JP2005031590A - 異常検知装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
特定の異常の検知を無効にした場合でも異常の発生を確認報知することができるようにした画像形成装置の異常検知装置および方法を提供する。
【解決手段】
画像形成装置(1)は、用紙搬送部(32)、給紙部(40)に発生する各種異常の検知を有効または無効にする設定を異常検知制御無効フラグ管理テーブル(21)で給紙トレイ(37〜39)毎に管理する。異常検知装置(2)は、操作表示部(3)におけるオペレータの操作によって、異常検知制御無効フラグ管理テーブル(21)の内容を更新し、画像形成装置(1)に発生した異常をログ情報(16)に登録し、警告処理管理テーブル(15)の設定に基づいて、操作表示部(3)への異常の警告表示制御、オペレータコールランプ(4)の点灯、異常通知ブザー(5)の鳴動による異常の報知制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置の異常検知装置および方法に関し、特に、異常の検知を無効にした場合に、バックグランドで検知を無効にした異常の検知に関するログ情報を採取して該採取したログ情報に基づいて異常を確認できるようにした異常検知装置および方法に関する。
従来、画像形成装置の異常検知装置としては、特許文献1記載の「画像形成装置」がある。
特許文献1の発明は、転写紙検知手段と時間計測手段により転写紙搬送路上の紙詰まりを検知するための第1の閾値と、第1の閾値より小さい第2の閾値とを転写紙サイズ毎に用意し、転写紙搬送時間が第1の閾値以上の場合に紙詰まりと判断し画像形成動作をただちに停止する。
また、転写紙搬送時間が第1の閾値未満で第2の閾値以上の状態を2回以上連続で検知した場合は、転写紙サイズ異常と判断し次の転写紙の給紙搬送を禁止し、画像形成途中の転写紙の排紙が完了した所で画像形成動作を停止する。
また、転写紙搬送時間が第1の閾値未満で第2の閾値以上の状態を連続しないで1回ずつ検知した場合は画像形成動作を継続することを特徴とする画像形成装置である。
これにより、画像形成装置は、転写紙のサイズ違いや重送の発生を検知し、若干のサイズの違いであれば、ジャム停止を行わずジャム処理の手間を省くことができる。
特開2001−2261号公報。
ところで、非定型用紙や穴開き用紙等の特殊用紙を給紙トレイに入れて印刷を行う場合は、上記特許文献1の発明のような構成を採用しても、異常と誤検知され装置が停止してしまう場合があるので、このような場合は特定の異常検知機能を無効にして印刷ができるようにした装置が知られている。
しかし、異常の検知機能を無効にすると、オペレータはこの無効にした状態で発生した異常を認識することができず、印刷後において、発生した印刷ミスが、ハードウェアによる障害か、それとも検知制御の無効によるものであるかを判断および証明できないといった問題が生じた。
また、異常の検知制御が必要な用紙に対して検知制御を無効にした状態で印刷した場合、特に大量の部数を高速で印刷する装置においては、ミスプリントが大量に発生して用紙を無駄にしてしまうといった問題が生じた。
また、逆の場合において、異常の検知制御が不要な用紙に対して、異常検知制御を有効にした場合、異常の誤検知による印刷処理の停止が頻発し、稼動率の低下を招くといった問題が生じた。
そこで、本発明は、特定の異常の検知を無効にした場合でも異常の発生を確認報知することができるようにした画像形成装置の異常検知装置および方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1の発明は、異常を検知する異常検知手段を有すると共に、異常検知手段による異常の検知を無効にする設定手段を有する画像形成装置の異常検知装置において、設定手段により異常検知手段による異常の検知が無効に設定された場合は、異常検知手段により検知された異常をログ情報として蓄積する蓄積手段を具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、異常検知手段による異常の検知が設定手段により無効に設定された場合は、異常の検知が無効に設定されていることを報知する第1の報知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、蓄積手段に蓄積されたログ情報に基づき、設定手段により異常検知手段による異常の検知が無効に設定されている間に異常検知手段により検知された異常を報知する第2の報知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3の発明において、第2の報知手段は、異常検知手段による異常の検知が設定手段により無効に設定されている間に異常検知手段により検知された異常を所定のタイミングで報知することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項3の発明において、第2の報知手段は、設定手段により異常検知手段による異常の検知が無効に設定されている間に異常検知手段により検知された異常の検知回数をログ情報に基づき計数する計数手段と、計数手段で計数された異常の検知回数が予め設定された回数に達した場合は検知異常を報知することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項3の発明において、異常検知手段は、複数種類の異常を検知し、設定手段は、検知異常の種類に対応して異常の検知を無効にするか否かを選択的に設定し、第2の検知手段は、設定手段により検知が無効に設定された異常の種類に対応して報知態様を異ならせることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、設定手段は、給紙に用いている給紙トレイ別に異常の検知を無効にするか否かを選択的に設定することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項2の発明において、第1の報知手段は、異常の検知を無効にすると設定されている給紙トレイの開け閉め毎に異常の検知が無効に設定されていることを報知することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、異常を検知する異常検知手段を有すると共に、異常検知手段による異常の検知を無効にする設定手段を有する画像形成装置の異常検知方法において、設定手段により異常検知手段による異常の検知が無効に設定された場合は、異常検知手段により検知された異常をログ情報として蓄積手段に蓄積するとともに、蓄積手段に蓄積されたログ情報に基づき、異常の検知が無効に設定されている間に異常検知手段により検知された異常を報知することを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項9の発明において、設定手段により異常検知手段による異常の検知が無効に設定されている場合は、異常の検知が無効に設定されていることを報知することを特徴とする。
また、請求項11の発明は、請求項9の発明において、異常の検知が無効に設定されている間に異常検知手段により検知された異常を所定のタイミングで報知することを特徴とする。
また、請求項12の発明は、請求項9の発明において、異常の検知が無効に設定されている間に異常検知手段により検知された異常の検知回数をログ情報に基づき計数し、異常の検知回数予め設定された回数に達した場合は検知した異常を報知することを特徴とする記載の異常検知方法。
また、請求項13の発明は、請求項9の発明において、異常検知手段は、複数種類の異常を検知し、設定手段は、検知異常の種類に対応して異常の検知を無効にするか否かを選択的に設定し、異常の検知が無効に設定されている間に異常検知手段により検知された異常の報知を無効に設定された異常の種類に対応して異ならせることを特徴とする。
また、請求項14の発明は、請求項9の発明において、設定手段は、給紙に用いている給紙トレイ別に異常の検知を無効にするか否かを選択的に設定することを特徴とする。
また、請求項15の発明は、請求項10の発明において、異常の検知が無効に設定されていることの報知は、異常の検知を無効にすると設定されている給紙トレイの開け閉め毎に行われることを特徴とする。
本発明によれば、異常検知制御を無効にした異常を検知した場合、異常に関する情報のログ情報への記録、および異常の警告をバックグランドで行うようにしたので、特殊用紙等を高速で印刷する画像形成装置においては、異常検知制御の有効または無効の設定操作における人為的なミスを低減し、異常の誤検知による画像形成装置の稼動率の低下を防止し、また、異常の見逃しによる用紙の無駄を防止する効果を得るとともに、印刷ミスが発生した際においても、異常の原因(ハードウェア障害、ソフトウェア障害、オペレータの設定ミス)をログ情報によって特定して証明すことができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる異常検知装置および方法の一実施例を示す画像形成装置1および異常検知装置2の制御構成を示したブロック図である。
図1において、画像形成装置1は、非定型用紙、特殊用紙(穴開き用紙、隠蔽はがき等)を含む用紙をセット可能な複数の給紙トレイを具備し、大量部数の印刷処理を高速で行う装置である。
特殊用紙は、例えば図2(A)に示す隠蔽はがき、図2(B)に示す穴開き用紙がある。
隠蔽はがきは、印刷後、図2(A−1)の、予め感圧糊を塗布した用紙に、データ印字した後、はがき作成機で二つ折り、或いは三つ折り・断裁し、圧接着してはがきに仕上げることが可能な用紙である。
穴開き用紙は、例えば図2(B)に示すように印刷用紙の所定の部分に予め穴が空けられた用紙である。
非定型用紙は、例えば図2(C)に示すように、搬送方向に平行する側の長さが定型用紙よりも長いものや、逆に短い用紙などがある。
また、画像形成装置1は、搬送異常(重送、斜行、端折れ)を検知するセンサが、上記特殊用紙に対しての誤検知を防止するために、搬送異常の検知制御を無効あるいは有効にする切り替え機能を有する。
一方、異常検知装置2は、画像形成装置1に接続し、画像形成装置1のプリンタ部30で発生する搬送異常を監視し、発生した搬送異常に関するログを採取するログ採取機能、搬送異常の発生を表示部に表示する表示機能、オペレータコールランプ4の点燈、異常通知ブザー5の鳴動による異常発生通知を行う搬送異常発生報知機能を有する。
画像形成装置1は、画像形成装置主制御部26と、プリンタコントローラ25と、ネットワークインタフェース27と、対異常検知装置接続インタフェース23と、画像形成装置記憶部18と、プリンタ部30とで構成される。
画像形成装置主制御部26は、バス24を介して接続された画像形成装置記憶部18、対異常検知装置接続インタフェース23、プリンタコントローラ25、ネットワークインタフェース27を制御し、画像形成装置1におけるプリンタ部30における印刷制御、ネットワーク28との通信制御、異常検知装置2との制御データ通信制御、画像形成装置記憶部18とのデータ入出力制御を行う。
画像形成装置記憶部18は、画像形成装置1の制御に必要な各制御プログラム(図示せず)、システムパラメータ19、給紙トレイ管理テーブル20、異常検知制御無効フラグ管理テーブル21、搬送中用紙給紙トレイ22を記憶する。
システムパラメータ19は、センサ制御部31が用紙搬送部32に装備された各センサから出力された出力信号を解析して異常の発生を判断する場合に必要な基準値等を記憶する。
給紙トレイ管理テーブル20は、画像形成装置1の給紙部40に装備された給紙トレイの識別情報の一覧と、各給紙トレイにセットされた用紙の種類を記憶して管理するテーブルである。
図3に、給紙トレイ管理テーブル20の例を示す。
図3において、給紙トレイ管理テーブル20が管理する項目は、給紙トレイをユニークに特定するための識別子が記録して管理される給紙トレイID、給紙トレイIDに対応する給紙トレイ名称、給紙トレイに現在セットされている用紙を特定するための用紙種別で構成される。
再度、図1に戻り、異常検知制御無効フラグ管理テーブル21は、異常検知装置2からの指示に基づいて、センサ制御部31の異常検知制御を異常種別毎に有効あるいは無効にするかを給紙トレイ毎に記憶して管理するテーブルである。
図4は、異常検知制御無効フラグ管理テーブル21の登録例を示すテーブルレイアウトである。
図4において、異常検知制御無効フラグ管理テーブル21は、トレイID、斜行異常検知制御無効フラグ、端折れ異常検知制御無効フラグ、重送異常検知制御無効フラグを項目として有し、画像形成装置1における搬送異常の検知を禁止するか否かを給紙トレイ毎に記憶して管理する。
給紙トレイIDは、画像形成装置1に装備された各給紙トレイの識別子を示し、図3に示した給紙トレイ管理テーブル20にて管理されている給紙トレイIDが設定される項目である。
斜行検知制御無効フラグ、端折れ検知制御無効フラグ、重送検知制御無効フラグは、対応する給紙トレイIDによって特定される給紙トレイから繰り出された用紙の搬送異常に対する異常の検知制御を無効または有効のいずれに設定した状態であるかをフラグ化して管理する。
また、斜行検知制御無効フラグ、端折れ検知制御無効フラグ、重送異常検知制御無効フラグそれぞれにおいて、異常の検知制御を無効し、仮に各センサが異常を検知しても印刷処理は継続して行る場合は、設定値をONにする。
一方、異常の検知制御を有効にし、異常検知と共に印刷処理を停止する場合は設定値をOFFにする。
再度、図1に戻り、搬送中用紙給紙トレイ22は、搬送路において用紙センサを通過する用紙を給紙した給紙トレイの給紙トレイIDを記憶して管理する情報である。
対異常検知装置接続インタフェース23は、異常検知装置2に専用線29を介して接続し、画像形成装置主制御部26と、異常検知装置2との間における制御データの送受信制御を行う。
ネットワークインタフェース27は、ネットワーク28を介して印刷クライアントやプリンタサーバから送信される印刷ジョブデータの受信を含む通信制御を行う。
プリンタコントローラ25は、プリンタ部30に接続し、画像形成装置主制御部26からの指示に基づいてプリンタ部30における印刷処理を制御する。
センサ制御部31は、プリンタ部30の用紙搬送部32の斜行検知部33、端折れ検知部34、重送検知部36、給紙部40に配置された給紙トレイセンサ35に接続し、各センサが出力した検知信号を解析し、解析結果を画像形成装置主制御部26に通知する。
用紙搬送部32において、斜行検知部33は、搬送路(図示せず)における用紙の斜行を検知してセンサ制御部31に検知信号を出力し、端折れ検知部34は、搬送された用紙の端の折れ曲がりを検知してセンサ制御部31に検知信号を出力し、重送検知部36は、搬送された複数の用紙の重なりを検知してセンサ制御部31に出力する。
給紙部40において、給紙トレイセンサ35は、複数の給紙トレイ(給紙トレイA37、給紙トレイB38、給紙トレイC39)における開閉動作を検知してセンサ制御部31に検知信号を出力し、給紙トレイにセットされた用紙の種別を検知してセンサ制御部31に検知信号を出力する。
一方、異常検知装置2は、操作表示部3、オペレータコールランプ4、異常通知ブザー5を具備し、制御構成要素として、異常検知装置制御部6と、異常検知装置記憶部11と、画像形成装置異常監視部10と、内部時計12と、入力インタフェース7と、出力インタフェース9と、異常検知装置表示制御部8と、対画像形成装置接続インタフェース13とを有する。
操作表示部3は、オペレータが異常検知装置2における異常検知制御の無効または有効の設定機能、異常検知の警告処理設定機能に関する各種の設定操作を行い、検知した異常の警告表示、設定内容を表示するための入出力装置である。
オペレータコールランプ4は、異常検知装置2が画像形成装置1において発生した異常を光によってオペレータに通知するための装置である。
異常通知ブザー5は、異常検知装置2が画像形成装置1において発生した異常を音によって通知するための装置である。
異常検知装置制御部6は、入力インタフェース7、表示制御部8、出力インタフェース9、画像形成装置異常監視部10、異常検知装置記憶部11、内部時計12、対画像形成装置接続インタフェース13を制御し、異常検知装置2における対画像形成装置1との制御データの入出力処理、ログの採取処理、異常検知制御の無効あるいは起動制御、異常発生時の警告処理を行う。
入力インタフェース7は、操作表示部3によるオペレータの操作を検知して異常検知装置制御部6に検知信号を出力する。
表示制御部8は、異常検知装置制御部6から出力された表示用制御データを操作表示部3への出力形式に変換して操作表示部3に出力する。
出力インタフェース9は、異常検知装置制御部6からの制御信号に基づいてオペレータコールランプ4の点灯制御、異常通知ブザー5の鳴動制御を行う。
画像形成装置異常監視部10は、対画像形成装置接続インタフェース13を介して受信した画像形成装置1からの各種制御データを解析し、解析結果を異常検知装置制御部6に出力する。
内部時計12は、異常検知装置制御部6がログ採取処理を行う際に、タイムスタンプの記録に必要な時刻情報を取得するための計時手段である。
対画像形成装置接続インタフェース13は、専用線29を介して画像形成装置1に接続し、対画像形成装置1との制御データの送受信制御を行う。
異常検知装置記憶部11は、異常検知装置2における制御プログラム(図示せず)、システムパラメータ19、警告処理管理テーブル15、ログ情報16、バックグランド検知異常警告実施基準14を記憶する記憶手段である。
警告処理管理テーブル15は、異常検知処理が画像形成装置1にて発生した異常を検知した際に、バックグランドによる異常発生の警告処理を実施するか否かを、異常検知制御無効フラグ管理テーブル21にて設定されたフラグ毎に管理するテーブルである。
図5は、警告処理管理テーブルの例を示すテーブルレイアウト図である。
図5において、警告処理管理テーブル15は、異常種別、警告フラグの項目を管理する。
異常種別は、異常検知装置2が監視する画像形成装置1の各異常種別の名称を登録して管理する項目である。
警告フラグは、搬送異常が発生した旨を操作表示部3に表示する表示処理、異常通知ブザー5の鳴動処理、オペレータコールランプ4の点燈処理等、オペレータへの警告処理の実施の要否を設定して管理する項目である。
警告フラグは、異常種別に対応する異常検知制御無効フラグがONの時の警告処理の要否を設定して管理する。
再度図1に戻り、ログ情報16は、検知された異常に関する情報として、異常の種別、用紙を給紙したトレイ、異常が発生した時のタイムスタンプ等を記録して蓄積する情報である。
図6に、ログ情報16に記憶されるデータの一例を示す。
図6において、ログ情報16に採取して記憶される項目は、タイムスタンプ、異常種別、給紙トレイ、用紙種別、異常検知制御無効フラグ、警告実施フラグがある。
タイムスタンプは、内部時計12から取得した搬送異常を検知した時の時刻と、異常検知装置制御部6のカレンダー機能によって取得した日付を記録する項目である。
異常種別は、検知した異常の種別(斜行、重送、端折れ)を記録する項目である。
給紙トレイは、異常が検知された用紙を給紙した給紙トレイIDに対応する給紙トレイ名を記録する項目である。
用紙種別は、搬送異常が検知された用紙の種類を記録する項目である。
再度図1に戻り、バックグランド検知異常警告実施基準14は、異常検知制御が無効にされた異常が検知された場合に、バックグランドでの警告をオペレータに行う際に、警告処理に実施基準が設けられた場合基準値を異常種別毎に設定して管理するテーブルである。
図7に、バックグランド検知異常警告実施基準14の例を示す。
図7において、バックグランド検知異常警告実施基準14は、異常種別、警告実施基準を項目として有し、異常種別には、バックグランドでの監視対象となる各異常種別を登録して管理する。
警告実施基準は、バックグランドで検知した異常の警告処理を行う条件(図7においては、ログ情報16の集計により連続して検知した異常の回数)が登録される。
次に、画像形成装置1における搬送異常の誤検知例を図示して説明する。
最初に、画像形成装置1の用紙搬送部32において、重送検知部36が重送を誤検知する時の例について説明する。
図8は、図1に示した画像形成装置1の用紙搬送部32において、図2(C)の非定型用紙が搬送された時の搬送方向と重送センサの監視位置の関係を示した概略図と、定型用紙(54、55)が重なった状態で搬送される場合の重送センサの出力信号を示した波形図である。
図8において、重送センサA50は、搬送される用紙の長さをチェックするために、搬送路の所定の監視位置における用紙の通過時間を検知するための光透過型のセンサ装置である。
図8(C)に示すように、用紙が正常に搬送された時の重送センサの出力波形は、図8(57)の出力波形となり、検知した用紙の通過時間が(図8(C)におけるTd2の値)が、システムパラメータ19において印刷用紙毎に予め設定された基準値の範囲内となる。
一方、重送発生時における重送センサの出力波形は、図8(56)の出力波形となり、搬送路における用紙の通過時間(図8(c)におけるTd1の値)は、システムパラメータ19において印刷用紙毎に予め設定された基準値を超えるた波形となる。
従って、本来、重送センサA50は、図8(A)に示すように、2枚の定型用紙(54、55)の一部が重なった状態で搬送される異常を検知することを目的とするものであるが、図3(B)のように、定型用紙よりも搬送方向の長さが異なる非定型用紙52を搬送した場合においても重送であると誤検知してしまう。
従って、図2(C)のような非定型用紙を連続して印刷する場合、画像形成装置1は、重送センサによる重送の検知制御を無効にして印刷処理を行う必要がある。
次に、画像形成装置1の用紙搬送部32において、斜行検知部36が斜行と誤検知する時の例について説明する。
図9(A)は、穴開き用紙60を搬送する場合、異なる2つの先端部の通過時期を検知する斜行センサA58、斜行センサB59の監視位置と、穴開き用紙60の搬送方向を示した図である。
図9(A)において、斜行センサA58は、穴開き用紙60の穴開き領域62を検知する位置に設置され、斜行センサB59は、穴開き領域62を検知しない位置を検知する位置に設置される。
また、図9(B)は、斜行センサA58、斜行センサB59の出力信号の波形図である。
画像形成装置1のセンサ制御部31は、検知した用紙先端部の通過時刻の間に基準時間以上の差が生じた時に斜行と判断する。
例えば、図9(B)の波形図において、T=t1の時刻で斜行センサB59が用紙先端部の通過を検知後、システムパラメータ19に記憶された所定の基準時間ΔT経過した時点T=t1+ΔTの時刻で、斜行センサA58の出力波形64、斜行センサB59の出力波形63を見た場合に、斜行センサA58が、丁度穴開き領域62の通過によって用紙を検知していない状態を示す出力レベルの出力波形64となり。
このため、画像形成装置1のセンサ制御部31は、T=t1+ΔTの時刻において、斜行センサA58、斜行センサB59の両方の出力波形がともに用紙を検知していないため斜行と誤検知する。
次に、画像形成装置1の用紙搬送部32において、端折れ検知部34が端折れを誤検知する時の例について説明する。
図10は、図1に示した画像形成装置1の用紙搬送部32において、図2(A)の隠蔽はがきが搬送された時の搬送方向と端折れセンサの位置関係を示した概略図と、端折れセンサの出力信号を示した波形図である。
画像形成装置1のセンサ制御部31は、用紙の両端の通過を同時に検知できない場合に端折れと判断する。
図10(A)は、端折れセンサA65、端折れセンサB66が、搬送される隠蔽はがきの両端を検知する位置に配置される。
また、端折れセンサA65は、隠蔽はがきのカット部70を検知する位置に配置されている。
これにより、端折れセンサA65の出力波形68の立ち上がり時刻(t2)が、端折れセンサB66の出力波形69における立ち上がり時刻(t1)よりも(t2−t1)分の遅れが生じる。
このため、画像形成装置1のセンサ制御部31は端折れを誤検知してしまう。
次に、異常検知装置2における画像形成装置1の異常監視制御について説明する。
図11は、図1に示した異常検知装置2が、画像形成装置1からの搬送異常の通知を検知したときの処理手順を示すフローチャートである。
図11において、画像形成装置主制御部26は、用紙搬送部32あるいは給紙部40にて発生した異常をセンサ制御部31を介して検知すると(ステップS101でYES)、検知した異常の種別、異常検知制御無効フラグ管理テーブル21における異常種別に対する異常検知制御フラグの値、搬送中用紙給紙トレイの種別、用紙種別を含む異常発生を通知する制御データを作成し、対異常検知装置接続インタフェース23を介して異常検知装置2に送信する(ステップS102)。
異常検知装置2の画像形成装置異常監視部10は、対画像形成装置接続インタフェース13および専用線29を介して画像形成装置1から受信した異常発生を通知する制御データを受信し、受信した制御データから異常種別、搬送中用紙給紙トレイ、用紙種別、異常検知制御無効フラグの値を抽出する(ステップS103)。
異常検知装置制御部6は、ステップS103で抽出した異常に関する情報および、内部時計12によって取得した時刻情報を含む情報を異常検知装置記憶部11のログ情報16へ登録する(ステップS104)。
ステップS103で抽出した異常検知制御無効フラグがONの場合(ステップS105でYES)、異常検知装置制御部6は、異常検知装置記憶部11に記憶された警告処理管理テーブル15を参照し、ステップS103で抽出した異常種別に対応する警告フラグの値を取得して判断する(ステップS106)。
警告フラグの値がONの時(ステップS106でYES)、異常検知装置制御部6は、異常検知装置記憶部11のバックグランド検知異常警告実施基準14を参照し、ステップS103で抽出した異常種別に対応する警告実施基準を取得し、警告実施条件が設定されているかを判断する(ステップS107)。
警告実施条件が設定されている場合(ステップS107でYES)、異常検知装置制御部6は、ログ情報16を参照し、ステップS103で抽出した異常種別における連続発生回数を検知する(ステップS108)。
ステップS107において取得した警告実施条件と、ステップS108で取得した連続発生回数が一致した場合(ステップS109でYES)、異常検知装置制御部6は、バックグランドによる異常の警告処理を行う(ステップS110)。
ここで、異常検知装置制御部6は、異常の警告処理として、例えば、図13(A)のような警告画面を操作表示部3に出力したり、オペレータコールランプ4の点灯、異常通知ブザー5の鳴動処理を行う。
一方、警告フラグの値がOFFの時(ステップS106でNO)、または、ステップS109において、警告実施基準の条件に一致しない場合(ステップS109でNO)、異常検知装置制御部6は、ステップS101に戻り画像形成装置1からの異常検知の通知を引き続き監視する。
再度、ステップS105に戻り、異常検知制御無効フラグがOFFの場合(ステップS105でNO)、異常検知装置制御部6は、異常を検知した旨を表示制御部8を介して操作表示部3に出力し、オペレータコールランプ4の点灯、異常通知ブザー5の鳴動処理を行う(ステップS111)。
ステップS111における異常検知報知処理が完了すると、異常検知装置制御部6は、画像形成装置1からの印刷処理再開通知を監視する(ステップS112でNO)。
画像形成装置1からの印刷処理再開通知を受信すると(ステップS112でYES)、異常検知装置制御部6は、ステップS101に戻り、画像形成装置1からの異常検知の通知を引き続き監視する。
次に、画像形成装置1において、オペレータによる給紙トレイの開閉操作を検知した時の制御処理について説明する。
図12は、図1に示した画像形成装置主制御部26が、センサ制御部31、給紙トレイセンサ35を介して給紙トレイの開閉を検知した際、開閉された給紙トレイに設定された異常検知制御無効フラグの設定状況をオペレータに報知するときの処理手順を示したフローチャートである。
図12において、給紙トレイセンサ35は、給紙トレイの開閉動作を検知すると、開閉された給紙トレイの種別を通知する検知信号、開閉された給紙トレイにセットされた用紙の種別を通知する検知信号をセンサ制御部31を介して画像形成装置主制御部26に出力する(ステップS201でYES)。
画像形成装置主制御部26は、センサ制御部31を介して受信した検知信号を解析して、開閉された給紙トレイIDを特定する(ステップS202)。
画像形成装置主制御部26は、画像形成装置記憶部18の給紙トレイ管理テーブル20を参照し、ステップS202で特定した給紙トレイIDに対応する用紙種別を取得する(ステップS203)。
画像形成装置主制御部26は、画像形成装置記憶部18の異常検知制御無効フラグ管理テーブル21を参照し、ステップS202で受信した給紙トレイIDに対応する各異常検知制御無効フラグの値を取得する(ステップS204)。
画像形成装置主制御部26は、ステップS204で取得した各異常検知制御無効フラグにおいてONの設定があるかを判断する(ステップS205)。
開閉された給紙トレイに異常検知制御の無効設定がある場合(ステップS206でYES)、画像形成装置制御部26は、給紙トレイに設定された、異常種別毎の異常検知制御の設定内容をオペレータに示す図13(B)のような確認画面を異常検知装置2の操作表示部3に表示する(ステップS206)。
オペレータは、この画面を参照することによって、開閉した給紙トレイに設定された異常検知制御の設定状況、警告処理の設定状況を確認し、必要であれば、設定変更ボタン71を押下し、図14(A)の異常検知制御有効または無効設定画面、あるいは、図14(B)のバックグランド検知異常警告実施基準設定画面に遷移して、設定状況の詳細確認もしくは設定変更操作を行う。
なお、上記ステップS205の判定処理を省略し、無条件でステップS206の処理を実行してもよい。
以上が本発明に係る異常検知装置および異常検知方法の一実施例の説明であるが、上記以外の変形例についてさらに説明する。
図1において、異常検知装置2は、異常検知手段として画像形成装置1内に含む構成とし、対画像形成装置接続インタフェース13と、対異常検知装置接続インタフェース23における専用線29での制御データの送受信をバス24を介して行う構成にしてもよい。
また、図12に示した給紙トレイの開閉操作検知処理において、画像形成装置1の画像形成装置記憶部18に記憶されるシステムパラメータ19に、用紙種別毎の異常検知制御無効フラグのデフォルト設定の組を管理し、開閉された給紙トレイにセットされた用紙種別に基づいて、異常検知制御無効フラグ管理テーブル21の内容を自動更新する構成にしてもよい。
また、図11に示した異常検知装置2の異常監視処理において、ステップS103で抽出した異常種別が、ログ情報16の解析によって連続して検知される場合は、異常が検知された用紙の種別と、予め設定した条件(連続発生回数)に応じて、異常検知制御無効フラグ管理テーブル21の該当フラグを自動で切り替える処理を追加する構成にしてもよい。
本発明の異常検知装置は、異常検知を無効にする機能を備える装置、特に、画像形成装置に利用することが可能である。本発明を適用することにより、異常検知制御を無効にした異常を検知した場合、異常に関する情報のログ情報への記録、および異常の警告をバックグランドで行うようにしたので、特殊用紙等を高速で印刷する画像形成装置においては、異常検知制御の有効または無効の設定操作における人為的なミスを低減し、異常の誤検知による画像形成装置の稼動率の低下を防止し、また、異常の見逃しによる用紙の無駄を防止する効果を得るとともに、印刷ミスが発生した際においても、異常の原因(ハードウェア障害、ソフトウェア障害、オペレータの設定ミス)をログ情報によって特定して証明すことができる。
本発明に係わる異常検知装置、異常検知装置に接続される画像形成装置の制御構成を示したブロック図である。 図1に示した画像形成装置で印刷する隠蔽はがき(図2(A))、穴開き用紙(図2(B))、非定型用紙(図2(C))の例を示す概観図である。 図1に示した画像形成装置の画像形成装置記憶部に記憶される給紙トレイ管理テーブルの例を示すテーブルレイアウトである。 図1に示した画像形成装置の画像形成装置記憶部に記憶される異常検知制御無効フラグ管理テーブルの例を示すテーブルレイアウトである。 図1に示した異常検知装置の異常検知装置記憶部に記憶される警告処理管理テーブルのテーブルレイアウトである。 図1に示した異常検知装置の異常検知装置記憶部に記憶されるログ情報の記録項目と記録したデータ例を示すデータ図である。 図1に示した異常検知装置の異常検知装置記憶部に記憶されるバックグランド検知異常警告実施基準の例を示すテーブルレイアウト図である。 図1に示した画像形成装置の用紙搬送部において、図2(C)の非定型用紙が搬送された時の搬送方向と重送センサの位置関係を示した概略図と、定型用紙が重なった状態で搬送される場合の重送センサの出力信号を示した波形図である。 図1に示した画像形成装置の用紙搬送部において、図2(B)の穴開き用紙が搬送された時の搬送方向と斜行センサの位置関係を示した概略図と、斜行センサの出力信号を示した波形図である。 図1に示した画像形成装置の用紙搬送部において、図2(A)の隠蔽はがきが搬送された時の搬送方向と端折れセンサの位置関係を示した概略図と、端折れセンサの出力信号を示した波形図である。 図1に示した異常検知装置が、画像形成装置の搬送路における異常を検知したときの処理手順を示すフローチャートである。 図1に示した異常検知装置が画像形成装置の給紙トレイの開閉を検知した時に給紙トレイ毎の異常検知制御無効フラグの設定状況を報知するときの処理手順を示すフローチャートである。 図1に示した異常検知装置の操作表示部において、バックグランドにおいて異常を検知した場合の警告画面と、給紙トレイを開閉した際の警告画面の例を示した画面イメージである。 図1に示した異常検知装置の操作表示部において、各給紙トレイに対する異常検知制御の無効または有効設定を行うユーザインタフェースの例を示す画面イメージである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 異常検知装置
3 操作表示部
4 オペレータコールランプ
5 異常通知ブザー
6 異常検知装置制御部
7 入力インタフェース
8 表示制御部
9 出力インタフェース
10 画像形成装置異常監視部
11 異常検知装置記憶部
12 内部時計
13 対画像形成装置接続インタフェース
14 バックグランド検知異常警告実施基準
15 警告処理管理テーブル
16 ログ情報
18 画像形成装置記憶部
19 システムパラメータ
20 給紙トレイ管理テーブル
21 異常検知制御無効フラグ管理テーブル
22 搬送中用紙給紙トレイ
23 対異常検知装置接続インタフェース
24 バス
25 プリンタコントローラ
26 画像形成装置主制御部
27 ネットワークインタフェース
28 ネットワーク
29 専用線
30 プリンタ部
31 センサ制御部
32 用紙搬送部
33 斜行検知部
34 端折れ検知部
35 給紙トレイセンサ
36 重送検知部
37 給紙トレイA
38 給紙トレイB
39 給紙トレイC
40 給紙部
50 重送センサA
52 非定型用紙
53、54 定型用紙
56 重送センサAの出力波形
57 重送センサBの出力波形
58 斜行センサA
59 斜行センサB
60 穴開き用紙
62 穴開き領域
63 斜行センサBの出力波形
64 斜行センサAの出力波形
65 端折れセンサA
66 端折れセンサB
68 端折れセンサAの出力波形
69 端折れセンBの出力波形
70 カット部
71 設定変更ボタン
72 OKボタン

Claims (15)

  1. 異常を検知する異常検知手段を有すると共に、該異常検知手段による異常の検知を無効にする設定手段を有する画像形成装置の異常検知装置において、
    前記設定手段により前記異常検知手段による異常の検知が無効に設定された場合は、前記異常検知手段により検知された異常をログ情報として蓄積する蓄積手段
    を具備することを特徴とする異常検知装置。
  2. 前記設定手段により前記異常検知手段による異常の検知が無効に設定された場合は、該異常の検知が無効に設定されていることを報知する第1の報知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の異常検知装置。
  3. 前記蓄積手段に蓄積されたログ情報に基づき、前記設定手段により前記異常検知手段による異常の検知が無効に設定されている間に該異常検知手段により検知された異常を報知する第2の報知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の異常検知装置。
  4. 前記第2の報知手段は、
    前記設定手段により前記異常検知手段による異常の検知が無効に設定されている間に該異常検知手段により検知された異常を所定のタイミングで報知する
    ことを特徴とする請求項3記載の異常検知装置。
  5. 前記第2の報知手段は、
    前記設定手段により前記異常検知手段による異常の検知が無効に設定されている間に該異常検知手段により検知された異常の検知回数を前記ログ情報に基づき計数する計数手段と、
    前記計数手段で計数された異常の検知回数が予め設定された回数に達した場合は該検知異常を報知する
    ことを特徴とする請求項3記載の異常検知装置。
  6. 前記異常検知手段は、
    複数種類の異常を検知し、
    前記設定手段は、
    検知異常の種類に対応して該異常の検知を無効にするか否かを選択的に設定し、
    前記第2の検知手段は、
    前記設定手段により検知が無効に設定された異常の種類に対応して報知態様を異ならせる
    ことを特徴とする請求項3記載の異常検知装置。
  7. 前記設定手段は、
    給紙に用いている給紙トレイ別に前記異常の検知を無効にするか否かを選択的に設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の異常検知装置。
  8. 前記第1の報知手段は、
    前記異常の検知を無効にすると設定されている給紙トレイの開け閉め毎に前記異常の検知が無効に設定されていることを報知する
    ことを特徴とする請求項2記載の異常検知装置。
  9. 異常を検知する異常検知手段を有すると共に、該異常検知手段による異常の検知を無効にする設定手段を有する画像形成装置の異常検知方法において、
    前記設定手段により前記異常検知手段による異常の検知が無効に設定された場合は、前記異常検知手段により検知された異常をログ情報として蓄積手段に蓄積するとともに、
    該蓄積手段に蓄積されたログ情報に基づき、前記異常の検知が無効に設定されている間に前記異常検知手段により検知された異常を報知する
    ことを特徴とする異常検知方法。
  10. 前記設定手段により前記異常検知手段による異常の検知が無効に設定されている場合は、該異常の検知が無効に設定されていることを報知する
    ことを特徴とする請求項9記載の異常検知方法。
  11. 前記異常の検知が無効に設定されている間に前記異常検知手段により検知された異常を所定のタイミングで報知する
    ことを特徴とする請求項9記載の異常検知方法。
  12. 前記異常の検知が無効に設定されている間に前記異常検知手段により検知された異常の検知回数を前記ログ情報に基づき計数し、
    該異常の検知回数予め設定された回数に達した場合は該検知異常を報知する
    ことを特徴とする請求項9記載の異常検知方法。
  13. 前記異常検知手段は、
    複数種類の異常を検知し、
    前記設定手段は、
    検知異常の種類に対応して該異常の検知を無効にするか否かを選択的に設定し、
    前記異常の検知が無効に設定されている間に前記異常検知手段により検知された異常の報知を無効に設定された異常の種類に対応して異ならせる
    ことを特徴とする請求項9記載の異常検知方法。
  14. 前記設定手段は、
    給紙に用いている給紙トレイ別に前記異常の検知を無効にするか否かを選択的に設定する
    ことを特徴とする請求項9記載の異常検知方法。
  15. 前記異常の検知が無効に設定されていることの報知は、
    前記前記異常の検知を無効にすると設定されている給紙トレイの開け閉め毎に行われる
    ことを特徴とする請求項10記載の異常検知方法。
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