JP2001519616A - 可変モジュロ周波数分周器 - Google Patents
可変モジュロ周波数分周器Info
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- JP2001519616A JP2001519616A JP2000515339A JP2000515339A JP2001519616A JP 2001519616 A JP2001519616 A JP 2001519616A JP 2000515339 A JP2000515339 A JP 2000515339A JP 2000515339 A JP2000515339 A JP 2000515339A JP 2001519616 A JP2001519616 A JP 2001519616A
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- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K23/00—Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains
- H03K23/40—Gating or clocking signals applied to all stages, i.e. synchronous counters
- H03K23/50—Gating or clocking signals applied to all stages, i.e. synchronous counters using bi-stable regenerative trigger circuits
- H03K23/54—Ring counters, i.e. feedback shift register counters
- H03K23/544—Ring counters, i.e. feedback shift register counters with a base which is an odd number
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- H03K23/00—Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains
- H03K23/64—Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains with a base or radix other than a power of two
- H03K23/66—Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains with a base or radix other than a power of two with a variable counting base, e.g. by presetting or by adding or suppressing pulses
Landscapes
- Manipulation Of Pulses (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
この発明は、可変モジュロ周波数分周器の分野に関する。高速可変モジュロを広い動作範囲において得るために、この発明は、フィードバックのためのフリップフロップ素子対(1,2;3,4;5,6;7,8)の使用を提案している。そのような構造の利点は、2つのフリップフロップ間における復号ゲートの使用を回避することができ、それによって、フィードバック信号の伝播時間の増加を回避することができるということである。この発明は、特に、低分周モジュロにより高周波数で作動する光スペクトル純度のシンセサイザを製造するために有用である。
Description
【0001】 この発明は、可変モジュロ周波数分周器に関するものである。 この発明は、特に、低モジュロにより高周波数で作動する可変ランク分周器を
用いた高スペクトル純度の周波数シンセサイザの構成に適用される。
用いた高スペクトル純度の周波数シンセサイザの構成に適用される。
【0002】 低分周ランクを有する分周器を構成するために、例えば、米国で登録されたテ
キサスインスツルメント社またはモトローラ社により、それぞれ型番54163
,10136で市販されている同期カウンタを使用すること、または、2つのモ
ジュロ4,5を有する分周器を示す図1の回路に従って、または、例えば、英国
において登録されたゼネラルエレクトリック社により型番SP8680で市販さ
れている形式の集積回路において採用された回路に従って、カスケードに連結さ
れた複数のフリップフロップ素子を使用することは、公知である。
キサスインスツルメント社またはモトローラ社により、それぞれ型番54163
,10136で市販されている同期カウンタを使用すること、または、2つのモ
ジュロ4,5を有する分周器を示す図1の回路に従って、または、例えば、英国
において登録されたゼネラルエレクトリック社により型番SP8680で市販さ
れている形式の集積回路において採用された回路に従って、カスケードに連結さ
れた複数のフリップフロップ素子を使用することは、公知である。
【0003】 しかしながら、市販のカウンタおよびカスケード接続されたフリップフロップ
素子による構造の分周器は、高周波数において制限された動作を示す。これは、
主に、図1の形式の分周器の構造においては、各フリップフロップの出力と最初
のフリップフロップのフィードバック入力との間の、信号の伝播時間を増大させ
るフィードバック論理ゲートの存在によるものである。
素子による構造の分周器は、高周波数において制限された動作を示す。これは、
主に、図1の形式の分周器の構造においては、各フリップフロップの出力と最初
のフリップフロップのフィードバック入力との間の、信号の伝播時間を増大させ
るフィードバック論理ゲートの存在によるものである。
【0004】 2つのモジュロ4,5を有する分周器の構造である、図2に示された構造の分
周器も、カスケード接続されたフリップフロップ素子を備えている。しかしなが
ら、図1のモデルの場合とは異なり、フィードバックは、論理ゲートによって達
成されるのではなく、各フリップフロップの出力と最初のフリップフロップのD
入力との間の単なる接続によって構築される結線による「OR」回路によって達
成されている。これにより、論理ゲートにおける信号の伝播時間をなくすことが
できる。この種の構造によれば、前に述べた形式の構造よりも高い動作周波数を
得ることができるが、達成可能な分周ランクの数および取り得る組み合わせが制
限されるという欠点を有している。 例えば、2つのモジュロ5,6を有する分周器は、この技術を用いて達成する
ことはできない。
周器も、カスケード接続されたフリップフロップ素子を備えている。しかしなが
ら、図1のモデルの場合とは異なり、フィードバックは、論理ゲートによって達
成されるのではなく、各フリップフロップの出力と最初のフリップフロップのD
入力との間の単なる接続によって構築される結線による「OR」回路によって達
成されている。これにより、論理ゲートにおける信号の伝播時間をなくすことが
できる。この種の構造によれば、前に述べた形式の構造よりも高い動作周波数を
得ることができるが、達成可能な分周ランクの数および取り得る組み合わせが制
限されるという欠点を有している。 例えば、2つのモジュロ5,6を有する分周器は、この技術を用いて達成する
ことはできない。
【0005】 この発明の目的は、高周波帯域において非常に良好なスペクトル純度の波を提
供することができる周波数シンセサイザを構成するために有用な分周器の解決策
を提案して上述の欠点を緩和することである。
供することができる周波数シンセサイザを構成するために有用な分周器の解決策
を提案して上述の欠点を緩和することである。
【0006】 この目的を達成するために、この発明は、カスケード式に接続され、一のフリ
ップフロップ素子の出力Qが次のフリップフロップ素子の入力Dに接続され、か
つ、最後のフリップフロップ素子の相補出力/Qが最初のフリップフロップ素子 のD入力にフィードバックされる、第1の連鎖のDフリップフロップ素子を具備
し、第1の連鎖のフリップフロップ素子とそれぞれ接続された所定数のフリップ
フロップ素子からなる第2の連鎖のDフリップフロップ素子を具備し、このよう
にして形成された各対となるフリップフロップ素子が相互に接続されたD入力を
具備し、前記第2の連鎖のフリップフロップ素子の相補出力/Qならびに第1の 連鎖の最後のフリップフロップ素子の出力/Qが「OR」回路によって、第1の 連鎖の第1のフリップフロップ素子のD入力に接続され、分周器のモジュロをプ
ログラムするように第2の連鎖のDフリップフロップ素子および第1の連鎖の最
後のDフリップフロップ素子を無効にするために制御入力Sに接続する制御リン
クが設けられていることを特徴とする、可変モジュロ周波数分周器を提案してい
る。
ップフロップ素子の出力Qが次のフリップフロップ素子の入力Dに接続され、か
つ、最後のフリップフロップ素子の相補出力/Qが最初のフリップフロップ素子 のD入力にフィードバックされる、第1の連鎖のDフリップフロップ素子を具備
し、第1の連鎖のフリップフロップ素子とそれぞれ接続された所定数のフリップ
フロップ素子からなる第2の連鎖のDフリップフロップ素子を具備し、このよう
にして形成された各対となるフリップフロップ素子が相互に接続されたD入力を
具備し、前記第2の連鎖のフリップフロップ素子の相補出力/Qならびに第1の 連鎖の最後のフリップフロップ素子の出力/Qが「OR」回路によって、第1の 連鎖の第1のフリップフロップ素子のD入力に接続され、分周器のモジュロをプ
ログラムするように第2の連鎖のDフリップフロップ素子および第1の連鎖の最
後のDフリップフロップ素子を無効にするために制御入力Sに接続する制御リン
クが設けられていることを特徴とする、可変モジュロ周波数分周器を提案してい
る。
【0007】 この発明は、2以上の可変モジュロを有する高速分周器を導入することができ
るという利点を有する。これらの分周器の動作速度によって、周波数シンセサイ
ザのスペクトル純度を十分に保証するために低分周ランクを使用することができ
る。
るという利点を有する。これらの分周器の動作速度によって、周波数シンセサイ
ザのスペクトル純度を十分に保証するために低分周ランクを使用することができ
る。
【0008】 この発明の他の特徴および利点は、添付図面を参照した以下の説明を用いて明
らかになる。 図1および図2は、従来の技術に係る可変ランク分周器の2つの例を示してい
る。 図3は、この発明に係る可変ランク分周器(モジュロ2〜10)の一実施形態
を示す概略図である。 図4は、図1〜図3、図7A〜図7Fに含まれるDフリップフロップの真理値
表である。 図5は、図3に従って実行されたランク5の分周のタイミングチャートを示す
図である。 図6は、図3の分周器の分周ランクのための制御表である。 図7A〜図7Fは、この発明に係る分周器の簡略化した実施形態であり、2〜
n(nは2〜7)の自然数の範囲で変更可能な分周ランクを得ることができる。
らかになる。 図1および図2は、従来の技術に係る可変ランク分周器の2つの例を示してい
る。 図3は、この発明に係る可変ランク分周器(モジュロ2〜10)の一実施形態
を示す概略図である。 図4は、図1〜図3、図7A〜図7Fに含まれるDフリップフロップの真理値
表である。 図5は、図3に従って実行されたランク5の分周のタイミングチャートを示す
図である。 図6は、図3の分周器の分周ランクのための制御表である。 図7A〜図7Fは、この発明に係る分周器の簡略化した実施形態であり、2〜
n(nは2〜7)の自然数の範囲で変更可能な分周ランクを得ることができる。
【0009】 図3に示された、この発明に係る分周器は、さらに詳細には、フリップフロッ
プ素子の出力Q,/Qが、出力トランジスタのエミッタを介して行われるECL 技術における実施形態に用いられるが、TTL技術のような他の技術、例えば、
速度の低減のような技術に用いられてもよい。この分周器は、符号1,3,5,
7,9によってそれぞれ示されたDフリップフロップ素子からなる第1の連鎖で
あって、一のフリップフロップ素子の出力Qが次のフリップフロップ素子のD入
力に連結されたものを具備している。最後のフリップフロップ素子9の出力/Q を最初のフリップフロップ素子1のD入力に接続することにより、連鎖が閉じら
れている。各フリップフロップ1,3,5,7には、対になるフリップフロップ
素子2,4,6,8がそれぞれ接続され、各対のフリップフロップ素子どうしは
、そのD入力が相互に連結されている。
プ素子の出力Q,/Qが、出力トランジスタのエミッタを介して行われるECL 技術における実施形態に用いられるが、TTL技術のような他の技術、例えば、
速度の低減のような技術に用いられてもよい。この分周器は、符号1,3,5,
7,9によってそれぞれ示されたDフリップフロップ素子からなる第1の連鎖で
あって、一のフリップフロップ素子の出力Qが次のフリップフロップ素子のD入
力に連結されたものを具備している。最後のフリップフロップ素子9の出力/Q を最初のフリップフロップ素子1のD入力に接続することにより、連鎖が閉じら
れている。各フリップフロップ1,3,5,7には、対になるフリップフロップ
素子2,4,6,8がそれぞれ接続され、各対のフリップフロップ素子どうしは
、そのD入力が相互に連結されている。
【0010】 フリップフロップ素子のクロック入力CKは、相互に連結されて、分周器の入
力Feに接続されている。
力Feに接続されている。
【0011】 フリップフロップ素子2,4,6,8,9の出力/Qは、結線された「OR」 回路を形成するために相互に接続されている。それらは、フリップフロップ素子
1,2のD入力にフィードバックされる。TTLロジックを用いた実施形態の枠
組みの中で、出力/Qは、5つの入力を有する論理「OR」ゲートに連結されて いなければならない。 分周器の出力FSはフリップフロップ素子1の出力Qによって構成されている
。
1,2のD入力にフィードバックされる。TTLロジックを用いた実施形態の枠
組みの中で、出力/Qは、5つの入力を有する論理「OR」ゲートに連結されて いなければならない。 分周器の出力FSはフリップフロップ素子1の出力Qによって構成されている
。
【0012】 分周ランクは、フリップフロップ素子2,4,6,8,9の「SET」入力S
にそれぞれ接続された入力d1,d2,d3,d4,d5によって制御される。
制御信号d1〜d5に依存して得られる分周ランクは、図6に示された表に従っ
て決定される。
にそれぞれ接続された入力d1,d2,d3,d4,d5によって制御される。
制御信号d1〜d5に依存して得られる分周ランクは、図6に示された表に従っ
て決定される。
【0013】 この図の理解を補助するために、S入力が「1」である全てのDフリップフロ
ップ素子は無効にされ、無視することができる。同じことが、出力信号を提供す
る素子であるために常に保留されなければならないフリップフロップ素子1、お
よび、フリップフロップ素子9のS入力が0である場合のフリップフロップ素子
7,9を除き、0レベルをS入力に受け入れる最後の偶数番号のフリップフロッ
プ素子から開始してその番号を昇順にカウントした偶数番号のフリップフロップ
素子に接続された奇数番号のフリップフロップ素子について成立する。
ップ素子は無効にされ、無視することができる。同じことが、出力信号を提供す
る素子であるために常に保留されなければならないフリップフロップ素子1、お
よび、フリップフロップ素子9のS入力が0である場合のフリップフロップ素子
7,9を除き、0レベルをS入力に受け入れる最後の偶数番号のフリップフロッ
プ素子から開始してその番号を昇順にカウントした偶数番号のフリップフロップ
素子に接続された奇数番号のフリップフロップ素子について成立する。
【0014】 したがって、分周ランクが5である場合には、フリップフロップ素子2,8,
9が無視される。 フリップフロップ素子5,7は、制御入力d3が0であるために無視される。
無視されたフリップフロップ素子は、図3に破線で示されている。 したがって、分周ランクが5の場合のタイミングチャートは図5のように表さ
れる。
9が無視される。 フリップフロップ素子5,7は、制御入力d3が0であるために無視される。
無視されたフリップフロップ素子は、図3に破線で示されている。 したがって、分周ランクが5の場合のタイミングチャートは図5のように表さ
れる。
【0015】 図4の配列に従って、各フリップフロップ素子の出力Qは、クロック入力CK が「0」(ロー状態)から「1」(ハイ状態)に切り替わる瞬間のD入力の値を
とる。以下の動作の説明において、フリップフロップ素子は同期し、すなわち、
入力CKに到来する全く同一のクロック信号Feによって制御されることを特筆
しておく。
とる。以下の動作の説明において、フリップフロップ素子は同期し、すなわち、
入力CKに到来する全く同一のクロック信号Feによって制御されることを特筆
しておく。
【0016】 最初に、フリップフロップ素子1,3,4,6の出力Q1,Q3,Q4,Q6 は「0」である。 Q1は、「0」状態をフリップフロップ素子3,4の入力D3,D4に適用す
る。 Q3は、「0」状態をフリップフロップ素子6の入力D6に適用する。 論理和/Q4+/Q6は、最初のフリップフロップ素子1の入力D1に「1」状
態を適用する。
る。 Q3は、「0」状態をフリップフロップ素子6の入力D6に適用する。 論理和/Q4+/Q6は、最初のフリップフロップ素子1の入力D1に「1」状
態を適用する。
【0017】 − クロック信号Feの最初の立ち上がり前縁において、 Q1が「1」に切り替わって、D3,D4が「1」になり、 Q3が「0」に維持されて、D6が「0」に維持され、 Q4,Q6が「0」に維持されて、/Q4+/Q6すなわちD1が「1」になる
。
。
【0018】 − クロック信号Feの第2の立ち上がり前縁において、 Q1が「1」に維持されて、D3,D4が「1」に維持され、 Q3,Q4が「1」に切り替わって、Q3すなわちD6が「1」になり、 Q6が「0」に維持されて、/Q6すなわちD6が「1」になる。
【0019】 − クロック信号Feの第3の立ち上がり前縁において、 Q1が「1」に維持されて、D3,D4が「1」に維持され、 Q3,Q4が「1」に維持されて、D6が「1」に維持され、 Q6が「1」に切り替わって、/Q4+/Q6すなわちD1が「0」になる。
【0020】 − クロック信号Feの第4の立ち上がり前縁において、 Q1が「0」に切り替わって、D3,D4が「0」になり、 Q3,Q4が「1」に維持されて、Q3すなわちD6が「1」に維持され、 Q6が「1」に維持されて、/Q4+/Q6すなわちD1が「0」に維持される
。
。
【0021】 − クロック信号Feの第5の立ち上がり前縁において、 Q1が「0」に維持されて、D3,D4が「0」に維持され、 Q3,Q4が「0」に戻って、Q3、すなわちD6が「0」に、/Q4すなわ ちD1が「1」になり、 Q6が「1」に維持される。
【0022】 − クロック信号Feの第6の立ち上がり前縁において、 Q1が「1」に戻って、D3,D4が「1」になり、 Q3,Q4が「0」に維持され、Q3すなわちD6が「0」に、/Q4すなわ ちD1が「1」に維持され、 Q6が「0」に戻り、/Q6すなわちD6が「1」になる。
【0023】 この接続において、分周器は、再び、クロック信号Feの最初の立ち上がり前
縁後の状態と同じ状態となり、再度、新たな同一の分周サイクルを開始する。
縁後の状態と同じ状態となり、再度、新たな同一の分周サイクルを開始する。
【0024】 この発明に係る分周器の分周ランクには、理論的には制限はない。 一般には、この発明の原理を適用することにより、2に等しいランクの任意の
分周器から、任意のランクn≧2の分周器まで構成することができる。
分周器から、任意のランクn≧2の分周器まで構成することができる。
【0025】 nが偶数である場合には、第1の連鎖の奇数番号のフリップフロップ素子の数
は、n/2に等しく、第2の連鎖の偶数番号のフリップフロップ素子の数は(n
−2)/2に等しく、第2の連鎖の偶数番号のフリップフロップ素子、ならびに
、第1の連鎖の最後の奇数番号のフリップフロップ素子の出力/Qが、一緒に接 続される。
は、n/2に等しく、第2の連鎖の偶数番号のフリップフロップ素子の数は(n
−2)/2に等しく、第2の連鎖の偶数番号のフリップフロップ素子、ならびに
、第1の連鎖の最後の奇数番号のフリップフロップ素子の出力/Qが、一緒に接 続される。
【0026】 nが奇数である場合には、第1の連鎖の奇数番号のフリップフロップ素子の数
は、(n+1)/2に等しく、第2の連鎖の偶数番号のフリップフロップ素子の
数は(n−3)/2に等しく、第2の連鎖の偶数番号のフリップフロップ素子、
および、第1の連鎖の最後の2つの奇数番号のフリップフロップ素子の出力/Q が相互に接続される。
は、(n+1)/2に等しく、第2の連鎖の偶数番号のフリップフロップ素子の
数は(n−3)/2に等しく、第2の連鎖の偶数番号のフリップフロップ素子、
および、第1の連鎖の最後の2つの奇数番号のフリップフロップ素子の出力/Q が相互に接続される。
【0027】 他の可能性として、nが奇数である場合に、第1の連鎖において、(n+1)
/2個の奇数番号のフリップフロップ素子、および、第2の連鎖において(n−
1)/2個の偶数番号のフリップフロップ素子を、偶数番号のフリップフロップ
素子および第1の連鎖の最後の奇数番号のフリップフロップ素子の出力/Qを相 互に接続することにより使用することが考えられる。 この場合には、さらにもう1つのフリップフロップ素子を使用する。
/2個の奇数番号のフリップフロップ素子、および、第2の連鎖において(n−
1)/2個の偶数番号のフリップフロップ素子を、偶数番号のフリップフロップ
素子および第1の連鎖の最後の奇数番号のフリップフロップ素子の出力/Qを相 互に接続することにより使用することが考えられる。 この場合には、さらにもう1つのフリップフロップ素子を使用する。
【0028】 2〜n(nは2〜7)の間に配される分周ランクのためのこの発明に係る分周
器、および、それらの制御配列は、図7A〜図7Fに示されている。
器、および、それらの制御配列は、図7A〜図7Fに示されている。
【図1】 従来の技術に係る可変ランク分周器の一例を示す図である。
【図2】 従来の技術に係る他の可変ランク分周器を示す図である。
【図3】 この発明に係る可変ランク分周器(モジュロ2〜10)の一実施形態
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図4】 図1〜3、7A〜7Fに含まれるDフリップフロップの真理値表を示
す図である。
す図である。
【図5】 図3に従って実行されたランク5の分周のタイミング図である。
【図6】 図3の分周器の分周ランクのための制御表である。
【図7A〜F】 この発明に係る分周器のいくつかの簡略化した実施形態を示す
図である。
図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月30日(2000.3.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 低分周ランクを有する分周器を構成するために、例えば、米国で登録されたテ
キサスインスツルメント社またはモトローラ社により、それぞれ型番54163
,10136で市販されている同期カウンタを使用すること、または、2つのモ
ジュロ4,5を有する分周器を示す図1の回路に従って、または、例えば、英国
において登録されたゼネラルエレクトリック社により型番SP8680で市販さ
れている形式の集積回路において採用された回路に従って、若しくは、特開昭6 3−283316号公報に従って、 カスケードに連結された複数のフリップフロ
ップ素子を使用することは、公知である。
キサスインスツルメント社またはモトローラ社により、それぞれ型番54163
,10136で市販されている同期カウンタを使用すること、または、2つのモ
ジュロ4,5を有する分周器を示す図1の回路に従って、または、例えば、英国
において登録されたゼネラルエレクトリック社により型番SP8680で市販さ
れている形式の集積回路において採用された回路に従って、若しくは、特開昭6 3−283316号公報に従って、 カスケードに連結された複数のフリップフロ
ップ素子を使用することは、公知である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (5)
- 【請求項1】 カスケード式に接続されたDフリップフロップ素子(1,3
,5,7,9)からなる第1の連鎖を具備し、一のフリップフロップ素子の出力
Qが、次のフリップフロップ素子の入力Dに接続され、最後のフリップフロップ
素子(9)の相補出力/Qが、最初のフリップフロップ素子(1)のD入力にフ ィードバックされている可変モジュロ周波数分周器であって、 前記第1の連鎖のフリップフロップ素子(1,3,5,7)にそれぞれ接続さ
れた所定数のDフリップフロップ素子(2,4,6,8)からなる第2の連鎖を
具備し、 これにより形成された各対となるフリップフロップ素子(1,2;3,4;5
,6;7,8)が、相互に接続されたD入力を有し、 前記第2の連鎖のフリップフロップ素子(2,4,6,8)の相補出力/Qお よび前記第1の連鎖の最後のフリップフロップ素子の出力/Qが、前記第1の連 鎖の最初のフリップフロップ素子のD入力に、「OR」回路を介して接続され、 分周器のモジュロをプログラムするように、第2の連鎖のDフリップフロップ
素子(2,4,6,8)および第1の連鎖の最後のDフリップフロップ素子(9
)を無効にするための制御入力Sに接続された制御リンク(d1,d2,…,d 5 )が設けられていることを特徴とする分周器。 - 【請求項2】 偶数nに対して、分周モジュロ2〜nを実行するために、前
記第1の連鎖にn/2個のフリップフロップ素子、前記第2の連鎖に(n−2)
/2個のフリップフロップ素子を具備し、前記第1の連鎖の最後のフリップフロ
ップ素子の相補出力/Qと、第2の連鎖の各フリップフロップ素子の相補出力/Q
とが、第1および第2の連鎖の最初のフリップフロップ素子のD入力に、「OR
」回路を介して接続されていることを特徴とする請求項1記載の分周器。 - 【請求項3】 奇数nに対して、分周モジュロ2〜nを実行するために、前
記第1の連鎖に(n+1)/2個のフリップフロップ素子、前記第2の連鎖に(
n−3)/2個のフリップフロップ素子を具備し、前記第1の連鎖の最後の2つ
のフリップフロップ素子の相補出力/Qおよび前記第2の連鎖のフリップフロッ プ素子の出力/Qが、「OR」回路を介して、第1および第2の連鎖の最初のフ リップフロップ素子のD入力に接続されていることを特徴とする請求項1記載の
分周器。 - 【請求項4】 奇数nに対して、分周モジュロ2〜nを実行するために、前
記第1の連鎖に(n+1)/2個の奇数番号のフリップフロップ素子、前記第2
の連鎖に(n−1)/2個の偶数番号のフリップフロップ素子を具備し、 偶数番号のフリップフロップの出力/Qと、前記第1の連鎖の最後の奇数番号 のフリップフロップの出力/Qとが、「OR」回路によって相互に接続されてい ることを特徴とする請求項1記載の分周器。 - 【請求項5】 m<nである分周モジュロm〜nを実行するために、分周器
の真理表において、その制御入力Sが常に「1」状態であるフリップフロップ素
子を除き、その制御入力Sが、常に「0」状態、あるいは、「0」状態または「
1」状態に従って変化する複数のフリップフロップ素子を有することを特徴とす
る請求項1記載の分周器。
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