JP2001117438A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001117438A
JP2001117438A JP30137599A JP30137599A JP2001117438A JP 2001117438 A JP2001117438 A JP 2001117438A JP 30137599 A JP30137599 A JP 30137599A JP 30137599 A JP30137599 A JP 30137599A JP 2001117438 A JP2001117438 A JP 2001117438A
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Koji Ishigaki
好司 石垣
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 方向を異に同一サイズの用紙をセットした給
紙トレイ及び手差しトレイ両方から部数毎に交互に給紙
し画像を形成しソート出力するシステム構成の画像形成
装置において従来生じていた誤ったサイズでのソート出
力を防止し、ミスコピーを最小限にする。 【解決手段】 手差トレイ36と給紙トレイ35の用紙
を使用した回転ソートモードの場合、1枚目を必ず手差
しトレイから給紙し、画像形成部31のレジストセンサ
ON時間から用紙の長さを測りサイズを確定し、給紙ト
レイの用紙サイズとの一致を調べ、回転ソート出力が可
能かをチェックしその結果により表示/警告とともに画
像形成動作を停止させるか、或いは、給紙トレイのみの
用紙でソート出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、より詳細には、記録用紙を給紙トレイ及び手差しト
レイの両方から給紙し得る機構を持った装置であり、両
方のトレイからの給紙機構を併用して記録紙に画像を形
成することにより回転ソート出力を行うことができる画
像形成装置(例えば、複写機、プリンタ或いはこれらに
ファクシミリ等の他の画像データを処理する機能を結合
した複合機等)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から1つの給紙段を持つ比較的小規
模の画像形成装置において、給紙手段として別に手差し
トレイ(手差しトレイにセットされる用紙は、給紙トレ
イの用紙が定型のサイズであるのに対し、定型外の用紙
を受け容れる)からの給紙を行うことができるようにし
た構成をとる装置が知られている。かかる給紙段が1段
しかないようなシステム構成の小規模の画像形成装置で
も、近年、メモリコストの低下により、メモリ使用の動
作モードは充実しており、メモリの制御機能を用いて、
異なる向きの画像を形成することにより回転ソート出力
の機能を実現し得る。この場合、同一転写紙サイズを給
紙トレイ、手差しトレイの各給紙部に縦置き、横置きに
しておき、部数毎に画像メモリのデータの展開方向を9
0度(270度)回転する/しないの操作を繰り返すメ
モリのリテンション操作(トグル操作)により、画像形
成を行い排紙させる。この動作を行わせることにより、
部数ずつ、縦横の排紙となる回転ソートが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、給紙トレイ
に載置される用紙は縦横が既知のサイズであることが前
提とされているのに対し、手差しトレイに載置される用
紙のサイズはその構成上もあり、用紙の主走査サイズ
(幅)のみの検知が一般的で、副走査サイズ(長さ)に
ついては未知である。したがって、このシステムの画像
形成装置においては各トレイに同一サイズの転写紙が載
置されているかをチェックする手段が無く、回転ソート
に必要な条件が保証されないので、誤ったサイズでのソ
ート出力或いはミスコピーが起きるという問題が発生す
る。本発明は、上述の従来技術の問題点に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、記録紙を給紙トレイ及び
手差しトレイの両方から給紙し得る機構を持ち、両方の
トレイからの給紙機構を併用して記録紙に画像を形成し
ソート出力するシステム構成の画像形成装置において従
来生じていた誤ったサイズでのソート出力を防止し、ミ
スコピーを最小限にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、定型
サイズの用紙をセットする給紙トレイ及び定型外の用紙
のセットが可能な手差しトレイ(手差しトレイは、給紙
トレイでは一般化した定型のサイズの用紙がセットされ
るのに対し、定型外のサイズであって良く、セット時に
主走査方向のサイズ(用紙幅)だけは認識される形式の
ものを指す)から部数毎に交互に給紙し画像を形成し回
転ソート出力を可能とした画像形成装置において、回転
ソート出力の動作の際に、手差しトレイからの給紙動作
による画像形成動作を先行させ、その動作中に用紙の長
さを検出し、検出された手差しトレイからの用紙の長さ
と給紙トレイの用紙サイズとを比較し、不一致と判断し
た場合に、画像形成動作を停止させることを特徴とする
画像形成装置を構成する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載された
画像形成装置において、前記画像形成動作の停止時に、
サイズ不一致を表示・警告することを特徴とするもので
ある。
【0006】請求項3の発明は、定型サイズの用紙をセ
ットする給紙トレイ及び定型外の用紙のセットが可能な
手差しトレイから部数毎に交互に給紙する用紙に画像を
形成し回転ソート出力を可能とし、さらに給紙トレイか
ら給紙される用紙のみを用いて画像を形成し、排紙段で
ソート機能を用いる動作モードを行わせることによりソ
ート出力を可能とした画像形成装置において、回転ソー
ト出力の動作の際に、手差しトレイからの給紙動作によ
る画像形成動作を先行させ、その動作中に用紙の長さを
検出し、検出された手差しトレイの用紙の長さと給紙ト
レイの用紙サイズとを比較し、不一致と判断した場合
に、画像形成動作を中断し、前記給紙トレイから給紙さ
れる用紙のみを用い排紙段でソート機能を用いるソート
動作に変更することを特徴とする画像形成装置を構成す
る。
【0007】請求項4の発明は、定型サイズの用紙をセ
ットする給紙トレイ及び定型外の用紙のセットが可能な
手差しトレイから部数毎に交互に給紙する用紙に画像を
形成し、回転ソート出力を可能とし、さらに給紙トレイ
から給紙される用紙のみを用いて画像を形成し、ソート
出力を可能とした画像形成装置において、回転ソート出
力の動作モードを選択し、設定した場合、手差しトレイ
に用紙がセットされていないか、手差しトレイにセット
された用紙のサイズが給紙トレイにセットされた用紙の
サイズと一致しないか、の少なくとも1つ以上の条件を
満たす時に、回転ソート出力の動作を保留し、画像形成
動作開始までに一致するサイズの用紙がセットされない
場合には、前記給紙トレイから給紙される用紙のみを用
い排紙段でソート機能を用いるソート出力の動作モード
を実行するようにしたことを特徴とする画像形成装置を
構成する。
【0008】請求項5の発明は、請求項4に記載された
画像形成装置において、前記回転ソート出力動作の保留
時に、用紙無し或いはサイズ不一致を表示・警告するこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面とともに示
す以下の実施例に基づき説明する。図1は、本実施例の
画像形成装置(デジタル複写装置)における画像形成部
の概要を示す。本例の画像形成部は、デジタル複写機等
で用いる電子写真プロセスを行うための一般化した手段
を適用している。図1に示すように、帯電ローラ1によ
り帯電されたOPC(感光体)2がLD(レーザダイオ
ード)により書き込み露光され、潜像を現像ユニット7
によりトナーボトルから供給されるトナーで現像され、
用紙搬送路6を通って送り込まれる転写紙に転写ローラ
3によりトナー像を転写し、定着装置4により熱定着さ
れる。現像部の例としては、トナーカートリッジ(現像
装置)の形態をとる場合に、内蔵するトナー、OPC、
OPCに対面する帯電ローラ以外に、トナー攪拌用アジ
テータ、ブレード等が設けられ、これらによりトナーが
摩擦帯電される。また、トナーカートリッジ下部には、
内部のトナーの有無を検出するためのトナー検出手段
(センサ)が配置されており、これにより、内部のトナ
ーがある場合”H”、無い場合”L”を出力する。レジ
ストセンサ5はレジストローラ(図示せず)の手前にあ
り、画像先端と転写紙先端との同期をとって駆動する際
の転写紙の先端検知、用紙状態の検出を行う。
【0010】図2は、本実施例に係わる画像形成動作の
制御を司る制御装置の概略ブロック図を示すものであ
る。図2に示される要素について説明すると、読取制御
板22は、原稿情報を読み取るCCDを所定のライン周
期で主走査して画像信号を出力するタイミング信号を生
成し、読み取った出力をデジタル信号としてシステム制
御板21に転送する動作を行う。システム制御板21
は、CPU、ROM、RAM、不揮発RAMからなり、
システム全体のタイミング制御、操作部(図示せず)の
入出力制御、その他のアプリケーション(FAX、プリ
ンタ等)部(図示せず)とのI/Fや動作制御と、画情
報データの画像処理(変倍、フィルタ、γ)、画像メモ
リを使用した画情報データの記憶/蓄積制御というシス
テム全体の制御部として機能する。書込制御板23は、
露光のためのLDの駆動部への駆動信号をシステム制御
板21からの画像データにより生成し、ライン周期に合
わせてLDを発光させ書き込み動作を行う。
【0011】I/O制御板25は、システム全体(スキ
ャナ部、プリンタ部)の各種センサ、アクチュエータ等
の入力信号、モータ、ソレノイド、クラッチ、高圧電源
28等の出力信号の集約部分であり、トナーセンサ27
出力や各サーミスタ出力はADCに入力されており、こ
のI/Oデータにより、システム制御板21が各種制御
を実施する。各種センサの中には、給紙トレイ、手差し
トレイの用紙有無検知センサ、サイズ検知センサ、転写
紙搬送用のレジストセンサ等も含まれる。操作/表示部
24は、各種モード設定のためのキー入力、LED(発
光ダイオード)、LCD(液晶表示装置)、7seg等
を使用した表示部により構成されておりシステム制御板
21により制御される。
【0012】図3は本実施例の画像形成装置(デジタル
複写装置)の装置の基本構成を概略図にて示す。本例の
装置構成としては、上記で説明した画像形成部31(図
1)に給紙する記録紙を載せる給紙トレイ35と手差し
トレイ36が設けられ、トレイから搬送手段(図示せ
ず)により画像形成部31に供給され、画像形成後、転
写紙スタック部32に排紙される。このほかに主要な構
成要素として原稿情報を読み取る読み取り部33及び装
置の動作条件或いは画像形成条件等の設定を行う操作部
34が設けられる。
【0013】本例の装置では、上記図1〜3の構成の下
で回転ソート/ソート出力を可能とする。通常、対象と
する原稿束について複数部数分の画像形成を行う場合、
読み取り部33にセットされた原稿を読取制御板22に
より読取り、一般的な画像処理であるシェーディング処
理、フィルタ処理、変倍処理等を行った後の画像データ
をDRAM、HDDを記憶/蓄積手段とする画像メモリ
に記憶するという動作を原稿束の原稿順に繰り返してい
く。本例の装置では、裏面排紙(転写紙の画像形成面が
下向き)であるので読取った原稿順通りに画像形成を行
い転写紙スタック部32に排紙、積み重ねられる。これ
をオペレータが複写条件として操作部34でセットした
部数分行う。ソートモードを行う場合、上記の1連の動
作における画像形成の際、部数毎に画像メモリのデータ
の展開方向を90度(270度)回転する/しないの操
作を繰り返すメモリのリテンション操作(トグル操作)
を行い、それに応じて給紙トレイ35、手差しトレイ3
6の各給紙部に縦置き、横置きにしておいた同一サイズ
の記録紙に部数交互に画像形成を行い排紙させる。この
動作を行わせることにより、部数ずつ、縦横の向きを変
えた排紙となる回転ソートが可能となる。また、回転ソ
ート以外にもう1つのソート機能を備える。それは、例
えば転写紙スタック部32内で排紙の場所を部数毎に変
化させるソート方式(既知の方式が採用できる)による
もので、給紙トレイ35、手差しトレイ36のいずれか
一方からの記録紙を用いて複数部数の画像形成を行う場
合、その出力に対して行うことを可能とする。
【0014】次に、上記回転ソートモードによる動作を
行わせる際、手差しトレイに載置する用紙サイズを誤っ
た場合に画像形成動作を停止させる動作を実行する本発
明の実施例について説明する。本発明においても手差し
トレイを用いる場合は、そこに載置される用紙のサイズ
は初期状態においては未確定である。即ち、手差トレイ
は、転写紙の幅しか検知できないため、たとえば給紙ト
レイ:A4、手差トレイ:A5のセットでも手差トレイ
のA5はA4Rの転写紙幅と同一であり、装置側での識
別が出来ない。そのため、手差トレイを使用した回転ソ
ートモードの場合には、1部目の1枚目を必ず手差し給
紙から行い、レジストセンサ等(または専用センサ)を
使用して用紙の長さを測りサイズを確定する。手段とし
ては、レジストローラ駆動に応じたレジストセンサON
(転写紙有)時間を計数し、得たON時間とレジストロー
ラ駆動速度(=作像線速)により、転写紙の長手方向の
長さを計算することによる。確定したサイズにより回転
ソート出力が可能かをチェックしその結果により表示/
警告とともに画像形成動作を停止させることが出来る。
【0015】図4は、回転ソートモード選択時の画像形
成に係わる本実施例の動作(回転ソート動作フロー1)
のフローチャートで、同図を参照して、上記の動作を詳
細に説明する。オペレータが操作部34で各種のコピー
条件を選択、設定し、スタートキーを押すと、画像形成
動作が開始される(S11)。ここで、設定が回転ソー
トモードであるかを調べ(S12)、回転ソートモード
である場合、1部目の最初の転写用紙として手差しトレ
イ36からの給紙動作を行う(S13)。給紙動作の終
了を確認して(S14)、画像形成に供される画像デー
タと給紙された転写用紙のサイズ(幅)を比較する(S
15)。この比較の際に、必要が有れば、画像データを
画像メモリ上の操作により90度回転させ(S16)、
手差しトレイ36にセットされた転写用紙と画像メモリ
上の画像データの向きを合わせ、正しい画像形成が行わ
れるようにする。次いで、転写用紙をレジストローラの
駆動により搬送し(S17)、転写部に送り込むが、そ
の際、レジストローラ駆動に応じたレジストセンサON
(転写紙有)時間を計数するために、レジストセンサON
によりスタートするタイマのカウントを開始させる(S
18)。レジストセンサがOFFとなって、センサを転写
用紙が通り抜けるのを確認し(S19)、タイマのカウ
ンタをストップさせる(S20)。得た時間カウント
値、即ち転写用紙がセンサを通り抜けるのに要した時間
とレジストローラの駆動速度から長手方向の用紙の長さ
を計算し、が先に得た用紙の幅とからA4、A5といっ
た用紙サイズを検索し、手差しトレイ36の用紙サイズ
を確定する(S21)。次に、確定した手差しトレイ3
6の用紙サイズと給紙トレイに載置されている用紙のサ
イズが一致するかをチェックし(S22)、一致する場
合は、回転ソート動作が可能となるため、この動作を継
続する(S23)。一方、サイズが不一致の場合に
は、”用紙サイズを確認してください”等の表示/警告
とともに、画像形成動作を停止させる(S24)。
【0016】また、回転ソートモードによる動作を行わ
せる際、手差しトレイに載置する用紙サイズを誤った場
合の動作として、上記のように、画像形成動作を停止さ
せることなく、別のソート動作を実行する本発明の実施
例について説明する。この実施例では、回転ソート動作
が出来ない場合に、全ての給紙を給紙トレイからの動作
として実行しミスコピー防止と動作中断による生産性の
低下を防止することを意図するものである。ここでは、
給紙トレイからの給紙により最初から画像形成をやり直
し、ソートは、先に説明した例えば転写紙スタック部3
2内で排紙の場所を部数毎に変化させるソート方式によ
り対応するものである。図5は、回転ソートモード選択
時の画像形成に係わる本実施例の動作(回転ソート動作
フロー2)のフローチャートで、同図を参照して、動作
を説明する。本動作フローは、手差しトレイ36の用紙
サイズを確定し(S21)、確定した用紙サイズと給紙
トレイに載置されている用紙のサイズが一致するかをチ
ェックし(S22)、一致する場合、回転ソート動作を
継続する(S23)という回転ソート動作が可能な場合
のフローについては図3と変わらないので重複する説明
はしない。ここでは、ステップS22で用紙のサイズが
不一致の場合、回転ソートモードをキャンセルし、給紙
トレイ35のみからの給紙によるソート動作を1枚目か
ら実施する。従って、画像メモリを1枚目に変更し(S
25)、全て給紙トレイ35から搬送される用紙を用い
てソート出力するモードの画像形成動作を行う(S2
6)。
【0017】次に、回転ソートの設定動作に係わる実施
例について説明する。回転ソート動作の設定手順は、モ
ード入力、用紙セットのどちらが先行してもよいが、用
紙セット誤りがあると、多大なミスコピーを発生させ
る。本実施例は、転写用紙の選択を誤ってセットした場
合に装置側でモード変更をしてミスコピーを未然に防止
するようにしたものである。この実施例の回転ソート動
作の設定手順(回転ソート動作設定フロー1)のフロー
チャートを図6(A)に示す。図6を参照して、このフ
ローの設定手順を動作を説明する。なお、この実施例で
は、ソートモードの操作入力部は、図6の(B)に示す
ように、モードとして、ソート無し/ソート/回転ソー
トが、例えばスクロールして設定可能で、その設定操作
を図示のスイッチで行い、”ソート/回転ソート”への
LEDの表示により設定の状態を確認できるようにす
る。又、以下の説明において、回転ソートモードが確定
していない場合は、”回転ソート”LEDを点灯でな
く、点滅とさせている。
【0018】本例のフローでは、先ず、給紙トレイ35
に転写用紙があるか(S31)、ソートキーがONである
か(S32)、を確認した後、回転ソートLEDの点灯
をチェックする(S33)。回転ソートLEDが点灯し
ている場合、回転ソートLED、ソートLEDのいずれ
も消灯し(S34)、かつ回転ソート処理、ソート処理
のいずれも解除し(S35)、モードを初期状態に戻
す。ステップS33で、回転ソートLEDが点灯してい
ない場合、ソートLEDの点灯をチェックし(S3
6)、点灯していない場合は、ソートLEDを点灯させ
(S37)、ソート処理の設定を行う(S38)。S3
6でソートLEDが点灯している場合に、回転ソートL
EDの点滅をチェックし(S39)、点滅している場合
に、回転ソートLED、ソートLEDのいずれも消灯し
(S34)、かつ回転ソート処理、ソート処理のいずれ
も解除し(S35)、モードを初期状態に戻す。
【0019】ステップS39で、回転ソートLEDが点
滅していない場合に、手差しトレイ36に転写用紙があ
るか否かを調べ(S40)、用紙がある場合、手差しト
レイの用紙の幅の検出データを得て(S41)、得た手
差しトレイの用紙の幅データと給紙トレイの用紙の幅デ
ータとが一致するか否かを調べ(S42)、一致する場
合、回転ソート動作の設定が可能であるから、回転ソー
トLEDを点灯、ソートLEDを消灯させ(S43)、
回転ソート処理の設定を継続する(S44)。一方、ス
テップS40で手差しトレイの用紙がない場合と、ステ
ップS42で手差しトレイの用紙の幅データと給紙トレ
イの用紙の幅データとが不一致である場合には、手差し
トレイの用紙を合わせることができれば回転ソート処理
が可能であるから、回転ソートLEDを点滅にし(S4
5)、”用紙サイズを確認してください”等の確認表示
を行う(S46)。
【0020】次に、画像形成動作開始時に回転ソート条
件を満足していない場合に、装置側でモード変更をして
ミスコピーを未然に防止する画像形成動作を行うように
した実施例について説明する。図7は、この実施例の回
転ソート動作の設定手順(回転ソート動作設定フロー
2)のフローチャートを示す。図7を参照して、このフ
ローの設定手順を動作を説明する。なお、この実施例に
おいても、ソートモードの操作入力部は、図6の(B)
に示したと同一のものを用いる。本例のフローでは、先
ず、給紙トレイ35に転写用紙があるか(S51)、ス
タートキーがONであるか(S52)、を確認した後、回
転ソートLEDの点灯をチェックする(S53)。回転
ソートLEDが点灯していない場合、ソートLEDの点
灯をチェックし(S54)、点灯していない場合は、ソ
ート無しの通常の動作を開始する(S55)。
【0021】ステップS54でソートLEDが点灯して
いる場合に、回転ソートLEDが点滅しているかをチェ
ックし(S56)、点滅している場合、或いは上記ステ
ップS53で回転ソートLEDが点灯している場合に
は、手差しトレイ36に転写用紙があるか否かを調べ
(S57)、用紙がある場合、手差しトレイの用紙の幅
の検出データを得て(S58)、得た手差しトレイの用
紙の幅データと給紙トレイの用紙の幅データとが一致す
るか否かを調べ(S59)、一致する場合、回転ソート
動作が可能であるから、回転ソートLEDを点灯、ソー
トLEDを消灯させ(S60)、回転ソート操作を開始
する(S61)。一方、ステップS56で回転ソートL
EDが点滅していない場合、ステップS57で手差しト
レイの用紙がない場合、或いはステップS59で手差し
トレイの用紙の幅データと給紙トレイの用紙の幅データ
とが不一致である場合には、回転ソート処理は不可能と
して、回転ソートLEDを消灯するとともにソートLE
Dを点灯し(S62)、給紙トレイの用紙を用いたソー
ト動作を開始する(S63)。
【0022】
【発明の効果】(1) 請求項1、2の発明に対応する
効果 給紙トレイ及び手差しトレイから部数毎に交互に給紙す
る用紙に画像を形成する回転ソート出力の動作の際に、
手差しトレイからの給紙動作による画像形成動作を先行
させ、その動作中に検出した手差しトレイからの用紙の
長さと給紙トレイの用紙サイズとを比較し、不一致と判
断した場合に、画像形成動作を停止させることにより、
特殊紙、特殊サイズ紙等の用紙により様々な使用方法で
用いられる手差しトレイに発生するユーザのセットミス
や操作ミスによる誤ったサイズでのソート出力を防止
し、ミスコピーを最小限にすることができる。また、画
像形成動作の停止時に、サイズ不一致を表示・警告する
ことを併用することにより、モード再設定、記録用紙の
再セット等を促すことが出来る。 (2) 請求項2の発明に対応する効果 給紙トレイ及び手差しトレイから部数毎に交互に給紙す
る用紙に画像を形成する回転ソート出力動作、さらに給
紙トレイから給紙される用紙のみを用いて画像を形成
し、排紙段でソート機能を用いるソート出力動作を可能
とし、回転ソート出力の動作の際に、手差しトレイから
の給紙動作による画像形成動作を先行させ、その動作中
に検出した手差しトレイからの用紙の長さと給紙トレイ
の用紙サイズとを比較し、不一致と判断した場合に、画
像形成動作を中断し、前記給紙トレイから給紙される用
紙のみを用い排紙段でソート機能を用いるソート動作に
変更し、全ての給紙を給紙トレイからの動作として実行
するので、特殊紙、特殊サイズ紙等の用紙により様々な
使用方法で用いられる手差しトレイに発生するユーザの
セットミスや操作ミスによる誤ったサイズでのソート出
力を防止し、ミスコピーを最小限にすることができ、別
の形態ではあるがソート出力も行うことができる。装置
側で動作モードを切り換えて効率的な出力を行うので、
操作、設定手順をユーザに意識させることなく、かつ動
作中断による生産性の低下を最小限に抑えることができ
る。 (3) 請求項4、5の発明に対応する効果 給紙トレイ及び手差しトレイから部数毎に交互に給紙す
る用紙に画像を形成する回転ソート出力動作、さらに給
紙トレイから給紙される用紙のみを用いて画像を形成
し、排紙段でソート機能を用いるソート出力動作を可能
とした画像形成装置において、回転ソート出力の動作モ
ードを選択、設定した場合、手差しトレイに用紙がセッ
トされていないか、手差しトレイにセットされた用紙の
サイズが給紙トレイにセットされた用紙のサイズと一致
しない時に、回転ソート出力の動作を保留し、画像形成
動作開始までに一致するサイズの用紙がセットされない
場合には、前記給紙トレイから給紙される用紙のみを用
い排紙段でソート機能を用いるソート出力の動作モード
を実行するようにしたので、特殊紙、特殊サイズ紙等の
用紙により様々な使用方法で用いられる手差しトレイに
発生するユーザのセットミスや操作ミスによる誤ったサ
イズでのソート出力を防止し、ミスコピーを最小限にす
ることができ、別の形態ではあるがソート出力も行うこ
とができる。装置側で動作モードを切り換えて効率的な
出力を行うので、操作、設定手順をユーザに意識させる
ことなく、かつ動作中断による生産性の低下を最小限に
抑えることができる。また、回転ソート出力動作の保留
時に、用紙無し或いはサイズ不一致を表示・警告するこ
とを併用することにより、モード再設定、記録用紙の再
セット等を促すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係わるデジタル複写装置に
おける画像形成部の概要を示す。
【図2】 本発明の実施例に係わるデジタル複写装置の
制御装置の概略ブロック図を示す
【図3】 本発明の実施例に係わるデジタル複写装置の
基本構成の概略図を示す。
【図4】 回転ソートモード選択時の画像形成に係わる
1実施例の動作のフローチャートを示す。
【図5】 回転ソートモード選択時の画像形成に係わる
他の実施例の動作のフローチャートを示す。
【図6】 回転ソート動作設定手順の1実施例のフロー
チャートを示す。
【図7】 回転ソート動作設定手順の他の実施例のフロ
ーチャートを示す。
【符号の説明】
5…レジストセンサ、 21…システム制御
板、 24…操作/表示部、 31…画像形成
部、 32…転写紙スタック部、 35…給紙トレ
イ、 36…手差しトレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA36 DC10 DC19 DC20 EC02 EC20 EE07 EF09 GA32 GA41 GB16 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC29 HA12 HA33 HA37 HB02 HB03 JA01 KA04 KA16 MA03 MA10 MA15 MA26 MB03 MB10 MB15 MC21 MC22 MC23 MC28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定型サイズの用紙をセットする給紙トレ
    イ及び定型外の用紙のセットが可能な手差しトレイから
    部数毎に交互に給紙し画像を形成し、回転ソート出力を
    可能とした画像形成装置において、回転ソート出力の動
    作の際に、手差しトレイからの給紙動作による画像形成
    動作を先行させ、その動作中に用紙の長さを検出し、検
    出された手差しトレイからの用紙の長さと給紙トレイの
    用紙サイズとを比較し、不一致と判断した場合に、画像
    形成動作を停止させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像形成装置にお
    いて、前記画像形成動作の停止時に、サイズ不一致を表
    示・警告することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 定型サイズの用紙をセットする給紙トレ
    イ及び定型外の用紙のセットが可能な手差しトレイから
    部数毎に交互に給紙する用紙に画像を形成し回転ソート
    出力を可能とし、さらに給紙トレイから給紙される用紙
    のみを用いて画像を形成し、排紙段でソート機能を用い
    る動作モードを行わせることによりソート出力を可能と
    した画像形成装置において、回転ソート出力の動作の際
    に、手差しトレイからの給紙動作による画像形成動作を
    先行させ、その動作中に用紙の長さを検出し、検出され
    た手差しトレイの用紙の長さと給紙トレイの用紙サイズ
    とを比較し、不一致と判断した場合に、画像形成動作を
    中断し、前記給紙トレイから給紙される用紙のみを用い
    排紙段でソート機能を用いるソート動作に変更すること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 定型サイズの用紙をセットする給紙トレ
    イ及び定型外の用紙のセットが可能な手差しトレイから
    部数毎に交互に給紙する用紙に画像を形成し、回転ソー
    ト出力を可能とし、さらに給紙トレイから給紙される用
    紙のみを用いて画像を形成し、ソート出力を可能とした
    画像形成装置において、回転ソート出力の動作モードを
    選択し、設定した場合、手差しトレイに用紙がセットさ
    れていないか、手差しトレイにセットされた用紙のサイ
    ズが給紙トレイにセットされた用紙のサイズと一致しな
    いか、の少なくとも1つ以上の条件を満たす時に、回転
    ソート出力の動作を保留し、画像形成動作開始までに一
    致するサイズの用紙がセットされない場合には、前記給
    紙トレイから給紙される用紙のみを用い排紙段でソート
    機能を用いるソート出力の動作モードを実行するように
    したことを特徴とする画像形成装置
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された画像形成装置にお
    いて、前記回転ソート出力動作の保留時に、用紙無し或
    いはサイズ不一致を表示・警告することを特徴とする画
    像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011237563A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US20130156478A1 (en) * 2011-12-19 2013-06-20 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveying apparatus and image forming apparatus

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