JP6134939B2 - 画像形成システム - Google Patents

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本発明は、画像形成システム、特に、原稿画像を光学的に読み取る画像読取り装置と、前記画像読取り装置で取得された画像データを電子写真方式によって記録紙上にプリントする画像形成装置とからなる画像形成システムに関する。
一般に、原稿画像を光学的に読み取る画像読取り装置にあっては、プラテンガラス上に載置された原稿の画像を一方向に移動する光学系によって読み取るプラテン方式と、静止している光学系の読取り位置を原稿を一方向に搬送しながら読み取るシートスルー方式とに大別される。シートスルー方式はプラテン方式に対して読取り生産性が高く、小型化、低コスト、低騒音という利点を有し、複写機などの画像形成装置に搭載されている。
また、前記シートスルー方式による画像読取り装置では、原稿トレイにセットされた原稿を1枚ずつ送り出して搬送し、該原稿の表面画像及び裏面画像をほぼ同時に読取ることが可能な利点を有している。しかしながら、シートスルー方式では、原稿トレイから原稿が2枚重なって送り出される不具合(以下、重送と記す)が発生するおそれがある。
従来では、前記重送を検出するためのセンサを設けることが一般的であり、重送を検知すると、ジャムした場合と同様に装置を停止させることが行われていた。しかし、いちいち装置を停止させてジャムした場合と同様の処理を行うようにすると、処理に時間を要し、処理時に原稿にダメージを与える場合がある。
近年の画像読取り装置では通紙性能が向上しており、重送状態でも原稿にダメージを与えることなく搬送される。このため、単に装置を停止させるよりも、搬送を継続して画像を読み取ってしまったほうが好ましい。
特許文献1には、重送を検知すると、重送された原稿と重送されなかった原稿とを仕分け処理し、画像読取り動作及び画像形成動作を継続させ、記録紙の排出状態を制御することが記載されている。また、特許文献2には、重送を検知すると、重送した原稿をその画像を読み取ることなく第2排出部に排出し、残りの原稿は読取りを続け、全ての原稿を読み取った後に重送した原稿を再読取りして正しいページ位置に読み取った画像を挿入することが記載されている。
特開2005−173472号公報 特開2011−066742号公報
本発明の目的は、シートスルー方式において、原稿が重送された場合に記録紙の無駄を省くことができる画像形成システムを提供することにある。
本発明の一形態である画像形成システムは、
原稿画像を光学的に読み取る画像読取り装置と、前記画像読取り装置で取得された画像データを電子写真方式によって記録紙上にプリントする画像形成装置と、からなる画像形成システムにおいて、
原稿トレイ上にセットされた原稿をピックアップして1枚ずつ搬送経路を所定方向に搬送する搬送部と、
前記搬送経路上で原稿が重送されているか否かを検知する重送検知部と、
前記搬送経路上に備えられ、搬送されつつある原稿の表面画像を読み取る表面画像読取り部と、
前記搬送経路上に備えられ、搬送されつつある原稿の裏面画像を読み取る裏面画像読取り部と、
記録紙をピックアップして1枚ずつ所定の画像形成用搬送経路へ送り出す第1の給紙部と、
挿入紙をピックアップして1枚ずつ前記画像形成用搬送経路へ送り出す第2の給紙部と、
画像読取り動作及び記録紙への画像プリント動作を係属中に、前記重送検知部によって原稿が重送されていると検知された場合、画像読取りモード及び画像プリントモードに応じて、再読取りが必要な原稿画像をプリントするための記録紙に代えて挿入紙を給紙させる制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記画像形成システムにおいては、第1及び第2の原稿の重送を検知した場合であっても両面原稿であれば、重なった第1の原稿の表面画像及び第2の原稿の裏面画像を読み取る。このとき、画像読取りモード及び画像プリントモードに応じて、読み取られずに再読取りが必要な原稿画像(第1の原稿の裏面画像及び第2の原稿の表面画像)をプリントするための記録紙に代えて挿入紙が給紙される。それゆえ、記録紙の無駄な消費が解消される。
本発明によれば、シートスルー方式の画像形成システムにおいて、原稿が重送された場合に記録紙の無駄な消費を解消することができる。
一実施例である画像形成システムを示す概略構成図である。 前記画像形成システムの制御部を示すブロック図である。 両面原稿/両面プリント時の制御例を示し、(A)は本発明例の説明図、(B)は従来例の説明図である。 両面原稿/片面プリントモード時の制御例を示し、(A)は本発明例の説明図、(B)は従来例の説明図である。 両面原稿/Nin1両面プリントモード時の制御例を示す説明図である。 両面原稿/Nin1両面プリントモード時の他の制御例を示す説明図である。 両面原稿/Nin1片面プリントモード時の制御例を示す説明図である。 両面原稿/Nin1片面プリントモード時の他の制御例を示す説明図である。 両面原稿/片面プリントモード時の制御例を示す説明図である。 両面原稿/片面プリントモード時の制御例を示す説明図である。 両面原稿/片面プリントモード時の他の制御例を示す説明図である。
以下、本発明に係る画像形成システムの実施例について、添付図面を参照して説明する。なお、各図において同じ部材、部分には共通する符号を付し、重複する説明は省略する。
(画像形成システムの概略構成、図1参照)
画像形成システム1は、原稿画像を光学的に読み取る画像読取り装置2と、画像読取り装置2で取得された画像データを電子写真方式によって記録紙上にプリントする画像形成装置3とからなる。
画像読取り装置2は、原稿の表面画像を読み取るための読取り光学系50と原稿搬送部20とからなる。読取り光学系50はそれ自体周知のものであって、ランプ53とミラー54,55,56と、結像レンズ58と、撮像素子(CCD)59とで構成されている。ランプ53、ミラー54は第1スライダー51に搭載され、ミラー55,56は第2スライダー52に搭載されている。第1及び第2スライダー51,52は矢印Y方向に移動可能である。プラテンガラス31上に載置された原稿に関しては、第1スライダー51が速度Vで、第2スライダー52が速度V/2で矢印Y方向に移動することでその原稿の画像を読み取る。
一方、シートスルー方式による場合、光学系50を図1に示す読取り位置Aに静止させた状態で行われる。ここで、シートスルー方式による画像読取りに際して原稿を読取り位置Aに搬送する原稿搬送部20について説明する。
原稿搬送部20は、原稿トレイ21と、ピックアップローラ22と、給紙ローラ23a及び捌きローラ23bと、中間搬送ローラ対24と、レジストローラ対25と、第1読取りローラ対26と、第2読取りローラ対27と、第3読取りローラ対28と、排出ローラ対29と、排出トレイ30とで構成されている。各種ローラとガイド板によって搬送経路が形成されている。
原稿は複数枚のものが表面を上側にしてトレイ21上に積載され、最上層のものからピックアップローラ22によってピックアップされ、給紙ローラ23aと捌きローラ23bとの間を1枚に捌かれて給紙される。その後、原稿は、中間搬送ローラ対24を介して、かつ、レジストローラ対25で斜行補正を施され、読取りローラ対26,27,28の順に搬送され、排出ローラ対29からトレイ30上に排出される。なお、原稿を1枚ずつ捌いて給紙する動作、及び、レジストローラ対25による原稿のレジスト動作(斜行補正)は従来から周知であり、それらの詳細は省略する。
搬送経路には、重送検知センサSE5及び裏面画像読取り用の密着型イメージセンサ40が配置されている。重送検知センサSE5は、例えば、搬送経路を挟んで配置された超音波の発信素子と受信素子とからなり、給紙ローラ23aと中間搬送ローラ対24との間に配置されている。原稿が通過する際の受信素子の出力レベル(超音波の原稿透過率)によって、1枚の原稿が搬送されたのか、2枚の原稿が搬送されたのかを検知することができる。なお、近年では原稿給紙能力が向上しており、重送は2枚重ねが通常であり、3枚以上の重送は実質的に考慮する必要はない。
搬送経路を搬送される原稿は、前記読取り光学系50によって読取り位置Aにて表面の画像を読み取られる。密着型イメージセンサ40は、読取りローラ対27,28の間に配置されている。搬送される原稿は、密着型イメージセンサ40によって読取り位置Bにて裏面の画像を読み取られる。
画像形成装置3は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の画像を形成するための感光体ドラム61と中間転写ベルト62を主要な構成部品とする画像形成部4、記録紙や以下に説明する挿入紙を1枚ずつ給紙する給紙部5、ローラ対63や転写ローラ64、定着ユニット65などで構成されている用紙搬送経路6、両面プリントのための再給紙搬送路7を備えている。画像形成部4によってカラー又はモノクロのトナー画像を形成するプロセスは従来周知である。
給紙部5は、上段から、第1給紙カセット5a、第2給紙カセット5b、第3給紙カセット5c、第4給紙カセット5d、及び、手差し給紙部5eを備え、給紙カセット5a,5b,5cには適宜サイズの記録紙が収容されている。最下段の給紙カセット5dには挿入紙が収容されている。なお、挿入紙はいずれのカセットに収容されていてもよく、あるいは、いずれかの給紙カセットに収容された記録紙(例えば、原稿サイズとは異なるサイズの記録紙)を挿入紙として代用してもよい。また、この種の給紙部5から記録紙や挿入紙を1枚ずつピックアップして用紙搬送経路6へ給紙する動作は従来周知である。
給紙された記録紙は転写ローラ64によってトナー画像を転写され、定着ユニット65によってトナーの定着を施され、排出ローラ対66から排出トレイ8に排出される。両面プリントの場合、第1面(表面)に画像を形成された記録紙は、再給紙搬送路7に送られ、転写ローラ64を通過することにより第2面(裏面)に画像を形成され、排出トレイ8に排出される。
(制御部、図2参照)
前記画像形成システム1の制御部は、図2に示すように、CPU70を中心として構成されている。CPU70には前記センサSE5などからの検知信号が入力される。また、CPU70は、画像形成部4の駆動回路71、給紙部5の駆動回路72、スライダ51,52の駆動回路73、搬送用ローラ類の駆動回路74などを制御する。さらに、CPU70は読み取った画像データを処理する画像データ処理部75を制御する。
(原稿重送時の制御の基本)
画像読取り動作及び記録紙への画像プリント動作を係属中に、重送検知センサSE5によって原稿が重送されていると検知された場合、CPU70は、画像読取りモード(両面原稿モード又は片面原稿モード)及び画像プリントモード(両面プリントモード、Nin1プリントモード又は片面プリントモード)に応じて、再読取りが必要な原稿画像をプリントするための記録紙に代えて挿入紙を給紙させる。例えば、第1及び第2の原稿の重送を検知した場合であっても両面原稿であれば、重なった第1の原稿の表面画像及び第2の原稿の裏面画像を読み取る。このとき、画像読取りモード及び画像プリントモードに応じて、読み取られずに再読取りが必要な原稿画像(第1の原稿の裏面画像及び第2の原稿の表面画像)をプリントするための記録紙に代えて挿入紙を給紙する。それゆえ、記録紙の無駄な消費が解消される。
ここで、両面原稿モードとは、原稿の表面画像及び裏面画像を1回の搬送によって読取り光学系50及び密着型イメージセンサ40でほぼ同時に読取るモードをいう。片面原稿モードとは、1回の搬送によって表面画像のみを読取り光学系50で読取るモードをいう。両面プリントモードとは1枚の記録紙の表裏面に原稿の表裏面画像をプリントするモードをいう。片面プリントモードとは1枚の記録紙の表面に原稿の表面画像をプリントするモードをいう。Nin1モードとは、N枚(通常、2枚又は4枚)の画像を1枚の記録紙にプリントするモードであり、表面にのみプリントするNin1片面モードと、表裏面にプリントするNin1両面プリントモードとがある。
なお、以下の制御例の説明において、原稿1,2…の数字はトレイ21から搬送される順序を示し、プリント1,2…や挿入紙2,3…の数字は給紙部5からの給紙順序を示している。
(制御例1、図3参照)
画像形成システム1による制御例1を説明する。この制御例1は、両面原稿/両面プリントモード時の制御であり、図3(A)に示すように、両面原稿は1,2…の順序で搬送される。ここでは、両面原稿2,3が重送された場合について説明する。両面原稿1の表裏面画像については、読み取られて記録紙1の表裏面にプリントされる。重送された両面原稿2,3については、両面原稿2の表面画像と両面原稿3の裏面画像は読取り可能であるが、両面原稿2の裏面画像と両面原稿3の表面画像は読取り不可能である。
従来では、図3(B)に示すように、両面原稿2の表面画像と両面原稿3の裏面画像が記録紙2の表裏面にプリントされてしまい、記録紙2は無駄になってしまう。
これに対して、制御例1では、図3(A)に示すように、読み取った両面原稿2の表面画像と両面原稿3の裏面画像のデータを廃棄し、挿入紙2,3を給紙して画像をプリントすることなくトレイ8に排出する。次に重送されることなく搬送された両面原稿4は、その表裏面画像が記録紙4の表裏面にプリントされる。これにて、2枚の記録紙の無駄が避けられる。また、ユーザーは挿入紙2,3が記録紙1,4の間に介在されていることで、容易に重送された原稿を特定することができる。
(制御例2、図4参照)
制御例2は、両面原稿/片面プリントモード時の制御であり、図4(A)に示すように、両面原稿2,3が重送された場合について説明する。両面原稿1の表裏面画像については、読み取られて記録紙1,2の表面にそれぞれプリントされる。重送された両面原稿2,3については、両面原稿2の表面画像と両面原稿3の裏面画像は読取り可能であるが、両面原稿2の裏面画像と両面原稿3の表面画像は読取り不可能である。
従来では、図4(B)に示すように、両面原稿2の表面画像と両面原稿3の裏面画像が記録紙3,4の表面にプリントされてしまい、両面原稿2の裏面画像と両面原稿3の表面画像のページが抜けてしまう。同時に原稿の表裏面画像を読み取る装置の構成上、重送原稿を再読取りしたときには、再度、表裏面画像を読み取ってプリントすることとなり、結果的に記録紙3,4は無駄になる。
これに対して、制御例2では、図4(A)に示すように、読み取られた両面原稿2の表面画像のデータを廃棄して挿入紙3を給紙し、読み取られなかった両面原稿2の裏面画像に対しては挿入紙4を給紙してそれぞれプリントすることなくトレイ8に排出する。読み取られなかった両面原稿3の表面画像に対しては挿入紙5を給紙し、読み取られた両面原稿3の裏面画像のデータを廃棄して挿入紙6を給紙し、それぞれプリントすることなくトレイ8に排出する。次に重送されることなく搬送された両面原稿4は、その表裏面画像が記録紙7,8の表面にそれぞれプリントされる。これにて、2枚の記録紙の無駄が避けられる。また、ユーザーは挿入紙3〜6が記録紙2,7の間に介在されていることで、容易に重送された原稿とそのページを特定することができる。
(制御例3A、図5参照)
制御例3Aは、両面原稿/Nin1両面プリントモード時において、重送された2枚の原稿の画像が1枚の記録紙にプリントすべきものである場合、該1枚の記録紙に代えて1枚の挿入紙を給送する制御である。ここでは、両面原稿3,4が重送された場合について説明する。制御例3Aにおいて、Nは4であり、両面原稿1,2の計4枚の表裏面画像が1枚の記録紙の表面に4分割されてプリントされ、さらに、両面原稿3,4の計4枚の表裏面画像が該記録紙の裏面に4分割されてプリントされる。
具体的には、両面原稿1,2が正常に1枚ずつ搬送され、その表裏面画像が読取り光学系50及び密着型イメージセンサ40にて読み取られる。重送された両面原稿3,4については、両面原稿3の表面画像と両面原稿4の裏面画像は読取り可能であるが、両面原稿3の裏面画像と両面原稿4の表面画像は読取り不可能である。
従来では、両面原稿1,2の表裏面画像と両面原稿3の表面画像と両面原稿4の裏面画像と両面原稿5の表面画像が1枚の記録紙にプリントされてしまい、さらに、両面原稿6以降の読取り画像についても、ページ順がずれてしまう。即ち、プリントされた記録紙の全てが使い物にならず、無駄になってしまう。
これに対して、制御例3Aでは、図5に示すように、読み取られた両面原稿1,2の表裏面画像と両面原稿3の表面画像と両面原稿4の裏面画像のデータを廃棄し、挿入紙1を給紙して画像をプリントすることなくトレイ8に排出する。つぎに重送されることなく搬送された両面原稿5〜8の表裏面画像は記録紙2の表裏面にプリントされる。これにて、1枚の記録紙の無駄が避けられる。また、ユーザーは挿入紙1が排出されていることで、容易に重送された原稿を特定することができる。
(制御例3B、図6参照)
制御例3Bは、両面原稿/Nin1両面プリントモード時において、重送された2枚の原稿の画像が2枚の記録紙にプリントすべきものである場合、該2枚の記録紙に代えて2枚の挿入紙を給送する制御である。ここでは、両面原稿4,5が重送された場合について説明する。制御例3Bにおいて、Nは4であり、両面原稿1,2の計4枚の表裏面画像が1枚の記録紙の表面に4分割されてプリントされ、さらに、両面原稿3,4の計4枚の表裏面画像が該記録紙の裏面に4分割されてプリントされる。
具体的には、両面原稿1,2,3が正常に1枚ずつ搬送され、その表裏面画像が読取り光学系50及び密着型イメージセンサ40にて読み取られる。重送された両面原稿4,5については、両面原稿4の表面画像と両面原稿5の裏面画像は読取り可能であるが、両面原稿4の裏面画像と両面原稿5の表面画像は読取り不可能である。
従来では、両面原稿1,2,3の表裏面画像と両面原稿4の表面画像と両面原稿5の裏面画像が1枚の記録紙にプリントされてしまい、さらに、両面原稿6以降の読取り画像についても、ページ順がずれてしまう。即ち、プリントされた記録紙の全てが使い物にならず、無駄になってしまう。
これに対して、制御例3Bでは、図6に示すように、読み取られた両面原稿1,2,3の表裏面画像と両面原稿4の表面画像と両面原稿5の裏面画像のデータを廃棄するとともに、その後に重送されることなく搬送された両面原稿6,7,8の表裏面画像のデータを廃棄し、挿入紙1,2を給紙して画像をプリントすることなくトレイ8に排出する。これにて、2枚の記録紙の無駄が避けられる。また、ユーザーは挿入紙1,2が排出されていることで、容易に重送された原稿を特定することができる。
(制御例4A、図7参照)
制御例4Aは、両面原稿/Nin1片面プリントモード時において、重送された2枚の原稿の画像が1枚の記録紙にプリントすべきものである場合、該1枚の記録紙に代えて1枚の挿入紙を給送する制御である。ここでは、両面原稿3,4が重送された場合について説明する。制御例4Aにおいて、Nは4であり、両面原稿1,2の計4枚の表裏面画像が1枚の記録紙の表面に4分割されてプリントされ、さらに、両面原稿3,4の計4枚の表裏面画像が次の記録紙の表面に4分割されてプリントされる。
具体的には、正常に搬送された両面原稿1,2については、その表裏面画像が記録紙1の表面にプリントされる。重送された両面原稿3,4については、両面原稿3の表面画像と両面原稿4の裏面画像は読取り可能であるが、両面原稿3の裏面画像と両面原稿4の表面画像は読取り不可能である。
従来では、両面原稿3の表面画像と両面原稿4の裏面画像と両面原稿5の表裏面画像が1枚の記録紙の表面にプリントされてしまい、さらに、両面原稿6以降の読取り画像についても、ページ順がずれてしまう。即ち、プリントされた2枚目以後の記録紙が使い物にならず、無駄になってしまう。
これに対して、制御例4Aでは、図7に示すように、読み取られた両面原稿3の表面画像と両面原稿4の裏面画像のデータを廃棄し、挿入紙2を給紙して画像をプリントすることなくトレイ8に排出する。つぎに重送されることなく搬送された両面原稿5,6の表裏面画像は記録紙3の表面にプリントされる。これにて、1枚の記録紙の無駄が避けられる。また、ユーザーは挿入紙2が排出されていることで、容易に重送された原稿を特定することができる。
(制御例4B、図8参照)
制御例4Bは、両面原稿/Nin1片面プリントモード時において、重送された2枚の原稿の画像が2枚の記録紙にプリントすべきものである場合、該2枚の記録紙に代えて2枚の挿入紙を給送する制御である。ここでは、両面原稿4,5が重送された場合について説明する。制御例4Bにおいて、Nは4であり、両面原稿1,2の計4枚の表裏面画像が1枚の記録紙の表面に4分割されてプリントされ、さらに、両面原稿3,4の計4枚の表裏面画像が次の記録紙の表面に4分割されてプリントされる。
具体的には、正常に搬送された両面原稿1,2については、その表裏面画像が記録紙1の表面にプリントされる。正常に搬送された両面原稿3の表裏面画像は読取り可能であり、かつ、重送された両面原稿4,5については、両面原稿4の表面画像と両面原稿5の裏面画像は読取り可能であるが、両面原稿4の裏面画像と両面原稿5の表面画像は読取り不可能である。
従来では、両面原稿3の表裏面画像と両面原稿4の表面画像と両面原稿5の裏面画像が1枚の記録紙の表面にプリントされてしまい、さらに、両面原稿6以降の読取り画像についても、ページ順がずれてしまう。即ち、プリントされた2枚目以後の記録紙が使い物にならず、無駄になってしまう。
これに対して、制御例4Bでは、図8に示すように、読み取られた両面原稿3の表裏面画像と両面原稿4の表面画像と両面原稿5の裏面画像のデータを廃棄するとともに、その後に重送されることなく搬送された両面原稿6の表裏面画像のデータを廃棄し、挿入紙2,3を給紙して画像をプリントすることなくトレイ8に排出する。これにて、2枚の記録紙の無駄が避けられる。また、ユーザーは挿入紙2,3が排出されていることで、容易に重送された原稿を特定することができる。
(制御例5、図9参照)
制御例5は、片面原稿/片面プリントモード時の制御であり、図9に示すように、片面原稿2,3が重送された場合について説明する。片面原稿1の表面画像については、読み取られて記録紙1の表面にプリントされる。重送された片面原稿2,3については、片面原稿2の表面画像は読取り可能であるが、片面原稿3の表面画像は読取り不可能である。
従来では、片面原稿2の表面画像を記録紙2の表面にプリントし、片面原稿3の表面画像に対しては記録紙が給紙されることはなく、3ページ目が完全に脱落してしまい、複写物としては不完全なものとなる。
これに対して、制御例5では、図9に示すように、読み取られた片面原稿2の表面画像は記録紙2の表面にプリントされ、読み取られなかった片面原稿3の表面画像に対しては記録紙に代えて挿入紙3を給紙してプリントすることなくトレイ8に排出する。次に重送されることなく搬送された片面原稿4は、その表面画像が記録紙4の表面にプリントされる。ユーザーは挿入紙3が記録紙2,4の間に介在されていることで、容易に重送された原稿を特定することができる。
(制御例6A、図10参照)
制御例6Aは、片面原稿/両面プリントモード時の制御であり、奇数目のページと次の偶数目のページとが重送された場合について説明する。図10に示すように、片面原稿1,2の表面画像については、読み取られて記録紙1の表裏面にプリントされる。重送された片面原稿3,4については、片面原稿3の表面画像は読取り可能であるが、片面原稿4の表面画像は読取り不可能である。
従来では、片面原稿3の表面画像と片面原稿5の表面画像が記録紙の表裏面にプリントされ、片面原稿6以後の表面画像に対してはページ順がずれてしまい。2枚目以後の記録紙が無駄になってしまう。
これに対して、制御例6Aでは、図10に示すように、読み取られた片面原稿3の表面画像のデータを廃棄し、挿入紙2を給紙してプリントすることなくトレイ8に排出する。次に重送されることなく搬送された片面原稿5,6は、それぞれの表面画像が記録紙3の表裏面にプリントされる。ユーザーは挿入紙2が記録紙1,3の間に介在されていることで、容易に重送された原稿を特定することができる。
(制御例6B、図11参照)
制御例6Bは、片面原稿/両面プリントモード時の制御であり、偶数目のページと次の奇数目のページとが重送された場合について説明する。図11に示すように、片面原稿1の表面画像は読み取られ、重送された片面原稿2,3については、片面原稿2の表面画像は読取り可能であるが、片面原稿3の表面画像は読取り不可能である。
従来では、片面原稿1,2の表面画像がそれぞれ記録紙の表裏面にプリントされ、片面原稿3の表面画像はプリントされることはなく、以後の片面原稿の表面画像に対してはページ順がずれてしまい。2枚目以後の記録紙が無駄になってしまう。
これに対して、制御例6Bでは、図11に示すように、読み取られた片面原稿1,2の表面原稿を記録紙1の表裏面にプリントし、読み取られた片面原稿4の表面画像のデータを廃棄し、片面原稿3,4の画像をプリントすべき記録紙に代えて挿入紙2を給紙してプリントすることなくトレイ8に排出する。次に重送されることなく搬送された片面原稿5,6は、それぞれの表面画像が記録紙3の表裏面にプリントされる。ユーザーは挿入紙2が記録紙1,3の間に介在されていることで、容易に重送された原稿を特定することができる。
(他の実施例)
なお、本発明に係る、画像形成システムは前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、原稿搬送経路の構成やトレイ21,30の構成などは任意である。また、画像読取り装置はシートスルー方式専用のものであってもよい。
以上のように、本発明は、画像形成システムに有用であり、特に、原稿が重送された場合に記録紙の無駄を省くことができる点で優れている。
1…画像形成システム
2…画像読取り装置
3…画像形成装置
5…給紙部
20…原稿搬送部
21…原稿トレイ
40…密着型イメージセンサ
50…読取り光学系
70…CPU
A,B…読取り位置
SE5…重送検知センサ

Claims (4)

  1. 原稿画像を光学的に読み取る画像読取り装置と、前記画像読取り装置で取得された画像データを電子写真方式によって記録紙上にプリントする画像形成装置と、からなる画像形成システムにおいて、
    原稿トレイ上にセットされた原稿をピックアップして1枚ずつ搬送経路を所定方向に搬送する搬送部と、
    前記搬送経路上で原稿が重送されているか否かを検知する重送検知部と、
    前記搬送経路上に備えられ、搬送されつつある原稿の表面画像を読み取る表面画像読取り部と、
    前記搬送経路上に備えられ、搬送されつつある原稿の裏面画像を読み取る裏面画像読取り部と、
    記録紙をピックアップして1枚ずつ所定の画像形成用搬送経路へ送り出す第1の給紙部と、
    挿入紙をピックアップして1枚ずつ前記画像形成用搬送経路へ送り出す第2の給紙部と、
    画像読取り動作及び記録紙への画像プリント動作を係属中に、前記重送検知部によって原稿が重送されていると検知された場合、画像読取りモード及び画像プリントモードに応じて、再読取りが必要な原稿画像をプリントするための記録紙に代えて挿入紙を給紙させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記制御手段は、両面原稿/両面プリントモードにあっては、重送された2枚の原稿の画像をプリントするための2枚の記録紙に代えて2枚の挿入紙を給紙させること、を特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記制御手段は、両面原稿/片面プリントモードにあっては、重送された2枚の原稿の画像のうち、前記表面画像読取り部及び前記裏面画像読取り部で読み取られた画像をプリントするため2枚の記録紙、および、読み取られなかった二つの画像をプリントするための2枚の記録紙に代えて、4枚の挿入紙を給紙させること、を特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  4. 前記制御手段は、両面原稿/Nin1プリントモードにあっては、重送された2枚の原稿の画像が1枚の記録紙にプリントすべきものである場合、該1枚の記録紙に代えて1枚の挿入紙を給送させ、重送された2枚の原稿の画像が2枚の記録紙にプリントすべきものである場合、該2枚の記録紙に代えて2枚の挿入紙を給紙させること、を特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
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