JPS626265Y2 - - Google Patents

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JPS626265Y2
JPS626265Y2 JP17073680U JP17073680U JPS626265Y2 JP S626265 Y2 JPS626265 Y2 JP S626265Y2 JP 17073680 U JP17073680 U JP 17073680U JP 17073680 U JP17073680 U JP 17073680U JP S626265 Y2 JPS626265 Y2 JP S626265Y2
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JP
Japan
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valve
compressor
throttle valve
auxiliary
auxiliary valve
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JP17073680U
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JPS5792851U (ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、エアコンのコンプレツサON−
OFF切り換え時のエンジン吸入空気量補正装置
に関する。
一般に車両のエアコンのコンプレツサは、エン
ジンによつて駆動されるが、冷却温度が設定以下
のときはコンプレツサの駆動が自動的に停止され
るようになつている。
第1図に従来のエアコンのコンプレツサON−
OFF制御系の回路を示す。
フアンスイツチ1を作動させるとマイクロスイ
ツチ2,2がONとなり、エアコンリレー3が作
動する。このエアコンリレー3の作動によりコン
プレツサON−OFFを行なうマグネツトクラツチ
用ソレノイド4がONとなり、コンプレツサが駆
動され、またフアンモータリレー6もオンとなつ
てフアンモータ7も回転を始める。エアコンリレ
ー3とマグネツトクラツチ用ソレノイド4とを結
ぶ配線中にサーモスイツチ5が介装され、エアコ
ンの作動状況により温度を感知してON−OFFす
る。これによりソレノイド4が励磁、非励磁さ
れ、その結果としてコンプレツサをON−OFF制
御し、不要時のエンジン燃費を低減する。
しかしながら、この場合エアコンのコンプレツ
サON時とOFF時でエンジンに加わる負荷が変動
するので、車速が変化する。従つてコンプレツサ
のONとOFFの切換えに伴い、絞り弁を通過する
空気流量を相対的に増減させる必要がある。ただ
し、これを運転者がアクセル操作量を増減して行
うとすれば運転フイーリングに違和感をもたら
し、運転性が不連続的になりやすい。さらには必
要以上のアクセル操作により燃費が悪化したりす
るという問題点があつた。
本考案はこのような問題を解決するために、主
吸気通路をバイパスする通路に、絞弁と連動した
りあるいは独立して通路を全閉とする補助弁を設
け、コンプレツサON−OFF切換時の吸入空気量
の補正を自動的に行うようにした装置を提供する
ものである。
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明
する。
第2図において、15はエアクリーナ、16は
主吸気通路であつて、アクセルペダルに連動する
通常の絞弁17が介装される。
この絞弁17をバイパスするようにして通路1
8が設けられ、この通路18には補助弁19を介
装し、この補助弁19を絞弁17と連動したりあ
るいは独立して全閉状態を維持するように構成す
る。
つまり、コンプレツサOFF時では補助弁19
が全閉して、通常と同様に絞弁17によつて吸入
空気量が制御されるが、コンプレツサON時は補
助弁19が、絞弁17と連動し、補助通路18の
空気流量を制御する。
この結果、エンジンに吸入される空気量はコン
プレツサOFF時に比べてON時のときに比例的に
増大し、コンプレツサON時の負荷増加に対応す
べく、燃料流量の増量と同時に空気量が増量でき
る。
具体的には、第3図、第4図に示すように、絞
弁17の弁軸20と、補助弁19の弁軸21とが
互に同軸上に位置すると共に、それぞれの軸接合
端20aと21aには係合用の突起22,23が
設けられ、これらと突起22と23を係合させた
状態では両弁軸20,21は一体的に回転する。
そして、弁軸20の他端には絞弁レバー(図示
せず)が固着され、リターンスプリングに抗しつ
つ絞弁17を開動させたりする。また、弁軸21
の他端には、コンプレツサのON−OFF信号(マ
グネツトクラツチ用ソレノイドの駆動信号)を受
けて、補助弁19を全開位置を越して更に補助通
路18を全閉させるアクチユエータ24が連結さ
れる。
このアクチユエータ24としてはモータ、ロー
タリソレノイドあるいはダイヤフラム装置(ただ
しこの場合は電気信号を負圧信号に変換する)な
どを利用でき、コンプレツサOFFの信号にもと
づき、第5図a,bに示すように、補助弁19を
開方向に全開点を越えて回転させ、さらにそのま
ま閉弁する位置までリターンスプリング25に抗
して駆動する。
補助弁19は絞弁17と連動時の閉位置と、絞
弁17に対しての係合解除時(独立時)の全閉位
置とは、約160゜ほど異つた回転位相差があり、
それぞれ通路18の内径と補助弁19の外径との
関係にもとづき、閉位置が規制される。
上記アクチユエータ24の作動方向は、絞弁1
7の開動方向と一致し、したがつて、アクチユエ
ータ24の非作動時は補助弁19はフリーとなる
が、リターンスプリング25の働きで突起22に
対して突起23が係合するように附勢されるた
め、絞弁17の開作動に伴いリターンスプリング
25に抗して補助弁19も同期的に開き出すので
ある。
また、アクチユエータ24の作動はエンジン出
力に影響を及ぼさないように出来るだけすみやか
に行なうものとする。
このように構成してあるので、コンプレツサ
OFF時は、アクチユエータ24が作動し、補助
弁19と絞弁17との連動を解除するように、補
助弁19をリターンスプリング25に抗して開方
向に回転させ、さらにその方向に全開位置を越え
て逆に予め規制された全閉位置まで駆動し、その
状態に補助弁19を保持する。したがつて、この
状態では絞弁17は補助弁19に対して全く自由
な関係となり、アクセルペダルの操作量に応じて
主吸気通路16の開度を制御し、この開度に比例
した空気流量が得られる。
次に、コンプレツサのON時は、アクチユエー
タ24が非作動で補助弁19がフリーとなり、リ
ターンスプリング25により突起22と23が係
合するので、絞弁17とともに補助弁19が同一
的に開き始める。
この結果、アクセルペダルの操作量は同じで
も、補助通路18の空気量が加算されるようにな
る。
したがつて、コンプレツサがOFFからONに切
換つたときに、運転者は特別のアクセル操作をし
なくても、自動的に吸入空気量の増量補正が行な
われるのであり、このとき運転性の不連続感の発
生は確実に防止できる。又、必要以上のアクセル
操作による燃費の悪化も生じない。
なお、コンプレツサONにもとづき要求燃料噴
射量は増加するが、これに対しては吸入空気量セ
ンサ、吸入負圧センサなどによる運転状態の検出
特性を、コンプレツサON−OFF切り換えにもか
かわらずそのまま修正することなく、燃料噴射パ
ルスの入力信号として利用できるため、吸入空気
量の増量に対応した燃料流量が確保できる(ただ
し、電子制御燃料噴射エンジン)。
次に他の実施例について、第6図、第7図にも
とづいて説明する。まず、第6図の実施例は、絞
弁17の弁軸20にアーム30を、同じく補助弁
19の弁軸21にもアーム31を突設し、アーム
30に対して一体的に連結した係合バー32を、
アーム31に形成した係合溝34に対して係脱可
能にする。アーム31に第8図に示すアクチユエ
ータ24と連結する牽引ワイヤ33を誘導するた
めの滑車35,36が設けられ、ワイヤ33の他
端は係合バー32に対して、ワイヤ緊張時に両ア
ーム30と31が係合するように連結されてい
る。したがつて、コンプレツサOFF時には牽引
ワイヤ33を緩めるようにアクチユエータ24を
作動すれば、絞弁17が開方向(図中時計方向)
に回動しても、係合バー32に対してアーム31
は自由であり、絞弁17のみが開き補助弁19は
リターンスプリングの作用で閉じている。
そしてコンプレツサONに切換わつてアクチユ
エータ24を介して牽引ワイヤ33が緊張される
と、係合バー32が係合溝34にはまり、アーム
31の回動に伴つてアーム30と回動させるよう
に一体化する。
この結果、補助弁19が絞弁17と同一的に開
かれ、吸入空気量が相対的に増大する。
第7図の実施例は、補助弁19のアーム21に
牽引ワイヤ33を直接連結し、かつ補助弁19の
開方向に緊張時の作用力が働くようにしたもので
ある。
ただし、牽引ワイヤ33の緊張時の作用力は、
絞弁17に設けたリターンスプリングの弾性力よ
りも弱く、補助弁19のリターンスプリングの弾
性力よりも強くなるように設定して、コンプレツ
サON時には牽引ワイヤ33の緊張にもとづき、
絞弁17の回動に追従して補助弁19を開くよう
にする。勿論、緊張を解除すれば絞弁17のみが
開動し、補助弁19はリターンスプリングにより
閉弁する。
第6図、第7図の実施例において、牽引ワイヤ
33を作動させるアクチユエータ24は、具体的
には、第8図に示すように、ダイヤフラム装置を
利用し、ダイヤフラム40に牽引ワイヤ33の一
端を連結すると共に、ダイヤフラム40で画成さ
れた負圧室41に電磁切換弁42を介して負圧と
大気圧とを選択的に作用させ、牽引ワイヤ33を
引張つたり緩めたりする。なお、電磁切換弁42
は前記(第1図)したマグネツトクラツチ用ソレ
ノイドの駆動信号にもとづいて作動すればよい。
以上説明したように、本考案によれば、主吸気
通路とバイパス補助通路に、互に連動あるいは独
立して全閉する絞弁と補助弁を設け、コンプレツ
サ作動時に吸入空気量を自動的に増量補正するよ
うにしたので、コンプレツサ作動時のエンジン回
転の低下や加速性能の低下を防止することができ
る。また構造的にも簡単で形状も小型となる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の概略図、第2図は本考案の
一実施例を示す概略断面図、第3図は一部切欠斜
視図、第4図は要部の斜視図、第5図a,bは作
動説明図、第6図、第7図はそれぞれ他の実施例
の要部を示す斜視図、第8図はアクチユエータの
概略図である。 16……主吸気通路、17……絞弁、18……
補助通路、19……補助弁、20,21……弁
軸、22,23……突起、24……アクチユエー
タ、30,31……アーム、32……係合バー、
33……牽引ワイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアコンのコンプレツサを車室内温度又はエバ
    ポレータ吹出し風温度に応じて電磁クラツチを介
    してON−OFF制御するようにした車両におい
    て、主吸気通路に設けたアクセルペダルに連動す
    る絞弁と、前記主吸気通路をバイパスする補助通
    路に介装した補助弁と、コンプレツサのON、
    OFFにもとづいて作動するアクチユエータを介
    して絞弁と補助弁とを選択的に連動させる係合手
    段とを備え、コンプレツサON時には前記絞弁と
    補助弁とを連動させ、コンプレツサOFF時には
    補助弁を全閉するようにした吸入空気量補正装
    置。
JP17073680U 1980-11-28 1980-11-28 Expired JPS626265Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17073680U JPS626265Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17073680U JPS626265Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5792851U JPS5792851U (ja) 1982-06-08
JPS626265Y2 true JPS626265Y2 (ja) 1987-02-13

Family

ID=29529153

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17073680U Expired JPS626265Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28

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JP5552033B2 (ja) * 2010-11-26 2014-07-16 本田技研工業株式会社 内燃機関の燃料供給装置

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JPS5792851U (ja) 1982-06-08

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