JP2007223688A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、全重送、連れ重送のいずれにおいても、シートの重送を確実に一度で判断することができ、不要に重送検知センサを動作させることが無くなり、部品寿命を延ばすことができるシート搬送装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るシート搬送装置及び画像形成装置の代表的な構成は、シートを搬送する搬送ローラ対R1と、シートの搬送方向の長さL3を予め指定するコピーシート選択キー607と、シートの有無を検知するジャム検知センサ16と、ジャム検知センサ16よりシート搬送方向下流側に配置され、シートが重送していることを検知する重送検知センサ12と、シートの後端より所定量L2前の位置が重送検知センサ12に到達する検知開始タイミングTを演算するCPU801と、を有し、重送検知センサ12は、CPU801で演算した検知開始タイミングTでシートの重送検知を開始することを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、シート搬送装置及び画像形成装置に関するものである。
従来の複写機やプリンタ等に用いられるシート搬送装置であって、シートの搬送途中でシートの厚みを検知し、所定の厚さを超えていると判断した場合、シートの重送を判断するものがある(特許文献1参照)。また、シートの搬送途中でシートに対し超音波を発信させ、その出力波形に応じシートの重送を判断するものがある(特許文献2参照)。また、シートの先端部および後端部を検知する端部検知手段を有し、シートの姿勢が不安定な両端部を除いたシート中央部においてのみ重送検知を行い検知精度を上げているものがある(特許文献3参照)。
このようなシート搬送装置においては、シートの重なりが完全に一致した場合には、確実に重送を検知することができる。そして、シートの重送を検知してシート搬送装置を停止させることによりシートのジャムの発生やシートへの画像形成の不良の発生を防止するとができる。
特開平5−24717号公報 特開2000−25986号公報 特開平6−32497号公報
しかしながら、上記従来のシート搬送装置においては、連れ重送の場合、重送検知のタイミングによっては、重送検知の判断を誤ってしまう可能性があった。連れ重送とは、複数のシートがシートの先端と先端が異なった位置で重なり合って搬送されることをいう。なお、完全重送とは、複数のシートがシートの先端と先端が一致した状態で重なり合って搬送されることをいう。
連れ重送を検知するために、シートが重送検知センサ位置にある間中、絶えず重送検知を行いつづけることも可能である。しかし、その場合シートが重なっていない可能性がある不必要な時間も重送検知センサを動作させ続けることになり、部品寿命が短くなる問題があった。
そこで本発明は、完全重送、連れ重送のいずれにおいても、シートの重送を確実に一度で判断することができ、不要に重送検知センサを動作させることが無くなり、部品寿命を延ばすことができるシート搬送装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係るシート搬送装置及び画像形成装置の代表的な構成は、シートを搬送するシート搬送手段と、シートの搬送方向の長さ情報を指定する指定手段と、シートの有無を検知するシート有無検知手段と、このシート有無検知手段よりシート搬送方向下流側に配置され、シートが重送していることを検知する重送検知手段と、前記シート搬送手段によるシートの搬送速度の情報と、前記指定手段からのシートの長さ情報とから、シートの後端より所定量前の位置が前記重送検知手段に到達する検知開始タイミングを演算する演算手段と、を有し、前記重送検知手段は、前記演算手段で演算した検知開始タイミングでシートの重送検知を開始することを特徴とする。
本発明によれば、完全重送、連れ重送のいずれにおいても、シートの重送を確実に一度で判断することができ、不要に重送検知センサを動作させることが無くなり、部品寿命を延ばすことができる。
本発明に係るシート搬送装置及び画像形成装置の実施形態について、図を用いて説明する。画像形成装置には、複写機、ファクシミリ、プリンタ、及びこれらの複合機等があり、本発明は、複写機のみならず、ファクシミリ、プリンタ、及びこれらの複合機等にも適用されるものである。
(複写機の構成と動作の説明)
図1は、複写機の構成図であり、複写機を被記録媒体の搬送方向に沿って破断した複写機の断面図である。図1に示すように、複写機100は、原稿給送装置1000、イメージリーダ200、プリンタ300、フィニッシャ500等を有している。原稿給送装置1000は、使用者がセットした原稿を先頭頁から順に1枚ずつ、湾曲したパスを通過させてプラテンガラス102上を図1において左から右へ向けて搬送し、その後、排出トレイ112へ排出する。このとき、スキャナユニット104は、所定の位置に保持されて停止している。
停止したスキャナユニット104上を原稿が左から右へ通過するとき、スキャナユニット104のランプ103が原稿へ光を照射する。原稿で反射した反射光は、ミラー105、106、107で反射されて、レンズ108を通過してイメージセンサ109に導かれる。イメージセンサ109に原稿の反射光が導かれることによって、原稿の画像がイメージリーダ200によって読み取られる。このような読み取り方を、一般に流し読みという。
なお、原稿の読み取り方には、流し読みの他に、固定読みがある。固定読みは、原稿給送装置1000によって供給されてプラテンガラス102上に一旦停止した原稿の画像を、スキャナユニット104が図1において左から右へ移動して、読み取る方法である。
イメージセンサ109に導かれた原稿の画像情報は、イメージセンサ109で画像処理が施されて、露光制御部110に送られる。露光制御部110は、画像信号に応じたレーザ光を発する。このレーザ光は、像担持体である感光ドラム111を照射して、感光ドラム111上に静電潜像を形成する。感光ドラム111上の静電潜像は、現像手段である現像器113の現像剤であるトナーによってトナー現像になる。感光ドラム111上のトナー像は、カセット114、115、手差し給送部125、両面搬送パス124のいずれかから給送された被記録媒体(以下、シートという)に転写部116によって、転写される。
トナー像が転写されたシートは、定着部117に送り込まれる。定着部117は、シートにトナー像を定着する。定着部117を通過したシートは、フラッパ121によって、一旦、パス122に導かれる。シートの後端がフラッパ121を抜けると、シートは、スイッチバック搬送されて、今まで後端であった部分を先端にしてフラッパ121に案内され、排出ローラ対118へと導かれる。その後、シートは、トナー像が転写された面を下にして(フェイスダウン状態にして)排出ローラ対118によってプリンタ300から排出される。
オーバーヘッドプロジェクタ(OHP)用のシートのように、硬いシートは、手差し給送部125から供給されることが多い。手差し給送部125から供給されたOHP用シートは、トナー像を定着された後、パス122に導かれることなく、排出ローラ対118へと導かれる。その後、シートは、トナー像が転写された面を上にして(フェイスアップ状態にして)排出ローラ対118によってプリンタ300から排出される。
また、シートの両面に画像を形成する場合、シートは、定着部117から真っ直ぐに排出ローラ対118へ導かれて、シートの後端がフラッパ121の上部を抜けた直後に、スイッチバック搬送されて、フラッパ121に案内され、両面搬送パス124へと導かれる。
排出ローラ対118から排出されたシートは、フィニッシャ500へ送り込まれる。フィニッシャ500ではシフト処理、綴じ処理、孔あけ等の後処理等を行うようになっている。また、フィニシャ500上には、インサータ1900を設けてある。インサータ1900は、表紙、合紙等をフィニッシャ500に給送するようになっている。
(制御部の説明)
図2は、本実施形態の複写機100の複写制御部800と通信制御部900とのブロック図である。複写制御部800は、複写機本体101(図1参照)の複写動作制御を行うようになっている。通信制御部900は外部通信回線との通信制御を行うようになっている。
中央演算処理装置(以下、「CPU」と言う)801は、複写機全体を制御するようになっている。読み取り専用メモリ(以下、「ROM」と言う)802は、複写機本体101の制御手順(制御プログラム)等を記憶している。
CPU801は、このROM802に記憶された制御手順にしたがってバスを介して接続された各構成装置を制御するようになっている。また、CPU801は、バスおよび適当なI/O(不図示)を介して、後述する操作パネル600上の各種キーからの入力信号を受け入れたり、さらに、同操作パネル600上のメッセージディスプレイ701に必要な情報を表示させる出力信号をメッセージディスプレイ701に送り出したりするようになっている。
ランダムアクセスメモリ(以下、「RAM」と言う)803は、入力データの記憶や、作業用記憶領域等として用いられる主記憶装置である。RAM803は、外部装置との通信を開始するのに必要な電話番号等の記憶手段を兼ねている。
入出力IC(以下、「I/O」と言う)804は、定着器117(図1参照)の不図示のセンサ、重送検知センサ12、ジャム検知センサ16、20等からの信号を入力してCPU801に送るようになっている。また、I/O804は、メインモータ、シフター1704を作動するモータ18、22等の負荷に対するCPU801の制御信号を出力するようになっている。
また、重送検知センサ12は、重なって送られてくるシートを検知する重送検知手段である。ジャム検知センサ16は、ジャムシートが発生したことを検知するとともに、シートの有無を検知するシート有無検知手段としても機能する。
外部通信回線908との通信制御を行う通信制御部900は、中央演算処理装置(以下、「CPU」と言う)901により通信の制御を行うようになっている。読み取り専用メモリ(以下、「ROM」と言う)902は、通信制御、接続手続プログラム等を記憶している。通信制御部900は、複写機本体101の複写制御部800に、RS−232Cインターフェース805、907によって構成した転送部によって接続してある。
通信制御部900は、このRS−232Cインターフェース907を介して複写機本体101の複写制御部800からのデータ転送が行われると、その転送データを専用の通信データ記憶手段であるランダムアクセスメモリ(以下、「RAM」と言う)903に一時保持して、複写機本体の複写制御部800からのデータ転送終了後にCPU901によってネットワークコントロールユニット(以下、「NCU」と言う)部906を制御し、外部装置との通信回線接続を行い、そして、回線接続後モデム905、NCU部906を通じて外部にデータを転送するようになっている。
また、通信制御部900は、外部からデータが転送されてくると、その転送データをRAM903に一時保持して、複写機本体の複写制御部800からの要求に応じてRS−232Cインターフェース805、907を介して複写機本体101の複写制御部800にデータを転送するようになっている。ロータリスイッチ909は、通信先の電話番号、自身のID番号、パスワード等を設定するためのスイッチである。
(操作パネルの説明)
図3は複写機本体101に備えた操作パネル600の一例を示す外観図である。複写開始キー(コピースタートキー)605は、複写を開始するときに押されるキーである。テンキー603は、複写枚数を設定するキーである。複写濃度キー611、612は、複写濃度を手動で調節するキーである。AEキー613は、原稿の濃度に応じて、複写濃度を自動的に調節するとき、または、AE(自動濃度調節)を解除して濃度調節をマニュアル(手動)に切り換えるキーである。
コピーシート選択キー607は、カセット114、カセット115、手差し給送部125を選択するキーである。なお、予め各カセットに収容されているシートのサイズが図示しないサイズ検知手段により検知されて複写制御部800にサイズ情報が送られている。また、このコピーシート選択キー607は、原稿給送装置1000に原稿が載っているときに、APS(自動シートカセット選択)を選択するキーでもある。APSを選択すると、原稿と同じ大きさのシートが収容されたカセットを自動的に選択できる。また、コピーシート選択キー607によるシート選択によって、シートの搬送方向の長さ(シート搬送長さ)を指定してシートの長さ情報が後述する記憶手段であるRAM803上に格納され、シート搬送長さ情報を出力する指定手段として機能する。
等倍キー610は、等倍(原寸)の複写をとるときに使用するキーである。オート変倍キー616は、指定した転写シートのサイズに合わせて原稿の画像を自動的に縮小・拡大を指定するキーである。リカバリーキー619は、異常シートが生じた場合、その異常シートの枚数分だけ追加して、シートに画像形成を行うか否かを選択するキーである。選択されたとき、複写機100は、自動的に異常シートの枚数だけ、追加して画像形成をする。両面キー626は、片面原稿から両面複写、両面原稿から両面複写、または両面原稿から片面複写を選択するキーである。
表紙モード設定キー629は、表紙、裏表紙の作成および合紙をインサータ1900から挿入するときに使用するキーである。排出方法選択キー614は、ステイプルソート、ソート、グループ、シフトの各排出方法を選択するキーである。また、排出方法選択キー614は、フィニッシャ500を接続してある場合、シートに対するステイプルソートモード、ソートモード、グループモード、シフトモードの選択、又はその選択モードの解除するキーでもある。
表示部600のメッセージディスプレイ701は、複写および通信に関する情報を表示するLCD(液晶)タイプのディスプレイである。メッセージディスプレイ701は、例えば、テンキー603で設定した複写枚数、定形変倍キー608、609、等倍キー610、及びズームキー617、618で設定した複写倍率、コピーシート選択キー607で選択したシートサイズを表示するようになっている。また、メッセージディスプレイ701は、複写機本体101の状態を示すメッセージ、操作手順を示すガイドメッセージ、その他各種モード設定内容を表示するようになっている。
また、メッセージディスプレイ701は、異常シートが検知されたとき、CPU801に制御されて、トレイ1701に排出して積載されたシートの内、何枚目のシートが異常シートであるかを表示することができるようになっている。
(重送種類の説明)
図4は重送種類の説明図である。R1、R2は、シートを搬送するシート搬送手段である搬送ローラ対であり、P1、P2は、搬送されるシートである。図4(a)においては、シートP1、P2は重なって搬送されていない状態であり、この状態を“非重送”と定義する。図4(b)においては、シートP1とシートP2の先端が一致した状態で重なって搬送されている状態であり、この状態を“完全重送”と定義する。図4(b)においては、P1とP2の先端が異なった位置で搬送されており、この状態を“連れ重送”と定義する。
(重送検知制御の概略説明)
図5は重送検知制御の概略説明のフローチャートである。図5に示すように、コピーやプリントが開始されると、図1で示したカセット114、115、或いは手差し給送部125からシートが給送されると同時に、シートの重送検知処理をスタートする(S101)。次に、S102からS105において、重送検知の動作を開始する検知開始タイミング(T)を演算する為のデータを順次、記憶手段であるRAM803上に格納していく。
L1は、重送検知センサ12と、重送検知センサの手前にあるジャム検知センサ16間の距離データである。L2は、重送検知タイミングを補正する距離データであり、シート後端から検知開始位置までの距離(所定量)である。Vは、シート搬送速度である。L1、L2、Vの各データは装置固有のデータである。シート搬送長さL3は、操作パネル600のコピーシート選択キー607からの情報等により得ることが出来るデータであり、シートが給送される毎に格納し直す。
次に、演算手段であるCPU801は、S102〜S105により得たデータL1、L3、Vに基づいて、シート先端がジャム検知センサ16をONしてからシート後端が重送検知センサ12に到達する時間を演算する。そして、その値から補正データL2を差し引いた値Tを演算し、その値Tを重送検知動作を行うタイミングとする(S106)。
シート先端がジャム検知センサ16をONしてから(ジャム検知センサ16がシートの先端を検知してから)、重送検知動作を行うまでの所定時間T(値T)は、以下のように算出される。
まず、シート先端がジャム検知センサ16をONしてからシート後端が重送検知センサ12に到達する時間をtとすると、t=(L1+L3)÷Vと演算できる。
また、重送検知タイミングTは、時間tから補正距離データL2分の搬送時間を差し引いた時間であり、T=t−(L2÷V)と演算できる。したがって、T=(L1+L3−L2)÷Vとなる。
次に、シートがジャム検知センサ16をONしたか否かを確認し(S107)、ONしていなければ、シート先端がジャム検知センサに到達していないと判断し、S106に戻る。ジャム検知センサ16がONすれば、シート先端が到達したことを判断し、S108へ進む。S108では、S106において演算した時間Tが経過したか否かを判断し、時間Tを経過していなければ、S108の処理を繰り返す。S108において、時間Tを経過したことを確認すると重送検知センサ12を動作させ、シートの重送の有無を判断する(S109)。
時間Tを経過したことを確認し、重送検知センサ12によりシートの後端側で、重送の有無を判断する。これにより、例えば、シートが、図4(b)で説明した“完全重送”、図4(c)で説明した“連れ重送”のいずれで搬送されたとしても、確実にシートの重送を判断することが可能となる。
“完全重送”の場合は、シート重送検知領域は、シート先端からシート後端までの全ての距離aであり、重送検知センサ12がシート重送範囲全てで重送を判断することが可能である。また、“連れ重送”の場合は、シート重送検知領域は、b2しかないが、S106で演算したTを用いることにより、必ず、シートの後端側から先端側の所定の距離で、重送判断を行う。これにより、1回の重送検知判断で確実にシートが重送しているか否かを判断することが出来る。
従って、連れ重送の場合、重送検知のタイミングによって、重送検知の判断を誤ってしまうことを抑制できる。また、連れ重送を検知するために、シートが重送検知センサ位置にある間中、絶えず重送検知を行いつづける必要もない。このため、不要に重送検知センサを動作させることが無くなり、部品寿命を延ばすことができる。
なお、検知開始タイミングTは、少なくともシートの搬送方向の中央部が重送検知センサ12を通過した後とするように補正データL2を設定する。これにより、シート全体に渡って重送を検知する構成に比べて、不要に重送検知センサを動作させる時間を半分以下に短縮でき、部品寿命を延ばすことができる。また、重送を検知する時間を十分に確保でき、確実に重送を検知できる。
S110において、重送と判断しなければ、S111でプリント終了か否かを判断し、プリント終了でなければ、後続シートの重送検知を行う為に、順次S105から処理を繰り返す。
S110において重送と判断した場合は、異常発生とし、プリント中断等の異常処理S112を行い重送検知制御を終了する(S113)。また、S111でプリント終了を判断した場合も後続シートが無い為、重送検知制御を終了する。
本実施例では、重送検知方法を特定せずに説明したが、例えば、発信、受信が一対の超音波センサを用いてシート間の超音波の減衰具合により重送を判断する方法を用いることができる。また、搬送ローラ対間の距離を測定して所定のローラ間距離よりも大きければ重送と判断する方法を用いることができる。また、シートの表裏に発光、受光のフォトセンサをそれぞれ設け、シートに対する光の透過量の変化により重送を判断する方法を用いることができる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 本実施形態に係る画像形成装置の制御部のブロック図である。 操作パネルの外観図である。 重送種類の説明図である。 重送検知制御を示すフローチャートである。
符号の説明
P…シート、R1、R2…搬送ローラ対(シート搬送手段)、12…重送検知センサ(重送検知手段)、16…ジャム検知センサ(シート有無検知手段)、18、22…モータ、20…ジャム検知センサ、100…複写機、101…複写機本体、102…プラテンガラス、104…スキャナユニット、105〜107…ミラー、108…レンズ、109…イメージセンサ、110…露光制御部、111…感光ドラム、112…排出トレイ、113…現像器(現像手段)、114、115…カセット、116…転写部、117…定着部、118…排出ローラ対、121…フラッパ、122…パス、124…両面搬送パス、125…手差し給送部、200…イメージリーダ、300…プリンタ、500…フィニッシャ、603…テンキー、605…複写開始キー、607…コピーシート選択キー(指定手段)、608、609…定形変倍キー、610…等倍キー、611、612…複写濃度キー、613…AEキー、614…排出方法選択キー、616…オート変倍キー、617、618…ズームキー、619…リカバリーキー、626…両面キー、629…表紙モード設定キー、701…メッセージディスプレイ、800…複写制御部、801、901…CPU(演算手段)、802、902…ROM、803、903…RAM(記憶手段)、804…I/O、805、907…インターフェース、900…通信制御部、905…回線接続後モデム、906…NCU、908…外部通信回線、909…ロータリスイッチ、1000…原稿給送装置、1701…トレイ、1704…シフター、1900…インサータ

Claims (4)

  1. シートを搬送するシート搬送手段と、
    シートの搬送方向の長さ情報を指定する指定手段と、
    シートの有無を検知するシート有無検知手段と、
    このシート有無検知手段よりシート搬送方向下流側に配置され、シートが重送していることを検知する重送検知手段と、
    前記シート搬送手段によるシートの搬送速度の情報と、前記指定手段からのシートの長さ情報とから、シートの後端より所定量前の位置が前記重送検知手段に到達する検知開始タイミングを演算する演算手段と、を有し、
    前記重送検知手段は、前記演算手段で演算した検知開始タイミングでシートの重送検知を開始することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記シート搬送手段の搬送速度V、前記シート有無検知手段と前記重送検知手段との距離L1、前記指定手段からのシート長さ情報であるシート長さL3、前記所定量L2の各データを記憶する記憶手段を有し、
    前記演算手段は、前記記憶手段に記憶されたデータに基づいて、前記シート有無検知手段がシートの先端を検知したタイミングから所定時間T(T=(L1+L3−L2)÷V)経過後を、前記検知開始タイミングとして演算することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記検知開始タイミングは、シートの搬送方向の中央部が前記重送検知手段を通過した後であることを特徴としたシート搬送装置。
  4. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部にシートを搬送する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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