JPS6290668A - 複写機の異常原因記憶装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機の異常を記憶する異常原因記憶装置に
関する。

従来の技術 −・般的な複写機は、コピー用紙を搬送する搬送路に紙
詰り（ジャム）等の異常が発生すると、複写機本体の動
作を停止すると共に、コンソールパネル上の表示器にあ
る発光ダイオード等を点灯させて異常表示を行なう。

この場合、複写機に異常が発生した事実については、そ
の異常が発生した毎に例えばマイクロコンビ１−タのバ
ックアップランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）にその異
常を記憶させ異常の発生した回数を記憶するようにして
いる。これにより複写機の故障原因を発見しやすいよう
に図っている。

発明が　決しようとする問題点 しかしながら、従来の複写機の異常原因記憶装置にあっ
ては、異常の発生回数については記憶されるようになっ
ているが、その異常状態の内容や異常状態の発生順序、
発生時刻等については記憶されていなかったため、複写
機の故障時に修復する作業に時間がかかり作業が煩雑化
していた。

本発明は、このような点に着目してなされたもので、複
写機本体で発生した異常の内容及びその異常状態の発生
順序をマイクロコンピュータに記憶させておくことによ
り、複写機本体の故障原因を容易に推測できるようにし
、故障時の修復作業を簡便に行なえるようにすることを
目的とする。

問題点を解決するための手段 そのために、本発明の複写機の異常原因記憶装置は、複
写機本体の異常を検知する異常検知手段と、この異常状
態を記憶する異常状態記憶手段と、前記異常検知手段が
新たな異常を検知したとき前記異常状態記憶手段により
それまで記憶されていた異常状態をシフトする記憶異常
状態シフト手段と、前記異常状態記憶手段により記憶さ
れた異常状態を読み出す異常状態読み出し手段とから構
成されている。

作　　　用 本発明によれば、複写機の異常検知手段により異常を検
知し、この異常状態を異常状態記憶手段により記憶し、
前記異常検知手段が新たな異常を検知したとき異常状態
記憶手段がそれまで記憶していた異常状態を記憶異常状
態シフト手段によりシフトする。そして、異常状態記憶
手段により記憶された異常状態は、異常状態読み出し手
段により読み出せるようになっている。

実　　施　　例 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明Ｊる。

第２図は、本発明に係る複写機の異常原因記憶装置の一
実施例をあられしている。

異常信号検知手段１は、紙送り系の用紙検知センサ・原
稿送り系の原稿検知センサ等からなり、例えば紙詰り等
の異常信号を入力インターフェイス２を介して中央処理
ユニット（ＣＰＵ）３に送り、ＣＰＵ３は該異常信号を
所定のトラブルコードに変換しこれをバックアップＲＡ
Ｍ４に記憶させる。バックアップＲＡＭ４に記憶される
トラブルコードは、時計５により判定されたトラブル発
生日付及び時刻と、トラブルコード番号とからなってい
る（第３図参照）。

バックアツプＲＡＭ４内に記憶されるトラブルコード８
は、第３図に示すように、トラブル発生日付及び時刻と
コード番号とからなっており、異常信号検知手段１が新
たな異常信号を検知する毎にそれまで書き込まれていた
トラブルコードを１行づつ下方に行交えしてシフトしミ
最新のトラブル発生コードを最上行に書き込むようにな
っている。ここで、例えば最上行に°おけるトラブル発
生日付の［８５・７・１０Ｊは１９８５年７月１０日を
あられし、トラブル発生時刻ｒ１２．１５Ｊは１２時１
５分をあられし、さらにコード番号「３」は例えば搬送
系の紙詰り状態をあられしている。またコード番号１は
給紙系のミスノイード状態をあられし、コード番号２〜
６はそれぞれ転写部・搬送系・定着部・紙折り部・ソー
タ部の紙詰り状態をあられしている。またバックアップ
ＲＡＭ４は、この場合、最新のトラブルコードから数え
て８個のトラブルコードを記憶する容量をもっているが
、さらに新たなトラブルコードが入力されたときには、
それまでの８個のトラブルコードのうちの最後のトラブ
ルコードから消去されるようになっている。このように
して常時最新のトラブルコードがバックアツプＲＡＭ４
内に書き込まれている。

次に第４図に示すフローチャートに基づいて本発明に係
る複写機の異常原因記憶装置の動作の一例について説明
する。

第４図はバックアップＲＡＭ４に異常信号としてのトラ
ブルコードを格納するルーチンをあられしており、まず
異常信号検知手段１が紙詰り等の異常信号を検知したか
否かを判定する（ステップ１０）。異常信号を検知しな
ければこのルーチンを終了する。

紙詰り等の異常信号が検知されると、異常信号検知手段
１から入力インターフェイス２を通じてＣＰＵ３に送ら
れる信号に基づきＣＰＵ３は該異常信号をトラブルコー
ドに変換しくステップ１１）、バックアツプ１１ＡＭ４
内にそれまで格納されていたトラブルコードをシフトし
くステップ１２）、次いでバックアツプＲＡＭ４内に最
新のトラブルコードを第３図に示す表の最上行に格納す
る（ステップ１３）。

バックアップＲＡＭ４に格納されたトラブルコードは、
所定の操作によりＣＰ′す３の指令でディスプレイ６に
第３図に示す表のように表示されるようになっている。

すなわち、バックアップＲＡＭ４に書き込まれたトラブ
ルコードは、例えば操作者による所定の操作作業により
ＣＰｔＪ３の指令で１イスプレイ６に読み出すことがで
きるようになっている。

このようにして、バックアップＲＡＭ４に書き込まれた
１−ラブルモードをディスプレイ６に読み出すことによ
り、それまで発生してきた異常状態を時系列的に順に知
得せられ、複写機のトラブル原因を比較的容易に推測す
ることができる。

本実施例では、第３図に示すように、複写機の異常が発
生した場合のトラブルモードをトラブル発生日付及び時
刻とコード番号により記憶するようにしたが、本発明に
おいては、これらに加えてトラブル発生時の複写機使用
モード、例えばコピー用紙Ａ３サイズモード・セット枚
数１枚モード・両面コピーモード・紙折りモード等を記
録するようにしてもよい。

また本発明で適用され得る異常は、紙送り系にて発生す
るものに限られるものではなく、原積送り系・定着系そ
の他の複写様内部で発生するすべての異常を含むもので
ある。更に、ディスプレイ６はサーマルプリンタ等のプ
リント装置で置換可能なことは勿論である。

発明の効果 本発明によれば、複写機本体で発生した異常状態を新し
いものから順に認識することができるの、で、複写機本
体における紙詰り等のトラブルの発生原因を推測しやす
くなり、この推測結果に基づいて複写機の故障時におけ
る修復作業に要する時間が短縮化され且つ修復作業が簡
便化されるという効果を生じる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の概略構成をあられケブロック図、 第２図は本発明の一実施例をあられす概略構成図、 第３図は本発明の一実施例におけるバックアツプＲＡＭ
内の記憶動作を説明するための説明図、第４図は本発明
の一実施例をあられすフレーチャートである。 １・・・異常信号検知手段、 ３・・・中央処理ユニット（ＣＰＵ）、４・・・バック
アップＲＡＭ、　− ６・・・ディスプレイ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複写機本体の異常を検知する異常検知手段と、この異常
   状態を記憶する異常状態記憶手段と、前記異常検知手段
   が新たな異常を検知したとき前記異常状態記憶手段によ
   りそれまで記憶されていた異常状態をシフトする記憶異
   常状態シフト手段と、前記異常状態記憶手段により記憶
   された異常状態を読み出す異常状態読み出し手段とを具
   備していることを特徴とする複写機の異常原因記憶装置
   。