JPH085054Y2 - 自動変速機付車両の急発進防止装置 - Google Patents

自動変速機付車両の急発進防止装置

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JPH085054Y2
JPH085054Y2 JP15437087U JP15437087U JPH085054Y2 JP H085054 Y2 JPH085054 Y2 JP H085054Y2 JP 15437087 U JP15437087 U JP 15437087U JP 15437087 U JP15437087 U JP 15437087U JP H085054 Y2 JPH085054 Y2 JP H085054Y2
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choke valve
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芳幸 上村
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  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動変速機付車両の急発進防止装置、詳し
くは、オートチョーク式キャブレータを備える自動変速
機付車両の、寒冷始動時における急発進を防止する装置
に関するものである。
(従来の技術) 近年、運転操作の簡素化を目的とした所謂自動変速機
付車両の需要が多く、手動変速機付車両よりも主流にな
って来ており、この自動変速機付車両の中には、オート
チョーク式キャブレータを備えるものがある。このオー
トチョーク式キャブレータとは、外気温度とエンジンの
運転状態に応じて、キャブレータに流入する空気量を、
チョークバルブの自動開度調整により自動的に制御する
ものであり、冬期等の気温の低い寒冷始動時に、キャブ
レータ内の上流に配されるチョークバルブを自動的に閉
じ、かつ、そのチョークバルブの閉度に応じて、該チョ
ークバルブ下流に配されるスロットルバルブを自動的に
少し開き、規定のアンドリング回転速度によるスローア
イドリングより、高めのアイドリング、所謂ファストア
イドリングを行なわしめるものである。
(考案が解決しようとする問題点) このように、寒冷始動時には、かなり高回転のファス
トアイドリングがなされるわけであるが、このファスト
アイドリング中に、セレクトレバーのセレクト位置をニ
ュートラル、またはパーキング位置から、何の気なし
に、または、誤動作によりリバース(バック)、ドライ
ブ、ロー(1速)、2速等の所謂発進段に入れ替えた場
所には、エンジンが高速回転しているために、不意に急
発進する可能性があった。
本考案の目的は、オートマチック車の寒冷始動時のチ
ョーク時における急発進を防止する装置を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、エンジンの吸気
系に配設されたキャブレータと、同キャブレータの上流
に配設されたチョークバルブと、 上記吸気系近傍に配設され、吸入空気温度を検出可能な
温度検出手段と、からなり、 上記温度検出手段により上記吸入空気温度が低いと検出
された時は上記チョークバルブが自動的に略閉状態とさ
れるオートチョーク式キャブレータ備えた自動変速機付
き車両の急発進防止装置であって、 同急発進防止装置は、 上記チョークバルブに機能的に連結され当該チョーク
バルブを強制的に開閉駆動可能なアクチュエータと、 上記自動変速機の変速段を切り換えるセレクトレバーの
位置を検出するセレクトレバー位置検出手段と、 アクセルの踏込み操作を検出するアクセル踏込み操作検
出手段と、少なくともセレクトレバー位置検出及び上記
アクセル踏込み操作検出手段からの信号が入力され、各
信号に応じて上記アクチュエータを制御する制御手段
と、 を備えるとともに、 上記制御手段は、上記セレクトレバー位置検出手段によ
り上記セレクトレバーの位置がニュートラル又はパーキ
ング以外の何れかに位置することが検出され、且つ上記
アクセル踏込み操作検出手段により上記アクセルが踏み
込まれていないことが検出されたとき、上記吸入空気温
度が低いと検出されても上記チョークバルブを略半開状
態とするよう上記アクチュエータへ強制駆動信号を出力
するという構成を採っている。
更に、上記温度検出手段は、 上記チョークバルブに機能的に連結されるとともに、上
記吸入空気温度を検出する第1温度検出手段と、 同第1温度検出手段の近傍に配設され、その温度が上記
エンジンがアイドリング状態を維持する所定値以下か否
かを検出する第2温度検出手段と、 からなり、 上記制御装置にはさらに上記第2温度検出手段からの信
号が入力され、当該第2温度検出手段からの検出値が上
記所定値以下で且つ上記アクセル踏込操作検出手段によ
り上記アクセルが踏み込まれたことが検出されたとき、
上記強制駆動信号の出力を中止する 実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動変速機付車両
の急発進防止装置という構成を採ってもよい。
(作用) 本考案によれば、制御手段によって、セレクトレバー
の位置がニュートラル又はパーキング以外の何れかに位
置することが検出され、且つ、アクセルが踏み込まれて
いないことが検出されたとき、吸入空気温度が低いと検
出されてもチョークバルブを略半開状態とするようアク
チュエータへ強制駆動信号を出力し、アクチュエータに
よりチョークバルブを略半開に切換え、高回転のファー
ストアイドリングを行わずに、比較的低回転のスローア
イドリングを行わせる。
更に、第2温度検出手段からの信号に基づき、アイド
リングが解除されるような所定値以下で且つアクセル踏
込操作検出手段によりアクセルが踏み込まれたことが検
出されたとき、強制駆動信号の出力を中止させ、ファー
ストアイドルチョークに復帰させる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す自動変速機付車両の急
発進防止装置のブロック図であり、同図に示される如
く、本装置は、始動スイッチのオン信号を送出するイグ
ニシヨンスイッチ1と、セレクトレバーのセレクト位置
(シフト位置)の検出を行ない、そのセレクト位置が何
れかであるという信号を送出するセレクトレバー位置検
出センサ2と、アクセルペダルの作動を感知し、そのオ
ン、オフ信号を送出するアクセルスイッチ3と、後述す
るコイルハウジング内の温度を検出し、その検出温度信
号を送出する第2温度検出手段である温度センサと、キ
ャブレータに流入する空気の量を調整するチョークバル
ブを作動させるアクチュエータであるバキュームアクチ
ェータ5と、上記イグニションスイッチ1からのオン信
号とセレクトレバー位置検出センサ2からのセレクト位
置検出信号とアクセルスイッチ3からのオン、オフ信号
及び温度センサ4からの検出温度信号出力に応答して、
バキュームアクチェータ5に駆動信号を送出するコント
ローラ6を備えており、該イグニションスイッチ1と、
セレクトレバー位置検出センサ2と、アクセルスイッチ
3と、温度センサ4及びチョークバルブを作動させるソ
レノイドタイプのバキュームアクチェータ5は周知の構
造のものである。そして、オートマッチクチョーク機構
は、第2図に示されるように、キャブレータ上流域に配
置されるチョークバルブ11と第1温度検出手段であるサ
ーモスタチックコイル12を内蔵するコイルハウジング13
と、バキュームピストン14が入った負圧室14aと、バキ
ュームピストン14とチョークバルブ11とを連結するピス
トンロッド15と、ピストンロッド15をサーモスタチック
コイル12のばね力に抗して、図における下方に引っ張
り、チョークバルブ11を略半開きにするバキュームアク
チェータ5と、コイルハウジング13内の温度を検出する
図示されない温度センサ4から構成されており、サーモ
スタチックコイル12は、熱膨張の小さいアンバー鋼を内
側に、熱膨張の大きい黄銅を外側に張り合わせたバイメ
タルをコイル状に巻いたもので、その一端をコイルハウ
ジング13の中心に固定し、他端をチョークバルブ11の開
閉用のピストンロッド15に固定し、そのばね力でチョー
クバルブ11を閉じるものであり、図示されないエアクリ
ーナからインレットマニホールド内を通って、コイルハ
ウジング13内に空気を取り入れ、負圧室14aを経てイン
レットマニホールド内に吸い込まれる通路18が設けられ
ているものである。
そして、寒冷始動時には、従来のように、サーモスタ
チックコイル12のばね力と、インレットマニホールドの
吸入負圧によるバキュームピストン14の吸引力及びチョ
ークバルブ11に働く流入空気圧力との差によって、第2
図に示される如く、チョークバルブ11を、ほんの僅かに
開き、かつそのチョークバルブ11の閉度に応じて、該チ
ョークバルブ11の下流に配される図示されないスロット
ルバルブを少し開き、通常のスローアイドリングより、
高めの所謂ファストアイドルチョークを行なわしめるわ
けであるが、バキュームアクチェータ5が、コントロー
ラ6からオン信号を受信した場合には、第3図に示され
る如く、バキュームアクチェータ5が、ピストンロッド
15をサーモスタチックコイル12のばね力に抗して、図に
おける下方に引っ張り、ピストンロッド15に連動するチ
ョークバルブ11を略半開きにし、所謂スローアイドルチ
ョークを行ない、その結果、エンジン回転を低回転にす
る。一方、該バキュームアクチェータ5が、温度センサ
4からの信号に基づき決定されるオフ信号を、コントロ
ーラ6から受信すると、バキュームアクチェータ5が、
ピストンロッド15を付勢しなくなる。すると、チョーク
バルブ11の開度は、サーモスタチックコイル12のばね力
と、インレットマニホールドの吸入負圧によるバキュー
ムピストン14の吸引力及びチョークバルブ11に働く流入
空気圧力との差により、決定されることとなり、例え
ば、エンジンが運転を続け、暖まってきた場合には、第
4図に示されるように、サーモスタチックコイル12のば
ね力が弱くなり、ピストンロッド15が図における下方に
引っ張られることとなり、ピストンロッド15に連動する
チョークバルブ11を全開にし、チョーク動作を終了させ
る。因に、チョークバルブ11は、通常20℃程度で全開す
るようになっている。
斯くの如く、バキュームアクチェータ5に駆動信号を
送出するコントローラ6は、寒冷始動時に、セレクトレ
バーのセレクト位置がニュートラル、またはパーキング
以外のいずれかであるという信号を、セレクトレバー位
置検出センサ2から受信し、かつ、アクセルペダルが踏
まれていないという信号を、アクセルスイッチ3から受
信した場合には、ファストアイドリングを行なわずに、
スローアイドリングを行なうべく、チョークバルブを略
半開する駆動信号を、バキュームアクチェータ5に送出
することが出来るように構成されているマイクロコンピ
ュータである。さらにコントローラ6内のROMには、上
記機能を達成できるプログラムが書き込まれ、各設定値
やデータテーブルが記憶処理される。ROMに書き込まれ
たプログラムをフローチャートで示すと、第5図のよう
になる。
以下プログラムに従い本装置の作動を説明する。プロ
グラムがスタートすると、まず、ステップ1において、
イグニションスイッチ1がオンにされてステップ2へ進
み、ステップ2では、コールドスタートか否か、すなわ
ち寒冷時におけるスタートかどうかが判定され、コール
ドスタートでない場合、すなわち、外気温が高く、チョ
ーク始動する必要がない場合には、プログラムを終了に
し、一方、コールドスタートの場合には、ステップ3へ
進み、ステップ3において、セレクトレバーのセレクト
位置がニュートラル、またはパーキングであるか否かを
判定する。そして、セレクト位置がニュートラル、また
はパーキングでない場合、すなわちリバース(バッ
ク)、ドライブ、ロー(1速)、2速等の所謂発進段に
ある場合には、セレクト位置がニュートラル、またはパ
ーキングになるまで、同様な判定を繰り返し、一方、ニ
ュートラル、またはパーキングの場合には、ステップ4
へ進み、ステップ4において、エンジンが始動しても危
険ではないとして、エンジンの始動が開始される。そし
て、ステップ5へ進み、ステップ5では、セレクトレバ
ーのセレクト位置がニュートラル、またはパーキングで
あるか否かがまた判定され、セレクト位置がニュートラ
ル、またはパーキングでない場合には、ステップ9へ進
み、アクセルスイッチ3がオンか否かが判定され、一
方、ニュートラル、またはパーキングの場合には、ステ
ップ6へ進み、ステップ6において、アクセルスイッチ
3がオンか否かが判定される。そして、アクセルスイッ
チ3がオンの場合には、セレクトレバーのセレクト位置
がニュートラル、またはパーキングの位置にあり、発進
できないので、ステップ5へ戻り、セレクトレバーのセ
レクト位置の判定を再度行ない、一方、オフの場合に
は、ステップ7へ進み、ステップ7において、エンジン
回転数をスローアイドリング時よりもさらに高めるファ
ストアイドルチョークを行なう。そうして、ステップ8
へ進み、ステップ8では、再度セレクト位置の判定を行
ない、ニュートラル、またはパーキングの場合には、セ
レクト位置がニュートラル、またはパーキング以外にな
るまで、同様な判定を繰り返し、一方、ニュートラル、
またはパーキング以外の場合には、ステップ9へ進み、
ステップ9では、再度アクセルスイッチ3がオンか否か
が判定され、オンの場合には、セレクトレバーのセレク
ト位置がニュートラル、またはパーキング以外の発進段
にあり、かつ、アクセルを踏んでいることから、発進の
意志ありとして、ステップ10において、スロットルバル
ブを開にし、ステップ11へ進み、ステップ11で走行を開
始する。一方、ステップ9において、アクセルスイッチ
3がオフと判定された場合には、ステップ12へ進み、ス
テップ12において、セレクトレバーのセレクト位置がニ
ュートラル、またはパーキング以外の発進段があるにも
拘らず、アクセルを踏んでいないことから、発進の意志
なし、すなわち、何の気なしに、または、誤動作により
発進段にシフト替えしたとして、急発進を防止すべく、
ファストアイドルチョークを止め、スローアイドルチョ
ークを行なう。すなわち、スローアイドルチョークを行
なうべく、バキュームアクチェータ5により、ピストン
ロッド15を付勢し、チョークバルブ11を略半開するよう
にする。そして、ステップ13へ進み、ステップ13では、
アイドリングが解除されているか否かの判定を、コイン
ハウジング13内の温度を検出する温度センサ4からの温
度信号により決定し、チョークバルブ11が全開になるよ
うな温度であれば、アイドリングが解除されているの
で、ステップ17ヘ進み、ステップ17において、セレクト
レバーのセレクト位置の判定を再度行ない、ニュートラ
ル、またはパーキングの場合には、セレクト位置がニュ
ートラル、またはパーキング以外になるまで、同様な判
定を繰り返し、一方、ニュートラル、またはパーキング
以外の場合には、ステップ18へ進み、ステップ18では、
再度アクセルスイッチ3がオンか否かが判定され、オフ
の場合には、ステップ17へ戻り、再度セレクトレバーの
セレクト位置の判定を再度行ない、一方、オンの場合に
は、セレクトレバーのセレクト位置がニュートラル、ま
たはパーキング以外の発進段にあり、かつ、アクセルを
踏んでいることから、発進の意志ありとして、ステップ
10へ進み、ステップ10において、スロットルバルブを開
にし、ステップ11へ進み、ステップ11で走行を開始す
る。一方、ステップ13において、アイドリングが解除さ
れていないと判定されたら、ステップ14へ進み、ステッ
プ14では、セレクトレバーのセレクト位置の判定を再度
行ない、ニュートラル、またはパーキングの場合には、
ステップ7に戻り、発進の意志なしとして、バキューム
アクチェータによるピストンロッド15の付勢を解き、フ
ァストアイドルチョークを行ない、一方、ニュートラ
ル、またはパーキング以外の場合には、ステップ15へ進
み、ステップ15において、再度アクセルスイッチ3がオ
ンか否かが判定され、オフの場合には、ステップ13へ戻
り、再度アイドリングが解除されているか否かの判定を
行なう、すなわち、経時的に暖気されて、アイドリング
が解除されてしまっているか否かの判定を行ない、一
方、ステップ15において、オンの場合には、ステップ16
へ進み、ステップ16において、発進の意志ありとして、
バキュームアクチュエータによるピストンロッド15の付
勢を解き、ファストアイドルチョークに復帰させる。即
ち、制御手段としてのコントローラ6はステップs13乃
至ステップs16において、温度センサ(第2温度検出手
段)4からの信号に基づき、アイドリングが解除される
ようなチョークバルブ11が全開に成るような温度(所定
値)に成っているか否かを判断し、全開に成るような温
度(所定値)以下で且つアクセルスイッチ(アクセル踏
込操作検出手段)3によりアクセルが踏み込まれたこと
が検出されたとき、スローアイドルチョークの実行(強
制駆動信号の出力)を中止させ、ファーストアイドルチ
ョークに復帰させる。そして、ステップ10へ進み、ステ
ップ10において、スロットルバルブを開にし、ステップ
11へ進み、ステップ11で走行を開始する。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、寒冷始動時に、セレク
トレバーのセレクト位置をニュートラル、またはパーキ
ング位置から、何の気なしに、または、誤動作によりリ
バース(バック)、ドライブ、ロー(1速)、2速等の
所謂発進段に入れ替えた場合には、ファストアイドリン
グを行なわずに、スローアイドリングを行なうようにし
たので、エンジンが極端に高速では回転せず、よって、
急発進することがなくなり、安全性がさらに高められる
こととなる。
特に、第2温度検出手段からの信号に基づき、アイド
リングが解除されるような所定値以下で且つアクセル踏
込操作検出手段によりアクセルが踏み込まれたことが検
出されたとき、スローアイドルの実行である強制駆動信
号の出力を中止させ、ファーストアイドルチョークに復
帰させるので、走行に入ってからのエンストを防止出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すオートマチック車の急
発進防止装置のブロック図、第2図,第3図,第4図は
チョークバルブの開閉動作をそれぞれ示す概略図、第5
図は第1図中のコントローラ内に記憶されているプログ
ラムのフローチャートである。 2……セレクトレバー位置検出センサ、3……アクセル
スイッチ、5……バキュームアクチェータ、6……コン
トローラ、11……チョークバルブ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの吸気系に配設されたキャブレー
    タと、 同キャブレータの上流に配設されたチョークバルブと、 上記吸気系近傍に配設され、吸入空気温度を検出可能な
    温度検出手段と、からなり、 上記温度検出手段により上記吸入空気温度が低いと検出
    された時は上記チョークバルブが自動的に略閉状態とさ
    れるオートチョーク式キャブレータを備えた自動変速機
    付き車両の急発進防止装置であって、 同急発進防止装置は、 上記チョークバルブに機能的に連結され当該チョークバ
    ルブを強制的に開閉駆動可能なアクチュエータと、 上記自動変速機の変速段を切り換えるセレクトレバーの
    位置を検出するセレクトレバー位置検出手段と、 アクセルの踏込み操作を検出するアクセル踏込み操作検
    出手段と、 少なくともセレクトレバー位置検出及び上記アクセル踏
    込み操作検出手段からの信号が入力され、各信号に応じ
    て上記アクチュエータを制御する制御手段と、 を備えるとともに、 上記制御手段は、上記セレクトレバー位置検出手段によ
    り上記セレクトレバーの位置がニュートラル又はパーキ
    ング以外の何れかに位置することが検出され、且つ上記
    アクセル踏込み操作検出手段により上記アクセルが踏み
    込まれていないことが検出されたとき、上記吸入空気温
    度が低いと検出されても上記チョークバルブを略半開状
    態とするよう上記アクチュエータへ強制駆動信号を出力
    する ことを特徴とする自動変速機付車両の急発進防止装置。
  2. 【請求項2】上記温度検出手段は、 上記チョークバルブに機能的に連結されるとともに、上
    記吸入空気温度を検出する第1温度検出手段と、 同第1温度検出手段の近傍に配設され、その温度が上記
    エンジンがアイドリング状態を維持する所定値以下か否
    かを検出する第2温度検出手段と、 からなり、 上記制御装置にはさらに上記第2温度検出手段からの信
    号が入力され、当該第2温度検出手段からの検出値が上
    記所定値以下で且つ上記アクセル踏込操作検出手段によ
    り上記アクセルが踏み込まれたことが検出されたとき、
    上記強制駆動信号の出力を中止する ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    自動変速機付車両の急発進防止装置。
JP15437087U 1987-10-08 1987-10-08 自動変速機付車両の急発進防止装置 Expired - Lifetime JPH085054Y2 (ja)

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KR101469837B1 (ko) * 2014-10-08 2014-12-08 이철수 차량용 이중차단식 급발진방지장치

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