JP2010128364A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジャム処理終了後の印刷再開において、用紙を無駄にせず、ページがとばされて印刷されるリカバリミスが会ったかの確認を容易なものとする。
【解決手段】画像形成装置は、画像を形成する画像形成部7と、画像データの回転処理を行う回転処理部97と、用紙Pを収容、供給する給紙部5と、用紙Pの存在を検出する用紙検出体と、制御を行う制御部9と、を有し、制御部9は、用紙センサSを用いて、用紙Pの搬送路6でのジャムを検出した際に印刷動作を停止させるとともに、用紙Pのジャムを解消するジャム処理の終了を認識し、ジャム処理終了後、中断されたジョブを再開する際、回転処理部97は、再開される印刷に用いる画像データに対し回転処理を施し、制御部9は、回転処理後の画像データに基づき、画像形成部7に印刷を行わせる。
【選択図】図6

Description

本発明は、複写機、複合機、プリンタ等の画像形成装置に関するものであって、ジャム発生により、中断した印刷ジョブの再開時の動作に関する。
一般に、複写機、複合機、プリンタなどの画像形成装置では、用紙の重送や斜行、摩擦等による用紙の帯電に起因する搬送経路上の回転体への巻き付き等、多様な要因により、印刷中に、用紙の搬送路上で用紙の詰まり(ジャム)が発生する場合がある。ジャム発生時、印刷動作は一時中断し、使用者が搬送路内に残留する用紙の除去を行う。その後、中断された印刷動作が、ジャムが生じたページから再開される。このジャム処理終了後の印刷再開に関する発明が、例えば、特許文献1に記載されている。
具体的に、特許文献1には、用紙に画像を形成するとともに、画像形成済の用紙を排出トレイに排出する画像形成装置であって、画像形成動作中に異常が発生した場合に、異常発生時に排出トレイに排出された画像形成済みの用紙の積層位置を明示する所定の用紙を排出トレイに排出させる制御手段を備える画像形成装置が記載されている。又、異常の具体例としては、用紙のジャムが挙げられ、所定の用紙としては、タブ付き用紙や、大きなサイズの用紙や、積層位置を特定可能なジョブ情報が印刷された用紙が挙げられている(特許文献1:請求項1、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7等参照)。
特開2006−071709
ここで、特許文献1における画像形成装置は、ジャム発生時の状況によって、ジャム処理終了後の印刷再開において、ジャムの発生したページがとばされて印刷されるリカバリミスの発生を防ぐため、排出トレイに排出された用紙束のなかで、印刷再開のあった位置の目印として、所定の用紙(タブ付き用紙、大サイズ用紙、ジョブ情報が印刷された用紙)を排出する。
しかし、所定の用紙は、あくまで目印にすぎない。しかも、いずれも画像形成装置内を通って排出され、印刷に用いることができないほど、熱やローラ等でダメージを受けてしまう場合がある。そして、ダメージを受けた用紙はもはや印刷に用いることができず、目印とするためだけに、用紙を無駄に費やすという問題がある。又、所定の用紙は、繰り返し使うほどダメージが大きくなり、所定の用紙がジャムの原因ともなり得る。
又、所定の用紙を給紙部に戻す場合、使用者がその作業を行わなければならず、又、給紙中であれば給紙完了まで戻すことを待たなければならない。従って、使用者に取って利便性が悪いという問題がある。尚、特許文献1記載の発明では、リカバリミスの確認はできるのみであり、リカバリミスがあった場合、使用者は、そのページの印刷設定作業が別途必要となるという利便性の悪さがある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、ジャム処理終了後の印刷ジョブの再開において、用紙を無駄にすることなく、ページがとばされて印刷されたか否かの確認を容易なものとし、又、ページがとばされて印刷されるリカバリミスがあった場合、そのページの印刷を容易なものとし、その結果、使用者の利便性を高めることを課題とする。
上記課題解決のため、請求項1に係る画像形成装置は、画像データに基づき、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像データの回転処理を行う回転処理部と、画像形成用の用紙を収容、供給する1又は複数の給紙部と、機内での用紙の搬送路の経路上に設けられ用紙の存在を検出する用紙検出体と、各部の制御を行う制御部と、を有し、前記制御部は、前記用紙検出体を用いて、用紙の前記搬送路でのジャムを検出した際に印刷動作を停止させるとともに、ジャムを解消するジャム処理の終了を認識し、ジャム処理終了後、中断されたジョブを再開する際、前記回転処理部は、再開される印刷に用いる画像データに対し回転処理を施し、前記画像形成部は、回転処理後の画像データに基づき、印刷を行うこととした。
この構成によれば、制御部は、回転処理後の画像データに基づき、画像形成部にジャム処理終了後の印刷を再開させるので、印刷再開後に印刷された用紙は、ジャム発生前のものと画像の向きが変わる。従って、排出された用紙のうち、どの部分で印刷が再開されたかを容易に把握でき、ジャム発生で印刷がとばされたページがないかの確認が容易になる。しかも、印刷の再開位置の目印とするため、無駄な用紙を消費することもない。
又、請求項2に係る発明は、請求項1記載の発明において、前記給紙部は、収容される用紙のサイズ及び縦横の方向を検出するための用紙サイズ検出体を有し、ジャム処理終了後、中断されたジョブを再開する際、前記制御部は、前記用紙サイズ検出体を用いて、停止前に給紙をしていた前記給紙部以外に同じサイズの用紙を収容する他の給紙部が存在するかを確認し、前記他の給紙部が存在し、かつ、収容された用紙の縦横の方向が、停止前に給紙をしていた前記給紙部と異なる場合、前記制御部は、前記他の給紙部から給紙を行わせ、前記回転処理部は、再開される印刷に用いる画像データに対し90度又は270度の回転処理を施し、前記他の給紙部が存在しない場合、及び、前記他の給紙部が存在しても収容された用紙の縦横の方向が停止前に給紙をしていた前記給紙部と同じ場合、前記制御部は、停止前に給紙をしていた前記給紙部から給紙を行わせ、前記回転処理部は、再開される印刷に用いる画像データに対し180度の回転処理を施すこととした。
この構成によれば、画像の方向が、印刷停止前と印刷再開後とで明確に変わるから、ジャム処理終了後に印刷が再開された位置を明確に知ることができる。従って、使用者は、ジャム発生で、ページがとばされて印刷されていないかを容易に確認することができる。
又、請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の発明において、ジャム処理終了後、中断されたジョブを再開する際、前記制御部は、1枚目のみを印刷して、印刷動作を停止させることとした。この構成によれば、制御部は、再開された印刷の1枚目が機外に排出された時点で、印刷動作を停止させるので、使用者は、ジャム発生によって、ページがとばされて印刷されたか否かを直ちに確認することができる。
又、請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の発明において、実行中の印刷ジョブの画像データをジョブが完了するまで記憶しておく記憶部と、ジャム処理終了後、中断されたジョブの再開印刷でとばされたページがないかの確認表示を行う表示部と、中断されたジョブの再開印刷でとばされたページがある場合、とばされたページの印刷を指示する指示部を有することとした。
又、請求項5に係る発明は、請求項1乃至3の発明において、前記制御部と接続され、装置と外部の端末とを通信可能に接続するための通信部と、実行中の印刷ジョブの画像データをジョブが完了するまで記憶しておく記憶部と、を備え、前記制御部は、前記通信部から前記端末に向けて、ジャム処理終了後、中断されたジョブの再開印刷でとばされたページがないかの確認表示を前記端末のディスプレイに表示させるための表示用データを送信させ、前記制御部は、前記通信部を介して、とばされたページの印刷指示を受け付け、指示されたページの印刷を前記画像形成部に行わせることとした。
これら請求項4と請求項5の構成によれば、ジャム発生によって、ページがとばされて印刷された場合、使用者は、とばされたページについて容易に再印刷の指示を実行することができる。
又、請求項6に係る発明は、請求項3乃至5の発明において、中断されたジョブが再開され、1枚目のみを印刷して、印刷動作を停止した際に、以降のページの印刷をキャンセルするための入力部を有することとした。
ジャム処理では、用紙の未定着トナーが搬送路等に散ってしまった場合や、画像が斜めに印刷されるなど、そのまま印刷を続行しない方が良いと認められる場合があるところ、この構成によれば、1枚目のみを印刷して、印刷動作を停止した際に、以降のページの印刷をキャンセルするための入力部を有するので、再開後の1枚目の印刷物が汚れている場合など、再開後の印刷をキャンセルすることができる。
上述したように、本発明によれば、ジャム処理終了後、再開された印刷で最初に出力されたページの位置が、用紙を無駄にすることなく明確に示され、使用者は、ジャム発生によりページがとんでいないか容易に確認できる。
以下、本発明の第1の実施形態を、図1〜6を参照しつつ、複合機1(画像形成装置に相当)を例に挙げて説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
(複合機1の概略構成)
まず、図1に基づき、本発明の第1の実施形態に係る複合機1の概略を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る複合機1の模型的正面断面図である。
図1に示すように、本実施形態の複合機1は、正面上方に機能設定のため操作パネル2が設けられ(図1において破線で図示、表示部、指示部、入力部に相当)、最上部には原稿搬送装置3が設けられ、複合機本体内には、画像読取部4、給紙部5、搬送路6、画像形成部7、定着部8等が設けられる。
尚、本発明におけるジャム処理に関し、図1に示すように、例えば、複合機1の筐体の側面に、側面カバー1b、1cが設けられ、開閉可能であり、開ければ、搬送路6が露出し、ジャム処理を行うことができる。又、開閉を検出するスイッチSW1、SW2(例えば、インターロックスイッチ)を設けることができる。又、側面カバー1b、1cに加え、複合機1の正面部分を露出させる正面カバー(不図示)が設けられても良い。
図1に示す原稿搬送装置3は、コピーを行う原稿を複数載置可能な原稿トレイ31、複数の原稿搬送ローラ対32、原稿搬送路33、原稿排出トレイ34を備え、原稿トレイ31上の原稿を1枚ずつ原稿搬送路33に送り出す。送り出された原稿は、画像読取部4上面の送り読取用コンタクトガラス41a(読み取り位置)に接するように自動かつ連続的に搬送され、最終的に原稿排出トレイ34に排出される。又、原稿搬送装置3は、紙面奥側設けられた支点(不図示)により、上方に持ち上げ可能であり、例えば書籍等の原稿を画像読取部4の上面の載置読取用コンタクトガラス41bに載せることもできる。
前記画像読取部4は、原稿を読み取り、原稿の画像データを生成する。そして、画像読取部4の上面にコンタクトガラス41(41aと41bの2種)が設けられ、その内部には、水平方向(図1で言えば、左右方向)で移動する移動枠(露光ランプ、ミラー等を具備)、レンズ、イメージセンサ(例えば、CCD)等の光学系部材(いずれも不図示)が設けられる。例えば、原稿搬送装置3で連続的に原稿を読み取る場合、送り読取用コンタクトガラス41aの下方に移動枠を固定し、原稿の反射光をレンズ、イメージセンサに導く。又、載置読取用コンタクトガラス41bに載置された原稿を読み取る場合には、移動枠を水平方向に移動させて、原稿の反射光をレンズ、イメージセンサに導く。
そして、これら光学系部材を用い、原稿に光を照射し、その原稿の反射光を受けたイメージセンサの各画素の出力値をA/D変換し、画像データを生成する。そして、複合機1は、読取られた画像データに基づき印刷可能である(コピー機能)。
本実施形態のプリンタ1では、画像形成用の用紙Pを収容、供給する1又は複数の給紙部5としてのカセット51が、計3つ(上から51a、51b、51cの順)垂直方向に積まれる。各カセット51は、各種(例えば、プリンタ用紙、再生紙、厚紙、OHPシート、ラベル用紙等)、各サイズ(例えば、A4、A3、B4、B5、レターサイズ等)の用紙Pを複数、積載して収容する。例えば、3つのカセット51には、全て同じサイズ(例えば、A4)の用紙Pを収容することができ、カセット51aとカセット51bは縦横同じ方向に用紙Pが載置され、カセット51cは、カセット51aとカセット51bとは、用紙Pの縦横の方向を違えて用紙Pが収容されるようにすることができる。
又、各カセット51には、用紙供給のため回転駆動する給紙ローラ52(図1において、上より、52a、52b、52cの順)が、各カセット51上部の用紙搬送方向(図1において破線矢印で図示)下流側にそれぞれ設けられる。又、各カセット51内には、それぞれ、用紙Pを載置するための昇降板53(図1において、上より、53a、53b、53cの順)が設けられる。これら各昇降板53は、用紙搬送方向下流側の端部が上下方向に移動し、例えば、弾性体により上方向に付勢され(モータ等を用いてもよい)、最上位の用紙Pは、各給紙ローラ52に当接する。そして、印刷時、各給紙ローラ52のいずれかが回転駆動し、用紙Pが供給される。
又、各昇降板53には、用紙載置位置規制のため、規制部材54、55が設けられる。各カセット51において、用紙Pの上下方向(図1の紙面奥行き方向)の規制用の規制部材54(図1において、上より、54a、54b、54cの順)と、左右方向規制用の規制部材55(図1において、上より、55a、55b、55cの順)の2種の規制部材が設けられる。そして、各規制部材54、55は、スライド可能で、収容する用紙束の端面に当接するように移動させることができる。特に、規制部材54は、用紙Pを挟み込むように一対であり(図1では、紙面奥側は不可視)、連動してスライドする。又、給紙部5としての各カセット51には、収容される用紙サイズ及び縦横の方向を検出するため、各カセット51の下方に用紙サイズセンサ56(図1において、上より、56a、56b、56cの順。用紙サイズ検出体に相当)が設けられる。
具体的に、各規制部材54、55は、それぞれ用紙サイズセンサ56と接続される。用紙サイズセンサ56は、例えば、可変抵抗と分圧用の抵抗と、これらに電圧を印加する電源で構成できる。そして、各規制部材54、55のスライド量(位置)に応じ、可変抵抗のボリュームを動くようにし、可変抵抗の抵抗値変化で、用紙サイズセンサ56の出力電圧が変化することを利用して用紙サイズと、縦横の方向が検出される。尚、用紙サイズセンサ56は、可変抵抗式ではなく、複数の光センサで各規制部材54、55の位置を検出するものでもよく、用紙サイズ、載置方向を検出できればよい。
次に、搬送路6は、給紙部5から排出トレイ61まで、装置内で用紙Pを搬送する通路である。そして、搬送路6に、用紙Pの案内のためのガイド板62や、用紙搬送時に回転駆動する複数の搬送ローラ対63(図1では、上方から、63a、63b、63cの計3つを図示)や、搬送される用紙Pを画像形成部7の手前で待機させ、トナー像形成のタイミングを合わせ送り出すレジストローラ対64等が設けられる。
画像形成部7は、画像データに基づき、用紙Pに、画像データに基づきトナー像を形成し、搬送される用紙Pにトナー像を転写して画像を形成する。尚、画像データには、画像読取部4で取得された原稿の画像データや、複合機1に接続されるユーザ端末100(図3参照)からの送信画像データが利用される。そのため、画像形成部7は、図1中に示す矢印方向に回転駆動可能に支持された感光体ドラム71や、その周囲に配設された帯電装置72、露光装置73、現像装置74、転写ローラ75、清掃装置76等を備える。
トナー像形成及び転写プロセスを説明すると、画像形成部7の略中心で、所定方向に回転駆動する感光体ドラム71を、図1において、感光体ドラム71の右斜上方の帯電装置72が所定電位に帯電させる。露光装置73は、図1において、帯電装置72の右側方に設けられ、画像データに基づき、レーザ光Lをから出力し、感光体ドラム71表面を走査露光して画像データに応じた静電潜像を形成する。
そして、図1において、感光体ドラム71の右斜下方の現像装置74は、感光体ドラム71に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する。感光体ドラム71の左方の転写ローラ75は感光体ドラム71に圧接し、ニップを形成する。そして、トナー像にあわせ、レジストローラ対64がタイミングを図り、用紙Pをニップに進入させる。用紙Pとトナー像のニップ進入時、転写ローラ75には所定の電圧が印加され、用紙Pに感光体ドラム71上のトナー像が転写される。清掃装置76は、転写後に感光体ドラム71に残留するトナー等を除去する。
定着部8は、用紙Pに転写されたトナー像を定着させる。本実施形態における定着部8は、主として発熱体を内蔵する加熱ローラ81と加圧ローラ82で構成される。加熱ローラ81と加圧ローラ82は圧接しニップを形成する。そして、用紙Pが、このニップを通過することで、トナーが溶融・加熱され、トナー像が用紙Pに定着する。トナー定着後の用紙Pは、排出トレイ61が受け止める。このようにして、コピー機能、プリンタ機能の利用時、画像形成(印刷)が行われる。
そして、本実施形態の複合機1では、機内での用紙Pの搬送の経路上に設けられ、用紙Pの存在を検出し、用紙Pのジャム発生検出に用いられる複数の用紙センサS(Sa〜Se、用紙検出体に相当)が設けられる。例えば、複合機1の上方から、用紙排出口65の近傍に用紙センサSaを、定着部8の入口(出口でも良い)の近傍に、用紙センサSbを、レジストローラ対64の用紙搬送方向上流側近傍に用紙センサScを、カセット51bの出口部分(搬送ローラ対63bの用紙搬送方向上流側近傍)に用紙センサSdを、カセット51cの出口部分(搬送ローラ対63cの用紙搬送方向上流側近傍)に用紙センサSeを、設けることができる。
次に、図1及び2に基づき、本発明の第1の実施形態に係る操作パネル2を説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係る操作パネル2の一例を示す平面図である。
図1及び図2に示すように、複合機1の正面上方に設けられる操作パネル2は、タッチパネルを備え、数量等の数字を入力するためのテンキー部21や、動作の実行開始を指示するスタートキー22や、動作の実行をストップ、クリア、キャンセルするためのクリアキー23等が配される。又、操作パネル2は、複合機1の状態や各種メッセージを表示する液晶表示部24(液晶パネル)を備える。例えば、液晶表示部24は、ジャムの発生のエラー表示を行う。又、液晶表示部24は、メッセージの他、機能の選択、設定を行うためのキーを1又は複数表示し、使用者は、表示されたキーを押下して、複合機1の機能に関し、各種設定を行うことができる。尚、押されたキーは、タッチパネルで特定される。
次に、図3に基づき、本発明の第1の実施形態に係る複合機1のハードウェア構成について説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係る複合機1の構成の一例を示すブロック図である。
複合機1内には、各部の制御を行う制御部9が設けられ、制御部9は、複合機1の動作を制御し、例えば、CPU91、記憶部92、計時部93、画像処理部94等で構成される。CPU91は、中央演算処理装置であって、記憶部92に格納され、展開される制御プログラムに基づき複合機1の各部を制御する。記憶部92は、ROM、RAM、HDD等の不揮発性と揮発性の記憶装置を組み合わせて構成される。この記憶部92には、複合機1の制御用プログラム、制御用データ、設定データ、画像データ等の各種データを記憶できる。特に、本発明に関し、記憶部92は、ジャム発生時、及び、ジャム処理終了後の複合機1の動作を制御するためのプログラムを記憶する。又、計時部93は、給紙タイミングやジャム発生検出等、複合機1を制御する上で必要な時間を計時する。
そして、画像処理部94は、画像読取部4で読み取られた画像データや、記憶部92に記憶される画像データや、ユーザ端末100や相手方のFAX装置200と送受信される画像データに対し、各種画像処理を施す。例えば、画像処理部94は、画像処理向けに複数機能(例えば、拡大・縮小機能、濃度変更機能、複数ページの画像を1枚に集約する集約機能等)の回路を1つにまとめた集積回路であるASIC95や、画像処理前や画像処理後の画像データを一時的に記憶する作業領域としての画像メモリ96等で構成できる。
本実施形態の複合機1では、画像処理部94内に、ASIC95内や、又は、ASIC95とは別に、回転処理部97が設けられる。回転処理部97は、画像データの回転処理を行い、例えば、画像データを90度、180度、270度の角度で回転させることができ、回転角度に応じて、画像データ内の各画素の位置を移動させる。又、回転処理部97は、例えば、CPUと記憶部92でプログラムにより、ソフトウェア的に実現されても良いし、画像処理部94内のASIC95のように、ハードウェア的に実現されてもよい。尚、画像処理部94の実行する画像処理は非常に多様であり、公知の画像処理を適用できるので、他の画像処理について説明は、特に説明するものを除き割愛する。
そして、画像処理後の画像データは、適宜、データ形式を変換されつつ、例えば、画像メモリ96から露光装置73に向けて送信される。露光装置73は、この画像データに応じ、トナーをのせるべき画素と、のせるべきでない画素でレーザ光の点消灯を切り換え、静電潜像を形成する。
又、制御部9は、操作パネル2、原稿搬送装置3、画像読取部4、給紙部5、搬送路6、画像形成部7、定着部8等の各部と信号線等で接続され、複合機1の動作を制御する。更に、制御部9は、各種コネクタ、ソケット等を備えたインターフェイスとしてのI/F部98と接続される。I/F部98は、ネットワークや公衆回線等により複数のユーザ端末100(図3では便宜上1つのみ図示)や相手方のFAX装置200と、複合機1とを接続する。例えば、画像読取部4で得られた画像データをユーザ端末100や相手方FAX装置200(インターネットFAXでもよい)に送信することができる(スキャナ機能、FAX機能)。又、ユーザ端末100や相手方FAX装置200から送信される画像データに基づき印刷、FAX送信等を行うこともできる(プリンタ機能、FAX機能)。
更に、制御部9は、搬送路6内での用紙Pを検出するための用紙センサS(Sa〜Se)が接続され、各用紙センサSの出力から、搬送路6での用紙搬送状況を把握する。又、制御部9は、スイッチSW1、SW2と接続され、このスイッチSW1、SW2の状態から、複合機1の側面カバー1b、1cの開閉状態を把握できる(例えば、スイッチSW1、SW2がONなら閉状態、OFFなら開状態)。
又、制御部9は、各カセット51内の各用紙サイズセンサ56とも接続され、各用紙サイズセンサ56の出力値から、各カセット51に収容される用紙Pのサイズと縦横の方向を認識する。尚、各カセット51には、各カセット51の動作を制御し、制御部9と接続されるコントローラ(不図示)を設け、このコントローラに各用紙サイズセンサ56を接続して用紙サイズ等を判断させ、その判断結果を制御部9が受け取っても良い。尚、制御部9は、各カセット51に収容される用紙サイズ、縦横の方向を、使用者による操作パネル2への入力で認識しても良い。
(ジャム発生の検出とジャム処理)
次に、図1及び図3を利用しつつ、本発明の第1の実施形態に係る複合機1のジャム発生検出と基本的なジャム処理を説明する。
画像読取部4やユーザ端末100から得た画像データ、記憶部92に記憶される画像データ等を印刷する場合、用紙Pの斜行、重送、静電気による各ローラ、回転体への巻き付き、各カセット51での用紙セットミス等、多様な理由で、搬送中の用紙Pが、搬送路6(搬送経路上)内で詰まる(ジャム)場合がある。ジャム発生にもかかわらず、用紙Pの搬送を続ければ、次々に用紙Pが詰まるだけであるので、本実施形態の複合機1は、ジャムを検出すれば、制御部9は、印刷動作を停止させる。
そして、各用紙センサSは、例えば、透過型や反射型の光センサで構成でき、各用紙センサSの設置位置への、用紙到達、通過を検出する。例えば、各用紙センサSは、LED等の発光部に、フォトダイオード等の受光部を向かい合わせ、発光部と受光部の間に、搬送される用紙Pに接し、用紙搬送方向と平行な方向で回動する遮光板で構成できる。この構成では、搬送されてきた用紙Pが遮光板を回動させ、それにより遮光状態が解除され、受光部の出力(電圧、電流)が変化する。尚、搬送される用紙Pを挟むように発光部と受光部を設け、用紙Pが搬送されると、受光部への光の入射が遮られる用紙センサSでもよい。尚、用紙センサSは、用紙Pの存在を検出できれば良く、光センサに限らない。
図3に示すように、各用紙センサSの出力は、制御部9に入力される。制御部9は、各用紙センサSの出力の変化から、各用紙センサSの設置位置への用紙到着を認識する。又、用紙到着を認識した後、各用紙センサSの出力の変化から、制御部9は、各用紙センサSの設置位置からの用紙後端の通過を認識する。これにより、制御部9は、用紙搬送状況を把握できる。
そして、例えば、制御部9は、各用紙センサSの出力を監視し、各用紙センサSが用紙到着を検出すべき時間であるのに、用紙到着を検出しない場合、ジャム発生と判断する。又、制御部9は、各用紙センサSが用紙Pの通過を検出すべき時間であるのに、用紙Pの通過を検出しない場合、ジャム発生と判断する。時間の計時については、制御部9は、計時部93に計時を行わせてジャム発生を判断、検出してもよいし、CPU91が計時機能を有すれば、その計時機能を利用しても良い。そして、制御部9は、ジャム発生と判断すると、用紙搬送、給紙、画像形成など、印刷動作を全て停止させ、操作パネル2の液晶表示部24にジャム発生の旨を表示して、使用者に報知する。
次に、ジャム発生時のジャム処理作業を説明すると、使用者は、ジャム処理作業では、複合機1の側面カバー1b、1cや正面カバー(不図示)等を開け、搬送路6を露出させ、ジャムを生じさせた用紙Pを含め、搬送路6に残留する用紙Pの全てを取り除く。又、各カセット51を取り出し、各カセット51での用紙Pの載置が適切かを確認する。そして、制御部9は、用紙Pの除去後、各カバーが閉じられたことをスイッチSW1、SW2で、検出する。全てのカバーが閉じられた後、制御部9は、各用紙センサSを用いて、搬送路6内に残留する用紙Pがないことを確認できれば、制御部9は、ジャム状態が解消されたと認識する。このように、制御部9は、各用紙センサSを用いて、用紙Pの搬送路6でのジャムを検出した際に印刷動作を停止させるとともに、用紙Pのジャムを解消するジャム処理の終了を認識する。
そして、制御部9は、ジャムが解消され、ジャム処理終了と判断した後、印刷を再開させる(リカバリ動作)。尚、リカバリ動作では、基本的に、印刷は、ジャムにより印刷できなかった用紙Pから再開される。例えば、10ページを印刷するジョブがあり、5枚目でジャムが発生し、排出トレイ61に排出されなかった場合、ジャム処理終了後、リカバリ動作では、5枚目から印刷が再開される。
しかし、ジャムの状況によって、正確にリカバリ動作ができず、印刷結果物のうち、例えば、ジャムが生じたページ(ジャム発生により排出されなかったページ)など、一部のページが印刷されずとばされてしまうことがある。上記の例を用いれば、10ページ分を印刷するジョブがあり、5枚目の排出前にジャムが発生した場合、5枚目がとばされ、その結果、最終的に印刷されたページは1〜4と6〜10の計9ページとなる場合がある。
制御部9は、各用紙センサSの出力を確認して、印刷が完了し、排出された用紙Pの枚数を把握して、ジョブの進行状況を認識するが、複数種の画像処理を組み合わせた場合(大きな作業領域が必要となるため)、1ページあたりの画像データが大きい場合、画像データ送信を複数のユーザ端末100から受けた場合など、画像メモリ96のオーバーフローが生ずる畏れがある場合、画像形成装置の中には、画像処理部94で画像データを処理した時点で(例えば、露光装置73への送信と同時に)、そのページの画像データを破棄してしまうことがある。この場合、ジャムが生じて再印刷の必要のある画像データは、画像形成装置内から既に消去されているので、リカバリ時、消去されたページをとばして印刷を再開するしかない場合がある。又、機内に設けられる用紙センサSの個数やプログラムの仕様等により、実際には、ジャムが生じたページを排出トレイ61に排出していないにもかかわらず、排出したと判断する画像形成装置も存在しうる。
この様な理由から、ジャム処理終了後の印刷で、1ページ分、場合により複数ページとばされてしまうというリカバリのミスが生じてしまう場合がある。しかし、本実施形態の複合機1では、リカバリミス発生の有無の確認を容易なものとし、又、ページがとばされて印刷されるリカバリミスがあった場合、そのページの印刷を容易なものとする点に特徴があるので、以下、説明する。
(本発明のリカバリ動作)
次に、図4乃至図6に基づき、本発明の第1の実施形態に係る複合機1でのジャム処理終了後のリカバリ動作の一例を説明する。図4は、本発明の第1の実施形態に係る複合機1でのジャム発生時の制御の流れの一例を示すフローチャートである。図5は、本発明の第1の実施形態に係るジャム処理終了後、再開された印刷での画像の方向の一例を示す説明図である。図6は、本発明の第1の実施形態に係る液晶表示部24などに表示されるリカバリ動作の確認表示の一例である。
まず、第1の実施形態では、ジャム処理終了後、印刷を再開した際、実行中のジョブをひとまず全て印刷し、その後、とばされたページがないか(リカバリミスがないか)を確認する場合を説明する。
そして、図4のフローチャートにおけるスタートは、制御部9が、ジャム発生を検出し、印刷動作が停止した時点である。このジャムが発生した時点で、制御部9は、実行中の印刷ジョブの画像データをジョブ完了まで記憶部等に記憶させておく(ステップ♯1)。言い換えると、実行中のジョブの画像データは、ジョブが全て完了するまで破棄しない。尚、記憶部させておく画像データは、ジョブのうち、ジャムが発生したページ以降の画像データとできる。
もし、印刷中のジョブの画像データのサイズが大きい場合や、ユーザ端末100や画像読取部4が原稿読み取りを実行していて、記憶部92の揮発性メモリ(例えば、RAM)や、画像メモリ96でオーバーフローが生ずる畏れがある場合、印刷中のジョブの画像データは、容量の大きい不揮発性メモリ(例えば、HDD)に記憶されてもよい。又、画像メモリ96の容量に余裕があるならば、画像メモリ96内で、ジャムが発生したページ以降の画像データをロックして記憶状態を維持しても良い。又、ジャム発生時に記憶する内容として、画像データの他に、印刷における設定情報を含めても良い。例えば、印刷での、用紙サイズや、濃度調整設定、拡大・縮小設定、集約設定等、操作パネル2等で設定可能な機能に関する情報が、印刷における設定情報として扱われる。又、オーバーフローの危険性をなくすため、印刷ジョブの画像データや設定情報は、必ず記憶部92の不揮発性メモリ(例えば、HDD)に記憶されるようにしてもよい。
次に、制御部9は、各スイッチSW1、SW2や各用紙センサSの出力を確認して、使用者によるジャム処理が完了したか確認を行う(ステップ♯2)。この確認は、ジャム処理の完了が認識されるまで続けられる(ステップ♯2のNo)。一方、ジャム処理の完了が確認されれば(ステップ♯2のYes)、制御部9は、各カセット51に収容される用紙サイズと縦横の載置方向を確認する(ステップ♯3)。
そして、制御部9は、現在、停止中のジョブで給紙を行っているカセット51以外に、同じサイズの用紙Pが収容されているカセット51があるかを確認する(ステップ♯4)。尚、現在停止中のジョブで使用するカセット51は、コピー機能使用の場合、使用者の操作パネル2への入力設定等で決定され、プリンタ機能使用の場合、使用者は、ユーザ端末100にインストールされた複合機1のドライバソフトウェアを操作して印刷時に使用するカセット51を設定可能である。
同サイズを収容するカセット51があれば(ステップ♯4のYes)、制御部9は、そのカセット51の用紙Pの縦横の載置方向が、現在、停止中のジョブで給紙を行っていたカセット51の用紙Pの縦横の載置方向と異なるかを確認する(ステップ♯5)。
そして、各カセット51での用紙Pの縦横の方向が異なるならば(ステップ♯5のYes)、回転処理部97は、印刷再開時に1ページ目に印刷する、ジャムが生じたページの画像データに対し、90度又は270度の回転処理を施す(ステップ♯6)。そして、制御部9は、用紙Pの縦横の方向が異なるカセット51から(直前に給紙していたカセット51とは異なる他のカセット51から)給紙を行わせ、回転処理後の画像データに基づき、1ページ分の印刷を再開する(ステップ♯7)。
ステップ♯6及びステップ♯7による印刷再開の状況を、図5(a)を用いて説明する。図5(a)は、画像データを90度又は270度回転させて、印刷を再開した場合の画像の方向を示す説明図である。ステップ♯6及びステップ♯7での印刷再開処理では、直前まで印刷していた用紙Pとは、サイズは同じであるが、縦横の方向が異なる用紙Pを用いて印刷する。従って、印刷再開により排出された用紙PBは、ジャム発生前に排出された用紙PAに対し、明らかに異なる態様で積み重ねられる。これにより、排出トレイ61に積み重ねられた印刷済用紙束のうち、ジャム処理終了後、最初に印刷されたページの位置を容易に知ることができる。従って、使用者は、ジャム発生で1又は数ページ分、とばされて印刷されていないかを容易に確認できる。
一方で、同じサイズの用紙Pを収容するカセット51がない場合、及び、各カセット51での用紙Pの縦横の方向が同じ場合(ステップ♯4のNo、ステップ♯5のNo)、回転処理部97は、印刷再開時に1ページ目に印刷するページの画像データに対し、180度の回転処理を施す(ステップ♯8)。そして、制御部9は、停止前から使用していたカセット51から給紙を行わせ、回転処理後の画像データに基づき、1ページ分の印刷を再開する(ステップ♯9)。尚、直前に使用していたカセット51以外に、収容された用紙Pの縦横の方向が同じカセット51があれば、給紙元を切り換えることは可能である。
ここで、ステップ♯8及びステップ♯9による印刷再開の状況を、図5(b)を用いて説明する。図5(b)は、画像データを180度回転させて(反転させて)、印刷を再開した場合の画像の方向を示す説明図である。ステップ♯8及びステップ♯9での印刷再開処理では、カセット51を変更せずに印刷が行われる。従って、印刷再開により排出された用紙PBは、ジャム発生前に排出された用紙PAに対し、明らかに画像における上下方向(画像の向き)が異なる態様で積み重ねられる。これにより、使用者は、ジャム発生のため、1又は数ページ分、とばされて印刷されていないか確認すべきことを認識できる。
即ち、本実施形態の複合機1では、ジャム処理終了後、中断されたジョブを再開する際、回転処理部97は、再開される印刷に用いる画像データに対し回転処理を施し、制御部9は、回転処理後の画像データに基づき、画像形成部7に印刷を行わせる。より具体的には、ジャム処理終了後、中断されたジョブを再開する際、制御部9は、用紙サイズセンサ56を用いて、停止前に給紙をしていたカセット51以外に同じサイズの用紙Pを収容する他のカセット51が存在するかを確認し、他のカセット51が存在し、かつ、収容された用紙Pの縦横の方向が、停止前に給紙をしていたカセット51と異なる場合、制御部9は、他のカセット51から給紙を行わせ、回転処理部97は、再開される印刷に用いる画像データに対し90度又は270度の回転処理を施し、他のカセット51が存在しない場合、及び、他のカセット51が存在しても収容された用紙Pの縦横の方向が停止前に給紙をしていたカセット51と同じ場合、制御部9は、停止前に給紙をしていたカセット51から給紙を行わせ、回転処理部97は、再開される印刷に用いる画像データに対し180度の回転処理を施す。
そして、1ページ分の回転処理による印刷再開後、制御部9は、ジョブ中の残りのページについて印刷を行う(ステップ♯10)。そして、印刷完了後、操作パネル2の液晶表示部24に、印刷再開において、ページとばしが発生していないか確認を行うためのリカバリ確認表示を行わせる(ステップ♯11)。
図6は、液晶表示部24にリカバリ確認表示を行った際の表示の一例である。まず、図6(a)に示すように、リカバリ確認表示では、例えば、「ジャム発生のため、とばされたページがないか確認して下さい」のような文字を含む確認ウィンドウWNが表示される。尚、確認ウィンドウWN内の文字は、これに限られず、確認を促すものであればよい。
この確認ウィンドウWN内には、例えば、OKボタンB1と再印刷ボタンB2が配される。もし、とばされているページがなく、印刷漏れがなければ、使用者はOKボタンB1を押す。一方、とばされているページがあり、印刷漏れがあることを確認すれば、使用者は、再印刷ボタンB2を押せばよい。
そして、再印刷ボタンB2が押された場合の液晶表示部24の再印刷指定画面24aの表示の一例が図6(b)である。図6(b)では、とばされているページの再印刷を指定するための開始ページ欄B3と開始ページ欄B4が表示される。尚、図6(b)では、例えば、5ページ目の印刷指示を行う場合の表示の一例を示している。そして、開始ページ欄B3と開始ページ欄B4の右側には、再印刷するページ番号(ジョブにおいて何枚目か)を指定するための矢印ボタンB5a、B5bが配される。例えば矢印ボタンB5aが、1回押下されれば、各ページ欄に表示されるページ番号が+1されて、矢印ボタンB5bが1回押下されれば、各ページ欄に表示されるページ番号が−1される。尚、開始ページ欄B3と開始ページ欄B4に示される数字は、矢印ボタンB5a、B5bだけでなく、例えば、テンキー部21を用いても入力できても良い。
そして、とばされるページが複数枚に及ぶ場合も生じうることを考慮して、開始ページ欄B3と開始ページ欄B4を異なる値とすることができる(但し、開始ページ欄B3≦開始ページ欄B4)。その後、再印刷を行うページの指定が完了すれば、使用者は、再印刷指定画面24aに表示されるOKボタンB6を押す。これにより、指定したページの再印刷が行われる。尚、キャンセルボタンB7は、再印刷をやめる場合に押下される。
このように、複合機1は、実行中の印刷ジョブの画像データ(少なくとも、ジャム発生以降の画像データ)をジョブが完了するまで記憶しておく記憶部92と、ジャム処理終了後、再開されたジョブの印刷で、とばされたページがないかの確認表示を行う表示部(例えば、液晶表示部24)と、中断されたジョブの再開印刷でとばされたページがある場合、とばされたページの印刷を指示する操作パネル2(指示部に相当)を有する。
尚、図6を用いて、リカバリ確認表示を液晶表示部24に行うことを説明したが、ユーザ端末100から送信された画像データの印刷(プリンタ機能)であれば、画像データを送信したユーザ端末100に同様のリカバリ確認表示(図6(a)及び(b))を表示させるため、表示用データをユーザ端末100に送信してもよい。そして、ディスプレイに表示されたリカバリ確認表示に対し、入力装置(例えば、マウス、キーボード等)を利用して、各使用者が入力し、その入力結果をI/F部98が受け取り、指定されたページの再印刷等が行われるようにしてもよい。
このように、本実施形態の複合機1は、制御部9と接続され、装置と外部の端末とを通信可能に接続するためのI/F部98(通信部に相当)と、実行中の印刷ジョブの画像データ(少なくとも、ジャム発生以降の画像データ)をジョブが完了するまで記憶しておく記憶部92と、を備え、制御部9は、I/F部98から端末に向けて、ジャム処理終了後、中断されたジョブの再開印刷でとばされたページがないかの確認表示をユーザ端末100のディスプレイに表示させるための表示用データを送信させ、制御部9は、I/F部98(通信部に相当)を介して、とばされたページの印刷指示を受け付け、指示されたページの印刷を画像形成部7に行わせる。
図4に戻り説明を続ける。ステップ♯11の後、制御部9は、再印刷を行う旨の入力が、操作パネル2(液晶表示部24)等でなされたかを確認する(ステップ♯12)。もし、再印刷を行う旨の入力があれば(ステップ♯12のYes)、制御部9は、再印刷指定画面24aで指定されたページの再印刷を行う(ステップ♯13)。
一方、再印刷を行う旨の入力がない場合(ステップ♯12のNo)、及び、ステップ♯13の後、制御部9は、記憶部92の揮発性メモリ、不揮発性メモリ等に記憶していた画像データの消去を行う(ステップ♯14)。セキュリティ上、印刷済みの画像データを長期にわたり置いておくのは好ましくないためである。
このようにして、本発明の構成によれば、制御部9は、回転処理後の画像データに基づき、画像形成部7にジャム処理終了後の印刷を再開させるので、印刷再開後に印刷された用紙Pでは、ジャム発生前のものと画像の向きが変わる。従って、排出された用紙Pのうち、どの部分で印刷が再開されたかを容易に把握でき、ジャム発生で印刷がとばされたページがないかの確認が容易になる。しかも、印刷の再開位置の目印とするため、無駄な用紙Pを消費することもない。
又、この構成によれば、画像の方向が、90度、270度、180度と、印刷停止前と印刷再開後とで明確に変わるから、ジャム処理終了後に印刷が再開された位置を明確に知ることができる。
(第2の実施形態)
次に、図7に基づき、本発明の第2の実施形態に係る複合機1でのジャム処理終了後のリカバリ動作の一例を説明する。図7は、本発明の第2の実施形態に係る複合機1でのジャム発生時の制御の流れの一例を示すフローチャートである。尚、第2の実施形態は、第1の実施形態と制御の流れの一部が異なるのみで、その他の部分は共通し、共通する部分については、説明、図示を省略する。
そして、第2の実施形態では、1ページ分の印刷再開後、制御部9は、印刷動作を停止させ、操作パネル2の液晶表示部24に、リカバリ確認表示を行わせ、印刷再開後に直ちにリカバリミスがないか確認する点で異なる。そして、図7のフローチャートにおいて、ステップ♯21〜♯29は、第1の実施形態におけるステップ♯21〜♯29と同様であり、説明を省略する。
そして、1ページ分の印刷再開後、制御部9は、印刷動作を停止させ、操作パネル2の液晶表示部24に、印刷再開において、ページとばしが発生していないか確認を行うためのリカバリ確認表示を行わせる(ステップ♯30)。即ち、リカバリ確認表示を行うタイミングを第1の実施形態よりも速める。このように、本実施形態では、ジャム処理終了後、中断されたジョブを再開する際、制御部9は、1枚目のみを印刷して、印刷動作を停止させる。尚、リカバリ確認表示は、第1の実施形態と同様で良い。
又、この第2の実施形態では、ジャム処理終了後に再開される印刷において、1枚印刷して、その後再開された印刷を停止させて、使用者の確認を促す例を示したが、上記第2の実施形態でのリカバリ確認画面は、印刷ジョブ自体を中止させる入力を受け付けても良い。例えば、ジャム処理によって、未定着トナーが機内に散乱してしまう場合もあり、印刷を再開すると、印刷物が散乱したトナーで汚れる場合など、続けて印刷を行う上で不具合が生ずる場合がある。このような場合、むしろ印刷を停止して、機内清掃や点検等を希望する使用者もいる。そこで、印刷再開時の1枚目の印刷で、汚れ等をみて、使用者が印刷停止の必要性を確認する。そして、例えば、操作パネル2のクリアキー23や、液晶表示部24に印刷停止を押下して指示するためのボタンを表示し、印刷停止を受け付ける。即ち、本実施形態の複合機1は、中断されたジョブが再開され、1枚目のみを印刷して、印刷動作を停止した際に、以降のページの印刷をキャンセルするための液晶表示部24やクリアキー23(入力部に相当)を有する。
ステップ♯30の後、制御部9は、再印刷を行う旨の入力が、操作パネル2(液晶表示部24)等でなされたかを確認する点(ステップ♯31)、及び、制御部9は、再印刷指定画面24aで指定されたページの再印刷を行う(ステップ♯32)点は、第1の実施形態でのステップ♯12、ステップ♯13と同様であるので、説明を省略する。
そして、その後、制御部9は、残りのページについて印刷を開始する(ステップ♯33)。更に、ジョブの印刷が完了した後、制御部9は、記憶部92の揮発性メモリ、不揮発性メモリ等に記憶していた画像データの消去を行う(ステップ♯34)点は、第1の実施形態のステップ♯14と同様である。
このようにして、第2の実施形態によれば、制御部9は、再開された印刷の1枚目が機外に排出された時点で、印刷動作を停止させるので、使用者は、ジャム発生によって、ページがとばされて印刷されたか否かを直ちに確認することができる。
又、ジャム発生によって、ページがとばされて印刷された場合、使用者は、とばされたページについて容易に印刷の指示を実行することができる。又、ジャム処理では、用紙Pの未定着トナーが搬送路6等に散ってしまった場合や、画像が斜めに印刷されるなど、そのまま印刷を続行しない方が良いと認められる場合があるところ、この構成によれば、1枚目のみを印刷して、印刷動作を停止した際に、以降のページの印刷をキャンセルするための入力部(操作パネル2、クリアキー23等)を有するので、再開後の印刷をキャンセルすることができる。
(他の実施形態)
次に、本発明に係る他の実施形態を説明する。上記実施形態では、ジャム処理終了後の印刷再開時の1枚目の画像データに対し、回転処理部97が回転処理を施す点を説明したが、回転処理部97が、印刷再開からジョブ終了までの画像データの全てに回転処理を施し、回転処理後の画像データに合わせて、印刷が行われても良い。
又、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、用紙搬送を行い、ジャム処理終了後、印刷を再開する画像形成装置に利用可能である。
第1の実施形態に係る複合機の模型的正面断面図である。 第1の実施形態に係る操作パネルの一例を示す平面図である。 第1の実施形態に係る複合機の構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る複合機でのジャム発生時の制御の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るジャム処理終了後、再開された印刷での画像の方向の一例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る液晶表示部などに表示されるリカバリ動作の確認表示の一例である。 第2の実施形態に係る複合機でのジャム発生時の制御の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 複合機(画像形成装置) 2 操作パネル(表示部、指示部、入力部)
24 液晶表示部(表示部、指示部) 5 給紙部
51(51a、51b、51c) カセット(給紙部)
56(56a、56b、56c) 用紙サイズセンサ(用紙サイズ検出体)
6 搬送路 7 画像形成部
S 用紙センサ(用紙検出体) 9 制御部
91 CPU 92 記憶部
96 画像メモリ(記憶部の1種) 97 回転処理部
98 I/F部(通信部) P 用紙

Claims (6)

  1. 画像データに基づき、用紙に画像を形成する画像形成部と、
    画像データの回転処理を行う回転処理部と、
    画像形成用の用紙を収容、供給する1又は複数の給紙部と、
    機内での用紙の搬送路の経路上に設けられ、用紙の存在を検出する用紙検出体と、
    各部の制御を行う制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記用紙検出体を用いて、用紙の前記搬送路でのジャムを検出した際に印刷動作を停止させるとともに、ジャムを解消するジャム処理の終了を認識し、
    ジャム処理終了後、中断されたジョブを再開する際、
    前記回転処理部は、再開される印刷に用いる画像データに対し回転処理を施し、
    前記画像形成部は、回転処理後の画像データに基づき、印刷を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記給紙部は、収容される用紙のサイズ及び縦横の方向を検出するための用紙サイズ検出体を有し、
    ジャム処理終了後、中断されたジョブを再開する際、
    前記制御部は、前記用紙サイズ検出体を用いて、停止前に給紙をしていた前記給紙部以外に同じサイズの用紙を収容する他の給紙部が存在するかを確認し、
    前記他の給紙部が存在し、かつ、収容された用紙の縦横の方向が、停止前に給紙をしていた前記給紙部と異なる場合、
    前記制御部は、前記他の給紙部から給紙を行わせ、前記回転処理部は、再開される印刷に用いる画像データに対し90度又は270度の回転処理を施し、
    前記他の給紙部が存在しない場合、及び、前記他の給紙部が存在しても収容された用紙の縦横の方向が停止前に給紙をしていた前記給紙部と同じ場合、
    前記制御部は、停止前に給紙をしていた前記給紙部から給紙を行わせ、前記回転処理部は、再開される印刷に用いる画像データに対し180度の回転処理を施すことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. ジャム処理終了後、中断されたジョブを再開する際、
    前記制御部は、1枚目のみを印刷して、印刷動作を停止させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 実行中の印刷ジョブの画像データをジョブが完了するまで記憶しておく記憶部と、
    ジャム処理終了後、中断されたジョブの再開印刷でとばされたページがないかの確認表示を行う表示部と、
    中断されたジョブの再開印刷でとばされたページがある場合、とばされたページの印刷を指示する指示部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部と接続され、装置と外部の端末とを通信可能に接続するための通信部と、
    実行中の印刷ジョブの画像データをジョブが完了するまで記憶しておく記憶部と、を備え、
    前記制御部は、前記通信部から前記端末に向けて、ジャム処理終了後、中断されたジョブの再開印刷でとばされたページがないかの確認表示を前記端末のディスプレイに表示させるための表示用データを送信させ、
    前記制御部は、前記通信部を介して、とばされたページの印刷指示を受け付け、指示されたページの印刷を前記画像形成部に行わせることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 中断されたジョブが再開され、1枚目のみを印刷して、印刷動作を停止した際に、以降のページの印刷をキャンセルするための入力部を有することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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