JP2001354103A - エアバッグの配置構造 - Google Patents
エアバッグの配置構造Info
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗員が正規位置外に着座したような場合に
も、エアバッグを適正な展開力で膨張させ、乗員の安全
を図る。 【解決手段】 正規位置に着座する車両乗員14が保護
されるべき保護位置の方向に、正規保護状態で膨張する
ことで移動可能な、少なくとも1個のエアバッグ12
と、正規位置外に着座した乗員14からの影響を受けて
エアバッグの展開の衝撃が規制される、少なくとも1個
の規制手段16とを備え、規制手段16により、正規位
置外に着座した乗員14に対して、エアバッグが展開す
ることで伝達され得る最大の展開の衝撃が低減されるよ
うにした。
も、エアバッグを適正な展開力で膨張させ、乗員の安全
を図る。 【解決手段】 正規位置に着座する車両乗員14が保護
されるべき保護位置の方向に、正規保護状態で膨張する
ことで移動可能な、少なくとも1個のエアバッグ12
と、正規位置外に着座した乗員14からの影響を受けて
エアバッグの展開の衝撃が規制される、少なくとも1個
の規制手段16とを備え、規制手段16により、正規位
置外に着座した乗員14に対して、エアバッグが展開す
ることで伝達され得る最大の展開の衝撃が低減されるよ
うにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアバッグの配置構
造に係り、少なくとも1個の膨張可能なエアバッグを有
するエアバッグの配置構造に関する。
造に係り、少なくとも1個の膨張可能なエアバッグを有
するエアバッグの配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この種
のエアバッグの配置構造は事故が起きた際に車両乗員を
保護するために作動する。車両乗員がエアバッグ等の安
全保護装置で保護される際、エアバッグの展開時に乗員
が正規な位置外に座っているような場合がある(以下、
本明細書では、この状態を“位置外(out of positio
n)”、すなわち“OOP状態”と呼ぶ。)。このよう
なOOP状態は、たとえばサイドエアバッグが設けられ
たシートや、子供が子供用シートの定められた位置に座
っていないような場合に問題となる。
のエアバッグの配置構造は事故が起きた際に車両乗員を
保護するために作動する。車両乗員がエアバッグ等の安
全保護装置で保護される際、エアバッグの展開時に乗員
が正規な位置外に座っているような場合がある(以下、
本明細書では、この状態を“位置外(out of positio
n)”、すなわち“OOP状態”と呼ぶ。)。このよう
なOOP状態は、たとえばサイドエアバッグが設けられ
たシートや、子供が子供用シートの定められた位置に座
っていないような場合に問題となる。
【0003】本発明の目的は、各車両乗員のためにもっ
とも最良の保護のための効果がもたらされ、特にOOP
状態においても乗員の適切な保護がなされるような、頭
書のエアバッグ配置構造を提供することにある。
とも最良の保護のための効果がもたらされ、特にOOP
状態においても乗員の適切な保護がなされるような、頭
書のエアバッグ配置構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、特許請求の
範囲の発明の特徴によって満たされ、特に正規位置に着
座する車両乗員が保護されるべき保護位置の方向に、正
規保護状態で膨張することで移動可能な、少なくとも1
個のエアバッグと、正規位置外に着座した乗員からの影
響を受けてエアバッグの展開の衝撃が規制される、少な
くとも1個の規制手段とを備え、該規制手段により、正
規位置外に着座した乗員に対して、エアバッグが展開す
ることで伝達され得る最大の展開の衝撃が低減されるよ
うにしたことによって実現される。
範囲の発明の特徴によって満たされ、特に正規位置に着
座する車両乗員が保護されるべき保護位置の方向に、正
規保護状態で膨張することで移動可能な、少なくとも1
個のエアバッグと、正規位置外に着座した乗員からの影
響を受けてエアバッグの展開の衝撃が規制される、少な
くとも1個の規制手段とを備え、該規制手段により、正
規位置外に着座した乗員に対して、エアバッグが展開す
ることで伝達され得る最大の展開の衝撃が低減されるよ
うにしたことによって実現される。
【0005】本発明は、エアバッグがOOP状態におい
て通常もたらされる展開の衝撃が生じるのを妨げる。す
なわち各車両乗員がその正規位置から外れているような
場合であり、完全な展開の衝撃は、車両乗員が正規位置
にある際に正規保護状態においてもたらされる。展開の
衝撃の減少をもたらす規制手段は正規位置外に着座した
乗員、たとえば車両乗員の影響を受けやすいので、本発
明のエアバッグ配置構造はOOP状態を自動的に認識
し、その結果エアバッグを膨張させる膨張力は展開の衝
撃の規制によって低減される。
て通常もたらされる展開の衝撃が生じるのを妨げる。す
なわち各車両乗員がその正規位置から外れているような
場合であり、完全な展開の衝撃は、車両乗員が正規位置
にある際に正規保護状態においてもたらされる。展開の
衝撃の減少をもたらす規制手段は正規位置外に着座した
乗員、たとえば車両乗員の影響を受けやすいので、本発
明のエアバッグ配置構造はOOP状態を自動的に認識
し、その結果エアバッグを膨張させる膨張力は展開の衝
撃の規制によって低減される。
【0006】また、規制手段が正規位置外に着座した乗
員の抵抗に応じて形成されるようにすることで対応する
ことができる。このようにこの規制手段は、正規位置外
に着座した乗員により、展開するエアバッグに対して規
定された抵抗によってこのように達成される。規制手段
がこのように正規位置外に着座した乗員に応ずるため、
正規な着座位置になく、また無意識にエアバッグの展開
経路上に位置しているような車両乗員は本発明による規
制手段に応答でき、その結果としてエアバッグの膨張力
の減少に寄与する。
員の抵抗に応じて形成されるようにすることで対応する
ことができる。このようにこの規制手段は、正規位置外
に着座した乗員により、展開するエアバッグに対して規
定された抵抗によってこのように達成される。規制手段
がこのように正規位置外に着座した乗員に応ずるため、
正規な着座位置になく、また無意識にエアバッグの展開
経路上に位置しているような車両乗員は本発明による規
制手段に応答でき、その結果としてエアバッグの膨張力
の減少に寄与する。
【0007】その代わりとし、本発明によれば、規制手
段が、正規位置外に着座した乗員の抵抗の不足に応じて
形成されるようにすることも可能である。この場合、O
OP状態は、本発明による規制手段によって、その中
で、正規位置に位置する車両乗員によってエアバッグに
対してもたらされる抵抗が存在しないように、認識され
ることが可能となる。
段が、正規位置外に着座した乗員の抵抗の不足に応じて
形成されるようにすることも可能である。この場合、O
OP状態は、本発明による規制手段によって、その中
で、正規位置に位置する車両乗員によってエアバッグに
対してもたらされる抵抗が存在しないように、認識され
ることが可能となる。
【0008】本発明の好ましい実施例において、規制手
段は、エアバッグ外被の配置構造により形成され、折り
畳まれたエアバッグにおいてエアバッグ外被は、一方
向、特にエアバッグの展開方向において、エアバッグ展
開方向にほぼ直交する方向より、十分に低い展開力を有
するものである。
段は、エアバッグ外被の配置構造により形成され、折り
畳まれたエアバッグにおいてエアバッグ外被は、一方
向、特にエアバッグの展開方向において、エアバッグ展
開方向にほぼ直交する方向より、十分に低い展開力を有
するものである。
【0009】この結果、以上のようにしてエアバッグ外
被の展開の衝撃の規制、すなわち膨張力の減少が、単に
エアバッグの一様でない度合いの展開、特に展開方向が
一様でないという点を通じて、他の付加的な手段なしに
達成することができる。エアバッグの膨張は、膨張過程
が十分に低い力あるいは駆動と関連するために、その展
開方向における低程度の膨張と十分に同調される。この
ときエアバッグは、展開方向に直交する高程度の展開に
よって、展開方向に卓越して膨張する。エアバッグは、
展開方向に直交して大きな膨張性を有し、この方向にお
いて少なくとも十分なスペースが確保されるようにまと
められるように、折り畳まれることが好ましい。このこ
とは、エアバッグの展開の衝撃の十分な低減を実現すべ
き、折り畳まれたエアバッグの極端な面状の配置も許容
する。展開における低程度の展開は展開方向と厳密に一
致する必要はなく、そこから逸れることもあり得る。
被の展開の衝撃の規制、すなわち膨張力の減少が、単に
エアバッグの一様でない度合いの展開、特に展開方向が
一様でないという点を通じて、他の付加的な手段なしに
達成することができる。エアバッグの膨張は、膨張過程
が十分に低い力あるいは駆動と関連するために、その展
開方向における低程度の膨張と十分に同調される。この
ときエアバッグは、展開方向に直交する高程度の展開に
よって、展開方向に卓越して膨張する。エアバッグは、
展開方向に直交して大きな膨張性を有し、この方向にお
いて少なくとも十分なスペースが確保されるようにまと
められるように、折り畳まれることが好ましい。このこ
とは、エアバッグの展開の衝撃の十分な低減を実現すべ
き、折り畳まれたエアバッグの極端な面状の配置も許容
する。展開における低程度の展開は展開方向と厳密に一
致する必要はなく、そこから逸れることもあり得る。
【0010】折り畳まれたエアバッグは、展開経路上に
位置する接触面に沿って面状に配置されて、かつ特に接
触面に対して面状に接触し、該接触面は展開方向に少な
くともほぼ直交する方向に延在することが好ましい。
位置する接触面に沿って面状に配置されて、かつ特に接
触面に対して面状に接触し、該接触面は展開方向に少な
くともほぼ直交する方向に延在することが好ましい。
【0011】また、接触面が、エアバッグカバーで形成
され、該エアバッグカバーは車両シート位置に好ましく
は配置されたエアバッグと、当初から伸長可能でかつ特
にエアバッグの膨張によって十分に引き裂かれるような
エアバッグカバーとして設けられたシートカバーとを有
することが好ましい。
され、該エアバッグカバーは車両シート位置に好ましく
は配置されたエアバッグと、当初から伸長可能でかつ特
にエアバッグの膨張によって十分に引き裂かれるような
エアバッグカバーとして設けられたシートカバーとを有
することが好ましい。
【0012】伸長可能なシートカバーによって、本発明
によるエアバッグは、シートカバーの縫目が裂けること
によってエアバッグがさらに展開する前の膨張過程の初
期においてOOP状態に関して好ましい方法でシートカ
バー内に位置させることができる。
によるエアバッグは、シートカバーの縫目が裂けること
によってエアバッグがさらに展開する前の膨張過程の初
期においてOOP状態に関して好ましい方法でシートカ
バー内に位置させることができる。
【0013】本発明のさらに好ましい実施例によれば、
規制手段は、正規位置外に着座した乗員が展開経路上の
正規位置から外れて位置する際に、エアバッグの膨張の
ための余裕しろが規制されるようにし、該規制は、好ま
しくは外的な反力(F1,F2)の結果として正規保護状
態において唯一到達するエアバッグの圧力しきい値によ
り取消可能とされることが好ましい。
規制手段は、正規位置外に着座した乗員が展開経路上の
正規位置から外れて位置する際に、エアバッグの膨張の
ための余裕しろが規制されるようにし、該規制は、好ま
しくは外的な反力(F1,F2)の結果として正規保護状
態において唯一到達するエアバッグの圧力しきい値によ
り取消可能とされることが好ましい。
【0014】この環境は、膨張するエアバッグは、正規
保護状態下よりOOP状態下においてより低い応力下と
なるように利用される。たとえば車両のバックレストの
側部に配置されたサイドエアバッグにおいて、規制を取
り消すために要求される高圧が、エアバッグが膨張時に
車両乗員と側部パネルとの間に押し進むような場合に、
正規位置における車両乗員と車両の側部パネルとによっ
て発揮されるような反力によって達成される。
保護状態下よりOOP状態下においてより低い応力下と
なるように利用される。たとえば車両のバックレストの
側部に配置されたサイドエアバッグにおいて、規制を取
り消すために要求される高圧が、エアバッグが膨張時に
車両乗員と側部パネルとの間に押し進むような場合に、
正規位置における車両乗員と車両の側部パネルとによっ
て発揮されるような反力によって達成される。
【0015】これらの反力は、OOP状態においては、
規制を打ち破るのに必要な圧力の集積がエアバッグ内で
達成されず、エアバッグが規制内で膨張するようには存
在せず、これにより展開の衝撃、すなわちエアバッグの
膨張力は低減される。
規制を打ち破るのに必要な圧力の集積がエアバッグ内で
達成されず、エアバッグが規制内で膨張するようには存
在せず、これにより展開の衝撃、すなわちエアバッグの
膨張力は低減される。
【0016】本発明の変形例としての実際的な実施例に
おいて、規制手段は、少なくともその一部が折り畳まれ
たエアバッグを囲み、またその展開方向における最大膨
張可能性がエアバッグのものより小さく、またエアバッ
グが配置された車両のアッセンブリに、特に車両シート
あるいはシートカバーに取り付けられることが好まし
く、さらに、エアバッグを構成するモジュールのアッセ
ンブリあるいは、エアバッグに取り付けられるようにす
ることが好ましい。
おいて、規制手段は、少なくともその一部が折り畳まれ
たエアバッグを囲み、またその展開方向における最大膨
張可能性がエアバッグのものより小さく、またエアバッ
グが配置された車両のアッセンブリに、特に車両シート
あるいはシートカバーに取り付けられることが好まし
く、さらに、エアバッグを構成するモジュールのアッセ
ンブリあるいは、エアバッグに取り付けられるようにす
ることが好ましい。
【0017】本発明の更なる変形例によれば、エアバッ
グは、1次領域と2次領域を形成し、それらが経時的に
引き続いて膨張可能な少なくとも2個の領域からなり;
その内部において規制手段は、前記領域間の少なくとも
1個の弁により形成され、該弁はエアバッグが折り畳ま
れているときは閉鎖状態にあり、正規位置外に着座した
乗員からの抵抗により閉鎖状態に固定され、この抵抗が
ない場合には、最初に膨張するエアバッグの1次領域に
より、開放状態へと切り替わるようにすることが好まし
い。
グは、1次領域と2次領域を形成し、それらが経時的に
引き続いて膨張可能な少なくとも2個の領域からなり;
その内部において規制手段は、前記領域間の少なくとも
1個の弁により形成され、該弁はエアバッグが折り畳ま
れているときは閉鎖状態にあり、正規位置外に着座した
乗員からの抵抗により閉鎖状態に固定され、この抵抗が
ない場合には、最初に膨張するエアバッグの1次領域に
より、開放状態へと切り替わるようにすることが好まし
い。
【0018】この結果、正規位置外に着座した車両乗員
は、エアバッグの2個の容積部分の間に配置された弁が
閉鎖された状態のままとなるように自動的に保証する。
このようにエアバッグの膨張容積は、1次領域の容積に
規制されたままとなり、この結果、エアバッグの膨張力
はOOP状態に有利な方法によって低減される。
は、エアバッグの2個の容積部分の間に配置された弁が
閉鎖された状態のままとなるように自動的に保証する。
このようにエアバッグの膨張容積は、1次領域の容積に
規制されたままとなり、この結果、エアバッグの膨張力
はOOP状態に有利な方法によって低減される。
【0019】弁は、エアバッグの2次領域によって閉鎖
されることが好ましい。
されることが好ましい。
【0020】弁は、特に閉鎖状態において展開方向に対
して押されるか、折り畳まれるか、裏返されるか、曲げ
られるかされた基布領域と、少なくとも1個の開口とに
より形成され、あるいはチューブ状か、ホース状か、ノ
ズル状か、あるいはスノーケル状をなす基布領域により
形成されることが好ましく、この基布領域はおよそ円筒
形とできるが、一般に円筒形と異なるいかなる外形もと
ることができる。
して押されるか、折り畳まれるか、裏返されるか、曲げ
られるかされた基布領域と、少なくとも1個の開口とに
より形成され、あるいはチューブ状か、ホース状か、ノ
ズル状か、あるいはスノーケル状をなす基布領域により
形成されることが好ましく、この基布領域はおよそ円筒
形とできるが、一般に円筒形と異なるいかなる外形もと
ることができる。
【0021】もし、特にこの基布領域を、弁として、エ
アバッグ外被内に配置された層に形成され、2つの領域
を互いに分離して形成すれば、より好ましい。問題の隔
壁はエアバッグ外被内に縫い込まれた基布層であること
が好ましい。
アバッグ外被内に配置された層に形成され、2つの領域
を互いに分離して形成すれば、より好ましい。問題の隔
壁はエアバッグ外被内に縫い込まれた基布層であること
が好ましい。
【0022】本発明の更なる変形例によれば、規制手段
は、エアバッグ外被内に形成される少なくとも1個の排
気開口から構成され、該排気開口は、正規保護状態では
閉鎖状態にあり、正規位置外に着座した乗員により、ガ
スの排気がもたらされることが好ましい。
は、エアバッグ外被内に形成される少なくとも1個の排
気開口から構成され、該排気開口は、正規保護状態では
閉鎖状態にあり、正規位置外に着座した乗員により、ガ
スの排気がもたらされることが好ましい。
【0023】少なくとも1個のガス発生器によってエア
バッグを膨張させるためにエアバッグ内に吹き込まれる
ガスは、OOP状態において排気開口を通じてエアバッ
グから排出することができ、この結果、エアバッグの展
開の衝撃は低減される。正規保護状態における排気開口
の閉塞状態はこの状態におけるエアバッグの完全な膨張
及びその保護位置を想定できる。
バッグを膨張させるためにエアバッグ内に吹き込まれる
ガスは、OOP状態において排気開口を通じてエアバッ
グから排出することができ、この結果、エアバッグの展
開の衝撃は低減される。正規保護状態における排気開口
の閉塞状態はこの状態におけるエアバッグの完全な膨張
及びその保護位置を想定できる。
【0024】好ましい実際的な実施例において、規制手
段は、エアバッグ外被内に配置された排気開口のための
閉鎖手段から構成され、該閉鎖手段は正規保護状態にお
いてエアバッグが膨張するときのエアバッグの増加する
展開力により、排気開口を排気位置から少なくとも部分
的な閉鎖位置へ切替可能とすることが好ましい。
段は、エアバッグ外被内に配置された排気開口のための
閉鎖手段から構成され、該閉鎖手段は正規保護状態にお
いてエアバッグが膨張するときのエアバッグの増加する
展開力により、排気開口を排気位置から少なくとも部分
的な閉鎖位置へ切替可能とすることが好ましい。
【0025】このように、排気開口のための可逆的な閉
鎖はエアバッグの展開によって造られ、このような閉鎖
は、エアバッグが何の妨げもなく展開できるような正規
保護状態において排気開口を閉鎖する状態に自動的に切
り替えられるようになっている。エアバッグの自由な展
開は、閉鎖手段が閉鎖位置に切り替えられないように、
正規位置から外れて位置する乗員によってOOP状態で
阻止される。この結果、排気開口は、ガスがエアバッグ
から排気できるように、OOP状態において開放状態の
ままとなり、これにより展開の衝撃は低減される。
鎖はエアバッグの展開によって造られ、このような閉鎖
は、エアバッグが何の妨げもなく展開できるような正規
保護状態において排気開口を閉鎖する状態に自動的に切
り替えられるようになっている。エアバッグの自由な展
開は、閉鎖手段が閉鎖位置に切り替えられないように、
正規位置から外れて位置する乗員によってOOP状態で
阻止される。この結果、排気開口は、ガスがエアバッグ
から排気できるように、OOP状態において開放状態の
ままとなり、これにより展開の衝撃は低減される。
【0026】もし、閉鎖配置構造が、エアバッグ外被
に、エアバッグの膨張により少なくとも部分的に切り離
し可能な接合を有するように、特に縫われて接合された
少なくとも1枚の基布層から構成されるようであれば好
ましい。
に、エアバッグの膨張により少なくとも部分的に切り離
し可能な接合を有するように、特に縫われて接合された
少なくとも1枚の基布層から構成されるようであれば好
ましい。
【0027】展開方向における側部及び/または後部位
置において展開を規制するようにエアバッグ外被に固定
された基布層を有し、エアバッグの膨張により切り離し
可能な接合が、エアバッグの展開方向における前面に前
記基布層により形成されるようであれば好ましい。
置において展開を規制するようにエアバッグ外被に固定
された基布層を有し、エアバッグの膨張により切り離し
可能な接合が、エアバッグの展開方向における前面に前
記基布層により形成されるようであれば好ましい。
【0028】別の実施例では 閉鎖手段、特に基布層
は、展開を規制するようにエアバッグ外被に結合されて
おり、該基布層は、正規保護状態では。エアバッグが少
なくとも部分的に膨張した状態でエアバッグ外被と接触
し、少なくとも部分的に排気開口を閉鎖することが好ま
しい。
は、展開を規制するようにエアバッグ外被に結合されて
おり、該基布層は、正規保護状態では。エアバッグが少
なくとも部分的に膨張した状態でエアバッグ外被と接触
し、少なくとも部分的に排気開口を閉鎖することが好ま
しい。
【0029】膨張過程が進行した段階で、基布層がエア
バッグ外被に接触し、排気開口を閉鎖することが閉鎖手
段、すなわち基布層とエアバッグ外被との開放可能な接
合無しで、これに対応する基布層のデザイン及び/また
は配置構造により達成される。排気開口の閉鎖のために
必要な膨張過程の進行した過程は、車両乗員が排気開口
が閉鎖されないままで、ガスがエアバッグから排気でき
るように、エアバッグの展開を妨げる障害物となるの
で、OOP状態では達成できない。このため、エアバッ
グの展開の衝撃と膨張力とが低減される。
バッグ外被に接触し、排気開口を閉鎖することが閉鎖手
段、すなわち基布層とエアバッグ外被との開放可能な接
合無しで、これに対応する基布層のデザイン及び/また
は配置構造により達成される。排気開口の閉鎖のために
必要な膨張過程の進行した過程は、車両乗員が排気開口
が閉鎖されないままで、ガスがエアバッグから排気でき
るように、エアバッグの展開を妨げる障害物となるの
で、OOP状態では達成できない。このため、エアバッ
グの展開の衝撃と膨張力とが低減される。
【0030】本発明のさらなる好ましい実施例におい
て、排気開口は、正規位置外に着座した乗員が正規位置
からはずれた際にエアバッグの膨張により正規保護状態
で排気開口を部分的に閉鎖する外部閉鎖面から遠ざかる
ように移動できるようになっている。
て、排気開口は、正規位置外に着座した乗員が正規位置
からはずれた際にエアバッグの膨張により正規保護状態
で排気開口を部分的に閉鎖する外部閉鎖面から遠ざかる
ように移動できるようになっている。
【0031】このように、規制手段は、閉鎖面から遠ざ
かるように移動する排気開口により、ガスの排気可能性
を生じさせることで正規位置外に着座した乗員の抵抗の
不足に対して対応する。これによりエアバッグの展開の
衝撃が低減される。これに対して、正規位置にあるとし
た車両乗員が正規保護状態で障害物となる場合、エアバ
ッグは、排気開口が閉鎖面から離れるように移動される
ようには展開できない。このように、正規保護状態で
は、排気開口は少なくとも部分的に閉鎖されたままなの
で、エアバッグはあらかじめ設定された状態で膨張で
き、その保護機能に適合する。
かるように移動する排気開口により、ガスの排気可能性
を生じさせることで正規位置外に着座した乗員の抵抗の
不足に対して対応する。これによりエアバッグの展開の
衝撃が低減される。これに対して、正規位置にあるとし
た車両乗員が正規保護状態で障害物となる場合、エアバ
ッグは、排気開口が閉鎖面から離れるように移動される
ようには展開できない。このように、正規保護状態で
は、排気開口は少なくとも部分的に閉鎖されたままなの
で、エアバッグはあらかじめ設定された状態で膨張で
き、その保護機能に適合する。
【0032】閉鎖面は、エアバッグが配置されている車
両部分、特には車両の側部パネルあるいは車両シートに
より、構成することが好ましい。
両部分、特には車両の側部パネルあるいは車両シートに
より、構成することが好ましい。
【0033】当該エアバッグ配置構造は、車両シートあ
るいは車両側部パネル内に一体化されたサイドエアバッ
グであることが好ましい。しかしながら、本発明は一般
に想起し得るいかなるエアバッグ、たとえば運転者や助
手席乗員のためのフロントエアバッグや、たとえば膝や
脚部のような乗員の身体の特定の一部を保護するために
車両シートの対応する位置に配置されたエアバッグ配置
構造に適用し得るものである。
るいは車両側部パネル内に一体化されたサイドエアバッ
グであることが好ましい。しかしながら、本発明は一般
に想起し得るいかなるエアバッグ、たとえば運転者や助
手席乗員のためのフロントエアバッグや、たとえば膝や
脚部のような乗員の身体の特定の一部を保護するために
車両シートの対応する位置に配置されたエアバッグ配置
構造に適用し得るものである。
【0034】上述し、また以下により詳細に示した展開
の衝撃の規制の変形例は、一般に互いに組み合わせるこ
とができるものである。
の衝撃の規制の変形例は、一般に互いに組み合わせるこ
とができるものである。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエアバッグの配置
構造の一実施の形態について、添付図面を参照して説明
する。
構造の一実施の形態について、添付図面を参照して説明
する。
【0036】車両座席26のバックレストの張り出し側
部を示した図1(a)によるエアバッグの配置構造は、
ガス発生器11、エアバッグ12、及びエアバッグ12
を囲み、エアバッグ12の展開の衝撃を規制するための
配置構造として作用する、引き裂き縫目62が設けられ
た規制外被16から構成されている。シートカバー24
は、エアバッグ12の展開方向Aにおいて車両座席26
を規制する。
部を示した図1(a)によるエアバッグの配置構造は、
ガス発生器11、エアバッグ12、及びエアバッグ12
を囲み、エアバッグ12の展開の衝撃を規制するための
配置構造として作用する、引き裂き縫目62が設けられ
た規制外被16から構成されている。シートカバー24
は、エアバッグ12の展開方向Aにおいて車両座席26
を規制する。
【0037】図1(b)は車両乗員14が、想定した正
規位置でなく、しかもエアバッグ12の展開経路上に位
置し、すなわちエアバッグ12の展開の際の正規位置外
に着座した乗員となるようなOOP状態を示している。
規位置でなく、しかもエアバッグ12の展開経路上に位
置し、すなわちエアバッグ12の展開の際の正規位置外
に着座した乗員となるようなOOP状態を示している。
【0038】事故が生じてガス発生器11が起動された
際に、エアバッグ12は規制外被16を伴い膨張し、こ
れによりシートカバー24は口を開けるように裂ける。
際に、エアバッグ12は規制外被16を伴い膨張し、こ
れによりシートカバー24は口を開けるように裂ける。
【0039】展開方向Aに直交する方向に向く力は、エ
アバッグ12を展開させる際に全く発生せず、エアバッ
グ12内はわずかに比較的低圧のp1で高められ、これ
により展開の衝撃、すなわちエアバッグ12の膨張力
は、以下に説明したようなほぼ正規保護状態に関し減少
される。エアバッグ12の膨張外形は、規制外被16に
よりOOP状態において規制され、その展開方向Aにお
ける最大膨張可能性はエアバッグ12の本来のそれより
も小さくなる。
アバッグ12を展開させる際に全く発生せず、エアバッ
グ12内はわずかに比較的低圧のp1で高められ、これ
により展開の衝撃、すなわちエアバッグ12の膨張力
は、以下に説明したようなほぼ正規保護状態に関し減少
される。エアバッグ12の膨張外形は、規制外被16に
よりOOP状態において規制され、その展開方向Aにお
ける最大膨張可能性はエアバッグ12の本来のそれより
も小さくなる。
【0040】正規保護状態では,図1(c)に示したよ
うに、エアバッグ12は展開方向Aに直交する力F1、
F2がエアバッグの展開に影響を及ぼすように、車両乗
員14とわずかに示された車両側部パネル54との間の
方向に押し出されなければならない。この結果、エアバ
ッグ12はOOP状態よりも強い荷重下に置かれ、これ
によりエアバッグ12において荷重状態p2>p1とな
る。規制外被16の引き裂き縫目62(図1(a)参
照)は高い内圧p2の結果、エアバッグ12の展開によ
って引き裂かれるようになっており、これによりOOP
状態(図1(b)参照)における効果的な膨張外形の規
制が勝る結果となる。エアバッグ12は、このように車
両乗員14が保護される保護位置に入り込むように膨張
することで移動できる。
うに、エアバッグ12は展開方向Aに直交する力F1、
F2がエアバッグの展開に影響を及ぼすように、車両乗
員14とわずかに示された車両側部パネル54との間の
方向に押し出されなければならない。この結果、エアバ
ッグ12はOOP状態よりも強い荷重下に置かれ、これ
によりエアバッグ12において荷重状態p2>p1とな
る。規制外被16の引き裂き縫目62(図1(a)参
照)は高い内圧p2の結果、エアバッグ12の展開によ
って引き裂かれるようになっており、これによりOOP
状態(図1(b)参照)における効果的な膨張外形の規
制が勝る結果となる。エアバッグ12は、このように車
両乗員14が保護される保護位置に入り込むように膨張
することで移動できる。
【0041】本発明によるエアバッグの配置構造は、通
常の着座位置から外れたエアバッグ12の展開経路上に
位置する車両乗員14に対しても、展開の衝撃すなわち
エアバッグ12の膨張力が減少されるので、OOP状態
における規制外被によるエアバッグ12の膨張外形が規
制されることにより、全く問題がない。
常の着座位置から外れたエアバッグ12の展開経路上に
位置する車両乗員14に対しても、展開の衝撃すなわち
エアバッグ12の膨張力が減少されるので、OOP状態
における規制外被によるエアバッグ12の膨張外形が規
制されることにより、全く問題がない。
【0042】図2(a)は、同様に車両座席26のバッ
クレスト内の側部に配置されたエアバッグの配置構造を
示しており、このエアバッグの配置構造はエアバッグ外
被18を有するエアバッグ12と図2(b)に示された
ガス発生器11とから構成されている。図2(b)は、
エアバッグの配置構造の一部である図2(a)中のI-I
断面線に沿う水平断面を示している。
クレスト内の側部に配置されたエアバッグの配置構造を
示しており、このエアバッグの配置構造はエアバッグ外
被18を有するエアバッグ12と図2(b)に示された
ガス発生器11とから構成されている。図2(b)は、
エアバッグの配置構造の一部である図2(a)中のI-I
断面線に沿う水平断面を示している。
【0043】この実施例では展開の衝撃を規制するため
に付加的な手段は何も設けられていない。この場合、本
発明における規制手段は、エアバッグ外被18の配置構
造によって形成されている。
に付加的な手段は何も設けられていない。この場合、本
発明における規制手段は、エアバッグ外被18の配置構
造によって形成されている。
【0044】エアバッグは図2(a),図2(b)によ
る初期状態において車両座席26に一体的に折り畳ま
れ、配置されており、エアバッグは展開方向Aに対して
少なくともほぼ直交方向に伸びる平面内での面的な膨張
の最大の可能性を有するように配置され、シートカバー
24の内面22に接触している。したがってエアバッグ
12は、この平面において高い度合いですでに展開さ
れ、すなわちこの平面内において、言いかえると展開方
向Aにほぼ直交する方向において、展開方向(A)より
高い展開の度合いを有している。
る初期状態において車両座席26に一体的に折り畳ま
れ、配置されており、エアバッグは展開方向Aに対して
少なくともほぼ直交方向に伸びる平面内での面的な膨張
の最大の可能性を有するように配置され、シートカバー
24の内面22に接触している。したがってエアバッグ
12は、この平面において高い度合いですでに展開さ
れ、すなわちこの平面内において、言いかえると展開方
向Aにほぼ直交する方向において、展開方向(A)より
高い展開の度合いを有している。
【0045】図2(b)は、水平断面におけるエアバッ
グ12の折り畳み状態を示している。展開方向Aにほぼ
直交するエアバッグ12の広い範囲あるいは完全な展開
の結果、エアバッグ12が膨張した際、その展開はほぼ
一範囲に、すなわち展開方向Aに達成される。
グ12の折り畳み状態を示している。展開方向Aにほぼ
直交するエアバッグ12の広い範囲あるいは完全な展開
の結果、エアバッグ12が膨張した際、その展開はほぼ
一範囲に、すなわち展開方向Aに達成される。
【0046】シートカバー24は、ガス発生器11が起
動される前に、図2(c)に示したように、エアバッグ
12が初期にシートカバーの下側に位置できるのに十分
な膨張可能性を有する。シートカバー24がエアバッグ
12の所定の膨張圧によって引き裂かれる際に、部分的
な膨張状態においてすでに展開しつつあるエアバッグ1
2の展開の衝撃すなわち膨張力は、本発明による規制手
段を有さないで、一体的に折り畳まれ、たとえばコンパ
クトなパッケージを形成するようなエアバッグにおい
て、十分に減少される。
動される前に、図2(c)に示したように、エアバッグ
12が初期にシートカバーの下側に位置できるのに十分
な膨張可能性を有する。シートカバー24がエアバッグ
12の所定の膨張圧によって引き裂かれる際に、部分的
な膨張状態においてすでに展開しつつあるエアバッグ1
2の展開の衝撃すなわち膨張力は、本発明による規制手
段を有さないで、一体的に折り畳まれ、たとえばコンパ
クトなパッケージを形成するようなエアバッグにおい
て、十分に減少される。
【0047】本発明によるエアバッグ1の平面的な配置
構造は、膨張手順の高度な同期性という結果をもたら
し、それによりエアバッグ12の膨張は乗員に対する負
荷が少ない状態で達成される。
構造は、膨張手順の高度な同期性という結果をもたら
し、それによりエアバッグ12の膨張は乗員に対する負
荷が少ない状態で達成される。
【0048】シートカバー24は、引き裂きのタイミン
グが直接あらかじめ設定できるような手段によって1本
またはそれ以上の引き裂き縫目を設けることができる。
グが直接あらかじめ設定できるような手段によって1本
またはそれ以上の引き裂き縫目を設けることができる。
【0049】図3(a),図3(b)による本発明の実
施例において、展開の衝撃を規制するための配置構造
は、弁16によって形成される。弁16はエアバッグ1
2の1次領域28と2次領域32との間に配置されてい
る。エアバッグのこれらの2つの領域28,32、すな
わちエアバッグ外被18は接合点31においてエアバッ
グ外被18上に縫いつけられた基布層をなす層37によ
って互いに分離されている。このように、層37は同時
に、エアバッグ12の1次領域28と2次領域32の外
被領域となる。
施例において、展開の衝撃を規制するための配置構造
は、弁16によって形成される。弁16はエアバッグ1
2の1次領域28と2次領域32との間に配置されてい
る。エアバッグのこれらの2つの領域28,32、すな
わちエアバッグ外被18は接合点31においてエアバッ
グ外被18上に縫いつけられた基布層をなす層37によ
って互いに分離されている。このように、層37は同時
に、エアバッグ12の1次領域28と2次領域32の外
被領域となる。
【0050】弁16は、展開方向Aに対して、その自由
端が上あるいは上方に押された、ホース状あるいはノズ
ル状の層37の基布領域34によって形成され、この基
布領域34は展開方向Aと反対方向を向き、ガス発生器
11に面し、通気孔36が設けられている。基布領域3
4の自由排気断面は、一般に所望の形状とすることがで
き、たとえば円筒形状とすることができる。
端が上あるいは上方に押された、ホース状あるいはノズ
ル状の層37の基布領域34によって形成され、この基
布領域34は展開方向Aと反対方向を向き、ガス発生器
11に面し、通気孔36が設けられている。基布領域3
4の自由排気断面は、一般に所望の形状とすることがで
き、たとえば円筒形状とすることができる。
【0051】図3(a)による展開状態において、弁1
6は2次領域32の折り畳まれた外被によって閉鎖され
ている。
6は2次領域32の折り畳まれた外被によって閉鎖され
ている。
【0052】初期において1次領域28内にある、ガス
発生器11の起動後に排出されたガスは、図3(a)に
あるように、弁ノズル34の側方のポケット状領域内に
流れ込む。
発生器11の起動後に排出されたガスは、図3(a)に
あるように、弁ノズル34の側方のポケット状領域内に
流れ込む。
【0053】図3(a)によるOOP状態において、弁
16は折り畳まれた2次領域32が邪魔になり、ノズル
34を押しやったり畳み込むことによっては切り替られ
ず、また車両乗員14が障害となり展開することができ
ない。弁16は、このように車両乗員14の抵抗による
閉鎖状態にて固定される。その結果、エアバッグ12の
膨張容積はOOP状態において1次領域28の部分的な
容量程度に限定され、これによりエアバッグ12の展開
の衝撃すなわち膨張力は減少する。
16は折り畳まれた2次領域32が邪魔になり、ノズル
34を押しやったり畳み込むことによっては切り替られ
ず、また車両乗員14が障害となり展開することができ
ない。弁16は、このように車両乗員14の抵抗による
閉鎖状態にて固定される。その結果、エアバッグ12の
膨張容積はOOP状態において1次領域28の部分的な
容量程度に限定され、これによりエアバッグ12の展開
の衝撃すなわち膨張力は減少する。
【0054】図3(b)による正規保護状態において、
車両乗員14は2次領域32の展開の邪魔にならない。
弁は、この結果、図3(b)の矢印により示されたよう
に、ガスが層37において通気孔36を経由して2次領
域32内に流れ込むことができるように、1次領域28
で高められた圧力によってノズル34を押しやることに
より開口させることができる。
車両乗員14は2次領域32の展開の邪魔にならない。
弁は、この結果、図3(b)の矢印により示されたよう
に、ガスが層37において通気孔36を経由して2次領
域32内に流れ込むことができるように、1次領域28
で高められた圧力によってノズル34を押しやることに
より開口させることができる。
【0055】また本発明によれば弁は異なった形状、た
とえば筒状、チューブ状、スノーケル状とすることもで
きる。この弁は、異なる弁機構を設けることや、例えば
エラ状体、引き裂き縫目等による弁機能を達成させるこ
とでも可能にできる。
とえば筒状、チューブ状、スノーケル状とすることもで
きる。この弁は、異なる弁機構を設けることや、例えば
エラ状体、引き裂き縫目等による弁機能を達成させるこ
とでも可能にできる。
【0056】図4(a),図4(b)による本発明の実
施例において、展開の衝撃を規制するための配置構造
は、エアバッグ外被18に形成された排気開口24やエ
アバッグ外被18内に配置された基布層46からなる閉
鎖手段44により形成されている。
施例において、展開の衝撃を規制するための配置構造
は、エアバッグ外被18に形成された排気開口24やエ
アバッグ外被18内に配置された基布層46からなる閉
鎖手段44により形成されている。
【0057】基布層46は、エアバッグ12が妨げられ
ないで展開する場合、エアバッグ外被18から引き裂か
れるように、展開方向Aにその前端がエアバッグ外被1
8に、例えば縫着により、取り外し可能に接合されてい
る。
ないで展開する場合、エアバッグ外被18から引き裂か
れるように、展開方向Aにその前端がエアバッグ外被1
8に、例えば縫着により、取り外し可能に接合されてい
る。
【0058】図4(a)によるOOP状態において、エ
アバッグ12は、ガス発生器の起動後に車両乗員14が
障害となり、スムースな展開ができない。閉鎖手段44
の基布層46の長さは、典型的なOOP状態ではエアバ
ッグ12の規制された展開の可能性が、接合48を切り
離すのに十分なエアバッグ外被18の展開が起こらない
ような寸法に設定されている。この結果、基布層46
は、ガス発生器11によりエアバッグ12内に排出され
るガスが本発明による規制手段の排気開口42を経由し
て排出できるようなエアバッグ12内の排気位置に留ま
る。
アバッグ12は、ガス発生器の起動後に車両乗員14が
障害となり、スムースな展開ができない。閉鎖手段44
の基布層46の長さは、典型的なOOP状態ではエアバ
ッグ12の規制された展開の可能性が、接合48を切り
離すのに十分なエアバッグ外被18の展開が起こらない
ような寸法に設定されている。この結果、基布層46
は、ガス発生器11によりエアバッグ12内に排出され
るガスが本発明による規制手段の排気開口42を経由し
て排出できるようなエアバッグ12内の排気位置に留ま
る。
【0059】エアバッグ12の展開の衝撃すなわち膨張
力はOOP状態において付与されるガス排出の可能性に
よって低減される。
力はOOP状態において付与されるガス排出の可能性に
よって低減される。
【0060】基布層46は、エアバッグ12内に配置さ
れ、また展開方向Aにおける後方位置においてエアバッ
グ外被18に膨張抵抗手段によって、エアバッグ12の
スムースな展開によって切り離し可能な接合48の分離
の後、図4(b)による通常の保護位置において排気開
口42上に基布層46が横たわるように固定される。基
布46はこのように正規保護状態においてエアバッグ1
2の展開の進行によって排気開口42を閉じる閉鎖位置
へ排気位置から自動的に切り替わる。したがってガス排
出の可能性はエアバッグ12が完全に膨張し、またその
保護位置に移動できるようにするために、もはや与えら
れない。
れ、また展開方向Aにおける後方位置においてエアバッ
グ外被18に膨張抵抗手段によって、エアバッグ12の
スムースな展開によって切り離し可能な接合48の分離
の後、図4(b)による通常の保護位置において排気開
口42上に基布層46が横たわるように固定される。基
布46はこのように正規保護状態においてエアバッグ1
2の展開の進行によって排気開口42を閉じる閉鎖位置
へ排気位置から自動的に切り替わる。したがってガス排
出の可能性はエアバッグ12が完全に膨張し、またその
保護位置に移動できるようにするために、もはや与えら
れない。
【0061】図5(a),図5(b)による本発明の実
施例には、フロントエアバッグであって、2個ないしそ
れ以上の排気開口42がガス発生器11の周りに広がる
エアバッグ外被18内に形成されている。エアバッグ外
被18内に配置された閉鎖用の配置構造の基布層46は
各排気開口42に関連づけられている。ガス発生器11
の部分の基布層46の一端はエアバッグ外被18に対し
て膨張に抵抗するような方法で固定されている。基布層
46の他端はエアバッグ外被18に、たとえば引き裂き
縫目によって、切り離し可能に連結されており、エアバ
ッグ外被18は接合点48において、展開方向Aにおい
て前面に位置する。
施例には、フロントエアバッグであって、2個ないしそ
れ以上の排気開口42がガス発生器11の周りに広がる
エアバッグ外被18内に形成されている。エアバッグ外
被18内に配置された閉鎖用の配置構造の基布層46は
各排気開口42に関連づけられている。ガス発生器11
の部分の基布層46の一端はエアバッグ外被18に対し
て膨張に抵抗するような方法で固定されている。基布層
46の他端はエアバッグ外被18に、たとえば引き裂き
縫目によって、切り離し可能に連結されており、エアバ
ッグ外被18は接合点48において、展開方向Aにおい
て前面に位置する。
【0062】基布層46は接合点48においてそれぞれ
通気孔43を有し、また図5(a)にあるように、OO
P状態においてエアバッグ12内にガス発生器11によ
り排出されたガスは、通気孔43を経由して基布層46
の他端に到達でき、また図5(a)の矢印で示したよう
に、各排気開口42を経由してエアバッグ12から排出
できるようになっている。一般に基布層46の通気孔4
3は、示されている一対に対して異なる側に設けられて
もよい。
通気孔43を有し、また図5(a)にあるように、OO
P状態においてエアバッグ12内にガス発生器11によ
り排出されたガスは、通気孔43を経由して基布層46
の他端に到達でき、また図5(a)の矢印で示したよう
に、各排気開口42を経由してエアバッグ12から排出
できるようになっている。一般に基布層46の通気孔4
3は、示されている一対に対して異なる側に設けられて
もよい。
【0063】OOP状態において、正規位置外に着座し
た乗員となる車両乗員14はエアバッグ外被18と基布
層46との間の接合48が完全なままとなるように、展
開方向Aにエアバッグ外被18の前部の移動を妨げてい
る。エアバッグ12の展開の衝撃すなわち膨張力の減少
は通気孔43と排気開口42とを経由するガスの排出の
可能性によって達成される。
た乗員となる車両乗員14はエアバッグ外被18と基布
層46との間の接合48が完全なままとなるように、展
開方向Aにエアバッグ外被18の前部の移動を妨げてい
る。エアバッグ12の展開の衝撃すなわち膨張力の減少
は通気孔43と排気開口42とを経由するガスの排出の
可能性によって達成される。
【0064】エアバッグ外被18の前部と基布層46と
の間の接合48は、図5(b)に示したような正規保護
状態におけるエアバッグ12のスムースな展開により切
り離され、さらに基布層46は、エアバッグ12が完全
に膨張できるように、排気開口42を覆うとともにそれ
らを閉鎖する。
の間の接合48は、図5(b)に示したような正規保護
状態におけるエアバッグ12のスムースな展開により切
り離され、さらに基布層46は、エアバッグ12が完全
に膨張できるように、排気開口42を覆うとともにそれ
らを閉鎖する。
【0065】図6(a),図6(b)による本発明の実
施例において、本発明による規制配置としての閉鎖手段
44は、各場合において、エアバッグ12の展開によっ
ては接合が切り離されないような固定手段によってエア
バッグ外被18に縫いつけられた基布層46から構成さ
れている。
施例において、本発明による規制配置としての閉鎖手段
44は、各場合において、エアバッグ12の展開によっ
ては接合が切り離されないような固定手段によってエア
バッグ外被18に縫いつけられた基布層46から構成さ
れている。
【0066】エアバッグ12の展開の衝撃の規制は、こ
のようにエアバッグ外被18に形成された排気開口42
の領域にそれぞれ配置された基布層46により、また所
定の展開段階から排気開口42を覆う基布層46により
達成される。
のようにエアバッグ外被18に形成された排気開口42
の領域にそれぞれ配置された基布層46により、また所
定の展開段階から排気開口42を覆う基布層46により
達成される。
【0067】図6(a)はエアバッグ12がすでに展開
された段階を示しており、そのエアバッグ外被18は周
縁接合縫目47を介して縫着され、図6(a)にあるよ
うに、展開段階において一方の頂部に他方が横たわるよ
うな、2個の基本的に円筒形状の部分外被18a,18
bから構成されている。
された段階を示しており、そのエアバッグ外被18は周
縁接合縫目47を介して縫着され、図6(a)にあるよ
うに、展開段階において一方の頂部に他方が横たわるよ
うな、2個の基本的に円筒形状の部分外被18a,18
bから構成されている。
【0068】図6(a)に示したように、同図には少な
くとも部分的に膨張したエアバッグ12が示されてお
り、接合縫目47は、排気開口42をまたいで、延在す
る接合縫目を介して部分外被18a,18bにそれぞれ
固着された基布層46を有する排気開口42によって途
切れている。
くとも部分的に膨張したエアバッグ12が示されてお
り、接合縫目47は、排気開口42をまたいで、延在す
る接合縫目を介して部分外被18a,18bにそれぞれ
固着された基布層46を有する排気開口42によって途
切れている。
【0069】基布層46はエアバッグ12の折り畳み段
階では排気開口42を閉鎖しないように折り畳まれてい
る。このためガス発生器11によりエアバッグ12内に
排出されるガスは、膨張段階の初期において排気開口4
2を介して排気することができる。
階では排気開口42を閉鎖しないように折り畳まれてい
る。このためガス発生器11によりエアバッグ12内に
排出されるガスは、膨張段階の初期において排気開口4
2を介して排気することができる。
【0070】正規保護状態ではエアバッグ12は何も妨
げられずに展開することができるので、基布層46もエ
アバッグ外被18の展開時に展開される。エアバッグ1
2の所定の進行した膨張段階に達したときに、基布層4
6は排気開口42を覆う。
げられずに展開することができるので、基布層46もエ
アバッグ外被18の展開時に展開される。エアバッグ1
2の所定の進行した膨張段階に達したときに、基布層4
6は排気開口42を覆う。
【0071】このようにエアバッグ外被18の内側で接
触する基布層46によってある時点から排気開口42が
閉鎖されるので、正規保護状態ではエアバッグ12は完
全に展開することができる。
触する基布層46によってある時点から排気開口42が
閉鎖されるので、正規保護状態ではエアバッグ12は完
全に展開することができる。
【0072】一方、OOP状態では、エアバッグ12は
正規位置外に着座した乗員となる車両乗員(図示せず)
によって自由に展開することを妨げられる。これにより
基布層46も排気開口42を開放状態のままにするため
に完全には展開せず、あるいはその後のある間にわずか
に閉鎖される。エアバッグ12の展開の衝撃すなわち膨
張力は、このようにしてOOP状態で低減される。
正規位置外に着座した乗員となる車両乗員(図示せず)
によって自由に展開することを妨げられる。これにより
基布層46も排気開口42を開放状態のままにするため
に完全には展開せず、あるいはその後のある間にわずか
に閉鎖される。エアバッグ12の展開の衝撃すなわち膨
張力は、このようにしてOOP状態で低減される。
【0073】基布層46はこのように排気開口42のた
めの閉鎖フラップを形成しており、この閉鎖フラップは
エアバッグ12の展開によって制御可能で、また折り畳
まれた排気位置から、エアバッグ12の展開の進行によ
り排気開口を閉鎖する閉鎖位置へと切り替えることがで
きる。
めの閉鎖フラップを形成しており、この閉鎖フラップは
エアバッグ12の展開によって制御可能で、また折り畳
まれた排気位置から、エアバッグ12の展開の進行によ
り排気開口を閉鎖する閉鎖位置へと切り替えることがで
きる。
【0074】発明の実施例を上述したが、展開の衝撃を
規制するための配置構造は、正規の状態から外れて位置
する車両乗員の実際にある抵抗に対するそれぞれのケー
スに応じるものであり、図7(a),図7(b)で示し
た本発明の実施例では、正規保護状態に位置する車両乗
員14の抵抗の不足に対して規制手段16が対応するよ
うな状況に適用されている。
規制するための配置構造は、正規の状態から外れて位置
する車両乗員の実際にある抵抗に対するそれぞれのケー
スに応じるものであり、図7(a),図7(b)で示し
た本発明の実施例では、正規保護状態に位置する車両乗
員14の抵抗の不足に対して規制手段16が対応するよ
うな状況に適用されている。
【0075】図7(a)は、図7(b)の正規保護状態
と異なり、エアバッグ12が車両の側部パネル54から
何も妨げられることなく離れるように移動できるような
OOP状態を示している。エアバッグ12の展開の衝撃
すなわち膨張力は、しかしながら、本発明による規制手
段16を形成するエアバッグ外被18内の少なくとも1
個の排気開口42によって減少され、ガスは図7(a)
に矢印で示したように、エアバッグ12から排気するこ
とができる。
と異なり、エアバッグ12が車両の側部パネル54から
何も妨げられることなく離れるように移動できるような
OOP状態を示している。エアバッグ12の展開の衝撃
すなわち膨張力は、しかしながら、本発明による規制手
段16を形成するエアバッグ外被18内の少なくとも1
個の排気開口42によって減少され、ガスは図7(a)
に矢印で示したように、エアバッグ12から排気するこ
とができる。
【0076】エアバッグ12の膨張時あるいは乗員によ
り押された場合に図7(b)にあるような正規保護状態
において、排気開口42は車両の側部パネル54によっ
て、またエアバッグが支持される位置に形成された、閉
鎖面52によってその開口が閉鎖されたままとなるよう
に配置されている。
り押された場合に図7(b)にあるような正規保護状態
において、排気開口42は車両の側部パネル54によっ
て、またエアバッグが支持される位置に形成された、閉
鎖面52によってその開口が閉鎖されたままとなるよう
に配置されている。
【0077】エアバッグ12の保護機能は、このように
正規保護状態においては排気開口42によって減じられ
ることなく、これに対してガス排気可能性は、展開の衝
撃すなわち膨張力の減少に至るが、図7(a)にあるよ
うにOOP状態において乗員の抵抗の不足による排気開
口42の開放によってもたらされる。
正規保護状態においては排気開口42によって減じられ
ることなく、これに対してガス排気可能性は、展開の衝
撃すなわち膨張力の減少に至るが、図7(a)にあるよ
うにOOP状態において乗員の抵抗の不足による排気開
口42の開放によってもたらされる。
【0078】図3(a),図3(b),図4(a),図
4(b),図5(a),図5(b),図6(a),図6
(b),図7(a),図7(b)の実施例において、上
述したように少なくとも1個の弁及び/またはエアバッ
グの排気開口という対策は、より独立した進歩性を伴う
具体的な実施例によって示されている。この進歩性は一
般に少なくとも1個の弁を有するエアバッグを設けるこ
と、あるいはエアバッグの展開時における調整可能なガ
ス排気の可能性から成り立っている。この時間制御は、
1個あるいは複数の排気孔が、展開の初期段階では開口
し、その位置に形成できる一般的なあらゆる構想の閉鎖
手段によって、展開中のある時点から少なくとも部分的
に閉鎖されることを意味する。この時間制御は車両乗員
のような正規位置外に着座した乗員の存在の有無とは一
般的には独立している。したがって、このさらなる進歩
性は、この点において、正規位置外に着座した乗員に関
して以上に述べられた各々の実施例を越えるものであ
る。
4(b),図5(a),図5(b),図6(a),図6
(b),図7(a),図7(b)の実施例において、上
述したように少なくとも1個の弁及び/またはエアバッ
グの排気開口という対策は、より独立した進歩性を伴う
具体的な実施例によって示されている。この進歩性は一
般に少なくとも1個の弁を有するエアバッグを設けるこ
と、あるいはエアバッグの展開時における調整可能なガ
ス排気の可能性から成り立っている。この時間制御は、
1個あるいは複数の排気孔が、展開の初期段階では開口
し、その位置に形成できる一般的なあらゆる構想の閉鎖
手段によって、展開中のある時点から少なくとも部分的
に閉鎖されることを意味する。この時間制御は車両乗員
のような正規位置外に着座した乗員の存在の有無とは一
般的には独立している。したがって、このさらなる進歩
性は、この点において、正規位置外に着座した乗員に関
して以上に述べられた各々の実施例を越えるものであ
る。
【図1】サイドエアバッグとして及び車両シートに一体
化して供された本発明によるエアバッグの配置構造の一
実施の形態を示した概略平面図。
化して供された本発明によるエアバッグの配置構造の一
実施の形態を示した概略平面図。
【図2】サイドエアバッグに供された本発明のエアバッ
グの配置構造の他の実施の形態を示した説明図。
グの配置構造の他の実施の形態を示した説明図。
【図3】サイドエアバッグに供された本発明のエアバッ
グの配置構造の他の実施の形態を示した説明図。
グの配置構造の他の実施の形態を示した説明図。
【図4】サイドエアバッグに供された本発明のエアバッ
グの配置構造の他の実施の形態を示した説明図。
グの配置構造の他の実施の形態を示した説明図。
【図5】フロントエアバッグに供された本発明のエアバ
ッグの配置構造の他の実施の形態を示した説明図。
ッグの配置構造の他の実施の形態を示した説明図。
【図6】フロントエアバッグに供された本発明のエアバ
ッグの配置構造の他の実施の形態を示した説明図。
ッグの配置構造の他の実施の形態を示した説明図。
【図7】サイドエアバッグとして及び車両シートに一体
化して供された本発明によるエアバッグの配置構造の他
の実施の形態を示した概略平面図。
化して供された本発明によるエアバッグの配置構造の他
の実施の形態を示した概略平面図。
11 ガス発生器 12 エアバッグ 14 車両乗員(正規位置外に着座した乗員) 18 エアバッグ外被 18a 部分外被 18b 部分外被 22 接触面 24 エアバッグカバー(シートカバー) 25,62 引き裂き縫目 26 車両シート 28 1次領域 31 接合部 32 2次領域 34 基布領域 36 通気孔 37,38 層 39 切り離し可能な接合部 41,46 基布層 42 排気開口 43,49 開口 44 閉鎖手段 45,47 接合縫目 52 閉鎖面 54 車両の側部パネル A 展開方向 F1,F2 力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ステファン ヴィーゲルト ドイツ連邦共和国ウルム リーゼ マイト ナー ストラッセ3(サイエンスパークI I) タカタ(ヨーロッパ) ビークル セイフティー テクノロジー ゲーエムベ ーハー内 (72)発明者 ライナー ホイシュミット ドイツ連邦共和国ウルム リーゼ マイト ナー ストラッセ3(サイエンスパークI I) タカタ(ヨーロッパ) ビークル セイフティー テクノロジー ゲーエムベ ーハー内 (72)発明者 アンドレアス リーデル ドイツ連邦共和国ウルム リーゼ マイト ナー ストラッセ3(サイエンスパークI I) タカタ(ヨーロッパ) ビークル セイフティー テクノロジー ゲーエムベ ーハー内 (72)発明者 フランツ フュ−ルスト ドイツ連邦共和国ウルム リーゼ マイト ナー ストラッセ3(サイエンスパークI I) タカタ(ヨーロッパ) ビークル セイフティー テクノロジー ゲーエムベ ーハー内 (72)発明者 メーメット カクマク ドイツ連邦共和国ウルム リーゼ マイト ナー ストラッセ3(サイエンスパークI I) タカタ(ヨーロッパ) ビークル セイフティー テクノロジー ゲーエムベ ーハー内 (72)発明者 スヴェン シャーヴェ ドイツ連邦共和国ウルム リーゼ マイト ナー ストラッセ3(サイエンスパークI I) タカタ(ヨーロッパ) ビークル セイフティー テクノロジー ゲーエムベ ーハー内 (72)発明者 テューヒョ フォン ヤン ドイツ連邦共和国ウルム リーゼ マイト ナー ストラッセ3(サイエンスパークI I) タカタ(ヨーロッパ) ビークル セイフティー テクノロジー ゲーエムベ ーハー内 (72)発明者 ノルベルト キュスタークラウス ドイツ連邦共和国ウルム リーゼ マイト ナー ストラッセ3(サイエンスパークI I) タカタ(ヨーロッパ) ビークル セイフティー テクノロジー ゲーエムベ ーハー内 Fターム(参考) 3D054 AA02 AA03 AA04 AA07 AA08 AA13 AA14 AA18 AA23 CC02 CC10 CC15 FF10
Claims (23)
- 【請求項1】正規位置に着座する車両乗員(14)が保
護されるべき保護位置の方向に、正規保護状態で膨張す
ることで移動可能な、少なくとも1個のエアバッグ(1
2)と、 正規位置外に着座した乗員(14)からの影響を受けて
エアバッグの展開の衝撃が規制される、少なくとも1個
の規制手段(16)とを備え、 該規制手段(16)により、正規位置外に着座した乗員
(14)に対して、エアバッグが展開することで伝達さ
れ得る最大の展開の衝撃が低減されるようにしたことを
特徴とするエアバッグの配置構造。 - 【請求項2】規制手段(16)は、展開経路上にいる正
規位置外に着座した乗員(14)の抵抗に応じて形成さ
れるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のエア
バッグの配置構造。 - 【請求項3】規制手段(16)は、正規位置外に着座し
た乗員(14)の抵抗の不足に応じて形成されるように
したことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグの配
置構造。 - 【請求項4】規制手段(16)は、エアバッグ外被(1
8)の配置構造により形成され、折り畳まれたエアバッ
グ(12)においてエアバッグ外被(18)は、一方
向、特にエアバッグの展開方向(A)において、エアバ
ッグ展開方向(A)にほぼ直交する方向より、十分に低
い展開力を有することを特徴とする請求項1乃至請求項
3のいずれか1項に記載のエアバッグの配置構造。 - 【請求項5】折り畳まれたエアバッグ(12)は、展開
経路上に位置する接触面(22)に沿って面状に配置さ
れて、かつ特に接触面(22)に対して面状に接触し、
該接触面は展開方向(A)に少なくともほぼ直交する方
向に延在することを特徴とする請求項1乃至請求項4の
いずれか1項記載のエアバッグの配置構造。 - 【請求項6】接触面(22)は、エアバッグカバーで形
成され、該エアバッグカバーは車両シート(26)位置
に好ましく配置されたエアバッグ(12)と、当初から
伸長可能でかつ特にエアバッグ(12)の膨張によって
十分に引き裂かれるようなエアバッグカバーとして設け
られたシートカバー(24)とを有することを特徴とす
る請求項5に記載のエアバッグの配置構造。 - 【請求項7】規制手段(16)は、乗員(14)が展開
経路上の正規位置外に着座する際に、エアバッグ(1
2)の膨張のための余裕しろが規制されるようにし、該
規制は、好ましくは外的な反力(F1,F2)の結果とし
て正規保護状態において唯一到達するエアバッグ(1
2)の圧力しきい値により取消可能とされたことを特徴
とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のエ
アバッグの配置構造。 - 【請求項8】規制手段(16)は、少なくともその一部
が折り畳まれたエアバッグ(12)を囲み、またその展
開方向(A)における最大膨張可能性がエアバッグ(1
2)のものより小さいことを特徴とする請求項7に記載
のエアバッグの配置構造。 - 【請求項9】規制手段(16)は、エアバッグ(12)
が配置された車両のアッセンブリ(24,26)に、特
に車両シート(26)あるいはシートカバー(24)に
取り付けられたことを特徴とする請求項8に記載のエア
バッグの配置構造。 - 【請求項10】規制手段(16)は、エアバッグ(1
2)を構成するモジュールのアッセンブリあるいはエア
バッグ(12)に取り付けられたことを特徴とする請求
項8に記載のエアバッグの配置構造。 - 【請求項11】エアバッグ(12)は、1次領域(2
8)と2次領域(32)を形成し、それらが経時的に引
き続いて膨張可能な少なくとも2個の領域からなり;そ
の内部において規制手段は、領域(28,32)間の少
なくとも1個の弁(16)により形成され、該弁(1
6)はエアバッグ(12)が折り畳まれているときは閉
鎖状態にあり、正規位置外に着座した乗員(14)から
の抵抗により閉鎖状態に固定され、この抵抗がない場合
には、最初に膨張するエアバッグ(12)の1次領域
(28)により、開放状態へと切り替わることを特徴と
する請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のエ
アバッグの配置構造。 - 【請求項12】弁(16)は、エアバッグ(12)の2
次領域(32)によって閉鎖されることを特徴とする請
求項11に記載のエアバッグの配置構造。 - 【請求項13】弁(16)は、特に閉鎖状態において展
開方向(A)に対して押されるか、折り畳まれるか、裏
返されるか、曲げられるかされた基布領域(34)と、
少なくとも1個の開口(36)とにより形成されたこと
を特徴とする請求項11または請求項12に記載のエア
バッグの配置構造。 - 【請求項14】弁(16)は、チューブ状か、ホース状
か、ノズル状か、あるいはスノーケル状をなす基布領域
(34)により形成されたことを特徴とする請求項11
乃至請求項13のいずれか1項に記載のエアバッグの配
置構造。 - 【請求項15】弁(16)は、エアバッグ外被(18)
内に配置された層(37)に形成され、2つの領域(2
8,32)を互いに分離することを特徴とする請求項1
1乃至請求項14のいずれか1項に記載のエアバッグの
配置構造。 - 【請求項16】規制手段(16)は、エアバッグ外被
(18)内に形成される少なくとも1個の排気開口(4
2)から構成され、該排気開口(42)は、正規保護状
態では閉鎖状態にあり、正規位置外に着座した乗員によ
り、ガスの排気がもたらされることを特徴とする請求項
1乃至請求項15のいずれか1項に記載のエアバッグの
配置構造。 - 【請求項17】規制手段(16)は、エアバッグ外被
(18)内に配置された排気開口(42)のための閉鎖
手段(44)から構成され、該閉鎖手段(44)は正規
保護状態においてエアバッグ(12)が膨張するときの
エアバッグ(12)の増加する展開力により、排気開口
(42)を排気位置から少なくとも部分的な閉鎖位置へ
切替可能としたことを特徴とする請求項16に記載のエ
アバッグの配置構造。 - 【請求項18】閉鎖手段(44)は、エアバッグ外被
(18)に、エアバッグ(12)の膨張により少なくと
も部分的に切り離し可能な接合(39,48)を有する
ように、特に縫われて接合された少なくとも1枚の基布
層(46)から構成されたことを特徴とする請求項17
に記載のエアバッグの配置構造。 - 【請求項19】展開方向(A)における側部及び/また
は後部位置において展開を規制するようにエアバッグ外
被(18)に固定された基布層(46)を有し、エアバ
ッグ(12)の膨張により切り離し可能な接合(48)
が、エアバッグ(12)の展開方向(A)における前面
に前記基布層(46)により形成されたことを特徴とす
る請求項18に記載のエアバッグの配置構造。 - 【請求項20】閉鎖手段(44)、特に基布層(46)
は、展開を規制するようにエアバッグ外被(18)に結
合されており、該基布層(46は、正規保護状態では。
エアバッグ(12)が少なくとも部分的に膨張した状態
でエアバッグ外被(18)と接触し、少なくとも部分的
に排気開口(42)を閉鎖することを特徴とする請求項
16または請求項17に記載のエアバッグの配置構造。 - 【請求項21】排気開口(42)は、エアバッグ外被
(18)の部分外被(18a,18b)間の接合縫目(4
7)に形成され、その部分で基布層(46)が排気開口
(42)の反対側の部分外被(18a,18b)に結合さ
れたことを特徴とする請求項20に記載のエアバッグの
配置構造。 - 【請求項22】排気開口(42)は、乗員(14)が正
規位置外に着座する時は、エアバッグ(12)の膨張に
より正規保護状態で排気開口(42)を部分的に閉鎖す
る外部閉鎖面(52)から遠ざかるように移動できるよ
うにしたことを特徴とする請求項16に記載のエアバッ
グの配置構造。 - 【請求項23】閉鎖面(52)は、エアバッグ(12)
が配置されている車両部分、特には車両の側部パネル
(54)あるいは車両シートにより、構成されたことを
特徴とする請求項22に記載のエアバッグの配置構造。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
DE10018170A DE10018170B4 (de) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | Luftsackanordnung |
DE10018170.8 | 2000-04-12 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001354103A true JP2001354103A (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=7638498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001112744A Pending JP2001354103A (ja) | 2000-04-12 | 2001-04-11 | エアバッグの配置構造 |
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---|---|
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JP (1) | JP2001354103A (ja) |
DE (1) | DE10018170B4 (ja) |
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