JP2001039546A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2001039546A JP2001039546A JP11212832A JP21283299A JP2001039546A JP 2001039546 A JP2001039546 A JP 2001039546A JP 11212832 A JP11212832 A JP 11212832A JP 21283299 A JP21283299 A JP 21283299A JP 2001039546 A JP2001039546 A JP 2001039546A
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- Japan
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- sheet
- unit
- image forming
- paper
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数枚の原稿により、複数部の画像形成済み
シートを積載手段に排紙する際、シート束のソートを簡
易に可能にした画像形成装置を実現する。 【解決手段】 シート搬送方向と交差する方向に偏位し
ている複数の給紙部1,2に、同一サイズのシートPを
収納し、画像形成の部数毎に、給紙部を切り換えること
で、画像形成されたシートは、排紙トレイ19上にオフ
セットした状態で積載される。これにより、複雑な機構
を有するソータを用いることなく、出力したシート束を
容易にソートできる。
シートを積載手段に排紙する際、シート束のソートを簡
易に可能にした画像形成装置を実現する。 【解決手段】 シート搬送方向と交差する方向に偏位し
ている複数の給紙部1,2に、同一サイズのシートPを
収納し、画像形成の部数毎に、給紙部を切り換えること
で、画像形成されたシートは、排紙トレイ19上にオフ
セットした状態で積載される。これにより、複雑な機構
を有するソータを用いることなく、出力したシート束を
容易にソートできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に係
り、詳細には、例えば、電子写真複写機、ファクシミ
リ、レーザプリンタ等の簡易ソートモードを可能にした
給紙部を備える画像形成装置に関する。
り、詳細には、例えば、電子写真複写機、ファクシミ
リ、レーザプリンタ等の簡易ソートモードを可能にした
給紙部を備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、特にデジタル複写機の中
には、複数枚の原稿の画像形成を、複数部数作成する場
合に、排紙部にソータを使用する場合が多い。このソー
タとは、例えば、10個の排紙トレイ(以下ビンとい
う)が連続して移動し、同一原稿を一度に複数枚複写
し、このソータのビンを次々移動させることによって、
コピー紙の仕分けをするものである。しかし、このソー
タは大型で狭いオフィスでは都合が悪いため、この機能
を簡易にした首振りソータといったものが開発されてい
る。
には、複数枚の原稿の画像形成を、複数部数作成する場
合に、排紙部にソータを使用する場合が多い。このソー
タとは、例えば、10個の排紙トレイ(以下ビンとい
う)が連続して移動し、同一原稿を一度に複数枚複写
し、このソータのビンを次々移動させることによって、
コピー紙の仕分けをするものである。しかし、このソー
タは大型で狭いオフィスでは都合が悪いため、この機能
を簡易にした首振りソータといったものが開発されてい
る。
【0003】近年、複写機のデジタル化によって複写機
は、原稿を1枚ずつ必要部数とっていくのではなく、複
数ある原稿のすべてを一度に読み込んで、メモリーに貯
えておくことによって、内容の異なる原稿のコピーを1
枚ずつ順次出力し、一旦1部の完成されたコピー束を完
成させ、また、同一の動作によって2部目、3部目のコ
ピーを作成することができるようになってきている。こ
れは、原稿をADF等の原稿処理装置で循環させて行う
のではなく、すべての画像データをメモリに記憶させて
いるため、その出力順序を容易に選択できるためであ
る。
は、原稿を1枚ずつ必要部数とっていくのではなく、複
数ある原稿のすべてを一度に読み込んで、メモリーに貯
えておくことによって、内容の異なる原稿のコピーを1
枚ずつ順次出力し、一旦1部の完成されたコピー束を完
成させ、また、同一の動作によって2部目、3部目のコ
ピーを作成することができるようになってきている。こ
れは、原稿をADF等の原稿処理装置で循環させて行う
のではなく、すべての画像データをメモリに記憶させて
いるため、その出力順序を容易に選択できるためであ
る。
【0004】メモリをもたないアナログ方式の複写機で
は、これと同様な動作をさせようとすると、先に述べた
ように、原稿を必要な部数分だけ循環させなければなら
ず、原稿を何度も給紙したり、搬送したりすることによ
って、原稿ジャムが発生する可能性が大きい。これ故
に、ビンの移動する方式のソータが、アナログ複写機で
は使われていたが、デジタル複写機では、このような作
業が容易にできる。
は、これと同様な動作をさせようとすると、先に述べた
ように、原稿を必要な部数分だけ循環させなければなら
ず、原稿を何度も給紙したり、搬送したりすることによ
って、原稿ジャムが発生する可能性が大きい。これ故
に、ビンの移動する方式のソータが、アナログ複写機で
は使われていたが、デジタル複写機では、このような作
業が容易にできる。
【0005】しかし、このデジタル複写機であっても、
排紙トレー上で何部もの出力紙が重なってしまうと、コ
ピー紙がどこで一つの束であるかは容易には判別できな
い。出力紙の紙サイズは同一であり、複数部数に束にな
っている出力紙は、一見すると一つの紙束にしか見えな
いのである。よって、これを解消するために、首振りソ
ータと言うものが開発された。この首振りソータとは、
排紙トレーが紙の進行方向とは交差する方向に移動し、
少なくとも2つの停止位置を持つものであり、1部のコ
ピー束が排出された後、2部目の先頭の紙が出力される
前に、排紙トレイが移動することによって、1部目と2
部目の紙進行方向と交差する方向位置を変化させて、シ
ート束を交互に排紙トレイ上に積載させるものである。
これによって、交互にシート束が複数部数積載でき、ユ
ーザは容易に束ごとにシート束を仕分けることができ
る。
排紙トレー上で何部もの出力紙が重なってしまうと、コ
ピー紙がどこで一つの束であるかは容易には判別できな
い。出力紙の紙サイズは同一であり、複数部数に束にな
っている出力紙は、一見すると一つの紙束にしか見えな
いのである。よって、これを解消するために、首振りソ
ータと言うものが開発された。この首振りソータとは、
排紙トレーが紙の進行方向とは交差する方向に移動し、
少なくとも2つの停止位置を持つものであり、1部のコ
ピー束が排出された後、2部目の先頭の紙が出力される
前に、排紙トレイが移動することによって、1部目と2
部目の紙進行方向と交差する方向位置を変化させて、シ
ート束を交互に排紙トレイ上に積載させるものである。
これによって、交互にシート束が複数部数積載でき、ユ
ーザは容易に束ごとにシート束を仕分けることができ
る。
【0006】さらに、複写機は、多段カセットを持つも
のが一般的になってきている。例えば、デスクトップタ
イプの複写機であっても、2段カセットのものもあり、
各カセットには、同一サイズの紙を、同一枚数収納でき
るのである。また、さらに、カセットだけでなく、手差
し給紙部も多数枚セットでき、これを1枚ずつ分離でき
るマルチ手差し装置を装着したものが一般的になってお
り、一つの装置本体に対して、シートを搬送できるパス
は、いくつも有してきている。
のが一般的になってきている。例えば、デスクトップタ
イプの複写機であっても、2段カセットのものもあり、
各カセットには、同一サイズの紙を、同一枚数収納でき
るのである。また、さらに、カセットだけでなく、手差
し給紙部も多数枚セットでき、これを1枚ずつ分離でき
るマルチ手差し装置を装着したものが一般的になってお
り、一つの装置本体に対して、シートを搬送できるパス
は、いくつも有してきている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この首振りト
レーであっても、アナログ複写機で使用していたソータ
と同様に、機械の占有面積を増加させ、また、ユーザは
本体の購入時に、さらにこのようなソータを購入しなけ
ればならず、経済的にも負担が大きい。さらに、ユーザ
は、いつも多数原稿の複数部数といった大量原稿を複写
したいと望んでいる訳ではなく、占有面積を変えずに、
安価な仕分け手段(簡易ソート手段)があれば、これに
こしたことはないのである。
レーであっても、アナログ複写機で使用していたソータ
と同様に、機械の占有面積を増加させ、また、ユーザは
本体の購入時に、さらにこのようなソータを購入しなけ
ればならず、経済的にも負担が大きい。さらに、ユーザ
は、いつも多数原稿の複数部数といった大量原稿を複写
したいと望んでいる訳ではなく、占有面積を変えずに、
安価な仕分け手段(簡易ソート手段)があれば、これに
こしたことはないのである。
【0008】本発明は、複数枚の原稿により、複数部の
画像形成済みシートを積載手段に排紙する際、画像形成
したシートの排紙位置を交互に偏位してシート束のソー
トを簡易に可能にした画像形成装置を提供することを目
的とするものである。
画像形成済みシートを積載手段に排紙する際、画像形成
したシートの排紙位置を交互に偏位してシート束のソー
トを簡易に可能にした画像形成装置を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
複数枚の原稿の画像情報を画像形成して搬送されるシー
トに画像形成する画像形成手段と、前記原稿の画像情報
を、シート搬送方向と交差する方向で偏位した位置で前
記画像形成手段に書き込み可能な書き込み手段と、同一
サイズのシートを収納し、かつ、シートの搬送方向とシ
ート搬送方向と交差する方向の位置が偏位している少な
くとも2つの給紙部と、前記給紙部内のシートのサイズ
を検知するシートサイズ検知手段と、前記画像形成手段
により画像形成されて排紙されるシートを積載する積載
手段と、前記原稿に基づいて複数部数を画像形成する場
合、前記給紙部の一方の給紙部から給紙して画像形成の
一部終了後に他方の給紙部から給紙し、給紙部の給紙動
作を交互に切り換えるように制御する制御手段と、を備
えることを特徴とする。
複数枚の原稿の画像情報を画像形成して搬送されるシー
トに画像形成する画像形成手段と、前記原稿の画像情報
を、シート搬送方向と交差する方向で偏位した位置で前
記画像形成手段に書き込み可能な書き込み手段と、同一
サイズのシートを収納し、かつ、シートの搬送方向とシ
ート搬送方向と交差する方向の位置が偏位している少な
くとも2つの給紙部と、前記給紙部内のシートのサイズ
を検知するシートサイズ検知手段と、前記画像形成手段
により画像形成されて排紙されるシートを積載する積載
手段と、前記原稿に基づいて複数部数を画像形成する場
合、前記給紙部の一方の給紙部から給紙して画像形成の
一部終了後に他方の給紙部から給紙し、給紙部の給紙動
作を交互に切り換えるように制御する制御手段と、を備
えることを特徴とする。
【0010】請求項2に係る発明は、前記制御手段は、
前記給紙部の給紙動作の切り換えに対応して、前記書き
込み手段による前記画像形成手段への画像情報の書き込
み位置を偏位した位置に切り換えるように制御すること
を特徴とする。
前記給紙部の給紙動作の切り換えに対応して、前記書き
込み手段による前記画像形成手段への画像情報の書き込
み位置を偏位した位置に切り換えるように制御すること
を特徴とする。
【0011】請求項3に係る発明は、前記給紙部は、シ
ートを積載・収納する収納部を有し、該収納部のシート
の紙位置を検知可能であって装置本体に設けられている
紙位置検知手段と、前記収納部に設けられ、該収納部内
の紙サイズを前記紙位置検知手段に伝達する紙位置伝達
手段と、を有することを特徴とする。
ートを積載・収納する収納部を有し、該収納部のシート
の紙位置を検知可能であって装置本体に設けられている
紙位置検知手段と、前記収納部に設けられ、該収納部内
の紙サイズを前記紙位置検知手段に伝達する紙位置伝達
手段と、を有することを特徴とする。
【0012】請求項4に係る発明は、前記給紙部のシー
ト搬送方向とシート搬送方向と交差する方向のズレ量
は、前記積載手段にシートが排紙された状態で目視で認
知可能な量であって、略10mm以上であることを特徴
とする。
ト搬送方向とシート搬送方向と交差する方向のズレ量
は、前記積載手段にシートが排紙された状態で目視で認
知可能な量であって、略10mm以上であることを特徴
とする。
【0013】請求項5に係る発明は、前記複数の給紙部
のうちの少なくとも1つは、マルチ手差し給紙部である
ことを特徴とする。
のうちの少なくとも1つは、マルチ手差し給紙部である
ことを特徴とする。
【0014】請求項6に係る発明は、前記複数の給紙部
のうちの少なくとも1つは、オプション給紙部であるこ
とを特徴とする。
のうちの少なくとも1つは、オプション給紙部であるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項7に係る発明は、前記積載手段に排
紙されるシートをオフセットして、シートをソートする
モードは簡易ソートモードであって、該簡易ソートモー
ドを選択的に設定可能な簡易ソートモード・キーを有
し、前記制御手段は、前記給紙部のシートサイズが前記
シートサイズ検知手段により同一サイズであることが検
知され、前記給紙部の紙位置が偏位していることが前記
紙位置検知手段により検知され、かつ、前記簡易ソート
モード・キーが操作された時に、簡易ソートモードによ
るシートの給紙・画像形成動作を行うように制御するこ
とを特徴とする。
紙されるシートをオフセットして、シートをソートする
モードは簡易ソートモードであって、該簡易ソートモー
ドを選択的に設定可能な簡易ソートモード・キーを有
し、前記制御手段は、前記給紙部のシートサイズが前記
シートサイズ検知手段により同一サイズであることが検
知され、前記給紙部の紙位置が偏位していることが前記
紙位置検知手段により検知され、かつ、前記簡易ソート
モード・キーが操作された時に、簡易ソートモードによ
るシートの給紙・画像形成動作を行うように制御するこ
とを特徴とする。
【0016】[作用]以上構成に基づき、複数枚の原稿
を、複数部数に画像形成して、積載手段でソートする場
合には、シート搬送方向と交差する方向に偏位している
複数の給紙部に同一サイズのシートを収納し、画像形成
の部数毎に、給紙部を切り換えることで、画像形成され
たシートは、積載手段上にオフセット(横レジスト)し
た状態(簡易ソートした状態)で積載される。これによ
り、複数のビンを有するソータや、積載手段がシート搬
送方向と交差する方向にオフセットする首振ソータ等の
特別なソータを用いることなく、出力したシート束を容
易にソートすることができる。
を、複数部数に画像形成して、積載手段でソートする場
合には、シート搬送方向と交差する方向に偏位している
複数の給紙部に同一サイズのシートを収納し、画像形成
の部数毎に、給紙部を切り換えることで、画像形成され
たシートは、積載手段上にオフセット(横レジスト)し
た状態(簡易ソートした状態)で積載される。これによ
り、複数のビンを有するソータや、積載手段がシート搬
送方向と交差する方向にオフセットする首振ソータ等の
特別なソータを用いることなく、出力したシート束を容
易にソートすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】〈実施の形態1〉以下、本発明の
画像形成装置の実施の形態1を図面に基づいて説明す
る。
画像形成装置の実施の形態1を図面に基づいて説明す
る。
【0018】図4は、本発明の実施の形態1に係る画像
形成装置としての複写機を示す縦断正面図であり、装置
本体50の下部に、複数(本実施の形態では2箇所)の
給紙部1,7・2,8が配置され、各給紙部には、シー
ト収納部である上カセット1と下カセット2が取り付け
られており、さらに、各カセット1、2に収容されてい
る記録用のシートP1,P2を順次送り出すための、上
給紙ローラ7と下給紙ローラ8とが設けられている。6
a,6bはカセット1,2内の中板を示している。
形成装置としての複写機を示す縦断正面図であり、装置
本体50の下部に、複数(本実施の形態では2箇所)の
給紙部1,7・2,8が配置され、各給紙部には、シー
ト収納部である上カセット1と下カセット2が取り付け
られており、さらに、各カセット1、2に収容されてい
る記録用のシートP1,P2を順次送り出すための、上
給紙ローラ7と下給紙ローラ8とが設けられている。6
a,6bはカセット1,2内の中板を示している。
【0019】装置本体50の中央部分には、ドラム状の
感光体(画像形成手段)10が設置され、この感光体1
0の周囲には、レジストローラ対11,現像装置12,
レーザースキャナ(書き込み手段)13,帯電ローラ1
4,クリーニングブレード15aとクリーニング装置1
5,転写ローラ16等が設けられている。なお、図4中
の17は、定着装置、18は排紙ローラ、19は排紙ト
レー(積載手段)である。
感光体(画像形成手段)10が設置され、この感光体1
0の周囲には、レジストローラ対11,現像装置12,
レーザースキャナ(書き込み手段)13,帯電ローラ1
4,クリーニングブレード15aとクリーニング装置1
5,転写ローラ16等が設けられている。なお、図4中
の17は、定着装置、18は排紙ローラ、19は排紙ト
レー(積載手段)である。
【0020】図4において、いずれかのカセット1、2
から、レジストローラ対11方向に給送されたシートP
は、後に説明するように、レジストローラ対11によっ
てタイミングがとられて感光体10へ搬送される。感光
体10は、時計方向に回転駆動され、その際、帯電ロー
ラ14によって表面を帯電され、レーザースキャナ13
からのレーザ光を照射されて、感光体10上に静電潜像
が形成される(書き込まれる)。この潜像は、現像装置
12を通る時、トナーによって可視像化され、この可視
像は、感光体10へ搬送されたシートPに、転送ローラ
16により転写され、転写されたシートP上の可視像
は、定着装置17によって定着される。
から、レジストローラ対11方向に給送されたシートP
は、後に説明するように、レジストローラ対11によっ
てタイミングがとられて感光体10へ搬送される。感光
体10は、時計方向に回転駆動され、その際、帯電ロー
ラ14によって表面を帯電され、レーザースキャナ13
からのレーザ光を照射されて、感光体10上に静電潜像
が形成される(書き込まれる)。この潜像は、現像装置
12を通る時、トナーによって可視像化され、この可視
像は、感光体10へ搬送されたシートPに、転送ローラ
16により転写され、転写されたシートP上の可視像
は、定着装置17によって定着される。
【0021】一方、可視像転写後の感光体10は、クリ
ーニングブレード15aを有するクリーニング装置15
によって残留トナーが除去される。感光体10から除去
されたトナーは、クリーナー容器に回収されて収容され
る。
ーニングブレード15aを有するクリーニング装置15
によって残留トナーが除去される。感光体10から除去
されたトナーは、クリーナー容器に回収されて収容され
る。
【0022】図5は、図4のレーザースキャナ13の構
成図であり、レーザ光を出射するレーザダイオード9
と、このレーザダイオード9から出射されたレーザ光を
集光する図示せぬコリメータレンズ、及びシリンドリカ
ルレンズと、回転する多角形のミラーからなっていて、
光学的走査をするポリゴンミラー20と、前記感光体1
0上での光スポットの走査が線形となるように、レーザ
光の方向を補正するfθレンズ21,22と、レーザ光
の方向を感光体10上に向かわせるミラー23(図4)
と、主走査域外に配置されていて、レーザ光の方向を検
知する同期検知センサ24と、これらの光学部材を光遮
断して収納する光学ハウジングとからなっている。
成図であり、レーザ光を出射するレーザダイオード9
と、このレーザダイオード9から出射されたレーザ光を
集光する図示せぬコリメータレンズ、及びシリンドリカ
ルレンズと、回転する多角形のミラーからなっていて、
光学的走査をするポリゴンミラー20と、前記感光体1
0上での光スポットの走査が線形となるように、レーザ
光の方向を補正するfθレンズ21,22と、レーザ光
の方向を感光体10上に向かわせるミラー23(図4)
と、主走査域外に配置されていて、レーザ光の方向を検
知する同期検知センサ24と、これらの光学部材を光遮
断して収納する光学ハウジングとからなっている。
【0023】図5において、レーザダイオード9から書
き込み情報に応じて出射されるレーザ光は、コレメータ
レンズで集光されて、シリンドリカルレンズを介してポ
リゴンミラー20に入射し、このポリゴンミラー20の
ミラー面で反射された後、fθレンズ21、22を介し
て、ミラー23(図4)に入射されて方向を転換され、
帯電後の感光体10上を照射する。
き込み情報に応じて出射されるレーザ光は、コレメータ
レンズで集光されて、シリンドリカルレンズを介してポ
リゴンミラー20に入射し、このポリゴンミラー20の
ミラー面で反射された後、fθレンズ21、22を介し
て、ミラー23(図4)に入射されて方向を転換され、
帯電後の感光体10上を照射する。
【0024】このとき、ポリゴンミラー20の矢印方向
への回転によって、レーザ光は感光体10上を、一端部
Cから他端部Dに向かって走査(主走査)する走査ビー
ムとなり、この光走査が、ポリゴンミラー20の各ミラ
ー面毎に繰り返され、同時に感光体10が主走査方向と
直交する方向(副走査方向)に回転して、感光体10上
に書き込み画像に応じた静電潜像が形成される。また、
ポリゴンミラー20で反射された走査ビームは、fθレ
ンズ21、22を介して、ミラー23で反射されて、同
期検知センサ24に入射し、この同期検知センサ24の
検知結果に基づいて、主走査開始タイミングが制御さ
れ、この主走査開始タイミングを基準値に、補正値を加
算したタイミングで制御することによって、感光体10
上の画像とシートPとの相対的な位置のうちの、主走査
方向の位置調整である横レジスト調整を行うことができ
る。
への回転によって、レーザ光は感光体10上を、一端部
Cから他端部Dに向かって走査(主走査)する走査ビー
ムとなり、この光走査が、ポリゴンミラー20の各ミラ
ー面毎に繰り返され、同時に感光体10が主走査方向と
直交する方向(副走査方向)に回転して、感光体10上
に書き込み画像に応じた静電潜像が形成される。また、
ポリゴンミラー20で反射された走査ビームは、fθレ
ンズ21、22を介して、ミラー23で反射されて、同
期検知センサ24に入射し、この同期検知センサ24の
検知結果に基づいて、主走査開始タイミングが制御さ
れ、この主走査開始タイミングを基準値に、補正値を加
算したタイミングで制御することによって、感光体10
上の画像とシートPとの相対的な位置のうちの、主走査
方向の位置調整である横レジスト調整を行うことができ
る。
【0025】すなわち、同期検知センサ24の同期検知
信号が発生してから一定時間(基準値)経過後に、画像
の書き始め位置を示す信号を発生させ、その時点からシ
ートサイズで定まる一定時間経過後に、画像書き終わり
位置を示す信号を発生させるが、ここで、画像の書き始
め位置を示す信号を発生させるタイミングを、設定され
た補正値に応じて変えることによって横レジストを調整
する。
信号が発生してから一定時間(基準値)経過後に、画像
の書き始め位置を示す信号を発生させ、その時点からシ
ートサイズで定まる一定時間経過後に、画像書き終わり
位置を示す信号を発生させるが、ここで、画像の書き始
め位置を示す信号を発生させるタイミングを、設定され
た補正値に応じて変えることによって横レジストを調整
する。
【0026】図4において、選択された給紙部1,7・
2,8に対応して、上給紙ローラ,下給紙ローラのどち
らかが駆動してシートPを給送し、このシートPの先端
をレジストセンサ25が検知すると、この検知結果に基
づいてシートPの先端をレジストローラ対11に押し当
てて、シートPの斜行をループを作成することによって
を矯正する。そして、所定のタイミングでレジストロー
ラ対11を駆動して、シートPを静電潜像が形成された
感光体10へ搬送する。
2,8に対応して、上給紙ローラ,下給紙ローラのどち
らかが駆動してシートPを給送し、このシートPの先端
をレジストセンサ25が検知すると、この検知結果に基
づいてシートPの先端をレジストローラ対11に押し当
てて、シートPの斜行をループを作成することによって
を矯正する。そして、所定のタイミングでレジストロー
ラ対11を駆動して、シートPを静電潜像が形成された
感光体10へ搬送する。
【0027】このように、上カセット1,下カセット
2,から給紙されたシートPを、レジストローラ対11
で一時停止させた後、レジストローラ対11を駆動して
転写ローラに送り込むことによって、感光体10上の潜
像とシートPとの相対的な位置の内のシート送り方向、
すなわち、副走査方向の位置調整である縦レジスト調整
を行うことができる。縦レジスト調整として、例えば、
感光体10の回転に同期して出力されるパルスをカウン
トし、このカウント値が基準値に補正値を加算した値に
なったときに、レジストローラ対11を駆動する方法が
ある。
2,から給紙されたシートPを、レジストローラ対11
で一時停止させた後、レジストローラ対11を駆動して
転写ローラに送り込むことによって、感光体10上の潜
像とシートPとの相対的な位置の内のシート送り方向、
すなわち、副走査方向の位置調整である縦レジスト調整
を行うことができる。縦レジスト調整として、例えば、
感光体10の回転に同期して出力されるパルスをカウン
トし、このカウント値が基準値に補正値を加算した値に
なったときに、レジストローラ対11を駆動する方法が
ある。
【0028】なお、26はADFであって、原稿Dを2
6aのトレイに載せると、給紙ローラ27によって1枚
に分離し、26dの搬送ベルトによって原稿台ガラス2
8の上に載せられる。次に、照明ランプ29が点灯し、
第1ミラー30が走査を開始する。このスキャンが終了
すると、ガラス28上の原稿Dは、搬送ベルト26dに
よって搬送され、排紙ローラ26bによって排紙トレイ
26C上に排出される。
6aのトレイに載せると、給紙ローラ27によって1枚
に分離し、26dの搬送ベルトによって原稿台ガラス2
8の上に載せられる。次に、照明ランプ29が点灯し、
第1ミラー30が走査を開始する。このスキャンが終了
すると、ガラス28上の原稿Dは、搬送ベルト26dに
よって搬送され、排紙ローラ26bによって排紙トレイ
26C上に排出される。
【0029】このような複写機において、ユーザがA4
サイズの原稿Dを5枚で7部のコピーをとろうとした場
合を想定する。ユーザは、この原稿DをADF26にセ
ットし、操作部から置数7をテンキーで押してセットす
る。そして、コピーボタンを押すと、ADF26は、原
稿Dの給紙を開始し、5枚の原稿の画像データをメモリ
32に蓄積する動作を開始する。これは、原稿を1枚ず
つ分離し原稿台ガラス28上に載せて、この状態で原稿
スキャン装置、つまりミラー台が光学走査することによ
って、画像がレンズを介してメモリ32のCCDに送ら
れ、A/D変換されたデジタル信号が、一旦メモリ32
内にすべて格納される。この画像データの保管が終了す
ると、今度は画像形成、つまりコピー画像の作成動作が
開始される。
サイズの原稿Dを5枚で7部のコピーをとろうとした場
合を想定する。ユーザは、この原稿DをADF26にセ
ットし、操作部から置数7をテンキーで押してセットす
る。そして、コピーボタンを押すと、ADF26は、原
稿Dの給紙を開始し、5枚の原稿の画像データをメモリ
32に蓄積する動作を開始する。これは、原稿を1枚ず
つ分離し原稿台ガラス28上に載せて、この状態で原稿
スキャン装置、つまりミラー台が光学走査することによ
って、画像がレンズを介してメモリ32のCCDに送ら
れ、A/D変換されたデジタル信号が、一旦メモリ32
内にすべて格納される。この画像データの保管が終了す
ると、今度は画像形成、つまりコピー画像の作成動作が
開始される。
【0030】まず、原稿DがA4であって、複写倍率は
100%であるので、コントローラ(制御手段)60
(図6)は、A4サイズのシートPが収納された2個の
カセットを探しに行く。この場合は、すでにユーザによ
って、横レジストの異なる2個のカセット1,2にA4
サイズ紙が収納されており、各カセット1,2は、シー
トPの有り無し検知センサ(図示略)、およびカセット
1,2内の紙サイズ検知センサ61,62(図6)によ
り、シートの有無、紙サイズが検知され、その信号が、
コントローラ60に伝達される。よって、コントローラ
60は、2個のカセット1,2に必要な紙サイズのシー
トPが収納されていることが認識できる。この状態が確
認できた段階で、ソータレスソート機能(簡易ソート機
能)が開始できるようになる。
100%であるので、コントローラ(制御手段)60
(図6)は、A4サイズのシートPが収納された2個の
カセットを探しに行く。この場合は、すでにユーザによ
って、横レジストの異なる2個のカセット1,2にA4
サイズ紙が収納されており、各カセット1,2は、シー
トPの有り無し検知センサ(図示略)、およびカセット
1,2内の紙サイズ検知センサ61,62(図6)によ
り、シートの有無、紙サイズが検知され、その信号が、
コントローラ60に伝達される。よって、コントローラ
60は、2個のカセット1,2に必要な紙サイズのシー
トPが収納されていることが認識できる。この状態が確
認できた段階で、ソータレスソート機能(簡易ソート機
能)が開始できるようになる。
【0031】まず、特定のカセット1又は2からシート
Pが給紙される。シートPは、連続5枚であり、メモリ
32より先に蓄積したデータを、次々レーザに伝達す
る。この段階で、先に説明したように、ポリゴンミラー
20で反射された走査ビームは、fθレンズを介してミ
ラーで反射されて、同期検知センサに入射し、この同期
検知センサ24の検知結果に基づいて、主走査開始タイ
ミングが制御され、この主走査開始タイミングを基準値
に、補正値を加算したタイミングで制御することによっ
て、感光体10上の画像とシートPとの相対的な位置の
内の主走査方向の位置調整である横レジスト調整を行う
ことができる。この特定のカセットから搬送されるシー
トPに対して、画像の横レジストが最適になるべく、同
期検知センサ24が検知してから、画像を書き始めるま
での時間を、コントローラ60はあらかじめ把握してい
る。
Pが給紙される。シートPは、連続5枚であり、メモリ
32より先に蓄積したデータを、次々レーザに伝達す
る。この段階で、先に説明したように、ポリゴンミラー
20で反射された走査ビームは、fθレンズを介してミ
ラーで反射されて、同期検知センサに入射し、この同期
検知センサ24の検知結果に基づいて、主走査開始タイ
ミングが制御され、この主走査開始タイミングを基準値
に、補正値を加算したタイミングで制御することによっ
て、感光体10上の画像とシートPとの相対的な位置の
内の主走査方向の位置調整である横レジスト調整を行う
ことができる。この特定のカセットから搬送されるシー
トPに対して、画像の横レジストが最適になるべく、同
期検知センサ24が検知してから、画像を書き始めるま
での時間を、コントローラ60はあらかじめ把握してい
る。
【0032】図4のA方向からこの複写機の断面をとっ
た状態での様子を図1に示す。
た状態での様子を図1に示す。
【0033】ポリゴンスキャナー20から反射されたレ
ーザ光の書き出し位置は、ドラム10の面上に2箇所あ
る。これは、ドラム10の下に位置するカセット1と、
カセット2との横レジストを見ればわかることで、この
2個のカセット1,2の横レジストは、Eだけずれてい
る。カセット1,2の前カバー位置は、同一ラインにあ
るが、カセット内の中板6a,6bや、その上に積載さ
れているシートP1,P2の位置は異なる。但し、両カ
セット1,2の中に収納されているシートのサイズは同
一であり、この場合は、A4サイズとなっている。
ーザ光の書き出し位置は、ドラム10の面上に2箇所あ
る。これは、ドラム10の下に位置するカセット1と、
カセット2との横レジストを見ればわかることで、この
2個のカセット1,2の横レジストは、Eだけずれてい
る。カセット1,2の前カバー位置は、同一ラインにあ
るが、カセット内の中板6a,6bや、その上に積載さ
れているシートP1,P2の位置は異なる。但し、両カ
セット1,2の中に収納されているシートのサイズは同
一であり、この場合は、A4サイズとなっている。
【0034】よって、カセット1からの給紙されるシー
トP1については、レーザはドラム位置Fから印字(書
き込み)を始められるように、同期検知センサ24が検
知してから書き始めるタイミングをコントローラ60に
よって制御している。
トP1については、レーザはドラム位置Fから印字(書
き込み)を始められるように、同期検知センサ24が検
知してから書き始めるタイミングをコントローラ60に
よって制御している。
【0035】同様に、カセット2については、レーザの
書き出し位置がGになるようにコントローラ60が調整
している。
書き出し位置がGになるようにコントローラ60が調整
している。
【0036】各カセット1,2の横レジスト位置は、コ
ントローラ60はすでに把握しており、再度サービスマ
ンが入力するようなことはない。但し、シートに対して
の画像のレジストが、シートの定常的な斜行によって正
規位置とずれている場合、これを補正するためサービス
マンの調整も可能な構成になっている。
ントローラ60はすでに把握しており、再度サービスマ
ンが入力するようなことはない。但し、シートに対して
の画像のレジストが、シートの定常的な斜行によって正
規位置とずれている場合、これを補正するためサービス
マンの調整も可能な構成になっている。
【0037】図2は、本発明に係る装置の動作のシーケ
ンスを表すフローチャートである。
ンスを表すフローチャートである。
【0038】以下、このフローチャートについて説明す
る。
る。
【0039】まず、ユーザが原稿DをADF26にセッ
トし、操作部上の図示せぬテンキーから、所望の枚数M
(ここでは7)を入力する。このデータは、コントロー
ラ60に伝達され記憶される。さらに、ユーザが本発明
の簡易ソート機能を使用したいと考えている場合は、操
作部上の簡易ソートモード・キー65(図6)が押され
る。
トし、操作部上の図示せぬテンキーから、所望の枚数M
(ここでは7)を入力する。このデータは、コントロー
ラ60に伝達され記憶される。さらに、ユーザが本発明
の簡易ソート機能を使用したいと考えている場合は、操
作部上の簡易ソートモード・キー65(図6)が押され
る。
【0040】この状態で、コピースタートキーが押され
ると(S1)、まず、コントローラ60は、簡易ソート
作業が選択されていないかどうか確認し(S2)、ソー
トモードでない場合、通常のコピールーチンに移行させ
る(S3)。ソート作業のリクエストがあれば、まず、
要求されるコピーに適する紙サイズの収納されたカセッ
トが2個以上あるかどうか確認する(S4)。これがな
い場合は、操作部の液晶画面に〈指定サイズの紙をカセ
ットに2箇所セットしてください〉という表示を行う
(S5)。
ると(S1)、まず、コントローラ60は、簡易ソート
作業が選択されていないかどうか確認し(S2)、ソー
トモードでない場合、通常のコピールーチンに移行させ
る(S3)。ソート作業のリクエストがあれば、まず、
要求されるコピーに適する紙サイズの収納されたカセッ
トが2個以上あるかどうか確認する(S4)。これがな
い場合は、操作部の液晶画面に〈指定サイズの紙をカセ
ットに2箇所セットしてください〉という表示を行う
(S5)。
【0041】この作業は、あらかじめユーザが紙サイズ
を限定し、操作部から登録した場合であり、ADF26
等が原稿サイズの自動検知を行い、さらにコントローラ
60の自動倍率補正システムのモードがONになってい
る場合は、原稿サイズの情報と、設定された複写倍率の
情報から、適正な紙サイズをコントローラ60が決定
し、その後、カセット内にこのサイズの紙があるのかな
いのか判断する。
を限定し、操作部から登録した場合であり、ADF26
等が原稿サイズの自動検知を行い、さらにコントローラ
60の自動倍率補正システムのモードがONになってい
る場合は、原稿サイズの情報と、設定された複写倍率の
情報から、適正な紙サイズをコントローラ60が決定
し、その後、カセット内にこのサイズの紙があるのかな
いのか判断する。
【0042】装置本体50には、各給紙部1,7・2,
8が収納するシートPの紙位置を検知する紙位置検知セ
ンサ(紙位置検知手段)1a,2aがある。カセット
1,2には、収納している紙サイズを装置本体50の紙
位置検知手段1a,2aに伝達する紙サイズ伝達手段1
b,2bがあり、給紙部の紙サイズを紙位置検知手段1
a,2aに伝達することで、給紙部のシートPの紙位置
が認識される。
8が収納するシートPの紙位置を検知する紙位置検知セ
ンサ(紙位置検知手段)1a,2aがある。カセット
1,2には、収納している紙サイズを装置本体50の紙
位置検知手段1a,2aに伝達する紙サイズ伝達手段1
b,2bがあり、給紙部の紙サイズを紙位置検知手段1
a,2aに伝達することで、給紙部のシートPの紙位置
が認識される。
【0043】紙サイズ検知センサ61,62により、コ
ントローラ60は、上段と下段のカセット1,2の各々
に収納されている紙サイズを認識できる。また、装置本
体50には、カセット1,2内のシートの有無を検知す
る紙有り無し検知センサ(図示略)があり、この検知セ
ンサの出力でシートPの有り無しの情報がコントローラ
60に伝達される。
ントローラ60は、上段と下段のカセット1,2の各々
に収納されている紙サイズを認識できる。また、装置本
体50には、カセット1,2内のシートの有無を検知す
る紙有り無し検知センサ(図示略)があり、この検知セ
ンサの出力でシートPの有り無しの情報がコントローラ
60に伝達される。
【0044】2個のカセット1,2に、所望の紙サイズ
が収納されていることを、コントローラ60が判断する
と、ADF26は原稿を給紙トレーから1枚ずつ給紙し
原稿台ガラス上に載せて停止する。そして、原稿Dの画
像データを第1ミラー30が走査し、この画像データが
CCDを介してメモリ32に蓄積されていく。この作業
を、給紙トレー26a上に原稿Dがなくなるまで続行す
るので、原稿Dの枚数はカウントされる。この場合、N
枚(ここでは5枚)の原稿があったとする。一連の動作
によって、シートPがカセットに装着されていると、原
稿枚数Nと所望の部数M、さらに、その他倍率等の情報
の獲得、さらに、原稿のすべての画像データのメモリ3
2への蓄積が終了し、これから画像形成作業が開始され
る(S66)。
が収納されていることを、コントローラ60が判断する
と、ADF26は原稿を給紙トレーから1枚ずつ給紙し
原稿台ガラス上に載せて停止する。そして、原稿Dの画
像データを第1ミラー30が走査し、この画像データが
CCDを介してメモリ32に蓄積されていく。この作業
を、給紙トレー26a上に原稿Dがなくなるまで続行す
るので、原稿Dの枚数はカウントされる。この場合、N
枚(ここでは5枚)の原稿があったとする。一連の動作
によって、シートPがカセットに装着されていると、原
稿枚数Nと所望の部数M、さらに、その他倍率等の情報
の獲得、さらに、原稿のすべての画像データのメモリ3
2への蓄積が終了し、これから画像形成作業が開始され
る(S66)。
【0045】コントローラ60はまず2個あるカセット
の内1個(カセットNO.1)を指定し(S7)、この
カセットから給紙を開始する。給紙されるシートPの枚
数はN枚であり、このN枚のシートPに、原稿から読取
った画像データをトナー像として複写する。これによっ
て、M部の内の最初の1部が完成する。これによって、
残り部数M=M−1となり(S8)、M=0となるまで
同様な動作を続ける(S9、S10)。
の内1個(カセットNO.1)を指定し(S7)、この
カセットから給紙を開始する。給紙されるシートPの枚
数はN枚であり、このN枚のシートPに、原稿から読取
った画像データをトナー像として複写する。これによっ
て、M部の内の最初の1部が完成する。これによって、
残り部数M=M−1となり(S8)、M=0となるまで
同様な動作を続ける(S9、S10)。
【0046】しかし、使用されるカセットNO.2は、
前回使用したカセットNO.1とは異なり、横レジスト
の違うカセットを使用し、これによって、排紙トレイ1
9上で容易にシート束が仕分けされるようになる。
前回使用したカセットNO.1とは異なり、横レジスト
の違うカセットを使用し、これによって、排紙トレイ1
9上で容易にシート束が仕分けされるようになる。
【0047】このように、原稿Dの画像形成が一部終了
毎に、給紙するカセット1,2を交互に切り換えること
で、画像形成済みのシートPの排紙トレイ19への排紙
位置が、交互にシフトされて、シート束は排紙トレイ1
9をシフト(首振ソート)することなく、容易に仕分け
することができる。
毎に、給紙するカセット1,2を交互に切り換えること
で、画像形成済みのシートPの排紙トレイ19への排紙
位置が、交互にシフトされて、シート束は排紙トレイ1
9をシフト(首振ソート)することなく、容易に仕分け
することができる。
【0048】図3は、図4において矢印B方向から排紙
されたコピー紙の仕分け状況を示したものである。19
は排紙トレーであり、この場合、5枚の原稿を7部複写
した。ここでわかるように、紙束の一まとまりが、一目
瞭然で容易にわかり、コピーを必要としている人に、コ
ピーを容易に分配できる。
されたコピー紙の仕分け状況を示したものである。19
は排紙トレーであり、この場合、5枚の原稿を7部複写
した。ここでわかるように、紙束の一まとまりが、一目
瞭然で容易にわかり、コピーを必要としている人に、コ
ピーを容易に分配できる。
【0049】〈実施の形態2〉次に、実施の形態2につ
いて説明する。
いて説明する。
【0050】前記の実施の形態1は、2個の給紙部が共
にカセットであったが、一方は、マルチ手差しトレイ3
(図4)でも良い。さらに、カセットの横レジストは、
給紙位置で決まるのではなく、カセットによって決まっ
てもよい。つまり、カセットに、装置本体に対して自身
の横レジスト位置がどこであるかを伝達できる手段を有
していれば、装置本体は、この伝達手段からカセットの
横レジストがわかり、これにあったレーザ書き込み位置
を決定できる。これによって、ユーザがカセットを差し
替えたりしても、誤動作等の問題はなくなる。
にカセットであったが、一方は、マルチ手差しトレイ3
(図4)でも良い。さらに、カセットの横レジストは、
給紙位置で決まるのではなく、カセットによって決まっ
てもよい。つまり、カセットに、装置本体に対して自身
の横レジスト位置がどこであるかを伝達できる手段を有
していれば、装置本体は、この伝達手段からカセットの
横レジストがわかり、これにあったレーザ書き込み位置
を決定できる。これによって、ユーザがカセットを差し
替えたりしても、誤動作等の問題はなくなる。
【0051】さらに、この横レジストのズレ量は、ユー
ザが排紙トレー19上でシート束の差が確認できるレベ
ルであれば良く、この距離は最低10mm程度あればよ
い。さらに、横レジストの違うポイントは、最低2箇所
であるが、これが装着可能な給紙カセットの数によっ
て、2個所以上あっても良い。
ザが排紙トレー19上でシート束の差が確認できるレベ
ルであれば良く、この距離は最低10mm程度あればよ
い。さらに、横レジストの違うポイントは、最低2箇所
であるが、これが装着可能な給紙カセットの数によっ
て、2個所以上あっても良い。
【0052】カセット段数が多段になり、同一の横レジ
ストを有するカセットが存在する場合は、カセット前カ
バーの色、形状等で同時に使用できない旨を、ユーザに
知らしめる手段を有していても良い。
ストを有するカセットが存在する場合は、カセット前カ
バーの色、形状等で同時に使用できない旨を、ユーザに
知らしめる手段を有していても良い。
【0053】また、2段目の給紙部2,8は、装置本体
50に元々あるのではなく、オプションとして、ユーザ
が購入するものであっても構わない。ユーザは、新たな
給紙ユニットを購入することで、同時に、簡易ソートモ
ードも手に入れることができて、ユーザに使い勝手に合
わせた自由な選択が可能になる。
50に元々あるのではなく、オプションとして、ユーザ
が購入するものであっても構わない。ユーザは、新たな
給紙ユニットを購入することで、同時に、簡易ソートモ
ードも手に入れることができて、ユーザに使い勝手に合
わせた自由な選択が可能になる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数枚の原稿を、複数部数に画像形成して、積載手段で
ソートする場合には、シート搬送方向と交差する方向に
偏位している複数の給紙部に同一サイズのシートを収納
し、画像形成の部数毎に、給紙部を切り換えるので、画
像形成されたシートは、シート搬送方向と交差する方向
に偏位した状態で積載手段上にされ、複数のビンを有す
るソータや、積載手段がシート搬送方向と交差する方向
にオフセットする首振ソータ等の特別なソータを用いる
ことなく、出力したシート束を容易にソートすることが
できる。
複数枚の原稿を、複数部数に画像形成して、積載手段で
ソートする場合には、シート搬送方向と交差する方向に
偏位している複数の給紙部に同一サイズのシートを収納
し、画像形成の部数毎に、給紙部を切り換えるので、画
像形成されたシートは、シート搬送方向と交差する方向
に偏位した状態で積載手段上にされ、複数のビンを有す
るソータや、積載手段がシート搬送方向と交差する方向
にオフセットする首振ソータ等の特別なソータを用いる
ことなく、出力したシート束を容易にソートすることが
できる。
【図1】本発明に係る画像形成装置のレーザー光の感光
体への書き込み位置と、2個あるカセットとの位置関係
を示す図であって、図4のB矢視図。
体への書き込み位置と、2個あるカセットとの位置関係
を示す図であって、図4のB矢視図。
【図2】同じく、画像形成装置の複写の動作シーケンス
を表すフローチャート。
を表すフローチャート。
【図3】同じく、排紙トレイ上で仕分けられた出力紙の
積載状態を示す図であって、図4のA矢視図。
積載状態を示す図であって、図4のA矢視図。
【図4】同じく、本発明に係る画像形成装置としてのデ
ジタル複写機の全体を示す縦断正面図。
ジタル複写機の全体を示す縦断正面図。
【図5】同じく、ポリゴンスキャナと、レーザ発光器関
連部品と、感光体との位置関係を示す平面図。
連部品と、感光体との位置関係を示す平面図。
【図6】同じく、画像形成装置の制御に係るブロック
図。
図。
D 原稿 P,P1,P2 シート 1a,2a 紙位置検知センサ(紙位置検知手
段) 1b,2b 紙サイズ伝達手段 1,2 カセット(収納部) 7,8 給紙ローラ (1,7) 給紙部 (2,8) 給紙部 3 手差しトレイ(収納部) 4 手差し給紙ローラ (3,4) 給紙部 10 ドラム状の感光体(画像形成手段) 13 レーザースキャナ(書き込み手段) 19 排紙トレイ(積載手段) 24 同期検知センサ 60 コントローラ(制御手段) 61,62 シートサイズ検知センサ(シートサ
イズ検知手段) 65 簡易ソートモード・キー
段) 1b,2b 紙サイズ伝達手段 1,2 カセット(収納部) 7,8 給紙ローラ (1,7) 給紙部 (2,8) 給紙部 3 手差しトレイ(収納部) 4 手差し給紙ローラ (3,4) 給紙部 10 ドラム状の感光体(画像形成手段) 13 レーザースキャナ(書き込み手段) 19 排紙トレイ(積載手段) 24 同期検知センサ 60 コントローラ(制御手段) 61,62 シートサイズ検知センサ(シートサ
イズ検知手段) 65 簡易ソートモード・キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DC19 FB13 FD01 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 GA02 GB01 GC01 GD01 HA14 HA33 HA37 HB03 HC03 HC30 HD08 HD17 JA01 KA04 KA13 KA14 KA20 KB03 KB04 KB06 KB07 KB12 KB19 KB20 MA03 MA10 MA13 MA15 MA26 MA33 MB03 MB10 MB13 MB15 MC10 MC21 MC23 MC30
Claims (7)
- 【請求項1】 複数枚の原稿の画像情報を画像形成して
搬送されるシートに画像形成する画像形成手段と、 前記原稿の画像情報を、シート搬送方向と交差する方向
で偏位した位置で前記画像形成手段に書き込み可能な書
き込み手段と、 同一サイズのシートを収納し、かつ、シートの搬送方向
とシート搬送方向と交差する方向の位置が偏位している
少なくとも2つの給紙部と、 前記給紙部内のシートのサイズを検知するシートサイズ
検知手段と、 前記画像形成手段により画像形成されて排紙されるシー
トを積載する積載手段と、 前記原稿に基づいて複数部数を画像形成する場合、前記
給紙部の一方の給紙部から給紙して画像形成の一部終了
後に他方の給紙部から給紙し、給紙部の給紙動作を交互
に切り換えるように制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記給紙部の給紙動作
の切り換えに対応して、前記書き込み手段による前記画
像形成手段への画像情報の書き込み位置を偏位した位置
に切り換えるように制御することを特徴とする請求項1
記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記給紙部は、シートを積載・収納する
収納部を有し、該収納部のシートの紙位置を検知可能で
あって装置本体に設けられている紙位置検知手段と、前
記収納部に設けられ、該収納部内の紙サイズを前記紙位
置検知手段に伝達する紙位置伝達手段と、を有すること
を特徴とする請求項1記載又は2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記給紙部のシート搬送方向とシート搬
送方向と交差する方向のズレ量は、前記積載手段にシー
トが排紙された状態で目視で認知可能な量でであって、
略10mm以上であることを特徴とする請求項1ないし
3記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記複数の給紙部のうちの少なくとも1
つは、マルチ手差し給紙部であることを特徴とする請求
項1ないし4いずれか記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記複数の給紙部のうちの少なくとも1
つは、オプション給紙部であることを特徴とする請求項
1ないし5いずれか記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記積載手段に排紙されるシートをオフ
セットして、シートをソートするモードは簡易ソートモ
ードであって、該簡易ソートモードを選択的に設定可能
な簡易ソートモード・キーを有し、前記制御手段は、前
記給紙部のシートサイズが前記シートサイズ検知手段に
より同一サイズであることが検知され、前記給紙部の紙
位置が偏位していることが前記紙位置検知手段により検
知され、かつ、前記簡易ソートモード・キーが操作され
た時に、簡易ソートモードによるシートの給紙・画像形
成動作を行うように制御することを特徴とする請求項1
ないし6記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11212832A JP2001039546A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11212832A JP2001039546A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001039546A true JP2001039546A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16629105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11212832A Pending JP2001039546A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001039546A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8020844B2 (en) | 2008-10-10 | 2011-09-20 | Riso Kagaku Corporation | Printer and control method for printer |
US8867980B2 (en) | 2009-01-29 | 2014-10-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
1999
- 1999-07-27 JP JP11212832A patent/JP2001039546A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8020844B2 (en) | 2008-10-10 | 2011-09-20 | Riso Kagaku Corporation | Printer and control method for printer |
US8867980B2 (en) | 2009-01-29 | 2014-10-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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