JPH01119438A - 自動変速機付車両の発進制御装置 - Google Patents
自動変速機付車両の発進制御装置Info
- Publication number
- JPH01119438A JPH01119438A JP27656687A JP27656687A JPH01119438A JP H01119438 A JPH01119438 A JP H01119438A JP 27656687 A JP27656687 A JP 27656687A JP 27656687 A JP27656687 A JP 27656687A JP H01119438 A JPH01119438 A JP H01119438A
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- JP
- Japan
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- brake
- automatic transmission
- vehicle
- orifice
- pipe line
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- 230000003213 activating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 abstract 1
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、自動変速機付車両の発進制御装置に関するも
のである。
のである。
従来より、自動変速機を備えた車両の急発進を防止する
手法として、車両の停止時に、ブレーキが非作動状態に
あり、かつエンジン回転数が設定回転数を上廻っている
ときには、非走行レンジにュートラルN 又はパーキン
グP)から走行レンジ(1)レンジ)へのシフトレバ−
の操作を禁止すべく、シフトレバ−をロックするように
した車両の変速制御装置が提案されている(実開昭60
−23427号公報参照)。 これは、基本的には所謂ファースト・アイドル運転時の
回転数の上昇による車両の急発進を有効に防止すること
ができる点て優れているが、実際には、依然として改善
されるべき余地がある。 即ち、いま、上記のようなファースト・アイドルからの
発進に際して、ブレーキペダルを踏込んだ状態でシフト
レバ−を操作して自動変速機を非走行状態から走行状態
に切換えた直後に、プレーキペダルを解放した場合に、
車両の急発進を防止し得る対策が要請される。
手法として、車両の停止時に、ブレーキが非作動状態に
あり、かつエンジン回転数が設定回転数を上廻っている
ときには、非走行レンジにュートラルN 又はパーキン
グP)から走行レンジ(1)レンジ)へのシフトレバ−
の操作を禁止すべく、シフトレバ−をロックするように
した車両の変速制御装置が提案されている(実開昭60
−23427号公報参照)。 これは、基本的には所謂ファースト・アイドル運転時の
回転数の上昇による車両の急発進を有効に防止すること
ができる点て優れているが、実際には、依然として改善
されるべき余地がある。 即ち、いま、上記のようなファースト・アイドルからの
発進に際して、ブレーキペダルを踏込んだ状態でシフト
レバ−を操作して自動変速機を非走行状態から走行状態
に切換えた直後に、プレーキペダルを解放した場合に、
車両の急発進を防止し得る対策が要請される。
本発明の目的は、上記のように、ブレーキオンの状態で
発進した直後にブレーキをオフした場合に生じる可能性
のある車両の急発進を有効に回避ずろことができる自動
変速機付車両の発進制御装置を提供することである。
発進した直後にブレーキをオフした場合に生じる可能性
のある車両の急発進を有効に回避ずろことができる自動
変速機付車両の発進制御装置を提供することである。
このため、本発明は、車両の停止中、シフトレバ−の操
作による自動変速機の非走行状態から走行状態への切換
えが、ブレーキが作動されている場合にのみ行えるよう
にした自動変速機付車両において、自動変速機の非走行
状態から走行状態への切換えを検出する検出手段と、ブ
レーキの作動、非作動を検出する検出手段と、ブレーキ
の非作動への移行を遅延さける遅延手段と、自動変速機
が非走行状態から走行状態へ切換えられてブレーキが非
作動方向に操作されたときに、上記遅延手段を作動させ
る遅延制御手段とを設けたことを特徴とする自動変速機
付車両の発進制御装置を提供するものである。
作による自動変速機の非走行状態から走行状態への切換
えが、ブレーキが作動されている場合にのみ行えるよう
にした自動変速機付車両において、自動変速機の非走行
状態から走行状態への切換えを検出する検出手段と、ブ
レーキの作動、非作動を検出する検出手段と、ブレーキ
の非作動への移行を遅延さける遅延手段と、自動変速機
が非走行状態から走行状態へ切換えられてブレーキが非
作動方向に操作されたときに、上記遅延手段を作動させ
る遅延制御手段とを設けたことを特徴とする自動変速機
付車両の発進制御装置を提供するものである。
本発明によれば、ブレーキペダルを踏込んだ状態で自動
変速機を非走行状態から走行状態に切換えた後にブレー
キペダルを解放したとしても、遅延手段が作動されてブ
レーキの解放か徐々に行なわれるために車両はスムース
に走り始め、従って、車両の急発進を確実に回避するこ
とができる。 また、登板路での発進時においては、クリープトルクが
小さくても、ブレーキペダル解放後、所定期間ブレーキ
が効いた状態であるので、車両の後退を有効に防止する
ことができる。
変速機を非走行状態から走行状態に切換えた後にブレー
キペダルを解放したとしても、遅延手段が作動されてブ
レーキの解放か徐々に行なわれるために車両はスムース
に走り始め、従って、車両の急発進を確実に回避するこ
とができる。 また、登板路での発進時においては、クリープトルクが
小さくても、ブレーキペダル解放後、所定期間ブレーキ
が効いた状態であるので、車両の後退を有効に防止する
ことができる。
以下、添付の図面を参照しながら本発明の実施例を具体
的に説明する。 第1図に示すように、エンジンlに連結された自動変速
機2に対しては、マイクロコンピュータよりなるコント
ローラ3が設けられており、コントローラ3によって1
、自動変速機2の油圧制御回路(図示せず)の変速用ソ
レノイド4−1.4−2.4−3やロックアツプソレノ
イド5を作動制御する。 このコントローラ3には、スロットル開度センサ等の負
荷センサ6によって検出されるエンジンlの負荷、車速
センサ7によって検出される車速、シフトレバ−8の操
作によって選択され、ポジションセンサ9によって検出
されろシフト位置(P・・・パーキング、R・・・リバ
ース、N・・・ニュートラル、D・・・ドライブ、2、
l)の他、ブレーキセンサlOによって検出されるブレ
ーキ装置11のオン、オフより具体的にはブレーキペダ
ル(図示せず)の踏込み状態等が人力される。 このコントローラ3は、以下に詳細に説明するように、
ブレーキ装置ttの作動と、シフトレバ−8のロック、
アンロツタを制御する。 上記ブレーキ装置11は、本実施例では、油圧作動のデ
ィスクブレーキで構成され、ブレーキディスク12を挟
む一対のディスクパッド13.14をキャリパ15で作
動させるようにしたしのであって、作動時にはキャリパ
15の圧力室I6に、供給方向にのみ開く逆止弁17を
介設した管路18によって油圧源(マスターバック或い
はオイルポンプ)19から圧油が供給されるようになっ
ている。そして、上記管路18の途中から上記逆止弁1
7をバイパスする排出用管路20が設けられ、この排出
用管路20には、排出方向にのみ開く逆IL弁2Iと、
オリフィス22とが直列に介設されている。さらに、こ
のオリフィス22をバイパスするバイパス管路23が排
出用管路20に対しζ設けられていて、このバイパス管
路23には、バイパス管路23を開閉する電磁バルブ2
4を介設している。この電磁バルブ24がコントローラ
3によって閉じられているときに、油圧源19からの圧
油によりキャリパ15の圧力室16の圧力が上昇し、こ
の圧力上昇によってブレーキ装置11か作動される。 一方、圧油の供給が停止され、上記電磁バルブ24が開
作動されたときには、バイパス管路23を通して、圧抜
きが行なわれるため、ブレーキ装置11はただちに非作
動状態へと移行されろ。ところが、圧油の供給がなくな
り、しかも電磁バルブ24か閉じられているときには、
オリフィス22によって圧抜きが行なわれるので、ブレ
ーキ装置11は徐々に非作動状態へと移行される。つま
り、上記オリフィス22と電磁バルブ24とは、本願発
明にいう遅延手段を構成し、電磁バルブ24の開閉を制
御するコントローラ3は、遅延制御手段を構成している
。 なお、デユーティ制御可能な電磁バルブを上記オリフィ
ス22の代わりに排出用管路20に介設するようにすれ
ば、バイパス通路23と開閉式の電磁バルブ24とを省
略することができる。 次に、コントローラによってシフト操作できないように
ロックされ、或いは、アンロックされるシフトレバ−8
の構造について説明する。 第2図にシフトレバ−8の断面図を示すように、シフト
レバ−8は、ホルダ26に設けたブツシュボタン27を
リターンスプリング28のばね力に抗して押込むと押下
げられる作動ロッド29を内蔵しており、作動ロッド2
9が上向きのリターンスプリング30のばね力に抗して
押下げられろと、作動ロッド29に突設した位置規制ピ
ン31がデイテント板32に設けたデイテント溝開口3
3内を下降してシフト操作が可能となる。そして、この
シフトレバ−8の外壁には、デイテント板32の」二部
に形成されたニュートラル用のデイテントiM 34内
に突出可能なシフトロックピン35とこれを作動させる
シフトロック用ソレノイド36とりく設けられていて、
シフトレバ−8かニュートラル位置にあるときに、上記
シフトロック用ソレノイド36がコントローラ3によっ
て励磁されろと、シフトロックピン35かニュートラル
用のデイテント溝34内に突出し、これによって、シフ
トレバ−8をシフト方向(図面に垂直な方向)に操作で
きないようにロックする(シフトロック)。 次に、上記コントローラ3が実行する発進制御について
第3図のフローチャートを用いて具体的に説明する。 なお、コントローラ3は、発進制御のほか、前述したよ
うに、自動変速機2の各種ソレノイド(4−1,・・・
4.−3.5)等をエンジン1の負荷や回転数の運転状
態に応じて制御し、また、吸気通路38のスロットル弁
39をアクチュエータ40により電子的に制御するよう
にしたものでは、このアクチュエータ40をも駆動制御
するが、これらの制御は本発明の主題ではないのでこれ
以上の説明を省略する。 いま、発進制御用のプログラムがスタートされると、ま
ずステップ#lで、車速、シフトポジション、ブレーキ
ペダルの踏込み状態等の制御に必要なデータを読込み、
ステップ#2で現在の車速か設定車速以下か否か(具体
的には停止中か否か)を判定する。設定車速以下(ステ
ップ#2でYES)であれば、ステップ#3で現在のシ
フトレンジが非走行レンジ(N又はP)か否かを判定す
る。非走行レンジである場合(ステップ#3でYES)
には、さらにステップ#4に進んで、ブレーキ装置11
が作動状態(オン)にあるか否か(ブレーキペダルが踏
込まれているか否カつを判定する。ブレーキオン(ステ
ップ#4でYES)であれば、ソフトロックの必要がな
いので、ステップ#5でシフトロックを解除(シフトロ
ック用ソレノイド36をオフ)し、自動変速機2を非走
行状態から走行状態に切換えるべくシフトレバ−8の操
作を許可し、発進可能な状態とする。そして、次のステ
ップ#6でブレーキ装置11の電磁バルブ24を全閉状
態とし、ステップ#7で電磁バルブ24が閉じられてい
ることを示すフラグFを“ビにセットしたうえでリター
ンする。ステップ#4の判定でブレーキオフである場合
(Noの場合)には、ステップ#8でシフトレバ−8の
非走行レンジから走行レンジ(Dレンジ)への切換操作
を禁止すべく、シフトロック用ソレノイド36をオンし
てシフトロックピン35をロック作動させ、シフトロッ
クを行う。つまり、ブレーキオフ状態での発進操作を禁
止する。 上記のシフトロックが解除された状態において、シフト
レバ−8が、発進のため、非走行レンジから走行レンジ
(Dレンジ)に切換え操作されると、そのタイミングで
制御は、ステップ#3からステッブ#9に進められ、ま
ず上記のフラグFが“ビにセットされているか否かが判
定される。フラグFが“ビにセットされている場合、つ
まり、ブレーキ装置11の電磁バルブ24が全閉されて
いる状態では、ブレーキ装置IIが作動状態に保持され
ているので、ステップ#IOにおいて、ブレーキペダル
が解放されたとき(ステップ#lOでNO)、ステップ
#11でプログラム上で設定されたタイマをスタートさ
仕る。そして、ステップ#12で、タイマがあらかじめ
設定した遅延時間Kを経過するのを待つ。つまり、この
遅延時間にの間は、ブレーキペダルが踏込まれていない
状態であっても、ブレーキ装置11はオン状態に保持さ
れており、車両は、ブレーキ装置IIか効いた状態で発
進されろことになり、エンジン回転数が高い場合にち暖
やかに発進を開始ずろので、したがって、急発進が防止
される。 上記の遅延時間Kが経過した後には、ステップ#13で
電磁バルブ24を開放してブレーキ装置11を完全に非
作動とし、ステップ#14でフラグFをリセットし、ス
テップ#15でタイマを初期化する。 なお、ステップ#tOの判定でブレーキペダルか踏込ま
れた状態にあるときには、現実にブレーキ装置が作動さ
れており、急発進のおそれがないのでそのままリターン
する。
的に説明する。 第1図に示すように、エンジンlに連結された自動変速
機2に対しては、マイクロコンピュータよりなるコント
ローラ3が設けられており、コントローラ3によって1
、自動変速機2の油圧制御回路(図示せず)の変速用ソ
レノイド4−1.4−2.4−3やロックアツプソレノ
イド5を作動制御する。 このコントローラ3には、スロットル開度センサ等の負
荷センサ6によって検出されるエンジンlの負荷、車速
センサ7によって検出される車速、シフトレバ−8の操
作によって選択され、ポジションセンサ9によって検出
されろシフト位置(P・・・パーキング、R・・・リバ
ース、N・・・ニュートラル、D・・・ドライブ、2、
l)の他、ブレーキセンサlOによって検出されるブレ
ーキ装置11のオン、オフより具体的にはブレーキペダ
ル(図示せず)の踏込み状態等が人力される。 このコントローラ3は、以下に詳細に説明するように、
ブレーキ装置ttの作動と、シフトレバ−8のロック、
アンロツタを制御する。 上記ブレーキ装置11は、本実施例では、油圧作動のデ
ィスクブレーキで構成され、ブレーキディスク12を挟
む一対のディスクパッド13.14をキャリパ15で作
動させるようにしたしのであって、作動時にはキャリパ
15の圧力室I6に、供給方向にのみ開く逆止弁17を
介設した管路18によって油圧源(マスターバック或い
はオイルポンプ)19から圧油が供給されるようになっ
ている。そして、上記管路18の途中から上記逆止弁1
7をバイパスする排出用管路20が設けられ、この排出
用管路20には、排出方向にのみ開く逆IL弁2Iと、
オリフィス22とが直列に介設されている。さらに、こ
のオリフィス22をバイパスするバイパス管路23が排
出用管路20に対しζ設けられていて、このバイパス管
路23には、バイパス管路23を開閉する電磁バルブ2
4を介設している。この電磁バルブ24がコントローラ
3によって閉じられているときに、油圧源19からの圧
油によりキャリパ15の圧力室16の圧力が上昇し、こ
の圧力上昇によってブレーキ装置11か作動される。 一方、圧油の供給が停止され、上記電磁バルブ24が開
作動されたときには、バイパス管路23を通して、圧抜
きが行なわれるため、ブレーキ装置11はただちに非作
動状態へと移行されろ。ところが、圧油の供給がなくな
り、しかも電磁バルブ24か閉じられているときには、
オリフィス22によって圧抜きが行なわれるので、ブレ
ーキ装置11は徐々に非作動状態へと移行される。つま
り、上記オリフィス22と電磁バルブ24とは、本願発
明にいう遅延手段を構成し、電磁バルブ24の開閉を制
御するコントローラ3は、遅延制御手段を構成している
。 なお、デユーティ制御可能な電磁バルブを上記オリフィ
ス22の代わりに排出用管路20に介設するようにすれ
ば、バイパス通路23と開閉式の電磁バルブ24とを省
略することができる。 次に、コントローラによってシフト操作できないように
ロックされ、或いは、アンロックされるシフトレバ−8
の構造について説明する。 第2図にシフトレバ−8の断面図を示すように、シフト
レバ−8は、ホルダ26に設けたブツシュボタン27を
リターンスプリング28のばね力に抗して押込むと押下
げられる作動ロッド29を内蔵しており、作動ロッド2
9が上向きのリターンスプリング30のばね力に抗して
押下げられろと、作動ロッド29に突設した位置規制ピ
ン31がデイテント板32に設けたデイテント溝開口3
3内を下降してシフト操作が可能となる。そして、この
シフトレバ−8の外壁には、デイテント板32の」二部
に形成されたニュートラル用のデイテントiM 34内
に突出可能なシフトロックピン35とこれを作動させる
シフトロック用ソレノイド36とりく設けられていて、
シフトレバ−8かニュートラル位置にあるときに、上記
シフトロック用ソレノイド36がコントローラ3によっ
て励磁されろと、シフトロックピン35かニュートラル
用のデイテント溝34内に突出し、これによって、シフ
トレバ−8をシフト方向(図面に垂直な方向)に操作で
きないようにロックする(シフトロック)。 次に、上記コントローラ3が実行する発進制御について
第3図のフローチャートを用いて具体的に説明する。 なお、コントローラ3は、発進制御のほか、前述したよ
うに、自動変速機2の各種ソレノイド(4−1,・・・
4.−3.5)等をエンジン1の負荷や回転数の運転状
態に応じて制御し、また、吸気通路38のスロットル弁
39をアクチュエータ40により電子的に制御するよう
にしたものでは、このアクチュエータ40をも駆動制御
するが、これらの制御は本発明の主題ではないのでこれ
以上の説明を省略する。 いま、発進制御用のプログラムがスタートされると、ま
ずステップ#lで、車速、シフトポジション、ブレーキ
ペダルの踏込み状態等の制御に必要なデータを読込み、
ステップ#2で現在の車速か設定車速以下か否か(具体
的には停止中か否か)を判定する。設定車速以下(ステ
ップ#2でYES)であれば、ステップ#3で現在のシ
フトレンジが非走行レンジ(N又はP)か否かを判定す
る。非走行レンジである場合(ステップ#3でYES)
には、さらにステップ#4に進んで、ブレーキ装置11
が作動状態(オン)にあるか否か(ブレーキペダルが踏
込まれているか否カつを判定する。ブレーキオン(ステ
ップ#4でYES)であれば、ソフトロックの必要がな
いので、ステップ#5でシフトロックを解除(シフトロ
ック用ソレノイド36をオフ)し、自動変速機2を非走
行状態から走行状態に切換えるべくシフトレバ−8の操
作を許可し、発進可能な状態とする。そして、次のステ
ップ#6でブレーキ装置11の電磁バルブ24を全閉状
態とし、ステップ#7で電磁バルブ24が閉じられてい
ることを示すフラグFを“ビにセットしたうえでリター
ンする。ステップ#4の判定でブレーキオフである場合
(Noの場合)には、ステップ#8でシフトレバ−8の
非走行レンジから走行レンジ(Dレンジ)への切換操作
を禁止すべく、シフトロック用ソレノイド36をオンし
てシフトロックピン35をロック作動させ、シフトロッ
クを行う。つまり、ブレーキオフ状態での発進操作を禁
止する。 上記のシフトロックが解除された状態において、シフト
レバ−8が、発進のため、非走行レンジから走行レンジ
(Dレンジ)に切換え操作されると、そのタイミングで
制御は、ステップ#3からステッブ#9に進められ、ま
ず上記のフラグFが“ビにセットされているか否かが判
定される。フラグFが“ビにセットされている場合、つ
まり、ブレーキ装置11の電磁バルブ24が全閉されて
いる状態では、ブレーキ装置IIが作動状態に保持され
ているので、ステップ#IOにおいて、ブレーキペダル
が解放されたとき(ステップ#lOでNO)、ステップ
#11でプログラム上で設定されたタイマをスタートさ
仕る。そして、ステップ#12で、タイマがあらかじめ
設定した遅延時間Kを経過するのを待つ。つまり、この
遅延時間にの間は、ブレーキペダルが踏込まれていない
状態であっても、ブレーキ装置11はオン状態に保持さ
れており、車両は、ブレーキ装置IIか効いた状態で発
進されろことになり、エンジン回転数が高い場合にち暖
やかに発進を開始ずろので、したがって、急発進が防止
される。 上記の遅延時間Kが経過した後には、ステップ#13で
電磁バルブ24を開放してブレーキ装置11を完全に非
作動とし、ステップ#14でフラグFをリセットし、ス
テップ#15でタイマを初期化する。 なお、ステップ#tOの判定でブレーキペダルか踏込ま
れた状態にあるときには、現実にブレーキ装置が作動さ
れており、急発進のおそれがないのでそのままリターン
する。
第1図は、本発明にかかる自動変速機付車両の発進制御
装置のシステム構成図、第2図はソフトロック機構を示
すソフトレバーの断面図、第3図は本発明にかかる発進
制御プログラムのフローヂャート図である。 1・・・エンジン、 2・・・自動変速機、
3・・・コントローラ、 8・・シフトレバ−1
9・・・ポジションセンサ、10・・・ブレーキセンサ
、2・・・ブレーキ装置、 22・・・オリフィス、
23・・・パンパス管路、 24・・・電磁バルブ。
装置のシステム構成図、第2図はソフトロック機構を示
すソフトレバーの断面図、第3図は本発明にかかる発進
制御プログラムのフローヂャート図である。 1・・・エンジン、 2・・・自動変速機、
3・・・コントローラ、 8・・シフトレバ−1
9・・・ポジションセンサ、10・・・ブレーキセンサ
、2・・・ブレーキ装置、 22・・・オリフィス、
23・・・パンパス管路、 24・・・電磁バルブ。
Claims (1)
- (1)車両の停止中、シフトレバーの操作による自動変
速機の非走行状態から走行状態への切換えが、ブレーキ
が作動されている場合にのみ行えるようにした自動変速
機付車両において、 自動変速機の非走行状態から走行状態への切換えを検出
する検出手段と、 ブレーキの作動、非作動を検出する検出手段と、ブレー
キの非作動への移行を遅延させる遅延手段と、 自動変速機が非走行状態から走行状態へ切換えられてブ
レーキが非作動方向に操作されたときに、上記遅延手段
を作動させる遅延制御手段とを設けたことを特徴とする
自動変速機付車両の発進制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27656687A JPH01119438A (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | 自動変速機付車両の発進制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27656687A JPH01119438A (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | 自動変速機付車両の発進制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01119438A true JPH01119438A (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=17571268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27656687A Pending JPH01119438A (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | 自動変速機付車両の発進制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01119438A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6415897B1 (en) | 1998-12-25 | 2002-07-09 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Brake fluid pressure retaining unit |
-
1987
- 1987-10-31 JP JP27656687A patent/JPH01119438A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6415897B1 (en) | 1998-12-25 | 2002-07-09 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Brake fluid pressure retaining unit |
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