JP4088410B2 - 遊技機の流路切換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技球の流路を切り換える遊技機の流路切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機(例えばパチンコ機)には、排出機構から排出された遊技球を、流路切換弁によって異なる流路(賞球流路と貸球流路)に導き、それぞれの流路に設けられた別個の検出手段により検出するものがある。
【0003】
このような流路切換弁をソレノイドへの通電方向の切り換えに応じて切換駆動すると共に、ソレノイドへの通電を遮断したときはそのときの流路切換弁の位置を保持するいわゆるラッチ式ソレノイドがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来のラッチ式ソレノイドは、ソレノイドの非通電時にプランジャのストローク端を吸着して保持するための吸着部をそれぞれソレノイドの筐体の内部に備えている。即ち、プランジャのストロークが固定となっているため、プランジャのストロークを微調整することができなかった。
【0005】
流路切換弁はプランジャのストロークをリンク等を介して伝達して駆動するようになっており、プランジャのストロークを微調整することができないと、流路切換弁やリンクやこれらの取付位置等の精度が悪い場合、流路切換弁を適正位置に切り換えられないことがある。
【0006】
したがって、流路切換弁やリンクやこれらの取付位置等に高い精度が必要となり、コストアップとなっていた。また、流路切換弁やリンク等に調整機構を設けたのでは、部品点数が増えてしまい、装置が複雑になる。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、プランジャのストロークを微調整でき、流路切換弁の適正な動作を確保できるものを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、遊技球を賞球または貸球として排出する排出機構の下流にあって、その排出機構からの排出球を賞球として検出計数するための賞球検出手段を設けた賞球流路と、貸球として検出計数するための貸球検出手段を設けた貸球流路とに遊技球の流路を切り換える流路切換部材を備える遊技機の流路切換装置において、筐体の内部にソレノイドと永久磁石が配設され、前記ソレノイドへの通電によって前記流路切換部材の位置を切り換える流路切換ソレノイドと、前記ソレノイドと前記永久磁石との内側の孔に摺動自在に挿通され、前記ソレノイドへの通電方向に応じて変位するプランジャと、前記プランジャの変位を前記流路切換部材に伝達する接続部材と、前記筐体の内部に設けられ、前記プランジャのストロークの一端側にプランジャを磁力によって保持し得る第1吸着部と、前記筐体の外部に設けられ、前記プランジャのストロークの他端側にプランジャを磁力によって保持し得る第2吸着部と、前記第2吸着部が設けられると共に、前記流路切換ソレノイドの筐体の取付位置が変更可能な取付具と、を備え、前記プランジャの下端には前記接続部材のプランジャ受部が、前記プランジャ受部の下端面に対して前記プランジャの下端面が所定の間隔を設けた状態で取り付けられ、前記ソレノイドへの通電方向の切り換えに応じて前記プランジャを介して前記流路切換部材を切換駆動すると共に、前記ソレノイドへの通電を遮断したときはそのときのプランジャの変位を保持して流路切換部材の位置を保つように構成し、更に、前記プランジャが上下方向に変位するように配置すると共に、前記第2吸着部が前記プランジャの下方に位置するように配置し、前記プランジャが前記第2吸着部側の変位位置にあるときに、前記プランジャ受部の下端面が前記第2吸着部に当接することによって、前記第2吸着部と前記プランジャとの間に所定の間隔が形成される。
【0012】
第2の発明は、第1の発明において、前記ソレノイドの非通電時に前記流路切換部材の位置を弾性的に保持する保持手段を備え、前記保持手段の付勢方向は、前記プランジャの前記第2吸着部側への変位方向と同じである。
【0015】
【発明の効果】
の発明によれば、第2吸着部を、流路切換ソレノイドの筐体の取付具に設けるので、筐体の取付具への取付位置を変更することによって、プランジャに対して第2吸着部の位置を調整することができ、容易にプランジャのストロークを微調整することができる。その結果、賞球の排出ならびに検出、貸球の排出ならびに検出の信頼性が向上する。また、部品点数を増やさずに、流路切換部材を適正位置に切り換え駆動することができ、コストを低減できる。
【0016】
また、プランジャが上下方向に変位するように配置すると共に、第2吸着部がプランジャの下方に位置するように配置するので、プランジャが下方に駆動された場合に、磁力とともに重力を利用してプランジャを第2吸着部に吸引保持することができ、このためその吸引力を変えることなく、プランジャのストロークを大きくできる。
【0017】
また、プランジャが第2吸着部側の変位位置にあるときに、プランジャは直接第2吸着部に当接せず、第2吸着部と所定の間隔を有して第2吸着部に吸引保持されるので、その保持力を抑えることができ、したがってソレノイドへの通電によってプランジャを第2吸着部側から第1吸着部側へスムーズに変位させることができるので、第2吸着部の位置を離してプランジャのストロークを十分大きくすることができ、プランジャのストロークの調整範囲を拡大することができる。
【0018】
の発明では、プランジャの変位を流路切換部材に伝達する連係部材等の遊びに対して、流路切換部材をぐらつきを生じることなく適正位置に的確に保持できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
【0021】
図1は遊技機(パチンコ遊技機)1にカード球貸ユニット2を併設したCR機を示す。遊技機1の前面枠3は本体枠(外枠)4にヒンジ5を介して開閉回動可能に組付けられ、遊技盤6は前面枠3の裏面に取り付けられた収納フレームに収装される。
【0022】
遊技盤6の表面には、表示装置8、大入賞口を内部に備えた変動入賞装置10、一般入賞口11〜15、始動口16が配設された遊技領域が形成される。前面枠3の前面には、遊技盤6の前面を覆うカバーガラス18が取り付けられる。
【0023】
前面枠3の下部の開閉パネル20には遊技球を打球発射装置に供給する上皿21が、固定パネル22には下皿23、打球発射装置の操作部24等がそれぞれ配設される。
【0024】
カバーガラス18の枠の上部には、第1報知ランプ31、第2報知ランプ32が設けられる。第1、第2の報知ランプ31、32は、点灯により排出異常を報知するものである。
【0025】
カード球貸ユニット2には、前面のカード挿入部25に挿入されたカード(プリペイドカード等)のデータの読込、書込等を行うカードリーダライタと球貸制御装置が内蔵され、カード球貸ユニット用の操作パネル26は遊技機1の上皿21の外面に形成される。
【0026】
カード球貸ユニット用の操作パネル26には、カードの残高を表示するカード残高表示部27と、球貸しを指令する球貸しスイッチ28と、カードの返却を指令するカード返却スイッチ30等が設けられる。
【0027】
図2は遊技機1ならびにカード球貸ユニット2の裏側を示すもので、遊技盤6の裏面側には、大入賞口、一般入賞口11〜15、始動口16に入賞した入賞球を案内する入賞球集合カバー(図示しない)、遊技を統括的に制御する遊技制御装置100、表示装置8を制御する表示制御装置150、遊技盤6ならびに前面枠3の装飾用のランプ等を制御する装飾制御装置200、スピーカーからの音出力を制御する音制御装置250、電源供給装置300、遊技盤用外部端子41等が取り付けられる。
【0028】
前面枠3の収納フレームの裏面側には、裏機構盤35が取り付けられる。この裏機構盤35の中央部には、遊技盤6の裏面側の各装置(遊技制御装置100、表示制御装置150、装飾制御装置200、音制御装置250、電源供給装置300等)を点検するための開口窓部が設けられている。
【0029】
裏機構盤35の上部には、遊技機外部(遊技店の島設備)から電源を取り入れる(ならびに遊技店の管理装置の間の外部信号線を接続する)ための外部ターミナル42、遊技球を貯留する球貯留タンク36、球貯留タンク36の球を半端球検出スイッチを備えた樋ユニット部(半端センサユニット)38に導く誘導樋37が取り付けられる。誘導樋37ならびに樋ユニット部38は2条の流路に形成される。
【0030】
裏機構盤35の開口窓部の右側には、樋ユニット部38の球を遊技機前面側の上皿21、下皿23に払い出す排出装置(排出ユニット600および流路切換ユニット700)が取り付けられる。
【0031】
裏機構盤35の下部には、排出ユニット600を制御する排出制御装置400、打球発射装置500を制御する発射制御装置550、カード球貸ユニット用中継基板43等が取り付けられる。
【0032】
カード球貸ユニット2のカード挿入部25にカードを挿入して、カード球貸ユニット用の操作パネル26の球貸しスイッチ28を押すと、カード球貸ユニット2から排出制御装置400に球貸し要求が出され、排出制御装置400により排出ユニット600が駆動され、排出装置から所定数の貸し球が上皿21等に払い出される。
【0033】
また、打球発射装置より遊技領域に発射された球が一般入賞口11〜15、始動口16、大入賞口に入賞すると、遊技制御装置100から賞球制御指令が排出制御装置400に送られ、排出制御装置400により球排出ユニット600が駆動され、排出装置から所定数の賞球が上皿21等に払い出される。
【0034】
図3、図4には、排出ユニット600および流路切換ユニット700からなる排出関連ユニットを詳細に示す。
【0035】
なお、排出ユニット600および流路切換ユニット700は、2系統の球流路(球流路602、および導入路702から排出路705に至る遊技球流路)により遊技球排出を行うものであるが、図3、図4には、そのうち1系統を断面図で示し、以下の説明ではこの1系統について代表して説明をする。なお、他の1系統は、図3、図4の紙面奥側に並列に設けられている。また、球流路を2系統設けたのは、遊技球を効率的に排出するためで、賞球と貸球の区別とは関係しない。
【0036】
図示されるように、排出ユニット600と流路切換ユニット700は、上下に一体に組み付けられて、排出関連ユニットを構成している。
【0037】
排出ユニット600は、遊技球の排出機構であって、ケーシング601、球送出部610、排出用パルスモータ620、ストッパ機構630等から構成される。
【0038】
透明なケーシング601には、球流路602が形成されている。上方の樋ユニット部38からの遊技球は、球入口603から球流路602に導入され、球出口604から下方の流路切換ユニット700に排出される。
【0039】
球送出部610は、球流路602に臨むように設けられる。この球送出部610には、スプロケット(切り欠き円盤)611、612と従動歯車(図示せず)が、ケーシング601内に軸支された同一の回転軸613に固定されて備えられ、同期回動するようになっている。なお、スプロケット612は、図3、図4には流路が図示されない側の系統のスプロケットであって、図示されないもう一つの球流路602に臨むように配設されている。
【0040】
スプロケット611、612外周の歯の間の部分は、等間隔に並ぶ複数(実施の形態では8個)の球受部614となっており、これらの球受部614の一部が、球流路602に臨んでいる。これにより、球流路602を通過する遊技球は、一つの球受部614に一球ずつ保持されるようにして、スプロケット611、612の回転動作とともに順次送り出される。したがって、排出ユニット600からは、スプロケット611、612の動作量(回転量)に比例した個数の遊技球が排出されることになる。
【0041】
なお、2つの系統のスプロケット611、612は、互いに球受部614の1/2個分だけ位相がずれた状態で、回転軸613に固定されている。これにより、スプロケット611、612からの遊技球の送り出しは各系統から交互になされ、排出ユニット600からの遊技球排出を迅速かつスムーズに行うことができる。
【0042】
排出用パルスモータ620の回転軸には、図示されない原動歯車と、ストッパ機構630の回動規制歯車631とが固定されている。この原動歯車と球送出部610の従動歯車の間には、伝達歯車622が配設される。これにより、従動歯車とスプロケット611、612は、排出用パルスモータ620により一体に回転駆動される。
【0043】
ストッパ機構630は、排出用パルスモータ620の回転を規制するもので、回動規制歯車631、ストッパ部材633、リターンスプリング635、ストッパソレノイド636等から構成される。
【0044】
回動規制歯車631の外周には、上述したスプロケット611外周の球受部614と同数のラチェット歯632が、等間隔に形成されている。これらのラチェット歯632に、ストッパ部材(フラッパ)633が係合することにより、回動規制歯車631の回動(図4における時計回りの回動)が禁止される。なお、回動規制歯車631とストッパ部材633はラチェット機構を構成しており、係合時でも逆回転(図4における反時計回りの回動)は許容される。
【0045】
ストッパ部材633は、掛止部634に上端側が揺動可能に支持され、揺動によりラチェット歯632に係脱可能となっているもので、常態ではリターンスプリング635に付勢されてラチェット歯632に係合している。
【0046】
これに対して、ストッパソレノイド636に通電すると、ストッパ部材633は、ストッパソレノイド636側に吸着され、リターンスプリング635に抗して後退する。これにより、ストッパ部材633と回動規制歯車631の係合が解除され、排出用パルスモータ620が回動可能となる。
【0047】
このようにストッパ機構630を備えることにより、排出用パルスモータ620が回転の慣性や遊技球の重みで余分に回転してしまうことを防止でき、スプロケット611の回転量を排出制御装置200によって正確に制御できる。
【0048】
流路切換ユニット700は、ケーシング701に、導入路702から排出路705に至る遊技球流路を備えている。導入路702は、排出ユニット600の球流路602の下端に(それぞれの系統毎に)連結している。
【0049】
遊技球流路は、賞球としての遊技球が導入される賞球流路703と、貸球としての遊技球が導入される貸球流路704に分岐する。賞球流路703、貸球流路704には、それぞれ賞球検出センサ713、貸球検出センサ714が備えられ、通過した遊技球の数を流路毎にカウントできるようになっている。
【0050】
図3〜図7に示すように、賞球流路703と貸球流路704の分岐部には、流路切換装置715の流路切換弁720が設けられる。流路切換弁720は、回動軸721の回りで回動して、賞球流路703と貸球流路704の入口を選択的に閉鎖するものである。
【0051】
流路切換弁720は、流路切換ソレノイド(アクチュエータ)730のプランジャ731に、接続部材725、連係部材722、723を介して連係している。
【0052】
流路切換ソレノイド730は、ラッチングタイプのものであり、通電方向の切り換えによりプランジャ731の位置が選択的に変更されるとともに、通電OFF後にはその時点でのプランジャ731の位置が保持されるものである。
【0053】
詳しく説明すると、流路切換ソレノイド730の筐体750の内部にはソレノイド733と永久磁石732が配設されており、これらの内側の孔にプランジャ731が摺動自由に挿通されている。プランジャ731は、永久磁石732により磁化されており、ソレノイド733への通電方向の切り換えにより上方(縮側)または下方(伸側)に駆動される。
【0054】
プランジャ731に設けられたスプリング係止部752と筐体750との間ににプランジャ731を下方に付勢するバネ力の弱いスプリング753が介装され、プランジャ731の下端には連係部材722との接続部材725がピン754を介して取り付けられる。
【0055】
プランジャ731のストロークの上端側には、流路切換ソレノイド730の筐体750の内部に金属製の第1吸着部材734が備えられ、プランジャ731が上方に駆動された場合に、磁力(永久磁石732の磁化による)によりプランジャ731が第1吸着部材734に吸引保持される。
【0056】
プランジャ731のストロークの下端側には、流路切換ソレノイド730の筐体750の外部に金属製の第2吸着部材735が備えられ、プランジャ731が下方に駆動された場合に、磁力(永久磁石732の磁化による)によりプランジャ731が第2吸着部材735に吸引保持される。
【0057】
この場合、プランジャ731の下端部は接続部材725のプランジャ受部755に挿入されると共に、図7のようにプランジャ731の下端面がプランジャ受部755の下端面に対して所定の間隔、上方に位置するように取り付けられる。
【0058】
第2吸着部材735は、筐体750を流路切換ユニット700のケーシング701に取り付ける取付具756に設けられ、筐体750はビス751により取付具756に取り付けられる。第2吸着部材735には、プランジャ731のストローク方向と直交する方向に溝757が形成され、接続部材725はその溝757に中央壁758を遊嵌させてガイドされる。なお、筐体750、取付具756および第2吸着部材735は、いずれも鉄を材質とする金属により形成されている。この場合、第2吸着部材735は取付具756に対してどのように設けられても良く、取付具756の一部を曲げ加工することによってその吸着部分が形成されるようにしても良い。
【0059】
即ち、図3の状態から、ソレノイド733が永久磁石732と同方向に磁界を生じるように通電されると、永久磁石732の磁化によって第2吸着部材735に吸引保持されていたプランジャ731は、その磁力によって上方に変位されると共に、永久磁石732の磁化によって第1吸着部材734に吸引され、図4のようにストロークの上端に保持される。したがって、この通電後、その通電をOFFした場合でも、プランジャ731の位置は、第1吸着部材734に当接した位置に保たれる。
【0060】
また、図4の状態から、ソレノイド733が永久磁石732と逆方向に磁界を生じるように通電されると、永久磁石732の磁化によって第1吸着部材734に吸引保持されていたプランジャ731は、その磁力の反発によって下方に変位されると共に、永久磁石732の磁化によって第2吸着部材735に吸引され、図3のようにストロークの下端に保持される。この場合、プランジャ受部755の下端面が第2吸着部材735に当接する。したがって、この通電後、その通電をOFFした場合でも、第2吸着部材735にプランジャ受部755の下端面が当接することによって、プランジャ731の下端と第2吸着部材735の上面との間に所定の間隔が形成され、この位置でもって、プランジャ731が第2吸着部材735との間に発生する磁力により保持される。
【0061】
連係部材723は軸724に軸支されたもので、一端はプランジャ731の下端の接続部材725とピン760を介して連係し、他端は扇形歯車が形成され、連係部材722に形成された扇形歯車と歯合している。連係部材722は、流路切換弁720の回転軸721に固定されたもので、流路切換弁720と一体に回動する。連係部材722は保持スプリング726により貸球流路704の閉鎖方向に付勢され、流路切換弁720にぐらつきが生じないようにされている。なお、保持スプリング726の付勢方向は、プランジャ731の下方変位方向と同じにしてある。
【0062】
このような構成により、流路切換弁721の弁位置は、ソレノイド733への通電によるプランジャ731の上下動とともに切り換えられるとともに、ソレノイド733への通電OFF後にも、通電直前の位置が保持される。
【0063】
すなわち、図3に示すように、ソレノイド733への通電によりプランジャ731を下方に駆動すると、連係部材723は反時計回りに、連係部材722は時計回りにそれぞれ回動し、流路切換弁720は貸球流路704を閉鎖して賞球流路703を開放する弁位置に切り換わる。この結果、導入路702に導入された遊技球は、総て賞球流路703に流れ込み、賞球検出センサ713により検出される。また、この状態でソレノイド733への通電をOFFとしても、プランジャ731はプランジャ受部755の下端面を第2吸着部材735に当接した位置に保持されるから、流路切換弁720もそのまま賞球流路703開放の弁位置を保持する。
【0064】
また、図4に示すように、ソレノイド733への通電によりプランジャ731を上方に駆動すると、連係部材723は時計回りに、連係部材722は反時計回りにそれぞれ回動し、流路切換弁720は賞球流路703を閉鎖して貸球流路704を開放する弁位置に切り換わる。この結果、導入路702に導入された遊技球は、総て貸球流路704に流れ込み、貸球検出センサ714により検出される。また、この状態でソレノイド733への通電をOFFとしても、プランジャ731は第1吸着部材734に当接した位置に保持されるから、流路切換弁720もそのまま貸球流路704開放の弁位置を保持する。
【0065】
賞球流路703と貸球流路704は下流の排出路705において合流する。遊技球はこの排出路705から下方に排出され、上皿21に至る。
【0066】
一方、このように流路切換装置715を構成したので、流路切換ソレノイド730のプランジャ731のストロークを微調整することができる。
【0067】
すなわち、プランジャ731が下方に駆動された場合に、磁力(永久磁石732の磁化による)によってプランジャ731をストロークの下端に吸引保持するための第2吸着部材735を、流路切換ソレノイド730の筐体751の外部に備えたため、その第2吸着部材735の位置を調整することによって、プランジャ731の下方のストローク量を微調整することができる。
【0068】
具体的には、第2吸着部材735を筐体750を流路切換ユニット700のケーシング701に取り付ける取付具756に設けているため、筐体750の取付具756への取付位置を変更することによって、プランジャ731に対して第2吸着部材735の位置を調整することができ、そのためプランジャ731の下方のストローク量を微調整することができるのである。
【0069】
また、流路切換ソレノイド730をプランジャ731が上下方向に変位するように配置すると共に、第2吸着部材735がプランジャ731の下方に位置するようにしたので、プランジャ731が下方に駆動された場合に、磁力(永久磁石732の磁化による)とともに重力を利用してプランジャ731を第2吸着部材735に吸引保持することができる。また、プランジャ731の下端に接続部材750を、プランジャ731の下端面がプランジャ受部755の下端面に対して所定の間隔、上方に位置するように取り付ける、すなわちプランジャ731は直接第2吸着部材735に当接せず、第2吸着部材735と所定の間隔を有して第2吸着部材735に吸引保持されるので、その保持力を抑えることができる。
【0070】
そのため、ソレノイド733への通電によって下方位置のプランジャ731を上方にスムーズに変位させることができるので、第2吸着部材735の位置を最大限、下方に設定して、プランジャ731のストロークを十分大きくすることができ、プランジャ731のストロークの調整範囲を拡大することができる。
【0071】
したがって、流路切換弁720や接続部材725や連係部材722、723やこれらの取付位置等の精度をそれほど高めることなく、プランジャ731のストロークを微調整することによって、流路切換弁720を適正位置に切り換え駆動することができる。また、部品点数を増やさずに、流路切換弁720を適正位置に切り換え駆動することができ、コストを低減できる。
【0072】
また、連係部材722を介して流路切換弁720は保持スプリング726により貸球流路704の閉鎖方向に付勢されているので、流路切換弁720にぐらつきが生じることがない。また、ソレノイド733の非通電状態で流路切換弁720が貸球流路704の閉鎖位置にあるとき、流路切換弁720は保持スプリング726によりその閉鎖位置に保持されるので、連係部材722、723の歯車に遊びがあっても、流路切換弁720はぐらつきを生じることなく的確に保持される。
【0073】
なお、中継基板740は、賞球検出センサ713による検出信号の排出制御装置400および遊技制御装置100への送信、貸球検出センサ714による検出信号の排出制御装置400への送信を中継するものである。
【0074】
図8は、遊技機1の制御系の一部を示すブロック構成図である。
【0075】
図示されるように、遊技制御装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、バス・インターフェイス104等から構成されるもので、排出制御装置400等の各種制御装置(表示制御装置150、装飾制御装置200、音制御装置300は図示を省略する)に制御指令を送信して、遊技を統轄的に制御する主制御装置である。
【0076】
CPU101は遊技制御装置100による制御(遊技制御)を司るIC、ROM102は遊技制御のための不変の情報(各種プログラム、各種定数等)を記憶している記憶手段である。また、RAM103は、遊技制御時にワークエリアとして利用される記憶手段であり、バックアップエリアと制御エリアとから構成される。ここで、バックアップエリアは、停電時にもデータ内容がバックアップされ、停電からの再開時にも原則としてデータ内容が初期化されないエリアで、チェックデータの他、後述する確認カウンタ値等が記憶されている。また、制御エリアは、バックアップエリア以外の領域で、後述する確認タイマのタイマ値等が記憶されている。
【0077】
遊技制御装置100には、各種入賞口(一般入賞口11〜15、始動口16、大入賞口等)毎に設けられて遊技球入賞を検出する入賞検出センサ群50からの検出信号が入力される。遊技制御装置100は、これらの入賞検出に基づいて、大当たりの抽選等を行うとともに、各種制御装置や、変動入賞装置10等の各種装置を制御する。例えば、各種入賞口への入賞があると、その入賞口の種類に対応した賞球排出を行うように、排出制御装置400に賞球制御指令を送信する。この場合、各種入賞口には、入賞に対応して払い出されるべき賞球数(1個〜15個のいずれか)が、あらかじめ対応づけられている。これにより、賞球制御指令には、その送信の契機となる入賞があった入賞口に対応する賞球数が、排出要求数として含まれることになる。
【0078】
なお、遊技制御装置100と各種制御装置(表示制御装置150、装飾制御装置200、音制御装置250、排出制御装置400)との通信形態は、遊技制御装置100から各種制御装置への単方向通信となっている。これにより、遊技制御装置100に各種制御装置との接続線を通じて不正な信号が入力されないようにでき、遊技の信頼性を高めることができる。
【0079】
また、遊技制御装置100には、賞球検出センサ713による検出信号が、中継基板740を介して入力される。そして、遊技制御装置100は、所定数(例えば10個)の賞球排出が検出される度に、賞球払出信号を、外部ターミナル42に設けられた枠用外部出力端子410を介して、管理装置(遊技店において複数の遊技機1を管理するホストコンピュータ)に向けて送信する。
【0080】
また、遊技制御装置100は、後述する停電検出後には、所定時間Tにわたって、賞球検出センサ713による賞球検出があれば確認カウンタを更新する。すなわち、停電検出があった後でも、駆動電圧の低い賞球検出センサ713は検出可能な状態にあり(後述する電圧変換回路303からは12V電圧の供給が続いており)、また流路切換弁720はソレノイド733への通電がOFFとなった後も賞球流路703開放側に保持され続けることから、賞球検出センサ713では正しく賞球検出を行い得ると考えられるので、所定時間Tの間は、賞球検出に基づいて確認カウンタの更新を行う。この場合、所定時間Tは、停電検出により排出ユニット600からの遊技球排出が停止された時点で、排出ユニット600の球送出部610から排出されたが未だ賞球検出センサ713に達していない遊技球が、賞球検出センサ713により検出され切るまでの見込み時間で、例えば1秒程度に設定される。
【0081】
排出制御装置400は、CPU401、ROM402,RAM403、入出力インターフェイス404、ドライブ回路405等から構成される。
【0082】
CPU401は遊技制御装置400による各種制御を司るIC、ROM402はこれらの制御のための不変の情報(各種プログラム、各種定数等)を記憶している記憶手段である。また、RAM403は、制御時にワークエリアとして利用される記憶手段であり、停電時にもデータ内容がバックアップされるバックアップエリアと、それ以外の制御エリアとから構成される。バックアップエリアには、チェックデータの他、後述する排出カウンタ値、貯留カウンタ値、識別フラグ値等が記憶されている。
【0083】
排出制御装置400は、排出関連の制御を行う制御装置であり、遊技制御装置100からの賞球制御指令またはカードユニット2からの貸球制御指令に基づいて、ドライブ回路405により、排出ユニット600(排出用パルスモータ620およびストッパソレノイド636)および流路切換ユニット700(流路切換ソレノイド730)を駆動し、賞球または貸球の排出を行わせる。
【0084】
詳しく説明すると、排出制御装置400は、賞球制御指令を受けると、この制御指令に含まれている排出要求数を、RAM403の貯留カウンタに累積記憶する。なお、この貯留カウンタの形態としては、指令された排出要求数自体を積算して記憶するものや、排出要求数の種類(個数)毎に指令された件数を積算して記憶するもの等がある。
【0085】
このようにして貯留カウンタに記憶がある場合、排出制御装置400は、貯留カウンタに記憶されている排出要求数を排出カウンタに順次設定するとともに、流路切換ソレノイド730のソレノイド733に賞球流路703開放方向の通電をし、流路切換弁720を賞球流路703開放側の弁位置とする。そして、排出カウンタに設定された値を排出するように、排出用パルスモータ620にパルス送信を行って、賞球排出を行わせる。
【0086】
また、貸球制御指令があった場合には、貸球排出数を排出カウンタに設定するとともに、流路切換ソレノイド730のソレノイド733に貸球流路704開放方向の通電をし、流路切換弁720を貸球流路704開放側の弁位置とした後、排出用パルスモータ620に排出カウンタへの設定分のパルス送信を行って、貸球排出を行わせる。
【0087】
このように排出された遊技球数は、賞球検出センサ713または貸球検出センサ714により検出され、中継基板740を介して、排出制御装置400に入力される。これにより、検出分の貯留カウンタ値および排出カウンタ値はクリアされる。
【0088】
また、排出制御装置400は、所定数(例えば、貸球の払出単位である25個)の貸球排出が検出される度に、枠用外部出力端子410を介して、管理装置に貸球払出信号を送信する。
【0089】
また、排出制御装置400は、後述する停電検出後は、所定時間Tにわたって、検出センサ(賞球検出センサ713または貸球検出センサ714)による遊技球検出(賞球検出または貸球検出)があれば排出カウンタを更新する。すなわち、停電検出された後でも、駆動電圧の低い賞球検出センサ713および貸球検出センサ714は検出可能な状態にあり、また流路切換弁720はソレノイド733への通電がOFFとなった後も停電発生の時点で実行されていた側(賞球側または貸球側)に保持され続けることから、検出センサ(賞球検出センサ713または貸球検出センサ714)では正しく遊技球(賞球または貸球)の検出を行い得ると考えられるので、所定時間Tの間は、この遊技球検出に基づいて排出カウンタの減算処理を行う。この場合、所定時間Tは、停電検出により排出ユニット600からの遊技球排出が停止された時点で、排出ユニット600の球送出部610から排出されたが未だ検出センサに達していない遊技球が、賞球検出センサ713または貸球検出センサ714により検出され切るまでの見込み時間で、前記遊技制御装置100における所定時間Tと同じ時間、例えば1秒程度に設定される。
【0090】
なお、排出制御装置400は、異常発生時に第2報知ランプ32を点灯させ、異常報知を行えるようになっている。また、図示しないが、第1報知ランプ31(図1参照)は、遊技制御装置100からの指令を受けた装飾制御装置200により制御される。
【0091】
電源供給装置300は、弾球遊技機の各種装置に電源供給する装置であって、整流回路301、平滑回路302、電圧変換回路303、304、305、停電検出回路306、バックアップコンデンサ307等から構成される。
【0092】
整流回路301は、電源供給装置300外部から供給されてきた24Vの交流電圧を24Vの直流電圧に変換する回路である。平滑回路302は、この24Vの直流電圧を32Vの直流電圧に変換する回路である。
【0093】
電圧変換回路303、304、305は、平滑回路302からの32V電圧を各種装置の駆動に適した電圧に変換する回路であり、電圧変換回路303からは各種センサ(賞球検出センサ713、貸球検出センサ714等)へ向けて12V電圧が、また電圧変換回路304からは各種制御装置に向けて5V電圧が、また電圧変換回路305からは排出制御装置400のドライブ回路405に向けて18V電圧が、それぞれ供給される。
【0094】
停電検出回路306は、停電発生時に平滑回路302の出力電圧が所定電圧以下へ低下することを監視することにより、停電発生を検出する回路である。この停電検出回路306からは、遊技制御装置100のCPU101、排出制御装置400のCPU401等に停電検出信号の送信がなされる。なお、停電時には、電圧の高い電源から順に、所定電圧の供給ができなくなっていくことになるから、停電検出回路306による停電検出後もしばらくの間は、供給電圧の低い12V電圧、5V電圧等からは電源供給が続き、各種センサや各種制御装置は動作を続けることになる。
【0095】
バックアップコンデンサ307は、停電発生時に、遊技制御装置100のRAM103および排出制御装置400のRAM403にバックアップ電源を供給するものである。
【0096】
以上のように、流路切換弁720(流路切換ソレノイド730)はラッチングタイプで、かつ通電OFF後に通電OFF時点でのポジションが保持されるタイプのものとするとともに、検出センサ(賞球検出センサ713、貸球検出センサ714)、遊技制御装置100、排出制御装置400には停電検出後にも12V電源、5V電源が供給され、所定時間Tの間は遊技球検出が継続されるようにしたので、停電発生時にも、排出ユニット600から排出された遊技球を賞球と貸球と区別して正しく計数することができる。
【0097】
また、流路切換弁720は、停電により通電OFFとなったときもそのままの弁位置で保持され、停電復帰後の排出開始に至るまで切り換えられることがないので、遊技球排出中に流路切換弁720が切り換わって遊技球を挟み込んでしまうようなことは生じる余地がない。したがって、停電復帰後に排出を開始するときに、流路切換弁720をいったん動作させて挟み込まれた遊技球を排出してから開始する等の制御が必要なく、制御が容易となる。
【0098】
なお、本発明では、通常動作時において遊技球排出の制御を行っていないときには、流路切換弁720を賞球側に設定しておくことも貸球側に設定しておくこともできるが、本実施の形態では、特に賞球側に設定するようにしている。これにより、遊技球排出の制御をしておらず、本来排出されるべきでないときに排出された遊技球は、賞球と同様に賞球検出センサ713により検出され、この検出信号は遊技制御装置100に入力される。したがって、本実施の形態によれば、排出機構の故障や不正行為等による不適正な排出を、遊技制御装置100で監視することができる。
【0099】
また、今回開示された実施の形態は総ての点で例示であって制限的なものではない。また、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示されるもので、特許請求の範囲内での総ての変更を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における遊技機を示す正面図である。
【図2】同じく遊技機を示す裏面図である。
【図3】同じく排出関連ユニットを示す断面図である。
【図4】同じく排出関連ユニットを示す断面図である。
【図5】同じく流路切換ユニットのケーシングの一部を外した斜視図である。
【図6】同じく流路切換ユニットの駆動部分の分解斜視図である。
【図7】同じく流路切換ソレノイドの先端部分の断面図である。
【図8】同じく制御系を示す構成図である。
【符号の説明】
100 遊技制御装置
300 電源回路
307 バックアップコンデンサ
400 排出制御装置
600 排出ユニット
620 排出用パルスモータ
630 ストッパ機構
700 流路切換ユニット
701 ケーシング
703 賞球流路
704 貸球流路
713 賞球検出センサ
714 貸球検出センサ
715 流路切換装置
720 流路切換弁
722、723 連係部材
725 接続部材
726 保持スプリング
730 流路切換ソレノイド(アクチュエータ)
731 プランジャ
732 永久磁石
733 ソレノイド
734 第1吸着部材
735 第2吸着部材
750 筐体
755 プランジャ受部
756 取付具

Claims (2)

  1. 遊技球を賞球または貸球として排出する排出機構の下流にあって、その排出機構からの排出球を賞球として検出計数するための賞球検出手段を設けた賞球流路と、貸球として検出計数するための貸球検出手段を設けた貸球流路とに遊技球の流路を切り換える流路切換部材を備える遊技機の流路切換装置において、
    筐体の内部にソレノイドと永久磁石が配設され、前記ソレノイドへの通電によって前記流路切換部材の位置を切り換える流路切換ソレノイドと、
    前記ソレノイドと前記永久磁石との内側の孔に摺動自在に挿通され、前記ソレノイドへの通電方向に応じて変位するプランジャと、
    前記プランジャの変位を前記流路切換部材に伝達する接続部材と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記プランジャのストロークの一端側にプランジャを磁力によって保持し得る第1吸着部と、
    前記筐体の外部に設けられ、前記プランジャのストロークの他端側にプランジャを磁力によって保持し得る第2吸着部と、
    前記第2吸着部が設けられると共に、前記流路切換ソレノイドの筐体の取付位置が変更可能な取付具と、を備え、
    前記プランジャの下端には前記接続部材のプランジャ受部が、前記プランジャ受部の下端面に対して前記プランジャの下端面が所定の間隔を設けた状態で取り付けられ、
    前記ソレノイドへの通電方向の切り換えに応じて前記プランジャを介して前記流路切換部材を切換駆動すると共に、前記ソレノイドへの通電を遮断したときはそのときのプランジャの変位を保持して流路切換部材の位置を保つように構成し、
    更に、前記プランジャが上下方向に変位するように配置すると共に、前記第2吸着部が前記プランジャの下方に位置するように配置し、
    前記プランジャが前記第2吸着部側の変位位置にあるときに、前記プランジャ受部の下端面が前記第2吸着部に当接することによって、前記第2吸着部と前記プランジャとの間に所定の間隔が形成されることを特徴とする遊技機の流路切換装置。
  2. 前記ソレノイドの非通電時に前記流路切換部材の位置を弾性的に保持する保持手段を備え
    前記保持手段の付勢方向は、前記プランジャの前記第2吸着部側への変位方向と同じであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機の流路切換装置。
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