JP3999928B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、賞球を排出する排出機構を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機には、賞球を排出する排出機構を備えるとともに、排出された賞球数を検出し、所定数の賞球が排出される毎に、これを報知する信号を外部に出力するものがある。この信号は、遊技店において複数の遊技機を統括的に管理する管理装置に送信され、管理装置において賞球排出数が統括的に管理される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような信号送信は、停電が発生して送信関連の各種設備に対する供給電圧が低下した場合にも正しく行われる保証はないので、例えば、賞球排出中に停電が発生したとき等に、停電で完全に電源供給が断たれるまで賞球検出および信号送信処理を継続する場合には、管理装置における賞球排出数の管理が不正確なものとなってしまう可能性がある。
【0004】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、排出機構から賞球排出するとともに、この賞球排出に関する信号を外部に送信する遊技機において、停電があった場合でも正しく信号送信が行われるようにしたものを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明では、遊技球を排出する排出機構と、前記排出機構の作動を制御する排出制御手段と、前記排出機構から排出された賞球を検出する賞球検出手段と、前記賞球検出手段による検出に基づいて所定の単位数の賞球排出が確認される毎に賞球排出確認信号を管理装置に出力する信号出力手段と、を備えた遊技機において、停電を検出する停電検出手段と、前記停電検出手段による停電検出後にも前記賞球検出手段に電源供給が可能な電源供給装置と、前記停電検出手段による停電検出後に前記単位数の賞球排出が確認された場合にはこの確認に対応する賞球排出確認信号を出力するための信号出力要求をバックアップして賞球排出確認信号の出力を禁止する信号出力禁止手段と、前記信号出力禁止手段により出力が禁止された賞球排出確認信号を停電からの復帰後に出力する停電復帰時信号出力手段と、を備え、前記排出制御手段は、停電からの復帰の確認後、所定時間が経過するまでは前記排出機構の作動を再開させないようにした。
【0006】
第2の発明では、前記排出機構からの球流路に分岐して形成された賞球流路および貸球流路と、これら賞球流路と貸球流路の分岐の始点に設けられて賞球流路の入口または貸球流路の入口を選択的に閉止する流路切換部材と、前記流路切換部材を賞球排出であるか貸球排出であるかにしたがって切換駆動する切換手段とを備え、前記賞球検出手段を前記賞球流路に設け、前記貸球流路には貸球検出手段を設けるとともに、前記切換手段は電力供給が断たれた場合には前記流路切換部材をその時点での位置に保持するものとした。
【0011】
【発明の効果】
第1の発明では、停電発生時には、単位数の賞球排出が確認された場合でも賞球排出確認信号の送信が行われず、この賞球排出確認信号は、停電からの復帰(復帰の確認)を待って送信されるので、停電発生後の送信が確実に行えるかどうか不確定なときに信号送信が行われて、信号送信の確実性が損なわれることはなく、賞球排出確認信号を確実に送信することができる。特に排出機構の作動は停電からの復帰後、所定時間経過してから再開されるので、停電からの復帰直後に賞球排出が始まってしまうことはなく、この賞球排出に伴う新たな賞球排出確認信号出力の必要が生じることはない。したがって、停電からの復帰直後に送信すべき賞球排出確認信号の数を少なくすることができ、送信すべき賞球排出確認信号が必要以上に混み合って(連続して)しまうことを防止できるので、受信側での賞球排出確認信号の受信を確実なものとすることができる。
【0012】
第2の発明では、賞球排出の場合に遊技球を流路切換部材により賞球流路に導いて賞球検出手段で検出するとともに、流路切換部材の位置が停電後も保持されているので、停電発生後の賞球排出も貸球排出と区別されて正しく検出でき、適切な賞球排出確認信号の送信を行える。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
【0017】
図1は遊技機(パチンコ遊技機)1にカード球貸ユニット2を併設したCR機を示す。遊技機1の前面枠3は本体枠(外枠)4にヒンジ5を介して開閉回動可能に組付けられ、遊技盤6は前面枠3の裏面に取り付けられた収納フレームに収装される。
【0018】
遊技盤6の表面には、表示装置8、大入賞口を内部に備えた変動入賞装置10、一般入賞口11〜15、始動口16が配設された遊技領域が形成される。前面枠3の前面には、遊技盤6の前面を覆うカバーガラス18が取り付けられる。
【0019】
遊技盤6は前面枠3から取り外し可能で、遊技機本体(弾球遊技機の遊技盤6以外の構成であって、本体枠4、前面枠3、後述する裏機構盤35等からなるユニット)から分離することができる。これにより、遊技盤6に配設された各種制御装置(特に遊技制御装置100)の種類で決まって来る遊技の種類を、遊技盤6を取り替えることで変更可能となっている。
【0020】
前面枠3の下部の開閉パネル20には遊技球を打球発射装置に供給する上皿21が、固定パネル22には下皿23、打球発射装置の操作部24等がそれぞれ配設される。
【0021】
カバーガラス18の枠の上部には、第1報知ランプ31、第2報知ランプ32が設けられる。これら第1、第2の報知ランプ31、32は、点灯により排出異常を報知するものである。
【0022】
カード球貸ユニット2には、前面のカード挿入部25に挿入されたカード(プリペイドカード等)のデータの読込、書込等を行うカードリーダライタと球貸制御装置が内蔵され、カード球貸ユニット用の操作パネル26は遊技機1の上皿21の外面に形成される。
【0023】
カード球貸ユニット用の操作パネル26には、カードの残高を表示するカード残高表示部27と、球貸しを指令する球貸しスイッチ28と、カードの返却を指令するカード返却スイッチ30等が設けられる。
【0024】
図2は遊技機1ならびにカード球貸ユニット2の裏側を示すもので、遊技盤6の裏面側には、大入賞口、一般入賞口11〜15、始動口16に入賞した入賞球を案内する入賞球集合カバー(図示しない)、遊技を統括的に制御する遊技制御装置100、表示装置8を制御する表示制御装置150、遊技盤6ならびに前面枠3の装飾用のランプ等を制御する装飾制御装置200、スピーカーからの音出力を制御する音制御装置250、遊技盤用外部端子41等が取り付けられる。
【0025】
前面枠3の収納フレームの裏面側には、裏機構盤35が取り付けられる。この裏機構盤35の中央部には、遊技盤6の裏面側の各装置(遊技制御装置100、表示制御装置150、装飾制御装置200、音制御装置250、電源供給装置300等)を点検するための開口窓部が設けられている。
【0026】
機構盤35の上部には、遊技球を貯留する球貯留タンク36、球貯留タンク36の球を半端球検出スイッチを備えた樋ユニット部(半端センサユニット)38に導く誘導樋37が取り付けられる。誘導樋37ならびに樋ユニット部38は2条の流路に形成される。
【0027】
裏機構盤35の上部右側には、ターミナル基板42が備えられる。このターミナル基板42に設けられた枠用外部出力端子42Aは、管理装置(遊技店において複数の遊技機1を管理するホストコンピュータ)への外部信号線が接続され、また外部(遊技店の島設備)からの電源供給線が接続されるものである。
【0028】
裏機構盤35の開口窓部の右側には、樋ユニット部38の球を遊技機前面側の上皿21、下皿23に払い出す排出装置(排出ユニット600および流路切換ユニット700)が取り付けられる。
【0029】
裏機構盤35の下部には、電源供給装置300、排出ユニット600を制御する排出制御装置400、打球発射装置500を制御する発射制御装置550、カード球貸ユニット用中継基板43等が取り付けられる。
【0030】
カード球貸ユニット2のカード挿入部25にカードを挿入して、カード球貸ユニット用の操作パネル26の球貸しスイッチ28を押すと、カード球貸ユニット2から排出制御装置400に球貸し要求が出され、排出制御装置400により排出ユニット600が駆動され、排出装置から所定数の貸し球が上皿21等に払い出される。
【0031】
また、打球発射装置より遊技領域に発射された球が一般入賞口11〜15、始動口16、大入賞口に入賞すると、遊技制御装置100から賞球制御指令が排出制御装置400に送られ、排出制御装置400により球排出ユニット600が駆動され、排出装置から所定数の賞球が上皿21等に払い出される。
【0032】
なお、遊技制御装置100は交換可能となっており、遊技の種類を変更する場合には交換されることになるが、賞球排出確認信号は遊技制御装置100から送信されるようになっているので、遊技制御装置100の交換によって、賞球排出確認信号送信のための単位数も遊技の種類に応じた適切な数に変更できる。この場合、特に、遊技の種類に応じて変更が必要となり得る構成(遊技制御装置100、表示制御装置150、装飾制御装置200、音制御装置250等)は遊技盤6に配設する一方、異なる種類の遊技でも共通利用できる構成(排出制御装置400、発射制御装置550等)は遊技機本体側に配設することにより、遊技盤6の交換による遊技内容の変更を、必要最小限の構成の交換で行うことができる。
【0033】
図3、図4には、排出ユニット600および流路切換ユニット700からなる排出関連ユニットを詳細に示す。
【0034】
なお、排出ユニット600および流路切換ユニット700は、2系統の球流路(球流路602、および導入路702から排出路705に至る遊技球流路)により遊技球排出を行うものであるが、図3、図4には、そのうち1系統を断面図で示し、以下の説明ではこの1系統について代表して説明をする。なお、他の1系統は、図3、図4の紙面奥側に並列に設けられている。また、球流路を2系統設けたのは、遊技球を効率的に排出するためで、賞球と貸球の区別とは関係しない。
【0035】
図示されるように、排出ユニット600と流路切換ユニット700は、上下に一体に組み付けられて、排出関連ユニットを構成している。
【0036】
排出ユニット600は、遊技球の排出機構であって、ケーシング601、球送出部610、排出用パルスモータ620、ストッパ機構630等から構成される。
【0037】
透明なケーシング601には、球流路602が形成されている。上方の樋ユニット部38からの遊技球は、球入口603から球流路602に導入され、球出口604から下方の流路切換ユニット700に排出される。
【0038】
球送出部610は、球流路602に臨むように設けられる。この球送出部610には、スプロケット(切り欠き円盤)611、612と従動歯車(図示せず)が、ケーシング601内に軸支された同一の回転軸613に固定されて備えられ、同期回動するようになっている。なお、スプロケット612は、図3、図4には流路が図示されない側の系統のスプロケットであって、図示されないもう一つの球流路602に臨むように配設されている。
【0039】
スプロケット611、612外周の歯の間の部分は、等間隔に並ぶ複数(実施の形態では8個)の球受部614となっており、これらの球受部614の一部が、球流路602に臨んでいる。これにより、球流路602を通過する遊技球は、一つの球受部614に一球ずつ保持されるようにして、スプロケット611、612の回転動作とともに順次送り出される。したがって、排出ユニット600からは、スプロケット611、612の動作量(回転量)に比例した個数の遊技球が排出されることになる。
【0040】
なお、2つの系統のスプロケット611、612は、互いに球受部614の1/2個分だけ位相がずれた状態で、回転軸613に固定されている。これにより、スプロケット611、612からの遊技球の送り出しは各系統から交互になされ、排出ユニット600からの遊技球排出を迅速かつスムーズに行うことができる。
【0041】
排出用パルスモータ620の回転軸には、図示されない原動歯車と、ストッパ機構630の回動規制歯車631とが固定されている。この原動歯車と球送出部610の従動歯車の間には、伝達歯車622が配設される。これにより、従動歯車とスプロケット611、612は、排出用パルスモータ620により一体に回転駆動される。
【0042】
ストッパ機構630は、排出用パルスモータ620の回転を規制するもので、回動規制歯車631、ストッパ部材633、リターンスプリング635、ストッパソレノイド636等から構成される。
【0043】
回動規制歯車631の外周には、上述したスプロケット611、612外周の球受部614と同数のラチェット歯632が、等間隔に形成されている。これらのラチェット歯632に、ストッパ部材(フラッパ)633が係合することにより、回動規制歯車631の回動(図4における時計回りの回動)が禁止される。なお、回動規制歯車631とストッパ部材633はラチェット機構を構成しており、係合時でも逆回転(図4における反時計回りの回動)は許容される。
【0044】
ストッパ部材633は、掛止部634に上端側が揺動可能に支持され、揺動によりラチェット歯632に係脱可能となっているもので、常態ではリターンスプリング635に付勢されてラチェット歯632に係合している。
【0045】
これに対して、ストッパソレノイド636に通電すると、ストッパ部材633は、ストッパソレノイド636側に吸着され、リターンスプリング635に抗して後退する。これにより、ストッパ部材633と回動規制歯車631の係合が解除され、排出用パルスモータ620が回動可能となる。
【0046】
このようにストッパ機構630を備えることにより、排出用パルスモータ620が回転の慣性や遊技球の重みで余分に回転してしまうことを防止でき、スプロケット611の回転量を排出制御装置200によって正確に制御できる。
【0047】
流路切換ユニット700は、ケーシング701に、導入路702から排出路705に至る遊技球流路を備えている。導入路702は、排出ユニット600の球流路602の下端に(それぞれの系統毎に)連結している。
【0048】
遊技球流路は、賞球としての遊技球が導入される賞球流路703と、貸球としての遊技球が導入される貸球流路704に分岐する。賞球流路703、貸球流路704には、それぞれ賞球検出センサ713、貸球検出センサ714が備えられ、通過した遊技球の数を流路毎にカウントできるようになっている。
【0049】
賞球流路703と貸球流路704の分岐部には、流路切換弁720が設けられる。流路切換弁720は、回動軸721の回りで回動して、賞球流路703と貸球流路704の入口を選択的に閉鎖するものである。
【0050】
流路切換弁720は、流路切換ソレノイド(装置)730のプランジャ731に、連係部材722、723を介して連係している。
【0051】
この流路切換ソレノイド730は、ラッチングタイプのものであり、通電方向の切り換えによりプランジャ731の位置が選択的に変更されるとともに、通電OFF後にはその時点でのプランジャ731の位置が保持されるものである。
【0052】
詳しく説明すると、プランジャ731は外周に固定された永久磁石732により磁化されているとともに、プランジャ731外周にはソレノイド733が配設されており、このソレノイド733への通電方向の切り換えにより、上方または下方に駆動される。また、プランジャ731の上下にはそれぞれ金属製の固定部材734、固定板735が備えられ、プランジャ731が上方に駆動された場合にはその上端部が磁力により固定部材734に接着し、プランジャ731が下方に駆動された場合にはその下端部が磁力により固定板735に接着する。したがって、ソレノイド733への通電をOFFした場合でも、プランジャ731の位置は、固定部材734または固定板735に接着した位置に保たれる。
【0053】
連係部材723は軸724に軸支されたもので、一端はプランジャ731の下端と接続部材725を介して連係し、他端は連係部材722に歯合している。連係部材722は、流路切換弁720の回転軸721に固定されたもので、流路切換弁720と一体に回動する。なお、連係部材722は保持スプリング725により付勢され、流路切換弁720にぐらつきが生じないようにされている。
【0054】
このような構成により、流路切換弁720の弁位置は、ソレノイド733への通電によるプランジャ731の上下動とともに切り換えられるとともに、ソレノイド733への通電OFF後にも、通電直前の位置が保持される。
【0055】
すなわち、図3に示すように、ソレノイド733への通電によりプランジャ731を下方に駆動すると、連係部材723は反時計回りに、連係部材722は時計回りにそれぞれ回動し、流路切換弁720は貸球流路704を閉鎖して賞球流路703を開放する弁位置に切り換わる。この結果、導入路702に導入された遊技球は、総て賞球流路703に流れ込み、賞球検出センサ713により検出される。また、この状態でソレノイド733への通電をOFFとしても、プランジャ731は固定板735と接着した位置に保持されるから、流路切換弁720もそのまま賞球流路703開放の弁位置を保持する。
【0056】
一方、図4に示すように、ソレノイド733への通電によりプランジャ731を上方に駆動すると、連係部材723は時計回りに、連係部材722は反時計回りにそれぞれ回動し、流路切換弁720は賞球流路703を閉鎖して貸球流路704を開放する弁位置に切り換わる。この結果、導入路702に導入された遊技球は、総て貸球流路704に流れ込み、貸球検出センサ714により検出される。また、この状態でソレノイド733への通電をOFFとしても、プランジャ731は固定部材734と接着した位置に保持されるから、流路切換弁720もそのまま貸球流路704開放弁位置を保持する。
【0057】
賞球流路703と貸球流路704は下流の排出路705において合流する。遊技球はこの排出路705から下方に排出され、上皿21に至る。
【0058】
なお、中継基板740は、賞球検出センサ713による検出信号の排出制御装置400および遊技制御装置100への送信、貸球検出センサ714による検出信号の排出制御装置400への送信を中継するものである。
【0059】
以上のように排出ユニット600および流路切換ユニット700からなる排出関連ユニットでは、単一の動力源(排出用パルスモータ620)によって賞球と貸球を区別して排出することができる特徴がある。その一方で、排出ユニット600の球送出部610と流路切換ユニット700の検出センサ(賞球検出センサ713、貸球検出センサ714)の間にはある程度の距離があるため、排出ユニット600から排出された遊技球が流路切換ユニット700で検出されるまでには時間的なずれが生じる。このため、排出動作中に停電があり、排出用パルスモータ620を停止させた場合には、排出ユニット600停止後にも流路切換ユニット700を通過する遊技球が残ることになる。本発明は、このように排出用パルスモータ620の停止後に検出された検出データの処理(詳しくは、後述する単位数N排出毎に送信される賞球排出確認信号の送信処理)に特徴があるが、これについては図5以下の説明で詳述する。
【0060】
図5は、遊技機1の制御系の一部を示すブロック構成図である。
【0061】
図示されるように、遊技制御装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、バス・インターフェイス104等から構成されるもので、排出制御装置400等の各種制御装置(表示制御装置150、装飾制御装置200、音制御装置300は図示を省略する)に制御指令を送信して、遊技を統轄的に制御する主制御装置である。
【0062】
CPU101は遊技制御装置100による制御(後述する信号出力処理、タイマ割込処理、停電割込処理等の遊技制御)を司るIC、ROM102は遊技制御のための不変の情報(各種プログラム、各種定数等)を記憶している記憶手段である。また、RAM103は、遊技制御時にワークエリアとして利用される記憶手段であり、バックアップエリアと制御エリアとから構成される。ここで、バックアップエリアは、停電時にもデータ内容がバックアップされ、停電からの再開時にも原則としてデータ内容が初期化されないエリアで、チェックデータの他、後述する確認カウンタ値、信号出力要求数、カウントバッファ値等が記憶されている。また、制御エリアは、バックアップエリア以外の領域で、後述する停電タイマ等の各種タイマ値等が記憶されている。
【0063】
遊技制御装置100には、各種入賞口(一般入賞口11〜15、始動口16、大入賞口等)毎に設けられて遊技球入賞を検出する入賞検出センサ群50からの検出信号が入力される。遊技制御装置100は、これらの入賞検出に基づいて、大当たりの抽選等を行うとともに、各種制御装置や、変動入賞装置10等の各種装置を制御する。例えば、各種入賞口への入賞があると、その入賞口の種類に対応した賞球排出を行うように、排出制御装置400に賞球制御指令を送信する。
【0064】
なお、遊技制御装置100と各種制御装置(表示制御装置150、装飾制御装置200、音制御装置250、排出制御装置400)との通信形態は、遊技制御装置100から各種制御装置への単方向通信となっている。これにより、遊技制御装置100に各種制御装置との接続線を通じて不正な信号が入力されないようにでき、遊技の信頼性を高めることができる。
【0065】
また、遊技制御装置100には、賞球検出センサ713による検出信号が、中継基板740を介して入力される。そして、遊技制御装置100は、所定の単位数(例えば10個)の賞球排出が検出される度に、賞球排出確認信号を、枠用外部出力端子42Aを介して、管理装置(遊技店において複数の遊技機1を管理するホストコンピュータ)に向けて送信する。
【0066】
このように遊技制御装置100から賞球排出確認信号を送信する構成を採ることにより、賞球排出確認信号の送信を遊技制御装置100で一元的に管理することができ、遊技制御装置100を交換して遊技内容を変更する場合には、賞球排出確認信号送信のための単位数も、同時に、遊技内容に対応した適切な数に変更することができる。例えば、いわゆる「第1種」に分類される遊技機とする場合には単位数=10とし、いわゆる「第2種」に分類される遊技機とする場合には単位数=5とするような変更ができる。この場合、遊技機本体側の構成(排出制御装置400等)は一切変更する必要がないので、遊技内容の変更およびこれに伴う賞球排出確認信号送信の単位数変更を効率的に行うことができる。
【0067】
排出制御装置400は、CPU401、ROM402,RAM403、入出力インターフェイス404、ドライブ回路405等から構成される。
【0068】
CPU401は排出制御装置400による各種制御を司るIC、ROM402はこれらの制御のための不変の情報(各種プログラム、各種定数等)を記憶している記憶手段である。また、RAM403は、制御時にワークエリアとして利用される記憶手段であり、停電時にもデータ内容がバックアップされるバックアップエリアと、それ以外の制御エリアとから構成される。バックアップエリアには、チェックデータの他、後述する排出カウンタ値、貯留カウンタ値等が記憶されている。
【0069】
排出制御装置400は、排出関連の制御を行う制御装置であり、遊技制御装置100からの賞球制御指令またはカードユニット2からの貸球制御指令に基づいて、ドライブ回路405により、排出ユニット600(排出用パルスモータ620およびストッパソレノイド636)および流路切換ユニット700(流路切換ソレノイド730)を駆動し、賞球または貸球の排出を行わせる。
【0070】
詳しく説明すると、排出制御装置400は、賞球制御指令を受けると、この制御指令に含まれている排出要求数を、RAM403の貯留カウンタに累積記憶する。なお、この貯留カウンタの形態としては、指令された排出要求数自体を積算して記憶するものや、排出要求数の種類(個数)毎に指令された件数を積算して記憶するもの等がある。
【0071】
このようにして貯留カウンタに記憶がある場合、排出制御装置400は、貯留カウンタに記憶されている排出要求数を排出カウンタに順次設定するとともに、流路切換ソレノイド(装置)730のソレノイド733に賞球流路703開放方向の通電をし、流路切換弁720を賞球流路703開放側の弁位置とする。そして、排出カウンタに設定された値を排出するように、排出用パルスモータ620にパルス送信を行って、賞球排出を行わせる。
【0072】
また、貸球制御指令があった場合には、貸球排出数を排出カウンタに設定するとともに、流路切換ソレノイド(装置)730のソレノイド733に貸球流路704開放方向の通電をし、流路切換弁720を貸球流路704開放側の弁位置とした後、排出用パルスモータ620に排出カウンタへの設定分のパルス送信を行って、貸球排出を行わせる。
【0073】
このように排出された遊技球数は、賞球検出センサ713または貸球検出センサ714により検出され、中継基板740を介して、排出制御装置400に入力される。これにより、検出分の貯留カウンタ値および排出カウンタ値はクリアされる。
【0074】
また、排出制御装置400は、所定の単位貸球数(例えば、貸球の払出単位である25個)の貸球排出が検出される度に、枠用外部出力端子42Aを介して、管理装置に貸球排出確認信号を送信する。
【0075】
なお、排出制御装置400は、異常発生時に第2報知ランプ32を点灯させ、異常報知を行えるようになっている。また、図示しないが、第1報知ランプ31(図1参照)は、遊技制御装置100からの指令を受けた装飾制御装置200により制御される。
【0076】
電源供給装置300は、弾球遊技機の各種装置に電源供給する装置であって、整流回路301、平滑回路302、電圧変換回路303、304、305、停電検出回路306、バックアップコンデンサ307等から構成される。
【0077】
整流回路301は、電源供給装置300外部から供給されてきた24Vの交流電圧を24Vの直流電圧に変換する回路である。平滑回路302は、この24Vの直流電圧を32Vの直流電圧に変換する回路である。
【0078】
電圧変換回路303、304、305は、平滑回路302からの32V電圧を各種装置の駆動に適した電圧に変換する回路であり、電圧変換回路303からは各種センサ(賞球検出センサ713、貸球検出センサ714等)へ向けて12V電圧が、また電圧変換回路304からは各種制御装置に向けて5V電圧が、また電圧変換回路305からは排出制御装置400のドライブ回路405に向けて18V電圧が、それぞれ供給される。
【0079】
停電検出回路306は、停電発生時に平滑回路302の出力電圧が所定電圧以下へ低下することを監視することにより、停電発生を検出する回路である。この停電検出回路306からは、遊技制御装置100のCPU101、排出制御装置400のCPU401等に停電検出信号の送信がなされる。なお、停電時には、電圧の高い電源から順に、所定電圧の供給ができなくなっていくことになるから、停電検出回路306による停電検出後もしばらくの間は、供給電圧の低い12V電圧、5V電圧等からは電源供給が続き、各種センサや各種制御装置は動作を続けることになる。
【0080】
バックアップコンデンサ307は、停電発生時に、遊技制御装置100のRAM103および排出制御装置400のRAM403にバックアップ電源を供給するものである。
【0081】
図6は、遊技制御装置100における信号出力処理の処理手順を示すフローチャートである。
【0082】
電源投入されると、ステップS1で初期化処理が実行され、RAM103の制御エリアのクリアがなされる。この場合、RAM103のバックアップエリアはチェックデータに異常がない限りクリアされず、バックアップエリア内のデータ(信号出力要求数、カウンタバッファ値)は、電源OFF時(停電時)に保存されていたものがそのまま以下の処理使用される。
【0083】
ステップS2では、信号出力要求数があるか否かの判定がなされ、信号出力要求数が確認されたところで(信号出力要求数>0となったところで)、ステップS3に進む。ここで、信号出力要求数とは、単位数N(本実施の形態ではN=10個)の賞球払出があった回数を示すもので、RAM103のバックアップエリアに記憶されており、賞球検出センサ713による単位数Nの賞球検出がある毎に加算され(図7のフローチャート参照)、賞球排出確認信号の送信毎に減算される(ステップS4参照)。
【0084】
ステップS3では、賞球排出確認信号を所定の送信時間(例えば100ms)にわたってON出力する。ステップS4では、信号出力要求数を−1更新する。
【0085】
ステップS5では、賞球排出確認信号を所定のインターバル時間(例えば100ms)にわたってOFF出力し(すなわち、インターバル時間にわたって賞球排出確認信号を出力しない状態で待機し)、ステップS2に戻り、信号出力要求数が0となるまでステップS3〜ステップS5の処理を繰り返す。なお、ステップS5は、賞球排出確認信号が連続して出力される場合に、各賞球排出確認信号間のインターバルを確保するための処理である。
【0086】
図7には、信号出力タイマ割込処理の処理手順をフローチャートで示す。この信号出力タイマ割込処理は、遊技制御装置100において上記信号出力処理(図6)に対する割込処理として、所定の割込時間毎に実行されるものである。
【0087】
ステップS11では、賞球検出センサ713により賞球検出されたか否かの判定がなされ、賞球検出があればステップS12に進み、賞球検出がなければそのままルーチンを終了する。
【0088】
ステップS12では、カウントバッファを更新する。ここで、カウントバッファとは、賞球排出数自体をカウントするもので、RAM103のバックアップ領域に記憶されており、以下のステップの処理から分かるように、信号出力要求数はこのカウントバッファ値に基づいて更新される。なお、このカウントバッファの更新は、通常は+1更新であるが、前述のように流路切換ユニット700の遊技球流路は2系統あるので、この2系統の流路で同時に遊技球が検出された場合には、+2更新されることになる。
【0089】
ステップS13では、カウントバッファ値が単位数N以上となったか否かの判定を行い、カウントバッファ値≧NであればステップS14に進み、カウントバッファ値≧Nでなければそのままルーチンを終了する。
【0090】
ステップS14では、カウントバッファからNを減算する。ステップS15では、信号出力要求数を+1更新して、ルーチンを終了する。このように、単位数Nの賞球排出があってカウントバッファがNとなる毎に、信号出力要求数を更新していく。
【0091】
図8には、信号出力停電割込処理の処理手順をフローチャートで示す。この信号出力停電割込処理は、停電検出回路306による停電検出時に、上記信号出力処理(図6)に対する割込処理として実行されるものである。
【0092】
ステップS21では、それ以降の信号出力タイマ割込処理(図7)を禁止し、ステップS22では賞球排出確認信号をOFF出力とする。
【0093】
ステップS23では停電タイマを初期化する。ここで、停電タイマとは、以下の処理から分かるように、停電時におけるカウントバッファおよび信号出力要求数の更新処理の継続時間を計測するもので、停電発生時には、この停電タイマのタイムアップ時間がくるまでカウントバッファおよび信号出力要求数の更新処理が継続される。
【0094】
ステップS24では、賞球検出センサ713により賞球検出されたか否かの判定がなされ、賞球検出があればステップS25に進み、賞球検出がなければステップS29に進む。
【0095】
ステップS25では、カウントバッファを更新する。ステップS26ではカウントバッファが単位数N以上であるか否かの判定を行い、カウントバッファ値≧NであればステップS27に進み、カウントバッファ値≧NでなければステップS29に進む。
【0096】
ステップS27ではカウントバッファからNを減算し、続くステップS28では信号出力要求数を+1更新して、ステップS29に進む。
【0097】
ステップS29では、停電タイマを更新する。続くステップS30では、停電タイマがタイムアップしたか否かの判定がなされ、タイムアップしていなければステップS24に戻り、タイムアップしていればステップS31のアイドリング処理に進む。このように、停電検出されても、停電タイマのタイムアップ時間が経過するまでの間は、賞球検出に基づくカウントバッファおよび信号出力要求数の更新処理(ステップS24〜ステップS28の処理)が実行される。ただし、信号出力処理(図6)には戻ることはないので、停電処理中に賞球排出確認信号が新たに出力されることはない。
【0098】
ステップS31のアイドリング処理では、遊技制御装置100への電源供給がOFFとなるまで、RAM103へのアクセスを行わずに無限ループ処理を行う。なお、電源OFFとなった後も、RAM103へはバックアップコンデンサ307からバックアップ電源供給があるから、信号出力要求数およびカウントバッファ値は失われずに保存される。
【0099】
つぎに、図9のタイミングチャートにしたがって、停電発生時および停電からの復帰時における賞球排出確認信号の出力について説明する。
【0100】
なお、この図9では、1段目のパルスモータ作動状態のチャートにおいて、ハイレベルにより排出用パルスモータ620の作動を、ローレベルにより排出用パルスモータ620の停止をそれぞれ示す。また、2段目の賞球検出センサ検出信号のチャートにおいては、1パルスで1球の賞球検出を示す。また、3段目、4段目のカウントバッファの行、信号出力要求数の行には、それぞれ各タイミングでのカウントバッファ、信号出力要求数の値を示す。さらに、5段目の賞球排出確認信号のチャートには、賞球排出確認信号のレベル(ON出力がハイレベル、OFF出力がローレベル)を示す。
【0101】
図示されるように、賞球排出をすべく排出用パルスモータ620が作動すると、排出された賞球が賞球検出センサ713により検出され、この検出毎にカウントバッファが更新される。本実施の形態では、排出用パルスモータ620の作動開始後、最初の賞球検出でカウントバッファが単位数である10に達し、信号出力要求数が1となる。この信号出力要求数の発生を受けて、賞球排出確認信号が所定の送信時間幅のパルスとして送信される。
【0102】
このような賞球排出中に停電発生が検出されると、排出用パルスモータ620が停止されるが、この作動停止後も、排出ユニット600から排出されたが未だ賞球検出センサ713に達していなかった賞球の検出が継続してなされる。本実施の形態では、停電発生後に、カウントバッファの10カウント目の賞球検出がなされ、さらに2球の賞球検出がなされている。
【0103】
このカウントバッファの10カウントにより信号出力要求数が発生するが、このような停電検出後の信号出力要求数発生に対しては、対応する賞球排出確認信号の送信は停電中には行われず、停電からの復帰後(復帰確認後)に実行される。これにより、送信が確実なものであると保証されない停電中に、賞球排出確認信号が送信されてしまうことはなく、管理装置への賞球排出に関するデータの送信は確実に行われる。
【0104】
また、停電からの復帰時には、排出用パルスモータ620の作動は、停電からの復帰確認後、所定時間T経過後に再開される(なお、この遅延処理については、上記フローチャートでは表現されていない)。これにより、停電からの復帰直後に賞球排出が始まってしまうことはなく、賞球排出にともなって新たな信号出力要求数が発生することはない。したがって、停電からの復帰直後に送信すべき賞球排出確認信号の数を少なくすることができ、送信すべき賞球排出確認信号が必要以上に混み合って(連続して)しまうことを防止できるので、管理装置側での賞球排出確認信号の受信を確実にすることができる。
【0105】
図10には、本発明の他の実施の形態における信号出力処理の処理手順をフローチャートで示す。
【0106】
電源投入されると、ステップS41で初期化処理が実行される。続くステップS42では、カウントバッファ値が単位数N以上であるか否かの判定がなされ、N以上となったところでステップS43に進み、賞球排出確認信号を所定の送信時間にわたってON出力する。続くステップS44ではカウントバッファからNを減算し、ステップS45では所定のインターバル時間にわたって賞球排出確認信号をOFF出力して、ステップS42に戻る。
【0107】
本実施の形態は、上記実施の形態のように信号出力要求数をカウントせず、カウントバッファの単位数Nカウントに直接対応して賞球排出確認信号を出力する(停電時には、カウントバッファの値のみが保存される)点でのみ、上記実施の形態と異なっている。したがって、この図10のフローチャート以外の点では、信号出力タイマ割込処理(図7)および信号出力停電割込処理(図8)においてカウントバッファからNを減算する処理が無くなる他は、上記実施の形態と同様のものである。本実施の形態では、カウントバッファの他に信号出力要求数のカウンタを設ける必要がなくなるので、遊技制御装置100の構成が単純化される。
【0108】
なお、上記各実施の形態では、賞球排出確認信号の送信およびこれに関連する制御は遊技制御装置100が実行したが、本発明はこのような形態に限られるものではなく、例えば、賞球排出確認信号の送信およびこれに関連する制御(図6〜図8、図10の各フローチャートの処理)を、排出制御装置400が実行するようにしてもよい。
【0109】
また、今回開示された実施の形態は総ての点で例示であって制限的なものではない。また、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示されるもので、特許請求の範囲内での総ての変更を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における遊技機を示す正面図である。
【図2】同じく遊技機を示す裏面図である。
【図3】同じく排出関連ユニットを示す断面図である。
【図4】同じく排出関連ユニットを示す断面図である。
【図5】同じく制御系を示す構成図である。
【図6】同じく信号出力処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】同じく信号出力タイマ割込処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】同じく信号出力停電割込処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】同じく賞球排出確認信号の送信を示すタイミングチャートである。
【図10】本発明の他の実施の形態における信号出力処理の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 遊技制御装置
300 電源回路
306 停電検出回路
307 バックアップコンデンサ
400 排出制御装置
600 排出ユニット
620 排出用パルスモータ
700 流路切換ユニット
713 賞球検出センサ
714 貸球検出センサ

Claims (2)

  1. 遊技球を排出する排出機構と、
    前記排出機構の作動を制御する排出制御手段と、
    前記排出機構から排出された賞球を検出する賞球検出手段と、
    前記賞球検出手段による検出に基づいて所定の単位数の賞球排出が確認される毎に賞球排出確認信号を管理装置に出力する信号出力手段と、
    を備えた遊技機において、
    停電を検出する停電検出手段と、
    前記停電検出手段による停電検出後にも前記賞球検出手段に電源供給が可能な電源供給装置と、
    前記停電検出手段による停電検出後に前記単位数の賞球排出が確認された場合にはこの確認に対応する賞球排出確認信号を出力するための信号出力要求をバックアップして賞球排出確認信号の出力を禁止する信号出力禁止手段と、
    前記信号出力禁止手段により出力が禁止された賞球排出確認信号を停電からの復帰後に出力する停電復帰時信号出力手段と、
    を備え、
    前記排出制御手段は、停電からの復帰の確認後、所定時間が経過するまでは前記排出機構の作動を再開させないようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記排出機構からの球流路に分岐して形成された賞球流路および貸球流路と、これら賞球流路と貸球流路の分岐の始点に設けられて賞球流路の入口または貸球流路の入口を選択的に閉止する流路切換部材と、前記流路切換部材を賞球排出であるか貸球排出であるかにしたがって切換駆動する切換手段とを備え、前記賞球検出手段を前記賞球流路に設け、前記貸球流路には貸球検出手段を設けるとともに、前記切換手段は電力供給が断たれた場合には前記流路切換部材をその時点での位置に保持するものとしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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