JP3186785B2 - 排気ブレーキ装置の制御装置 - Google Patents

排気ブレーキ装置の制御装置

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JP3186785B2
JP3186785B2 JP08479091A JP8479091A JP3186785B2 JP 3186785 B2 JP3186785 B2 JP 3186785B2 JP 08479091 A JP08479091 A JP 08479091A JP 8479091 A JP8479091 A JP 8479091A JP 3186785 B2 JP3186785 B2 JP 3186785B2
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downshift
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shift
brake device
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英二 佐野
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排気ブレ−キ装置の制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の排気ブレーキ装置の制御装置とし
て、特開平2−78741号公報に示されるものがあ
る。この排気ブレーキ装置の制御装置は、自動変速機の
セレクト装置がエンジンブレーキ用レンジに切り換えら
れてから所定時間は排気ブレーキ装置の作動を強制的に
停止させるように構成されている。こうすることによっ
て、変速中におけるエンジンの逆駆動力を小さくして変
速ショックの増大を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の排
気ブレーキ装置の制御装置では、セレクト装置がエンジ
ンブレーキ用位置に切り換えられた場合の排気ブレーキ
装置の作動解除時間は一定時間又は車速に応じて変化さ
せるものとしてある。しかしながら、車速に応じて解除
時間を設定していたのでは、適正な解除時間が得られな
い場合があるという問題がある。すなわち、同じ車速に
おける変速であっても第4速から第3速への変速と、第
4速から第2速への変速とでは、変速時間が相違する。
このため、変速時間が長い方の変速に適正となるように
排気ブレーキ解除時間を設定すると、他方の変速では変
速が終了しているのに排気ブレーキ装置が解除された状
態が発生することになる。このような状態は、制動効果
の点でも、また運転フィーリングの面でも好ましくな
い。本発明はこのような課題を解決することを目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、車速に加えて
ダウンシフトの種類(現在の変速段とダウンシフト後の
変速段との組み合わせのことで、例えば4−3変速や4
−2変速)に応じて排気ブレーキ装置を解除する時間を
決定することによって、上記課題を解決する。すなわ
ち、本発明による排気ブレーキ装置の制御装置は、排気
管に設けられたバルブを開閉することによってエンジン
ブレーキ効果を制御するものを対象にしており、エンジ
ンブレーキ状態でダウンシフト指令が出力されたことを
検出するダウンシフト検出手段と、車速を検出する車速
検出手段と、ダウンシフトの指令が出力された際に、現
在の変速段とダウンシフト後の変速段との組み合わせで
あるダウンシフトの種類を判別する変速判別手段と、検
出された車速及び判別されたダウンシフトの種類に応じ
て排気ブレーキ装置を一時的に解除する時間が変速時間
と対応するよう決定する解除時間決定手段と、ダウンシ
フト指令が検出されてから解除時間決定手段によって決
定された時間が経過したか否かを判断する経過時間判断
手段と、ダウンシフト検出手段によってダウンシフト指
令が検出されてから経過時間判断手段が前記決定された
時間が経過したと判断するまで排気ブレーキ装置の作動
を解除し、その後排気ブレーキ装置を作動させる排気ブ
レーキ一時解除手段と、を有している。
【0005】
【作用】エンジンブレーキ状態でダウンシフトが指令さ
れると、排気ブレーキ装置の作動が一時的に解除され
る。排気ブレーキ装置の作動が解除される時間は、車速
及びダウンシフトの種類に応じて決定される。従って、
ダウンシフトの種類にかかわらず、変速時間に応じた適
切な解除時間が設定されるため、エンジンブレーキ効果
を有効に利用することができ、排気ブレーキ装置の解除
時間が長すぎることによるエンジンブレーキ効果の低
下、又は解除時間が短すぎることによるショックの増
大、クラッチなどの耐久性の低下、といった不具合を生
じるようなことがなくなる。また、排気ブレーキ装置の
解除時間が経過すると再び排気ブレーキ装置が作動可能
となるので、変速中以外の場合の排気ブレーキ作用を妨
げないという効果が得られる。
【0006】
【実施例】エアポンプによって常に一定の空気圧が蓄え
られているエアタンク10からの管路12の途中に電磁
弁14が設けられており、電磁弁14の出口側の管路1
6はオペレーティングシリンダ18の空気圧室20と接
続されている。オペレーティングシリンダ18のピスト
ン22はロッド24を介して排気管26のバタフライバ
ルブ28とこれを作動可能に連結されている。バタフラ
イバルブ28は排気管26を開閉可能である。電磁弁1
4にはコントロールユニット30から作動信号が供給さ
れる。コントロールユニット30にはアクセルスイッチ
32、エンジン回転速度センサ34及び車速センサ36
(車速検出手段)からの信号が入力されている。アクセ
ルスイッチ32はアクセルペダルがアイドル状態、すな
わちスロットル全閉状態となった場合にオンとなるスイ
ッチである。エンジン回転速度センサ34はエンジン回
転速度に対応した電気信号を出力する。車速センサ36
は車速に対応した電気信号を出力する。電磁弁14は与
えられる信号に応じて管路12と管路16との間を開閉
可能である。
【0007】コントロールユニット30は図3に示すフ
ローチャートに従って電磁弁14の作動を制御する。ま
ず、アクセルが全閉であるかどうかを判断し(同5
2)、アクセルが全閉の場合にはダウンシフトの指令が
行われたかどうかを判断し(同54)、ダウンシフトの
指令が行われた場合にはほかの運転条件にかかわらず電
磁弁14をオフとする信号を出力する(同56)。ま
た、指令されたダウンシフトの種類(現在の変速段とダ
ウンシフト後の変速段との組み合わせのことで、例え
ば、4−3変速であるか4−2変速であるか)を判別す
る(同57)。次いで、車速及び指令されたダウンシフ
トの種類の両方に基づいて排気ブレーキ装置の解除時間
を決定する(同58)。次いで、決定された解除時間が
経過したかどうかを判断し(同60)、解除時間が経過
するまでは電磁弁14のオフ状態を維持する。解除時間
が経過すると電磁弁14をオンとする(同62)。な
お、ステップ52及び54がダウンシフト検出手段を構
成し、ステップ57が変速判別手段を構成し、ステップ
58が解除時間決定手段を構成し、ステップ60が経過
時間判断手段を構成し、またステップ56及び62が排
気ブレーキ一時解除手段を構成する。結局、上記制御に
よって、エンジンブレーキ状態でダウンシフトが指令さ
れると、直ちに排気ブレーキ装置の作動が解除される。
この作動解除状態は解除時間が経過するまでは保持さ
れ、解除時間が経過した時点で排気ブレーキ装置の作動
が再開される。解除時間は車速及びダウンシフトの種類
に応じて、変速終了までの時間が設定される。このよう
に、車速及びダウンシフトの種類に基づいて排気ブレー
キ装置の解除状態を制御するため、ダウンシフトの種類
が相違しても変速の終了と同時に排気ブレーキ装置の作
動が再開されることになる。
【0008】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、車速に加えてダウンシフトの種類に応じて排気ブレ
ーキ装置を一時的に解除する時間が決定されるので、常
に変速時間に対応した時間だけ排気ブレーキ装置の作動
が解除されることになり、排気ブレーキ装置の解除時間
が長すぎることによるエンジンブレーキ効果の低下、又
は解除時間が短すぎることによるショックの増大、クラ
ッチなどの耐久性の低下、といった不具合の発生を防止
することができる。また、排気ブレーキ装置の解除時間
が経過すると再び排気ブレーキ装置が作動可能となるの
で、変速中以外の場合の排気ブレーキ作用を妨げないと
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成要素間の関係を示す図である。
【図2】本発明の実施例を示す図である。
【図3】制御フロ−を示す図である。
【符号の説明】
14 電磁弁 30 コントロールユニット 36 車速センサ(車速検出手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気管に設けられたバルブを開閉するこ
    とによってエンジンブレーキ効果を制御する排気ブレー
    キ装置の制御装置において、エンジンブレーキ状態でダ
    ウンシフト指令が出力されたことを検出するダウンシフ
    ト検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、ダウン
    シフトの指令が出力された際に、現在の変速段とダウン
    シフト後の変速段との組み合わせであるダウンシフトの
    種類を判別する変速判別手段と、検出された車速及び判
    別されたダウンシフトの種類に応じて排気ブレーキ装置
    を一時的に解除する時間が変速時間と対応するよう決定
    する解除時間決定手段と、ダウンシフト指令が検出され
    てから解除時間決定手段によって決定された時間が経過
    したか否かを判断する経過時間判断手段と、ダウンシフ
    ト検出手段によってダウンシフト指令が検出されてから
    経過時間判断手段が前記決定された時間が経過したと判
    するまで排気ブレーキ装置の作動を解除し、その後排
    気ブレーキ装置を作動させる排気ブレーキ一時解除手段
    と、を有することを特徴とする排気ブレーキ装置の制御
    装置。
JP08479091A 1991-03-25 1991-03-25 排気ブレーキ装置の制御装置 Expired - Lifetime JP3186785B2 (ja)

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US07/853,067 US5282399A (en) 1991-03-25 1992-03-17 Control system for vehicular power plant including automatic transmission and exhaust brake
US08/102,889 US5362285A (en) 1991-03-25 1993-08-06 Control system for vehicular power plant including automatic transmission and exhaust brake

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JPH04295141A JPH04295141A (ja) 1992-10-20
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