JP3975070B2 - オプション機器及びその制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙の給送・排出やステイプル・パンチ処理等の各種機能を画像形成装置本体に追加するために、随意選択して画像形成装置本体に接続されるオプション機器及びその制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、各種機能を追加するために画像形成装置本体に接続されるオプション機器及びその制御システムにおいては、オプション機器の動作中における紙詰まりの発生、異常検知、オプション機器で扱った用紙の累積カウント数等の各種動作情報は、画像形成装置本体側の記憶手段に記憶され、画像形成装置本体は当該記憶手段に記憶された各種動作情報に基づいて、接続されているオプション機器のメンテナンス時期や残り寿命等を判断するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記オプション機器の制御システムの場合、オプション機器を他の画像形成装置本体に付け替えると、その画像形成装置本体には、それまで取り付けられていた以前のオプション機器についての各種動作情報が記憶されているため、取り替え後のオプション機器についてメンテナンス時期や残り寿命等を判断することができないという問題があった。
【0004】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、オプション機器を他の画像形成装置本体に付け替えた後も、当該オプション機器のメンテナンス時期や残り寿命等を正確に判断することができるオプション機器及びその制御システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、各種機能を追加するために、随意選択して画像形成装置本体に接続されるオプション機器の制御システムにおいて、
画像形成装置本体側には、画像形成装置本体の機種を示す機種情報が記憶された機種情報記憶手段が備えられ、
オプション機器側には、動作プログラムが記憶された動作プログラム記憶手段と、この動作プログラム記憶手段とは別個に設けられ、適用を許可する画像形成装置本体の機種情報が記憶されたデータ記憶手段と、このデータ記憶手段に記憶された機種情報と前記画像形成装置本体側の機種情報記憶手段に記憶された機種情報とに基づいてオプション機器の動作許否を判断する制御手段とが備えられ、
前記制御手段は、前記オプション機器に関する各種動作情報が発生した時、当該各種動作情報を、当該各種動作情報発生時に接続されている画像形成装置本体の機種情報と共に、前記オプション機器側のデータ記憶手段に格納するものである。
【0006】
この構成によれば、オプション機器に関する各種動作情報は、オプション機器側のデータ記憶手段に記憶されるので、当該オプション機器を他の画像形成装置本体に付け替えた場合でも、上記動作情報は当該オプション機器に付いて回ることになる。よって、当該オプション機器を他の画像形成装置本体に付け替えた場合でも、当該オプション機器が保有する上記各種動作情報に基づいて、当該オプション機器のメンテナンス時期や残り寿命等を正確に判断することができる。
【0007】
また、オプション機器側の制御手段が、画像形成装置本体側の機種情報記憶手段に記憶されている画像形成装置本体の機種情報と、オプション機器側のデータ記憶手段に記憶されている機種情報とに基づいて、オプション機器の動作許否を判断するので、適用許可された画像形成装置本体のみにオプション機器の配線や基板パターン等を合致させるといった複雑な構成を採らなくても、適用許可されている画像形成装置本体のみにオプション機器の動作が許可されるようにすることができる。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のオプション機器の制御システムであって、前記画像形成装置本体側の機種情報記憶手段には、その画像形成装置本体固有の個体別情報が記憶されており、
前記制御手段は、前記オプション機器に関する各種動作情報を、当該動作情報発生時にオプション機器に接続されている画像形成装置本体の前記個体別情報と共に、前記データ記憶手段に格納するものである。
【0009】
この構成によれば、オプション機器に関する各種動作情報が画像形成装置本体の個体別情報と共に記憶されるので、当該オプション機器をどの画像形成装置本体に接続したときに不具合が多く発生したか等を分析することが可能になる。これにより、オプション機器に不具合が発生した場合に、その原因が画像形成装置本体側にあるのか、オプション機器側にあるのかを特定することまで可能となり、画像形成装置本体及びオプション機器の修理等を迅速かつ正確に行うことができる。
【0010】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のオプション機器の制御システムであって、前記データ記憶手段が、取り外し不可能にオプション機器に実装されているものである。
【0011】
この構成によれば、適応する画像形成装置本体の機種情報や、オプション機器に関する各種動作情報が記憶されたデータ記憶手段をオプション機器から取り外すことが不可能なので、データ記憶手段に記憶されているデータの書き換えが困難である。そのため、適用許可されていない画像形成装置本体に対して当該オプション機器が動作許可されるようにデータ記憶手段のデータが書き換えられることを抑止することができる。また、当該データ記憶手段に記憶されている重要なデータ(すなわち、適用を許可すべき画像形成装置本体の機種情報)を複製して他のオプション機器に書き込むことも困難であるため、コピー商品(いわゆる海賊商品,模倣品等)が製造されることを防止することができる。
【0012】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のオプション機器の制御システムであって、前記データ記憶手段をEEPROMとしたものである。
【0013】
この構成によれば、EEPROMはコストが安くパッケージが小さいので、上記データ記憶手段を低コストかつ小さなサイズで構成することが可能である。
【0014】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のオプション機器の制御システムであって、前記動作プログラム記憶手段が、取り外し自在にオプション機器に実装されているものである。
【0015】
この構成によれば、動作プログラム記憶手段を取り外して付け替えることによって、必要に応じてオプション機器の動作プログラムを容易に変更することができる。その一方、この動作プログラム記憶手段には、当該オプション機器固有の重要な情報(適応する画像形成装置本体の判別に必要な機種情報)は記憶されておらず、上記オプション機器固有の重要な情報の複製は依然として困難であるため、コピー商品が製造されることを防止することができる。
【0016】
また、請求項6に記載の発明は、各種機能を追加するために、随意選択して画像形成装置本体に接続されるオプション機器であって、
動作プログラムが記憶された動作プログラム記憶手段と、
前記動作プログラム記憶手段とは別個に設けられ、適用を許可する画像形成装置本体の機種情報が記憶されたデータ記憶手段と、
前記データ記憶手段に記憶された機種情報と、画像形成装置本体側から得られる機種情報とに基づいてオプション機器の動作許否を判断する制御手段とが備えられ、
前記制御手段は、前記オプション機器に関する各種動作情報が発生した時、当該各種動作情報を、当該各種動作情報発生時に接続されている画像形成装置本体の機種情報と共に、前記データ記憶手段に格納するものである。
【0017】
この構成によれば、オプション機器に関する各種動作情報は、オプション機器のデータ記憶手段に記憶されるので、当該オプション機器を他の画像形成装置本体に付け替えた場合でも、上記動作情報は当該オプション機器に付いて回ることになる。よって、当該オプション機器を他の画像形成装置本体に付け替えた場合でも、当該オプション機器が保有する上記各種動作情報に基づいて、当該オプション機器のメンテナンス時期や残り寿命等を正確に判断することができる。
【0018】
また、画像形成装置本体側から得られる機種情報と、オプション機器のデータ記憶手段に記憶されている機種情報とに基づいて、オプション機器の動作許否を判断するので、適用許可された画像形成装置本体のみにオプション機器の配線や基板パターン等を合致させるといった複雑な構成を採らなくても、適用許可されている画像形成装置本体のみにオプション機器の動作が許可されるようにすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係るオプション機器及びその制御システムについて図面を参照して説明する。図1は当該制御システムが適用される画像形成装置本体及びオプション機器の一例を示す外観斜視図である。複写機1には各種機能を追加するためのオプション機器として、図1で複写機1の右側部に給紙ユニット2が取り付けられ、複写機1の左側部にソータ3が取り付けられるようになっている。複写機1に給紙ユニット2及びソータ3が取り付けられることによって、給紙ユニット2にストックされている多量の用紙を連続して複写機1内の画像形成部に給送する機能、及び、複写機1から次々に排出される多量の用紙を必要に応じてソーティングし、ステイプル・パンチ処理等を行う機能を追加することができるようになっている。本発明に係るオプション機器及びその制御システムは、このように複写機1(或いはプリンタ等の各種画像形成装置本体)に各種機能を追加するために、随意選択して接続される給紙ユニット2,ソータ3等のオプション機器及びこれを制御するものである。
【0020】
次に、オプション機器の制御システムの構成について説明する。図2はオプション機器の制御システムの概略構成を示すブロック図である。複写機1には、複写機1の全体動作制御を司る本体制御部11が備えられ、この本体制御部11には、複写機1の動作プログラムが記憶されているメインプログラムROM12と、当該複写機1の機種を示す機種番号や、当該複写機1固有の個体別番号(いわゆるシリアル番号)が記憶されるバックアップメモリ(機種情報記憶手段)13が接続されている。
【0021】
オプション機器5(上記給紙ユニット2,ソータ3を総称したもの)には、オプション機器5の全体動作制御を司るオプション制御部(制御手段)51が備えられ、このオプション制御部51には、オプション機器5の動作プログラムが記憶されているプログラムROM(動作プログラム記憶手段)52と、オプション機器5に適応する複写機(オプション機器5が動作実行を許可すべき複写機)の機種を示す機種番号が記憶されると共に、オプション機器5についての各種動作情報が格納されるEEPROM(データ記憶手段)53とが接続されている。
【0022】
さらに、オプション制御部51には、紙詰まりの有無を検出するJAMセンサ54と、リフトモータロック等の異常状態を検知する異常検知センサ55と、オプション機器5で扱った用紙の累積枚数をカウントするカウンタ56とが接続されている。上記オプション機器5についての各種動作情報とは、具体的には、JAMセンサ54からの紙詰まりの発生を示す情報,異常検知センサ55からの各種異常発生を示す情報,カウンタ56の数値等である。なお、上記プログラムROM52とEEPROM53とは別個に設けられている。
【0023】
また、上記EEPROM53は、オプション機器5の制御基板に取り外し不可能に実装されており、記憶されているデータを容易にコピーできないようになっている。これに対し、上記プログラムROM52は、オプション機器5の制御基板に取り外し自在に実装されており、オプション機器5の動作プログラムを変更する必要がある場合は、このプログラムROM52を他の動作プログラムが記憶されたプログラムROMに取り替えることによって、簡単に動作プログラムを変更することができるようになっている。
【0024】
次に、オプション機器の動作許可の判別処理について説明する。図3は当該判別処理のフローチャートである。オプション機器5が複写機1に接続されると(S1でYES)、オプション機器5側のオプション制御部51が、複写機1側の本体制御部11に複写機1の機種番号を問い合わせる(S2)。複写機1側から機種番号が得られると、オプション制御部51は、適応する複写機の機種番号をEEPROM53から読み出して、複写機1側から得られた機種番号と一致するか否かを判断する(S3)。ここで、オプション制御部51が両方の機種番号が一致していると判断した場合は(S3でYES)、当該オプション機器5の動作を許可する(S4)。また、オプション制御部51が両方の機種番号が相違すると判断した場合は(S3でNO)、当該オプション機器5の動作を禁止し(S5)、動作を禁止したことをEEPROM53に記録しておく(S6)。
【0025】
次に、オプション機器5についての動作情報の格納処理について説明する。図4は当該格納処理のフローチャートである。オプション機器5側のオプション制御部51が、JAMセンサ54又は異常検知センサ55から異常発生を示す信号を得ると(S11でYES)、オプション機器5の動作を停止させる(S12)。そして、上記いずれかのセンサから得られた信号が示す不具合の内容を、動作情報としてEEPROM53に記録する(S13)。これと共に、当該不具合発生時にオプション機器5に接続されている複写機1の機種情報及びシリアル番号をEEPROM53に記録する(S14)。このとき、当該不具合発生時におけるカウンタ56の数値もEEPROM53に記録しておく(S15)。このようにして格納された動作情報の利用方法は以下の通りである。
【0026】
EEPROM53に格納された動作情報の利用方法について説明する。図5はEEPROM53の格納データ例を示す図である。図5において、「NO.」の項目は複写機1の機種情報(2BL,2BJ)及びシリアル番号(001,002,005)を示し、「異常」又は「JAM」の項目は不具合の内容を示し、「カウンタ」の項目はカウンタ56の数値を示す。
【0027】
図5に示す格納例では、オプション機器5が、機種情報2BL,シリアル番号001の複写機1に接続されているとき、「異常」又は「JAM」の不具合が5回発生しており、オプション機器5を機種番号2BL,シリアル番号002の複写機に付け替えた後は不具合が2回に減少しているため、シリアル番号001の複写機の不具合発生頻度がシリアル番号002の複写機よりも高いことがわかる。
【0028】
さらに、機種番号2BL,シリアル番号002の複写機に付け替えた後に発生した不具合はリフトモータロックのみであり、シリアル番号001の複写機に取り付けていたときにみられたJAMの不具合が発生していないことから、JAMの不具合を引き起こしていた原因は複写機側(特にシリアル番号001の複写機)にあり、オプション機器側にはないことがわかる。その一方、リフトモータロックの不具合は、当該オプション機器5を別の複写機に付け替えた後も発生していることから、その原因はオプション機器5側にあることがわかる。
【0029】
また、機種番号2BL,シリアル番号002の複写機に取り替えた後、カウンタの数値が「36698」となっており、当該オプション機器5の取り扱った用紙枚数が多いことがわかるため、この数値に基づいて当該オプション機器5のメンテナンス時期(更には残り寿命まで)を判断することができる。
【0030】
また、機種番号2BJという機種の複写機が接続された場合は、不具合の内容が「非互換」として記録される。なお、カウンタ56の数値は複写機1が別機種に変わったことをもってリセットされる。このことから、オプション機器の動作が停止したのは、機種番号2BJという対応していない機種の複写機が接続されたためにオプション機器の動作が禁止されたためであることがわかる。
【0031】
以上のように、本実施形態に係るオプション機器の制御システムによれば、オプション機器5に関する各種の動作情報(カウンタ56の数値,紙詰まり等の異常情報)はオプション機器5のEEPROM53に記憶されるので、当該オプション機器5を他の複写機1に付け替えた場合でも、当該オプション機器5に上記動作情報が付いて回るので、オプション機器5の付け替え後も当該動作情報に基づいて、当該オプション機器5のメンテナンス時期や残り寿命を正確に判断できる。しかも、オプション機器5側のオプション制御部51が、複写機1の機種番号に基づいて、オプション機器5の動作許否を制御するので、オプション機器5の配線や基板パターン等を複写機1に合わせた複雑な構成としなくても、その複写機のみに動作許可がなされるようにすることができる。
【0032】
また、EEPROM53には、上記動作情報と共に、不具合発生時にオプション機器5と接続していた複写機1のシリアル番号が記憶されるので、当該動作情報に基づいて、不具合発生原因がオプション機器5又は複写機1のどちらにあるか等まで判断することも可能になる。
【0033】
なお、本発明は上記実施形態に示した構成であることが好ましいが、上記構成に限定されることはなく種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、オプション機器5の各種動作情報を複写機1のシリアル番号と共にEEPROM53に記憶するようにしているが、オプション機器5の各種動作情報のみをEEPROM53に記憶するようにしてもよい。
【0034】
また、上記実施形態では、オプション機器5のプログラムROM52がオプション機器5の制御基板に取り外し自在に実装されているが、このプログラムROM52を取り外し不可能に実装されるものであってもよい。また、オプション機器5の動作情報を記憶する記憶装置としては、EEPROMを用いることがコスト面や大きさの点で好ましいが、書き換え自在な記憶装置であれば他の記憶装置を用いるようにしても構わない。
【0035】
また、上記実施形態では、カウンタ56の数値のEEPROM53への記録は、不具合発生時に行うものとしているが、不具合発生の有無に拘わらず、一定時間が経過する度に定期的にEEPROM53にカウンタ56の数値を記録するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、オプション機器に関する各種動作情報は、オプション機器側のデータ記憶手段に記憶されるので、当該オプション機器を他の画像形成装置本体に付け替えた場合でも、上記動作情報は当該オプション機器に付いて回ることになる。よって、当該オプション機器を他の画像形成装置本体に付け替えた場合でも、当該オプション機器が保有する上記各種動作情報に基づいて、当該オプション機器のメンテナンス時期や残り寿命等を正確に判断することができる。また、オプション機器側の制御手段が、画像形成装置本体側の機種情報記憶手段に記憶されている画像形成装置本体の機種情報と、オプション機器側のデータ記憶手段に記憶されている機種情報とに基づいて、オプション機器の動作許否を判断するので、適用許可された画像形成装置本体のみにオプション機器の配線や基板パターン等が合致するというような複雑な構成を採らなくても、適用許可されている画像形成装置本体のみにオプション機器の動作が許可されるようにすることができる。
【0037】
また、オプション機器に関する各種動作情報を、当該情報発生時にオプション機器に接続されている画像形成装置本体の個体別情報と共にデータ記憶手段に格納するようにすれば、当該オプション機器をどの画像形成装置本体に接続した場合に不具合が多く発生したか等を分析することが可能になる。これにより、オプション機器に不具合が発生した場合に、その原因が画像形成装置本体側にあるのか、オプション機器側にあるのか等を特定することまで可能となり、画像形成装置本体及びオプション機器の修理等を迅速かつ正確に行うことができる。
【0038】
また、データ記憶手段をオプション機器に取り外し不可能に実装した場合は、データ記憶手段に記憶されているデータの書き換えが困難であるため、適用許可されていない画像形成装置本体に対して当該オプション機器が動作許可されるようにデータ記憶手段のデータが書き換えられることを抑止することができる。また、当該データ記憶手段に記憶されている重要なデータ(すなわち、適用を許可すべき画像形成装置本体の機種情報)を複製して他のオプション機器に書き込むことも困難であるため、コピー商品(いわゆる海賊商品,模倣品等)が製造されることを防止することができる。
【0039】
また、データ記憶手段をEEPROMとすることによって、データ記憶手段を低コストかつ小さなサイズで構成することができる。
【0040】
また、動作プログラム記憶手段を取り外し自在にオプション機器に実装した場合は、必要に応じてオプション機器の動作プログラムを容易に変更することができる。その一方、この動作プログラム記憶手段には、当該オプション機器固有の重要な情報(適応する画像形成装置本体の判別に必要な機種情報等)は記憶されておらず、上記オプション機器固有の重要な情報の複製は依然として困難であるため、コピー商品が製造されることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るオプション機器の制御システムが適用される画像形成装置本体及びオプション機器の一例を示す外観斜視図である。
【図2】 上記オプション機器の制御システムの概略構成を示すブロック図である。
【図3】 オプション機器の動作許可の判別処理のフローチャートである。
【図4】 オプション機器についての各種動作情報の格納処理のフローチャートである。
【図5】 EEPROMの格納データ例を示す図である。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置本体)
2 給紙ユニット(オプション機器)
3 ソータ(オプション機器)
5 オプション機器
51 オプション制御部(制御手段)
52 プログラムROM(動作プログラム記憶手段)
53 EEPROM(データ記憶手段)
13 バックアップメモリ(機種情報記憶手段)

Claims (6)

  1. 各種機能を追加するために、随意選択して画像形成装置本体に接続されるオプション機器の制御システムにおいて、
    画像形成装置本体側には、画像形成装置本体の機種を示す機種情報が記憶された機種情報記憶手段が備えられ、
    オプション機器側には、動作プログラムが記憶された動作プログラム記憶手段と、この動作プログラム記憶手段とは別個に設けられ、適用を許可する画像形成装置本体の機種情報が記憶されたデータ記憶手段と、このデータ記憶手段に記憶された機種情報と前記画像形成装置本体側の機種情報記憶手段に記憶された機種情報とに基づいてオプション機器の動作許否を判断する制御手段とが備えられ、
    前記制御手段は、前記オプション機器に関する各種動作情報が発生した時、当該各種動作情報を、当該各種動作情報発生時に接続されている画像形成装置本体の機種情報と共に、前記オプション機器側のデータ記憶手段に格納することを特徴とするオプション機器の制御システム。
  2. 前記画像形成装置本体側の機種情報記憶手段には、その画像形成装置本体固有の個体別情報が記憶されており、
    前記制御手段は、前記オプション機器に関する各種動作情報を、当該動作情報発生時にオプション機器に接続されている画像形成装置本体の前記個体別情報と共に、前記データ記憶手段に格納することを特徴とする請求項1に記載のオプション機器の制御システム。
  3. 前記データ記憶手段は、取り外し不可能にオプション機器に実装されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のオプション機器の制御システム。
  4. 前記データ記憶手段は、EEPROMであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のオプション機器の制御システム。
  5. 前記動作プログラム記憶手段は、取り外し自在にオプション機器に実装されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のオプション機器の制御システム。
  6. 各種機能を追加するために、随意選択して画像形成装置本体に接続されるオプション機器であって、
    動作プログラムが記憶された動作プログラム記憶手段と、
    前記動作プログラム記憶手段とは別個に設けられ、適用を許可する画像形成装置本体の機種情報が記憶されたデータ記憶手段と、
    前記データ記憶手段に記憶された機種情報と、画像形成装置本体側から得られる機種情報とに基づいてオプション機器の動作許否を判断する制御手段とが備えられ、
    前記制御手段は、前記オプション機器に関する各種動作情報が発生した時、当該各種動作情報を、当該各種動作情報発生時に接続されている画像形成装置本体の機種情報と共に、前記データ記憶手段に格納することを特徴とするオプション機器。
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