JP2019196263A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】後処理装置において、生産性の低下を抑制することが可能であり、用紙の側端部位置の検知することが可能な画像形成システムを提供する。【解決手段】画像形成装置と、用紙にパンチ孔を形成するパンチユニットを有する後処理装置とを備える画像形成システムを構成する。パンチユニットは、穿孔部と、用紙側端部検知と紙粉検知とを行う検知部と、検知部に対し、用紙側端部検知と異なるタイミング、及び、用紙側端部検知における検知閾値と異なる検知閾値を用いて、紙粉検知を行うように制御する制御部とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、用紙に画像を形成する画像形成装置と、用紙にパンチ孔を形成するパンチユニットとを備える画像形成システムに係わる。
近年、平綴じ機やパンチユニット、くるみ製本機等の多彩な機能を有する複数の後処理装置を備えた画像形成システムが普及している。パンチユニットは、画像形成システムの最下流に連結される場合が多い。このため、画像形成装置からパンチユニットまでの用紙の搬送距離が長くなり、パンチユニットに用紙が到達する際に、搬送方向と直交する主走査方向(以下、用紙幅方向という)に用紙の位置ずれが発生しやすい。
従来のパンチユニットでは、用紙の位置ずれによるパンチ位置のずれを解消するために、用紙の側端部の通過位置をセンサーで検知し、この検知データを基にパンチ位置を補正する制御が実施されている。例えば、用紙の側端部位置を検知する用紙検知センサーと、用紙検知センサーの用紙搬送方向の下流側に設置された穿孔部とを備え、用紙の側端部位置のずれ量を用紙検知センサーにより測定し、測定した側端部位置のずれ量に基づいて穿孔部を移動させる画像形成システムが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
また、用紙の端部位置を検知する方法として、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサー等の固体撮像素子を用いる画像形成システムが提案されている(例えば、特許文献3参照)。この画像形成システムでは、画像形成部において、用紙に既に画像が形成されているような追い刷りされた用紙においても、用紙の端部の位置を正しく検知することができる。このため、画像形成部において、用紙の位置ずれが発生した場合にも、正しい位置に画像を形成することができる。
特開2006−240790号公報 特開2014−47023号公報 特開2017−167302号公報
しかしながら、上述の特許文献1や、特許文献2に記載されている画像形成システムででは、用紙一枚毎に、パンチユニットに付けた用紙検知センサーを揺動して用紙側端部を検知し、検知データを基にパンチ位置を合わせる動作を行う。この方法では、用紙が存在しない位置から用紙の側端部位置まで用紙検知センサーを揺動させる時間、用紙の側端部位置から用紙のパンチ孔形成位置までパンチユニットを揺動させる時間、及び、パンチ孔形成後にパンチユニットを初期の用紙が存在しない位置まで戻す時間が、用紙一枚毎にかかるため、パンチ孔を形成する際に画像形成システムの生産性が低下する。
一方、用紙検知センサーにイメージセンサー等を用いる場合には、イメージセンサーを用紙の搬送路に固定することで、センサーの揺動時間を無くして、用紙側端部の検知までの時間を短縮することができる。しかし、イメージセンサーを用いる場合には、検出面に紙粉が付着していると、紙粉によって用紙が存在すると誤検知してしまうため、紙粉検知を実施する必要がある。特許文献3に記載されている画像形成部のような用紙を搬送するだけの場所で用紙側端部を検知するような場合と異なり、パンチ孔を形成する後処理装置では、紙粉の影響が顕著になりやすい。このため、パンチ孔を形成する後処理装置では、ジョブ実行中に紙粉が検知されやすく、紙粉と用紙とを誤検知しやすくなる。このため、用紙側端部検知にイメージセンサーを用いた後処理装置では、紙粉による用紙側端部の誤検知によって後処理装置の停止が多くなり、生産性が低下する。また、紙粉による用紙側端部位置の誤検知により、パンチ孔の位置精度が低くなりやすいという影響がある。
上述した問題の解決のため、本発明においては、後処理装置において、生産性の低下を抑制することが可能であり、用紙の側端部位置を検知することが可能な画像形成システムを提供するものである。
本発明の画像形成システムは、画像を用紙に形成する画像形成装置と、画像形成装置の下流側に連結され、画像形成装置から搬送される用紙にパンチ孔を形成するパンチユニットを有する後処理装置とを備える。そして、画像形成装置は、後処理装置に搬送する用紙の搬送を制御する搬送制御部を備える。後処理装置のパンチユニットは、用紙にパンチ孔を形成する穿孔部と、画像形成装置から搬送される用紙の搬送方向と直交する主走査方向の側端部を、所定の検知閾値を用いて検知する用紙側端部検知と、検知領域内の紙粉量を、所定の検知閾値を用いて検知する紙粉検知とを行う検知部と、検知部の検知結果により得られる用紙の側端部の位置に基づいて穿孔部を任意の位置に移動させる揺動部と、パンチジョブを実施する際に検知部に対し、用紙側端部検知と異なるタイミング、及び、用紙側端部検知における検知閾値と異なる検知閾値を用いて、紙粉検知を行うように制御する制御部とを備える。
本発明によれば、後処理装置において、生産性の低下を抑制することが可能であり、用紙の側端部位置を検知することが可能な画像形成システムを提供することができる。
画像形成システムの構成の一例を示す図である。 用紙の主面方向におけるパンチユニットの要部の構成を模式的に示す図である。 用紙の側面方向におけるパンチユニットの要部の構成を模式的に示す図である。 画像形成システムのブロック構成の一例を示す図である。 検知部による用紙の側端部と紙粉との検出信号の一例を示す図である。 検知部から出力された検出信号と、用紙検知閾値、及び、紙粉検知閾値との関係を示す図である。 パンチ処理における紙粉検知動作のフローチャートを示す図である。 ジョブ枚数と推定紙粉量とから清掃表示の実施を判定するための一例を示す表である。
以下、本発明を実施するための形態の例を説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
〈画像形成システムの実施形態〉
以下本発明の半導体装置の具体的な実施の形態について説明する。
図1に、画像形成システムGSの構成の一例を示す。画像形成システムGSは、画像形成装置100と大容量給紙装置200と複数の後処理装置Fとを備え、各装置が用紙搬送方向D1に沿って連結されている。画像形成システムGSでは、パンチユニット700においてパンチ処理を行う際に、用紙の搬送路に固定された検知部において、用紙の搬送方向と直交する主走査方向の側端部を検知する用紙側端部検知と、検知領域内の紙粉量を検知する紙粉検知とを行う。その際、検知部において、用紙側端部検知と紙粉検知とを、それぞれ異なるタイミング、及び、異なる検知閾値で行う。
[画像形成装置の構成]
画像形成システムGSにおいて、画像形成装置100は、操作表示部110と画像形成部140と給紙部170と定着部180とを備える。なお、画像形成装置100には公知の画像形成装置を適用可能であるため、以下では画像形成装置100の構成の詳細についての説明を省略する。
画像形成装置100において、操作表示部110は、画像形成装置100を構成する筐体上面部に設置され、LCD(Liquid Crystal Display)等からなるタッチ操作が可能なタッチパネルと、数字キーやスタートボタン等の各種ボタンを含むハードキーとを有している。操作表示部110は、用紙サイズ、給紙トレイ等の画像形成条件や、後処理装置Fの処理条件等のユーザーによる入力操作を受け付ける。また、ユーザーに通知するための画像形成システムGSの状態や、各構成の状態等の各種情報を表示する。
給紙部170は、A4サイズやA3サイズ等の各種の用紙Pが収容される複数の給紙トレイを有している。給紙部170は、画像形成処理の開始が操作表示部110等で選択されると、ピックアップローラーや捌きローラー等により給紙トレイから用紙Pを取り出す。そして、取り出した用紙Pを搬送ローラー等により一枚ずつ画像形成部140に搬送する。
画像形成部140は、図示しない帯電部、感光体、露光部、及び、現像部を備える。帯電部によって感光体に対して電荷を付加した後、露光部からレーザ光を照射して感光体に静電潜像を形成する。そして、現像部により感光体の表面に静電潜像を顕像化させてトナー像を形成する。その後、トナー像を中間転写ベルトに転写させ、中間転写ベルトに転写させたトナー像を所定のタイミングで搬送されてくる用紙Pの表面に転写させる。画像が転写された用紙は、画像形成部140の用紙搬送方向D1の下流側に設置された定着部180に搬送される。
定着部180は、例えば加圧ローラーや定着ローラー、ベルト等から構成され、画像形成部140から搬送されてくる用紙Pに対して加熱及び加圧処理を行うことにより、トナー像を用紙P上に定着させる。定着部180で定着処理された用紙Pは、ユーザーによって指定された各後処理装置Fに向けて搬送される。
[大容量給紙装置の構成]
画像形成システムGSにおいて、大容量給紙装置200は、画像形成装置100の用紙搬送方向D1の上流側に連結され、大量の用紙Pを収容する複数段の給紙トレイ等からなる給紙部270を筐体の内部に有している。給紙部270には、同一サイズや異なるサイズの用紙Pが収容される。大容量給紙装置200は、図示しない送風部や吸着搬送部、搬送ローラー等を有している。印刷処理が開始されると、印刷ジョブで指定された用紙は、送風部や吸着搬送部等によって給紙トレイから一枚ずつ分離されて取り出され、搬送ローラー等を介して上流側の画像形成装置100に搬送される。また、現在給紙している給紙部270内の用紙Pがなくなると、同一サイズの用紙Pが収容されている他の給紙部270に切り替わり、給紙が継続される。なお、本例の画像形成システムGSでは、一台の大容量給紙装置200を備える例を説明したが、これに限定されることはなく、大容量給紙装置200を2台以上連結して備える構成であってもよい。
[後処理装置の構成]
画像形成システムGSにおいて、後処理装置Fは、一例としてカール矯正装置300と2枚重ね機400とスタック機500とくるみ製本機600とパンチユニット700と平綴じ機800とを備えている。これらの装置は、それぞれ独立して使用することもできるし、複数の装置を連携して使用することもできる。例えば、パンチユニット700のみを単体で使用することもできるし、カール矯正装置300で用紙Pにカール矯正を行った後にパンチユニット700で用紙Pにパンチを形成するように使用することもできる。
カール矯正装置300は、画像形成装置100の用紙搬送方向D1の下流側に連結されており、画像形成装置100から搬送される用紙Pのカールを矯正する。2枚重ね機400は、カール矯正装置300の用紙搬送方向D1の下流側に連結されており、画像形成装置100から一枚ずつ搬送される用紙Pを2枚重ね処理する。スタック機500は、2枚重ね機400の用紙搬送方向D1の下流側に連結されており、画像形成装置100から一枚ずつ搬送される用紙Pを複数枚の単位で積載する。くるみ製本機600は、スタック機500の用紙搬送方向D1の下流側に連結されており、画像形成装置100から搬送される複数枚の用紙Pに対してくるみ製本処理を行う。
平綴じ機800は、くるみ製本機600の用紙搬送方向D1の下流側、すなわち、画像形成システムGSの最下流に連結されており、画像形成装置100から搬送される複数枚の用紙Pに対して平綴じ処理を行う。パンチユニット700は、平綴じ機800に組み込まれて構成されている。パンチユニット700は、画像形成装置100から搬送される用紙Pにパンチ孔を形成する。なお、パンチユニット700は、組み込み式ではなく、単体の装置として構成することもできる。また、パンチユニット700の位置は、カール矯正装置300の下流側等の任意の位置に配置することも可能である。
[パンチユニットの構成例]
次に、パンチユニット700について説明する。図2に、パンチ処理が行われる用紙の主面方向における、パンチユニット700の要部の構成を模式的に示す。図3に、パンチ処理を行う用紙の側面方向における、パンチユニット700の要部の構成を模式的に示す。
図2及び図3に示すように、パンチユニット700は、穿孔ユニット710、搬送部720、ローラー駆動部730、及び、検知部740を備える。
穿孔ユニット710は、ユニット本体711、及び、穿孔部714を有している。ユニット本体711は、用紙幅方向D2に延びる細長の筐体であって、その内部に組み込まれた穿孔部714と一体となって揺動部716(図4参照)の駆動により、用紙幅方向D2に沿って往復移動(揺動)する。
パンチユニット700において、穿孔ユニット710は、穿孔部714が紙搬送方向D1と直交する主走査方向(用紙幅方向D2)の用紙Pの両側端部よりも内側となるように配置されることが好ましい。すなわち、穿孔ユニット710は、パンチ動作を行うとき、及び、パンチ動作を行っていないときの両方において、上記配置内であることが好ましい。穿孔ユニット710を上記配置内とすることにより、パンチ動作を行う際の穿孔ユニット710の移動距離が小さくなり、穿孔ユニット710の揺動開始からパンチ孔の形成完了までの時間が短縮される。このため、パンチユニット700の生産性の低下を抑制することができる。
穿孔部714は、図示しないパンチ駆動部718(図4参照)によって穿孔ユニット710から用紙Pの方向に移動可能に構成され、所定の位置において用紙Pを貫通することで用紙Pにパンチ孔を形成する。穿孔部714は、例えば2本のパンチ刃で構成され、これらのパンチ刃が穿孔ユニット710の長手方向に沿って所定の間隔を隔てて設けられている。穿孔部714は、パンチ動作時において、穿孔ユニット710の揺動により、ユニット本体711とともにパンチ位置に移動する。そして、穿孔部714のパンチ刃が上下方向に移動し、用紙Pにパンチ孔(貫通孔)を形成する。
搬送部720は、搬送ローラー722、搬送ローラー724、及び、搬送ローラー722と搬送ローラー724とを連結する回転軸726を有している。搬送ローラー722、搬送ローラー724は、穿孔ユニット710よりも用紙搬送方向D1の上流側に配置され、回転軸726上において用紙幅方向D2に所定の間隔を隔てて配置されている。搬送部720は、画像形成装置100からくるみ製本機600等を経由して搬送される用紙Pを穿孔ユニット710のパンチ位置に搬送する。搬送ローラー722は、図3に示すように、駆動ローラー722aと従動ローラー722bとから構成されている。なお、図示しないが搬送ローラー724も、搬送ローラー722と同様に、駆動ローラーと従動ローラーとから構成されている。
ローラー駆動部730は、例えばステッピングモータ等の駆動装置からなり、ギア等を介して搬送部720の回転軸726に取り付けられている。ローラー駆動部730を駆動することにより、回転軸726と、回転軸726に取付けられた搬送ローラー722及び搬送ローラー724が回転し、用紙Pを用紙搬送方向D1に搬送する。
(検知部の構成例)
パンチユニット700に搭載される検知部740は、例えば反射型センサー(フォトセンサー)から構成される。検知部740は、用紙の搬送方向と直交する主走査方向(用紙幅方向D2)の側端部を検知する用紙側端部検知と、検知領域内の紙粉量を検知する紙粉検知とを行う。
検知部740は、用紙Pや紙粉が検知されると出力信号が立ち上がり、用紙Pや紙粉が検知されないと出力信号が立ち下がり、その結果が制御部(図4参照)に送信される。従って、用紙Pが検知部740を通過している間、検知部740からの出力信号は一定値を維持する。また、検知部740が紙粉検知を行っている間、紙粉が検知された部分の出力信号は一定値を維持する。
検知部740を構成する反射型センサーは、例えば、発光部と、受光部と、光電変換部とを備える。反射型センサーにおいて発光部は、用紙Pの搬送方向と直交する直交方向に沿って、用紙Pに光を照射する。また、受光部は、例えば、CIS(Contact Image Sensor)が横一列に並んで形成されたラインセンサから構成される。受光部は、発光部から用紙Pに照射され、用紙Pから反射された光を含む入射光を受光する。光電変換部は、受光部で受光した入射光を検出信号に光電変換する。
検知部740は、搬送部720の用紙搬送方向D1の下流側であり、且つ、パンチユニット700の上流側に設置されている。また、検知部740は、用紙Pの紙搬送方向D1と直交する主走査方向の一端部であって、用紙Pの表面側に対向するようにして取り付けられている。
また、検知部740は、画像形成システムGSで用いられる各種の用紙Pにおいて、用紙Pの用紙搬送方向D1と直交する方向の側端部位置が検知領域内に含まれる位置に、固定して設けられていることが好ましい。この位置に検知部740が配置されることにより、検知部740や穿孔ユニット710等を揺動することなく、用紙Pの側端部を検知することができる。検知部740や穿孔ユニット710等の揺動に掛かる時間が不要となるため、パンチユニット700の生産性の低下を抑制することができる。パンチユニット700は、最大サイズから最小サイズまでの全ての用紙に対して側端部位置が検知領域内となる検知部740を搭載することが好ましいが、用紙サイズに応じた複数の検知部740を備える構成であってもよい。
[画像形成システムのブロック構成例]
次に、画像形成システムGSのブロック構成例について説明する。図4に、画像形成システムGSのブロック構成の一例を示す。なお、図4では、画像形成装置100、大容量給紙装置200、及び、パンチユニット700のブロック構成のみを示し、他の後処理装置のブロック構成については記載を省略している。
(画像形成装置のブロック構成)
画像形成装置100は、システム全体の動作を制御する制御部150を備えている。制御部150は、CPU(Central Processing Unit)152とROM(Read Only Memory)154とRAM(Random Access Memory)156とを有している。CPU152は、ROM154から読み出したプログラムやデータをRAM156上に展開して実行することで、画像形成処理や大容量給紙装置200およびパンチユニット700を含む後処理装置Fの動作を制御する。
制御部150には、操作表示部110と画像形成部140と給紙部170と搬送部120と通信部160と定着部180とがそれぞれ接続されている。操作表示部110は、用紙サイズや用紙種類等の画像形成条件を受け付け、また、パンチユニット700の選択情報やパンチ条件等を受け付け、これらの受け付けた入力情報に基づく操作信号を制御部150に供給する。
画像形成部140は、制御部150の指示に基づいて、帯電、露光、現像処理や中間転写ベルト等の速度制御等を実行する。給紙部170は、制御部150の指示に基づいて、ユーザーに選択された用紙Pに対応した給紙トレイから用紙Pを一枚ずつ取り出して画像形成部140に供給する。制御部150は、例えば、1枚目の用紙にパンチ処理を行う場合、1枚目の用紙と2枚目の用紙との間隔が2枚目以降の用紙の間隔よりも長くなるよう、給紙部170からの用紙Pの給紙タイミングを制御してもよい。
搬送部120は、搬送経路に設置された複数の搬送ローラーを駆動するための駆動部120aを有している。駆動部120aは、例えばステッピングモータから構成され、制御部150から供給される駆動信号に基づいて駆動する。制御部150は、パンチ処理を行う場合、パンチ対象の1枚目の用紙と2枚目の用紙との間隔が2枚目以降の用紙の間隔よりも長くなるよう、駆動部120aの動作を制御する。
通信部160は、NIC(Network Interface Card)、MODEM(Modulator-DEModulator)、USB(Universal Serial Bus)等の各種インターフェースから構成され、大容量給紙装置200の通信部260や、複数の後処理装置Fを介してパンチユニット700の通信部760に接続されている。通信部160は、大容量給紙装置200やパンチユニット700と双方向通信を行い、給紙に関する情報、及び、パンチ処理に関する情報を送受信する。
(大容量給装置のブロック構成)
大容量給装置200は、搬送部220と給紙部270と制御部250と通信部260とを備えている。給紙部270は、制御部250の指示に基づいて、送風部や吸着搬送部等を制御してユーザーにより選択された用紙Pに対応した給紙トレイから用紙Pを一枚ずつ取り出す。搬送部220は、例えば複数の搬送ローラーを有しており、制御部250から供給される駆動信号に基づいて駆動し、給紙部270から取り出された用紙Pを画像形成装置100に搬送する。
制御部250は、CPU252とROM254とRAM256とを含み、画像形成装置100の制御部150の指示に基づいて搬送部220および給紙部270の動作を制御する。制御部250は、パンチ処理が行われる場合、1枚目の用紙と2枚目の用紙との間隔が2枚目以降の用紙の間隔よりも長くなるよう、搬送部220および給紙部270の動作を制御して給紙タイミングを調整する。
(パンチユニットのブロック構成)
パンチユニット700は、穿孔ユニット710と搬送部720と検知部740とメモリ部770と制御部750と通信部760とを備えている。穿孔ユニット710は、揺動部716とパンチ駆動部718とを有している。
検知部740は、制御部750の指示に基づいて、画像形成装置100から搬送される用紙Pの側端部を検知し、検知により得られた用紙検出信号を制御部750に供給する。また、検知部740は、制御部750の指示に基づいて、検知領域内の紙粉を検知し、検知により得られた紙粉検出信号を制御部750に供給する。
揺動部716は、例えばステッピングモータやギア等から構成され、制御部750から供給される駆動信号に基づいて、穿孔ユニット710をパンチ位置に移動させる。揺動部716は、パンチ動作が終了すると、穿孔ユニット710をパンチ位置から元の位置に移動させる。なお、揺動部716の機構は、上記構成に限定されるものではなく、ベルトやレール等を用いた種々の機構を採用することができる。パンチ駆動部718は、例えばモータやギア等から構成され、制御部750から供給される駆動信号に基づいて穿孔部714を上下方向に移動させる。
搬送部720は、搬送ローラー722,724を駆動するためのステッピングモータ等を有し、制御部750から供給される駆動信号に基づいて駆動して搬送ローラー722,724を回転させることで用紙Pをパンチ位置に搬送する。
メモリ部770は、不揮発性の半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等から構成され、穿孔ユニット710のパンチ位置までの基準移動距離や、検知部740により検知された用紙Pの側端部の検知位置情報等の情報を記憶する。
制御部750は、CPU752とROM754とRAM756と含み、画像形成装置100の制御部150の指示に基づいて穿孔ユニット710、搬送部720、及び、検知部740の動作を制御する。制御部250は、用紙Pのパンチ処理を行う場合、用紙Pがパンチ位置で停止して穿孔ユニット710の振動が停止又は減衰した後に、パンチ動作を行うよう穿孔ユニット710のパンチ駆動部718等の動作を制御する。
また、制御部250は、検知部740により検知された紙粉検出信号の出力データを取得し、紙粉量を算出する。そして、制御部250は、算出された紙粉量から、パンチユニット700内の紙粉の清掃の要否を判定する。
[用紙側端部の検出、及び、紙粉の検出]
次に、図5に、検知部740による、用紙Pの側端部と紙粉についての検出信号の一例を示す。図5に示すように、検知部740は、検知領域内に用紙Pが到達すると、用紙Pを検知した領域において用紙検出信号(実線で示すセンサ出力電圧)が立ち上がり、用紙Pを検知しない領域では用紙検出信号が立ち下がり、その結果が制御部750(図4参照)に送信される。制御部750は、検知部740から出力された用紙検出信号と、用紙検知閾値とに基づき、用紙Pの搬送方向に沿う側の側端部の位置を検知する。
また、検知部740は、検知領域内に紙粉が存在すると、紙粉を検知した領域において紙粉検出信号(破線で示すセンサ出力電圧)が立ち上がり、紙粉を検知しない領域では紙粉検出信号が立ち下がり、その結果が制御部(図4参照)に送信される。制御部750は、検知部740から出力された紙粉検出信号と、紙粉検知閾値とに基づき、検知領域内の紙粉の存在位置を検知する。
図6に、検知部740から出力された検出信号(用紙検出信号、用紙検出信号)と、用紙検知閾値及び紙粉検知閾値との関係を示す。図6において、縦軸が検知部740からの検出信号の大きさ(電圧)、横軸が用紙Pの用紙濃度を表している。なお、用紙濃度とは、反射光の強さに影響する重要な要素であって、例えば、用紙自体の色や、トナー濃度、用紙の表面(凹凸、光沢、マット等)等による、用紙Pの色要素である。
また、図6では、検知部740が用紙Pを検知した際の用紙検出信号の大きさ(電圧)の変化を示すグラフと、紙粉を検知した際の紙粉検出信号の大きさ(電圧)を示している。
図6に示すように、用紙Pの側端部を検知する際に検知部740から出力される用紙検出信号は、用紙Pの用紙濃度が白色(淡)である場合ほど高くなり、用紙濃度が黒色(濃)である場合ほど低くなる。このため、用紙Pの側端部を検知する際の基準となる用紙検知閾値は、用紙Pの用紙濃度が黒色単色である場合を基準として、この基準よりも低い値に設定する。
さらに、紙粉を検知する際に検知部740から出力される紙粉検出信号は、用紙Pの用紙濃度が黒色単色である場合よりも低い値となる。このため、紙粉を検知する際の基準となる紙粉検知閾値は、用紙Pの用紙濃度が黒色単色である場合を基準とする用紙検知閾値よりも十分に低い値に設定する必要がある。
従って、検知部740から出力される用紙検出信号と用紙検知閾値との比較から、図5に示すように、用紙検知閾値よりも用紙検出信号(実線で示すセンサ出力電圧)が大きい位置を、用紙Pが存在する領域(図5中の○)として検知することができる。また、用紙検知閾値よりも用紙検出信号が小さい位置を、用紙Pが存在しない領域(図5中の×)として判断することができる。そして、この用紙Pが存在する領域と、用紙Pが存在しない領域との境界位置を、用紙Pの側端部として検知することができる。
一方、紙粉検知においては、検知部740から出力される紙粉検出信号と紙粉検知閾値との比較から、紙粉検知閾値よりも紙粉検出信号(破線で示すセンサ出力電圧)が大きい位置を、紙粉が存在する領域(図5中の○)として検知することができる。
なお、用紙側端部の検知と紙粉の検知とを同時に行うと、用紙Pが存在する領域にある紙粉では、用紙検知の検出信号と、紙粉検知の検出信号とが重複するため、この紙粉による検出信号を検知できない。この場合には、用紙Pの存在しない領域でしか紙粉を検知することができないため、検知部740による紙粉の検知能力が低下する。従って、検知部740による用紙Pの側端部位置の検知と、紙粉の検知とは、それぞれ異なるタイミングで行うことが好ましい。特に、各検出信号が重複しないように、検知部740の検知領域内に用紙Pが存在しないタイミングで、紙粉検知を行うことが好ましい。これにより、用紙Pが存在しないタイミングで得られた検出信号を紙粉の検出信号と判断することができる。
さらに、パンチ処理が指示された際に、検知部740の検知領域内に用紙Pが到達する前に、予め紙粉検知を行っておくことがより好ましい。また、紙粉検知を行っている間は、用紙Pの到達等による紙粉検知のエラーを抑制するために、画像形成装置100や、検知部740以外の後処理装置Fの動作を停止させることが好ましい。
[画像形成システムの動作例]
次に、画像形成システムGSにおける紙粉検知の動作の一例について説明する。図7に、パンチ処理が選択された場合における紙粉検知動作のフローチャートを示す。
まず、ユーザーによって指示された印刷ジョブにおいて、制御部750は、ユーザーによって用紙に対してパンチ処理を行うパンチジョブが選択されたか否かを判定する(ステップS11)。制御部750は、パンチジョブが選択された場合(ステップS11のYes)、検知部740に紙粉検知を実施する指示を行う(ステップS12)。また、制御部750は、ユーザーから指示されたジョブ枚数の情報を取得する(ステップS13)。パンチジョブが選択されなかった場合(ステップS11のNo)、画像形成システムGSは、ユーザーによって指示された印刷ジョブを行い、本フローチャートによる処理を終了する。
次に、検知部740が紙粉検知を行った後、制御部750は、検知部740から出力される紙粉検出信号と、紙粉検知閾値との比較から、検知領域内に紙粉が検知されたか否かを判定する(ステップS14)。紙粉が検知されなかった場合(ステップS14のNo)、画像形成システムGSは、ユーザーによって指示された印刷ジョブを行い、本フローチャートによる処理を終了する。
紙粉が検知された場合(ステップS14のYes)、制御部750は、検知部740から出力される紙粉検出信号から、パンチユニット700(図2参照)内の推定紙粉量を算出する。さらに、制御部750は、算出した推定紙粉量と、ステップS13で取得したジョブ枚数とを参照し(ステップS15)、制御部750は、推定紙粉量とジョブ枚数と情報に基づいて、ユーザー等にパンチユニット700内の清掃を指示する画面を、画像形成装置100の操作表示部110(図4参照)に表示(以下、この画面表示を清掃表示という)するか否か判定する(ステップS16)。
ステップS16における清掃表示の有無の判定は、検知部740からの検出信号の大きさ(電圧V)の値から推定されるパンチユニット700内の推定紙粉量と、ステップS15における推定紙粉量とジョブ枚数の情報とに基づいて行う。また、制御部750は、検出信号の大きさ(電圧V)の値から算数される推定紙粉量と、取得したジョブ枚数の情報とに基づいて、清掃表示を行うか否かを判定する基準を変更する。
例えば、図8に示すように、検出信号の大きさが0V以上0.05V未満であれば、パンチユニット700内に紙粉が無い(紙粉検知閾値以下)と判定する。この場合には、ジョブ枚数にかかわらず、清掃表示を行わない。
検出信号の大きさが0.05V以上0.3V未満の場合には、パンチユニット700内の紙粉量を検出信号の大きさから算出し、推定紙粉量を求める。そして、推定紙粉量と、ジョブ枚数とから、清掃表示の要否を判定する。具体的には、ジョブ枚数が多いほど、より大きさが小さい検出信号でも清掃表示を行うように判定する。パンチユニット700では、ジョブ枚数が多くなるほど、ジョブ開始から終了までに発生する紙粉量が多い。また、ジョブ枚数が少ないほど、ジョブ開始から終了までに発生する紙粉量が少ない。このため、ジョブ枚数が多い場合ほど、ジョブ開始から終了までの間で、発生した紙粉による用紙Pの側端部位置の誤検知が発生しやすい。従って、ジョブ枚数が多いほど、清掃表示を行う推定紙粉量の基準値を低くし、ジョブ開始前に予め装置内を清掃して紙粉の影響を排除できるように清掃表示を行うことが好ましい。一方、ジョブ枚数が少ない場合には、紙粉による用紙Pの誤検知が発生にくいため、清掃表示を行う推定紙粉量の基準値を高くし、装置内を清掃する頻度を少なくすることができる。
また、例えば、検出信号の大きさが0.3V以上となった場合には、装置内の紙粉量が多いため紙粉による用紙Pの側端部位置の誤検知が発生しやすい状況であると判断し、ジョブ枚数にかかわらず、清掃表示を行う。
なお、図8では、検出領域に用紙Pが到達した場合の用紙検出信号の大きさの一例として、用紙Pを検知した場合の検出信号の大きさを1V以上として示している。すなわち、図8に示す例では、検出信号の大きさが1V以上の場合には、用紙Pが検知されたと判断されるため清掃表示を行うか否かの判定は行われない。
上述のように、紙粉検知の実施結果と、ジョブ枚数の情報とに基づいて、制御部750が、清掃表示を行うか否かを判定する基準を変更する。そして、上述の検出信号の大きさとジョブ枚数との情報に基づいて、清掃表示が必要と判定された場合(ステップS16のYes)、画像形成装置100の操作表示部110(図4参照)に清掃表示を行い、本フローチャートによる処理を終了する。また、清掃表示が不要と判定された場合(ステップS16のNo)、画像形成システムGSは、ユーザーによって指示された印刷ジョブを行い、本フローチャートによる処理を終了する。
以上の画像形成システムGSの動作により、後処理部Fのパンチユニット700において、用紙の搬送方向と直交する主走査方向の側端部を検知する用紙側端部検知と、検知領域内の紙粉量を検知する紙粉検知とを行うことができる。そして、紙粉検知において、紙粉量が多い場合には、ユーザー等にパンチユニット700内の清掃を指示する画面を画像形成装置100の操作表示部110(図4参照)に表示し、パンチユニット700内の紙粉を除去することにより、紙粉による用紙側端部検知の誤検知を抑制することができる。このため、紙粉による用紙側端部の誤検知の発生を抑制することができ、生産性の低下を抑制することができる。さらに、より正確な用紙側端部検知を行うことができ、用紙Pのより正確な位置にパンチ孔を形成することができる。
なお、本発明は上述の実施形態例において説明した構成に限定されるものではなく、その他本発明構成を逸脱しない範囲において種々の変形、変更が可能である。
100 画像形成装置、110 操作表示部、120,220,720 搬送部、120a 駆動部、140 画像形成部、150,250,750 制御部、152,252,752 CPU、154,254,754 ROM、156,256,756 RAM、160,260,760 通信部、170,270 給紙部、180 定着部、200 大容量給紙装置、300 カール矯正装置、400 2枚重ね機、500 スタック機、600 くるみ製本機、700 パンチユニット、710 穿孔ユニット、711 ユニット本体、714 穿孔部、716 揺動部、718 パンチ駆動部、722,724 搬送ローラー、722a 駆動ローラー、722b 従動ローラー、726 回転軸、730 ローラー駆動部、740 検知部、770 メモリ部、800 平綴じ機、D1 紙搬送方向、D1 用紙搬送方向、D2 用紙幅方向、F 後処理装置、GS 画像形成システム

Claims (7)

  1. 画像を用紙に形成する画像形成装置と、前記画像形成装置の下流側に連結され、前記画像形成装置から搬送される前記用紙にパンチ孔を形成するパンチユニットを有する後処理装置と、を備える画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記後処理装置に搬送する前記用紙の搬送を制御する搬送制御部を備え、
    前記後処理装置の前記パンチユニットは、
    前記用紙にパンチ孔を形成する穿孔部と、
    前記画像形成装置から搬送される前記用紙の搬送方向と直交する主走査方向の側端部を、所定の検知閾値を用いて検知する用紙側端部検知と、検知領域内の紙粉量を、所定の検知閾値を用いて検知する紙粉検知とを行う検知部と、
    前記検知部の検知結果により得られる前記用紙の側端部の位置に基づいて前記穿孔部を任意の位置に移動させる揺動部と、
    パンチジョブを実施する際に前記検知部に対し、前記用紙側端部検知と異なるタイミング、及び、前記用紙側端部検知における前記検知閾値と異なる検知閾値を用いて、前記紙粉検知を行うように制御する制御部と、を備える
    画像形成システム。
  2. 前記制御部は、前記検知部による前記紙粉検知を、前記穿孔部においてパンチ孔が形成される前に行う請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記紙粉検知を行っている間、前記画像形成装置の動作を停止する請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 表示部を備え、
    前記制御部は、前記紙粉検知の実施結果から、前記表示部に、前記後処理装置内の清掃をユーザーに指示する画面を表示する請求項1から3のいずれかに記載の画像形成システム。
  5. 前記制御部がジョブ枚数の情報を取得し、前記紙粉検知の実施結果と、取得した前記ジョブ枚数の情報とに基づいて、清掃をユーザーに指示する画面を表示するか否かを判定する
    請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記制御部は、前記紙粉検知の実施結果から推定紙粉量を算出し、算出した前記推定紙粉量と前記ジョブ枚数の情報とに基づいて、掃をユーザーに指示する画面を表示するか否かを判定する
    請求項5に記載の画像形成システム。
  7. 前記制御部は、前記推定紙粉量と前記ジョブ枚数の情報とに基づいて、前掃をユーザーに指示する画面を表示するか否かを判定する基準を変更する
    請求項6に記載の画像形成システム。
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