JP2008085707A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録材へ転写する前の像担持体に転写されたトナー画像の段階で、乱丁や落丁を検知することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】入力された画像及び画像の頁単位の画像形成の順番を記憶手段004に記憶させる画像処理手段003と、画像処理手段003から画像及び順番を受けて、その順番で像担持体013上にトナー画像を形成するトナー画像形成手段007と、トナー画像を記録材上に転写する転写手段008とを備える画像形成装置であって、トナー画像の所定領域を、トナー画像の記録材上への転写前に読み取る画像読取手段009と、画像読取手段009が読み取った画像と、該画像と同じ順番にあたる記憶手段004に記憶されている画像の所定領域の画像とを比較し、一致しない場合に異常であると判定する異常判定手段005とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は画像形成における乱丁・落丁を検出する機能を備えた画像形成装置に関する。
現在、画像形成装置は多機能化が進んでおり、そのため画像形成のためのソフトウェアが複雑化することが余儀なくされている。そして、このソフトウェアの複雑化により、ソフトウェアの読み込みミスによる画像形成のタイミングの異常や信号の遅れなどが発生し、乱丁や落丁が発生する。また、ハードウェアにおいても、構造の複雑化によりノイズが画像形成の信号に紛れ込む確率が増え、このノイズにより画像形成のための信号に異常が発生し、それを原因として乱丁や落丁が発生する。このように、様々な要因により、乱丁や落丁が発生する可能性が高まってきている。このような乱丁や落丁には、例えばレーザの書き込みの不良による落丁や、画像としては同じものが違う位置に印刷されているためドット数の積算値は同数出力されるがページは入れ子状態になっているものや、1枚の転写紙に2ページ分の画像を出力する2in1などにおけるページの入れ子などといったものがある。ここで、入れ子状態とは、各ページの順番が前後してしまい、正規の順番と異なる順番になっている状態を指す。そして、そのような乱丁や落丁が発生すると、少なくともその乱丁や落丁が起こった印刷物は廃棄しなければならなくなる。さらに、その状態が改善されなければその後に印刷された印刷物も全て廃棄の対象となってしまう。さらに、POD(Print On Demand)などでは1部のページ数が多い場合が多く、そのような印刷物の場合においては、印刷物の廃棄は生産コストに大きく影響してくる。
この点、以前は、画像形成における乱丁や落丁を一冊ずつ目視で確認しながら、乱丁や落丁がある印刷物の排除が行われていた。しかし、目視により冊子の乱丁や落丁の検査を行うことは、極めて面倒であり、製本機能の低下と製本コストの上昇とを招く。さらに、この方法では、画像形成はすべて終わってしまっているため、乱丁や落丁が発生した以降の印刷物を全て破棄しなければならないおそれがある。そこで、乱丁や落丁の発生を減らす、もしくは、乱丁や落丁が発生したとしても、すぐに発見し、それに対処することが必要とされている。
そのため、従来、画像形成装置において、折丁を特定するための識別情報を利用して、乱丁監視を行う装置(例えば、特許文献1参照。)や、乱丁検査の画像処理装置として正規の印刷物を撮影して得られる基準画像と検査対象となる印刷物を撮影して得られる検査画像とを比較して乱丁の有無を検査する装置(例えば、特許文献2参照。)や、転写紙上に形成されたページ情報を読み込み、記憶してある正しいページ情報と比較して乱丁・落丁の有無を検査する装置(例えば、特許文献3参照。)などが提案されている。
特開平09−76660号公報 特開平07−257065号公報 特開2005−186464号公報
しかし、特許文献1及び特許文献2の方法では、丁合機で乱丁検査を行っており、画像形成装置単体では乱丁検査が行えず、印刷工程で乱調発生後即座に乱丁や落丁による異常を検知することはできないため、同様の乱丁ページを印刷工程が印刷し続ける可能性がある。また、特許文献3の方法では、転写紙上の画像によって乱丁や落丁を検知しているため、異常と判定した場合でも、すでに異常ページの後のページの転写が終了している可能性がある。また、異常停止した場合、転写紙が画像形成装置内に残り、操作者又はユーザは、画像形成装置を停止させ、紙の取り出し処理を行わなければならず、ダウンタイムが長くなってしまう。さらに、感光体ドラムや中間転写ベルトといった像担持体はしっかり保持されているため安定しているが、紙などの記録材は、高速で送られているときにはバタつきが生じる。この点、画像から情報を読み取る画像読取装置では距離の依存性が大きく1mmずれただけでも画像がぼやけ、正確に情報を読み取ることが困難になる。そのため、バタつきが生じる記録材上に転写された情報を読み取るためには、高性能な画像読取装置が必要となってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、記録材へ転写する前の像担持体に転写されたトナー画像の段階で、乱丁や落丁を検知することができる画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、入力された画像及び前記画像の頁単位の画像形成の順番を記憶手段に記憶させる画像処理手段と、前記画像処理手段から前記画像及び前記順番を受けて、前記順番で像担持体上にトナー画像を形成するトナー画像形成手段と、前記トナー画像を記録材上に転写する転写手段とを備える画像形成装置であって、前記トナー画像の所定領域を、前記トナー画像の前記記録材上への転写前に読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段が読み取った画像と、該画像と同じ順番にあたる前記記憶手段に記憶されている画像の所定領域の画像とを比較し、一致しない場合に異常であると判定する異常判定手段とを備えることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記トナー画像は、前記記録材が頁のサイズに裁断される時のその裁断線の内側となる領域、前記裁断線の外側となる領域であって前記記録材の範囲内の領域、及び記録材の範囲を超えた他の領域で形成され、前記画像処理手段は、前記入力された画像に、前記頁を識別する頁識別情報を付加し前記記憶手段に記憶させ、前記トナー画像形成手段は、前記入力された画像に対応する前記裁断線の外の領域に含まれる前記所定領域に前記頁識別情報をトナー画像として形成し、前記画像読取手段は、前記頁識別情報を読み取り、前記異常判定手段は、前記読み取られた頁識別情報と、前記記憶手段に記憶されている頁識別情報を比較し、一致しない場合には異常であると判断することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置であって、前記所定領域は、前記他の領域に含まれることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置であって、前記所定領域は、前記裁断線の外側となる領域であって前記記録材の範囲内の領域に含まれることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一つ前記異常判定手段により異常と判定された場合、前記記録材の給紙を停止、前記トナー画像のクリア、及び前記像担持体のクリーニングを含む異常処理を行うリカバリー制御手段をさらに備えることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置であって、前記リカバリー制御手段は、前記異常処理の終了後、異常と判定された前記トナー画像を再度トナー画像形成手段に形成させ、該トナー画像の異常が検出されない場合は次の順番以降の画像形成を再開させることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか一つに記載の画像形成装置であって、前記異常判定手段により異常と判定された場合、警告を通知する警告通知手段をさらに備えることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成装置であって、前記警告手段は、再度形成させたトナー画像が異常と判定された場合に警告の通知を行うことを特徴とするものである。
請求項1に記載の画像形成装置によると、画像形成装置単体で乱丁・落丁の検知ができるため、印刷工程中に乱丁・落丁を発見でき、また、記録材に転写する前に移動によるブレの少ない安定した像担持体上で乱丁・落丁の検知を行うため、記録材上の画像を読み取ることに比べ、画像を読み取ることが容易であるし、記録材への無駄な転写を削減することができる。
請求項2に記載の画像形成装置によると、所定の頁識別情報を比較することで乱丁・落丁の検知を行うため、画像の読取及び比較が容易である。したがって、より乱丁・落丁の検出精度を上げることができ、記録材の無駄、ダウンタイムの削減が可能となる。
請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置によると、トナー画像の記録材に転写される領域外に頁識別情報を形成するため、記録材に頁識別情報が形成されることがなく、画像形成時に頁識別情報が印刷されてしまうおそれを減らすことが可能となる。
請求項6に記載の画像形成装置によると、異常と判定された場合、自動的に画像形成装置の復旧を行うため、ダウンタイムの削減が可能となる。
請求項7に記載の画像形成装置によると、異常と判定された場合、自動復旧を行った後、自動で異常と判定された頁以降の印刷をリトライするため、より冗長性が確保でき、ダウンタイムの削減が可能となる。
請求項8に記載の画像形成装置によると、異常と判定された場合、すぐに警告がユーザに通知されるため、ユーザは画像形成装置の異常にすぐに対処することができ、ダウンタイムの削減が可能となる。
請求項8に記載の画像形成装置によると、リトライされた画像形成において異常と判定された場合に、警告がユーザに通知されるため、冗長性を確保できるとともに、人の手が必要な復旧作業に対し迅速に対応することができる。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置について、図1乃至図5を参照しながら説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の機能を表すブロック図である。図1に示されている、画像処理手段003、異常判定手段005、画像形成制御手段006、及びリカバリー制御手段011はCPUで構成されている。また、図2は、異常の判定のための比較を行う画像を説明するための図であり、図2(A)は頁識別情報を付加した場合の比較する画像を説明するための図、図2(B)は頁識別情報を付加しない場合の比較する画像を説明するための図である。また、図3は、頁識別情報追加モードでの異常判定手段による乱丁・落丁の検知を説明するための図であり、図4は、入力画像使用モードの場合での異常判定手段による乱丁・落丁の検知を説明するための図であり、図5は、記録材の1つの頁に4つの画像が形成される場合の頁識別情報追加モードでの異常判定手段による乱丁・落丁の検知を説明するための図である。
画像処理手段003は、画像読込手段001又は外部端末002から、画像及び該画像の頁単位の画像形成の順番を受ける。ここで、画像の頁単位の画像形成の順番とは、各画像がどの頁のどの位置に画像形成されるかの情報である。例えば、1頁に1つの画像を形成する場合には、画像の頁単位の画像形成の順番は、どの頁に画像形成されるかの情報が含まれる。また、1頁に4つの画像を形成する場合には、画像の頁単位の画像形成の順番には、どの頁に画像形成するかとともに、その頁の4分割された位置のどこに画像形成するのかの情報が含まれる。
ここで、本発明によって、乱丁・落丁を防止する方法として、大きく分けて2つの方法があり、これらの方法を頁識別情報追加モードと入力画像使用モードとして説明する。ここで、頁識別情報追加モードとは頁の外に識別情報を付加するモードであり、入力画像使用モードとは特別な情報を付加せずに本来の入力された画像の情報を利用するモードである。
画像処理手段003は、ユーザにより頁識別情報追加モードの設定がされているかどうかを確認する。この頁識別情報追加モードは、外部端末002や直接に画像形成装置のインターフェース(不図示)を利用して設定され、乱丁・落丁の検知を行うのに、入力された画像以外の画像の頁を識別するため特別な符号である頁識別情報を使用するモードであり、乱丁・落丁の検知用の情報を使用するので、より精度の高い乱丁・落丁の検知が可能となる。これに対し、この識別情報追加モードが設定されていない場合、すなわち入力画像使用モードでは、入力された画像のみで乱丁・落丁の検知を行うことになる。これは、乱丁・落丁の検知の制度が低くなる反面、特別な情報を付加する処理が減るため、画像形成装置のCPUへの負荷を減らすことができる。
画像処理手段003は、頁識別情報追加モードの場合、受けた画像にその画像の頁を識別する頁識別情報を付加し、記憶手段004に記憶させ、さらに、該画像のページ単位の画像形成の順番を記憶させる。この頁識別情報とは、前述の頁単位の画像形成の順番とは異なり、その画像が最初から数えて何番目の画像かという単純な画像の順番に対応する情報であり、画像処理手段003が内蔵している記憶領域に頁の順番に対応させて記憶されている。この頁識別情報としては、例えば、図2(A)に示すような、頁番号202、頁の情報を含むバーコード201、及び頁の情報を含むパターン203などがある。また、裁断線204はこのトナー画像が記録材に転写された後に頁のサイズに裁断される時の線であり、グレーで表わされている領域205は記録材の範囲内の領域であり、グレーの外にある白で表わされる領域206は記録材の範囲を超えた領域である。ここで、画像処理手段003が記憶手段に記憶させる情報は、単に受けた画像とそれに対応する頁識別情報を別々に記憶してもよいし、受けた画像に対応する頁識別情報を付加した画像を作成したのち記憶させてもよい。また、本実施形態では、頁識別情報を画像処理手段003が内蔵する記憶領域に記憶させているが、これは、画像処理手段003の外部の記憶領域に記憶させておき、その頁識別情報を画像処理手段003が取得する構成でもよい。
これに対し、入力画像使用モードの場合には、画像処理手段003は、受けた画像をそのまま記憶手段004記憶させ、さらに、該画像のページ単位の画像形成の順番を記憶させる。
また、画像処理手段003は、トナー画像形成手段007に画像を送り、画像形成制御手段006に画像の頁単位の画像形成の順番を送る。ここで、トナー画像形成手段007に送られる画像は、頁識別情報追加モードの場合には、図2(A)に示すように転写紙などの記録材の範囲内の領域205に含まれ、かつ裁断線204の外側となる領域に、頁識別情報を付加した画像が送られる。図2(A)では説明のため、バーコード201、頁番号202、及びパターン203の3つがトナー画像として入力された画像に付加されているが、これは少なくとも1つあればよい。
ここで、本実施形態では、裁断線204の外側となる領域にあれば、裁断後は頁識別情報は廃棄され残らないため記録材上に印刷しているが、これは、頁識別情報が最終的に残らなければトナー画像のどこに画像形成してもよく、例えば、トナー画像の中で記録材の範囲を超えた領域206に頁識別情報を形成してもよい。
また、トナー画像形成手段007に送られる画像は、入力画像使用モードの場合には、図2(B)に示すように入力された画像がそのまま送られる。
画像形成制御手段006は、画像の頁単位の画像形成の順番を基に、トナー画像形成手段007にトナー画像を形成させる。このとき、トナー画像形成手段007により感光体ドラム013に形成される画像は、頁識別情報追加モードの場合には図2(A)に示すように、感光体ドラム013上に入力された画像が形成されるとともに、画像の裁断線の外の領域に対応する感光体ドラム013上の領域に、バーコート201、頁番号202、又はパターン203などが形成され、入力画像使用モードの場合には、図2(B)に示すように入力された画像だけが感光体ドラム013上に形成される。
また、画像形成制御手段006は、初期設定を1としたカウンタを内蔵しており、そのカウンタをインクリメントしていくことで、現在形成している画像が何頁目であるかを認識することができる。これにより、画像形成が全て終了したか否かの判定を行うことができる。
感光体ドラム013は、形成されたトナー画像を保持しながら画像読取手段009の方向に回転する。
画像読取手段009は、回転してきた感光体ドラム013が保持しているトナー画像の所定範囲を読み取る。ここで、画像読取手段009は、頁識別情報追加モードの場合には、追加された頁識別情報の部分だけを読み取ればよく、入力画像使用モードの場合には、図2(B)に示すようにトナー画像における頁番号207の部分を含む範囲を読み取ればよい。ここで、本実施形態では読み取る情報量を少なくし処理速度を上げるため、画像読取手段に所定範囲のみを読み取らせているが、これは頁全体を読み取らせてもよい。
異常判定手段005は、頁識別情報追加モードの場合には、画像読取手段009から読み取った頁識別情報を受け取り、ほぼ同時に、画像の頁単位の画像形成の順番を基に、記憶手段004に記憶されている対応する画像に付加された頁識別情報を受け取る。また、入力画像使用モードの場合には、異常判定手段005は、画像読取手段009から読み取ったトナー画像の所定範囲の情報を受け取り、同時に、画像の頁単位の画像形成の順番を基に、記憶手段004から該トナー画像に対応する記憶してある画像の所定範囲の情報を受け取る。
異常判定手段005は、頁識別情報追加モードの場合には、画像読取手段009から受けた頁識別情報と記憶手段004に記憶された頁識別情報の2つの頁識別情報を比較する。また、入力画像使用モードの場合には、異常判定手段005は、画像読取手段009から受けた画像と記憶手段004に記憶された画像の2つの画像における図2(B)に示すような、対象となる画像の下部に画像形成されている頁番号207を読み取り比較する。ここで、本実施形態では、画像の認識及び比較を容易にするため、入力画像使用モードの場合には頁番号207を読み取って比較しているが、これは、単なる画像の一部を使用して比較を行ってもよく、また画像の一部を使用する場合よりも乱丁・落丁の検知の精度を上げるため画像全体を使用して比較を行ってもよい。
ここで、異常判定手段005による比較及び異常の判定を、図3乃至図5を参照して詳細に説明する。
まず、図3を参照して、頁識別情報追加モードの場合の異常判定手段005による比較及び異常の判定を説明する。図3では、記録材の1頁、すなわち図2(A)に示すような記録材の範囲内の領域205の1つに対し入力された画像の1つが形成される。図3において、画像301はユーザにより画像読込手段001又は外部端末002から入力された画像であり、画像302は記憶手段004に記憶された画像である。図3の場合、画像処理手段003が入力された画像に頁識別情報を付加させて作成した画像302を記憶手段004に記憶させている。また、画像303は部数がM部目に形成されたトナー画像であり、所定領域(ここでは裁断線204(図2(A)参照)の外側の領域)に頁識別情報が形成されている状態を表しており、画像304は部数がN部目に形成されたトナー画像であり、所定領域に頁識別情報が形成されている状態を表している。ここで、NはMよりも大きい値とする。また、画像301及び画像302に記載されている数字は、画像が形成される頁番号を表わしている。
ここで、異常判定手段005は、トナー画像を感光体ドラム013に転写する毎に画像を比較し、異常の判定を行う。したがって、出力する部数全てにおいて比較が行われる。また、画像の比較は各頁のトナー画像が感光体ドラム013上に形成される毎に順次行われていく。
異常判定手段005は、画像の頁単位の画像形成の順番を基に、M部目の1つの頁のトナー画像から読み取られた頁識別情報303と、そのトナー画像に対応する記憶手段004に記憶されている頁識別情報302とを比較する。すなわち図3における頁識別情報302と頁識別情報303の各画像の頁単位の画像形成の順番が一致するものが比較される。M部目のトナー画像は正常に感光体013上に画像形成されているので、全ての頁識別情報が一致し、異常は検出されない。つまり、乱丁・落丁は発生していない。したがってそのまま画像形成は続行される。
その後、異常判定手段005は、頁単位の画像形成の順番を基に、N部目の1つの頁のトナー画像から読み取られた頁識別情報304と、そのトナー画像に対応する記憶手段004に記憶されている頁識別情報302とを比較する。N部目のトナー画像は2枚目の画像がソフトウェアのバグなどが原因で落丁が発生し画像形成されていないため頁識別情報304も画像形成されていない。したがって、記憶手段004に記憶されている2頁目の頁識別情報302と比較すると一致しない。そのため、異常判定手段005は、N部目の2頁目の画像形成が異常と判定する。
また、ここでは頁の落丁の場合で異常の判定を説明しているが、頁の入れ子のような乱丁の場合にも、読み取った頁識別情報とそれに対応する記憶している頁識別情報は異なるため、同様の動作で異常の判定が行える。
次に、図4を参照して、入力画像使用モードの場合の異常判定手段005による比較及び異常の判定を説明する。この場合は、裁断線204(図2(B)参照)の内側となる領域に形成される入力された画像そのものを基に、異常の有無を判断する。図4において、画像401はユーザにより画像読込手段001又は該部端末002から入力された画像であり、画像402は記憶手段004に記憶された画像である。図4では、画像処理手段003が入力された画像をそのまま記憶手段004に記憶させているので、画像401と画像402は同じものである。また、画像403は部数がM部目に形成されたトナー画像を表しており、画像404は部数がN部目に形成されたトナー画像を表している。ここで、NはMよりも大きい値とする。また、画像401乃至画像404に記載されている数字は、画像が形成される頁番号を表わしている。
異常判定手段005は、頁単位の画像形成の順番を基に、M部目のトナー画像から読み取られた画像403の頁番号207(図2(B)参照)と、その画像に対応する記憶手段004に記憶されている画像402の頁番号207とを比較する。M部目のトナー画像は正常に感光体013上に画像形成されているので、全ての頁が一致し、異常は検出されない。つまり、乱丁・落丁は発生していない。したがってそのまま画像形成は続行される。
その後、異常判定手段005は、頁単位の画像形成の順番を基に、N部目のトナー画像から読み取られた画像404と、そのトナー画像に対応する記憶手段004に記憶されている画像402とを比較する。N部目のトナー画像は2枚目の画像がソフトウェアのバグなどが原因で落丁が発生し画像形成されていないため、記憶手段004に記憶されている画像403の2頁目の頁番号207と比較すると、頁番号207が一致しない。そのため、異常判定手段005は、N部目の2頁目の画像形成が異常と判定する。
また、ここでは頁の落丁の場合で異常の判定を説明しているが、頁の入れ子のような乱丁の場合にも、読み取った画像と記憶している画像は異なるため、同様の動作で異常の判定が行える。
次に、図5を参照して、頁識別情報追加モードの場合の異常判定手段005による比較及び異常の判定を説明する。図5では、記録材の1頁に入力された画像の4つが形成される場合である。図5において、画像501はユーザにより画像読込手段001又は該部端末002から入力された画像であり、画像502は記憶手段004に記憶された画像である。図5の場合、画像処理手段003が入力された画像に頁識別情報を付加させて作成した画像を記憶手段004に記憶させている。また、画像503は部数がM部目に形成されたトナー画像を、頁識別情報513は画像503の各トナー画像に対応する頁識別情報を表しており、画像504は部数がL部目に形成されたトナー画像を、頁識別情報514は画像504の各トナー画像に対応する頁識別情報を表しており、画像505は部数N部目に形成された画像を、頁識別情報515は画像505の各画像に対応する頁識別情報を表している。ここで、トナー画像における頁識別情報の形成の仕方は、入力された画像の4枚を裁断線の内側となる領域204に形成し、その裁断船204の外側となる領域に各トナー画像に対応する4つの頁識別情報を入力された画像の形成場所に対応させてまとめて形成している。また、画像501乃至画像505に記載されている数字は、各画像の順番を表わしている。
異常判定手段005は、画像の頁単位の画像形成の順番を基に、M部目の1つの頁のトナー画像から読み取られた頁識別情報513における各トナー画像の頁識別情報P1乃至P4と、そのトナー画像に対応する記憶手段004に記憶されている頁識別情報502とを比較する。ここで、画像の頁単位の画像形成の順番にはどの頁のどの場所に画像形成されるかの情報が入っているので、読み取った各頁識別情報P1乃至P4と記憶されている頁識別情報502を対応させて比較できる。M部目のトナー画像は正常に感光体013上に画像形成されているので、全ての頁識別情報が一致し、異常は検出されない。つまり、乱丁・落丁は検出されないしたがってそのまま画像形成は続行される。
M部目の後、異常判定手段005は、頁単位の画像形成の順番を基に、N部目の1つの頁のトナー画像から読み取られた頁識別情報514における各トナー画像の頁識別情報P1乃至P4と、その各トナー画像に対応する記憶手段004に記憶されている頁識別情報502とを比較する。N部目のトナー画像は2番目の画像がソフトウェアのバグなどが原因で落丁が発生し画像形成されていないため頁識別情報515における2番目のトナー画像の頁識別情報P2も画像形成されていない。したがって、記憶手段004に記憶されている2番目の画像の頁識別情報502と比較すると一致しない。そのため、異常判定手段005は、N部目の2番目の画像の画像形成が異常と判定する。
また、M部目の後、異常判定手段005は、頁単位の画像形成の順番を基に、L部目の1つの頁のトナー画像から読み取られた頁識別情報515における各トナー画像の頁識別情報P1乃至P4と、そのトナー画像に対応する記憶手段004に記憶されている頁識別情報502とを比較する。L部目のトナー画像は2番目の画像と3番目のトナー画像が入れ子になってしまっているため頁識別情報514における2番目のトナー画像の頁識別情報P2と3番目のトナー画像の頁識別情報P3も入れ子になってしまっている。したがって、記憶手段004に記憶されている2番目と3番目の画像の頁識別情報302と比較すると一致しない。そのため、異常判定手段005は、N部目の2番目の画像と3番目の画像の画像形成が異常と判定する。
さらに、本実施形態では、画像処理手段003が入力された画像に頁識別情報を付加させて作成した画像を記憶手段004に記憶させているため、図3及び図5では、異常判定手段005が受け取る記憶手段004に記憶されている画像に、入力された画像301及び画像501が付いているが、入力された画像に対応する頁識別情報302及び頁識別情報502が入力された画像と別に記憶手段004に記憶されている場合には、異常判定手段005は記憶手段004から頁識別情報302及び頁識別情報502を受け取ればよい。
異常判定手段005は、異常と判定した場合、異常発生の通知を警告手段010及びリカバリー制御手段011に送信する。
警告手段010は、異常発生の通知を受けて、表示手段(不図示)に警告を表示するなどしてユーザに異常発生の警告を通知する。
リカバリー制御手段011は、異常発生の通知を受けて、画像形成制御手段006に画像出力の停止の命令を送信する。
画像形成制御手段006は、停止命令を受けて、転写手段008に給紙を行うレジストセンサ012(図1参照)の駆動を止め、給紙を停止させる。さらに、画像形成制御手段006は、トナー画像形成手段007の感光体ドラム013へのトナー画像の形成を停止する。
異常発生の通知を受けたユーザにより、ソフトウェアのバグやハードウェアの故障などへの対処が行われ、異常状態が解除された場合には、再度異常が発生した頁の部数及び頁番号の情報を基に画像形成を再開する。
ここで、本実施形態では、説明の都合上、ユーザの設定により頁識別情報追加モードか否かを選択できるように構成しているが、これは、頁識別情報を必ず使用する構成でもよく、また頁支持別情報を使用しない構成だけでもよい。さらに本実施形態では、像担持体として感光体ドラム013を使用しているが、この像担持体は中間転写ベルトでも同様の動作で乱丁・落丁の検知は可能である。
次に、図6を参照して本実施形態の画像形成装置における乱丁・落丁の検知の動作の流れを説明する。ここで、図6は本実施形態における乱丁・落丁の検知の動作を表わすフローチャートである。このフローチャートでは1部における乱丁・落丁の検出の動作だけを取り出して記載しているが、実際には、この動作がユーザにより設定された部数行なわれる。
ステップS001:画像処理手段003は、画像読込手段001又は外部端末002からの画像の入力を受けた後、頁識別情報追加モードが設定されているか否かを判断する。設定されていればステップS002に進み、設定されていなければステップS003に進む。
ステップS002:画像処理手段003は、入力された画像の頁識別情報を付加して記憶手段004に記憶させる。
ステップS003:画像処理手段003は、入力された画像の頁識別情報をそのまま記憶手段004に記憶させる。
ステップS004:画像形成制御手段006は、n=1と設定する。
ステップS005:トナー画像形成手段007は、nページ目のトナー画像を感光体ドラム013に画像形成する。
ステップS006:画像読取手段009は、nページのトナー画像から画像又は頁識別情報を読み取り、異常判定手段005に送る。
ステップS007:異常判定手段005は、記憶手段004から該トナー画像に対応する画像又は頁識別情報を受け取る。
ステップS008:異常判定手段005は、読み取った画像又は頁識別情報と、記憶されている画像又は頁識別情報を比較する。
ステップS009:異常判定手段005は、比較した画像において、異常が発生しているか否かを判定する。異常と判定された場合はステップS010に進み、異常と判定されない場合はステップS013に進む。
ステップS010:異常判定手段005は、リカバリー制御手段011へ異常の発生を通知する。リカバリー制御手段011は、画像形成制御手段006に記録材の給紙を停止させ、トナー画像の形成も停止させる。
ステップS011:異常判定手段005は、警告手段010へ異常の発生を通知する。警告手段010は、ユーザに警告を通知する。
ステップS012:通知を受けて、ユーザによる異常状態の解除がなされる。異常状態の解除がなされなければ、画像形成装置は給紙及びトナー画像の形成が停止された状態で維持され、異常状態が解除された場合にはステップS005に進む。
ステップS013:転写手段008は、記録材への画像の転写を行う。
ステップS014:画像形成制御手段006は、n=n+1とカウンタをインクリメントする。
ステップS015:画像形成制御手段006は、カウンタが全頁数まで達していれば終了し、達していない場合にはステップS005に進む。
〔第2の実施形態〕
本実施形態における画像形成装置は、第1の実施形態における画像形成装置において異常が発生した場合に、自動で感光体ドラムのクリーニングなどの異常処理を行い、その後、再度異常が発生したトナー画像以降の画像形成を行う構成である。
本実施形態の画像形成装置においても、異常の判定までは第1の実施形態と同様の動作を行う。そこで、本実施形態の画像形成装置における異常と判定された後の動作を説明する。
本実施形態では、異常判定手段005は、異常と判定した場合、リカバリー制御手段011への異常発生の通知は行うが、警告手段010への通知は行わない。
リカバリー制御手段011は、異常判定手段005から異常発生の通知を受けて、画像形成制御手段006に異常処理の実行命令を通知する。
画像形成制御手段006は、異常と判定された頁のリトライフラグを確認し、リトライフラグが付いていなければ、命令を受けて転写手段008に給紙を行うレジストセンサ012の駆動を止め、給紙を停止させる。さらに、画像形成制御手段006は、トナー画像形成手段007の感光体ドラム013のトナー画像の形成を停止する。次に、画像形成制御手段006は、感光体ドラム013上に形成されているトナー画像のクリアを行い、さらに、感光体ドラム013のクリーニングを行う。このように感光体ドラム013を一度綺麗にすることで、再度のトナー画像の感光体ドラム013への転写による正確なトナー画像が形成できるようになる。
次に、画像形成制御手段006は、リトライフラグをONにする。例えば、n番目の頁の画像が異常と判断された場合、画像形成制御手段006は、n番目の頁に1度異常が発生しているという情報を内蔵する記憶手段に記憶しておく。
次に、画像形成制御手段006は、再度トナー画像形成手段007に異常と判定された頁のトナー画像を感光体ドラム013に画像形成させる。
また、画像形成制御手段006は、リトライフラグが付いている場合には、命令を受けて転写手段008に給紙を行うレジストセンサ012の駆動を止め、給紙を停止させるとともに、トナー画像形成手段007によるトナー画像の形成も停止させ、さらに、警告手段010に異常発生の通知を行う。
警告手段010は、画像形成制御手段006からの異常発生の通知を受けて、ユーザに警告を通知する。
異常発生の通知を受けたユーザにより、ソフトウェアのバグやハードウェアの故障などへの対処が行われ、異常状態が解除された場合には、再度異常が発生した頁の部数及び頁番号の情報を基に画像形成を再開する。
ここで、本実施形態では、異常処理を行った後、自動で再度トナー画像の形成を行っているが、これは、異常処理を行った後、ユーザに警告を通知し、再度のトナー画像の形成は行わずにその状態を維持する構成にしてもよい。
次に、図7を参照して本実施形態の画像形成装置における乱丁・落丁の検知の動作の流れを説明する。ここで、図7は本実施形態における乱丁・落丁の検知の動作を表わすフローチャートである。このフローチャートでは1部における乱丁・落丁の検出の動作だけを取り出して記載しているが、実際には、この動作がユーザにより設定された部数行なわれる。
ステップS101:画像処理手段003は、画像読込手段001又は外部端末002からの画像の入力を受けた後、頁識別情報追加モードが設定されているか否かを判断する。設定されていればステップS002に進み、設定されていなければステップS003に進む。
ステップS102:画像処理手段003は、入力された画像の頁識別情報を付加して記憶手段004に記憶させる。
ステップS103:画像処理手段003は、入力された画像の頁識別情報をそのまま記憶手段004に記憶させる。
ステップS104:画像形成制御手段006は、n=1と設定する。
ステップS105:トナー画像形成手段007は、nページ目のトナー画像を感光体ドラム013に画像形成する。
ステップS106:画像読取手段009は、nページのトナー画像から画像又は頁識別情報を読み取り、異常判定手段005に送る。
ステップS107:異常判定手段005は、記憶手段004から該トナー画像に対応する画像又は頁識別情報を受け取る。
ステップS108:異常判定手段005は、読み取った画像又は頁識別情報と、記憶されている画像又は頁識別情報を比較する。
ステップS109:異常判定手段005は、比較した画像において、異常が発生しているか否かを判定する。異常と判定された場合はステップS110に進み、異常と判定されない場合はステップS116に進む。
ステップS110:異常判定手段005はリカバリー制御手段011に異常発生の通知を送る。異常発生の通知を受けたリカバリー制御手段011は、画像形成制御手段006に記録材の給紙を停止させ、トナー画像の形成も停止させる。
ステップS111:画像形成制御手段006は、リトライフラグがONか否かを判断する。リトライフラグがなければステップS112に進み、リトライフラグがONならばステップS114に進む。
ステップS112:画像形成制御手段006は、感光体ドラム013上のトナー画像をクリアし、感光体ドラム013のクリーニングといった異常処理を行う。
ステップS113:画像形成制御手段006は、リトライフラグをONにする。
ステップS014:画像形成制御手段006は、警告手段010へ異常の発生を通知する。警告手段010は、ユーザに警告を通知する。
ステップS015:通知を受けて、ユーザによる異常状態の解除がなされる。異常状態の解除がなされなければ、画像形成装置は給紙及びトナー画像の形成が停止された状態で維持され、異常状態が解除された場合にはステップS105に進む。
ステップS116:転写手段008は、記録材への画像の転写を行う。
ステップS117:画像形成制御手段006は、n=n+1とカウンタをインクリメントする。
ステップS118:画像形成制御手段006は、カウンタが全頁数まで達していれば終了し、達していない場合にはステップS005に進む。
本発明に係る画像形成装置のブロック図 異常の判定のための比較を行う画像を説明するための図(A)頁識別情報を付加した場合の比較する画像を説明するための図(B)頁識別情報を付加しない場合の比較する画像を説明するための図 記録材1頁に1つの画像を形成し、頁識別情報を付加した場合の異常判定手段による異常判定の説明をするための図 頁識別情報を付加しない場合の異常判定手段による異常判定の説明をするための図 記録材1頁に4つの画像を形成し、頁識別情報を付加した場合の異常判定手段による異常判定の説明をするための図 第1の実施形態における乱丁・落丁の検知の動作を表わすフローチャート 第2の実施形態における乱丁・落丁の検知の動作を表わすフローチャート
符号の説明
001 画像読込手段
002 外部端末
003 画像処理手段
004 記憶手段
005 異常判定手段
006 画像形成制御手段
007 トナー画像形成手段
008 転写手段
009 画像読取手段
010 警告手段
011 リカバリー制御手段
012 レジストセンサ
013 感光体ドラム

Claims (8)

  1. 入力された画像及び前記画像の頁単位の画像形成の順番を記憶手段に記憶させる画像処理手段と、前記画像処理手段から前記画像及び前記順番を受けて、前記順番で像担持体上にトナー画像を形成するトナー画像形成手段と、前記トナー画像を記録材上に転写する転写手段とを備える画像形成装置であって、
    前記トナー画像の所定領域を、前記トナー画像の前記記録材上への転写前に読み取る画像読取手段と、
    前記画像読取手段が読み取った画像と、該画像と同じ順番にあたる前記記憶手段に記憶されている画像の所定領域の画像とを比較し、一致しない場合に異常であると判定する異常判定手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナー画像は、前記記録材が頁のサイズに裁断される時のその裁断線の内側となる領域、前記裁断線の外側となる領域であって前記記録材の範囲内の領域、及び記録材の範囲を超えた他の領域で形成され、
    前記画像処理手段は、
    前記入力された画像に、前記頁を識別する頁識別情報を付加し前記記憶手段に記憶させ、
    前記トナー画像形成手段は、
    前記入力された画像に対応する前記裁断線の外の領域に含まれる前記所定領域に前記頁識別情報をトナー画像として形成し、
    前記画像読取手段は、
    前記頁識別情報を読み取り、
    前記異常判定手段は、
    前記読み取られた頁識別情報と、前記記憶手段に記憶されている頁識別情報を比較し、一致しない場合には異常であると判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定領域は、前記他の領域に含まれることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定領域は、前記裁断線の外側となる領域であって前記記録材の範囲内の領域に含まれることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記異常判定手段により異常と判定された場合、前記記録材の給紙を停止、前記トナー画像のクリア、及び前記像担持体のクリーニングを含む異常処理を行うリカバリー制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  6. 前記リカバリー制御手段は、前記異常処理の終了後、異常と判定された前記トナー画像を再度トナー画像形成手段に形成させ、該トナー画像の異常が検出されない場合は次の順番以降の画像形成を再開させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記異常判定手段により異常と判定された場合、警告を通知する警告通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  8. 前記警告手段は、再度形成させたトナー画像が異常と判定された場合に警告の通知を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014011553A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Konica Minolta Inc 複写機、プログラム、および記録媒体
JP2014041608A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Ricoh Co Ltd 期待された印刷出力と整合することを検証する機能を有するシステム、および検証する方法
JP2015026195A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 キヤノン株式会社 情報処理装置、ジョブ管理方法およびプログラム

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