JP2003175237A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003175237A
JP2003175237A JP2001375079A JP2001375079A JP2003175237A JP 2003175237 A JP2003175237 A JP 2003175237A JP 2001375079 A JP2001375079 A JP 2001375079A JP 2001375079 A JP2001375079 A JP 2001375079A JP 2003175237 A JP2003175237 A JP 2003175237A
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Makoto Hoya
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出スイッチの信号線のコネクタが不用意に
外れて、正常な遊技が行われなくなることを防止するこ
とができる遊技機を提供すること。 【解決手段】 この枠中継端子板80には、主に3つの
コネクタ91〜93が設けられている。コネクタ91
は、枠中継端子板80と払出制御基板Hとの信号線を接
続するためのコネクタであり、コネクタ92は、枠中継
端子板80と各種スイッチ等との信号線を接続するため
のコネクタであり、コネクタ93は、枠中継端子板80
と主制御基板Cとの信号線を接続するためのコネクタで
ある。これらのコネクタはボックス90に収納されてい
る。よって、例えば、賞球カウントスイッチ66の入力
信号線81のみを抜き取って、不当に賞球を払い出させ
る不正行為を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、パチンコ機など
に代表される遊技機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 主制御基板により遊技が制御されるパ
チンコ機では、遊技領域に打ち込まれた球が入賞口へ入
賞すると、5球から15球の所定数の球(遊技媒体)が
払い出される。かかる払い出しは、主制御基板からの指
令に基づいて動作する(指令に基づいた処理をする)払
出制御基板によって払出用モータが駆動されることによ
り行われる。払い出された賞球は、賞球カウントスイッ
チによって1球ずつカウントされ、そのカウント値が払
い出すべき賞球数に達した場合に、払出制御基板によっ
て払出用モータの駆動が停止されて、賞球の払い出しが
終了する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、賞球
の払い出しを検出する賞球カウントスイッチが何らかの
理由により故障したり、不正行為により作動しなくなる
場合がある。かかる場合には、払出用モータが駆動する
ことによって払い出された賞球をカウントすることがで
きず、賞球の払い出しが不正確となるため正常な遊技を
行うことができなくなるという問題点があった。 【0004】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、賞球カウントスイッチの故障や不
正を防止して、正常な遊技が行われなくなることを抑制
することができる遊技機を提供することを目的としてい
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに請求項1記載の遊技機は、遊技の制御を行う主制御
手段と、その主制御手段から出力される賞与遊技媒体の
払出指示に基づいて遊技媒体の払い出しを行う払出制御
手段とを備えるものであり、前記払出制御手段により払
い出された遊技媒体を検出する検出スイッチと、その検
出スイッチの信号線の端部に設けられたコネクタの着脱
性を調整する着脱調整手段とを備えている。 【0006】 【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発
明の遊技機の一実施例であるパチンコ機1の正面図であ
る。このパチンコ機1は、いわゆる第1種パチンコ機で
あり、その前面(図1の紙面に対して手前側)には遊技
盤2が配置されている。 【0007】遊技盤2の前面には略円弧状の外レール3
が植立され、その外レール3の内側位置には円弧状の内
レール4が植立されている。この内レール4および外レ
ール3により囲まれた遊技盤2の前面には、球(打球)
Pが打ち込まれる遊技領域5が形成されており、遊技領
域5の周囲には、球Pが入賞することにより所定数(例
えば5個)の球Pが賞球として払い出される複数の普通
入賞口6が配設されている。この複数の普通入賞口6が
配設された遊技領域5の略中央部分には、複数種類の識
別情報としての図柄等を表示する液晶ディスプレイ(L
CD)7を備えた可変表示装置8が配設されている。な
お、液晶ディスプレイ7に代えて、例えば、リール等を
用いて可変表示装置を構成するようにしても良い。 【0008】可変表示器8の下方には、図柄作動口(第
1種始動口)9が配設されている。図柄作動口9を球P
が通過することにより、第1種始動口スイッチ42(図
2参照)がオンして、上述した可変表示装置8の変動表
示が開始されると共に、所定数の球Pが賞球として払い
出される。また、図柄作動口9の下方には可変入賞装置
10が配設されており、この可変入賞装置10の略中央
部分に大入賞口の開口10aが穿設されている。この大
入賞口の開口10aは、可変表示装置8の変動後の表示
結果が予め定められた図柄の組み合わせ(大当たり表
示)の1つと一致する場合に、球Pが入賞し易いように
所定時間(例えば、30秒)経過するまで、又は、所定
個数(例えば、10個)の球Pが大入賞口の開口10a
へ入賞するまで、開放されるものである。この大入賞口
の開口10aの開閉動作の行われ得る状態が、いわゆる
所定の遊技価値が付与された状態(特別遊技状態、通称
「大当たり」状態)である。 【0009】可変入賞装置10の下方であって上述した
遊技領域5外には前面扉板(腰板)11が配設され、こ
の前面扉板11の前面には、球Pを貯留し、かつ、遊技
領域5内に球Pを打ち込む球発射装置(図示せず)へ球
Pを供給する上皿12が配設されている。この上皿12
の上方における前面扉板11の上部中央には、後述する
カード読取ユニット17により読み取られたカードの残
高金額を表示するために、7セグメントLEDにより構
成された残高表示器13が配設されている。この残高表
示器13の右側には、後述するカード読取ユニット17
のカード挿入口18に挿入されたカードを取り出す場合
に押下される返却ボタン14が配設される一方、残高表
示器13の左側には、貸球の払い出し(貸出)を開始す
る際に押下される貸出ボタン15が配設されている。ま
た、貸出ボタン15の左側上方には貸出ボタン15が押
下可能か否かを報知する貸出ボタンランプ16が配設さ
れており、この貸出ボタンランプ16は、貸出ボタン1
5が押下可能な状態である場合に点灯される一方、貸出
ボタン15が押下不可能な状態である場合に消灯され
る。よって、遊技者は、この貸出ボタンランプ16を視
認することにより、貸出ボタン15が押下可能であるか
否かを判断することができる。 【0010】上記のように構成されたパチンコ機1の左
側には、正面視長方形状のカード読取ユニット17が並
設されている。カード読取ユニット17はカードに記憶
された残高金額のデータを読み取るためのものであり、
その上下方向における略中央部分には、金銭と同様の有
価価値を有するカードを挿入するためのカード挿入口1
8が配設されている。このカード挿入口18の上方であ
って、カード読取ユニット17の上部にはカード利用可
能ランプ19が配設されており、このカード利用可能ラ
ンプ19は、例えば、カード挿入口18へカードが挿入
可能である場合に点灯される一方、カード挿入口18へ
カードが挿入不可能である場合に消灯される。よって、
遊技者は、このカード利用可能ランプ19を視認するこ
とにより、カード読取ユニット17が使用可能であるか
否かを判断することができる。 【0011】カード挿入口18とカード利用可能ランプ
19との間部分には、略三角形状に形成された上下一対
の連結台方向表示ランプ20が配設されている。この一
対の連結台方向表示ランプ20は、カード読取ユニット
17が接続されているパチンコ機1の配設(並設)方向
を示すためのものであり、その内部にそれぞれ1つずつ
LEDが内蔵されている。よって、例えば、カード読取
ユニット17が左側に並設されるパチンコ機(図示せ
ず)に接続される場合には上側のLEDが点灯されるの
である。 【0012】この連結台方向表示ランプ20の下側に
は、1つのLEDで構成されたカード挿入中ランプ21
が配設されており、このカード挿入中ランプ21は、カ
ードがカード挿入口18に挿入されている場合に点灯さ
れる一方、カードがカード挿入口18に挿入されていな
い場合に消灯される。尚、カード利用可能ランプ19お
よび連結台方向表示ランプ20は、カード読取ユニット
17の電源投入とともに点灯される。 【0013】図2は、パチンコ機1の電気的構成を示し
たブロック図であり、特に、パチンコ機1の遊技内容の
制御を行う主制御基板Cと、賞球や貸球の払出制御を行
う払出制御基板Hとの電気的構成を示したブロック図で
ある。 【0014】パチンコ機1の主制御基板Cは、演算装置
であるMPU31と、そのMPU31に搭載されると共
に実行される各種の制御プログラムや固定値データ等を
記憶したROMエリア32と、MPU31に搭載されて
ワークメモリ等として使用されるRAMエリア33とを
備えている。図4から図10に示すフローチャートのプ
ログラムは、ROMエリア32内に記憶されている。R
AMエリア33には、賞球バッファ33aと、賞球ポイ
ンタ33bと、残賞球数カウンタ33cと、球貸払出中
フラグ33dと、バックアップエリア33eとが設けら
ている。 【0015】賞球バッファ33aは、遊技領域5へ打ち
込まれた球Pが普通入賞口6等へ入賞した場合に、払い
出される賞球数を記憶するバッファである。払い出され
る賞球数は、入賞した球P毎に賞球バッファ33aへ記
憶される。このため、賞球バッファ33aは、複数バイ
トで構成されている。賞球バッファ33aの内容は、そ
の賞球バッファ33aに記憶された賞球数が、図8の賞
球数データ送信処理によって払出制御基板Hへ送信およ
び残賞球数カウンタ33cに書き込まれると消去され
る。具体的には、0番目の賞球バッファ33aに記憶さ
れる賞球数を払出制御基板Hへ送信および残賞球数カウ
ンタ33cへ書き込んだ後、1番目以降の賞球バッファ
33aの値を小さいアドレス側へ順に1バイトずつシフ
トすることにより、0番目の賞球バッファ33aの値が
消去される。賞球ポインタ33bは、賞球数を記憶させ
る賞球バッファ33aの位置を示すポインタであり、払
い出される賞球数は、賞球ポインタ33bの値番目の賞
球バッファ33aへ記憶される。この賞球ポインタ33
bの値は、賞球バッファ33aへ賞球数を書き込むこと
により「1」加算され、0番目の賞球バッファ33aの
値が賞球数データ送信処理(S10)によって払出制御
基板Hへ送信および残賞球数カウンタ33cへ書き込ま
れることにより「1」減算される。 【0016】残賞球数カウンタ33cは、未払いの賞球
数を記憶するカウンタであり、払出制御基板Hによって
払い出される賞球数を主制御基板Cで管理するためのカ
ウンタである。残賞球数カウンタ33cの値は、主制御
基板Cが払出制御基板Hへ賞球の払い出しを指示する毎
に、その指示した数が加算され、逆に、払出制御基板H
によって賞球の払い出しが行われて、その払い出された
賞球を賞球カウントスイッチ66が検出する毎に「1」
ずつ減算される。 【0017】球貸払出中フラグ33dは、貸球の払い出
し動作中(球貸し状態中)であることを示すフラグであ
る。この球貸払出中フラグ33dは、後述する仕切板検
出スイッチ71が仕切板64を検出している場合に、即
ち、仕切板検出スイッチ71からオンの信号が出力され
ている場合にオンされる。逆に、球貸払出中フラグ33
dは、仕切板検出スイッチ71が仕切板64を検出して
いない場合に、即ち、仕切板検出スイッチ71からオフ
の信号が出力されている場合にオフされる。 【0018】バックアップエリア33eは、停電などの
発生により電源が切断された場合、電源の再入時に、パ
チンコ機1の状態を電源切断前の状態に復帰させるた
め、電源切断時(停電発生時を含む。以下、同様)のス
タックポインタや、各レジスタ、I/O等の値を記憶し
ておくためのエリアである。このバックアップエリア3
3eへの書き込みは、NMI割込処理(図4参照)によ
って電源切断時に実行され、逆にバックアップエリア3
3eに書き込まれた各値の復帰は、電源入時(停電解消
による電源入を含む。以下、同様)の復帰処理(復電処
理、図5参照)において実行される。 【0019】MPU31は、バスライン34を介して入
出力ポート35に接続されている。入出力ポート35
は、入力および出力が固定的なバッファ(インバータゲ
ート)36,56と信号線37とを介して払出制御基板
Hと接続されるほか、賞球カウントスイッチ66と、複
数の普通入賞口6へ入賞した球Pをそれぞれ検出する合
計4個の普通入賞口スイッチ38〜41と、図柄作動口
9へ入賞した球Pを検出する第1種始動口スイッチ42
と可変入賞装置10に設けられるVカウントスイッチ4
3および10カウントスイッチ44と、クリアスイッチ
45と、他の入出力装置46等と接続されている。 【0020】普通入賞口スイッチ38〜41は、遊技領
域5内の各普通入賞口6へ入賞した球Pをそれぞれ検出
するためのスイッチであり、各普通入賞口6の入口近傍
に設けられている。また、第1種始動口スイッチ42
は、図柄作動口(第1種始動口)9を通過した球Pを検
出するためのスイッチであり、図柄作動口9の近傍に設
けられている。普通入賞口スイッチ38〜41のいずれ
か或いは第1種始動口スイッチ42により球Pが検出さ
れると、普通入賞口6または図柄作動口(第1種始動
口)9への入賞により払い出される賞球数の「5」が、
賞球ポインタ33bの値番目の賞球バッファ33aへ書
き込まれ、賞球ポインタ33bの値が1加算される。 【0021】Vカウントスイッチ43は、可変入賞装置
10により構成される大入賞口へ入賞し、かつ、その大
入賞口内のVゾーン(図示せず)を通過した球Pを検出
するためのスイッチである。また、10カウントスイッ
チ44は、可変入賞装置10により構成される大入賞口
へ入賞した球Pのうち、Vゾーン以外を通過した球Pを
検出するためのスイッチである。Vカウントスイッチ4
3または10カウントスイッチ44により球Pが検出さ
れると、大入賞口への入賞により払い出される賞球数の
「15」が、賞球ポインタ33bの値番目の賞球バッフ
ァ33aへ書き込まれ、賞球ポインタ33bの値が
「1」加算される。 【0022】クリアスイッチ45は、主制御基板Cおよ
び払出制御基板Hの各RAMエリア33,53にバック
アップされるデータをクリアするためのスイッチであ
り、押しボタンタイプのスイッチで構成されている。こ
のクリアスイッチ45が押下された状態でパチンコ機1
の電源が投入されると(停電解消による電源入を含
む)、主制御基板Cおよび払出制御基板Hによって、R
AMエリア33,53のデータがそれぞれクリアされ
る。なお、このクリアスイッチ45は、後述する電源基
板70に搭載しても良い。 【0023】賞球カウントスイッチ66は、払出用モー
タ62によって実際に払い出された賞球を検出するため
のスイッチであり、その出力は主制御基板Cのみなら
ず、払出制御基板Hへも入力される。この賞球カウント
スイッチ66は、払出用モータ62と共に後述する球払
出装置60(図3参照)に搭載されている。 【0024】仕切板検出スイッチ71は、後述する仕切
板64の傾倒状態(傾倒位置)を検出するためのスイッ
チであり、球払出装置60の賞球通路68側の側壁に設
けられている。仕切板検出スイッチ71は、キープソレ
ノイド65がオンされて仕切板64が賞球通路68を閉
鎖した傾倒位置(貸球の払い出し動作中)にある状態で
はオンされ、逆に、仕切板64がその傾倒位置にない状
態ではオフされるように配設されている。この仕切板検
出スイッチ71のオンが検出された場合に、後述する仕
切板検出スイッチ読込処理(図6参照)により、主制御
基板Cの球貸払出中フラグ33dがオンされる。なお、
仕切板検出スイッチ71の出力は、主制御基板Cのみな
らず、払出制御基板Hへも入力される。 【0025】貸球の払い出し動作が比較的長時間連続し
て行われる場合には、主制御基板Cから賞球コマンドが
出力されても、賞球の払い出しが所定時間内に開始され
ないことがあり、かかる場合には、主制御基板Cはエラ
ーを発生させ、このエラーが所定時間発生し続けると、
遊技が中断されてしまう。ここで、主制御基板Cが貸球
の払い出し動作(状態)中であるか否かを認識して後述
するエラーチェック処理(図10参照)を行うことによ
り賞球コマンド送信後のタイムアウトエラーをスキップ
または禁止することができるので、賞球コマンド送信後
に発生するタイムアウトエラー等のエラーの発生頻度を
少なくできると共に、エラーによる遊技の中断を防止で
きる。 【0026】上述したように、この主制御基板Cは、入
力および出力が固定的なバッファ(インバータゲート)
36,56を介して、払出制御基板Hと接続されてい
る。このため、主制御基板Cと払出制御基板Hとの間に
おける賞球数データ等のコマンド(賞球コマンド)の送
受信は、主制御基板Cから払出制御基板Hへの一方向に
のみ行われ、払出制御基板Hから主制御基板Cへデータ
等の送信を行うことはできない。なお、主制御基板Cと
払出制御基板Hとは、8本のデータ線と1本のストロー
ブ線との信号線37により接続されており、ストローブ
線のデータがアクティブになった時に、8本のデータ線
上に出力されているデータが主制御基板Cから払出制御
基板Hへコマンドとして送信される。 【0027】払出制御基板Hは、賞球や貸球の払出制御
を行うものであり、演算装置であるMPU51と、その
MPU51に搭載されると共に実行される制御プログラ
ムや固定値データ等を記憶したROMエリア52と、M
PU51に搭載されてワークメモリ等として使用される
RAMエリア53とを備えている。払出制御基板HのR
AMエリア53には、バックアップエリア53aが設け
らている。 【0028】バックアップエリア53aは、前述した主
制御基板Cのバックアップエリア33eと同様に、停電
などの発生により電源が切断された場合、電源の再入時
に、パチンコ機1の状態を電源切断前の状態に復帰させ
るため、電源切断時(停電発生時を含む。以下、同様)
のスタックポインタや、各レジスタ、I/O等の値を記
憶しておくためのエリアである。 【0029】MPU51は、バスライン54を介して入
出力ポート55に接続されている。この入出力ポート5
5は、上述した入力および出力が固定的なバッファ(イ
ンバータゲート)36,56を介して主制御基板Cと接
続されるほか、ドライバ回路57、キープソレノイド6
5、残高表示器13、返却ボタン14、貸出ボタン1
5、貸出ボタンランプ16、カード読取ユニット17、
クリアスイッチ45、賞球カウントスイッチ66、貸球
カウントスイッチ67および仕切板検出スイッチ71と
接続されている。 【0030】ドライバ回路57は、払出用モータ62を
駆動し回転させるための回路である。このドライバ回路
57により払出用モータ62が回転されると、球受け部
材63(図3参照)が回転して賞球又は貸球の払い出し
が行われる。キープソレノイド65は、自己保持型ソレ
ノイドであり、従来のオープンフレームソレノイドに高
性能な永久磁石を組み合わせ、コイル65bに瞬時(1
パルス)の通電でプランジャ(図示せず)がシャフト6
5aを吸引し、吸引後は永久磁石(図示せず)によりシ
ャフト65aを吸着保持させることにより、この間の通
電を不要にした省エネタイプのソレノイドである。この
キープソレノイド65を用いることにより、バッテリー
寿命の延長や、発熱を少なくすることができる。キープ
ソレノイド65の動作については、図3において詳述す
る。払出用モータ62は賞球および貸球を払い出すため
のモータであり、払出用モータ62の駆動は、払出制御
基板Hによって制御される。 【0031】貸球カウントスイッチ67は、払出用モー
タ62を駆動することによって実際に払い出された貸球
を検出するためのスイッチであり、その出力は払出制御
基板Hへのみ入力される。この貸球カウントスイッチ6
7は、払出用モータ62および賞球カウントスイッチ6
6と共に後述する球払出装置60(図3参照)に搭載さ
れている。 【0032】電源基板70は、パチンコ機1の各部へ駆
動電圧を供給するための基板であると共に、パチンコ機
1の状態に基づいてバックアップ用電圧の供給、リセッ
ト信号、RAMクリア信号及び停電信号等を出力するも
のである。主制御基板C及び払出制御基板Hは、この電
源基板70から供給される5ボルトの駆動電圧により駆
動されている。この電源基板70には、停電等の発生に
よる電源断時に、主制御基板Cおよび払出制御基板Hの
各MPU31,51のNMI端子へ停電信号を出力する
ための回路である停電監視回路(図示せず)が設けられ
ている。この停電監視回路は、電源基板70から出力さ
れる最も大きい電圧である直流安定24ボルトの電圧を
監視し、この電圧が22ボルト未満になった場合に停電
(電源断)の発生と判断して、停電信号を出力するよう
に構成されている。この停電信号の出力によって、主制
御基板Cおよび払出制御基板Hは、停電の発生を認識
し、停電処理(NMI割込処理、図4参照)を実行す
る。なお、電源基板70は、直流安定24ボルトの電圧
が22ボルト未満になった後においても、停電時処理の
実行に充分な時間の間(停電時処理に好適な実行タイミ
ングの待ち時間を含む)、制御系の駆動電圧である5ボ
ルトの出力を正常値に維持するように構成されているの
で、主制御基板C及び払出制御基板Hは、停電時処理を
正常に実行することができる。 【0033】図3は、賞球および貸球の払い出し動作を
行う球払出装置60の正面断面図である。球払出装置6
0はパチンコ機1の裏面に配設されており(図示せ
ず)、払出制御基板Hにより、この球払出装置60の払
出用モータ62及びキープソレノイド65が制御され、
賞球または貸球の払い出し動作を実行するものである。
なお、図3(a)は、賞球の払い出し動作時を示した図
であり、図3(b)は、貸球の払い出し動作時を示した
図である。 【0034】この球払出装置60には、球タンク(図示
せず)から供給される球Pを該球払出装置60へ流入さ
せる流入通路61と、その流入した球Pを受け止めて、
その下流側へ搬送する球受け部材63とが配設されてお
り、この球受け部材63は、略同一形状に形成された一
対の搬送板63a,63bとを備えている。この球受け
部材63は、払出用モータ62と連結軸63cを介して
連結されており、払出用モータ62の回転に伴って連結
軸63cを回転中心として矢印R方向に回転されるもの
である。 【0035】球受け部材63の下流側には、流入通路6
1と連通する賞球通路68および貸球通路69が設けら
れている。これら賞球通路68と貸球通路69との分岐
部には、仕切板64が設けられており、この仕切板64
の下方には、賞球通路68と貸球通路69との間を仕切
る仕切ブロック70が形成されている。仕切板64は、
球払出装置60の後面(図3の紙面に対して奧側)に配
設されたキープソレノイド65と連結されている。この
キープソレノイド65は、自己保持型ソレノイドである
ので、キープソレノイド65のシャフト65aがコイル
65bの上方側へ突出している状態では、図3(a)に
示すように、仕切板64は貸球通路69を閉鎖する位置
にあり、一方、キープソレノイド65のシャフト65a
がコイル65bの下方側へ突出している状態では、図3
(b)に示すように、仕切板64は賞球通路68を閉鎖
する位置にある。 【0036】なお、キープソレノイド65のシャフト6
5aの位置は図示しないセンサにより検出されるように
構成されており、このセンサが検出した値に基づいて払
出制御基板HのRAMエリア53内に設けられたフラグ
等の状態を設定して、その設定に基づいてキープソレノ
イド65の動作が行われる。具体的には、仕切板64が
賞球通路68を開放している場合、即ち、キープソレノ
イド65のシャフト65aがコイル65bよりも上方側
へ突出している場合に、図示しないセンサがオンされる
ように構成し、センサのオンを検出することで、RAM
エリア53内のフラグをオンして仕切板64が賞球通路
68側を開放していることを認識する。 【0037】賞球通路68は、流入通路61へ流入した
球Pを賞球として払い出す場合に球Pが排出される通路
であり、その下流部分には該賞球通路68を通過する球
Pを検出する賞球カウントスイッチ66が配設されてい
る。この賞球カウントスイッチ66は、賞球通路68の
一部を構成しており、その略中央部分には球Pが1個ず
つ通過可能な円形状の開口である賞球検出部66aが穿
設されている。かかる賞球検出部66aを球Pが通過す
ることにより、賞球通路68を通過した球Pを検出し
て、賞球として払い出された球Pの個数を計数(カウン
ト)することができる。 【0038】この賞球通路68の側面上部には、前述し
た仕切板検出スイッチ71が配設されている。仕切板検
出スイッチ71は、磁気センサを備えた近接スイッチで
構成されており、仕切板64が賞球通路68を閉鎖した
時にオンされるよう賞球通路68の側壁に配設されてい
る。この仕切板検出スイッチ71がオンされると、主制
御基板Cの球貸払出中フラグ33dがオンするように構
成されており、これにより主制御基板Cが貸球の払い出
し動作状態にあるか否かを認識することができる。 【0039】一方、貸球通路69は、流入通路61へ流
入した球Pを貸球として払い出す場合に球Pが排出され
る通路であり、その下流部分には該貸球通路69を通過
する球Pを検出する貸球カウントスイッチ67が配設さ
れている。この貸球カウントスイッチ67は、貸球通路
69の一部を構成しており、その略中央部分には球Pが
1個ずつ通過可能な円形状の開口である貸球検出部67
aが穿設されている。かかる貸球検出部67aを球Pが
通過することにより、貸球通路69を通過した球Pを検
出して、貸球として払い出された球Pの個数を計数する
ことができる。 【0040】なお、賞球カウントスイッチ66、貸球カ
ウントスイッチ67および仕切板検出スイッチ71は、
磁気センサを備えた近接スイッチで構成されているが、
これに代えて、発光ダイオードやフォトトランジスタな
どを組み合わせることにより構成される光センサを使用
しても良い。 【0041】ここで、球払出装置60の動作を説明する
と、図3(a)に示すように、キープソレノイド65の
シャフト65aがコイル65bの上方側へ出ている状態
の場合は、仕切板64は貸球通路69を閉鎖して賞球通
路68を開放した状態で停止している。このとき、仕切
板検出スイッチ71は仕切板64を検出できずオフの状
態である。一方、図3(b)に示すように、図3(a)
の状態からキープソレノイド65がオン(通電)された
状態の場合では、仕切板64は賞球通路68を閉鎖して
貸球通路69を開放した状態で停止している。このと
き、仕切板検出スイッチ71は仕切板64を検出してオ
ンの状態となる。よって、図3(a)の状態で仕切板検
出スイッチ71はオフされ、図3(b)の状態で仕切板
検出スイッチ71はオンされるのである。なお、上記し
たように、キープソレノイド65に1パルスの通電でシ
ャフト65aを移動させたあとは、キープソレノイド6
5は非通電(オフ)状態である。 【0042】1の球払出装置60で賞球および貸球の払
い出しを行う場合に、主制御基板Cが賞球コマンドを出
力したにも拘わらず、その賞球の払い出しが所定時間内
に開始されない場合には、主制御基板Cは何らかのトラ
ブルが発生したものとしてエラーを発生させる。かかる
エラーが所定時間発生し続けると、そのエラーを解除す
るための特別な操作が必要になる。よって、貸球の払い
出し動作が比較的長時間連続して行われる場合に、主制
御基板Cから賞球コマンドが出力されても、賞球の払い
出しが所定時間内に開始されないことがあり、かかる場
合には、主制御基板Cはエラーを発生させ、このエラー
が所定時間発生し続けると、遊技が中断されてしまう。 【0043】しかし、貸球の払い出し動作が行われてい
るか否かを仕切板検出スイッチ71により検出すること
により、主制御基板Cは貸球の払い出し動作(状態)中
を認識することができる。従って、主制御基板Cが貸球
の払い出し動作(状態)を認識することで、貸球の払い
出し動作(状態)中はタイムアウトエラー等の処理をス
キップまたは禁止するように構成することにより、賞球
コマンドの出力後に発生するタイムアウトエラー等のエ
ラーの発生頻度を少なくすると共に、エラーによる遊技
の中断を防止することもできる。 【0044】次に、図4から図10を参照して、主制御
基板Cで行われる処理について説明する。図4は、停電
の発生等によるパチンコ機1の電源断時に、主制御基板
Cで実行されるNMI(Non Maskable Interrupt)割込
処理のフローチャートである。このNMI割込処理によ
り、停電の発生等による電源断時の主制御基板Cの状態
がバックアップエリア33eに記憶される。 【0045】停電の発生等によりパチンコ機1の電源が
断されると、図示しない停電信号が主制御基板CのMP
U31のNMI(Non Maskable Interrupt)端子へ出力
される。MPU31は、NMI端子に停電信号が入力さ
れると、実行中の制御を中断して、図4のNMI割込処
理を開始する。停電信号が出力された後所定時間は、主
制御基板Cの処理が実行可能に電力供給されており、こ
の所定時間内に図4のNMI割込処理が実行される。 【0046】NMI割込処理では、まず、スタックポイ
ンタの値をバックアップエリア33eへ書き込み(S
1)、更に、各レジスタおよびI/O等の値をバックア
ップエリア33eへ書き込んで(S2)、停電の発生等
による電源断時の状態を記憶する。その後、主制御基板
Cに応じてその他の停電処理を実行し(S3)、その後
は、電源が完全に断して処理が実行できなくなるまで、
処理をループする。 【0047】図5は、パチンコ機1の電源入時に主制御
基板Cで実行される立ち上げ処理(復電処理)のフロー
チャートである。この処理では、バックアップが有効で
あれば、バックアップエリア33eに記憶された各デー
タを元の状態に戻し、遊技の制御を電源が断される前の
状態から続行する。一方、バックアップが有効でなかっ
たり、或いは、バックアップが有効であっても電源入時
にクリアスイッチ45が押下された場合には、初期化処
理を実行する。 【0048】まず、割込を禁止し(S11)、次に、本
来のスタック領域にスタックされているデータを壊さな
いために、仮のスタックポインタを設定する(S1
2)。クリアスイッチ45がオンされているか否かを確
認し(S13)、オンされていれば(S13:Ye
s)、処理をS15へ移行して初期化処理を実行する。
クリアスイッチがオンされていなければ(S13:N
o)、バックアップが有効であるか否かを確認する(S
14)。この確認は、RAMエリア33の所定のエリア
に書き込まれたキーワードが正しく記憶されているか否
かにより判断する。キーワードが正しく記憶されていれ
ばバックアップは有効であり、逆に、キーワードが正し
くなければバックアップデータは破壊されているので、
そのバックアップは有効ではない。バックアップが有効
であれば(S14:Yes)、処理をS21へ移行し
て、主制御基板Cの各状態を電源の断前の状態に復帰さ
せる。一方、バックアップが有効でなければ(S14:
No)、処理をS15へ移行して初期化処理を実行す
る。 【0049】S15の処理からの初期化処理では、ま
ず、正規のスタックポインタを設定し、スタックの内容
を整えた後(S15)、RAMクリア及び初期化処理を
実行して(S16)、RAMエリア33及びI/O等の
各値を初期化する。その後、割込を許可し(S17)、
その割込を使って立ち上げ終了コマンドを払出制御基板
Hへ送信して(S18)、主制御基板Cで初期化処理が
実行されたことを払出制御基板Hへ報せる。払出制御基
板Hは、主制御基板Cに比べて処理が軽いので、主制御
基板Cより先に立ち上げ処理(復電処理)が終了する。
よって、払出制御基板Hは、主制御基板Cから送信され
る立ち上げ終了コマンドを確実に受信することができ
る。主制御基板Cは、立ち上げ終了コマンドの送信後、
その立ち上げ終了コマンドを受信した払出制御基板Hが
初期化処理を完了するために充分な時間をウェイトする
ためにウェイト処理を実行して(S19)、次の処理へ
の移行を所定時間待機する。ウェイト処理の実行後は、
払出制御基板Hも確実に立ち上がっているので、処理を
S20の各処理へ移行して、遊技の制御を開始する。 【0050】S21からの復帰処理(復電処理)では、
まず、バックアップエリア33eへ退避した各レジスタ
やI/O等のデータをそのバックアップエリア33eか
ら読み出して、これら各データを元のレジスタやI/O
等へ書き込む(S21)。更に、バックアップエリア3
3eからスタックポインタの値を読み出して、これをス
タックポインタへ書き込み、電源断前(停電前)の状
態、即ちNMI割込発生前の状態に戻す(S22)。そ
の後、割込を元の状態に戻し(S23)、NMI割込を
リターンして、処理を電源断前に実行していたところへ
戻して、制御を電源断前の状態から続行する。 【0051】図6は、2ms毎にインターバル割込処理
として主制御基板Cで実行される仕切板検出スイッチ読
込処理のフローチャートである。この仕切板検出スイッ
チ読込処理が行われることにより、仕切板64の機械的
な位置に応じて球貸払出中フラグ33dがオンまたはオ
フされる。 【0052】仕切板検出スイッチ読込処理では、まず、
仕切板検出スイッチ71の状態が変化したか否かを確認
する(S31)。確認の結果、仕切板検出スイッチ71
の状態が変化していなければ(S31:No)、この仕
切板検出スイッチ読込処理を終了する一方、仕切板検出
スイッチ71の状態が変化していれば(S31:Ye
s)、S32の処理へと移行する。尚、S31の処理に
おいて、仕切板検出スイッチ71の仕切板64の位置の
検出方法は、ノイズ等の影響によるばらつきを無くすた
め、複数回仕切板64の位置の検出を行うものである。
また、仕切板検出スイッチ71の状態の変化とは、仕切
板検出スイッチ71がオンからオフ、又は、オフからオ
ンに切り替わることである。 【0053】S32の処理では、仕切板検出スイッチ7
1のオンが検出されているか否かを確認する(S3
2)。確認の結果、仕切板検出スイッチ71のオンが検
出されていれば(S32:Yes)、仕切板64で賞球
通路68側が閉鎖されて貸球が払い出されているという
ことなので、球貸払出中フラグ33dをオンして(S3
3)、この仕切板検出スイッチ読込処理を終了する。一
方、仕切板検出スイッチ71のオンが検出されていなけ
れば(S32:No)、仕切板64で貸球通路69側が
閉鎖されていることから貸球の払い出し動作が行われて
いないということなので、球貸払出中フラグ33dをオ
フして(S34)、この仕切板検出スイッチ読込処理を
終了する。 【0054】図7は、主制御基板Cにおいて、タイマ割
込により2ms毎に実行される疑似リセット割込処理の
フローチャートである。この疑似リセット割込処理によ
って、主制御基板Cでのメイン制御が行われる。疑似リ
セット割込処理では、まず、RAMエリア33の初期化
を含む初期化処理を実行する(S41)。その後、RA
Mチェックを行い(S42)、RAMエリア33が正常
であるか否かを確認する。この確認は、RAMエリア3
3の所定のエリアに書き込まれたキーワードが正しく記
憶されているか否かにより判断する。RAMチェックの
結果、RAMエリア33に異常があれば(S43:Ye
s)、処理をS41へ移行して、再度、初期化処理を実
行する。 【0055】一方、RAMチェックの結果、RAMエリ
ア33に異常がなければ(S43:No)、いずれかの
普通入賞口スイッチ38〜41又は第1種始動口スイッ
チ42により、球Pが検出されたか否かを確認する(S
44)。いずれかのスイッチ38〜42により球Pが検
出された場合には(S44:Yes)、5個の賞球を払
い出すために、賞球ポインタ33bの値番目の賞球バッ
ファ33aへ「5」を書き込み(S45)、賞球ポイン
タ33bの値を「1」加算する(S46)。一方、いず
れのスイッチ38〜42によっても球Pが検出されない
場合には(S44:No)、S45およびS46の処理
をスキップして、S47の処理へ移行する。 【0056】S47の処理では、Vカウントスイッチ4
3又は10カウントスイッチ44により球Pが検出され
たか否かを確認する(S47)。いずれかのスイッチ4
3,44により球Pが検出された場合には(S47:Y
es)、15個の賞球を払い出すために、賞球ポインタ
33bの値番目の賞球バッファ33aへ「15」を書き
込み(S48)、賞球ポインタ33bの値を「1」加算
する(S49)。一方、いずれのスイッチ43,44に
よっても球Pが検出されない場合には(S47:N
o)、S48およびS49の処理をスキップして、S5
0の賞球数データ送信処理へ移行する。 【0057】図8は、賞球数データ送信処理(S50)
のフローチャートである。賞球数データ送信処理では、
まず、賞球ポインタ33bの値が「0」か否かを調べる
(S51)。賞球ポインタ33bの値が「0」であれば
(S51:Yes)、送信される賞球数データは存在し
ないので、そのまま、この賞球数データ送信処理を終了
する。 【0058】賞球ポインタ33bの値が「0」でなけれ
ば(S51:No)、0番目の賞球バッファ33aの値
を払出制御基板Hへ送信する(S52)。即ち、0番目
の賞球バッファ33aの値を、バッファ36,56を介
して、主制御基板Cから払出制御基板Hへ賞球コマンド
として送信するのである。賞球数データの送信後、0番
目の賞球バッファ33aの値を残賞球数カウンタ33c
へ加算し(S53)、1番目以降の賞球バッファ33a
の値を小さいアドレス側へ順に1バイトずつシフトして
(S54)、賞球バッファ33aの値を更新するととも
に、0番目の賞球バッファ33aの値を消去する。その
後、賞球ポインタ33bの値を「1」減算して(S5
5)、この賞球数データ送信処理を終了する。賞球数デ
ータ送信処理(S50)の終了後は、図7のメイン処理
に戻って、遊技の状態に応じた各処理を実行する(S5
6)。 【0059】各処理の実行後は、この疑似リセット割込
処理の実行間隔を制御しているタイマの割込要求フラグ
がセット(オン)されるまで待機して(S57:N
o)、2msの間隔を確保する。タイマの割込要求フラ
グがセットされれば(S57:Yes)、この疑似リセ
ット割込処理が開始されてから2msが経過しているの
で、タイマの割込要求フラグをリセット(オフ)して
(S58)、処理をS42へ移行し、次の疑似リセット
割込処理を開始する。疑似リセット割込処理のタイマの
割込要求フラグは、2msの間隔でセット(オン)され
るようにS41の初期化処理で予め設定されている。こ
のため、S57およびS58の各処理により、疑似リセ
ット割込処理が2msの間隔で実行される。 【0060】図9は、主制御基板Cで実行されるインタ
ーバル割込処理の一つである賞球検出処理のフローチャ
ートである。この賞球検出処理が実行されることによ
り、主制御基板Cから払出制御基板Hへ送信された賞球
コマンドに応じた賞球が適切に払い出されているか否か
の確認が行われる。 【0061】賞球検出処理では、まず、賞球カウントス
イッチ66がオンされたか否かを判断する(S61)。
賞球カウントスイッチ66のオンが検出された場合には
(S61:Yes)、賞球が1個払い出されたというこ
となので、残賞球数カウンタ33cの値を確認し(S6
2)、その値が「0」でなければ(S62:No)、払
い出された賞球に対応して残賞球数カウンタ33cの値
を「1」減算する(S63)。一方、賞球カウントスイ
ッチ66のオンが検出されない場合には(S61:N
o)、賞球は払い出されていないので、また、賞球カウ
ントスイッチ66のオンが検出されても残賞球数カウン
タ33cの値が「0」であれば(S61:Yes,S6
2:Yes)、残賞球数カウンタ33cの値を減算する
ことはできないので、S63の処理をスキップして、こ
の賞球検出処理を終了する。 【0062】図10は、図7の疑似リセット割込処理の
各処理(S56)の中で実行されるエラーチェック処理
のフローチャートである。このエラーチェック処理が行
われることにより、主制御基板Cで行われる制御に異常
があるか否かが確認される。なお、異常が確認された場
合には、主制御基板Cはエラーを発生させて各エラーに
対応したエラー処理を行うものである。 【0063】エラーチェック処理では、まず、残賞球数
カウンタ33cの値が「0」か否かを確認する(S7
1)。確認の結果、残賞球数カウンタ33cの値が
「0」でない場合は(S71:No)、球貸払出中フラ
グ33dの状態を判断する(S72)。ここで球貸払出
中フラグ33dがオフされていれば(S72:オフ)、
払出制御基板Hにおいて貸球の払い出し動作が行われて
いないということなので、球貸払出中フラグ33dがオ
フされて2秒経過したか否かを確認する(S73)。球
貸払出中フラグ33dがオンからオフに切り替わった直
後、即ち、貸球の払い出し動作(状態)が終了した直後
では、仕切板検出スイッチ71および球貸払出中フラグ
33dは共にオフとなっているが、仕切板64の動作は
それらの制御上のオフよりも遅いため、賞球通路68側
から貸球通路69側へ傾倒途中にある場合が多く、まだ
完全に貸球通路69側へ傾倒していない。そこで、S7
3のウェイト処理を実行することにより、確実に仕切板
64が貸球通路69を閉鎖するのに十分な時間(本実施
例ではマージン時間を含めて2秒)分、賞球エラー処理
の実行を待機(禁止またはスキップ)させる。これによ
り、仕切板64が傾倒途中にあるような不適切なタイミ
ングで賞球エラー処理が実行されることを防止すること
ができる。 【0064】S73の処理において、球貸払出中フラグ
33dがオフされて2秒以上経過していれば(S73:
Yes)、賞球数データ送信処理(図8、S50)の中
のS52の処理で賞球コマンドを払出制御基板Hへ送信
してから10秒経過したか否かを確認する(S74)。
確認の結果、払出制御基板Hへ賞球コマンドを送信して
から10秒経過していれば(S74:Yes)、賞球カ
ウントスイッチ66が賞球の払い出し動作の最後の球を
検出してから10秒経過したか否かを判断する(S7
5)。賞球カウントスイッチ66が賞球の払い出し動作
の最後の球を検出してから10秒経過していれば(S7
5:Yes)、賞球が適確に払い出されていないことの
報知等を行う賞球エラー処理を行う(S76)。その
後、他のエラーチェック処理を行って(S77)、この
エラーチェック処理を終了する。 【0065】なお、S71の処理において残賞球数カウ
ンタ33cの値が「0」である場合(S71:Ye
s)、S72の処理において球貸払出中フラグ33dが
オンされている場合(S72:オン)、S73の処理に
おいて球貸払出中フラグ33dがオフされて2秒経過し
ていない場合(S73:No)、S74の処理において
賞球コマンドを払出制御基板Hへ送信してから約10秒
経過していない場合(S74:No)、及び、S75の
処理において賞球カウントスイッチ66が賞球の払い出
し動作の最後の球を検出してから約10秒経過していな
い場合(S75:No)は、S76の賞球エラー処理を
スキップして、S77の他のエラーチェック処理を行
い、このエラーチェック処理を終了する。 【0066】次に、図11(a),(b)を参照して、
パチンコ機1の裏面に設けられた枠中継端子板80およ
びその中継端子板80が収容されるボックス90につい
て説明する。図11(a)は、中継基板80を収容する
ボックス90の上面図であり、図11(b)は、中継基
板80を収容するボックス90の斜視図である。なお、
図11(a),(b)では、ボックス90を2点鎖線を
用いて模式的に表している。 【0067】枠中継端子板80は、パチンコ機1の裏面
の枠体に取り付けられた中継基板であり、各種スイッチ
38〜45,66,67,71や払出用モータ62、更
にはキープソレノイド65等(以下「各種スイッチ等」
と略す)と、主制御基板Cおよび払出制御基板Hとの接
続を中継するための基板である。 【0068】この枠中継端子板80には、各種のコネク
タが設けられており、例えば、コネクタ91は、枠中継
端子板80と賞球カウントスイッチ66との信号線(コ
ネクタ92)を接続するためのコネクタであり、コネク
タ93は、枠中継端子板80と主制御基板Cとの信号線
(賞球カウントスイッチ66からの信号)を接続するた
めのコネクタであり、コネクタ96は、枠中継端子板8
0と払出制御基板Hとの信号線(賞球カウントスイッチ
66からの信号)を接続するためのコネクタである。 【0069】ボックス90は、枠中継端子板80を収容
し、例えば、賞球カウントスイッチ66との信号線と枠
中継端子板80とを接続するためのコネクタ91,92
等が不正な行為等により取り外されることを防止するた
めのものである。ボックス90は、略箱状に構成される
第1ボックス90aと、その第1ボックスに覆設される
第2ボックス90bとからなり、これら第1ボックス9
0aと第2ボックス90bとの間に形成される収納空間
内に枠中継端子板80が収納される。 【0070】図11(b)に示すように、ボックス90
の第2ボックス90bには、3つの各側面に窓90b1
〜90b3が開口形成されている。この窓90b1〜9
0b3は、各種スイッチや主制御基板C或いは払出制御
基板Hと枠中継端子板80とを接続するために、各信号
線を通す為のものである。なお、この窓90b1〜90
b3は、少なくとも1以上設けられていれば良く、1ま
たは2以上を任意の位置に設けることができる。例え
ば、第1ボックス90aの上面(図11(b)の上側)
に1つだけ開口(窓)を設け、各信号線をまとめて通す
ように構成しても良い。 【0071】また、第1ボックス90aと第2ボックス
ボックス90bとは、開封可能に構成されており、何ら
かの理由、例えば、搬送時の振動等によりコネクタが外
れた場合には、ボックス90を開封し各コネクタの接続
状況を確認することができるのである。 【0072】ここで、パチンコ機1は、上述したよう
に、主制御基板Cにより遊技が制御されており、払出制
御基板Hは、その主制御基板Cからの指令に基づいて動
作する(指令に基づいた処理を行う)。言い替えると、
払出制御手段Hは、主制御基板Cから受けた指令により
開始した動作(指令に基づいて開始された処理)は、そ
の終了の指令を主制御手段Cから受けない限り、終了す
ることができない(動作し続ける(処理を実行し続け
る))。 【0073】例えば、入賞口に球が入賞すると、5球か
ら15球の所定数の球が払い出されるが、かかる払い出
しは、主制御基板Cから受けた指令に基づいて払出制御
基板Hが払出用モータ62を駆動することにより行われ
る。払い出された賞球は、賞球カウントスイッチ66に
よって1球ずつカウントされ、そのカウント値が払い出
すべき賞球数に達すると、主制御基板Cから払出制御基
板Hへ払出用モータ62の停止命令が送信される。払出
制御基板Hは、かかる停止命令に基づいて払出用モータ
62の駆動を停止し、その結果、賞球の払い出しが終了
するのである。 【0074】よって、例えば、賞球の払い出しを検出す
る賞球カウントスイッチ66のコネクタが何らかの理由
により外れてしまったり、或いは、不正行為により故意
に取り外されると、払出用モータ62が駆動することに
よって払い出された賞球をカウントすることができなく
なる。その結果、主制御基板Cは、賞球が十分に払い出
されているにも関わらず払出用モータ62の停止命令を
払出制御基板Hへ送信することができず、そのため、払
出制御基板Hは、払出用モータ62を駆動し続けること
になってしまうのである。 【0075】このような不具合の発生を防止するために
は、賞球カウントスイッチ66のコネクタ92が取り外
されないようにすることが必要である。本実施例では、
ボックス90は、封印部材により封印されており、かか
るボックス90を容易に開封することができないように
構成されている。よって、ボックス90を開封し、枠中
継端子板80から各コネクタを取り外す不正行為を防止
することができるのである。なお、封印部材としては、
例えば、第1ボックス90aと第2ボックスボックス9
0bとに跨って貼り付けることにより封印する封印シー
ルや、第1ボックス90aと第2ボックスボックス90
bとの連結部をかしめて封印するかしめ具等を使用する
ことができる。 【0076】また、このように、コネクタ92をボック
ス90内に収納することにより、運搬時の振動など何ら
かの理由によりコネクタ92が外れてしまうことをも防
止することができるのである。 【0077】次に、図12を参照して、第2実施例につ
いて説明する。前記した第1実施例では、ボックス90
を封印部材で封印して、容易に開封することができない
ように構成することにより、コネクタ91,92を不正
に取り外せないようにしていた。これに対し、第2実施
例では、払出用モータ62等と枠中継端子板80とを接
続するコネクタ101に、賞球カウントスイッチ66と
枠中継端子板80とを接続するコネクタ91,92を覆
設する突出部101aを設けている。これにより、コネ
クタ100を差込部100から取り外した場合に限り、
賞球カウントスイッチ66と枠中継端子板80とを接続
するコネクタ92を取り外すことができるように構成し
たものである。なお、第2実施例の説明にあたり、前記
した第1実施例と同一の部分には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。 【0078】図12は、枠中継端子板80と賞球カウン
トスイッチ66とを接続するコネクタ91,92と、枠
中継端子板80と払出用モータ62等とを接続する差込
部100及びコネクタ101とが、枠中継端子板80に
差し込まれている状態を示した拡大側面図である。コネ
クタ92が枠中継端子板80側のコネクタ91に差し込
まれた後に、コネクタ101を差込部100へ差し込む
ことによって,コネクタ101に設けられた突出部10
1aがコネクタ92を覆設するように構成されている。 【0079】ここで、賞球カウントスイッチ66が枠中
継端子板80から何らかの原因により引き抜かれてしま
った場合、主制御基板C及び払出制御基板Hが賞球カウ
ントスイッチ66からの賞球払出信号を受信することが
できなくなる。そのため、主制御基板Cは、賞球が払い
出されていても賞球が払い出されていないと認識してし
まい、払出制御基板Hに払出用モータ62の停止命令を
送信せず、その結果、払出用モータ62の駆動が適正な
タイミングを過ぎても停止せず余分に賞球を払い出して
しまう。 【0080】そこで、コネクタ101を差込部100か
ら抜いた後でなければ、コネクタ92が抜けないように
構成することにより、コネクタ92のみが抜かれて賞球
等が余分に払い出される等の不正を防止することができ
るのである。また、万一、コネクタ92を抜くためにコ
ネクタ101が差込部100から抜かれた場合でも、コ
ネクタ101が抜かれていることにより、払出制御基板
Hが払出用モータ62を駆動させようとしても、払出用
モータ62は駆動できない(停止している)。よって、
余分な賞球が不正に払い出されることを防止することが
できるのである。更に、突出部101aにより、何らか
の理由、例えば、搬送時の振動等によりコネクタが外れ
てしまうことをも防止することができ、その結果、不用
意に賞球が余分に払い出されることを防止することがで
きるのである。 【0081】次に、図13を参照して、第3実施例につ
いて説明する。前記した第1実施例では、第1ボックス
90a及び第2ボックス90bを封印部材で封印して、
容易に開封することができないように構成し、コネクタ
91,92を不正に取り外せないようにしていた。これ
に対し、第3実施例では、ボックス90bの上面側に設
けられた窓90b4から賞球カウントスイッチ66と枠
中継端子80とを接続する信号線を通し、コネクタ92
の取り外しを防止するストッパ部103が窓90b4に
設けられている。このストッパ部103は、枠中継端子
板80からコネクタ92が抜けないようにそのコネクタ
92を固定するためのものであり、弾性変形可能な弾性
体から構成されている。なお、第3実施例の説明にあた
り、前記した第1実施例と同一の部分には同一の符号を
付してその説明を省略する。 【0082】図13(a)は、枠中継端子80と賞球カ
ウントスイッチ66とを接続するコネクタ92がボック
ス90a,90b内に挿入される前の状態を示した拡大
側面図であり、図13(b)は、コネクタ92がボック
ス90a,90b内に挿入されて枠中継端子板80に接
続されている状態を示した拡大断面図である。 【0083】ストッパ部103は、弾性部材で構成され
ており、コネクタ92がボックス90a,90bの窓9
0b4から挿入された場合、その挿入に伴って挿入方向
(コネクタ92から離れる方向)へ弾性変形し、コネク
タ92を容易にコネクタ91へ差し込めるように構成さ
れている。 【0084】コネクタ92が枠中継端子80に接続(コ
ネクタ91に差し込まれる)と、ストッパ部103の弾
性変形が回復し、かかるストッパ部103はコネクタ9
2を固定する位置に配設される。その結果、コネクタ9
2は、ストッパ部103により取り外し方向への移動が
阻害され、枠中継端子80(コネクタ91)から容易に
抜けないのである。 【0085】よって、コネクタ92は、ボックス90
(第1ボックス90a及び第2ボックス90b)が開封
されない場合には、ボックス90が破壊等されない限
り、ストッパ部103に阻害されているので容易には抜
けず、その結果、コネクタ92を取り外すことにより行
われる賞球等の余分な払い出し不正を防止することがで
きるのである。また、コネクタ92は、ストッパ部10
3により取り外し方向への移動が阻害されているので、
がたつくことなく強固にコネクタ91へ接続され、故障
等の何らかの理由、例えば、搬送時の振動等によりコネ
クタ92が外れてしまうことをも防止することができる
のである。 【0086】なお、ストッパ部103は、ボックス90
に別体で設けられていても良く、或いは一体に設けられ
ていても良い。また、ボックス90(第1ボックス90
a及び第2ボックス90b)は、かしめ、ねじ止め、カ
ギ或いは接着等により封印されていることがより好まし
い。 【0087】次に、図14を参照して、第4実施例につ
いて説明する。図14は、枠中継端子板80と賞球カウ
ントスイッチ66とを接続するコネクタ91,92と
が、枠中継端子板80に差し込まれている状態を示した
拡大側面図である。尚、第4実施例の説明にあたり、前
記第1から第3実施例と同一部分には、同一符号を付し
てその説明を省略する。 【0088】第4実施例は、固定部材110を備え、そ
の固定部材110によって、コネクタ92から延びる信
号線を緊張した状態で固着することによって、コネクタ
92がコネクタ91から引き抜かれるのを防止するもの
である。固定部材110は、信号線を固着するための部
材であり、略コの字型に形成されている。この固定部材
110は、略コの字の内周側に信号線を挟み込み、その
結果、コネクタ92の信号線は、緊張した状態で、枠中
継端子板80に固定される。よって、コネクタ92は、
がたつくことなく強固にコネクタ91へ接続される。従
って、何らかの理由、例えば、搬送中の振動や他の部材
の接触、衝突、或いは、作業者の不用意な操作などによ
りコネクタ92がコネクタ91から取り外されてしまう
ことを防止することができる。 【0089】更に、コネクタ92をコネクタ91から引
き抜くためには、固定部材110を取り外したり、破壊
(切断)等する必要があるので、不正行為等によるコネ
クタ92の抜き取りを抑制することができると共に、不
正行為がされた場合には、その発見を早期に認識するこ
とができるのである。また、固定部材110は、枠中継
端子板80に差し込まれているコネクタ91,92の根
本に固定される。よって、省スペースで信号線を固着す
ることができる。 【0090】次に、図15を参照して、第5実施例につ
いて説明する。前記した第1実施例では、ボックス90
を封印部材で封印して、容易に開封することができない
ように構成し、コネクタ91,92を不正に取り外せな
いようにしていた。これに対し、第5実施例では、信号
線側のコネクタ92の側面に突出部92aを設けると共
に、枠中継端子80側のコネクタ91の側面部にコネク
タ92の突出部92aを嵌め込むことができる窓部91
aを設けるように構成する。なお、第5実施例の説明に
あたり、前記した第1実施例と同一の部分には同一の符
号を付してその説明を省略する。 【0091】図15は、賞球カウントスイッチ66のコ
ネクタ92と枠中継端子板80のコネクタ91とを示し
た拡大斜視図である。コネクタ92側面側には、突出部
92aが設けらると共に、枠中継端子板80のコネクタ
91の側面には前記した突出部92aに対応する位置に
窓部91aが穿設されている。 【0092】よって、賞球カウントスイッチ66のコネ
クタ92を枠中継端子板80のコネクタ91へ接続した
場合には、突出部92aが窓部91aへ嵌め込まれて嵌
合する。その結果、コネクタ92をコネクタ91から容
易に抜けないようにすることができるのである。 【0093】その結果、コネクタ92を取り外すことに
より行われる賞球等の余分な払い出し不正を防止するこ
とができ、また、コネクタ92は、突出部92aと窓部
91aとの嵌合により、がたつくことなく強固にコネク
タ91へ接続され、故障等の何らかの理由、例えば、搬
送時の振動等によりコネクタ92が外れてしまうことを
も防止することができるのである。 【0094】なお、窓部91aは、貫通して形成されて
いる必要はなく、コネクタ91の内面側に凹設されてい
ても良い。これにより、窓部91aに嵌合した突出部9
2aをコネクタ91の外面側から押圧し、かかる嵌合状
態を解除することができなくなる。よって、コネクタ9
2をより取り外し難くすることができるので、不正行為
をより防止することができるばかりか、コネクタ92の
突出部92aが何らかの理由により押圧されコネクタ9
2が不用意に外れてしまうことをより確実に防止するこ
とができるのである。 【0095】なお、当然であるが、上述したコネクタ9
2の取り外し(不用意な場合や故意の場合等を問わず)
を防止する為の各種部材(例えば、「ボックス90」、
「突出部101a」、「ストッパ部103」、「固定部
材110」、「突出部92aと窓部91a」など)は、
それぞれが単独で使用されていても良く、或いは、組み
合わされて同時に使用されていても良い。 【0096】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。 【0097】例えば、本実施例では、貸球の払い出し動
作時、即ち、賞球通路68が仕切板64により閉鎖され
た場合に仕切板検出スイッチ71がオンされるように構
成して、主制御基板Cで貸球の払い出し動作中(状態)
を認識していた。これに代えて、貸球通路69が仕切板
64により閉鎖された場合に仕切板検出スイッチ71を
オンするように構成しても良い。 【0098】また、本実施例では、主制御基板Cが仕切
板検出スイッチ71に接続され、仕切板検出スイッチ7
1がオンされることにより球貸払出中フラグ33dをオ
ンして貸球の払い出し動作中(状態)を認識していた
が、これに代えて、払出制御基板Hにより駆動制御され
るキープソレノイド65の駆動信号を主制御基板Cへ入
力して、その駆動信号により主制御基板Cが仕切板64
の傾倒位置を認識するように構成しても良い。この場
合、仕切板検出スイッチ71が不要となるので、その
分、球払出装置60のコストを低減することができる。 【0099】本発明を上記実施例とは異なるタイプのパ
チンコ機等に実施しても良い。例えば、一度大当たりす
ると、それを含めて複数回(例えば2回、3回)大当た
り状態が発生するまで、大当たり期待値が高められるよ
うなパチンコ機(通称、2回権利物、3回権利物と称さ
れる)として実施しても良い。また、大当たり図柄が表
示された後に、所定の領域に球を入賞させることを必要
条件として特別遊技状態となるパチンコ機として実施し
ても良い。更に、パチンコ機以外にも、アレパチ、雀
球、いわゆるパチンコ機とスロットマシンとが融合した
遊技機などの各種遊技機として実施するようにしても良
い。 【0100】なお、パチンコ機とスロットマシンとが融
合した遊技機の具体例としては、複数の図柄からなる図
柄列を変動表示した後に図柄を確定表示する可変表示手
段を備えており、球打出用のハンドルを備えていないも
のが挙げられる。この場合、所定の操作(ボタン操作)
に基づく所定量の球の投入の後、例えば操作レバーの操
作に起因して図柄の変動が開始され、例えばストップボ
タンの操作に起因して、或いは、所定時間経過すること
により、図柄の変動が停止され、その停止時の確定図柄
がいわゆる大当たり図柄であることを必要条件として遊
技者に有利な大当たり状態が発生させられ、遊技者に
は、下部の受皿に多量の球が払い出されるものである。 【0101】以下に本発明の変形例を示す。請求項1記
載の遊技機において、前記検出スイッチからの信号の伝
達に関するコネクタを備えており、そのコネクタは、前
記着脱調整手段によりその着脱性が調整されていること
を特徴とする遊技機1。なお、検出スイッチにより検出
された信号(検出スイッチからの信号)は、検出スイッ
チから少なくとも主制御手段または払出制御手段まで送
信(伝達)され、かかる信号が送信(伝達)される検出
スイッチから主制御手段または払出制御手段までの間の
電気的な経路中には、上述した検出スイッチからの信号
の送信(伝達)に関するコネクタが1又は2以上設けら
れている。また、上述した「信号線」は、少なくとも信
号を送信(伝達)することができれば良く、いわゆるコ
ードには限られず、基板上にエッチング印刷される信号
線なども含まれる。当然ながら、「電気的な経路」も同
様の趣旨である。 【0102】検出スイッチの信号に関わるコネクタは、
着脱調整手段によりその着脱性が調整されている。よっ
て、この検出スイッチの信号に関わるコネクタが取り外
し難く調整されている場合には、かかるコネクタが何ら
かの理由により不用意に外れてしまうことを防止でき
る。また、不正等により故意に取り外されることをも抑
制することができる。その結果、検出スイッチの信号を
主制御基板または払出制御基板により確実に送信するこ
とができるのである。 【0103】遊技機1において、前記検出スイッチの信
号を前記主制御手段または払出制御手段の両方または一
方に接続する中継手段を備え、前記検出スイッチからの
信号の伝達に関するコネクタは、その中継手段に入力さ
れる検出スイッチの信号線に設けられるものであり、か
かるコネクタは、前記着脱調整手段によりその着脱性が
調整されていることを特徴とする遊技機2。 【0104】遊技機2において、前記検出スイッチから
の信号の伝達に関するコネクタは、前記中継手段から払
出制御手段へ出力される信号線であって前記検出スイッ
チからの信号の伝達に関するものに設けられるものであ
り、かかるコネクタは、前記着脱調整手段によりその着
脱性が調整されていることを特徴とする遊技機3。な
お、上述した「前記中継手段から払出制御手段へ出力さ
れる信号線であって検出スイッチの信号に関わる信号線
に設けられる」コネクタは、中継手段上にあっても良
く、払出制御基板上にあっても良く、或いは、中継手段
から払出制御手段までの信号線上にあっても良い。 【0105】遊技機2又は3において、前記検出スイッ
チからの信号の伝達に関するコネクタは、前記中継手段
から主制御手段へ出力される信号線であって前記検出ス
イッチからの信号の伝達に関するものであり、かかるコ
ネクタは、前記着脱調整手段によりその着脱性が調整さ
れていることを特徴とする遊技機4。なお、上述した
「前記中継手段から主制御手段へ出力される信号線であ
って検出スイッチの信号に関わる信号線に設けられる」
コネクタは、中継手段上にあっても良く、主制御基板上
にあっても良く、或いは、中継手段から主制御手段まで
の信号線上にあっても良い。また、遊技機2又は3にお
いて、「信号線であって前記検出スイッチからの信号の
伝達に関するもの」は、少なくとも検出スイッチからの
信号を伝達するという趣旨であり、検出スイッチからの
信号だけでなく他のスイッチ等からの信号も伝達するよ
うに構成されていても良いのである。 【0106】また、着脱調整部材としては、検出スイッ
チのコネクタとそのコネクタに接続されるコネクタ接続
部との接続状態を直接または間接的に調整するものが例
示され、例えば、コネクタとコネクタ接続部とを取り外
し不可能に嵌合させるものや、接着剤により固着させる
もの、または、コネクタとコネクタ接続部とを所定空間
内に収納するもの等様々なものが例示される。上記各実
施例において説明した「ボックス90」、「突出部10
1a」、「ストッパ部103」、「固定部材110」、
「突出部92aと窓部91a」などが代表例として例示
される。 【0107】遊技機2から4のいずれかによれば、検出
スイッチの信号に関わる各コネクタは、着脱調整手段に
よりその着脱性が調整されている。よって、この検出ス
イッチの信号に関わるコネクタが取り外し難く調整され
ている場合には、かかるコネクタが何らかの理由により
不用意に外れてしまうことを防止できる。また、不正等
により故意に取り外されることをも抑制することができ
る。その結果、検出スイッチの信号を主制御基板または
払出制御基板により確実に送信することができるのであ
る。 【0108】請求項1記載の遊技機または遊技機1から
4において、前記着脱調整手段は、収納部材を備えてお
り、その収納部材に前記中継手段を収納することにより
コネクタの着脱性を調整するものであることを特徴とす
る遊技機5。中継手段は収納部材に収納されているの
で、主制御手段と中継手段とを接続するコネクタ、或い
は、払出制御手段と中継手段とを接続するコネクタを外
部から操作することができないので、かかるコネクタが
不用意に、或いは、故意に(不正行為により)取り外さ
れることを防止することができる。なお、収納部材とし
ては、上述したボックス90が例示される。 【0109】請求項1記載の遊技機または遊技機1から
5のいずれかにおいて、前記収納部材は、第1収納部材
と第2収納部材とから開封可能に構成されていることを
特徴とする遊技機6。収納部材に収納されたコネクタが
不正行為により取り外されていないかを開封して調べる
ことができるので、不正行為の発見を迅速に行うことが
できる。 【0110】請求項1記載の遊技機または遊技機1から
6のいずれかにおいて、前記収納部材の第1収納部材と
第2収納部材とを連結し封印する封印部材を備えている
ことを特徴とする遊技機7。収納部材を封印することに
より、収納部材の開封を困難にしてコネクタを取り外す
不正行為を抑制することができる。 【0111】遊技機7において、前記封印部材は、前収
納部材が開封された場合には、その開封による痕跡を残
すように構成されていることを特徴とする遊技機8。な
お、封印部材としては、前記第1収納部材と第2収納部
材とに跨って貼り付けられる封印シールや、第1収納部
と第2収納部とをねじ等の連結部材により連結するもの
や、第1収納部と第2収納部との連結部をかしめること
により封印するものが例示される。収納部材が開封され
た場合には、封印部材によりその開封の痕跡がのこされ
るので、不正行為のを発見を迅速に行えると共に、その
不正行為自体を抑制することができる。 【0112】請求項1記載の遊技機または遊技機1から
7のいずれかにおいて、前記検出手段の信号線を覆うカ
バー部材を備えていることを特徴とする遊技機8。な
お、信号線カバー部材は、金属を材質として構成されて
いることが好ましいが、プラスチック等により構成され
ていても良い。信号線を金属等で構成されるカバー部材
によって覆うことにより、かかる信号線の切断を困難に
することができ、不正行為を抑制することができる。 【0113】遊技機8において、前記前記中継手段と主
制御基板とを接続する信号線または前記前記中継手段と
払出制御基板とを接続する信号線は、前記カバー部材に
より覆われていることを特徴とする遊技機9。かかる信
号線信号線を金属等で構成されるカバー部材によって覆
うことにより、かかる信号線の切断を困難にすることが
でき、不正行為を抑制することができる。 【0114】なお、遊技機8又は9において、カバー部
材により覆われた信号線は、その一部又は全部を目視に
より視認できないように配設されていることが好まし
い。例えば、遊技機を遊技領域(遊技者の側)と反対側
から見た場合に、カバー部材により覆われた各信号線が
目視により視認できないように、各種基板ボックス等の
背面側に配設して隠したり、或いは、球の通路(レー
ル)部材の背面側等に配設して隠したりするのである。
このように構成ことにより、何らかの物体と接触等する
ことにより不用意に信号線を切断等してしまうことを防
止することができる。また、不正の目的て信号線を切断
しようとする者に対しては、信号線を見つけ難くさせる
と共に、その信号線を各種基板ボックス等の背面側から
抜き出すことを困難にし、よって、その作業を手間取ら
せ牽制することができる。よって、不用意な切断だけで
なく、不正行為による故意の切断をもより効果的に抑制
することができるのである。 【0115】請求項1記載の遊技機または遊技機1から
9のいずれかにおいて、前記払出制御手段は、前記主制
御手段から指示された遊技媒体の払出残数を記憶する残
数記憶手段と、その残数記憶手段の内容を電源の切断後
においても保持するバックアップ手段と、電源入時にそ
のバックアップ手段によりバックアップされた遊技媒体
の払出残数の払い出しを行う残数払出手段とを備えてい
ることを特徴とする遊技機10。 【0116】請求項1記載の遊技機または遊技機1から
10のいずれかにおいて、前記遊技機はパチンコ機であ
ることを特徴とする遊技機11。中でも、パチンコ機の
基本構成としては操作ハンドルを備え、その操作ハンド
ルの操作に応じて球を所定の遊技領域へ発射し、球が遊
技領域内の所定の位置に配設された作動口に入賞(又は
作動口を通過)することを必要条件として、表示装置に
おいて変動表示されている識別情報が所定時間後に確定
停止されるものが挙げられる。また、特別遊技状態の出
力時には、遊技領域内の所定の位置に配設された可変入
賞装置(特定入賞口)が所定の態様で開放されて球を入
賞可能とし、その入賞個数に応じた有価価値(景品球の
みならず、磁気カードへ書き込まれる情報等も含む)が
付与されるものが挙げられる。 【0117】請求項1記載の遊技機または遊技機1から
10のいずれかにおいて、前記遊技機はスロットマシン
であることを特徴とする遊技機12。中でも、スロット
マシンの基本構成としては、「複数の識別情報からなる
識別情報列を変動表示した後に識別情報を確定表示する
可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバ
ー)の操作に起因して、或いは、所定時間経過すること
により、識別情報の変動が停止され、その停止時の確定
識別情報が特定識別情報であることを必要条件として、
遊技者に有利な特別遊技状態を出力させる特別遊技状態
出力手段とを備えた遊技機」となる。この場合、遊技媒
体はコイン、メダル等が代表例として挙げられる。 【0118】請求項1記載の遊技機または遊技機1から
10のいずれかにおいて、前記遊技機はパチンコ機とス
ロットマシンとを融合させたものであることを特徴とす
る遊技機13。中でも、融合させた遊技機の基本構成と
しては、「複数の識別情報からなる識別情報列を変動表
示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備
え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因
して識別情報の変動が開始され、停止用操作手段(例え
ばストップボタン)の操作に起因して、或いは、所定時
間経過することにより識別情報の変動が停止され、その
停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要
条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を出力させる
特別遊技状態出力手段とを備え、遊技媒体として球を使
用すると共に、前記識別情報の変動開始に際しては所定
数の球を必要とし、特別遊技状態の出力に際しては多く
の球が払い出されるように構成されている遊技機」とな
る。 【0119】 【発明の効果】 本発明の遊技機によれば、検出スイッ
チの信号線の端部に設けられたコネクタは、着脱調整手
段によりその着脱性が調整されている。よって、コネク
タが取り外し難く調整されている場合には、何らかの理
由により不用意にコネクタが外れてしまうことを防止で
きる。また、不正等により故意に取り外されることをも
抑制することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例であるパチンコ機の遊技盤
の正面図である。 【図2】 パチンコ機の電気的構成を示したブロック図
である。 【図3】 球払出装置の断面図である。 【図4】 主制御基板で実行されるNMI割込処理のフ
ローチャートである。 【図5】 主制御基板で実行される立ち上げ処理のフロ
ーチャートである。 【図6】 主制御基板で実行される仕切板検出スイッチ
読込処理のフローチャートである。 【図7】 主制御基板で実行される疑似リセット割込処
理のフローチャートである。 【図8】 主制御基板で実行される賞球数データ送信処
理のフローチャートである。 【図9】 主制御基板で実行される賞球検出処理のフロ
ーチャートである。 【図10】 主制御基板で実行されるエラーチェック処
理のフローチャートである。 【図11】 枠中継端子板を収容するボックスを示した
図である。 【図12】 賞球カウントスイッチ6のコネクタと払出
用モータ等のコネクタとが枠中継端子板に接続されてい
る状態を示した拡大側面図である。 【図13】 (a)は、賞球カウントスイッチのコネク
タが枠中継端子板に接続される前の状態を示した拡大側
面図であり、(b)は、賞球カウントスイッチのコネク
タが枠中継端子板に接続されている状態を示した拡大断
面図である。 【図14】 賞球カウントスイッチのコネクタが枠中継
端子板に接続されている状態を示した図であり、(a)
は上面図、(b)は側断面図である。 【図15】 賞球カウントスイッチのコネクタと枠中継
端子板のコネクタとの拡大図斜視図である。 【符号の説明】 1 パチンコ機(遊技機) 17 カード読取ユニット(貸出ユニッ
ト) 60 球払出装置(遊技媒体払出手段) 71 仕切板検出スイッチ(検出手段) C 主制御基板(主制御手段) H 払出制御基板(払出制御手段) 80 ボックス(着脱調整手段、収納部
材) 92,94,96 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 13/639 H01R 13/639 Z 13/64 13/64 Z

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 遊技の制御を行う主制御手段と、その主
    制御手段から出力される賞与遊技媒体の払出指示に基づ
    いて遊技媒体の払い出しを行う払出制御手段とを備えた
    遊技機において、 前記払出制御手段により払い出された遊技媒体を検出す
    る検出スイッチと、その検出スイッチの信号線の端部に
    設けられたコネクタの着脱性を調整する着脱調整手段と
    を備えていることを特徴とする遊技機。
JP2001375079A 2001-12-07 2001-12-07 遊技機 Pending JP2003175237A (ja)

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