JPH0726989A - 排気ブレーキ装置を備える車両のブレーキ制御装置 - Google Patents

排気ブレーキ装置を備える車両のブレーキ制御装置

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JPH0726989A
JPH0726989A JP19415693A JP19415693A JPH0726989A JP H0726989 A JPH0726989 A JP H0726989A JP 19415693 A JP19415693 A JP 19415693A JP 19415693 A JP19415693 A JP 19415693A JP H0726989 A JPH0726989 A JP H0726989A
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JP
Japan
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exhaust brake
exhaust
brake
retarder
automatic transmission
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JP19415693A
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English (en)
Inventor
Juji Matsumoto
重次 松本
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JATCO Corp
Original Assignee
JATCO Corp
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変速ショックを防止するための排気ブレーキ
解除の間も、ドライバーに制動感の変化による違和感を
与えないようにする。 【構成】 コントロールユニット10は、通常、排気ブ
レーキスイッチ30がオンされている間、電磁弁29を
開いてエアタンク27からの空気圧でオペレーティング
シリンダ24を作動させ、排気管21のバタフライバル
ブ22を閉じて排気ブレーキ作動により制動力を付加す
る。この間、自動変速機3のダウンシフトが行なわれた
とき、電磁弁29をオフしてその変速の間排気ブレーキ
を解除させる一方、この排気ブレーキ解除時間に対応さ
せてリターダ装置7を作動させる。これにより、排気ブ
レーキの代わりに制動力が付与される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はとくに排気ブレーキ装置
を備える車両におけるブレーキ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来貨物運送用などの大型車両には、自
動変速機が搭載されるとともに、補助制動力を提供する
ための装置として排気ブレーキ装置が装備されている。
ところで、この排気ブレーキ装置が作動している状態
で、エンジンブレーキが効く低速段へ自動変速機が切り
換えられるときには、その変速中におけるエンジンの逆
駆動力が一際増大することになる。
【0003】そこで、本出願人は先に特開平4−295
141号において、上記変速中におけるエンジンの逆駆
動力を小さくすることにより変速ショックの増大を防止
するようにした排気ブレーキ装置の制御装置を提案して
いる。これは、図4に示すように、オペレーティングシ
リンダ24で駆動されるバタフライバルブ22が排気管
21を開閉するようにして排気ブレーキ装置が構成さ
れ、エアタンク27からのオペレーティングシリンダ2
4への空気圧管路28に設けた電磁弁29をコントロー
ルユニット40で制御するようになっている。
【0004】コントロールユニット40には、アクセル
スイッチ41および車速センサ15からの信号が入力さ
れ、アクセルが全閉のとき、自動変速機においてダウン
シフトの指令が行なわれたかどうかを判断する。そし
て、ダウンシフトの指令が行なわれたときには、強制的
に電磁弁29をオフする信号を出力して排気ブレーキを
解除するとともに、そのダウンシフトの種類と車速とか
ら、上記解除時間を決定する。これにより、変速時間に
対応した時間だけ排気ブレーキ装置の作動を解除して変
速ショックの増大を防止しようとするものである。
【0005】車両には補助制動力を与えるものとしてこ
のほかリターダ装置が搭載される。これは、自動変速機
からの出力軸などに付設され、リターダスイッチをオン
することにより作動して、上記出力軸の回転に応じた制
動力が作用するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
排気ブレーキ装置の制御装置においては、その解除時間
が自動変速機の変速時間に対応させてあるにしても、そ
れまで所定の制動作用を及ぼしていた排気ブレーキがそ
の間一時的に解除されるわけであるから、制動感が減じ
ることは避けられない。
【0007】一方、リターダ装置は、同じく補助制動力
を与えるものでありながら、リターダスイッチの操作に
よって作動されるので、排気ブレーキ装置の作動とは関
連なく別個に制御されていた。したがって本発明は、上
記排気ブレーキ装置とリターダ装置を組み合わせて、排
気ブレーキ解除の間もドライバーに制動感の変化による
違和感を与えないようにした、排気ブレーキ装置を備え
る車両のブレーキ制御装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、図1
に示すように、排気ブレーキ装置を備える自動変速機A
搭載車両におけるブレーキ制御装置であって、リターダ
装置Gと、自動変速機におけるダウンシフト検出手段B
と、ダウンシフトの変速時間に対応する解除時間を決定
する手段Cと、この解除時間の間排気ブレーキ装置Fの
作動を解除する排気ブレーキ解除手段Dと、前記解除時
間に対応させてリターダ装置Gを作動させるリターダ制
御手段Eとを有するものとした。
【0009】
【作用】ダウンシフトの変速時間に対応する解除時間の
間、排気ブレーキが解除されるので、エンジンブレーキ
に排気ブレーキによるコーストトルクが加わっての変速
ショックの増大が防止される。一方、上記の解除時間に
対応させてリターダ装置が作動されるから、排気ブレー
キに代わる補助制動力が付与され、制動感の減少を感じ
させない。
【0010】
【実施例】図2は本発明の実施例を示す。自動変速機搭
載車両において、エンジン1に接続された自動変速機3
はその出力がプロペラシャフト4で駆動車軸5のデファ
レンシャルギア6に伝達されるようになっている。自動
変速機3はその変速機構部11を駆動する油圧制御装置
12および変速制御ユニット13からなる。変速制御ユ
ニット13はマイクロコンピュータを備え、スロットル
開度などのエンジン負荷や車速センサ15からの車速信
号などに基づいて油圧制御装置12へ制御指令を送る。
油圧制御装置12はセレクトレバー8に連結され、その
セレクトされたポジションと上記変速制御ユニット13
からの制御指令に基づいて所要の変速段を実現する。
【0011】自動変速機3とプロペラシャフト4の間に
は、自動変速機に接続されて流体式のリターダ装置7が
付設されている。リターダ装置7は、ポンプで流体を加
圧して、必要時に流路を絞ることによりその発生抵抗で
制動力を生じるようになっている。
【0012】また、排気ブレーキ装置20として、エン
ジン1に接続された排気管21にバタフライバルブ22
が設けられ、バタフライバルブ22はオペレーティング
シリンダ24のピストン25から延びるロッド26に連
結されて、オペレーティングシリンダ24の駆動によっ
て排気管21を開閉するようになっている。オペレーテ
ィングシリンダ24は管路28によってエアタンク27
に接続され、管路28に設けられた電磁弁29によりオ
ペレーティングシリンダ24への空気圧供給が制御され
る。
【0013】上記排気ブレーキ装置の電磁弁29と、リ
ターダ装置7とはコントロールユニット10により制御
される。コントロールユニット10には、排気ブレーキ
スイッチ30、アイドルスイッチ31、車速センサ15
および変速制御ユニット13からの信号が入力されてい
る。アイドルスイッチ31はスロットルが全閉のときオ
ンとなるスイッチである。
【0014】コントロールユニット10は、通常、排気
ブレーキスイッチ30がオンされている間電磁弁29を
開く信号を出力し、空気圧をオペレーティングシリンダ
24に供給させて排気管21のバタフライバルブ22を
閉じ、これにより排圧を高めることにより制動力を付加
するように作動する。またこの間、自動変速機側におい
てダウンシフトの指令が行なわれたとき、電磁弁29を
オフする信号を出力して、その変速の間排気ブレーキを
解除させる。
【0015】図3は、排気ブレーキスイッチ30がオン
されている間における上記制御の流れを示す。まずステ
ップ101において、アイドルスイッチ31の状態から
スロットルが全閉であるか否かがチェックされる。アイ
ドルスイッチ31がオンでスロットルが全閉ならば、ス
テップ102に進み、自動変速機の変速制御ユニット1
3においてダウンシフトの指令が行なわれたかどうかが
チェックされる。ここでダウンシフトの指令が行なわれ
ている場合には、次のステップ103で、電磁弁29を
遮断する信号が出力されるとともに、リターダ装置7を
作動させる信号が出力される。
【0016】このあと、ステップ104において、上記
指令されたダウンシフトの種類、すなわち第4速から3
速への変速であるか、4速から2速への変速であるかな
どが、判別される。そして次のステップ105で、この
判別されたダウンシフトの種類と車速とを基に、排気ブ
レーキを解除しておく時間が演算決定される。
【0017】ステップ106において上記の解除時間の
経過がチェックされ、これが経過するまで上記の電磁弁
29の遮断とリターダ装置7の作動が保持される。解除
時間が経過すると、ステップ107で、電磁弁遮断信号
とリターダ装置作動信号が停止される。なお、ステップ
101、102において、アイドルスイッチ31がオ
フ、あるいはダウンシフトの指令なしのときには、再び
ステップ101へ戻って状態チェックが繰り返される。
ステップ101、102がダウンシフト検出手段を、ス
テップ104、105が解除時間を決定する手段をそれ
ぞれ構成し、また、ステップ103、106、107が
排気ブレーキ解除手段およびリターダ制御手段を兼ねて
構成している。
【0018】以上のようにして、本実施例では自動変速
機3がダウンシフトされる際、電磁弁29をオフする信
号を出力してその変速の間排気ブレーキを解除させるか
ら、変速ショックの増大が防止される一方、排気ブレー
キ装置20の作動解除と対応させてリターダ装置7が作
動されるので、制動力が付与され、制動感の減少を感じ
させない。ここで、リターダ装置7による制動作用は自
動変速機3の出力軸側に作用するものであるから、排気
ブレーキのようにエンジン側からのコーストトルクが変
化するものとは違い、リターダ装置7を作動させても変
速ショックには影響を与えず、制動力のみが有効に作用
するという効果がある。
【0019】なお、上記実施例ではリターダ装置7の作
動時間と排気ブレーキ装置20における電磁弁29の遮
断時間とを同一として説明したが、電磁弁29が開かれ
ても排気ブレーキ作用が復活するのに時間遅れがある場
合には、この排気ブレーキ装置の応答遅れに相当する分
だけリターダ装置7の作動時間を延ばし、電磁弁遮断信
号の停止から所定時間経過後にリターダ装置の作動信号
を停止させるようにするのがよい。さらに、実施例では
リターダ装置7が流体式とされているが、このほか電磁
石方式あるいは永久磁石方式のリターダ装置を用いるこ
ともでき、また摩擦板を用いた多板クラッチ式のリター
ダ装置も利用可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、排気ブレーキ
装置を備える自動変速機搭載車両において、自動変速機
のダウンシフトの変速時間に対応する解除時間の間、排
気ブレーキ装置の作動を解除する一方、この解除時間に
対応させてリターダ装置を作動させるものとしたので、
エンジンブレーキに排気ブレーキによるコーストトルク
が加わっての変速ショックの増大が防止されるととも
に、排気ブレーキに代わる補助制動力が付与され、制動
感の減少を感じさせないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】発明の実施例を示す図である。
【図3】実施例における制御の流れを示すフローチャー
トである。
【図4】従来例を示す図である。
【符号の説明】
A 自動変速機 B ダウンシフト検出手段 C 解除時間決定手段 D 排気ブレーキ解除手段 E リターダ制御手段 F 排気ブレーキ装置 G リターダ装置 1 エンジン 3 自動変速機 4 プロペラシャフト 5 駆動車軸 6 デファレンシャルギア 7 リターダ装置 8 セレクトレバー 10 コントロールユニット 11 変速機構部 12 油圧制御装置 13 変速制御ユニット 15 車速センサ 20 排気ブレーキ装置 21 排気管 22 バタフライバルブ 24 オペレーティングシリンダ 25 ピストン 26 ロッド 27 エアタンク 28 管路 29 電磁弁 30 排気ブレーキスイッチ 31 アイドルスイッチ 40 コントロールユニット 41 アクセルスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ブレーキ装置を備える自動変速機搭
    載車両におけるブレーキ制御装置であって、リターダ装
    置と、前記自動変速機におけるダウンシフト検出手段
    と、前記ダウンシフトの変速時間に対応する解除時間を
    決定する手段と、前記解除時間の間前記排気ブレーキ装
    置の作動を解除する排気ブレーキ解除手段と、前記解除
    時間に対応させて前記リターダ装置を作動させるリター
    ダ制御手段とを有することを特徴とする排気ブレーキ装
    置を備える車両のブレーキ制御装置。
JP19415693A 1993-07-09 1993-07-09 排気ブレーキ装置を備える車両のブレーキ制御装置 Withdrawn JPH0726989A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0728920A2 (en) * 1995-02-23 1996-08-28 Scania Cv Aktiebolag Method and arrangement for control of an exhaust brake in a combustion engine
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Effective date: 20001003