JP2001328529A - プラットホーム用ステップ装置 - Google Patents
プラットホーム用ステップ装置Info
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- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F7/00—Vibration-dampers; Shock-absorbers
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- B61D19/00—Door arrangements specially adapted for rail vehicles
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Abstract
との段差も解消し、安全性にも優れた、車両とプラット
ホームの隙間(ギャップ)を塞ぐ、プラットホーム用ス
テップ装置を実現することにある。 【解決手段】ステップ1をプラットホーム10上面上に
配置し、これに水平方向回転自在のアーム2を結合す
る。またステップ1上面上にはカバー7を設ける。これ
によりステップ1を収納位置から使用位置に水平移動さ
せる。 【効果】プラットホーム上に設置が容易にでき、車両床
面とプラットホームとの段差も解消し、安全性にも優れ
た、車両とプラットホームの隙間(ギャップ)を塞ぐ、
プラットホーム用ステップ装置が実現できる。
Description
曲線上または三線軌条部にあったり、車両断面の小さい
車両が入線した際に生じる、車両とプラットホーム縁間
の大きな隙間(ギャップ)を塞ぐプラットホーム用ステ
ップ装置に関する。また同時に、プラットホーム上面よ
り高い位置にある車両床面と、プラットホームとの段差
を最小とする、プラットホーム用ステップ装置に関す
る。
924号公報および実案第2531567号公報に記載のものがあ
る。これらは、ステップをアームで水平方向に回転移動
させ、車両とホーム縁間の隙間に移動させているが、い
ずれの場合も可動ステップはプラットホームの下側に設
けられていた。
ップがプラットホームの下側に設けられているため、通
常プラットホーム上面より高い位置にある車両床面と、
かなりの段差が生じ、車椅子等の乗降に不都合があっ
た。また、プラットホーム下側に本装置の設置スペース
を設ける必要があり、本スペースの無い既設のプラット
ホームに本装置を設ける場合は、列車の運行及び乗降客
の安全を確保しながらの設置工事に、かなりの期間と費
用を要していた。
間の大きな隙間(ギャップ)を塞ぎ、既存のプラットホ
ームへの設置が容易なプラットホーム用ステップ装置を
提供することにある。また、通常プラットホーム上面よ
り高い位置にある車両床面との段差を最小限とするプラ
ットホーム用ステップ装置を提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、乗降客の安全性を最大限確保
し、装置故障時の対応も考慮したプラットホーム用ステ
ップ装置を提供することにある。
ーム縁間の大きな隙間(ギャップ)を塞ぎ、既存のプラ
ットホームへの設置が容易で、車両床面との段差を最小
限とするプラットホーム用ステップ装置を提供するた
め、ステップがプラットホーム上面より上部、ないしは
プラットホーム上面近傍に設ける様にしたものである。
さらに、既存のプラットホームへの設置が容易となる
様、アーム,回転基軸及び駆動部を、ステップより上部
に設けた。また、乗降客の安全性確保のため、ステップ
上面上部に、不可動のカバー部材を設けたり、2組以上
のアームと回転基軸とを有しするもので、各々のアーム
長さを異なるようにしたり、組立て時のステップと各々
のアームがなす角度が異なるようにしたり、ないしはス
テップの車両と面する側の辺形状を、使用位置において
車両と平行となる様に構成したりして、車両とステップ
間の隙間を最小限に小さくした。さらに、プラットホー
ム上に別途設けられたホーム柵と併用、ないしはホーム
柵の乗降部可動柵の動作に関連させてステップを動作さ
せること、ないしは車両側の乗降扉の動作に関連させて
ステップを動作させることでさらなる安全性を確保し
た。
両が進入し、ステップが車両と衝突しない様、意図しな
い時にステップが使用位置にあることを検知し、警報を
発する装置を備え衝突防止を図った。それでもなお、衝
突した場合を考慮し、ステップに緩衝材ないしゴムロー
ラを取り付け衝撃力を緩和し、かつその衝突力でステッ
プが収納される構造とし、安全性を向上した。
図2により説明する。
トホーム10の上面上部に配置され、ステップ1の水平
方向両端部には、ベアリング4を介してアーム2が水平
方向回転自在に結合され、アーム2と回転基軸3は一体
となり、回転基軸3は上下に設けられたベアリング6で
ブラケット5に回転自在に結合されている。そして本実
施例においては、ブラケット5はプラットホーム10上
に設置された、ホーム柵8に固定されている。そして、
片側の回転基軸3には回転基軸3とアーム2とを回転さ
せるための駆動部9が結合されている。この場合、駆動
源としては回転電動機が考えられる。
乗降部分に設けられ、ステップ1上部には、カバー7が
設けられている。
が回転すると、アーム2は水平方向に回転し、それによ
りアーム2に結合されたステップ1は、図2の仮想線で
示すプラットホーム10とカバー7間の収納位置より、
実線で示す車両11側に突出した使用位置に移動させる
ことが出来る。また駆動部9により回転基軸3を逆方向
に回転させれば、ステップ1を使用位置から収納位置に
移動させることが出来る。
ム10間の大きな隙間(ギャップ)を塞ぐプラットホー
ム用ステップ装置を設置するに際しての、プラットホー
ム10の加工工事が最低限で済み、既存のプラットホー
ムへの設置が容易なプラットホーム用ステップ装置が実
現される。また同時に、通常プラットホーム上面より高
い位置にある車両床面との段差を最小限とするプラット
ホーム用ステップ装置も同時に実現され、車椅子等での
乗降も容易となる。
位置から使用位置への移動は、車両11の停止後、車両
11の乗降ドアの開扉動作ないしは、ホーム柵8の乗降
部可動柵部の開扉動作に連動して動作させる。また、ス
テップ1の使用位置から収納位置への移動は、車両11
の乗降ドアの閉扉動作ないしは、ホーム柵8の乗降部可
動柵部の閉扉動作に連動して動作させる。
にステップ1が使用位置にあることを検知し、警報を発
することが可能である。
作が不能となった際には、回転基軸3にあらかじめ取り
付け、ないしは容易に取り付け可能なハンドル14によ
り、回転基軸3を手動で回転させることにより、本装置
は手動でステップ1を移動させることが可能である。
ム製ローラ13を設けることにより、万一ステップ1が
せり出した状態(使用位置)において車両11が進入
し、ステップ1と車両11が衝突した場合においても、
ゴム製ローラ13が緩衝材となるとともに、その衝突力
でステップ1は収納位置に戻され、本ステップ装置の損
傷は最低限となる。
プ1の両端に結合された、アーム2aの長さL1と2b
の長さL2を異なるものとしたものである。本実施例に
よれば、仮想線で示すステップ1の収納位置より、実線
で示す車両11側に突出した使用位置に移動させた際
に、ステップ1は図3に示す様、各リンク4aと4bと
の結合部の移動量が異なることにより斜めとなる。これ
により曲線上において、車両11とプラットホーム10
端面が平行とならない場合においても、使用位置におい
て、ステップ1を車両11と平行とすることが可能とな
る。これにより、車両11とステップ1間の隙間を常に
最小に出来る、プラットホーム用ステップ装置が実現で
きる。
プ1の両端に結合されたアーム2c,2dと、ステップ
1とのなす角度θ1とθ2を異なるものとしたものであ
る。本実施例によっても、図3のものと同様の効果が実
現できる。
プ1の車両11側の形状を、図5に示す様、使用位置に
おいて車両11と平行となる様な形状としたものであ
る。本実施例によっても、図3のものと同様の効果が実
現できる。
プ1はプラットホーム10の上面より延長されたカバー
7の下部に配置され、ステップ1の水平方向両端部に、
ベアリング4を介して水平方向回転自在に結合されたア
ーム2、およびアーム2と一体となった回転基軸3、お
よび回転基軸3の上下に設けられたベアリング6で回転
自在に結合されているブラケット5,駆動部9等はすべ
てステップ1より下部に設置されている。そして、ブラ
ケット5はプラットホーム10の下部に固定されてい
る。本実施例においても、図1,図2のものと同様、車
両11とプラットホーム10間の大きな隙間(ギャッ
プ)を塞ぐプラットホーム用ステップ装置が実現出来、
また同時に、通常プラットホーム上面より高い位置にあ
る車両床面との段差を最小限とするプラットホーム用ス
テップ装置も実現され、車椅子等での乗降も容易とな
る。また、図6の実施例において、図3〜図5のものを
適用し、図3〜図5のものの効果を得ることも可能であ
る。
に設けられた乗降用ステップがアームで水平方向に移動
し、車両とプラットホーム縁間の大きな隙間(ギャッ
プ)を塞ぐ構造のため、設置時のプラットホームの加工
作業が少なく、既存のプラットホームへの設置が容易
で、且つステップがプラットホーム上面に設けられてい
るため、一般的にプラットホームより高い位置にある、
車両床面との段差を最小限とするプラットホーム用ステ
ップ装置が実現出来る効果がある。
を設けることにより、ステップの移動動作時に、乗降客
の足がすくわれることが無くなり、安全性が確保される
と同時に、本装置が故障時動作しなくても目立たないと
いう効果もある。
ムの各々の長さないしは、ステップとアームのなす角度
を異なる様にしたり、ステップの車両側の辺の形状を工
夫することにより、曲線上等で車両とプラットホーム端
面が平行とならない条件においても、ステップの車両側
辺を車両と平行とすることができるため、この条件にお
いても、ステップと車両間の隙間を最小とする、プラッ
トホーム用ステップ装置が実現出来る効果がある。
する装置において、駆動部を1組のアームないしは回転
基軸のみに設けることにより、構造が簡単で安価なプラ
ットホーム用ステップ装置が実現出来る効果がある。
ステップより下部つまりプラットホーム上面より下に設
け、ステップ上にカバーを設けることにより、プラット
ホーム上面上に邪魔な突起物の無い、プラットホーム用
ステップ装置が実現出来る効果がある。
じめ取り付け、あるいは容易に取り付け可能なハンドル
を設けることにより、駆動部が故障し駆動部による動作
が不能となった際には、手動でステップを移動させるこ
とが可能となり、駆動部故障時においても、車両の運行
に支障をきたさない、プラットホーム用ステップ装置が
実現出来る効果がある。
けられたホーム柵の乗降部可動柵部分に設け、可動柵の
動作に関連させてステップを動作させたり、車両側の乗
降扉の動作に関連させてステップを動作させることによ
り、乗降客の安全性のさらなる向上を図る効果がある。
にあることを検知し、警報を発する装置を備えることに
より、ステップと車両の衝突を防止する効果がある。
を取り付けることにより、万一ステップがせり出した状
態(使用位置)において車両が進入し、ステップと車両
が衝突した場合においても、衝撃力を緩和しステップ装
置の損傷を最小限とする効果がある。また構造上、その
衝突力でステップが収納位置に移動するので、安全性が
図られる効果がある。
3…回転基軸、4,6…ベアリング、5…ブラケット、
7…カバー、8…ホーム柵、9…駆動部、10…プラッ
トホーム、11…車両、12…検知装置、13…ゴム製
ローラ、14…ハンドル。
Claims (15)
- 【請求項1】プラットホームに設けられ、車両とプラッ
トホームの縁との隙間に水平方向に回転移動するステッ
プと、一端が前記ステップに取り付けられ、他端が回転
基軸に取り付けられたアームと、前記ステップを使用位
置まで移動するため、アームを回転させる駆動部とで構
成されているプラットホーム用ステップ装置において、
前記ステップがプラットホーム上面より上部、ないしは
プラットホーム上面近傍に設けられたことを特徴とする
プラットホーム用ステップ装置。 - 【請求項2】請求項1のプラットホーム用ステップ装置
において、プラットホーム部のステップ上面上部に、プ
ラットホームに結合された不可動のカバー部材を設けた
ことを特徴とするプラットホーム用ステップ装置。 - 【請求項3】請求項1のプラットホーム用ステップ装置
において、使用位置においても、ステップと車両間に一
定の隙間を設けたことを特徴とするプラットホーム用ス
テップ装置。 - 【請求項4】請求項1のプラットホーム用ステップ装置
において、2組以上のアームと回転基軸とを有し、且つ
各々のアーム長さが異なることを特徴とするプラットホ
ーム用ステップ装置。 - 【請求項5】請求項1のプラットホーム用ステップ装置
において、2組以上のアームと回転基軸とを有し、且つ
組立て時のステップと各々のアームがなす角度が異なる
ことを特徴とするプラットホーム用ステップ装置。 - 【請求項6】請求項1のプラットホーム用ステップ装置
において、ステップの車両と面する側の辺形状を、使用
位置において車両と平行となる様に構成したことを特徴
とするプラットホーム用ステップ装置。 - 【請求項7】請求項1のプラットホーム用ステップ装置
において、2組以上のアームと回転基軸とを有し、且つ
アームを回転させる駆動部が1組のアームないしは回転
基軸のみに設けられていることを特徴とするプラットホ
ーム用ステップ装置。 - 【請求項8】請求項1のプラットホーム用ステップ装置
において、アーム,回転基軸及び駆動部を、ステップよ
り上部に設けたことを特徴とするプラットホーム用ステ
ップ装置。 - 【請求項9】請求項1のプラットホーム用ステップ装置
において、アーム,回転基軸及び駆動部を、ステップよ
り下部に設けたことを特徴とするプラットホーム用ステ
ップ装置。 - 【請求項10】請求項1のプラットホーム用ステップ装
置において、駆動部故障時に手動でアーム及びステップ
を回転移動可能とするハンドルをアームに取り付けた
か、容易に取り付け可能な構造としたことを特徴とする
プラットホーム用ステップ装置。 - 【請求項11】請求項1のプラットホーム用ステップ装
置において、プラットホーム上に別途設けられたホーム
柵の乗降部可動柵部分に設けられたことを特徴とするプ
ラットホーム用ステップ装置。 - 【請求項12】請求項1のプラットホーム用ステップ装
置において、プラットホーム上に別途設けられたホーム
柵の乗降部可動柵の動作に関連させてステップを動作さ
せることを特徴とするプラットホーム用ステップ装置。 - 【請求項13】請求項1のプラットホーム用ステップ装
置において、車両側の乗降扉の動作に関連させてステッ
プを動作させることを特徴とするプラットホーム用ステ
ップ装置。 - 【請求項14】請求項1のプラットホーム用ステップ装
置において、意図しない時にステップが使用位置にある
ことを検知し、警報を発する装置を備えたことを特徴と
するプラットホーム用ステップ装置。 - 【請求項15】請求項1のプラットホーム用ステップ装
置において、ステップに車両との衝突に備えた緩衝材な
いしローラを取り付けたことを特徴とするプラットホー
ム用ステップ装置。
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