JP2001328750A - ダブルフィード検出方法およびその装置 - Google Patents

ダブルフィード検出方法およびその装置

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JP2001328750A
JP2001328750A JP2000150335A JP2000150335A JP2001328750A JP 2001328750 A JP2001328750 A JP 2001328750A JP 2000150335 A JP2000150335 A JP 2000150335A JP 2000150335 A JP2000150335 A JP 2000150335A JP 2001328750 A JP2001328750 A JP 2001328750A
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稔 和田
Shinichi Sato
伸一 佐藤
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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状の被検査物の重なりを高感度に検出
することができるダブルフィード検出方法およびその装
置を提供する。 【解決手段】 ダブルフィード検出装置10aは、搬送
路22の搬送路面を挟んで超音波センサ32の送信器3
2aと受信器32bが設けられ、超音波センサ32の搬
送方向前後方にローラ34a、34bおよびローラ36
a、36bが設けられる。ローラ36aのみは他のロー
ラ34a、34b、36bよりも回転速度が小さい。重
なった帳票30が送られてきたとき、ローラ36bに接
する帳票30(30b)は、上流側(X2方向側)にた
わみAを生じ、重なった帳票30に隙間Cが形成され
る。隙間Cでは空気層と帳票30の界面における反射効
果によって大きく減衰した音響が得られ、これにより帳
票30の重なりの有無が検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送過程におい
て、超音波センサを用いてシート状の被検査物の重なり
を検出するダブルフィード検出方法およびその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、紙を1枚ずつ分離した後に、そ
の紙の両面に印刷された文字等を読み取るイメージスキ
ャナやOCR等において、紙が確実に分離されずに誤ま
って二枚の紙が重なって送られると、それぞれの紙の重
なった側の二面の読み取りができず、また、所定の枚数
の紙を順次読み取るときには読み取り順もずれてしまう
ため、不都合である。このため、送られる紙の重なりの
発生を極力防止するとともに、紙の重なりが発生したと
きにはそれを的確に検出して適当な処置を行うことが必
要である。
【0003】重なりを検出することは、上記の紙に限ら
ず、例えば、プラスチックや金属薄膜等のシート状の物
を1枚ずつ搬送する場合においても必要である。
【0004】重なりを検出する手段として、光センサと
超音波センサとが従来より用いられている。しかしなが
ら、前者の光センサを用いた場合には、例えば、紙の印
刷面の印刷状態によって反射光や透過光の検出値が変動
する不具合があるため、紙の印刷状態によらず略一定の
透過量が得られる後者の超音波センサが用いられること
が多い。
【0005】その一例として、図1に示す、特公平6−
49537号公報記載の紙葉類のダブルフィード検出装
置について説明する。
【0006】ダブルフィード検出装置1aは、超音波が
通過する網目構造の支持台2が設けられ、支持台2の上
面に図示しない搬送路を運ばれてくる紙葉類3aが支持
される。支持台2の上面を挟んで所定間隔離間して発信
用の超音波素子4aと受信用の超音波素子4bとが対向
して配置される。受信用の超音波素子4bは、空冷ジャ
ケットケース5aの内部ホルダ5bに取り付けられ、こ
の内部ホルダ5bは下部にスカート部5cを備える。
【0007】そして、スカート部5cとジャケット外周
壁5dの間に環状ノズル6が設けられ、エアカーテン流
7を吹き付けて紙葉類3aを支持台2に押圧するととも
に外部から断熱遮断することにより、紙葉類3aのゆら
ぎによる面形状の変化および温度変化による検出誤差を
解消することができるとされている。
【0008】また、図示しないが、実公平6−4956
7号公報記載のシートのマルチフィード検出装置によれ
ば、シート供給路の超音波通過部を挟む両側近傍に一対
のシート挟持手段と、シートがいずれのシート挟持手段
にも挟持されていることを検出する検出手段とを備え、
シートがいずれのシート挟持手段にも挟持されているこ
とが検出されているときの超音波の減衰状態に基づいて
マルチフィードを検出する構成とされている。
【0009】シートがばたつく場合、誤検出の原因とな
るが、上記の構成により、シートがいずれのシート挟持
手段にも挟持され、ばたつきがない状態で検出するた
め、誤検出を確実に防止することができるとされてい
る。
【0010】以上説明した2例は、いずれも、重なりを
確実に検出するために、例えば、紙のばたつき等による
検出誤差を予め極力解消することを狙ってなされたもの
である。
【0011】他の一例として、図2に示す、特開平5−
40030号公報記載のダブルフィード検出装置につい
て、以下説明する。
【0012】ダブルフィード検出装置1bは、シート状
の検出対象物3bが通過する通路を挟んで所定強度の超
音波を発信する超音波送信器8aと超音波受信器8bと
が対向して配置され、超音波受信器8bの検出した超音
波の強度の値を所定の判定基準値と比較し、検出強度が
判定基準値以下の場合には検出対象物3bがダブルフィ
ードされていることを示す判定信号を出力するダブルフ
ィード判定回路9を備える構成とされている。
【0013】この検出原理は、超音波送信器8aと超音
波受信器8bとの間にシート状の検出対象物3bが2枚
介在した場合には、検出対象物3bの材質や厚みの相違
に関わらずほぼ一定の超音波の強度となることに着目し
たものとされており、これにより、材質等が変わる毎に
初期調整を行うという面倒な作業が不要になる等の効果
を奏するとされている。
【0014】この従来例は、前記した2例と異なり、材
質や厚みの異なる種々のシート状の検出対象物の重なり
を検査するときに、超音波センサの調整を行なうことな
く検出することができる限度においていわば検出感度を
下げた例であるということができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来のダブルフィード検出装置をさらに改良すべくなされ
たものであり、シート状の被検査物の重なりをより高感
度に検出することができるダブルフィード検出方法およ
びその装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダブルフィ
ード検出方法は、シート状の被検査物を搬送する過程に
おいて、該検査物の搬送路面を挟んで超音波センサの送
信器と受信器とを設け、該超音波センサを用いて該被検
査物の重なりを検出するダブルフィード検出方法であっ
て、該被検査物が重なって送られたとき、該搬送路面の
検出位置において該被検査物の重なった部位に隙間を形
成することを特徴とする。
【0017】また、上記ダブルフィード検出方法を実現
するために、本発明に係るダブルフィード検出装置は、
該被検査物が重なって送られたとき、該搬送路面の検出
位置において該被検査物の重なった部位に隙間を形成す
る隙間形成手段が設けられることを特徴とする(請求項
2に係る発明)。
【0018】ここで、シート状の被検査物は、以下に説
明する本発明の作用効果を奏することができるものであ
る限り特に限定するものではなく、例えば、紙、プラス
チックあるいは金属薄膜等を対象とすることができる。
【0019】超音波とは、可聴領域を越える20〜22
0kHz程度の周波数の音をいい、媒質の音響インピー
ダンスの異なる境界面でその一部が反射する性質を持っ
ている。音響インピーダンスは、媒質固有の音速と媒質
の密度との積で定まり、したがって、音速と密度が相互
に大幅に異なる紙等の固体と空気とでは音響インピーダ
ンスが著しく異なるため、紙等が重なったときに紙間に
空気の層(隙間)が形成されると、超音波が1枚目の紙
等を透過した後空気層をさらに透過し、2枚目の紙等の
表面に到達した際に略99%以上が反射されるため、超
音波の透過量は重なりのないときに比べて大幅に減少す
る。なお、前述したように、紙等が1枚の場合や紙が2
枚重なっても完全に密着して空気層が存在しない場合に
は、超音波は略同一の透過量を示す。これに対して、可
聴領域の周波数の場合は、上記の作用は好適には得るこ
とができない。
【0020】上記の知見に鑑み、本発明では、隙間形成
手段によって被検査物の重なった部位に隙間を積極的に
形成して、その部位における超音波の透過量を検出する
ため、被検査物の重なりを高感度で検出することがで
き、必要な処置を施すことができる。
【0021】また、本発明に係るダブルフィード検出装
置において、前記隙間形成手段は、搬送手段によって搬
出された前記被検査物の搬送方向前方に設けられ、該被
検査物を挟持する搬送部とブレーキ部とで構成され、該
ブレーキ部は、該搬送部よりも該被検査物の搬送速度を
減少させる抵抗体で構成され、重なった該被検査物のう
ち該ブレーキ部に接する側の検査物が該搬送手段と該隙
間形成手段との間で搬送方向にたわみを生成するように
構成されると(請求項3に係る発明)、被検査物が重な
った状態で搬送部とブレーキ部との間に進入したとき、
重なった被検査物の間ですべりを生じ、搬送速度の遅い
ブレーキ部に接する側の検査物が該搬送手段と該隙間形
成手段との間で搬送方向にたわみを生成し、一方、搬送
部に接する側の検査物はたわみを生じることなく搬送さ
れる。その結果、たわみ生成箇所に隙間が形成され、好
適に本発明の効果を奏することができる。
【0022】この場合、前記ブレーキ部および前記搬送
部は、前記被検査物を挟持する少なくとも1対のローラ
であり、該ブレーキ部とされるローラは該搬送部とされ
るローラよりも遅い搬送速度を有するように構成され
(請求項4に係る発明)、また、前記ブレーキ部は、前
記被検査物の一面側に摺接するパッド状部材であると
(請求項5に係る発明)、好適に本発明の効果を奏する
ことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明に係るダブルフィード検出
方法およびその装置の好適な実施の形態(以下、本実施
の形態例という。)について、光学式帳票読取り装置を
例にとり、図を参照して、以下に説明する。
【0024】本実施の形態例に係るダブルフィード検出
装置10が取り付けられた光学式帳票読取り装置12
は、図3に示すように、ホッパ部14と、ピックアップ
ローラ16と、帳票分離装置18と、ダブルフィード検
出装置10と、搬送ローラ20と、搬送路22と、スタ
ッカ24と、帳票表面光学式読取り部26と、帳票裏面
光学式読取り部28とを有する。
【0025】光学式帳票読取り装置12の概略作用につ
いて、さらに、図4を併せて参照して説明する。
【0026】ホッパ部14にセットされた多数枚の帳票
(シート状の被検査物)30は、ピックアップローラ1
6によって、最上位置の帳票30から1枚ずつホッパ部
14よりX1方向に帳票分離装置18に向けて送り出さ
れる(帳票ピック S1)。何らかの不具合により、帳
票30が重なって搬送された場合は、帳票分離装置18
によって分離される(帳票分離 S2)。そして、帳票
30は1枚ずつ帳票分離装置18から送り出される。
【0027】しかしながら、例えば、静電気力等によっ
て2枚の帳票30が密着し、重なった状態のままで誤ま
って帳票分離装置18から搬出されることが起こり得
る。この場合、ダブルフィード検出装置10によって帳
票30の重なりが検出され(ダブルフィードチェック
S3)、アラーム表示や光学式帳票読取り装置停止等の
処置が施される(停止またはアラーム表示 S4)。
【0028】一方、重なりを生じることなく正常に分離
された1枚の帳票30は、ダブルフィード検出装置10
を通過し、搬送ローラ20によって搬送され、帳票表面
光学式読取り部26および帳票裏面光学式読取り部28
によって帳票30の表裏面に記載してある文字等の情報
が読取られ(読取り S5)、その後、搬送路22を経
てスタッカ24に搬出される。
【0029】引き続き、次の帳票30がホッパ部14か
ら取り出され、上記した処理が繰り返される。
【0030】ダブルフィード検出装置10の具体例とし
て、本実施の形態の第1〜3の例に係るダブルフィード
検出装置10a〜10cについて、以下、順次説明す
る。
【0031】まず、本実施の形態の第1の例に係るダブ
ルフィード検出装置10aについて、図5を参照して説
明する。
【0032】ダブルフィード検出装置10aは、帳票分
離装置18の搬送方向前方(X1方向)に搬送路22の
搬送路面を挟んで超音波センサ32の送信器32aと受
信器32bが設けられ、超音波センサ32の搬送方向前
後方(X1、X2方向)にローラ34a、34bおよび
ローラ36a、36bが設けられている。
【0033】超音波センサ32の送信器32aは発振器
であり、受信器32bはマイクである。送信器32aか
ら発生する所定の強度の超音波、すなわち、音響は、超
音波の進路に介在する帳票30を透過する際に一部減衰
した後、受信器32bによって、集音される。
【0034】受信器32bから出力される受信信号は、
図6に示すように、増幅器38によって増幅された後、
比較器40において後述するスライスレベル信号(基準
信号)と比較され、その出力がMPU42に送られる。
所定値以上の減衰量の場合、MPU42から送られた信
号によって操作パネル43にアラームが表示され、一
方、MPU42から送られた信号によって制御部44で
停止信号を発生させ、停止信号によって光学式帳票読取
り装置12が停止する。
【0035】ローラ34a、34bおよびローラ36
a、36bは、装置の小型化等の観点から単一のモータ
で駆動され、例えば、これらのローラを駆動するモータ
およびギヤは、図7のように配置される。モータ46は
ギヤ48aに直結しており、ギヤ48aは、一方で、ギ
ヤ48b、ギヤ48c、ギヤ48dに順次連結するとと
もに、他方で、ギヤ48e、ギヤ48f、ギヤ48g、
ギヤ48h、ギヤ48i、ギヤ48jに順次連結する。
ギヤ48hとローラ34a、ギヤ48bとローラ34
b、ギヤ48jとローラ36a、ギヤ48dとローラ3
6bとがそれぞれ同軸に設けられている。この場合、ギ
ヤ48h、ギヤ48bおよびギヤ48dは同一径であ
り、ギヤ48jはギヤ48h、ギヤ48bおよびギヤ4
8dよりも僅かに大きな径とされている。
【0036】ローラ34a、34bおよびローラ36
a、36bは、この場合、すべて同一径である。したが
って、モータ46に付勢されて各ギヤが回転するとき、
回転速度の小さいギヤ48jに直結されるローラ36a
のみは他のローラ34a、34b、36bよりも回転速
度が小さい。
【0037】上記のように構成される本実施の形態の第
1の例に係るダブルフィード検出装置10aの作用につ
いて説明する。
【0038】既に説明したように、ホッパ部14の多数
枚の帳票30は、ピックアップローラ16によって、最
上位置の帳票30から1枚ずつホッパ部14よりX1方
向に送り出され、帳票分離装置18に向けて搬送される
(図3参照)。
【0039】稀に、帳票30が重なって搬送される状態
を生じうるが、この場合は、重なった帳票30は、帳票
分離装置18によって分離される。そして、帳票30
は、1枚ずつ帳票分離装置18より送り出される。
【0040】しかしながら、例えば、静電気力等によっ
て複数枚の帳票30が密着し、帳票分離装置18におい
て帳票30の分離が確実に行われず、帳票30が重なっ
た状態のままで誤まって帳票分離装置18から搬出さ
れ、ダブルフィード検出装置10aに送られることが起
こり得る。
【0041】この場合、帳票30とローラ36a、36
b間の摩擦係数は、重なった帳票30間の摩擦係数より
も大きく設定されている。このため、ローラ36bに接
する、図4中下層の帳票30(30b)は、上層の帳票
30との間ですべりを生じながらローラ36bの回転に
よって正常の搬送速度でX1方向の次工程に送られる。
一方、ローラ36aに接する上層の帳票30(30a)
は、ローラ36aによってローラ36bよりも僅かに小
さい搬送速度でX1方向の次工程に送られる。したがっ
て、下層の帳票30よりも遅い搬送速度で送られる上層
の帳票30は、ローラ36aの上流側(X2方向側)に
次第にたわみAを生じる。例えば、ローラ36bとロー
ラ36aとの回転速度比が30:29の場合、下層の帳
票30が30mm進行した時点で上層の帳票30には1
mmのたわみAを生じることになる。したがって、たわ
みAの部位において、上下層の帳票30(30a、30
b)間には僅かに隙間(空間)Cが形成される。これら
ローラ34a、34b、36a、36bは、重なった帳
票30に隙間を形成する隙間形成手段として作用してい
ることになる。言いかえれば、ローラ34aがブレーキ
部、ローラ34bが搬送部の役割をそれぞれ果たす。な
お、帳票の寸法にもよるが、帳票分離装置18とローラ
32a、34bとの距離が近いときには、ローラ32
a、34bを省いて、ローラ36a、36bのみで隙間
形成手段を構成してもよい。
【0042】帳票30のこのような重なりは、超音波セ
ンサ32によって、図8(a)〜図8(c)に示す音響
パターンによって検出される。
【0043】図8(a)は、縦軸に透過音量(単位d
B)を横軸に時間(単位s)を示す。例えば、N−1枚
目の帳票30が1枚のみ超音波センサ32の検出位置を
通過するとき、帳票30が先端から後端まで通過する時
間t1〜時間t2の間、帳票30を透過した音響(透過
音量)は減衰値W1(便宜的に帳票30が通過していな
い時間t1以前の音響レベルを基準とする。)を示す。
そして、次のN枚目の帳票30が超音波センサ32の検
出位置に到達するまで時間t2〜時間t3の間、音響は
殆ど減衰しない。
【0044】時間t3においてN枚目の帳票30が超音
波センサ32の検出位置に到達すると、超音波センサ3
2の検出位置を通過する時間t3〜時間t4の間、帳票
30を透過した音響は減衰値W2を示す。このとき、帳
票30の厚みのバラツキや表面状態の違い等によって、
N−1枚目の帳票30が通過するときの音響の減衰量W
1とN枚目の帳票30が通過するときの音響の減衰量W
2とは僅かに差異Δを生じうる。
【0045】時間t5において何らかの不具合によって
N+1枚目とN+2枚目の帳票30が重なって超音波セ
ンサ32の検出位置に到達すると、音響は、上下2枚の
帳票30を透過することによって減衰する。
【0046】このとき、上下2枚の帳票30が完全に密
着した状態にあって帳票30間に隙間の無い状態で超音
波センサ32の検出位置を通過する時間t5〜時間t6
の間および時間t8〜t9の間の音響の減衰値W3は、
N−1枚目またはN枚目の1枚の帳票30が通過すると
きの減衰値W1、W2と大差ない。
【0047】これに対して、隙間形成手段としてのロー
ラ36a、36b等の作用によって形成された上下層の
帳票30(30a、30b)の隙間Cの部位が超音波セ
ンサ32の検出位置を通過する時間t6〜時間t7の間
および時間t8〜時間t9の間では、送信器32aから
発生した図5中S1レベルの音響は、下層の帳票30を
透過して図5中S2レベルとなり、さらに空気層を形成
した隙間を通過して上層の帳票30の下表面に到達する
と反射によって大きく減衰した後上層の帳票30を透過
し、さらにまた減衰して図5中S3レベルに至り、全体
として減衰値W4まで大幅に減衰した状態で受信器32
bによって集音される。
【0048】上記のように、重なった帳票30の隙間C
形成部位における音響の減衰値W4は、厚み等のばらつ
きのある1枚のみの帳票30の減衰値W1、W2および
密着して重なった帳票30の減衰値W3よりも著しく値
が大きい(減衰量が大きい)ため、前者は後者と高感度
に識別できる。したがって、外乱等を考慮して所定のス
ライスレベル(判別基準値)L1を設定することによ
り、減衰値WがスライスレネルLの値を超える場合(図
8中、絶対値としての透過音量がスライスレベルLを下
回る場合)を、帳票30の重なり発生と認定することに
より、重なりの判別(ダブルフィードチェック)を行う
ことができ、その検出信号を用いて、アラーム表示や光
学式帳票読取り装置12の停止等の適宜の処置を施すこ
とができる。
【0049】この場合、上記した透過音量に対応する超
音波センサ32の出力電圧信号に代えて、出力電圧信号
を反転増幅回路によって反転させ(図8(b))、反転
した電圧信号をピークホールド回路によって所定の時定
数でピークホールドを行い、そのピークホールド値がス
ライスレベルL2を超えたとき(図8(c))を重なり
の発生として、比較器の出力をオンしてもよい(図8
(d))。これにより、重なり発生時における超音波セ
ンサ32の出力信号の瞬時の変化を正確に検出すること
ができる。
【0050】つぎに、本実施の形態の第2の例に係るダ
ブルフィード検出装置10bについて、図9を参照して
説明する。
【0051】ダブルフィード検出装置10bは、帳票分
離装置18の搬送方向前方(X1方向)に搬送路22の
搬送路面を挟んで超音波センサ32の送信器32aと受
信器32bが設けられ、超音波センサ32の搬送方向前
方(X1方向)に搬送路面を挟んで、略、湾曲した平板
形状のパッド状部材50とローラ52が対向して設けら
れている。
【0052】上記のように構成される本実施の形態の第
2の例に係るダブルフィード検出装置10bによれば、
前記した本実施の形態の第1の例のローラ36aと同様
の作用をパッド状部材50が奏するため、本実施の形態
の第1の例と同様の効果を得ることができる。この場
合、ローラ36aに代えてパッド状部材50を用いるた
め、装置が簡略化される。なお、このパッド状部材50
を導電性材料によって形成すると、搬送過程において帳
票30に帯電した静電気を除去することができて好適で
ある。
【0053】つぎに、本実施の形態の第3の例に係るダ
ブルフィード検出装置10cについて、図10を参照し
て説明する。
【0054】ダブルフィード検出装置10cは、帳票分
離装置18の搬送方向前方(X1方向)に搬送路22の
搬送路面を挟んで略両側位置に2対のローラ54a、5
4bおよび56a、56bが設けられ、ローラ54a、
54bおよび56a、56bの搬送方向前方(X1方
向)に搬送路面を挟んで、超音波センサ32の送信器3
2aと受信器32bが設けられている。
【0055】ローラ54a、56aは回転軸が搬送方向
と直交する方向(Y方向)に設けられているが、ローラ
54b、56bの回転軸はローラ54a、56aの回転
軸と僅かに交差する角度θずらして配置されている。な
お、図10では説明の便宜上、角度θを大きくして表示
したが、実際の角度θは、帳票30の性状等に応じて実
験的に定められる僅かな大きさである。ローラ54a、
56aは同軸に設けられ、駆動側とされる。ローラ54
a、56aが搬送部として作用し、ローラ54b、56
bが幅寄せ部として作用する。
【0056】帳票30が重なって搬送されてくると、ロ
ーラ54a、54bおよび56a、56bによって、帳
票30の両側に幅方向中央に向けた力が作用し、下層の
帳票30(30b)は幅方向(搬送方向と直交する方
向)にたわみAを生じ、たわみを生じていない上層の帳
票30(30a)との間に隙間Cが形成される。
【0057】上記のように構成される本実施の形態の第
3の例に係るダブルフィード検出装置10cによって
も、本実施の形態の第1の例と同様の効果を得ることが
できる。
【0058】以上の説明に関してさらに以下の事項を開
示する。 (付記1) 本発明に係るダブルフィード検出装置にお
いて、前記隙間形成手段は、前記被検査物の搬送方向側
方に設けられ、該被検査物の両側を挟持する搬送部と幅
寄せ部とで構成され、該幅寄せ部は、該被検査物の両側
を中央に向けて幅寄せするように構成され、重なった該
被検査物のうち該幅寄せ部に接する側の検査物が幅寄せ
された箇所で搬送方向と直交する方向にたわみを生成す
るように構成されることを特徴とするダブルフィード検
出装置。 (付記2) 本発明に係るダブルフィード検出装置を備
え、シート状の被検査物は帳票であり、該帳票に記載し
てある情報を光学的に読取る読取り部を有する光学式帳
票読取り装置。
【0059】
【発明の効果】本発明に係るダブルフィード検出方法お
よび装置によれば、検査物の搬送路面を挟んで超音波セ
ンサの送信器と受信器が設けられ、被検査物が重なって
送られたとき、搬送路面の検出位置において被検査物の
重なった部位に隙間を形成するため、被検査物の重なり
を高感度で検出することができ、必要な処置を施すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のダブルフィード検出装置の概略側面断
面図である。
【図2】他の従来例のダブルフィード検出装置の概略構
成図である。
【図3】本実施の形態例に係るダブルフィード検出装置
を備えた光学式帳票読取り装置の概略側面図である。
【図4】図3の光学式帳票読取り装置の動作を説明する
ためのフローシートである。
【図5】本実施の形態の第1の例に係るダブルフィード
検出装置の概略側面図である。
【図6】図5のダブルフィード検出装置の概略回路構成
図である。
【図7】図5のダブルフィード検出装置を説明するため
のものであり、(a)は図5のダブルフィード検出装置
の概略平面図であり、(b)はダブルフィード検出装置
のギヤ構成を説明するための図である。
【図8】図5のダブルフィード検出装置の透過音量パタ
ーンを説明するためのものであり、(a)は透過音量の
経時変化を示し、(b)は出力電圧の反転値の経時変化
を示し、(c)は反転した出力電圧のピークホールド値
の経時変化を示し、(d)は比較器の出力の経時変化を
示す。
【図9】本実施の形態の第2の例に係るダブルフィード
検出装置の概略側面図である。
【図10】本実施の形態の第3の例に係るダブルフィー
ド検出装置の概略平面図である。
【符号の説明】
10、10a〜10c ダブルフィード検出装置 12 光学式帳票読取り装置 14 ホッパ部 16 ピックアップローラ 18 帳票分離装置 20 搬送ローラ 22 搬送路 24 スタッカ 26 帳票表面光学式読取り部 28 帳票裏面光学式読取り部 30、30a、30b 帳票 32 超音波センサ 32a 送信器 32b 受信器 34a、34b、36a、36b、52、54a、54
b、56a、56bローラ 50 パッド状部材 A たわみ C 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F068 AA43 BB01 CC00 FF11 FF24 KK15 3F048 AA01 AB02 BA13 BA26 BB02 BB05 BB10 BC03 CA05 CC02 CC14 DA06 DB06 DB12 DC20 EA03 EB23 EB24 EB26 EB29 3F049 AA01 DA12 EA05 EA12 LA01 LB02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の被検査物を搬送する過程にお
    いて、該検査物の搬送路面を挟んで超音波センサの送信
    器と受信器とを設け、該超音波センサを用いて該被検査
    物の重なりを検出するダブルフィード検出方法であっ
    て、 該被検査物が重なって送られたとき、該搬送路面の検出
    位置において該被検査物の重なった部位に隙間を形成す
    ることを特徴とするダブルフィード検出方法。
  2. 【請求項2】 シート状の被検査物を搬送する過程にお
    いて、超音波センサを用いて該被検査物の重なりを検出
    するダブルフィード検出装置であって、 該検査物の搬送路面を挟んで該超音波センサの送信器と
    受信器が設けられ、 該被検査物が重なって送られたとき、該搬送路面の検出
    位置において該被検査物の重なった部位に隙間を形成す
    る隙間形成手段が設けられることを特徴とするダブルフ
    ィード検出装置。
  3. 【請求項3】 前記隙間形成手段は、搬送手段によって
    搬出された前記被検査物の搬送方向前方に設けられ、該
    被検査物を挟持する搬送部とブレーキ部とで構成され、 該ブレーキ部は、該搬送部よりも該被検査物の搬送速度
    を減少させる抵抗体で構成され、 重なった該被検査物のうち該ブレーキ部に接する側の検
    査物が該搬送手段と該隙間形成手段との間で搬送方向に
    たわみを生成するように構成されることを特徴とする請
    求項2記載のダブルフィード検出装置。
  4. 【請求項4】 前記ブレーキ部および前記搬送部は、前
    記被検査物を挟持する少なくとも1対のローラであり、 該ブレーキ部とされるローラは該搬送部とされるローラ
    よりも遅い搬送速度を有するように構成されることを特
    徴とする請求項3記載のダブルフィード検出装置。
  5. 【請求項5】 前記ブレーキ部は、前記被検査物の一面
    側に摺接するパッド状部材であることを特徴とする請求
    項3記載のダブルフィード検出装置。
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