の払い出し中であれば上記貸球ソレノ
イド85、賞球モータ93を停止して貸球、賞球の払い
出し動作を停止する(ステップS302)。
【0089】ステップS303では後述するRAMのア
クセス不許可(ステップS306)に先立ち、貸球セン
サ89、賞球センサ94、95による遊技球の払い出し
の有無の検出を所定の時間実行する。この所定の検出時
間は本具体例では39msとした。ここで、検出時間3
9msについて説明する。貸球払出装置55を示す前掲
図4において、貸球払い出し動作の停止(ステップS3
02)直前に払い出された遊技球があれば、この遊技球
は、テコ83によりせき止められた位置(第1の基準位
置)から自由落下して、貸球センサ89の発光部から受
光部への光線を遮る検出位置(第2の基準位置)に到達
する。この到達時間tは、第1の基準位置と第2の基準
位置との間の距離hとの間にgを重力加速度としてh=
gt2 /2が成り立つから、t=(2h/g)1/2 と表
せる。本具体例ではh=4.46mmとしたので、t=
30.2msとなる。
【0090】また、賞球払出装置56を示す前掲図5、
図6において、賞球の払い出し動作の停止(ステップS
302)直前に払い出された遊技球があれば、この遊技
球は、リードスクリュ82によりせき止められた最下位
置(第1の基準位置)から自由落下して、賞球センサ9
4または95の発光部から受光部への光線を遮る検出位
置(第2の基準位置)に到達する。この到達時間tは、
この間の遊技球の運動が貸球払出装置55の場合と同様
に自由落下運動であり、本具体例では第1の基準位置と
第2の基準位置との間の距離h=7.03mmとしたの
で、t=37.9msとなる。
【0091】遊技球の払い出しの有無の上記検出時間
(39ms)は上記到達時間t(=30.2ms、3
7.9ms)よりも長く設定されており、遊技球の払い
出し停止直前に払い出された遊技球が貸球センサ89、
賞球センサ94、95において検出されると、それがR
AMのアクセス禁止までに確実に制御基板CPU61
1、621において知られることになる。
【0092】なお、この検出時間を上記具体例のごと
く、第1の基準位置と第2の基準位置の距離が長い賞球
払出装置56の到達時間(37.9ms)と略同等な時
間に設定することで、次の効果がある。すなわち、電源
基板67を構成する部品定数のばらつきや経時変化、特
に電源生成回路673の平滑回路を構成するインダクタ
やコンデンサ等の部品定数のばらつきや経時変化等に基
因して電源遮断時の電源電圧の低下速度はパチンコ遊技
機間で必ずしも一定ではなくノンマスカラブルインタラ
プトがかかってから作動不能になるまでの時間に長短が
生じることが考えられる。この時間によっては検出時間
が長すぎ、本制御フローに示すRAMのアクセス不許可
(ステップS306)に到る一連の停電時処理が実行で
きず不測の事態を招来するおそれがある。これに対し
て、検出時間を上記具体例のごとく到達時間と略同等な
時間に設定することで、遊技球の払い出しが停止される
直前に払い出された遊技球を確実に未払い数の減算に反
映することと、停電時処理を実行する時間を確保するこ
ととの両立を図ることができる。
【0093】勿論、検出時間はこの到達時間と略同等な
時間に限られるものではなく、作動不能になるまでの時
間のばらつきや経時変化を考慮して、到達時間以上で上
記停電処理の実行時間を確保し得る時間であればよい。
【0094】ステップS304では遊技球の払い出しの
有無の検出結果を確認し、払い出しがあれば貸し球の未
払い数、賞球の未払い数を減じて更新し、これら未払い
状態もRAMの所定領域に退避する。
【0095】ステップS305ではバックアップフラグ
をオンに設定し、ステップS406でRAMへのアクセ
スを不許可とする。
【0096】このように、遊技球がせき止められる直前
に払い出された遊技球の検出結果が確実に未払い数に反
映して、停電中、賞球、貸し球の正確な未払い数がRA
Mに保持されるから、未払い分の遊技球の払い出しは、
RAMに保持された未払い数にしたがって停電復旧後に
正確に行われる。
【0097】図14にノンマスカラブルインタラプトが
かかってからリセットされるまでの主制御基板CPU6
11における作動を示す。
【0098】先ずプログラム状態を退避し(ステップS
401)、払出制御基板62等へのコマンドデータの状
態を退避し(ステップS402)、次いで普通役物ソレ
ノイド721等の作動を停止する(ステップS40
3)。この一連の手順により遊技が進行しないようにす
る。
【0099】ステップS404〜S406では、後述す
るRAMへのアクセス禁止(ステップS407)に先立
ち、賞球センサ94、95による遊技球の払い出しの有
無の検出を所定の時間実行する。そして遊技球の払い出
しの有無の検出結果を確認し、払い出しがあれば賞球の
未払い数を減じて更新する(ステップS405)。この
遊技球の払い出しの有無の検出および検出結果確認処理
は、上記払出制御基板CPU621におけるもの(ステ
ップS303、S304)と同等の手順であり、検出時
間は例えば上記のごとく賞球払出装置56の、落下開始
から賞球センサ94、95により検出されるまでの時間
37.9msよりも長い39msに設定される。これに
より未払い数が正確に更新され、払出制御CPU621
における賞球の未払い数と一致せしめることができる。
【0100】次いで、バックアップフラグをオンに設定
し(ステップS406)、RAMへのアクセスを禁止す
る(ステップS407)。
【0101】かくして停電発生時の遊技の状況を示す情
報として、高確率中であるか否か、大当たり中であるか
否か、保留記憶が何個あるか否か、遊技球の未払い数が
何個か等についてRAMに保持される。
【0102】なお、遊技球の払い出し動作停止は払出制
御基板CPU621により行われ(上記ステップS30
2)主制御基板CPU611では行われないから、主制
御基板CPU611における賞球センサ94、95の検
出期間(ステップS404)は正確には遊技球がせき止
められてからの時間を規定するものではないが、本具体
例では停電処理全体の所要時間が39.04msである
から、せき止められてからの検出時間は、到達時間3
7.9ms以上であり、略到達時間に設定されていると
いってよい。
【0103】また、本パチンコ遊技機はRAMクリアス
イッチを備えたものについて説明しているが、RAMク
リアの要請が強くなければRAMクリアスイッチは省略
することもできる。
【0104】また、本具体例では、プリペードカードを
使用して遊技球の貸し出しを行うパチンコ遊技機につい
て説明したが、本発明は現金の投入により遊技球の貸し
出しを行うパチンコ遊技機についても適用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパチンコ遊技機の全体斜視図
である。
【図2】上記パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。
【図3】上記パチンコ遊技機の背面図である。
【図4】(A)は上記パチンコ遊技機を構成する貸し球
払出装置の断面図であり、(B)は上記貸し球払出装置
の別の状態の断面図である。
【図5】上記パチンコ遊技機を構成する賞球払出装置の
斜視図である。
【図6】(A)は図5におけるVIA−VIA線に沿う
断面図であり、(B)は(A)におけるVIB−VIB
線に沿う断面図である。
【図7】上記パチンコ遊技機の電気構成を示すブロック
図である。
【図8】上記パチンコ遊技機の要部の詳細電気構成を示
すブロック図である。
【図9】上記パチンコ遊技機の作動を示すタイミングチ
ャートである。
【図10】上記パチンコ遊技機の電源基板の分解斜視図
である。
【図11】上記パチンコ遊技機を構成する払出制御基板
のCPUで実行されるソフトウェアを示す第1のフロー
チャートである。
【図12】上記パチンコ遊技機を構成する主制御基板の
CPUで実行されるソフトウェアを示す第1のフローチ
ャートである。
【図13】上記パチンコ遊技機を構成する払出制御基板
のCPUで実行されるソフトウェアを示す第2のフロー
チャートである。
【図14】上記パチンコ遊技機を構成する主制御基板の
CPUで実行されるソフトウェアを示す第2のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
121 上皿(遊技球皿) 124 下皿(遊技球皿) 52 球タンク 55 貸し球払出装置(遊技球払出手段) 56 賞球払出装置(遊技球払出手段) 61 主制御基板(払出管理手段) 62 払出制御基板(払出管理手段) 81、91 払い出し通路 89 貸球センサ(遊技球通過検出手段) 94、95 賞球センサ(遊技球通過検出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流の球タンク内から送出される遊技球
    のせき止めとその解除とを切り替え自在に構成されせき
    止め解除時に遊技球を下流の遊技球皿に払い出す遊技球
    払い出し手段と、遊技球がせき止められる第1の基準位
    置よりも下流の第2の基準位置を遊技球が通過したこと
    を検出する遊技球通過検出手段と、該遊技球通過検出手
    段により遊技球の通過が検出されると記憶された未払い
    数を減じて更新し、上記遊技球払い出し手段による所定
    数の遊技球の払い出しを管理する払い出し管理手段とを
    具備し、該払い出し管理手段を、電源遮断時に上記遊技
    球払い出し手段が遊技球のせき止め側に切り替えられる
    と上記未払い数の更新を禁止し、更新禁止時に記憶され
    た未払い数に基づいて電源遮断復帰後に遊技球の払い出
    しを再開可能とした弾球遊技機において、 払い出し管理手段を、上記未払い数の更新の禁止を、上
    記遊技球払い出し手段が遊技球をせき止めてから予め設
    定した所定時間保留する構成とし、 上記所定時間を、遊技球が上記第1の基準位置から上記
    第2の基準位置まで移動するのに要する所要時間よりも
    長く設定したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の弾球遊技機において、上
    記所定時間を、上記所要時間と略同等な時間に設定した
    弾球遊技機。
JP2000168616A 2000-06-06 2000-06-06 弾球遊技機 Pending JP2001340607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000168616A JP2001340607A (ja) 2000-06-06 2000-06-06 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000168616A JP2001340607A (ja) 2000-06-06 2000-06-06 弾球遊技機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000339244A Division JP2001346945A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 弾球遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001340607A true JP2001340607A (ja) 2001-12-11

Family

ID=18671599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000168616A Pending JP2001340607A (ja) 2000-06-06 2000-06-06 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001340607A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003325925A (ja) * 2002-05-13 2003-11-18 Heiwa Corp 遊技機
JP2009189892A (ja) * 2009-06-05 2009-08-27 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2009189893A (ja) * 2009-06-05 2009-08-27 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012040367A (ja) * 2010-07-23 2012-03-01 Takao Co Ltd 遊技機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003325925A (ja) * 2002-05-13 2003-11-18 Heiwa Corp 遊技機
JP2009189892A (ja) * 2009-06-05 2009-08-27 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2009189893A (ja) * 2009-06-05 2009-08-27 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP4642914B2 (ja) * 2009-06-05 2011-03-02 株式会社三共 遊技機
JP4642915B2 (ja) * 2009-06-05 2011-03-02 株式会社三共 遊技機
JP2012040367A (ja) * 2010-07-23 2012-03-01 Takao Co Ltd 遊技機
JP2012040366A (ja) * 2010-07-23 2012-03-01 Takao Co Ltd 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018000359A (ja) 遊技機
JP2018000361A (ja) 遊技機
JP2017196185A (ja) 遊技機
JP2019217001A (ja) 遊技機
JP2019217002A (ja) 遊技機
JP4734499B2 (ja) 弾球遊技機
JP6773989B2 (ja) 遊技機
JP6773987B2 (ja) 遊技機
JP4129532B2 (ja) 弾球遊技機
JP7353572B2 (ja) 遊技機
JP2001340607A (ja) 弾球遊技機
JP4565073B2 (ja) 弾球遊技機
JP2008086789A (ja) 遊技機
JP5958996B2 (ja) 遊技機
JP6679114B2 (ja) 遊技機
JP2021126573A (ja) 遊技機
JP2021126572A (ja) 遊技機
JP6298969B2 (ja) 遊技機
JP6298968B2 (ja) 遊技機
JP4374443B2 (ja) 弾球遊技機
JP2001346945A (ja) 弾球遊技機
JP4787923B2 (ja) 弾球遊技機
JP3105027U (ja) 弾球遊技機
JP4528905B2 (ja) 弾球遊技機
JP4129533B2 (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050705