JPH1165187A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH1165187A
JPH1165187A JP9222177A JP22217797A JPH1165187A JP H1165187 A JPH1165187 A JP H1165187A JP 9222177 A JP9222177 A JP 9222177A JP 22217797 A JP22217797 A JP 22217797A JP H1165187 A JPH1165187 A JP H1165187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
recording sheet
image forming
recording
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9222177A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Yamamoto
豊 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP9222177A priority Critical patent/JPH1165187A/ja
Publication of JPH1165187A publication Critical patent/JPH1165187A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 並列搬送型の画像形成装置において、いずれ
かの搬送路に対応する記録シートがなくなった場合で
も、記録シートの補給を行わずに当該記録シートがなく
なった搬送路に対応する画像の形成を処理を中断させる
ことなく行う。 【解決手段】 並列搬送型の画像形成装置において、記
録シート消尽検知手段により、給紙カセットで記録シー
トが無くなったことを各搬送路ごとに検知し、画像保持
手段により前記記録シート消尽検知手段により記録シー
トが無くなったことが検知された搬送路に対応する画像
を保持し、画像形成制御手段により前記記録シート消尽
手段が記録シートが無くなったことを検知した搬送路以
外の搬送路を搬送される記録シートに対して、前記画像
保持手段に保持された画像を形成するように制御するよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、並列に設けられた複数の搬送路ごとに搬送さ
れる記録シートに、同時に画像形成を行うことができる
並列搬送型の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、複写機等の画像形成装置におい
て、画像形成処理の高速化の要請に答えるべく並列搬送
型の画像形成装置が提案されている。かかる並列搬送型
の画像形成装置は並列に設けられた2列の搬送路に記録
シートを搬送し、搬送されるそれぞれの記録シートに所
定の画像を形成することで、通常の2倍の速度で画像形
成処理を行うことができる。
【0003】このような並列搬送型の画像形成装置にお
いては、2つの搬送路ごとに独立した給紙用の記録シー
ト群を保持している給紙カセットを有しており、各搬送
路には対応する記録シート群から、それぞれ1枚ずつ記
録シートが供給されていき、各搬送路に対応する画像が
形成されていく。このような構成の並列搬送型の画像形
成装置では、給紙カセットの一方の搬送路側の記録シー
トのみを使い果たしてしまうことが考えられ、このよう
な場合にどのように対処するかが問題となる。
【0004】かかる問題に対し、特開昭61−1855
9号公報には片方の搬送路に対応する記録シートがなく
なった場合には、当該搬送路での画像形成を中止し、記
録シートが補給されると再び中止時点から自動的に画像
形成を再開させることが提示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように記
録シートを補給してから画像を形成することとしたので
は記録シートの補給の為の時間を要し、並列搬送型画像
形成装置の本来の目的である高速化の実現に反し、ま
た、画像形成を行う操作者の手を煩わせることになる。
【0006】本発明はかかる問題に対応すべくなされた
ものであって、並列搬送型の画像形成装置において、い
ずれかの搬送路に対応する記録シートがなくなった場合
でも、記録シートの補給を行わずに当該記録シートがな
くなった搬送路に対応する画像の形成を処理を中断させ
ることなく行えるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は並列に設けられた複数の搬送路ごとに画像
形成用の記録シートを蓄える給紙カセットと、当該給紙
カセットから前記各搬送路へ記録シートを供給して搬送
する搬送手段と、前記各搬送路に対応する画像を読み取
る画像読み取り手段と、当該画像読み取り手段が読み取
った各搬送路に対応する画像を各搬送路を搬送される記
録シートごとに形成する画像形成手段とを有する画像形
成装置において、前記給紙カセットにおいて記録シート
が無くなったことを搬送路ごとに検知する記録シート消
尽検知手段と、前記画像読み取り手段が読み取った画像
のうち、前記記録シート消尽検知手段により記録シート
が無くなったことが検知された搬送路に対応する画像を
保持しておく画像保持手段と、前記記録シート消尽検知
手段により記録シートガ無くなったことが検知されなか
った搬送路を搬送される記録シートに対して、前記画像
保持手段に保持された画像を形成するように前記搬送手
段及び画像形成手段とを制御する画像形成制御手段とを
設けたものである。
【0008】この画像形成装置には、さらに、複数のソ
ートビンに画像形成された記録シートを仕分けて排出す
る丁合手段と、前記画像形成制御手段により画像形成さ
れる記録シートと、当該画像形成が行われた搬送路に対
応する画像が形成された記録シートとを、異なるソート
ビンに排出するように前記丁合手段を制御する丁合制御
手段とを設けることが望ましい。なお、固定の排紙トレ
イとソートビンが別々に設けられている場合において
は、かかる固定の排紙トレイもここではソートビンに含
むものとして扱う。
【0009】また、上記画像形成装置において、さら
に、前記丁合制御手段により異なるソートビンに排出さ
れた記録シートが、それぞれどのソートビンに排出され
たのかを表示する表示手段を設けてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明する。図1に本実施の形態に係る
デジタル複写機(以下、「複写機」という)の全体構成
を示す概略断面図を示す。この複写機はいわゆる並列搬
送型であって、並列搬送モードに設定されている場合に
おいては2つの搬送路上を並列に記録シートを搬送して
それぞれの記録シートに画像を形成することができるも
のである。なお、ここではデジタル複写機を例に挙げて
説明するが、本発明はアナログ式複写機や、プリンター
等の種々の並列搬送型の画像形成装置に適用することが
可能である。
【0011】この複写機は、大きく分けて原稿画像を読
み取るイメージリーダー部10と、このイメージリーダ
ー部10で読み取った画像を再現するプリンタ部20と
からなる。イメージリーダー部10は複写機筐体1内に
設けられたスキャナ11と筐体1の上部に後方へ開閉可
能に設けられた原稿自動送り装置(以下、ADFとい
う。)12とからなる。
【0012】ADF12は、原稿載置台121に積載さ
れた原稿を繰出しローラ122、搬送ベルト123によ
って複写機筐体1上面のプラテンガラス13に沿って読
取位置まで搬送し、読取後再び当該原稿を搬送ベルト1
23等を通じて搬送し排紙部124に排出する。また、
ここではADF12は2枚の原稿を並列にプラテンガラ
ス13上を搬送させることができるように構成してあ
る。
【0013】前記原稿載置台121には原稿検出センサ
125が設けられ、原稿載置台121上における原稿の
存在の有無を検出している。繰り出しローラ122の前
方には原稿の通過を検出する通過センサ126が設けら
れている。この通過センサ126の通過信号をカウント
することにより原稿の通過枚数を知ることができる。ス
キャナ11は、モータMによって副走査方向に走査され
つつ、露光ランプ111にてプラテンガラス13上の読
取位置にある原稿を照射し、原稿からの反射光をロッド
レンズアレー112で集光し、CCDイメージセンサ1
13に入射することにより、前記原稿の読取りを行う。
【0014】CCDイメージセンサ113から出力され
る読取信号は画像信号処理部114でデジタル処理、シ
ェーディング補正等所定の処理をされた後、露光ユニッ
ト202のレーザダイオード駆動信号として出力され
る。また、画像信号処理部114は、並列搬送モードに
設定されている場合には、各搬送路に対応する画像を切
り分けて分配する処理を行う。画像の切り分けは、例え
ば、読み取られた画像の副走査方向の特定の位置を通る
線を境界として切り分けるものとする。
【0015】図2にプリンタ部の概略構成を表す斜視図
を示す。図に示すように、プリンタ部20は2枚の記録
シートS1、S2を並列に搬送してそれぞれの記録シー
トに画像形成を行うことができるように構成してある。
プリンタ部20は感光体ドラム201の周囲に露光ユニ
ット202、帯電チャージャ203、現像器204、転
写チャージャ205等が配され、静電複写方式で画像形
成を行うものであり、並列搬送される2枚の記録シート
S1、S2に同時並びに個別的に画像形成をできるよう
に帯電チャージャ、現像器、転写チャージャはそれぞれ
2個ずつ設けてある。
【0016】露光ユニット202はレーザダイオード2
06、コリメータレンズ207、ポリゴンミラー20
8、fθレンズ209等からなり、画像信号処理部11
4から出力されるレーザダイオード駆動信号によってレ
ーザダイオードを光変調し、ポリゴンミラー208の回
転によって感光体ドラム201上に原稿画像の静電潜像
を形成する。この像は現像器204を通過するときトナ
ー像に顕像化され、タイミングローラ210によって感
光体ドラム201の回転とタイミングを合わせて第1お
よび第2の搬送路を222a、222bを搬送されてく
る記録シートS1、S2上に転写される。記録シートS
1、S2はそのまま定着部211へ供給されトナー像の
定着がなされる。
【0017】前記記録シートS1、S2となる記録シー
ト群は図3(a)に示すように複写機筐体一側に設けら
れた給紙カセット220又は230に分離して収納され
る。即ち、給紙カセット220(230)には、第1お
よび第2の搬送路に記録シートS1、S2を供給できる
ように、それぞれの搬送路の延長線上に記録シート群を
分離して蓄えている。なお、給紙カセット220、23
0には、例えば、それぞれB5サイズ、A4サイズの記
録シート群が収納されるものとする。
【0018】また、複写機筐体一側にはさらに給紙カセ
ット240が設けてあり、この給紙カセット240には
図3(b)に示すように、B4サイズやA3サイズの記
録シート群が一束だけ収納される。この給紙カセット2
40からサイズの大きな記録シートが供給される場合
は、第1の搬送路と第2の搬送路にまたがって記録シー
トが搬送されて、2つの帯電チャージャ、現像器、転写
チャージャを用いて1つの画像を当該記録シートに形成
するように制御する。
【0019】これらの記録シートを繰り出しローラ22
1(231、241)により搬送路へ繰り出される。な
お、給紙カセット内の記録シート群の底には、記録シー
ト群の一番上の記録シートが繰り出しローラ221(2
31、241)に圧接させるように押し上げる図示しな
い押し上げ板が設けてある。それから、給紙カセットに
は、給紙カセットにセットされた記録シートのエンプテ
ィーを検知するエンプティ検知部225(235、24
5)が設けてある。エンプティ検知部225(235、
245)は、図4に示すようにエンプティーレバーpと
フォトセンサrとよりなり、記録シートが存在する場合
は図4(a)に示すようにエンプティレバーpが上方へ
位置してフォトセンサrの検知部を遮っており、記録シ
ートがなくなると図4(b)に示すようにエンプティー
レバーpが押し上げ板qに設けた穴q1へ落ち込み、下
方へ位置してフォトセンサrの検知部が開放状態とな
る。これによりフォトセンサrは光を検知し、これをも
って記録シートがなくなったものと判断する。
【0020】さらに、定着部211より画像が定着され
た記録シートS1等が排出される複写機筐体1の一側に
は、ソータ250が設けられている。ソータ250の概
略を表す部分拡大断面図を図5に示す。ソータ250
は、ソータ機枠251内に上下に多段に配されたソート
ビン252・・・と、定着部211を通過した定着済シ
ートをいずれのソートビン252・・・に排出するかの
通路の切替えを行う切換爪253・・・と、切換爪25
3・・・位置を通過したシートをビンまで搬送する駆動
ローラ254・・・により構成される。
【0021】次に、上記複写機の制御系の構成を説明す
る。図6、図7にかかる制御系のハードウエア構成を示
すブロック図を示す。この制御系は、CPU401〜4
08を中心に、それぞれのCPUにおける制御プログラ
ムを格納したROM4111〜418、および各プログ
ラム実行時のワークエリアとなるRAM421〜428
が設けられている。
【0022】CPU407は、ADF12の制御を行う
ものであって、ROM417に格納された制御プログラ
ムに従ってタイミングを取りながらI/Oポート447
を介して各部の駆動回路を制御し、原稿載置台121に
セットされた原稿をプラテンガラス上の原稿読取位置ま
で送り込み、原稿読取を終了すれば排紙部124まで搬
送し排出する制御を実行する。
【0023】CPU403は、イメージリーダー部10
の制御を行うものであって、スキャナ11を駆動するス
キャナモータMや原稿の画像データの主走査方向におけ
る読取方向を決定するスキャン制御および露光ランプ1
11のON/OFF制御などを実行する。CPU402
は、画像信号処理部114の制御を行うものであって、
画像信号処理部はCPU402の指示により、イメージ
リーダー部10で読み取った画像データを、デジタルの
多値信号に変換し、シェーディング補正や、MTF補正
等の処理を加えた後に、メモリユニット部320に出力
する。また、並列搬送モード時には、読み取った画像の
切り分けを行い、第1及び第2の搬送路に対応するよう
に画像を配分する。
【0024】CPU406は、メモリユニット部320
内に設置されており、画像信号処理部114から出力さ
れた画像データを内部のメモリに一旦格納し、これを読
み出して露光ユニットから出力する。また、メモリユニ
ット部320では、第1及び第2の搬送路に対応して画
像が配分されている場合には、それぞれの搬送路に関連
付けて対応する画像を格納する。
【0025】CPU404は、メモリユニット部320
から出力された画像データに基づきプリンタ部20にプ
リント動作を実行させるものであり、I/Oポート43
4を介して入力される作像系の各種センサの検出信号に
より、I/Oポート444を介して再現画像が最適にな
るように作像系各部の駆動部の動作を制御して、記録シ
ートへのコピーを実行する。また、並列搬送モード時に
はメモリユニット部320に各搬送路に対応して記録さ
れている画像データを、各搬送路上を搬送されてくる記
録シートS1、S2に適切に振り分けて画像形成される
ように制御を行う。
【0026】さらに、CPU404は、並列搬送モード
において前述した二つの搬送路のそれぞれに対応する記
録シート群を格納する給紙カセット220(230)に
設けられたエンプティ検知部225(235)から、記
録シートがなくなったことを検知する信号を受けた場合
は、記録シートがなくなった搬送路における画像形成を
中止し、記録シートが残っている方の搬送路では本来形
成すべき画像を形成させる。そして、この記録シートが
残っている側の搬送路における画像形成が終了すると、
続いて、記録シートがなくなった搬送路で形成されるは
ずであった画像を記録シートが残っている側の搬送路に
おいて形成させる。
【0027】CPU408は、ソータ250の制御を行
うもので、設定に応じてROM418に格納された制御
プログラムに従って、I/Oポート438を介してソー
タ入口部に設けられたセンサからの入力を監視しつつI
/Oポート448、449を通じてソータの切換爪25
3、駆動ローラ254の駆動制御を行うことにより排出
された記録シートを設定通りにソーティングする。
【0028】また、CPU408は前述したように一方
の搬送路に対する記録シートがなくなり、他方の搬送路
において当該一方の搬送路で形成されるはずであった画
像も形成される場合は、当該画像をソートビンを変えて
排出するように制御する。具体的には、第1の搬送路2
22aに対応する画像が形成された記録シートは、上半
分のソートビン群を用いてソーティングがなされ、第2
の搬送路222bに対応する画像が形成された記録シー
トは下半分のソートビンを用いてソーティングがなされ
る。
【0029】CPU401は、図8(a)に示すような
複写機上部前面に設けられた操作パネル500から指示
信号をI/Oポート431を介して受信して他のCPU
に伝えたり、並列搬送モード等のモード切替を受け付け
る。そして、I/Oポート441を介して液晶表示画面
501の表示内容や各種表示LEDの点灯を制御する。
【0030】さらに、CPU401は、上述のように一
方の搬送路だけで、両方の搬送路に対応する画像が形成
された場合には、図8(b)に示すように、液晶表示画
面501にどちらの搬送路に対応する画像が、どのソー
トビンにソーティングされているのかを表示するように
してある。図では第1搬送路に対応する画像を「手前
側」として、かかる画像を形成した記録シートが上から
10番目までのソートビンに排出されていること、およ
び第2搬送路に対応する画像を「奥側」として、かかる
画像を形成した記録シートが11番目から一番下までの
ソートビンに排出されていることが示されている。
【0031】CPU405は、制御系の全体的なタイミ
ング調整や動作モードの設定のための処理を行うもので
あって、当該ROM415から必要な制御プログラムを
読み出して、内部タイマーにより時間を管理しながら、
全体の処理ルーチンを統一的に制御することにより、円
滑なコピー動作を達成する。続いて、上記構成を有する
複写機の並列搬送モード時の動作について説明する。図
9にこの動作を表すフローチャートを示す。この動作は
主としてCPU404により達成される。まず、図10
(a)に示すように手前側で「画像A」「画像B」「画
像C」が描かれた原稿が読み込まれ、奥側で「画像a」
「画像b」「画像c」が描かれた原稿が読み込まれるよ
うに、各原稿をADF12にセットする(S201)。
なお、ここでは給紙カセット220より給紙が行われる
ものとし、3部ずつソーティンするように設定されてい
るものとする。
【0032】次に、エンプティ検知部225aの出力の
有無により、第1搬送路側の記録シートが存在するか否
かを判断する(S202)。ここで、記録シートがない
と判断された場合には、さらに、エンプティ検知部22
5bの出力の有無により、第2搬送路側の記録シートが
存在するか否かを判断する(S203)。第2搬送路側
の記録シートも存在しなければ、液晶表示画面501に
記録シートを補給すべき旨のメッセージを表示させて、
使用者に給紙カセット220へ記録シートの補給を行わ
せる(S227)。
【0033】また、S202で第1搬送路側の記録シー
トが存在すると判断された場合でも、さらに第2搬送路
側に記録シートが存在するかどうかを判断する(S21
5)。ここで第2の搬送路に対応する記録シートが無い
と判断された場合、即ち、図10(b)に示すように第
1の搬送路に対応する記録シートのみが存在する場合
は、以下のような動作が行われる。
【0034】まず、イメージリーダー部10に手前側の
原稿に描かれた「画像A」および奥側の原稿に描かれた
「画像a」を読み込ませてメモリユニット406に記録
する(S216、S217)。そして、給紙カセットか
ら記録シート群の残存している第1の搬送路に対応する
記録シートS1を供給させ(S218)、メモリユニッ
ト406に記録した第1の搬送路に対応する「画像A」
を記録シートS1転写させ定着させる(S219)。こ
の際、第2の搬送路については画像形成は行われず、第
2の搬送路に対応する画像である「画像a」はメモリユ
ニット406に保持される。
【0035】それから、ソートビンの1〜(n/2)番
目までを用いて、ソーティングを行わせる。但し「n」
はソートビンの総数である。ここでは、3部づつソーテ
ィングするように設定してあるので、上から三段目まで
のそれぞれのソートビンの手前側に画像形成した記録シ
ートを排出させる(S220)。以上の動作をセットさ
れた原稿がなくなるまで、ここでは、残りの「画像B」
「画像b」「画像C」「画像c」がなくなるまで繰り返
す(S221)。これにより「画像A」「画像B」「画
像C」は第1の搬送路を経由して全て複写されて上の三
段目までのソートビンにソーティングされることにな
る。以上の動作を模式的に表すと、図11ののよう
になる。
【0036】一方、「画像a」「画像b」「画像c」は
メモリユニット406に保持されたまま残っている。そ
こで次の処理として、これらの画像の画像形成を行う。
まず、給紙カセットから第1の搬送路に対応する記録シ
ートS1を供給させ(S222)、メモリユニット40
6に保持されている第2搬送路に対応する画像である
「画像a」を記録シートS1に転写させ定着させる(S
223)。
【0037】それから、ソートビンの(n/2)+1〜
n番目までを用いて、ソーティングを行わせる。ここで
は、3部づつソーティングしソートビンは20枚あるの
で、11段目から13段目のソートビンのそれぞれの手
前側に形成した画像を排出させる(S224)。以上の
動作をメモリユニット406に保持された画像データが
なくなるまで、ここでは、残りの「画像b」「画像c」
がなくなるまで繰り返す(S225)。これにより第2
の搬送路に対応する「画像a」「画像b」「画像c」は
第1の搬送路を経由して複写されて上の11段目〜13
段目までのソートビンにソーティングされることにな
る。以上の動作を模式的に表すと、図11ののよう
になる。最後に形成された画像がどのソートビンに排出
されたかを液晶表示画面501に表示させて処理を終了
する(S226)。
【0038】また、S203で第2の搬送路側の記録シ
ートが残存していると判断された場合、即ち、第1の搬
送路側の記録シート群のみが無くなっていると判断され
た場合も、上記S216〜S226とほぼ同様の動作が
行われる。但し、今度は、第1の搬送路用の記録シート
が無くなっているので、複写動作はすべて第2の搬送路
により行われることになる。
【0039】つまり、手前側および奥側の原稿を読み取
りながら、手前側の原稿の画像データである「画像A」
「画像B」「画像C」をメモリユニット406に保持し
つつ、第2の搬送路で「画像a」「画像b」「画像c」
を給紙カセットから供給される第2搬送路用の記録シー
トS2へ複写していく、この際、記録シートはソートビ
ンの(n/2)+1〜n番目までを用い、ここではソー
トビンの11段目から13段目のそれぞれの奥側に形成
した画像をソーティングしていくことになる(S204
〜S209)。
【0040】それから、メモリユニット406に保持さ
れている第1の搬送路に対応する「画像A」「画像B」
「画像C」を、第2の搬送路において記録シートS2に
複写し、記録シートはソートビンの1〜(n/2)番目
までを用い、ここでは1段目から3段目のそれぞれのソ
ートビンの奥側に形成した画像がソーティングしてい
き、最後に形成された画像がどのソートビンに排出され
たかを液晶表示画面501に表示させて処理を終了する
(S210〜S214)。
【0041】また、S215で記録シートが存在すると
判断された場合およびS227により給紙カセットに記
録シートの補給を行った後は、給紙カセットの両方の搬
送路に対応する記録シート群が存在するので、以下のよ
うな通常の並列搬送による複写動作を行う。まず、イメ
ージリーダー部10に手前側の原稿に描かれた「画像
A」および奥側の原稿に描かれた「画像a」を読み込ま
せてメモリユニット406に記録する(S228)。そ
して、給紙カセットからそれぞれの搬送路に対応する記
録シートS1、S2を供給させ(S229)、記録した
「画像A」「画像a」を記録シートS1、S2に転写さ
せ定着させる(S230)。それから、ソートビンの上
から三段目までに、手前側と奥側に並列して形成した画
像を排出する(S231)。以上の動作をセットされた
原稿がなくなるまで、ここでは、残りの「画像B」「画
像b」「画像C」「画像c」がなくなるまで繰り返す
(S232)。最後に形成された画像がどのソートビン
に排出されたかを液晶表示画面501に表示させて処理
を終了する(S233)。
【0042】なお、ここではADF12で、二つの搬送
路に対応する画像を並列に読み込みながら複写を行った
が、それぞれの搬送路において形成される画像が明確で
あるならば、一枚づつ原稿を読み取って蓄積してから、
それぞれの搬送路に読み取った画像を振り分けるように
する等、種々の応用が可能である。また、ここでは最初
に給紙カセット内の記録シートの有無の判断を行い、い
ずれかの搬送路に対応する記録シートが無くなっていれ
ば、他方の搬送路のみで全ての画像を形成するように処
理しているが、これは次のようにしてもよい。
【0043】即ち、初めは給紙カセットに両方の搬送路
に対応する記録シート群が存在し、両方の搬送路を用い
て画像形成している場合に、給紙カセットから記録シー
トが各搬送路へ供給される度に、記録シート群が無くな
ったか否かを判断するようにする。そして、一方の搬送
路に対応する記録シートが無くなったことを検知する
と、当該搬送路における画像形成を中止し、画像形成を
中止した画像のデータをメモリユニットに保持する。そ
れから、他方の搬送路における画像形成は継続させる。
この他方の搬送路に対応する画像の形成が全て終了する
と、今度は、メモリユニットに保持しておいた画像を、
中止時点からこの他方の搬送路で形成する。この際、ソ
ーティングを行う際にはメモリユニットに記録された画
像を複写した記録シートはまだ使用されていないソート
ビンを排出するようにすればよい。このような動作によ
り並列複写途中で一方の搬送路に対応する記録シートが
無くなっても記録シートの補充を行わず処理を継続させ
ることができる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明より、本発明は以下のような
効果を奏する。即ち、本発明は、並列搬送型の画像形成
装置において、画像保持手段により、画像読取り手段が
読み取った画像のうち、記録シート消尽検知手段により
記録シートが無くなったことが検知された搬送路に対応
する画像を保持しておき、画像形成制御手段により前記
記録シート消尽検知手段により記録シートが無くなった
ことが検知されなかった搬送路を搬送される記録シート
に対して、前記画像保持手段に記録された画像を形成す
るように搬送手段及び画像形成手段とを制御する。
【0045】かかる動作により、並列搬送型の画像形成
装置において、いずれかの搬送路に対応する記録シート
が無くなった場合でも、記録シートの補給を行わずに記
録シートが無くなった搬送路に対応する画像の形成を続
けることができる。また、並列型画像形成装置に丁合手
段がある場合に、丁合制御手段によって前記画像形成制
御手段により画像形成される記録シートと、当該画像形
成が行われた搬送路に対応する画像が形成された記録シ
ートとを、異なるソートビンに排出するように前記丁合
手段を制御するようにすれば、異なる搬送路で形成され
るべき画像が形成された記録シートが別々のソートビン
に排出されることになるので、使用者のは容易にこれら
を判別することが可能となる。
【0046】さらに、表示手段により、前記丁合制御手
段により異なるソートビンに排出された記録シートが、
それぞれどのソートビンに排出されたのかを表示するよ
うにすると、使用者は一見してどの画像がどのソートビ
ンに排出されているのかがわかり利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るデジタル複写機の概略断面図
である。
【図2】プリンタ部の概略構成を示す斜視図である。
【図3】(a)は記録シートが分離して格納される給紙
カセットを示す斜視図であり、(b)は記録シートが一
群として格納される給紙カセットを示す斜視図である。
【図4】(a)は記録シートが在る場合のエンプティ検
知部の状態を示す図であり、(b)は記録シートが無い
場合のエンプティ検知部の状態を示す図である。
【図5】ソータの概略を示す部分拡大断面図である。
【図6】制御系の一部分のハードウエア構成を示すブロ
ック図である。
【図7】制御系の他の部分のハードウエア構成を示すブ
ロック図である。
【図8】(a)は操作パネルを示す平面図であり、
(b)は液晶表示画面を示す平面図である。
【図9】実施の形態に係る複写機の動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】(a)は読み込む原稿の配列の一例を示す図
であり、(b)は給紙カセットの一方の搬送路に対応す
る記録シート群が無くなった状態を示す図である。
【図11】給紙カセットの一方の搬送路に対応する記録
シートが無くなった場合の複写機の動作を模式的に示す
図である。
【符号の説明】
20 プリンタ部 220、240 給紙カセット 222a、222b 搬送路 225a エンプティ検知部 225b エンプティ検知部 250 ソータ 252 ソートビン 253 切換爪 254 駆動ローラ 320 メモリユニット部 401〜408 CPU 501 液晶表示画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 21/00 370 G03G 21/00 370 386 386 H04N 1/00 108 H04N 1/00 108M 108Q

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に設けられた複数の搬送路ごとに画
    像形成用の記録シートを蓄える給紙カセットと、当該給
    紙カセットから前記各搬送路へ記録シートを供給して搬
    送する搬送手段と、前記各搬送路に対応する画像を読み
    取る画像読み取り手段と、当該画像読み取り手段が読み
    取った各搬送路に対応する画像を各搬送路を搬送される
    記録シートごとに形成する画像形成手段とを有する画像
    形成装置において、 前記給紙カセットにおいて記録シートが無くなったこと
    を搬送路ごとに検知する記録シート消尽検知手段と、 前記画像読み取り手段が読み取った画像のうち、前記記
    録シート消尽検知手段により記録シートが無くなったこ
    とが検知された搬送路に対応する画像を保持しておく画
    像保持手段と、 前記記録シート消尽検知手段により記録シートが無くな
    ったことが検知されなかった搬送路を搬送される記録シ
    ートに対して、前記画像保持手段に保持された画像を形
    成するように前記搬送手段及び画像形成手段とを制御す
    る画像形成制御手段とを有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置に、さら
    に、 複数のソートビンに画像形成された記録シートを仕分け
    て排出する丁合手段と、 前記画像形成制御手段により画像形成される記録シート
    と、当該画像形成が行われた搬送路に対応する画像が形
    成された記録シートとを、異なるソートビンに排出する
    ように前記丁合手段を制御する丁合制御手段とを設けた
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像形成装置におい
    て、さらに、前記丁合制御手段により異なるソートビン
    に排出された記録シートが、それぞれどのソートビンに
    排出されたのかを表示する表示手段を設けた画像形成装
    置。
JP9222177A 1997-08-19 1997-08-19 画像形成装置 Pending JPH1165187A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9222177A JPH1165187A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9222177A JPH1165187A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1165187A true JPH1165187A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16778382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9222177A Pending JPH1165187A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1165187A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007144742A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2009042513A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007144742A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP4687426B2 (ja) * 2005-11-25 2011-05-25 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2009042513A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6118972A (en) Image forming apparatus and image forming method
JP4129589B2 (ja) 画像形成装置
JPH1165187A (ja) 画像形成装置
JP3434543B2 (ja) 画像形成装置
JPH07283920A (ja) 画像形成装置
JPH0733317A (ja) 画像形成装置
JP7147574B2 (ja) 画像形成装置、用紙挿入制御方法及び用紙挿入制御プログラム
CN108529305B (zh) 图像形成装置
JPH0774918A (ja) 画像形成装置
JP3876005B2 (ja) 画像形成装置
JP2001302022A (ja) タブ紙搬送装置およびこの装置を備えた画像形成装置
JP3645188B2 (ja) 画像形成装置
JP3321659B2 (ja) デジタル画像形成装置
JP3359072B2 (ja) 画像形成装置
JP3061227B2 (ja) 画像形成装置
JPH09244388A (ja) 画像形成装置
JPH10333382A (ja) 画像形成装置
JP2001117438A (ja) 画像形成装置
JPH0736316A (ja) 複写機
JPH1020587A (ja) 画像形成装置
JPH04119364A (ja) 画像形成装置
JPH09179362A (ja) 画像形成装置
JP2001077948A (ja) 画像形成装置
JP2001063850A (ja) 画像形成装置、その制御方法および記憶媒体
JPH03233570A (ja) 循環式原稿送り装置