JPS6361542B2 - - Google Patents

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JPS6361542B2
JPS6361542B2 JP59131654A JP13165484A JPS6361542B2 JP S6361542 B2 JPS6361542 B2 JP S6361542B2 JP 59131654 A JP59131654 A JP 59131654A JP 13165484 A JP13165484 A JP 13165484A JP S6361542 B2 JPS6361542 B2 JP S6361542B2
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brake
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valve
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vehicle
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/24Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
    • B60T13/46Vacuum systems
    • B60T13/52Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
    • B60W10/04Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of propulsion units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
    • B60W10/18Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of braking systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トルクコンバータを有する自動変速
装置を搭載したいわゆるオートマチツク車の発進
制御装置に関する。
(発明が解決しようとする問題点) 一般にこの種のオートマチツク車では、エンジ
ンスタート後、シフトレバーをニユートラルレン
ジから例えばドライブレンジにシフトした場合前
記トルクコンバータのトルク伝達によりアクセル
を踏まなくとも車が勝手に動き出すいわゆるクリ
ープ現象が発生するが、特に冬場の暖気運転等に
よりエンジンの回転数が高くなつている時にはク
リープ現象が過大となつて、運転者の意思に即し
た円滑な発進を行ないにくいという不具合が生じ
る。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みて開発したもの
で、目的とするところは、車に装備されるブレー
キブースタを有効に利用し、所定の条件下におい
て自動変速装置が走行レンジにシフト操作されて
いる場合には自動的にブレーキブースタを介して
車輌を確実に制動させると共に、運転者がアクセ
ルを踏んだ場合には、前記制動を自動的に解除す
ることで、運転者の意に即した円滑な発進が行な
えるオートマチツク車の発進制御装置を提供せん
とするにある。
(発明の構成) 而して本発明は、ブレーキブースタを組込んで
なる制動装置を備えたオートマチツク車におい
て、前記ブレーキブースタ1に、ブースタピスト
ン11における負圧室P1と大気室P2との連通路
11aを開閉するコントロールバルブ13の操作
部材15と、該操作部材15動作させて、前記コ
ントロールバルブ13により連通路11aを閉じ
る第1操作装置B1と、該第1操作装置B1による
前記連通路11aの閉鎖時に前記大気室P2を大
気に切換えて前記ブースタピストン11を作動さ
せる第2操作装置B2を設ける一方、自動変速機
のシフトレンジを検出するレンジ検出要素S1と、
エンジン回転数を検出する回転数検出要素S2と、
車速を検出する車速検出要素S3と、アクセル開度
を検出するアクセル開度検出要素S4と、これら各
検出要素からの出力信号により前記第1及び第2
操作装置B1,B2を作動させ、走行レンジにシフ
トされている時で、かつ車速が零、エンジンが所
定回転数以上、アクセル開度が所定開度以下の
時、ブレーキを自動的に作動させるブレーキコン
トロールユニツトCとを設けたことを特徴とする
ものである。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示す発進制御装置は、基本的にはブレ
ーキブースタ1を備えた車の制動装置Aと、後記
する操作部材15を介してブースタピストン11
における負圧室P1と大気室P2との連通路11a
を開閉するコントロールバルブ13を閉動作させ
る第1操作装置B1と、該第1操作装置B1による
前記連通路11aの閉鎖後に前記大気室P2を大
気に切換える第2操作装置B2と、後記する如く
車の各種状態を検出する4種の検出装置S1〜S4
この検出要素S1〜S4からの入力信号に基づいて前
記第1、第2操作装置B1,B2を制御するコンピ
ユータを備えたブレーキコントロールユニツトC
から成る。
前記制動装置Aは、車室内に配備したブレーキ
ペダル2に、後記するブレーキブースタ1を介し
てブレーキマスタシリンダ20を連動連結すると
ともに、このマスタシリンダ20から延びるブレ
ーキチユーブ21を車輪に組込んでなるブレーキ
22のホイルシリンダ23に接続し、前記ペダル
2の踏込操作により、前記ブレーキブースタ1を
介してマスタシリンダ20のピストンで加圧した
ブレーキ液を、前記ホイルシリンダ23に供給し
てブレーキ22を動作させる如く成している。
次に第2図に示すブレーキブースタ1の構造を
説明すると、11はブースタボデイ10内にダイ
ヤフラム12を介して移動可能に組込んだブース
タピストンであつて、このピストン11と前記ダ
イヤフラム12とにより、前記ブースタボデイ1
0内を負圧室P1と大気室P2とに区画し、前記負
圧室P1に吸気管3から延びる負圧通路30を接
続するとともに、前記ブースタピストン11には
前記負圧室P1と大気室P2とを結ぶ連通路11a
及び前記ブレーキペダル2側に延びる筒部11b
を形成し、この筒部11b内に、前記連通路11
aを開閉制御するコントロールバルブ13を、保
持筒13aを介して取付けている。14は前記筒
部13a内に配置したプツシユロツドであつて、
このロツド14の一端に前記ブレーキペダル2
を、他端には前記大気室P2を大気に開放するエ
アーバルブ14aをそれぞれ連結している。
又前記プツシユロツド14には、一端が前記コ
ントロールバルブ13に当接して、他端が前記筒
部13aの開口端に設けたエアークリーナエレメ
ント13bに当接する筒状の操作部材15を遊挿
し、この操作部材15と前記保持筒13aとの間
に、該操作部材15を前記エレメント13b側に
附勢させるリターンスプリング15aを介装する
一方、前記操作部材15と前記コントロールバル
ブ13との間には、前記コントロールバルブ13
をエアーバルブ14a側に附勢させるコントロー
ルバルブスプリング15bを介装している。
又、16は一端を前記ブースタピストン11
に、他端を前記マスタシリンダ20のピストンに
それぞれ連結したピストンロツドである。
而して以上のブレーキブースタ1は、前記ブレ
ーキペダル2を踏込まない時には、前記コントロ
ールバルブ13がコントロールバルブスプリング
15bによりエアーバルブ14aと接しているの
で、前記エアークリーナエレメント13bを通過
した大気は、前記エアーバルブ14aで遮断され
て前記大気室P2に浸入することが出来ないのに
対し、前記コントロールバルブ13はエアーバル
ブ14aにより押されて前記連通路11aを開く
ので、負圧室P1に導入されている負圧が大気室
P2にも作用し、従つて、前記ブースタピストン
11はピストンリターンスプリング17により、
第2図右方向に押しつけられている。
そして前記ブレーキペダル2を踏込むとプツシ
ユロツド14、更にはエアーバルブ14aが第2
図左方向に移動して、まず前記コントロールバル
ブ13がブースタピストン11に当接して前記連
通路11aを閉じ、大気室P2への負圧導入が遮
断された後、エアーバルブ14aがコントロール
バルブ13から離れて、前記エアークリーナエレ
メント13bを通過した大気が大気室P2に導入
されるので、前記ブースタピストン11が前記両
室P1,P2の圧力差によつて第2図左方向に移動
し、これに伴ない前記ピストンロツド16を介し
てマスターシリンダ20のピストンが押圧されて
ブレーキ22が動作するのである。
次に、ブレーキブースタ1に設けた前記操作部
材15を介して、前記コントロールバルブ13に
より前記連通路11aを閉動作させる第1操作装
置B1と、該第1操作装置B1による前記連通路1
1aの閉鎖後に前記大気室P2を大気に切換える
第2操作装置B2を説明する。
まず第1操作装置B1は、ブースト負圧により
動作するダイヤフラム41を備えた負圧作動型ア
クチユエータ4と、該アクチユエータ4の負圧室
42への負圧若しくは大気の導入を制御する3ウ
エイ方式の第1電磁切換弁5とから成り、又、第
2操作装置B2は、前記ブレーキブースタ1の大
気室P2への負圧若しくは大気の導入を制御する
3ウエイ方式の第2電磁切換弁6及び後記する第
2分岐通路32における前記第2電磁切換弁6と
前記大気室P2との間の通路を開閉制御する電磁
開閉弁7とから成り、前記負圧通路30を分岐し
て第1分岐通路31及びオリフイス32aを備え
た第2分岐通路32を設け、第1分岐通路31を
前記負圧作動型アクチユエータ4の負圧室42
に、第2分岐通路32を前記大気室P2にそれぞ
れ連通させる一方、前記第1分岐通路31の途中
に前記第1電磁切換弁5を、第2分岐通路32に
おける前記オリフイス32aと前記大気室P2
の間に前記第2電磁切換弁6をそれぞれ介装し、
かつ、第2分岐通路32における前記第2電磁切
換弁6と大気室P2との間に前記電磁開閉弁7を
介装している。
前記第1操作装置B1を構成する第1電磁切換
弁5は、ソレノイド50の励磁により弁体51を
弁ばね52に抗して従動させて、該切換弁5の大
気開放通路53を閉じると同時に、前記第1分岐
通路31を開いて、前記アクチユエータ4の負圧
室42を吸気管3の負圧域に連通させる一方、前
記ソレノイド50の消磁により、前記弁体51を
弁ばね52を介して復動させて、前記第1分岐通
路31を閉じると同時に、前記大気開放通路53
を開いてアクチユエータ4の負圧室42を大気に
解放させる如く成している。
前記第2操作装置B2を構成する第2電磁切換
弁6も、前記第1電磁切換弁5と同様で、ソレノ
イド60の励磁により弁体61を従動させて、該
切換弁6の大気開放通路63を閉じると同時に、
第2分岐通路32を開く一方、ソレノイド60の
消磁により、前記弁体61を弁ばね62を介して
復動させて、前記第2分岐通路32を閉じると同
時に、大気開放通路63を開く如く成している。
又、前記第2操作装置B2を構成する電磁開閉
弁7はソレノイド70の励磁により、前記第2分
岐通路32を開きソレノイド70の消磁により、
前記第2分岐通路32を閉じる如く成している。
更に、前記第1操作装置B1を構成するアクチ
ユエータ4は、前記ブレーキブースタ1の保持筒
13aに組付けてなるブラケツト40に固定し、
該アクチユエータ4のダイヤフラム41に設けた
操作杆43を、前記ブラケツト40に枢支した操
作レバー44の一端に連結する一方、前記操作レ
バー44の他端を前記操作部材15に座金45を
介して当接させ、該レバー44の第2図時計回転
方向への揺動により、前記操作部材15、更には
コントロールバルブ13を第2図左方向に移動さ
せて、前記連通路11aを遮断する如く成してい
る。
而して、前記第1操作装置B1における第1電
磁切換弁5のソレノイド50の励磁により、前記
アクチユエータ4の負圧室42を吸気管3の負圧
域に連通させると、前記ダイヤフラム41がリタ
ーンスプリング46に抗して第2図右方向に往動
し、これに伴ない、前記操作レバー44が第2図
時計回転方向に揺動して、前記連通路11aを遮
断するのである。
又、前記ソレノイド50の消磁により、前記負
圧室42を大気に開放させて、前記ダイヤフラム
41をリターンスプリング46の復元力により第
2図左方向に復動させると、前記操作レバー44
が第2図反時計回転方向に揺動し、これに伴ない
前記操作部材15がリターンスプリング15aの
作用で第2図右方向に移動して前記連通路11a
を開くのである。
ところで、前記第1操作装置B1の動作時、前
記第2操作装置B2を構成する電磁開閉弁7のソ
レノイド70が同時に励磁して、前記連通路11
aが完全に遮断される前に、前記第2電磁切換弁
6の大気開放通路63から前記電磁開閉弁7を介
して前記大気室P2に大気が導入されてしまうと、
その大気が前記連通路11aを通つて前記吸気管
3側に引かれることとなり、そのため、前記吸気
管3側の負圧が弱まり、これに伴ない前記アクチ
ユエータ4におけるダイヤフラム41の吸引力が
低下して、前記コントロールバルブ13による連
通路11aの遮断不良を招き、ブレーキ制動動作
が不完全となる虞れがある。
そこで本発明では、該発進制御装置によるブレ
ーキ操作時、前記ブレーキコントロールユニツト
Cを介して、前記第2操作装置B2における電磁
開閉弁7のソレノイド70への通電を、前記第1
操作装置B1における第1電磁切換弁5のソレノ
イド50への通電よりも、所定時間(実施例では
0.3sec)遅延させることで、前記第1操作装置B1
による前記連通路11aの閉鎖後に、前記第2操
作装置B2を介して、前記大気室P2に大気を導入
するように成している。
次に検出要素S1〜S4を説明する。
図に示す検出要素S1〜S4は、自動変速装置がド
ライブレンジD、ローレンジL、リバースレンジ
R等の走行レンジにシフトされているか否かを検
出するシフトスイツチからなるレンジ検出要素S1
と、エンジンの回転数が例えば1000rpm以上か否
かを検知するセンサからなる回転数検出要素S2
と、車速を検出するセンサからなる車速検出要素
S3、及びアクセルペダルに設け、該ペダルの踏込
操作が行なわれたか否か、並びにペダルの踏込操
作が行なわれた場合には、その踏込量が所定値以
上か否かを検出するスイツチからなるアクセル開
度検出要素S4とから成り、これら各検出要素S1
S2,S3,S4の出力端を前記ブレーキコントロール
ユニツトCにおけるコンピユータの入力側に接続
して、これら各検出要素S1,S2,S3,S4から出力
される信号に基づいて車速が零で、エンジン回転
数が所定回転数よりも高く、しかも、アクセル開
度がアイドリング時の開度(アクセル開度が0)
換言すれば、アクセルペダルが踏まれていない条
件下で、かつ、自動変速装置を走行レンジにシフ
ト操作した時、前記ブレーキコントロールユニツ
トCにおけるコンピユータの出力側からの出力信
号により前記第1、第2操作装置B1,B2を介し
て、前記制動装置Aを制動動作させ、かつ、この
状態からアクセルペダルの踏込操作が行なわれた
時には、その踏込量に対応して、前記第1、第2
操作装置B1,B2を介して、前記制動装置Aによ
る制動を所望の速さで自動的に解除する如く成し
ている。
即ち、車速が零でエンジン回転数が所定回転数
よりも高く(実施例では1000rpm以上)、しかも、
アクセルペダルが踏まれていない条件下で自動変
速装置が走行レンジにシフト操作されている場合
には、前述した如くまず第1操作装置B1におけ
る前記第1電磁切換弁5のソレノイド50を励磁
させ、所定時間(0.3sec)経過後、更に前記第2
操作装置B2における電磁開閉弁7のソレノイド
70を励磁させる如く成す一方、この状態からア
クセルペダル8が所定量αよりも小さく踏込まれ
た時(緩発進時)には、前記第1電磁切換弁5と
電磁開閉弁7の各ソレノイド50,70の他に、
前記第2電磁切換弁9のソレノイド60をも励磁
させた後、所定時間経過後(実施例では1.5秒)
に前記第1電磁切換弁5のソレノイド50のみを
消磁させる如く成しているのであつて、又、アク
セルペダル8が所定量αよりも大きく踏込まれた
時(急発進時)には、前記第1、第2電磁切換弁
5,6及び前記電磁開閉弁7の各ソレノイド5
0,60,70を直ちに消磁させる如く成してい
る。
又、図に示す実施例では、前記アクセル開度検
出要素S4をアクセルペダル8に組付けているので
あつて、具体的には、第3図及び第4図に示す如
く、前記アクセルペダル8を車体に回転自由に枢
支する回転軸80に、ペダル8の踏込に応じて該
回転軸80と共に揺動する揺動接点81を設ける
とともに、車体側に固定の基板82に、ペダル8
の踏込み量の小さい時にのみ前記揺動接点81が
接触する第1固定接点83とペダル8の踏込み量
の大きい時に、前記揺動接点81が接着する第2
固定接点84とを設けて、前記揺動接点81の前
記第1、第2固定接点83,84への如何によ
り、前記アクセルペダルの踏込の有無及び踏込量
の大小の信号を前記コントロールユニツトCに出
力する如く成している。
次に、以上の構成からなる発進制御装置の作動
を第7図に示したフローチヤートに従つて説明す
る。
エンジンの始動後、自動変速装置がパーキング
レンジPか若しくはニユートラルレンジNにシフ
ト操作されている場合には、前記第1、第2操作
装置B1,B2における第1、第2電磁切換弁5,
6及び電磁開閉弁7のソレノイド50,60,7
0は消磁され、前記連通路11aは開放されてい
るのに対し、第2分岐通路32は閉じているの
で、前記ブレーキブースタ1のブースタピストン
11は動作せず、従つて、ブレーキ22の制動動
作は解除されている。
一方、自動変速装置を走行レンジにシフトした
場合において、車速0Km/hで、エンジンの回転
数が1000rpm以上になつており、かつ、アクセル
ペダルが踏まれていない状態、換言すれば、発進
体制が整つた段階で運転者が今だ発進する意思の
ない場合において、エンジンの回転数が高くてト
ルクコンバータのトルク容量が大きくなつている
時には、ブレーキコントロールユニツトCのコン
ピユータからの出力信号により、前記第1電磁切
換弁5のソレノイド50と電磁開閉弁7のソレノ
イド70とが0.3secのタイムラグで順次励磁し、
これに伴ない前記アクチユエータ4を介してブレ
ーキブースタ1の操作部材15及びコントロール
バルブ13が動作して、前記連通路11aを閉じ
た後、前記大気室P2が第2電磁切換弁6の大気
開放通路63と連通して、該大気室P2に大気が
導入され、大気室P2と負圧室P1とに圧力差が生
じる。
そのため、前記ブースタピストン11が第2図
左方向に移動してピストンロツド16によりマス
ターシリンダ20のピストンを押圧し、ブレーキ
22が直ちに制動動作するので車は発進しない。
次にこの状態から運転者が自己の意思により発
進すべくアクセルペダルを少し踏込む(アクセル
開度<α)と、直ちに前記ブレーキコントロール
ユニツト3のコンピユータからの出力信号によ
り、更に前記第2電磁切換弁6のソレノイド60
が励磁されて、該第2電磁切換弁6の大気開放通
路63を閉じると同時に、前記第2分岐通路32
を開いて該分岐通路32に設けたオリフイス32
aを介して前記大気室P2に負圧が除々に導入さ
れ、これに伴ないブースタピストン11がピスト
ンリターンスプリング17の弾発力により第2図
右方向に移動してブレーキ22の制動動作をゆつ
くり解除するのである。
そして前記第2電磁切換弁6のソレノイド60
の励磁から所定時間(1.5秒)経過した後、前記
第1電磁切換弁5のソレノイド50が消磁するの
であつて、これに伴ない前記アクチユエータ4の
負圧室42に大気が導入され、前記操作レバー4
4の第2図反時計回転方向への揺動により、前記
操作部材15乃至コントロールバルブ13が第2
図右方向に移動して前記連通路11aを開くので
ある。
一方、運転者が自己の意思により、急発進すべ
く、アクセルペダル8を大きく踏込む(アクセル
開度>α)と、直ちに前記第1、第2電磁切換弁
5,6及び電磁開閉弁7の各ソレノイド50,6
0,70が消磁され、前記第2分岐通路32を閉
じると同時に、前記アクチユエータ4を介してブ
レーキブースタ1の操作部材15及びコントロー
ルバルブ13が第2図右方向に動作して、前記連
通路11aを開くのであつて、これに伴ない、前
記大気室P2には、前記負圧室P1から前記連通路
11aを介して即座に負圧が導入されるため、前
記ブースタピストン1が第2図右方向に急速に移
動してブレーキの制動動作を直ちに解除するので
ある。
尚、以上の実施例では、前記連通路11aを開
閉するコントロールバルブ13の操作部材15
を、前記プツシユロツド14に套嵌したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば第5
図に示す如く構成してもよい。
即ち、第5図に示す実施例では、前記ブースタ
ピストン11の筒部11b内周囲に筒状の操作部
材15′を摺動可能に挿嵌し、この操作部材1
5′に、前記コントロールバルブ13を支持する
とともに、該操作部材15′の端部に前記コント
ロールバルブ13とは別に第2コントロールバル
ブ13aを設け、前記操作部材15′の動作に伴
ない、前記第2コントロールバルブ13aを介し
て前記連通路11aを閉じる如く成している。
そして前記プツシユロツド14にスリーブ18
を套嵌し、該スリーブ18と前記操作部材15と
の間に、前記スリーブ18をエアークリーナエレ
メント13b側に附勢させるリターンスプリング
18aを介装する一方、前記スリーブ18と、前
記コントロールバルブ13との間には、該コント
ロールバルブ13をエアーバルブ14a側に附勢
させるコントロールバルブスプリング18bを介
装している。
又、第5図に示す実施例では、前記プツシユロ
ツド14とブレーキペダル2とを連結するクレビ
ス24にブラケツト25を一体形成し、このブラ
ケツト25に、前記操作装置Bを構成するアクチ
ユエータ4及び前記操作レバー44を組付けてい
る。
而して第5図に示す実施例では、前記ブレーキ
ペダル2の踏込み操作に伴ない、前記コントロー
ルバルブ13を介して前記連通路11aが閉鎖さ
れるのに対し、前記第1電磁切換弁5におけるソ
レノイド50の励磁に伴なつて、前記アクチユエ
ータ4が動作した時には、前記操作部材15′の
第5図左方向への摺動により、前記第2コントロ
ールバルブ13aを介して前記連通路11aが閉
鎖されるのである。
又、以上の実施例では、アクセル開度検出要素
S4をアクセルペダル8に組付けたが、これに限定
されるものではなく、例えば第6図に示す如く、
スロツトル弁の駆動シヤフト9に組付けてもよ
い。
即ち、第6図に概略的に示したものは、略扇形
で、かつ、その外周縁91の両端の半径l1及びl2
が異なる制御板90を、スロツトル弁の駆動シヤ
フト9に組付けるとともに、該制御板90の外周
縁91に当接して、前記スロツトル弁の動作を検
出するセンサ92を設けたものであつて、以上の
構造のものでは、アクセル開度をリニアに検出す
ることが出来る。
(発明の効果) 以上の如く本発明は、既存のブレーキブースタ
を有効に利用し、シフトレンジを検出するレンジ
検出要素と、エンジンの回転数を検出する回転数
検出要素と、車速を検出する車速検出要素とアク
セル開度を検出するアクセル開度検出要素からの
各検出信号をもとに、車速零でエンジン回転数が
所定の回転数よりも高く、アクセルが所定開度以
下で、かつ、自動変速機を走行レンジにシフト操
作した場合、換言すれば、発進体制が整つた段階
で運転者が今だ発進する意思がなくてアクセルペ
ダルを踏まない状態において、例えばエンジンの
回転数が高くなつている時に、ブレーキコントロ
ールユニツトからの信号により、第1、第2操作
装置を介してブースタピストンに形成した連通路
を閉鎖した後にブースタの大気室を大気に切換え
て、前記ブースタピストンを作動させ、車の発進
を確実に阻止することが出来るので、例えば暖気
運転時においてシフトレバーが走行レンジにシフ
ト操作されている場合、自動的に車輌の制動装置
が作動して車の発進を確実に阻止し、かつ、運転
者がアクセルを踏んだ時には前記制動が自動的に
解除され、全体として運転者の意思に即した円滑
な発進が行なえるに至つたのである。
又、本発明によれば、ブレーキブースタにおけ
る負圧室への負圧源である例えば吸気管内の負圧
を、不用意に低下させる虞れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の1実施例を示す概略説明
図、第2図は要部の拡大断面図、第3図はアクセ
ルペダルに組付けたアクセル開度検出要素の概略
斜視図、第4図はその説明図、第5図は別の実施
例を示す要部の拡大断面図、第6図はアクセル開
度検出要素の別の実施例を示す説明図、第7図は
本発明装置の制御を示すフローチヤートである。 1…ブレーキブースタ、11…ブースタピスト
ン、11a…連通路、P2…大気室、B1…第1操
作装置、B2…第2操作装置、S1…レンジ検出要
素、S2…エンジン回転数検出要素、S3…車速検出
要素、S4…アクセル開度検出要素、C…ブレーキ
コントロールユニツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ブレーキブースタを組込んでなる制動装置を
    備えたオートマチツク車において、前記ブレーキ
    ブースタ1に、ブースタピストン11における負
    圧室P1と大気室P2との連通路11aを開閉する
    コントロールバルブ13の操作部材15と、該操
    作部材15を動作させて、前記コントロールバル
    ブ13により連通路11aを閉じる第1操作装置
    B1と、該第1操作装置B1による前記連通路11
    aの閉鎖時に前記大気室P2を大気に切換えて前
    記ブースタピストン11を作動させる第2操作装
    置B2を設ける一方、自動変速機のシフトレンジ
    を検出するレンジ検出要素S1と、エンジン回転数
    を検出する回転数検出要素S2と、車速を検出する
    車速検出要素S3と、アクセル開度を検出するアク
    セル開度検出要素S4と、これら各検出要素からの
    出力信号により前記第1及び第2操作装置B1
    B2を作動させ、走行レンジにシフトされている
    時で、かつ車速が零、エンジンが所定回転数以
    上、アクセル開度が所定開度以下の時、ブレーキ
    を自動的に作動させるブレーキコントロールユニ
    ツトCとを設けていることを特徴とするオートマ
    チツク車における発進制御装置。
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JPH03264730A (ja) * 1990-03-14 1991-11-26 Hino Motors Ltd ターボチャージャ付エンジン

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