JP2003160257A - 紙葉類重送検出装置および方法、並びにプログラム - Google Patents
紙葉類重送検出装置および方法、並びにプログラムInfo
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 真の重送であるか否かをユーザに対して確実
に通知することができるようにする。 【解決手段】 超音波受信機62は、超音波発振器61
が出力する超音波を受信し、受信信号を出力する。受信
ピーク検出部96は、超音波受信機62が受信した受信
信号のピーク値を検出する。発振増幅器73が出力する
超音波送信機61を制御する送信信号送信信号のピーク
値が検出されたタイミングと、受信信号のピーク値が検
出されたタイミングにおけるループカウンタ94のカウ
ント値の差から、両者の受信位相差が検出される。受信
位相差が所定の範囲を超えた回数(重送回数)Jが判定
カウンタ97により計数され、その重送回数Jが、閾値
K2以上であると判定した場合、「重送」と判定され、閾
値K2より小さい値の閾値K1以上であると判定した場合、
「重送の疑いあり」と判定される。
に通知することができるようにする。 【解決手段】 超音波受信機62は、超音波発振器61
が出力する超音波を受信し、受信信号を出力する。受信
ピーク検出部96は、超音波受信機62が受信した受信
信号のピーク値を検出する。発振増幅器73が出力する
超音波送信機61を制御する送信信号送信信号のピーク
値が検出されたタイミングと、受信信号のピーク値が検
出されたタイミングにおけるループカウンタ94のカウ
ント値の差から、両者の受信位相差が検出される。受信
位相差が所定の範囲を超えた回数(重送回数)Jが判定
カウンタ97により計数され、その重送回数Jが、閾値
K2以上であると判定した場合、「重送」と判定され、閾
値K2より小さい値の閾値K1以上であると判定した場合、
「重送の疑いあり」と判定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類重送検出装
置および方法、並びにプログラムに関し、特に、真の重
送であるか否かをユーザに対して確実に通知することが
できるようにした、紙葉類重送検出装置および方法、並
びにプログラムに関する。
置および方法、並びにプログラムに関し、特に、真の重
送であるか否かをユーザに対して確実に通知することが
できるようにした、紙葉類重送検出装置および方法、並
びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、スキャナにおいて、読み
取られる(スキャンされる)用紙が搬送されるとき、複
数枚の用紙が少なくとも一部が重なった状態で同時に搬
送されてしまうと、正確なスキャン(読み取り)が行わ
れない。そこで、スキャナには、複数枚の用紙が同時に
搬送されてしまった場合、これを重送として検出し、搬
送を一時的に中断する重送検知装置が搭載されているこ
とが多い。
取られる(スキャンされる)用紙が搬送されるとき、複
数枚の用紙が少なくとも一部が重なった状態で同時に搬
送されてしまうと、正確なスキャン(読み取り)が行わ
れない。そこで、スキャナには、複数枚の用紙が同時に
搬送されてしまった場合、これを重送として検出し、搬
送を一時的に中断する重送検知装置が搭載されているこ
とが多い。
【0003】即ち、重送検知装置が重送を検知すると、
スキャナによるスキャン処理は中断される。
スキャナによるスキャン処理は中断される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、重送検
知装置が誤検知をした場合においても、スキャン処理は
中断され、その都度、ユーザは、その中断原因を確認
し、再度スキャン処理を開始させるといった煩雑な作業
を必要とするという第1の問題点があった。
知装置が誤検知をした場合においても、スキャン処理は
中断され、その都度、ユーザは、その中断原因を確認
し、再度スキャン処理を開始させるといった煩雑な作業
を必要とするという第1の問題点があった。
【0005】また、従来の重送検知装置は、2枚用紙が
重ねられていると必ず重送と検知したので(重送と判定
したので)、例えば、2つ折りの用紙や意図的に2枚重
なられた用紙も重送と検知する(判定する)。即ち、従
来の重送検知装置は、2つ折りの用紙や意図的に2枚重
なられた用紙等を取り扱うことができないという第2の
問題点があった。
重ねられていると必ず重送と検知したので(重送と判定
したので)、例えば、2つ折りの用紙や意図的に2枚重
なられた用紙も重送と検知する(判定する)。即ち、従
来の重送検知装置は、2つ折りの用紙や意図的に2枚重
なられた用紙等を取り扱うことができないという第2の
問題点があった。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、真の重送であるか否かをユーザに対して
確実に通知するようにするものである。
たものであり、真の重送であるか否かをユーザに対して
確実に通知するようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の紙葉類重送検出
装置は、搬送路上にある紙葉類の重送を検出する検出手
段と、検出手段により検出された重送に関する所定の情
報を生成する生成手段と、生成手段により生成された所
定の情報のレベルを、予め設定されている複数のレベル
から選定するレベル選定手段と、レベル選定手段により
選定されたレベルを出力する出力手段とを備えることを
特徴とする。
装置は、搬送路上にある紙葉類の重送を検出する検出手
段と、検出手段により検出された重送に関する所定の情
報を生成する生成手段と、生成手段により生成された所
定の情報のレベルを、予め設定されている複数のレベル
から選定するレベル選定手段と、レベル選定手段により
選定されたレベルを出力する出力手段とを備えることを
特徴とする。
【0008】本発明の紙葉類重送検出装置においては、
搬送路上にある紙葉類の重送が検出され、検出された重
送に関する所定の情報が生成され、生成された所定の情
報のレベルが、予め設定されている複数のレベルのうち
から選定され、選定されたレベルが出力される。
搬送路上にある紙葉類の重送が検出され、検出された重
送に関する所定の情報が生成され、生成された所定の情
報のレベルが、予め設定されている複数のレベルのうち
から選定され、選定されたレベルが出力される。
【0009】従って、ユーザは、この出力されたレベル
を参照することで、真の重送であるか否か確実に判断す
ることができる。
を参照することで、真の重送であるか否か確実に判断す
ることができる。
【0010】紙葉類は、用紙により、検出手段は、例え
ば、超音波による重送検知方式が用いられた検出装置に
より、生成手段、レベル選定手段および出力手段は、例
えば、CPU(Central Processing Unit)により、それぞ
れ構成される。
ば、超音波による重送検知方式が用いられた検出装置に
より、生成手段、レベル選定手段および出力手段は、例
えば、CPU(Central Processing Unit)により、それぞ
れ構成される。
【0011】本発明の紙葉類重送検出装置においては、
紙葉類の搬送路上に照射する超音波を発生する超音波発
生手段と、超音波発生手段により発生された超音波を受
信する超音波受信手段と、超音波受信手段により受信さ
れた超音波の予め定められた基準位相との位相差を検出
する位相差検出手段とをさらに設け、検出手段は、位相
差検出手段により検出された位相差に基づいて、重送を
検出するようにすることができる。
紙葉類の搬送路上に照射する超音波を発生する超音波発
生手段と、超音波発生手段により発生された超音波を受
信する超音波受信手段と、超音波受信手段により受信さ
れた超音波の予め定められた基準位相との位相差を検出
する位相差検出手段とをさらに設け、検出手段は、位相
差検出手段により検出された位相差に基づいて、重送を
検出するようにすることができる。
【0012】従って、本発明の紙葉類重送検出装置は、
確実に重送を検出することができる。
確実に重送を検出することができる。
【0013】超音波発生手段は、例えば、超音波送信機
により、超音波受信手段は、例えば、超音波受信機によ
り、位相差検出手段は、例えば、CPUにより、それぞれ
構成される。
により、超音波受信手段は、例えば、超音波受信機によ
り、位相差検出手段は、例えば、CPUにより、それぞれ
構成される。
【0014】本発明の紙葉類重送検出装置においては、
重送に関する所定の情報は、重送が発生している可能性
を表す情報であり、予め設定されているレベルは、重送
が確実に発生していると判断される第1のレベルと、重
送が発生している可能性があると判断される第2のレベ
ルとからなるようにすることができる。
重送に関する所定の情報は、重送が発生している可能性
を表す情報であり、予め設定されているレベルは、重送
が確実に発生していると判断される第1のレベルと、重
送が発生している可能性があると判断される第2のレベ
ルとからなるようにすることができる。
【0015】従って、例えば、本発明の紙葉類重送検出
装置が搭載されたスキャナは、そのスキャン処理中に、
第1のレベルが出力された場合は、スキャン処理を中止
させ、一方、第2のレベルが出力された場合は、スキャ
ン処理を続行させることができる。その結果、重送の誤
検出による用紙の搬送停止が抑制され、重送の誤検出の
度に実施されていた煩雑な作業、即ち、ユーザによるス
キャン処理の中断理由の確認、およびスキャン処理の再
開作業が抑制されることができる。
装置が搭載されたスキャナは、そのスキャン処理中に、
第1のレベルが出力された場合は、スキャン処理を中止
させ、一方、第2のレベルが出力された場合は、スキャ
ン処理を続行させることができる。その結果、重送の誤
検出による用紙の搬送停止が抑制され、重送の誤検出の
度に実施されていた煩雑な作業、即ち、ユーザによるス
キャン処理の中断理由の確認、およびスキャン処理の再
開作業が抑制されることができる。
【0016】本発明の紙葉類重送検出装置においては、
重送に関する所定の情報は、検出手段により重送が検出
された回数を累積した累積回数であり、レベル選定手段
は、累積回数が、所定の第1の閾値以上であるか否かを
判定し、第1の閾値以上であると判定した場合、第1の
レベルを選定する第1のレベル選定手段と、累積回数
が、第1の閾値よりも小さい値の所定の第2の閾値以上
であるか否かを判定し、第2の閾値以上であると判定し
た場合、第2のレベルを選定する第2のレベル選定手段
とを有するようにすることができる。
重送に関する所定の情報は、検出手段により重送が検出
された回数を累積した累積回数であり、レベル選定手段
は、累積回数が、所定の第1の閾値以上であるか否かを
判定し、第1の閾値以上であると判定した場合、第1の
レベルを選定する第1のレベル選定手段と、累積回数
が、第1の閾値よりも小さい値の所定の第2の閾値以上
であるか否かを判定し、第2の閾値以上であると判定し
た場合、第2のレベルを選定する第2のレベル選定手段
とを有するようにすることができる。
【0017】従って、本発明の紙葉類重送検出装置は、
重送の発生可能性のレベルを、確実かつ容易に選定する
ことができる。さらに、ユーザまたは製造者等は、第1
および第2の閾値を変更することで、そのレベルの度合
いを自在に設定することができる。
重送の発生可能性のレベルを、確実かつ容易に選定する
ことができる。さらに、ユーザまたは製造者等は、第1
および第2の閾値を変更することで、そのレベルの度合
いを自在に設定することができる。
【0018】第1および第2のレベル選定手段は、例え
ば、CPUにより構成される。
ば、CPUにより構成される。
【0019】本発明の紙葉類重送検出装置においては、
生成手段は、紙葉類が搬送路上に存在する状態で、検出
手段により重送が検出されなかった場合、累積回数を0
にリセットするようにすることができる。
生成手段は、紙葉類が搬送路上に存在する状態で、検出
手段により重送が検出されなかった場合、累積回数を0
にリセットするようにすることができる。
【0020】従って、本発明の紙葉類重送検出装置は、
より確実に重送の発生可能性のレベルを選定することが
できる。
より確実に重送の発生可能性のレベルを選定することが
できる。
【0021】紙葉類の始端から終端までの全検知範囲に
わたって、前記検知手段により前記重送が検知された場
合、重送が発生している可能性はないと判定する判定手
段をさらに設けるようにすることができる。
わたって、前記検知手段により前記重送が検知された場
合、重送が発生している可能性はないと判定する判定手
段をさらに設けるようにすることができる。
【0022】従って、本発明の紙葉類重送検出装置は、
2つ折りの用紙や意図的に2枚重なられた用紙は重送と
はみなさないので、本発明の紙葉類重送検出装置が搭載
されたスキャナ等は、これらの用紙を使用することがで
きる。
2つ折りの用紙や意図的に2枚重なられた用紙は重送と
はみなさないので、本発明の紙葉類重送検出装置が搭載
されたスキャナ等は、これらの用紙を使用することがで
きる。
【0023】判定手段は、例えば、CPUにより構成され
る。なお、このCPUは、上述した他の手段を構成するCPU
と同一でなくてもよく、例えば、汎用のパーソナルコン
ピュータのCPUにより構成されてもよい。
る。なお、このCPUは、上述した他の手段を構成するCPU
と同一でなくてもよく、例えば、汎用のパーソナルコン
ピュータのCPUにより構成されてもよい。
【0024】本発明の紙葉類重送検出方法は、搬送路上
にある紙葉類の重送を検出する検出ステップと、検出ス
テップの処理により検出された重送に関する所定の情報
を生成する生成ステップと、生成ステップの処理により
生成された所定の情報のレベルを、予め設定されている
複数のレベルのうちから選定するレベル選定ステップ
と、レベル選定ステップの処理により選定されたレベル
を出力する出力ステップとを含むことを特徴とする。
にある紙葉類の重送を検出する検出ステップと、検出ス
テップの処理により検出された重送に関する所定の情報
を生成する生成ステップと、生成ステップの処理により
生成された所定の情報のレベルを、予め設定されている
複数のレベルのうちから選定するレベル選定ステップ
と、レベル選定ステップの処理により選定されたレベル
を出力する出力ステップとを含むことを特徴とする。
【0025】本発明のプログラムは、搬送路上にある紙
葉類の重送を検出する検出ステップと、紙葉類の搬送路
上に照射する超音波を発生する超音波発生ステップと、
検出ステップの処理により検出された前記重送に関する
所定の情報を生成する生成ステップと、生成ステップの
処理により生成された所定の情報のレベルを、予め設定
されている複数のレベルのうちから選定するレベル選定
ステップと、レベル選定ステップの処理により選定され
たレベルを出力する出力ステップとをコンピュータに実
行させる。
葉類の重送を検出する検出ステップと、紙葉類の搬送路
上に照射する超音波を発生する超音波発生ステップと、
検出ステップの処理により検出された前記重送に関する
所定の情報を生成する生成ステップと、生成ステップの
処理により生成された所定の情報のレベルを、予め設定
されている複数のレベルのうちから選定するレベル選定
ステップと、レベル選定ステップの処理により選定され
たレベルを出力する出力ステップとをコンピュータに実
行させる。
【0026】本発明の紙葉類重送検出方法およびプログ
ラムにおいては、搬送路上にある紙葉類の重送が検出さ
れ、検出された重送に関する所定の情報が生成され、生
成された所定の情報のレベルが、予め設定されている複
数のレベルのうちから選定され、選定されたレベルが出
力される。
ラムにおいては、搬送路上にある紙葉類の重送が検出さ
れ、検出された重送に関する所定の情報が生成され、生
成された所定の情報のレベルが、予め設定されている複
数のレベルのうちから選定され、選定されたレベルが出
力される。
【0027】従って、ユーザは、この出力されたレベル
を参照することで、真の重送であるか否か確実に判断す
ることができる。
を参照することで、真の重送であるか否か確実に判断す
ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される重送
検知装置1の構成例を表している。この構成例において
は、ホストパーソナルコンピュータ(PC)11により、
各種の設定が行われ、重送検知ユニット12が制御され
る。
検知装置1の構成例を表している。この構成例において
は、ホストパーソナルコンピュータ(PC)11により、
各種の設定が行われ、重送検知ユニット12が制御され
る。
【0029】具体的には、重送検知ユニット12のCPU
(Central Processing Unit)21は、ホストPC11か
ら供給されてくる各種の制御信号に基づいて、重送検知
ユニット12の各部の動作を、処理部93を介して制御
する。
(Central Processing Unit)21は、ホストPC11か
ら供給されてくる各種の制御信号に基づいて、重送検知
ユニット12の各部の動作を、処理部93を介して制御
する。
【0030】また、CPU21は、メモリ22に記憶され
ているプログラムに従って、重送検知ユニット12の全
体の動作を、処理部93を介して制御する。メモリ22
にはまた、CPU21が各種の処理を実行する上において
必要なデータなどが適宜記憶される。さらにまた、CPU
21は、必要に応じて、メモリ22に記憶されている各
種データ、または、処理部93より供給されてくる各種
データの信号(例えば、後述する図6の紙検知信号14
1、「重送の疑いあり」メッセージ信号142、または
「重送」メッセージ信号143等)を、ホストPC11に
供給する。
ているプログラムに従って、重送検知ユニット12の全
体の動作を、処理部93を介して制御する。メモリ22
にはまた、CPU21が各種の処理を実行する上において
必要なデータなどが適宜記憶される。さらにまた、CPU
21は、必要に応じて、メモリ22に記憶されている各
種データ、または、処理部93より供給されてくる各種
データの信号(例えば、後述する図6の紙検知信号14
1、「重送の疑いあり」メッセージ信号142、または
「重送」メッセージ信号143等)を、ホストPC11に
供給する。
【0031】重送検知ユニット12のモータドライバ2
4は、モータ25を駆動し、回転させる。モータ25の
回転は、ベルト26を介して搬送ローラ27に伝達さ
れ、搬送ローラ27の回転は、さらにベルト29を介し
て搬送ローラ28に伝達される。搬送ローラ27には、
搬送ローラ30が圧接され、搬送ローラ28には、搬送
ローラ31が圧接される。これにより、搬送ローラ27
と搬送ローラ30により挟持された用紙41が、搬送板
32上を、図中、右から左方向に搬送され、搬送ローラ
28と搬送ローラ31により、さらに挟持されて、さら
に左方向に搬送される。
4は、モータ25を駆動し、回転させる。モータ25の
回転は、ベルト26を介して搬送ローラ27に伝達さ
れ、搬送ローラ27の回転は、さらにベルト29を介し
て搬送ローラ28に伝達される。搬送ローラ27には、
搬送ローラ30が圧接され、搬送ローラ28には、搬送
ローラ31が圧接される。これにより、搬送ローラ27
と搬送ローラ30により挟持された用紙41が、搬送板
32上を、図中、右から左方向に搬送され、搬送ローラ
28と搬送ローラ31により、さらに挟持されて、さら
に左方向に搬送される。
【0032】スキャナ3は、ホストPC11の制御に基づ
いて、搬送板32上を搬送されてきた用紙41の画像を
読み取り(スキャンし)、スキャンした画像データをホ
ストPC11に供給する。
いて、搬送板32上を搬送されてきた用紙41の画像を
読み取り(スキャンし)、スキャンした画像データをホ
ストPC11に供給する。
【0033】超音波送信機61は、発振増幅器73によ
り制御され、超音波を用紙41の搬送路上に照射する。
超音波受信機62は、超音波送信機61より出力され、
用紙41を透過するとともに、搬送板32に形成された
孔32Aを通過した超音波を受信し、受信信号を増幅器
74に出力する。
り制御され、超音波を用紙41の搬送路上に照射する。
超音波受信機62は、超音波送信機61より出力され、
用紙41を透過するとともに、搬送板32に形成された
孔32Aを通過した超音波を受信し、受信信号を増幅器
74に出力する。
【0034】制御ブロック71には、発振器72が発生
したクロックが供給されており、制御ブロック71は、
このクロックに同期して、各種の動作を実行する。
したクロックが供給されており、制御ブロック71は、
このクロックに同期して、各種の動作を実行する。
【0035】制御ブロック71は、発振増幅器73を制
御し、発振増幅器73に超音波送信機61を駆動させ、
超音波を発生させる。
御し、発振増幅器73に超音波送信機61を駆動させ、
超音波を発生させる。
【0036】発振増幅器73の出力は、モニタのため、
AD変換器81を介して、制御ブロック71のフィルタ9
1に入力されている。フィルタ91は、入力された信号
のノイズ成分(高域成分)を除去し、発振ピーク検出部
92に出力する。発振ピーク検出部92は、入力された
信号からそのピーク値を検出し、処理部93に出力す
る。
AD変換器81を介して、制御ブロック71のフィルタ9
1に入力されている。フィルタ91は、入力された信号
のノイズ成分(高域成分)を除去し、発振ピーク検出部
92に出力する。発振ピーク検出部92は、入力された
信号からそのピーク値を検出し、処理部93に出力す
る。
【0037】増幅器74は、超音波受信機62の出力を
増幅し、レベル判定部75に出力する。レベル判定部7
5は、増幅器74より入力された信号のレベルを判定
し、そのレベルが基準値以上である場合、用紙41が存
在しないと判定し、そのレベルが基準値以下である場
合、用紙41が存在すると判定する。レベル判定部75
は、用紙41が存在すると判定されたとき、その検出信
号(紙検知信号)を、処理部93に出力する(さらにこ
の紙検知信号は、CPU21を介して、ホストPC11にも
供給される)。また、このとき、レベル判定部75は、
アナログスイッチ79をオフさせるとともに、アナログ
スイッチ78をオンさせ、増幅器74の出力をAD変換器
80に入力させる。
増幅し、レベル判定部75に出力する。レベル判定部7
5は、増幅器74より入力された信号のレベルを判定
し、そのレベルが基準値以上である場合、用紙41が存
在しないと判定し、そのレベルが基準値以下である場
合、用紙41が存在すると判定する。レベル判定部75
は、用紙41が存在すると判定されたとき、その検出信
号(紙検知信号)を、処理部93に出力する(さらにこ
の紙検知信号は、CPU21を介して、ホストPC11にも
供給される)。また、このとき、レベル判定部75は、
アナログスイッチ79をオフさせるとともに、アナログ
スイッチ78をオンさせ、増幅器74の出力をAD変換器
80に入力させる。
【0038】これに対して、レベル判定部75は、用紙
41が存在しないと判定された場合、アナログスイッチ
78をオフさせるとともに、アナログスイッチ79をオ
ンさせ、増幅器74の出力を、抵抗76と抵抗77で分
圧(減衰)した後、AD変換器80に入力させる。
41が存在しないと判定された場合、アナログスイッチ
78をオフさせるとともに、アナログスイッチ79をオ
ンさせ、増幅器74の出力を、抵抗76と抵抗77で分
圧(減衰)した後、AD変換器80に入力させる。
【0039】フィルタ95は、AD変換器80より入力さ
れた信号のノイズ成分(高域成分)を除去し、受信ピー
ク検出部96に出力する。受信ピーク検出部96は、フ
ィルタ95より入力された信号のピーク値を検出し、処
理部93に出力する。
れた信号のノイズ成分(高域成分)を除去し、受信ピー
ク検出部96に出力する。受信ピーク検出部96は、フ
ィルタ95より入力された信号のピーク値を検出し、処
理部93に出力する。
【0040】ループカウンタ94は、発振器72より供
給されるクロックのカウント動作を行い、カウント値を
処理部93に出力する。判定カウンタ97は、受信信号
の位相差が閾値(ΔZ)を越えた回数(以下、この回数
を重送回数J(Jは、整数値)と称する)をカウントす
る。データ数カウンタ98は、サンプリングの回数をカ
ウントする。
給されるクロックのカウント動作を行い、カウント値を
処理部93に出力する。判定カウンタ97は、受信信号
の位相差が閾値(ΔZ)を越えた回数(以下、この回数
を重送回数J(Jは、整数値)と称する)をカウントす
る。データ数カウンタ98は、サンプリングの回数をカ
ウントする。
【0041】発振増幅器73が超音波送信機61に出力
する信号の周波数をfとするとき、発振器72が出力す
るクロックの周波数は、例えば360fとされる。AD変
換器81,80は、この360fの周波数でサンプリン
グを行い、ループカウンタ94は、この360fの周波
数のクロックをカウントする。
する信号の周波数をfとするとき、発振器72が出力す
るクロックの周波数は、例えば360fとされる。AD変
換器81,80は、この360fの周波数でサンプリン
グを行い、ループカウンタ94は、この360fの周波
数のクロックをカウントする。
【0042】ここで、図2を参照して、超音波の受信信
号の位相に基づいて重送位相を検出する原理について説
明する。
号の位相に基づいて重送位相を検出する原理について説
明する。
【0043】超音波送信機61が送信する超音波(発振
増幅器73が超音波送信機61を制御する信号)のレベ
ルと位相が、図2Aに示されている。超音波送信機61
が、発振増幅器73からの制御信号に基づいて、このよ
うな位相の超音波を送信すると、超音波受信機62は、
超音波を受信して、図2Bまたは図2Cに示される受信
信号を増幅器74に出力する。
増幅器73が超音波送信機61を制御する信号)のレベ
ルと位相が、図2Aに示されている。超音波送信機61
が、発振増幅器73からの制御信号に基づいて、このよ
うな位相の超音波を送信すると、超音波受信機62は、
超音波を受信して、図2Bまたは図2Cに示される受信
信号を増幅器74に出力する。
【0044】図2Bは、用紙41が搬送路上(超音波の
伝送路上)に存在しない場合の受信信号のレベルと位相
を表しており、図2Cは、搬送路上に用紙41が存在す
る場合の受信信号のレベルと位相を表している。両者を
比較して明らかなように、用紙41が存在しない場合
(図2B)、存在する場合(図2C)に較べて、受信信
号のレベルが大きくなっている。なお、図2Aと図2B
の信号レベルの単位は200mv/divであるが、図2Cの
信号レベルの単位は20mv/divである。
伝送路上)に存在しない場合の受信信号のレベルと位相
を表しており、図2Cは、搬送路上に用紙41が存在す
る場合の受信信号のレベルと位相を表している。両者を
比較して明らかなように、用紙41が存在しない場合
(図2B)、存在する場合(図2C)に較べて、受信信
号のレベルが大きくなっている。なお、図2Aと図2B
の信号レベルの単位は200mv/divであるが、図2Cの
信号レベルの単位は20mv/divである。
【0045】また、用紙41が存在しない場合における
受信信号の送信信号に対する位相の遅れは、θ1である
(図2Aに示される送信信号のピークPAと、図2Bに
示される受信信号のピークPBの位相差はθ1であ
る)。これに対して、1枚の用紙41が存在する場合、
受信信号(図2C)の送信信号(図2A)に対する位相
の遅れはθ2となる(図2Cの受信波のピークPCと図
2Aの送信波のピークPAとの位相差はθ2となる)。
受信信号の送信信号に対する位相の遅れは、θ1である
(図2Aに示される送信信号のピークPAと、図2Bに
示される受信信号のピークPBの位相差はθ1であ
る)。これに対して、1枚の用紙41が存在する場合、
受信信号(図2C)の送信信号(図2A)に対する位相
の遅れはθ2となる(図2Cの受信波のピークPCと図
2Aの送信波のピークPAとの位相差はθ2となる)。
【0046】この位相差θ1と位相差θ2とは、その値
が異なる。また、1枚の用紙41が存在する場合におけ
る位相差θ2のばらつきは、比較的小さく、位相差θ2
に対して±ΔZの範囲となる。
が異なる。また、1枚の用紙41が存在する場合におけ
る位相差θ2のばらつきは、比較的小さく、位相差θ2
に対して±ΔZの範囲となる。
【0047】これに対して、用紙41が重層されると、
そのときの位相差θは、θ2±ΔZの範囲に収まらず、
その範囲外の値となる。そこで、受信信号の位相差θ
が、基準位相θ2±ΔZの範囲内であるか否かに基づい
て、重送であるか否かを判定することが可能となる。
そのときの位相差θは、θ2±ΔZの範囲に収まらず、
その範囲外の値となる。そこで、受信信号の位相差θ
が、基準位相θ2±ΔZの範囲内であるか否かに基づい
て、重送であるか否かを判定することが可能となる。
【0048】なお、以下、受信信号の位相差θを、受信
位相差と称し、また、この受信位相差θが、基準位相θ
2±ΔZの範囲内ではないと判定された場合の位相差、
即ち重送であると判定された場合の位相差を、重送位相
差と称する。
位相差と称し、また、この受信位相差θが、基準位相θ
2±ΔZの範囲内ではないと判定された場合の位相差、
即ち重送であると判定された場合の位相差を、重送位相
差と称する。
【0049】重送位相差であるか否かの判定は受信波の
位相の相対的な変動を利用して行われるものであるた
め、受信波の位相の基点としてはこの例に限るものでは
なく、送信波と同一周波数の基準波形であれば、それを
基点として、相対的な受信波の位相が求められればよ
い。例えば図2Dに示されるように、送信波(図2A)
と同一の周波数の基準波形を用い、その基点(立ち上が
りエッジ)からの受信波(図2C)の相対的な位相θ
2'を基準位相としてもよい。この場合、紙なし時の位
相θ1'も、同一の基点(基準波形の立ち上がりエッ
ジ)からの位相となる。
位相の相対的な変動を利用して行われるものであるた
め、受信波の位相の基点としてはこの例に限るものでは
なく、送信波と同一周波数の基準波形であれば、それを
基点として、相対的な受信波の位相が求められればよ
い。例えば図2Dに示されるように、送信波(図2A)
と同一の周波数の基準波形を用い、その基点(立ち上が
りエッジ)からの受信波(図2C)の相対的な位相θ
2'を基準位相としてもよい。この場合、紙なし時の位
相θ1'も、同一の基点(基準波形の立ち上がりエッ
ジ)からの位相となる。
【0050】実施例においては、この原理に基づいて重
送位相差であるか否かが判定される。
送位相差であるか否かが判定される。
【0051】図3は、ホストPC11の構成例を表してい
る。
る。
【0052】図3において、CPU111は、ROM(Read
Only Memory)112に記憶されているプログラム、ま
たは記憶部118からRAM(Random Access Memory)
113にロードされたプログラムに従って各種の処理を
実行する。RAM113にはまた、CPU111が各種の処理
を実行する上において必要なデータなども適宜記憶され
る。
Only Memory)112に記憶されているプログラム、ま
たは記憶部118からRAM(Random Access Memory)
113にロードされたプログラムに従って各種の処理を
実行する。RAM113にはまた、CPU111が各種の処理
を実行する上において必要なデータなども適宜記憶され
る。
【0053】CPU111、ROM112、およびRAM113
は、バス114を介して相互に接続されている。このバ
ス114にはまた、入出力インタフェース115も接続
されている。
は、バス114を介して相互に接続されている。このバ
ス114にはまた、入出力インタフェース115も接続
されている。
【0054】入出力インタフェース115には、キーボ
ード、マウスなどよりなる入力部116、CRT(Cathode
Ray Tude)ディスプレイなどよりなる出力部11
7、ハードディスクなどより構成される記憶部118、
モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部
119が接続されている。通信部119は、インターネ
ットを含むネットワークを介しての通信処理を行う。
ード、マウスなどよりなる入力部116、CRT(Cathode
Ray Tude)ディスプレイなどよりなる出力部11
7、ハードディスクなどより構成される記憶部118、
モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部
119が接続されている。通信部119は、インターネ
ットを含むネットワークを介しての通信処理を行う。
【0055】入出力インタフェース115にはまた、必
要に応じてドライブ120が接続され、磁気ディスク1
31、光ディスク132、光磁気ディスク133、或い
は半導体メモリ134などが適宜装着され、それらから
読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて
記憶部118にインストールされる。
要に応じてドライブ120が接続され、磁気ディスク1
31、光ディスク132、光磁気ディスク133、或い
は半導体メモリ134などが適宜装着され、それらから
読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて
記憶部118にインストールされる。
【0056】一連の処理をソフトウエアにより実行させ
る場合には、そのソフトウエアを構成するプログラム
が、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用の
パーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒
体からインストールされる。
る場合には、そのソフトウエアを構成するプログラム
が、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用の
パーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒
体からインストールされる。
【0057】この記録媒体は、図3に示されるように、
装置本体とは別に、ユーザにプログラムを供給するため
に配布される、プログラムが記憶されている磁気ディス
ク131(フロッピディスクを含む)、光ディスク13
2(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digi
tal Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク133
(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ
134などよりなるパッケージメディアにより構成され
るだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユー
ザに供給される、プログラムが記憶されているROM11
2や、記憶部118に含まれるハードディスクなどで構
成される。
装置本体とは別に、ユーザにプログラムを供給するため
に配布される、プログラムが記憶されている磁気ディス
ク131(フロッピディスクを含む)、光ディスク13
2(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digi
tal Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク133
(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ
134などよりなるパッケージメディアにより構成され
るだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユー
ザに供給される、プログラムが記憶されているROM11
2や、記憶部118に含まれるハードディスクなどで構
成される。
【0058】入出力インタフェース115にはまた、上
述したスキャナ3、および重送検知ユニット12が接続
されている。
述したスキャナ3、および重送検知ユニット12が接続
されている。
【0059】従って、重送検知ユニット12に各種処理
を実行させるプログラムが記憶された記憶媒体がドライ
ブ120に適宜装着され、それから読み出されたプログ
ラムが、必要に応じて入出力インタフェース115を介
して重送検知ユニット12に供給され、さらに重送検知
ユニット12内のCPU21を介してメモリ22にインス
トールされてもよい。
を実行させるプログラムが記憶された記憶媒体がドライ
ブ120に適宜装着され、それから読み出されたプログ
ラムが、必要に応じて入出力インタフェース115を介
して重送検知ユニット12に供給され、さらに重送検知
ユニット12内のCPU21を介してメモリ22にインス
トールされてもよい。
【0060】(第1実施形態)次に、図4のフローチャ
ートを参照して、図1の重送検知ユニット12の処理の
第1実施形態について説明する。
ートを参照して、図1の重送検知ユニット12の処理の
第1実施形態について説明する。
【0061】ステップS11において、CPU21は、処
理部93を介して、判定カウンタ97のカウント値(重
送回数J(Jは、整数値))を0にリセットする。
理部93を介して、判定カウンタ97のカウント値(重
送回数J(Jは、整数値))を0にリセットする。
【0062】ステップS12において、CPU21は、用
紙41を検出したか否かを判定する。具体的には、CPU
21は、紙検知信号が、レベル判定部75より処理部9
3を介して供給されてきた場合、それを入力し認識する
ことで、用紙41を検出したと判定し、一方、それ以外
の場合(紙検知信号が供給されない場合)、用紙41を
検知していないと判定する。
紙41を検出したか否かを判定する。具体的には、CPU
21は、紙検知信号が、レベル判定部75より処理部9
3を介して供給されてきた場合、それを入力し認識する
ことで、用紙41を検出したと判定し、一方、それ以外
の場合(紙検知信号が供給されない場合)、用紙41を
検知していないと判定する。
【0063】ステップS12において、CPU21は、用
紙41を検知していないと判定した場合、その処理を待
機し、一方、用紙41を検知したと判定した場合、ステ
ップS13において、受信位相差を取得する。また、レ
ベル判定部75より処理部93を介して供給された紙検
知信号を、ホストPC11に対して出力する(送信す
る)。
紙41を検知していないと判定した場合、その処理を待
機し、一方、用紙41を検知したと判定した場合、ステ
ップS13において、受信位相差を取得する。また、レ
ベル判定部75より処理部93を介して供給された紙検
知信号を、ホストPC11に対して出力する(送信す
る)。
【0064】ステップS14において、CPU21は、取
得した受信位相差が重送位相差であるか否かを判定す
る。
得した受信位相差が重送位相差であるか否かを判定す
る。
【0065】ステップS13の処理(受信位相差の取得
処理)、およびステップS14の処理(重送位相差の判
定処理)の詳細は、上述した通り(図2を参照して、重
送位相差を検出する原理について説明した通り)であ
る。
処理)、およびステップS14の処理(重送位相差の判
定処理)の詳細は、上述した通り(図2を参照して、重
送位相差を検出する原理について説明した通り)であ
る。
【0066】ステップS14において、重送位相差では
ないと判定された場合、ステップS20において、ステ
ップS12の処理と同様に、CPU21は、用紙41を検
出したか否かを判定する。ただし、ステップS12の処
理は、搬送路上に用紙41が搬入されてきたか否か(用
紙41の搬送が開始されたか否か)の判定であり、ステ
ップS20の処理は、用紙41が搬送路上から搬出され
たか否か(用紙41の搬送が終了されたか否か)の判定
である。
ないと判定された場合、ステップS20において、ステ
ップS12の処理と同様に、CPU21は、用紙41を検
出したか否かを判定する。ただし、ステップS12の処
理は、搬送路上に用紙41が搬入されてきたか否か(用
紙41の搬送が開始されたか否か)の判定であり、ステ
ップS20の処理は、用紙41が搬送路上から搬出され
たか否か(用紙41の搬送が終了されたか否か)の判定
である。
【0067】ステップS20において、CPU21は、用
紙41を検出していないと判定した場合(用紙41の搬
送が終了されたと判定した場合)、その処理を終了し、
用紙41を検出したと判定した場合(用紙41がまだ搬
送中であると判定した場合)、ステップS13に戻り、
それ以降の処理を繰り返す。
紙41を検出していないと判定した場合(用紙41の搬
送が終了されたと判定した場合)、その処理を終了し、
用紙41を検出したと判定した場合(用紙41がまだ搬
送中であると判定した場合)、ステップS13に戻り、
それ以降の処理を繰り返す。
【0068】一方、ステップS14において、重送位相
差であると判定された場合、判定カウンタ97は、その
カウント値を1増やす。即ち、重送回数J(更新後の
J)=J(更新前のJ)+1となる。
差であると判定された場合、判定カウンタ97は、その
カウント値を1増やす。即ち、重送回数J(更新後の
J)=J(更新前のJ)+1となる。
【0069】ステップS16において、CPU21は、重
送回数Jが、閾値K1以上であるか否かを判定し、閾値K1
以上であると判定した場合、ステップS17において、
「重送の疑いあり」に対応する信号を生成し、ホストPC
11に対して出力する(送信する)。
送回数Jが、閾値K1以上であるか否かを判定し、閾値K1
以上であると判定した場合、ステップS17において、
「重送の疑いあり」に対応する信号を生成し、ホストPC
11に対して出力する(送信する)。
【0070】一方、ステップS16において、閾値K1以
上ではないと判定された場合、または、ステップS17
の処理が終了された場合、ステップS18において、CP
U21は、重送回数Jが、閾値K2以上であるか否かを判
定し、閾値K2以上であると判定した場合、ステップS1
9において、「重送」に対応する信号を生成し、ホスト
PC11に対して出力する(送信する)。
上ではないと判定された場合、または、ステップS17
の処理が終了された場合、ステップS18において、CP
U21は、重送回数Jが、閾値K2以上であるか否かを判
定し、閾値K2以上であると判定した場合、ステップS1
9において、「重送」に対応する信号を生成し、ホスト
PC11に対して出力する(送信する)。
【0071】一方、ステップS18において、閾値K2以
上ではないと判定された場合、または、ステップS19
の処理が終了された場合、ステップS20において、CP
U21は、用紙41を検出したか否かを判定し、用紙4
1を検出したと判定したとき、ステップS13に戻り、
それ以降の処理を繰り返し、用紙41を検出していない
と判定した場合、その処理を終了する。
上ではないと判定された場合、または、ステップS19
の処理が終了された場合、ステップS20において、CP
U21は、用紙41を検出したか否かを判定し、用紙4
1を検出したと判定したとき、ステップS13に戻り、
それ以降の処理を繰り返し、用紙41を検出していない
と判定した場合、その処理を終了する。
【0072】このように、重送検知ユニット12は、用
紙41が搬送されている間(用紙を検出している間)、
所定のサンプリングタイムで重送を検出し、その検出さ
れた累積回数(重送回数J)をカウントし、この重送回
数Jの値に基づいて、重送が発生している可能性を判定
している。
紙41が搬送されている間(用紙を検出している間)、
所定のサンプリングタイムで重送を検出し、その検出さ
れた累積回数(重送回数J)をカウントし、この重送回
数Jの値に基づいて、重送が発生している可能性を判定
している。
【0073】即ち、重送検知ユニット12においては、
重送が発生している可能性として、「重送」レベル(重
送が確実に発生していると判断されるレベル)、および
「重送の疑いあり」レベル(重送が発生している可能性
があると判断されるレベル)の2つのレベルが予め設定
されており、重送回数Jが閾値K2以上である場合、「重
送」レベルと判定されるだけでなく、さらに、重送回数
Jが閾値K1(閾値K2よりも小さい値)以上である場
合、「重送の疑いあり」レベルと判定されるようになさ
れている。
重送が発生している可能性として、「重送」レベル(重
送が確実に発生していると判断されるレベル)、および
「重送の疑いあり」レベル(重送が発生している可能性
があると判断されるレベル)の2つのレベルが予め設定
されており、重送回数Jが閾値K2以上である場合、「重
送」レベルと判定されるだけでなく、さらに、重送回数
Jが閾値K1(閾値K2よりも小さい値)以上である場
合、「重送の疑いあり」レベルと判定されるようになさ
れている。
【0074】なお、閾値K1は、1よりも大きい値とさ
れる。
れる。
【0075】また、ステップS16の処理(重送回数J
が閾値K1以上であるか否かの判定処理)、およびステ
ップS19の処理(重送回数Jが閾値K2以上であるか否
かの判定処理)の処理方法は、限定されない。即ち、例
えば、CPU21は、J>=K1、またはJ>=K2という演算
式を使用して、実際に演算して処理をしてもよいし、予
め設定されている閾値に関するテーブル(メモリ22に
記憶されているテーブル)と重送回数Jを比較して処理
をしてもよい。
が閾値K1以上であるか否かの判定処理)、およびステ
ップS19の処理(重送回数Jが閾値K2以上であるか否
かの判定処理)の処理方法は、限定されない。即ち、例
えば、CPU21は、J>=K1、またはJ>=K2という演算
式を使用して、実際に演算して処理をしてもよいし、予
め設定されている閾値に関するテーブル(メモリ22に
記憶されているテーブル)と重送回数Jを比較して処理
をしてもよい。
【0076】さらに、この例においては、上述した2つ
のレベルのみであるが、そのレベル数は限定されない。
この場合、例えば、レベル数に対応する数だけの閾値が
設定されることで、レベル数の変更が可能となる。
のレベルのみであるが、そのレベル数は限定されない。
この場合、例えば、レベル数に対応する数だけの閾値が
設定されることで、レベル数の変更が可能となる。
【0077】これらの判定(レベル)に対応する信号
が、重送検知ユニット12よりホストPC11に送信さ
れるタイムチャートは、図6に示されるようになる。
が、重送検知ユニット12よりホストPC11に送信さ
れるタイムチャートは、図6に示されるようになる。
【0078】即ち、ステップS12の処理で用紙41が
検出されたと判定された場合、紙検知信号141が、ス
テップS16の処理で重送回数Jが閾値K1以上である
と判定された場合、ステップS17の処理で「重送の疑
いあり」メッセージ信号142が、また、ステップS1
8の処理で重送回数Jが閾値K2以上であると判定された
場合、ステップS19の処理で「重送」メッセージ信号
143が、重送検知ユニット12よりホストPC11に
それぞれ送信される
検出されたと判定された場合、紙検知信号141が、ス
テップS16の処理で重送回数Jが閾値K1以上である
と判定された場合、ステップS17の処理で「重送の疑
いあり」メッセージ信号142が、また、ステップS1
8の処理で重送回数Jが閾値K2以上であると判定された
場合、ステップS19の処理で「重送」メッセージ信号
143が、重送検知ユニット12よりホストPC11に
それぞれ送信される
【0079】従って、後述するように、「重送の疑いあ
り」レベルと判定された場合、ホストPC11は、スキ
ャン3のスキャン処理をそのまま続行させることができ
るので、重送の誤検出による用紙41の搬送停止処理が
抑制され、それに伴うユーザの確認作業が抑制されるこ
とができる。さらに、その旨(重送の疑いあり)がユー
ザに通知されるので、ユーザは、重送か否かの確認を、
スキャン処理後にすることができる。
り」レベルと判定された場合、ホストPC11は、スキ
ャン3のスキャン処理をそのまま続行させることができ
るので、重送の誤検出による用紙41の搬送停止処理が
抑制され、それに伴うユーザの確認作業が抑制されるこ
とができる。さらに、その旨(重送の疑いあり)がユー
ザに通知されるので、ユーザは、重送か否かの確認を、
スキャン処理後にすることができる。
【0080】また、このレベル判定には、閾値K1、お
よび閾値K2が使用されているので、レベル判定処理が容
易に行われることができるとともに、ユーザ等は、その
閾値K1および閾値K2の値を変更することで、容易にレ
ベル設定の変更をすることができる。
よび閾値K2が使用されているので、レベル判定処理が容
易に行われることができるとともに、ユーザ等は、その
閾値K1および閾値K2の値を変更することで、容易にレ
ベル設定の変更をすることができる。
【0081】なお、この例においては、ステップS14
の処理でNOと判定された後、ステップS20に移動され
たが、即ち、受信位相差が重送位相差ではないと判定さ
れた場合においても重送回数Jはリセットされないが、
受信位相差が重送位相差ではないと判定された場合、図
5に示されるように、重送回数Jを0にリセットしても
よい。
の処理でNOと判定された後、ステップS20に移動され
たが、即ち、受信位相差が重送位相差ではないと判定さ
れた場合においても重送回数Jはリセットされないが、
受信位相差が重送位相差ではないと判定された場合、図
5に示されるように、重送回数Jを0にリセットしても
よい。
【0082】図5は、図1の重送検知ユニット12の処
理(第1実施例)の他の例を説明するフローチャートで
ある。図5において、ステップS31乃至S40の処理
は、図4のステップS11乃至S20に対応しており、
さらにステップS34でNOと判定された場合の処理と
して、ステップS41が挿入されている。
理(第1実施例)の他の例を説明するフローチャートで
ある。図5において、ステップS31乃至S40の処理
は、図4のステップS11乃至S20に対応しており、
さらにステップS34でNOと判定された場合の処理と
して、ステップS41が挿入されている。
【0083】即ち、ステップS34において、重送位相
差ではないと判定された場合、ステップS41におい
て、CPU21は、処理部93を介して、判定カウンタ9
7のカウント値(重送回数J)を0にリセットする。
差ではないと判定された場合、ステップS41におい
て、CPU21は、処理部93を介して、判定カウンタ9
7のカウント値(重送回数J)を0にリセットする。
【0084】このように、重送位相差ではないと判定さ
れた場合、重送回数Jが0にリセットされることで、さ
らに、重送の可能性が正確に判定され、重送の誤検知が
抑制される。
れた場合、重送回数Jが0にリセットされることで、さ
らに、重送の可能性が正確に判定され、重送の誤検知が
抑制される。
【0085】次に、図7のフローチャートを参照して、
図4または図5の重送検知ユニット12の処理に対応す
るホストPC11の処理例について説明する。
図4または図5の重送検知ユニット12の処理に対応す
るホストPC11の処理例について説明する。
【0086】ステップS51において、ホストPC11の
CPU111は、搬送路上に用紙41を送り出した枚数
(以下、ページ番号P(Pは、整数値)と称する)を0
にリセットする。
CPU111は、搬送路上に用紙41を送り出した枚数
(以下、ページ番号P(Pは、整数値)と称する)を0
にリセットする。
【0087】具体的には、例えば、ページ番号Pが格納
される領域(以下、P領域と称する)が、RAM113上に
展開され、後述するステップS53の処理で演算された
ページ番号Pが、このP領域に記憶される。そこで、ステ
ップS51の処理で、CPU111は、初期設定値として
0をP領域に格納する。
される領域(以下、P領域と称する)が、RAM113上に
展開され、後述するステップS53の処理で演算された
ページ番号Pが、このP領域に記憶される。そこで、ステ
ップS51の処理で、CPU111は、初期設定値として
0をP領域に格納する。
【0088】ステップS52において、CPU111は、
1枚の用紙41を搬送路(搬送板32)上に送り出す。
即ち、CPU111は、用紙送り信号を生成し、バス11
4および入出力インタフェース115を介して重送検知
ユニット12に供給する。
1枚の用紙41を搬送路(搬送板32)上に送り出す。
即ち、CPU111は、用紙送り信号を生成し、バス11
4および入出力インタフェース115を介して重送検知
ユニット12に供給する。
【0089】重送検知ユニット12のCPU21は、供給
された用紙送り信号に基づいて、処理部93を介してモ
ータドライバ24を制御して、モータ25を回転させ
る。これにより、用紙41が搬送路上に送り出される。
された用紙送り信号に基づいて、処理部93を介してモ
ータドライバ24を制御して、モータ25を回転させ
る。これにより、用紙41が搬送路上に送り出される。
【0090】ステップS53において、CPU111は、
ページ番号P=P+1と演算し、演算したページ番号PをP
領域に格納する。
ページ番号P=P+1と演算し、演算したページ番号PをP
領域に格納する。
【0091】ステップS54において、CPU111は、
上述した紙検知信号141が重送検知ユニット12より
送信されているか否かを判定することにより、重送検知
ユニット12が用紙41を検出したか否かを判定する。
上述した紙検知信号141が重送検知ユニット12より
送信されているか否かを判定することにより、重送検知
ユニット12が用紙41を検出したか否かを判定する。
【0092】ステップS54において、CPU111は、
重送検知ユニット12が用紙41を検出していないと判
定した場合、その処理を待機する。
重送検知ユニット12が用紙41を検出していないと判
定した場合、その処理を待機する。
【0093】一方、CPU111は、ステップS54にお
いて、重送検知ユニット12が用紙41を検出したと判
定した場合、さらにステップS55において、重送検知
ユニット12が用紙41を検出したか否かを判定する。
いて、重送検知ユニット12が用紙41を検出したと判
定した場合、さらにステップS55において、重送検知
ユニット12が用紙41を検出したか否かを判定する。
【0094】即ち、ステップS54の処理は、搬送路上
に用紙41が搬入されてきたか否か(用紙41の搬送が
開始されたか否か)の判定であり、一方、ステップS5
5の処理は、用紙41が搬送路上から搬出されたか否か
(用紙41の搬送が終了されたか否か)の判定である。
に用紙41が搬入されてきたか否か(用紙41の搬送が
開始されたか否か)の判定であり、一方、ステップS5
5の処理は、用紙41が搬送路上から搬出されたか否か
(用紙41の搬送が終了されたか否か)の判定である。
【0095】CPU111は、ステップS55において、
重送検知ユニット12が用紙41を検出したと判定した
場合(用紙41が搬送中であると判定した場合)、その
処理を待機する。ただし、上述した図4のステップS1
7(または、図5のステップS37)の処理で、「重送
の疑いがあり」メッセージ信号142が重送検知ユニッ
ト12より送信されてきた場合、CPU111は、これを
受信し、RAM113に展開されている所定の領域(以
下、重送情報メモリアドレスと称する)にその旨の情報
を記憶させる。また、上述した図4のステップS19
(または、図5のステップS39)の処理で、「重送」
メッセージ信号142が重送検知ユニット12より送信
されてきた場合、CPU111は、これを受信し、重送情
報メモリアドレスにその旨の情報を格納させる。
重送検知ユニット12が用紙41を検出したと判定した
場合(用紙41が搬送中であると判定した場合)、その
処理を待機する。ただし、上述した図4のステップS1
7(または、図5のステップS37)の処理で、「重送
の疑いがあり」メッセージ信号142が重送検知ユニッ
ト12より送信されてきた場合、CPU111は、これを
受信し、RAM113に展開されている所定の領域(以
下、重送情報メモリアドレスと称する)にその旨の情報
を記憶させる。また、上述した図4のステップS19
(または、図5のステップS39)の処理で、「重送」
メッセージ信号142が重送検知ユニット12より送信
されてきた場合、CPU111は、これを受信し、重送情
報メモリアドレスにその旨の情報を格納させる。
【0096】一方、CPU111は、ステップS55にお
いて、重送検知ユニット12が用紙41を検出していな
いと判定した場合(用紙41の搬送が終了されたと判定
した場合)、ステップS56において、重送情報メモリ
アドレスに格納されている重送の検出結果(「重送」、
または、「重送の疑いあり」に対応する情報)を読み出
す。
いて、重送検知ユニット12が用紙41を検出していな
いと判定した場合(用紙41の搬送が終了されたと判定
した場合)、ステップS56において、重送情報メモリ
アドレスに格納されている重送の検出結果(「重送」、
または、「重送の疑いあり」に対応する情報)を読み出
す。
【0097】ステップS57において、CPU111は、
重送の検出結果に「重送」の情報があるか否かを判定
し、「重送」の情報があると判定した場合、ステップS
62の処理において、搬送停止処理を行い、その処理を
終了する。
重送の検出結果に「重送」の情報があるか否かを判定
し、「重送」の情報があると判定した場合、ステップS
62の処理において、搬送停止処理を行い、その処理を
終了する。
【0098】即ち、搬送停止処理とは、従来の「重送」
検出があった場合に行われる用紙41の搬送が停止され
る処理と同様の処理である。
検出があった場合に行われる用紙41の搬送が停止され
る処理と同様の処理である。
【0099】具体的には、CPU111は、搬送停止信号
を生成し、バス114および入出力インタフェース11
5を介して重送検知ユニット12に供給する。
を生成し、バス114および入出力インタフェース11
5を介して重送検知ユニット12に供給する。
【0100】重送検知ユニット12のCPU21は、供給
された搬送停止信号に基づいて、処理部93を介してモ
ータドライバ24を制御して、モータ25の回転を停止
させる。これにより、用紙41の搬送が停止される。
された搬送停止信号に基づいて、処理部93を介してモ
ータドライバ24を制御して、モータ25の回転を停止
させる。これにより、用紙41の搬送が停止される。
【0101】一方、CPU111は、ステップS57にお
いて、「重送」の情報がないと判定した場合、さらにス
テップS58において、重送の検出結果に「重送の疑い
あり」の情報があるか否かを判定し、「重送の疑いあ
り」の情報があると判定した場合、P領域に格納されて
いるページ番号P(「重送の疑いあり」に対応するペー
ジ番号P)を、RAM113に展開されている別の領域
(以下、表示領域と称する)に記憶させる。
いて、「重送」の情報がないと判定した場合、さらにス
テップS58において、重送の検出結果に「重送の疑い
あり」の情報があるか否かを判定し、「重送の疑いあ
り」の情報があると判定した場合、P領域に格納されて
いるページ番号P(「重送の疑いあり」に対応するペー
ジ番号P)を、RAM113に展開されている別の領域
(以下、表示領域と称する)に記憶させる。
【0102】ステップS58において、「重送の疑いあ
り」の情報がないと判定された場合、または、ステップ
S59の処理が終了された場合、CPU111は、ステッ
プS60において、全ての用紙41の搬送が終了したか
否かを判定し、終了していないと判定した場合、ステッ
プS52に戻り、それ以降の処理を繰り返す。即ち、CP
U111は、次の用紙41を搬送路上に送り出し、この
次の用紙41が「重送」または「重送の疑いあり」であ
るか否かをチェックする。
り」の情報がないと判定された場合、または、ステップ
S59の処理が終了された場合、CPU111は、ステッ
プS60において、全ての用紙41の搬送が終了したか
否かを判定し、終了していないと判定した場合、ステッ
プS52に戻り、それ以降の処理を繰り返す。即ち、CP
U111は、次の用紙41を搬送路上に送り出し、この
次の用紙41が「重送」または「重送の疑いあり」であ
るか否かをチェックする。
【0103】ステップS60において、全ての用紙が終
了されたと判定した場合、CPU111は、ステップS6
1において、ステップS59で記憶したページ番号P、
即ち、「重送の疑いあり」と判定されたページ番号Pに
対応する情報を、出力部(CRT)117に表示させる。
了されたと判定した場合、CPU111は、ステップS6
1において、ステップS59で記憶したページ番号P、
即ち、「重送の疑いあり」と判定されたページ番号Pに
対応する情報を、出力部(CRT)117に表示させる。
【0104】この出力部(CRT)へ表示される情報は、
「重送の疑いあり」と判定されたページ番号Pをユーザ
が認識できる情報であれば、限定されない。
「重送の疑いあり」と判定されたページ番号Pをユーザ
が認識できる情報であれば、限定されない。
【0105】例えば、いま、用紙41が6枚読み取られ
た(スキャンされた)とされると、図8に示されるよう
に、CRT117に、読み取られた画像151−1乃至1
51−6が表示されるとともに、さらに、「重送の疑い
あり」と判定されたページ番号Pが認識できるようなメ
ッセージ、即ち「重送の疑いあり」メッセージ152が
表示されるようにしてもよい。
た(スキャンされた)とされると、図8に示されるよう
に、CRT117に、読み取られた画像151−1乃至1
51−6が表示されるとともに、さらに、「重送の疑い
あり」と判定されたページ番号Pが認識できるようなメ
ッセージ、即ち「重送の疑いあり」メッセージ152が
表示されるようにしてもよい。
【0106】また、図9に示されるように、CRT117
に、正常に読み取られた画像151−1乃至151−
4、および画像151−6が表示されるとともに、さら
に、「重送の疑いあり」と判定されたページ番号P(図
9では5枚目)に対応する画像、即ち、重送の疑いがあ
る画像161が他とは区別されるような色で表示される
ようにしてもよい。
に、正常に読み取られた画像151−1乃至151−
4、および画像151−6が表示されるとともに、さら
に、「重送の疑いあり」と判定されたページ番号P(図
9では5枚目)に対応する画像、即ち、重送の疑いがあ
る画像161が他とは区別されるような色で表示される
ようにしてもよい。
【0107】さらにまた、図10に示されるように、CR
T117に、読み取られた画像151−1乃至151−
6が表示されるとともに、さらに、「重送の疑いあり」
と判定されたページ番号Pに対応する画像(図10で
は、画像151−5)の上に、「重送の疑いあり」シン
ボル(図10では○記号)171が表示されるようにし
てもよい。
T117に、読み取られた画像151−1乃至151−
6が表示されるとともに、さらに、「重送の疑いあり」
と判定されたページ番号Pに対応する画像(図10で
は、画像151−5)の上に、「重送の疑いあり」シン
ボル(図10では○記号)171が表示されるようにし
てもよい。
【0108】(第2実施形態)次に、図11のフローチ
ャートを参照して、図1の重送検知ユニット12の処理
の第2実施形態について説明する。
ャートを参照して、図1の重送検知ユニット12の処理
の第2実施形態について説明する。
【0109】ステップS71において、CPU21は、初
期設定をする。即ち、CPU21は、処理部93を介して、
判定カウンタ97のカウント値(重送回数J(Jは、整
数値))を0にリセットし、メモリ22上に展開されて
いる用紙位置Kが格納される領域(以下、用紙位置領域
と称する)内の値を0にリセットする。また、CPU21
は、初期設定信号を生成し、ホストPC11に供給するこ
とで、ホストPC11のRAM113上に展開されている重
送情報メモリアドレスの各値を0にする。
期設定をする。即ち、CPU21は、処理部93を介して、
判定カウンタ97のカウント値(重送回数J(Jは、整
数値))を0にリセットし、メモリ22上に展開されて
いる用紙位置Kが格納される領域(以下、用紙位置領域
と称する)内の値を0にリセットする。また、CPU21
は、初期設定信号を生成し、ホストPC11に供給するこ
とで、ホストPC11のRAM113上に展開されている重
送情報メモリアドレスの各値を0にする。
【0110】この例においては、用紙位置Kは、後述す
る図13に示される用紙位置K(kは、1乃至nのうち
いずれかの値。)181とされ、重送情報メモリアドレ
スは、重送情報メモリアドレス183とされるものとす
る。これら、用紙位置K181および重送情報メモリア
ドレス183については後述する。
る図13に示される用紙位置K(kは、1乃至nのうち
いずれかの値。)181とされ、重送情報メモリアドレ
スは、重送情報メモリアドレス183とされるものとす
る。これら、用紙位置K181および重送情報メモリア
ドレス183については後述する。
【0111】ステップS72において、CPU21は、用
紙41を検出したか否かを判定し、用紙41を検知して
いないと判定した場合、その処理を待機し、一方、用紙
41を検知したと判定した場合、ステップS73におい
て、受信位相差を取得する。また、レベル判定部75よ
り処理部93を介して供給された紙検知信号を、ホスト
PC11に対して出力する(送信する)。
紙41を検出したか否かを判定し、用紙41を検知して
いないと判定した場合、その処理を待機し、一方、用紙
41を検知したと判定した場合、ステップS73におい
て、受信位相差を取得する。また、レベル判定部75よ
り処理部93を介して供給された紙検知信号を、ホスト
PC11に対して出力する(送信する)。
【0112】ステップS73において、CPU21は、受
信位相差を取得し、ステップS74において、取得した
受信位相差が重送位相差であるか否かを判定する。
信位相差を取得し、ステップS74において、取得した
受信位相差が重送位相差であるか否かを判定する。
【0113】ステップS74において、重送位相差であ
ると判定された場合、判定カウンタ97は、そのカウン
ト値を1増やす。即ち、重送回数J(更新後のJ)=J
(更新前のJ)+1となる。
ると判定された場合、判定カウンタ97は、そのカウン
ト値を1増やす。即ち、重送回数J(更新後のJ)=J
(更新前のJ)+1となる。
【0114】これらステップS72乃至S75の処理
は、図4のステップS12乃至S15の処理と同様の処
理であるので、その詳細な説明については省略する。
は、図4のステップS12乃至S15の処理と同様の処
理であるので、その詳細な説明については省略する。
【0115】ステップS76において、CPU21は、重
送回数Jが、閾値K1以上であるか否かを判定し、閾値K1
以上であると判定した場合、ステップS77において、
「重送の疑いがあり」値「1」に対応する信号を生成
し、ホストPC11に対して出力する(送信する)。ホス
トPC11は、「重送の疑いがあり」値「1」に対応す
る信号を受信し、その信号に対応する値、即ち「1」を
重送情報メモリアドレス183内の対応するアドレスMA
kに代入する(記憶させる)。
送回数Jが、閾値K1以上であるか否かを判定し、閾値K1
以上であると判定した場合、ステップS77において、
「重送の疑いがあり」値「1」に対応する信号を生成
し、ホストPC11に対して出力する(送信する)。ホス
トPC11は、「重送の疑いがあり」値「1」に対応す
る信号を受信し、その信号に対応する値、即ち「1」を
重送情報メモリアドレス183内の対応するアドレスMA
kに代入する(記憶させる)。
【0116】一方、ステップS76において、閾値K1以
上ではないと判定された場合、または、ステップS77
の処理が終了された場合、ステップS78において、CP
U21は、重送回数Jが、閾値K2以上であるか否かを判
定し、閾値K2以上であると判定した場合、ステップS7
9において、「重送」値「2」に対応する信号を生成
し、ホストPC11に対して出力する(送信する)。ホス
トPC11は、「重送」値「2」に対応する信号を受信
し、その信号に対応する値、即ち「2」を重送情報メモ
リアドレス183内の対応するアドレスMAkに代入する
(記憶させる)。
上ではないと判定された場合、または、ステップS77
の処理が終了された場合、ステップS78において、CP
U21は、重送回数Jが、閾値K2以上であるか否かを判
定し、閾値K2以上であると判定した場合、ステップS7
9において、「重送」値「2」に対応する信号を生成
し、ホストPC11に対して出力する(送信する)。ホス
トPC11は、「重送」値「2」に対応する信号を受信
し、その信号に対応する値、即ち「2」を重送情報メモ
リアドレス183内の対応するアドレスMAkに代入する
(記憶させる)。
【0117】例えば、図13において、いま用紙位置k
=1の「重送の疑いがあり」値「1」に対応する信号が
重送検知ユニット12より出力された場合、重送情報メ
モリアドレス183のアドレスMA1には「1」が代入さ
れる。
=1の「重送の疑いがあり」値「1」に対応する信号が
重送検知ユニット12より出力された場合、重送情報メ
モリアドレス183のアドレスMA1には「1」が代入さ
れる。
【0118】また、いま用紙位置k=2の「重送」値
「2」に対応する信号が重送検知ユニット12より出力
された場合、重送情報メモリアドレス183のアドレス
MA2には「2」が代入される。
「2」に対応する信号が重送検知ユニット12より出力
された場合、重送情報メモリアドレス183のアドレス
MA2には「2」が代入される。
【0119】なお、用紙位置k=2においては、「重
送」値「2」に対応する信号が出力される前に、「重送
の疑いがあり」値「1」に対応する信号が出力される
が、この場合、重送情報メモリアドレス183のアドレ
スMA2には、はじめに「1」が代入され、その後、「重
送」値「2」に対応する信号が出力されると、MA2に代
入されている「1」が削除されて「2」が代入される。
送」値「2」に対応する信号が出力される前に、「重送
の疑いがあり」値「1」に対応する信号が出力される
が、この場合、重送情報メモリアドレス183のアドレ
スMA2には、はじめに「1」が代入され、その後、「重
送」値「2」に対応する信号が出力されると、MA2に代
入されている「1」が削除されて「2」が代入される。
【0120】即ち、用紙位置181のkと重送情報メモ
リアドレス183のアドレスMAkとが対応しており、こ
れらのアドレスMAkには、初期値として0が代入されて
おり(ステップS71の処理で0が代入されており)、
用紙位置k(実際には、後述するように用紙位置kからk
+1の区間)が「重送の疑いがある」と判定された場合、
アドレスMAkには「1」が代入され、また用紙位置kが
「重送」と判定された場合、アドレスMAkには「2」が
代入される。
リアドレス183のアドレスMAkとが対応しており、こ
れらのアドレスMAkには、初期値として0が代入されて
おり(ステップS71の処理で0が代入されており)、
用紙位置k(実際には、後述するように用紙位置kからk
+1の区間)が「重送の疑いがある」と判定された場合、
アドレスMAkには「1」が代入され、また用紙位置kが
「重送」と判定された場合、アドレスMAkには「2」が
代入される。
【0121】用紙位置Kの詳細については、後述する
(ステップS80およびS81の処理において、説明す
る)。
(ステップS80およびS81の処理において、説明す
る)。
【0122】さて、ステップS74でNOと判定された
場合(重送位相差ではないと判定された場合)、ステッ
プS78でNOと判定された場合(重送回数Jが、閾値
K2以上ではないと判定された場合)、またはステップS
79の処理が終了された場合、ステップS80におい
て、CPU21は、用紙が特定距離進んだか否かを判定す
る。
場合(重送位相差ではないと判定された場合)、ステッ
プS78でNOと判定された場合(重送回数Jが、閾値
K2以上ではないと判定された場合)、またはステップS
79の処理が終了された場合、ステップS80におい
て、CPU21は、用紙が特定距離進んだか否かを判定す
る。
【0123】具体的には、図13に示されるように、CP
U21は、モータドライバ24より処理部93を介して
供給されるモータクロック同期信号182に基づいて、
即ち、モータ25の累積回転数に基づいて、用紙41が
搬送された距離を演算する。そして、CPU21は、この
演算された距離に基づいて、用紙41が搬送路上の前回
の特定位置kから特定距離進んだか否か、即ち次の用紙
位置k+1に進んだか否かを判定する。
U21は、モータドライバ24より処理部93を介して
供給されるモータクロック同期信号182に基づいて、
即ち、モータ25の累積回転数に基づいて、用紙41が
搬送された距離を演算する。そして、CPU21は、この
演算された距離に基づいて、用紙41が搬送路上の前回
の特定位置kから特定距離進んだか否か、即ち次の用紙
位置k+1に進んだか否かを判定する。
【0124】なお、図13においては、モータクロック
同期信号182の2周期に対応する距離が、特定距離と
されているが、この特定距離の長さは限定されず、任意
の長さが設定されることができる。
同期信号182の2周期に対応する距離が、特定距離と
されているが、この特定距離の長さは限定されず、任意
の長さが設定されることができる。
【0125】ステップS80において、用紙が特定距離
進んだと判定された場合(用紙が用紙位置kから次の用
紙位置k+1に進んだと判定された場合)、CPU11は、用
紙位置K=K+1と演算し、演算した新たな用紙位置kを用
紙位置領域に記憶させるとともに、この新たな用紙位置
kに対応する信号をホストPC11に供給する。
進んだと判定された場合(用紙が用紙位置kから次の用
紙位置k+1に進んだと判定された場合)、CPU11は、用
紙位置K=K+1と演算し、演算した新たな用紙位置kを用
紙位置領域に記憶させるとともに、この新たな用紙位置
kに対応する信号をホストPC11に供給する。
【0126】ホストPC11(CPU111)は、この供給
された用紙位置kに対応する信号に基づいて、上述した
重送情報メモリアドレス183のうち、重送の可能性値
(「1」または「2」の値)を代入するアドレスMAkを
確定している。
された用紙位置kに対応する信号に基づいて、上述した
重送情報メモリアドレス183のうち、重送の可能性値
(「1」または「2」の値)を代入するアドレスMAkを
確定している。
【0127】また、次の特定距離の区間(K=K+1からK+
2までの区間)の重送の可能性(「重送」または「重送
の疑いあり」)をチェックするために、重送検知ユニッ
ト12のCPU21は、処理部93を介して、判定カウンタ
97のカウント値(重送回数J)を0にリセットする。
2までの区間)の重送の可能性(「重送」または「重送
の疑いあり」)をチェックするために、重送検知ユニッ
ト12のCPU21は、処理部93を介して、判定カウンタ
97のカウント値(重送回数J)を0にリセットする。
【0128】ステップS82において、CPU21は、用
紙41を検出していないと判定した場合(用紙41の搬
送が終了された場合)、その処理を終了し、用紙41を
検出したと判定した場合(用紙41がまだ搬送中である
場合)、ステップS73に戻り、それ以降の処理を繰り
返す。
紙41を検出していないと判定した場合(用紙41の搬
送が終了された場合)、その処理を終了し、用紙41を
検出したと判定した場合(用紙41がまだ搬送中である
場合)、ステップS73に戻り、それ以降の処理を繰り
返す。
【0129】このように、ステップS80の処理で用紙
41が特定距離進んでいないと判定され、ステップS8
2の処理で用紙41が検出されたと判定された場合、即
ち、例えば、用紙位置kからk+1の区間においては、常時
(サンプリングタイム毎)重送の可能性(「重送」また
は「重送の疑いあり」)が判定され、重送の可能性があ
ると判定されたときは、それに対応する値(「重送」と
判定されたときは「2」の値。「重送の可能性あり」と
判定されたときは、「1」の値)が、重送情報メモリア
ドレス183のアドレスMAKに代入される。
41が特定距離進んでいないと判定され、ステップS8
2の処理で用紙41が検出されたと判定された場合、即
ち、例えば、用紙位置kからk+1の区間においては、常時
(サンプリングタイム毎)重送の可能性(「重送」また
は「重送の疑いあり」)が判定され、重送の可能性があ
ると判定されたときは、それに対応する値(「重送」と
判定されたときは「2」の値。「重送の可能性あり」と
判定されたときは、「1」の値)が、重送情報メモリア
ドレス183のアドレスMAKに代入される。
【0130】従って、アドレスMAkには、用紙位置k(1
点)における重送の可能性値が代入されているのではな
く、用紙位置kからk+1までの区間(特定距離の区間)
における重送の可能性値が代入されている。その結果、
ホストPC11は、後述するように、重送情報メモリアドレ
ス183の全てのアドレスMAkを参照することで、用紙
41の全面(始端から終端までの全区間)の重送の可能
性を判定することができ、さらに、この用紙41の全面
の判定結果に基づいて、用紙41に重送が実際に発生し
たのか否かを判定することができる。
点)における重送の可能性値が代入されているのではな
く、用紙位置kからk+1までの区間(特定距離の区間)
における重送の可能性値が代入されている。その結果、
ホストPC11は、後述するように、重送情報メモリアドレ
ス183の全てのアドレスMAkを参照することで、用紙
41の全面(始端から終端までの全区間)の重送の可能
性を判定することができ、さらに、この用紙41の全面
の判定結果に基づいて、用紙41に重送が実際に発生し
たのか否かを判定することができる。
【0131】なお、この例においては、ステップS74
の処理でNOと判定された後、ステップS80に移動され
たが、即ち、受信位相差が重送位相差ではないと判定さ
れた場合においても重送回数Jはリセットされないが、
受信位相差が重送位相差ではないと判定された場合、図
12に示されるように、重送回数Jを0にリセットして
もよい。
の処理でNOと判定された後、ステップS80に移動され
たが、即ち、受信位相差が重送位相差ではないと判定さ
れた場合においても重送回数Jはリセットされないが、
受信位相差が重送位相差ではないと判定された場合、図
12に示されるように、重送回数Jを0にリセットして
もよい。
【0132】図12は、図1の重送検知ユニット12の
処理(第2実施形態の処理)の他の例を説明するフロー
チャートである。図12において、ステップS91乃至
S102の処理は、図11のステップS71乃至S82
に対応しており、さらにステップS94でNOと判定さ
れた場合の処理として、ステップS103が挿入されて
いる。
処理(第2実施形態の処理)の他の例を説明するフロー
チャートである。図12において、ステップS91乃至
S102の処理は、図11のステップS71乃至S82
に対応しており、さらにステップS94でNOと判定さ
れた場合の処理として、ステップS103が挿入されて
いる。
【0133】即ち、ステップS94において、重送位相
差ではないと判定された場合、ステップS103におい
て、CPU21は、処理部93を介して、判定カウンタ9
7のカウント値(重送回数J)を0にリセットする。
差ではないと判定された場合、ステップS103におい
て、CPU21は、処理部93を介して、判定カウンタ9
7のカウント値(重送回数J)を0にリセットする。
【0134】このように、重送位相差ではないと判定さ
れた場合、重送回数Jが0にリセットされることで、さ
らに、用紙位置kからk+1の区間(特定距離の区間)に
おける重送の可能性が正確に判定され、重送の誤検知が
抑制される。
れた場合、重送回数Jが0にリセットされることで、さ
らに、用紙位置kからk+1の区間(特定距離の区間)に
おける重送の可能性が正確に判定され、重送の誤検知が
抑制される。
【0135】次に、図14のフローチャートを参照し
て、図11または図12の重送検知ユニット12の処理
に対応するホストPC11の処理例について説明する。
て、図11または図12の重送検知ユニット12の処理
に対応するホストPC11の処理例について説明する。
【0136】ステップS111において、ホストPC11
のCPU111は、P領域に格納されているページ番号Pを
0にリセットする。
のCPU111は、P領域に格納されているページ番号Pを
0にリセットする。
【0137】ステップS112において、CPU111
は、1枚の用紙41を搬送路(搬送板32)上に送り出
す。
は、1枚の用紙41を搬送路(搬送板32)上に送り出
す。
【0138】ステップS113において、CPU111
は、ページ番号P=P+1と演算し、演算したページ番号
PをP領域に格納する。
は、ページ番号P=P+1と演算し、演算したページ番号
PをP領域に格納する。
【0139】ステップS114およびステップS115
において、CPU111は、重送検知ユニット12が用紙
41を検出したか否かを判定する。
において、CPU111は、重送検知ユニット12が用紙
41を検出したか否かを判定する。
【0140】即ち、CPU111は、ステップS114の
処理で、搬送路上に用紙41が搬入されてきたか否か
(用紙41の搬送が開始されたか否か)を判定し、ステ
ップS115の処理で、用紙41が搬送路上から搬出さ
れたか否か(用紙41の搬送が終了されたか否か)を判
定する。
処理で、搬送路上に用紙41が搬入されてきたか否か
(用紙41の搬送が開始されたか否か)を判定し、ステ
ップS115の処理で、用紙41が搬送路上から搬出さ
れたか否か(用紙41の搬送が終了されたか否か)を判
定する。
【0141】なお、ステップS111乃至S115の処
理は、図7のステップS51乃至S55の処理と同様の
処理であり、これらの処理の詳細な説明については省略
する。
理は、図7のステップS51乃至S55の処理と同様の
処理であり、これらの処理の詳細な説明については省略
する。
【0142】ただし、上述したように、ステップS11
5の処理でNOと判定されるまで(用紙41の搬送が狩
猟されるまで)は、上述した図11のステップS77
(または、図12のステップS97)の処理で、「重送
の疑いあり」値「1」に対応する信号が重送検知ユニッ
ト12より送信されてきた場合、CPU111は、これを
受信し、重送情報メモリアドレス183の対応するアド
レスMAkにその値を代入する(記憶させる)。また、上
述した図11のステップS79(または、図12のステ
ップS99)の処理で、「重送」値「2」に対応する信
号が重送検知ユニット12より送信されてきた場合、CP
U111は、これを受信し、重送情報メモリアドレス1
83の対応するアドレスMAkにその値を代入する(記憶
させる)。
5の処理でNOと判定されるまで(用紙41の搬送が狩
猟されるまで)は、上述した図11のステップS77
(または、図12のステップS97)の処理で、「重送
の疑いあり」値「1」に対応する信号が重送検知ユニッ
ト12より送信されてきた場合、CPU111は、これを
受信し、重送情報メモリアドレス183の対応するアド
レスMAkにその値を代入する(記憶させる)。また、上
述した図11のステップS79(または、図12のステ
ップS99)の処理で、「重送」値「2」に対応する信
号が重送検知ユニット12より送信されてきた場合、CP
U111は、これを受信し、重送情報メモリアドレス1
83の対応するアドレスMAkにその値を代入する(記憶
させる)。
【0143】CPU111は、ステップS115におい
て、重送検知ユニット12が用紙41を検出していない
と判定した場合(用紙41の搬送が終了されたと判定し
た場合)、ステップS116において、重送情報メモリ
アドレス183の各アドレスMAkに代入(格納)されて
いる値(「重送」値「2」、「重送の疑いあり」値
「1」、または初期値(「重送の疑いなし」)「0」)
を全て読み出す。
て、重送検知ユニット12が用紙41を検出していない
と判定した場合(用紙41の搬送が終了されたと判定し
た場合)、ステップS116において、重送情報メモリ
アドレス183の各アドレスMAkに代入(格納)されて
いる値(「重送」値「2」、「重送の疑いあり」値
「1」、または初期値(「重送の疑いなし」)「0」)
を全て読み出す。
【0144】ステップS117において、CPU111
は、読み出したMAkに「2」があるか否か、即ち、「重
送」の結果があるか否かを判定し、「2」がないと判定
した場合、さらにステップS118において、読み出し
たMAkに「1」があるか否か、即ち、「重送の疑いあ
り」の結果があるか否かを判定する。
は、読み出したMAkに「2」があるか否か、即ち、「重
送」の結果があるか否かを判定し、「2」がないと判定
した場合、さらにステップS118において、読み出し
たMAkに「1」があるか否か、即ち、「重送の疑いあ
り」の結果があるか否かを判定する。
【0145】ステップS118において、「1」がある
と判定された場合、ステップS119において、CPU1
11は、P領域に格納されているページ番号P(「重送
の疑いあり」に対応するページ番号P)を読み出し、表
示領域に記憶させる。
と判定された場合、ステップS119において、CPU1
11は、P領域に格納されているページ番号P(「重送
の疑いあり」に対応するページ番号P)を読み出し、表
示領域に記憶させる。
【0146】ステップS118の処理で「1」がないと
判定された場合、ステップS119の処理が終了された
場合、または、後述するステップS122の処理でYES
と判定された場合、ステップS120において、CPU1
11は、全ての用紙41の搬送が終了したか否かを判定
し、終了していないと判定した場合、ステップS112
に戻り、それ以降の処理を繰り返す。即ち、CPU111
は、次の用紙41を搬送路上に送り出し、この次の用紙
41が「重送」または「重送の疑いがある」であるか否
かをチェックする。
判定された場合、ステップS119の処理が終了された
場合、または、後述するステップS122の処理でYES
と判定された場合、ステップS120において、CPU1
11は、全ての用紙41の搬送が終了したか否かを判定
し、終了していないと判定した場合、ステップS112
に戻り、それ以降の処理を繰り返す。即ち、CPU111
は、次の用紙41を搬送路上に送り出し、この次の用紙
41が「重送」または「重送の疑いがある」であるか否
かをチェックする。
【0147】ステップS120において、全ての用紙が
終了されたと判定された場合、ステップS121におい
て、CPU111は、ステップS119で記憶したページ
番号P、即ち、「重送の疑いあり」と判定されたページ
番号Pに対応する情報を、出力部(CRT)117に表示
させる。
終了されたと判定された場合、ステップS121におい
て、CPU111は、ステップS119で記憶したページ
番号P、即ち、「重送の疑いあり」と判定されたページ
番号Pに対応する情報を、出力部(CRT)117に表示
させる。
【0148】この出力部(CRT)117に表示される情
報は、「重送の疑いあり」と判定されたページ番号Pを
ユーザが認識できる情報であれば、限定されない。即
ち、上述したように、例えば、図8、図9、または図1
0のように表示されてもよい。
報は、「重送の疑いあり」と判定されたページ番号Pを
ユーザが認識できる情報であれば、限定されない。即
ち、上述したように、例えば、図8、図9、または図1
0のように表示されてもよい。
【0149】一方、ステップS117において、「2」
があると判定された場合、ステップS122の処理にお
いて、CPU111は、用紙41の全面にわたってMAkが
「1」または「2」であるか否かを判定する。
があると判定された場合、ステップS122の処理にお
いて、CPU111は、用紙41の全面にわたってMAkが
「1」または「2」であるか否かを判定する。
【0150】即ち、ステップS117において、CPU1
11は、全てのMAkに「1」または「2」が代入されて
いるかを判定し、代入されていると判定した場合(全面
にわたってMAkが「1」か「2」であると判定した場
合」、重送は発生していないとみなし(判定し)、ステ
ップS120に進み、それ以降の処理を繰り返す。
11は、全てのMAkに「1」または「2」が代入されて
いるかを判定し、代入されていると判定した場合(全面
にわたってMAkが「1」か「2」であると判定した場
合」、重送は発生していないとみなし(判定し)、ステ
ップS120に進み、それ以降の処理を繰り返す。
【0151】一方、ステップS117において、全面に
わたってMAkが「1」か「2」ではないと判定された場合
(いずれかのMAkに「0」が代入されていると判定され
た場合)、CPU123は、重送とみなし(判定し)、搬
送停止処理を行い、用紙41の搬送が停止されると(ス
テップS123の処理が終了されると)、その処理を終
了する。
わたってMAkが「1」か「2」ではないと判定された場合
(いずれかのMAkに「0」が代入されていると判定され
た場合)、CPU123は、重送とみなし(判定し)、搬
送停止処理を行い、用紙41の搬送が停止されると(ス
テップS123の処理が終了されると)、その処理を終
了する。
【0152】即ち、この例においては、用紙41の全面
にわたって重送の可能性がありと判定された場合、それ
は、用紙41は、例えば、2つ折りの用紙や意図的に2
枚重ねられた用紙等であって、用紙41に重送は発生し
ていないと判定された(みなされた)ことを意味してい
る。
にわたって重送の可能性がありと判定された場合、それ
は、用紙41は、例えば、2つ折りの用紙や意図的に2
枚重ねられた用紙等であって、用紙41に重送は発生し
ていないと判定された(みなされた)ことを意味してい
る。
【0153】従って、第2実施形態に係る重送検知装置
1は、2つ折りの用紙や意図的に2枚重なられた用紙を
重送と確実に区別する(重送とはみなさない)ことがで
きる。
1は、2つ折りの用紙や意図的に2枚重なられた用紙を
重送と確実に区別する(重送とはみなさない)ことがで
きる。
【0154】なお、以上においては、各フローチャート
に示される処理は、図1の重送検知ユニット12のCPU
21、またはホストPC11のCPU11が、ソフトウエア
により実行するようにしたが、各処理を実行するハード
ウエアを用意するようにして、ハードウエアにより実行
されるようにすることも、もちろん可能である。
に示される処理は、図1の重送検知ユニット12のCPU
21、またはホストPC11のCPU11が、ソフトウエア
により実行するようにしたが、各処理を実行するハード
ウエアを用意するようにして、ハードウエアにより実行
されるようにすることも、もちろん可能である。
【0155】以上、本発明をスキャナに応用した場合を
例として説明したが、本発明は、コピー機、印刷機な
ど、用紙、その他の紙葉類を搬送する場合の重送を検出
する場合に適用することが可能である。
例として説明したが、本発明は、コピー機、印刷機な
ど、用紙、その他の紙葉類を搬送する場合の重送を検出
する場合に適用することが可能である。
【0156】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0157】
【発明の効果】以上のごとく、紙葉類重送検出装置およ
び方法、並びにプログラムによれば、真の重送であるか
否かをユーザに対して確実に通知することができる。
び方法、並びにプログラムによれば、真の重送であるか
否かをユーザに対して確実に通知することができる。
【図1】本発明が適用される重送検知装置の構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】超音波の位相による重送の検出の原理を説明す
る図である。
る図である。
【図3】図1の重送検知装置のホストPCの構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態が適用される図1の銃送
検知装置の重送検知ユニットの処理例を説明するフロー
チャートである。
検知装置の重送検知ユニットの処理例を説明するフロー
チャートである。
【図5】本発明の第1実施形態が適用される図1の銃送
検知装置の重送検知ユニットの処理例を説明する他のフ
ローチャートである。
検知装置の重送検知ユニットの処理例を説明する他のフ
ローチャートである。
【図6】紙検知信号、「重送の疑いあり」メッセージ信
号、および「重送」メッセージ信号の送信タイミングを
説明するタイミングチャート図である。
号、および「重送」メッセージ信号の送信タイミングを
説明するタイミングチャート図である。
【図7】本発明の第1実施形態が適用される図1の銃送
検知装置のホストPCの処理例を説明する他のフローチャ
ートである。
検知装置のホストPCの処理例を説明する他のフローチャ
ートである。
【図8】「重送の疑いあり」と判定された場合の第1の
表示例を示す図である。
表示例を示す図である。
【図9】「重送の疑いあり」と判定された場合の第2の
表示例を示す図である。
表示例を示す図である。
【図10】「重送の疑いあり」と判定された場合の第3
の表示例を示す図である。
の表示例を示す図である。
【図11】本発明の第2実施形態が適用される図1の銃
送検知装置の重送検知ユニットの処理例を説明するフロ
ーチャートである。
送検知装置の重送検知ユニットの処理例を説明するフロ
ーチャートである。
【図12】本発明の第2実施形態が適用される図1の銃
送検知装置の重送検知ユニットの処理例を説明する他の
フローチャートである。
送検知装置の重送検知ユニットの処理例を説明する他の
フローチャートである。
【図13】用紙位置と重送情報メモリアドレスの対応を
説明する図である。
説明する図である。
【図14】本発明の第2実施形態が適用される図1の銃
送検知装置のホストPCの処理例を説明する他のフローチ
ャートである。
送検知装置のホストPCの処理例を説明する他のフローチ
ャートである。
1 重送検知装置, 11 ホストパーソナルコンピュ
ータ(PC), 12重送検知ユニット, 21,111
CPU, 22 メモリ, 25 モータ,26 ベル
ト, 27,28 搬送ローラ, 29 ベルト, 3
0,31搬送ローラ, 61 超音波送信機, 62
超音波受信機, 73 発振増幅器, 75 レベル判
定部, 78,79 アナログスイッチ, 92 発振
ピーク検出部, 94 ループカウンタ, 96 受信
ピーク検出部, 97 判定カウンタ
ータ(PC), 12重送検知ユニット, 21,111
CPU, 22 メモリ, 25 モータ,26 ベル
ト, 27,28 搬送ローラ, 29 ベルト, 3
0,31搬送ローラ, 61 超音波送信機, 62
超音波受信機, 73 発振増幅器, 75 レベル判
定部, 78,79 アナログスイッチ, 92 発振
ピーク検出部, 94 ループカウンタ, 96 受信
ピーク検出部, 97 判定カウンタ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H027 DA47 DB04 DC14 DE01 EC06
3F048 AA01 AB02 BA08 BA12 BA13
BA25 BB02 BB10 BC05 BD08
CB12 DA01 DB11 DC17 EA05
EB08 EB12
Claims (8)
- 【請求項1】 搬送路上にある紙葉類の重送を検出する
検出手段と、 前記検出手段により検出された前記重送に関する所定の
情報を生成する生成手段と、 前記生成手段により生成された前記所定の情報のレベル
を、予め設定されている複数のレベルのうちから選定す
るレベル選定手段と、 前記レベル選定手段により選定された前記レベルを出力
する出力手段とを備えることを特徴とする紙葉類重送検
出装置。 - 【請求項2】 前記紙葉類の前記搬送路上に照射する超
音波を発生する超音波発生手段と、 前記超音波発生手段により発生された前記超音波を受信
する超音波受信手段と、 前記超音波受信手段により受信された前記超音波の予め
定められた基準位相との位相差を検出する位相差検出手
段とをさらに備え、 前記検出手段は、前記位相差検出手段により検出された
前記位相差に基づいて、前記重送を検出することを特徴
とする請求項1に記載の紙葉類重送検出装置。 - 【請求項3】 前記重送に関する所定の情報は、前記重
送が発生している可能性を表す情報であり、 前記予め設定されているレベルは、前記重送が確実に発
生していると判断される第1のレベルと、前記重送が発
生している可能性があると判断される第2のレベルとか
らなることを特徴とする請求項1または2に記載の紙葉
類重送検出装置。 - 【請求項4】 前記重送に関する所定の情報は、前記検
出手段により前記重送が検出された回数を累積した累積
回数であり、 前記レベル選定手段は、前記累積回数が、所定の第1の
閾値以上であるか否かを判定し、前記第1の閾値以上で
あると判定した場合、前記第1のレベルを選定する第1
のレベル選定手段と、前記累積回数が、前記第1の閾値
よりも小さい値の所定の第2の閾値以上であるか否かを
判定し、前記第2の閾値以上であると判定した場合、前
記第2のレベルを選定する第2のレベル選定手段とを有
することを特徴とする請求項3に記載の紙葉類重送検出
装置。 - 【請求項5】 前記生成手段は、前記紙葉類が前記搬送
路上に存在する状態で、前記検出手段により前記重送が
検出されなかった場合、前記累積回数を0にリセットす
ることを特徴とする請求項4に記載の紙葉類重送検出装
置。 - 【請求項6】 前記紙葉類の始端から終端までの全検知
範囲にわたって、前記検知手段により前記重送が検知さ
れた場合、前記重送が発生している可能性はないと判定
する判定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1
乃至5のいずれかに記載の紙葉類重送検出装置。 - 【請求項7】 搬送路上にある紙葉類の重送を検出する
検出ステップと、前記検出ステップの処理により検出さ
れた前記重送に関する所定の情報を生成する生成ステッ
プと、 前記生成ステップの処理により生成された前記所定の情
報のレベルを、予め設定されている複数のレベルのうち
から選定するレベル選定ステップと、 前記レベル選定ステップの処理により選定された前記レ
ベルを出力する出力ステップとを含むことを特徴とする
紙葉類重送検出方法。 - 【請求項8】 紙葉類重送検出装置を制御するコンピュ
ータに、 搬送路上にある紙葉類の重送を検出する検出ステップ
と、 前記検出ステップの処理により検出された前記重送に関
する所定の情報を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理により生成された前記所定の情
報のレベルを、予め設定されている複数のレベルのうち
から選定するレベル選定ステップと、 前記レベル選定ステップの処理により選定された前記レ
ベルを出力する出力ステップとを実行させるプログラ
ム。
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