JP3462096B2 - 基板用コネクタ - Google Patents

基板用コネクタ

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JP3462096B2
JP3462096B2 JP31505298A JP31505298A JP3462096B2 JP 3462096 B2 JP3462096 B2 JP 3462096B2 JP 31505298 A JP31505298 A JP 31505298A JP 31505298 A JP31505298 A JP 31505298A JP 3462096 B2 JP3462096 B2 JP 3462096B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/712Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
    • H01R12/716Coupling device provided on the PCB

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子金具、および
これを用いた基板用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−203591には、図18〜
図21に示すように、基板用コネクタ100が開示され
ている。この基板用コネクタ100は、ハウジング11
0と端子金具120A,120Bとリテーナ130とか
ら構成される。
【0003】大型端子金具120Aは、相手側の雄端子
金具(図示せず)が嵌入可能な嵌合部121Aと基板取
付部123Aとから構成される。基板取付部123Aに
は、V字状の弾性撓み部122Aが設けられており、こ
の部分が弾性変形することにより端子金具120Aの他
の部分に過大な応力が生じるのが防止されるようになっ
ている。基板取付部123Aは基板Pに形成した取付孔
Hに嵌入されるようになっている。また、小型端子金具
120Bにも同様の作用を奏する嵌合部121B、弾性
撓み部122Bおよび基板取付部123Bが備えられて
いる。
【0004】ハウジング110には、図18における左
右両端部に大型端子金具120Aを装着可能な大型キャ
ビティ111Aが設けられ、その間には複数の小型端子
金具120Bを装着可能な小型キャビティ111Bが設
けられている。また、図18における上面(以下、「嵌
合面112」という。)には、相手側の雄端子金具が嵌
入可能な嵌入孔113A,113Bが、各キャビティ1
11A,111Bに連通しつつ外方に開口されている。
嵌合面112とは反対側であってリテーナ130が組み
付けられる側の組付面114には、両キャビティ111
A,111Bが開口されている。ハウジング110の組
付面114の側縁には、係合孔118Aを備えた係合部
118が突成されている。係合孔118Aは、リテーナ
130の係合突起139Aと係合可能とされており、こ
の係合によりハウジング110とリテーナ130とが組
付け状態に保持される。さらに、ハウジング110の両
端部には、リテーナ130との組付け時にリテーナ13
0側のボス孔141に嵌合されるボス119が形成され
ている。このボス119には、基板用コネクタ100を
基板Pに固定するためのビス(図示せず)を貫通可能、
かつ基板Pのビス孔(図示せず)と整合可能なビス孔1
19Aが形成されている。
【0005】リテーナ130は、ハウジング110の組
付面114と整合する形状をなしており、各キャビティ
111A,111Bに整合する位置に、それぞれ収容室
133A,133Bが形成されている。リテーナ130
とハウジング110とを組み付けた状態では、収容室1
33A,133Bの内部には、弾性撓み部122A,1
22Bが、周囲に弾性変形するのに充分な空間を空けた
状態で収容されるようになっている。また、収容室13
3A,133Bには、基板Pに当接される側に開口する
位置決め孔136A,136Bが形成されている。ま
た、リテーナ130の側面には、ハウジング110の係
合孔118Aと係合可能な係合突起139Aが形成され
ている。さらに、リテーナ130の両端から延出した板
状部140には、ハウジング110のボス119を嵌め
込み可能なボス孔141が形成されている。
【0006】基板用コネクタ100を組み付ける際に
は、まず、ハウジング110をその組付面114が上に
向いた状態で待機させ、各端子金具120A,120B
の嵌合部121A,121Bが下を向く状態で自重によ
り各キャビティ111A,111B内に落とし込む。
【0007】キャビティ111A,111Bに端子金具
120A,120Bを挿入したら、リテーナ130をハ
ウジング110に組み付ける。係合突起139Aが係合
部118の係合孔118Aに係合すると、リテーナ13
0がハウジング110に離脱不能にロックされる。ま
た、このとき、ハウジング110のボス119がリテー
ナ130のボス孔141に嵌合される。こうして、図2
0に示すように、基板用コネクタ100が組み付けられ
た状態では、リテーナ130から突出している基板取付
部123A,123Bは位置決め孔136A,136B
への貫通によって正規の位置に位置決めされている。
【0008】基板用コネクタ100を基板Pに取り付け
る際には、基板用コネクタ100を基板取付部123
A,123Bが基板Pと対向する向きにして、ビス孔1
19Aを基板Pのビス孔(図示せず)に整合してビス
(図示せず)により基板用コネクタ100を基板Pに固
定する。このようにして基板取付部123A,123B
が取付孔Hに嵌入されたら、半田付けQによりその基板
取付部123A,123Bを基板Pに固定する(図21
を参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】さて、図21に示した
状態で、相手側端子金具(図示せず)を装着した相手側
コネクタ(図示せず)が基板用コネクタ100の上方か
ら嵌合されてくる。両コネクタが嵌合した状態におい
て、端子金具の接合部と基板Pとが離間する距離は、嵌
合面112から基板Pの上面までの距離(以下、「距離
R」という。)となる。この距離Rは、端子金具120
A,120Bのほぼ全長の長さと同等である。
【0010】両コネクタが嵌合された後に、両コネクタ
が互いに別々の振動をした場合には(例えば、これらの
コネクタが自動車に装備されている場合に、自動車の揺
れ具合によっては、このような状況となることがあり得
る。)、両端子金具の接触部に掛かる力は半田付けQ部
分で受け止められる。半田付け部分Qに掛かるモーメン
トは、距離Rに比例するが、従来例では端子金具120
A,120Bの全長とならざるを得ず、大きなモーメン
トが半田付けQに掛かることとなっていた。
【0011】また、従来例では、基板Pと両端子金具の
接合部とが距離Rだけ離間しているため、振動によって
は、半田付けQに大きなモーメントが掛からざるを得な
い。
【0012】ところで、基板用コネクタ100を基板P
に取付け、相手側コネクタと嵌合した状態で通電する
と、時間の経過につれて基板Pの一部が発熱してくるこ
とがある。基板Pの一部が発熱すると、その熱の分布に
応じて基板Pが熱膨張する。すると、基板取付部123
A,123Bと取付孔Hとの位置をずらそうとする力
が、半田付けQ部分に作用することになる。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、基板に取り付けるコネクタの内部に装
着される端子金具の基板固定部が、基板の取付孔に固定
された後に、この固定部に掛かる力を回避できるものを
提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明に係る基板用コネクタは、相手側端
子金具と電気的に接続可能な連結部と、一端側がこの連
結部に接続され他端側が基板に設けられた取付孔に差し
込み可能な基板固定部とからなるとともに、この基板固
定部は、前記連結部の側面から側方へ偏位して配される
ことで前記連結部に対し長さ方向に所定の重なり代をも
つようにしてある端子金具を内部に収容する基板用コネ
クタであって、この基板用コネクタは、上側ハウジング
とこの上側ハウジングに組付け可能な下側ハウジングと
からなり、前記下側ハウジングには前記連結部の軸線か
ら偏位した位置に開口して前記端子金具の基板固定部を
貫通可能な通し孔が形成される一方、前記下側ハウジン
グには前記連結部の下端部と当接する当接部が形成され
るとともに、この当接部における前記基板固定部が配さ
れる側には前記連結部の側面を押さえて前記端子金具の
位置決めを行う端子押さえ突部が突設されていることを
特徴とする。
【0015】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
であって、前記連結部は、前記基板側から組付けられる
前記相手側端子金具に連結可能とされていることを特徴
とする。
【0016】請求項3の発明は、請求項1または2に
載のものであって、前記連結部は、前記端子金具の長さ
方向に関する両端側から前記相手側端子金具が接続可能
に形成されていることを特徴とする。
【0017】
【0018】請求項の発明は、請求項に記載のもの
であって、前記下側ハウジングおよび前記基板には、前
記連結部と同軸に配されて前記相手側端子金具との接続
を可能ならしめる接続部位が設けられていることを特徴
とする。
【0019】請求項の発明は、請求項1ないし請求項
のいずれかに記載のものであって、前記通し孔は、
記下側ハウジングの長手方向に沿った長孔状とされてい
ることを特徴とする。
【0020】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、連
結部と基板固定部とは長さ方向に所定の重なり代をもつ
ようにしてあるため、端子金具の全長が短いものとなっ
ており、これが収容される基板用コネクタにおける端子
金具の長さ方向に対する寸法を短縮することができる。
したがって、この基板用コネクタにおいて、雌雄両端子
金具が連結した後に、両端子金具に位置ずれを生じさせ
る力が作用した場合にも、基板固定部と力との距離が小
さくでき、基板固定部と基板との固定部分が外れる事態
を回避できる。また、端子押さえ突部によって連結部の
側面が押さえられるため、端子金具の位置決めを行うこ
ともできる。
【0021】請求項2の発明によれば、相手側端子金具
は、基板側から組付けられる。このため、基板と相手側
端子金具とは、ほぼ同じように振動することになり、両
端子金具が位置ずれする事態が回避されやすい。こうし
て、基板固定部と基板との固定部分を外そうとする力が
掛かる事態が起き難くなる。
【0022】請求項3の発明によれば、相手側端子金具
を端子金具の長さ方向の両端側のいずれからでも接続可
能とされているため、接続方向に関して選択が可能とな
る。
【0023】
【0024】請求項の発明によれば、相手側端子金具
は、基板側から組付けられる。このため、基板と相手側
端子金具とは、ほぼ同じように振動することとなり、両
端子金具が位置ずれする事態が回避されやすい。こうし
て、基板固定部と基板との固定部分を外そうとする力が
掛かる事態が起き難くなる。
【0025】請求項の発明によれば、通し孔が下側ハ
ウジングの長手方向に沿った長孔状に形成されているた
め、基板に発生した熱膨張において、下側ハウジングの
長手方向に沿った方向の熱膨張を吸収できる。これによ
って基板と基板固定部との固定部分に無理な力が作用す
る事態を回避できる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図1〜図17を参照しつつ詳細に説明する。図1に
は、基板用コネクタ1の組付け前の様子を示した。この
基板用コネクタ1は、端子金具2と、この端子金具2を
収容可能なハウジング本体3(本発明の上側ハウジング
に相当する。)と、ハウジング本体3に組付け可能なリ
テーナ4(本発明の下側ハウジングに相当する。)とか
ら構成されている。
【0027】端子金具2は、図2〜図4に示すように、
導電性板材を折曲げることで形成されており、略角筒状
の連結部5と、この連結部5のほぼ中央から延設される
基板固定部10とが備えられている。連結部5は、図2
において、左右両端部に開口されて接続口5A,5Bと
されており、そのいずれからも相手側端子金具7が挿入
可能とされている。(なお、以下において、図2におけ
る左側のものを上側接続口5Aをいい、右側のものを下
側接続口5Bという。)図4において連結部5内部の下
側中央には、撓み変形可能な押圧接触片8が設けられて
おり、相手側端子金具7を適度な圧力で上側の壁面との
間で挟み付けるようになっている。また、連結部5の側
面9(図2における上面)の中央からは、基板固定部1
0が延設されている。基板固定部10は、図2において
斜め上方へ偏位し、略S字状に折曲げられた後、連結部
5の軸線に並行に延設されている。
【0028】こうして、連結部5と基板固定部10と
は、連結部5の長さ方向に所定の重なり代(図2中、F
で示す。)をもつようにしてある。端子金具2の全長
は、この重なり代Fの分だけ、従来の端子金具120
A,120Bの全長よりも短く構成されている。基板固
定部10において、上記の略S字状に折り曲げられた部
分は、適度な弾性をもって撓み変形可能な弾性撓み部1
1とされている。この弾性撓み部11が弾性変形するこ
とにより、端子金具2の他の部分に過大な応力が生じる
のが防止されるようになっている。また、基板固定部1
0において、弾性撓み部11よりも先端は、基板12の
取付孔13に挿入される挿入端10Aとされている。挿
入端10Aの両側縁は、略90度折り曲げられており、
全体として断面C字状とされている。
【0029】ハウジング本体3は、図5〜図8に示すよ
うに、合成樹脂により一体に成形されており、その内部
には端子金具2を収容可能とされている。ハウジング本
体3は、全体として細長く形成されており、複数の端子
金具2を一列にして収容することができる。ハウジング
本体3の内部には、端子金具2を収容可能なキャビティ
14が凹設されている(なお正確には、キャビティ14
は、ハウジング本体3の左右端部のそれぞれ3個の大き
なものと、その中間にある小さなものとの二種類が設け
られている。当然に、端子金具2にも、大きなキャビテ
ィに装着されるものと、小さなキャビティに装着される
ものとの二種類がある。本実施形態では、二種類のキャ
ビティと、二種類の端子金具とには、実質的な相違はな
いため、一種類のものについてのみ説明する。)。
【0030】このキャビティ14は、従来の端子金具1
20A,120Bの全長に比べて、Fだけ全長を短くし
た端子金具2の長さに合わせて構成されているため、そ
の分だけ浅く形成でき、もってハウジング本体3の高さ
(図7における上下長さ)を低くすることができる。キ
ャビティ14の内部は、端子金具2の連結部5を収容す
る主室14Aと、この主室14Aのほぼ中央高さから側
方に設けられる副室14Bとに分かれている。副室14
Bには、基板固定部10の弾性撓み部11が撓み変形す
るのに十分な空間を確保した状態で収容される。また、
キャビティ14の奥端部(図7において、上端部分)に
は、ハウジング本体3の上面15に開放する連結孔16
が設けられている。この連結孔16には、相手側端子金
具7が挿入可能とされている。連結孔16の開口縁に
は、案内面16Aが形成されており、相手側端子金具7
の挿入が円滑に進むようになっている。また、キャビテ
ィ14の下端側は、端子金具2を装着する差込み口23
として大きく開放されている。
【0031】また、ハウジング本体3は、図6における
左右両端部分においては、中央部分よりも下方に突設さ
れて取付用突部21とされており、両取付用突部21の
中央において上方に凹んだ部分は、リテーナ4が組み付
けられるリテーナ組付凹部17とされる。取付用突部2
1の下面中央には、取付孔部21Aが凹設されている。
この取付孔部21Aには、基板12に突設される取付ピ
ン(図示せず)が嵌め込まれることで、基板用コネクタ
1が基板12に固定される。また、図6に示す面側に
は、所定の間隔を隔てて三個の係合片18が突設されて
いる。係合片18は、ハウジング本体3の側壁3Aから
側方に延出されて、側壁3Aから所定の間隔を隔てつ
つ、下方に垂下されている。係合片18は、ハウジング
本体3の幅方向(図7における左右方向)に拡開変形可
能とされているとともに、その中央には係合孔18Aが
設けられている。
【0032】この係合孔18Aには、リテーナ4側の係
合突起19が嵌まり込み可能とされており、この係合に
より、ハウジング本体3とリテーナ4とが抜止め状態と
される。なお、係合片18は、ハウジング本体3を挟ん
で両幅方向(図7における左右方向)に対称的に設けら
れており、合計6個のものが備えられている。また、図
6におけるハウジング本体3の前面には、隣り合う係合
片18の中間にリテーナ抱え片20が設けられている。
リテーナ抱え片20は、ハウジング本体3の側壁3Aか
ら側方に延出されて、そこから下方に垂下されている。
また、リテーナ抱え片20の下端位置は、取付用突部2
1の下端位置と同等とされている。このリテーナ抱え片
20は、リテーナ4の凹部22に組付け可能とされてい
る。
【0033】次に、図9〜図12を参照しつつ、リテー
ナ4について説明する。リテーナ4は、合成樹脂により
ハウジング本体3のリテーナ組付凹部17に装着可能に
形成されている。図9における上下のリテーナ4の両側
壁24には、ハウジング本体3のリテーナ抱え片20に
対応したところが切り欠かれて、凹部22が形成されて
いる。また、側壁24には、ハウジング本体3の係合片
18の係合孔18Aに係合可能な係合突起19が突設さ
れている。係合突起19の上面には、案内面19Aが形
成されており、係合突起19が係合孔18Aに嵌まり込
むときに、係合片18の下縁部分を押し広げて、係合操
作が円滑に進むようにされている。また、両側壁24の
上端外面部分には、案内面24Aが設けられており、ハ
ウジング本体3とリテーナ4との組付けが円滑に進行す
るようにされている。
【0034】さて、リテーナ4の上面側(図9に示す面
側)において、ハウジング本体3のキャビティ14に対
応する位置には、端子金具2を抜止めするための構成が
形成されている。すなわち、連結部5の下側接続口5B
の開口縁が当接するところは、僅かに盛り上げられて当
接部25が形成されている。この当接部25のほぼ中央
には、相手側端子金具7を挿入可能な連結孔26が開口
されている。リテーナ4の下面側において、この連結孔
26の開口縁には、案内面26Aが形成されており、相
手側端子金具7の円滑な挿入操作を行えるようになって
いる。また、当接部25のうち、図11において右側の
縁部には、端子押さえ突部27が突設されている。この
端子押さえ突部27は、端子金具2の連結部5の側面9
を押さえて、端子金具2の位置決めをするとともに、そ
のがたつきを押さえる。また、図11において当接部2
5の右側には、端子金具2の連結部5の軸線(図4およ
び図16において、Gで示す。)から偏位した位置にリ
テーナ4を上下に貫通する通し孔28が開口されてい
る。通し孔28は、リテーナ4の長さ方向(図9におけ
る上下方向)に延びる長孔状とされており、所定の数の
端子金具2の基板固定部10が一つの通し孔28を挿通
した状態で組み付けられる。通し孔28が長孔状とされ
ることで、端子金具2の基板固定部10のスライド変移
を許容するようになっている。
【0035】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用および効果について説明する。まず、基板用コネ
クタ1を組付ける手順について説明すると、次のようで
ある。図1に示すように、ハウジング本体3を差込み口
23を上方に向けた状態としておき、各キャビティ14
に端子金具2の基板固定部10の挿入端10Aを上方に
向けて、自重により落とし入れる。次に、ハウジング本
体3の上方から、リテーナ4を組付ける。リテーナ4の
通し孔28に、所定の端子金具2の基板固定部10を通
し、リテーナ4をハウジング本体3に押し付ける。する
と、リテーナ4の係合突起19の案内面19Aが、ハウ
ジング本体3の係合片18を僅かに拡開方向に撓ませな
がら組付けが進行する。係合突起19が係合片18を乗
り越えて、係合孔18Aに嵌まり込むと共に、係合片1
8が復帰変形して、ハウジング本体3とリテーナ4とが
抜止状態で保持される。
【0036】このようにして、基板用コネクタ1の組付
けが終了した後に、ハウジング本体3とリテーナ4との
係合を解除したときの様子を示したものが、図13およ
び図14である。端子金具2は、上側接続口5Aをキャ
ビティ14の奥端面に当接させ、下側接続口5Bをリテ
ーナ4の当接部25に当接させた状態で、抜止保持され
ている。また、このとき基板固定部10は、所定の通し
孔28を上下に貫通した状態とされているけれども、組
付け後にも通し孔28の延びる方向に沿ってスライド変
移可能とされている。
【0037】次に、基板用コネクタ1を基板12に組付
ける。基板12の所定の場所に開口された取付孔13
に、所定の基板固定部10の挿入端10Aを挿入した
後、基板12の裏面(図15において下側の面)から、
半田付け29により端子金具2と基板12とを固定す
る。
【0038】こうして、基板用コネクタ1と基板12と
が固定された後には、基板用コネクタ1の端子金具2に
相手側端子金具7が連結される。図16には、基板用コ
ネクタ1の上方から相手側端子金具7が挿入されて、上
側接続口5Aと連結した様子を示している。また、図1
7には、基板12の下面側から相手側端子金具7が挿入
されて、下側接続口5Bと連結した様子を示している。
【0039】このように本実施形態によれば、連結部5
には上側接続口5Aと下側接続口5Bとの二つの接続部
位が設けられ、端子金具2の長さ方向の両端部分のいず
れの側からも相手側端子金具7を連結することができる
ため、接続方向に関して選択が可能となる。
【0040】また、端子金具2は、連結部5と基板固定
部10とが長さ方向に所定の重なり代Fをもつようにし
てあるため、端子金具2の全長を短くできる。したがっ
て、これが収容される基板用コネクタ1の長さ方向(図
16における上下方向)の寸法を短縮することができ
る。このため、図16に示す態様で雌雄両端子金具2,
7が連結した後に、両端子金具2,7に位置ずれを生じ
させる力が作用した場合にも、基板固定部10と力との
距離が小さくでき、基板固定部10と基板12との半田
付け29が外れる事態を回避できる。
【0041】さらに、相手側端子金具7は、図17に示
すように、基板12側から組付けることができる。(な
お、この基板12には、リテーナ4の連結孔26に整合
する位置に、端子遊挿孔30が設けられている。相手側
端子金具7が端子遊挿孔30を貫通するときには、相手
側端子金具7は基板12には接触しないようになってい
る。)このため、基板12と相手側端子金具7とは、ほ
ぼ同じように振動することになり、両端子金具2,7が
位置ずれする事態が回避されやすい。こうして、基板固
定部10と基板12との半田付け29を外そうとする力
が掛かる事態が起き難くなる。
【0042】加えて、通し孔28がリテーナ4の長さ方
向に延びる長孔状に形成されているため、基板12に発
生した熱膨張において、リテーナ4の長さ方向に沿った
方向の熱膨張を吸収でき、基板12と基板固定部10と
の固定部分に無理な力が作用する事態を回避できる。
【0043】本発明は前記実施形態に限定されるもので
はなく、例えば次に記載するようなものも本発明の技術
的範囲に含まれる。 (1)本実施形態では、基板用コネクタには雌側の端子
金具が装着されていたが、本発明によれば雄側の端子金
具でもよい。 (2)本実施形態では、上側ハウジングであるハウジン
グ本体に端子金具を収容可能なキャビティを設けて、下
側ハウジングであるリテーナにより、このキャビティを
覆う構成としてある。しかし、本発明によれば、下側ハ
ウジングに端子金具を収容可能なキャビティを設けてお
き、上側ハウジングでこれを覆う構成としてもよい。さ
らに、本発明によれば、上側ハウジングと下側ハウジン
グとのそれぞれにキャビティの上下を構成しておき、両
ハウジングの係合によって完全なキャビティが形成され
るようにしておいてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の基板用コネクタの分解斜視図
【図2】端子金具の正面図
【図3】端子金具の平面図
【図4】図3におけるA−A断面図
【図5】ハウジング本体の平面図
【図6】ハウジング本体の正面図
【図7】図5におけるB−B断面図
【図8】図5におけるC−C断面図
【図9】リテーナの平面図
【図10】リテーナの正面図
【図11】図9におけるD−D断面図
【図12】図9におけるE−E断面図
【図13】基板用コネクタの組付け後に、ハウジング本
体とリテーナとを離間させたときの斜視図
【図14】図13において、端子金具とリテーナとの組
付けの様子を示す斜視図
【図15】基板用コネクタを基板に組み付けたときの正
面図
【図16】基板に組み付けられた基板用コネクタに基板
と対する側から相手側端子金具が組み付けられた時の
側断面図
【図17】基板に組み付けられた基板用コネクタに基板
側から相手側端子金具が組み付けられたときの側断面図
【図18】従来例における基板用コネクタの一部切り欠
き分解正面図
【図19】従来例の基板用コネクタの組付け前の側断面
【図20】従来例の基板用コネクタの側断面図
【図21】従来例の基板用コネクタを基板に組み付けた
ときの側断面図
【符号の説明】
1…基板用コネクタ 2…端子金具 3…ハウジング本体(上側ハウジング) 4…リテーナ(下側ハウジング) 5…連結部 7…相手側端子金具 10…基板固定部 12…基板 13…取付孔 23…差込み口 26…連結孔(接続部位) 28…通し孔 30…端子遊挿孔(接続部位) F…所定の重なり代 G…連結部の軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白水 浩一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−203591(JP,A) 特開 平9−35829(JP,A) 実開 昭63−25474(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/22 H01R 13/42

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側端子金具と電気的に接続可能な連
    結部と、一端側がこの連結部に接続され他端側が基板
    設けられた取付孔に差し込み可能な基板固定部とからな
    るとともに、この基板固定部は、前記連結部の側面から
    側方へ偏位して配されることで前記連結部に対し長さ方
    向に所定の重なり代をもつようにしてある端子金具を内
    部に収容する基板用コネクタであって、 この基板用コネクタは、上側ハウジングとこの上側ハウ
    ジングに組付け可能な下側ハウジングとからなり、前記
    下側ハウジングには前記連結部の軸線から偏位した位置
    に開口して前記端子金具の基板固定部を貫通可能な通し
    孔が形成される一方、前記下側ハウジングには前記連結
    部の下端部と当接する当接部が形成されるとともに、こ
    の当接部における前記基板固定部が配される側には前記
    連結部の側面を押さえて前記端子金具の位置決めを行う
    端子押さえ突部が突設されていることを特徴とする基板
    用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記連結部は、前記基板側から組付けら
    れる前記相手側端子金具に連結可能となっていることを
    特徴とする請求項1に記載の基板用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記連結部は、前記端子金具の長さ方向
    に関する両端側から前記相手側端子金具が接続可能に形
    成されていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の基板用コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記下側ハウジングおよび前記基板に
    は、前記連結部と同軸に配されて前記相手側端子金具と
    の接続を可能ならしめる接続部位が設けられていること
    を特徴とする請求項2に記載の基板用コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記通し孔は、前記下側ハウジングの長
    手方向に沿った長孔状とされていることを特徴とする請
    求項1ないし請求項4のいずれかに記載の基板用コネク
    タ。
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