JP2009169166A - 画像形成装置および画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置において、不具合毎に適切な対応が迅速にとれるようにする。
【解決手段】 複合機Aは、動作検出部11、記憶部5、判別部13および出力部15を有する。動作検出部11は、複合機Aにおける不具合動作を検出する。記憶部5は、不具合動作の発生を外部に通知するまでの基準となる基準発生回数をそれら不具合形態毎に記憶する。判別部13は、動作検出部11で検出された不具合動作の発生回数を当該形態毎にカウントし、カウント値が記憶部5の基準発生回数を超えるときその不具合動作発生通知が必要と判別する。出力部15は、通知要と判別された不具合動作の情報を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は画像形成装置および画像形成システムに係り、不具合が発生した場合にその不具合を外部に通知可能な複合機(MFP:Multi Function Peripheral)等の画像形成装置およびこれを用いた画像形成システムの改良に関する。
近年、複合機等については、複合機内において発生した用紙の停滞や未到達等のジャム(JAM)情報をネットワークを介してホストコンピュータに送信して記憶し、管理者がそのホストコンピュータにてジャム情報を監視し、必要に応じてサービスマンを派遣する等して対応することが行われている。
ところが、複合機内で発生したジャム情報を管理者がホストコンピュータにて常時監視することは煩雑であるし、管理者によって対応にばらつきが生じて適切な対応が遅れる心配もある。
これに対応するために、例えば特開平10−198103号公報(特許文献1)に示す複写機の管理方法および装置が提案されている。
この特許文献1は、ホストコンピュータが、複写装置から送られてくるジャム情報に対して累積ジャム曲線に基づき現在の危険度をジャム診断し、この診断結果からサービスマン派遣等の処置を行えるように構成し、ジャム状況の監視およびサービスマン派遣の決定の業務をホストコンピュータで自動的に行えるようにしたものである。
特開平10−198103号公報
しかしながら、上述した特許文献1では、複写装置からのジャム情報に対して累積ジャム曲線に基づき現在の危険度を診断するから、ジャム情報の種類によっては、危険度に到達するまでの診断が遅れがちになる心配がある。
すなわち、ジャム等の不具合原因が複合機の設計や組み立てに原因があるような場合、又はある種別の複合機特有の障害である場合には、一律に累積ジャム曲線による診断を待っていては原因解明までに時間がかかり易く、ジャム等の発生に対して速やかに対応するには改善すべき余地がある。
そこで、本発明者は、ジャム情報等について鋭意考察を加えた結果、ジャムの種類によって対応の緊急度や重要度が異なる点に着目、本発明を完成させた。
本発明はそのような課題を解決するためになされたもので、ジャム等の不具合毎に適切な対応をとることが容易な画像形成装置および画像形成システムの提供を目的とする。
そのような課題を解決するために本発明に係る画像形成装置は、当該画像形成装置における不具合動作を検出する動作検出部と、その不具合動作の発生を外部に通知するまでの基準となる基準発生回数を不具合形態毎に記憶する記憶部と、その動作検出部で検出された不具合動作の発生回数を当該形態毎にカウントし、このカウント値がその記憶部の基準発生回数を超えるとき不具合動作発生通知が必要と判別する判別部と、通知要と判別された不具合動作の情報を外部に出力する出力部とを具備している。
本発明の画像形成装置では、上記記憶部が、当該画像形成装置における動作に伴う動作ログデータを記憶する機能を有し、上記出力部が、通知要と判別された不具合動作に係る動作ログデータも併せて出力する機能を有する構成も可能である。
本発明の画像形成装置では、上記記憶部が、検出される不具合動作に関する説明情報を記憶する機能を有し、上記出力部が、その不具合動作に係る説明情報を出力する機能を有する構成も可能である。
本発明の画像形成装置では、上記出力部が、ネットワークを介して外部の表示装置にその不具合動作の情報を出力する構成も可能である。
本発明の画像形成装置では、上記出力部が、当該画像形成装置の保守部門用表示装置および/又は作成部門用表示装置にその不具合動作の情報を出力する構成も可能である。
本発明に係る画像形成システムは、用紙に画像形成する画像形成装置と、当該装置の保守部門および/又は作成部門に配置されるとともにネットワークを介してその画像形成装置から当該装置における不具合動作の情報を受信して表示する表示装置とを有している。
上記画像形成装置は、当該画像形成装置における不具合動作を検出する動作検出部と、それら不具合動作の発生を外部に通知するまでの基準となる基準発生回数をそれら不具合形態毎に記憶する記憶部と、この動作検出部で検出された不具合動作の発生回数を当該形態毎にカウントし、このカウント値がその記憶部の基準発生回数を超えるとき当該不具合動作発生通知が必要と判別する判別部と、通知要と判別された不具合動作の情報をそのネットワークを介して上記表示装置に出力する出力部とを有している。
上記表示装置は、上記ネットワークを介して上記画像形成装置からの不具合動作の情報を受信する受信部と、受信した不具合動作の情報を表示する表示部とを有している。
本発明の画像形成システムでは、上記記憶部が、当該画像形成装置における動作に伴う動作ログデータ、および検出される不具合動作に関する説明情報を記憶する機能を有し、上記出力部が、通知要と判別された不具合動作に係る動作ログデータおよび説明情報を併せて出力する機能を有する構成も可能である。
このような本発明に係る画像形成装置では、動作検出部が、画像形成装置における不具合動作を検出すると、判別部が、その検出された不具合動作の発生回数を当該形態毎にカウントし、このカウント値が記憶部の基準発生回数を超えるとき不具合動作発生通知が必要と判別し、出力部が、通知要と判別された不具合動作の情報を外部に出力するから、外部に通知が必要となる発生回数を不具合毎に重み付けして可変設定可能となり、不具合毎に適切な対応を早期にとることが容易となる。
本発明の画像形成装置において、上記記憶部が、当該画像形成装置における動作に伴う動作ログデータを記憶し、上記出力部が、通知要と判別された不具合動作に係る動作ログデータも併せて出力する構成では、不具合の発生原因等が外部から分かり易く、一層、迅速な対応をとることが可能である。
本発明の画像形成装置において、上記記憶部が、検出される不具合動作に関する説明情報を記憶し、上記出力部が、その不具合動作に係る説明情報を出力する構成では、不具合動作に関する説明情報を出力するから、外部から不具合の形態がより一層分かりやすくなる利点がある。
本発明の画像形成装置において、上記出力部が、ネットワークを介して外部の表示装置に不具合動作の情報を出力する構成では、外部の表示装置において、不具合の形態を把握することが容易になり、迅速に対応することが可能である。
本発明の画像形成装置において、上記出力部が、不具合動作の情報を当該画像形成装置の保守部門用表示装置および/又は作成部門用表示装置に出力する構成では、保守部門又は作成部門用において、不具合の形態を把握することが容易になり、保守又は装置改善等に対して迅速に対応することが可能である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、本発明に係る画像形成装置は、本発明に係る画像形成システムを説明する過程で説明する。
図1は本発明に係る画像形成システムの実施の一形態を示す概略ブロック図であり、その画像形成システムは複合機Aおよび外部のコンピュータB、Cを有して構成されている。
図1において、複合機Aは、主制御部1を中心にして画像読取部3、記憶部5、操作パネル部7、印刷部9、動作検出部11、判別部13および出力部15を有する本発明に係る画像形成装置であり、後処理装置17を連結している。なお、後処理装置17は、便宜上、複合機Aに含めて図示する。
主制御部1は、後述するように画像読取部3、記憶部5、操作パネル部7、印刷部9、動作検出部11、判別部13および出力部15を制御するものである。詳細は後述する。
画像読取部3は、例えば後述する図2の複合機Aにおいて、本体ケース21の上部に配置され、主制御部1の制御の下、例えば印刷された複数頁の原稿から画像を光学的に読み込み、フィルタ処理等をした電子的印刷データを印刷ジョブとして生成する公知のスキャナー等であり、生成した印刷データが原稿の頁毎に記憶部5に順次記憶されるようになっている。図2に示す複合機Aの内部構成については後述する。
図1の記憶部5は、主制御部1の制御の下、画像読取部3等からの印刷データに加えて、後述する基準発生回数、動作ログデータおよび説明情報を記憶する他、主制御部1の動作プログラムを記憶する例えばハードディスク(HDD)である。
基準発生回数は、当該複合機Aにおいて発生する不具合動作について、当該不具合動作の発生を外部に通知するまでの基準となる発生回数であり、発生する不具合動作毎にテーブル状データにして記憶部5に予め記憶されている。
テーブル状データとしては、例えば図3Aに示すように、「JAM80 10/* JAM80 搬入未達JAM 10回でセンター通知*/」、「JAM81 10/* JAM80 搬入滞留JAM 10回でセンター通知*/」、更に、「C8010 2/* C8010 搬送モータ異常 2回でセンター通知*/」といったように、用紙の停滞や未到達等の「ジャム(JAM)」の種類である「JAM80」、「JAM81」毎や、用紙搬送モータの故障である「C8010」といった不具合形態毎のものであり、何回の発生があれば外部に通知するかの基準データである。
なお、図3Aは、基準データとしての動作プログラムを、便宜上、テーブル状データとして示したものである。
ここで、複合機Aの不具合動作とは、複合機Aの動作に係る種々の不正常動作又は異常動作であり、上述した「ジャム(JAM)」、「用紙搬送モータ故障」の他、「用紙の給紙失敗」、「トナー切れ」、「記憶容量不足」その他がある。
特に「ジャム(JAM)」と、サービスマンの派遣を求める「サービスマンコール通知」の必要な状態が重要である。」
動作ログデータは、当該複合機Aにおける各部の動作状況を監視し、動作に係る動作履歴をログとした診断データとしての機能を有し、主制御部1の制御によって図示しない監視部から記憶部5に逐次記憶される。
図3Bは、同図A中のジャム(JAM)「JAM81」が発生した場合、その発生直前の診断データであり、ジャム(JAM)「JAM81」発生時の動作部のカウント値、動作名称、不具合(エラー)を示すパラメータを有する。
なお、図3Bは、操作パネル部7や表示部43に表示された診断データであり、一種のログデータの一覧である。
説明情報は、当該複合機Aにおいて発生する不具合動作について、その不具合動作がどのような具体的内容か、操作者に意味の分かる表現で説明した説明情報である。数字や符号によるエラーコード表現ではなく、「用紙の給紙失敗」、「途中で用紙詰まり発生」といった説明文言である。
図3Bに示す動作ログは、例えば図4に示すように、「用紙が転写定着部に到達していません。」、「搬送中の用紙検出スイッチがオンです。」といった表現内容になる。
例えば、操作パネル部7は、図2の複合機Aの本体ケース21の上部に配置された液晶表示部およびタッチスイッチ入力部を兼ねた液晶操作パネル等からなっている。操作パネル部7は、主制御部1の制御の下、印刷の実行指示の他、上述した基準発生回数等の選択指示が可能になっており、これらが主制御部1に出力される。
印刷部9は、主制御部1の制御の下、図2の複合機Aの本体ケース21内に配置され、給紙された用紙に対し、操作パネル部7で指示された部数の印刷をするものであり、白黒およびカラー印刷が可能になっている。
動作検出部11は、当該複合機Aに配置されたセンサS1、S2、S3、S4、S5、S6、S7を有してなり、これらセンサS1〜S7からの検出信号に基づき、上述したように複合機Aの個々の構成部分の不具合動作を検出する機能を有し、検出結果を各動作部毎に出力する機能を有している(図2参照)。
例えば、センサS1は用紙の給紙有無の検出を、センサS2は用紙の2次給紙有無の検出を、センサS3は用紙の反転搬送有無の検出を、センサS4は用紙の転写定着有無の検出を、センサS5は用紙の後処理搬入有無の検出を、センサS6、S7は用紙の排紙有無の検出をするものである。
判別部13は、主制御部1の制御の下、動作検出部11で検出された各動作部毎の不具合発生回数を当該形態毎にカウントし、このカウント値が記憶部5の基準発生回数を超えるとき、当該不具合動作について外部に不具合の発生通知が必要と判別する機能を有している。
出力部15は、主制御部1の制御の下、ネットワーク19を介して所定のプロトコルにより外部のコンピュータB、Cとの間で通信するインターフェース部であり、通知要と判別された不具合動作の情報を出力する通信部として機能する。
出力部15は、通知要と判別された不具合動作に係る動作ログデータおよび不具合動作に係る説明情報を記憶部5から読み出し、所定のフォーマットにまとめて併せて出力する機能を有している。
主制御部1は、CPU、このCPUの起動プログラムを格納したメモリ部、入出力インターフェース(いずれも図示せず。)を有し、上述した画像読取部3、記憶部5、操作パネル部7、印刷部9、動作検出部11、判別部13および出力部15を制御する機能を有している。
後処理装置17は、複合機Aに対して連結するよう併設され、複合機Aから排紙された用紙に対し、例えばステープル処理等の後処理を施すもので、詳細は後述する。
図2は、上述した複合機Aを後処理装置17とともにそれらの内部構成を示す概略図である。
図2において、複合機Aの本体ケース21の下部には、給紙カセット23に加え、これらの給紙カセット23から1次給紙された印刷用紙を2次給紙しながら印刷データの画像を転写定着する転写定着部25からなる上述したモノクロおよびカラーの印刷部9が配置されている。
なお、図2中の符号27は、片面に画像が転写定着された印刷用紙を表裏反転させて転写定着部25に戻す反転搬送部である。
本体ケース21の上部には、上述した画像読取部3および操作パネル部7が配置されており、主制御部1、記憶部5、動作検出部11、判別部13および出力部15が本体ケース21内部の適当な位置に電子回路を形成して配置されている。
後処理装置17は、複合機Aから排紙された用紙を搬送する搬送部29、この搬送部29の途中に配置され、搬送中の用紙を積層滞留させてステープル処理するステープル処理部31、中折り処理する中折り処理部33および後処理された用紙を排紙する排紙トレイ35、37等を有して形成されている。
図2に示すように、後処理装置17を含む複合機Aには、上述したようにセンサS1〜S7が配置されており、各部の動作不具合を検出している。
図1に戻って、ネットワーク19に接続された外部のコンピュータB、Cは、複合機Aの保守部門(メンテナンス管理部)および作成部門(設計又は製造部門)に配置され、複合機Aからの不具合の情報を表示する保守部門用表示装置および作成部門用表示装置として機能する。
なお、コンピュータB、Cは、ほぼ同じ基本構成を有しているので、コンピュータBのみ説明してコンピュータCの説明を省略する。
コンピュータBは、受信部39、表示制御部41、表示部43を有する一方、これ以外に情報処理装置としての他の構成を有するが、本発明の要部ではないのでそれらの説明および図示を省略する。
受信部39は、ネットワーク19を介して複合機Aに接続されており、上述したプロトコルにより複合機Aからの不具合動作の情報その他を受信する通信部として機能する。
なお、複合機AおよびコンピュータB、Cは、これらがネットワーク19に接続されたとき、所定のアドレス等によって自動的に接続が構築されるよう、出力部15および受信部39が形成されている。
表示部43は、受信部39で受信された不具合動作の情報を表示する公知の液晶ディスプレ等であり、表示制御部41は、受信部39で受信された不具合動作の情報を表示部43に表示制御する機能を有している。
次に、本発明に係る画像形成システムの動作を説明する。
一例として、図3Aのような不具合動作毎のテーブル状データや同図Bのような診断データが記憶部5に予め記憶されており、複合機Aの給紙カセット23から用紙が給紙されないジャム(JAM)が発生した場合を説明する。
操作パネル部7からの印刷指示に従って給紙カセット23から用紙が給紙制御されたとき、何らかの原因によって用紙が1次給紙されなければ、動作検出部11がセンサS1、S2による用紙の給紙なしを検出する。
すると、判別部13が、センサS1、S2による検出結果をカウントし、このカウント値が記憶部5の基準発生回数「10」を超えるとき、図3Bに示すような、用紙の給紙や搬送の不具合動作に係る診断データの発生通知が必要と判別する。
そして、判別部11の判別結果を受け、出力部15が、通知要と判別された用紙の給紙や搬送に係る不具合動作の情報として、動作ログデータおよび説明情報を記憶部5から読み出し、ネットワーク19を介し、予め設定されたコンピュータB(C)に出力する。
コンピュータB(C)では、それら不具合動作の情報としての動作ログデータおよび説明情報を受信部39が受信し、図4に示すように、表示制御部41の制御を介してそれらが表示部43に表示される。コンピュータCについても同様である。
このように本発明に係る画像形成システムでは、用紙に画像形成する複合機(画像形成装置)Aと、この複合機Aに係る保守部門および作成部門に配置されるとともにネットワーク19を介して複合機Aから不具合動作の情報を受信して表示するコンピュータ(表示装置)B、Cとを有している。
しかも、上記複合機Aは、この複合機Aにおける不具合動作を検出する動作検出部11と、その不具合動作の発生を外部に通知するまでの基準となる基準発生回数をそれら不具合形態毎に記憶する記憶部5と、その動作検出部11で検出された不具合動作の発生回数を当該形態毎にカウントし、このカウント値が記憶部5の基準発生回数を超えるときその不具合動作発生通知が必要と判別する判別部13と、通知要と判別された不具合動作の情報をそのネットワーク19を介して上記コンピュータB、Cに出力する出力部15とを有している。
他方、上記コンピュータB、Cは、ネットワーク19を介して複合機Aからの不具合動作の情報を受信する受信部39と、受信した不具合動作の情報を表示する表示部43とを有している。
これによって、用紙のジャム(JAM)等の不具合毎に通知要と判別する発生回数を重み付け設定可能で、実際に検出された不具合が基準発生回数に達するか超える場合、当該不具合を外部へ通知可能となる。
そのため、これまで個々のサービスマン任せであった不具合に対する具体的対応を表示することが可能で、不具合毎に一定品質の適切なサービスを迅速に提供することができるし、複合機Aの機種毎に特有の不具合にも対応が容易となる。
また、複合機Aの保守部門、更には、複合機Aの設計や製造といった作成部門用において、不具合の形態を把握することが容易になり、この観点からも迅速なメンテナンス対応や機器の設計製造変更が可能であり、ユーザの複合機A使用に対する支障を小さくすることが容易である。
さらに、診断データも添付して通知可能であるから、不具合の形態がサービスマンに分かり易くなり、迅速な対応を行うことが可能である。
しかも、不具合動作に関する説明情報を出力するから、サービスマンにとって不具合の形態がより一層分かり易くなる利点がある。
ところで、本発明において、外部の表示装置としてのコンピュータB、Cは、保守部門および作成部門の双方に配置する構成に限定されず、何れか一方であっても良い。
さらに、本発明は、複合機AとコンピュータB、Cをネットワーク19を介して接続した画像形成システムに限らず、画像形成装置としての複合機A単体で本発明を構成することが可能であり、上述した同様の効果を得ることが可能である。
なお、複合機Aの出力部15は、当該複合機Aに具備された操作表示パネル部7に対するものであっても良い。
また、本発明において、不具合動作としては、上述した用紙のジャム(JAM)に限定されるものではなく、種々の不正常動作や異常動作において実施可能であるが、画像形成装置においては、用紙の停滞(紙詰まり)や未到達等の「ジャム(JAM)」が最も注意すべき不具合であるから、特に、用紙の「ジャム(JAM)」に対応する技術として好適する。
本発明に係る画像形成装置を含む画像形成システムの実施の一形態を示す概略ブロック図である。 図1の画像形成装置を示す概略構成図である。 本発明に係る不具合のテーブル状データを説明する図である。 不具合の説明情報を示す図である。
符号の説明
1 主制御部
3 画像読取部
5 記憶部
7 操作パネル部
9 印刷部
11 動作検出部
13 判別部
15 出力部(通信部)
17 後処理装置
19 ネットワーク
21 本体ケース
23 給紙カセット
25 転写定着部
27 反転搬送部
29 搬送部
31 ステープル処理部(後処理部)
33 中折り処理部(後処理部)
35、37 排紙トレイ
39 受信部(通信部)
41 表示制御部
43 表示部
A 複合機(画像形成装置)
B、C 表示装置(コンピュータ)
S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7 センサ

Claims (7)

  1. 当該画像形成装置における不具合動作を検出する動作検出部と、
    前記不具合動作の発生を外部に通知するまでの基準となる基準発生回数を前記不具合形態毎に記憶する記憶部と、
    前記動作検出部で検出された前記不具合動作の発生回数を当該形態毎にカウントし、このカウント値が前記記憶部の前記基準発生回数を超えるとき前記不具合動作発生通知が必要と判別する判別部と、
    通知要と判別された前記不具合動作の情報を外部に出力する出力部と、
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記憶部は、当該画像形成装置における動作に伴う動作ログデータを記憶する機能を有し、前記出力部は、通知要と判別された前記不具合動作に係る前記動作ログデータも併せて出力する機能を有する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶部は検出される前記不具合動作に関する説明情報を記憶する機能を有し、前記出力部は前記不具合動作に係る前記説明情報を出力する機能を有する請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記出力部は、ネットワークを介して外部の表示装置に前記不具合動作の情報を出力する請求項1〜3いずれか1記載の画像形成装置。
  5. 前記出力部は、当該画像形成装置の保守部門用表示装置および/又は作成部門用表示装置に前記不具合動作の情報を出力する請求項4記載の画像形成装置。
  6. 用紙に画像形成する画像形成装置と、当該装置の保守部門および/又は作成部門に配置されるとともにネットワークを介して前記画像形成装置から当該装置における不具合動作の情報を受信して表示する表示装置とを有する画像形成システムであり、
    前記画像形成装置は、
    当該画像形成装置における不具合動作を検出する動作検出部と、
    前記不具合動作の発生を外部に通知するまでの基準となる基準発生回数を前記不具合形態毎に記憶する記憶部と、
    この動作検出部で検出された前記不具合動作の発生回数を当該形態毎にカウントし、このカウント値が前記記憶部の前記基準発生回数を超えるとき前記不具合動作発生通知が必要と判別する判別部と、
    通知要と判別された前記不具合動作の情報を前記ネットワークを介して前記表示装置に出力する出力部と、を有し、
    前記表示装置は、
    前記ネットワークを介して前記画像形成装置からの前記不具合動作の情報を受信する受信部と、
    受信した前記不具合動作の情報を表示する表示部と、を有する、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  7. 前記画像形成装置において、前記記憶部は、当該画像形成装置における動作に伴う動作ログデータ、および検出される前記不具合動作に関する説明情報を記憶する機能を有し、前記出力部は、通知要と判別された前記不具合動作に係る前記動作ログデータおよび前記説明情報を併せて出力する機能を有する請求項6記載の画像形成システム。
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