JP2013136422A - 給紙装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給紙効率の低下を抑制することが可能な給紙装置を提供する。
【解決手段】この給紙装置では、給紙制御部210は、重送発生を連続して検知した場合に、連続して重送発生を検知したときの最初の重送発生の検知からの検知回数が設定された閾値回数に達していれば、以降の重送検知を停止する。
【選択図】図4

Description

本発明は、給紙装置および画像形成装置に関する。
用紙に画像を印刷して出力する画像形成装置は、画像形成装置本体に用紙を供給するための給紙装置を備える。このような給紙装置は、画像形成装置に着脱可能なオプション装置の場合もあるし、画像形成装置に標準装備されている場合もある。
画像形成装置本体に用紙を供給する給紙装置は、たとえば、画像形成装置本体の用紙搬送路に繋がる給紙搬送路を有する。そして、給紙装置の用紙収容部に収容された用紙は、給紙ローラーなどで用紙収容部から給紙搬送路に送り出され、給紙搬送路にガイドされながら、画像形成装置本体の用紙搬送路に供給される。
また、給紙装置の給紙搬送路には、給紙搬送路における用紙の重送を検知するための重送検知装置が設けられることもある。たとえば、特許文献1では、重送検知装置として紙厚検知装置を用い、搬送用紙の厚みを検知することによって、搬送用紙が重送されているか否かを判断している。そして、搬送用紙が重送されていると判断した場合には、給紙動作を中断する。
特開2006−160484号公報
従来の給紙装置では、重送検知装置が重送発生を検知する度に給紙動作を中断するようになっている。このため、重送検知装置が重送発生を連続して検知すると、給紙効率が悪くなる。ここで、重送検知装置が重送発生を連続して検知した場合には、重送検知装置に異常が発生している可能性が高い。このため、従前に重送検知装置が重送発生を連続して検知した給紙装置をそのまま使い続けると、給紙動作の中断が頻発し、給紙効率が低下したままとなってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、給紙効率の低下を抑制することが可能な給紙装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の給紙装置は、用紙を搬送する給紙搬送路と、給紙搬送路に供給された用紙の重なり枚数に応じて出力が変動するセンサーを有し、そのセンサーの出力に基づき重送検知を行う重送検知部と、重送検知部が重送発生を検知した回数である検知回数を記憶する記憶部と、給紙搬送路に用紙を供給するとともに、重送検知部が重送発生を検知したときには給紙動作を中断する給紙部と、を備えている。そして、重送検知部は、重送発生を連続して検知した場合に、連続して重送発生を検知したときの最初の重送発生の検知からの検知回数が設定された閾値回数に達していれば、以降の重送検知を停止する。
本発明の構成では、重送検知部は、重送発生を連続して検知した場合(重送検知を行うためのセンサーに異常が発生している可能性が高い場合)に、連続して重送発生を検知したときの最初の重送発生の検知からの検知回数が設定された閾値回数に達していれば、以降の重送検知を停止する。これにより、重送検知を行うためのセンサーに異常が発生していることに起因して給紙動作の中断が頻発する、という不都合は生じない。その結果、重送検知を行うためのセンサーに異常が発生していたとしても、給紙効率が低下したままになるのを抑制することができる。
また、本発明の構成では、重送検知部が重送発生を連続して検知した場合(重送検知を行うためのセンサーに異常が発生している可能性が高い場合)には、重送検知部が自動的に重送検知を停止する。このため、ユーザーからすると、重送が連続して発生することで給紙動作の中断が頻発した後、何らかの対策(たとえば、重送検知を行うためのセンサーをチェックしたり、サービスマンを呼び出したりするなどの対策)を自身が施すことなく、以降の給紙動作が改善されるので、利便性が良い。
上記構成において、閾値回数の設定変更指示を受け付ける操作部をさらに備えていることが好ましい。このように構成すれば、操作者からすると、給紙装置の使用環境や用紙の材質などに応じた設定に変更することができるので、利便性が良い。
上記構成において、好ましくは、重送検知部は、重送発生を検知した後の給紙で重送発生を検知しなかったとき、記憶部に保持された検知回数をリセットする。このように構成すれば、記憶部に保持される検知回数は、重送発生を連続して何回検知したかを示す値となる。このため、容易に、連続して重送発生を検知したときの最初の重送発生の検知からの検知回数を入手することができる。
上記構成において、好ましくは、給紙搬送路から分岐し、給紙搬送路に複数枚重なって供給された重送用紙を搬送して排出するための排紙搬送路と、給紙搬送路と排紙搬送路との分岐点に設けられ、重送検知部が重送発生を検知したときに、重送用紙が給紙搬送路から排紙搬送路に導かれるように用紙搬送経路を切り替える切替部と、をさらに備える。これにより、容易に、重送用紙を排出することができる。また、重送検知部が重送検知を停止している間は、切替部は用紙搬送経路を切り替えないので、用紙が排出されることはない。
また、本発明の画像形成装置は、上記した給紙装置を備えている。そして、給紙装置から供給された用紙に画像を印刷して出力する。このように構成された画像形成装置では、給紙効率の低下を抑制し、操作者の利便性を向上させることができる。
以上のように、本発明によれば、給紙効率の低下を抑制することが可能な給紙装置および画像形成装置を容易に得ることができる。
本発明の一実施形態による給紙装置を備える画像形成装置の概略図 図1に示した給紙装置を備える画像形成装置のハードウェア構成を示した図 図1に示した給紙装置を備える画像形成装置の操作パネル(操作部)に表示される画面の図(閾値回数の設定変更指示を受け付けるときの画面の図) 図1に示した給紙装置において行われる給紙動作の流れを説明するための図
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態による画像形成装置100の全体構成について説明する。
本実施形態による画像形成装置100はプリンターであって、画像データに基づき用紙Pに画像を印刷して出力する。この画像形成装置100の本体部100a(用紙Pに画像を印刷して出力する印刷出力部)は、操作パネル101(操作部)、本体給紙部102、本体搬送路103、画像形成部104および定着部105などを備える。
操作パネル101は、エラー発生状況などを表示する液晶表示部11を含む。また、操作パネル101には、エラー発生状況などを発光体(たとえば、LED)の点消灯により報知するインジケーター12も含む。さらに、操作パネル101には、各種設定をユーザーから受け付けるための設定キー13が設けられている。
本体給紙部102は、用紙Pを収容するための用紙カセット21を複数有し、それら複数の用紙カセット21に収容された用紙Pを本体搬送路103に供給する。この本体給紙部102には、本体搬送路103に用紙Pを供給するための給紙ローラー22が設けられている。なお、本体給紙部102への用紙カセット21の設置数が1つであってもよい。また、図示しないが、本体給紙部102の下方にオプションの給紙装置をさらに設置してもよい。
本体搬送路103は、本体部100aにおいて用紙Pを搬送する。すなわち、本体給紙部102から供給された用紙Pは、本体搬送路103によって、画像形成部104および定着部105をこの順番で通過し、トレイ31にまで導かれる。この本体搬送路103には、用紙Pを搬送する複数の搬送ローラー対32が設けられている。さらに、本体搬送路103には、用紙Pを画像形成部104の手前で待機させ、タイミングを合わせて画像形成部104に送り出すレジストローラー対33も設けられている。
画像形成部104は、画像データに基づきトナー像を形成し、そのトナー像を用紙Pに転写する。画像形成部104は、感光体ドラム41、帯電装置42、露光装置43、現像装置44、転写ローラー45およびクリーニング装置46などを含んでいる。
トナー像の形成プロセスおよび転写プロセスとしては、まず、感光体ドラム41を回転駆動させ、その感光体ドラム41の表面を帯電装置42で所定電位に帯電させる。また、露光装置43は、形成すべき画像の画像データに基づき光ビームLを出力し、感光体ドラム41の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム41の表面に静電潜像を形成する。続いて、現像装置44は、感光体ドラム41の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する。
転写ローラー45は、感光体ドラム41の表面に圧接して回転可能となっている。そして、レジストローラー対33がタイミングを計り、転写ローラー45と感光体ドラム41との間に用紙Pを進入させる。このとき、転写ローラー45には所定の電圧が印加され、それによって、感光体ドラム41の表面のトナー像が用紙Pに転写される。なお、トナー像の転写プロセスが終わると、クリーニング装置46は、感光体ドラム41の表面に残留するトナーなどを除去する。
定着部105は、用紙Pに転写されたトナー像を加熱・加圧して定着させる。この定着部105は、発熱源を内蔵する定着ローラー51と、定着ローラー51に圧接される加圧ローラー52とを含む。そして、トナー像が転写された用紙Pは、定着ローラー51と加圧ローラー52との間を通過することによって加熱・加圧される。これにより、トナー像が用紙Pに定着され、印刷が完了する。そして、印刷済みの用紙Pは、トレイ31に送られる。
また、本実施形態の画像形成装置100には、本体給紙部102とは別に、本体部100aに用紙Pを供給するための給紙装置200が装着されている。なお、給紙装置200は、画像形成装置100に着脱可能なオプション装置であってもよいし、画像形成装置100に標準装備された装置であってもよい。
この給紙装置200は、用紙Pを本体部100aに向かって搬送する給紙搬送路61を備えている。この給紙搬送路61の一端は、本体搬送路103に繋げられている。また、給紙搬送路61の他端は、用紙Pを収容するための用紙カセット62に繋がっている。なお、給紙装置200への用紙カセット62の設置数は特に限定されるものではなく、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
用紙カセット62に収容された用紙Pは、給紙ローラー63(給紙部)によって、給紙搬送路61に供給される。そして、給紙搬送路61に供給された用紙Pは、搬送ローラー対64によって、本体部100aに向かって送られる。
また、給紙搬送路61の用紙搬送方向における下流側(用紙カセット62側)には、給紙搬送路61において用紙Pの重送を検知するための重送検知センサー65(センサー)が設けられている。たとえば、重送検知センサー65は、超音波センサーである。すなわち、重送検知センサー65は、超音波を発信する発信部65aと、発信部65aからの超音波を受信する受信部65bとを含み、発信部65aから受信部65bに伝わる超音波の量に応じて出力が変動するセンサーである。この重送検知センサー65の発信部65aおよび受信部65bは、用紙搬送経路を挟んで互いに所定の間隔を隔てて対向するように配置されている。このため、重送検知センサー65の設置箇所に用紙Pが送られてくると、その用紙Pは、発信部65aと受信部65bとの間に挟まれた状態となる。そして、このときの重送検知センサー65の出力は、給紙搬送路61に供給された用紙Pの重なり枚数に応じて変動する。
具体的には、重送検知センサー65の設置箇所(発信部65aと受信部65bとの間)に複数枚の用紙Pが重なって送られてきた場合、それら複数枚の用紙Pにより用紙厚が増加するため、重送検知センサー65の設置箇所に用紙Pが1枚だけ送られてきた場合に比べて、発信部65aから受信部65bに伝わる超音波の量が減少する。したがって、重送検知センサー65の設置箇所に複数枚の用紙Pが重なって送られてきた場合と用紙Pが1枚だけ送られてきた場合とでは、重送検知センサー65の出力に差が生じる。これにより、重送検知センサー65の出力に基づき、給紙搬送路61において重送が発生しているか否かの判別を行うことができる。たとえば、重送検知用の閾値が後述の記憶部212に記憶されている。そして、給紙制御部210は、重送検知センサー65の出力が重送検知用の閾値を上回るか下回るかによって、給紙搬送路61において重送が発生しているか否かの判別を行う。
また、重送検知センサー65の設置箇所に用紙Pが存在している場合は、重送検知センサー65の設置箇所に用紙Pが存在していない場合に比べて、発信部65aから受信部65bに伝わる超音波の量が減少する。このため、重送検知センサー65の出力に基づき、用紙カセット62から給紙搬送路61に用紙Pが正常に供給されたか否か(重送検知センサー65の設置箇所に用紙Pが到達したか否か)の判別を行うこともできる。たとえば、用紙Pの有無(重送検知センサー65の設置箇所に用紙Pが到達したか否か)を検知するための用紙有無検知用の閾値が後述の記憶部212に記憶されている。そして、給紙制御部210は、重送検知センサー65の出力が用紙有無検知用の閾値を上回るか下回るかによって、重送検知センサー65の設置箇所に用紙Pが到達したか否かの判別を行う。
たとえば、重送が発生すると、給紙搬送路61に存在する重送用紙P(複数枚重なって用紙カセット62から給紙搬送路61に供給された用紙P)は、排紙トレイ66に向かって搬送・排出される。そして、この場合には、排出トレイ66への重送用紙Pの搬送・排出を排紙搬送路67が行う。
排紙搬送路67は、給紙搬送路61から分岐し、その分岐点から排紙トレイ66にまで延びる。そして、重送用紙Pは、排紙搬送路67において搬送ローラー対68によって送られ、排紙トレイ66にまで導かれる。
また、給紙搬送路61と排紙搬送路67との分岐点には、用紙搬送経路を切り替えるための切替爪69(切替部)が回動可能に設けられている。この切替爪69は、重送が発生していないときには、給紙搬送路61から排紙搬送路67に向かう用紙搬送経路を遮断する。これにより、給紙搬送路61と排紙搬送路67との分岐点に達した用紙Pは、排紙搬送路67へは進まず、そのまま給紙搬送路61を進む。一方で、切替爪69は、重送が発生したときには、給紙搬送路61と排紙搬送路67との分岐点からそのまま給紙搬送路61に向かう用紙搬送経路を遮断し、給紙搬送路61から排紙搬送路67に向かう用紙搬送経路を開放する。これにより、給紙搬送路61と排紙搬送路67との分岐点に達した重送用紙Pは、排紙搬送路67に進入し、排紙搬送路67にガイドされて排紙トレイ66に向かう。
次に、図2を参照して、画像形成装置100のハードウェア構成の一例について説明する。
画像形成装置100の本体部100aは、装置全体の制御を司る本体制御部110を含んでいる。この本体制御部110は、たとえば、中央演算処理装置であるCPU111、記憶部112および画像処理部113などを有する。また、本体制御部110は、本体部100aの各部(操作パネル101、本体給紙部102、本体搬送路103、画像形成部104および定着部105)の動作を制御するため、用紙Pの検知などの各種検知を行うためのセンサー110aや、各種回転体を回転させるためのモーター110bおよびクラッチ110cと接続される。なお、本体制御部110は、画像形成装置100の全体制御や画像処理を行う部分と、各種回転体の制御を行う部分とに分割されていてもよい。
記憶部112は、たとえば、画像形成装置100の各部(操作パネル101、本体給紙部102、本体搬送路103、画像形成部104および定着部105)を動作させるためのプログラムを格納するフラッシュROM112a、各種データを記憶するデータ保存用(バックアップ用)のEEPROM112b、および、プログラムやデータが展開されるRAM112cなどからなる。
画像処理部113は、たとえば、画像処理専用のASICなどからなっており、画像データに対して、拡大/縮小や濃度変換などの各種の画像処理を施す。そして、画像処理部113で画像処理された画像データは、画像形成部104において処理可能な画像データに変換され、画像形成部104に転送される。これにより、画像形成部104は、画像データに基づいた印刷を行うことができる。
また、本体制御部110は、外部のコンピューター300との間で通信するための通信I/F部120と接続される。この通信I/F部120に接続される外部のコンピューター300は、たとえば、パーソナルコンピューターやサーバーなどである。そして、通信I/F部120は、外部のコンピューター300から画像データを取得し、本体制御部110に転送する。これにより、本体制御部110は、画像データに基づいた印刷処理を各部に行わせる。
さらに、本体制御部110は、給紙装置200に設けられた給紙制御部210との間で信号を送受信する。この給紙制御部210は、CPU211および記憶部212などを含み、本体制御部110との間で信号を送受信するためのI/F部213と接続されている。そして、給紙制御部210は、本体制御部110から給紙開始の指示を受けると、記憶部212に記憶された給紙制御用のプログラムやデータに基づいて、給紙ローラー63や搬送ローラー対64などの各種回転体を回転させ、本体部100aへの用紙Pの供給動作を開始する。
具体的には、給紙制御部210は、給紙ローラー63や搬送ローラー対64を回転させるためのモーターMと接続されており、そのモーターMの駆動を制御する。そして、給紙制御部210は、本体部100aに用紙Pを供給するとき、モーターMを駆動することによって給紙ローラー63や搬送ローラー対64を回転させ、本体部100aへの用紙Pの供給が完了すると、モーターMの駆動を停止することで給紙ローラー63や搬送ローラー対64の回転を停止させる。
なお、本体部100aに複数枚の用紙Pを連続して供給する場合には、紙間を一定に保つため(一定の間隔で給紙するため)、給紙ローラー63の回転および回転停止を繰り返さなければならない。このため、給紙ローラー63の回転および回転停止を切り替えるためのクラッチCLが設けられ、そのクラッチCLの制御を給紙制御部210が行うようになっている。これにより、たとえば、搬送ローラー対64の回転を維持しながら、給紙ローラー63の回転および回転停止を切り替えることができる。
また、給紙制御部210は、重送検知センサー65(発信部65aおよび受信部65b)と接続されている。すなわち、重送検知センサー65の出力を給紙制御部210が受けるようになっている。重送検知センサー65の出力を受けた給紙制御部210は、重送検知センサー65の出力に基づき、給紙搬送路61において重送が発生しているか否かの検知(重送検知)を行う。なお、本実施形態において、重送検知センサー65を含む給紙制御部210は、「重送検知部」に相当する。
給紙制御部210は、重送発生を検知した場合、I/F部213を通じて、重送発生を検知したことを示す信号を本体制御部110に送信するとともに、本体部100aへの用紙Pの供給動作を中断し、重送用紙Pの排出動作を開始する。すなわち、給紙ローラー63は、給紙搬送路61への用紙Pの供給を中断する。また、切替爪69は、給紙搬送路61と排紙搬送路67との分岐点からそのまま給紙搬送路61に向かう用紙搬送経路を遮断し、給紙搬送路61から排紙搬送路67に向かう用紙搬送経路を開放する。これにより、給紙搬送路61に存在する重送用紙Pは、給紙搬送路61から排紙搬送路67に進み、排紙搬送路67にガイドされて排紙トレイ66にまで送られる。なお、連続印刷する(複数枚の用紙Pを連続して本体部100aに供給する)場合には、重送用紙Pの次の用紙Pが給紙搬送路61に既に供給されていることがある。この場合、たとえば、重送用紙Pの次の用紙Pの重送検知は行わず、重送用紙Pの次の用紙Pも排紙トレイ66に排出する。
そして、給紙制御部210は、重送用紙Pの排出動作を終えると、給紙再開の準備が整ったことを示す信号を本体制御部110に送信し、本体制御部110から給紙再開の指示を待つ。この後、本体制御部110から給紙再開の指示を受けた給紙制御部210は、本体部100aへの用紙Pの供給動作を再開する。
このように、給紙装置200は、重送が発生すると、重送用紙Pを排出するまで、本体部100aへの給紙動作を中断する。すなわち、重送が発生した場合には、重送用紙Pがそのまま本体部100aに供給されるのを抑制することができる。
一方で、重送が連続して発生した場合には、その度に給紙動作が中断するので、給紙効率が悪くなってしまう。ここで、給紙制御部210が重送発生を連続(たとえば、5回)して検知した場合には、実際に重送が発生している可能性もあるが、重送検知センサー65に異常が発生している可能性の方が高い。
そこで、本実施形態では、給紙制御部210は、重送発生を検知した回数である検知回数を記憶部212に記憶させる。たとえば、重送が1回発生する毎に「1」ずつ加算したデータを検知回数データとして記憶部212に書き込む。ただし、この実施形態では、給紙制御部210は、重送発生を検知した後の給紙で重送発生を検知しなかったとき、記憶部212が保持する検知回数データをリセットする。このため、記憶部212が保持する検知回数データは、重送発生を連続して何回検知したかを示すデータとなる。
そして、給紙制御部210は、重送発生を連続して検知した場合に、検知回数データの値が閾値回数に達していれば(連続して重送発生を検知したときの最初の重送発生の検知からの検知回数が閾値回数に達していれば)、重送検知センサー65に異常が発生していると見做し、以降の重送検知を停止する。
したがって、給紙制御部210は、連続して重送発生を検知したときの最初の重送発生の検知からの検知回数が閾値回数に達した後、本体制御部110aから給紙開始の指示を受けると、重送検知を停止したまま、本体制御部110aへの給紙動作を開始する。そして、給紙制御部210は、重送検知を停止している間、用紙搬送経路の切り替えを切替部69に行わせない。すなわち、切替部69は、給紙搬送路61から排紙搬送路67に向かう用紙搬送経路を遮断したまま保持する。
なお、上記したように、連続印刷する(複数枚の用紙Pを連続して本体部100aに供給する)場合においては、重送発生を検知したときに重送用紙Pの次の用紙Pが給紙搬送路61に既に供給されていれば、重送用紙Pの次の用紙Pの重送検知は行わず、重送用紙Pの次の用紙Pも排紙トレイ66に排出する。したがって、重送用紙Pの次の用紙Pは、重送検知の対象とはならない。
すなわち、給紙制御部210は、重送用紙Pの次の用紙Pが排紙トレイ66に排出され後、給紙搬送路61に新たに供給された用紙Pが重送用紙Pであれば、従前の検知回数データに「1」を加算したデータを検知回数データとして記憶部212に書き込む。一方で、重送用紙Pの次の用紙Pが排紙トレイ66に排出された後、給紙搬送路61に新たに供給された用紙Pが重送用紙Pでなければ、記憶部212が保持する従前の検知回数データをリセットする。
さらに、本実施形態では、重送検知を停止するか否かの判断基準となる閾値回数の設定変更指示を操作者(ユーザーやサービスマン)から受け付けるようになっている。閾値回数の設定変更指示の受け付けは、操作パネル101が行う。操作パネル101は、閾値回数の設定変更指示を受け付けるとき、たとえば、図3に示すような重送検知設定画面Sを表示する。
重送検知設定画面Sでは、操作者は、矢印キーK1を操作することで閾値回数を設定変更することができるようになっている。そして、たとえば、操作者によって閾値回数が設定変更され、確定キーK2が押下されると、設定変更後の閾値回数に対応するデータが記憶部212(図2参照)に記憶される。また、操作者によってキャンセルキーK3が押下されると、閾値回数は設定変更されない。
なお、この重送検知設定画面Sにおいて、重送検知の停止/実行を操作者から受け付けるようになっていてもよい。この場合には、たとえば、重送検知の停止/実行を操作者から受け付けるための停止キーK4および実行キーK5を重送検知設定画面Sに設ければよい。
次に、図4を参照して、給紙装置200が行う給紙動作について説明する。
まず、図4のフローのスタート時点では、重送検知が停止されていない状態であるとする。そして、本体制御部110から給紙制御部210に給紙開始(または、重送発生を検知した後の給紙再開)の指示が与えられたとき、図4のフローがスタートする。
ステップS1において、給紙制御部210は、本体部100aに対する用紙Pの供給を開始(または、再開)する。ステップS2において、給紙制御部210は、重送検知センサー65の出力に基づき、重送が発生したか否かを判断する。判断の結果、重送が発生していれば、ステップS3に移行する。
ステップS3に移行すると、給紙制御部210は、給紙動作を中断する(重送用紙Pの排出動作を開始する)。ステップS4において、給紙制御部210は、記憶部212が保持する検知回数データを書き換える。すなわち、従前の検知回数データに「1」を加算したデータを検知回数データとして記憶部212に新たに書き込む。
ステップS5において、給紙制御部210は、検知回数データの値が閾値回数に到達しているか否か(連続して重送発生を検知したときの最初の重送発生の検知からの検知回数が閾値回数に達しているか否か)を判断する。判断の結果、検知回数データの値が閾値回数に到達していれば、ステップS6に移行する。一方で、検知回数データの値が閾値回数に到達していなかった場合には、ステップS1に移行する。
ステップS5からステップS6に移行すると、給紙制御部210は、重送検知を停止して給紙動作を再開する。
ステップS7において、給紙制御部210は、給紙枚数が本体制御部110から指示された枚数に到達したか否かを判断する。判断の結果、給紙枚数が指示された枚数に到達していれば、給紙動作を終了する。この後、給紙制御部210は、本体制御部110から給紙開始の指示が与えられると、重送検知を停止したまま、給紙動作を開始する。
一方で、ステップS7において、給紙枚数が指示された枚数に到達していなかった場合には、ステップS8に移行し、給紙制御部210は、重送検知を停止したまま、給紙動作を続行する。そして、ステップS7に移行する。
また、ステップS2において、重送が発生していなかった場合には、ステップS9に移行する。ステップS9に移行すると、給紙制御部210は、記憶部212が保持する検知回数データをリセットする。
ステップS10において、給紙制御部210は、給紙枚数が本体制御部110から指示された枚数に到達したか否かを判断する。判断の結果、給紙枚数が指示された枚数に到達していれば、給紙動作を終了する。一方で、給紙枚数が指示された枚数に到達していなかった場合には、ステップS11に移行し、給紙制御部210は、給紙動作を続行する。そして、ステップS2に移行する。
本実施形態では、上記のように、給紙制御部210(重送検知部)は、重送発生を連続して検知した場合(重送検知センサー65(センサー)に異常が発生している可能性が高い場合)に、連続して重送発生を検知したときの最初の重送発生の検知からの検知回数が設定された閾値回数に達していれば、以降の重送検知を停止する。これにより、重送検知センサー65に異常が発生していることに起因して給紙動作の中断が頻発する、という不都合は生じない。その結果、重送検知センサー65に異常が発生していたとしても、給紙効率が低下したままになるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、給紙制御部210が重送発生を連続して検知した場合(重送検知センサー65に異常が発生している可能性が高い場合)には、給紙制御部210が自動的に重送検知を停止する。このため、ユーザーからすると、重送が連続して発生することで給紙動作の中断が頻発した後、何らかの対策(たとえば、重送検知センサー65をチェックしたり、サービスマンを呼び出したりするなどの対策)を自身が施すことなく、以降の給紙動作が改善されるので、利便性が良い。
また、本実施形態では、上記のように、給紙制御部210は、重送発生を検知した後の給紙において重送発生を検知しなかったとき、記憶部212に保持された検知回数をリセットする。これにより、記憶部212に保持される検知回数は、重送発生を連続して何回検知したかを示す値となる。このため、容易に、連続して重送発生を検知したときの最初の重送発生の検知からの検知回数を入手することができる。
また、本実施形態では、上記のように、操作パネル101(操作部)は、閾値回数の設定変更指示を受け付ける。これにより、操作者からすると、給紙装置200の使用環境や用紙Pの材質などに応じた設定に変更することができるので、利便性が良い。
また、本実施形態では、上記のように、重送用紙Pを搬送して排出するための排紙搬送路67と、給紙制御部210が重送発生を検知したときに、重送用紙が給紙搬送路61から排紙搬送路67に導かれるように用紙搬送経路を切り替える切替爪69(切替部)とをさらに備える。これにより、容易に、重送用紙Pを排出することができる。また、給紙制御部210が重送検知を停止している間は、切替部69は用紙搬送経路を切り替えないので、用紙Pが排出されることはない。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
61 給紙搬送路
63 給紙ローラー(給紙部)
65 重送検知センサー(センサー)
67 排紙搬送路
69 切替爪(切替部)
100 画像形成装置
101 操作パネル(操作部)
200 給紙装置
210 給紙制御部(重送検知部)
212 記憶部

Claims (5)

  1. 用紙を搬送する給紙搬送路と、
    前記給紙搬送路に供給された用紙の重なり枚数に応じて出力が変動するセンサーを有し、前記センサーの出力に基づき重送検知を行う重送検知部と、
    前記重送検知部が重送発生を検知した回数である検知回数を記憶する記憶部と、
    前記給紙搬送路に用紙を供給するとともに、前記重送検知部が重送発生を検知したときには給紙動作を中断する給紙部と、を備え、
    前記重送検知部は、重送発生を連続して検知した場合に、連続して重送発生を検知したときの最初の重送発生の検知からの検知回数が設定された閾値回数に達していれば、以降の重送検知を停止することを特徴とする給紙装置。
  2. 前記閾値回数の設定変更指示を受け付ける操作部をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記重送検知部は、重送発生を検知した後の給紙で重送発生を検知しなかったとき、前記記憶部に保持された検知回数をリセットすることを特徴とする請求項1または2に記載の給紙装置。
  4. 前記給紙搬送路から分岐し、前記給紙搬送路に複数枚重なって供給された重送用紙を搬送して排出するための排紙搬送路と、
    前記給紙搬送路と前記排紙搬送路との分岐点に設けられ、前記重送検知部が重送発生を検知したときに、重送用紙が前記給紙搬送路から前記排紙搬送路に導かれるように用紙搬送経路を切り替える切替部と、をさらに備え、
    前記切替部は、前記重送検知部が重送検知を停止している間、用紙搬送経路を切り替えないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の給紙装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の給紙装置を備え、前記給紙装置から供給された用紙に画像を印刷して出力することを特徴とする画像形成装置。
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