JPH0761652A - プリンタの用紙検出装置 - Google Patents

プリンタの用紙検出装置

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JPH0761652A
JPH0761652A JP23748693A JP23748693A JPH0761652A JP H0761652 A JPH0761652 A JP H0761652A JP 23748693 A JP23748693 A JP 23748693A JP 23748693 A JP23748693 A JP 23748693A JP H0761652 A JPH0761652 A JP H0761652A
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JP
Japan
Prior art keywords
voltage value
paper
output voltage
paper detection
detection unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP23748693A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Yamaguchi
祐一郎 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0761652A publication Critical patent/JPH0761652A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙検出部の汚れによるプリンタの誤動作を
防ぐ。 【構成】 用紙の有無を検出して出力電圧値VO に変換
する用紙検出部10と、用紙の有無の判断の基準となる
しきい電圧値VTH及び用紙検出部10の汚れの有無の判
断の基準となるアラーム電圧値VA を記憶した記憶部1
2と、しきい電圧値VTH又はアラーム電圧値VA と出力
電圧値VO とを比較して用紙有り信号SH,用紙無し信
号SL 又は汚れ有り信号SA を出力する比較判断部14
と、汚れ有り信号SA により動作して使用者に用紙検出
部10の汚れを知らせる報知部16とを備えたものであ
る。アラーム電圧値VA は、しきい電圧値VTHと用紙無
し時の出力電圧値VOLとの間に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタの用紙検出装
置に係り、詳しくは汚れによる誤動作を防いだプリンタ
の用紙検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタの用紙検出装置では、フ
ォトセンサの光電特性と負荷抵抗とから、用紙無し時の
出力電圧値VOLと用紙有り時の出力電圧値VOHとが決ま
る。また、用紙無し時の出力電圧値VOLと用紙有り時の
出力電圧値VOHの中間付近にVOL<VTH<VOHとなるよ
うな、しきい電圧値VTHを設定している。出力電圧値V
O を監視して、VO ≧VTHならば用紙有り、VO <VTH
ならば用紙無しと判断する。このような従来技術は、例
えば実開昭58−160165号公報に開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の用
紙検出装置では、フォトセンサの出力電圧値VO としき
い電圧値VTHとの大小の比較だけで用紙の有無を判断し
ていた。しかしながら、フォトセンサに紙粉等の汚れが
付着すると、用紙無し時の出力電圧値VOLがしきい電圧
値VTHを越えることがある。この場合は、用紙が無い状
態でも用紙有りと誤って検出してしまう。そのため、プ
リンタでは、用紙の無い所へ空印字することにより、プ
リントヘッドやプラテンを傷めてしまうという問題があ
った。
【0004】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、汚れによる誤
動作を防いだプリンタの用紙検出装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る用紙検出装
置は、用紙の有無を検出して出力電圧値に変換する用紙
検出部と、前記用紙の有無の判断の基準となるしきい電
圧値及び前記用紙検出部の汚れの有無の判断の基準とな
るアラーム電圧値を記憶した記憶部と、この記憶部に記
憶された前記しきい電圧値又は前記アラーム電圧値と前
記用紙検出部から出力された前記出力電圧値とを比較し
て用紙有無信号又は汚れ有り信号を出力する比較判断部
と、この比較判断部から出力された汚れ有り信号により
動作して使用者に用紙検出部の汚れを知らせる報知部と
を備えたものである。
【0006】また、前記アラーム電圧値は、前記しきい
電圧値と前記用紙検出部の用紙無し時の出力電圧値との
間に設定されている。
【0007】さらに、前記用紙検出部は、発光素子と受
光素子とを備えたものとしてもよい。
【0008】ここでいう「汚れ」とは、紙くず,ほこ
り,異物等の総称である。
【作用】用紙検出部から出力される出力電圧値は、用紙
の有無によって変化する。この出力電圧値は、記憶部に
記憶されたしきい電圧値及びアラーム電圧値と、比較判
断部により比較される。その結果、用紙の有無が判断さ
れる。
【0009】また、用紙検出部から出力される出力電圧
値は、用紙検出部の汚れによっても変化する。すなわ
ち、この出力電圧値が、用紙検出部の汚れにより用紙が
無い状態でも用紙が有る状態に近くなり、さらにアラー
ム電圧値を越えると、比較判断部から汚れ有り信号が出
力される。この汚れ有り信号により、報知部が使用者に
用紙検出部の汚れを知らせる。
【0010】
【実施例】図1乃至図3は本発明の一実施例を示し、図
1は機能ブロック図、図2は用紙検出部の構成を示す回
路図、図3は比較判断部の動作を示すフローチャートで
ある。
【0011】本発明に係る用紙検出装置は、用紙の有無
を検出して出力電圧値VO に変換する用紙検出部10
と、前記用紙の有無の判断の基準となるしきい電圧値V
TH及び用紙検出部10の汚れの有無の判断の基準となる
アラーム電圧値VA を記憶した記憶部12と、記憶部1
2に記憶されたしきい電圧値VTH又はアラーム電圧値V
A と用紙検出部10から出力された出力電圧値VO とを
比較して用紙有り信号SH ,用紙無し信号SL 又は汚れ
有り信号SA を出力する比較判断部14と、比較判断部
14から出力された汚れ有り信号SA により動作して使
用者に用紙検出部10の汚れを知らせる報知部16とを
備えたものである。
【0012】そして、アラーム電圧値VA は、しきい電
圧値VTHと用紙無し時の出力電圧値VOLとの間に設定さ
れている。
【0013】用紙検出部10は、発光素子としての発光
ダイオード20と受光素子としてのフォトトランジスタ
22とを有している。発光ダイオード20とフォトトラ
ンジスタ22とは、それぞれ負荷抵抗器20a,22a
を介して直流電源電圧Vccに接続され、用紙経路24を
挟んで対向している。
【0014】報知部16は、CRT,ランプ又はブザー
等によって構成されるものである。
【0015】また、本発明に係る用紙検出装置には、本
実施例のように制御部18を付設してもよい。制御部1
8は、発光ダイオード20又はフォトトランジスタ22
が汚れていない、初期状態において、用紙が無い状態で
の用紙検出部10の出力電圧値VO を用紙無し時の出力
電圧値VOLとする。続いて、この出力電圧値VOLを基準
として、用紙検出部10の特性を考慮して、しきい電圧
値VTHを決めて記憶部12に記憶する。さらに、紙粉等
の汚れが発光ダイオード20又はフォトトランジスタ2
2に付着した場合の出力電圧値VO の増加の特性を考慮
して、しきい電圧値VTHより低いアラーム電圧値VA
決めて記憶部12に記憶する。
【0016】なお、制御部18は必ずしも必要ではな
い。制御部18を省略した場合は、予めしきい電圧値V
TH及びアラーム電圧値VA を記憶部12に記憶させてお
けばよい。
【0017】用紙検出部10からは、常に出力電圧値V
O が出力されている。比較判断部14では、出力電圧値
O としきい電圧値VTH及びアラーム電圧値VA とを常
に比較している。以下に、図3に基づき比較判断部14
の動作を説明する。
【0018】まず、出力電圧値VO としきい電圧値VTH
とを比較する(ステップ101)。VO ≧VTHであれば
用紙有り信号SH を出力する(ステップ102)。VO
≧VTHでなければ、出力電圧値VO とアラーム電圧値V
A とを比較する(ステップ103)。VO ≧VA でなけ
れば用紙無し信号SL を出力する(ステップ104)。
【0019】また、プリンタを使用していく過程で、発
光ダイオード20又はフォトトランジスタ22に紙粉等
の汚れが付着することがある。この場合は、用紙無し時
の出力電圧値VOLが上昇してVTH>VO ≧VA となる
と、報知部16に汚れ有り信号SA を出力する(ステッ
プ105)。こうして、使用者に用紙検出部10の清掃
を促す。
【0020】なお、用紙検出部10は、発光素子と受光
素子との組み合わせではなく、他のセンサを用いてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、用
紙検出部の汚れを検出して、その汚れを報知部により使
用者に知らせるようにしたので、用紙検出部の汚れに起
因する用紙の誤検出を無くすことができる。したがっ
て、用紙のない所への空印字等の誤動作によりプリンタ
が損傷することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の機能ブロック図である。
【図2】図1における用紙検出部の構成を示す回路図で
ある。
【図3】図1における比較判断部の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 用紙検出部 12 記憶部 14 比較判断部 16 報知部 VO 出力電圧値 VOL 用紙無し時の出力電圧値 VTH しきい電圧値 VA アラーム電圧値 SH 用紙有り信号 SL 用紙無し信号 SA 汚れ有り信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の有無を検出して出力電圧値に変換
    する用紙検出部と、前記用紙の有無の判断の基準となる
    しきい電圧値及び前記用紙検出部の汚れの有無の判断の
    基準となるアラーム電圧値を記憶した記憶部と、この記
    憶部に記憶された前記しきい電圧値又は前記アラーム電
    圧値と前記用紙検出部から出力された前記出力電圧値と
    を比較して用紙有無信号又は汚れ有り信号を出力する比
    較判断部と、この比較判断部から出力された汚れ有り信
    号により動作して使用者に前記用紙検出部の汚れを知ら
    せる報知部とを備え、 前記アラーム電圧値は、前記しきい電圧値と前記用紙検
    出部の用紙無し時の出力電圧値との間に設定されている
    ことを特徴とするプリンタの用紙検出装置。
  2. 【請求項2】 前記用紙検出部は、発光素子と受光素子
    とを備えていることを特徴とする請求項1記載のプリン
    タの用紙検出装置。
JP23748693A 1993-08-30 1993-08-30 プリンタの用紙検出装置 Pending JPH0761652A (ja)

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JP23748693A Pending JPH0761652A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 プリンタの用紙検出装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019196263A (ja) * 2018-05-11 2019-11-14 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム
CN112606575A (zh) * 2020-12-22 2021-04-06 容大合众(厦门)科技集团股份公司 一种解决打印机缺纸误判的方法、装置、设备及存储介质

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59221776A (ja) * 1983-05-31 1984-12-13 Tokyo Electric Co Ltd 計数機のセンサ清掃時期検知方法

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960917