JP2003093660A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003093660A
JP2003093660A JP2001288899A JP2001288899A JP2003093660A JP 2003093660 A JP2003093660 A JP 2003093660A JP 2001288899 A JP2001288899 A JP 2001288899A JP 2001288899 A JP2001288899 A JP 2001288899A JP 2003093660 A JP2003093660 A JP 2003093660A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当り状態の発生タイミングを予測不能にし
た遊技機を提供する。 【解決手段】 CPU、RAM、ROM、及びカウンタ
を内蔵したワンチップマイコン50を用いて遊技機の主
制御基板を構成し、大当り状態を発生させるか否かの抽
選には、ワンチップマイコンに内蔵されたカウンタ63
の値をソフトウェア的に更新されている大当り用カウン
タCTに加算して抽選用乱数値とする。カウンタ63が
ワンチップマイコンに内蔵されているので、不正回路を
取り付けても大当り状態の発生タイミングを予測できな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機、回胴式遊技機などの遊技機
に関し、特に、大当り状態の発生タイミングを予測不能
にした遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機などの弾球遊技機は、遊技盤
に設けた図柄始動口と、複数個の図柄を所定時間変動さ
せた後に停止させる図柄表示手段と、開閉板を開閉駆動
する大入賞手段などを備えて構成されている。そして、
図柄始動口に設けられた検出スイッチが遊技球の通過を
検出すると、図柄表示手段が表示図柄を所定時間変動さ
せ、その後、特別図柄が整列して停止すると、大入賞手
段が機能して遊技者に有利な利益状態を発生させるよう
にしている。
【0003】この種の遊技機では、大当り用カウンタC
Tをソフトウェア的に実現すると共に、大当り確率が1
/Nの場合、大当り用カウンタCTを0〜N−1の数値
範囲内で循環動作させ、その数値範囲内の一つを大当り
当選値Hitに設定するようにしている。そして、この
大当り用カウンタCTは、電源投入後の初期処理によっ
てゼロクリアされた後、所定の実行周期(例えば2m
s)ごとに発せられる割込み信号に応答してインクリメ
ント処理などによって更新されている。
【0004】このような循環動作をする大当り用カウン
タCTの値は、図柄始動口の検出スイッチが遊技球を検
出したことを条件に、抽選用乱数値RNDとして抽出さ
れる。そして、抽出された抽選用乱数値RNDが大当り
当選値Hitと一致する場合には、図柄表示手段の変動
後の停止状態で特別図柄が整列することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大当り
当選値Hitは、遊技機を入手してプログラムを解析す
るだけで把握できるので、仮に、上記のような構成の遊
技機に違法回路を取付けて電源投入後の割込み信号をカ
ウントすれば、大当り用カウンタCTの値が大当り当選
値Hitに一致する大当りタイミングを知られてしまう
という問題点がある。しかも、この大当りタイミング
は、その後もN個目の割込み信号に対応して規則的に到
来するので、この大当りタイミングに合わせて図柄始動
口の検出スイッチを違法に誤動作させれば、任意に大当
り状態を実現できることになる。
【0006】ここで、大当り用カウンタCTをハードウ
ェア構成にする対策は考えられるが、単なるカウンタ回
路では、違法回路を装着して大当り用カウンタCTのカ
ウント値を読み取ることも可能となり対策として万全で
はない。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、仮に違法回路を取付けても大当り状
態の発生タイミングを検出不能にした遊技機を提供する
ことを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、遊技動作を実現する制御プログラムを記
憶したプログラム記憶部と、前記制御プログラムに基づ
いて動作するCPUとを有し、遊技に関連して遊技者に
有利な利益状態を発生させるか否か抽選する抽選機能を
具備する遊技制御手段を備えた遊技機において、前記C
PUは、RAM、ROMその他の回路素子と共に単一の
電子素子に内蔵されて構成され、前記CPUが前記遊技
制御手段を実現するにあたっては、所定数値範囲で所定
周期毎に更新されている基本カウンタの値と、前記単一
の電子素子内に存在する補助カウンタの値との演算結果
に基づいて、前記抽選を行っている。
【0009】本発明では、基本カウンタと補助カウンタ
の値の演算結果に基づいて、利益状態を発生されるか否
かの抽選が行われ、補助カウンタは、単一の電子素子内
に存在するので、例えば、演算結果を大当り用抽選値R
NDとして用いる場合でも、補助カウンタのカウント値
や更新タイミングを外部的に知ることはできず、不正遊
技を未然に防止することができる。なお、補助カウンタ
は、ハードウェアで実現されるが、基本カウンタは、ハ
ードウェアで実現してもソフトウェアで実現しても良
い。
【0010】前記単一の電子素子とは、典型的には、C
PU、ROM、RAM、及びカウンタを内蔵したワンチ
ップマイコンであるが、CPUとしてZ80CPUを用
いる場合には、カウンタとしてZ80CTCを用いるの
が簡易的である。この場合、補助カウンタとしては、Z
80CTC内のカウンタか、Z80CPU内のRレジス
タを用いるのが好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例であるカ
ード式弾球遊技機に基づいて本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本実施例のパチンコ機2を示す斜視図で
あり、図2は、同パチンコ機2の側面図である。
【0012】図1に示すパチンコ機2は、島構造体に着
脱可能に装着される矩形枠状の木製の外枠3と、外枠3
に固着されたヒンジHを介して開閉可能に枢着される前
枠4とで構成されている。なお、このパチンコ機2は、
カード式球貸し機1に電気的に接続された状態で、パチ
ンコホールの島構造体の長さ方向に複数個が配設されて
いる。
【0013】ヒンジHを介して外枠3に枢着される前枠
4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、この
遊技盤5の前側に対応して、窓部を有するガラス扉6と
前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。前面板7
には発射用の遊技球を貯留する上皿8が装着され、前枠
4の下部には、上皿8から溢れ出し又は抜き取った遊技
球を貯留する下皿9と、発射手段10の発射ハンドル1
1とが設けられている。
【0014】発射手段10は、回動操作可能な発射ハン
ドル11と、この発射ハンドル11の回動角度に応じた
打撃力で打撃槌12(図4)により遊技球を発射させる
発射モータなどを備えている。上皿8の右部には、カー
ド式球貸し機1に対する球貸し操作用の操作パネル13
が設けられ、この操作パネル13には、カード残額を3
桁の数字で表示するカード残額表示部13aと、所定金
額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチ13b
と、ゲーム終了時にカードの返却を指令する返却スイッ
チ13cとが設けられている。
【0015】図3に示すように、遊技盤5には、金属製
の外レールと内レールとからなるガイドレール15がほ
ぼ環状に設けられ、このガイドレール15の内側の遊技
領域5aには、カラーの液晶ディスプレイ16、検出ス
イッチを備える図柄始動口(図柄始動手段兼入賞手段)
17、開閉式入賞手段(大入賞手段)18、複数の普通
入賞手段19(上段の普通入賞手段19以外に、開閉式
入賞手段18の左右両側部に6つの普通入賞手段1
9)、2つのゲート20(通過口)が夫々所定の位置に
配設されている。
【0016】液晶ディスプレイ16は、変動図柄を表示
するとともに背景画像や各種のキャラクタの動画などを
表示する第1図柄表示手段22(可変表示装置)として
機能する。第1図柄表示手段22は、背景画やキャラク
タをアニメーション的に表示するとともに、左右方向に
並ぶ3個(左、中、右)の図柄表示部22a〜22cを
有し、図柄始動口17に遊技球が入賞することを条件
に、各図柄表示部22a〜22cの表示図柄が所定時間
だけ変動表示(スクロール表示)され、図柄始動口17
への遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づい
て決定される停止図柄パターンで停止する。
【0017】液晶ディスプレイ16の直ぐ上側に、普通
入賞手段19と第2図柄表示手段23とが設けられてい
る。第2図柄表示手段23は1個の普通図柄を表示する
普通図柄表示部を有し、ゲート20を通過した遊技球が
検出されたとき、普通図柄表示部(可変表示装置)の表
示図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のゲート20通過
時点において抽選された抽選用乱数値により決定される
停止図柄を表示して停止するようになっている。図柄始
動口17は、開閉自在な左右1対の開閉爪17aを備え
た電動式チューリップであり、第2図柄表示手段23の
変動後の停止図柄が当り図柄を表示した場合に、開閉爪
17aが所定時間だけ開放されて入賞し易くなってい
る。
【0018】開閉式入賞手段18は前方に開放可能な開
閉板18aを備え、第1図柄表示手段22の変動後の停
止図柄が「777」などの当り図柄のとき、「大当り」
と称する特別遊技が開始され、開閉板18aが前側に開
放される。この開閉式入賞手段18の内部に特定領域1
8bがあり、この特定領域18bを入賞球が通過する
と、特別遊技が継続される。ここで、特別遊技状態が遊
技者に有利な第1状態に相当する。
【0019】開閉式入賞手段18の開閉板18aが開放
された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば10
個)の遊技球が入賞して開閉板18aが閉じるときに、
遊技球が特定領域18bを通過していない場合には特別
遊技が終了するが、特定領域18bを通過していれば最
大で例えば16回まで特別遊技が継続され、遊技者に有
利な状態に制御される。
【0020】図4に示すように、前枠4の裏側には、遊
技盤5を裏側から押さえる裏機構板30が着脱自在に装
着され、この裏機構板30には開口部30aが形成さ
れ、その上側に賞球タンク33と、これから延びるタン
クレール34とが設けられ、このタンクレール34に接
続された払出し手段35が裏機構板30の側部に設けら
れ、裏機構板30の下側には払出し手段35に接続され
た通路ユニット36が設けられている。払出し手段35
から払出された遊技球は通路ユニット36を経由して上
皿排出口8a(図1)から上皿8に払出される。
【0021】裏機構板30の開口部30aには、遊技盤
5の裏側に装着された裏カバー37と、入賞手段17〜
19に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(不図
示)とが夫々嵌合されている。この裏カバー37に装着
されたケース38の内部に主制御基板39が配設され、
その前側に図柄制御基板40が配設されている(図
2)。主制御基板39の下側で、裏カバー37に装着さ
れたケース41aの内部にランプ制御基板42が設けら
れ、このケース41aに隣接するケース41bの内部に
サウンド制御基板43が設けられている。
【0022】これらケース41a,41bの下側で裏機
構板30に装着されたケース44の内部には、電源基板
45と払出し制御基板46が夫々設けられている。この
電源基板45には、図4に示すように、電源スイッチ8
0と初期化スイッチ85とが配置されている。これら両
スイッチ80,85に対応する部位はケース44が切欠
かれ、両スイッチ80,85の各々を指で同時に操作可
能になっている。
【0023】また、発射手段10の後側に装着されたケ
ース47の内部には、発射制御基板48が設けられてい
る。これら制御基板39〜40,42〜43,45〜4
6,48は夫々独立の基板であり、電源基板45と発射
制御基板48を除く制御基板39,40,42,43,
46には、ワンチップマイコンを備えるコンピュータ回
路が搭載されており、主制御基板39と他の制御基板4
0,42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタ
を介して電気的に接続されている。
【0024】主制御基板39とその他の制御基板40,
42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介
して電気的に接続され、主制御基板39から各制御基板
40,42,43,46に、所定の遊技動作を実行させ
る種々の制御コマンドを一方向通信で送信可能になって
いる。制御コマンドの一方向通信を採用することで、不
正を確実に防止できるとともに、主制御基板39の制御
負荷を格段に軽減でき、送信制御を簡単化することがで
きる。
【0025】図5は、主制御基板39の回路構成を示す
ブロック図である。図示の通り、主制御基板39は、ワ
ンチップマイコンであるCPU回路50と、CPUに供
給されるシステムクロックΦの整数倍の周波数であるク
ロック信号を発生するシステムクロック発生部51と、
CPUからのアドレス信号に基づき各部のチップセレク
ト信号を生成するデコード回路52と、CPUからのデ
ータを出力するための出力ポート回路53と、外部デー
タをCPUが取り込むための入力ポート回路54と、各
制御基板にコマンドなどを出力する出力駆動回路55
と、遊技盤各部のスイッチ類のON/OFF状態を入力
するスイッチ入力回路56とを中心に構成されている。
【0026】図6は、ワンチップマイコンの回路構成図
を図示したものである。このワンチップマイコン(CP
U回路)50は、図示のように、Z80CPUコア50
aと、RAM(random access memory)50bと、ROM
(read only memory)50cと、PIO(Parallel Input
Output)50dと、CTC(Counter Timer Circuit)50
eなどを内蔵して構成されている。CTC(Counter Tim
er Circuit)50eは、Zilog社製のZ80CTC
に相当するものであり、図7に示す回路構成からなる。
そして、図7のチャンネル0〜3の内部は、それぞれ、
図8のような内部回路構成となっている(なお、チャン
ネル2の内部回路を省略しているが、他の部分と同じで
ある)。
【0027】図8に示すように、CTC(Counter Timer
Circuit)50eの各チャンネル(0〜3)内部には、
各チャンネルの動作モードなどを設定するためのコント
ロールレジスタ60と、カウントダウン動作の初期値を
記憶するタイムコンスタントレジスタ61と、システム
クロックΦを分周するプリスケーラ62と、プリスケー
ラ62の出力信号に同期してカウントダウン(−1)動
作を行うダウンカウンタ63とで構成されている。各ダ
ウンカウンタ63は、8ビット長のカウンタであり、Z
80CPUは、IN命令やLD命令によって、任意にダ
ウンカウンタ63のカウンタ値を読み出すことができる
ようになっている。
【0028】ダウンカウンタ63のCLK/TRG端子
には、通常は、外部クロック入力又はトリガ入力が供給
可能であり、またカウント動作終了時にはZC/TO端
子から、カウントダウン完了の信号が出力される。但
し、本実施例で使用するワンチップマイコン50の場合
には、図7に示すように、CLK/TRG0及びCLK
/TRG1には内部的に直流電圧5Vが供給されてお
り、CLK/TRG0端子とCLK/TRG1端子は、外
部には出力されていない。
【0029】次に、Z80CTCの動作内容について説
明すると、Z80CTCは、モード設定のためのコント
ロールワードをコントロールレジスタ60に書き込むこ
とによって、チャンネル0〜3の8ビットカウンタ63
を、カウンタモードか又はタイマモードで動作させるこ
とができるようになっている。ここで、カウンタモード
とは、外部クロックを基準に動作するモードであり、具
体的には、CLK/TRG端子に供給された入力信号の
エッジに同期してダウンカウンタ63のカウント値がデ
クリメントされるモードである。そして、ダウンカウン
タ63のカウント値がゼロになると、ZC/TO端子が
所定時間だけHレベルになり、改めて、タイムコンスタ
ントレジスタ61の値がロードされてカウントダウン動
作が開始される。
【0030】一方、タイマモードとは、CPUに供給さ
れるシステムクロックΦを基準クロックとして動作する
モードである。システムクロックΦは、プリスケーラ6
2に供給されて(コントロールワードによって設定され
た)1/16又は1/256に分周された後、ダウンカ
ウンタ63に供給される。その結果、ダウンカウンタ6
3のカウント値は、順次デクリメントされ、その値がゼ
ロになるとZC/TO端子が所定時間だけHレベルにな
る。そして、改めて、タイムコンスタントレジスタ61
の値がロードされて再度カウントダウン動作が開始され
る。また、コントロールワードに設定によって、タイム
コンスタントレジスタ61がゼロになった時点でCPU
に割込みをかけることが可能となっている。
【0031】この実施例では、CTCのチャンネル0と
チャンネル1はタイマモードで使用している。また、チ
ャンネル3はタイマモードで使用している。図8に示す
ように、チャンネル0のプリスケーラ62-0は分周比1
/16に設定されているので、周波数6MHzのクロッ
クΦが16分周されて6/16MHzとなる。また、タ
イムコンスタントレジスタ61-0には初期値6が設定さ
れているので、ダウンカウンタDC0のZC/TO0
らは、1/16MHzのパルスが出力されることにな
る。
【0032】このパルスは、チャンネル3のCLK/T
RG3に供給され、チャンネル3のタイムコンスタント
レジスタ61-3には初期値125が設定されている。ま
た、ダウンカウンタ63-3がゼロになると割込み信号を
発するようにコントロールワードが設定されているの
で、結局、2m秒毎にダウンカウンタ63-0の値がゼロ
になり、それに応じてCPUに割込み信号が供給される
ことになる。この割込み信号に応じて、後述する遊技機
の遊技動作が実現されている。
【0033】また、チャンネル1のプリスケーラ62-1
は分周比1/256に設定され、タイムコンスタントレ
ジスタ61-1には初期値7が設定されている。そのため
ダウンカウンタ63-1は、256/6m秒毎にデクリメ
ントされて、7→6→・・・→0→7のように循環動作
することになる。ダウンカウンタ63-1の値DC1は、
後述するように、発生させる乱数列の不規則性を実現す
るために活用される。
【0034】図9及び図10は、主制御基板39の制御
プログラムを示すフローチャートである。主制御基板3
9の制御プログラムは、電源投入後に実行され、通常は
無限ループ処理(ST7、ST8)で終わる初期処理プ
ログラム(図9)と、2ms毎に起動されるタイマ割込
み処理(Maskable Interrupt禁止可能割込み)プログラ
ム(図10(a))と、電源電圧が所定値を下回るとN
MI(Non Maskable interrupt)信号によって駆動され
てCPUのレジスタ値をバックアップするNMI処理プ
ログラム(不図示)とで構成されている。
【0035】電源が投入されると、CPUが割込み禁止
状態に設定された後、CPUのレジスタの初期設定がさ
れ(ST1)、CPUは割込みモード2に設定される
(ST2)。その後、RAMクリア信号がチェックされ
る(ST3)。RAMクリア信号は、初期化スイッチ8
5に対応したものであり、営業開始時のように、パチン
コ機2の前枠4を前方に開いた状態で初期化スイッチ8
5を押圧操作しながら電源スイッチ80をオン側に切換
えると、RAMクリア信号がON状態になっている。
【0036】RAMクリア信号がOFF状態の場合と
は、初期化スイッチ85を押すことなく電源が投入され
たことを意味する。この場合は、停電などからの復旧時
であると考えられるので、NMI割込み処理においてバ
ックアップされていたデータを復帰させて(ST4)、
中断前の処理を再開させる(ST5)。
【0037】一方、RAMクリア信号がON状態であれ
ば、RAMに記憶保持されている遊技情報の全てが消去
された後、CPUは、第1図柄表示手段22に表示する
初期図柄を設定したり、この遊技制御の実行中に周期的
に割込み処理を実行させる割込み周期を設定する等の初
期処理を行った後、EI命令を実行して自らを割込み許
可状態にする(ST6)。その後は、無限ループ状に繰
り返される外れ図柄用の乱数処理(ST7)が行われ
る。なお、外れ図柄用の乱数処理は、後述する割込み処
理において特別図柄の抽選に外れた場合に液晶ディスプ
レイ16に描かれる外れ図柄パターンを規定するもので
ある。
【0038】このような無限ループ状の処理の間に、2
m秒ごとにタイマ割込みが生じ、図10(a)に示す処
理が実行される。なお、この割込み信号は、CTCのチ
ャンネル3から供給される。割込み処理プログラムで
は、最初に、普通当りカウンタRGや大当り用カウンタ
CTの更新処理が行われる(S10)。図11(a)
は、大当り用カウンタCTの更新処理を例示したもので
あり、普通当りカウンタRGの更新処理も同様である。
【0039】例えば、大当り用カウンタCTが0〜29
9までの範囲で循環している場合には、大当り用カウン
タCTがインクリメントされた後(ST20)、インク
リメント後の数値が数値範囲MAX(=300)を超え
たか否かが判定される(ST21)。ここで、大当り用
カウンタCTの値が数値範囲MAXを超えた場合には
(実際にはCT=MAX)、大当り用カウンタCTの値
をゼロにして処理を終える(ST22)。
【0040】以上のような処理によってカウンタ値の更
新処理が終われば、次に、入賞検出センサを含む各種の
スイッチからのスイッチ信号を読み込むスイッチ信号入
力処理が実行される(S11)。このスイッチ信号入力
処理によって、遊技球がゲート20を通過したか否か、
遊技球が図柄始動口17を通過したか否かなどを含む遊
技盤5における各種の情報が把握される。
【0041】続いて、タイマ減算処理が行われ、ステッ
プS13やS14で初期設定されたワークエリアのタイ
マ用の各数値TIMEが減算される(S12)。次に、
第2図柄表示手段23の普通図柄表示部に関する普通図
柄処理が実行される(S13)。例えば、今回のスイッ
チ信号入力処理(S11)によって、遊技球がゲート2
0を通過したことが把握されれば、ステップS10で更
新された当り用カウンタRGの値に応じて、普通図柄表
示部23に当り図柄を表示するか否かを判定する。
【0042】そして、この判定処理によって当選状態と
なると、普通図柄を変動表示させる時間や、その後の停
止図柄や、始動口17の電動チューリップや開閉板の開
放時間などを決定して、変動表示時間や開放時間などに
対応する数値TIME1をRAMのワークエリアに記憶
させる。
【0043】続いて、特別図柄に関する処理が実行され
る(S14)。図10(b)に示すように、特別図柄処
理では、図柄始動口17への入賞があったか否かがステ
ップS11での入力結果に基づいて判定される(S3
0)。ここで、図柄始動口17への入賞があった場合に
は、CPUは、CTCのチャンネル1のダウンカウンタ
63-1のカウント値DC1を入力する(S31)。
【0044】次に、CPUは、ステップST11の処理
によって更新された大当り用カウンタCTのカウンタ値
と、ダウンカウンタ63-1のカウント値DC1とを加算
する(ST32)。先に説明したように、ダウンカウン
タ63-1は、大当り用カウンタCTの更新処理とは無関
係に0〜7の数値範囲で循環動作しているので、加算結
果RND(=CT+DC1)は、0〜299+7の範囲
内の何れかの値となる。
【0045】そこで、加算結果RNDが大当り用カウン
トの数値範囲MAXを超えた場合には、RND←RND
−MAXの演算によって、加算結果RNDを大当り用カ
ウントの数値範囲内に収める(ST34)。この処理に
よって、加算結果を抽選用乱数値RNDに使用した場合
に、乱数としての発生一様性が満たされると共に、発生
される乱数列の不規則性が達成される。
【0046】そこで、次にこの抽選用乱数値RNDを大
当り当選値Hitと比較して当否判定し、その結果に対
応した処理を行う(S33)。例えば、大当り状態であ
れば、特別図柄の変動が停止した後、大入賞口18の開
閉板をどれだけの時間開放させるかの時間データTIM
E2をワークエリアに書き込む。
【0047】上記のような特別図柄処理(S14)の
後、図柄制御基板40、払出し制御基板46、サウンド
制御基板43、ランプ制御基板42に出力するべき制御
コマンドがある場合には、その出力すべき制御コマンド
を送信先の制御基板に出力する出力処理が実行される
(S15)。
【0048】最後に、図柄始動口17及び大入賞口18
の開閉爪や開閉板を開閉駆動するソレノイドに駆動信号
を出力する駆動信号出力処理が実行されて(S16)割
込み処理を終える。なお、駆動信号出力処理(S16)
では、ステップS13やS14の処理で初期設定されス
テップS12の処理で減算されたワークエリアの内容を
参照し、各ワークエリアの数値が特定値より小さくなる
とソレノイドをON駆動して始動口17の開閉爪や大入
賞口18の開閉板を開放させ、各ワークエリアの数値が
0に達するとソレノイドをOFF駆動して開閉爪や開閉
板を閉じるようにしている。なお、各ワークエリアの数
値は、ステップS13やS14においてタイマ初期値T
IME1,TIME2が設定される以前は共に0であ
る。
【0049】以上、第一実施例について説明したが、抽
選用乱数値RNDとしての発生する数値列の不規則性を
高めるには、図9に示すメイン処理において初期値変更
用カウンタCHGを更新して(ST8)、大当り用カウ
ンタCTが数値範囲を一巡するごとに初期値を変更して
も良い。
【0050】図11(b)は、この第二実施例の場合に
おける大当り用カウンタの更新処理を図示したものであ
る。先に図11(a)に関して説明したステップST2
0〜22の後、大当り用カウンタCTの値がSTART
番地の内容と同一か否か判定され(ST23)、もし同
一なら、ダウンカウンタ63-1の値DC1が入力される
(ST24)。
【0051】次に、ステップST8の処理において更新
されているCHGの値と、ダウンカウンタ63-1の値D
C1とを加算してSTART番地に格納すると共に(S
T26)、同じ値を大当り用カウンタの新規な初期値と
する(ST26)。この処理によって大当り用カウンタ
は、0〜MAX−1までの数値範囲を一巡するごとにラ
ンダムに初期値が変更されることになり、乱数列として
より不規則なものとなる。
【0052】以上、本発明の実施例を2つ説明したが、
具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するもの
ではない。例えば、実施例では、抽選用乱数値RNDの
発生不規則さを増すために、ワンチップマイコンに内蔵
されたZ80CTCのダウンカウンタを使用したが、そ
の他、専用のカウンタを設けても良い。
【0053】また、Z80CPUのRレジスタを用いた
のでも良い。Z80は、主レジスタ(A,F,B,C,
D,E,H,L)、補助レジスタ(A’,F’,B’,
C’,D’,E’,H’,L’)、専用レジスタ(I,
R,IX,IY,SP,PC)に分類されるレジスタを
有しており、Rレジスタが示すDRAM番地のリフレッ
シュ動作を実行できるようになっている。このRレジス
タは、7ビットレジスタであり、CPUへのリセット信
号で0となり、フェッチサイクルごとに1づつ増加する
ので、このRレジスタをダウンカウンタの代わりに使用
しても、抽選用乱数値の不規則性を高めることができ
る。
【0054】なお、上記の実施例では、大当り用カウン
タCTと他のカウンタ値DC1とを加算したが、減算処
理でも良いのは勿論である。この場合にはRND←CT
−DC1の減算結果がマイナス値になる場合があるが、
RND<0の場合にはRND←RND+MAXの補正演
算によって、所定の数値範囲内の値に補正する必要があ
る。なお、単に加減算に限定されるものではなく、大当
り用カウンタの値CTを、他のカウンタ値DC1の分だ
け、右又は左方向にローテーション処理したのでも良
い。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大当り状態の発生タイミングを予測不能にした遊技機を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るパチンコ機の斜視図である。
【図2】図1のパチンコ機の側面図である。
【図3】図1のパチンコ機の正面図である。
【図4】図1のパチンコ機の背面図である。
【図5】主制御基板の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図6】実施例で用いるワンチップマイコンの回路ブロ
ック図である。
【図7】ワンチップマイコンの一部であるZ80CTC
相当品の内部構成を図示したものである。
【図8】Z80CTCのチャンネル0,1,3の内部構
成を図示したものである。
【図9】主制御基板のメイン処理を示すフローチャート
である。
【図10】主制御基板のタイマ割込み処理を示すフロー
チャートである。
【図11】大当り用カウンタの更新処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
2 遊技機(パチンコ機) 50a CPU(Z80CPUコア) 50e カウンタ(Z80CTC) 50b RAM 50c ROM 50 単一の電子素子(ワンチップマイコン) CT 基本カウンタ(大当り用カウンタ) 63 補助カウンタ(ダウンカウンタ)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技動作を実現する制御プログラムを記
    憶したプログラム記憶部と、前記制御プログラムに基づ
    いて動作するCPUとを有し、遊技に関連して遊技者に
    有利な利益状態を発生させるか否か抽選する抽選機能を
    具備する遊技制御手段を備えた遊技機において、 前記CPUは、RAM、ROMその他の回路素子と共に
    単一の電子素子に内蔵されて構成され、 前記CPUが前記遊技制御手段を実現するにあたって
    は、所定数値範囲で所定周期毎に更新されている基本カ
    ウンタの値と、前記単一の電子素子内に存在する補助カ
    ウンタの値との演算結果に基づいて、前記抽選を行って
    いることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記単一の電子素子には、プログラム可
    能な複数個のカウンタ回路が内蔵され、このカウンタ回
    路の一つが前記補助カウンタに割当てられている請求項
    1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記複数個のカウンタ回路の何れかの動
    作に基づいて、前記所定周期が決定されている請求項2
    に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記基本カウンタと前記補助カウンタと
    の間の加算又は減算処理によって抽選用乱数値が生成さ
    れ、この抽選用乱数値が所定の当選値と比較されて前記
    抽選が行われている請求項1〜3の何れかに記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】 遊技動作に関連して遊技者が視認可能な
    識別情報を変動表示すると共に、前記利益状態が選択さ
    れた場合には、特定の停止表示態様で可変表示を終える
    可変表示装置を備え、 前記基本カウンタと前記補助カウンタの演算結果に基づ
    いて前記可変表示装置の可変表示の表示態様を決定して
    いる請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 遊技動作に関連して遊技者が視認可能な
    識別情報を変動表示すると共に、前記利益状態が選択さ
    れた場合には、特定の停止表示態様で可変表示を終える
    可変表示装置を備え、 基本カウンタと前記補助カウンタの演算結果に基づいて
    前記可変表示装置の停止表示態様を決定している請求項
    1〜5の何れかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 プログラム可能な複数個のカウンタ素子
    は、全体としてZ80CTC(Counter Timer Circuit)
    に相当する回路構成を備えていることを特徴とする請求
    項1〜6の何れかに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記当選値として、予め定められた複数
    個の整数値が用いられる請求項1〜7の何れかに記載の
    遊技機。
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