JP2596313B2 - 位相同期発振回路 - Google Patents

位相同期発振回路

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JP2596313B2
JP2596313B2 JP5122897A JP12289793A JP2596313B2 JP 2596313 B2 JP2596313 B2 JP 2596313B2 JP 5122897 A JP5122897 A JP 5122897A JP 12289793 A JP12289793 A JP 12289793A JP 2596313 B2 JP2596313 B2 JP 2596313B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION, OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/099Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop
    • H03L7/0995Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop the oscillator comprising a ring oscillator
    • H03L7/0997Controlling the number of delay elements connected in series in the ring oscillator
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/03Astable circuits
    • H03K3/0315Ring oscillators

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位相同期発振回路に関
し、特にディジタル回路を実現手段とする位相同期発振
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、位相同期発振回路(PLL)は、
アナログ回路技術を用いた発振回路を基本としており、
教科書などに見られるように発振クロック信号を位相比
較回路にフィードバックし、入力クロック信号との位相
比較結果によりアナログ回路による発振回路を制御する
構成のものが普及している。
【0003】従来技術として最近ではさらに、ディジタ
ル回路のみによってPLLを実現すべく、例えば実開昭
62−13025号公報にみられるように、インバータ
素子を奇数個直列接続したリングオシレータにより発振
回路を構成する例がある。しかしながら、実開昭62−
13025号公報記載の発振回路はNMOSのスレッシ
ョルド電圧をアナログ的に制御することによりインバー
タ素子の遅延時間を制御し発振周波数を制御するもので
あり、完全なディジタル型ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、CMOSディジ
タルLSIの産業上の利用が著しいが、PLLのような
従来アナログと言われていた回路がCMOSディジタル
LSIで実現できれば、産業上のメリットは大きい。
【0005】PLLをCMOSディジタル回路で実現す
るために、リングオシレータを使用する方法が考えられ
るが、リングオシレータの発振周波数を決めるインバー
タ素子の遅延時間はLSIサンプル毎に約1/2から2
倍の素子ばらつきを有しており、ディジタル回路的にリ
ングオシレータの発振周波数を入力信号に同期させるた
めの工夫が必要である。なお、同一LSIチップ内の遅
延時間のばらつきは小さい。
【0006】本発明の目的は、CMOSディジタル回路
で構成された位相同期発振回路を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、ジッタの少ない位相
同期発振回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の位相同期発振回
路は、それぞれ21 個,22 個,・・・,2n (n≧2)
個のインバータ素子が直列に接続された第1,第2,・・
・,第nのインバータチェーンと、奇数個のインバータ
素子が直列に接続され、出力を第nのインバータチェー
ンの入力として出力する第(n+1)のインバータチェ
ーンと、第1のインバータチェーンの入力または出力を
切り換え出力する第1のセレクタと、第2のインバータ
チェーンの入力または出力を第1のインバータチェーン
の入力として切り換え出力する第2のセレクタと、・・
・、第nのインバータチェーンの入力または出力を第
(n−1)のインバータチェーンの入力として切り換え
出力する第nのセレクタと、2個のインバータが直列に
接続され、第1のセレクタの出力を入力する第(n+
2)のインバータチェーンと、第(n+2)のインバー
タチェーンの入力または出力を第(n+1)のインバー
タチェーンの入力として出力する第(n+1)のセレク
タから構成されたリングオシレータと、前記リングオシ
レータの発振クロック信号の発振周波数を(2 n-1
1)分周する分周回路と、前記入力クロック信号をデー
タ入力端子に、前記分周回路の出力である分周発振クロ
ック信号をクロック信号入力端子に入力し、前記入力ク
ロック信号の位相と前記分周発振クロック信号の位相の
関係を示す信号をデータ出力端子から出力するDフリッ
プフロップにより構成された位相比較回路と、前記分周
発振クロック信号が前記入力クロック信号に同期するよ
うに、前記位相比較回路の出力に応じて前記分周発振ク
ロック信号をアップまたはダウンカウントし、最も桁の
小さい桁から数えて第(n+1)番目の桁の出力端子か
ら順に第1、第2、・・・、第nのセレクタを切り換え
る切替信号を出力するアップ/ダウンカウンタと、各切
替信号を変化信号が第(n+1)のインバータチェーン
に入力したとき、または第(n+1)のインバータチェ
ーンを通過中にラッチし、該当するセレクタに出力する
ラッチ回路とを含む第1の制御回路と、前記第1の制御
回路を構成するアップ/ダウンカウンタの最も桁の小さ
い桁からn個の桁の出力端子の出力の値に応じた回数だ
け、第(n+1)のセレクタが前記分周回路のカウンタ
の出力に応じた区間第(n+2)のインバータチェーン
の出力を選択するように第(n+1)のセレクタに対す
る切替信号を出力する第2の制御回路と、第(n+1)
のセレクタに対する切替信号を、前記変化信号が第(n
+1)のインバータチェーンに入力したとき、または第
(n+1)のインバータチェーンを通過中にラッチする
ラッチ回路を有する。
【0009】本発明の一実施態様によれば、第2の制御
回路はさらに、分周回路のカウンタの出力と位相比較回
路の出力を入力し、該カウンタのカウント値が2n-1
1で、入力クロック信号の位相に対して分周発振クロッ
ク信号の位相が進んでいるとき、第(n+2)のインバ
ータチェーンの出力を選択するように第(n+1)のセ
レクタに対する切替信号を出力するように構成されてい
る。
【0010】
【作用】ディジタルLSIが高速動作するために、内部
でクロックを逓倍し、かつジッタの少ない位相同期発振
回路が作れる。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例の位相同期発振回
路の回路図である。本実施例は特許請求の範囲のn=5
の場合である。
【0017】第1のインバータチェーン1は21 =2個
のインバータ素子を直列に接続したものである。第2の
インバータチェーン2は22 =4個のインバータ素子を
直列に接続したものである。第3、第4のインバータチ
ェーン(図示せず)はそれぞれ23 =8個、24 =16
個のインバータ素子を直列に接続したものである。第5
のインバータチェーン5は25 =32個のインバータ素
子を直列に接続したものである。第6のインバータチェ
ーン6は奇数個(ここでは9個)のインバータ素子を直
列に接続したものである。インバータチェーン7は2個
のインバータ素子を直列に接続したものである。第1の
セレクタ11は第1のインバータチェーン1の入力また
は出力を切り換え出力する。第2のセレクタ12は第2
のインバータチェーン2の入力または出力を切り換え出
力する。第3のセレクタ(図示せず)は第3のインバー
タチェーンの入力または出力を切り換え出力する。第4
のセレクタ(図示せず)は第4のインバータチェーンの
入力または出力を切り換え出力する。第5のセレクタ1
5は第5のインバータチェーン5の入力または出力を切
り換え出力する。セレクタ16はインバータチェーン7
の入力または出力を切り換え出力する。インバータチェ
ーン1とセレクタ11の対、インバータチェーン2とセ
レクタ12の対、・・・、インバータチェーン5とセレク
タ15の対、インバータチェーン6、インバータチェー
ン7とセレクタ17の対はリング状に接続されて、リン
グオシレータを構成している。セレクタ11〜15,1
7を制御することにより、リングオシレータに組込むイ
ンバータ素子の数を9個、11個、・・・、73個と2個
刻みに32段階に変えることができ、リングオシレータ
の発振クロック信号S1の周波数を32段階に変えるこ
とができる。
【0018】分周回路40は、リングオシレータの出力
(インバータチェーン6の1番目のインバータ素子の出
力)である発振クロック信号S1の発振周波数(例えば
30.72MHz)を15分周する回路で、発振クロッ
ク信号S1をカウントするカウンタ41と、カウンタ4
1の出力Q0〜Q4(Q3がMSB)が全て“1”、す
なわちカウント値が15になったとき出力が“1”とな
るANDゲート42と、ANDゲート42の出力を発振
クロック信号S1の立上りでラッチするDフリップフロ
ップ43で構成されている。
【0019】位相比較回路30(Dフリップフロップ)
は、発振クロック信号S1を分周回路40で15分周し
た、2.048MHzの発振クロック信号S2をクロッ
ク入力端子に、入力クロック信号(2.048MHz)
S3をデータ入力端子にそれぞれ入力する。したがっ
て、クロック信号入力時にデータ入力が“1”で、Q出
力が“1”となる場合には入力クロック信号S3に対し
て発振クロック信号S1(S2)の位相が遅れていると
判断でき、データ入力が“0”でQ出力が“0”となる
場合には、入力クロック信号S3に対して発振クロック
信号S1(S2)の位相が進んでいると判断できる。
【0020】制御回路である10ビットのアップ/ダウ
ンカウンタ60は、分周回路40の出力である発振クロ
ック信号S2をDフリップフロップ50を介してクロッ
ク入力端子Cに入力し、位相比較回路30の出力PHを
アップダウン切替入力端子D/Uに入力し、出力端子
(制御ビット)C10,C9,C8,C7,C6(C1
0がMSB)がそれぞれセレクタ15,・・・,12,1
1を制御するDフリップフロップ25,・・・,22,2
1に接続されて、発振クロック信号S2が入力クロック
信号S3に対して位相が遅れて(進んで)いる場合には
発振クロック信号S2をダウンカウント(アップカウン
ト)してリングオシレータに組み入れられるインバータ
素子の段数を減少させ(増加させ)、リングオシレータ
の発振周波数を上げ(下げ)、位相を進ませ(遅らせ)
る制御を行なう。セレクタ11,12,・・・,15はそ
れぞれDフリップフロップ21,22,・・・,25の出
力が“1”であればそれぞれインバータチェーン1,
2,・・・,5の出力を選択し、インバータチェーン1,
2,・・・,5をリングオシレータに組み入れる。本実施
例では、アップ/ダウンカウンタ60の各ビットC10
〜C6から2のべき乗単位のインバータチェーン5〜1
を制御するため、2段分の最小ステップ幅は残るが、発
振周波数を32段階でかなり連続的に切り替えることが
できる。ディジタルLSI回路のみで実現する場合の課
題はインバータ素子の遅延時間のLSIサンプル毎のば
らつきである。インバータ素子1段の遅延時間とセレク
タ1段の遅延時間を共に0.5nsとすると、本実施例
ではリングオシレータの最短の一巡ループの時間は、セ
レクタ11,12,・・・,15,17とインバータチェ
ーン6で0.5nS×15段=7.5nsであり、最長
の一巡ループの時間は、これにインバータチェーン1〜
5,7の分を加えて39.5nsとなる。つまり最長ル
ープと最短ループの比は5倍程度になる。逆に考える
と、30.72MHzでリングオシレータを発振させる
には、リングオシレータの一巡ループは約16nSとな
るが、1段当りの遅延時間が0.21ns〜1.23n
sのばらつきがあっても本位相同期発振回路は対応でき
ることになる。これによりCMOSディジタルLSIで
もPLLが実現可能となる。
【0021】ところで、本実施例で問題となるのは、イ
ンバータ段数切り替えのタイミングである。リングオシ
レータを巡回する変化信号が例えばインバータチェーン
5を通過中にセレクタ15を切り替えてしまうと、リン
グオシレータの発振周波数は正しく制御できなくなる。
従って、セレクタ11〜15,17の切り替えは、それ
ぞれインバータチェーン1〜5,7に変化信号がないと
きに行う必要がある。インバータチェーン6は変化信号
がそこを通過中にセレクタ11〜15,17を切り替え
るためのものであり、アップ/ダウンカウンタ60の制
御ビットC6〜C10の値を、変化信号がインバータチ
ェーン6に入ったところでDフリップフロップ21〜2
5に取り込みセレクタ11〜15を切り替える。Dフリ
ップフロップ21〜25の遅延時間がインバータチェー
ン6の遅延時間よりも短ければ、変化信号がインバータ
チェーン6を通過中にセレクタ11〜15が切り替わ
る。次に、問題となるのは、位相同期発振回路が発生す
るジッタを低減する手段である。前述の説明によれば本
リングオシレータの一巡ループの時間は最少インバータ
2段分の刻みでしか制御できない。インバータ素子の遅
延時間を1段当り0.5nsとすると、1巡で1nsの
ジッタが、2.048MHzの入力クロック信号S3と
比較を行う488nsの周期では30回まわるので、3
0nsの刻みによるジッタが発生してしまう。このジッ
タを小さくするには、リングオシレータ中のインバータ
の段数を少数点を扱うように細かく制御する必要がある
(小数点制御)。小数点制御・安定化制御回路70はあ
たかも小数点以下を扱うかのようにインバータ段数を制
御するための回路である。この回路70は、2.048
MHzの周期488nsに含まれる30回の16nsの
一巡ループ毎に、インバータチェーン7をリングオシレ
ータに組み入れるかどうか、30回中の何回だけインバ
ータチェーン7をリングオシレータに組み入れるかを制
御することによって、見掛け上2段以下の刻みを作るよ
うにしている。すなわち、アップ/ダウンカウンタ60
の制御ビットC5は、30.48MHzの発振クロック
信号S1が“1”の期間中のみ、リングオシレータへの
インバータチェーン7の組み入れを制御するよう接続さ
れ、小数点制御のMSBとなる。次に、制御ビットC4
は、30.48MHzが“0”の期間中の15回の一巡
ループについて、このうち7回についてインバータチェ
ーン7のリングオシレータへの組みいれを制御する。ジ
ッタをできるだけ少なくするためには、この7回は15
回の中にできるだけ均一に配置されるのが望ましく、表
1に示すように、制御ビットC4=1のとき15回中の
一回毎の7回でインバータチェーン7をリングオシレー
タに組み入れる(表1で○印で記述された期間でインバ
ータチェーン7を組み入れる)。同様に、制御ビットC
3,C2,C1に対しても表1に示した期間にインバー
タチェーン7の組み入れを制御するよう接続される。制
御ビットC4=1で7回、制御ビットC3=1で4回、
制御ビットC2=1で2回、制御ビットC1=1で1回
であるから、変化点が約2の5乗=約32回巡回する間
に制御ビットC5からC1はほぼその重みに応じてイン
バータチェーン7をリングオシレータに組み入れるよう
構成される。30回中の最後の一回だけは、制御ビット
C5〜C1に関係なく位相比較回路30の出力PHによ
りインバータチェーン7を制御する安定化制御(後述)
を行う。このようにインバータチェーン7とセレクタ1
7は、小数点制御と安定化制御の両方を実現するために
兼用される。なお、表1中「*」はDon’t car
eである。
【0022】
【表1】 小数点制御・安定化制御回路70はDフリップフロップ
711 〜714 と、ANDゲート721 〜724 と、N
ANDゲート731 〜735 ,74と、Dフリップフロ
ップ75と、セレクタ76で構成されている。Dフリッ
プフロップ711 〜714 はそれぞれ分周回路40のカ
ウンタ41の出力Q0〜Q4をラッチする。ANDゲー
ト721 はDフリップフロップ711 のQ出力の反転と
Dフリップフロップ712 のQ出力のアンドをとり、カ
ウンタ41のカウント値が2,6,10,14のとき
“1”を出力する。ANDゲート722 はDフリップフ
ロップ711 ,712 のQ出力の反転とDフリップフロ
ップ713 のQ出力の論理積をとり、カウンタ41のカ
ウント値が4,12のとき“1”を出力する。ANDゲ
ート723 はDフリップフロップ711 ,〜 ,713
のQ出力の反転とDフリップフロップ714 の論理積を
とり、カウンタ41のカウント値が8のとき“1”を出
力する。ANDゲート724 はDフリップフロップ71
1 〜714 のQ出力の論理積をとり、カウンタ41のカ
ウント値が15のとき、“1”を出力する。NANDゲ
ート731 はDフリップフロップ711 のQ出力とDフ
リップフロップ714 のQ出力の反転と制御ビットC4
の出力の論理積の反転をとり、制御ビットC4が1でカ
ウンタ41のカウント値が1,3,5,7,9,11,
13のとき“0”を出力する。NANDゲート732
ANDゲート721の出力と制御ビットC3の出力の論
理積の反転をとり、制御ビットC3が“1”で、カウン
タ41のカウント値が2,6,10のとき“0”を出力
する。NANDゲート733 はANDゲート722の出
力と制御ビットC2の出力の論理積の反転をとり、制御
ビットC2が“1”で、カウンタ41のカウント値が
4,12のとき“0”を出力する。NANDゲート73
4はANDゲ−ト723の出力と制御ビットC1の出力の
論理積の反転をとり、カウンタ41のカウント値が8の
とき、”0”を出力する。NANDゲート735 はAN
Dゲート724 の出力とインバ−タ80による位相比較
回路30の出力PHの反転の論理積の反転をとり、カウ
ンタ41のカウント値が15で、入力クロック信号S3
に対して発振クロック信号S1の位相が進んでいる場合
に、“0”を出力する。NANDゲート74はNAND
ゲート731 〜735 の出力の論理積の反転をとり、N
ANDゲート731〜735 のいずれかの出力が“0”
のとき“1”を出力する。Dフリップフロップ75は
リングオシレータの変化信号がインバータチェーンを通
過中にセレク タ76を切り換えないよう発振クロック信
号S1によりNANDゲート74の出力をラッチする。
セレクタ76は例えば30.48MHzの発振クロック
信号S1が“1”ときは制御ビットC5の出力を選択
し、例えば30.48MHzの発振クロック信号S1が
“0”のときはDフリップフロップ75の出力を選択
し、セレクタ17を制御する。これにより1/2の確率
で制御ビットC5の出力による制御が行なわれる。セレ
クタ17はセレクタ76から“1”が出力されると、イ
ンバータチェーン7の出力を選択し、インバータチェー
ン7をリングオシレータに組み入れる。
【0023】最後に、安定化制御について説明する。以
上述べた制御のみを実施した場合、リングオシレータ
は、アップ/ダウンカウンタ60による積分、リングオ
シレータの発振周波数を位相に換算する際の積分とによ
って2次遅れの系となり、制御が不安定となる。これを
防止するためにはアップ/ダウンカウンタ60による積
分がない制御パスを付加するのが一つの手段である。そ
こで、小数点制御・安定化制御回路70では、位相比較
回路30の出力PHからアップ/ダウンカウンタ60を
介さずに、発振クロック信号S1の位相が進んでいる場
合にはインバータチェーン7がリングオシレータに組み
入れられる回数が多くなるような制御パス(位相比較回
路30→インバータ80→NANDゲート735 →NA
NDゲート74)が構成されている。
【0024】図2はリングオシレータのインバータ段数
の制御をアップ/ダウンカウンタ60のみで行なった場
合に、入力クロック信号S3に6nsの位相ジャンプが
発生した後の、発振クロック信号S2の位相の進み/遅
れ、アップ/ダウンカウンタ60の値(上段)、周期
(下段)を示している。なお、入力クロック信号S3の
周期は実際は488nsであるが、説明の都合上、50
0nsに近似している。周期T2 に入力クロック信号S
3に6nsの位相ジャンプが発生すると、発振クロック
信号S2の位相が進むためアップ/ダウンカウンタ60
のカウント値が+1ずつされ、周期T5 でカウント値が
503(周期も同じ503ns)になったところで発振
クロック信号S2は入力クロック信号S3と位相が同期
する。しかし、次の周期T6 では今度は発振クロック信
号S2の位相が遅れるため、アップ/ダウンカウンタ6
0のカウント値が−1ずつされ、周期T12でカウント値
が497になったところで発振クロック信号S2は入力
クロック信号S3と位相が同期する。しかし、次の周期
13では発振クロック信号S2の位相が再び進み、アッ
プ/ダウンカウンタ60のカウント値が+1ずつされ、
周期T19でアップ/ダウンカウンタ60のカウント値が
503になったところで発振クロック信号S2は入力ク
ロック信号S3と位相が同期する。以後、発振クロック
信号S2の位相は遅れ→同期→進みを繰り返し、振動的
で収束しない。
【0025】図3はリングオシレータのインバータ段数
の制御にアップ/ダウンカウンタ60と前述した安定化
制御を併用した場合に、図2と同様に入力クロック信号
S3に60nsの位相ジャンプが発生した後の、発振ク
ロック信号S2の位相の進み/遅れ、アップ/ダウンカ
ウンタ60の値(上段)、周期(中段)および安定化制
御の値(下段)を示している。
【0026】周期T2 に入力クロック信号S3に6ns
の位相ジャンプが発生すると、発振クロック信号S2の
位相が進むため、次の周期T3 でアップ/ダウンカウン
タ60のカウント値が+1されるとともに安定化制御に
より周期が+1されて、周期は502nsとなる。発振
クロック信号S2の位相は未だ進んでいるので、周期T
4 でアップ/ダウンカウンタ60のカウント値がさらに
+1されるとともに、安定化制御により周期が+1され
て、周期は503nsとなる。発振クロック信号S2の
位相は未だ進んでいるので、次の周期T5 でアップ/ダ
ウンカウンタ60による制御と安定化制御によりアップ
/ダウンカウンタ60のカウント値は503、周期は5
04nsとなるが、発振クロック信号S2の位相は今度
は遅れとなる。したがって、以降アップ/ダウンカウン
タ60のカウント値がー1ずつされ、安定化制御は行な
われない。周期T11で、発振クロック信号S2は入力ク
ロック信号S3と位相が同期するが、次の周期T12では
発振クロック信号S2の位相が再び進むため、周期T13
以降アップ/ダウンカウンタ60のカウント値が+1ず
つされていく。以降、同様に、発振クロック信号S2の
位相が進んでいるときは安定化制御が行なわれ、発振ク
ロック信号S2の位相が遅れているときは安定化制御が
行なわれない。そして周期T29でアップ/ダウンカウン
タ60のカウント値が500、発振クロック信号S2の
周期が501nsになったところで発振クロック信号S
2は入力クロック信号S3と位相が同期する。そして次
の周期T30ではアップ/ダウンカウンタ60のカウント
値が500、発振クロック信号S2の周期が500ns
になり、振動(位相の遅れ/進み)は収束する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、デジタル
LSIが高速動作するために、内部でクロックを逓倍
し、かつ逓倍時のジッタが少ない位相同期発振回路を提
供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の位相同期発振回路の回路図
である。
【図2】リングオシレータのインバータ段数の制御をア
ップ/ダウンカウンタ60のみで行なった場合に、入力
クロック信号S3に6nsの位相ジャンプが発生した後
の、発振クロック信号S2の位相の進み/遅れ、アップ
/ダウンカウンタ60の値(上段)、周期(下段)を示
す図である。
【図3】リングオシレータのインバータ段数の制御にア
ップ/ダウンカウンタ60と安定化制御を併用した場合
に、図2と同様に入力クロック信号S3に60nsの位
相ジャンプが発生した後の、発振クロック信号S2の位
相の進み/遅れ、アップ/ダウンカウンタ60の値(上
段)、周期(中段)および安定化制御の値(下段)を示
す図である。
【符号の説明】
1〜7 インバータチェーン 11〜16 セレクタ 21〜25 Dフリップフロップ 30 位相比較回路 40 分周回路 41 カウンタ 42 ANDゲート 43 Dフリップフロップ 50 Dフリップフロップ 60 アップ/ダウンカウンタ 70 小数点制御・安定化制御回路 711 〜714 Dフリップフロップ 721 〜724 ANDゲート 731 〜735 ,74 NANDゲート 75 Dフリップフロップ 76 セレクタ 80 インバータ S1 リングオシレータの発振クロック信号 S2 発振クロック信号S1を15分周した信号 S3 入力クロック信号 PH 位相比較回路30の出力

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ21 個,22 個,・・・,2n
    (n≧2)個のインバータ素子が直列に接続された第
    1,第2,・・・,第nのインバータチェーンと、奇数個
    のインバータ素子が直列に接続され、出力を第nのイン
    バータチェーンの入力として出力する第(n+1)のイ
    ンバータチェーンと、第1のインバータチェーンの入力
    または出力を切り換え出力する第1のセレクタと、第2
    のインバータチェーンの入力または出力を第1のインバ
    ータチェーンの入力として切り換え出力する第2のセレ
    クタと、・・・、第nのインバータチェーンの入力また
    は出力を第(n−1)のインバータチェーンの入力とし
    て切り換え出力する第nのセレクタと、2個のインバー
    タが直列に接続され、第1のセレクタの出力を入力する
    第(n+2)のインバータチェーンと、第(n+2)の
    インバータチェーンの入力または出力を第(n+1)の
    インバータチェーンの入力として出力する第(n+1)
    セレクタから構成されたリングオシレータと、 前記リングオシレータの発振クロック信号の発振周波数
    (2 n-1 −1)分周する分周回路と、 前記入力クロック信号をデータ入力端子に、前記分周回
    路の出力である分周発振クロック信号をクロック信号入
    力端子に入力し、前記入力クロック信号の位相と前記分
    周発振クロック信号の位相の関係を示す信号をデータ出
    力端子から出力するDフリップフロップにより構成され
    た位相比較回路と、 前記分周発振クロック信号が前記入力クロック信号に同
    期するように、前記位相比較回路の出力に応じて前記分
    周発振クロック信号をアップまたはダウンカウントし、
    最も桁の小さい桁から数えて第(n+1)番目の桁の出
    力端子から順に第1、第2、・・・、第nのセレクタを
    切り換える切替信号を出力するアップ/ダウンカウンタ
    と、各切替信号を変化信号が第(n+1)のインバータ
    チェーンに入力したとき、または第(n+1)のインバ
    ータチェーンを通過中にラッチし、該当するセレクタに
    出力するラッチ回路とを含む第1の制御回路と、 前記第1の制御回路を構成するアップ/ダウンカウンタ
    の最も桁の小さい桁からn個の桁の出力端子の出力の値
    に応じた回数だけ、第(n+1)のセレクタが前記分周
    回路のカウンタの出力に応じた区間第(n+2)のイン
    バータチェーンの出力を選択するように第(n+1)の
    セレクタに対する切替信号を出力する第2の制御回路
    と、 第(n+1)のセレクタに対する切替信号を、前記変化
    信号が第(n+1)のインバータチェーンに入力したと
    き、または第(n+1)のインバータチェーンを通過中
    にラッチするラッチ回路を有する位相同期発振回路。
  2. 【請求項2】 前記第2の制御回路はさらに、前記分周
    回路のカウンタの出力と前記位相比較回路の出力を入力
    し、該カウンタのカウント値が2n-1−1で、前記入力
    クロック信号の位相に対して前記分周発振クロック信号
    の位相が進んでいるとき、第(n+2)のインバータチ
    ェーンの出力を選択するように第(n+1)のセレクタ
    に対する切替信号を出力するように構成されている、請
    求項1記載の位相同期発振回路。
  3. 【請求項3】 前記制御回路はアップ/ダウンカウンタ
    を有し、該アップ/ダウンカウンタは前記位相比較回路
    の出力に応じて前記発振クロック信号をアップ/ダウン
    カウントし、該カウンタの桁の小さいビットから順に第
    1〜第nのセレクタを制御するように構成されている請
    求項1または2記載の位相同期発振回路。
  4. 【請求項4】 前記位相比較回路は、データ入力端子と
    クロック入力端子とを有するDフリップフロップにより
    構成され、前記発振クロック信号をクロック入力端子に
    入力し、前記入力クロック信号をデータ入力端子に入力
    する請求項1から3のいずれか1項記載の位相同期発振
    回路。
  5. 【請求項5】 前記リングオシレータはさらに、2個の
    インバータ素子を直列に接続した第(n+2)のインバ
    ータチェーンと、第(n+2)のインバータチェーンの
    入力または出力を切り替え出力する第(n+1)のセレ
    クタとを有し、前記アップ/ダウンカウンタの第1のセ
    レクタを切り替えるビットよりもmビット下の信号によ
    り、リングオシレータを巡回する変化信号が約2m回巡
    回する間に1回だけ第(n+2)のインバータチェーン
    をリングオシレータに組み入れるように第(n+1)の
    セレクタを制御する請求項3記載の位相同期発振回路。
  6. 【請求項6】 前記制御回路は、前記位相比較回路の出
    力により第(n+1)のセレクタを制御するよう構成さ
    れている請求項5記載の位相同期発振回路。
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