JP2001307428A - 音楽情報デジタル信号の記録方法及び記録媒体 - Google Patents

音楽情報デジタル信号の記録方法及び記録媒体

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JP2001307428A
JP2001307428A JP2000119978A JP2000119978A JP2001307428A JP 2001307428 A JP2001307428 A JP 2001307428A JP 2000119978 A JP2000119978 A JP 2000119978A JP 2000119978 A JP2000119978 A JP 2000119978A JP 2001307428 A JP2001307428 A JP 2001307428A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MIDIデータ等の音楽情報デジタル信号を
音楽データとともに1つの記録媒体に記録する際に、複
数の音楽用チャンネルを音楽データ用に確保可能とする
とともに、音楽情報デジタル信号を音楽データと同一の
記録形式すなわち音響データとして記録媒体に記録する
ことを可能とする。 【解決手段】 複数チャンネルの音信号を記録可能なD
VD22の1チャンネルにMIDIデータを音信号とし
て記録するため、入力されたMIDIデータに基づいて
記録する音信号を変調装置10によって16値差分位相
シフトキーイング(DPSK)によって音信号に変換
し、オーディオ記録装置20によって、変換された音信
号を外部から供給される複数チャンネルの音楽信号とと
もにDVD22に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は、音楽情報デジタ
ル信号の記録方法および記録媒体に関する。
【0001】
【従来の技術】現在、音信号およびビデオ信号の記録再
生が可能なDVD(Digital Video Disc)およびこのD
VDに対する記録・再生を行う装置が普及しており、様
々な分野において用いられている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現存のDV
Dは、自然界から録音された音信号を記録するのに用い
られており、このDVDを取り扱う記録再生装置も専ら
そのような音信号を取り扱うように構成されている。し
かしながら、音として再生可能な信号はそのような自然
界から録音された音信号だけではなく、例えばコンピュ
ータによる作曲によって生成されたMIDI等の音楽情
報デジタル信号も音として再生可能な信号である。この
ような音楽情報デジタル信号を映像とともに音として再
生することができれば、さらに映像とともにユーザに提
供可能な音の範囲を広げることができる。
【0003】本発明は、この点に着眼してなされたもの
であり、音楽情報デジタル信号による音を映像とともに
ユーザに提供することを可能にする音楽情報デジタル信
号の記録方法及び記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、音楽情報デジタル信号を1シンボルで
2より大きい多値を表現する変調方式によって音信号に
変換し、その音信号を、2より大きい複数の音信号用の
記録チャンネルを有するデジタルビデオディスクにおけ
る音信号用の記録チャンネルに記録することを特徴とす
る音楽情報デジタル信号の記録方法を提供するものであ
る。また、この発明は、ビデオ信号を記録する記録チャ
ンネルの他に、音信号を記録可能な複数の記録チャンネ
ルを有し、そのうちの一部の記録チャンネルに対し、音
楽情報デジタル信号を1シンボルで2より大きい多値を
表現する変調方式によって変調して生成された音信号を
記録してなることを特徴とする記録媒体を提供するもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る音楽情報デジタル信号の記録装置および、その記録装
置によって記録した記録媒体の復調装置の実施形態につ
いて説明する。図1は、本発明による音楽情報デジタル
信号の記録・復調システムの全体構成を示すブロック図
である。本実施形態の記録・復調システム1は、変調装
置10と、オーディオ記録装置20と、復調装置30と
を備えて構成されている。
【0006】(1)変調装置10の全体構成 変調装置10は、MIDI→Data変換モジュール1
1と、変調モジュール12とから構成されている。変換
モジュール11には、非同期にMIDIデータが入力さ
れる。個々のMIDIデータは、8ビットの整数倍のビ
ット長を有しているため、4ビットの単位データに分け
ることができる。変換モジュール11は、非同期に入力
されるMIDIデータの隙間を埋めるように上記単位デ
ータと同じ4ビットの同期信号(SYNC Nibbl
e)を必要な個数だけ補充する。また、このようにして
補充されるキャラクタ同期信号とMIDIデータとの混
同を防止するために必要な変換処理を実行する。変換モ
ジュール11は、このような処理を行うことにより、元
の非同期なMIDIデータを含んだ連続したビットスト
リームデータを出力する。このビットストリームデータ
は、各々MIDIデータの一部または同期信号である4
ビット長の単位データに区切ることができるため、以下
ではNibbleストリームデータと呼ぶ。変調モジュ
ール12は、変換モジュール11からNibbleスト
リームデータを受け取り、4ビットの単位データ(Ni
bble)を1symbol(シンボル)としてオーデ
ィオ帯域の周波数を持つキャリアを変調し、この変調に
より得られるオーディオ帯域の信号(以下、単に音響信
号という)を出力する。
【0007】(2)オーディオ記録装置20の全体構成 変調装置10から出力された変調信号は、オーディオ記
録装置20内で、例えばDVD−R(Digital Video Di
sc Recordable)、DVD−RW(DVD+RW)(Dig
ital Video Disc ReWritable)、DVD−RAM等の光
磁気記録媒体22に録音される。オーディオ記録装置2
0は、DVD−Rドライブ等とその記録制御回路とを備
えて構成されているオーディオ信号記録装置21と、D
VD−ROMドライブ等とその復調制御回路とを備えて
構成されているオーディオ信号復調装置23とから構成
されている。オーディオ信号記録装置21は、変調装置
10から出力される音響信号と、図示しない外部の音響
装置から供給されるアナログあるいはデジタルの音響信
号とを受け取り、これらに対してPCM変換等を行って
所定形式のデジタルオーディオ信号に変換し、記録媒体
22の各オーディオチャンネル(オーディオトラック)
に記録(録音)する。記録媒体22は、オーディオ信号
記録装置21およびオーディオ信号復調装置23に対し
て、交換可能に装着されものであって、例えばMIDI
およびオーディオ信号の再生機能を備える自動電子ピア
ノ等の電子機器やパーソナルコンピュータ内のCD−R
OMドライブやDVD−ROMドライブで再生可能なも
のである。オーディオ信号復調装置23は、再生時に、
記録媒体22の各オーディオチャンネルに記録されてい
る各デジタルオーディオ信号を復調する。そして、例え
ば1つのオーディオチャネルから復調されたデジタルオ
ーディオ信号を図示しない音響装置へ出力し、他のオー
ディオチャネルから復調されたデジタルオーディオ信号
であってMIDI信号から生成されたものを復調装置3
0へ供給する。
【0008】なお、オーディオ記録装置20から出力さ
れる復調信号は、録音時の変調信号と同じ物の筈である
が、帯域カット、位相の乱れ等が発生している恐れがあ
り、記録装置20の選択には周波数特性、位相特性(特
に群遅延特性)を考慮し、記録媒体22としては、上述
したような光磁気記録媒体に限定されるものではない
が、できるだけ線形性、直線位相性の高いものを選択す
ることが望ましい。
【0009】(3)復調装置30の全体構成 復調装置30は、復調モジュール31と、Data→M
IDI変換モジュール32とから構成されている。オー
ディオ記録装置20のオーディオ信号復調装置23から
出力された復調信号(MIDI信号から得られたデジタ
ルオーディオ信号)は復調モジュール31に入力され
る。復調モジュール31では、MIDIデータやキャラ
クタ同期信号の各ビットに同期したクロック信号が復調
信号から取り出され、クロック信号に同期してMIDI
データや同期信号からなるNibbleストリームデー
タの各ビットが復調される。復調モジュール31によっ
て復調されたNibbleストリームデータは、変換モ
ジュール32に入力され、キャラクタ同期が取られ、4
ビットの整数倍のビット長のMIDIデータが復元さ
れ、外部のアプリケーションやMIDIデータ再生装置
に渡される。
【0010】なお、図1に示す変調装置10、オーディ
オ記録装置20、復調装置30は、例えば、汎用のコン
ピュータおよび、その周辺装置と、それによって実行さ
れるプログラムとの組み合わせによって実現することが
可能である。その場合にコンピュータによって実行され
るプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
あるいはネットワークを介して配布することが可能であ
る。
【0011】(4)本実施形態に係る変・復調システム
1の具体例 以上説明した本実施形態の記録・復調システム1におけ
る総合仕様の具体的な一例を図2に示す。図2に示すよ
うに、記録媒体22(DVD)における変調波記録チャ
ンネルは音響(オーディオ)用の複数チャンネルのうち
のあらかじめ定めた所定の1Channelであるとす
る。DVDにおける記録フォーマットには、大きく分け
て、ビデオフォーマットとオーディオフォーマットとが
ある。ビデオフォーマットでは、MPEG2等のデータ
圧縮方式によって圧縮した1ストリームのビデオデータ
と、最大8ストリームのオーディオデータとが記録可能
である。オーディオデータの記録形式は、非圧縮のリニ
アPCMと、圧縮型のDolby Digital(商
標)およびMPEG Audioのいずれかを使用可能
である。このうちリニアPCMを用いる場合には、サン
プリング周波数48kHzまたは96kHz、量子化ビ
ット数16,20,または24bitのいずれかで、最
大bitレートが6.144Mbpsとなる値を選択可
能となっている。一方、オーディオフォーマットでは、
主にオーディオ信号の再生を目的とするオーディオオブ
ジェクトと、映像とオーディオ信号の再生を目的とした
ビデオオブジェクトの2種類のオブジェクト仕様が規定
されている。オーディオフォーマットにおけるオーディ
オ信号の記録形式は、オーディオオブジェクトでは、例
えば、リニアあるいは圧縮PCMにおいて、サンプリン
グ周波数48,96,192,44.1,88.2,1
76.4kHz、量子化ビット数16,20,24bi
tのいずれかで、サンプリング周波数48,96,4
4.1,88.2kHzでは最大6チャンネル、サンプ
リング周波数192,176.4kHzでは最大2チャ
ンネルの信号が、最大bitレート9.6Mbpsの範
囲内で選択可能となっている。一方、ビデオオブジェク
トでは、例えば、リニアあるいは圧縮PCMにおいて、
サンプリング周波数48あるいは96kHz、量子化ビ
ット数16,20,24bitのいずれかで、最大8チ
ャンネルの信号が、最大bitレート6.144Mbp
sの範囲内で選択可能となっている。
【0012】本実施形態においては、一例として、DV
Dの記録フォーマットとして、オーディオフォーマット
のオーディオオブジェクトで、音楽CDと同一のサンプ
リング周波数44.1kHzで16bitの記録形式を
採用するものとする。この場合、オーディオ信号用の6
チャンネルの記録チャンネルのうち、1チャンネルにM
IDIデータによる変調信号が記録され、他の5チャン
ネルには他のオーディオ信号が記録可能となる。
【0013】(5)MIDI→Data変換モジュール
11およびData→MIDI変換モジュール32の構
成および動作 次に、図3〜図22を参照して図1に示すMIDI→D
ata変換モジュール11およびData→MIDI変
換モジュール32の構成および動作について詳細に説明
する。図3はMIDI→Data変換モジュール11の
構成ブロック図であり、図4はData→MIDI変換
モジュール32の構成ブロック図である。
【0014】図3に示すように、データ変換部112
は、非同期で供給されるMIDIデータを、連続した同
期伝送を可能とするようなデータに変換する装置であ
る。データ変換用メモリ116には、この変換を行うた
めのデータ変換テーブルが格納されている。データ変換
部112は、非同期に供給されるMIDIデータに対し
て、各々の隙間を埋めるように同期信号(SYNC N
ibble)「F」(16進表記。以下、特に示さない
限り、データは16進表記である。)を必要な個数だけ
補充し、連続同期データとして出力する装置である。こ
こで、同期信号として「F」を採用したのは、この
「F」をステータスバイトの上位4ビット(MSN:Mo
st Significant Nibble)として含むMIDIデータは
種類が少なく、かつ、そのようなMIDIデータは、い
わゆるシステムメッセージであり、発生頻度が低いから
である。また、データ変換部112は、MIDIデータ
に対してSYNC Nibble「F」を補充する他、必要
に応じて、ステータスデータの先頭データのデータ変換
処理を行う。これは発生頻度が少ないとは言え、ステー
タスデータのMSNが「F」であるMIDIデータが発
生する場合もあり、このステータスデータのMSN
「F」をそのままにしてSYNC Nibble「F」が補
充されると、受信装置側においてステータスデータのM
SN「F」を認識することができなくなるからである。
データ変換用メモリ16には、この変換を行うためのデ
ータ変換テーブルが格納されている。
【0015】図5は、このデータ変換テーブルの内容を
示すものである。図5に示すように、本実施形態では、
MIDIデータのステータスデータのMSNが「F」で
ある場合、この「F」を「C」に変換する。また、この
「F」についてのデータ変換に伴う弊害を防止するた
め、ステータスデータのMSNが「C」である場合に
は、この「C」を「C4」に変換する。データ変換によ
ってMSNが「F」から「C」に変更されたステータス
データと、MSNが元々「C」であるステータスデータ
とを区別するためである。また、この「C」についての
データ変換によって生じる弊害を防止するため、ステー
タスデータが「F4」または「F5」である場合には、
「F」を「C5」に変換する。
【0016】本実施形態において、ステータスデータの
MSNが「F」である場合にこの「F」を「C」に置き
換えるのは次の理由によるものである。まず、ステータ
スデータのMSN「F」を「C」に置き換えると、この
置換後のステータスデータと元々MSNが「C」である
ステータスデータとの区別が付かなくなる。このため、
本実施形態では、上記の通り、元々MSNが「C」であ
るステータスデータについてはこの「C」を「C4」に
置き換えた。従って、元々MSNが「C」であるステー
タスデータが発生する度に、4ビットのデータ「4」が
送信データに追加されることとなる。しかし、MSNが
「C」であるステータスデータは、プログラムチェンジ
を指令するデータであり、発生頻度が低いため、「C」
を「C4」に置き換えるようにしたとしても、データ伝
送効率を悪化させることはないと考えられる。また、プ
ログラムチェンジは、リアルタイム性の要求が低いた
め、このプログラムチェンジを要求するデータの「C」
を「C4」に置き換えたことにより受信側での当該デー
タの復号が多少遅れたとしても何等問題はない。さら
に、プログラムチェンジの命令信号は、その前後に連続
してデータが存在することがほとんどなく、当該データ
の処理時間が後続データのリアルタイム性に悪影響を及
ぼすこともない。そこで、本実施形態では、ステータス
データのMSNが「F」である場合にこの「F」を
「C」に置き換えることにしたのである。
【0017】さらに、本実施形態において、ステータス
バイトが「F4」あるいは「F5」であるMIDIデー
タのデータ変換において、4ビットデータ「5」を付加
した理由を述べる。そもそも、ステータスバイトが「F
4」あるいは「F5」であるMIDIデータは、その命
令内容が未定義であり、現状では伝送データ効率等の問
題を考慮する必要はない。しかし、本実施形態において
は、将来の使用可能性およびデータの透過性確保を鑑
み、これらのMIDIデータについてもデータ変換テー
ブルを設けることとしたものである。そして、これらの
MIDIデータに対して4ビットを付加するデータ変換
を行ったのは、リアルタイム性において後続MIDIデ
ータに悪影響が起こらない点を考慮したものである。
【0018】同期データ生成部113は、データ変換部
112から非同期に供給されるデータの間にSYNC Ni
bbleを介挿し、連続する同期データを生成する。本
実施形態では、このSYNC Nibbleとして
「F」を使用している。
【0019】次に、図6〜図11を参照して、図3に示
すMIDI→Data変換モジュール11の動作につい
て説明する。図6は、図3に示すデータ変換部112
に、非同期に供給されるMIDIデータを例示する図で
ある。同図において、「904040」および「804
074」はそれぞれMIDIデータを示し、破線部はM
IDIデータが存在しない期間を表している。データ変
換部112は上述したデータ変換テーブル(図5)に基
いてデータ変換を行うが、図6に例示したMIDIデー
タのMSNは「C」でも「F」でもないため、該データ
に対して特にデータ変換を行わずに、同期データ生成部
113に供給する。図7は、この場合におけるデータ変
換部112から出力される信号を示す図である。そし
て、同期データ生成部113は、これらのデータの間
に、データ間の時間間隔に応じてSYNCNibble
「F」を隙間なく介挿する。そして、図8に示すように
連続したNibbleストリームデータを生成する。
【0020】さらにデータ変換部112による、データ
変換の別例を示す。図9は、データ変換部112に供給
されたMIDIデータ「CF」を例示する図である。こ
の場合も、データ変換部112はデータ変換テーブル
(図5)に基いてデータ変換を行い、該MIDIデータ
に対しては、MSN「C」を「C4」に変換する。すな
わち、データ変換部112は、供給されたMIDIデー
タ「CF」を「C4F」にデータ変換した後、該データ
を同期データ生成部113に供給する。図10は、この
場合における、データ変換部112の出力データ内容を
示したものである。同期データ生成部113は、これら
のデータの間にSYNC Nibble「F」を介挿し、図
11に示すように連続したNibbleストリームデー
タを生成する。
【0021】以上のようにして、データ変換部112に
非同期に供給されるMIDIデータは、データ変換部1
12および同期データ生成部113により、Nibbl
eストリームデータに変換される。
【0022】次に、図4に示すData→MIDI変換
モジュール32の構成と動作について説明する。図4に
示すData→MIDI変換モジュール32内のMID
Iデータ変換部323は、入力された復調データをMI
DIデータに変換して出力する装置である。MIDIデ
ータ変換用メモリ324には、このMIDIデータ変換
のためのプログラムが格納されている。MIDIデータ
変換部323は、図12にフローを示す制御プログラム
に従い、元のMIDIデータを復元する。同図に示すよ
うに、このフローは、ステップSB1〜SB6からなる
「音楽情報待機処理」、ステップSB10〜SB15か
らなる「判別用単位データ待機処理」およびステップS
B20〜SB24か2らなる「後続単位データ待機処
理」から構成されている。以下に、この制御プログラム
の内容を理解しやすくするために、具体例を用いて説明
する。
【0023】(具体例1)MIDIデータ変換部323
にNibbleストリームデータ「FF904F0FF
F」(データD1〜D10)が供給された場合(図1
3)。該データは「904F0F」の前後に単位データ
「F」が付加されたものに対応するものである。MID
Iデータ変換部323は、まず、復元すべき元のMID
Iデータの先頭データ(MSN)に相当する単位データ
を見つけるために、「音楽情報待機処理」(ステップS
B1〜SB6)を行う。本具体例では、はじめに単位デ
ータ「F」(データD1)が供給されるが(ステップS
B2)、MIDIデータ変換部323は、該単位データ
は「F」であるため(ステップSB3:YES)、該単
位データは無視する(ステップSB4)。
【0024】上記判別は、上述したデータ変換テーブル
(図5)において、すべてのMIDIデータは、先頭単
位データが「F」とならないようにデータ変換されてい
ることに基づくものである。その後MIDIデータ変換
部323は、次の単位データが供給されるのを待機する
(ステップSB4)。本具体例では、次に単位データ
「F」(データD2)が供給されるが(ステップSB
2)、この際も、MIDIデータ変換部323は上記と
同様の制御を行い(ステップSB3、SB4)、該単位
データ「F」は無視する。
【0025】次に、単位データ「9」(データD3)が
供給されると(ステップSB2)、MIDIデータ変換
部323は、該単位データが「F」ではないため、該単
位データが元のMIDIデータのMSBに相当するもの
であると判別する(ステップSB3:NO)。MIDI
データ変換部323は、該単位データは「C」でもない
ため(ステップSB5:NO)、元のMIDIデータの
MSNは「9」であると判別する(ステップSB6)。
この判別は、上述したデータ変換テーブル(図5)にお
いて、MSNが「C」または「F」以外のMIDIデー
タは、データ変換の対象になっていないことに基づくも
のである。
【0026】その後、MIDIデータ変換部323は、
「後続データ待機処理」(ステップSB20〜SB2
4)を行い、該MSB「9」に後続するデータを判別し
てMIDIデータを復元する。本具体例では、MIDI
データ変換部323に、次の単位データ「0」(データ
D4)が供給されることになるが(ステップSB20:
YES)、該単位データの値より、MIDIデータ変換
部323は、元のMIDIデータのLSNが「0」であ
ることを判別する(ステップSB21)。この判別は、
上述したデータ変換テーブル(図5)において、MID
Iデータの先頭データ(MSN)以外のデータは、デー
タ変換の対象になっていないことに基づくものである。
つまり、この段階で、MIDIデータ変換部323は、
元のMIDIデータのMSNおよびLSN(ステータス
バイト)が「90」であることを判別する。そして、M
IDIデータ変換部323は、確定したステータスバイ
トの値から、該ステータスバイトに後続するデータバイ
トの長さを判別する。この具体例においては、ステータ
スバイト「90」に後続するデータバイトは2つ存在す
ることを判別する(ステップSB22)。
【0027】その後、MIDIデータ変換部323は、
供給される4つの単位データ(データD5からD8ま
で)を、2つのデータバイト「4F」「0F」と判別し
(ステップSB23)、1つのMIDIデータ「904
F0F」を復元させる(SB24)。以上が、「後続単
位データ待機処理」の内容であり、その後、MIDIデ
ータ変換部323は、再度「音楽情報待機処理」を行
い、次のMIDIデータの先頭(MSN)に相当するデ
ータの有無を判別する(ステップSB2)。
【0028】なお、この具体例では、その後供給される
単位データはいずれも「F」であるため(データD9、
D10)、MIDIデータ変換部323は、これらの単
位データ「F」を無視する制御を行う(ステップSB
3、SB4)。図14は、MIDIデータ変換部323
から出力されるMIDIデータを示したものである。同
図において破線部はMIDIデータが存在しない区間を
示す。
【0029】(具体例2)MIDIデータ変換部323
に「FFC4020FF」(データD11〜D19)と
いうNibbleストリームデータが供給された場合
(図15)。この場合も、MIDIデータ変換部323
は、まず、復元すべき元のMIDIデータの先頭データ
(MSN)に相当する単位データを見つけるために、
「音楽情報待機処理」(ステップSB1〜SB6)を行
う。すなわち、MIDIデータ変換部323は、「F」
以外の単位データが供給されるまで、供給された単位デ
ータは無視する制御を行う(ステップSB2、SB3、
SB4)。よって、単位データD11とD12は無視す
る。
【0030】そして、単位データ「C」(データD1
3)が供給されると(ステップSB2)、MIDIデー
タ変換部323は、該単位データが「F」以外のデータ
であるため、元のMIDIデータの先頭に相当するデー
タであることを判別する(ステップSB3:NO、ステ
ップSB5:NO)。ただし、この場合、MIDIデー
タ変換部323は、MSNの値を判別することはできな
い。上述したデータ変換テーブル(図5)において、M
SNが「C」のMIDIデータおよびMSNが「F」の
MIDIデータのいずれもが、先頭単位データが「C」
に変換されるからである。
【0031】上記のように元のMIDIデータのMSN
の値が特定できない場合、MIDIデータ変換部323
は、「判別用単位データ待機処理」(ステップSB10
〜SB15)を行い、後続して供給される単位データの
値を判別し、元のMIDIデータのMSNを特定する。
この具体例においては、単位データ「4」(データD1
4)が供給されることになるが(ステップSB10:Y
ES、ステップSB11:YES)、MIDIデータ変
換部323は、該単位データの値より、元のMIDIデ
ータのMSNが「C」であることを判別する(ステップ
SB12)。この判別は、上述したデータ変換テーブル
(図5)において、MSNが「C」であるMIDIデー
タは、先頭単位データが「C4」に変換されることに基
づくものである。
【0032】上記のように元のMIDIデータのMSB
が「C」であることを判別した後、MIDIデータ変換
部323は、「後続データ待機処理」(ステップSB2
0〜SB24)を行い、該MSB「C」に後続するMI
DIデータを復元する。この後の処理は上述したものと
同様であるため詳述しないが、MIDIデータ変換部3
23は、後続して供給される単位データ「0」(データ
D15)から、元のMIDIデータのLSNが「0」で
あることを判別する(ステップSB21)。すなわち元
のMIDIデータのステータスバイトは「C0」である
ことを判別する。そして、ステータスバイトが「C0」
であるMIDIデータは、後続するデータバイトが1つ
存在することも判別する(以上ステップSB22)。
【0033】MIDIデータ変換部323は、さらに後
続して供給される2つの単位データ(データD16とD
17)を、1つのデータバイト「20」と判別し(ステ
ップSB23)、MIDIデータ「CO20」を復元さ
せ(SB24)、後続単位データ処理を終了する。
【0034】そして、MIDIデータ変換部323は、
再度「音楽情報待機処理」を行うが、本具体例において
は、その後に供給される単位データはいずれも「F」で
あるため(データD18、D19)、MIDIデータ変
換部323は、これらの単位データ「F」を無視する
(ステップSB3、SB4)。以上が、MIDIデータ
変換部323に連続単位データ「FFC4020FF」
(データD11〜D19)が供給された場合のMIDI
データ変換部323の制御内容であり、図16は、この
例におけるMIDIデータ変換部323から出力される
MIDIデータを示したものである。
【0035】なお、MIDIデータ変換部323にNi
bbleストリームデータ「FFC54FF」が供給さ
れた場合も、MIDIデータ変換部323は上述したの
と同様の制御を行う。すなわち、この場合は、単位デー
タ「C」に後続して単位データ「5」が供給される(ス
テップSB5:YES、ステップSB10:YES、ス
テップSB11:NO、ステップSB13:YES)。
よって、MIDIデータ変換部323は、MIDIデー
タのMSNは「F」と判別し(ステップSB14)、さ
らに後続して供給される単位データ「4」により、MI
DIデータのステータスデータは「F4」であると判別
する(ステップSB20:YES、ステップSB2
1)。その他の制御内容については、上述した内容と同
じであるため説明を省略する。
【0036】(具体例3)MIDIデータ変換部323
に「FFCAFF」(データD21〜D26)というN
ibbleストリームデータが供給された場合(図1
7)。この場合も、MIDIデータ変換部323は、ま
ず「音楽情報待機処理」(ステップSB1〜SB6)を
行い、「F」以外の単位データが供給されるまで、供給
された単位データは無視する制御を行う(ステップSB
2、SB3、SB4)。よって、単位データD21とD
22は「F」であるため無視する。
【0037】次に、単位データ「C」(データD23)
が供給されると(ステップSB2:YES)、MIDI
データ変換部323は、該単位データが「F」ではない
ため元のMIDIデータの先頭データに相当するもので
あると判別する(ステップSB3:NO、ステップSB
5:YES)。ただし、上述したのと同様の理由によ
り、単位データ「C」のみからは元のMIDIデータの
MSNの値を特定することはできない。
【0038】その後、MIDIデータ変換部323は、
「判別用単位データ待機処理」(ステップSB10〜S
B15)を行うが、本具体例では、単位データ「A」
(データD24)が供給されることになる。この単位デ
ータの値より、MIDIデータ変換部323は、元のM
IDIデータのMSNが「F」、LSNが「A」である
ことを判別する(ステップSB10、SB11、SB1
3、SB15)。この場合は、この時点で、元のMID
Iデータのステータスバイトが判別できることになる。
なお、この判別は、上述したデータ変換テーブル(図
5)における、MSNが「F」であるMIDIデータの
変換内容に基づくものである。
【0039】そして、MIDIデータ変換部323は、
ステータスバイトが「FA」であるMIDIデータは、
後続するデータバイトが存在しないことを判別する(以
上ステップSB22)。この場合は、MIDIデータ変
換部323は、MIDIデータ「FA」を復元させ(S
B24)、後続して供給される単位データを待機せず
に、「後続単位データ待機処理」を終了させる。
【0040】そして、MIDIデータ変換部323は、
再度「音楽情報待機処理」を行うが、本具体例において
は、その後に供給される単位データはいずれも「F」で
あるため(データD25、D26)、MIDIデータ変
換部323は、これらの単位データ「F」を無視する
(ステップSB3、SB4)。以上が、MIDIデータ
変換部323にNibbleストリームデータ「FFC
AFF」(データD21〜D26)が供給された場合の
MIDIデータ変換部323の制御内容であり、図18
は、この例におけるMIDIデータ変換部323から出
力されるMIDIデータを示したものである。以上、M
IDIデータ変換部323は、音楽情報待機処理、判別
用単位データ待機処理および後続単位データ待機処理を
行うことにより、供給される連続する単位データから元
のMIDIデータを復元する制御内容を説明した。
【0041】図19は、以上説明したMIDIデータ変
換部323が行うこれら3つの処理(音楽情報待機処理
1901、判別用単位データ待機処理1902および後
続単位データ待機処理1903)の遷移過程を示したも
のである。
【0042】(6)本実施形態における音響信号の変調
方法 次に、図1に示す変・復調システム1におけるMIDI
データによる音響信号の変調方法について説明する。本
実施形態においては、図2を参照して説明したように、
変調方式は16値のDPSKを採用している。変調モジ
ュール12では、MIDI→Data変換モジュール1
1から4ビットの単位データが入力されると、この単位
データをグレイコードに変換し、一つ前の位相にグレイ
コード分の位相を足し合わせたものを次の位相とする。
このような差分方式としたのは、例えば、SYNC N
ibble「F」が入力されつづけた場合に位相が回転
しないと、受信側(再生側)において同期が取れなくな
るためで、差分信号を変調信号とすることにより確実に
位相の変化を起こさせるようにしたためである。
【0043】変調信号空間配置は、図20および図21
に示すように設定する。図20は、16個の4ビット・
グレイコードと相対位相(位相の差分)およびQ−I座
標系で表現する場合のI成分とQ成分の関係を一覧にし
て示したものであり、図21はそれらを示すQ−I座標
の図である。図20および図21に示す変調信号空間配
置では、0FH(1111)を位相157.5degと
して、グレイコードで左回りに配置する。0FHが位相
157.5degであるので、同期獲得用のSync
Nibble(4ビット)受信中には位相は変化し続け
ることが保証される。またMIDIデータはStatu
sとDataが交互に現れることから、グレイコードは
なるべく相対位相が大きくなるように、08H以上と以
下のデータをまんべんなく散らばらせるように工夫して
いる。相対位相が0であるのは、差分値が0CHの時で
あるので、(1)00H→04H→08H→0CH→0
0H…、(2)01H→05H→09H→0DH→01
H…、(3)02H→06H→0AH→0EH→02H
…、(4)03H→07H→0BH→0FH→03H…
が連続で続かない限り何等かの位相の移動が有る。MI
DIでこのような特殊なデータ列が連続することは確率
的に極めて低いので、スクランブル等は掛けなくても良
い。
【0044】より具体的には、図20および図21に示
す変調信号空間配置では、MIDI信号においては、S
tatus(先頭Nibbleのbit3が「1」)と
Data(先頭Nibbleのbit3が「0」)が交
互に現れることから、MIDI信号を4bit単位に区
切った各Nibbleのbit3が「1」すなわち最上
位ビットが「1」のものが連続しないことが保証されて
いることを利用して、bit3が「1」のものを相対位
相0度の近傍に集め、0度近傍のデータが連続しないよ
うにしている(図21の)。これは、0度近傍のデー
タが連続すると、データの変化点を検出できなくなり、
復調時に同期トリガがはずれる可能性が高くなることが
考えられるが、それを防止するためである。また、無信
号(1111)、コントロールチェンジ(Bxxxx
x)(xは不定を意味する)のMSN(1011)、お
よびノートオン(90xxxx)のMSN(1001)
が多用されることに着目して、それらのデータ変化点を
検出しやすくするため、相対位相180度の近傍にこれ
らのデータを集めている(図21の)。
【0045】(7)変調モジュール12および復調モジ
ュール31の例 次に、上記の変調方式を実現する図1に示す変調モジュ
ール12および復調モジュール31の構成について、図
22〜図28を参照して説明する。 変調モジュール12 図22は、変調モジュール12の構成を示すブロック図
である。入力端1201から入力されたNibble
は、ゼロ次ホールド1202によって1シンボル(4ビ
ット)時間保持された後、グレイコード変換部1203
によって4ビットのグレイコードに変換される。グレイ
コード変換部1203から出力された4ビットのデータ
は加算回路1204を介して、モジュロ関数部1205
へ入力される。モジュロ関数部1205は、入力数値を
16で割ったときの剰余を出力する処理を行う。モジュ
ロ関数部1205の出力は、1データ分信号を遅延する
ディレイ回路1206を介して加算回路1204へ入力
され、グレイコード変換部1203からの出力と加算さ
れる。加算回路1204、モジュロ関数部1205およ
びディレイ回路1206とによって、グレイコード変換
部1203から出力された相対位相が、絶対位相を示す
値に変換される。
【0046】モジュロ関数部1205から出力された絶
対位相を示す4ビットのデータは、実軸成分(In-Phase
成分)を算出する実軸変換部1207と、虚軸成分(Qu
adrature-Phase成分)を算出する虚軸変換部1208へ
入力される。実軸変換部1207から出力された実軸成
分と、虚軸変換部1208から出力された虚字成分は、
それぞれ、乗算回路1209と乗算回路1210に入力
される。乗算回路1209および1210へは、さら
に、余弦回路1211から出力される単位振幅のキャリ
ア信号の余弦波成分と、正弦回路1212から出力され
る単位振幅のキャリア信号の正弦波成分とがそれぞれ入
力され、実軸成分と虚軸成分とに掛け合わされる。余弦
回路1211と正弦回路1212へは、ともに、所定の
サンプリング周期毎に時間を表す信号を発生する時計回
路1214の出力tに2π・fcを掛けた基準位相信号
2πfctを出力する乗算回路1213の出力が入力さ
れている(fc:キャリア周波数)。乗算回路1209
の出力と乗算回路1210の出力は、加算回路1215
に入力され、そこで互いに加算される。そして、加算回
路1215の出力に接続されている出力端1216か
ら、入力端1201から入力された4ビット単位のMI
DI信号に基づいて変調された音響信号が出力される。
上記の構成では、乗算回路1209および乗算回路12
10、余弦回路1211および正弦回路1212、時計
回路1214、乗算回路1213、加算回路1215に
よって、直交変調回路が構成されている。
【0047】復調モジュール31 次に、図23〜図28を参照して、図1に示す復調モジ
ュール31の構成につい説明する。図23は、図22に
示す復調モジュール31の構成を示すブロック図であ
る。オーディオ記録装置20から復調信号して入力され
た音響信号は、入力端311から入力されて同期検波回
路312の信号入力端子(312b)へ入力される。同
期検波回路312には、また、PLL(Phase Lock Loo
p)回路315から出力された発振信号の余弦波成分と
正弦波成分とが、それぞれ、余弦波成分入力端子(31
2a)と正弦波成分入力端子(312c)から入力され
る。同期検波回路312は、これらの入力信号に基づい
て、入力変調信号の実数成分と虚数成分をそれぞれ実数
成分出力端子(312i)と虚数成分出力端子(312
j)とから出力する。同期検波回路312から出力され
た入力変調信号の実数成分と虚数成分は、ともに、直交
座標→極座標変換回路313と、トリガ信号発生器31
4とへ入力される。
【0048】直交座標→極座標変換回路313は、同期
検波回路312から出力された入力変調信号の実数成分
と虚数成分とに基づき、トリガ信号発生器314から出
力されたトリガ信号に同期したタイミングで、直交座標
データを極座標データに変換し、0〜2πの角度データ
として角度出力端子(313h)から出力するととも
に、角度データを16分解したときの誤差成分を誤差成
分出力端子(313i)から出力する。トリガ信号発生
器314は、同期検波回路312から出力された入力変
調信号の実数成分と虚数成分とに基づいて、同期タイミ
ングを決定するトリガ信号を発生し、トリガ信号出力端
子(314k)から出力する。
【0049】16DPSKアン・マップ(逆写像)回路
316は、直交座標→極座標変換回路313から出力さ
れた角度データを入力し、トリガ信号発生器314から
出力されたトリガ信号に同期したタイミングで、角度情
報を4ビットのデジタルデータに変換して出力する。P
LL回路315は、直交座標→極座標変換回路313か
ら出力された誤差データを入力し、その誤差データに基
づいてとキャリア周波数を補正した周波数値を有する交
流波形をPLL発振回路によって発生し、その余弦波成
分と正弦波成分を出力する。
【0050】次に、図24を参照して図23に示す同期
検波回路312の構成について説明する。同期検波回路
312は、増幅器312d、乗算回路312e,312
f、実数用(R)のコサインロールオフフィルタ312
g、および虚数用(I)のコサインロールオフフィルタ
312hから構成されている。入力端子312bから入
力された変調信号は、増幅器312dで増幅された後、
乗算回路312eおよび312fに入力されて、それぞ
れ、入力端子312aから入力される余弦成分と掛け合
わされるとともに、入力端子312cから入力される正
弦成分とが掛け合わされる。乗算回路312eと乗算回
路312fの出力は、それぞれ、コサインロールオフフ
ィルタ312gと、コサインロールオフフィルタ312
hとに入力される。コサインロールオフフィルタ312
gと、コサインロールオフフィルタ312hは、それぞ
れ、入力信号に対して、ロールオフ率α=1.0でベー
スバンド帯の帯域制限を行って、実数成分と虚数成分と
を抽出し、抽出した結果を出力端子312iと出力端子
312jとからそれぞれ出力する。
【0051】次に、図25を参照して直交座標→極座標
変換回路313の構成について説明する。図25に示す
直交座標→極座標変換回路313は、直交座標→極座標
変換器313cと、乗除算回路313dと、モジュロ関
数回路313eと、加減算回路313gと、定数発生器
313fとから構成されている。
【0052】直交座標→極座標変換器313cは、入力
端子313aから入力される実数成分と入力端子313
bから入力される虚数成分とによって示される直交標系
の座標データを、トリガ発生器314から供給されるト
リガ信号に基づいて、極座標系の座標データに変換し、
変換の結果得られた変調信号の位相角度データを、出力
端子313hから角度データとして出力するとともに、
乗除算回路313dへ入力する。乗除算回路313d
は、直交座標→極座標変換回路313から入力された変
調信号の位相角度データに、16/(2π)を掛ける演
算を行って、0〜16の数値データに変換して出力す
る。モジュロ関数回路313eは、乗除算回路313d
から入力されたデータの小数値成分を求めて出力する。
加減算回路313gは、モジュロ関数回路313eから
入力された小数点以下の数値から0.5を引いて、その
演算結果を誤差データ出力端子313iから出力する。
このようにして、位相を16倍してモジュロを取ること
でシンボル情報を縮退させ、エラーを抽出する処理は、
一般に、周波数逓倍法として知られている。
【0053】次に、図26を参照して16DPSKアン
マップ回路316の構成について説明する。16DPS
Kアンマップ回路316は、乗除算回路316bと、デ
ィレイ回路316cと、加減算回路316dと、モジュ
ロ関数回路316gと、グレイコード逆変換回路316
eとから構成されている。乗除算回路316bは、直交
座標→極座標変換回路313から入力された0〜2πの
いずれかの値を示す角度データに、16/(2π)を掛
ける演算を行うことで、0〜16の数値データに変換し
て出力する。加減算回路316dは、トリガ発生器31
4から供給されるトリガ信号に基づい、乗除算回路31
6bから出力される絶対位相を示す角度データから、デ
ィレイ回路316cで1データ分遅延された角度データ
を引くことで、絶対位相値を相対位相値に変換する処理
を行う。モジュロ関数回路316gは、この相対位相値
を「16」によって除算した余りを出力する。グレイコ
ード逆変換回路316eは、モジュロ関数回路316g
の出力データに基づいて、グレイコードの逆変換を行っ
て、Nibbleデータを出力する。
【0054】次に、図27を参照してトリガ発生器31
4の構成について説明する。トリガ発生器314は、同
期検波回路312から供給される実数成分の信号を入力
する入力端子314aと、虚数成分の信号を入力する入
力端子314bと、1データ分のディレイ回路314c
と、加減算回路314dと、絶対値回路314eと、閾
値発生回路314fと、比較回路314gと、立ち上が
りエッジ検出回路314hと、サンプリングクロック発
生回路314iと、カウンタ回路314jと、トリガ信
号の出力端子314kとから構成されている。加減算回
路314dは、入力端子314aから入力される実数成
分から、それをディレイ回路314cで1データ分遅延
した値を引いて、引き算の結果を絶対値回路314eへ
供給する。絶対値回路314eは、加減算回路314d
の絶対値を出力する。比較回路314gは、絶対値回路
314eの出力と、閾値発生回路314fから出力され
る所定の閾値とを比較して、絶対値回路314eが閾値
以上となったときに出力信号の信号レベルを立ち上げる
処理を行う。立ち上がりエッジ検出回路314hは、比
較回路314gの出力信号に立ち上がりエッジが検出さ
れたとき、カウンタ回路314jへリセット信号を出力
する。カウンタ回路314jは、記録媒体22のオーデ
ィオ信号のサンプリング周波数44100kHzをキャ
リア周波数6300Hzで割った値7のカウント周期を
有するアップカウンタ(0〜6を繰り返しカウントする
もの)で、立ち上がりエッジ検出回路314hの出力信
号をリセット信号としてリセット入力(RST)へ入力
するとともに、クロック入力(CLK)へ入力されるサ
ンプリングクロック発生回路314iから発生されるの
44100kHzのクロック信号に従ってカウント動作
を行い、カウント周期の中間点で一致したことを示す出
力信号(Hit)をトリガ信号として出力端子314k
から出力する。
【0055】次に、図28を参照してPLL回路315
の構成について説明する。PLL回路315は、直行座
標→極座標変換回路313から出力される誤差信号パル
ス列を入力する入力端子315aと、入力端子315a
に入力された信号のフィルタリングを行うループフィル
タ315bと、ループフィルタ315bの出力レベルを
増幅するループゲインアンプ315cと、キャリア周波
数6300Hzに対応する値のデータを出力する所定値
発生回路315dと、ループゲインアンプ315cの出
力と所定値発生回路315dの出力とを加算する加算回
路315eと、加算回路315fの出力値に応じた周波
数を有する発振信号を発振する電圧制御発信器315f
と、電圧制御発信器315fの発振信号の余弦波成分を
出力する出力端子315gと、正弦波成分を出力する出
力端子315hとから構成されている。ループフィルタ
315bは、カットオフ周波数をωcとするローブース
トフィルタ(Low Boost Filter)であって、入力信号中
の角周波数ωc以上の周波数成分をゲイン1で出力する
とともに、角周波数ωc以下の周波数成分に対して、振
幅レベルをゲイン1以上に増幅して出力する。
【0056】以上説明した各構成によって図23に示す
復調モジュール31は、オーディオ記録装置20から入
力された復調信号を、16DPSKによって復調して、
復調したデータをData→MIDI変換モジュール3
2へ供給する。
【0057】なお、本発明の実施の形態は上記のものに
限定されるものではなく、例えば、変調方式は、上述し
た16値のDPSKに限られず、他の2より大きい多値
DPSKを選択したり、他の多値変調方式を採用するこ
とも可能である。例えば8(=23)値DPSKを採用
した場合には、単位データを3ビット長とすればよく、
4(=22)値DPSKを採用した場合には、単位デー
タを2ビット長とすればよい。また、キャリヤ周波数、
状態遷移の方法、位相空間配置等の設定も上記に限定さ
れることなく適宜変更可能である。
【0058】また、上記の構成においては、復調装置3
0に後続するアプリケーション(装置あるいはプログラ
ム)によって、復調したMIDI信号に基づいて、電子
楽器、楽器の自動演奏装置、電子音源のモニタ上の画
像、照明装置、香り発生装置等を制御するようにするこ
とができる。さらに、MIDI信号と同時に記録されて
いる他のオーディオデータや、映像データの変化に合わ
せるように、それらの制御でデータを記録しておくこと
で、より高度な制御効果を期待することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、記録媒体としてDVDを採用するとともに、記録す
る音楽情報デジタル信号を1シンボルで2より大きい多
値を表現する変調方式によって音信号に変換し、その変
換信号を、記録媒体の所定の1チャンネルに音信号とし
て記録するようにしたのでMIDIデータ等の音楽情報
デジタル信号を音楽データとともに1つの記録媒体に記
録する際に、複数の音楽用チャンネルを音楽データ用に
確保可能とするとともに、音楽情報デジタル信号を音楽
データと同一の記録形式によって記録媒体に記録するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による音楽情報デジタル信号の記録・
復調システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す本実施形態の記録・復調システム
1における総合的な仕様の具体的一例を示す図である。
【図3】 図1に示すMIDI→Data変換モジュー
ル11のブロック図である。
【図4】 図1に示すData→MIDI変換モジュー
ル32のブロック図である。
【図5】 本発明の実施形態に係るMIDIデータの各
変換モジュールで用いるデータ変換テーブルである。
【図6】 同データ変換内容を説明するための図であ
る。
【図7】 同データ変換内容を説明するための図であ
る。
【図8】 同データ変換内容を説明するための図であ
る。
【図9】 同データ変換内容を説明するための図であ
る。
【図10】 同データ変換内容を説明するための図であ
る。
【図11】 同データ変換内容を説明するための図であ
る。
【図12】 同MIDIデータ変換処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図13】 同MIDIデータ変換内容を説明するため
の図である。
【図14】 同MIDIデータ変換内容を説明するため
の図である。
【図15】 同MIDIデータ変換内容を説明するため
の図である。
【図16】 同MIDIデータ変換内容を説明するため
の図である。
【図17】 同MIDIデータ変換内容を説明するため
の図である。
【図18】 同MIDIデータ変換内容を説明するため
の図である。
【図19】 本実施形態のData→MIDI変換モジ
ュール32におけるニブルストリームの状態遷移図であ
る。
【図20】 本実施形態における16DPSK信号の空
間配置を一覧にして示す図である。
【図21】 図20に示す16DPSK信号の空間配置
を信号空間配置図として示す図である。
【図22】 図1に示す変調モジュール12の構成を示
すブロック図である。
【図23】 図1に示す復調モジュール31の構成を示
すブロック図である。
【図24】 図23に示す同期検波回路312の構成を
示すブロック図である。
【図25】 図23に示す直交座標→極座標変換回路3
13の構成を示すブロック図である。
【図26】 図23に示す16DPSKアップマップ回
路316の構成を示すブロック図である。
【図27】 図23に示すトリガ発生器314の構成を
示すブロック図である。
【図28】 図23に示すPLL回路315の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1…記録・復調システム、10…変調装置、11…MI
DI→Data変換モジュール、12…変調モジュー
ル、20…オーディオ記録装置、21…オーディオ信号
記録装置、22…記録媒体、23…オーディオ信号復調
装置、30…復調装置、31…復調モジュール、32…
Data→MIDI変換モジュール。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音楽情報デジタル信号を1シンボルで2
    より大きい多値を表現する変調方式によって音信号に変
    換し、 その音信号を、2より大きい複数の音信号用の記録チャ
    ンネルを有するデジタルビデオディスクにおける音信号
    用の記録チャンネルに記録することを特徴とする音楽情
    報デジタル信号の記録方法。
  2. 【請求項2】 前記変調方式が2より大きい値の差分位
    相シフトキーイングであることを特徴とする請求項1記
    載の音楽情報デジタル信号の記録方法。
  3. 【請求項3】 前記音楽情報デジタル信号がMIDI信
    号であり、前記変調方式が、16値の差分位相シフトキ
    ーイングであることを特徴とする請求項1記載の音楽情
    報デジタル信号の記録方法。
  4. 【請求項4】 ビデオ信号を記録する記録チャンネルの
    他に、音信号を記録可能な複数の記録チャンネルを有
    し、そのうちの一部の記録チャンネルに対し、音楽情報
    デジタル信号を1シンボルで2より大きい多値を表現す
    る変調方式によって変調して生成された音信号を記録し
    てなることを特徴とする記録媒体。
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