JP2001332324A - 基板用コネクタ - Google Patents

基板用コネクタ

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JP2001332324A JP2000151163A JP2000151163A JP2001332324A JP 2001332324 A JP2001332324 A JP 2001332324A JP 2000151163 A JP2000151163 A JP 2000151163A JP 2000151163 A JP2000151163 A JP 2000151163A JP 2001332324 A JP2001332324 A JP 2001332324A
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    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
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    • HELECTRICITY
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    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板接続部のアライメントの調整機能を確保し
つつ、ハウジングとリテーナとを破損することなく組み
付けることができる基板用コネクタを提供する。 【解決手段】ハウジング14には、基板接続ピン17の
アライメントを基板用コネクタ12の長手方向において
調整するための係合溝27が形成されている。又、ハウ
ジング14において基板接続ピン17が突出する側の面
にはリテーナ21が装着されている。そのリテーナ21
には基板接続ピン17のアライメントを基板用コネクタ
12の幅方向において調整するためのスリット30が形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板上に設け
られる基板用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、基板用コネクタは、回路基板に
固定されたハウジングを備えており、その内部には端子
が収容されている。端子に形成された基板接続ピンは、
ハウジングの下側開口部から外部に突出されている。そ
して、基板接続ピンを回路基板に形成した取付孔に挿入
し、その挿入部分を半田付けすることにより、回路基板
に基板用コネクタとが電気的に接続されている。
【0003】ところで、基板用コネクタを回路基板に取
り付けるときに、基板接続ピンの先端部が回路基板の取
付孔の内周面に干渉して引っ掛かりを生じることがあ
る。又、基板接続ピンが半田付けされた後において、基
板用コネクタの端子に対し、相手側コネクタの基板接続
部による嵌合抵抗を生じ、端子が僅かに動く場合があ
る。そのため、これらの不具合を解消するために、前記
基板接続ピン上には、V字状に屈曲させた弾性撓み部が
形成されている。この弾性撓み部が弾性的に撓むことに
より、基板接続ピンに過大な応力がかかるのを回避し、
半田クラックが発生ずるのを防止する役割を果たしてい
る。
【0004】しかしながら、基板接続ピンは細長い形状
をしているため、弾性撓み部を高い精度で屈曲成形する
ことが難しい。そのため、基板用コネクタを回路基板に
セットするときに、基板接続ピンが取付孔に対するアラ
イメントの狂いを生じる。そこで、このような不具合を
解決するために、基板接続ピンを正規の位置に位置決め
するためのリテーナをハウジングに取り付けている。そ
して、リテーナをハウジングに取り付け、基板接続ピン
のアライメントを調整した後に、基板用コネクタを回路
基板に装着している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ハウジング
及びリテーナの形成材料は、一般的にPBT(ポリブチ
レンテレフタレート)であって、ガラスエポキシ樹脂製
の回路基板と熱膨張率が大きく異なる。そのため、外部
環境の熱や、ジャンクションブロックに搭載された部品
の発熱により、ハウジング、リテーナ、回路基板が各々
異なる寸法で伸縮すると、基板接続ピンが変位しやすい
という問題がある。
【0006】そこで、ハウジング及びリテーナを、回路
基板の熱膨張率に近い材料で形成することが考えられ
る。具体的にいうと、ガラスを混合したPBT(PBT
−G)等にする。しかし、この材料を採用すると、上記
の不具合を解消できる反面、ハウジング及びリテーナの
形成材料は共に硬質であるため、リテーナとハウジング
との結合部分が破損しやすいという新たな問題を生じ
る。
【0007】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、基板接続部のアライメントの調整
機能を確保しつつ、ハウジングとリテーナとを破損する
ことなく組み付けることができる基板用コネクタを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、回路基板に固定され
るハウジングに端子を収容し、その端子に弾性撓み部を
有する基板接続部を形成し、前記ハウジング内から突出
された基板接続部の先端部を回路基板に固着した基板用
コネクタにおいて、前記ハウジングにおいて前記基板接
続部が突出する側の面にリテーナを装着し、前記基板接
続部のアライメントを所定方向において調整する第1調
整部を前記ハウジングに設け、前記基板接続部のアライ
メントを前記所定方向と直交する方向において調整する
第2調整部を前記リテーナに設けたことを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の基板用コネクタにおいて、前記ハウジング及びリテ
ーナのうちいずれか一方は、回路基板に接して取り付け
られるとともに、回路基板と熱膨張率がほぼ同じ材料か
ら形成されていることを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の基板用コネクタにおいて、前記第1及び第2調整部
のうちいずれか一方は、コネクタ本体の長手方向におけ
る基板接続部のアライメントを調整するものであって、
その調整部を備えた前記ハウジング又はリレーのうちい
ずれかは、前記回路基板と熱膨張率がほぼ同じ材料から
形成されていることを要旨とする。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のうちいずれかに記載の基板用コネクタにおいて、前記
第2調整部は、前記リテーナの長手方向に沿って延びる
スリットであることを要旨とする。
【0012】請求項5に記載の発明では、請求項1〜4
のうちいずれに記載の基板用コネクタにおいて、前記第
1調整部は、前記弾性撓み部の両端部が当接した状態で
係合される係合溝であることを要旨とする。
【0013】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、第1調整部によっ
て、基板接続部のアライメントが所定方向において調整
される。それとともに、第2調整部によって、基板接続
部のアライメントが所定方向と直交する方向において調
整される。要するに、両調整部によって基板接続部を正
規の位置に位置決めすることができる。そのため、ハウ
ジング及びリテーナのうちいずれか一方に軟質材料、す
なわち回路基板と熱膨張率が異なる材料を用いても、回
路基板の伸縮が小さい方向のアライメントのみを調整す
ればよい。よって、基板接続部のアライメントの調整機
能を確保しつつ、ハウジングとリテーナとを破損するこ
となく組み付けることができる。
【0014】請求項2に記載の発明によると、回路基板
に接しているハウジング及びリテーナのうちいずれか一
方は、回路基板と熱膨張率がほぼ同じ材料から形成され
ている。そのため、外部環境の熱や、ジャンクションブ
ロックに搭載された部品の発熱により、ハウジング、リ
テーナ、回路基板が各々異なる寸法で伸縮するのに伴
い、基板接続部が変位するのを防止することができる。
従って、半田クラックが発生するのを確実に防止するこ
とができる。
【0015】請求項3に記載の発明によると、コネクタ
本体の長手方向における基板接続部のアライメントを調
整するハウジング又はリレーのうちいずれかは、回路基
板と熱膨張率がほぼ同じ材料から形成されている。その
ため、外部環境の熱や、ジャンクションブロックに搭載
された部品の発熱により、ハウジング又はリテーナがコ
ネクタ本体の長手方向に伸縮する量を少なくすることが
できる。
【0016】請求項4に記載の発明によると、第2調整
部は、前記リテーナの長手方向に沿って延びるスリット
である。そのため、スリットに複数の基板接続部を挿入
しやすいので、リテーナを簡単に装着することができ
る。
【0017】請求項5に記載の発明によると、第1調整
部は、弾性撓み部が係合される係合溝であるため、簡単
な形状にも拘わらず基板接続部が変位するのを確実に防
止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を、図面に基づき詳細に説明する。図1,図2に示
すように、回路基板11上には細長形状の基板用コネク
タ12が配設されている。基板用コネクタ12はその上
部に多数の端子収容部13が区画形成されたハウジング
14を備え、ハウジング14は複数の支持脚12aを介
して支持されている。そして、ハウジング14は、その
長手方向両端部が図示しないネジにより回路基板11に
対して固定されている。ハウジング14の形成材料は、
PBT(ポリブチレンテレフタレート)にガラスを混入
したPBT−Gとなっている。この材料にしたのは、ガ
ラスエポキシ樹脂製の回路基板11と熱膨張率をほぼ等
しくするためである。
【0019】前記各端子収容部13内には雌型端子15
がそれぞれ1つずつ収容されている。雌型端子15は、
四角筒状に形成された嵌合部16と、その嵌合部16の
一側面に設けられた基板接続部としての基板接続ピン1
7とから構成されている。ハウジング14において嵌合
部16の上方に位置する箇所には上部挿入口14aが形
成され、この上部挿入口14aを介して相手側コネクタ
に設けられた雄型端子(いずれも図示しない)が嵌合部
16に挿入接続される。
【0020】基板接続ピン17の先端部は、ハウジング
14の下部開口部14bを介して外部に突出され、回路
基板11に形成された取付孔11a内に挿入されてい
る。そして、基板接続ピン17の先端部が半田付けされ
ることにより、回路基板11に対して雌型端子15が電
気的に接続されている。基板接続ピン17には、そのほ
ぼ中央部がV字状に屈曲された弾性撓み部18が形成さ
れている。そして、この弾性撓み部18が弾性変形する
ことにより、外部から雌型端子15に過大な応力が生じ
るのが防止されるようになっている。
【0021】図2〜図4に示すように、ハウジング14
において基板接続ピン17が突出する側の面、つまりハ
ウジング14の下面には、回路基板11から離間された
断面凹状のリテーナ21が設けられている。リテーナ2
1の形成材料は、PBTとなっている。そのため、ハウ
ジング14よりもリテーナ21の方が軟質になってい
る。
【0022】リテーナ21の長手方向両側部には複数の
係止孔22が形成されており、この係止孔22には前記
ハウジング14の両側面に形成された係止突部23が係
脱可能に係合されている。そして、係止孔22と係止突
部23とが係合されることにより、ハウジング14に対
してリテーナ21が装着されるようになっている。リテ
ーナ21において各係止孔22の間に位置する箇所に
は、切欠き部24が形成されている。この切欠き部24
は、リテーナ21を装着する際に支持脚12aに当たる
のを回避するためのものである。
【0023】次に、この実施形態の要部について説明す
る。図4〜図6に示すように、前記ハウジング14に形
成された端子収容部13の内側面には、上下方向に沿っ
て延びる第1調整部としての係合溝27が多数形成され
ている。各係合溝27内には、各雌型端子15の弾性撓
み部18が係合され、係合溝27の幅と弾性撓み部18
の幅とはほぼ同じとなっている。この関係により、係合
溝27内に弾性撓み部18が係入された状態では、その
両側部が係合溝27の内側面に当接され、基板用コネク
タ12の長手方向(所定方向)におけるアライメントが
調整されている。それとともに、基板接続ピン17は、
基板用コネクタ12の長手方向へ移動が規制されてい
る。
【0024】図3,図4,図7に示すように、前記リテ
ーナ21の下面には、基板用コネクタ12の長手方向に
沿って延びる第2調整部としてのスリット30が複数形
成されている。各スリット30は、基板接続ピン17の
配列線上に沿って一直線に配置されている。スリット3
0の幅と、基板接続ピン17の先端部の幅はほぼ同じに
なっている。そのため、スリット30内に基板接続ピン
17が係入されることにより、基板用コネクタ12の幅
方向、つまり長手方向に対し直交する方向におけるアラ
イメントが調整されている。それとともに、基板接続ピ
ン17は、基板用コネクタ12の幅方向へ移動が規制さ
れている。
【0025】次に上記のように構成された基板用コネク
タ12の組み付け方について説明する。ハウジング14
をその下部開口部14bが上に向いた姿勢にし、各端子
収容部13内に雌型端子15をそれぞれ挿入すると、係
合溝27に基板接続ピン17の一部である弾性撓み部1
8が係合される。この係合により、基板用コネクタ12
の長手方向における基板接続ピン17のアライメントが
強制的に調整される。
【0026】次いで、リテーナ21のスリット30に基
板接続ピン17の先端部を挿入し、リテーナ21の両側
部を弾性変形させながら、各係止孔22に係止突部23
を係合する。この係合によりハウジング14にリテーナ
21が装着される。この装着により、各スリット30に
は複数の基板接続ピン17が挿入され、基板用コネクタ
12の幅方向における基板接続ピン17のアライメント
が強制的に調整される。
【0027】従って、基板用コネクタ12の長手方向及
び幅方向のアライメントが調整されることにより、各基
板接続ピン17の先端部は正規の位置に位置決めされ
る。それとともに、各基板接続ピン17に外力が作用し
ても、基板用コネクタ12の両方向の移動が規制され
る。この結果、基板用コネクタ12を回路基板11に組
み付ける際に、各基板接続ピン17を回路基板11の取
付孔11aに確実に挿入することが可能となる。
【0028】従って、本実施形態によれば以下に示す効
果を得ることができる。 (1)ハウジング14には、基板接続ピン17のアライ
メントを基板用コネクタ12の長手方向において調整す
るための係合溝27が形成されている。又、ハウジング
14において基板接続ピン17が突出する側の面にはリ
テーナ21が装着されている。そのリテーナ21には基
板接続ピン17のアライメントを基板用コネクタ12の
幅方向において調整するためのスリット30が形成され
ている。そのため、基板接続ピン17を正規の位置に位
置決めすることができる。
【0029】(2)リテーナ21を回路基板11と熱膨
張率が大きく異なる形成材料から成形しても、スリット
30によって基板接続ピン17のアライメントはリテー
ナ21の長手方向に調整されない。よって、外部環境の
熱や、ジャンクションブロックに搭載された部品の発熱
により、リテーナ21がその長手方向に伸縮しても、基
板接続ピン17が変位するのを回避することができる。
しかも、リテーナ21の形成材料は軟質材からなるた
め、リテーナ21を弾性変形させながら係止突部23に
係止孔22を係合することができる。従って、基板接続
ピン17のアライメントの調整機能を確保しつつ、ハウ
ジング14に対してリテーナ21を破損することなく装
着することができる。
【0030】(3)回路基板11に接して取り付けられ
ているハウジング14の形成材料は、PBT−Gとなっ
ている。そのため、ハウジング14を回路基板11の熱
膨張率とほぼ同じにすることができるので、外部環境の
熱や、ジャンクションブロックに搭載された部品の発熱
により、ハウジング14がその長手方向に伸縮するのを
防止できる。従って、基板接続ピン17が変位するのを
防止することができ、半田クラックが発生するのを確実
に防止することができる。
【0031】(4)リテーナ21にはスリット30が形
成されているため、リテーナ21の装着時には各スリッ
ト30に複数の基板接続ピン17を一度に挿入すること
ができる。従って、リテーナ21を簡単に装着すること
ができる。
【0032】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・前記実施形態では、回路基板11にハウジング14が
接して取り付けられている関係上、ハウジング14の形
成材料を回路基板11の熱膨張率に近いものを使用し
た。これに対し、リテーナ21の方が回路基板11に接
して取り付けられている場合には、リテーナ21を回路
基板11の熱膨張率に近い材質を使用することが望まし
い。この場合には、基板用コネクタ12の長手方向にお
いて基板接続ピン17のアライメントを調整する機能を
リテーナ21に持たせるのが望ましい。それとともに、
基板用コネクタ12の幅方向において基板接続ピン17
のアライメント調整する機能をハウジング14に持たせ
るのが望ましい。
【0033】・ハウジング14に係止孔22を設け、リ
テーナ21に係止突部23を設けて、前記実施形態の場
合とは逆の関係にしてもよい。 ・前記実施形態では、ハウジング14の端子収容部13
に収容する端子15は雌型であるが、相手側ハウジング
に設けられた端子が雌型である場合には、雄型に変更し
てもよい。
【0034】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1)請求項2、4又は5において、ハウジングは回路
基板に接して取り付けられるとともに、回路基板と熱膨
張率がほぼ同じ硬質材料から形成されていることを特徴
とする基板用コネクタ。
【0035】(2)回路基板に固定されるハウジングに
端子を収容し、その端子に弾性撓み部を有する基板接続
部を形成し、前記ハウジング内から突出された基板接続
部の先端部を回路基板に固着した基板用コネクタにおい
て、前記ハウジングにおいて前記基板接続部が突出する
側の面にリテーナを設け、前記ハウジング及びリテーナ
のうちいずれか一方に係止突部を設け、他方に係止孔を
設け、ハウジングにリテーナを装着するとき、前記係止突
部を係止孔に係合することによってハウジングにリテー
ナを装着し、前記基板接続部のアライメントを所定方向
において調整する第1調整部を前記ハウジングに設け、
前記基板接続部のアライメントを前記所定方向と直交す
る方向において調整する第2調整部を前記リテーナに設
けたことを特徴とする基板用コネクタ。
【0036】(3) 回路基板に固定されるハウジング
に端子を収容し、その端子に弾性撓み部を有する基板接
続部を形成し、前記ハウジング内から突出された基板接
続部の先端部を回路基板に固着した基板用コネクタにお
いて、前記ハウジングにおいて前記基板接続部が突出す
る側の面にリテーナを装着し、前記基板接続部が所定の
方向へ移動するのを規制する第1調整部を前記ハウジン
グに設け、前記基板接続部が前記所定の方向と直交する
方向へ移動するのを規制する第2調整部を前記リテーナ
に設けたことを特徴とする基板用コネクタ。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
基板接続部のアライメントの調整機能を確保しつつ、ハ
ウジングとリテーナとを破損することなく組み付けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の基板用コネクタを回路基板に取り
付けた斜視図。
【図2】図1の拡大断面図。
【図3】基板用コネクタ及びリテーナを下側からみた斜
視図。
【図4】図3の分解斜視図。
【図5】ハウジングに形成された係合溝を示す拡大斜視
図。
【図6】雌型端子を端子収容部に収容した状態を示す平
面図。
【図7】リテーナに形成されたスリットに基板接続ピン
を挿入した平面図。
【符号の説明】
11…回路基板、12…基板用コネクタ、14…ハウジ
ング、13…端子収容部、17…基板接続ピン(基板接
続部)、21…リテーナ、27…係合溝(第1調整
部)、30…スリット(第2調整部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白水 浩一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 BB01 BB22 CC22 EE14 FF01 HH01 HH05 HH16 HH18 HH21 HH23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板に固定されるハウジングに端子
    を収容し、その端子に弾性撓み部を有する基板接続部を
    形成し、前記ハウジング内から突出された基板接続部の
    先端部を回路基板に固着した基板用コネクタにおいて、 前記ハウジングにおいて前記基板接続部が突出する側の
    面にリテーナを装着し、前記基板接続部のアライメント
    を所定方向において調整する第1調整部を前記ハウジン
    グに設け、前記基板接続部のアライメントを前記所定方
    向と直交する方向において調整する第2調整部を前記リ
    テーナに設けたことを特徴とする基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジング及びリテーナのうちいず
    れか一方は、回路基板に接して取り付けられるととも
    に、回路基板と熱膨張率がほぼ同じ材料から形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の基板用コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2調整部のうちいずれか
    一方は、コネクタ本体の長手方向における基板接続部の
    アライメントを調整するものであって、その調整部を備
    えている前記ハウジング又はリレーのうちいずれかは、
    前記回路基板と熱膨張率がほぼ同じ材料から形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の基板用コネク
    タ。
  4. 【請求項4】 前記第2調整部は、前記リテーナの長手
    方向に沿って延びるスリットであることを特徴とする請
    求項1〜3のうちいずれかに記載の基板用コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記第1調整部は、前記弾性撓み部の両
    側部が当接した状態で係合される係合溝であることを特
    徴とする請求項1〜4のうちいずれに記載の基板用コネ
    クタ。
JP2000151163A 2000-05-23 2000-05-23 基板用コネクタ Expired - Lifetime JP3851755B2 (ja)

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