JP2001336429A - スロットルバルブの制御装置 - Google Patents

スロットルバルブの制御装置

Info

Publication number
JP2001336429A
JP2001336429A JP2000154470A JP2000154470A JP2001336429A JP 2001336429 A JP2001336429 A JP 2001336429A JP 2000154470 A JP2000154470 A JP 2000154470A JP 2000154470 A JP2000154470 A JP 2000154470A JP 2001336429 A JP2001336429 A JP 2001336429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle valve
throttle
lever
actuator
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000154470A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Muraji
哲朗 連
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mikuni Corp filed Critical Mikuni Corp
Priority to JP2000154470A priority Critical patent/JP2001336429A/ja
Priority to PCT/JP2001/004418 priority patent/WO2001090549A1/ja
Priority to EP01932276A priority patent/EP1286032A4/en
Publication of JP2001336429A publication Critical patent/JP2001336429A/ja
Priority to US10/303,005 priority patent/US6575135B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D11/107Safety-related aspects
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/04Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by mechanical control linkages
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D11/105Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the function converting demand to actuation, e.g. a map indicating relations between an accelerator pedal position and throttle valve opening or target engine torque
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D9/00Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
    • F02D9/02Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits concerning induction conduits
    • F02D2009/0201Arrangements; Control features; Details thereof
    • F02D2009/0262Arrangements; Control features; Details thereof having two or more levers on the throttle shaft
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D9/00Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
    • F02D9/02Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits concerning induction conduits
    • F02D2009/0201Arrangements; Control features; Details thereof
    • F02D2009/0269Throttle closing springs; Acting of throttle closing springs on the throttle shaft
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/08Introducing corrections for particular operating conditions for idling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、小型化が可能なスロットルバ
ルブ制御装置を提供する。 【解決手段】 スロットルバルブ21と、スロットルシ
ャフト22と、スロットルレバー23とが一体的に結合
した構造体24と、該構造体に一端を係止して上記スロ
ットルバルブが閉方向に回転するように付勢するリター
ンスプリング26と、上記リターンスプリングの他端と
係合するとともに上記構造体に接離可能なフリーレバー
25と、該フリーレバーを駆動するアクチュエータ30
と、を有し、該アクチュエータが上記フリーレバーを駆
動することによって上記構造体が回動し、上記スロット
ルバルブが所定範囲内で開閉され、アイドルスピードが
制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、特に、内燃機関の
アイドリング運転に必要な吸入空気量を微細に制御する
ことができるスロットルバルブ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用内燃機関において、特に、アイ
ドリング運転は、環境や機器の温度条件、エアコン等の
周辺機器の使用状態などに応じて、吸入空気量を微細に
制御する必要があり、これまで種々の提案がなされてい
る。
【0003】たとえば、スロットルバルブと並行にバイ
パスエアー通路を形成し、このバイパスエアー通路の途
中に流量制御弁を設け、この弁によりバイパスエア通路
を通過する空気量を制御するものがある。
【0004】しかし、この制御方法は、流量制御弁を駆
動するアクチュエータの故障により、必要以上に吸入空
気がエンジンに供給されるのを防止するために、エンジ
ン暖機時の温度を利用した温度感知素子によりバイパス
エアー通路の流入を規制する安全措置が施されており、
結果として装置の構造が複雑である。そこで、スロット
ルバルブの低開度領域、所謂アイドルスピードコントロ
ール領域(以下、ISC領域)において、スロットルバ
ルブを直接DCモータ等で駆動することが考えられた。
【0005】図5は、このようなスロットルバルブ制御
装置の公知例で、その構成を模式的に示す図である。ス
ロットルバルブ1はスロットルシャフト2により図示し
ないスロットルボディのボア内に嵌装され、矢印方向に
示すように、開又は閉のいずれの方向にも回転可能であ
る。スロットルシャフト2の両端側には、それぞれ第1
レバー3と第2レバー4とが取り付けられている。
【0006】第2レバー4は、スロットルレバー5に形
成された壁5aと5bとの間の空間内に遊嵌され、第1
レバー3はフリーレバー6に接し、フリーレバー6はD
Cモータ7と図示しない歯車減速器を介して一体的に結
合している。
【0007】スロットルボディ8には、第1スプリング
9と第2スプリング10の各一端が係止され、第1スプ
リング9の他端はフリーレバー6に係止され、第2スプ
リング10の他端は第2レバー4に係止されている。
【0008】スロットルレバー5の全開位置は全開スト
ッパ11で規制され、アイドリングの初期位置(非通電
時)は、アイドリングストッパ12で決められる。ま
た、ISCの上限位置はISCストッパ13で規制さ
れ、ISCストッパ13は、全開ストッパ11より遙か
に低開度の位置に設置されている。
【0009】アイドリングストッパ12は、内部にスプ
リング12aを有し、可動ストッパ12bを図示しない
ねじ等で調整することによって、アイドリングの初期位
置を調整可能としている。また、内部スプリング12a
は、第1リターンスプリング9及び第2リターンスプリ
ング10の合成値以上に設定されていて、DCモータ7
の非通電時には、アイドリングストッパ12の可動スト
ッパ12bで設定される位置でスロットルバルブの開度
が決められる。
【0010】通常の運転におけるアクセル操作は、スロ
ットルリンクを介してスロットルレバー5に伝達され
る。スロットルレバー5が開方向に動くと、やがて壁5
aが第2レバー4に当接し、第2レバー4を第2スプリ
ング10の付勢力に抗して移動させ、この動きがスロッ
トルシャフト2を経てスロットルバルブ1に作用してバ
ルブは開く。スロットルバルブ1が開いてスロットルレ
バー5が全開ストッパ11に当接するまで、アクセルに
よる操作が可能である。
【0011】スロットルバルブ1が全開位置からアクセ
ルの踏み込みを緩めていくと、スロットルレバー5の壁
5aと第2レバー4とは接触した状態で、第2リターン
スプリング10により引き戻されて閉方向に移動し、や
がて、第1レバー3がフリーレバー6に当接して停止す
る。スロットルレバー5は、図示しないリンクにより静
止し、可動ストッパ12bを変位させても第2レバー4
は壁5aと5bの間にあり、スロットルレバー5の位置
は変わらない。
【0012】ISC制御は、DCモータ7を駆動して歯
車列を介して第1レバー3を開又は閉方向に駆動する。
DCモータ7の駆動力はアイドルストッパ12の内部ス
プリング12aよりも大きいので、可動ストッパ12b
以下の開度にすることも可能である。一方開方向への移
動は、ISCストッパ13により制限される。
【0013】以上の構成により、アイドルストッパ12
とISCストッパ13との間は、DCモータ7により自
在に開度の調整が可能となり、これを越える範囲では、
運転者のアクセル操作によりスロットルバルブの開度が
決められることになる。
【0014】上記の従来例は、非通電時におけるスロッ
トルバルブ1の開度を確保し、かつ、スロットルバルブ
をL1の範囲の低開度領域においては、DCモータによ
り直接制御できるので、バイパスエアー通路が不要とな
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の例で
は、従来1つのリターンスプリングに対して、第1リタ
ーンスプリングと、第2リターンスプリングの2つ必要
となる。そのため、スロットルボディの構造が複雑とな
るといった欠点がある。
【0016】また、DCモータによりフリーレバー6を
移動するときは、2つのリターンスプリング或いは内部
スプリング12aの付勢力が移動量に応じて増加するう
え、開閉方向で付勢力が異なる変化となるため、モータ
電流によるスロットル開度制御が難しく、制御回路は複
雑になる。更に、モータは付勢力に対抗できるように出
力の大きいものが必要となり、装置の大型化とコストア
ップの問題が生じる。本発明はこれらの問題の解決を図
ったもので、構造が簡単で、小型化が可能なスロットル
バルブ制御装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のスロットルバルブの制御装置は、スロット
ルボディのボア内に配置されたスロットルバルブと、該
スロットルバルブを回動自在に軸支するスロットルシャ
フトと、該スロットルシャフトを回動するスロットルレ
バーとが一体的に結合した構造体と、該構造体に一端を
係止して上記スロットルバルブが閉方向に回転するよう
に付勢するリターンスプリングと、上記スロットルシャ
フトに回動自在に軸支され上記リターンスプリングの他
端を係止するとともに上記構造体に接離可能なフリーレ
バーと、該フリーレバーを駆動するアクチュエータと、
を有し、該アクチュエータが上記フリーレバーを駆動す
ることによって上記構造体が回動し、上記スロットルバ
ルブが開閉されることを特徴としている。
【0018】上記アクチュエータが、上記スロットルバ
ルブをISC領域内で開閉する構成としたり、上記アク
チュエータが、電磁コイルが巻装されて磁束を生成する
磁束生成部と、3つの磁極片をほぼ同一直線上に有し、
上記磁束を分布させて2つの磁場領域を形成する磁場形
成部と、からなるステータと、上記磁場領域に対応して
上記磁極片を結ぶ線と平行に進退し、かつ、互いに異な
る極性の2つの着磁面を進退方向に有する着磁部材と、
磁路部材とを備えたスライダと、を有する構成とするこ
とができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面によ
って説明する。図1は、本発明のスロットルバルブ制御
装置を示す図で、その構成を模式的に示している。ま
た、図2から図4は、本発明のスロットルバルブ制御装
置を搭載したスロットルボディの図で、図2は上面図、
図3は正面図、図4は図2の左側面図である。
【0020】これらの図において、スロットルバルブ2
1は、スロットルボディ20に形成されたボア20a内
に嵌装され、スロットルシャフト22により回動自在と
なっている。スロットルシャフト22の一端には、スロ
ットルレバー23が固定され、スロットルバルブ21、
スロットルシャフト22及びスロットルレバー23は一
体的に結合された構造体24を構成している。
【0021】スロットルシャフト22には、フリーレバ
ー25が回動自在にとりつけられている。そして、この
フリーレバー25の一端と、スロットルレバー23の一
端との間に、コイルスプリングからなるリターンスプリ
ング26が嵌装されている。すなわち、スロットルレバ
ー23は、リターンスプリング26によりスロットルバ
ルブ21がボア20aを閉止する方向に付勢され、フリ
ーレバー25はこれとは逆の方向に付勢されている。ス
ロットルレバー23には、突起23aがあり、フリーレ
バー25は、リターンスプリング26に押圧されて、こ
の突起23aに圧接している。
【0022】図3に示すように、フリーレバー25には
連結レバー25aが延設され、この連結レバー25aに
はさらに連結ロッド25bが接続され、連結ロッド25
bは、スロットルボディ20に一体的に取り付けられた
アクチュエータ30の枠30aの孔を通過してスライダ
31と一体的に結合されている。
【0023】アクチュエータ30は、リニアトルクモー
タからなり、このリニアトルクモータは、ほぼ直線的に
配置された3つの磁極片32,33,34と、それらの
間に嵌装されたコイル35とから構成される。スライダ
31の磁極片32,33,34と対向する側には、着磁
部材31a,31bがあり、これらを磁路部材31cで
結合している。着磁部材31a,31bは、板状で、そ
の厚さ方向に磁極を有し、磁極片32,33,34と対
向する面の磁極は、一方がN極であれば他方がS極とな
るように配置されている。
【0024】3つの磁極片32,33,34と電磁コイ
ル35とからなるステータでは、電磁コイル35に通電
されると磁束が生成され、3つの磁極片32,33,3
4の間に2つの磁場領域が形成される。そして、これら
の磁場領域に着磁部材31a,31bが対応して上記ス
ライダ31が直線上を進退することになる。また、進退
方向は電流の極性を切替えることにより行われる。
【0025】コイル35に電流が流れると、その電流値
に応じてスライダ31が移動する原理であるが、実際に
は、パルス信号によるDUTY制御で行われる。一方、
コイル35に通電されていない場合は、スライダ31は
着磁部材31a,31bの磁束がギャップ36を通過し
ない状態で所定位置に定まる。本実施例では図3のよう
に着磁部材31a、31bの中心が磁極片33の中央に
きた位置で磁気的に保持される。スライダ31は、図3
に示す連結ロッド25bとの結合部が枠30aに当接す
る位置からフリーレバー25がストッパ28に当接する
位置まで移動可能である。
【0026】図1から図4では、スロットルバルブ21
が全閉状態から開き方向の位置にある。つまり、スロッ
トルレバー23は、リターンスプリング26によってフ
リーレバー25と連結し、フリーレバー25は、連結ロ
ッド25bがスライダ31に結合され、スライダ31が
上述した構成により決められた位置で固定されるため、
スロットルバルブ21は任意の位置で静止する。
【0027】通常のアクセル操作は、運転席に設けられ
たアクセルペダルを踏むことで、スロットルレバー23
に接続されたワイヤ(図示せず)が引かれ、スロットル
レバー23を図4において時計方向に回転させることで
行われる。スロットルレバー23は、突起23bが全開
ストッパ29に当接する位置まで回転できる。
【0028】ISC制御は、スロットルレバー23が図
1から図4に示す初期位置から、次のようにして行われ
る。アクチュエータ30に通電がされると、スライダ3
1が通電電流値に応じた位置に移動する。これに伴っ
て、連結ロッド25b、連結レバー25aが移動し、フ
リーレバー25がスロットルシャフトを中心として回転
する。このとき、フリーレバー25とスロットルレバー
23とは突起23aの所で圧接しているので、スロット
ルレバー23もフリーレバー25と一緒に回転し、スロ
ットルバルブ21が開閉することになる。そして、当然
であるが、このときのフリーレバー25の回転角とスロ
ットルレバー23の回転角は等しい。また、リターンス
プリング26の一方端はスロットルレバー23に、他方
端はフリーレバー25に係止されているので、フリーレ
バー25の作動にはリターンスプリング26の付勢力が
加わらない。
【0029】上記のISC領域は、アクチュエータ30
によるスロットルバルブ21の開度範囲であり、これ
は、図1のストローク量Lにより制限される。本実施例
では、アクチュエータ30の枠30aをISCの上限ス
トッパとしたが、フリーレバー25に当接するように設
けても良い。
【0030】本発明では、スライダ31がストローク量
Lだけ移動するISC領域では、フリーレバー25は、
リターンスプリング26の付勢力には一切関係なく回動
できる。したがって、アクチュエータ30の出力は、そ
れだけ小さくすることができ、アクチュエータ30を小
型化することが可能になる。
【0031】また、上記の構成なので、本発明では、リ
ターンスプリングは1つのみで足り、構成を簡単にする
ことができる。また、スロットルバルブを直接開閉駆動
するので、精度の良いISC制御が可能になり、バイパ
スエアー通路を使用する従来製品を大きく変更すること
なく構成することができる。
【0032】また、本実施例ではアクチュエータにリニ
アトルクモータを用いたが、上記の構成であれば、ステ
ッピングモータ、或いは、フリーレバーとアクチュエー
タとの連結部を歯車構造とすれば、DCモータでも可能
である。また、本実施例では、アクチュエータが非通電
状態のスロットルバルブ開度を全閉状態よりも開方向の
位置に設定したが、これは、エンジン始動時の空気量を
通電前に予め確保することや、アイシング等によるスロ
ットルバルブとボアの固着を起き難くするためである。
しかし、スロットルバルブ開度の初期位置はISC上限
ストッパで規制される範囲内に限らず、故障によりスロ
ットルワイヤが切れた場合でも安全に退避走行できるI
SC領域を越えた領域に設定してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように本発明のスロット
ルバルブ制御装置は、スロットルバルブと、スロットル
シャフトと、スロットルレバーとが一体的に結合した構
造体と、該構造体に一端を係止して上記スロットルバル
ブが閉方向に回転するように付勢するリターンスプリン
グと、上記スロットルシャフトに回動自在に軸支され上
記リターンスプリングの他端を係止するとともに上記構
造体と接離可能なフリーレバーと、該フリーレバーを駆
動するアクチュエータと、を有し、該アクチュエータが
上記フリーレバーを駆動することによって上記構造体が
回動し、上記スロットルバルブが開閉されるようにした
ので、上記アクチュエータがスロットルバルブを開閉す
る際に、リターンスプリングの抗力を受けずに行うこと
ができる。したがって、アクチュエータを小型化するこ
とができ、構造が簡単で小型化が可能なスロットルバル
ブ制御装置を得ることができる。上記アクチュエータ
が、上記スロットルバルブをISC領域内で開閉する構
成とすれば、スロットルバルブの開閉をISC領域で直
接制御できるので、バイパスエアー通路が不要となり、
同時に、精度の高い制御が可能となる。
【0034】アクチュエータが、電磁コイルが巻装され
て磁束を生成する磁束生成部と、3つの磁極片をほぼ同
一直線上に有し、上記磁束を分布させて2つの磁場領域
を形成する磁場形成部と、からなるステータと、上記磁
場領域に対応して上記磁極片を結ぶ線と平行に進退し、
かつ、互いに異なる極性の2つの着磁面を有する着磁部
材と、磁路部材とを備えたスライダと、を有する構成と
すれば、スロットルバルブ開度を電流値に応じて、無段
階に精度よく制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスロットルバルブ制御装置の構成を模
式的に示す図である。
【図2】本発明のスロットルバルブ制御装置の上面図で
ある。
【図3】本発明のスロットルバルブ制御装置の正面図で
ある。
【図4】本発明のスロットルバルブ制御装置の左側面図
である。
【図5】従来のスロットルバルブ制御装置の構成を模式
的に示す図である。
【符号の説明】
20 スロットルボディ 20a ボア 21 スロットルバルブ 22 スロットルシャフト 23 スロットルレバー 24 構造体 25 フリーレバー 26 リターンスプリング 30 アクチュエータ 31 スライダ 31a,31b 着磁部材 31c 磁路部材 32,33,34 磁極片 35 コイル 36 ギャップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルボディのボア内に配置された
    スロットルバルブと、該スロットルバルブを回動自在に
    軸支するスロットルシャフトと、該スロットルシャフト
    を回動するスロットルレバーとが一体的に結合した構造
    体と、該構造体に一端を係止して上記スロットルバルブ
    が閉方向に回転するように付勢するリターンスプリング
    と、上記スロットルシャフトに回動自在に軸支され上記
    リターンスプリングの他端を係止するとともに上記構造
    体に接離可能なフリーレバーと、該フリーレバーを駆動
    するアクチュエータと、を有し、該アクチュエータが上
    記フリーレバーを駆動することによって上記構造体が回
    動し、上記スロットルバルブが開閉されることを特徴と
    するスロットルバルブの制御装置。
  2. 【請求項2】 上記アクチュエータが、上記スロットル
    バルブをISC領域内で開閉することを特徴とする請求
    項1記載のスロットルバルブの制御装置。
  3. 【請求項3】 上記アクチュエータが、電磁コイルが巻
    装されて磁束を生成する磁束生成部と、3つの磁極片を
    ほぼ同一直線上に有し、上記磁束を分布させて2つの磁
    場領域を形成する磁場形成部と、からなるステータと、
    上記磁場領域に対応して上記磁極片を結ぶ線と平行に進
    退し、かつ、互いに異なる極性の2つの着磁面を進退方
    向に有する着磁部材と、磁路部材とを備えたスライダ
    と、を有することを特徴とする請求項1又は2記載のス
    ロットルバルブの制御装置。
JP2000154470A 2000-05-25 2000-05-25 スロットルバルブの制御装置 Pending JP2001336429A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000154470A JP2001336429A (ja) 2000-05-25 2000-05-25 スロットルバルブの制御装置
PCT/JP2001/004418 WO2001090549A1 (fr) 2000-05-25 2001-05-25 Commande d'obturateur d'etranglement
EP01932276A EP1286032A4 (en) 2000-05-25 2001-05-25 SPLITTER SHUTTER CONTROL
US10/303,005 US6575135B2 (en) 2000-05-25 2002-11-25 Throttle valve control device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000154470A JP2001336429A (ja) 2000-05-25 2000-05-25 スロットルバルブの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001336429A true JP2001336429A (ja) 2001-12-07

Family

ID=18659560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000154470A Pending JP2001336429A (ja) 2000-05-25 2000-05-25 スロットルバルブの制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6575135B2 (ja)
EP (1) EP1286032A4 (ja)
JP (1) JP2001336429A (ja)
WO (1) WO2001090549A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111219259B (zh) * 2018-11-27 2022-12-20 科勒公司 带有远程节流控件和手动节流控件的发动机

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6220678Y2 (ja) * 1979-03-12 1987-05-26
US4494502A (en) * 1982-01-27 1985-01-22 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Idling controller of variable displacement engine
JPS63115546A (ja) 1986-10-31 1988-05-20 松下電器産業株式会社 超音波探触子
JPS63115546U (ja) * 1987-01-22 1988-07-26
JP3073311B2 (ja) * 1992-04-30 2000-08-07 マツダ株式会社 エンジンのスロットル弁制御装置
JP2758535B2 (ja) * 1992-07-16 1998-05-28 株式会社日立製作所 電子スロットル制御装置
JPH07324640A (ja) * 1994-05-31 1995-12-12 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関のスロットル制御装置
JPH08232690A (ja) * 1995-02-22 1996-09-10 Hitachi Ltd スロットル制御装置
EP1326016A3 (en) * 1996-09-03 2012-08-29 Hitachi Automotive Systems, Ltd. A throttle valve control device for an internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
EP1286032A1 (en) 2003-02-26
WO2001090549A1 (fr) 2001-11-29
US20030070657A1 (en) 2003-04-17
EP1286032A4 (en) 2007-11-28
US6575135B2 (en) 2003-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3945568B2 (ja) 内燃機関の吸気制御装置
US5897096A (en) Solenoid valve apparatus
KR950033017A (ko) 드로틀밸브 제어장치
JPH05505658A (ja) 内燃機関のスロットルバルブ
US20030116146A1 (en) High speed exhaust gas recirculation valve
JP2004301118A (ja) 電子制御式スロットル制御装置
JP2000240474A (ja) 内燃機関のスロットルバルブ制御装置
JP2550962B2 (ja) エンジンのスロツトル弁制御装置
JP2000087763A (ja) 駆動機械の出力を制御するための制御装置
JP2001336429A (ja) スロットルバルブの制御装置
JP3363176B2 (ja) 駆動機械のための負荷調節装置
JPH0759900B2 (ja) 内燃機関のスロットル開閉装置
JP3408096B2 (ja) エンジン用弁装置
JP3808522B2 (ja) エンジンの吸気量制御装置
JP3273522B2 (ja) スロットルバルブ制御装置
JPS6013935A (ja) 内燃機関のアイドルスピ−ド制御弁
JPS626265Y2 (ja)
JP2001173467A (ja) スロットルバルブ駆動装置
JPH0435557Y2 (ja)
JP2001073807A (ja) 内燃機関の吸気装置
JPH04203218A (ja) エンジンのスロットル弁制御装置
JPH0783012A (ja) 電磁駆動式バルブ
JPH03621Y2 (ja)
JP2001082181A (ja) スロットル弁制御装置
JPH0534518B2 (ja)