JP2016159997A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】セットされた用紙の方向が誤って入力された場合における印刷作業の負担を軽減し、効率よくユーザーの望む印刷を行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】デジタル複合機は、用紙をセットする方向の入力を受け付けると(S12)、入力された用紙をセットする方向にかかわらず、用紙の搬送不良の検知時間を、用紙を横方向にセットした場合に用紙の搬送不良の検知時間として予め定められた時間に設定する(S13)。用紙の先端が用紙搬送路の所定の位置を通過すると時間の計測を開始し(S16)、用紙の後端の通過を検知せずに計測した時間が、用紙を横方向にセットした場合に用紙の搬送不良の検知時間として予め定められた時間よりも長くなれば(S24)、用紙の搬送が不良であると判断する(S25)。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
ユーザーが、給紙部を備えるMFP(Multifunctional Printer)を利用して印刷しようとする場合、ユーザーが給紙部に用紙をセットした後に印刷の指示を行う。そして、印刷の指示が行われたMFPは、給紙部から搬送された用紙に印刷を行う。
ここで、給紙部を搭載するプリンター等の印刷装置において、ユーザーの用紙のセットミスを検知して警告を発することにより、給紙不良または搬送不良となるトラブルを回避する技術が特開2007−55710号公報(特許文献1)に開示されている。
特許文献1に開示の技術によると、給紙ローラーを回し始めてから、用紙の搬送路上に設けられた給紙センサーが用紙を検出するまでの時間が所定の時間以内であった場合は、給紙部に搭載されている用紙が正しく積載されておらず、用紙が搬送路上を斜行等していると判断して、用紙を正しく積載するようにユーザーに対して警告を発することとしている。
また、カセット内の用紙サイズの検知機構を専用に設ける構成を採らないプリンターにおいて、ユーザーが用紙サイズの入力を間違えた場合に、操作パネルにメッセ−ジを表示してユーザーに対して異常の発生を知らせる技術が特開平9−240086号公報(特許文献2)に開示されている。
特許文献2に開示の技術によると、プリンターは、操作パネルから用紙サイズ情報が入力された場合、入力された用紙のサイズ情報をサイズメモリに記憶させる。そして、用紙搬送路の所定位置における通過時間を計測して、通過時間の計測値が、用紙のサイズごとに予め設定された上限値と下限値に基づく範囲内に収まっているか否かを判断する。その結果、当該範囲内に収まっていない場合に、ユーザーに対して用紙サイズが異常であるという警告を発することとしている。
特開2007−55710号公報 特開平9−240086号公報
ユーザーが用紙をセットする際に、用紙の方向を検知するセンサーがない場合、セットした用紙の方向をユーザーが自ら指定する必要がある。このような状況下においては、ユーザーが用紙の方向を誤って指定してしまうおそれがある。そうすると、用紙搬送路を通過する用紙が正常時のタイミングと異なるタイミングで検知されることによって、紙詰まりであると判断されてしまう場合がある。紙詰まりであると判断されてしまうと、印刷装置の作動が即時に中断される。そうすると、ユーザーは、用紙搬送路に残留した用紙を取り除く必要があり、ユーザーの印刷作業の負担が増加する。このような場合、上述の特許文献1および特許文献2に開示の技術においては、対応することができない。
この発明の目的は、印刷作業の負担を軽減し、効率よくユーザーの望む印刷を行うことができる画像形成装置を提供することである。
本発明に従った画像形成装置は、用紙を縦方向または縦方向よりも長い横方向にセット可能な用紙セット部と、用紙をセットする方向を入力させる入力部と、用紙セット部によりセットされた用紙を搬送する用紙搬送路を含む用紙搬送部と、用紙搬送路に搬送される用紙に画像を形成する画像形成部と、用紙搬送路の所定の位置において、用紙の先端および用紙の後端の通過を検知する検知部と、検知部により検知された用紙の先端の所定の位置の通過からの時間を計測する時間計測部と、入力部により入力された用紙をセットする方向にかかわらず、検知部により用紙の後端の通過を検知せずに時間計測部により計測した時間が、用紙を横方向にセットした場合に用紙の搬送が不良であると判断する予め定められた時間よりも長くなれば、用紙の搬送が不良であると判断するよう制御する制御部とを備える。
このような画像形成装置によれば、入力部により、用紙をセットする方向を入力させるため、画像形成装置において、用紙セット部にセットされた用紙の方向を検知させる機構を不要とすることができる。したがって、検知機構を省略した安価な構成とすることができる。また、制御部が、入力部により入力された用紙をセットする方向にかかわらず、検知部により用紙の後端の通過を検知せずに時間計測部により計測した時間が、用紙を横方向にセットした場合に用紙の搬送が不良であると判断する予め定められた時間よりも長くなれば、用紙の搬送が不良であると判断するよう制御する。このため、横方向にセットされた用紙の方向を、誤って縦方向と入力された場合においても、この誤りに基づいて搬送不良であると判断されることを回避することができる。そうすると、用紙搬送路上に残留した用紙を取り除く必要がなくなり、ユーザーの負担を軽減することができる。このような構成を採用することによって、印刷作業の負担を軽減し、効率よくユーザーの望む印刷を行うことができる。
このような画像形成装置によれば、入力部により、用紙をセットする方向を入力させるため、画像形成装置において、用紙セット部にセットされた用紙の方向を検知させる機構を不要とすることができる。したがって、検知機構を省略した安価な構成とすることができる。また、制御部が、入力部により入力された用紙をセットする方向にかかわらず、検知部により用紙の後端の通過を検知せずに時間計測部により計測した時間が、用紙を横方向にセットした場合に用紙の搬送が不良であると判断する予め定められた時間よりも長くなれば、用紙の搬送が不良であると判断するよう制御する。このため、横方向にセットされた用紙の方向を、誤って縦方向と入力された場合においても、この誤りに基づいて搬送不良であると判断されることを回避することができる。そうすると、用紙搬送路上に残留した用紙を取り除く必要がなくなり、ユーザーの負担を軽減することができる。このような構成を採用することによって、印刷作業の負担を軽減し、効率よくユーザーの望む印刷を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の構成を示すブロック図である。 操作部の概略的な構成を示す外観図である。 デジタル複合機に備えられる用紙搬送部の概略的な構成を示す断面図である。 給紙カセットをデジタル複合機の上から下に向かう方向から見た平面図である。 複数枚の用紙の印刷において、セットされた用紙の方向が誤って入力されたデジタル複合機の処理の流れを示すフローチャートである。 用紙のセット方向の入力を受け付ける表示画面の一例を示す図である。 用紙のセットの方向と搬送される用紙の検知部における検知状態との関係を示す図である。 用紙に画像形成が行われた例を示す図である。 紙詰まりの発生を警告する表示画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
初めに、本発明の実施形態に係る画像形成装置について説明する。図1は、画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機11の構成を示すブロック図である。デジタル複合機11は、時間を計測する時間計測部65を含み、デジタル複合機11全体の制御を行う制御部12と、デジタル複合機11側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示する表示画面21を含み、印刷部数や用紙の方向、サイズ等の画像形成の条件や電源のONまたはOFFを入力させる操作部13と、セットされた原稿を自動的に読み取り部へ搬送するADF(Auto Document Feeder)22を含み、原稿の画像を読み取る画像読み取り部14と、トナーを用いて現像を行う現像器23を含み、読み取った画像やネットワーク25を介して送信された画像データを基に画像を形成する画像形成部15と、送信された画像データや入力された画像形成条件等の格納を行う格納部としてのハードディスク16と、画像形成部15において画像を形成するための用紙をセット可能な用紙セット部として機能する給紙カセット40と、給紙カセット40から用紙を搬送するための用紙搬送路54および用紙搬送路54の所定の位置において用紙の通過の有無を検知する検知部62を含み、給紙カセット40から用紙を搬送する用紙搬送部60と、公衆回線24に接続されており、ファクシミリ送信やファクシミリ受信を行うファクシミリ通信部17と、ネットワーク25と接続するためのネットワークインターフェース部18とを備える。なお、デジタル複合機11は、画像データの書き出しや読み出しを行うDRAM(Dynamic Random Access Memory)を備えるが、これについては、図示および説明を省略する。また、図1中の矢印は、制御信号や制御、画像に関するデータの流れを示している。
デジタル複合機11は、画像読み取り部14により読み取られた原稿を用いて画像形成部15において画像を形成することにより、複写機として作動する。また、デジタル複合機11は、ネットワークインターフェース部18を通じて、ネットワーク25に接続されたコンピューター26a、26b、26cから送信された画像データを用いて、画像形成部15において画像を形成することにより、プリンターとして作動する。すなわち、画像形成部15は、要求された画像を印刷する印刷部として作動する。また、デジタル複合機11は、ファクシミリ通信部17を通じて、公衆回線24から送信された画像データを用いて、DRAMを介して画像形成部15において画像を形成することにより、また、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データを、ファクシミリ通信部17を通じて公衆回線24に画像データを送信することにより、ファクシミリ装置として作動する。すなわち、デジタル複合機11は、画像形成に関し、複写機能、プリンター機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。さらに、各機能に対しても、詳細に設定可能な機能を有する。
また、デジタル複合機11を含む画像形成システム27は、上記した構成のデジタル複合機11と、ネットワーク25を介してデジタル複合機11に接続される複数のコンピューター26a、26b、26cとを備える。この実施形態においては、複数のコンピューター26a〜26cについては、3台示している。各コンピューター26a〜26cはそれぞれ、デジタル複合機11に対して、ネットワーク25を介して印刷要求を行って印刷をすることができる。デジタル複合機11とコンピューター26a〜26cとは、LAN(Local Area Network)ケーブル等を用いて有線で接続されていてもよいし、無線で接続されていてもよく、ネットワーク25内には、他のデジタル複合機やサーバーが接続されている構成でもよい。
次に、上記した操作部13の構成について、さらに詳細に説明する。図2は、操作部13の概略的な構成を示す外観図である。図1および図2を参照して、操作部13は、印刷部数等を入力させるための0〜9までの数字、および「*」や「#」の記号を入力させるテンキー31と、印刷の開始やファクシミリ送信の開始を指示させるスタートキー32と、デジタル複合機11の電源のON、OFFを入力させる電源キー33と、デジタル複合機11の有する印刷機能やファクシミリ送信機能等の選択を指示させるメニューキー34と、種々の画像形成の条件や使用ユーザーの登録を指示させる登録キー35と、テンキー31等を用いてユーザーにより入力された指示の内容をキャンセルさせるリセットキー36と、上記した表示画面21とを含む。表示画面21は、液晶のタッチパネル機能を有しており、ユーザーの指での押圧等により、表示画面21からも画像形成条件等を入力させる入力部として機能すると共に、機能の選択等を行うことができる。
次に、上記した画像形成部15および給紙カセット40の構成について、さらに詳細に説明する。図3は、デジタル複合機11に備えられる用紙搬送部60の概略的な構成を示す断面図である。図4は、給紙カセット40をデジタル複合機11の上から下に向かう方向から見た平面図である。図3および図4においては、デジタル複合機11の前方から後方に向かう方向がX方向として図示されている。また、デジタル複合機11の下から上に向かう高さ方向がZ方向として図示されている。さらに、デジタル複合機11の前方側の右から左に向かう方向がY方向として図示されている。
画像形成部15は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各4色に対応する4つの現像ユニット38a〜38dを含む現像器23と、画像読み取り部14によって読み取った画像を基に、4つの現像ユニット38a〜38dにそれぞれ露光するLSU(Laser Scanner Unit)52と、現像ユニット38a〜38dによって現像された可視画像を用紙50に転写する前に一時的に転写される中間転写体としての転写ベルト56とを備える。転写ベルト56は、無端状であって、一対の駆動ローラー37によって一方方向に回転しながら、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の現像ユニット38a〜38dにより現像された可視画像を転写される。その後、搬送されてきた用紙50に転写ベルト56上に転写された可視画像が転写され、図示しない定着ユニットにより可視画像が用紙50に定着された後、デジタル複合機11外に排出される。
図3および図4を参照して、給紙カセット40は、デジタル複合機11に開閉可能に備えられている。図3には、用紙50をセットしていない状態の給紙カセット40がデジタル複合機11に対して閉められた状態が示されている。給紙カセット40は、全体の枠を構成する枠部45と、その上に複数枚の用紙50を載置可能な底板部44と、用紙50の横方向の移動を規制する第1ガイド部41と、用紙50の縦方向の移動を規制する対をなす第2ガイド部42、および第3ガイド部43とを含む。第1ガイド部41、第2ガイド部42、および第3ガイド部43は、用紙50のサイズと方向に応じて、載置された用紙50の端部に当接するように、手動でスライドさせることができる。第1ガイド部41は、X方向またはX方向と反対方向にスライドさせることができる。また、第2ガイド部42および第3ガイド部43は、Y方向またはY方向と反対方向にスライドさせることができる。
給紙カセット40は、その内部に複数枚の用紙50を収納することができる。本実施形態においては、給紙カセット40は、最大A4サイズの用紙50を収納できる。ユーザーは、デジタル複合機11の前方側、すなわち、X方向と反対方向に給紙カセット40を開けて、給紙カセット40の内部に用紙50をセットする。図4において、X方向およびX方向と反対方向を用紙50の横方向とし、Y方向およびY方向と反対方向を用紙50の縦方向とする。なお、図4においては、X方向は、給紙カセット40から用紙50が送り出される方向である。また、給紙カセット40に用紙50を縦方向よりも長い横方向にセットした場合における用紙50の位置75と、第1ガイド部41の位置41a、第2ガイド部42の位置42a、および第3ガイド部43の位置43aとを一点鎖線で示す。給紙カセット40に用紙50を縦方向にセットした場合の用紙50の位置76と第1ガイド部41の位置41b、第2ガイド部42の位置42b、および第3ガイド部43の位置43bとを破線で示す。本実施形態では、給紙カセット40に一点鎖線で示す横方向に用紙50がセットされる。また、本実施形態のデジタル複合機11においては、給紙カセット40にセットされた用紙50の方向を検知するセンサーが備えられていないため、セットされた用紙50の方向は、操作部13により入力される。
なお、互いに第2ガイド部42および第3ガイド部43を接近または離隔可能に連動させるピニオンおよびラックからなる連動機構をさらに給紙カセット40に備えてもよい。上記連動機構を備えることによって、第2ガイド部42および第3ガイド部43のうちの少なくとも一方を動かすことで、第2ガイド部42および第3ガイド部43が互いに接近または離隔させることによって、用紙50の縦方向の両端部の移動を規制することができる。
次に、用紙搬送部60の構成についてさらに詳細に説明する。図3を参照して、用紙搬送部60は、給紙ローラー46と、画像形成を行う用紙50を給紙カセット40から画像形成部15まで搬送する用紙搬送路54と、用紙搬送路54の所定の位置において、用紙50の通過を検知する検知部62と、デジタル複合機11内の所定の位置に設けられて用紙50を一方方向に搬送するレジストローラー57と、可視画像を用紙50に転写する転写ローラー58とを含む。用紙搬送部60は、デジタル複合機11の前方側から後方側に向かうX方向から、デジタル複合機11の下側から上側に向かうZ方向に向けて用紙50を搬送する。
給紙ローラー46は、給紙カセット40の後ろ側に設けられている。給紙ローラー46は、ピックアップローラー47と、一対の搬送ローラー48とを含む。ピックアップローラー47は、給紙カセット40の底板部44が持ち上げられた際に、底板部44にセットされた用紙50のうち、一番上にある用紙50と当接して用紙50を送り出し、搬送ローラー48の設けられた位置まで搬送する。搬送ローラー48は、ピックアップローラー47によって送り出された用紙50を画像形成部15側、具体的には、レジストローラー57まで搬送する。レジストローラー57は、互いに逆方向に回転する一対のレジストローラー57の間に順次用紙50を通紙して、用紙50を一方方向に搬送する。転写ローラー58は、一方側の駆動ローラー37と一対となって、用紙50を搬送する。そして、転写ローラー58は、転写ベルト56で転写された可視画像を用紙50に転写する。
次に、検知部62についてさらに詳細に説明する。図3を参照して、検知部62は、用紙搬送路54上のレジストローラー57と搬送ローラー48との間に配置されている。搬送される用紙50の先端が、用紙搬送路54上の検知部62の設けられている位置を通過すると、検知部62の出力信号がONになる。一方、搬送される用紙50の後端が、用紙搬送路54上の検知部62の設けられている位置を通過すると、検知部62の出力信号がOFFになる。したがって、用紙50が用紙搬送路54上の検知部62の設けられている位置を通過している間、すなわち、用紙50の先端が用紙搬送路54上の検知部62の設けられている位置を通過してから、上記位置を後端が通過するまでの間は、検知部62は、ON信号を継続して出力している状態になる。制御部12は、時間計測部65によりON信号を出力している信号を計測する。このように、検知部62は、用紙50の通過状態を検知する。
次に、給紙カセット40にセットされた用紙50の方向が誤って入力された場合のデジタル複合機11の処理の流れについて説明する。図5は、複数枚の用紙50の印刷において、セットされた用紙50の方向が誤って入力されたデジタル複合機11の処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態においては、給紙カセット40に用紙50がA4R方向、すなわち、横方向にセットされたにもかかわらず、表示画面21から、用紙50がA4方向、すなわち、縦方向であると入力された場合について説明する。
初めに、給紙カセット40に用紙50がセットされる(図5において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)。具体的には、図3および図4を参照して、ユーザーによって、横方向に用紙50がセットされる。制御部12は、給紙カセット40が閉じられたことを検知することにより、用紙50がセットされたことを検知する。
次に操作部13が、印刷部数等の入力とともに、給紙カセット40にセットされた用紙50のセット方向の入力を受け付ける(S12)。具体的には、ユーザーによって、図示しないプラテンに原稿が載置された後、操作部13の表示画面21のタッチパネル機能やテンキー31等を利用して、コピーモードや印刷部数の入力が行われるとともに、用紙50の方向が「A4」であると入力される。図6は、用紙50のセット方向の入力を受け付ける表示画面21の一例を示す図である。図6を参照して、S12において、タッチパネル機能を有する表示画面21には、「用紙のセットの方向を入力してください。」の入力を促すメッセージ71と、「A4」の選択キー72と、「A4R」の選択キー73とが表示される。本実施形態の場合、ユーザーによって、「A4」の選択キー72が押下される。
次に制御部12は、入力された用紙50のセット方向にかかわらず、搬送不良の検知時間を、用紙50を横方向にセットした場合に搬送不良であると判断する予め定められた時間に設定する。本実施形態においては、用紙のセット方向がA4と指定されたにもかかわらず、搬送不良の検知時間を、用紙のセット方向がA4Rにおける予め定められた時間に設定する(S13)。ここでいう搬送不良とは、用紙50の先端を検知したまま、後端を検知しない用紙搬送路54における滞留に基づく紙詰まりの現象をいう。
次に、制御部12は、ユーザーによるコピーのスタートキー32の押下を検知すると(S14)、1枚目の用紙50を給紙カセット40から画像形成部15に向けて搬送する(S15)。図7は、用紙50のセットの方向と搬送される用紙50の検知部62における検知状態との関係を示す図である。図7を参照して、グラフの横軸は用紙50の搬送における経過時間を示し、縦軸は、検知部62の応答の状態をON、OFFで示す。実線で示す出力信号91は、横方向にセットされた用紙50が搬送された場合の検知部62の応答の状態を示す。なお、図7においては、後述する時間t1、t4、t5、t2、t3の順に時間が経過するものとする。
ここで、間隔a1は、横方向にセットされた用紙50が用紙搬送路54上の検知部62の設けられている位置を、搬送不良を起こさず正常に通過した時間である。間隔a2は、間隔a1で示される横方向にセットされた用紙50の通過時間のばらつきを考慮した調整時間を示す。間隔a3は、用紙50が通過した時間である間隔a1に、用紙50の通過時間のばらつきを考慮した調整時間である間隔a2を加えたものである。用紙50を横方向にセットした場合に、用紙50が搬送不良であると判断する予め定められた時間は、間隔a3で示される。
図7中の時間t1に達すると、検知部62において、出力される信号がOFF信号からON信号に切り替わる。そうすると、検知部62は、用紙50の先端が通過したことを検知する。そして、検知部62により、用紙50の先端部が、用紙搬送路54の検知部62の設けられている位置を通過したことが検知されると、検知部62から送信された検知信号に基づいて時間計測部65が時間の計測を開始する(S16)。
その後、図7中の時間t2に達すると、検知部62において、出力される信号がON信号からOFF信号に切り替わる。これにより、検知部62は、用紙50の後端が通過したことを検知する。制御部12は、検知部62から送信された検知信号に基づいて検知部62が用紙50の後端を検知したか否かを判断する(S17)。そして、検知部62が用紙50の後端を検知したと判断すれば(S17において、YES)、時間計測部65による時間の計測を終了する。計測した用紙50の通過時間が間隔a3に収まっていれば、正常に搬送されたものとして1枚目の用紙50に画像形成が行われる(S18)。この場合、もちろん滞留に基づく紙詰まりを検知してデジタル複合機11の動作が中断し、用紙50が用紙搬送路54上に残存することはない。
図8は、1枚目の用紙50に画像形成が行われた例を示す図である。図8を参照して、給紙カセット40に横方向にセットされた用紙50が、縦方向のA4の原稿51に基づいて画像形成が行われたために、印刷ミスとなった例が示されている。原稿51の斜線部は用紙50に画像形成が行われなかった領域を示している。ユーザーは、1枚目の用紙50に形成された画像から、給紙カセット40にセットされた用紙50の方向を確認することができる。
1枚目の用紙50に画像形成が行われた後は、制御部12が、搬送不良の検知時間を縦方向の予め定められた時間にリセットする(S19)。具体的には、制御部12が、搬送不良の検知時間を、規定通り、横方向における予め定められた時間から、縦方向における予め定められた時間にリセットする。
その後、デジタル複合機11は、2枚目以降の用紙50の搬送を中断する(S20)。次に、用紙50のセット方向の確認を促す画面が表示される(S21)。
その後、S12において表示された用紙のセット方向の入力を受け付ける表示画面21が再度表示される(S22)。そして、ユーザーによって用紙のセット方向の再入力がされた後に、デジタル複合機11は、引き続き2枚目以降の用紙50の搬送および画像形成を再開して、処理を終了する(S23)。
なお、S17において多少の用紙50の搬送の遅れが生じた場合でも、この遅れは、検知部62による用紙50の検知が調整時間である間隔a2の範囲内に収まるものである。したがって、この場合も用紙50の搬送は正常に終了したと検知する。
次に、検知部62が用紙50の後端を検知しない場合(S17において、NO)について説明する。図7を参照して、実線で示す出力信号92は、用紙50が搬送不良と判断された場合の検知部62における検知状態を示す。
検知部62が用紙50の後端の通過を検知せずに、図7中の時間t3に達すれば(S24においてYES)、制御部12により搬送不良であると判断される。すなわち、検知部62が後端を検知しない場合は、用紙搬送路54における滞留に基づく紙詰まりが発生したと判断される。搬送不良であると判断されると、用紙50の搬送が中断される。具体的には、デジタル複合機11の作動が中断し、用紙50が用紙搬送路54上に残存されたままとなる。
その後、制御部12は、紙詰まりの警告画面を表示させる(S25)。図9は、紙詰まりの発生を警告する表示画面21の一例を示す図である。図9を参照して、表示画面21には、「警告画面」の警告表示78、および「用紙の紙詰まりが発生しました。用紙を取り除いて下さい。」の紙詰まり処理を促すメッセージ79が表示される。そして、ユーザーによって、紙詰まりの該当箇所から詰まった用紙が取り除かれる。この場合、制御部12は、デジタル複合機11の作動を中断するとともに、紙詰まりの位置を示す画面、あるいは詰まった紙を除去する手順の画面を表示するよう制御してもよい。その後、2枚目以降の用紙50の搬送および画像形成を行うことなく、本処理を終了する。このように、用紙50のセット方向の誤りに基づかない用紙50の搬送不良については、これを検知して警告する。
このようなデジタル複合機11によれば、入力部により、用紙50をセットする方向を入力させるため、給紙カセット40にセットされた用紙50の方向を検知させる機構を不要とすることができる。したがって、検知機構を省略した安価な構成を図ることができる。また、制御部12が、操作部13により入力された用紙50をセットする方向にかかわらず、検知部62により用紙50の後端の通過を検知せずに時間計測部65により計測した時間が、横方向にセットされた用紙50において予め定められた搬送不良の検知時間よりも長くなれば、用紙50の搬送が不良であると判断するよう制御する。このため、複数枚の用紙50の印刷において、誤って用紙のセット方向が縦方向であると入力された場合に、1枚目の印刷時に、用紙50のセット方向の入力の誤りによって搬送不良であると判断されることを回避することができる。したがって、1枚目の印刷において、用紙搬送路54上に残留した用紙50を取り除く必要がなくなり、ユーザーの印刷作業の負担を軽減することができる。さらに、2枚目以降の用紙50については、用紙50のセット方向の再入力の受け付けが行われることによって、給紙カセット40にセットされた用紙の方向と、操作部13に入力された用紙の方向とを一致させることができる。したがって、印刷作業の効率性を向上させることができる。
ここで、入力された通りに予め定められた時間を設定した場合について説明する。図7を参照して、出力信号93は、縦方向にセットされた用紙50が搬送された場合の検知部62の応答の状態を一点鎖線で示す。間隔b1は、縦方向にセットされた用紙50が、用紙搬送路54上の検知部62の設けられている位置を、搬送不良を起こさず正常に通過した時間である。縦方向にセットされた用紙50の通過時間であるb1は、縦方向よりも長い横方向にセットされた用紙50の通過時間である間隔a1よりも短くなる。間隔b2は、間隔b1で示される縦方向にセットされた用紙50の通過時間のばらつきを考慮した調整時間を示す。間隔b3は、用紙50が通過した時間である間隔b1に、用紙50の通過時間のばらつきを考慮した調整時間である間隔b2を加えたものである。用紙50を縦方向にセットした場合に、用紙50が搬送不良であると判断する予め定められた時間は、間隔b3で示される。本実施形態においては、縦方向にセットされた用紙50の搬送不良の検知時間である間隔b3が、横方向にセットされた用紙50の通過時間である間隔a1よりも短く設定されている。また、縦方向にセットされた用紙50の調整時間である間隔b2と、横方向にセットされた用紙50の調整時間である間隔a2とが同じ時間に設定されている。
図7を参照して、時間t1に達すると、検知部62において、出力される信号がOFF信号からON信号に切り替わる。そうすると、検知部62は、用紙50の先端が通過したことを検知する。その後、時間t3に至る前に、時間t4に達する。用紙50のセットされた方向と入力された方向とが同じ縦方向同士で一致していれば、この時間t4でON信号からOFF信号に切り替わり、用紙50の後端を検知するはずである。しかし、用紙50のセットされた方向が横方向であるため、時間t4で用紙50の後端を検知することはない。その後、時間t3に至る前に、調整時間である間隔b2を足し合わせた時間t5に達する。しかし、用紙50のセットされた方向が横方向であるため、時間t4で用紙50の後端を検知することはないので、制御部12により搬送不良であると判断される。そして、デジタル複合機11の作動が中断し、用紙50が用紙搬送路54上に残存されたままとなる。すなわち、用紙50のセット方向の入力ミスをした場合に1枚目の画像形成時から用紙50を取り除く手間を生じさせることになる。本実施形態においては、このような状況を回避して、印刷作業の負担を軽減するものである。
なお、用紙50のセット方向が縦方向であり、入力した方向が横方向の場合、搬送不良の検知時間は、縦方向における検知時間である間隔b3よりも長い間隔a3に設定されるので、滞留に基づく紙詰まりが発生することはない。
<変形例>
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
上記の実施の形態においては、1枚目の搬送時において、制御部が検知部により用紙の後端の通過を検知せずに計測した時間が、用紙を横方向にセットした場合の予め定められた搬送不良の検知時間よりも長くなれば、用紙が搬送不良であると判断するよう制御していたが、これに限られない。例えば、給紙カセットに開閉センサーを設け、該開閉センサーから送信される開閉検知信号に基づいて、給紙カセットが開けられた後に制御部が上述のように作動するよう構成してもよい。このような画像形成装置によれば、給紙カセットの開閉時といった用紙のセット方向の入力ミスを行いやすいタイミングで制御部を作動させることができる。したがって、印刷作業の効率性を向上させることができる。
また、制御部は、入力部による用紙のサイズの入力があった場合に上述のように作動するよう構成してもよい。このような画像形成装置によれば、印刷開始時に入力部による用紙のサイズの入力があった場合には、用紙セット部にセットされた用紙の方向と入力部に入力された用紙の方向とが一致しない状態で印刷が開始される可能性があるため、このような場合においても確実に印刷作業の負担を軽減することができる。
上記の実施の形態においては、A4サイズの用紙のセット方向が横または縦である場合について説明したが、リーガルサイズ、レターサイズ、ハガキ等、種々のサイズの用紙を使用することができる。
また、入力部が、制御部の作動を選択させる選択部を含むよう構成してもよい。このような画像形成装置によれば、ユーザーの必要に応じて制御部の作動を選択することができる。
また、上記の実施の形態においては、搬送される用紙の先端が検知部の設けられている位置を通過すると、検知部の出力信号がONになり、搬送される用紙の後端が通過すると、検知部の出力信号がOFFになっていたが、先端が通過すると検知部の出力信号がOFFになり、後端が通過すると、検知部の出力信号がONになるよう構成してもよい。
また、上記の実施の形態においては、給紙カセットに、セットされた用紙の印刷について制御部が上述のように作動していたが、手差しトレイにセットされた用紙の印刷についても適用される。
また、上記の実施の形態においては、操作部が入力部として機能していたが、給紙カセットにサイズ設定ダイヤルを設けて、サイズ設定ダイヤルが入力部として機能するよう構成してもよい。
また、検知部は、発光素子から出射された光を遮断するアクチュエータ付きのフォトセンサーや、用紙搬送路の所定の位置に向けて光を出射し、所定の位置を通過する用紙に反射する反射光に基づいて用紙の通過を検知する反射型フォトセンサー等、種々のセンサーを使用することができる。
例えば、上記の実施の形態においては、原稿の画像がデジタル複合機で読み取られることによって入力されていたが、ネットワークを介してデジタル複合機へ送信されることによって入力された画像データの印刷についても適用される。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
11 デジタル複合機、12 制御部、13 操作部、14 画像読み取り部、15 画像形成部、16 ハードディスク、17 ファクシミリ通信部、18 ネットワークインターフェース部、21 表示画面、22 ADF、23 現像器、24 公衆回線、25 ネットワーク、27 画像形成システム、26a,26b,26c コンピューター、31 テンキー、32 スタートキー、33 電源キー、34 メニューキー、35 登録キー、36 リセットキー、37 駆動ローラー、38a,38b,38c,38d 現像ユニット、40 給紙カセット、41,42,43 ガイド部、41a,41b,42a,42b,43a,43b ガイド部の位置、44 底板部、45 枠部、46 給紙ローラー、47 ピックアップローラー、48 搬送ローラー、50 用紙、51 原稿、52 LSU、54 用紙搬送路、56 転写ベルト、57 レジストローラー、58 転写ローラー、60 用紙搬送部、62 検知部、65 時間計測部、71,79 メッセージ、72,73 選択キー、75,76 用紙の位置、78 警告表示、91,92,93 出力信号

Claims (5)

  1. 用紙を縦方向または縦方向よりも長い横方向にセット可能な用紙セット部と、
    前記用紙をセットする方向を入力させる入力部と、
    前記用紙セット部によりセットされた前記用紙を搬送する用紙搬送路を含む用紙搬送部と、
    前記用紙搬送路に搬送される前記用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記用紙搬送路の所定の位置において、前記用紙の先端および前記用紙の後端の通過を検知する検知部と、
    前記検知部により検知された前記用紙の先端の前記所定の位置の通過からの時間を計測する時間計測部と、
    前記入力部により入力された前記用紙をセットする方向にかかわらず、前記検知部により前記用紙の後端の通過を検知せずに前記時間計測部により計測した時間が、前記用紙を横方向にセットした場合に前記用紙の搬送が不良であると判断する予め定められた時間よりも長くなれば、前記用紙の搬送が不良であると判断するよう制御する制御部と、を備える、
    画像形成装置。
  2. 前記用紙セット部は、複数の用紙をセット可能であり、
    前記制御部は、前記用紙セット部によりセットされた前記用紙の1枚目の搬送時に作動する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記用紙セット部は、前記画像形成装置に対して開閉可能であり、複数の用紙を収納可能な給紙カセットを含み、
    前記制御部は、前記給紙カセットが開けられた後に作動する、
    請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記入力部は、前記用紙のサイズを入力可能であり、
    前記制御部は、前記入力部による前記用紙のサイズの入力があった場合に作動する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記入力部が、前記制御部の作動を選択させる選択部を含む、
    請求項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020197601A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 株式会社リコー シート供給装置、画像形成装置

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