JP2007326656A - 重送検出装置、重送検出装置を備える画像記録装置、重送検出装置を備える原稿読取装置、および重送検出方法 - Google Patents

重送検出装置、重送検出装置を備える画像記録装置、重送検出装置を備える原稿読取装置、および重送検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】重送検出に使用する超音波センサなどの温度上昇を簡単な構成で大幅に抑制することが可能な重送検出装置、重送検出装置を備える画像記録装置、重送検出装置を備える原稿読取装置、および重送検出方法を提供する。
【解決手段】選択的に使用可能な複数の搬送路(11、13、他)と、これらの合流部下流近傍に配置されて搬送対象物の重送を検出する重送検出部(82Ba、82Bb)と、前記複数の搬送路のいずれを使用するかを選択するとともに、特定の搬送路(13)以外から搬送対象物が搬送されるときには前記重送検出部への通常給電が行われるように制御し、特定の搬送路(13)から搬送対象物が搬送されるときには前記重送検出部への給電を停止するように制御する制御部(70)とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録用紙や原稿などの搬送対象物の重送を超音波センサによって検出する重送検出装置、重送検出装置を備える画像記録装置、重送検出装置を備える原稿読取装置、および重送検出方法に関する。
近年、スキャナ機能、プリンタ機能、及びファクシミリ機能などを有するデジタル複合機のような画像記録装置は、自動原稿読取装置を備え、自動原稿読取装置の原稿トレイに積層された原稿を1枚ずつ画像読取部へ搬送して、原稿上に記録された画像を読み取り、読み取った画像に基づいて、記録用紙への印刷などの処理を行うことにより、大量の原稿を高速に処理するようになってきている。
しかし、このような画像記録装置で印刷のために記録用紙を搬送する場合、湿度又は静電気などの影響により、1枚ずつ記録用紙が分離して搬送されず、2枚以上の記録用紙が重なって搬送される重送(マルチフィード)が生じる場合がある。また、自動原稿読取装置において原稿を搬送する場合でも同様に、原稿の重送が生じる場合がある。
このような重送の検出用手段としては、光学式センサや超音波式センサなどが挙げられる(例えば、特許文献1参照。)。従来は光学式センサが使用されることが多かったが、超音波センサには記録用紙や原稿の厚みの影響を受けにくく、厚みが異なる記録用紙や原稿が混在していても正確な重送検出が行えるという利点があり、最近では使用される例も増えてきている。
しかし、超音波センサではかなり大きな音圧で重送検出を行うため、長時間連続的に使用する場合などの温度上昇が問題となる。このような超音波センサは通常は記録用紙または原稿の搬送路に沿って配置されることになるが、特に画像記録装置では、記録用紙の搬送路はゴミや埃などを嫌う関係で装置外部から遮断された構造になることも多く、もともと内部に熱がこもりやすい。超音波センサとともに放熱板などを設置しようとしても、配置スペースなどの制約も多く、超音波センサの温度上昇対策は容易ではない。
そこで、超音波センサの発信素子と受信素子とが同じ圧電素子で構成されていることに着目し、セレクタなどを用いて発信素子と受信素子の役割を定期的に入れ替えることで温度上昇の影響を抑制可能な画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−26349号公報 (第3−5頁、図1) 特開2005−15124号公報
しかしながら、上述の特許文献2に開示されているような従来技術では、超音波センサ以外にセレクタなどを必要とするだけでなく、必ずしもあらゆる超音波センサに適用できるとは限らない。また、記録用紙の搬送路を挟んだ小さな空間内に発信素子と受信素子とが配置されている場合、その空間内で熱が連続的に発生することにはかわりがないため、本質的な解決にはつながらないとも言える。
従来技術のこのような課題に鑑み、本発明の目的は、重送検出に使用する超音波センサなどの温度上昇を簡単な構成で大幅に抑制することが可能な重送検出装置、そのような重送検出装置を備える画像記録装置、そのような重送検出装置を備える原稿読取装置、および重送検出方法を提供することである。
本発明の重送検出装置は、搬送対象物の搬送に選択的に使用可能な複数の搬送路と、これら複数の搬送路の合流部下流近傍に配置され、前記搬送対象物の重送を検出する重送検出部と、前記複数の搬送路のいずれを前記搬送対象物の搬送に使用するかを選択するとともに、前記複数の搬送路のうちで特定の搬送路以外から前記搬送対象物が搬送されるときには前記重送検出部への通常給電が行われるように制御し、前記特定の搬送路から前記搬送対象物が搬送されるときには前記重送検出部への給電を停止するか又は通常より少ない給電が行われるように制御する制御部とを備えることを特徴とする。
ここで、搬送対象物としては、例えば記録用紙や原稿などが挙げられるが、これらに限られない。重送検出部としては、透過型検出方式による超音波センサが挙げられるが、これに限られない。例えば、重送検出用に使用されるもので動作中の発熱量が多い他のセンサなどが考えられる。
このような構成の重送検出装置によれば、重送検出の必要性を判断して、その必要がない場合には前記重送検出部への給電を停止するか又は通常より少ない給電が行われるように制御する。すなわち、前記複数の搬送路のうちで特定の搬送路から前記搬送対象物が搬送されるときには重送が発生することがないと予めわかっている場合に重送検出は不要と判断し、前記重送検出部への給電を停止するように制御する。または、通常より少ない給電が行われるように制御してもよい。これにより、前記重送検出部の発熱による温度上昇が抑制され、安定した動作が可能となる。
また、本発明の重送検出装置において、前記特定の搬送路からは、既に前記重送検出部で重送検出が行われた前記搬送対象物が搬送されてくるように構成されていてもよい。あるいは、前記特定の搬送路が循環式の搬送路の一部であって、前記重送検出部で重送検出が既に行われた前記搬送対象物が前記循環式の搬送路を経由して再び搬送可能となるように構成されていてもよい。
このような構成の重送検出装置によれば、前記複数の搬送路のうちで特定の搬送路から前記搬送対象物が搬送されるときには重送が発生することはなく重送検出は不要と事前に判断できるので、前記重送検出部への給電を停止するように制御するか、または、通常より少ない給電が行われるように制御する。これにより、前記重送検出部の発熱による温度上昇が抑制され、安定した動作が可能となる。
また、上記のような重送検出装置を備える画像記録装置も本発明の範疇である。
このような構成の画像記録装置によれば、前記重送検出部の安定動作により、画像記録装置の動作の信頼性などを向上させることができる。
また、本発明の重送検出装置が、画像記録装置本体から挿脱自在であるとともに、前記複数の搬送路全体のそれぞれ異なる部分を内部に含む複数のユニットをさらに備えており、前記制御部は、前記重送検出部で前記搬送対象物の重送が検出された場合に、搬送中の前記搬送対象物が前記画像記録装置本体および前記複数のユニットのいずれか1つのみの内部に存在していると判断されるときは、搬送を停止するような構成であってもよい。さらに、前記制御部は、前記重送検出部で前記搬送対象物の重送が検出された場合に、搬送中の前記搬送対象物が前記画像記録装置本体および前記複数のユニットのいずれか2つ以上にわたって存在していると判断されるときは、いずれか1つのみの内部に存在することになる位置まで前記搬送対象物が移動するように搬送を継続した後に搬送を停止するような構成であってもよい。
このような構成の画像記録装置によれば、重送検出後に搬送が停止された場合には、記録用紙などの搬送対象物は、前記画像記録装置本体および前記複数のユニットのいずれか1つのみの内部に存在している。これにより、その搬送対象物の除去作業を容易かつ確実に行うことができる。
また、上記のような重送検出装置を備える原稿読取装置も本発明の範疇である。
このような構成の原稿読取装置によれば、前記重送検出部の安定動作により、原稿読取装置の動作の信頼性などを向上させることができる。
あるいは、本発明の重送検出方法は、選択的に使用可能な複数の搬送路のいずれを搬送対象物の搬送に使用するかを選択する搬送路選択ステップと、この搬送路選択ステップによって前記複数の搬送路のうちで特定の搬送路以外が選択された場合に、前記複数の搬送路の合流部下流近傍に配置された重送検出部への通常給電が行われるように制御するとともに、前記複数の搬送路のうちで前記特定の搬送路が選択された場合には、前記重送検出部への給電を停止するか又は通常より少ない給電が行われるように制御する制御ステップと、この制御ステップによって前記重送検出部への通常給電が行われるように制御されている場合に、前記重送検出部による前記搬送対象物の重送検出を行う重送検出ステップとを備えることを特徴とする。
このような構成の重送検出方法によれば、重送検出の必要性を判断して、その必要がない場合には前記重送検出部への給電を停止するか又は通常より少ない給電が行われるように制御する。これにより、前記重送検出部の発熱による温度上昇が抑制され、安定した動作が可能となる。
本発明の重送検出装置および重送検出方法によれば、重送検出の必要性を判断して、その必要がない場合には前記重送検出部への給電を停止するか又は通常より少ない給電が行われるように制御する。これにより、前記重送検出部の発熱による温度上昇が抑制され、安定した動作が可能となる。
本発明の重送検出装置を備える画像記録装置によれば、重送検出部の安定動作により、画像記録装置の動作の信頼性などを向上させることができる。
本発明の重送検出装置を備える原稿読取装置によれば、重送検出部の安定動作により、原稿読取装置の動作の信頼性などを向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
<画像記録装置100の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像記録装置100の構成を示す正面断面の概略図である。この画像記録装置100は、画像読取ユニット200、画像形成ユニット300、給紙ユニット400、および大容量給紙トレイ410から構成されている。
画像読取ユニット200は、自動原稿搬送装置(ADF:Automatic Document Feeder)201、第1原稿台202、第2原稿台203、第1ミラーベース204、第2ミラーベース205、レンズ206及び固体撮像素子(CCD:Charge Coupled Device)207を備えている。
ADF201は、原稿トレイ211から第2原稿台203を経由して排出トレイ212に至る間に原稿を1枚ずつ搬送する。ADF201は、第1原稿台202の上面を開閉自在に被覆するように、背面側を支点に回動自在にされている。前面側が上方に移動するようにADF201を回動させて第1原稿台202の上面を露出させることにより、手動操作によって第1原稿台202に原稿を載置することができる。
第1原稿台202及び第2原稿台203は、ともに硬質ガラス板によって構成されている。
第1ミラーベース204及び第2ミラーベース205は、第1原稿台202及び第2原稿台203の下方において水平方向に移動自在にされている。第2ミラーベース205の移動速度は、第1ミラーベース204の移動速度の1/2にされている。第1ミラーベース204は、光源及び第1ミラーを搭載している。第2ミラーベース205は、第2ミラー及び第3ミラーを搭載している。
ADF201によって搬送される原稿の画像を読み取る際には、第1ミラーベース204は、第2原稿台203の下方に停止している。光源の光は、第2原稿台203上を通過する原稿の画像面に向けて照射され、原稿の画像面における反射光が第1ミラーによって第2ミラーベース205に向けて反射される。
第1原稿台202に載置された原稿の画像を読み取る際には、第1ミラーベース204及び第2ミラーベース205は、第1原稿台202の下方を水平方向に移動する。光源の光は、第1原稿台202上に載置された原稿の画像面に向けて照射され、原稿の画像面における反射光が第1ミラーによって第2ミラーベース205に向けて反射される。
ADF201を用いるか否かに拘らず、原稿の画像面における反射光は、光路長を一定にして、第2ミラー及び第3ミラーによってレンズ206を経由してCCD207に入射する。
CCD207は、原稿の画像面における反射光の光量に応じた電気信号を出力する。この電気信号は、画像形成ユニット300に画像データとして入力される。
画像形成ユニット300は、画像記録部30を構成する感光体ドラム31、帯電器32、露光装置33、現像装置34、転写ベルト35、クリーナ36及び定着装置37を備えている。
感光体ドラム31は、表面に感光層が形成されており、矢印方向に回転する。帯電器32は、感光体ドラム31の表面を所定の電位に均一に帯電させる。帯電器32は、チャージャによる非接触方式、又は、ローラ若しくはブラシによる接触方式の何れを用いてもよい。
露光装置33は、感光体ドラム31の表面に画像データに基づく光を照射する。これによって、感光体ドラム31の表面には、感光層における光導電作用によって静電潜像が形成される。露光装置33は、画像データに基づいて変調されたレーザ光を、ポリゴンミラーを介して感光体ドラム31の軸方向に走査する。これに代えて、ELやLED等の発光素子をアレイ状に配置した露光装置を用いることもできる。
現像装置34は、感光体ドラム31の表面にトナーを供給し、静電潜像をトナー像に可視像化する。
転写ベルト35は、感光体ドラム31の下方において複数のローラ間にループ状に張架されており、1×109 〜1×1013Ω・cm程度の抵抗値を有する。転写ベルト35のループ状の移動経路の内側には、転写ベルト35を挟んで感光体ドラム31に圧接する転写ローラ35Aが備えられている。転写ローラ35Aには、所定の転写電圧が印加され、転写ベルト35と感光体ドラム31との間を通過する記録用紙に、感光体ドラム31が担持するトナー像が転写される。転写ベルト35及び転写ローラ35Aは、本発明の定着装置の一部を構成する。
クリーナ36は、記録用紙に対するトナー像の転写を終えた感光体ドラム31の表面から、残留しているトナーを除去する。
定着装置37は、加熱ローラ37A及び加圧ローラ37Bを備えている。加熱ローラ37Aは、トナーを溶融可能な温度に内部のヒータによって加熱される。加圧ローラ37Bは、加熱ローラ37Aに所定の圧力で圧接する。定着装置37は、加熱ローラ37Aと加圧ローラ37Bとの間を通過する記録用紙を加熱及び加圧することにより、トナー像を記録用紙に堅牢に定着させる。定着装置37を通過した記録用紙は、画像記録装置100の一方の側面に装着された排紙トレイ38に排出される。排紙トレイ38は、この発明の排紙部に相当する。
給紙ユニット400は、給紙カセット401,402,403,404及び手差しトレイ405を備えている。給紙カセット401,402,403,404のそれぞれには、同一サイズの複数枚の記録用紙が収納される。手差しトレイ405には、使用頻度の低いサイズや紙質の記録用紙が載置される。
給紙ユニット400は、給紙カセット401,402,403,404又は手差しトレイ405の何れかから1枚ずつ記録用紙を給紙する。給紙ユニット400から給紙された記録用紙は、後述する用紙搬送路10を経由して画像記録部30に搬送される。
また、給紙ユニット400には、大容量の記録用紙を収容可能な大容量給紙トレイ410が装着されている。
<画像記録装置100の用紙搬送路10について>
図2は、上記画像記録装置100における用紙搬送路10の構成を示す図である。画像形成ユニット300の内部には、用紙搬送路10が構成されている。用紙搬送路10は、第1搬送路11、第2搬送路12、第3搬送路13、第4搬送路14及び第5搬送路15を含む。
第1搬送路11は、給紙ユニット400から第1合流部21、画像記録部30、第1分岐部24及び第2合流部22をこの順に経由して排紙トレイ38に至る。第1搬送路11には、搬送ローラ61,62,63、レジストレーションローラ51、排紙ローラ52が配置されている。搬送ローラ61,62,63、レジストレーションローラ51、排紙ローラ52には、図示しない第1モータから回転が供給される。
第1搬送路11において画像記録部30を経由する部分は、感光体ドラム31から記録用紙の表面に安定してトナー像を転写させるため、及び、定着前のトナー像が静電吸着した記録用紙を安定して搬送するために転写ベルト35が配置されており、略水平に構成されている。
第2搬送路12は、第1搬送路11における画像記録部30と排紙トレイ38との間に配置された第1分岐部24から下方の第2分岐部25及び第3分岐部26をこの順に経由してスイッチバック部12Aに至る。スイッチバック部12Aは、第1搬送路11における画像記録部30を経由する範囲に略平行にされ、記録用紙を往復方向に搬送する。第2搬送路12には、反転ローラ53,58が配置されている。反転ローラ53,58には、図示しない第2モータから図示しない第1クラッチを介して回転が正転方向又は逆転方向に選択的に供給される。
第3搬送路13は、第3分岐部26から第3合流部23を経由して第1搬送路11における給紙ユニット400と画像記録部30との間に配置された第1合流部21に至る。第3搬送路13には、反転ローラ54,55,56,57が配置されている。反転ローラ54,55,56,57には、図示しない第3モータから図示しない第2クラッチを介して回転が正転方向又は逆転方向に選択的に供給される。
第4搬送路14は、第2分岐部25と第3合流部23との間を結ぶ。
第5搬送路15は、第2分岐部25から第2合流部22までの間を結ぶ。
第2搬送路12のスイッチバック部12Aは、第1搬送路11において略水平方向に配置された画像記録部30を通過する範囲と互いに略平行となるように上下に配置されている。そして、第1搬送路11において画像記録部30を通過する範囲と第2搬送路12のスイッチバック部12Aとの間に、第3搬送路13が配置されている。
また、図1も併せて参照するとわかるように、手差しトレイ405からの搬送路と大容量給紙トレイ410からの搬送路とが合流した後、さらに、レジストレーションローラ51と搬送ローラ61との中間付近の第4合流部20において第1搬送路11に合流する。すなわち、記録用紙が搬送されてくる複数の搬送路のすべては第4合流部20に達するまでに合流している。
この第4合流部20の下流側近傍であってレジストレーションローラ51のすぐ上流の位置には、記録用紙の重送検出用の超音波センサ82B(詳細は図9〜12を参照して後述)の発信部82Ba及び受信部82Bbが、第1搬送路11を挟んで対向するように配置されている。第4合流部20の下流側に配置することにより、発信部82Ba及び受信部82Bbを一組使用するのみで、複数の搬送路のいずれから記録用紙が搬送されてきても的確な重送検出が可能となる。
なお、第1搬送路11の一部(第1合流部21から第1分岐部24まで)、スイッチバック部12Aも含めた第2搬送路12、および第3搬送路13によって循環式の搬送路が形成されている。画像記録部30において画像記録が既に一度行われた記録用紙は、この循環式の搬送路を経由することで画像記録部30へ再び搬送可能になる。
また、図15を参照して後述するように、この循環式の搬送路を経由する過程で記録用紙の表裏の反転が行われる。これにより、記録用紙の両面への画像記録が可能となる。
図3は、上記画像記録装置100の用紙搬送路10における第1分岐部24、第2分岐部25及び第3分岐部26の構成を示す図である。第1分岐部24には、分岐爪41が配置されている。分岐爪41は、図示しない第1ソレノイドの動作によって図3中に実線で示す位置と二点鎖線で示す位置との間において揺動し、第1分岐部24において記録用紙の搬送方向を第1搬送路11と第2搬送路12との何れかに切り替える。
第2分岐部25には、分岐爪42及び分岐爪43が配置されている。分岐爪42は、外力が作用しない状態で図3中に実線で示す位置にあり、第2搬送路12又は第4搬送路14から上方に搬送された記録用紙を第5搬送路15に案内する。第2搬送路12又は第3搬送路13から上方に搬送された記録用紙は、分岐爪42によって第2搬送路12への進入が規制される。
分岐爪43は、図示しない第2ソレノイドの動作によって図3中に実線で示す位置と二点鎖線で示す位置との間において揺動し、第2分岐部25において第4搬送路14と第5搬送路15との間、又は、第2搬送路12と第5搬送路15との間の何れかを開放する。
なお、分岐爪42は、第1分岐部24から第2搬送路12内を下方に搬送された記録用紙との当接によって図3中に破線で示す位置まで揺動する。
第3分岐部26には、分岐爪44が配置されている。スイッチバック部12Aにおいて前後端を反転された記録用紙は、第2搬送路12から第5搬送路15を経由して排紙トレイ38に排出されることはない。分岐爪44は弾性部材によって図3中に実線で示す位置に付勢されている。この弾性部材は、第1搬送路11から第2搬送路12を経由してスイッチバック部12Aに向かう記録用紙によって分岐爪44が図3中に破線で示す位置に容易に揺動する程度の弾性力を分岐爪44に作用させる。これによって、分岐爪44は、第3分岐部26において第2搬送路12と第3搬送路との間、又は、第2搬送路12を選択的に開放する。
<画像記録装置100の第1ユニット1及び第2ユニット2について>
図4は、画像記録装置100の一部の構成を示す拡大図であって、第1ユニット1及び第2ユニット2の位置を示す図である。図5は、第1ユニット1及び第2ユニット2を画像記録装置100の内部から前面側に引き出した際の外観図である。図6は、第2ユニット2を第1ユニット1から引き出した際の外観図である。図7は第2ユニット2の構成を説明する説明図である。
図4に示すように、画像記録装置100は、第1ユニット1及び第2ユニット2を備えている。第1ユニット1は、転写ベルト35及び転写ローラ35A、定着装置37が配置され、スライドレール3A,3Bによって画像記録装置100の内部から前面側(外部)の矢印Y方向に引き出し自在(挿脱自在)に支持されている。
第1ユニット1は、図4に示すように第1搬送路11のうち画像記録部30を通過する箇所と、第3搬送路13の一部とが配置されている。第1ユニット1が画像記録装置100の内部から前面側に引き出されると、図5に示すように第1搬送路11における画像記録部を通過する箇所が露出する。これにより、搬送ジャムの発生時等において第1ユニット1を引き出すだけで画像記録部30内の第1搬送路11に滞留する記録用紙を容易に除去することができる。また、第1搬送路11上に滞留する記録用紙の有無の確認を容易にできる。
第2ユニット2は、図4に示すように第1搬送路11の一部、第2搬送路12、第3搬送路13の一部、第4搬送路14、第5搬送路15が配置され、第1ユニット1が画像記録装置100の内部から引き出された図5に示す状態において、図6に示すようにスライドレール4A,4Bによって矢印Y方向に直交する方向である矢印Z方向に引き出し自在(挿脱自在)に支持されている。
また、第2ユニット2は、図7に示すように第1ユニット1から引き出された(離脱した)状態で上面及び側面の開閉板5,6が実線に示す位置から点線に示す位置まで回動自在であり、回動によって第2搬送路12の一部及び第3搬送路13の一部を露出させることができる。
特に、開閉板6の開放により、用紙搬送路10において、第2搬送路12の一部に沿って上下に並んで配置されていた記録用紙の搬送不良(搬送ジャム)を比較的生じ易い第1分岐部24、第2分岐部25、第3分岐部26の全てが外部に露出し、滞留した記録用紙の除去作業を簡略化できる。
これによって、搬送ジャムの発生時等において第2搬送路12及び第3搬送路13に滞留する記録用紙を容易に除去することができるので、搬送ジャムの発生し易い箇所の用紙搬送路におけるユーザの作業性を向上させることができ、負担を軽減することができる。
さらに、第1ユニット1から離脱した状態において、第2ユニット2の上面及び側面を開閉自在にすることによって、第1ユニット1と第2ユニット2とが一体的な構成よりも上面及び側面の開放量を多くできるので、従来よりも一箇所の上面等の開放による第2搬送路12の露出量を増加させることができる。
これにより、用紙搬送路10上の記録用紙除去の作業性を向上でき、また用紙搬送路10上に滞留する記録用紙の有無の確認をするために第2ユニット2の上面等を開放する箇所を従来に比べて減少させることができ、ユーザの負担を軽減できる。
しかも、第2ユニット2を矢印Y方向ではなく矢印Z方向に第1ユニット1から引き出すことができるので、矢印Z方向に第1ユニットを引き出す空間に加えて第2ユニット2を引き出す空間が必要ない。第2ユニット2を矢印Y方向に第1ユニット1から引き出すための空間は、ユーザが画像記録済みの記録用紙を取り出すための空間を利用しているので、第2ユニット2を引き出すためにのみ確保する必要がなく、単純な構成で画像記録装置100の配置のために必要なスペースの増大を抑制することができる。
<画像記録装置100の電気的な構成>
図8は、画像記録装置100における主に記録用紙の搬送に関する部分の電気的な構成を示す図である。画像記録装置100は、CPU71、ROM72及びRAM73を有する制御部70を備えており、この制御部70には、モータドライバ74,75,76、ソレノイドドライバ77,78、クラッチドライバ80,81、記録用紙の重送検出用の超音波センサ82B(詳細は図9〜12を参照して後述)、および重送検出以外のセンサから成るセンサ部82Aが接続されている。
センサ部82Aには、用紙搬送路10内に配置されている複数のセンサが含まれる。複数のセンサのそれぞれは、用紙搬送路10内の互いに異なる位置で記録用紙を検出し、検出信号をCPU71に入力する。
CPU71は、ROM72に予め書き込まれたプログラムに従って、センサ部82Aから入力される検出信号と超音波センサ82Bから出力される信号とを参照してモータドライバ74,75,76、ソレノイドドライバ77,78、クラッチドライバ80,81に対して駆動データを出力する。なお、CPU71は超音波センサ82Bに対して給電を制御する信号を出力可能とされており、重送検出の必要時のみ超音波センサ82Bに通常給電が行われるようにすることで、超音波センサ82Bの温度上昇を抑制する。
モータドライバ74,75,76には、それぞれ第1モータ83、第2モータ84、第3モータ85が接続されている。モータドライバ74,75,76は、CPU71から出力された駆動データに基づいて第1モータ83、第2モータ84、第3モータ85を駆動する。
ソレノイドドライバ77,78には、それぞれ第1ソレノイド86、第2ソレノイド87が接続されている。ソレノイドドライバ77,78は、CPU71から出力された駆動データに基づいて第1ソレノイド86、第2ソレノイド87を駆動する。
第1ソレノイド86は、駆動されていない時に分岐爪41を図3中の実線で示す状態に位置させ、駆動時に分岐爪41を図3中の二点鎖線で示す状態に位置させる。分岐爪41は、第1ソレノイド86が駆動されていない時に記録用紙を第1分岐部24から第1搬送路11に導き、第1ソレノイド86が駆動されている時に記録用紙を第1分岐部24から第2搬送路12に導く。
なお、分岐爪41は、ソレノイドの通電がオフされている初期状態の位置として、図3中に実線で示す位置、又は、図3中に破線で示す位置の何れかを任意に選択することができる。これによって、ユーザにおいて記録用紙のフェイスアップ排出とフェイスダウン排出との何れを多用するかに応じて、初期状態での分岐爪41の位置をフェイスアップ排出又はフェイスダウン排出に適した位置にしておくことができる。
第2ソレノイド87は、駆動されていない時に分岐爪43を図3中の実線で示す状態に位置させ、駆動時に分岐爪43を図3中の二点鎖線で示す状態に位置させる。分岐爪43は、第2ソレノイド87が駆動されていない時に記録用紙を第2分岐部25から第3搬送路13に導くとともに第4搬送路14から第5搬送路15に導き、第2ソレノイド87が駆動されている時に記録用紙を第2分岐部25から第2搬送路12に導くとともに第2搬送路12から第5搬送路15に導く。
クラッチドライバ80,81には、それぞれ第1クラッチ89、第2クラッチ90が接続されている。クラッチドライバ80,81は、CPU71から出力された駆動データに基づいて第1クラッチ89、第2クラッチ90を駆動する。
第1クラッチ89は、駆動されていない時に第2モータ84の回転をそのまま反転ローラ53,58に伝達し、駆動時に第2モータ84の回転を逆転して反転ローラ53,58に伝達する。反転ローラ53,58は、第1クラッチ89が駆動されていない時に正転して記録用紙をスイッチバック部12A内に導き、第1クラッチ89が駆動されている時に逆転して記録用紙をスイッチバック部12Aから第2分岐部25に導く。
第2クラッチ90は、駆動されていない時に第3モータ85の回転をそのまま反転ローラ54,55,56,57に伝達し、駆動時に第3モータ85の回転を逆転して反転ローラ54,55,56,57に伝達する。反転ローラ54,55,56,57は、第2クラッチ90が駆動されていない時に正転して記録用紙を第2分岐部25から第3搬送路13内に導き、第2クラッチ90が駆動されている時に逆転して記録用紙を第3搬送路13から第2分岐部25に導く。
画像記録装置100では、片面に画像を記録した記録用紙を画像の記録面を上向きにして排紙トレイ38に排出するフェイスアップ搬送動作、片面に画像を記録した記録用紙を画像の記録面を下向きにして排紙トレイ38に排出するフェイスダウン搬送動作、記録用紙の両面に画像を記録する際の反転搬送動作の何れかが選択的に行われる。
CPU71は、フェイスアップ搬送動作、フェイスダウン搬送動作、反転搬送動作のそれぞれに応じた搬送経路で記録用紙が用紙搬送路10内を搬送されるように、モータドライバ74,75,76、ソレノイドドライバ77,78、クラッチドライバ80,81に駆動データを出力して、第1モータ83、第2モータ84、第3モータ85、第1ソレノイド86、第2ソレノイド87、第1クラッチ89、第2クラッチ90を動作させる。
原稿の画像を記録用紙に複写記録する場合のように、画像記録の作業者が画像記録装置100の近傍におり、記録用紙における画像の記録状態を素早く確認したい場合には、画像記録面を上向きにして記録用紙を排紙トレイ38に排出するフェイスアップ搬送動作が行われる。
フェイスアップ搬送動作時には、CPU71は、モータドライバ74を介して第1モータ83を回転させる。給紙ユニット400から給紙された記録用紙は、第1搬送路11搬送ローラ61,62,63、レジストレーションローラ51及び排紙ローラ52の回転によって第1搬送路11内を搬送される。記録用紙が画像記録部30を通過する間に、記録用紙の上面に画像記録部30においてトナー像が転写及び定着される。記録用紙は、画像記録面を上向きにしたままの状態で排紙トレイ38に排出される。
なお、CPU71は、図示しないクラッチを介して、所定のタイミングで第1モータ83の回転のレジストレーションローラ51への伝達を開始する。これによって、転写ローラ35Aが感光体ドラム31に圧接する位置で、記録用紙の前端が感光体ドラム31の表面に形成されたトナー像の前端に対向する。
<重送検出用の超音波センサ82B>
図9は透過型検出方式によって重送検出を行う超音波センサ82Bの構成を示すブロック図である。この超音波センサ82Bは、駆動波形(例えば、発振周波数が約220kHz)を発生する発振回路82Bc、この発振回路82Bcが発生した駆動波形を増幅する増幅回路82Bd、駆動波形を発信する発信部82Ba、この発信部82Baが発信した信号を受信する受信部82Bb、この受信部82Bbで受信した信号を広帯域(例えば、220kHz±20kHz)にわたって検出する共振回路82Be、受信した信号を増幅する増幅回路82Bf、及び増幅された信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路82Bg、これらへの給電を行う給電回路82bhなどを備える。
超音波センサ82Bは、搬送される記録用紙Pに対して発信部82Baから信号を発信し、発信された信号を受信部82Bbで受信して、その検出信号をA/D変換回路82Bgから制御部70へ出力する。こうして出力される検出信号のエネルギーの大小に基づいて、制御部70は搬送される記録用紙Pの枚数を検出し、検出した枚数が2枚以上であれば重送が発生したと判断する。
また、給電回路82bhは、制御部70からの制御信号に基づいて、超音波センサ82Bの各部への通常給電が行われている状態と、給電が停止されている状態とを切り替える。
なお、例えば、超音波センサ82Bの一部に、消費電流は少ないものの給電開始から動作が安定するまでの所要時間が他の部分より相対的に長い回路などがある場合、そのような回路へは常時給電を行うようにしてもよい。この場合は、制御部70からの制御信号に基づいて、通常給電が行われている状態と、通常よりも少ない給電が行われている状態とが切り替えられることになる。
図10(a)〜図10(d)は記録用紙Pの重送の例を示す説明図である。図中矢印は記録用紙Pの搬送方向を示す。図10(a)は、記録用紙Pが1枚ずつ所定の離隔寸法を有して正常に搬送されている場合を示す。図10(b)は、1枚目の記録用紙P1の上に2枚目の記録用紙P2がそれらの先端部同士がずれた状態で重なっている場合を示す。図10(c)は、1枚目の記録用紙P1の下に2枚目の記録用紙P2がそれらの先端部同士がずれた状態で重なっている場合を示す。図10(d)は、1枚目の記録用紙P1と2枚目の記録用紙P2とがそれらの先端部同士が一致した状態で重なっている場合を示す。
図11は記録用紙Pの先端部同士がずれた状態で重送された場合の重送検出信号のレベルを示すタイムチャートである。超音波センサ82Bの受信部82Bbで受信する信号のエネルギー(例えば、透過エネルギー)は、その信号が透過する記録用紙Pの枚数に応じて変化する。例えば、記録用紙Pがない場合は受信する信号のエネルギーはE0、記録用紙Pが1枚の場合は受信する信号のエネルギーはE1(E0>E1)、記録用紙Pが2枚の場合は受信する信号のエネルギーはE2(E1>E2)である。時刻t1において、信号のエネルギーがE0からE1に変化したことにより、次の記録用紙Pが搬送されたことを検出できる。記録用紙Pの重送が生じた場合は、例えば、時刻t2において信号のエネルギーがE1からE2に変化する。このように、受信した信号のエネルギーのレベル差により、2枚の記録用紙Pがその先端部同士がずれた状態で重送されたことを検出できる。時刻t3において、信号のエネルギーはE2からE1に再び変化する。
なお、記録用紙Pの搬送速度、及び時刻t2とt1との時間差により、記録用紙Pがどの程度の長さずれて重送したかを算出することもできる。
図12は記録用紙Pの先端部同士が一致した状態で重送された場合の重送検出信号の関係を示すタイムチャートである。時刻t4において、信号のエネルギーがE0からE2に変化する。受信した信号のエネルギーのレベル差により、次の記録用紙Pがその先端部同士が重なった状態で2枚の記録用紙Pが重送されたことを検出できる。時刻t5において、信号のエネルギーはE2からE0に再び変化する。
<各種搬送動作について>
以下、各種の搬送動作について説明する。いずれの搬送動作においても、まず、CPU71は、超音波センサ82Bの給電回路82bhに対する制御信号を、通常給電が行われる状態に切り替える。そして、その後の搬送動作中においては、CPU71は超音波センサ82BのA/D変換回路82Bgから出力される信号を常に監視し、記録用紙の重送が発生したことを速やかに検出して、そのことを重送検出フラグに記憶する。
ただし、重送発生を検出した時点で記録用紙の搬送動作を直ちに中止することが常に好ましいとは限らない。例えば、給紙ユニット400から搬送されてきた記録用紙の前方部分が既に第1ユニット1内に入っているものの、その記録用紙の後方の残り部分がまだ画像記録装置100本体内に存在している場合に重送が検出され、その記録用紙の搬送動作が直ちに中止された状況を仮定する。その記録用紙を除去するために第1ユニット1を引き出そうとすると、第1ユニット1内と像記録装置100本体内とにわたって存在しているその記録用紙は引き裂かれることになり、その際に破片が飛び散ることなども考えられるからである。
そこで、その後の復旧作業なども考慮して、必要であれば記録用紙が適切な位置へ移動するまで搬送動作を継続する。上記の例であれば、記録用紙が完全に第1ユニット1内に入った後で搬送動作を中止する。これにより、その後に第1ユニット1を引き出す際にはその記録用紙が引き裂かれることもなく、その記録用紙の除去作業を容易かつ確実に行うことができる。
≪フェイスダウン搬送動作(1)≫
図13は、画像記録装置100におけるフェイスダウン搬送動作時の第1の用紙搬送経路を説明する図である。外部装置から送信された画像データに基づいて記録用紙に画像を記録する場合のように、画像記録の作業者が画像記録装置100の近傍におらず、記録用紙に記録された画像が容易に確認できないようにしたい場合には、画像記録面を下向きにして記録用紙を排紙トレイ38に排出するフェイスダウン搬送動作が行われる。また、頁が連続する複数枚の画像を記録用紙に記録する場合にも、複数枚の記録用紙の排出後における丁合い作業を不要にすべく、フェイスダウン搬送動作が行われる。
フェイスダウン搬送動作時には、CPU71は、モータドライバ74を介して第1モータ83を回転させて、給紙ユニット400から給紙された記録用紙を画像記録部30に搬送する。CPU71は、記録用紙の前端が第1分岐部24に達する前に、ソレノイドドライバ77,78を介して第1ソレノイド86、第2ソレノイド87を駆動する。これによって、分岐爪41,43,44は図3中の二点鎖線で示す状態に位置し、画像記録部30を通過した記録用紙は第1分岐部24から第2搬送路12内に導かれる。
ただし、記録用紙の前端が第1分岐部24へ達する前までに重送が検出されていたことが重送検出フラグに記憶されていれば、重送した記録用紙が第1ユニット1内に留まるようなタイミングで搬送動作を停止する。また、連続印刷時であれば、次の記録用紙への搬送動作の開始なども中止する。重送が検出されていなければ、搬送動作を継続する。
CPU71は、記録用紙の前端が第2分岐部25を通過する時までにモータドライバ75を介して第2モータ84を駆動する。このとき、第1クラッチ89は、駆動されない。これによって、反転ローラ53,58が正転する。
これらにより、第1分岐部24から第2搬送路12内に導かれた記録用紙は、第2搬送路12内をスイッチバック部12A内に搬送される。なお、分岐爪42は、第2分岐部25を下方に向かって通過する記録用紙の前端当接することにより、図3中の二点鎖線で示す状態に揺動し、第2搬送路12を開放する。
CPU71は、記録用紙の後端部が第3分岐部26を下方に向かって通過し、反転ローラ53に挟持されている状態で、それまでに重送が検出されていたか否かを重送検出フラグによって確認する。重送が検出されていれば、搬送動作は直ちに停止する。この時点で記録用紙は第2ユニット2内のみに存在しているからである。また、連続印刷時であれば、次の記録用紙への搬送動作の開始なども中止する。重送が検出されていなければ、搬送動作を継続する。
次に、CPU71は、クラッチドライバ80を介して第1クラッチ89を駆動する。これによって、反転ローラ53,58が逆転する。スイッチバック部12A内の記録用紙は、搬送方向の前後を反転した状態で第2搬送路12内を上方に向かって搬送され、第2分岐部25において第5搬送路15内に進入した後、第2合流部22において第1搬送路11内に導かれ、排紙ローラ52によって画像記録面を下向きにして排紙トレイ38に排出される。
≪フェイスダウン搬送動作(2)≫
図14は、画像記録装置100におけるフェイスダウン搬送動作時の第2の用紙搬送経路を説明する図である。
CPU71は、モータドライバ74を介して第1モータ83を回転させて、給紙ユニット400から給紙された記録用紙を画像記録部30に搬送する。CPU71は、記録用紙の前端が第1分岐部24に達する前に、ソレノイドドライバ77を介して第1ソレノイド86を駆動する。これによって、分岐爪41は図3中の二点鎖線で示す状態に位置し、画像記録部30を通過した記録用紙は第1分岐部24から第2搬送路12内に導かれる。なお、分岐爪42は、第2分岐部25を下方に向かって通過する記録用紙の前端当接することにより、図3中の二点鎖線で示す状態に揺動し、第2搬送路12を開放する。
ただし、記録用紙の前端が第1分岐部24へ達する前までに重送が検出されていたことが重送検出フラグに記憶されていれば、重送した記録用紙が第1ユニット1内に留まるようなタイミングで搬送動作を停止する。また、連続印刷時であれば、次の記録用紙への搬送動作の開始なども中止する。重送が検出されていなければ、搬送動作を継続する。
このとき、第2ソレノイド87は駆動されない。これによって、分岐爪43,44は図3中の実線で示す状態に位置し、第1分岐部24から第2搬送路12内に導かれた記録用紙は、第2分岐部25において第4搬送路14に導かれる。
CPU71は、記録用紙の前端が第2分岐部25を通過する時までにモータドライバ76を介して第3モータ85を駆動する。このとき、第1クラッチ89は、駆動されない。これによって、反転ローラ54,55,56,57が正転し、第4搬送路14に導かれた記録用紙は第3搬送路13内に搬送される。
CPU71は、記録用紙の後端部が第4搬送路14を下方に向かって通過し、反転ローラ54に挟持されている状態で、それまでに重送が検出されていたか否かを重送検出フラグによって確認する。重送が検出されていれば、搬送動作は直ちに停止する。この時点で記録用紙は第2ユニット2内のみに存在しているからである。また、連続印刷時であれば、次の記録用紙への搬送動作の開始なども中止する。重送が検出されていなければ、搬送動作を継続する。
次に、CPU71は、クラッチドライバ81を介して第2クラッチ90を駆動する。これによって、反転ローラ54,55,56,57が逆転する。第3搬送路13内の記録用紙は、搬送方向の前後を反転した状態で第4搬送路14内を上方に向かって搬送され、第2分岐部25において第5搬送路15内に進入した後、第2合流部22において第1搬送路11内に導かれ、排紙ローラ52によって画像記録面を下向きにして排紙トレイ38に排出される。
≪反転搬送動作≫
図15は、画像記録装置100における反転搬送動作時の用紙搬送経路を説明する図である。記録用紙の両面に画像を記録する場合には、画像記録部30で第1面に画像が記録された記録用紙をその表裏面を反転して再び画像記録部30に搬送し、第2面にも画像を記録した後に排紙トレイ38に排出する反転搬送動作が行われる。
反転搬送動作時には、CPU71は、モータドライバ74を介して第1モータ83を回転させて、給紙ユニット400から給紙された記録用紙を画像記録部30に搬送する。CPU71は、記録用紙の前端が第1分岐部24に達する前に、ソレノイドドライバ77,78を介して第1ソレノイド86、第2ソレノイド87を駆動する。これによって、分岐爪41,43,44は図3中の二点鎖線で示す状態に位置し、画像記録部30で第1面に画像が形成された記録用紙は第1分岐部24から第2搬送路12内に導かれる。
ただし、記録用紙の前端が第1分岐部24へ達する前までに重送が検出されていたことが重送検出フラグに記憶されていれば、重送した記録用紙が第1ユニット1内に留まるようなタイミングで搬送動作を停止する。また、連続印刷時であれば、次の記録用紙への搬送動作の開始なども中止する。重送が検出されていなければ、搬送動作を継続する。
CPU71は、記録用紙の前端が第2分岐部25を通過する時までにモータドライバ75を介して第2モータ84を駆動する。このとき、第1クラッチ89は、駆動されない。これによって、反転ローラ53,58が正転する。
これらにより、第1分岐部24から第2搬送路12内に導かれた記録用紙は、第2搬送路12内をスイッチバック部12A内に搬送される。なお、分岐爪42は、第2分岐部25を下方に向かって通過する記録用紙の前端当接することにより、図3中の二点鎖線で示す状態に揺動し、第2搬送路12を開放する。
CPU71は、記録用紙の後端部が第3分岐部26を下方に向かって通過し、反転ローラ53に挟持されている状態で、それまでに重送が検出されていたか否かを重送検出フラグによって確認する。重送が検出されていれば、搬送動作は直ちに停止する。この時点で記録用紙は第2ユニット2内のみに存在しているからである。また、連続印刷時であれば、次の記録用紙への搬送動作の開始なども中止する。重送が検出されていなければ、搬送動作を継続する。
ここで、この時点まで重送が検出されなかったということは、スイッチバック部12A内に存在している記録用紙は1枚のみであることを示している。そのため、その記録用紙を次に説明するように第3搬送路13を経由して再び画像記録部30にする場合、超音波センサ82Bによる重送検出は不要である。そこで、CPU71は、超音波センサ82Bの給電回路82bhに対する制御信号を、給電が停止される状態に切り替える。これにより、超音波センサ82Bにおいて熱の発生が停止し、超音波センサ82Bの温度上昇を抑制することができる。
次に、CPU71は、クラッチドライバ80を介して第1クラッチ89を駆動するとともに、第2ソレノイド87の駆動を停止する。さらに、CPU71は、モータドライバ76を介して第3モータ85を駆動する。この時、第2クラッチ90は駆動されない。これによって、反転ローラ53,58が逆転するともに、分岐爪44は、図3中の実線で示す状態に位置し、反転ローラ54,55,56,57が正転する。
スイッチバック部12A内の記録用紙は、搬送方向の前後を反転した状態で第2搬送路12内を上方に向かって搬送され、第3分岐部26において第3搬送路13内に進入した後、第3搬送路13内を第1合流部21に向かって搬送される。この後、記録用紙は、第1合流部21において第1搬送路11内に導かれ、第2面が感光体ドラム31に対向するようにして第1搬送路11内を画像記録部30に向かって搬送される。
CPU71は、第2面を上向きにした記録用紙の前端が画像記録部30を通過するまでに、第1ソレノイド86の駆動を停止している。これによって、分岐爪41は、図3中の実線で示す状態に位置している。画像記録部30で第2面に対する画像の記録を終えて両面に画像が記録され記録用紙は、第1分岐部24を通過して排紙ローラ52によって排紙トレイ38に排出される。
<その他の実施形態>
図16は、本発明の他の実施形態に係る原稿読取装置500の構成を示す概略図である。この原稿読取装置500は、両面自動原稿搬送装置(RADF:Reverse Automatic Document Feeder)および画像読取部520などを備えている。
原稿の片面のみを読み取る場合、原稿原稿トレイ502に載置された原稿は、呼び込みローラ508の上下動および回転によって1枚ずつ引き出されて、主搬送路505へと搬送される。そして、画像読取部520で原稿の画像の読み取りが行われた後、その原稿は排紙トレイ504上へ排出される。
原稿の両面を読み取る場合は、まず、主搬送路505の先端と排紙トレイ504の間に位置する揺動板510を下降させておく(図中の二点鎖線で示されている状態)。この状態で画像読取部520によって原稿表面の画像の読み取りが行われた後、その原稿は中間トレイ503上へ排出される。このとき、その原稿の末端が搬送ローラ511に挟まれている状態で搬送を停止させる。そして、揺動板510を元の位置まで上昇させてから搬送ローラ511を逆回転させることにより、副搬送路506を通してその原稿を再び主搬送路505へと搬送する。このとき、その原稿の表と裏が逆になっているので、画像読取部520ではその原稿裏面の画像の読み取りを行うことができる。その後、その原稿は排紙トレイ504上へ排出される。
また、原稿読取装置500は、上述した画像記録装置100と同様に、原稿の重送検出用の超音波センサを備えている。この超音波センサの発信部530a及び受信部530bは、主搬送路505と副搬送路506との合流部507の下流近傍に主搬送路505を挟んで対向するように配置されている。
原稿の両面を読み取る場合において、裏面読み取り時には重送検出が不要と考えられるので、この超音波センサへの給電を停止することによってこの超音波センサの温度上昇を抑制する。
なお、本発明は、その主旨または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明の一実施形態に係る画像記録装置100の構成を示す正面断面の概略図である。 画像記録装置100における用紙搬送路10の構成を示す図である。 画像記録装置100の用紙搬送路10における第1分岐部24、第2分岐部25及び第3分岐部26の構成を示す図である。 画像記録装置100の一部の構成を示す拡大図である。 第1ユニット1及び第2ユニット2を画像記録装置100の内部から前面側に引き出した際の外観図である。 第2ユニット2を第1ユニット1から引き出した際の外観図である。 第2ユニット2の構成を説明する説明図である。 画像記録装置100における主に記録用紙の搬送に関する部分の電気的な構成を示す図である。 透過型検出方式によって重送検出を行う超音波センサ82Bの構成を示すブロック図である。 記録用紙Pの重送の例を示す説明図である。 記録用紙Pの先端部同士がずれた状態で重送された場合の重送検出信号のレベルを示すタイムチャートである。 記録用紙Pの先端部同士が一致した状態で重送された場合の重送検出信号の関係を示すタイムチャートである。 画像記録装置100におけるフェイスダウン搬送動作時の第1の用紙搬送経路を説明する図である。 画像記録装置100におけるフェイスダウン搬送動作時の第2の用紙搬送経路を説明する図である。 画像記録装置100における反転搬送動作時の用紙搬送経路を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係る原稿読取装置500の構成を示す概略図である。
1 第1ユニット
2 第2ユニット
10 用紙搬送路
11 第1搬送路
12 第2搬送路
12A 第1スイッチバック部
13 第3搬送路
14 第4搬送路
15 第5搬送路
20 第4合流部
21 第1合流部
22 第2合流部
23 第3合流部
24 第1分岐部
25 第2分岐部
26 第3分岐部
30 画像記録部
31 感光体ドラム
35 転写ベルト
35A 転写ローラ
37 定着装置
70 制御部
82A センサ部
82B 超音波センサ
100 画像記録装置
200 画像読取ユニット
300 画像形成ユニット
400 給紙ユニット
500 原稿読取装置
505 主搬送路
506 副搬送路
507 合流部
530a 超音波センサの発信部
530b 超音波センサの受信部

Claims (9)

  1. 搬送対象物の搬送に選択的に使用可能な複数の搬送路と、
    これら複数の搬送路の合流部下流近傍に配置され、前記搬送対象物の重送を検出する重送検出部と、
    前記複数の搬送路のいずれを前記搬送対象物の搬送に使用するかを選択するとともに、前記複数の搬送路のうちで特定の搬送路以外から前記搬送対象物が搬送されるときには前記重送検出部への通常給電が行われるように制御し、前記特定の搬送路から前記搬送対象物が搬送されるときには前記重送検出部への給電を停止するか又は通常より少ない給電が行われるように制御する制御部と
    を備えることを特徴とする重送検出装置。
  2. 請求項1に記載の重送検出装置において、
    前記特定の搬送路からは、既に前記重送検出部で重送検出が行われた前記搬送対象物が搬送されてくるように構成されていることを特徴とする重送検出装置。
  3. 請求項1に記載の重送検出装置において、
    前記特定の搬送路が循環式の搬送路の一部であって、前記重送検出部で重送検出が既に行われた前記搬送対象物が前記循環式の搬送路を経由して再び搬送可能となるように構成されていることを特徴とする重送検出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の重送検出装置において、
    前記重送検出部は、透過型検出方式による超音波センサであることを特徴とする重送検出装置。
  5. 請求項1に記載の重送検出装置を備える画像記録装置。
  6. 請求項5に記載の画像記録装置において、
    画像記録装置本体から挿脱自在であるとともに、前記複数の搬送路全体のそれぞれ異なる部分を内部に含む複数のユニットをさらに備えており、
    前記制御部は、前記重送検出部で前記搬送対象物の重送が検出された場合に、搬送中の前記搬送対象物が前記画像記録装置本体および前記複数のユニットのいずれか1つのみの内部に存在していると判断されるときは、搬送を停止することを特徴とする画像記録装置。
  7. 請求項6に記載の画像記録装置において、
    前記制御部は、前記重送検出部で前記搬送対象物の重送が検出された場合に、搬送中の前記搬送対象物が前記画像記録装置本体および前記複数のユニットのいずれか2つ以上にわたって存在していると判断されるときは、いずれか1つのみの内部に存在することになる位置まで前記搬送対象物が移動するように搬送を継続した後に搬送を停止することを特徴とする画像記録装置。
  8. 請求項1に記載の重送検出装置を備える原稿読取装置。
  9. 選択的に使用可能な複数の搬送路のいずれを搬送対象物の搬送に使用するかを選択する搬送路選択ステップと、
    この搬送路選択ステップによって前記複数の搬送路のうちで特定の搬送路以外が選択された場合に、前記複数の搬送路の合流部下流近傍に配置された重送検出部への通常給電が行われるように制御するとともに、前記複数の搬送路のうちで前記特定の搬送路が選択された場合には、前記重送検出部への給電を停止するか又は通常より少ない給電が行われるように制御する制御ステップと、
    この制御ステップによって前記重送検出部への通常給電が行われるように制御されている場合に、前記重送検出部による前記搬送対象物の重送検出を行う重送検出ステップと
    を備えることを特徴とする重送検出方法。
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JP2015096450A (ja) * 2015-01-19 2015-05-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置および画像形成装置
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