JP2001308574A - Esd抑制シート - Google Patents

Esd抑制シート

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JP2001308574A
JP2001308574A JP2000124511A JP2000124511A JP2001308574A JP 2001308574 A JP2001308574 A JP 2001308574A JP 2000124511 A JP2000124511 A JP 2000124511A JP 2000124511 A JP2000124511 A JP 2000124511A JP 2001308574 A JP2001308574 A JP 2001308574A
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JP2000124511A
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Koji Kamei
浩二 亀井
Hiroshi Nakano
浩 仲野
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速動作する半導体素子や電子回路などにお
いて、静電気放電によるノイズ対策を施すことによっ
て、誤動作や素子が破壊されることを防止するととも
に、より体積の小さなESD抑制体で、効果的なESD
対策ができるとともに所望する部位に容易に設けること
ができるESD抑制シートを提供すること。 【解決手段】 ESD抑制シートは、電子機器の静電気印
加による影響を防止するためのESD抑制体であって、
電子機器の所望する部位に設けられる軟磁性体を含むシ
ート材から実質的になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ESD(静電気印
加)抑制効果に優れた磁性体を含むESD抑制シートに
関し、詳しくは,電子機器のESDによる誤動作、不要
輻射や高周波電流の抑制に有効である磁性体を備えたE
SD抑制シートに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速動作する高集積な半導体素子
の普及が著しい。その例として,ランダムアクセスメモ
リ(RAM),リードオンリーメモリ(ROM),マイ
クロプロセッサ(MPU),中央演算処理装置(CP
U)又は画像プロセッサ算術論理演算装置(IPAL
U)等の論理回路素子がある。これらの能動素子におい
ては,演算速度や信号処理速度が日進月歩の勢いで高速
化されており、高速電子回路を伝播する電気信号は、電
圧,電流の急激な変化を伴うために,誘導性の高周波ノ
イズの主要因となっている。
【0003】一方,電子部品や電子機器の軽量化,薄型
化,小型化の流れも止まる事を知らぬが如く急速な勢い
で進行している。それに伴い,半導体素子の集積度や、
プリント配線基板への電子部品実装密度の高密度化が著
しい。従って、過密に集積あるいは実装された電子素子
や信号線が、互いに極めて接近することになり,前述し
た信号処理速度の高速化と併わせて、高周波輻射ノイズ
が誘発され易い状況となっている。
【0004】このような近年の電子集積素子あるいは配
線基板においては、能動素子への電源供給ラインからの
不要輻射の問題が指摘され、電源ラインにデカップリン
グコンデンサ等の集中定数部品を挿入する等の対策がな
されている。
【0005】一方、電気機器使用者が電気機器の金属板
に近接するか又は触れたときに、使用者の体に帯びた静
電気等の金属板への放電(ESD)によって、この金属
板を備えた電気機器に誤動作が発生しやすい環境となっ
てきている。
【0006】図10は従来の静電気による起こり得る電
子機器の誤動作の説明に供せられる部分断面図である。
図10を参照すると、電子機器のシャーシとして金属板
101を備えた電子機器100は、内部にPCB等によ
って形成された基板102が収容され、この基板102
には、LSI等の能動回路素子103が表面実装されて
いる。ここで、矢印104に示すように静電気が放電等
によって印加されると、これによって矢印105に示す
ように、高周波電流IESDが金属板101の表面を流
れる。それによって、矢印106に示すような磁界Hが
発生する。この磁界Hによって破線107に示すよう
に、電流が誘起され、能動回路素子103内に電流が流
れる。この電流は、ノイズ及び能動回路素子103の誤
動作の原因となるばかりか、場合によっては、能動回路
素子103を破壊してしまう。
【0007】また、電気機器から数m離れた場所におい
ても、静電気の放電によるノイズ発生があることが知ら
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の高速された電子
集積回路素子あるいは、配線基板においては、発生する
ノイズが高調波成分を含むために、信号の経路が分布定
数的な振る舞いをするようになり、従来の集中定数回路
を前提にしたノイズ対策が効を発しない状況が生じてい
た。
【0009】また、電子集積回路素子の動作電圧レベル
の低下に伴い、そのノイズマージンがますます厳しくな
っている。
【0010】図11は図10の能動回路素子103の誤
動作の説明に供せられる図であり、図11(a)は従来
における内部ロジック動作電圧を概略的に示し、図11
(b)は最近の内部ロジック動作電圧を示している。
【0011】図11(a)を参照すると、従来において
は、内部ロジック電圧のVccは5Vで、ハイ(Hig
h)のスレッショルド電圧は3.5V、ロー(Low)
のスレッショルド電圧は1.3Vであり、ノイズマージ
ンは、High電圧レベルで1.5V程度、Low電圧
レベルでは1.2Vであった。従って、ノイズ111,
112等が加えられても、能動回路素子の動作には影響
を与えなかった。
【0012】図11(b)を参照すると、最近におい
て、内部ロジック電圧のVccは1.8Vで、ハイ(h
igh)スレッショルド電圧は1.2V、ロー(Lo
w)スレッショルド電圧は0.6V程度と次第に低レベ
ルとなる傾向にある。従って、ノイズ113,114等
が加えられると、スレッショルド電圧に達し、誤動作し
てしまうので、ノイズマージンが厳しくなってきてい
る。ちなみに、ノイズマージンは、High電圧レベル
で、0.6V、Low電圧レベルで0.4V程度であ
る。
【0013】そこで、本発明の技術的課題は、このよう
な高速動作する半導体素子や電子回路などにおいて、静
電気放電によるノイズ対策を施すことによって、誤動作
や素子が破壊されることを防止するESD抑制シートを
提供することにある。
【0014】また、本発明の特別な技術的課題は、より
体積の小さなESD抑制体で、効果的なESD対策がで
きるとともに所望する部位に容易に設けることができる
ESD抑制シートを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以前に高
周波での磁気損失の大きな複合磁性体を発明し、これを
不要輻射源の近傍に配置する事で、上記した半導体素子
や電子回路などから発生する不要輻射を効果的に抑制す
る方法を見出している。
【0016】しかしながら、静電気の印加によるノイズ
障害、電磁干渉や電子機器の誤動作等を抑制する対策
(以下、これらを含めて単にESD対策と呼ぶ)に関し
ては、全く研究がなされていなかった。
【0017】そこで、本発明者らは、前記複合磁性体を
ESD対策に用いることができることを見出し、さら
に、複合磁性体に限らず、軟磁性体であれば、ESD対
策に用いることができることを見出し、本発明をなすに
至ったものである。
【0018】即ち、本発明によれば、電子機器への静電
気印加による影響を防止するためのESD抑制体であっ
て、電子機器の所望する部位に設けられる軟磁性体を含
むシート材から実質的になることを特徴とするESD抑
制シートが得られる。
【0019】また、本発明によれば、前記ESD抑制シ
ートにおいて、前記ESD抑制シートは前記電子機器内
部のケーブルに設けられていることを特徴とするESD
抑制シートが得られる。
【0020】また、本発明によれば、前記ESD抑制シ
ートにおいて、前記電子機器内部の能動素子を覆うよう
に設けられていることを特徴とするESD抑制シートが
得られる。
【0021】また、本発明によれば、前記ESD抑制シ
ートにおいて、前記電子機器の開口部付近に設けられて
いることを特徴とするESD抑制シートが得られる。
【0022】また、本発明によれば、前記ESD抑制シ
ートにおいて、前記電子機器の筐体に設けられることを
特徴とするESD抑制シートが得られる。
【0023】また、本発明によれば、前記ESD抑制シ
ートにおいて、前記筐体のシールド面又は端部に設けら
れていることを特徴とするESD抑制シートが得られ
る。
【0024】また、本発明によれば、前記いずれか一つ
のESD抑制シートにおいて、前記シート材は、前記軟
磁性体として、金属磁性体、フェライト、及びマグネタ
イトの内の少なくとも一種を含むことを特徴とするES
D抑制シートが得られるが得られる。
【0025】また、本発明によれば、前記ESD抑制シ
ートにおいて、前記軟磁性体が合成樹脂中に粉末形状で
含有された複合磁性材から実質的になることを特徴とす
るESD抑制シートが得られる。
【0026】また、本発明によれば、前記ESD抑制シ
ートにおいて、前記軟磁性体は、扁平形状のFe−Al
−Si系合金粉末から実質的になることを特徴とするE
SD抑制シートが得られる。
【0027】また、本発明によれば、前記ESD抑制シ
ートにおいて、前記軟磁性体は、扁平形状のNi−Fe
系合金粉末から実質的になることを特徴とするESD抑
制シートが得られる。
【0028】また、本発明によれば、前記ESD抑制シ
ートにおいて、前記軟磁性体が薄膜磁性体であることを
特徴とするESD抑制シートが得られる。
【0029】また、本発明によれば、前記ESD抑制シ
ートにおいて、前記薄膜磁性体は合成樹脂シート上に設
けられていることを特徴とするESD抑制シートが得ら
れる。
【0030】また、本発明によれば、前記ESD抑制シ
ートにおいて、前記軟磁性体は、組成がM−X−Y(但
し、Mは、Fe、Co、及びNiの内の少なくとも一
種、Xは、MおよびY以外の元素の内の少なくとも一
種、Yは、F,N,Oの内の少なくとも一種)からなる
磁気損失材料であることを特徴とするESD抑制シート
が得られる。
【0031】また、本発明によれば、前記ESD抑制シ
ートにおいて、前記磁気損出材料のX成分が、C、B、
Si、Al、Mg、Ti、Zn、Hf、Sr、Nb、T
a、或いは希土類元素のいづれか、もしくはそれらの混
在物であることを特徴とするESD抑制シートが得られ
る。
【0032】また、本発明によれば、前記いずれか一つ
のESD抑制シートにおいて、前記Mが前記X−Y化合
物のマトリックス中に分散されたグラニュラー状の形態
で存在する事を特徴とするESD抑制シートが得られ
る。
【0033】また、本発明によれば、前記いずれか一つ
に記載のESD抑制シートにおいて、前記磁気損失材料
が、Feα−Alβ−Oγであることを特徴とするES
D抑制シートが得られる。
【0034】また、本発明によれば、前記いずれか一つ
に記載のESD抑制シートにおいて、前記磁気損失材料
が、スパッタ法及び蒸着法の内の少なくとも一種によっ
て作製された薄膜磁性体であることを特徴とするESD
抑制シートが得られる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0036】図1は本発明の実施の形態によるESD対
策が施される部位に関する説明に供せられる斜視図であ
る。図1を参照すると、ノート型パーソナルコンピュー
タ(以下、ノートPCと呼ぶ)1は、PC本体2と、L
CD素子3aやCCDカメラ3bが設けられた表示部3
とを備え、PC本体2の一端側を軸として、表示部3が
回動可能に形成されている。PC本体2の一面には、キ
ーボード4が設けられ、表示部3を下方に回転したと
き、即ち、ノートPC1を閉じたときに、このキーボー
ド4はLCD素子3aと互いに対向するように、形成さ
れている。
【0037】ここで、本発明の実施の形態において、E
CD対策が施されるのは、次の(i)〜(iv)に示さ
れた4個所である。
【0038】(i) 記号Aで示される部分の筐体内のフ
ラットケーブル; (ii) 記号Bで示される2個所の筐体のシールド面; (iii) 記号Cで示されるPC本体側部に設けられたコネ
クタ等の開口の周辺;及び (iv) 記号Dで示される本体内の能動回路素子、例え
ば、IC。
【0039】(第1の実施の形態)図2は本発明の第1の
実施の形態によるESD対策方法の説明に供せられる図
である。図2に示すように、図1の記号Aで示される部
分は金属からなるか又は金属めっきが施された導電性の
筐体11に近接してフレキシブルフラットケーブル又は
フレキシブル配線基板(以下、両方を纏めてFPCと呼
ぶ)13が設けられている。ここで、矢印5に示すよう
に、静電気の放電(ESD)が起こると、矢印14に示
すように、高周波電流(I)が筐体11表面を流れる。
これによって、矢印15に示されるように、磁界(H)
が誘起されることは前述した通りである。
【0040】しかし、FPC13の一面に、複合磁性体
または、薄膜磁性体からなるESD抑制シート12を設
けることによって、筐体11に流れる高周波電流によっ
て誘起された磁界を吸収し、この磁界によって生じる2
次的な電流の発生を抑制するので、FPC13の信号ラ
インへのノイズの重畳を抑制することができる。
【0041】具体的には、図1に示されたLCD部にお
いては、LCD3a及びCCDカメラ3bの画像のちら
つき、PC本体2内のHDD、FDDにおいては、書き
込み/読み取りの際のエラーを防止することができる。
また、FPC13が多層に構成されている場合には、基
板間の相互干渉を抑制することができる。
【0042】(第2の実施の形態)図3は本発明の第2の
実施の形態によるESD対策方法の一例の説明に供せら
れる図である。図3を参照すると、図1の記号Bで示さ
れる部分では、電子部品17を覆う筐体16の内側面に
複合磁性体又は薄膜磁性体からなるESD抑制シート1
8を設けることによって、ESDによるLCD駆動回路
の誤動作や輻射ノイズを防ぐことができる。
【0043】図4は本発明の第2の実施の形態によるE
SD対策方法の他の一例の説明に供せられる図である。
図4を参照すると、図1の記号Bで示されるパソコン本
体2のマザーボード24に対向してキーボード21の板
金(FG)部22が形成されている。この板金部22
は、通常はGNDに接続してFGとしている。しかし、
設計上等の制約などによって、十分に設置できない場合
がある。その際、ESDによって、板金シールドに流れ
た矢印25によって示される高周波電流(I)が板金端
部(電磁界は端部から再放射しやすい。)から、再び放
射ノイズとしてPC内部に放射され、信号ライン等にノ
イズが重畳し、CPU等の誤動作を引き起こす。
【0044】従って、図4に示すように、シールド板金
22の端部に、複合磁性体又は薄膜磁性体からなるES
D抑制シート23を設けることによって、端部からの再
放射ノイズを抑制することができる。
【0045】(第3の実施の形態)図5は本発明の第3の
実施の形態によるESD対策方法の一例を示す図、図6
は図5に示されたコネクタ部分の概略を示す平面図であ
る。図5及び図6に示すように、図1の記号Cに示され
る位置において、コネクタ33に接続されたケーブル3
4にESD5が加わると、矢印35に示されるように、
ケーブル34を伝わって筐体に流れ、これによって生じ
る磁界によって誘起されてICやLSIの素子内部に電
流を誘起して、これら能動素子の誤動作や破壊を生じ、
例え、破壊されなくともノイズとして動作に悪影響をも
たらす。
【0046】本発明の第3の実施の形態においては、筐
体の開口部付近に図5に示すように複合磁性体又は薄膜
磁性体からなるESD抑制シート32を設けることによ
って、ESDによって生じる電流ルートを遮断すること
によって、筐体31に流れる電流を抑制し、上記したよ
うな能動素子の誤動作や破壊、放射ノイズを抑制するこ
とができる。
【0047】(第4の実施の形態)図7は本発明の第4
の実施の形態によるESD対策方法の一例を示す図であ
る。図7に示すように、図1の記号Dに示される位置に
おいて、IC等の能動素子37は、高周波数領域におい
ては、高周波ノイズを放出し易く、また、外部からの不
要輻射ノイズ等によっても、誤動作し易い。特に、最近
はスレッショルド電圧のレベル低下によってますますノ
イズの影響を受け易くなっている。従って、IC等のパ
ッケージ37の上面を覆うように、ESD抑制シート3
8を設けることによって、ESDによる誤動作や素子の
破壊を防止できるとともに、不要輻射ノイズや放射ノイ
ズに関しても、抑制することができる。
【0048】次に、本発明の実施の形態によるESD抑
制シートについてさらに詳しく説明する。
【0049】(試料1)磁性粉末として比表面積が0.
8m/gの偏平状Fe−Si−Al粉末を作製し、下
記表1の配合からなる軟磁性体ペーストを調合して、こ
れをドクターブレード法によって成膜し、熱プレスを施
した後に、85℃にて24時間キュアリングを行った。
【0050】図8は得られた試料の透磁率特性を示して
いる。この結果より、複素透磁率における虚数項である
磁気損失項μ”の分布も広い領域に渡るようになり、ノ
イズ対策用素材として好ましい複合磁性体が得られるこ
とが判る。
【0051】
【表1】 (試料2)ESD抑制体として、グラニュラー磁性薄膜
を、下記表2に示す条件にてスパッタ法でガラス基板上
に作製した。得られたスパッタ膜を300℃にて2時間真空
磁場中熱処理を施し、試料2を得た。
【0052】得られた試料2を蛍光X線分析分析したと
ころ膜の組成は、Fe72Al11O17であった。
【0053】また、試料2の膜厚は2.0μm、直流抵抗
率は、530μΩ・cm、Hkは18Oe(1422A/m)であ
り、Msは16800Gauss(1.68T)、中心周波数で規
格化したμ”の半値幅であるμ”50は148%であっ
た。試料2の飽和磁化とM成分のみからなる金属磁性体
の飽和磁化の比率の値は、72.2%であった。
【0054】
【表2】 試料の磁気損失特性を検証するためにμ−f特性を調べ
た。μ−f特性の測定は、短冊状に加工した検出コイル
に挿入して、バイアス磁場を印加しながらインピーダン
スを測定することにより行い、磁気損失項μ”の周波数
特性を得た。
【0055】図9本発明の試料2のμ”−f特性を示
す。これをみると、そのピークは非常に大きく、また、
分散も急峻になっており、共鳴周波数も700MHz付
近と高くなっていることがわかる。
【0056】以上説明した本発明の実施の形態において
は、ESD抑制体を構成する複合磁性体として、金属磁
性体、例えば、Fe−Al−Si粉末をポリウレタン樹
脂と混合して作製した複合磁性体シートを示したが、軟
属磁性粉末であるならば、フェライト、マグネタイト、
Fe−Ni粉末も用いることができ、また、樹脂として
は、ポリウレタン以外に、エポキシ樹脂、ポリイミド樹
脂、ポリエチレン樹脂等も用いることができ、成形でき
る合成樹脂であるならば、これらに限定されるものでは
ない。
【0057】また、本発明の実施の形態においては、E
SD抑制シートとして、薄膜磁性体をスパッタ法によっ
て形成した例を示したが、スパッタ法以外にも、真空蒸
着法によっても製造でき、さらには、イオンビーム蒸着
法やガス・デポジション法などの製造方法でも良く、本
発明の磁気損失材料が均一に実現できる方法であれば、
製法に限定されない。
【0058】また、ESD抑制シートとして、薄膜磁性
体をポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポ
リエチレン樹脂等のシートの一面に形成したものも用い
ることができる。この場合、所望する部位に貼り付ける
には、接着剤、粘着材もしくは、粘着テープで覆うこと
によって可能で、接着方法には限定されない。
【0059】また、本発明の実施の形態においては、製
膜後に真空磁場中での熱処理を施しているが、アズ・デ
ポジションの膜で、本発明の性能が得られる組成あるい
は製膜法であれば、実施例に記載の製膜後処理に限定さ
れない。
【0060】以上より、準マイクロ波帯にμ”分散を示
す本発明の試料は、厚さが約500倍の複合磁性体シー
トと同等の高周波電流抑制効果を示し、1GHzに近い
高速クロックで動作するような半導体集積素子等のES
DやEMI対策に用いる材料として有望であるといえ
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
このような高速動作する半導体素子や電子回路などにお
いて、静電気放電によるノイズ対策を施すことによっ
て、誤動作や素子が破壊されることを防止するESD抑
制シートを提供することができる。
【0062】また、本発明の特別な技術的課題は、より
体積の小さなESD抑制体で、効果的なESD対策がで
きるとともに所望する部位に容易に設けることができる
ESD抑制シートを提供することにある。
【0063】また、本発明によれば、半導体集積回路素
子のような高密度集積された微少な電子回路の高周波伝
導ノイズの除去に極めて有効な高周波磁気損失特性に優
れた磁気損失材料とその製造方法及びそれを用いた高周
波電流抑制体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態によるESD対策が
施される部位に関する説明に供せられる斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるESD対策方
法の説明に供せられる図である。
【図3】図3は本発明の第2の実施の形態によるESD
対策方法の一例の説明に供せられる図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態によるESD対策方
法の他の一例の説明に供せられる図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態によるESD対策方
法の一例を示す図である。
【図6】図5に示されたコネクタ部分の概略を示す平面
図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態によるESD対策方
法の一例を示す図である。
【図8】本発明の試料1のμ”−f特性を示す図であ
る。
【図9】本発明の試料2のμ”−f特性を示す図であ
る。
【図10】従来の静電気による起こり得る電子機器の誤
動作の説明に供せられる部分断面図である。
【図11】図10の能動回路素子103の誤動作の説明
に供せられる図であり、(a)は従来における内部ロジ
ック動作電圧を概略的に示し、(b)は最近の内部ロジ
ック動作電圧を示している。
【符号の説明】
1 ノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC) 2 PC本体 3a LCD素子 3 表示部 4 キーボード 5 ESD 11 筐体 12,18,23,32,38 ESD抑制シート 13 FPC 14,15,25 矢印 16 筐体 17 電子部品 21 キーボード 22 板金(FG)部 24 マザーボード 31 筐体 33 コネクタ 34 ケーブル 37 パッケージ 100 電子機器 101 金属板 102 基板 103 能動回路素子 104,105,106 矢印 111,112 ノイズ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器への静電気印加による影響を防
    止するためのESD抑制体であって、電子機器の所望す
    る部位に設けられる軟磁性体を含むシート材から実質的
    になることを特徴とするESD抑制シート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のESD抑制シートにおい
    て、前記ESD抑制シートは前記電子機器内部のケーブ
    ルに設けられていることを特徴とするESD抑制シー
    ト。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のESD抑制シートにおい
    て、前記電子機器内部の能動素子を覆うように設けられ
    ていることを特徴とするESD抑制シート。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のESD抑制シートにおい
    て、前記電子機器の開口部付近に設けられていることを
    特徴とするESD抑制シート。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のESD抑制シートにおい
    て、前記電子機器の筐体に設けられることを特徴とする
    ESD抑制シート。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のESD抑制シートにおい
    て、前記筐体のシールド面又は端部に設けられているこ
    とを特徴とするESD抑制シート。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至6の内のいずれか一つに記
    載のESD抑制シートにおいて、前記シート材は、前記
    軟磁性体として、金属磁性体、フェライト、及びマグネ
    タイトの内の少なくとも一種を含むことを特徴とするE
    SD抑制シート。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のESD抑制シートにおい
    て、前記軟磁性体が合成樹脂中に粉末形状で含有された
    複合磁性材から実質的になることを特徴とするESD抑
    制シート。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のESD抑制シートにおい
    て、前記軟磁性体は、扁平形状のFe−Al−Si系合
    金粉末から実質的になることを特徴とするESD抑制シ
    ート。
  10. 【請求項10】 請求項7記載のESD抑制シートにお
    いて、前記軟磁性体は、扁平形状のNi−Fe系合金粉
    末から実質的になることを特徴とするESD抑制シー
    ト。
  11. 【請求項11】 請求項7記載のESD抑制シートにお
    いて、前記軟磁性体が薄膜磁性体であることを特徴とす
    るESD抑制シート。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のESD抑制シートに
    おいて、前記薄膜磁性体は合成樹脂シート上に設けられ
    ていることを特徴とするESD抑制シート。
  13. 【請求項13】 請求項11記載のESD抑制シートに
    おいて、前記軟磁性体は、組成がM−X−Y(但し、M
    は、Fe、Co、及びNiの内の少なくとも一種、X
    は、MおよびY以外の元素の内の少なくとも一種、Y
    は、F,N,Oの内の少なくとも一種)からなる磁気損
    失材料であることを特徴とするESD抑制シート。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のESD抑制シートに
    おいて、前記磁気損出材料のX成分が、C、B、Si、
    Al、Mg、Ti、Zn、Hf、Sr、Nb、Ta、或
    いは希土類元素のいづれか、もしくはそれらの混在物で
    あることを特徴とするESD抑制シート。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14記載のESD抑制
    シートにおいて、前記Mが前記X−Y化合物のマトリッ
    クス中に分散されたグラニュラー状の形態で存在する事
    を特徴とするESD抑制シート。
  16. 【請求項16】 請求項13乃至15の内のいずれか一
    つに記載のESD抑制シートにおいて、前記磁気損失材
    料が、Feα−Alβ−Oγであることを特徴とするE
    SD抑制シート。
  17. 【請求項17】 請求項13乃至16の内のいずれか一
    つに記載のESD抑制シートにおいて、前記磁気損失材
    料が、スパッタ法及び蒸着法の内の少なくとも一種によ
    って作製された薄膜磁性体であることを特徴とするES
    D抑制シート。
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