JP2015026195A - 情報処理装置、ジョブ管理方法およびプログラム - Google Patents
情報処理装置、ジョブ管理方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015026195A JP2015026195A JP2013154721A JP2013154721A JP2015026195A JP 2015026195 A JP2015026195 A JP 2015026195A JP 2013154721 A JP2013154721 A JP 2013154721A JP 2013154721 A JP2013154721 A JP 2013154721A JP 2015026195 A JP2015026195 A JP 2015026195A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- post
- job
- processing
- information
- setting value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
Description
この商業的印刷業界では、オフセット製版印刷機等の大規模な印刷装置等を用いることが主流である。また、商業的印刷業界では、入稿、デザインやレイアウト、カンプ(プリンタ出力によるプレゼンテーション)、校正(レイアウト修正や色修正)、校正刷り(プルーフプリント)、版下作成、印刷、後処理加工、発送といった様々な工程を踏んで作業を進める。
このPOD市場では、大量部数や大量ジョブを、大掛かりな装置、システムを用いずに短納期で取り扱えることを目指しており、例えば、デジタルプリンタを最大限に活用している。
POD市場は、電子データを用いたデジタルプリントを実現する市場であり、従来の商業的印刷業界に比べてコンピュータを利用した管理、制御が浸透してきている。POD市場では、まず、出力結果を得るために複数の処理工程(例えば、印刷前処理工程、印刷処理工程、印刷後処理工程)からなるワークフローを生成する。そして、ワークフローの処理工程に従って処理を進めることにより、効率的に発注者が所望とする出力結果を得る。
そこで、作業者が効率的に後処理作業を行えるように後処理装置の設定内容を予め情報処理装置上でプレビューし、容易に後処理装置の設定を行うことで作業者の効率性を高める技術がある(特許文献1を参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、JDF技術のように工程を自動化して連続で印刷物を処理するケースにおいては、後処理装置の設定内容をその都度プレビューを行うのは自動化を阻害する要因になり、適用できない。
図1は、印刷システムの構成の一例を示す図である。図1に示す印刷システムは、情報処理装置101、デジタルプリンタ102及び複数の後工程装置103、104がネットワーク107を介して接続されて構成される。
ここで、情報処理装置101は、印刷工程で実行すべき内容を指示する印刷ジョブと、断裁、折り等の後処理工程で実行すべき内容を指示する後工程ジョブとを発行するものである。デジタルプリンタ102は、印刷ジョブ108を実行し、用紙に印刷を行うものである。後工程装置103、104は、後工程ジョブ109、110を実行し、印刷後の用紙に対して後処理工程を実行するものである。
デジタルプリンタ102で生成された印刷出力物111には、後工程ジョブ109、110を一意に識別する識別子がバーコード112として印字される。作業者113は、デジタルプリンタ102から出力された印刷出力物111を、後工程装置103、104の給紙装置にセットする。後工程装置103、104の給紙装置が給紙を開始した際、バーコード112をバーコードリーダ装置105、106が読み込む。このようにすることで、後工程装置103、104は、後工程ジョブ109、110をロードし、後工程ジョブ109、110に記載された後処理工程の設定で後処理を自動的に実行する。
また、作業者113は携帯端末装置114を所持する。
図2において、注文プログラム201は、顧客からの注文の内容を示す注文データを生成するためのプログラムである。注文プログラム201は、顧客からの注文に応じて注文データをジョブ管理プログラム202に送信する。
ジョブ管理プログラム202は、その機能として、ジョブ管理部203、表示部204、ジョブデータ管理部205、印刷通信部206、後処理通信部207およびメール送信部208を有する。
表示部204は、注文データの処理状況を示す情報をユーザインターフェースに表示する。
ジョブデータ管理部205は、デジタルプリンタ102、後工程装置103、104に送信するジョブデータ(印刷ジョブ108、後工程ジョブ109、110)を生成する。
メール送信部208は、後述する表示部204に表示されているプレビュー画像のデータ210を、メールサーバ211を介して携帯端末装置114に送信するための処理を行う。
図3において、後工程管理プログラム301は、その機能として、後工程ジョブ管理部302、後工程実行部303および通信部304を有する。
後工程ジョブ管理部302は、情報処理装置101から送信された後工程ジョブ109、110を管理する。本実施形態では、後工程ジョブ管理部302は、作業者113等による後工程装置103、104の操作に基づいて、後工程ジョブ109、110の設定値と異なる設定値を設定することができる。
尚、デジタルプリンタ102におけるソフトウェアの構成も、例えば、図3の説明において、後工程を印刷に置き換えることにより実現することができるので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
CPU401は、HD(ハードディスク)403に格納されているアプリケーションプログラム、OS、ネットワークプリンタ制御プログラム等を実行する。このとき、CPU401は、プログラムの実行に必要な情報、ファイル等をRAM402に一時的に格納する制御を行う。RAM402は、CPU401の主メモリ、ワークエリア等として機能する。ROM406には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ等の各種データを記憶する。外部記憶ドライブ407は、メディア408に記憶されたプログラム等を情報処理装置101にロードする。
図5において、ジョブ管理プログラム202は、処理の開始後、印刷命令としてデジタルプリンタ102に印刷ジョブ108を送信する(ステップS501)。
デジタルプリンタ102は、印刷ジョブ108の実行を自動的に開始する。そして、印刷ジョブ108の実行を終了すると、デジタルプリンタ102は、印刷ジョブ108に基づく印刷が終了したときの状態を示す終了ステータスをジョブ管理プログラム202に自動的に送信する(ステップS502)。
断裁装置103は、後工程ジョブ109(断裁命令)を受信し、後工程ジョブ109に対応するバーコードが印刷された用紙がセットされたことを検出すると、後工程ジョブ109(断裁命令)の実行を自動的に開始する。そして、後工程ジョブ109(断裁命令)の実行を終了すると、断裁装置103は、後工程ジョブ109の実行が終了したときの状態を示す終了ステータス(ステータス情報)をジョブ管理プログラム202に自動的に送信する(ステップS504)。
尚、後述するように、後工程ジョブ109が終了した時、ジョブ管理プログラム202は、後工程ジョブ109が終了した時点での用紙の状態を模したプレビュー画像をユーザインターフェースに表示する。ここで、プレビュー画像とは、納品できる状態の最終的な成果物が得られる前の用紙の状態を模した画像を指す。
後工程装置104は、後工程ジョブ110(折り命令)を受信し、後工程ジョブ110に対応するバーコードが印刷された用紙がセットされたことを検出すると、後工程ジョブ110(折り命令)の実行を自動的に開始する。そして、後工程ジョブ110(折り命令)の実行を終了すると、後工程装置104は、後工程ジョブ110の実行が終了したときの状態を示す終了ステータス(ステータス情報)をジョブ管理プログラム202に自動的に送信する(ステップS506)。
尚、後述するように、後工程ジョブ110が終了した時、ジョブ管理プログラム202は、後工程ジョブ110が終了した時点での用紙の状態を模したプレビュー画像を自動的にユーザインターフェースに表示する。
尚、以上の図5の説明における自動的な処理(ジョブの実行・送信等)の際に、例えば、作業者113の操作を介在させるようにしてもよい。
図6は、印刷工程が終了した時点での工程状態プレビュー画面の一例を示す図である。
図6において、注文リスト601は、注文のリストを表示する領域である。図6に示す例では、注文リスト601は、注文番号602、ブックID603、部品名称604、工程605および状態606から構成される。
注文番号602は、注文を識別するための識別子である。ブックID603は、最終的な成果物を識別するための識別子である。部品名称604は、最終的な成果物に対する部品の名称である。工程605は、ジョブが通過している現在の工程を示す。状態606は、ジョブの現在の状態を示す。
また、行607、608、609のブックID603は"0001"という同一のIDである。このブックID603で特定されるひとつの成果物は、3つのジョブで生成される。
行607では、ブックID603が"0001"の本(成果物)の"表紙"(部品名称604)は、現在、"印刷"工程(工程605)にあり、印刷がすでに終了している"印刷済"(状態606)の状態であることを示す。
同様に、行608では、ブックID603が"0001"の本(成果物)の"本文"(部品名称604)は、現在、"印刷"工程(工程605)にあり、印刷がすでに終了している"印刷済"(状態606)の状態であることを示す。
同様に、行609では、ブックID603が"0001"の本(成果物)の表紙に組み合わせる"帯"(部品名称604)は、は、現在、"印刷"工程(工程605)にあり、印刷がすでに終了している"印刷済"(状態606)の状態であることを示す。
図6において、現在、注文リスト601のリストボックスで行609が選択された状態にある。この場合、工程状態プレビュー領域610には、帯を形成するための用紙の現在の状態(形状)が表示される。つまり、ブックIDが"0001"の部品である"帯"を形成するための用紙の現在の状態(形状)を模したプレビュー画像611が工程状態プレビュー領域610に表示される。
ここで、注文リスト601のリストボックスの行が追加または変更されると、当該行に対応するプレビュー画像が工程状態プレビュー領域610に自動的に表示されるようにすることができる。また、注文リスト601のリストボックスの行が選択されると、当該行に対応するプレビュー画像が工程状態プレビュー領域610に表示されるようにすることもできる。
図7において、現在、注文リスト601のリストボックスで行701が選択された状態にある。この場合、工程状態プレビュー領域610には、帯を形成するための用紙の現在の状態が表示される。つまり、ブックIDが"0001"の部品である"帯"を形成するための用紙(断裁済みの用紙)の現在の状態(形状)を模したプレビュー画像702が工程状態プレビュー領域610に表示される。
図8において、現在、注文リスト601のリストボックスで行801が選択された状態にある。この場合、工程状態プレビュー領域610には、帯を形成するための用紙の現在の状態が表示される。つまり、ブックIDが"0001"の部品である"帯"を形成するための用紙(折り済みの用紙)の現在の状態(形状)を模したプレビュー画像802が工程状態プレビュー領域610に表示される。プレビュー画像802において、山折り線803、804は実際に用紙が折られている位置を示す。
図9(a)に示す例では、印刷された用紙901の横方向のサイズは446mmであり縦方向のサイズは316mmであるとする。
バーコード902は、図1に示したバーコード112に対応するものである。バーコード902には、後工程ジョブ109を一意に識別する後工程ジョブIDを含む情報が記憶される。
図9に示す例では、断裁トンボ903の内側の用紙904の横方向のサイズは440mmであり縦方向のサイズは76mmであるとする。また、断裁後の用紙904の原点905は、断裁前の用紙901の左下から水平方向に15mm、垂直方向に119mmの位置にあるものとする。
断裁後の用紙904の右上の座標点906は、断裁前の用紙904の左下から水平方向に455mm、垂直方向に195mmの位置にあるものとする。さらに、断裁後の用紙904の左上の座標点907は、断裁前の用紙904の左下から水平方向に15mm、垂直方向に195mmの位置にあるものとする。
尚、図9では、これらの座標点905〜907の座標を示しているが、実際には、これらの座標は印刷されない。
図9(b)において、後工程ジョブID領域911は、後工程ジョブ109を一意に識別する後工程ジョブIDが格納される領域である。図9に示す例では、後工程ジョブID領域911には、バーコード902に記憶されている後工程ジョブIDと同一の識別子が格納される。
用紙サイズ横領域912は、断裁装置103にセットされた用紙の横方向のサイズが格納される領域である。図9に示す例では、用紙サイズ横領域912には、図9(a)に示す用紙901の横方向のサイズ(446mm)が格納される。
用紙サイズ縦領域913は、断裁装置103にセットされた用紙の縦方向のサイズが格納される領域である。図9に示す例では、用紙サイズ縦領域913には、図9(a)に示す用紙901の縦方向のサイズ(316mm)が格納される。
第1のカットブロック定義点領域915は、カットブロックを定義する第1の座標点を示す情報が格納される領域である。図9に示す例では、第1のカットブロック定義点領域915には、断裁後の用紙904の左上の座標点907が格納される。
第2のカットブロック定義点領域916は、カットブロックを定義する第2の座標点を示す情報が格納される領域である。図9に示す例では、第1のカットブロック定義点領域916には、断裁後の用紙904の右上の座標点906が格納される。
図10(a)は、断裁処理(後工程ジョブ109)が正常に終了した際に、断裁装置103からジョブ管理プログラム202に送信される終了ステータスの全体構造の一例を示す図である。
ジョブステータス領域1002は、断裁処理(後工程ジョブ109)が終了した際のステータス(正常終了またはエラー終了)を示す情報が格納される領域である。
ジョブステータス詳細領域1003は、断裁処理(後工程ジョブ109)が終了した際のステータスの詳細な情報が格納される領域である。尚、図10(a)では、断裁処理(後工程ジョブ109)が正常に終了した場合にジョブステータス詳細領域1003に格納される情報を「S」と示す。
最終ジョブチケット領域1004は、断裁処理を実行することにより最終的に得られた設定値が格納される領域である(図10(b)を参照)。
図10(b)において、用紙サイズ横領域1011は、断裁装置103にセットされた用紙の横方向のサイズが格納される領域である。図9(b)に示した用紙サイズ横領域912と同じ値が、断裁装置103により用紙サイズ横領域1011に格納される。用紙サイズ縦領域1012は、断裁装置103にセットされた用紙の縦方向のサイズが格納される領域である。図9(b)に示した用紙サイズ縦領域913と同じ値が、断裁装置103により用紙サイズ縦領域1012に格納される。
また、後述するように、断裁装置103での異常処理の結果、後工程ジョブ109の設定値と異なる断裁処理が行われる場合がある。この場合にも、カットブロック原点領域1013、第1のカットブロック定義点領域1014、第2のカットブロック定義点領域1015には、実際に断裁装置103が断裁処理を実行して得た値が格納される。
図11(a)に示す例では、断裁された後の用紙1101の横方向のサイズは440mmであり、縦方向のサイズは76mmであるとする。
図11(b)において、後工程ジョブID領域1111は、後工程ジョブ110を一意に識別する後工程ジョブIDが格納される領域である。
用紙サイズ横領域1112は、折り装置104にセットされた用紙の横方向のサイズが格納される領域である。図11に示す例では、用紙サイズ横領域1112には、図11(a)に示す用紙1101の横方向のサイズ(440mm)が格納される。
用紙サイズ縦領域1113は、折り装置104にセットされた用紙の縦方向のサイズが格納される領域である。図11に示す例では、用紙サイズ縦領域1113には、図11(a)に示す用紙1101の縦方向のサイズ(76mm)が格納される。
第2の折り位置領域1115は、折り装置104が実際に用紙に折りを入れる第2の箇所の用紙の左下(原点)から水平方向の位置が格納される領域である。図11に示す例では、第2の折り位置領域1115には、図11(a)に示す折り位置1103の水平方向の座標(400)が格納される。
図12(a)は、折り処理(後工程ジョブ110)が正常に終了した際に、折り装置104からジョブ管理プログラム202に送信される終了ステータスの全体構造の一例を示す図である。
図12(a)において、後工程ジョブID領域1201は、後工程ジョブIDが格納される領域である。後工程ジョブID領域1201には、後工程ジョブID領域1111に格納されている後工程ジョブIDと同一の識別子が格納される。
ジョブステータス領域1202は、折り処理(後工程ジョブ110)が終了した際のステータス(正常終了またはエラー終了)を示す情報が格納される領域である。
ジョブステータス詳細領域1203は、折り処理(後工程ジョブ110)が終了した際のステータスの詳細な情報が格納される領域である。尚、図12(a)でも、図10(a)と同様に、折り処理(後工程ジョブ110)が正常に終了した場合にジョブステータス詳細領域1203に格納される情報を「S」と示す。
最終ジョブチケット領域1204は、折り処理を実行することにより最終的に得られた設定値が格納される領域である(図12(b)を参照)。
図12(b)において、用紙サイズ横領域1211は、折り装置104にセットされた用紙の横方向のサイズが格納される領域である。図11(b)に示した用紙サイズ横領域1112と同じ値が、折り装置104により用紙サイズ横領域1211に格納される。用紙サイズ縦領域1212は、折り装置104にセットされた用紙の縦方向のサイズが格納される領域である。図11(b)に示した用紙サイズ縦領域1113と同じ値が、折り装置104により用紙サイズ縦領域1212に格納される。
また、折り装置104での異常処理の結果、後工程ジョブ110の設定値と異なる折り処理が行われる場合がある。この場合にも、第1の折り位置領域1213、第2の折り位置領域1214には、実際に折り装置104が折り処理を実行して得た値が格納される。
図13(a)は、断裁装置103上でエラーが発生して断裁処理が終了した際に、断裁装置103からジョブ管理プログラム202に送信される終了ステータスの全体構造の一例を示す図である。
ジョブステータス詳細領域1302は、図10に示したジョブステータス詳細領域1003と同様に、断裁処理(後工程ジョブ109)が終了した際のステータスの詳細な情報が格納される領域である。図13(a)に示す例では、用紙が斜め方向に給紙されたことを示す"斜行"がジョブステータス詳細領域1302に格納される。
図13(b)において、カットブロック原点領域1311、第1のカットブロック定義点領域1312、第2のカットブロック定義点領域1313には、実際に断裁装置103が断裁処理を実行して最終的に得た値が格納される。
図13に示す例では、断裁装置103上でエラーが発生したことにより、断裁装置103は、図9(b)に示した第1のカットブロック定義点領域915、第2のカットブロック定義点領域916に格納された座標とは異なる位置で断裁が行われたものする。具体的に、第1のカットブロック定義点領域1312には、座標(15,119)ではなく座標(30,195)が格納される。また、第2のカットブロック定義点領域1313には、座標(455,119)ではなく座標(485,195)が格納される。
行1401において、ブックIDとして"0001"、部品名称として、表紙に組み合わせる帯を示す"帯"、工程として"断裁工程"、現在の工程の状態として、エラーが発生したことを示す"エラー"がそれぞれ表示される。
図14では、行1401が選択された状態であるので、工程状態プレビュー領域610には、現時点(断裁工程)における帯の状態(形状)を模したプレビュー画像1411が表示される。
本来のカットブロックの定義点は、位置1404、1405であった。しかしながら、ここでは、用紙が斜め方向に給紙され、エラーが発生したとしている(図13(a)を参照)。このため、実際には、断裁装置103では、原点から第1のカットブロック定義点の位置1402の方向に断裁がなされたということがプレビュー画像1411により表示される。
ここで、図14に示すように、位置1404、1405の情報を含めてプレビュー画像を生成すれば、後工程ジョブ109の設定値に対するずれを作業者113に直感的に理解させることができる。ただし、位置1404、1405の情報を必ずしも表示する必要はない。
図15(a)は、折り装置104上でエラーが発生して折り処理が終了した際に、折り装置104からジョブ管理プログラム202に送信される終了ステータスの全体構造の一例を示す図である。
図15(a)において、ジョブステータス領域1501は、図12に示したジョブステータス領域1202と同様に、折り処理(後工程ジョブ110)が終了した際のステータス(正常終了またはエラー終了)を示す情報が格納される領域である。図15(a)に示す例では、折り処理時にエラーが発生したことを示す"エラー"がジョブステータス領域1501に格納される。
ジョブステータス詳細領域1502は、図12に示したジョブステータス詳細領域1203と同様に、折り処理(後工程ジョブ110)が終了した際のステータスの詳細な情報が格納される領域である。図15(a)に示す例では、折りが誤った調整で行われたことを示す"フィードエラー"がジョブステータス詳細領域1502に格納される。
図15(b)において、第1の折り位置領域1511、第2の折り位置領域1512には、実際に折り装置104が折り処理を実行した最終的に得た値が格納される。
図15に示す例では、折り装置104上でエラーが発生したことにより、折り装置104は、図12(b)に示した第1の折り位置領域1213、第2の折り位置領域1214に格納された位置とは異なる位置で折り処理が行われたものとする。具体的に、第1の折り位置領域1511には、水平方向の座標として"40"ではなく"50"が格納される。また、第2の折り位置領域1512には、水平方向の座標として"400"ではなく"410"が格納される。
行1601において、ブックIDとして"0001"、部品名称として、表紙に組み合わせる帯を示す"帯"、工程として"折り工程"、現在の工程の状態として、エラーが発生したことを示す"エラー"がそれぞれ表示される。
折り位置1602は、第1の折り位置領域1213に格納された位置(40)を示し、折り位置1603は、第2の折り位置領域1214に格納された位置(400)をそれぞれ示す。折り位置1602、1603の情報を表示すれば、後工程ジョブ110の設定値に対するずれを作業者113に直感的に理解させることができる。ただし、折り位置1602、1603の情報を必ずしも表示する必要はない。
図17(a)は、折り装置104の調整が行われて折り処理が終了した際に、折り装置104からジョブ管理プログラム202に送信される終了ステータスの全体構造の一例を示す図である。
図17(a)において、ジョブステータス領域1701は、図12に示したジョブステータス領域1202と同様に、折り処理(後工程ジョブ110)が終了した際のステータス(正常終了またはエラー終了)を示す情報が格納される領域である。図17(a)に示す例では、正常に折り処理が終了したことを示す"正常"が格納される。
ジョブステータス詳細領域1702は、図12に示したジョブステータス詳細領域1203と同様に、折り処理(後工程ジョブ110)が終了した際のステータスの詳細な情報が格納される領域である。図17(a)に示す例では、折り装置104の機器上で調整されたことを示す"機器調整済"がジョブステータス詳細領域1702に格納される。
図17(b)において、第1の折り位置領域1711、第2の折り位置領域1712には、実際に折り装置104が折り処理を実行した最終的に得た値が格納される。
図17に示す例では、折り装置104の機器を作業者113が調整したことにより、図12(b)に示した第1の折り位置領域1213、第2の折り位置領域1214に格納された位置とは異なる位置で折り処理が行われたものとする。具体的に、第1の折り位置領域1711には、水平方向の座標として"40"ではなく"30"が格納される。また、第2の折り位置領域1712には、水平方向の座標として"400"ではなく"410"が格納される。本実施形態では、このようにして後工程ジョブ110の設定値が調整される。
行1801において、ブックIDとして"0001"、部品名称として、表紙に組み合わせる帯を示す"帯"、工程として"折り工程"、現在の工程の状態として、機器の調整が発生したことを示す"機器調整済"がそれぞれ表示される。
図18では、行1801が選択された状態であるので、工程状態プレビュー領域610には、現時点(折り工程)における帯の状態(形状)を模したプレビュー画像1811が表示される。
また、折り位置1804は、第1の折り位置領域1114に格納された位置(40)を示し、折り位置1805は、第2の折り位置領域1115に格納された位置(400)をそれぞれ示す。折り位置1804、1805の情報を表示すれば、後工程ジョブ110の設定値に対するずれを作業者113に直感的に理解させることができる。ただし、折り位置1804、1805の情報を必ずしも表示する必要はない。
尚、ジョブ管理部203は、図6〜図8、図14、図16、図18に示す情報を、例えば、注文番号やブックIDの単位でまとめてHD403等に記憶する。
尚、図19に示すフローチャートで示された手順を実現するジョブ管理プログラム202は、前述したように、図4で示したメディア408から外部記憶ドライブ407を介してRAM402にロードされ、CPU401によって実行される。また、ここでは、後工程管理プログラム301における処理も併せて説明する。
ステップS1901において、ジョブ管理部203は、注文プログラム201から受信した注文データに基づいて、成果物を生成するための工程を決定する。ここでいう工程とは、例えば、図5に示したステップS501、S502で実行される印刷工程と、ステップS503、S504で実行される断裁工程と、ステップS505、S506で実行される折り工程である。ここでは、工程を特定する変数N(N=0、1、2、・・・)とし、工程0(N=0)を印刷工程、工程1(N=1)を断裁工程、工程2(N=2)を折り工程と定義する。
次に、ステップS1903において、工程Nが実行される。
まず、工程0(印刷工程)が実行される。印刷工程の実行は、ジョブ管理部203から、印刷通信部206を介して印刷ジョブ108をデジタルプリンタ102に送信することで実現される。そして、デジタルプリンタ102は、印刷ジョブ108に基づいて印刷を行い、印刷が終了すると終了ステータスをジョブ管理プログラム202に送信する。
ここでは、印刷工程が正常に終了するとしているので、ステップS1910において、表示部204は、印刷工程の最終的な状態を示す情報を表示させる。このときステップS1910で表示される最終的な状態を示す情報は、図6の行607〜609の状態606の欄に示す"印刷済"である。
そして、ステップS1908に進み、ジョブ管理部203は、ステップS1901で決定した全ての工程が終了したか否かを判定する。この判定の結果、全ての工程が終了した場合には、図19のフローチャートによる処理を終了する。一方、全ての工程が終了していない場合には、ステップS1909に進む。
ステップS1909に進むと、ジョブ管理部203は、変数Nに「1」を加算する。印刷工程が正常に終了してステップS1909に進んだ場合には、変数Nは「0」から「1」に変更される。これにより、断裁工程が指定される。
そして、ステップS1903に戻り、更新後の変数Nにより特定される工程が実行される。ここでは、変数Nが「0」から「1」に変更されるので、工程1(断裁工程)が実行される。
後工程ジョブ管理部302は、通信部304を介して後工程ジョブ109を受信すると、後工程ジョブ109の設定値に基づく断裁処理の実行を後工程実行部303に指示する。作業者113の指示入力に基づく設定値の変更がある場合、後工程ジョブ管理部302は、後工程ジョブ109の設定値を、作業者113の指示入力に基づく設定値に変更したうえで、当該設定値に基づく断裁処理の実行を後工程実行部303に指示する。そして、後工程実行部303は、断裁処理を実行する。後工程ジョブ管理部302は、断裁処理の実行結果に基づいて、断裁工程が正常に終了したことを含む終了ステータスを、通信部304を介してジョブ管理プログラム202に送信する。
ここでは、断裁工程が正常に終了するとしているので、ステップS1910において、表示部204は、断裁工程の最終的な状態を示す情報を表示させる。このときステップS1910で表示される状態を示す情報は、図7の行701の状態の欄に示す"断裁済"である。
また、ここでは、後工程ジョブ109、110の設定値の変更が行われていないとしているので、ステップS1911において、ジョブ管理部203は、後工程ジョブ109における設定値の調整はないと判定する。
そして、ステップS1912に進み、表示部204は、ステップS1903で送信された後工程ジョブ109の設定値(図9(b))に基づいて、工程状態プレビュー領域610に、断裁済みの用紙の状態を模したプレビュー画像702を表示させる。
そして、ステップS1903に戻り、更新後の変数Nにより特定される工程が実行される。ここでは、変数Nが「1」から「2」に変更されるので、工程2(折り工程)が実行される。
後工程ジョブ管理部302は、通信部304を介して後工程ジョブ110を受信すると、後工程ジョブ110の設定値に基づく折り処理の実行を後工程実行部303に指示する。作業者113の指示入力に基づく設定値の変更がある場合、後工程ジョブ管理部302は、後工程ジョブ110の設定値を、作業者113の指示入力に基づく設定値に変更したうえで、当該設定値に基づく折り処理の実行を後工程実行部303に指示する。そして、後工程実行部303は、折り処理を実行する。後工程ジョブ管理部302は、折り処理の実行結果に基づいて、折り工程が正常に終了したことを含む終了ステータスを、通信部304を介してジョブ管理プログラム202に送信する。
ここでは、折り工程が正常に終了するとしているので、ステップS1910において、表示部204は、折り工程の最終的な状態を示す情報を表示させる。このときステップS1910で表示される状態を示す情報は、図8の行801の状態の欄に示す"折り済"である。
また、ここでは、後工程ジョブ109、110の設定値の変更が行われていないとしているので、ステップS1911において、ジョブ管理部203は、後工程ジョブ110における設定値の調整はないと判定する。
そして、ステップS1912に進み、表示部204は、ステップS1903で送信された後工程ジョブ110の設定値(図11(b))に基づいて、工程状態プレビュー領域610に、断裁済みの用紙の状態を模したプレビュー画像802を表示させる。
この場合、後工程ジョブ管理部302は、断裁処理の実行結果に基づいて、断裁工程が正常に終了しなかかっとことと、断裁位置とを含む終了ステータス(図13に示す終了ステータス)を、通信部304を介してジョブ管理プログラム202に送信する。
そして、ステップS1904において、ジョブ管理部203は、断裁装置103から送信された終了ステータス(図13のジョブステータス領域1301)に基づいて、断裁工程は正常に終了しなかったと判定する。
そして、ステップS1905に進み、表示部204は、断裁工程の最終的な状態を示す情報を表示させる。このときステップS1905で表示される最終的な状態を示す情報は、図14の行1401の状態の欄に示す"エラー"である。
次に、ステップS1906において、表示部204は、次の処理を行う。すなわち、表示部204は、ステップS1904で受信した終了ステータスに含まれる最終ジョブチケット領域の設定値(図13(b)を参照)に基づいて、工程状態プレビュー領域610に、断裁済みの用紙の状態を模したプレビュー画像1411を表示させる。
次に、ステップS1907において、ジョブ管理部203は、プレビュー画像1411のデータを、携帯端末装置114を宛先として、メール送信部208を介して、メールサーバ211に送信する。これにより、プレビュー画像1411のデータが添付された電子メールが携帯端末装置114に送信される。作業者113は、携帯端末装置114を操作して、携帯端末装置114の表示画面にプレビュー画像1411を表示させる。尚、プレビュー画像1411のデータの送信形態は、このようなものに限定されない。また、行1401の情報をプレビュー画像1411とともに行1401の情報を併せて表示する画面(画像データ)を形成し、携帯端末装置114を宛先として送信してもよい。
そして、図19のフローチャートによる処理を終了する。
この場合、後工程ジョブ管理部302は、折り処理の実行結果に基づいて、折り工程が正常に終了しなかかっとことと、折り位置とを含む終了ステータス(図15に示す終了ステータス)を、通信部304を介してジョブ管理プログラム202に送信する。
そして、ステップS1904において、ジョブ管理部203は、折り装置104から送信された終了ステータス(図15のジョブステータス領域1501)に基づいて、折り工程は正常に終了しなかったと判定する。
そして、ステップS1905に進み、表示部204は、折り工程の最終的な状態を示す情報を表示させる。このときステップS1905で表示される最終的な状態を示す情報は、図16の行1601の状態の欄に示す"エラー"である。
次に、ステップS1906において、表示部204は、次の処理を行う。すなわち、表示部204は、ステップS1904で受信した終了ステータスに含まれる最終ジョブチケット領域の設定値(図15(b)を参照)に基づいて、工程状態プレビュー領域610に、折り済みの用紙の状態を模したプレビュー画像1611を表示させる。
次に、ステップS1907において、ジョブ管理部203は、プレビュー画像1611のデータを、携帯端末装置114を宛先として、メール送信部208を介して、メールサーバ211に送信する。これにより、携帯端末装置114の表示画面にプレビュー画像1611を表示させることができる。
そして、図19のフローチャートによる処理を終了する。
そして、ステップS1911において、ジョブ管理部203は、後工程ジョブ110における設定値の調整があったと判定する(図17(a)のジョブステータス詳細領域1702を参照)。
そして、ステップS1913において、表示部204は、次の処理を行う。すなわち、表示部204は、ステップS1904で受信した終了ステータスに含まれる最終ジョブチケット領域の設定値(図17(b)を参照)に基づいて、工程状態プレビュー領域610に、折り済みの用紙の状態を模したプレビュー画像1811を表示させる。そして、ステップS1908において、全ての工程が終了したと判定され、図19のフローチャートによる処理を終了する。
また、本実施形態のようにプレビュー画像を表示すれば、用紙の状態を容易に認識できるので好ましい。しかしながら、後工程ジョブ109、110の設定値と異なる設定値を表す情報を含む後工程実行結果情報を表示していれば、必ずしもプレビュー画像を表示する必要はない。例えば、プレビュー画像に替えてまたは加えて、実際の折り位置の座標や、カットブロックを定義する座標の情報を表示してもよい。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、まず、以上の実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)が当該コンピュータプログラムを読み出して実行する。
Claims (20)
- 印刷工程の後の後処理工程が実行されることにより得られるべき用紙の状態に対する設定値を含む後工程ジョブを送信する送信手段と、
前記送信手段により送信された前記後工程ジョブに基づいて前記後処理工程が実行されることにより実際に得られた用紙の状態に対する設定値を含むステータス情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記ステータス情報に基づいて、前記後工程ジョブに含まれる前記設定値と同じ設定値で前記後処理工程が実行されたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記後工程ジョブに含まれる前記設定値と同じ設定値で前記後処理工程が実行されなかったと判定されると、前記受信手段により受信されたステータス情報に含まれる前記設定値のうち、前記送信手段により送信された前記後工程ジョブに含まれる前記設定値と異なる設定値を表す情報を少なくとも含む後工程実行結果情報を出力する出力手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記受信手段により受信された前記ステータス情報に含まれる前記設定値に基づいて、前記後処理工程が実行されることにより実際に得られた用紙を模した画像データを生成する生成手段をさらに有し、
前記出力手段は、前記後処理工程が実行されることにより実際に得られた用紙を模した画像データを含む情報を、前記後工程実行結果情報として出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記ステータス情報は、前記後処理工程が実行された後の前記後工程ジョブの状態を示す情報をさらに含み、
前記出力手段は、前記後処理工程が実行された後の前記後工程ジョブの状態を示す情報をさらに含む前記後工程実行結果情報を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記ステータス情報は、前記後処理工程が実行された後の前記後工程ジョブの状態を示す情報として、前記後処理工程が正常に終了したことを示す情報と、前記後処理工程が正常に終了しなかったことを示す情報との何れかさらに含み、
前記判定手段は、前記受信手段により受信された前記ステータス情報に基づいて、前記後処理工程が正常に終了したか否かを判定し、
前記出力手段は、前記判定手段により、前記後処理工程が正常に終了しなかったと判定されると、前記後工程実行結果情報を出力することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記出力手段は、前記後処理工程が正常に終了しなかったことを示す情報をさらに含む前記後工程実行結果情報を出力することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記ステータス情報は、前記後処理工程が実行された後の前記後工程ジョブの状態を示す情報として、前記後工程ジョブに含まれる前記設定値に対する調整が行われたことを示す情報をさらに含み、
前記判定手段は、前記受信手段により受信された前記ステータス情報に基づいて、前記後工程ジョブに含まれる前記設定値に対する調整が行われたか否かを判定し、
前記出力手段は、前記判定手段により、前記後工程ジョブに含まれる前記設定値に対する調整が行われたと判定されると、前記後工程実行結果情報を出力することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記出力手段は、前記後工程ジョブに含まれる前記設定値に対する調整が行われたことを示す情報をさらに含む前記後工程実行結果情報を出力することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
- 前記出力手段は、前記後工程実行結果情報を、外部装置を宛先として送信することと、前記後工程実行結果情報を、表示装置に表示することと、の少なくとも何れかを行うことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記出力手段は、前記実行された後処理工程の名称を示す情報と、前記後処理工程による成果物の名称を示す情報と、をさらに含む前記後工程実行結果情報を出力することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 請求項1〜9の何れか1項に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置から送信される後工程ジョブに基づいて後処理工程を実行する後工程装置と、を有する印刷システムであって、
前記後工程装置は、前記後処理工程を実行すると、当該後処理工程を実行した結果に基づいて、当該後処理工程で用紙に対して実行した内容を含む実行結果情報を前記情報処理装置に自動的に送信することを特徴とする印刷システム。 - 印刷工程の後の後処理工程が実行されることにより得られるべき用紙の状態に対する設定値を含む後工程ジョブを送信する送信ステップと、
前記送信ステップにより送信された前記後工程ジョブに基づいて前記後処理工程が実行されることにより実際に得られた用紙の状態に対する設定値を含むステータス情報を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信された前記ステータス情報に基づいて、前記後工程ジョブに含まれる前記設定値と同じ設定値で前記後処理工程が実行されたか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより、前記後工程ジョブに含まれる前記設定値と同じ設定値で前記後処理工程が実行されなかったと判定されると、前記受信ステップにより受信されたステータス情報に含まれる前記設定値のうち、前記送信ステップにより送信された前記後工程ジョブに含まれる前記設定値と異なる設定値を表す情報を少なくとも含む後工程実行結果情報を出力する出力ステップと、
を有することを特徴とするジョブ管理方法。 - 印刷工程の後の後処理工程が実行されることにより得られるべき用紙の状態に対する設定値を含む後工程ジョブを送信する処理を行う送信ステップと、
前記送信ステップにより送信された前記後工程ジョブに基づいて前記後処理工程が実行されることにより実際に得られた用紙の状態に対する設定値を含むステータス情報を受信する処理を行う受信ステップと、
前記受信ステップにより受信された前記ステータス情報に基づいて、前記後工程ジョブに含まれる前記設定値と同じ設定値で前記後処理工程が実行されたか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより、前記後工程ジョブに含まれる前記設定値と同じ設定値で前記後処理工程が実行されなかったと判定されると、前記受信ステップにより受信されたステータス情報に含まれる前記設定値のうち、前記送信ステップにより送信された前記後工程ジョブに含まれる前記設定値と異なる設定値を表す情報を少なくとも含む後工程実行結果情報を出力する処理を行う出力ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記受信ステップにより受信された前記ステータス情報に含まれる前記設定値に基づいて、前記後処理工程が実行されることにより実際に得られた用紙を模した画像データを生成する生成ステップをさらにコンピュータに実行させ、
前記出力ステップは、前記後処理工程が実行されることにより実際に得られた用紙を模した画像データを含む情報を、前記後工程実行結果情報として出力する処理を行うことを特徴とする請求項12に記載のプログラム。 - 前記ステータス情報は、前記後処理工程が実行された後の前記後工程ジョブの状態を示す情報をさらに含み、
前記出力ステップは、前記後処理工程が実行された後の前記後工程ジョブの状態を示す情報をさらに含む前記後工程実行結果情報を出力する処理を行うことを特徴とする請求項12または13に記載のプログラム。 - 前記ステータス情報は、前記後処理工程が実行された後の前記後工程ジョブの状態を示す情報として、前記後処理工程が正常に終了したことを示す情報と、前記後処理工程が正常に終了しなかったことを示す情報との何れかさらに含み、
前記判定ステップは、前記受信ステップにより受信された前記ステータス情報に基づいて、前記後処理工程が正常に終了したか否かを判定し、
前記出力ステップは、前記判定ステップにより、前記後処理工程が正常に終了しなかったと判定されると、前記後工程実行結果情報を出力する処理を行うことを特徴とする請求項12〜14の何れか1項に記載のプログラム。 - 前記出力ステップは、前記後処理工程が正常に終了しなかったことを示す情報をさらに含む前記後工程実行結果情報を出力する処理を行うことを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
- 前記ステータス情報は、前記後処理工程が実行された後の前記後工程ジョブの状態を示す情報として、前記後工程ジョブに含まれる前記設定値に対する調整が行われたことを示す情報をさらに含み、
前記判定ステップは、前記受信ステップにより受信された前記ステータス情報に基づいて、前記後工程ジョブに含まれる前記設定値に対する調整が行われたか否かを判定し、
前記出力ステップは、前記判定ステップにより、前記後工程ジョブに含まれる前記設定値に対する調整が行われたと判定されると、前記後工程実行結果情報を出力する処理を行うことを特徴とする請求項12〜16の何れか1項に記載のプログラム。 - 前記出力ステップは、前記後工程ジョブに含まれる前記設定値に対する調整が行われたことを示す情報をさらに含む前記後工程実行結果情報を出力する処理を行うことを特徴とする請求項17に記載のプログラム。
- 前記出力ステップは、前記後工程実行結果情報を、外部装置を宛先として送信する処理を行うことと、前記後工程実行結果情報を、表示装置に表示する処理を行うことと、の少なくとも何れかを行うことを特徴とする請求項12〜18の何れか1項に記載のプログラム。
- 前記出力ステップは、前記実行された後処理工程の名称を示す情報と、前記後処理工程による成果物の名称を示す情報と、をさらに含む前記後工程実行結果情報を出力する処理を行うことを特徴とする請求項12〜19の何れか1項に記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013154721A JP6207277B2 (ja) | 2013-07-25 | 2013-07-25 | 情報処理装置、ジョブ管理方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013154721A JP6207277B2 (ja) | 2013-07-25 | 2013-07-25 | 情報処理装置、ジョブ管理方法およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015026195A true JP2015026195A (ja) | 2015-02-05 |
JP6207277B2 JP6207277B2 (ja) | 2017-10-04 |
Family
ID=52490817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013154721A Active JP6207277B2 (ja) | 2013-07-25 | 2013-07-25 | 情報処理装置、ジョブ管理方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6207277B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106064527A (zh) * | 2015-04-24 | 2016-11-02 | 海德堡印刷机械股份公司 | 用于设定数字式印刷机中的上亮油机构的方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001080237A (ja) * | 1999-09-16 | 2001-03-27 | Hiroshi Kobayashi | 通信機能を備えた製本システム |
JP2005043972A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-02-17 | Ricoh Co Ltd | ネットワーク画像処理システムの利用方法 |
JP2005186464A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2008085707A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2012059234A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Ricoh Co Ltd | 印刷制御装置、印刷制御システムおよび印刷制御方法 |
JP2012238211A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Canon Inc | ジョブを制御する装置、方法及びプログラム |
-
2013
- 2013-07-25 JP JP2013154721A patent/JP6207277B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001080237A (ja) * | 1999-09-16 | 2001-03-27 | Hiroshi Kobayashi | 通信機能を備えた製本システム |
JP2005043972A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-02-17 | Ricoh Co Ltd | ネットワーク画像処理システムの利用方法 |
JP2005186464A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2008085707A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2012059234A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Ricoh Co Ltd | 印刷制御装置、印刷制御システムおよび印刷制御方法 |
JP2012238211A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Canon Inc | ジョブを制御する装置、方法及びプログラム |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106064527A (zh) * | 2015-04-24 | 2016-11-02 | 海德堡印刷机械股份公司 | 用于设定数字式印刷机中的上亮油机构的方法 |
CN106064527B (zh) * | 2015-04-24 | 2020-01-07 | 海德堡印刷机械股份公司 | 用于设定数字式印刷机中的上亮油机构的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6207277B2 (ja) | 2017-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10078475B2 (en) | Printer and server | |
US9785391B2 (en) | Method for producing packages of printed materials by generating and executing a job set containing multiple linked sub-jobs | |
JP6439439B2 (ja) | 情報処理装置、画像処理装置、プログラム、ユーザインタフェース | |
JP5462638B2 (ja) | 印刷装置、印刷方法、および、プログラム | |
JP2012252513A (ja) | 印刷制御プログラム、印刷制御装置及び印刷システム | |
JP2012178144A (ja) | プレビュー表示プログラム、プレビュー表示装置、プレビュー表示方法及び記録媒体 | |
JP5597088B2 (ja) | 印刷システム、印刷システムの制御方法、プログラム | |
JP7204384B2 (ja) | 情報処理装置、及びその制御方法 | |
JP5451803B2 (ja) | 画像編集装置、方法、システム及びプログラム | |
JP2005271264A (ja) | 印刷管理装置、方法、プログラム、記憶媒体、及び印刷システム | |
JP2015118474A (ja) | 印刷制御装置及びプログラム | |
JP6207277B2 (ja) | 情報処理装置、ジョブ管理方法およびプログラム | |
JP2011243169A (ja) | 管理装置、管理方法、及びプログラム | |
JP5701085B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP6136671B2 (ja) | 印刷ジョブ管理方法、印刷ジョブ管理プログラム、記録媒体、およびデジタル印刷装置 | |
US20220137901A1 (en) | Information processing apparatus and method of controlling same | |
US11347455B2 (en) | Information processing device, control method for information processing device, and program | |
JP2016511868A (ja) | 印刷ジョブを生成するための方法およびシステム | |
JP2013003827A (ja) | 印刷制御プログラム、印刷制御装置及び印刷システム | |
JP2012185711A (ja) | 印刷情報処理装置および印刷情報処理方法 | |
JP2017030232A (ja) | 画像処理システム、処理実行制御装置、画像処理方法及び制御プログラム | |
JP2013144417A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP2011039678A (ja) | 印刷制御装置、方法及びプログラム | |
JP6977574B2 (ja) | プログラムおよび情報処理装置 | |
JP4492408B2 (ja) | 文書分散配布システム、その方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160622 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170328 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170511 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170808 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170905 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6207277 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |