JP2001507717A - 7−アミノセファロスポラン酸(7−aca)の改良された沈殿方法 - Google Patents

7−アミノセファロスポラン酸(7−aca)の改良された沈殿方法

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Abstract

(57)【要約】 例えば、有機カルボン酸エステル類、高分子量グリコール類、ポリアクリル類、アミン類およびポリアミン類、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂類、またはアミノ酸類またはそれらのエステル類を含む群より選択される添加剤の存在下、アルカリ性、中性、または弱酸性媒体から、式(I)の7−アミノセファロスポラン酸(7−ACA)を単離して、7−ACA凝集体および/またはロゼットを得る方法。

Description

【発明の詳細な説明】7−アミノセファロスポラン酸(7−ACA)の改良された沈殿方法 本発明は、7−アミノセファロスポラン酸(7−ACA) に関する。 7−ACAは、数多くの半合成セファロスポリン抗生物質の合成における重要 な中間化合物である。7−ACAは、例えばセファロスポリンCから、環構造の 7位のアミド基を開裂させることで生成することができ、 例えば化学的に行うことができ、例えばアミド基を塩化イミド基に転化させて 、例えば強酸性媒体などで加水分解して7−ACAが得られ、例えば塩基の淵加 でpHを調整(等電点付近)するなどして7−ACAを沈殿させることができる ;7−ACAは、ロゼット状および凝集体の形態で単離することができる; あるいは酵素的に、例えばアシラーゼの作用によって行うことができる;ある いはセファロスボリンCにグルタリル−7−アミノ−セファロスボラン酸に転化 することができ、D−アミノ酸オキシダーゼの作用によって、グルタリル−7− アミノセファロスポラン酸を酵素的に加水分解して、塩基性媒体あるいは中性ま たは弱酸性の媒体中で7−ACAを得ることができ、反応溶液に適当なイオン交 換または吸収樹脂を加えて任意に精製することができ、例えばpHの調整(等電 点付近)を例えばHClなどの酸を加えるなどによって行うことで7−ACAを 沈殿させることができる。しかしこの場合は、沈殿した7−ACAは、非常に細 かく、結合が弱く、針状の結晶が得られるため、単離することが難しい。7−A CAの純度を増加させるとより細かい結晶が得られることがあり、7−ACAの 単離前に例えばメタノールなどの低級アルコールまたはアセトンなどのケトンな どの有機溶媒を反応混合物に加えることで収率を増加させることができるが、こ の場合も非常に細かい結晶が得られる。 本発明は、例えば工業的規模で行うことが可能な、アルカリ性、中性または弱 酸性媒体から7−ACAを沈殿させることで 7−ACAの凝集体またはロゼットを生成することができる方法を提供し、例え ばろ過および遠心分離による7−ACAの単離を実質的に改良したものであり、 本発明により得られた7−ACAは、より迅速に乾燥することができ、例えば従 来技術による方法で得た7−ACAと比較して副生成物量を少なくすることがで きる。 1つの態様では、本発明は、ロゼットまたは凝集体の7−ACA(例えば式I )の生成方法を提供し、アルカリ性、中性、または弱酸性の媒体から、例えば以 下に定義する群を含む群から選択されるような添加剤の存在下で7−ACAを沈 殿させることを特徴とする。 凝集体および/またはロゼットを形成させることができる、7−ACAの沈殿 工程で添加する化合物となりうる本発明による添加剤としては、例えば式 R1−COO−R2 II のような有機カルボン酸エステル類、 例えば式 HO−(CHR1−CHR2k−OH III のような高分子量グリコール類、例えば、ポリエチレングリコールおよびポリプ ロビレングリコール、 例えば、式 −[CHR1−CR2(COXR3)]n− IV のようなポリアクリル類、例えば陽イオン性、陰イオン性、または非イオン性の ポリアクリル類であり、例えばポリアクリルアミドが含まれる、 例えば、式 −[CH2−CHR6−CH2−N+12−]n− Va R24N−(CH2−CH2X)n−R5 Vb [R1−X−(CH2m3N Vcのようなアミン類およびポリアミン類、例えば、式 のようなメラミン−ホルムアルデヒド樹脂で、例えば1,000,000までの 分子量、例えば500,000のもの、および例えば、式 R10−CH−(NR24)−COOR1 VIII のようなアミノ酸類およびそれらのエステル、などを挙げることができ、例えば 上述したようなそれぞれの添加剤の混合物も含まれる。好ましい添加剤となりう るものは、アミノ酸およびそのエステルであり、例えばリシンなどのアミノ酸が 挙げられる。 式II、III、IV、Va、Vb、Vc、VIa、VIb、VII、および VIIIにおいて、 R1、R2、R4、およびR5は、それぞれ互いに独立に、水素、アルキル、または アリールを表し; kは2〜200の整数を表し; Xは−O−または−NR1−を表し; R3は、R1と同じ意味であるか、または式−(CR24m−Zの基を表し; Zはアミノ基、スルホニル基、またはカルボン酸基を表し、例えば、式で表されるものであり; mは0〜6の整数を表し; nは2〜200,000の整数を表し; R6は水素または水酸基を表し; R7a、R7b、R7c、R7d、R7eは、それぞれ互いに独立に、水素、−CH2OH を表すか;または式 の基を表し; R10は水素、アルキル、アリール、または式−(CH2m−X−R5の基を表す 。 本明細書において他に記載のない限り、アルキルには、例えば(C1 〜22)ア ルキルが含まれ、例えば(C1 〜4)アルキルのような低級アルキルなどの(C1 〜8 )アルキルが挙げられ、アリールには例えばフェニル、ナフチルが含まれ、 フェニルなどが挙げられる。 アルキルとアリールには、置換されていないアルキルおよびアリールと、7− ACAのアルカリ性、中性、および弱酸性媒体中での沈殿条件において7−AC A以外の化合物を生成させることのない基、例えば7−ACAと化学反応して別 の化合物を生成することのない基、によって置換されたアルキルおよびアリール とが含まれる。好ましいアルキルとしては、低級アルキルが挙げられ;好ましい アリールとしては、フェニルが挙げられ、また好ましい置換アリールとしては、 水酸基または低級アルキルなどのアルキルで置換されたフェニルなどの置換アリ ールが挙げられる。アミノとしては、置換されていないアミノまたはアンモニウ ム、およびアルキルなどで置換されたアミノ およびアンモニウムが挙げられる。 別の態様では、本発明は、弱酸性、中性、またはアルカリ性の溶液から7−A CA(例えば式I)を単離する方法を提供し、前述の定義のような基を含む群か ら選択されるような添加剤を、例えば1ppm〜10%の量を弱酸性、中性、ま たはアルカリ性の溶液中で使用することで、7−ACAを沈殿させることを特徴 としている。 本発明の方法は以下のように行うことができる: 7−ACAは、例えば、酸を加えると7−ACAが溶液から沈殿するような溶媒 に7−ACAを溶解した溶液、例えば溶媒中の7−ACAの等電点よりも大きな pHを有する7−ACA溶液(これは塩基を加えると溶液から7−ACAが沈殿 する7−ACAの強酸性溶液、例えば溶媒中の7−ACAの等電点よりも小さな pHを有する7−ACA溶液とは対照的である)を含めた弱酸性、中性、または アルカリ性の7−ACA溶液から、前述の定義による群を含む群より選択される ような添加剤の存在下で、例えばロゼットおよび/または凝集体の形態の7−A CAの種結晶の存在下、酸を加えることで沈殿させることができる。 本発明による添加剤は公知のものであるか、または例えば従来方法として公知 のものと同様にして製造することができるかするものである。弱酸性、中性、ま たはアルカリ性の7−ACA溶液は、例えば前述の酵素法によって得ることがで きる。弱酸性、中性、またはアルカリ性の溶液中の7−ACA濃度は重要ではな いが、例えば約5〜60g/l、特に10〜50g/l、の範囲を含めた広い範 囲内で変化させることができる。添加剤は、弱酸性、中性、またはアルカリ性の 溶液中の7−ACAに、例えば、酸を加える前に加えたり酸と同時に加えたりす ることができる。 本発明による添加剤の量は重要ではなく、例えば、環境的な理由から、7−A CA溶液の量に対して例えば約1ppm〜10%(v/v)の少量の添加剤が適 当と思われる。添加剤として例えば有機エステル類などの非高分子量添加剤を使 用する場合は、例えば約1%〜10%の量が適当となり;アミン、アミノ酸、ま たはそれらのエステルを使用する場合は、例えば約0.01%〜10%、特に例 えば約0.05%〜5%の量が適当となり、ポリアクリル類、ポリアミン類、高 分子量グリコール類などの高分子量添加剤を使用する場合には、例えば約1〜 100ppmが適当となる。例えば前述の定義のような7−ACAの種結晶は、 酸を加えるより前または酸と同時に、7−ACAの溶液または得られる結晶懸濁 液に加えることができる。 本発明の方法は、バッチでも連続的でも行うことができ、例えば−15℃〜4 0℃、特に0℃〜25℃、を含めた広い温度範囲で行うことができる。 適当な酸としては、硫酸、塩酸、またはリン酸などの無機酸や、酢酸などの有 機酸が挙げられる。 酸は、例えば高収率の7−ACAを溶液から沈殿させるために十分な量が加え られる。反応混合物のpHが、溶媒中の7−ACAの等電点付近であると好都合 となり、限定するものではないが、pH2.5〜6、特にpH3.5〜5.5が 好都合となる。7−ACAは、酸を加えることで、例えば結晶の形態で沈殿させ ることができる。得られた結晶懸濁液は、例えば冷却しながら、例えば等電点付 近のpHに調整して撹拌することで、完全に沈殿させることができる。 例えば結晶の形態、および凝集体および/またはロゼットの形態で得られた7 −ACAは沈殿させることができ、ろ過、遠心分離などの従来方法によって単離 し、適宜洗浄、および乾燥 することができる。乾燥温度は、例えば減圧下で、例えば40℃〜50℃の低温 でもよく、乾燥時間は、例えば約5〜30時間、特に10〜20時間の短時間に することができる。 驚くべきことに、本発明による添加剤が7−ACAの沈殿の間に存在すると、 アルコールまたはケトンなどの有機溶媒が溶液に存在する場合でさえ、また例え ば、Amberlite XAD 1600R、XE−714R、Dianion HP21R、Sepabeads SP825R、SP850Rなどを使用した 吸収樹脂による精製、またはIRA 420Rなどを用いたイオン交換樹脂によ る精製による高純度の7−ACAの場合でさえも、7−ACA凝集体またはロゼ ットが形成し得る。本発明による添加剤の存在下において得られる7−ACA結 晶懸濁液のろ過時間は、添加剤なしの場合に得られる7−ACAのろ過時間と比 較してかなり短縮することができ、例えば約15分〜1分以下、約0.4分など にすることができる。 以下の実施例は、本発明の説明を意図したものである。温度は摂氏温度で示し ており、補正は行っていない。 7−ACAは、7−アミノセファロスポラン酸(例えば、式I)である。 実施例1〜14−一般的手順 水142m1と、種結晶としてのロゼットおよび/または凝集体の形態の7− ACAを2.2gとを沈殿反応器に入れて、1NのNaOHでpHを5.5に調 整する。ナトリウム塩の形態の7−ACAを25gと、水708mlと、これに 以下の表1に記載のようにメタノールを加える場合(単位ml)または加えない 場合と、によって形成されるpH約7.0の溶液を、以下の表1に記載のように 添加剤と混合し、得られた混合物を、約25分かけて約18℃で、反応器の混合 物に撹拌しながら滴下する。7−ACA混合物を反応器の混合物に加える間、得 られる反応混合物のpHを20%硫酸で5.5に調整する。得られる懸濁液のp Hを4.0に調整し、この懸濁液を0℃に冷却して、約1時間撹拌する。得られ た結晶の7−ACAをろ過して、水120mlと、70%メタノール120ml と、メタノール120mlとで洗浄し、減圧下(約10mbar)で約50℃で 約16時間乾燥する。ろ過時間(単位分)を、以下の表1にまとめる。実施例15〜18−一般的手順 ナトリウム塩の形態の7−ACAを20.8gと、水500mlと、これに以 下の表2に記載のようにメタノールを加える場合(単位ml)または加えない場 合と、より構成されるpH約7.5の溶液を、室温で沈殿反応器に入れて、以下 の表に記載のように添加剤と混合する。得られた混合物に、撹拌しながら20% 硫酸を加えてpHを5.5に調整して、約20分間維持する。得られた懸濁液の pHを3.8に調整し、この懸濁液0℃に冷却し、約1時間撹拌する。得られた 結晶の7−ACAをろ過して、水100mlと、70%メタノール100mlと 、メタノール100mlとで洗浄し、減圧下(約10mbar)50℃で16時 間撹拌する。ろ過時間を、以下の表2にまとめる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. アルカリ性、中性、または弱酸性の媒体から、添加剤の存在下で7−AC Aを沈殿させることを特徴とする、式 の7−ACAのロゼットまたは凝集体の生成方法。 2. 添加剤の存在下で7−ACAを沈殿させることを特徴とする、弱酸性、中 性、またはアルカリ性の溶液から7−ACAを単離する方法。 3. 添加剤が、有機カルボン酸エステル類、高分子量グリコール類、ポリアク リル類、アミン類およびポリアミン類、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂類、ま たはアミノ酸類およびそれらのエステル類からなる群より選択されることを特徴 とする請求項1または2に記載の方法。 4. 添加剤がアミノ酸であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項 に記載の方法。 5. 1ppm〜10%の量の前記添加剤が、アルカリ性、中性、または弱酸性 の7−ACAを含む媒体中に存在することを特徴とする請求項1〜4のいずれか に記載の方法。 6. a)一般式 R1−COO−R2 II (式中、R1およびR2は、同種または異種であり、水素、低級アルキル、フェニ ル、ヒドロキシフェニル、または低級アルキルフェニルを表す)の有機エステル 類; b)一般式 HO−(CHR1−CHR2k−OH III (式中、R1およびR2は前述の定義の通りであり、kは2〜200の整数を表す )の高分子量グリコール化合物、好ましくはポリエチレングリコールおよびポリ プロピレングリコール誘導体; c)一般式 −[CHR1−CR2(CO.XR3)]n− IV (式中、Xは−O−または−NR1−を表し、R3は、R1または−(CR24m −Zを表し、ここでZは を表し、mは0〜6の整数であり、nは2〜200,000の整数であり、R1 、R2、R4、およびR5は、同種または異種であり、水素、低級アルキル、フェ ニル、ヒドロキシフェニル、または低級アルキルフェニルを表す)の陽イオン性 、陰イオン性、または非イオン性のポリアクリル誘導体; d)一般式 −[CH2−CHR6−CH2−N+12−]n− Va R24N−(CH2−CH2X)n−R5 Vb [R1−X−(CH2m3N Vc (式中、m、n、R1、R2、R4、およびR5は前述の定義の通りであり、R6は 水素またはOHである)の(ポリ)アミン類; e)一般式(式中R7a、R7b、R7c、R7d、およびR7eは、同種または異種であり、水素、 CH2OH、または式 の基を表す)のメラミン−ホルムアルデヒド樹脂に基づく誘導体; f)一般式 R10−CH−(NR24)−COOR1 VIII (式中、R10は、水素、アルキル、アリール、または式−(CH2m−X−R5 の基を表し、その他の置換基は前述の通 りである)のアミノ酸類およびそれらの誘導体、を沈殿の間に加えることを特徴 とする、弱酸性、中性、またはアルカリ性の溶液から沈殿によって7−アミノセ ファロスポラン酸(7−ACA)を単離する方法。
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