JP2001527576A - 殺菌剤混合物 - Google Patents

殺菌剤混合物

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Abstract

(57)【要約】 (a)式I.a、I.b又はI.c で表されるフェニルベンジルエーテル誘導体、及び/又は式Id [但し、XがCH又はNを表し、nが0、1又は2を表し、Rがハロゲン、C1〜C4アルキル又はC1〜C4ハロアルキルを表し、且つnが2である場合、Rが異なっていても良い]で表されるカルバマート、又はその塩若しくは付加体、及び(b)式II [但し、R1及びR3が、相互に独立にそれぞれハロゲン又はC1〜C4アルキルを表し、R2が、シアノ、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル又はC1〜C4アルコキシを表し、R4が、水素又はC1〜C4アルキルを表し、R5が、C2〜C4アルキルを表し、R6が、チオシアノ、イソチオシアノ又はハロゲンを表す]で表されるN−アセトニルベンズアミド、又はその塩若しくは付加体を相乗効果量で含む殺菌剤混合物。

Description

【発明の詳細な説明】 殺菌剤混合物 本発明は、 (a)式I.a、I.b又はI.c で表されるフェニルベンジルエーテル誘導体、及び/又は式Id [但し、XがCH又はNを表し、nが0、1又は2を表し、Rがハロゲン、C1 〜C4アルキル又はC1〜C4ハロアルキルを表し、且つnが2である場合、Rが 異なっていても良い] で表されるカルバマート、又はその塩若しくは付加体、及び (b)式II [但し、R1及びR2が、相互に独立にそれぞれハロゲン又はC1〜C4アルキルを 表し、 R2が、シアノ、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニ ル又はC1〜C4アルコキシを表し、 R4が、水素又はC1〜C4アルキルを表し、 R5が、C2〜C4アルキルを表し、 R6が、チオシアノ、イソチオシアノ又はハロゲンを表す] で表されるN−アセトニルベンズアミド、又はその塩若しくは付加体を相乗効果 量で含む殺菌剤混合物に関する。 さらに本発明は、化合物I(I.a、I.b及びI.c)とIIの混合物を使用して有害菌 類を防除する方法、及びこのような混合物を製造するための化合物I及び化合物I Iの使用法に関する。 式I.a〜I.cの化合物、その製造方法及びその有害菌類に対する作用は、文献( EP−A253213、EP−A254426、EP−A398692)により 公知となっている。 式Idの化合物、その製造方法及びその有害菌類に対する作用は、文献(WO− A93/15046、WO−A96/01256及びWO−A96/01258 )により公知となっている。 ジチオカルバマートと化合物IIの相乗混合物、その製造方法及びその有害菌類 に対する作用も公知となっている(EP−A753258、US−A53045 72)。 本発明の目的は、施与率を低くし、且つ公知化合物I及びIIの作用範囲を広げ る観点から、施与される有効成分を全体量を減らして組み合わされた混合物(相 乗作用混合物)で、有害菌類に対する作用が向上したものを提供することにある 。 本発明者等は、上記目的が冒頭に定義された混合物により達成されることを見 出した。さらに本発明者等は、化合物I及び化合物IIを同時に、別々に、並びに 合わせて施与すること、或いは化合物I及び化合物IIを連続して施与することに より、個々の化合物を単独で施与した場合より有害菌類を良好に防除できること を見出した。 化合物Idは、特に、置換基の組み合わせが下記の表の各行に対応するカルバマ ートである。 化合物I.12、I.23、I.32及びI.38が特に好ましい。 化合物IIは、特に、置換基の組み合わせが下記の表の各行に対応するN−アセ トニルベンズアミドである。 一般的であり、且つEP−A753258において特に好ましいこれらN−ア セトニルベンズアミドが特に好ましい。 これらの窒素原子の塩基的性質により、化合物Id及びIIは、無機若しくは有機 酸、又は金属イオンと付加体又は塩を形成することができる。 無機酸の例としては、ハロゲン化水素酸(例えば、フッ化水素酸、塩酸、臭化 水素酸及びヨウ化水素酸)、硫酸、燐酸及び硝酸である。 適当な有機酸としては、例えば、蟻酸、炭酸、アルカン酸(例えば、酢酸、ト リフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸及びプロピオン酸)、さらにグリコール酸、チ オシアン酸、乳酸、琥珀酸、クエン酸、安息香酸、桂皮酸、蓚酸、アルキルスル ホン酸(炭素原子数が1〜20の直鎖又は分岐アルキル基を有するスルホン酸) 、アリールスルホン酸又はアリールジスルホン酸(スルホン酸基を1個又は2個 有する、例えばフェニル及びナフチル等の芳香族基)、アルキルホスホン酸(炭 素原子数が1〜20の直鎖又は分岐アルキル基を有するホスホン酸)、アリール ホスホン酸又はアリールジホスホン酸(ホスホン酸基を1個又は2個有する、例 えばフェニル及びナフチル等の芳香族基)が挙げられ、上記アルキル及びアリー ル基は、更に置換基、例えば、p−トルエンスルホン酸、ドデシルベンゼンスル ホン酸、サリチル酸、p−アミノサリチル酸、2−フェノキシ安息香酸、2−ア セトキシ安息香酸等を有していてもよい。 適当な金属イオンとしては、特に、第I〜第VIII副族(特に、クロム、マンガ ン、鉄、コバルト、ニッケル、銅及び亜鉛)、第II主族(特に、カルシウム及び マグネシウム)、及び第IIIと第IV主族(特に、アルミニウム、錫及び鉛)の元 素のイオンである。金属は、それに相応した種々の原子価で存在することができ る。 本発明の混合物の製造において、純粋な活性成分I及びIIと共に、有害菌類又 は他の害虫、例えば昆虫、蛛形、線虫に対して活性な他の成分を用いることも、 或いは除草剤又は成長抑制剤有効成分又は肥料を混和するのも好ましい。 化合物I及びIIの混合物、又は化合物I及びIIの同時に合わせた又は分離した使 用は、広範囲の植物病原性菌類、特に子嚢菌類、不完全菌類、藻菌類及び坦子菌 類に対する顕著な効果を有するため優れている。ある場合には、組織的に活性で あるため茎葉及び土壌の殺菌剤としても用いられる。 それらは様々な栽培植物、例えば綿花、野菜(例えば、キュウリ、豆、トマト 、ジャガイモ及びウリ)、大麦、芝、カラス麦、バナナ、コーヒー、トウモロコ シ、果実、米、ライ麦、大豆、ブドウ、小麦、装飾用植物、サトウキビ及びこれ らの種子の多種細菌の防除に関して特に重要である。 新規混合物は、以下の植物病原性菌類の防除に関し特に適している。 穀物類のエリシペ・グラミニス(Erysiphe graminis;うど ん粉病)、 ウリ科のエリシペ・キコラケアラム(Erysiphe cichorace arum)及びスフェロテカ・フリギネア(Sphaerotheca ful iginea)、 リンゴのポドスフェラ・ロイコトリカ(Podosphaera leuco tricha)、 ブドウのウンキヌラ・ネカトル(Uncinula necator)、 穀物類のプッキニア(Puccinia)種、 綿花、イネ及びシバのリゾクトニア(Rhizoctonia)種、 穀物類及びサトウキビのウスチラゴ(Ustilago)種、 リンゴのベンツリア・イネクアリス(Venturia inaeqalis ;腐敗病)、 穀物類のヘルミントスポリウム(Helminthosporium)種、 コムギのセプトリア・ノドルム(Septoria nodorum)、 イチゴ、野菜、装飾用植物及びブドウのボトリチス・キネレア(Botryt is cinerea;灰色カビ)、 ナンキンマメのセルコスポラ・アラキジコラ(Cercospora ara chdicola)、 コムギ及びオオムギのシュードケルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pse udocercosporella herpotrichoides)、 イネのピリクラリア・オリザエ(Pyricularia orizae) ジャガイモ及びトマトのフィトピトラ・インフェスタンス(Phytopht hora infestans)、 ブドウのプラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola ) ホップとキュウリのシュードペロノスポラ(Pseudoperonospo ra)種、 野菜および果実のアルテルナリア(Alternaria)種、 バナナのマイコスフェレラ(Mycosphaerella)種、 種々の植物のフサリウム(Fusarium)及びベルチキルリウム(Ver ticillium)種。 さらに新規混合物は、例えばパエシロミセス・バリオッティ(Paecilomyces v ariotii)からの資材保護(例えば、木材の保護)に使用することができる。 化合物I及びIIを、同時に、即ち合わせて、若しくは別々に、又は連続的に施 与することが可能であり、別々に施与する場合の順序により、一般に防除成果に 影響が与えられることはない。 化合物I及びIIは、通常、重量比10:1〜0.01:1で使用し、5:1〜 0.05:1が好ましく、1:1〜0.05:1が特に好ましい。 所望の効果の性質によって異なるが、本発明の混合物よる施与率は、特に農作 物中において1haに対し、0.01〜8kgであり、0.1〜5kgが望まし く、特に0.5〜3.0kgが望ましい。 化合物Iに関する施与率は、1haに対し、0.01〜2.5kgであり、0 .05〜2.5kgが望ましく、特に0.05〜1.0kgが望ましい。 化合物IIに関する施与率は、上記に対応して、1haに対し、0.01〜10 kgであり、0.05〜5kgが望ましく、特に0.1〜2.0kgが望ましい 。 種子を処理する場合、混合物の施与率は、一般に種子1kgに対して0.00 1〜250gであり、0.01〜100gが望ましく、0.01〜50gが特に 望ましい。 植物に対して病原性のある有害菌類を防除する場合、播種の前もしくは後、或 いは発芽の前もしくは後に種子、植物又は土壌に噴霧すること又は散布すること により、別々に又は合わせて化合物I及びIIを、或いは化合物I及びIIの混合物を 施与する。 本発明による相乗殺菌混合物、又は化合物I及びIIは、例えば直接噴霧可能な 溶液、粉末、懸濁液の形態で、或いは高濃度の水性、油性又は他の懸濁液、分散 液、乳濁液、油性分散液、ペースト、ダスト剤、散布剤又は顆粒の形態で調製可 能であり、且つ噴霧、ミスト法、ダスト法、散布法又は注入法により施与可能で ある。適応形式は、完全に使用目的に基づいて決定される。いずれの場合にも、 本発明の混合物の分配を可能な限り微細且つ均一とすることが保証されるべきで ある。 製剤は、例えば溶剤及び/又は坦体の添加によりそれ自体公知の方法で製造さ れる。乳化剤又は分散剤等の不活性添加剤は、通常製剤と共に混合される。 界面活性剤としては下記のものが挙げられる。芳香族スルホン酸(例えば、リ グノスルホン酸、フェノールスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、ジブチルナフ タレンスルホン酸)、並びに脂肪酸の各アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩及 びアンモニウム塩、アルキルスルホナート、アルキルアリールスルホナート、ア ルキルスルファート、ラウリルエーテルスルファート、脂肪アルコールスルファ ート、並びに硫酸化ヘキサデカノール、ヘプタデカノール及びオクタデカノール の塩、又は脂肪アルコールグリコールエーテルの塩、スルホン化ナフタレン及び その誘導体とホルムアルデヒドとの縮合生成物、ナフタレン或いはナフタレンス ルホン酸とフェノール及びホルムアルデヒドとの縮合生成物、ポリオキシエチレ ンオクチルフェノールエーテル、エトキシル化イソオクチルフェノール、オクチ ルフェノール又はノニルフェノール、アルキルフェノールポリグリコールエーテ ル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリエーテ ルアルコール、イソトリデシルアルコール、脂肪アルコール/エチレンオキシド 縮合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル又はポリ オキシプロピレン、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセタート、ソ ルビットエステル、リグニン−亜硫酸廃液又はメチルセルロース。 粉末、散布剤及びダスト剤は、化合物I又はII、或いは化合物I及びIIの混合物 と固状担体物質とを混合または一緒に磨砕することにより製造することができる 。 粒状体(例えば被覆粒状体、含浸粒状体および均質粒状体)は、通常、有効物 質を固体担体物質に結合させることにより製造することができる。 用いられる充填剤又は固状担体物質は、例えば鉱物土(例えば、シリカゲル、 シリカ、珪酸、珪酸塩、滑石、カオリン、石灰石、石灰、白亜、膠灰粒土、石灰 質黄色粘土、粘土、白雲石、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化 マグネシウム、磨砕合成樹脂)、肥料(例えば、硫酸アンモニウム、燐酸アンモ ニウム、硝酸アンモニウム、尿素)、植物性生成物(例えば、穀物粉、樹皮、木 材およびクルミ穀粉)、セルロース粉末又は他の固状担体物質である。 一般に、製剤は0.1〜95重量%、好ましくは0.5〜90重量%の化合物 I又はIIのうちの1種、或いは化合物I及びIIの混合物を含む。その際、有効成分 は純度90〜100%、特に95〜100%(NMR又はHPLCスペクトルに よる)で使用される。 化合物I及びII、或いは混合物、或いは対応する製剤を、有害菌類、或いは菌 類から保護されるべき植物、種子、土壌、表面、資材又は空間を、上記混合物の 殺菌活性量、或いは別々に施与する場合、化合物I及びIIの殺菌活性量で処理す ることにより施与する。 有害菌類から被害を受ける前後に施与を実施することができる。 本発明の混合物による相乗作用を、下記の実験により示した。 [使用実施例1]トマトのフィトフォトラ・インフェスタンスに対する作用 「Grosse Fleischtomate」種の鉢植え植物の葉に、10%の有効物質、63% のシクロヘキサノン及び27%の乳化剤からなる原液から調製された水性懸濁液 を液が滴り落ちるまで噴霧した。翌日、植物の葉をフィトホトラ・インフェスタ ンスの遊走子水性懸濁液で感染させた。次いで植物を16〜18℃で水蒸気の飽 和状態の部屋に保管した。6日後、未処理の状態で菌類に感染した対照植物にお いてトマトの胴枯れ病が著しく繁殖したため、菌類による感染割合を%単位によ り目視にて評価することが可能となった。 被害を受けた葉面を%単位で測定することにより評価を行った。この%を作用 の程度に換算した。効力()は下記のアボット(Abbot)の式により求められ る。 アボットの式: E=(1−α)・100/β 上記式中 αは処理後の植物の菌類により被害(%)、 βは未処理(対照)植物の菌類による被害(%) をそれぞれ表す。 効力0は、処理された植物が未処理の植物と同様の被害を受けたことを示し、 効力100は処理された植物が全く被害を受けなっかたことを示す。 有効物質の混合物により、予期される効力を以下のコルビーの式[R.S.Colby 、Weeds 15(1967)、20〜22頁]により算出し、実際に観察された効力と対比した 。 コルビーの式: E=x+y−x・y/100 上記式中 Eは濃度a及びbの有効成分A及びBの混合物を使用した場合の、未処理対照 に対する%で表された予想される効力、 xは、有効成分Aを濃度aで使用した場合の、未処理対照の効力(%) yは、有効成分Bを濃度bで使用した場合の、未処理対照の効力(%) をそれぞれ表す。 実験結果を、下記の表2及び表3に示す。 *)コルビーの式により計算 実験結果から、あらゆる混合比において実際に観察された効力は、コルビーの 式により事前に計算された効力よりも高い結果を示していることが分かる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 47/48 A01N 47/48 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AU,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,GE, HU,ID,IL,JP,KR,KZ,LT,LV,M X,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI,SK ,TR,UA,US (72)発明者 ザウター,フーベルト ドイツ国、D―68167、マンハイム、ネカ ルプロメナーデ、20 (72)発明者 ミュラー,ベルント ドイツ国、D―67227、フランケンタール、 ジャン―ガンス―シュトラーセ、21 (72)発明者 ビルナー,エーリヒ ドイツ国、D―67317、アルトライニンゲ ン、ハウプトシュトラーセ、78 (72)発明者 レイエンデッカー,ヨーアヒム ドイツ国、D―68526、ラーデンブルク、 シュタールビュールリング、79 (72)発明者 アマーマン,エーバーハルト ドイツ国、D―64646、ヘペンハイム、フ ォン―ガーゲルン―シュトラーセ、2 (72)発明者 ロレンツ,ギーゼラ ドイツ国、D―67434、ノイシュタット、 エルレンヴェーク、13 (72)発明者 シュトラトマン,ズィークフリート ドイツ国、D―67117、リムブルガーホー フ、ドナースベルクシュトラーセ、9 (72)発明者 ザウアー,ラインホルト ドイツ国、D―67459、ベール―イゲルハ イム、ケーニヒスベルガー、シュトラー セ、9 【要約の続き】 R6が、チオシアノ、イソチオシアノ又はハロゲンを表 す]で表されるN−アセトニルベンズアミド、又はその 塩若しくは付加体を相乗効果量で含む殺菌剤混合物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)式I.a、I.b又はI.c で表されるフェニルベンジルエーテル誘導体、及び/又は式Id [但し、XがCH又はNを表し、nが0、1又は2を表し、Rがハロゲン、C1 〜C4アルキル又はC1〜C4ハロアルキルを表し、且つnが2である場合、Rが 異なっていても良い] で表されるカルバマート、又はその塩若しくは付加体、及び (b)式II [但し、R1及びR3が、相互に独立にそれぞれハロゲン又はC1〜C4アルキルを 表し、 R2が、シアノ、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニ ル又はC1〜C4アルコキシを表し、 R4が、水素又はC1〜C4アルキルを表し、 R5が、C2〜C4アルキルを表し、 R6が、チオシアノ、イソチオシアノ又はハロゲンを表す] で表されるN−アセトニルベンズアミド、又はその塩若しくは付加体を相乗効果 量で含む殺菌剤混合物。 2.化合物Iの、化合物II又はその塩若しくは付加体に対する重量比が10:1 〜0.01:1である請求項1に記載の殺菌剤混合物。 3.請求項1に記載の式Iの化合物及び請求項1に記載の式IIの化合物又はその 塩若しくは付加体で、有害菌類又はその生息環境、或いはこれらから保護される べき植物、種子、土壌、領域、資材又は空間を処理することを特徴とする有害菌 類を防除する方法。 4.請求項1に記載の化合物I及び請求項1に記載の化合物II又はその塩若しく は付加体を、同時に、別々に、並びに合わせて、又は連続的に施与する請求項3 に記載の方法。 5.請求項1に記載の化合物Iを、0.01〜2.5kg/haの量で施与する 請求項3又は4に記載の方法。 6.請求項1に記載の化合物II又はその塩若しくは付加体を、0.01〜10k g/haの量で施与する請求項3〜5のいずれかに記載の方法。 7.請求項1に記載の化合物Iの、請求項1に記載の殺菌効果のある相乗作用混 合物を製造するための使用法。 8.請求項1に記載の化合物II、又はその塩若しくは付加体の、請求項1に記載 の殺菌効果のある相乗作用混合物を製造するための使用法。 9.一方の部分が請求項1に記載の式Iの化合物を固体又は液体の坦体中に含み 、他方の部分が請求項1に記載の式IIの化合物又はその塩若しくは付加体を固体 又は液体の坦体中に含む、2つの部分からなる請求項1に記載の組成物。
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